Quick release buckle having a volatile substance diffusion means

申请号 JP2010513912 申请日 2008-06-25 公开(公告)号 JP2010531691A 公开(公告)日 2010-09-30
申请人 ソベレ エスパーニャ ソシアダッド アノニマ; 发明人 ファビオ マルケッティ; セドリック モルエン;
摘要 本発明は、例えばバックパック(背負い運搬具)、スポーツバッグ、ウエストパック、犬等のハーネスまたは革ひもの2つのベルトセクションまたはバンドセクション(4)を一時的に連結するのに一般的に使用される迅速解放バックル(1、2)に関する。 本発明の目的は、殺虫剤および/または空気浄化物質を大気中に拡散させるのに使用できる付加機能を備えた迅速解放バックルであって、揮発性物質を拡散させる拡散要素が一体化されたバックルコンポーネントを備えた迅速解放バックルを提供することにある。
权利要求
  • 揮発性物質を拡散させる拡散要素を収容していることを特徴とする迅速解放バックル用コンポーネント。
  • 前記拡散要素は着脱可能に収容されることを特徴とする請求項1記載の迅速解放バックル用コンポーネント。
  • 請求項1記載の第一バックルコンポーネントおよび第二バックルコンポーネントを有し、両コンポーネンツはバックルの閉位置において互いに相互ロックできることを特徴とする請求項1または2記載の迅速解放バックル。
  • 前記第一バックルコンポーネントは、揮発性物質を拡散させる拡散要素を受入れることができるハウジングを有し、該ハウジングは、拡散要素を通すための開口を有していることを特徴とする請求項3記載のバックル。
  • 前記バックルの閉位置において、第二バックルコンポーネントは、拡散要素の脱落防止を目的としてハウジングの前記開口を閉じることを特徴とする請求項4記載のバックル。
  • 前記揮発性物質を拡散させる拡散要素は、蒸気透過膜により閉じられた容器を有していることを特徴とする請求項3から5のいずれか1項記載のバックル。
  • 前記揮発性物質を拡散させる拡散要素は、揮発性物質が含浸された材料を有していることを特徴とする請求項3から5のいずれか1項記載のバックル。
  • 前記揮発性物質を拡散させる拡散要素は多孔質材料からなることを特徴とする請求項7記載のバックル。
  • 蒸発した製品がバックルの外部に向かって出ることができるように配置された少なくとも1つのオリフィスを有していることを特徴とする請求項3から7のいずれか1項記載のバックル。
  • 前記少なくとも1つのオリフィスは第二バックルコンポーネントに配置されていることを特徴とする請求項9記載のバックル。
  • 前記第一バックルコンポーネントは、U形の形状と、第二コンポーネントに連結するための2つのフレキシブル側方アームとを有すること、および前記ハウジングは、開放上方ベースおよび開放下方ベースを形成するリング状の壁により形成されていることを特徴とする請求項3から10のいずれか1項記載のバックル。
  • 前記第一バックルコンポーネントは、U形の形状と、第二コンポーネントに連結するための2つのフレキシブル側方アームとを有すること、および前記ハウジングは、互いに実質的に平行でかつ前記側方アームの間に配置された2つのアームにより形成されていることを特徴とする請求項3から10のいずれか1項記載のバックル。
  • 前記第二コンポーネントは、バックルの閉位置において前記下方ベース上に配置される孔穿きベースを有していることを特徴とする請求項3から12のいずれか1項記載のバックル。
  • 前記ベースの外側面には複数の突出部が設けられていることを特徴とする請求項13記載のバックル。
  • 前記容器は前記平行アームにより押圧されることを特徴とする請求項12記載のバックル。
  • 前記容器はバックルの両フレキシブルアームの間に配置されることを特徴とする請求項11または12記載のバックル。
  • 揮発性物質を拡散させる拡散要素を収容すること、および雌形端部と雌形端部とを有し、雌形端部は迅速解放バックルの雄形部分に連結できかつ雄形端部は迅速解放バックルの雌形部分に連結できることを特徴とする迅速解放バックル用コンポーネント。
  • 前記拡散要素は着脱可能に収容されることを特徴とする請求項17記載の迅速解放バックル用コンポーネント。
  • 说明书全文

    本発明は、例えばバックパック、スポーツバッグ、ウエストパック、犬等のハーネスまたは革ひもの2つのベルトセクションまたはバンドセクションを一時的に連結するのに一般的に使用される迅速解放バックルに関する。

    米国特許第6,757,944号および欧州特許EP−1,745,712号に開示されているような迅速解放バックルは広く知られている。

    また、今日までに、一般にユーザの家または車両等の限定された環境内で使用するための、揮発性物質を拡散させる拡散器具が設計されている。 しかしながら、ユーザ(人または動物の両方)が居住する或る環境を創出する目的で、ユーザが移動する間に帯同できる、優れた可搬性を有する器具に対する要望の増大が判明している。

    このため、このような機能を達成する幾つかの器具が開発されているが、これらの器具は或る欠点を有している。 幾つかの器具は、ベルトが、揮発性物質拡散の障害物となるようにベルトまたはカラー上に組付けられた拡散要素を有している。 拡散要素はベルトに一体化されていないため、ユーザにとって煩わしいものとなっている。

    既知のシステムでは、蒸発器具がユーザの身体から或る距離だけ隔てられて配置されるため、蒸発の補助に体温を用いることは考慮されていない。

    本発明の目的は、殺虫剤および/または空気浄化物質を大気中に拡散させるのに使用できる付加機能を備えた迅速解放バックルを提供することにある。

    本発明は、迅速解放バックルの一部を形成するためのコンポーネント内に一体化された、揮発性物質を拡散するための拡散要素に関する。 バックルのこのコンポーネントは揮発性物質を拡散するための拡散要素を収容しており、揮発性物質が消尽したときは揮発性物質拡散要素を他の要素に交換できるようになっている。

    また本発明は、前述のような少なくとも1つの第一コンポーネントと、バックルの包囲体内で第一コンポーネントに連結できる第二コンポーネントとを備えた迅速解放バックルに関する。

    拡散要素の入口および出口へのアクセスはバックルの閉位置において遮断されるため、拡散要素にはバックルの開位置においてのみアクセスできるに過ぎない。

    本発明によるバックルの2つのコンポーネントが閉位置にあるところ(図1(a))および開位置にあるところ(図1(b))を示す斜視図である。

    第一バックルコンポーネントの斜視図であり、揮発性物質を拡散させる拡散要素がハウジングの外部にあるところを示すものである。

    第一バックルコンポーネントの他の実施形態の斜視図であり、揮発性物質拡散要素がハウジングの外部にあるところ(図3(a))および内部にあるところ(図3(b))を示すものである。

    図3のバックルコンポーネントを示す正面図である。

    バックルを閉じるプロセス中の連続する3段階を示す斜視図である。

    2つのバックルコンポーネンツが連結されていない状態および連結された状態を示すそれぞれ斜視図(図6(a))および底面図(図6(b))である。

    本発明によるバックルコンポーネントの他の実施形態を示す斜視図であり、図7(a)はコンポーネント自体を示し、図7(b)は従来のバックルに連結されるように配置されたコンポーネントを示すものである。

    図7のコンポーネントを下方から見た斜視図である。

    図1は、第一バックルコンポーネント(1)および第二バックルコンポーネント(2)を示し、これらのバックルコンポーネンツ(1、2)は、最新技術において知られた方法でバックルの閉位置に相互ロックできるサイズおよび形状を有している。 この目的のため、第一コンポーネント(1)はU形の形状を有し、且つ2つのフレキシブル側方アーム(3、3′)を有している。 この第一コンポーネント(1)には、ベルトまたはバンド(4)の一端を連結できる。

    第二コンポーネント(2)は、第一コンポーネント(1)を受入れることができるスロットを形成しており、かつアーム(3、3′)の端部がスナップ嵌めにより相互ロックされる側方窓を有している。

    この従来構造に基いて、バックルコンポーネントは、揮発性物質を拡散させる拡散要素を着脱可能に収容する点に特徴を有している。 拡散要素は、この好ましい実施形態では。 透明プラスチック材料で作られかつ蒸気透過膜(7)により閉じられる容器(6)を有している。 これらの形式の容器は広く知られており、例えば国際特許公開WO 06/042867号において説明されている。 膜は、ユーザが製品の使用開始を望むときにユーザにより除去されるシーリングシートによりカバーされている。

    揮発性物質を拡散させる拡散要素は、任意の適当な材料、例えば揮発性物質が含浸された多孔質材料で形成できる。

    図1および図2の実施形態では、第一コンポーネント(1)はリング状の壁(8)を有し、該壁(8)は、前記容器(6)を収容するための開放上方ベースおよび開放下方ベースを形成している。 前記リング状の壁(8)は、フレキシブルアーム(3、3′)が突出しておりかつ容器(6)を受入れることができるサイズおよび形状を有するハウジング(9)を形成するコンポーネントの一部に取付けられている。

    第一コンポーネントが第二コンポーネントに連結されていないとき、すなわちバックルが開位置にあるとき、容器(6)は、図2に示すように、壁(8)の下方ベースを形成する開口を通してハウジング(9)内に挿入できる。

    しかしながら、本発明は、バックルが図1aに示すように閉位置にあるとき、すなわち第一コンポーネントおよび第二コンポーネントが連結されているとき、前記開口は第二コンポーネント(2)によりカバーされ、したがって、バックルが閉じられている間は容器(6)を取出すことは不可能である。 この構成により、バックルの通常の使用中に容器がバックルから出ないように確保され、更に、子供またはペットが不意に揮発性物質にアクセスすることを防止する安全システムが形成される。

    したがって、例えば揮発性物質が消尽したため容器を交換する必要があるときに容器(6)を取出すには、バックルを開いて開口をアクセス可能にし、容器を交換する必要がある。

    揮発性物質の容器(6)は透明でありかつ外部から見ることができるので、ユーザは、使用できる揮発性物質の量を知ることができる。 バックルの中央部のサイズおよび構造により、容器がバックルの開閉作動を妨げることはなく、かつバックルの中央部のサイズを増大させる必要もない。

    蒸発した製品が、蒸発すべき物質の種類に基いて、例えばユーザの身体に向けてまたは外側に向けて出ることができるようにするため、バックルは適当な領域に少なくとも1つのオリフィス(10)を有している。

    図1bの例では、前記少なくとも1つのオリフィス(10)は、第二バックルコンポーネント(2)の、特に下方ベース(11)に配置されている。 オリフィス(10)は、バックルの閉位置において、ベース(11)が容器の膜(7)をオーバーラップして、膜から出る蒸発製品がオリフィス(10)を通って出ることができるようにする。 この場合、図6aに見ることができるように、膜およびオリフィスは、バックルの使用中に蒸発製品を受けるユーザの身体に対応するバックルの部分に配置される、この構成は、例えば、本発明のバックルが設けられたハーネスを着用するペットの身体に、ペストコントロール物質を拡散させるのに使用できる。

    図6に詳細に示すように、第二コンポーネント(2)のベース(11)の外側面には複数の突出部(12)が設けられている。 これらの突出部(12)の目的は、ユーザの身体からベース(11)を適当距離だけ隔てることにより、ユーザの身体がオリフィス(10)を塞ぐことなく、蒸発物質が正しく拡散できるようにすることにある。

    他の実施形態では、オリフィス(10)は、バックルの側面または前面に配置することもできる。

    図3の実施形態では、ハウジング(9)は、互いに平行でかつ前記側方アーム(3、3′)の間に配置された一対のアーム(13、13′)により形成されている。 前記アーム(13、13′)は、一端が第一コンポーネント(1)の本体に取付けられているのに対し他方のアームは自由であり、これにより、両アーム(13、13′)の自由端の間には、容器(6)を入れることができる開口すなわち入口が形成されている。 図4には、両アーム(13、13′)の間の容器(6)の配置が示されており、ここには、容器(6)が両アームの間に如何に押し込まれて、両アームにより保持されるかが示されている。

    図7の実施形態では、本発明は、揮発性物質を拡散させる拡散要素を収容する第一バックルコンポーネント(1)からなり、該第一バックルコンポーネント(1)は、これ自体が、従来の迅速解放バックルの雄型部分および雌形部分に連結できるようになっている。 この実施形態では、本発明は、既存のバックルにいかなる変更を加える必要もなく、既存のバックルに適用できる。

    拡散要素は、コンポーネントの製造時にはバックルコンポーネントの内部に挿入された状態にあり、したがってこの場合には、揮発性物質を備えたカートリッジを取外すことができないため、バックルコンポーネントは完全に使い捨て可能なものとなる。 拡散要素は論理的に他の構成にすることができ、例えば、図1−図3の場合のように部品の中央リブ内に配置することもできる。

    この場合、第一コンポーネント(1)は雌形端部(15)および雄形端部(16)を有している。 雌形端部(15)は従来のバックルの雄形コンポーネントに連結でき、雄形端部(16)は従来のバックルの雌形コンポーネントに連結できる。

    より高性能な他の実施形態では、バックルに、製品の蒸発を高める手段、例えば予め加熱おく蓄熱要素または発熱触媒反応に基いた発熱要素をバックルに設けることができる。

    本発明の実用的実施形態の種々の可能性が、特許請求の範囲に記載されている。

    当業者であれば、本明細書の説明および図面から、本明細書で説明した特許請求の範囲が、本発明の範囲内で多くの態様に組合せ可能であることが理解できよう。 本発明をその幾つかの好ましい実施形態にしたがって説明したが、当業者ならば、特許請求に係る本発明の範囲を逸脱することなく、前記好ましい実施形態に多くの変更を加え得ることは明白であろう。

    QQ群二维码
    意见反馈