申请号 JP2009600042 申请日 2007-12-11 公开(公告)号 JP3160853U 公开(公告)日 2010-07-15
申请人 ローマック インダストリアル カンパニー リミテッド; ローマック インダストリアル カンパニー リミテッド; 发明人 チ−ワイ ジェームズ ロー; チ−ワイ ジェームズ ロー;
摘要 【課題】傘の下の高温多湿の環境を改善した折畳み可能な傘を提供する。【解決手段】傘10は、中央支持部材20と、その遠位端部22に設けられた折畳み可能なカバー部材30とを有する。さらに、中央支持部材20の遠位端部22の下に 位置 し且つカバー部材30の半径方向内方に配置された複数のファンブレード40を有する。ファンブレード40は、カバー部材30が折畳み形態にあるときに中央支持部材20の中央部分26に隣接する非作動形態から、カバー部材30が拡張形態にあるときに中央支持部材20の半径方向外方に拡張された作動形態まで移動可能である。また、使用者を涼しくする方向に空気を移動させるために、ファンブレード40を回転させる駆動手段50を有する。【選択図】図1
权利要求
  • 使用者を涼しくするための折畳み可能な傘であって、
    遠位端部、近位端部、及び前記遠位端部と前記近位端部の間に位置する中央部分を有する全体的に細長い中央支持部材と、
    前記中央支持部材の遠位端部のところで前記中央支持部材に係合し、且つ、前記中央支持部材の中央部分に隣接した折畳み形態から、前記中央支持部分から半径方向外方に延びる拡張形態に移動可能な、使用者のよけ部を構成するカバー部材と、
    前記中央支持部材の遠位端部の下に位置し且つ前記中央支持部材の周りに半径方向に配置された複数のファンブレードと、を有し、前記複数のファンブレードの各々は、前記カバー部材が折畳み形態にあるときに前記中央支持部材の中央部分に隣接する非作動形態から、前記カバー部材が拡張形態にあるときに前記中央支持部材から半径方向外方に延びる作動形態に移動可能であり、
    更に、前記複数のファンブレートが作動形態にあるときに前記カバー部材の近位側に位置する使用者を涼しくする方向に空気を移動させるために、前記複数のファンブレードを前記中央支持部材の周りに回転させる駆動手段を有する、傘。
  • 前記カバー部材は、前記中央支持部材の遠位端部に枢動可能に係合し且つ前記遠位端部の周りに半径方向に配置された複数の細長いステーと、前記複数のステーに支持されるように係合する変形可能なカバー膜と、を有する請求項1に記載の傘。
  • 更に、前記中央支持部材の周りに半径方向に配置された複数の細長い支柱を有し、前記複数の支柱の各々は、それに対応するステーに枢動可能に係合する第1の端部と、前記中央支持部材の中央部分に摺動可能に係合する第2の端部とを有し、
    前記複数の支柱の第2の端部を遠位方向に押しやると、前記複数の支柱部材は、前記複数のステーを半径方向外方に且つ遠位方向に押しやり、前記カバー部材のステー間の補強部を形成する、請求項2に記載の傘。
  • 前記複数のファンブレードは、前記複数の支柱と前記中央支持部材の遠位端部との間に配置され、その結果、前記複数の支柱は、前記複数のファンブレードと使用者との間の保護具を形成する、請求項3に記載の傘。
  • 更に、前記複数の支柱によって支持された折畳み可能な遮蔽部材を有し、
    前記複数の支柱は、前記カバー部材が折畳み形態にあるとき、前記中央支持部材とほぼ平行である、請求項4に記載の傘。
  • 前記駆動手段は、前記複数のファンブレードに隣接して配置される、請求項1〜5の何れか1項に記載の傘。
  • 前記駆動手段は、直流電気モータとして構成される、請求項6に記載の傘。
  • 前記直流電気モータは、ロータの半径方向内方に配置されたステータを有し、前記ステー他は、前記中央支持部材に固定されるように係合し、前記ロータは、前記ステータの周りを少なくとも部分的に延び且つ前記ステータに回転可能に係合し、
    前記複数のファンブレードの第1の端部は、前記ロータが回転するときに前記複数のファンブレードを前記中央支持部材の周りで回転させるように前記ロータに係合する、請求項7に記載の傘。
  • 前記直流電気モータは、更に、前記ステータの半径方向外方に配置され且つ前記ステータに固定されるように係合するコイルと、前記コイルと前記ロータとの間で半径方向に配置され且つ前記ロータに固定されるように係合するマグネット部を有する、請求項7に記載の傘。
  • 前記複数のファンブレードは、構造的に剛性であり且つロータに枢動可能に係合し、それにより、前記ロータを回転させると、前記複数のファンブレードを作動形態まで半径方向外方に押しやり、前記ロータの回転を停止させると、前記複数のファンブレードが半径方向内方に且つ遠位方向に移動して、前記中央支持部材と実質的に平行になり、前記非作動形態になる、請求項8又は9に記載の傘。
  • 前記複数のファンブレードは、構造的に可撓性の材料で形成され、それにより、前記ロータを回転させると、前記複数のファンブレードを作動形態まで半径方向外方に押しやり、前記ロータの回転を停止させると、前記複数のファンブレードが半径方向内方に且つ遠位方向に移動して、前記中央支持部材と実質的に平行になり、前記非作動形態になる、請求項8〜10の何れか1項に記載の傘。
  • 更に、前記中央支持部材によって支持された動力供給源を有する、請求項1〜11の何れか1項に記載の傘。
  • 前記動力供給源は、前記中央支持部材の遠位端部に隣接して前記カバー部材の遠位側に配置される、請求項12に記載の傘。
  • 更に、前記中央支持部材の遠位端部に隣接して前記カバー部材の遠位側に配置されたハウジングを有し、前記動力供給源は、前記ハウジング内に配置される、請求項13に記載の傘。
  • 前記動力供給源は、前記中央支持部材の近位端部のところに又はそれに隣接して配置される、請求項12に記載の傘。
  • 前記動力供給源は、前記中央支持部材の内部に配置される、請求項15に記載の傘。
  • 更に、前記中央支持部材の近位端部に隣接して配置されたハンドル部分を有し、前記動力供給源は、前記ハンドル部分内に配置される、請求項12に記載の傘。
  • 前記動力供給源は、電池の形態で構成される、請求項12〜17の何れか1項に記載の傘。
  • 前記電池は、充電可能な電池である、請求項18に記載の傘。
  • 前記駆動手段は、前記カバー部材を拡張形態に移動させると作動されるように構成される、請求項1〜19の何れか1項に記載の傘。
  • 更に、カバー部材を拡張形態に移動させたときに前記駆動手段を作動させるように作動可能なスイッチ機構を有する、請求項20に記載の傘。
  • 更に、前記中央支持部材の近位端部に又はそれに隣接して配置され且つ前記駆動手段を作動させるために使用者が操作可能であるスイッチを有する、請求項1〜19の何れか1項に記載の傘。
  • 使用者を涼しくするための傘であって、
    遠位端部、近位端部、及び前記遠位端部と前記近位端部の間に位置する中央部分を有する全体的に細長い中央支持部材と、
    前記中央支持部材の遠位端部のところで前記中央支持部材に係合し且つ前記中央支持部材から半径方向外方に延びる、使用者のよけ部を構成するカバー部材と、
    前記中央支持部材の遠位端部の下に位置し且つ前記中央支持部材の周りに半径方向に配置された複数のファンブレードと、を有し、前記複数のファンブレードの各々は、前記中央支持部材から半径方向外方に延び、
    更に、前記カバー部材の近位側に位置する使用者を涼しくする方向に空気を移動させるために、前記複数のファンブレードを前記中央支持部材の周りに回転させるための駆動手段を有する、傘。
  • 前記カバー部材は、前記中央支持部材の中央部分に隣接した折畳み形態から、展開形態に移動可能である、請求項23に記載の傘。
  • 前記複数のファンブレードの各々は、前記カバー部材が折畳み形態にあるときに前記中央支持部材の中央部分に隣接する非作動形態から、前記カバー部材が展開形態にあるときに前記中央支持部材から半径方向外方に延びる作動形態に移動可能である、請求項24に記載の傘。
  • 更に、請求項2〜22のいずれか1項に記載の構成を有する、請求項23〜25のいずれか1項に記載の傘。
  • 使用者を涼しくするための傘であって、
    遠位端部、近位端部、及び前記遠位端部と前記近位端部の間に位置する中央部分を有する全体的に細長い中央支持部材と、
    前記中央支持部材の遠位端部のところで前記中央支持部材に係合し且つ前記中央支持部材から半径方向外方に延びる、使用者のよけ部を構成するカバー部材と、
    前記中央支持部材の遠位端部の下に位置し且つ前記中央支持部材の周りに半径方向に配置された複数のファンブレードと、を有し、前記複数のファンブレードの各々は、前記中央支持部材から半径方向外方に延び、前記複数のファンブレードは、前記カバー部材に係合し、
    更に、前記カバー部材の近位側に位置する使用者を涼しくする方向に空気を移動させるために、前記カバー部材及び前記複数のファンブレードを前記中央支持部材の周りに回転させるための駆動手段を有する、傘。
  • 前記カバー部材は、前記中央支持部材の中央部分に隣接した折畳み形態から、展開形態に移動可能である、請求項27に記載の傘。
  • 前記複数のファンブレードの各々は、前記カバー部材が折畳み形態にあるときに前記中央支持部材の中央部分に隣接する非作動形態から、前記カバー部材が展開形態にあるときに前記中央支持部材から半径方向外方に延びる作動形態に移動可能である、請求項28に記載の傘。
  • 更に、請求項2〜22のいずれか1項記載の構成を有する、請求項27〜29のいずれか1項に記載の傘。
  • 说明书全文

    本考案は、傘の分野に関し、より詳細には、使用者を涼しくするための傘に関する。

    傘は、典型的には、雨降り環境における使用者の雨よけの目的で、また、高温の箇所において使用者が太陽の熱をよける目的で、長年にわたって使用され、且つ、適合されてきた。 傘は、使用者による個人的使用のために提供されることがあり、その場合、傘は、それが折畳み形態から拡張形態に移動することを可能にする折畳み可能な構成を有している。 また、傘は、幾人かの人、即ち、使用者へのよけ部を同時に構成するように大きい形態で形成されることもある。 かかる傘は、その下に位置する使用者への雨よけ及び熱よけを構成するために、しばしば、ビーチ環境等の野外で設置するのに使用されたり、テーブルの上方で広げるために使用されたりする。 個人的に持運び可能な傘、及び、大きい形態の傘は両方とも、折畳み可能形態で構成されてもよいし、永久形態で構成されてもよい。 また、かかる傘は、に対して不透過性であってもよいし、そうでなくてもよく、水に対して不透過性でない傘は、典型的には、日射環境において使用者への日陰を構成するのに適用可能である。

    高温又は湿度の高い環境において、使用者が個人用の傘又は大きい形態の傘の下に位置するとき、使用者は、典型的には、周囲の熱又は湿度により、又は、傘を形成している材料に起因して傘の下で生じる加熱により、不快感を受ける。 傘は、傘の下の加熱効果を少なくとも部分的に低減させるために、太陽光を傘の外面で反射させる反射特性を有する材料で形成されるのがよい。 しかしながら、高温及び湿度が高い環境において、使用者は紫外線及び熱から保護されるけれども、依然として不快感を受ける。

    本考案は、従来技術の傘が有する幾つかの欠点を少なくとも実質的に改善する傘を提供することにある。

    本考案は、第1の側面において、使用者を涼しくするための折畳み可能な傘であって、遠位端部、近位端部、及び遠位端部と近位端部の間に位置する中央部分を有する全体的に細長い中央支持部材と、中央支持部材の遠位端部のところで中央支持部材に係合し、且つ、中央支持部材の中央部分に隣接した折畳み形態から、中央支持部分から半径方向外方に延びる拡張形態に移動可能な、使用者のよけ部を構成するカバー部材と、中央支持部材の遠位端部の下に位置し且つ中央支持部材の周りに半径方向に配置された複数のファンブレードと、を有し、複数のファンブレードの各々は、カバー部材が折畳み形態にあるときに中央支持部材の中央部分に隣接する非作動形態から、カバー部材が拡張形態にあるときに中央支持部材から半径方向外方に延びる作動形態に移動可能であり、更に、ファンブレートが作動形態にあるときにカバー部材の近位側に位置する使用者を涼しくする方向に空気を移動させるために、複数のファンブレードを中央支持部材の周りに回転させる駆動手段を有し、複数のファンブレードを駆動手段によって回転させたとき、複数のファンブレードは、作動形態まで半径方向外方に押しやられ、複数のファンブレードの回転を駆動手段によって停止させたとき、複数のファンブレードは、半径方向内方に且つ遠位方向に移動させられて、中央支持部材と実質的に平行になり、非作動形態になるように構成される、傘を提供する。

    好ましくは、複数のファンブレードは、構造的に剛性であり且つ前記駆動手段に枢動可能に係合する。 変形例として、複数のファンブレードは、構造的に可撓性の材料で形成される。

    好ましくは、カバー部材は、中央支持部材の遠位端部に枢動可能に係合し且つ遠位端部の周りに半径方向に配置された複数の細長いステーと、複数のステーに支持されるように係合する変形可能なカバー膜と、を有する。

    傘は、好ましくは、更に、中央支持部材の周りに半径方向に配置された複数の細長い支柱を有し、複数の支柱の各々は、それに対応するステーに枢動可能に係合する第1の端部と、中央支持部材の中央部分に摺動可能に係合する第2の端部とを有し、複数の支柱の第2の端部を遠位方向に押しやると、複数の支柱は、複数のステーを半径方向外方に且つ遠位方向に押しやり、カバー部材のステー間の補強部を形成する。

    複数のファンブレードは、好ましくは、複数の支柱と中央支持部材の遠位端部との間に配置され、その結果、複数の支柱は、複数のファンブレードと使用者との間の保護具を形成する。

    傘は、好ましくは、更に、複数の支柱によって支持された折畳み可能な遮蔽部材を有し、複数の支柱は、カバー部材が折畳み形態にあるとき、中央支持部材とほぼ平行である。

    好ましくは、駆動手段は、複数のファンブレードに隣接して配置され、駆動手段は、直流電気モータとして構成される。

    直流電気モータは、好ましくは、ロータの半径方向内方に配置されたステータを有し、ステータは、中央支持部材に固定されるように係合し、ロータは、ステータの周りを少なくとも部分的に延び且つステータに回転可能に係合し、複数のファンブレードの第1の端部は、ロータが回転するときに複数のファンブレードを中央支持部材の周りで回転させるようにロータに係合する。 直流電気モータは、更に、ステータの半径方向外方に配置され且つステータに固定されるように係合するコイルと、コイルとロータとの間で半径方向に配置され且つロータに固定されるように係合するマグネット部を有するのがよい。

    傘は、好ましくは、更に、中央支持部材によって支持された動供給源を有する。 動力供給源は、中央支持部材の遠位端部に隣接してカバー部材の遠位側に配置されるのがよい。 ハウジングが、中央支持部材の遠位端部に隣接してカバー部材の遠位側に配置され、動力供給源は、ハウジング内に配置されるのがよい。

    変形例として、動力供給源は、中央支持部材の近位端部のところに又はそれに隣接して配置されてもよい。 また、動力供給源は、中央支持部材の内部に配置されるのがよい。

    傘は、更に、中央支持部材の近位端部に隣接して配置されたハンドル部分を有し、動力供給源は、ハンドル部分内に配置されるのがよい。

    動力供給源は、電池の形態で構成され、電池は、充電可能な電池であるのがよい。

    好ましくは、駆動手段は、カバー部材を拡張形態に移動させると作動されるように構成される。 傘は、更に、カバー部材を拡張形態に移動させたときに駆動手段を作動させるように作動可能なスイッチ機構を有するのがよい。

    変形例として、傘は、更に、中央支持部材の近位端部に又はそれに隣接して配置され且つ駆動手段を作動させるために使用者が操作可能であるスイッチを有していてもよい。

    本考案は、第2の側面において、使用者を涼しくするための傘であって、遠位端部、近位端部、及び遠位端部と近位端部の間に位置する中央部分を有する全体的に細長い中央支持部材と、中央支持部材の遠位端部のところで中央支持部材に係合し且つ中央支持部材から半径方向外方に延びる、使用者のよけ部を構成するカバー部材と、中央支持部材の遠位端部の下に位置し且つ中央支持部材の周りに半径方向に配置された複数のファンブレードと、を有し、複数のファンブレードの各々は、中央支持部材から半径方向外方に延び、更に、カバー部材の近位側に位置する使用者を涼しくする方向に空気を移動させるために、複数のファンブレードを中央支持部材の周りに回転させるための駆動手段を有する、傘を提供する。

    第2の側面の1つの実施形態では、カバー部材は、中央支持部材の中央部分に隣接した折畳み形態から、展開形態に移動可能であるのがよい。

    第2の側面の他の実施形態では、複数のファンブレードの各々は、カバー部材が折畳み形態にあるときに中央支持部材の中央部分に隣接する非作動形態から、カバー部材が展開形態にあるときに中央支持部材から半径方向外方に延びる作動形態に移動可能であるのがよい。

    本考案は、第3の側面において、使用者を涼しくするための傘であって、遠位端部、近位端部、及び遠位端部と近位端部の間に位置する中央部分を有する全体的に細長い中央支持部材と、中央支持部材の遠位端部のところで中央支持部材に係合し且つ中央支持部材から半径方向外方に延びる、使用者のよけ部を構成するカバー部材と、中央支持部材の遠位端部の下に位置し且つ中央支持部材の周りに半径方向に配置された複数のファンブレードと、を有し、複数のファンブレードの各々は、中央支持部材から半径方向外方に延び、複数のファンブレードは、カバー部材に係合し、更に、カバー部材の近位側に位置する使用者を涼しくする方向に空気を移動させるために、カバー部材及び複数のファンブレードを中央支持部材の周りに回転させるための駆動手段を有する、傘を提供する。

    第3の側面の1つの実施形態では、カバー部材は、中央支持部材の中央部分に隣接した折畳み形態から、展開形態に移動可能であるのがよい。

    第3の側面の他の実施形態では、複数のファンブレードの各々は、カバー部材が折畳み形態にあるときに中央支持部材の中央部分に隣接する非作動形態から、カバー部材が展開形態にあるときに中央支持部材から半径方向外方に延びる作動形態に移動可能であるのがよい。

    ここで、添付図面を参照して、非制限的な例に過ぎない本考案の好ましい実施形態を説明する。

    本考案による傘の第1の実施形態の斜視図である。

    図1に示した第1の実施形態を部分的に拡大した断面斜視図である。

    本考案による傘の駆動手段の拡大断面斜視図である。

    本考案による傘のファン組立体の第1の実施形態を示す図である。

    本考案による傘のファン組立体の第2の実施形態を示す図である。

    本考案による傘の動力供給源の拡大断面斜視図である。

    本考案による傘の動力供給源の第2の実施形態の拡大断面斜視図である。

    本考案による傘のスイッチ機構の第1の実施形態を示す図である。

    本考案による傘のスイッチ機構の第2の実施形態を示す図である。

    図9に示したスイッチ機構の拡大図である。

    本考案による傘の更なる実施形態の図である。

    図11に示した傘のスイッチ機構の第3の実施形態の図である。

    本考案による傘の駆動手段の他の実施形態の拡大断面図である。

    図13に示した駆動手段の分解斜視図である。

    以下の説明は、本考案による傘の好ましい実施形態に関する。 本考案の理解を容易にするために、本明細書において、本考案のシステムをいくつかの好ましい実施形態で示す添付図面を参照する。 実施形態の間の同様の構成要素を同じ参照番号で示す。

    図1を参照すると、使用者を涼しくする本考案による折畳み可能な傘10が示されている。 傘10は、全体的に細長い中央支持部材20を有し、中央支持部材20は、遠位端部22と、近位端部24と、遠位端部22と近位端部24の間に位置する中央部分26とを有している。 傘10は、更に、折畳み可能なカバー部材30を有し、カバー部材30は、使用時に傘10の下に位置する使用者へのよけ部を構成するように適合されている。 カバー部材30は、中央支持部材20の遠位端部22のところで中央支持部材22と係合しており、中央部分26に隣接した折畳み形態から、図1に示すように中央支持部材20から半径方向外方に延びる拡張形態まで移動可能である。 傘10を使用するときにカバー部材30の下に位置する使用者を涼しくするために、複数のファンブレード40が設けられている。 ファンブレード40は、中央支持部材20の遠位端部22の下方に位置し、中央支持部材20の周りに半径方向に配置されている。 カバー部材30が図1に示すように拡張形態、即ち、作動形態にあるとき、駆動手段50が、ファンブレード40を中央支持部材20を中心に回転させ、それにより、空気を、傘10を使用している使用者を涼しくするための方向に移動させる。

    カバー部材30は、複数の細長いステー32を有し、細長いステー32は、中央支持部材20の遠位端部22のところに枢動可能に係合し、遠位端部22の周りに半径方向に配置されている。 カバー部材30は、更に、複数の細長い支柱34を有し、細長い支柱34は、中央支持部材20の周りに半径方向に配置され、それぞれの細長いステー32に枢動可能に係合する第1の端部と、中央支持部材20の中央部分26に摺動可能に係合する第2の端部とを有している。 複数の細長い支柱34の第2の端部を遠位方向に押しやると、細長い支柱34が、細長いステー32を半径方向外方に且つ遠位方向に押しやり、それにより、細長い支柱34は、カバー部材30の細長いステー32間の補強部を形成する。 各ファンブレード40は、傘10が折畳み形態にあるときに中央支持部材20に対して実質的に平行に延びる非作動形態から、図1に示すようにカバー部材30が拡張形態、即ち、展開形態にあるときに中央支持部材20から半径方向外方に延びる作動形態まで移動可能に構成されている。 ファンブレード40は、細長い支柱34と中央支持部材20の遠位端部22との間に配置され、それにより、細長い支柱34は、ファンブレード40と使用者の間の保護具を形成する。 他の実施形態では、本考案の範囲から逸脱することなしに、ファンブレード40が細長い支柱34の下に位置していてもよいことを認識すべきである。 他の実施形態では、傘10は、更に、使用者を涼しくすると同時に使用者を一層保護するために、細長い支柱34によって支持され且つ空気を通すことが可能な折畳み可能な遮蔽部材を有していてもよい。

    図2および図3を参照すると、図示のように、駆動手段50が、複数のファンブレード40に隣接して配置されている。 この実施形態では、駆動手段は、直流電気モータとして構成され、ロータ54の半径方向内方に配置されたステータ52を有し、ステータ52は、中央支持部材20に固定されるように係合し、ロータ54は、その少なくとも一部がロータ52の周りを周方向に延び、ベアリング組立体56を介してステータ52に回転可能に係合している。 ロータ54の回転時にファンブレード40を中央支持部材20を中心に回転させて使用時に使用者を涼しくするように、ファンブレード40の第1の端部は、ロータ54に係合している。

    駆動手段50は、更に、ステータ52の半径方向外方に位置し且つステータ52に固定されるように係合しているコイル(図示せず)と、半径方向においてコイルとロータ54の間に配置され且つロータ54に固定されるように係合しているマグネット部58とを有している。

    図4を参照すると、ファンブレード40は、構造的に剛性であり、ロータ54に枢動継手42を介して枢動可能に係合し、それにより、傘10が図1に示すように作動形態にあるときに駆動手段50を回転させると、ファンブレード40が作動形態まで半径方向外方に押しやられ、ロータ54の回転を停止させると、ファンブレード40が半径方向内方に且つ遠位方向に移動し、ファンブレード40は、それが非作動形態にあるとき、中央支持部材20と実質的に平行になる。

    図5を参照すると、ファンブレード40aの他の実施形態が示され、ファンブレード40aは、構造的に可撓性である材料で形成され、それにより、ロータ54の回転時、ファンブレード40aは、作動形態に向かって半径方向外方に押しやられる。 ロータ54の回転を停止させると、ファンブレード40aは、半径方向内方に且つ遠位方向に移動し、ファンブレード40は、それが非作動形態にあるとき、中央支持部材20と実質的に平行である。 他の実施形態のファンブレードが、本考案の範囲から逸脱することなしに設けられてもよいことを認識すべきである。

    図6を参照すると、ファンブレード40を回転させるために駆動手段50に動力を供給する動力供給源60が示されている。 本実施形態では、動力供給源60は、中央支持部材24の遠位端部22に隣接して位置し、電池62を収容したハウジング64を有している。 電池62は、典型的には、乾電池であり、ハウジング64内に位置したまま充電可能であるのがよい。 変形例では、電池62は、1回使用の電池であり、電池が消耗したとき、電池のハウジング64を回転させて中央支持部材20の遠位端部22から分離させることによって交換されるのがよい。

    図7を参照すると、動力供給源60aの他の実施形態が示され、図示していないけれども、ハウジング64aは、中央支持部材20の近位端部24にハンドルの形態で設けられ、電池62は、ハンドル64a内に位置している。 この実施形態においても、電池62は、1回使用の電池であってもよいし、図示していないけれども、変形例として、充電可能であってもよく、充電は、電池をハンドルから取外してから行ってもよいし、充電ユニットによって直接行ってもよい。

    図8に示すように、更に、作動形態にあるときのファンブレード40を回転させるように、動力を動力供給源60から駆動手段50に供給するためのスイッチ機構70が設けられている。 本実施形態では、スリーブ部材80が設けられ、スリーブ部材80を遠位方向に摺動させると、スリーブ部材80は、支柱34を半径方向外方に押しやり、また、スリーブ部材80は、それを適当に変位させたときに、作動ボタン72をスイッチ構成要素74に接触させるように押しやるように構成されている。 動力を駆動手段に供給する他の形態又は変形例のスイッチ機構70を、本考案の範囲から逸脱することなしに設けてもよいことを認識すべきである。

    図9および図10を参照すると、変形実施形態によるスイッチ機構70aが、中央支持部材20の近位端部24に設けられており、スイッチ機構70aは、使用者が操作可能なボタン72aと、接点スイッチ74aとを有し、接点スイッチ74aは、使用者がボタン72aを押下げたときにボタン72aによって押しやられるように作動可能である。 本実施形態においても、他のスイッチ機構70aを、本考案の範囲または精神から逸脱することなしに設けてもよいことを認識すべきである。

    図11及び図12を参照すると、更なる実施形態のスイッチ機構70bが、本考案による変形実施形態の傘10aに設けられている。 この実施形態では、スイッチ機構70bは、ファンブレード40aとスリーブ部材80aとの間に位置し、スイッチ74bを作動させるように構成された操作ボタン72bを有している。 更なるスリーブ84bが設けられ、更なるスリーブ84bをスリーブ80aによって遠位方向に押しやると、更なるスリーブ84bが操作ボタン72bを押しやって、スイッチ74bを作動させ、それにより、動力をモータに供給して、ファンブレード40aを回転させる。

    図13及び図14を参照すると、本考案による駆動手段50a更なる実施形態が示されている。 更なる実施形態では、図3に示した駆動手段50の実施形態とは反対に、ステータ52aがロータ54aの下に配置されている。 この実施形態のいくつかの実施例では、容易に閉じることができる傘が提供される。

    本考案の変形実施形態では、カバー部材が固定形態、即ち、開放形態に維持され、且つ、第1の実施形態で説明した駆動手段と同様の又は同じ駆動手段によってファンブレードが回転させられる傘が、本考案の範囲から逸脱することなしに提供されてもよい。 かかる傘は、第1の実施形態を参照して説明した持運び形態ではなく、固定形態で利用される。 変形例として、他の実施形態では、カバー部材とファンブレードとが固定されるように係合したり一体的に形成されたりしてもよく、それにより、カバー部材又はファンブレードのいずれか一方を駆動手段によって回転させると、カバー部材とファンブレードの両方が回転させられ、使用時に使用者を涼しくする。 かかる実施形態では、傘は、折畳み可能であってもよいし、そうでなくてもよく、第1の実施形態を参照して説明したように持運び式の傘であってもよいし、そうでなくてもよい。

    当業者は、傘を開閉するための他の駆動手段又は形態を、本考案の範囲及び精神から逸脱することなしに設けてもよいことを認識すべきである。 更に、当業者は、本考案による傘の特定の適用例に応じて、適当な材料が用いられてもよいことを認識すべきであり、例えば、カバー部材を形成するのに光屈折材料が使用されてもよく、カバー部材は、湿った環境において水に対して不透過性であるのがよい。

    上記実施形態は、本考案を使用するとき、実用新案登録請求の範囲に記載された本考案の範囲及び精神の範囲内に包含されるように、変形形態をとってもよいし、付加的特徴を含んでもよいことを理解すべきである。

    本明細書に記載され且つ定められた本考案は、上述した個々の特徴、及び、明細書又は図面から明らかな個々の特徴の2つ以上の変形の組合せ全てに及ぶことを認識すべきである。 これらの種々の組合せの全ては、本考案の種々の変形の側面を構成する。

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