-Mounted large parasol support stand to the cooler box

申请号 JP9531898 申请日 1998-03-23 公开(公告)号 JP2925116B1 公开(公告)日 1999-07-28
申请人 勝幸 岸口; 发明人 勝幸 岸口;
摘要 【要約】 【課題】コンクリートブロックなどの重量物を用意することなく、如何なる場所にも便利良く据え立て使用できる大型パラソル支持スタンドを提供する。 【解決手段】クーラーボックス(C)への取付け部(B
1)と、大型パラソル(P)における中棒受け入れポール(16)の受け持ち部(B2)とを備え、その取付け部(B1)をクーラーボックス(C)のボックス本体(10)へ取付ける一方、上記受け持ち部(B2)へ大型パラソル(P)の中棒受け入れポール(16)を差し込み使用するように定めた。
权利要求 (57)【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】クーラーボックス(C)への取付け部(B
    1)と、大型パラソル(P)における中棒受け入れポール(16)の受け持ち部(B2)とを備え、 上記クーラ
    ーボックス(C)への取付け部(B1)をそのボックス
    本体(10)の開口上縁部へ跨ぐように吊り掛けられる
    係止チャンネル(25)として、倒立のほぼU字型又は
    J字型に屈曲形成すると共に、その係止チャンネル(2
    5)を上記ボックス本体(10)に対する開閉蓋(1
    2)の閉止によって、挟み付け固定するように定める一
    方、 上記中棒受け入れポール(16)の受け持ち部(B2)
    を複数の受けリング(29)又は1個の受け筒(34)
    として、上記係止チャンネル(25)から外向き一体的
    に張り出したことを特徴とするクーラーボックスへの取付け式大型パラソル支持スタンド。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【発明の属する技術分野】本発明はクーラーボックスへの取付け使用可能な大型パラソルの支持スタンドに関する。

    【0002】

    【従来の技術】一般に、大型パラソルの典型であるビーチパラソルは、日除けや雨除けのために、海辺の砂地のみならず、キャンプ地や庭地などの比較的軟らかい土地に差し込み使用されているが、その差し込むことができない街路や防波堤などのコンクリート、その他の硬い地面では、別途用意したコンクリートブロックなどの重量物に開口する受け穴へ、上記パラソルを差し込み起立させている通例である。

    【0003】

    【発明が解決しようとする課題】ところが、このような従来技術では大型パラソルを差し込むこと以外に役目のない重量物を、その使用目的地まで一々運ぶ必要があって、甚だ煩らわしく重労働となる。

    【0004】そのため、例えば防波堤や桟橋、筏などを釣り場とする魚釣りを初め、街路を販売場所とする弁当やその他の商品販売などにとって、特に不便である。

    【0005】

    【課題を解決するための手段】本発明はこのような不便の解消を目的としており、そのためにクーラーボックスへの取付け式大型パラソル支持スタンドとして、クーラーボックスへの取付け部と、大型パラソルにおける中棒受け入れポールの受け持ち部とを備え、 上記クーラーボ
    ックスへの取付け部をそのボックス本体の開口上縁部へ
    跨ぐように吊り掛けられる係止チャンネルとして、倒立
    のほぼU字型又はJ字型に屈曲形成すると共に、その係
    止チャンネルを上記ボックス本体に対する開閉蓋の閉止
    によって、挟み付け固定するように定める一方、上記中
    棒受け入れポールの受け持ち部を複数の受けリング又は
    1個の受け筒として、上記係止チャンネルから外向き一
    体的に張り出したことを特徴とするものである。

    【0006】

    【発明の実施の形態】以下、図面に基いて本発明の具体的構成を詳述すると図1〜9はその本発明に係る大型パラソル支持スタンドの第1実施形態を示しており、
    (C)は例えば魚釣りやキャンプなどに出向く際、その屋外へ携帯する公知のクーラーボックス(アイスボックス)であって、ほぼ直方体型のボックス本体(10)
    と、その開口上縁部へ蝶番(11)などにより回動自在に枢着された開閉蓋(12)とから成り、その開閉蓋(12)に把手(13)が設けられていることは、言うまでもない。 (14)はその閉蓋状態での施錠金具を示しているが、携帯用のベルトは図示省略してある。

    【0007】(P)は公知のビーチパラソルやその他の大型パラソルであり、比較的太くストレートな中棒(1
    5)を備えていることは、言うまでもない。 (16)はその中棒受け入れポールであって、これにはパラソル(P)の設置使用高さを調整するための装置(A)が付属一体化されている。

    【0008】その高さ調整装置(A)は図2〜6から明白なように、上記中棒受け入れポール(16)の開口上端部に嵌め付け固定された鞘筒(17)と、これに平な枢支ピン(18)を介して止着されたカムレバー(1
    9)と、そのカムレバー(19)の起伏的な回動操作により、上記中棒(15)に向かって進退作動される楔爪(20)とから成り、その楔爪(20)によって中棒(15)を押え付け固定できるようになっている。

    【0009】その場合、図2、6から示唆される通り、
    上記中棒受け入れポール(16)の中途高さ位置には釣り竿受けを初め、バッグや衣類、タオルなどの吊り掛け用として役立つハンガーフック(21)を、やはり使用高さの調整自在に取付けておくことが好ましい。 (2
    2)はそのハンガーフック(21)を取付けるための割りバンド、(23)(24)はこれを中棒受け入れポール(16)へ締結するボルトとナットである。

    【0010】(B)は本発明に係る大型パラソル(P)
    の支持スタンドであって、上記クーラーボックス(C)
    への取付け部(B1)と上記中棒受け入れポール(1
    6)の受け持ち部(B2)とを具備している。

    【0011】この点、図7〜9では万形態の取付け部(B1)を示しており、その側面視のほぼ倒立U字型に屈曲する係止チャンネル(25)が、クーラーボックス(C)におけるボックス本体(10)の開口上縁部へ跨ぐように吊り掛けられ、且つその開閉蓋(12)の閉止により挟み付け固定されるようになっている。

    【0012】(26)は上記取付け部(B1)となる係止チャンネル(25)をボックス本体(10)の壁面に押え付け固定するための操作ネジ杆であり、その先端部の押え座板(27)がボックス本体(10)の壁面へ内側から面接触する。 (28)は操作ネジ杆(26)と螺合する固定ナットを示している。

    【0013】他方、上記中棒受け入れポール(16)の受け持ち部(B2)は複数(図例では上下一対)の受けリング(29)として、上記係止チャンネル(25)から外向き一体的に張り出されており、その内部へ上方から中棒受け入れポール(16)が差し込み垂立されるようになっている。

    【0014】図1〜9の第1実施形態では、上記係止チャンネル(25)をボックス本体(10)の前側壁面へ吊り掛けているが、これを側面視のほぼ倒立J字型に屈曲形成して、上記ボックス本体(10)と開閉蓋(1
    2)との相互間隙を通じ、そのボックス本体(10)の後側壁面へ吊り掛け使用しても良い。

    【0015】又、上記ボックス本体(10)の開口上縁部を跨ぐ係止チャンネル(25)の屈曲開口幅を、そのボックス本体(10)における壁面の厚みとほぼ同一に対応形成して、上記と同様に吊り掛けることにより、その係止チャンネル(25)の押え付け固定用操作ネジ杆(26)を省略してもさしつかえない。 ボックス本体(10)に対する開閉蓋(12)の閉止により、係止チャンネル(25)が挟み付け固定されることに変りはないからである。

    【0016】次に、図10は上記支持スタンド(B)の第2実施形態を示しており、これではそのクーラーボックス(C)への取付け部(B1)となる係止チャンネル(25)の押え付け固定用操作ネジ杆(26)について、その先端部に吸着盤(30)を取付け一体化し、これをボックス本体(10)の壁面へ内側から吸着させるようになっている。

    【0017】尚、第2実施形態におけるその他の構成は、図1〜9の上記第1実施形態と実質的に同一であるため、その図10に図1〜9との対応符号を記入するにとどめて、その詳細な説明を省略する。

    【0018】図11〜14は上記支持スタンド(B)の第3実施形態に係り、これではその中棒受け入れポール(16)の受け持ち部(B2)となる上記受けリング(29)の複数を、何れも中棒受け入れポール(16)
    の太さに応じて開閉でき、且つ不使用時には折りたためるように構成している。

    【0019】即ち、(31)は上記支持スタンド(B)
    の係止チャンネル(25)から張り出すステー、(3
    2)はそのステー(31)を水平に貫通することにより、起伏自在な枢支状態に保たれた平面視のC字型バネ線材、(33)はそのバネ線材(32)の切り離し両端部から差し込み被着された向かい合う一対の抱持フックであり、その一対が上記バネ線材(32)の付勢力によって、常時閉合する状態に保たれている。

    【0020】そのため、これに上方から差し込まれた上記中棒受け入れポール(16)を抱持できるほか、その太いポール(16)であっても、これを両抱持フック(33)の押し開き操作により、その前方からでも差し込むことができる。 又、上記クーラーボックス(C)の携帯時には、そのバネ線材(32)を図11の鎖線で示す如く、上方又は下方へ押し倒すことにより、上記係止チャンネル(25)と密着する折りたたみ状態に維持することもできるのである。

    【0021】尚、クーラーボックス(C)への取付け部(B1)となる係止チャンネル(25)の構成については、図1〜9の上記第1実施形態と実質的に同一であるため、その図11〜14に図1〜9との対応符号を記入するにとどめて、その詳細な説明を割愛する。

    【0022】又、図15、16は上記支持スタンド(B)の第4実施形態を示しており、これではその中棒受け入れポール(16)の受け持ち部(B2)を比較的長い一定深さ(d1)の受け筒(34)として、その1
    個を上記係止チャンネル(25)に固定一体化させている。

    【0023】そして、上記中棒受け入れポール(16)
    をその支持スタンド(B)の受け筒(34)へ、上方から差し込み垂立させることができるようになっている。
    (35)は上記受け筒(34)の下端部に嵌め付け固定された接地座である。

    【0024】図17は上記支持スタンド(B)の第5実施形態を示しており、これでは上記第4実施形態における受け筒(34)の開口上端部へ、その中棒受け入れポール(16)を差し込み使用する際の高さ調整装置(H)を付属一体させている。

    【0025】これは上記中棒(15)の高さ調整装置(A)に準じた構成を有しており、その受け筒(34)
    の開口上端部に嵌め付け固定された鞘筒(36)と、これに水平な枢支ピン(37)を介して止着さたカムレバー(38)と、そのカムレバー(38)の起伏的な回動操作により、中棒受け入れポール(16)に向かって進退作動される楔爪(39)とから成り、その楔爪(3
    9)によって中棒受け入れポール(16)を受け筒(3
    4)へ押え付け固定できるようになっている。

    【0026】尚、第4、5実施形態におけるその他の構成も、図1〜9の上記第1実施形態と実質的に同一であるため、その図15〜17に図1〜9との対応符号を記入するにとどめて、その詳細な説明を省略する。

    【0027】更に、図18、19は本発明に係る支持スタンド(B)の第6実施形態を示しており、これでは上記中棒受け入れポール(16)の受け持ち部(B2)をクーラーボックス(C)への取付け部(B1)と別個独立させ、しかもその取付け部(B1)に対して回動自在に枢着している。

    【0028】即ち、(40)は上記受け持ち部(B2)
    となる複数(図例では上下一対)の受けリング(29)
    を連結一体化した背板であり、その背板(40)が上記取付け部(B1)をなす係止チャンネル(25)へ接合された上、1本の枢支ボルト(41)を介して回動自在に組付けられている。 (42)はその枢支ボルト(4
    1)に締結された蝶ナットである。

    【0029】そのため、その蝶ナツト(42)を緩めて、上記背板(40)を枢支ボルト(41)の軸線廻りに適当な回動度(α)だけ傾斜させ、その傾斜した調整状態を上記蝶ナット(42)の締め上げ操作により固定すれば、その受けリング(29)に差し込まれる中棒受け入れポール(16)を、延いてはこれに支持された大型パラソル(P)を、傾斜設置状態に保つことができる。

    【0030】尚、クーラーボックス(C)への取付け部(B1)は、上記第1実施形態の操作ネジ杆(26)に代る吸着盤(43)を採用した以外について、その第1
    実施形態と実質的に同一の構成であるため、その図1
    8、19に図1〜9との対応符号を記入するにとどめて、その詳細な説明を省略する。

    【0031】 上記のような本発明の支持スタンド(B)
    は、その第1〜6実施形態の何れにあっても、クーラー
    ボックス(C)への取付け部(B1)と大型パラソル
    (P)における中棒受け入れポール(16)の受け持ち
    部(B2)とを備えているため、例えば魚釣りに出向く
    際、その魚釣り上必要なクーラーボックス(C)と一緒
    に携帯して、釣り場となる防波堤や桟橋、筏などにクー
    ラーボックス(C)を据え置き、そのボックス本体(1
    0)に上記支持スタンド(B)の取付け部(B1)を取
    付けると共に、同じく支持スタンド(B)の上記受け持
    ち部(B2)へ、大型パラソル(P)の中棒受け入れポ
    ール(16)を差し込み使用し、釣り人がそのクーラー
    ボックス(C)へ腰掛けることにより、魚釣り中の日除
    けや雨除けとして役立てることができ、このことは街路
    を販売場所とする弁当などの商品販売についても、全く
    同様に言える。

    【0032】 つまり、クーラーボックス(C)は上記魚
    釣りや商品販売などに不可欠な携帯品であり、本発明は
    これに取付け使用される大型パラソル支持スタンド
    (B)として、そのクーラーボックス(C)への取付け
    部(B1)と上記中棒受け入れポール(16)の受け持
    ち部(B2)とを具備するので、その大型パラソル
    (P) を差し込むための別個なコンクリートブロックや
    その他の重量物を用意・運搬する必要がなく、コンクリ
    ートなどの硬い地面(G)に対しても、大型パラソル
    (P)を確実に安定良く差し込み使用できるのである。

    【0033】 殊更、図18、19に示した本発明の第6
    実施形態によれば、その支持スタンド(B)によって上
    記大型パラソル(P)を垂立状態ほか、適当な角度
    (α)の傾斜状態に設置使用することもできるため、ま
    すます便利となる。

    【0034】

    【発明の効果】 以上のように、本発明ではクーラーボッ
    クス(C)への取付け部(B1)と、大型パラソル
    (P)における中棒受け入れポール(16)の受け持ち
    部(B2)とを備え、上記クーラーボックス(C)への
    取付け部(B1)をそのボックス本体(10)の開口上
    縁部へ跨ぐように吊り掛けられる係止チャンネル(2
    5)として、倒立のほぼU字型又はJ字型に屈曲形成す
    ると共に、その係止チャンネル(25)を上記ボックス
    本体(10)に対する開閉蓋(12)の閉止によって、
    挟み付け固定するように定める一方、上記中棒受け入れ
    ポール(16)の受け持ち部(B2)を複数の受けリン
    グ(29)又は1個の受け筒(34)として、上記係止
    チャンネル(25)から外向き一体的に張り出した構成
    を採用しているため、冒頭に述べた従来技術の不便が解
    消され、コンクリートなどの硬い地面(G)に対して
    も、そのビーチパラソルやその他の大型パラソル(P)
    を確実に安定良く据え立てることができ、特に防波堤や
    桟橋、筏などを釣り場とする魚釣り、街路を販売場所と
    する弁当などの商品販売にとって、著しく有益となる効
    果がある。

    【0035】 又、その使用に当ってもクーラーボックス
    (C)への取付け部(B1)をなす係止チャンネル(2
    5)を、そのボックス本体(10)の開口上縁部へ跨ぐ
    ように吊り掛けた上、開閉蓋(12)を閉止すれば、そ
    の係止チャンネル(25)が上記ボックス本体(10)
    と開閉蓋(12)との相互間に挟み付け固定されるた
    め、クーラーボックス(C)を傷付けたり、或いは改造
    したりすることもなく、 ますます便利に大型パラソル
    (P)を据え立て使用できるのであり、そのクーラーボ
    ックス(C)に対する取付け作業性と互換性に優れる。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】本発明に係る大型パラソル支持スタンドの第1
    実施形態を示す使用状態の斜面図である。

    【図2】図1の一部を破断して示す側面図である。

    【図3】図2から中棒の高さ調整装置を抽出して示す拡大正面図である。

    【図4】図3の4−4線断面図である。

    【図5】上記高さ調整装置の楔爪を後退させた状態の図4に対応する断面図である。

    【図6】図2の6−6線に沿う拡大断面図である。

    【図7】図1の支持スタンドを抽出して示す斜面図である。

    【図8】図7の拡大正面図である。

    【図9】図8の9−9線断面図である。

    【図10】本発明に係る支持スタンドの第2実施形態を示す側断面図である。

    【図11】本発明に係る支持スタンドの第3実施形態を示す斜面図である。

    【図12】図11の拡大正面図である。

    【図13】図12の13−13線に沿う拡大断面図である。

    【図14】太い中棒受け入れポールの抱持状態を示す図13に対応する断面図である。

    【図15】本発明に係る支持スタンドの第4実施形態を示す斜面図である。

    【図16】図15の使用状態を示す側断面図である。

    【図17】本発明に係る支持スタンドの第5実施形態を示す使用状態の側断面図である。

    【図18】本発明に係る支持スタンドの第6実施形態を示す使用状態の正面図である。

    【図19】図18の一部を抽出して示す拡大側断面図である。

    【符号の説明】

    (10)・ボックス本体 (12)・開閉蓋 (15)・中棒 (16)・中棒受け入れポール (25)・係止チャンネル (29)・受けリング (34)・受け筒 (B)・支持スタンド (B1)・取付け部 (B2)・受け持ち部 (C)・クーラーボックス (P)・パラソル

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