Shoe insert manufacturing equipment

申请号 JP51303797 申请日 1996-09-27 公开(公告)号 JPH11511368A 公开(公告)日 1999-10-05
申请人 リックリ,ハンス−ルドルフ; 发明人 リックリ,ハンス−ルドルフ;
摘要 (57)【要約】 本発明は、靴インサートのほぼ完全に自動化された製造装置に関する。 本発明の製造装置は、足の裏を測定する装置と、測定結果を取り入れ、例えば円滑化により測定結果を処理し、必要ならば測定結果をインサート製造装置の制御データに変換するデータ処理ユニットを使用するインサート製造装置とを有する。 測定装置は、足の裏を本質的に1本1本の線で走査し、これにより足の裏の形状を垂直スライスの形態で確立する。 この目的のため、1つ以上の電気−機械的センサ(13)が、足の裏の垂直輪郭に倣って足の裏を長手方向に移動する。 センサ(13)の移動は、リニアポテンショメータ(25)により電気 信号 に変換される。 インサート製造装置は、インサート素材上を螺旋形態で移動する機械加工ヘッド例えばフライス切削カッタを有している。 カッタの高さ制御データは、データ処理ユニットにより足の裏測定結果からほぼ自動的に決定される。
权利要求
  • 【特許請求の範囲】 1. 足(42)の形状を少なくとも1つのセンサ(13)に登録する装置において、センサ(13)が、測定平面の実質的に平行なトラックに沿って移動でき、 この移動中に、所与の接地レベルからの、センサ(13)の検出ゾーン内にある足(42)の裏の距離に対応する値は、足(42)の裏の形状を、足(42)の実質的に平行なセクションを表すデータの形態で登録できるようにセンサ(13 )により決定されることを特徴とする装置。 2. 複数の同じセンサ(13)が存在し、該センサ(13)が、一始点から一終点まで、測定平面を一回走査するように登録がなされることを特徴とする請求の範囲第1項に記載の装置。 3. 前記各センサ(13)は、測定中に足の裏と接触し、かつセンサ(13)が足の裏の形状に倣って移動するように、好ましくはばね要素(22)により足の裏に押し付けられ、センサ(13)の移動が、変換器により電気信号に変換されることを特徴とする請求の範囲第1項および第2項に記載の装置。 4. 前記変換器(25)はアナログ信号を発生し、1つまたは幾つかのセンサ( 13)から得られるアナログ信号をデジタル信号に変換する少なくとも1つのアナログ/デジタル変換器が使用されていることを特徴とする請求の範囲第3項に記載の装置。 5. 平行に配置されかつ張力が付与された剛性紐好ましくはワイヤ(9)から実質的に構成された格子(A)が使用され、測定すべき足が、格子(A)の上に置かれ、各センサ(13)が、格子(A)の2つの紐の間のギャップを通って進入しかつギャップに沿って移動して測定を行なうことを特徴とする請求の範囲第1 項〜第4項のいずれか1項に記載の装置。 6. 各センサ(13)のトラックの始端および終端にそれぞれ静止制御要素(3 8、39)が配置され、センサ(13)が突出部を備え、可動の倣い作動要素(3 0〜38)が存在し、該倣い作動要素は、他方の制御要素(39)の上を移動することにより2つの位置のうちの他方の位置に移動され、これにより、倣い作動要素はセンサ(13)の突出部と接触し、センサ(13)は能動測定位置と受動位置との間で移動し、センサ(13)は、これらの受動位置においてこれらのトラックに沿って移動するときに、装置の測定位置にある足に接触せず、これによりセンサ(13)はこれらの測定開始位置に自由に復帰することを特徴とする請求の範囲第2項〜第5項のいずれか1項に記載の装置。 7. ワイヤロープ格子(A)を有し、該ワイヤロープ格子(A)の上に、測定すべき足が置かれ、 ねじ(10)により引っ張られている逆転軸(6)および引張り軸(5)がワイヤロープ格子(A)に張力を付与し、2つのガイド軸(7、8)が格子のワイヤロープ(9)を保持し ステップモータ(28)および両ガイド軸(16、17)に沿う歯付きベルト(18)により踵から爪先を越えて引っ張られるセンサユニット(B)を有し、 共通軸線(20)上に配置されたセンサ(13)が、リニアポテンショメータ(25)上のバー(24)のリンクを介して足の長手方向セクションを記録し、該セクションはアナログ信号からデジタル信号に変換されかつ記憶され、 2つの軸(32、33)に連結されかつピン(34、35)を介して直立ベアリングに回転可能に取り付けられた2つのレバー(30、31)を有し、該レバーは、測定ストロークの両端位置でローラ(38、39)により旋回され、センサ(13)は、戻りストローク中にワイヤロープ格子(A)内に下降された状態に留まり、 薄壁形支持モデル(40)を更に有し、該支持モデル(40)は、その下面が開放しておりかつ測定が行なわれる前に整形矯正を行なうため足の下に置かれ、これによりセンサはこの矯正を登録し、従って装置は矯正された足の下面データを登録することを特徴とする請求の範囲第2項〜第6項のいずれか1項に記載の装置。 8. 材料を除去する装置(148)を備えた、少なくとも1つの素材(156) から靴インサートを自動的に製造する装置において、除去工具として作用する工具(148)は、実質的に螺旋状であるトラック上で素材(156)に対して移動可能な平面内にあり、かつ素材に靴インサートの予定された形状を形成するため前記平面に対して傾斜した、好ましくは垂直な方向に上昇および下降されることを特徴とする装置。 9.1対の靴インサートを同時に作るため、工具(156)が360°回転中に螺旋状トラック上の全ての素材(156)上で移動するように、少なくとも1対の素材(156)が配置されることを特徴とする請求の範囲第8項に記載の装置。 10. 前記素材(156)は、人の足弓に一致する靴インサートの部分が工具(1 56)により最後に加工されるように、テーブル(122)上に取り付けられることを特徴とする請求の範囲第9項に記載の装置。 11. 前記素材はテーブル(122)上に取り付けられ、工具(156)の切断平面すなわち切刃はテーブルの垂線に対して少なくとも15°の角度に位置決めされ、素材(156)をテーブル(122)上に押し付ける分力を発生させることを特徴とする請求の範囲第8項〜第10項のいずれか1項に記載の装置。 12. 前記素材(156)を受け入れるための、ロータリアクチュエータ(C)を備えたテーブル(122)を有し、工具には、テーブル(122)に対して少なくともほぼ垂直に移動する補間アクチュエータ(E)と、テーブルの外周(15 9)と中心(160)との間で前後方向に移動できる半径方向アクチュエータとが設けられていることを特徴とする請求の範囲第8項〜第11項のいずれか1項に記載の装置。 13. 入力を介して、好ましくはデータキャリヤからデータセットを読み取ることができる制御ユニットが設けられており、前記データセットに従って素材(15 6)の自動加工が行なわれることを特徴とする請求の範囲第8項〜第11項のいずれか1項に記載の装置。 14. 素材(156)を受け入れかつ回転させる、アクチュエータ(C)を備えた円形テーブル(122)と、 円形テーブル(122)の半径方向に工具スピンドル(145)を案内する、アクチュエータ(D)を備えた半径方向軸と、 工具スピンドル(145)およびスピンドル駆動モータ(141)を支持する、アクチュエータ(E)を備えた補間軸とを有し、作業工具(148)と円形テーブル(122)との間の距離を変えるときにフットレストの形状が素材( 156)に転写され、作業工具(148)は、切削圧力の分力により素材(15 6)が円形テーブル(122)に押し付けられる角度で、円形テーブル(122 )の軸線に対して立っていることを特徴とする、靴インサートのフットレストを完全自動加工する請求の範囲第8項〜第13項のいずれか1項に記載の装置。 15. 人の足(42)の形状を登録する請求の範囲第1項〜第7項のいずれか1項に記載の第1装置と、素材(156)の除去加工により靴インサートを製造する請求の範囲第8項〜第13項のいずれか1項に記載の第2装置とを有する靴インサートの製造装置において、 足(42)の裏の形状が、第1装置により1本1本の線で走査されかつ特にデジタル態様の製造データで登録および出力され、 素材の加工が、読み取られる制御データに従って実質的に螺旋形態で、第2 装置により行なわれ、 第1装置の測定データを、第2装置用の制御データに変換するデータ処理ユニットが設けられていることを特徴とする靴インサート製造装置。 16.1対の素材が、工具(148)の作業ゾーンにおける工具(148)の螺旋状トラックの中心に対して対称的な足の自然の位置の回りに位置していることを特徴とする請求の範囲第8項〜第14項のいずれか1項に記載の装置の使用方法。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】 靴インサートの製造装置 本発明は、請求の範囲第1項の前提部に記載の靴インサートの製造装置に関し、より詳しくは、請求の範囲第2項の前提部による足の形状(topography)を登録する装置並びに請求の範囲第8項に記載の靴インサートの製造装置に関する。 整形靴インサート(orthopedic shoe inserts)を製造する場合、一方では、足、より詳しくは足の裏の形状を測定する装置が必要であり、他方では、この測定に従って(必要ならば、この測定に、意図した修正を施して)靴インサートを製造する手段が必要である。 靴インサートを経済的に製造するには、測定手順と製造とを一致させることが好ましい。 欧州特許 EP-A-0 071 386 から、足の裏の形状を測定装置上で最初に検出する装置が知られている。 測定装置は、主として、ばねの作用により上方に押圧されている複数の測定ピンを有している。 該ピンが設けられた表面上に、上方から足が置かれ、ピンは、 足の裏の形状に従って押し下げられる。 ピンは、クランプ装置によりそれらの位置に拘束され、これによりピン端により形成される表面が、足の裏からの原型( negative)を表す。 このようにして得られるパターンが、次に、これをXY平面内で1本1本の線で走査する装置に導入される。 XY平面内での検出器の移動方向に平行に、フライス切削工具が靴インサート素材上で移動される。 検出器により検出されたパターンの高さ情報が、フライス工具に機械的に伝達される。 検出器によるパターンの検出に同期して、靴インサートが素材から削り出される。 この既知の装置には種々の欠点がある。 多数のピンおよびそのクランプ装置を用いるパターンは非常に複雑である。 その上、全ての測定点で同じ測定条件を達成するには、全てのピンはできる限り正確に移動しかつ同じばね圧を受けることが必要である。 フライス切削工具への機械的直接連結のため、過誤が靴インサートに直接的に伝達されることがあり、これらの過誤が認識される場合には手作業で手間をかけて修正しなければならない。 パターンはクランプされた状態で製造装置に導入されなくてはならない。 このため、搬送中にパターンが変化してしまう危険性を最小にするには、製造装置の近くの場所で測定を行なうことが必要になる。 1本1本の線でフライス切削することによる製造は、線の各端でフライス切削工具が素材材料を離れるときに素材材料を破壊する虞れがある。 高品質の作業を行なうには、フライス切削機械は、一方向にのみフライス切削しかつ各線のフライス切削後にフライス切削工具の空の戻り移動を入れなければならないという別の欠点もある。 最後に、素材の縁部での素材の最後の残留リブがフライス切削工具により破壊されてしまうという特別な危険も存在する。 このようにして製造される靴インサートの破壊された縁部は、加工し直さなくてはならない。 従って本発明の目的は、容易に転写できかつ使用できる形態で足の裏の測定結果を得ることができ、かつ実質的な自動転写後に制御が行なえる靴インサート製造装置を提供することにある。 本発明の他の目的は、簡単な構造からなりかつ好ましくは電気信号の形態で測定結果を供給する測定装置を提供することにある。 本発明の他の目的は、既知の装置の上記欠点の少なくとも1つを防止できる靴インサート製造装置を提供することにある。 このような装置は請求の範囲第15項に記載されている。 足の裏の測定装置および靴インサートの製造装置は、それぞれ請求の範囲第1項および第8項の主旨である。 好ましい実施形態がそれぞれの実施態様項に記載されている。 従って、装置は、本発明による測定装置と、靴インサート製造装置と、測定装置から得たデータを製造装置の制御データに変換するデータ処理ユニットとを有し、かつ必要ならば例えば円滑化および整形矯正等の修正を行なうこともできる。 本発明の測定装置は、足の裏は、この上を摺動する1つまたは幾つかのセンサにより1本1本の線で走査されるという特徴を有する。 優れた点は、例えば踵から爪先にかけてワンパスのみでよく、このため充分に多数のセンサが並んで取り付けられている。 本発明による製造装置は、実質的に螺旋形態で作動する。 従って、端部で除去すべき薄いリブについての前述の問題は、中央のそれほど厳格ではない円錐体部分に軽減される。 以下、添付図面を参照して、本発明の例示実施形態を説明する。 第1図は、製造装置の全体を示す斜視図である。 第2図は、製造装置の主要部を示す斜視図である。 第3図は、センサおよびその関連部品を示す斜視図である。 第4図は、支持モデルの断面を示す斜視図である。 第5図は、足を載せた状態を示す平面図である。 第6図は、製造装置の電気−機械的機能を示す斜視図である。 第7図は、製造装置の電気−機械的機能を示す斜視図である。 第8図は、作動経路を示す斜視図である。 第9図は、工具係合の幾何学的構成を示す説明図である。 第10図は、終端部品としての截頭円錐体を備えた円形テーブル上での加工の詳細を示す斜視説明図である。 第11図は、内側または外側からの機械加工を示す斜視説明図である。 第12図は、複合テーブル上での1本1本の線での加工により生じる欠点を示す図面である。 測定装置の外形は、2つの側方ボックス1、2と、これらの間に配置された有効測定装置と、それぞれ前後の前カバー3、4とにより形成される。 互いに向かい合ったボックス1、2の2つの壁は、後述の作用ユニットのワイヤロープ格子AおよびセンサユニットBからなる有効測定装置を支持している。 ワイヤロープ格子Aは、引張り軸5、逆転軸6、2つの調節軸7、8およびワイヤロープ9からなる。 逆転軸6および調節軸7、8は、ボックス1、2の壁の孔内に枢支されている。 引張り軸5は長手方向の孔内に支持されており、かつ2つのねじ10によりボックス1、2のリブ11、12に対して調節可能である。 この調節可能性により、それぞれ引張り軸5および逆転軸6に取り付けられかつ張力の付与によりぴんと張られた格子を形成するワイヤロープ9に予張力を付与できる。 凹溝が形成された調節軸7、8は、ロープトランク(rope trunks)9 からなる規則的格子およびギャップが形成されるように、ロープ9のトランクの平行性を保証する。 ワイヤロープ格子Aは測定プラットホームを形成し、測定すべき足は、その長手方向軸線がワイヤロープの軸線に対して平行になるようにして、プラットホーム上の中央に置かれる。 次に、被験者の他方の足が、2つの隣接ボックス1、2 のうちの一方のボックスの上に置かれる。 ワイヤロープ格子Aのギャップを通るセンサ13は、足の裏の長手方向セクションを測定する。 センサ13はセンサユニットBの一部であり、次のように作動する。 ベアリングブシュ15を有し、2つのガイド軸16、17上に取り付けられておりかつ歯付きベルト18により変位される、スライドとして形成された基礎本体14は2つの支持板19を支持しており、該支持板19は、24個のセンサ1 3が回転可能に取り付けられた軸20を備えている。 スペーサブロック21により分離されたセンサ13は、伸長ばね22により作動位置に引き寄せられている。 伸長ばね22は軸23に掛けられている。 測定が行なえるようにするため、各センサ13は、バー24のリンクを介して、個々にリニアポテンショメータ25に接続されている。 ガイド軸16、17は、これらの両端部がアングル部材26、27にボルト止めされており、これらのアングル部材26、27自体は、ボルトおよびナットによりボックス1、2に固定されている。 一方のアングル部材26はステップモータ28を支持し、他方のアングル部材27は撓みホイール29(第1図参照)を支持している。 2つのバー32、33が連結されている2つのレバー30、31は、ボルト3 4、35により直立支持体36、37に回転可能に取り付けられており、かつローラ38、39により両端位置に移動され、これにより、センサユニットBの空ストローク中にセンサ13を下降させる。 ローラ38、39は、ねじにより、ボックス2の一方の側壁に取り付けられている。 ステップモータ28は、センサシステムBを、足の下の踵41から爪先43を越えて引き出し、各センサ13は、一セクションの足形を長さポテンショメータ25に伝達する。 測定されたデータは、クロック態様でステップモータ28に同期的に読み取られ、かつアナログからデジタルに変換される。 他方の足は、ボックス1または2のいずれか一方のボックス上に置かれる。 本発明の装置は、足の形状を、セクションの形態でデータファイルに記憶する。 足には、下面が開放した薄壁支持モデル40の形態をなす整形矯正体を配置することができる。 センサ13はまた、支持モデル40の内部形状を検出しかつ同時に矯正体を登録する。 図示の電気−機械的センサ以外のセンサの使用も考えられる。 例えば無接触センサの使用により測定を行なう、光または音の反射および/または高さの値の電気信号への種々の変換を使用できる。 これらのものとして、例えば、増分値または絶対値を測定する無接触センサまたは誘導、光学または静電容量を使用するものがある。 また、少数(極端な場合には1つ)のセンサの使用を考えることもできる。 その場合には、センサは、測定セクションを数回走査し、これにより、各パスにおいて足の裏の異なるラインを走査する。 格子A用のワイヤロープ9の代わりに、種々の材料からなる紐または厚いバーを用いることもできる。 測定装置により得られるデータ(該データは、最初はアナログ形態で入手される)は、データ処理ユニット(図示せず)により登録されかつ後述のようにして製造装置用制御信号に変換される。 前記データ処理ユニットには、既知の標準部品、例えばA/D変換器および小形コンピュータ(パソコン)を使用できる。 最も容易な場合には、測定値および機械制御を登録するための、市場で良く知られたインターフェースを備えた現在購入可能なパソコンを使用できる。 また、処理ユニットを、ポータブルデータキャリヤにデータを記憶できる測定装置に接続することを考えることもできる。 これらのデータは、製造装置に適当に艤装および接続できる制御ユニットに読み込まれる。 データの必要な計算および可能な後処理が、1つのユニットまたは他のユニットで行なわれる。 ポータブルデータキャリヤの代わりに、任意の形式のデータ転送を使用できる。 測定データの、製造用制御データへの純粋な変換に加え、スクリーン上での光学的測量、足の整形矯正体の意味での再処理、および/または既知のプログラムの使用によるデータの円滑化または他の任意の有効な操作を行なうことができる。 第6図〜第12図には、靴インサートの製造装置が示されている。 ベース101および2つの柱状マウンティング102、103からなる装置の支持体は、4つのボルト止めカバー104、105、106、107により包囲されかつ次の機能群、すなわち、 ・アクチュエータCを備えた円形テーブル ・アクチュエータDを備えた半径方向軸 ・アクチュエータEを備えた補間軸(interpolation axis) を収容しており、これらは支持体にボルト止めされている。 また、カバー106は制御ボタン108のフィールドを支持しており、かつカバー105の後ろには電気制御ユニットのボックスが隠されている。 アクチュエータCを備えた円形テーブルは、2段の歯付きベルト機構により駆動される。 ベース101に対向して支持アングル部材111にボルト止めされたステップモータ110は、第1ギヤ段の駆動ホイール112を介して歯付きベルト113を駆動する。 固定支持ネック115に取り付けられた二重中間ホイール114が駆動される。 支持ネック115は、そのフランジを介してマウンティング103にボルト止めされている。 中間ホイール114は、セットカラー116 により、軸線方向の所定位置に保持される。 第2ギヤ段では、歯付きベルト117 が、中間ホイール114と、円形テーブルの軸線119の駆動ホイール118とを連結する。 円形テーブルの軸119は、2つのボールベアリング120によりマウンティング103に支持される。 軸119は中空軸の形態に作られ、その前端部には平らなフランジ121が設けられている。 該フランジ121には、円形テーブル1 22の中央孔が、スターホイール124を備えたスピンドルにより張力が付与される雌ねじ123を備えたディスク上に配置されるようにして取り付けられる。 作動ゾーンにおいて、円形テーブル122は、マウンティング103の外面に取り付けられた支持体126を備えた支持ローラ125により支持される。 同じ支持体126はまた、円形テーブル122に設けられた孔171により円形テーブル122の度を割り出す機能をもつセンサ127を支持している。 アクチュエータDを備えた半径方向軸は、支持アングル部材129によりベース10に取り付けられたステップモータ128により駆動される。 アクチュエータは、矩形ねじが設けられたスピンドル130およびナット131からなる。 スピンドルはモータ軸にキー止めされかつアキシャルベアリング132を介してモータの前面に支持され、ナットは、半径方向移動を案内する摺動板(sledge)1 33にボルト止めされている。 摺動板133は、機械のベース101でリブにボルト止めされた2つのガイド軸135、136上でスライドベアリング134を介して摺動する。 また摺動板133は、ピラー137上に、補間アーバEを駆動するステップモータ138を支持している。 作業工具の半径方向位置は、摺動板33により、端スイッチ39 上で割り出される。 アクチュエータEを備えた補間アーバは、スライドベアリング134を介してガイドスピンドル135、136のうちの一方のガイドスピンドルにヒンジ連結されたロッカー140からなる。 ロッカー140は、その下端部にプラットホームを有しており、該プラットホームにはスピンドル駆動モータ141が取り付けられている。 モータ141の軸には平ベルトホイール142が支持され、該ベルトホイールは、平ベルト143を介して工具スピンドル145のベルトホイール144を駆動する。 工具スピンドル145は中空であり、かつ2つのねじ147によりロッカー140のプラットホーム140aに取り付けられたスピンドルケージ146 内に、ローラベアリングを介して支持されている。 工具スピンドル145は、その前側のグリップに作業工具148を支持しており、作業工具148は、ねじ1 49によりスピンドル145に引き付けられている球状前方部を備えた円筒状硬質金属研摩本体である。 ステップモータ138(該ステップモータは、フォーク状部品150を介して、軸ねじ151により摺動板133のピラー137にヒンジ連結されかつアキシャルベアリング152が設けられている)は矩形ねじスピンドル153を駆動し、該スピンドル153は、ロッカー140で2つのベアリング154に枢着された枢動可能なナットを支持する部分にキー止めされている。 ピラー137上のフォーク状部品150は、ロッカー140の位置、従って補間アーバEの位置を割り出す端スイッチ155を支持している。 円形テーブル122は、機械から容易に取り外して作業テーブルに移し、素材を取り付けることができる。 素材156は、それぞれの靴インサートのサイズに対応するマーク上に位置決めされかつ両面接着テープにより円形テーブル122 に固定される。 後で、円形テーブル122は機械に再位置決めされかつスピンドル124およびディスク123によりボルト止めされる。 両足の形状を収容しているデータファイルが、インターフェースを介して制御ユニットに読み込まれる。 作業工程が開始されるとき、先ず、全ての軸がゼロにリセットされ、次に制御ユニット109が最初にスピンドルモータ141を、次に円形テーブル122を、最後に半径方向軸Dを始動させる。 2つの素材56を支持する円形テーブルCが矢印157の方向にゆっくり回転する間、半径方向軸Dは、円形テーブル122の外周159から、その中心16 0に向かって移動する。 この作業工程は、円形テーブル122上に螺旋を描く( ディスクプレーヤの機能と同様である)。 工具のトラックが足の裏の幾何学的形状に一致するやいなや、補間軸Eが、定められたフットレスト(足載せ)を、素材156に機械加工することを開始する。 作業工具148が素材156を円形テーブル122から引き裂くことを防止するため、スピンドル145の軸は円形テーブルの軸に対して少なくとも15°の角度161だけ傾けられ、これにより、作業工具148の円筒状部分が、切断圧力172の成分162により、素材156を円形テーブル122の方向に押圧する。 材料の適合性に基づいて、素材156の加工は、前進および工具回転の同じ作業方向157または逆の作業方向158に行なわれる。 作業工程の終時に、対をなす素材156の常時最も高いゾーン、すなわち両足の足弓に対応する截頭円錐状部分163が加工され、これにより、小さな切削深さのため縁部が裂ける危険は殆どなくなる。 また、加工される最後のゾーンは、 足弓164を形成し、かくして十字テーブル上での1本1本の線で加工される直線状ストリップ165より素材156上で一層安定している。 円形テーブル上での加工により、中心167から外周159に向かう加工も可能になる。 また、作業工具を螺旋状に移動させることおよび不動テーブル上に素材を保持することもできる。 螺旋運動は、2つの直線運動、好ましくは互いに垂直な直線運動を組み合わせることによっても実現できる。 この場合、工具の運動と、テーブルの他方の運動とを使用することもできる。 製造装置についての上記説明から、1つの作業工程で、1つのみの靴インサートではなく、2つの靴インサートを製造できることは明白である。 上記説明から、当業者ならば、本発明の保護範囲から逸脱することなく本発明を改変できるであろう。

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