改善された柄および骨組立体を有する傘

申请号 JP2016521974 申请日 2014-09-25 公开(公告)号 JP2016532478A 公开(公告)日 2016-10-20
申请人 シェッドレイン コーポレーション; シェッドレイン コーポレーション; 发明人 ヘイソーンスウェイト,デイヴィット,ライアン; ヘイソーンスウェイト,アンドリュー,ポール;
摘要 傘が、第1の端部および反対側の第2の端部を有する細長い柄ならびに細長い柄に関して摺動自在に配置されたランナーから形成される。傘は、開 位置 と閉位置との間で移動する、複数の支柱によってランナーに取り付けられている複数の骨を含む骨組立体を含む。本発明によれば、細長い柄は、増強されたねじり強度を細長い柄に提供するために、複数の湾曲部およびその複数の湾曲部の間に組み入れられた複数の平面部によって画定された断面形状を有する。骨の少なくとも1本は、増強されたねじり強度を少なくとも1本の骨に提供するために、複数の湾曲部およびその複数の湾曲部の間に組み入れられた複数の平面部によって画定された断面形状を有する。【選択図】図1
权利要求

第1の端部および反対側の第2の端部を有する細長い柄と、 前記細長い柄に関して摺動自在に配置されたランナーと、 開位置と閉位置との間で移動する、複数の支柱によって前記ランナーに取り付けられている複数の骨を含む骨組立体であって、前記開位置では、前記骨が、開いて、拡張された位置にあり、前記閉位置では、前記骨が、閉じて、折り畳まれた位置にあり、前記支柱が少なくとも1本の骨と前記ランナーとの間に延在する、骨組立体と を含む、傘であって、 前記細長い柄が、増強されたねじり強度を前記細長い柄に提供するために、複数の湾曲部および前記複数の湾曲部の間に組み入れられた複数の平面部によって画定された断面形状を有する、 傘。前記細長い柄が手動で展開されるタイプである、請求項1に記載の傘。前記細長い柄が自動的に展開されるタイプである、請求項1に記載の傘。前記細長い柄が、複数の伸縮式柄部から形成される、請求項1に記載の傘。各伸縮式柄部が、前記複数の湾曲部および前記複数の湾曲部の間に組み入れられた前記複数の平面部によって画定された断面形状を有する、請求項4に記載の傘。3つの湾曲部および前記3つの湾曲部の間に組み入れられた3つの平面部があり、前記3つの湾曲部の各々が、凸形状を有する、請求項1に記載の傘。前記平面部が、互いに約120度離れて配置されている、請求項6に記載の傘。前記骨組立体を形成する前記複数の骨が、相互に連結された骨の複数の組に分割されていて、1本の支柱が、相互に連結された骨の1組に連結されている、請求項1に記載の傘。相互に連結された骨の各組が、第1の材料で形成された少なくとも1本の骨および前記第1の材料とは異なる第2の材料で形成された少なくとも1本の骨から形成される、請求項1に記載の傘。前記第1の材料が、アルミニウム合金であり、前記第2の材料が、炭素材である、請求項9に記載の傘。相互に連結された骨の各組が、前記柄および第2の骨に枢動可能に連結された第1の骨を含み、前記第2の骨も第3の骨に枢動可能に連結されていて、前記対応する支柱が前記ランナーと前記第1の骨の間に延在する、請求項9に記載の傘。相互に連結された骨の前記1組の少なくとも1本の骨が、増強されたねじり強度を前記少なくとも1本の骨に提供するために、複数の湾曲部および前記複数の湾曲部の間に組み入れられた複数の平面部によって画定された断面形状を有する、請求項8に記載の傘。3つの湾曲部および前記3つの湾曲部の間に組み入れられた3つの平面部があり、前記3つの湾曲部の各々が、凸形状を有する、請求項12に記載の傘。前記平面部が、互いに約120度離れて配置されている、請求項13に記載の傘。細長い本体であって、前記本体の周りに円周方向に配置された複数の切子面によって画定された断面形状を有する、細長い本体 を含む、風による破損に抵抗するための傘骨。前記本体の前記断面形状が、増強されたねじり強度を前記細長い本体に提供するための、湾曲部および前記複数の湾曲部の間に組み入れられた複数の平面部によって画定される、請求項15に記載の傘骨。前記細長い本体が、溝型炭素(flutted carbon)材料で形成される、請求項15に記載の傘骨。3つの湾曲部および前記3つの湾曲部の間に組み入れられた3つの平面部があり、前記3つの湾曲部の各々が、凸形状を有する、請求項15に記載の傘骨。前記平面部が、互いに約120度離れて配置されている、請求項15に記載の傘骨。第1の端部および反対側の第2の端部を有する細長い柄と、 前記細長い柄に関して摺動自在に配置されたランナーと、 開位置と閉位置との間で移動する、複数の支柱によって前記ランナーに連結されている複数の骨の組を含む骨組立体であって、前記開位置では、前記複数の前記骨の組が、開いて、拡張された位置にあり、前記閉位置では、前記複数の前記骨の組が、閉じて、折り畳まれた位置にあり、骨の各組が第1の骨、第2の骨、および第3の骨を含み、前記第1の骨が、前記細長い柄に枢動可能に取り付けられていて、前記第3の骨が遠位骨である、骨組立体と、 前記第1の骨を前記第2の骨に枢動可能に取り付けている第1の骨接合と、 前記第2の骨を前記第3の骨に枢動可能に取り付けている第2の骨接合と、 複数の抗反転ばね要素であって、各抗反転ばね要素が、1本の第2の骨の長さに沿って配置されており、前記抗反転ばね要素が、前記第1の骨接合に固定して取り付けられている第1の端部および自由な反対側の第2の端部を有し、前記抗反転ばね要素が、前記第2の骨がその中に延在するコイル部を有し、前記抗反転ばね要素が、前記骨組立体に、前記傘に加えられる反転に対抗する力を加えるように構成されている、複数の抗反転ばね要素と、 前記抗反転ばね要素の前記第2の端部に取り付けられた第1の端部、および前記第3の骨の自由遠位端に配置されている先端に取り付けられた第2の端部を有する、可撓性ワイヤーと を含む、傘。前記抗反転ばね要素が前記第2の骨の下面に沿って配置されていて、前記骨の組が前記開いて、拡張された位置にある場合に、その前記第2の端部が、前記第2の骨の前記下面から間隔をあけられていて、前記抗反転ばね要素が、前記傘の反転に抵抗するために、前記ワイヤーの使用を通してバイアス力を加える、請求項20に記載の傘。前記コイル部から前記第2の端部まで測定される前記抗反転ばね要素の長さが、前記第2の骨から間隔をあけられるのを可能にしながら、前記抗反転ばね要素を前記第1の骨接合にしっかりと取り付けるために、前記抗反転ばね要素の前記第1の端部が、前記第1の骨接合の一方の端部内の開口部と係合するフックを含む、請求項20に記載の傘。前記ワイヤーの前記第2の端部が、2つを一緒に解放可能に取り付けるために、前記ワイヤーの前記第1の端部においてループを受け取る、前記ワイヤーのループ状部によって画定されたフック部材を含む、請求項20に記載の傘。前記ワイヤーが、ナイロン被覆ステンレス鋼ワイヤーを含む、請求項20に記載の傘。前記先端が、第1および第2の端部ならびに主開口部を有する細長い本体を含み、前記主開口部が、その長さに沿って縦方向に延在し、前記第3の骨ならびに、前記先端の前記細長い本体の外表面にそって前記第1および第2の端部の間に形成されたコネクタを受け入れるために、前記第1の端部で開いていて、前記細長い本体の前記外表面が、その中に形成された溝を有し、前記ワイヤーの前記第2の端部が、前記溝内に配置されて、それが前記抗反転ばね要素の前記第2の端部まで延出するときに、前記コネクタ内に形成されたスルーホールを通る、請求項20に記載の傘。前記コネクタが、その中心を通って延在している前記スルーホールのある管状構造を含む、請求項25に記載の傘。前記第1の骨に取り付けられている第1の端部および前記第2の骨接合に取り付けられている第2の端部を有する細長いワイヤー構造の形をした補強部材をさらに含み、前記補強部材が、前記第2の骨の周囲に配置されている中間コイル部を有する、請求項20に記載の傘。前記開いて、拡張された位置において、前記抗反転ばね要素が概ね、前記第2の骨の下に配置され、前記ワイヤーが概ね、前記第3の骨の下に配置されている、請求項20に記載の傘。(1)前記細長い柄の前記第2の端部にある取っ手であって、前記取っ手が、第1の開口部を有する第1の本体部を含む、取っ手と、(2)コネクタを有するループ状ストラップとをさらに含み、前記ループ状ストラップが前記取っ手に解放可能に取り付けられるのを可能にするために、バヨネットマウントが、前記コネクタと前記第1の本体部の前記第1の開口部との間に形成されている、請求項20に記載の傘。前記コネクタが、キャップ構造物に沿って形成された一対の対向する突起を含み、前記第1の本体部が、前記対抗する突起を受け入れる一対の対向する切欠きを含む前記第1の開口部を画定する雌の覆いを含む、請求項29に記載の傘。前記第1の本体部が、取っ手カバーおよびばねを含み、前記取っ手カバーが前記雌の覆いの中空内部内に受け入れられて、前記ばねが、前記取っ手カバーに対して力を加え、それにより、静止位置において、前記ループ状ストラップが前記取っ手から取り外されるときに、前記取っ手カバーが前記第1の開口部を塞ぐようにする、請求項30に記載の傘。

说明书全文

本発明は、傘に関し、より詳細には、増強されたねじり強度を有する、傘の柄および骨組立体に関する。

周知のように、傘は使用者を、要素から、詳細には、液体および固形降または太陽など、からさえ保護する道具である。従来の傘は、次の部品を有する:ポール、天蓋、骨、ランナー、ばねおよび石突き。ポールは、傘の下部の取っ手(またはパティオ用モデルの場合には基部の台)と上部の天蓋との間に伸びる金属製または木製の柄である。天蓋は、雨、風および太陽を捕らえる傘の織物部品である。骨は、傘のその構造および形状を与えるものである。外側の骨が天蓋を支え、内側の骨(ストレッチャーと呼ばれることもある)が支持物として機能して、外側の骨を傘のポールに連結する。ランナーは、骨/ストレッチャーに連結されて、ポールを上下に摺動し、天蓋の開閉に関与する。多くの傘の設計は、天蓋が開いている場合にランナーを支える上はじき、天蓋が閉じている場合にランナーを押し下げる下はじき、および時々、折畳み式モデルにおいてポールの長さを拡張するための中はじきを含む。厳密に装飾物の、フィニアル(石突きとも呼ばれる)が、傘の一番上、天蓋の上に見られる。

傘骨は、傘の天蓋織物を支えている折畳み構造において機能する。通常の動作条件下で、傘の天蓋織物に作用するは、天蓋が完全に展開されてくる場合、および突風が天蓋をひっくり返す傾向がある場合にピーク値に向かって増加する。これらの力は、天蓋から天蓋の骨に伝えられ、風の向きに応じて、反対の方向に骨に作用し得る。骨は、従って、2つの主な反対方向のどちらからも、それらに作用し得る力に持ちこたえるために十分に強い必要がある。

それらの強度要件に加えて、傘骨の形状は、傘が畳まれている場合の概ね真っ直ぐな形状と、天蓋が完全に展開されている場合の湾曲した形状との間で変化するはずである。真っ直ぐな設計は、傘が畳まれている場合に、折り畳まれた骨が傘の柄と平行に並ぶのを可能にすることを目的とし、また、湾曲した設計は、典型的なキノコのような形状(釣鐘状とも呼ばれる)をもたらす。

本発明の例示的な実施形態によれば、傘が、第1の端部および反対側の第2の端部を有する細長い柄ならびに細長い柄に関して摺動自在に配置されたランナーから形成される。傘は、開位置と閉位置との間で移動する、複数の支柱によってランナーに取り付けられている複数の骨を含む骨組立体を含み、開位置では、骨は、開いて、拡張された位置にあり、閉位置では、骨は、閉じて折り畳まれた位置にあり、支柱が少なくとも1本の骨とランナーとの間に延在する。本発明によれば、細長い柄は、増強されたねじり強度を細長い柄に提供するために、複数の湾曲部およびその複数の湾曲部の間に組み入れられた複数の平面部によって画定された断面形状を有する。

一実施形態では、3つの湾曲部およびその3つの湾曲部の間に組み入れられた3つの平面部がある。3つの湾曲部の各々は、凸形状を有する。平面部は、互いに約120度離れて配置され得る。

加えて、相互に連結された骨の各組は、第1の材料で形成された少なくとも1本の骨および第1の材料とは異なる第2の材料で形成された少なくとも1本の骨から形成される。第1の材料は、アルミニウム合金であり得、第2の材料は、炭素材であり得る。一実施形態によれば、相互に連結された1組の骨の少なくとも1本の骨が、少なくとも1本の骨に増強されたねじり強度を提供するために、複数の湾曲部およびその複数の湾曲部の間に組み入れられた複数の平面部によって画定された断面形状を有する。3つの湾曲部およびその3つの湾曲部の間に組み入れられた3つの平面部があり、3つの湾曲部の各々が、凸形状を有する。

本発明に従った、柄および傘骨組立体を含む、手動式タイプの、傘の側面図である。

本発明に従った、柄および傘骨組立体を含む、自動式タイプの、傘の側面図である。

図1の柄の一部の拡大側面図である。

図3の線4−4に沿った断面図である。

図1の骨組立体の1本の骨の断面図である。

図1の骨組立体の別の骨の断面図である。

開位置における抗反転(anti−inversion)機構を示す、自動式タイプの、傘の側面図である。

開位置においてピンと張られた、図8の機構の抗反転接合のクローズアップである。

開位置においてピンと張られた、図8の機構の抗反転先端(tip)のクローズアップである。

図1の傘の一部である抗反転機構の一部であるばねワイヤー要素の側面図である。

1本の骨に連結された抗反転機構の側面斜視図である。

図9の機構および骨の長さに沿った断面図である。

抗反転ワイヤーと先端との間の連結を示す、抗反転先端の側面斜視図である。

先端の側面図である。

図11の抗反転ワイヤーと先端との間の係合の断面図である。

本発明の一実施形態に従った、取り外し可能な取っ手ストラップのついた、傘の取っ手の分解斜視図である。

傘の取っ手およびストラップの別の分解図である。

傘の取っ手およびストラップの断面図である。

傘カバーの正面図である。

図17の傘カバーの断面図である。

本明細書で説明するように、本発明は、柄構造およびその骨組立体を含むが、それらに限定されず、傘のいくつかの構成要素に関する改善を対象とする。本明細書に記述のとおり、本発明の特徴は、手動式タイプの傘および自動式タイプの傘の両方で実装できる。加えて、他の特徴が、他のタイプの傘で実装できる。それに応じて、以下の説明および図は、本発明の教示を実装する例示的な実施形態を記述する。

図1は、明瞭さのため、および本発明の説明を簡潔にするために、1つの骨組立体200だけが示されている、本発明の1つの例示的な実施形態に従った傘100の側面図である。傘100は、第1(上部)の端部112および反対側の第2(下部)の端部114を有する柄110を含む。柄110自体は、柄110を提供するために協働する任意の数の異なる構成要素から形成でき、図1に例示する柄110は、本明細書で説明するように、使用者が傘を手動で開閉する手動式の傘組立体の一部である。第1の端部112では、柄110を塞ぐためにキャップ120が提供され、第2の端部114では、使用者が握るための取っ手130が提供されている。

図1〜図13を参照すると、例示された柄110は、3つの別個の柄部、すなわち、第1の柄部111、第2の柄部113、および第3の柄部115から形成される。第1の柄部111は、一方の端部でキャップ120に取り付けられ、その他方の端部で第2の柄部113の一方の端部に取り付けられている。第2の柄部113は、その他方の端部で第3の柄部115の一方の端部に取り付けられている。第3の柄部115は、その他方の端部で取っ手130に取り付けられている。従って、第1の柄部111は、一番上の柄部を表し;第2の柄部113は、中間の柄部を表し;そして、第3の柄部115は、一番下の柄部を表す。個々の柄部111、113、115の寸法は異なり得、詳細には、長さおよび幅(例えば、直径)の少なくとも1つが異なり得る。例示した実施形態では、第1の柄部111は、他の2つの部分113、115に比べて最大の幅を有し、第3の柄部115は、他の2つの部分111、113に比べて最小の幅を有する。例えば、第1の柄部111は、14mmの柄部であり得;第2の柄部113は、12mmの柄部であり得;そして第3の柄部115は、10mmの柄部であり得る。手動式の柄110は、従って、傘110が開かれるとき、柄部111、113が、傘の柄110の中心縦軸に沿って拡張される、伸縮式構造として動作できる。

柄部111、113の間に、連結部材105が提供され得、詳細には、連結部材105はシャフトリング(例えば、14mmシャフトリング)であり得る。

前述のように、傘の主要な構成要素の1つは、ランナー150である。ランナー150は、ランナー150を柄110に沿って移動させて、傘100を開閉する、傘の一部である。ランナー150は、連結部材105とキャップ120との間に配置されて、柄110の周りを囲む。例示した実施形態では、ランナー150は、円筒形状基部152およびランナーリング154を含む、いくつかの部品または部分から形成される。

本発明の一態様によれば、柄110は、増大したねじり強度を提供するために設計されているカスタマイズされた形状を有する。図3は、柄110の断面の側面図であり、図4は、柄110の断面図を示す。詳細には、柄110は、その周囲に形成された面(平面/平面部)117を含むが、さらに、面117の間など、選択領域内に湾曲119を有するという点において、切子面のある設計を有する。例示した実施形態では、互いに約120度離れて形成された3つの面117がある。柄部111、113、115の各々は、幅だけが部111、113、115の間で変わる、この構造を有することが理解されるであろう。

以下の説明から理解されるように、骨組立体200は、キャップ120およびランナー150の両方に連結されており、これは、ランナー150の移動の方向に基づき、骨組立体200および取り付けられた天蓋(図示せず)の開閉をもたらす。骨組立体200とランナー150との間の連結は、支柱300によって行われる。支柱300は、第1の端部302および反対側の第2の端部304を有する細長い構造物であり、第1の端部302は、骨組立体200に枢動可能に取り付けられており、第2の端部304は、ランナー150に枢動可能に取り付けられている。支柱300とランナー150との間および支柱300と骨組立体200との間の枢動連結は、リベットまたはピンなどの、締め具で達成され得る。さらに具体的に言うと、第1の支柱接合310が、第1の端部302で、支柱300と骨組立体200との間に形成され、第2の支柱接合320が、第2の端部304で、支柱300とランナー150との間に形成される。

支柱300は、金属(例えば、亜鉛合金)を含む、任意の数の異なる材料で形成できる。

図1〜図13に示すように、骨組立体200は、開閉する骨組立体を提供するために、互いに、および傘の他の構成要素と連結されている、いくつかの構成要素で形成される。例示した実施形態では、骨組立体200は、複数の骨を含み、さらに詳細には、骨組立体200は、3つの別個の骨、すなわち、第1の骨210、第2の骨220、および第3の骨230を含む。第1の骨210は、第1の端部212および反対側の第2の端部214を含み;第2の骨220は、第1の端部222および反対側の第2の端部224を含み;そして、第3の骨230は、第1の端部232および反対側の第2の端部234を含む。

骨210、220、230の間の取り付け具は、骨組立体200が、開閉の両方を可能にするために、枢動可能な特質をもつ。より詳細には、かつ本明細書で説明するように、骨組立体200が開くこと(拡張)および閉じること(折畳み)の両方を行う場合に、枢動可能接合または同様のものが、所望の骨動作を可能にするためにそれぞれの部品間に提供できる。

第1の骨210の第1の端部212は、上部のキャップ120に枢動可能に連結され、第2の端部214は、第1の骨接合410に連結されており、それは、以下で説明するように、抗反転骨接合の形である。第1の骨接合410は、第1の骨210および第2の骨220が、完全な閉位置と完全な開位置(図7)との間で枢動するのを可能にするように構成される。第1の骨接合410は、いくつかの付着点を含み、具体的には、第1の骨接合は、第1の骨210の第2の端部214が取り付けられる、第1の付着点411を含む。第1の骨接合410は、以下で説明するように、別の部品に取り付けられる、第2の付着点413も含み、第2の骨220の第1の端部222に取り付けられる、第3の付着点415を含む。第1の骨接合410の構造は、付着点411、413、415が、第1の骨接合410に取り付けられる要素の各々がそれに関して枢動するという点において、枢動特質をもつような、タイプである。

第2の骨220の第2の端部224は、第3の骨230の第1の端部232に連結されている。具体的には、第2の骨接合450は、第2の骨220と第3の骨230との間に提供される。第2の骨接合450は、第2の骨220および第3の骨230が、完全な閉位置と完全な開位置(図7)との間で枢動するのを可能にするように構成される。第2の骨接合450は、いくつかの付着点を含み、具体的には、第2の骨接合450は、第2の骨220の第2の端部224が取り付けられる、第1の付着点451を含む。第2の骨接合450は、以下で説明するように、別の部品に取り付けられる、第2の付着点453も含む。第2の骨接合450の構造は、付着点451、453が、第2の骨接合450に取り付けられている要素の各々がそれに関して枢動するという点において、枢動特質をもつような、タイプである。

支柱300は、第1の骨210に枢動可能に連結される。図1および図2に示すように、支柱300は、第1の骨210に、その中間位置で取り付けられており、支柱300が、ランナー150の動きに起因して上方に動くと、骨組立体200が開くように設計されている。

骨組立体200は、いくつかの補強要素も有する。より詳細には、骨組立体200は、第1の端部272で(枢動接合における)支柱300の端部302に連結され、第2の端部274で連結点413における枢動点410に連結される第1の補強要素270を含み得る。図のように、第1の補強要素270と第2の骨220との間の連結は、第1の端部222に近く、他方、第1の骨210と第2の骨220との間の連結は、第1の端部222からわずかに間隔があいた位置にある。第1の補強要素270と支柱300と第2の骨220との間の連結は、枢動点410の構造に基づく枢動可能な特質をもつ。

一例では、補強要素270は、例えば、細長い棒、ワイヤー、ケーブル、ばね要素などの、細長い構造物の形である。補強要素270は、補強を提供する働きをするとともに、骨組立体の動作によって生成される力を制御する働きもする。

本発明の一態様によれば、抗反転機構400が提供されて、選択された動作条件中に、具体的には、風の強い条件または他の悪条件中に、傘に加えられる反転力に対抗するように構成される。傘の使用者によって良く知られているように、突然の突風が傘の内側の方に上方に向かう場合、風によって加えられた圧力が天蓋を反転させて、骨に逆効果を引き起こし、それを外側に向けるであろう。天蓋は、一般に、反転が生じると凹形状をとり、同様に、骨は、意図しない方向に枢動するように強制的されて、1本以上の骨が折れる結果となり得る。これは、傘を使用不能にする。本発明の傘は、いくつかの構成要素で構成される抗反転機構400を有し、それらの構成要素については、以下で個々に説明する。

図7は、構成要素の1つ以上が張力を受けている、開(正常)位置における抗反転機構400を示す。より詳細には、抗反転機構400は、抗反転骨接合410および抗反転ばね420を含む。

抗反転骨接合410は、実際には、第1と第2の骨210、220との間の接合であり、骨210、220が部分的に開いている、図2、および骨210、220が完全に開いて、ランナー150が固定位置にある、図7を考慮して理解されるように、第1と第2の骨210、220との間での開閉を可能にする。抗反転骨接合410は、抗反転ばね420の一方の端部がしっかりと固定されている構造も提供し、より詳細には、抗反転ばね420の第1の端部422が抗反転骨接合410に連結されている。

抗反転ばね420は、反対側の第2の端部424を有し、可撓性材料から形成され、そのばねとして機能する結果として、弾力性を有する。抗反転ばね420の長さに沿って、抗反転ばね420は、第1の端部422に隣接してコイル部425を有する。図7Aおよび図10および図11に示すように、抗反転ばね420は、第2の骨220および抗反転骨接合410の両方に連結されている。より詳細には、抗反転ばね420は、抗反転骨接合410の一方の端部(遠位端)に隣接した第2の骨220の周囲に配置されているコイル部425を除いて、概ね、第2の骨220の下面(底面)に沿って伸びている。抗反転ばね420は、従って、第2の骨220に巻き付いて、抗反転骨接合410の後部(近位端)に連結する。より詳細には、抗反転ばね420は、抗反転接合410の近位端に沿って配置されている垂直端部(端壁)427によって形成されているフック部426をその第1の端部422に、および、抗反転接合410の近位端に形成されている、開口部、スロットなどの中に配置されているリップ部427を有する。

コイル部425は、従って、第2の骨220がその中に延在する中心穴を有する複数のコイルによって画定される。抗反転ばね420の残りの部分は、第2の端部424を表す、自由遠位端を有する細長いワイヤーの形であり得る。抗反転ばね420の長さは、第2の骨220の長さよりも短い。

抗反転ばね420の第2の端部424は、第2の骨220に取り付けられているのではなく、それから自由である。抗反転ばね420の第2の端部424は代わりに、その反対側の端部で抗反転先端430に取り付けられている、ワイヤーまたはケーブル297に、第3の骨230の第2の端部234で取り付けられている。ケーブル297は、従って、第3の骨230から間隔があいているが、第3の骨230の長さに沿って延在する。ワイヤー/ケーブル297は、従って、本明細書で開示するように、抗反転機構を天蓋先端430に取り付ける抗反転ワイヤーであると考えられ得る。ケーブル297は、ナイロン被覆ステンレス鋼ワイヤーの形式であり得、好ましくは、それである。しかし、ケブラー繊維または他のタイプの高強度繊維などの、他の構造も適切であり得る。

ワイヤー297の一方の端部を抗反転ばね420の第2の端部424に取り付けるために、任意の数の異なる技術が使用できる。例えば、抗反転ばね420の第2の端部424は、ワイヤー297の一方の端部を抗反転ばね420に取り付けるのを可能にするフックまたは他の構造を含み得る。フック440は、ワイヤー297の一方の端部においてループがフック440に取り付けられるのを可能にするための開口部を備えた、コイルまたは湾曲した構造を有し得る。

図7Bおよび図12に最も良く示されているように、ワイヤー297の他方の端部が抗反転先端430に取り付けられている。抗反転先端430は、第1の端部431および、閉じた遠位端を表す、反対側の第2の端部432を有する。第1の端部431は、第3の骨230の第2の端部234が、先端430の本体内に形成された開口部(スロット)に挿入されることによって、取り付けられている、端部である。

本発明によれば、抗反転先端430は、その中に形成された凹みまたは溝433を有し、詳細には、溝433は、抗反転先端430の本体の側面および最上部に沿って延在する。溝433は、ワイヤー297がその中に受け入れられて収容されるのを可能にする深さである。溝433は、従って、ワイヤー297を抗反転先端430に位置付けて取り付けるための位置決めおよび連結機能として働く。

抗反転先端430は、先端430の第1の端部431に近接し、その下面に沿って配置されている、小型の中空管状構造物の形をした底面ワイヤーコネクタ435も含む。コネクタ435は、両方の端部で開いている可能性があり、一方の開いた端部が溝433に近接している。ワイヤー297は、先端430の最上部にワイヤー297をかけることによって抗反転先端430に取り付けられ、それにより、ワイヤー297が溝432内に配置され(固定され)、次いで、ワイヤー297の自由端がコネクタ435を通される。これは、ワイヤー297が所定の位置に固定される結果となる。

抗反転機構はまた、以下で説明するように、別の補強要素、すなわち、第1の骨210と第3の骨230との間に取り付けられ、第2の骨220にも連結されている、第2の補強要素280と一体となって機能する。第2の補強要素280は、第1の端部282および反対側の第2の端部284を有する細長い構造物であり、第1の端部282は、その第2の端部214に近接した第1の骨210に取り付けられている。第2の補強要素280の第2の端部284は、第2の付着点453で第2の骨接合450に取り付けられている。本明細書で説明するように、第2の補強要素280と第1の骨210と第3の骨230との間の連結は、傘が開閉されると、骨210、230が自由に開閉するタイプである。

例示した実施形態では、第2の補強要素280は、線形構造ではなく、むしろコイル構造であり、より詳細には、要素280は、端部282、284の間に中間コイル部285を含む。コイル部285は、端部222、224の間のその中間位置で第2の骨220に巻き付いた単巻線(コイル)の形であり得る。

補強要素270と同様に、補強要素280は、例えば、細長い棒、ワイヤー、ケーブル、ばね要素などの、細長い構造物の形であり得る。

さらに具体的に言うと、骨(ストレッチャー部材)がアルミニウム合金で作られる理由は、それが、使用時に好都合であって、傘の動作を支える適切な強度を提供する軽量であることである。かかる設計は、通常の環境ではいかなる欠点も明らかにならない。しかし、風が強い地域では、傘の天蓋が、強い風に耐えているときに、反転し得るので、かかる骨構造は、容易に破損するか、または壊れるであろう。反転させる風力は、骨の1本以上を不可逆的に曲げることによって、容易に破損させるか、または壊すであろう。それは、傘の耐用期間を終わらせる。これは、従来のアルミニウム合金製傘の主な欠点である。

第2の補強要素280は、傘の適切な動作を確実にするために、抗反転ばね420と組み合わせて機能するアクチュエータばねであると考えられ得る。

抗反転ばね420は、従って、天蓋の下面に加えられた力(例えば、圧力)の結果として、傘の反転に抵抗する反作用の力を加えるように構成される。抗反転ばね420は(ワイヤー297と一緒に)、従って、骨組立体200、詳細には、第3の骨230などを、正常な動作位置に維持するためにバイアス力を加える。このバイアス力は、それ故、加えられた反転力(例えば、上向きの突然の突風)の結果としての第3の骨230の上方移動に対抗する。ワイヤー297の強度は、天蓋の外側周辺部が、上方に持ち上がることにより反転する(その部品への圧力となり、破損しやすくなる)のを防ぐ。

加えて、第2の補強要素280(アクチュエータばね)280は、反転力などの、力が傘に加えられた場合に、第2の骨220が壊れるのを防ぐように設計されている。抗反転ばね420およびアクチュエータばね280の動作は、従って、傘がその意図した形状を悪条件下で維持するのを確実にする。

骨210、220、230は、任意の数の異なる材料で作ることができ、本発明に従い、骨210、220、230は2つ以上の異なる材料で作られ得ることが理解されるであろう。例えば、骨210は、第1の材料で作ることができ、骨220、230は、第2の材料で作ることができる。骨210は、アルミニウムなどの、金属で作ることができ;しかし、本発明の一態様によれば、骨220、230は、炭素材(例えば、溝型炭素(flutted carbon))で作られる。

加えて、傘100の柄110と同様に、骨210、220、230のうちの1本以上は、ねじり強度のために設計されたカスタム形状を有する。一実施形態では、前述のように、骨220、230は、炭素材で形成でき、本明細書で説明するカスタム形状を有し得る。図5および図6の断面図に示すように、骨220、230は、複数の平面部293(平面)が組み入れられた、複数の湾曲部291によって画定される形状を有する。具体的には、骨230の断面が図4に示されており、他方、骨220の断面が図5に示されている。例示した実施形態では、3つの湾曲部291および3つの平面293があり、湾曲部291が平面293と交互に配置されて骨の形状を形成している。この骨の形状は、増強されたねじり強度をもたらす。

傘の各部品はその動作に必要であるが、ランナー150は、それを開閉する部品である。ランナー150が下まで下がっている場合、支柱300は柄に対して平らに折り畳まれて、傘は、防水材料および骨を柄の周囲に巻いて「閉じて」いる。傘を開くために、使用者はランナー150を最上部まで摺動させる。支柱300が広がり、それらが取り付けられている骨を起こして、材料(天蓋)を骨の上にピンと広げる。

本明細書で説明するように、柄110および骨220、230のうちの1本以上の両方は、切子面のある設計をすることにより、増強されたねじり強度をもたらすためにカスタム設計されている。本明細書で説明するように、ねじり強度は、ねじり荷重を受ける材料の極限強度であり、断裂前に材料が持ちこたえる最大ねじり応力である。言い換えれば、ねじり強度は、ねじれ(トルク)に対する材料の抵抗力であり、せん断強度に関連する。

図2および図7は、柄110および骨組立体200を含むという点において傘100と極めてよく似ている、傘101を示している。傘101は、(図1に示す手動式タイプと対照的に)自動式タイプであり、従って、取っ手130は自動化されており、押しボタン550などの、アクチュエータを含む。図示された押しボタンは、ボタン550を一度押すと、傘を開いて、図7に示す配置をとるという点において、デュアルアクチュエータとして設計されている。ボタン550を二度目に押すと、柄を伸びたままにして、天蓋が(骨組立体の制御された折畳みを引き起こすことにより)折り畳まれる。使用者は、次いで、ランナー150を下方に引くことにより傘を閉じる。

図14〜図16は、図2の傘の部品である取っ手130の詳細を示す。傘のモデルタイプに応じて、取っ手130の部品は異なる動作を実行する。例えば、取っ手130の部品は、柄を外側に進めて天蓋を少なくとも一部開くことにより、傘を少なくとも一部開くように構成できるか、または柄は、前述のように、傘を開くだけでなく、傘を少なくとも一部閉じる(例えば、骨を折り畳むことにより天蓋を折り畳む)ようにも構成できる。

図14に示すように、取っ手130は、コネクタ135を含む、(合成物質などの)適した材料で形成されたループ状ストラップ132を含む。コネクタ135は、一対の突起137がコネクタ135の外表面から外側に延出している、キャップ(円筒形状の覆い)の形である。突起137は、キャップと一体的に形成でき、互いに反対側に(180度離れて)配置される。本明細書で説明するように、ストラップ132は、本明細書で説明するように、ストラップが容易に取り付けられて、取っ手130から容易に取り外すのを可能にするバヨネットマウント組立体の一部である。

周知のように、バヨネットマウントは、2つの部品を一緒に固定しておくための、1つ以上のラジアルピンを備えた円筒形状の雄側、ならびに一致するL字形のスロット(複数可)およびねじ(複数可)を備えた雌の受容器から成る締付け機構である。スロットは、セリフ付き(水平アームの端部にある短い上向きの断片)の大文字Lのような形にされて;ピンがLの垂直アーム内に滑り込み、水平アームにわたって回転し、次いで、ばねにより、短い垂直「セリフ」内に上向きにわずかに押され;コネクタは、ピンが「セリフ」から出るまでばねに対して下方に押されない限り、もはや自由に回転できない。

図15および図16に最も良く示されているように、傘の取っ手130は、いくつかの部品から形成され、そのいくつかは従来型のものである。具体的には、取っ手130は、第1の本体部500および第2の本体部510を有する。第1の本体部500は、傘の取っ手の下方部分に配置されている取っ手の握りの形であり、第2の本体部510は、取っ手本体の形であって、傘の取っ手の上端に、またはその近くに配置されている。第1および第2の本体部500、510の各々は、中空部品であり、第2の本体部510の下端が第1の本体部500の中空内部に受け入れられるが、第1の本体部500の下端までは延在していない。第1の本体部500は、バヨネット式ストラップ組立体520がその中に配置される開口部も含む。バヨネット式ストラップ組立体520は、中空の雌の覆い522を含み、かつ、第1の端部523における開口部および反対側の第2の端部524における開口部を含む。第1の端部523はフランジ525も含む。

中空内部および第2の端部524における開口部は、コネクタ135の形状を補完するように構成され、従って、内部および第2の端部524における開口部は、円形状の中央開口部から外側に延出して、覆い522の長さに延在する、一対の切欠き529のある円形状を有する。コネクタ135の突起137が切欠き529内に受け入れられる。切欠き529は、従って、突起137と切欠き529との間に位置決めがない限り、挿入が可能でないので、コネクタ135を挿入するための案内手段を提供する。

ストラップ組立体520は、バヨネット式キャップ530および、バヨネット式キャップ530に力を加える、ばね540などの、バイアス手段も含む。キャップ530は、ばね540の一方の端部を受け入れる中空内部を有する。例示されたキャップ530は、円筒形状を有し、そこから外側に延出する一対の突起532を含む。突起532は突起137に類似しており、覆い522の中空内部内でのキャップ530の平行移動(縦方向)を可能にするために、切欠き529内に配置される。ばね540の他方の端部が、壁535に接触して配置される。ばね540は、バイアス力をキャップ530に加えて、キャップ530を第1の本体部500の下端とぴったり重ねる。言い換えれば、キャップ530は、覆い522の露出された底表面とぴったり重なったままである。これは、キャップ530が覆い522内の開口部を塞ぎ、ばね540のバイアス力に起因してこの閉じた位置のままであるので、使用者がループ状ストラップを使わないことを選んだ場合に、取っ手の底面が、きれいで魅力的な外観を有するので、魅力的な取っ手の設計をもたらす。

使用者が、突起137を切欠き529と一致させて、コネクタ135を覆い522の底面開口部に挿入する場合、ばね540が圧縮するので、キャップ530は下端から離される。キャップ530およびコネクタ135は、コネクタ135の突起137が縦の切欠き529を通過するまで覆い522の中空内部内に押し込まれ、コネクタ135をねじると、突起137が固定用スロット(「セリフ」)に入る。この動作は、コネクタ135を所定の位置に有効に固定し、従って、ループ状ストラップが、ばね540のバイアス力に起因して取っ手に対して適切な位置に固定される。ループ状ストラップを取り外すには、ステップが逆にされ、突起137が切欠き529と再度一線に並ぶまで、コネクタ135が回転される。ばね540のバイアス力は、コネクタ135を覆い522から押し出す。

コネクタ135は、従って、バヨネットマウントの雄部を表し、覆い522は雌部を表す。

本発明の一態様によれば、第2の本体部510は、天蓋の展開(開くこと)および完全に開いた天蓋の折畳みのうちの少なくとも1つを引き起こす押しボタン組立体の形をしたアクチュエータ組立体と係合するように構成されている。具体的には、第2の本体部510は、使用者がアクセス可能であり、アクチュエータ組立体の起動を引き起こすために押すことができる、押しボタン550が通るのを可能にするために、その中に形成されたスルーホールまたは開口部515を有する。一実施形態では、スルーホール515は、図15に示すような両方向矢印または片矢印などの、矢印形状を有する。片矢印ボタンは、ボタンの押下が柄の拡張のみを引き起こし、使用者が天蓋を開くことができるシステムを代表する。逆に、両方向矢印ボタンは、ボタンの押下が柄の拡張だけでなく、天蓋の自動オープンも引き起こし、ボタンを二度目に押すと(天蓋が開いている場合)、天蓋を自動的に閉じ、それにより、傘を完全に閉じるために柄が手動で引っ込められるシステムを代表する。

アクチュエータ(ボタン)組立体は、中空内部および第1の端部562および反対側の第2の端部564を有する取っ手内部アダプタ560をさらに含む。第2の端部564は、第2の本体部510の中空内部内に受け入れられる。取っ手内部アダプタ560は、側面開口部561も含む。組立体は、取っ手内部アダプタ560の中空内部内に配置されるように、側面開口部561を通って受け入れられるサイズおよび形状である、押しボタンアクチュエータ570をさらに含む。押しボタンアクチュエータ570は、取っ手内部アダプタ560の中空内部内を摺動的に(横方向に)移動する。押しボタンアクチュエータ570の背面が、ばねなどの、バイアス要素580と係合し、ばねは、取っ手内部アダプタ560と押しボタンアクチュエータ570との間に配置されて、力(復元力)を押しボタンアクチュエータ570に加える。押しボタンアクチュエータ留め具585も提供されて、取っ手内部アダプタ560の中空内部内に配置される。

本発明によれば、押しボタン550自体は、押しボタンアクチュエータ570から分離していることが理解されるであろう。しかし、押しボタンアクチュエータ570は、同じ部品が、片矢印ボタンまたは両方向矢印ボタンなどの、異なるタイプのボタンと係合できるという点において、事実上、モジュールである。押しボタンアクチュエータ570の前面は、押しボタン550の背面と取り外し可能な方法で、係合するように構成できる。これは、製品が、いくつかのモデルに対して共通のアクチュエータ部品を有し、次いで、適切な押しボタンを単に取り付けて、ボタンの形状を映す切抜き(穴)を有する補完的な第2の本体部510(取っ手本体)に挿入するのを可能にする。

取っ手組立体は、第2の本体部510の上縁部と係合する上部リング600で完成される。

ここで図17および図18を参照すると、例示的な傘ケース700が例示されている。傘ケース700は、合成繊維(例えば、ナイロン、帆布など)などの、適切な材料で形成された細長い中空構造物710である。構造物/本体710の中空内部は、傘を保管のために受け入れて、ジッパーまたはフックおよびループ状ストラップ715などの、締め具が、カバーを傘の周囲にぴったりと固定して取り付けるために提供される。周知のように、従来型の傘ケースは、剛性部品のない、本質的に管状の織物構造物であるので、非常に可撓性がある。これは、傘の使用時に、ケースが保管のために折り畳まれるのを可能にする。ケースがこの従来型の形状をとる場合、傘は、小売展示のために互いの上に置かれる。

本体710は、開いた第1の端部712および閉じた第2の端部714を有する。本発明によれば、ケース700は、それが自立でき、従って、傘製品が、横にして置くのとは対照的に、垂直に(立たせて)ディスプレイできるように、設計される。これは、製品およびパッケージの目立つディスプレイを可能にする。これを達成するために、ケース700の閉じた第2の端部714は、剛性のカップ構造720(例えば、輪状の形をしたリップをもつ基部円板または外周を囲む垂直壁)を有する。カップ構造720は、ケースが、ディスプレイなどの、平らな表面上に立つのを可能にする平らな(平面)底部である。カップ構造720は、シリコンを含む、任意の数の異なる材料で形成できる。ケースに挿入される場合、傘の一方の端部がカップ構造720内に収容される。

本発明は、そのある実施形態に関連して説明されているが、本発明は他の形式で、他の材料および構造物を使用して実施することが可能である。その結果、本発明は、本明細書に付加されている請求項内の記載およびそれらの均等物によって定義される。

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