umbrella

申请号 JP5665592 申请日 1992-07-21 公开(公告)号 JPH0560310U 公开(公告)日 1993-08-10
申请人 株式会社パークウェイ; 发明人 英珠 波握;
摘要 (57)【要約】 【目的】 滑り止め効果が非常に高く、衛生的であり、
しかも、デザイン的にも斬新で商品価値を向上させることができる。 【構成】 傘の柄本体に複数個の貫通孔を開設した。
权利要求 【実用新案登録請求の範囲】
  • 【請求項1】 柄本体に複数個の貫通孔を開設したことを特徴とする傘。
  • 【請求項2】 柄本体に開設された貫通孔にバックや定期入れ等の小物類を着脱自在に係止することを特徴とする請求項1に記載の傘。
  • 【請求項3】 柄本体に磁石を埋設したことを特徴とする請求項1または請求項2のいずれかに記載の傘。
  • 【請求項4】 柄本体及び/又はその他の部位に宝石類を配設したことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の傘。
  • 【請求項5】 平面形状が略楕円状或は略長方形の張り布を傘骨に取り付けてなる傘。
  • 【請求項6】 前記平面形状が略楕円状或は略長方形の張り布を、石突きを中心として一側方が他側方よりも長くなるように傘骨に取り付けたことを特徴とする請求項5に記載の傘。
  • 说明书全文

    【考案の詳細な説明】

    【0001】

    【産業上の利用分野】

    この考案は、傘に係り、特に、滑り止め効果と斬新なデザイン効果を得ること ができると共に、傘をさした時に、肩等が濡れる心配がない傘に関する。

    【0002】

    【従来技術とその課題】

    周知のように、傘は、張り布の平面形状が略円形に形成されており、また、そ の柄本体が、従来、プラスチック等で略J字状に形成されたものや、円柱状に形 成されたものが殆どであり、また、デザイン的にもあまり特徴のあるものが少な く、実用性のみが強調されたものが殆どであった。

    【0003】 しかしながら、傘の張り布の平面形状が略円形である場合には、例えば、右手 に傘の柄を持って傘をさした場合には、右肩はあまり濡れないが、左肩部分は上 記張り布で覆われる部分が小さくなるため、濡れやすい、という問題を有してい ると共に、上記従来の傘の柄にあっては、把持面がプラスチック等で平滑に形成 されているため、滑り易く、また、デザイン的にも一様で斬新性に乏しいため、 忘れ易く、かつ、取り違え易い等、多くの不具合を有していた。

    【0004】 この考案は、かかる現状に鑑み創案されたものであって、その目的とするとこ ろは、一方の手で傘をさしても両肩が濡れる心配がなく、また、滑り止め効果が 非常に高く、しかも、デザイン的にも斬新で商品価値を大幅に向上させることが できる傘を提供しようとするものである。

    【0005】

    【課題を解決するための手段】

    上記目的を達成するため、この考案に係る傘は、傘の柄本体に複数個の貫通孔 を開設したことを特徴とするものである。

    【0006】 そして、この考案にあっては、デザイン性を向上させ、遊び心を満足させるた めに、上記貫通孔にバックや定期入れ等の小物類を着脱自在に係止し、或は/お よび、柄本体及び/又はその他の部位に宝石類を配設したことを特徴とするもの である。

    【0007】 また、この考案にあっては、傘を長時間さした場合であっても、手等の疲れを 癒すために、上記柄本体に磁石を埋設したことを特徴とするものである。

    【0008】 さらに、この考案にあっては、一方の手で傘をさしても両肩が濡れないように するため、平面形状が略楕円状或は略長方形の張り布を傘骨に取り付けて傘を構 成したことを特徴とするものである。 この場合、上記張り布の中心点は、石突き と一致させてもよく、或は、傘をさしていない方の肩の濡れを有効に防止するた め、上記平面形状が略楕円状或は略長方形の張り布を、石突きを中心として一側 方が他側方よりも長くなるように傘骨に取り付けても良い。

    【0009】

    【実施例】

    以下、添付図面に示す実施例に基づき、この考案を詳細に説明する。

    【0010】 図1乃至図3に示すように、この実施例に係る傘は、柄本体1がプラスチック 等の略J字状に形成されており、該柄本体1には、複数個の貫通孔2が開設され ている。 勿論、この柄本体1の形状は、上記実施例に限定されるものではなく、 例えば、図4に示すように、筒状或は所望の形状に形成することができ、また、 その使用材質もプラスチックに限定されるものではない。

    【0011】 この貫通孔2は、基本的には、図3に示すように、円筒状に開設されて構成さ れているが、例えば、筒状や多角形状或は鼓状等、採用するデザインに対応さ せて所望の形状とすることができる。

    【0012】 また、上記各貫通孔2は、各隣接する貫通孔2同志が互いに連通しない状態で 開設されており、図1と図2に示すように、相隣接する各貫通孔2の孔軸が交互 に直交するように開設し、或は、図示はしないが、各貫通孔2の孔軸が平行とな るように開設し、さらには、採用するデザインに対応させて所望の態様で開設す ることができる。 勿論、上記貫通孔2同志を互いに連通させ、或は、柄本体1内 を空胴化して上記各貫通孔2を連通するように構成することもできる。

    【0013】 このように、柄本体1に複数個の貫通孔2を開設することで、雨天時に柄本体 1を把持して傘を差した場合であっても、柄本体1或は/及び柄本体1を把持し た手に雨が付着しても、上記貫通孔2の開口周縁部で切られて手に付着したを 切ることができ、しかも、上記把持本体1を把持したときに、上記各貫通孔2に 手の表面が圧入されて係止される手掛かりとなるため、滑り止め効果が大幅に向 上する。

    【0014】 また、上記貫通孔2内に流入した雨水は、保持本体1から手を離すと、自動的 に柄本体1および貫通孔2を通って流下するので、有底状の孔とした場合のよう に、雨水が塵埃と共に孔内に堆積して不衛生となる、という不具合が発生せず、 常に衛生的に使用することができ、しかも、乾燥を迅速に行うことができる。

    【0015】 さらに、上記貫通孔2には、図1に示すような小さなアクセサリーバック3や 図3に示すような透明体で形成された定期入れ4等の小物類を着脱自在に係止す ることができる。

    【0016】 このように小物類を吊下げることで、デザイン性が向上すると共に、目印とも なるので取り違えることがなくなり、また、定期入れ4を吊下げた場合には、該 定期入れ4を服のポケットから取り出すことなく傘を手に持ったまま改札を通る ことができるので便利性が向上する。 尚、上記アクセサリーバック3内には、例 えば、傘の収納袋(図示せず)を入れておくことで、紛失し易い収納袋をなくす ることがなくなり、しかも、雨で濡れた傘を上記収納袋に収納することで、水滴 が室内に滴下しないため、使い勝手を大幅に向上させることができる。

    【0017】 さらに、上記柄本体1には、所定ガウスの永久磁石片Gが複数個埋設されてお り、傘を長時間差した場合の手等の疲れを癒すことができるように構成されてい る。

    【0018】 このように構成された傘の柄本体1やこの柄本体1に連結されたシャフト5, 石突き6および張り布7には、薄くスライスされた人造宝石8が所望個数固着さ れている。

    【0019】 この人造宝石8は、柄本体1の場合には、図2と図3からも明らかなように、 柄本体1の終端部およびシャフト5との連結部分に固着されている。 勿論、柄本 体1が図4に示すような円筒状に形成されている場合には、該柄本体1の下面に 上記人造宝石8を固着し、或は、この人造宝石8に代えて、図5に示すような、 ネームや模様等が刻設されたエンブレム9を固着することができる。

    【0020】 また、上記人造宝石8は、シャフト5と石突き6表面には、薄くスライスされ て貼着されていると共に、防水加工された布体或は合成樹脂シートで形成された 張り布7には、上記スライスされたものが該張り布7の表面側に複数個貼着され て配設されている。 さらに、この実施例にあっては、図示はしないが、各傘骨の 先端部にも上記人造宝石を取り付けることができる。

    【0021】 このように、傘の各構成部品の適所に人造宝石8やエンブレム9等を配設する ことで、傘のデザインが斬新となり、かつ、高級感を醸し出すことができると共 に、このデザインやネーム等によって取り違える虞れがなくなり、しかも、夜間 に傘を差して歩いた場合には、ライトが人造宝石8やエンブレム9等に反射して 光るため、車から歩行者を容易に視認でき安全性が向上する、という効果が得ら れる。

    【0022】 一方、防水加工された布体或は合成樹脂シートで形成された張り布7は、図1 に示すように、平面形状が略楕円状に形成されている。 勿論、図6に示すように 、平面形状を略長方形に形成してもよい。 このように張り布7を略長方形或は楕 円形状とした場合には、混雑する場所で傘を差したまま擦れ違うことが容易とな り、しかも、傘部分が円形の傘の場合に、足下や背中部分が濡れ易い、という不 具合も有効に防止することができると共に、デザイン的にも独創的である、とい う効果が得られる。

    【0023】 また、上記張り布7は、石突き6を中心として一側方7aが他側方7bよりも 長くなるように傘骨10に取り付けることで、傘をさしていない方の肩の濡れを 有効に防止することができ、しかも、張り布7を回転させて、長く張り出した方 7aを右肩或は左肩のいずれかを覆うように操作できるので、右利き或は左利き の別は問われない。

    【0024】 このように張り布7を略長方形或は楕円形状とした場合には、傘骨10の長さ が一定とならず、傘を閉じた時にバランスが悪くなる、という問題が生じる。

    【0025】 そこで、傘骨10の長さを一定とし、上記張り布7を伸縮自在な防水布で形成 するか、或は、図7に示すように、高張材で形成された傘骨10とツッパリ骨 材11との連結部位12を傘骨10の長さに対応させてバランスよく異ならしめ て連結すればよい。

    【0026】

    【考案の効果】

    この考案は、以上説明したように、傘の柄本体に複数個の貫通孔を開設し、こ れら各隣接する貫通孔は互いに連通しないように開設して構成したので、滑り止 め効果が非常に高く、衛生的であり、しかも、小物類を吊下げ或は/及び宝石類 を配設した場合には、デザイン的にも斬新となり傘に対する商品価値を大幅に向 上させることができる他、取り違えも有効に防止することができると共に、柄本 体に磁石を配設した場合には、手の疲れを癒すことができるので健康的であり、 さらには、平面形状が略楕円状或は略長方形の張り布を傘骨に取り付けて傘を構 成したので、一方の手で傘をさしても両肩が濡れない等、幾多の優れた効果を奏 する。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】この考案の一実施例に係る傘の斜視図である。

    【図2】同傘の柄本体の斜視図である。

    【図3】同傘の柄本体の縦断面図である。

    【図4】傘の柄本体の他例を示す斜視図である。

    【図5】傘の柄本体に固着されるエンブレムの一例を示す底面図である。

    【図6】張り布の他例を示す平面図である。

    【図7】傘骨とツッパリ骨材との連結例を示す部分断面図である。

    【符号の説明】

    1 柄本体 2 貫通孔 3 (アクセサリー)バッグ 4 定期入れ 5 シャフト 6 石突き 7 張り布 8 (人造)宝石 10 傘骨 G 永久磁石

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