オープントゥ形靴製造方法

申请号 JP2017539347 申请日 2016-01-14 公开(公告)号 JP2018519857A 公开(公告)日 2018-07-26
申请人 イ、スンホ; 发明人 イ、スンホ;
摘要 本発明によれば、硬い性質を有するミッドソールを使って着用または保管状態で外部からの物理的な圧 力 や衝撃または長期間の着用による変形が防止されるが、使用者の足前底部分と密着されるミッドソールの表面にクッションを装着してオープントゥ形靴を含むハイヒールのようなかかとが高い靴を着して長い時間歩いても優秀な着心地が維持されることによって足の疲れ感が増加しないで足の痛症や変形が誘発されないことは勿論、歩行中足前底部分で滑るか、または足きびす部分が易しくはげる現象が防止されることで靴と使用者足との間の摩擦を減少させて使用者の足きびすに 水 泡などの傷発生を抑制して、使用者の足裏にたこ、魚の目または 角 質などの発生を遮断し、歩行中騷音の発生を防止するだけでなく、背を高くする保形物と同じ高さのクッションが外部で露出しなくて靴の外的な美麗さが誘発されて単身の使用者にとって背が高くなる靴の着用に自信感を導き出すことができる。
权利要求

着用者の足指部分が開放されるオープントゥ形靴の製造方法において、靴形状を有する第1ラストの底面に背を高くする用度の保形物を接着して第2ラストを製作するラスト製作段階と、 前記第2ラストの底面と対応されるようにミッドソールを製作するミッドソール製作段階と、 足前底部分に該当する前記ミッドソールの表面にクッションを接着するクッション接着段階と、 前記クッションが接着されたミッドソールを原緞で囲むミッドソール及びクッションカバーリング段階と、 原緞で囲まれた前記ミッドソールを、靴形状を有する第1ラストの底面に位置させるミッドソール位置段階と、 前記第1ラスト及びミッドソールを甲皮で囲んで靴の外形をなすようにし、前記ミッドソールの底面に甲皮の一端部を接着する甲皮接着段階と、 前記ミッドソールの底面及び足きびす部分に靴の底及びかかとを接着する靴の底及びかかと接着段階と、 前記ミッドソールから第1ラストをとり除くラスト除去段階と、 前記ミッドソールの表面にインソールを接着するインソール接着段階と、を含むオープントゥ形靴製造方法。前記ラスト製作段階は、前記第1ラストの足前底部分に該当する底面に背を高くする用度の保形物を接着した後、前記背を高くする用度の保形物が接着された第1ラストと等しい形状で第2ラストを加工製作することを特徴とする請求項1に記載のオープントゥ形靴製造方法。前記背を高くする用度の保形物は、前記クッションと等しい大きさと形状でなされたことを特徴とする請求項1に記載のオープントゥ形靴製造方法。前記クッションはウレタンまたはラテックス材質でなされたことを特徴とする請求項1に記載のオープントゥ形靴製造方法。

说明书全文

本発明は、着用者の足指部分が開放されるオープントゥ形靴を製造する方法に関し、より詳細には、靴の足前底部分に軟質のクッションを装着して優秀な着心地が維持されるようにするオープントゥ形靴製造方法に関するものである。

一般に、靴は天然または人造皮でなされた外被と内皮を仕立てして甲皮を製作し、これとは別に靴の保形物であるト—ボックス(toe box)、カウンター(counter)、インソール、ミッドソール、靴の底及びかかとをそれぞれ区分して製作する。

このような状態で靴形状を有する?ラスト(last)を使ってミッドソールを重ねて当てて固定した後、甲皮、ト—ボックス、カウンター、靴の底、かかと及びインソールに対する接着及び固定を遂行するようになるものとして靴が完成されるものである。

これと係わる従来技術として特許文献1の大韓民国登録特許公報第10-1207982号(2012.12.04.公開)には製造工程が単純で足指圧が可能な靴及びその製造方法が開示されている。

しかし、特許文献1のような従来の靴は着用または保管状態で外部からの物理的な圧や衝撃または長期間の着用による変形を防止するために硬い性質を有するミッドソールを使用するようになるが、着用中ミッドソールの硬い性質によって靴の形態がよく維持されることはできるが、長い間の歩行時足裏に圧力や衝撃が繰り返し的に作用する場合には使用者の足裏と密着されるミッドソールが硬い性質を有するようになってむしろ足の疲れも増加はもちろん足の痛症や変形まで誘発するようになる問題があった。

また、従来の靴に使われたもののような硬い性質を有するミッドソールをオープントゥ(toe-open)形靴を含むハイヒールなどのかかとが高い靴の製造に使用する場合、使用者が靴を履くようになれば、自然に足指部分に荷重が集中されるようになるが、この時使用者の足裏と密着されるミッドソールが硬い性質を有するようになることで、歩行中足前底部分で滑るか、または足きびす部分が易しくはげる現象が発生するようになって、これによる靴と使用者足の間のひんぱんな摩擦によって使用者の足きびすに泡などの傷を誘発するようになることはもちろん使用者の足裏にたこ、魚の目または質などを発生させるようになって、ひどい場合足首やしつかんせつまたは腰に異常をもたらすようになって、歩行中騷音が発生されて不便な問題があった。

本発明は、上述した問題をすべて解決するために案出されたものであり、着用または保管状態で外部からの物理的な圧力や衝撃または長期間の着用による変形を防止するようにするが、オープントゥ形靴を含むハイヒールのようなかかとが高い靴を着して長い間歩いても優秀な着心地が維持されるようにして、歩行中足前底部分に滑るか、または足きびす部分が易しくはげる現象が防止されるようにするオープントゥ形靴製造方法の提供にその目的がある。

前記課題を解決するためで本発明は、着用者の足指部分が開放されるオープントゥ形靴の製造方法において、靴形状を有する第1ラストの底面に背を高くする用度の保形物を接着して第2ラストを製作するラスト製作段階と、前記第2ラストの底面と対応されるようにミッドソールを製作するミッドソール製作段階と、足前底部分に該当する前記ミッドソールの表面にクッションを接着するクッション接着段階と、前記クッションが接着されたミッドソールを原緞で囲むミッドソール及びクッションカバーリング段階と、原緞で囲まれた前記ミッドソールを、靴形状を有する第1ラストの底面に位置させるミッドソール位置段階と、前記第1ラスト及びミッドソールを甲皮で囲んで靴の外形をなすようにして、前記ミッドソールの底面に甲皮の一端部を接着する甲皮接着段階と、前記ミッドソールの底面及び足きびす部分に靴の底及びかかとを接着する靴の底及びかかと接着段階と、前記ミッドソールから第1ラストをとり除くラスト除去段階と、及び前記ミッドソールの表面にインソールを接着するインソール接着段階と、を含むことを特徴とするオープントゥ形靴製造方法を提供したことが特徴である。

ここで、前記ラスト製作段階は、前記第1ラストの足前底部分に該当する底面に背を高くする用度の保形物を接着した後、前記背を高くする用度の保形物が接着された第1ラストと等しい形状で第2ラストを加工製作することにもその特徴がある。

また、前記背を高くする用度の保形物は、前記クッションと等しい大きさと形状でなされたことにもその特徴がある。

そして、前記クッションはウレタンまたはラテックス材質でなされたことにもその特徴がある。

本発明によれば、硬い性質を有するミッドソールを使って着用または保管状態で外部からの物理的な圧力や衝撃または長期間の着用による変形が防止されるが、使用者の足前底部分と密着されるミッドソールの表面にクッションを装着してオープントゥ形靴を含むハイヒールのようなかかとが高い靴を着して長い間歩いても優秀な着心地が維持されることによって、足の疲れ感が増加しないで足の痛症や変形が誘発されないことは勿論、歩行中足前底部分で滑るか、または足きびす部分が易しくはげる現象が防止されることで靴と使用者足の間の摩擦を減少させて使用者の足きびすに水泡などの傷発生を抑制して、使用者の足裏にたこ、魚の目または角質などの発生を遮断して、歩行中騷音の発生を防止するだけでなく、背を高くする保形物と同じ高さのクッションが外部に露出しなくて靴の外的な美麗さが誘発され、単身の使用者にとって背が高くなる靴の着用に自信感を導き出すことができる効果がある。

図1は本発明によるオープントゥ形靴製造方法のフローチャートである。

図2は本発明の実施例によるラストの製作過程を示した図面である。

図3乃至図5は本発明の実施例によるオープントゥ形靴の製作過程を示した図面である。

以下、図面を参照して実施例を中心に本発明の構成に対して詳しく説明する。

図1に示されたように、本発明は着用者の足指部分が開放されるオープントゥ形靴1を製造する方法に関するものであり、ラスト製作段階(S10)、ミッドソール製作段階(S20)、クッション接着段階(S30)、ミッドソール及びクッションカバーリング段階(S40)、ミッドソール位置段階(S50)、甲皮接着段階(S60)、靴の底及びかかと接着段階(S70)、ラスト除去段階(S80)、インソール接着段階(S90)を遂行して、以下具体的な工程に対して詳しく説明する。

[ラスト製作段階(S10)] 前記ラスト製作段階(S10)は、図2(a)に示されたように、靴形状を有する第1ラスト10の底面に背を高くする用度の保形物11を接着して、図2(b)のような第2ラスト20を製作する工程である。

ここで、前記第1ラスト10は靴を製作する時に使用する模型で、主に木で作った模型が使われて木型(wooden pattern)とも言う。

併せて、前記第2ラスト20は靴形状を有する第1ラスト10の足前底部分に該当する底面にオープントゥ形靴を含むハイヒールなどの背を高くする用度の靴製造に使われる背を高くする用度の保形物11を接着した後、前記背を高くする用度の保形物11が接着された第1ラスト10と等しい形状で加工製作されたものである。

この時、前記背を高くする用度の保形物11は、前記第1ラスト10と等しく木で製作されるか、または金属または合成樹脂などの材質で製作されることができるし、多様な高さを有する複数の背を高くする用度の保形物11を具備して購買者の身体サイズや選好度に合うように多様な高さを有するオープントゥ形靴1をオーダーメード型で製作できるようにすることが望ましい。

そして、前記背を高くする用度の保形物11は、後述するクッション40と等しい大きさと形状を有するように製作されることがさらに望ましいが、これは、本発明によるオープントゥ形靴1製造方法で前記第1ラスト10の底面に後述するクッション40が接着されたミッドソール30を位置させた後、前記第1ラスト10をとり除く工程らを通じてオープントゥ形靴1を製造することを考慮するためである。

すなわち、前記背を高くする用度の保形物11が後述するクッション40と等しい大きさと形状を有するようになることで、前記第1ラスト10をとり除いて後述するクッション40が接着されたミッドソール30を基盤にして継続的なオープントゥ形靴1製造工程を遂行するようになっても最初前記第1ラスト10を通じて基礎になったオープントゥ形靴1の形態は堅固に維持されることができるものであり、これを通じて、製作されたオープントゥ形靴1は着用または保管状態で外部からの物理的な圧力や衝撃または長期間の着用による変形が防止されることができるものである。

[ミッドソール製作段階(S20)] 前記ミッドソール製作段階(S20)は、前記ラスト製作段階(S10)を通じて製作された前記第2ラスト20底面の屈曲などを含む形状と対応されるようにミッドソール30を製作する工程である。

この時、前記ミッドソール30は後述するクッション40、甲皮50、インソール60、靴の底70及びかかと80などのオープントゥ形靴1製造に使われるすべての保形物と連結結合されることでオープントゥ形靴1の胴体役割をするだけでなく、着用者の足を直接支持する機能をするようになる。

[クッション接着段階(S30)] 前記クッション接着段階(S30)は、前記ミッドソール製作段階(S20)が完了すれば、図3(a)に示されたように、足前底部分に該当する前記ミッドソール30の表面にクッション40を接着する工程である。

ここで、前記クッション40は軟質のウレタンまたはラテックスなどの天然または合成ゴム材質でなされて優秀な弾性復元力を有するようにして、前記背を高くする用度の保形物11と等しい大きさと形状を有するように製作されることが望ましくて、多様な高さを有する複数のクッション40を具備して購買者の身体サイズや選好度に合うように多様な高さを有するオープントゥ形靴1をオーダーメード型で製作できるようにすることがさらに望ましい。

これによって、着用者の足前底部分と密着される前記ミッドソール30の表面にウレタンまたはラテックスなどの優秀な弾性復元力を有する材質でなされた前記クッション40が装着されることで、着用中自然に足指部分に荷重が集中されるかかとが高い靴を着して長い間歩行中足裏に圧力や衝撃が繰り返し的に作用する場合にも荷重が集中された使用者の足前底が弾性復元力を有する前記クッション40に密着されて集中された荷重を緩衝させて足の疲れ感が増加しなくなることは勿論、着用中使用者の足底とオープントゥ形靴1が一体化されて歩行時着用者の足前底部分と靴の足前底部分が一緒に折れるようになることで優秀な着心地が維持されるによって足の痛症や変形が誘発されないものである。

さらに、前記背を高くする用度の保形物11と等しい大きさと形状でなされた前記クッション40が前記ミッドソール30の表面に接着されることで、オープントゥ形靴1を含むハイヒールなどのような従来の背を高くする用度の靴で背を高くする用度の保形物が硬い性質を有するミッドソールの足前底に該当する底面に接着製造される点を補うことができるようになることによって、歩行中足前底部分に滑るか、または足きびす部分が易しくはげる現象が防止されて靴と使用者足との間の摩擦を減少させて使用者の足きびすに水泡などの傷発生を抑制し、使用者の足裏にたこ、魚の目または角質などの発生を遮断し、歩行中騷音の発生を防止することができるものである。

[ミッドソール及びクッションカバーリング段階(S40)] 前記ミッドソール及びクッションカバーリング段階(S40)は、前記クッション接着段階(S30)が完了すれば、図3(b)及び図3(c)に示されたように、前記クッション40が接着されたミッドソール30を原緞(F)で囲んで前記ミッドソール30及びクッション40を一緒にカバーリングする工程である。

ここで、前記原緞(F)は後述する甲皮50と等しい色相と材質の皮であるか、または天然皮または合成樹脂などの材質でなされることができるし、多様な色相を有した原緞(F)を選択的に使って前記ミッドソール30及びクッション40をカバーリングすることで、オープントゥ形靴1のデザイン的要素としても作用されることができる。

そして、前記原緞(F)のカバーリングを通じて一定高さを有する前記クッション40が外部に露出しなくなって、製作されたオープントゥ形靴1の外的な美麗さが誘発されるようにして、背を高くする用度としても適用される前記クッション40を外部で背を高くする用度の保形物で認識することができなくなることで、単身の着用者にとって背が高くなる靴の着用で自信感を導き出すことができるようにすることが望ましい。

[ミッドソール位置段階(S50)] 前記ミッドソール位置段階(S50)は、図4に示されたように、前記ミッドソール及びクッションカバーリング段階(S40)を通じて前記原緞(F)で囲まれた前記ミッドソール30を、靴形状を有する前記第1ラスト10の底面に位置させる工程である。

[甲皮接着段階(S60)] 前記甲皮接着段階(S60)は、前記ミッドソール位置段階(S50)が完了すれば、前記第1ラスト10及びミッドソール30を甲皮50で囲んでオープントゥ形靴1の外形をなすようにして、前記ミッドソール30の底面に前記甲皮50の一端部を接着する工程である。

ここで、前記甲皮50は通常的に靴の表面を覆っている皮であるが、靴の上部分で足元を囲んで保護してくれて、靴の外観デ−ザインと形態を維持してくれる機能をする。

[靴の底及びかかと接着段階(S70)] 前記靴の底及びかかと接着段階(S70)は、前記甲皮接着段階(S60)が完了すれば、前記ミッドソール30の底面及び足きびす部分に靴の底70及びかかと80を接着する工程である。

ここで、前記靴の底70は地面と接する靴の底部分で着用者の足底を保護するだけでなく、足全体に加えられる衝撃を緩和させる役割をして、前記かかと80は前記ミッドソール30の足きびす部分底面に直接接着されるか、または前記ミッドソール30の底面に接着された前記靴の底70の足きびす部分底面に接着されることが望ましくて、多様な高さと形状を有する複数のかかと80を具備して購買者の身体サイズや選好度に合わせてオープントゥ形靴1をオーダーメード型で製作するようにすることがさらに望ましい。

[ラスト除去段階(S80)] 前記ラスト除去段階(S80)は、前記靴の底及びかかと接着段階(S70)が完了すれば、オープントゥ形靴1形態の基盤になった前記第1ラスト10を前記ミッドソール30の表面からとり除く工程である。

[インソール接着段階(S90)] 前記インソール接着段階(S90)は、図5に示されたように、前記ラスト除去段階(S80)が完了すれば、前記ミッドソール30の表面にインソール60を接着する工程である。

ここで、前記インソール60は硬い材質でなされた前記ミッドソール30から着用者の足裏を保護することはもちろん、前記インソール60には靴の商標またはロゴなどの広告文具が表示されて広告媒体及び靴のデザイン的要素としても作用される。

これで、本発明によるオープントゥ形靴製造方法を通じてオープントゥ形靴1を製造することができるようになるものであり、本発明によるオープントゥ形靴製造方法で製造されたオープントゥ形靴1は、硬い性質を有するミッドソールを使って着用または保管状態で外部からの物理的な圧力や衝撃または長期間の着用による変形が防止されるが、使用者の足前底部分と密着されるミッドソールの表面にクッションを装着してオープントゥ形靴を含むハイヒールのようなかかとが高い靴を着して長い間歩いても優秀な着心地が維持されることによって足の疲れ感が増加しないで足の痛症や変形が誘発されないことは勿論、歩行中足前底部分で滑るか、または足きびす部分が易しくはげる現象が防止されることで靴と使用者足との間の摩擦を減少させて使用者の足きびすに水泡などの傷発生を抑制して、使用者の足裏にたこ、魚の目または角質などの発生を遮断し、歩行中騷音の発生を防止するだけでなく、背を高くする保形物と同じ高さのクッションが外部に露出しなくて靴の外的な美麗さが誘発されて単身の使用者にとって背が高くなる靴の着用に自信感を導き出すことができるものである。

本発明で前記実施形態は一つの例示として、本発明がこれに限定されるものではない。本発明の特許請求範囲に記載された技術的思想と実質的に等しい構成を有して等しい作用効果をなすことはどのようなものでも本発明の技術的範囲に含まれる。

本発明によるオープントゥ形靴製造方法は、靴の足前底部分に軟質のクッションを装着して優秀な着心地が維持されることができるようにするし、歩行中滑るか、または靴が易しくはげることを防止することができるので産業上利用可能性がある。

QQ群二维码
意见反馈