Sports-shoe's lace with variable cross section and sport-shoe provided with lace

申请号 JP22511097 申请日 1997-08-21 公开(公告)号 JPH1080305A 公开(公告)日 1998-03-31
申请人 Salomon Sa; サロモン エス.エー.; 发明人 BORSOI BRUNO;
摘要 PROBLEM TO BE SOLVED: To achieve different tying strength of a shoelace at need by a method wherein the cross section in the middle of the shoelace is made smaller than that at the end and the shoelace is made of a single member into which fibers are continuously woven. SOLUTION: A shoelace 4 includes a middle part 40 and end parts 41 and 42 having free linear ends. The middle part 40 works together with a first group of shoelace direction change devices 20 to tie the frontal parts of outside and inside quarters 110a and 110b, and the end parts 41 and 42 work together with a second group of the shoelace direction change devices 21 to tie the upper parts of the outside and inside quarters 111a and 111b. The middle part 40 has a cross section smaller than those of the end parts 41 and 42. The shoelace 4 is made of a single member into which fibers are woven. The middle part 40 is woven more tightly than the end parts 41 and 42 that are loosely woven. In other words, the density of fiber is higher at the middle part 40 than at the other parts. Therefore, the middle part 40 is stiffer and has a smaller elongation so that the tying efficiency in a closed loop type passage is improved.
权利要求 【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 中央部分(40)と、前記中央部分(4
    0)に繋がる2の端部分(41,42)とを含む、立ち上がり胴部を有するスポーツ靴用の紐において、 前記中央部分(40)は前記2の端部分(41,42)
    の断面積よりも小さな断面積を有し、かつ糸を連続的に編み上げた単一の部材で製作されることを特徴とするスポーツ用の紐。
  • 【請求項2】 前記中央部分(40)が、より緩やかに編み上げられた端部分(41,42)よりもより緻密に編み上げられることを特徴とする請求項1によるスポーツ用の紐。
  • 【請求項3】 靴底(10)と、前記靴底に繋がる靴胴部(11)とを含むスポーツ用の靴であって、 前記靴胴部(11)は前部分、すなわち靴甲部(11
    0)と、上方へ向けて前記前部分を伸び出させ、脚低部を覆う立ち上がり胴部(111)とを含み、 前記靴胴部はまた、前記前部分の2の前部側方腰革(1
    10a,110b)と前記立ち上がり胴部分の2の上部側方腰革(111a,111b)とによって画定される足部通過用の開口部(112)を有し、 またさらに、前記靴胴部は、該靴胴部の前部分において前記前部側方腰革(110a,110b)上で相対に配分される第一群の方向転換手段(20)と、前記立ち上がり胴部の部分において前記各上部側方腰革上で相対に配分されて前記靴胴部を締め付けるとともに前記開口部(112)を部分的に閉鎖する、第二群の方向転換手段(21)とを含み、 紐部材(4)が前記前部分から前記立ち上がり胴部の部分の上方まで延在するものにおいて、 前記紐部材(4)は、緊締中に前記前部側方腰革(11
    0a,110b)に作用する第一群の方向転換手段(2
    0)と共働する第一の部分(40)と、緊締中に前記上部側方腰革(111a,111b)に作用する第二群の方向転換手段(21)と共働する2の端部を構成し、かつ自由な線条部分の先端で終わる第二の部分(41,4
    2)とを含み、 前記第一の部分(40)は、前記第二の部分(41,4
    2)の断面積よりも小さい断面積を有することを特徴とするスポーツ靴。
  • 【請求項4】 前記紐部材(4)が糸を編み上げて得た単一の部材で製作され、前記第一の部分(40)は、より緩やかに編み上げた端部(41,42)の部分よりもより緻密に編み上げられることを特徴とする請求項3によるスポーツ靴。
  • 【請求項5】 靴胴部の前部分を弛緩する通常の状態において、前期紐部材の第一の部分(40)の長さが、前記第一群の方向転換手段(20)の連結回路に少なくとも等しいことを特徴とする請求項3または4によるスポーツ靴。
  • 【請求項6】 前記第一群の方向転換手段(20)がループ(20a,20b,20c,20d,20e,20
    f,20g,20h)で構成されることを特徴とする請求項3、4または5によるスポーツ靴。
  • 【請求項7】 前記ループ(20a,20b,20c,
    20d,20e,20,20f,20g,20h)が折り畳まれた帯状部材の形を呈し、該帯状部材の両端が靴胴部に接続されることを特徴とする請求項3によるスポーツ靴。
  • 【請求項8】 前記第二群の方向転換手段(21)が、
    靴胴部に接続される開放型フック(20a,20b,2
    0c,20d,20e,20f)で構成されることを特徴とする請求項3、4または5によるスポーツ靴。
  • 【請求項9】 スノーサーフィンの実施に適することを特徴とする請求項3ないし8のいずれか1によるスポーツ靴。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】本発明はスポーツ靴、より詳しく述べると、上サーフィン用ブーツ、ハイキング用シューズ、
    またパラグライディング、インラインスケーティングなどの特殊なスポーツを実施するための靴など、立ち上がった長い胴部分を有するスポーツ靴の分野に関する。

    【0002】立ち上がった長い靴胴部を有する靴を緊締する際に遭遇する問題は、この靴胴部の下方部分(すなわち、靴の甲部)が立ち上がり胴部と同等の緊締を必要としないことに由来する。

    【0003】実際、この下方部分は、一般に、緊締張が十分に弛緩するとすぐに解放可能となる回路を形成するフックなどの立ち上がり部分の「開放」型方向転換手段とは対照的に、緊締張力がどのようであっても恒常的な回路を形成するループ、留め輪、紐通し孔などの「閉鎖」型方向転換手段を含む。

    【0004】恒常型の回路において、靴紐に対する摩擦は、方向転換手段の箇所では大きく、それにより靴の先端の方向における緊締張力は減衰する。 その結果、最初に靴紐の両端を引くと、均一でない緊締を生じる。 次に、緊締が不十分な靴紐の部分の下方を引くことにより再度緊締を行わなければならない。 したがって、必要な緊締を再開することなしに正しい締め付けを行うには、
    この部分において最小限の摩擦で効率を上げなければならない。

    【0005】このためには、一般に断面積が小さく、かつ伸長性に乏しい靴紐を使用して滑動性を向上させ、摩擦を軽減させ、それによって緊締し易くする必要がある。 しかしながら、効果的な緊締のためには、靴紐の自由な線条部分に十分な張力を加えなければならない。 ところが、小さな断面積では手に剪断作用を生ずる傾向があり、そのため靴胴部の前部分を効果的に締め付けるための十分な張力の印加が妨げられる。

    【0006】さらに、靴紐が比較的伸長性を欠いていること、およびその断面積が小さいことにより、高胴部分に漸増的な締め付けを行うのは困難である。 したがって、締め付けを加減するのに苦労することになり、この締め付けは、往々にして、あるいは強すぎて不快感を生じたり、あるいは緩すぎて、この場合、靴紐はとりわけ撓曲時にフックから外れたりする恐れがある。

    【0007】したがって、今日、単一動作で胴部の下方部分を均質かつ効果的に緊締できるようにするとともに良好な把持をもたらす、スポーツ靴に適合する靴紐が存在しないことは確かである。 また、靴胴部の前部分の効果的な緊締と立ち上がり胴部の漸増的な緊締とを同時に付与する靴紐も存在しない。

    【0008】異なる性質の部分を含む靴紐を製作することは知られている。 例えばアメリカ合衆国特許第5,0
    74,013号は、「ヴエルクロ(商標名)」型自動引っ掛かり性材料(auto - agrippant)で作ったテープ[ベルベット式ファスナー]で覆われた2の自由な線条部分を含む、引張強度の高い織物製の靴紐に関する。 この特許発明の目的は全く特殊なものである。 すなわち、
    緊締後、滑動に対して抵抗力のある結合材を提供し、それにより靴紐が解けるのを阻止することにある。

    【0009】したがって、本発明の目的は、スポーツ靴の紐掛けに由来する諸々の欠点を排除することにある。

    【0010】さらに詳しく述べると、本発明の目的の一つは、スポーツ靴、特に立ち上がり胴部を有する靴に対し必要に応じて異なる締め付けを可能にすることにより満足すべき解決法をもたらすことにある。 別の一目的は、緊締をより迅速に行って剪断の問題を回避することにある。

    【0011】これら諸目的は、1の中央部分と該中央部分に繋がっている2の端部分とを含む靴紐を選択することにより達成され、中央部分は2の端部分の断面よりも小さな断面を有する。 この靴紐は繊維を連続的に編み上げた単一の部材から成る。 該中央部分は、より緩く編み上げた端部分よりも緻密に編み上げるのが好ましい。

    【0012】この中央部分における靴紐の小さな断面は、摩擦を減少させることにより緊締の効率を上げるのに対して、端部分のより大きな断面は剪断作用を軽減して、緊締時の把持を向上させ、この箇所においてより漸増的な締め付けを提供する。 したがって、要求に完全に応える靴紐が得られる。 より強く締め付けた部分は他の部分よりも伸長がもっと少なく、かつ柔軟性がもっと少ないので、緊締の効率がより高くなる。 反対に、端部分の伸長性と柔軟性は把持を容易にし、締め付けを漸増的に向上させるとともに、弛緩の恐れを減少させる。

    【0013】さらに、単一部材から成る靴紐は、抵抗などの問題を惹起することなく、経済的に従来の編み上げ手段で連続的に製作できる。 もちろん、本発明は、この種の靴紐を備えるスポーツ靴にも関する。

    【0014】しかしながら、本発明は、好ましい一実施態様を示す添付の概略図を参照して以下に記載の説明を読むことにより、より良く理解され、また本発明のその他の特徴も明らかとなろう。

    【0015】図1を参照すると、雪上サーフィンを実施するための靴(すなわち、ブーツ)1が対象になっている。 このような靴は、歩行を助けるため或る程度の柔軟性を有しなければならない。 この靴は、調節可能な引張性の帯状部材(図示されていない)を含む固定装置で滑走用ボードに連結されることになる。

    【0016】この靴は、歩行用の外底10と該靴底に結合される柔軟な靴胴部11とを含む。

    【0017】靴胴部11は、前部分(すなわち靴の甲部)110と脚下部を覆うために上方へ向けて前部分1
    10を伸び出させる立ち上がり胴部111とを含む。

    【0018】靴胴部11は、前部分の2の前部側方腰革110a、111bとによって画定される、足部通過用の開口部112を有する。 前部側方腰革は、もちろん、
    上部側方腰革に連結され、相互の境界は靴の構造型式によって必ずしも正確に決定することができない。

    【0019】舌状部材114が靴の前端部に固定されて、前部側方腰革間の開口部を部分的に覆い、かつ上部側方腰革間に伸び出ている。

    【0020】靴胴部11は緊締装置を有し、この緊締装置は靴胴部の前部分において各前部側方腰革110a、
    110bに対置して配分される第一群の方向転換手段2
    0と靴胴部を緊締し、かつ開口部112を部分的に閉じるために、立ち上がり胴部の部分内で各上部側方腰革に対置して配分される第二群の方向転換手段21とを含む。

    【0021】図示の例において、第一群の方向転換手段20は、端部が靴胴部に連結されて、折れ曲がった帯状部材の形を呈する閉ループ20a、20b、20c、2
    0d、20e、20f、20gおよび20hから成る。
    この種の方式は、厚さの増加が最小限で済むという構造上の利点を有し、したがってループの箇所に局在する過圧力または硬点を生じることなしに、雪上サーフィン用帯状部材によって固定具に挿入するのに適している。 このループの結合端部は、例えば、厚さの増加を避けるためにいわゆる「ループ」の部分が各腰革からはみ出るよう、各前部側方腰革110a、110bの縁部に縫合される。

    【0022】もちろん、方向転換手段の代わりに、金属製の閉ループや紐通し孔などを用いても良い。

    【0023】第二群の方向転換手段21は、靴胴部に連結される(より正確に言えば上部側方腰革111a、1
    11bに連結される)開放型フック21a、21b、2
    1c、21d、21eおよび21fであるのが好ましい。

    【0024】前部分110に位置する方向転換手段と立ち上がり部分111に位置する方向転換手段の間には、
    図示の方向転換手段30a、30bのように境界に局在する他の方向転換手段が存在しても良い。 この例において、各方向転換手段30a、30bは靴胴部の構造の残余部分に縫合した腰革113に連結され、緊締により足の保持をさらに向上させる。

    【0025】緊締装置を完成するため、本発明では靴紐4が靴胴部11を緊締するために設けられる。

    【0026】この靴紐は、前部分110から立ち上がり胴部111まで上方に延在する。

    【0027】該靴紐4は、該前部側方腰革110a、1
    10bに対して緊締のために作用する第一群の方向転換手段20と共働する第一の部分(すなわち中央部分)4
    0と、該上部側方腰革111a、111bに対して緊締のために作用する第二群の方向転換手段21と共働し、
    かつ自由な線条部の両端部で終わっている2の第二の部分(すなわち端部分)41、42とを含む。 本発明の重要な一特徴によれば、中央部分40は2の端部分41、
    42の断面よりも小さな断面を有する。

    【0028】図1は、靴の前部分110の緊締作業を示す。 端部41、42のより大きな断面は、靴紐の自由な線条部分の両端部の牽引力を作用させるときに該靴紐の良好な把持を助ける。 これに対して、中央部分40のより小さな断面は、一連の方向転換手段20の閉ループにおける摩擦を軽減させることにより、より良好な緊締効率を付与する。

    【0029】靴胴部の前部分を弛緩するための普通の条件においては、紐部材4の中央部分の長さが第一群の方向転換手段20の連結回路に少なくとも等しいことが好ましい。

    【0030】それに対して、方向転換手段30a、30
    bにおいては、両端部41、42の最初の部分を係合させて一連の方向転換手段20の下手で或る程度の摩擦を得ることができ、靴胴部の前部分の緊締を維持する上で好都合である。 有利な態様として方向転換手段30a、
    30bの代わりに、立ち上がり胴部の紐掛けと緊締を行う前に前部分の緊締の張力を保存することができる靴紐固定手段を用いても良い。

    【0031】図2は、紐掛けが完全に実施された状態の靴1を示す。 方向転換手段と共に可変接触表面部分を提供する本発明の紐部材により、靴胴部の前部分110と立ち上がり胴部分111間に比較的差異のある締め付けを達成することができる。 したがって、緊締は各部分においてより均一であり、足の保持、感触、快適性、などに関する要求により良く適合する。

    【0032】図3、図3a、図3bおよび図3cは、本発明による靴紐の一例を示す。

    【0033】中央部分40は、端部41、42の断面よりも小さな断面を有する。 断面とは、引張負荷のない状態で靴紐の切断面に表れる面積を指す。

    【0034】中央部分40はほぼ円形の周囲を有し、靴紐の部分がどのように捩れても滑動を促進するようになっているのが好ましい。

    【0035】端部分41、42の方は、周囲が円形または非円形を呈しても良い。

    【0036】靴紐は繊維を編んだ単一の部材で作ると有利である。 中央部分は、より緩く編み上げてある端部よりもっと緻密に編み上げる。 換言すれば、繊維の密度は、中央部分40の方が他の部分よりも高い。 したがって、この部分はより硬く、伸長性が低いので、「閉」ループ型回路における緊締効率が向上する。

    【0037】紐編み作業は、パラメータを紐編み作業中に変更して異なる特徴を有する諸部分を得るような円形の織機を用いて、従来の紐編み技術により連続的に行われる。

    【0038】靴紐は、天然または合成材料など、異なる性質の柔軟な繊維で製作できる。 靴紐は、金属製の芯で強化できるか、或いは柔軟な繊維に混入される金属製繊維を含むことができる。 もちろん、本発明は、以上述べてきた諸実施態様に限定されるものではなく、冒頭の特許請求の範囲に入る同等の技術を全て含む。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】靴胴部の下部分を緊締する際の本発明によるスポーツシューズの前方3/4部分の斜視図である。

    【図2】靴の緊締が完全に行われた後の状態を示す図1
    に類似の図である。

    【図3】本発明による靴紐を示す全体図である。

    【図3a】図3のA−A線に沿って見た断面図である。

    【図3b】図3のB−B線に沿って見た断面図である。

    【図3c】図3のC−C線に沿って見た断面図である。

    【符号の説明】

    4 靴紐(紐部材) 11 柔軟な靴胴部 20 第一群の方向転換手段 20a、20b、20c、20d、20e、20f、20g、
    20h 閉ループ 21 第二群の方向転換手段 21a、21b、21c、21d、21e、21f 開放型フック 40 第一の部分(中央部分) 41、42 第二の部分(端部分) 110 前部分(靴の甲部分) 110a、110b 前部側方腰革 111 立ち上がり胴部分 111a、111b 上部側方腰革 112 開口部

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