モバイルデバイスを用いる健康モニタリング

申请号 JP2016502839 申请日 2014-03-14 公开(公告)号 JP2016517329A 公开(公告)日 2016-06-16
申请人 ナイキ イノベイト シーブイ; ナイキ イノベイト シーブイ; 发明人 マイケル ティー ホフマン; マイケル ティー ホフマン; クワミナ クランクソン; クワミナ クランクソン; ジェイソン ニムス; ジェイソン ニムス; マイケル レヴィ オーレンステイン; マイケル レヴィ オーレンステイン; クリステン ライナ ホワイト; クリステン ライナ ホワイト;
摘要 アスレチックパフォーマンスのモニタリングと管理は、運動動作と活動の管理に係る複数の手法を提供しうる。ワークアウトは、様々なパラメータ(気分、天候、地形、使用したアスレチック設備、友人など)でタグ付けされうる。ワークアウト情報は、ソーシャルメッセージングアウトレットやソーシャルネットワーキングアウトレットで共有されうる。ワークアウト情報は、地図情報(地図の画像、インタラクティブな地図、地図へのリンク、経路情報などの少なくとも一つ)を含みうる。これに加えてあるいは代えて、アプリケーションは、ソーシャルネットワーキングシステムの規則の範囲内でアスレチック活動データの転送とソーシャルネットワーキングサイトにおけるワークアウトエントリの生成を手助けするように構成されうる。【選択図】図87B
权利要求

装置であって、 プロセッサと、 コンピュータ読み取り可能な命令群を記憶しているメモリと、 を備えており、 前記命令群が実行されると、前記プロセッサに、 ユーザにより行なわれた第一アスレチック活動に対応する第一データを、第一センサを用いて収集させ、 前記第一データを共有アスレチックパフォーマンス値に変換させ、 前記第一センサとは異なる第二センサを備えているウェアラブルデバイスが前記装置に関連付けられているかを判断させ、 前記ウェアラブルデバイスが前記装置に関連付けられていると判断されると、 前記ユーザにより行なわれた第二アスレチック活動に対応する第二データを、前記第二センサを用いて収集させ、 前記第二データを前記共有アスレチックパフォーマンス値に変換させ、 ある期間にわたる前記ユーザのアスレチック活動パフォーマンスの第一表現を表示させ、 前記ウェアラブルデバイスが前記装置に関連付けられていないと判断されると、 前記期間にわたる前記ユーザの前記アスレチック活動パフォーマンスの第二表現を表示させ、 前記第一表現は、前記第一アスレチック活動に対応する前記期間の第一部分における前記ユーザの第一活動度を示す第一セクションと、前記第二アスレチック活動に対応する前記期間の第二部分における前記ユーザの第二活動度を示す第二セクションとを含んでおり、 前記第二表現は、前記第一セクションと、前記第一部分を含まない前記期間の第三部分における前記ユーザの不特定的な活動度を示す不特定セクションとを含んでいる、 装置。前記第一表現における前記第一セクションの大きさは、前記共有アスレチックパフォーマンス値に基づいて測定された前記第一活動度を示しており、 前記第一表現における前記第二セクションの大きさは、前記共有アスレチックパフォーマンス値に基づいて測定された前記第二活動度を示している、 請求項1に記載の装置。前記第一センサは、前記ユーザの速度、前記ユーザが移動した距離、および前記ユーザの平均ペースの少なくとも一つは検知するように構成されている、 請求項1に記載の装置。前記ウェアラブルデバイスは、前記ユーザの肢に装着されるように構成されている、 請求項3に記載の装置。前記第二センサは、加速度計であり、 前記第二データは、前記第二アスレチック活動中における前記ユーザの肢の加速度の測定値を含む、 請求項4に記載の装置。前記メモリは、前記ウェアラブルデバイスが前記装置に関連付けられていると判断された場合に実行されると、前記プロセッサに、 前記第一アスレチック活動の種別を示す第一活動アイコンを前記第一セクションに表示させ、 前記第二アスレチック活動の種別を示す第二活動アイコンを前記第二セクションに表示させる、 コンピュータ読み取り可能な命令群をさらに記憶している、 請求項1に記載の装置。前記第一アスレチック活動は、ランニングであり、 前記第一活動アイコンは、走者の表現を含む、 請求項6に記載の装置。前記メモリは、前記ウェアラブルデバイスが前記装置に関連付けられていないと判断された場合に実行されると、前記プロセッサに、 前記第一アスレチック活動の種別を示す第一活動アイコンを前記第一セクションに表示させ、 不特定アイコンを前記不特定セクションに表示させる、 コンピュータ読み取り可能な命令群をさらに記憶している、 請求項1に記載の装置。前記第一アスレチック活動は、ランニングであり、 前記第一活動アイコンは、走者の表現を含む、 請求項8に記載の装置。前記不特定アイコンは、クエスチョンマークを含む、 請求項9に記載の装置。ユーザのアスレチック活動パフォーマンスを判断する方法であって、 ユーザにより行なわれた第一アスレチック活動に対応する第一データを、モバイルデバイスを用いて収集し、 前記モバイルデバイスによって、前記第一データを共有アスレチックパフォーマンス値に変換し、 前記モバイルデバイスによって、ウェアラブルデバイスが前記モバイルデバイスに関連付けられているかを判断させ、 前記ウェアラブルデバイスが前記モバイルデバイスに関連付けられていると判断されると、 前記モバイルデバイスによって、前記ユーザにより行なわれた第二アスレチック活動に対応する第二データを収集し、 前記第二データを前記共有アスレチックパフォーマンス値に変換し、 ある期間にわたる前記ユーザのアスレチック活動パフォーマンスの第一表現を、前記モバイルデバイスのディスプレイに表示し、 前記ウェアラブルデバイスが前記装置に関連付けられていないと判断されると、 前記期間にわたる前記ユーザの前記アスレチック活動パフォーマンスの第二表現を表示し、 前記第一表現は、前記第一アスレチック活動に対応する前記期間の第一部分における前記ユーザの第一活動度を示す第一セクションと、前記第二アスレチック活動に対応する前記期間の第二部分における前記ユーザの第二活動度を示す第二セクションとを含んでおり、 前記第二表現は、前記第一セクションと、前記第一部分を含まない前記期間の第三部分における前記ユーザの不特定的な活動度を示す不特定セクションとを含んでいる、 方法。前記第一表現における前記第一セクションの大きさは、前記共有アスレチックパフォーマンス値に基づいて測定された前記第一活動度を示しており、 前記第一表現における前記第二セクションの大きさは、前記共有アスレチックパフォーマンス値に基づいて測定された前記第二活動度を示している、 請求項11に記載の方法。前記第一データは、前記ユーザの速度、前記ユーザが移動した距離、および前記ユーザの平均ペースの少なくとも一つを含む、 請求項11に記載の方法。前記第二データの収集は、前記ウェアラブルデバイスの前記ユーザの肢への装着時に行なわれる、 請求項13に記載の方法。前記ウェアラブルデバイスは、加速度計を備えており、 前記第二アスレチック活動中における前記ユーザの肢の加速度をさらに測定する、 請求項14に記載の方法。前記ウェアラブルデバイスが前記モバイルデバイスに関連付けられていると判断されると、 前記モバイルデバイスにおいて、前記第一アスレチック活動の種別を示す第一活動アイコンを前記第一セクションに表示し、 前記モバイルデバイスにおいて、前記第二アスレチック活動の種別を示す第二活動アイコンを前記第二セクションに表示する、 請求項11に記載の方法。前記第一アスレチック活動は、ランニングであり、 前記第一活動アイコンは、走者の表現を含む、 請求項16に記載の方法。前記ウェアラブルデバイスが前記モバイルデバイスに関連付けられていないと判断されると、 前記モバイルデバイスにおいて、前記第一アスレチック活動の種別を示す第一活動アイコンを前記第一セクションに表示し、 前記モバイルデバイスにおいて、不特定アイコンを前記不特定セクションに表示する、 請求項11に記載の方法。前記第一アスレチック活動は、ランニングであり、 前記第一活動アイコンは、走者の表現を含む、 請求項18に記載の方法。前記不特定アイコンは、クエスチョンマークを含む、 請求項19に記載の方法。

说明书全文

本出願は、「Monitoring Fitness Using a Mobile Device」を発明の名称とし、2014年3月12日に提出された米国特許出願14/206,689の優先権の利益を主張する。当該米国特許出願は、「Monitoring Fitness Using a Mobile Device」を発明の名称とし、2013年3月15日に提出された米国仮出願61/786,892の優先権の利益を主張するものである。これら先行特許出願の内容の全ては、ここに参照として援用される。

大半の人々が身体の健康の大切さを理解していながら、定期的な運動プログラムを維持するのに必要なモチベーションを見出す難しさを感じている。とりわけ連続的かつ繰り返しの動きを伴う運動(ランニング、ウォーキング、バイリシクリングなど)の内容を維持することに難しさを感じている人々がいる。また、ワークアウトの結果を記録管理するために必要とされうる余分な手間が、人々の運動に対するモチベーションを下げることもしばしばである。例えば、ある個人が自身の進捗を管理するために、ワークアウト情報をデータベースに手入されることが求められうる。ワークアウト情報の例としては、走行マイル数、走行経路、平均心拍数などが挙げられる。別例としては、ワークアウトの結果を自動的に管理するために特別なフィットネス志向のデバイスを使用することが必要とされうる。例えば、ある個人が運動を屋内で行なうか屋外で行なうか、トレッドミルの上で走るか屋外の道を走るか、などにより異なる種類のフィットネス設備が必要とされうる。

モチベーションは、個人の健康レベルに向上が得られることによっても上がる。しかしながら、そのような向上は、しばしばワークアウト内容の強化や変更を伴う。例えば、持久力を上げるために、より速く、あるいはより長い時間走ることが求められうる。場合によっては、同じワークアウトを繰り返すことにより、以前の能力を向上させる意欲を失ってしまう。より激しいワークアウトを促されなければ、すぐに結果は現れず、あるいは全く現れず、モチベーションが失われてしまう。

少なくとも一つの態様によれば、ユーザは、複数種の位置特定システムを有しているモバイルデバイスを用いてアスレチック活動を記録および管理できる。位置特定システムの例としては、衛星利用測位システム(GPS)や、リモートシステムに依存しない加速度計、歩数計などの装置が挙げられる。GPSデバイスと加速度計の双方を使用することにより、当該モバイルデバイスは、屋内ワークアウト(同じ場所に留まるもの)と屋外ワークアウトの双方についてワークアウトデータを記録できる。当該モバイルデバイスは、条件に応じて、あるデバイスから他のデバイスへ切替を行ないうる。例えば、GPS信号が失われると、加速度計が起動され、ワークアウト関連データを提供するためのバックアップとして使用されうる。GPS信号が再取得されると、システムは、GPSデータの記録を再開できる。当該システムは、信号の有無と強度の少なくとも一方、検出された動き、場所(屋内か屋外か)、ユーザの好み(ワークアウト種別や正確性の好み)などに応じて、自動的に二つのセンサを切替できる(あるいは両者を使用できる)。

別の態様によれば、ここに記載されるシステムと方法は、ワークアウトを強化するためのチャレンジや提案を提供できる。例えば、当該システムは、過去のランなどのアスレチック活動を強化するための選択肢をユーザに提供できる。当該ユーザは、提案された強化ランのリストから選択を行なってもよいし、過去に記録されたランやワークアウトに基づいてカスタマイズされたランを作成してもよい。具体例として、当該システムは、ペース、距離、燃焼カロリー、走行時間を5%だけ増やした強化ランを提案できる。別例として、当該システムは、特定期間(一週間、一か月、六か月など)にわたるユーザの傾向を分析し、週単位あるいは日単位の平均進捗量を特定できる。この場合、当該システムは、特定された平均進捗量を反映した強化ワークアウトを提案できる。アスリートが少なくとも一つのアスレチック活動値を強化することを手助けするために提案されるワークアウトを生成する、その他の活動強化アルゴリズムが使用されうる。

さらに別の態様によれば、ユーザは、アスレチック活動モニタリングサービスプロバイダに対するデータの同期と確認を行なえる。当該ユーザは、モバイル健康モニタリングデバイスにデータをダウンロードし、ランの履歴と特定の期間にわたる自身の進捗を管理できる。これに加えてあるいは代えて、当該ユーザのモバイルデバイスにデータをローカルに保存し、リモートネットワークサイト(アスレチック活動モニタリングサービスプロバイダなど)からデータを補完できる。さらに、当該モバイルデバイスによって記録されたデータ(GPSデータや加速度計データ)は、当該モバイルデバイスの保存条件を緩和するために、当該リモートネットワークサイトと同期されうる。加えて、リモートネットワークサイトとの同期は、他の場所や装置からのアスレチック活動情報をユーザが確認できるようにしうる。さらに、ワークアウト情報は、少なくとも一つのソーシャルアウトレットを通じて共有されうる。一例として、アプリケーションやアプレットは、アスレチック活動をモニタおよび管理するシステム、サイト、デバイスの少なくとも一つとのやり取りを手助けし、アスレチック活動データを受信するように構成されうる。当該アプリケーションは、ネットワークサイト(ソーシャルネットワークサイトなど)やシステム上で、あるいはその規則の範囲内で動作しうる。これに加えてあるいは代えて、ユーザは、ワークアウト情報の共有に係る許容範囲とオプションを設定できる。例えば、ユーザは、どのような種別の情報がソーシャルネットワーキングサイトを通じて共有されるかを選択できる。共有オプションは、様々な種別の情報が共有される条件の詳細をさらに含みうる。

別の態様によれば、位置特定デバイスを用いて完了したランは、経路情報とともに保存されうる。経路情報は、ワークアウト中にユーザが通った道を含んでいる。当該経路は、ユーザが様々な情報とランに係る統計値を確認できるようにするために、地図上に表示されうる。例えば、距離マーカ、ペースマーカ、および標高マーカが表示されうる。加えて、最速ペースと最遅ペース、最高心拍数と最低心拍数、最高標高と最低標高などを特定するための指標が提供されうる。様々な種別のアスレチック情報(ペース、心拍数、再生される音楽の種別、気温や体温など)を示すために、当該経路に色などの視覚的要素が用いられうる。経路表示は、ユーザの好みに応じてカスタマイズされうる。ユーザは、経路を一から作成してもよいし、過去に記録されたGPS経路やランに基づいて作成してもよい。少なくとも一つの構成例においては、地図も共有されうる。例えば、ユーザのランニングやウォーキングといったアスレチック活動に係る地図は、コミュニティサイト、ソーシャルネットワーク、他ユーザのデバイス、Eメールアドレス、テキストメッセージやマルチメディアメッセージの宛先などへ送信されうる。地図の画像に加えてあるいは代えて、地図情報は、インタラクティブな地図を含みうる。インタラクティブな地図は、周辺領域やユーザの経路とパフォーマンスに係る情報などを確認するためにユーザが操作や移動を行なえる。幾つかの例において、他のユーザは、当該地図をダウンロードしてその経路を自身の活動のために使用できる。当該地図や経路情報は、ダウンロード後にアスレチック活動モニタリングプリケーションによって使用可能にフォーマットされうる。サーバ、コミュニティサイト、あるいはソーシャルネットワークにアップロードされた地図や経路情報は、ユーザの活動データを集積するためにも使用されうる。例えば、全ての地図と経路情報は、ユーザのランやワークアウトのサマリのために収集されうる。当該サマリは、総距離、平均距離、総時間、平均時間、平均ペース、トップX(1、2、5、10、15など)、ワークアウトの場所などを含む。これに加えてあるいは代えて、ユーザは、ワークアウトに係る地図や特定の経路に友人をタグ付けできる。これにより、同じ経路を走った他のユーザ、同時刻に走った他のユーザ、当該経路に興味のある他のユーザ、当該ワークアウトや当該経路を知らせるべき他のユーザの少なくとも一つを特定できる。地図と経路情報の共有は、必要に応じてオンオフを切り替えうる。

さらに別の態様によれば、目標の強化と達成を手助けするためのコーチングがユーザに提供されうる。一例において、コーチングは、特定の目標を達成あるいは超えるためにユーザがとりうる具体的な行動を特定する指導的コメントを含みうる。コーチングは、有名人(アスリート、映画スター、歌手、ミュージシャンなど)の音声や映像オーバーレイを含みうる。コーチングは、自動的に判断される場所依存型のパラメータ(天候、地形など)を考慮し、同一あるいは同様の場所で他のユーザにより行なわれたパフォーマンスも評価しうる。

さらに別の態様によれば、モバイルアスレチック活動モニタリングデバイスは、ランやアスレチックワークアウトの前、途中、あるいは後に、コメント、提案、および励ましの言葉も提供しうる。例えば、ユーザがラン中に所定の距離に到達すると、当該デバイスは、テキスト、音声、映像の少なくとも一つからなるメッセージを、生成およびユーザに対して再生しうる。少なくとも一つの構成例において、祝いや励ましのメッセージとして有名人のメッセージが含まれうる。別例において、祝いや励ましのメッセージは、設定された契機(特定の距離への到達、特定のペースの達成など)に基づいて提供されうる。一構成例において、ユーザは、(ツイッターやフェイスブックなどのソーシャルネットワーキングサイトなどを通じて)所定数のメッセージを友人から受け取ると、特定の音声、映像、あるいは触覚のフィードバックを提供されうる。

さらに、ユーザは、様々なパラメータとメモを、ワークアウトセッションにタグ付けあるいは関連付けできる。幾つかの例において、タグ、メモ、パラメータの少なくとも一つは、自動的に検出されうる。例えば、天候、地形、勾配、標高、体温などは、パラメータあるいはワークアウトセッションにタグ付けされたパラメータとして自動的に登録されうる。当該登録は、GPS受信器、心拍数モニタ、ジャイロスコープ、加速度計、温度計などのデバイスを通じて判断された情報に基づいて行なわれる。幾つかの例においては、ワークアウト中に使用されたアスレチック装備がタグ付けされうる。この場合、当該情報は、当該アスレチック装備の消耗をモニタし、新品の、補足の、あるいは代替の装備を推奨し、どの装備がよりよい結果をもたらすかを判断するなどのために使用されうる。

さらに別の態様によれば、ユーザとチャレンジを行なう他ユーザを自動的に特定し、マッチングを行なう方法とシステムが提供されうる。例えば、当該システムは、ランを開始し、少なくとも一人の他のユーザにランを挑むリクエストを第一のユーザから受信しうる。当該システムは、当該第一のユーザが挑戦を受ける特定の他ユーザを選択し、招待できるようにしうる。これに加えてあるいは代えて、そのような他ユーザが自動的に特定されうる。一例において、当該第一のユーザの属性が判断され、他ユーザの属性と比較されうる。当該システムは、現在オンラインのチャレンジのみを特定しうる。この場合、特定されたユーザは、当該チャレンジへの参加を招待されうる。ユーザがチャレンジを承諾すると、参加者らは当該チャレンジにおいて競い合いうる。結果として、勝者が発表されうる。褒章や称賛などの評価が、当該勝者に提供されうる。これに加えてあるいは代えて、当該システムは、能力向上とアスレチック活動を促すために、当該参加者間でのさらなるチャレンジのスケジュールを自動的に提案しうる。

幾つかの態様によれば、ユーザは、少なくとも一つのアスレチック活動において他のユーザに挑みうる少なくとも一つのゲームを提供されうる。幾つかの実施形態において、当該ゲームは、ランニングを伴いうる。別の実施形態において、当該ゲームは、少なくとも一つの他のアスレチック活動を伴いうる。ユーザの活動度は、少なくとも一つのモニタリングデバイスと少なくとも一つのウェアラブルデバイスの少なくとも一方を用いてモニタされうる。

他の態様によれば、ユーザは、少なくとも一つの達成可能なパフォーマンスレベルを提供されうる。幾つかの実施形態において、当該ユーザは、次のパフォーマンスレベルまで到達可能な特定距離に入ると、当該次のパフォーマンスレベルへの到達を促されうる。あるパフォーマンスレベルに到達すると、ユーザは、通知を提供されうる。これに加えてあるいは代えて、様々なユーザインターフェースの外見が、ユーザの達成を反映して変更されうる。

本開示におけるこれらの特徴、および他の特徴は、以下の詳細な説明を通じて明らかになる。

発明の様々な例の実施に用いられうる演算デバイスを示す図である。

発明の様々な例に用いられうるアスレチック情報モニタリングデバイスの例を示す図である。

発明の様々な例に用いられうるアスレチック情報モニタリングデバイスの例を示す図である。

発明の様々な例に係るアスレチックパラメータ測定デバイスが用いられうる実施形態を示す図である。

発明の様々な実施形態に係るアスレチックデータの収集と表示の少なくとも一方を行なうために用いられうるアスレチック情報収集表示デバイスの一例を示す図である。

発明の様々な例において用いられうるアスレチックデータ表示設定デバイスの一例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係るモバイルアスレチック活動モニタリングデバイスの一例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係るワークアウトの設定法の一例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係るワークアウトの設定法の一例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、個人が最初のランを開始するときに生成・表示されうる一連のユーザインターフェースを示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、個人が最初のランを開始するときに生成・表示されうる一連のユーザインターフェースを示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、個人が最初のランを開始するときに生成・表示されうる一連のユーザインターフェースを示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、個人が最初のランを開始するときに生成・表示されうる一連のユーザインターフェースを示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、個人が最初のランを開始するときに生成・表示されうる一連のユーザインターフェースを示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、個人が最初のランを開始するときに生成・表示されうる一連のユーザインターフェースを示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、個人が最初のランを開始するときに生成・表示されうる一連のユーザインターフェースを示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、個人が最初のランを完了したときに生成・表示されうる一連のユーザインターフェースを示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、個人が最初のランを完了したときに生成・表示されうる一連のユーザインターフェースを示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、個人が最初のランを完了したときに生成・表示されうる一連のユーザインターフェースを示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、個人が最初のランを完了したときに生成・表示されうる一連のユーザインターフェースを示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、個人が最初のランを完了したときに生成・表示されうる一連のユーザインターフェースを示す図である。

記載された少なくとも一つの態様において生成・表示されうるホーム画面インターフェースの別例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様において生成・表示されうるホーム画面インターフェースの別例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、ユーザが過去ラン履歴を有していない場合に表示されうるラン種別選択インターフェースの一例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、ユーザがラン履歴を記録した場合に表示されうるラン種別選択インターフェースの一例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、タイムランを設定する一連のユーザインターフェースの例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、タイムランを設定する一連のユーザインターフェースの例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、タイムランを設定する一連のユーザインターフェースの例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、タイムランを設定する一連のユーザインターフェースの例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、タイムランを設定する一連のユーザインターフェースの例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、タイムランを設定する一連のユーザインターフェースの例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、タイムランを設定する一連のユーザインターフェースの例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、ユーザが距離ランを選択する際に表示されうる一連のユーザインターフェースの例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、ユーザが距離ランを選択する際に表示されうる一連のユーザインターフェースの例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、ユーザが距離ランを選択する際に表示されうる一連のユーザインターフェースの例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、ユーザが距離ランを選択する際に表示されうる一連のユーザインターフェースの例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、ユーザが距離ランを選択する際に表示されうる一連のユーザインターフェースの例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、ユーザが距離ランを選択する際に表示されうる一連のユーザインターフェースの例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、ユーザが距離ランを選択する際に表示されうる一連のユーザインターフェースの例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、ユーザが強化ランを選択する際に表示されうる一連のユーザインターフェースの例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、ユーザが強化ランを選択する際に表示されうる一連のユーザインターフェースの例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、ユーザが強化ランを選択する際に表示されうる一連のユーザインターフェースの例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、ユーザが強化ランを選択する際に表示されうる一連のユーザインターフェースの例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、ユーザが強化ランを選択する際に表示されうる一連のユーザインターフェースの例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、ユーザが強化ランを選択する際に表示されうる一連のユーザインターフェースの例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、音楽設定オプションをユーザが選択できるインターフェースの一例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、音声コンテンツ設定オプションを選択すると生成・表示されうる一連の音声コンテンツ選択インターフェースの例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、音声コンテンツ設定オプションを選択すると生成・表示されうる一連の音声コンテンツ選択インターフェースの例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、音声コンテンツ設定オプションを選択すると生成・表示されうる一連の音声コンテンツ選択インターフェースの例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、音声コンテンツ設定オプションを選択すると生成・表示されうる一連の音声コンテンツ選択インターフェースの例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、音声コンテンツ設定オプションを選択すると生成・表示されうる一連の音声コンテンツ選択インターフェースの例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、一連の位置設定インターフェースの例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、一連の位置設定インターフェースの例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、一連の位置設定インターフェースの例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、ランを設定するために表示されうるインターフェースの別例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、ランを設定するために表示されうるインターフェースの別例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、ランを設定するために表示されうるインターフェースの別例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、ランを設定するために表示されうるインターフェースの別例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、ランを設定するために表示されうるインターフェースの別例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、ランを設定するために表示されうるインターフェースの別例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、ランを設定するために表示されうるインターフェースの別例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、ランを設定するために表示されうるインターフェースの別例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、ランを設定するために表示されうるインターフェースの別例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、ランを設定するために表示されうるインターフェースの別例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、ランを設定するために表示されうるインターフェースの別例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、ランを設定するために表示されうるインターフェースの別例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、ランを設定するために表示されうるインターフェースの別例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、ランを設定するために表示されうるインターフェースの別例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、ランを設定するために表示されうるインターフェースの別例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、ランを設定するために表示されうるインターフェースの別例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、ランを設定するために表示されうるインターフェースの別例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、ランを設定するために表示されうるインターフェースの別例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、ランを設定するために表示されうるインターフェースの別例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、ランを設定するために表示されうるインターフェースの別例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、ランを設定するために表示されうるインターフェースの別例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、ランを設定するために表示されうるインターフェースの別例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、ランを設定するために表示されうるインターフェースの別例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、ランを設定するために表示されうるインターフェースの別例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、ランを設定するために表示されうるインターフェースの別例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、ランを設定するために表示されうるインターフェースの別例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、ランを設定するために表示されうるインターフェースの別例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、ランを設定するために表示されうるインターフェースの別例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、ランを設定するために表示されうるインターフェースの別例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、ランを設定するために表示されうるインターフェースの別例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、ユーザのワークアウト中に当該ユーザに対して表示されうる様々なインターフェースの例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、ユーザのワークアウト中に当該ユーザに対して表示されうる様々なインターフェースの例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、ユーザのワークアウト中に当該ユーザに対して表示されうる様々なインターフェースの例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、ユーザのワークアウト中に当該ユーザに対して表示されうる様々なインターフェースの例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、パワーソングオプションを含まないワークアウト情報を表示しているラン中インターフェースの例を示している。

記載された少なくとも一つの態様に係る、パワーソングオプションを含まないワークアウト情報を表示しているラン中インターフェースの例を示している。

記載された少なくとも一つの態様に係る、ユーザがインターフェースをロックしている(入力を防止している)際に、あるいはユーザからの入力のない状態が検出されて一定時間が経過した際に表示されうるロックインターフェースの例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、ユーザがインターフェースをロックしている(入力を防止している)際に、あるいはユーザからの入力のない状態が検出されて一定時間が経過した際に表示されうるロックインターフェースの例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、ユーザがインターフェースをロックしている(入力を防止している)際に、あるいはユーザからの入力のない状態が検出されて一定時間が経過した際に表示されうるロックインターフェースの例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、ユーザがインターフェースをロックしている(入力を防止している)際に、あるいはユーザからの入力のない状態が検出されて一定時間が経過した際に表示されうるロックインターフェースの例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、ユーザがインターフェースをロックしている(入力を防止している)際に、あるいはユーザからの入力のない状態が検出されて一定時間が経過した際に表示されうるロックインターフェースの例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、ユーザがインターフェースをロックしている(入力を防止している)際に、あるいはユーザからの入力のない状態が検出されて一定時間が経過した際に表示されうるロックインターフェースの例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、GPSの利用可能性および状態を知らせるために使用されうる様々なユーザインターフェースの例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、GPSの利用可能性および状態を知らせるために使用されうる様々なユーザインターフェースの例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、GPSの利用可能性および状態を知らせるために使用されうる様々なユーザインターフェースの例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、GPSの利用可能性および状態を知らせるために使用されうる様々なユーザインターフェースの例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、GPSの利用可能性および状態を知らせるために使用されうる様々なユーザインターフェースの例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、GPSの利用可能性および状態を知らせるために使用されうる様々なユーザインターフェースの例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、ユーザに提供されうるアラートの例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、ユーザに提供されうるアラートの例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、ユーザがランに取り組んでいる間に表示されうる別のユーザインターフェースを示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、ユーザがランに取り組んでいる間に表示されうる別のユーザインターフェースを示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、ユーザがランに取り組んでいる間に表示されうる別のユーザインターフェースを示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、ユーザがランに取り組んでいる間に表示されうる別のユーザインターフェースを示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、ユーザがランに取り組んでいる間に表示されうる別のユーザインターフェースを示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、ユーザがランに取り組んでいる間に表示されうる別のユーザインターフェースを示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、ユーザがランに取り組んでいる間に表示されうる別のユーザインターフェースを示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、ユーザがランに取り組んでいる間に表示されうる別のユーザインターフェースを示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、テキストベースであり、対応する音声メッセージが伴いうる別のアラートの例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、テキストベースであり、対応する音声メッセージが伴いうる別のアラートの例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、屋内ランのワークアウトサマリの例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、ユーザが距離ランを較正できる一連のユーザインターフェースの例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、ユーザが距離ランを較正できる一連のユーザインターフェースの例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、ユーザが距離ランを較正できる一連のユーザインターフェースの例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、ユーザが加速度計あるいはGPS非使用ランを較正できるインターフェースの別例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、ユーザが加速度計あるいはGPS非使用ランを較正できるインターフェースの別例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、ユーザが加速度計あるいはGPS非使用ランを較正できるインターフェースの別例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、ユーザが様々な情報やパラメータをランにタグ付けできるユーザインターフェースの例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、ユーザが様々な情報やパラメータをランにタグ付けできるユーザインターフェースの例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、ユーザが様々な情報やパラメータをランにタグ付けできるユーザインターフェースの例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、ユーザが様々な情報やパラメータをランにタグ付けできるユーザインターフェースの例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、屋外ランのワークアウトサマリの例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、屋外ランのワークアウトサマリの例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、屋外ランのワークアウトサマリの例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、経路情報インターフェースの例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、地図が表示されうる経路サマリインターフェースの例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、地図が表示されうる経路サマリインターフェースの例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、地図が表示されうる経路サマリインターフェースの例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、経路名付けインターフェースの例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、距離の新記録を設定するためのマイレージメダルを表示しているサマリインターフェースの例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、ユーザが目的や目標の達成に失敗した場合に表示されうるインターフェースの例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、リマインダインターフェースの例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、ユーザに表示されうるアラートあるいはリマインダメッセージの別例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、ユーザに表示されうるアラートあるいはリマインダメッセージの別例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、ユーザがフィットネスモニタリングサービスプロバイダにより提供されるサービスのメンバーである場合に表示されうるインターフェースの例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、登録オプションを含むワークアウトサマリインターフェースの例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、サービスプロバイダとのデータの同期が行なわれうる一連のインターフェースの例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、サービスプロバイダとのデータの同期が行なわれうる一連のインターフェースの例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、サービスプロバイダとのデータの同期が行なわれうる一連のインターフェースの例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、同期が行なわれうるワークアウトサマリインターフェースの例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、同期が行なわれうるワークアウトサマリインターフェースの例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、同期が行なわれうるワークアウトサマリインターフェースの例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、ログインやサービスプロバイダアカウントの作成によってユーザがアスレチック活動データの同期を行ないうるインターフェースの例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、ログインやサービスプロバイダアカウントの作成によってユーザがアスレチック活動データの同期を行ないうるインターフェースの例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、ログインやサービスプロバイダアカウントの作成によってユーザがアスレチック活動データの同期を行ないうるインターフェースの例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、ワークアウトが時間切れであることを示すメッセージを伴うインターフェースの例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、同期処理が行なわれる一連のインターフェースの例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、同期処理が行なわれる一連のインターフェースの例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、同期処理が行なわれる一連のインターフェースの例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、ワークアウト履歴からユーザがエントリを削除できるインターフェースの例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、ワークアウト履歴からユーザがエントリを削除できるインターフェースの例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、履歴情報をユーザに伝えるために表示されうるインターフェースの別例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、履歴情報をユーザに伝えるために表示されうるインターフェースの別例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、履歴情報をユーザに伝えるために表示されうるインターフェースの別例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、アスレチック活動をモニタするデバイスやアプリケーションを設定するための様々な設定インターフェースの一部の例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、アスレチック活動をモニタするデバイスやアプリケーションを設定するための様々な設定インターフェースの一部の例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、利用可能な特徴や機能を説明する詳細な情報を提供するツアーインターフェースの例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、利用可能な特徴や機能を説明する詳細な情報を提供するツアーインターフェースの例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、利用可能な特徴や機能を説明する詳細な情報を提供するツアーインターフェースの例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、利用可能な特徴や機能を説明する詳細な情報を提供するツアーインターフェースの例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、利用可能な特徴や機能を説明する詳細な情報を提供するツアーインターフェースの例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、利用可能な特徴や機能を説明する詳細な情報を提供するツアーインターフェースの例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、ユーザがサービスプロバイダに登録できる一連のインターフェースの例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、ユーザがサービスプロバイダに登録できる一連のインターフェースの例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、ユーザがサービスプロバイダに登録できる一連のインターフェースの例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、ユーザがサービスプロバイダに登録できる一連のインターフェースの例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、ユーザがサービスプロバイダに登録できる一連のインターフェースの例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、ユーザがまずパワーソングオプションを選択し、次いで楽曲リストから楽曲を選択する一連のインターフェースの例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、ユーザがまずパワーソングオプションを選択し、次いで楽曲リストから楽曲を選択する一連のインターフェースの例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、ユーザが距離の値を設定できるようにするインターフェースの例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、ユーザがフィードバック頻度を設定できるようにするインターフェースの例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、ユーザが画面ロックの向きを設定できるようにするインターフェースの例を示す図である。

アスレチック活動統計値のより正確なモニタリングとトラッキングを可能としうる様々なユーザ属性や好みを設定するための較正インターフェースの例を示す図である。

アスレチック活動統計値のより正確なモニタリングとトラッキングを可能としうる様々なユーザ属性や好みを設定するための較正インターフェースの例を示す図である。

アスレチック活動統計値のより正確なモニタリングとトラッキングを可能としうる様々なユーザ属性や好みを設定するための較正インターフェースの例を示す図である。

アスレチック活動統計値のより正確なモニタリングとトラッキングを可能としうる様々なユーザ属性や好みを設定するための較正インターフェースの例を示す図である。

アスレチック活動統計値のより正確なモニタリングとトラッキングを可能としうる様々なユーザ属性や好みを設定するための較正インターフェースの例を示す図である。

アスレチック活動統計値のより正確なモニタリングとトラッキングを可能としうる様々なユーザ属性や好みを設定するための較正インターフェースの例を示す図である。

アスレチック活動統計値のより正確なモニタリングとトラッキングを可能としうる様々なユーザ属性や好みを設定するための較正インターフェースの例を示す図である。

アスレチック活動統計値のより正確なモニタリングとトラッキングを可能としうる様々なユーザ属性や好みを設定するための較正インターフェースの例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、モバイル健康モニタリングデバイスを通じて生成・表示されうる設定インターフェースの別例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、モバイル健康モニタリングデバイスを通じて生成・表示されうる設定インターフェースの別例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、モバイル健康モニタリングデバイスを通じて生成・表示されうる設定インターフェースの別例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、モバイル健康モニタリングデバイスを通じて生成・表示されうる設定インターフェースの別例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、モバイル健康モニタリングデバイスを通じて生成・表示されうる設定インターフェースの別例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、モバイル健康モニタリングデバイスを通じて生成・表示されうる設定インターフェースの別例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、モバイル健康モニタリングデバイスを通じて生成・表示されうる設定インターフェースの別例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、モバイル健康モニタリングデバイスを通じて生成・表示されうる設定インターフェースの別例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、モバイル健康モニタリングデバイスを通じて生成・表示されうる設定インターフェースの別例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、モバイル健康モニタリングデバイスを通じて生成・表示されうる設定インターフェースの別例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、モバイル健康モニタリングデバイスを通じて生成・表示されうる設定インターフェースの別例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、モバイル健康モニタリングデバイスを通じて生成・表示されうる設定インターフェースの別例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、モバイル健康モニタリングデバイスを通じて生成・表示されうる設定インターフェースの別例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、モバイル健康モニタリングデバイスを通じて生成・表示されうる設定インターフェースの別例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、モバイル健康モニタリングデバイスを通じて生成・表示されうる設定インターフェースの別例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、モバイル健康モニタリングデバイスを通じて生成・表示されうる設定インターフェースの別例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、モバイル健康モニタリングデバイスを通じて生成・表示されうる設定インターフェースの別例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、モバイル健康モニタリングデバイスを通じて生成・表示されうる設定インターフェースの別例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、モバイル健康モニタリングデバイスを通じて生成・表示されうる設定インターフェースの別例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、モバイル健康モニタリングデバイスを通じて生成・表示されうる設定インターフェースの別例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、モバイル健康モニタリングデバイスを通じて生成・表示されうる設定インターフェースの別例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、モバイル健康モニタリングデバイスを通じて生成・表示されうる設定インターフェースの別例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、ユーザがワークアウト情報をソーシャルネットワーキングサイトやニュースフィード上で共有できるインターフェースの例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、ユーザがワークアウト情報をソーシャルネットワーキングサイトやニュースフィード上で共有できるインターフェースの例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、ユーザがワークアウト情報をソーシャルネットワーキングサイトやニュースフィード上で共有できるインターフェースの例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、ワークアウトやランの情報を共有するインターフェースの別例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、ワークアウトやランの情報を共有するインターフェースの別例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、ワークアウト情報が投稿および配信されるソーシャルネットワーキングサイトインターフェースの例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、友人などの他のユーザが励ましのメッセージを入力できるようにするメッセージエントリインターフェースの例を示す図である。

図57のインターフェースを通じて送られたメッセージを表示するモバイルデバイスインターフェースの例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、アスレチック活動モニタリングサービスへのログインインターフェースの例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、少なくとも一部がリモートの健康モニタリングサイトから受信されうるワークアウト情報を確認するために用いられうるインターフェースの例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、少なくとも一部がリモートの健康モニタリングサイトから受信されうるワークアウト情報を確認するために用いられうるインターフェースの例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、少なくとも一部がリモートの健康モニタリングサイトから受信されうるワークアウト情報を確認するために用いられうるインターフェースの例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、少なくとも一部がリモートの健康モニタリングサイトから受信されうるワークアウト情報を確認するために用いられうるインターフェースの例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、少なくとも一部がリモートの健康モニタリングサイトから受信されうるワークアウト情報を確認するために用いられうるインターフェースの例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、少なくとも一部がリモートの健康モニタリングサイトから受信されうるワークアウト情報を確認するために用いられうるインターフェースの例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、目標設定インターフェースの例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、目標設定インターフェースの例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、目標設定インターフェースの例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、ワークアウトと目標を再確認させるためのインターフェースの例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、ワークアウトと目標を再確認させるためのインターフェースの例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、少なくとも一つの称賛や励ましのメッセージがリスト中に表示されうる称賛インターフェースの例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、少なくとも一つの称賛や励ましのメッセージがリスト中に表示されうる称賛インターフェースの例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、少なくとも一つの称賛や励ましのメッセージがリスト中に表示されうる称賛インターフェースの例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、有名人のメッセージを含む称賛インターフェースの例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、有名人のメッセージを含む称賛インターフェースの例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、有名人のメッセージを含む称賛インターフェースの例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、有名人のメッセージを含む称賛インターフェースの例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、有名人のメッセージを含む称賛インターフェースの例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、ワークアウト通知の例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、ワークアウト通知の例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、ワークアウト通知の例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、ワークアウト通知の例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、ワークアウトレビューを含みうるインターフェースの例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、ワークアウトレビューを含みうるインターフェースの例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、ワークアウトレビューを含みうるインターフェースの例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、ワークアウトレビューを含みうるインターフェースの例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、ワークアウトレビューを含みうるインターフェースの例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、ワークアウトレビューを含みうるインターフェースの例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、ワークアウトレビューを含みうるインターフェースの例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、ワークアウトレビューを含みうるインターフェースの例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、ワークアウトレビューを含みうるインターフェースの例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、ワークアウトレビューを含みうるインターフェースの例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、ワークアウトレビューを含みうるインターフェースの例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、経路情報が表示されうる一連の経路詳細インターフェースの例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、経路情報が表示されうる一連の経路詳細インターフェースの例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、経路情報が表示されうる一連の経路詳細インターフェースの例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、経路情報が表示されうる一連の経路詳細インターフェースの例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、経路情報が表示されうる一連の経路詳細インターフェースの例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、経路情報が表示されうる一連の経路詳細インターフェースの例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、経路情報が表示されうる一連の経路詳細インターフェースの例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、経路詳細インターフェースの別例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、ユーザが経路を保存し、経路の詳細を追加できるインターフェースの例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、ユーザが走行、作成、保存の少なくとも一つを行なったことのある様々な経路を列挙する保存経路インターフェースの例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、ユーザが経路を経路リストから選択する際に表示されうる経路インターフェースの例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、ユーザが新規の経路を設定できる経路作成インターフェースの例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、複数の過去に記録された経路がリストに表示された選択メニューの例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、少なくとも一つのフィールドが自動的に事前準備される経路作成インターフェースの別例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、経路情報を確認するインターフェースのさらに別の例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、経路情報を確認するインターフェースのさらに別の例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、経路管理・確認インターフェースの別例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、経路管理・確認インターフェースの別例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、経路管理・確認インターフェースの別例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、経路管理・確認インターフェースの別例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、経路管理・確認インターフェースの別例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、経路管理・確認インターフェースの別例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、経路に固有の統計値が表示されうるインターフェースの例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、ライブチャレンジを生成および処理する方法の例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、ワークアウトの前にユーザがウォームアップ活動を選択できるインターフェースの例を示す図である。

記載された少なくとも一つの態様に係る、ワークアウトの後にユーザがクールダウン活動を選択できるインターフェースの例を示す図である。

共有許可設定インターフェースの例を示す図である。

ユーザが活動情報の共有オプションを設定できるワークアウトサマリインターフェースの例を示す図である。

ユーザが活動情報の共有オプションを設定できるワークアウトサマリインターフェースの例を示す図である。

ユーザが活動情報の共有オプションを設定できるワークアウトサマリインターフェースの例を示す図である。

ソーシャルネットワーキングサイトにおけるワークアウト情報のエントリや投稿の例を示す図である。

ソーシャルネットワーキングサイトにおけるワークアウト情報のエントリや投稿の例を示す図である。

ワークアウトエントリを含むソーシャルネットワーキングページの例を示す図である。

アスレチック活動プロフィールページの例を示す図である。

情報共有許可オプションを設定するための活動共有アプリケーションインターフェースの例を示す図である。

ソーシャルメッセージングシステムを通じて配信されるメッセージを生成するインターフェースの例を示す図である。

幾つかの態様に係る、表示されるホーム画面を決定するために使用される優先度チャートの例を示す図である。

幾つかの態様に係る、GPS信号が弱いことを示すために表示されるインターフェースの例を示す図である。

幾つかの態様に係る、ユーザフィードバックを容易にするために使用されるインターフェースの例を示す図である。

幾つかの態様に係る、ユーザフィードバックを容易にするために使用されるインターフェースの例を示す図である。

幾つかの態様に係る、ユーザフィードバックを容易にするために使用されるインターフェースの例を示す図である。

幾つかの態様に係る、ユーザフィードバックを容易にするために使用されるインターフェースの例を示す図である。

幾つかの態様に係る、少なくとも一つのウェアラブルデバイスとのやり取りを手助けするために使用されるインターフェースの例を示す図である。

幾つかの態様に係る、少なくとも一つのウェアラブルデバイスとのやり取りを手助けするために使用されるインターフェースの例を示す図である。

幾つかの態様に係る、少なくとも一つのウェアラブルデバイスとのやり取りを手助けするために使用されるインターフェースの例を示す図である。

幾つかの態様に係る、ユーザによる少なくとも一つのゲームへの参加を手助けするために使用されるインターフェースの例を示す図である。

幾つかの態様に係る、ユーザによる少なくとも一つのゲームへの参加を手助けするために使用されるインターフェースの例を示す図である。

幾つかの態様に係る、ユーザによる少なくとも一つのゲームへの参加を手助けするために使用されるインターフェースの例を示す図である。

幾つかの態様に係る、ユーザによる少なくとも一つのゲームへの参加を手助けするために使用されるインターフェースの例を示す図である。

幾つかの態様に係る、ユーザによる少なくとも一つのゲームへの参加を手助けするために使用されるインターフェースの例を示す図である。

幾つかの態様に係る、ユーザによる少なくとも一つのゲームへの参加を手助けするために使用されるインターフェースの例を示す図である。

幾つかの態様に係る、ユーザによる少なくとも一つのゲームへの参加を手助けするために使用されるインターフェースの例を示す図である。

幾つかの態様に係る、ユーザによる少なくとも一つのゲームへの参加を手助けするために使用されるインターフェースの例を示す図である。

幾つかの態様に係る、ユーザによる少なくとも一つのパフォーマンスレベルの操作を手助けするために使用されるインターフェースの例を示す図である。

幾つかの態様に係る、ユーザによる少なくとも一つのパフォーマンスレベルの操作を手助けするために使用されるインターフェースの例を示す図である。

幾つかの態様に係る、ユーザによる少なくとも一つのパフォーマンスレベルの操作を手助けするために使用されるインターフェースの例を示す図である。

幾つかの態様に係る、ユーザによる少なくとも一つのパフォーマンスレベルの操作を手助けするために使用されるインターフェースの例を示す図である。

幾つかの態様に係る、ユーザによる少なくとも一つのパフォーマンスレベルの操作を手助けするために使用されるインターフェースの例を示す図である。

アスレチック活動の概括 ここに開示される各種の態様は、アスレチック情報および非アスレチック情報の測定、収集、表示、および管理に関する。当業者であれば理解できるように、アスレチック情報は、まず個人から取得される。発明の様々な実施形態において、少なくとも一つのアスレチック情報モニタリングデバイスが、個人により行なわれたアスレチック活動に対応するアスレチックデータを測定および記録し、情報を通貨の形態に変換するために用いられうる。一般に、アスレチック情報モニタリングデバイスは、少なくとも一つのセンサと演算デバイスを内蔵する。少なくとも一つのセンサは、モニタされる個人に関するパラメータ群を測定するためのものである。演算デバイスは、当該少なくとも一つのセンサによって測定されたパラメータ群を処理するためのものである。

ある個人のアスレチック活動についてアスレチック情報モニタリングデバイスがアスレチック情報を記録すると、当該個人は、記録されたデータを確認するために、当該記録されたアスレチック情報を少なくとも一つのリモートデバイスへ転送できる。ユーザは、例えば、当該記録されたアスレチック情報をアスレチック情報モニタリングデバイスからリモート収集デバイスへダウンロードできる。この収集デバイスは、アスレチック情報モニタリングデバイスから収集したアスレチック情報を、遠隔の表示設定デバイスへ転送できる。この表示設定デバイスにおいては、アスレチック情報が、その後のさらに別のデバイスによる確認のための整理・設定に供されうる。後に詳述されるように、発明の様々な実施形態は、個人が演算デバイス群を用いてアスレチック情報の記録、収集、および表示をできるようにする。当該演算デバイス群は、インターネットのようなネットワークを介して通信する。

例えば、本明細書に記載された幾つかの態様は、個人が専用の演算デバイスを用いてアスレチック情報の測定と記録をできるようにする。ユーザは、記録されたアスレチック情報をローカルの演算デバイス(デスクトップやラップトップのパソコンなど)に転送できる。より具体的には、ユーザは、記録されたアスレチック情報をアスレチック情報モニタリングデバイスからローカルコンピュータ上の収集ソフトウェアツールへダウンロードできる。当該ローカルコンピュータは、コンピュータネットワークにおける「クライアント」として機能する。当該収集ソフトウェアツールは、ダウンロードされたアスレチック情報を、ネットワークを通じてリモート「サーバ」コンピュータへ転送する。当該リモートサーバコンピュータ上の表示設定ソフトウェアツールは、転送されたアスレチック情報を保存する。その後、個人は、保存されたアスレチック情報を当該サーバコンピュータから検索するために、上記のクライアントコンピュータあるいは別のローカルコンピュータを使用できる。ローカルコンピュータからの表示要求に応じて、当該表示設定ソフトウェアツールは、要求されたアスレチック情報を、当該ローカルコンピュータ上での表示用に設定し、設定されたアスレチック情報を当該ローカルコンピュータへ送信する。

演算デバイス 発明は、少なくとも一つの機能を実行する電子回路を用いて、様々な形態で実施されうる。例えば、発明の幾つかの実施形態においては、上記のアスレチック情報モニタリングデバイス、収集デバイス、表示デバイス、あるいはこれらの任意の組合せは、少なくとも一つの判断用途向け集積回路(ASIC)を用いて実施されうる。しかしながら、より一般的には、発明の様々な例における構成要素は、ファームウェアあるいはソフトウェア命令を実行するプログラマブル演算デバイスにより、あるいはプログラマブル演算デバイス上で実行されるファームウェアやソフトウェアと専用電子回路の組合せにより実施される。

図1は、発明の様々な形態を実施するために用いられうるコンピュータ101の一例を示している。同図に示されるように、コンピュータ101は、演算ユニット103を備えている。演算ユニット103は、処理ユニット105とシステムメモリ107を含むことが一般的である。処理ユニット105は、ソフトウェア命令を実行する任意の種別の処理デバイスでありうるが、従来通りマイクロプロセッサデバイスである。システムメモリ107は、読み出し専用メモリ(ROM)109とランダムアクセスメモリ(RAM)111を含む。当業者であれば判るように、読み出し専用メモリ(ROM)109とランダムアクセスメモリ(RAM)111は、処理ユニット105により実行されるソフトウェア命令を記憶できる。

処理ユニット105とシステムメモリ107は、バス113あるいはこれに代わる通信ストラクチャを介して、少なくとも一つの周辺デバイスへ直接的あるいは間接的に接続されている。例えば、処理ユニット105またはシステムメモリ107は、別のメモリストレージ(ハードドライブディスク115、リムーバブル磁気ディスク117、光ディスクドライブ119、フラッシュメモリカード121など)へ直接的あるいは間接的に接続されている。処理ユニット105とシステムメモリ107は、少なくとも一つの入力デバイス123少なくとも一つの出力デバイス125にも直接的あるいは間接的に接続されうる。入力デバイス123は、例えば、キーボード、タッチスクリーン、リモートコントロールパッド、ポインティングデバイス(マウス、タッチパッド、スタイラス、トラックボール、ジョイスティックなど)、スキャナ、カメラ、マイクロフォンを含みうる。出力デバイス125は、例えば、モニタディスプレイ、触覚フィードバックデバイス、テレビジョン、プリンタ、ステレオ、スピーカを含みうる。

さらに、演算ユニット103は、ネットワークと通信するために少なくとも一つのネットワークインターフェース127と直接的あるいは間接的に接続される。この種のネットワークインターフェース127は、ネットワークアダプタやネットワークインターフェースカード(NIC)と称されることもあり、演算ユニット103からのデータと制御信号を、少なくとも一つの通信プロトコルに基づくネットワークメッセージに変換する。当該通信プロトコルの例としては、通信制御プロトコル(TCP)、インターネットプロトコル(IP)、ユーザデータグラムプロトコル(UDP)が挙げられる。これらのプロトコルは周知であるため、ここでは詳細に説明しない。インターフェース127は、ネットワークと接続するための適当な接続エージェントを使用できる。接続エージェントの例としては、無線トランシーバ、電力線アダプタ、モデム、イーサネット(登録商標)接続が挙げられる。

なお、上記の入力デバイス、出力デバイス、および周辺記憶デバイスに加え、演算デバイスは、入力機能、出力機能、記憶機能、あるいはその組合せを発揮しうる他の様々な周辺デバイスに接続されうる。例えば、コンピュータ101は、デジタル音楽プレイヤに接続されうる。デジタル音楽プレイヤの例としては、カリフォルニア州クパティーノのアップル社より入手可能なIPOD(登録商標)ブランドのデジタル音楽プレイヤが挙げられる。周知のように、この種のデジタル音楽プレイヤは、コンピュータの出力デバイス(音声ファイルの音楽や画像ファイルの写真を出力)および記憶デバイスの双方として機能しうる。また、この種のデジタル音楽プレイヤは、記録されたアスレチック情報を入力するための入力デバイスとして機能する。この点については、詳しく後述する。

デジタル音楽プレイヤに加え、コンピュータ101は、少なくとも一つの他の周辺デバイス(電話など)に接続されうるか、これを内蔵しうる。この電話は、例えばワイヤレスの「スマートフォン」でありうる。一例として、この通信デバイスは、カリフォルニア州クパティーノのアップル社より入手可能なIPHONE(登録商標)ブランドの携帯通信デバイスでありうる。周知のように、この種の電話は、無線送信周波数を用いて無線ネットワークを介して通信を行なう。単純な通信機能に加え、「スマートフォン」は、少なくとも一つのデータ管理機能もユーザに提供できる。そのような機能の例としては、電子メッセージ(電子メールメッセージ、SMSテキストメッセージなど)の送信、受信、確認、音声ファイルの記録や再生、画像ファイル(静止画ファイルや動画ファイルなど)の確認や再生、ファイル(マイクロソフト社のワードファイルやエクセルファイル、アドビ社のアクロバットファイルなど)の確認とテキストの編集などが挙げられる。この種の電話によるデータ管理が可能であるため、ユーザは、当該電話をコンピュータ101に接続できる。これにより、両者に維持されているデータが同期されうる。

さらに別の周辺デバイスが、図1に示された種別のコンピュータ101に接続されうる、あるいは内蔵されうることは勿論である。例えば、周辺デバイスは、永続的あるいは半永続的に演算ユニット103に接続されうる。例えば、多くのコンピュータにおいて、演算ユニット103、ハードディスクドライブ117、リムーバブル光ディスクドライブ119、およびディスプレイは、単一の筐体内に半永続的に収容される。さらに別の周辺デバイスが、コンピュータ101に対して取り外し可能に接続されうる。コンピュータ101は、例えば、少なくとも一つの通信ポートを備えうる。当該通信ポートを通じて、周辺デバイスが演算ユニット103に接続されうる(直接的あるいは間接的にバス113を介して)。通信ポートの例としては、パラレルバスポート、シリアルバスポートが挙げられる。シリアルバスポートの例としては、ユニバーサルシリアルバス(USB)標準やIEEE1394高速シリアルバス標準(ファイヤワイヤポートなど)が挙げられる。これに加えてあるいは代えて、コンピュータ101は、無線データ「ポート」を備えうる。無線データポートの例としては、ブルートゥースインターフェース、ワイファイインターフェース、赤外線データポートなどが挙げられる。

なお、発明の様々な例において用いられる演算デバイスは、図1に示されたコンピュータ101よりも多くのコンポーネントを備えてもよいし、より少ないコンポーネントを備えてもよいし、異なる組合せのコンポーネントを備えてもよい。発明の実施形態によっては、非常に限定された機能を有するように構成された少なくとも一つの演算デバイスを使用してもよい。そのような演算デバイスの例としては、デジタル音楽プレイヤやサーバコンピュータが挙げられる。当該演算デバイスは、不要な周辺装備を省略しうる。そのような周辺装備の例としては、ネットワークインターフェース115、リムーバブル光ディスクドライブ119、プリンタ、スキャナ、外部ハードディスクドライブなどが挙げられる。発明の実施形態によっては、上記に加えてあるいは代えて、様々な機能を発揮できるように構成された演算デバイスを使用してもよい。このような演算デバイスの例としては、デスクトップやラップトップのパーソナルコンピュータが挙げられる。当該演算デバイスは、必要に応じて、周辺デバイスあるいは別のコンポーネントの組合せを備えうる。

アスレチック情報モニタリングデバイス 図2は、アスレチック情報モニタリングデバイス201の一例を示している。アスレチック情報モニタリングデバイス201は、ユーザのアスレチック活動に対応するアスレチック情報を測定するために、発明の様々な例において用いられうる。同図に示されるように、アスレチック情報モニタリングデバイス201は、デジタル音楽プレイヤ203、電子インターフェースデバイス205、およびアスレチックパラメータ測定デバイス207を備えている。後により詳しく説明するが、デジタル音楽プレイヤ203は、電子インターフェースデバイス205に(取り外し可能に)接続される。両者の組合せは、ユーザがアスレチック活動(ランニングやウォーキングなど)を行なっている間、当該ユーザにより装備あるいは携帯される。また、デジタル音楽プレイヤ203は、電話通信を行ない、テキストメッセージ、マルチメディアメッセージなどを受信するための遠隔通信コンポーネントを備えうる。例えば、デジタル音楽プレイヤ203は、コンピュータアプリケーションを実行し、遠隔通信機能を提供し、音楽やビデオを再生し、触覚フィードバックを提供し、ローカルネットワークや広域ネットワークにアクセスするように構成されたスマートフォンでありうる。

アスレチックパラメータ測定デバイス207は、ユーザがアスレチック活動を行なっている間、当該ユーザにより装備あるいは携帯され、当該ユーザにより行なわれているアスレチックパフォーマンスに関連する少なくとも一つのアスレチックパラメータを測定する。アスレチックパラメータ測定デバイス207は、測定されたアスレチックパラメータに対応する信号を、電子インターフェースデバイス205に送信する。電子インターフェースデバイス205は、アスレチックパラメータ測定デバイス207から信号を受信し、受信した情報をデジタル音楽プレイヤ203に提供する。電子インターフェースデバイス205は、アスレチック情報モニタリングデバイス201の一部として含まれなくてもよい。代わりに、デジタル音楽プレイヤ203が、少なくとも一つのアスレチック測定センサからセンサデータを受信し、当該センサへ指令を送信するように構成された通信デバイスを備えてもよい。

図3により詳細に示されるように、アスレチックパラメータ測定デバイス207は、当該アスレチックパラメータ測定デバイス207を装備あるいは使用している個人に関連付けられたアスレチックパラメータを測定する少なくとも一つのセンサ301を備えている。図示された実施形態においては、例えば、センサ301A、301Bは、直交する二方向へのアスレチックパラメータ測定デバイス207の加速度を測定する加速度計(圧電加速度計など)でありうる。アスレチックパラメータ測定デバイス207は、エクササイズ中に所望のアスレチックパラメータを測定するために、ユーザにより携帯あるいは装備される。例えば、図4に示されるように、アスレチックパラメータ測定デバイス207は、ユーザが歩いている間、あるいは走っている間、当該ユーザの靴401のソールに配置されうる。この場合、センサ301は、当該ユーザの足の動きに対応する電気信号を生成する。周知のように、これらの信号は、当該ユーザにより行なわれたアスレチック活動を表すアスレチックデータを生成するために使用されうる。別例として、アスレチックパラメータ測定デバイス207は、腰ストラップやユーザの手首に装備されてもよいし、デジタル音楽プレイヤ203に内蔵されてもよい。

アスレチックパラメータ測定デバイス207は、センサ301により出力された電気信号を処理するプロセッサ303も備えている。例えば、プロセッサ303は、プログラマブルなマイクロプロセッサでありうる。別例として、プロセッサ303は、ASICのような判断用途向けの回路デバイスでありうる。プロセッサ303は、センサ301からの信号出力に対し、平滑化、ノイズフィルタリング、異常値除去、増幅、総和、積分などの所望の動作を行ないうる。プロセッサ303は、処理済み信号を送信器305へ提供する。アスレチックパラメータ測定デバイス207は、必要に応じてセンサ301、プロセッサ303、および送信器305へ電力を供給する電源307も備えている。電源307は、例えば、電池でありうる。

図4に示されるように、アスレチックパラメータ測定デバイス207は、処理済み信号を電子インターフェースデバイス205に送信するか、デジタル音楽プレイヤ203に直接送信する。図3に示されるように、電子インターフェースデバイス205は、受信器309を備えている。受信器309は、アスレチックパラメータ測定デバイス207の送信器305により送信された処理済み信号を受信する。受信器309は、当該処理済み信号を第二のプロセッサ311へ中継する。プロセッサ311は、信号をさらに処理する。プロセッサ303と同様に、プロセッサ311は、当該処理済み信号に対し、平滑化、ノイズフィルタリング、異常値除去、増幅、総和、積分などの所望の動作を行ないうる。

プロセッサ303は、処理済み信号をデジタル音楽プレイヤ203に供給する。図2に示されるように、一構成例として、電子インターフェースデバイス205は、コネクタシステム209を備えている。コネクタシステム209は、デジタル音楽プレイヤ203に設けられた従来型の入力ポート211に物理的に差し込まれ、接続される。電子インターフェースデバイス205のコネクタシステム209が繋がる入力ポート211は、データを転送するための所望の種別の入力ポートでありうる(パラレルデータポート、シリアルデータポート、イヤフォンやマイクロフォンジャックなど)。コネクタシステム209は、デジタル音楽プレイヤ203の入力ポート211に設けられた対応する要素と電気的接続、あるいは他の適当な接続を形成する適当な接続デバイスを備えうる。接続デバイスの例としては、電子インターフェースデバイス205とデジタル音楽プレイヤ203間の電子通信やデータ通信を可能にするワイヤ、ピン、電気コネクタなどが挙げられる。必要に応じて、電子インターフェースデバイス205をデジタル音楽プレイヤ203に堅固に接続するために、別の固定要素が設けられうる。固定要素の例としては、ストラップ、フック、バックル、クリップ、クランプ、留め具、保持エレメント、機械的コネクタなどが挙げられる。

図3に示されるように、プロセッサ311は、処理済み信号を演算ユニット313へ提供する。演算ユニット313は、まず当該処理済み信号をメモリ315に保存する。さらに、発明の実施形態によっては、演算ユニット313は、アスレチック情報モニタリングデバイス201により提供された処理済み信号に操作を施し、ユーザにより行なわれたアスレチック活動に対応するアスレチックデータセットを生成できる。例えば、アスレチック情報モニタリングデバイス201がユーザの足の動きを測定するための加速度計を備える場合、演算ユニット313は、アスレチック情報モニタリングデバイス201からの処理済み信号を分析し、ユーザのアスレチック活動中における判断時点の当該ユーザの速度と各判断時点における当該ユーザの総移動距離を示すアスレチックデータセットを生成できる。加速度計の信号からユーザの速度を判断する様々な技術は、例えば以下の文献に記載されており、これらの内容の全ては、ここに参照として援用される。 ・「Monitoring Activity Of A User In Locomotion On Foot」を発明の名称とし、Blackadarらに対して2005年5月24日に発行された米国特許第6898550号明細書 ・「Monitoring Activity Of A User In Locomotion On Foot」を発明の名称とし、Ohlenbuschらに対して2005年4月19日に発行された米国特許第6882955号明細書 ・「Monitoring Activity Of A User In Locomotion On Foot」を発明の名称とし、Darleyらに対して2005年4月5日に発行された米国特許第6876947号明細書 ・「Monitoring Activity Of A User In Locomotion On Foot」を発明の名称とし、Ohlenbuschらに対して2002年12月10日に発行された米国特許第6493652号明細書 ・「Detecting The Starting And Stopping Of Movement Of A Person On Foot」を発明の名称とし、Blackadarらに対して2001年10月2日に発行された米国特許第6298314号明細書 ・「Measuring Foot Contact Time And Foot Loft Time Of A Person In Locomotion」を発明の名称とし、Gaudetらに対して2000年4月18日に発行された米国特許第6052654号明細書 ・「Measuring Foot Contact Time And Foot Loft Time Of A Person In Locomotion」を発明の名称とし、Gaudetらに対して2000年1月25日に発行された米国特許第6018705号明細書

アスレチックデータセットは、各速度値と各距離値の少なくとも一方に関連付けられた時間値も含みうる。アスレチック情報モニタリングデバイス201は、複数のユーザからアスレチック情報を収集するために用いられうる。その場合、演算ユニット313は、ユーザに対して何らかの方法で自身を判断するように促しうる。その判断に係る情報は、アスレチック情報モニタリングデバイス201により提供された情報から生成されたアスレチックデータセットに含まれうる。アスレチック情報モニタリングデバイス201により提供された情報から演算ユニット313がアスレチックデータセットを生成すると、演算ユニット313は、当該アスレチックデータセットをメモリ315に保存できる。後により詳しく説明するが、続いてデジタル音楽プレイヤ203がアスレチック情報収集ツールとして機能する演算デバイスに接続されると、演算ユニット313は、リモート演算デバイスにホストされている表示設定ツールへアスレチックデータをダウンロードする。

図2から図4に示された実施形態においては、アスレチックパラメータ測定デバイス207と電子インターフェースデバイス205の間で無線通信が行なわれるが、発明から逸脱しなければ、両者の間の通信は、有線接続を含む所望の手法で行なわれうる。また、アスレチックパラメータ測定デバイス207からの身体的あるいは生理学的データから取得されたデータを表示や電子デバイス210からの出力に適切な形態あるいは形式にする所望の手段が、発明から逸脱しない範囲で設けられうる。例えば、必要に応じて、アスレチックパラメータ測定デバイス207は、少なくとも一つの判断の電子デバイスとともに使用され、当該デバイスに適した形態あるいは形式の出力データを提供するように、構成とプログラムの少なくとも一方がなされうる(例えば、少なくとも一つの判断の電子デバイスと協働するように、予めプログラムされたり結線されたりする)。この場合、電子インターフェースデバイス205は、判断の電子デバイス(判断モデルのデジタル音楽プレイヤなど)向けに販売されるものでありうる。また、電子インターフェースデバイス205は、別の電子デバイス(電話、時計、パーソナルデジタルアシスタンスなど)向けに販売されるものでありうる。別例として、電子インターフェースデバイス205は、判断の電子デバイス用のディスプレイドライバ、デバイスドライバ、フォーマットデータの少なくとも一つを、必要に応じてインターネット、ディスク、あるいは他のソースからダウンロードすることにより、様々な電子デバイスと協働するように後からプログラムされうる。

発明の少なくとも一例として、必要に応じて、電子インターフェースデバイス205がディスプレイ220とユーザ入力システム222の少なくとも一方をさらに備えうる。ユーザ入力システム222の例としては、少なくとも一つのロータリ入力デバイス、スイッチ、ボタン(図2に示された例)、マウス、トラックボールエレメント、タッチスクリーンなどが挙げられ、それらが組み合わされてもよい。ディスプレイ220は、例えば、デジタル音楽プレイヤ203により再生されている音楽に係る情報、デジタル音楽プレイヤ203により受信されたアスレチック情報信号に係る情報、受信されたアスレチック情報信号などからデジタル音楽プレイヤ203により生成されたアスレチックデータを示すために用いられうる。ユーザ入力システム222は、例えば、電子インターフェースデバイス205を介して受信された入力データの処理に係る少なくとも一つの態様の制御、入力データの受信(タイミング、受信される情報の種別、オンデマンドなデータ要求など)の制御、電子デバイス203による、あるいは電子デバイス203へのデータ出力の制御、アスレチックパラメータ測定デバイス207の制御などを行なうために用いられうる。これに加えてあるいは代えて、必要に応じて、デジタル音楽プレイヤ203の入力システム(ボタン222、タッチスクリーン、ローラボール、マウスなど)が、ユーザにより入力されたデータを電子インターフェースデバイス205とアスレチックパラメータ測定デバイス207の少なくとも一方に提供するために使用されうる。さらに別の例として、必要に応じて、例えば音声命令を介するユーザ入力を可能にするために、音声入力システムが、電子インターフェースデバイス205とデジタル音楽プレイヤ203の少なくとも一方に設けられうる。その他、発明から逸脱しなければ、任意のシステム要素を制御するなどの目的のために、所望の種別のユーザ入力システムが設けられうる。

デジタル音楽プレイヤ203は、例えばヘッドフォン(あるいは他の音声出力)用、電源供給用、無線通信用、赤外線入力用、マイクロフォン入力用、他のデバイス用に、図2に示したポート224、226のような入力エレメントと出力エレメントの少なくとも一方をさらに備えうる。電子インターフェースデバイス205のデジタル音楽プレイヤ203への装着時にポート224とポート226の少なくとも一方が覆われる場合、必要に応じて、当該電子インターフェースデバイス205が、ポート224とポート226の少なくとも一方に繋がる同様の外部ポートを備えうる。あたかもデジタル音楽プレイヤ203に装着されるかの如くユーザが当該別のデバイスを電子インターフェースデバイス205の外部ポートに装着できるようにするために、内部回路が当該電子インターフェースデバイス205に設けられうる。この場合、必要なデータ、信号、電力、および情報の少なくとも一つが電子インターフェースデバイス205を通過して、ユーザ、別の出力先、およびデジタル音楽プレイヤ203の少なくとも一つに至るようにできる。

なお、上記した発明の実施形態例はデジタル音楽プレイヤ203に係るものであったが、任意の携帯電子デバイスを用いた別の形態で発明が実施されうる。例えば、発明の幾つかの実施形態においては、アスレチックパラメータ測定デバイス207は、携帯電話、時計、パーソナルデジタルアシスタンス(PDA)、別種の音楽プレイヤ(コンパクトディスクプレイヤやサテライトラジオ音楽プレイヤなど)、携帯コンピュータなどの電子デバイスとともに使用されうる。これに加えてあるいは代えて、発明の幾つかの実施形態においては、電子インターフェースデバイス205の使用を省略できる。例えば、アスレチックパラメータ測定デバイス207は、ブルートゥース無線通信プロトコルを用いて通信を行なうように構成されうる。これにより、ブルートゥース対応の携帯電話、パーソナルデジタルアシスタンス(PDA)、時計、パーソナルコンピュータなどが使用可能になる。電子インターフェースデバイス205が省略される場合、さらに別の無線あるいは有線通信技術が用いられうることは勿論である。

また、理解を容易にするために判断の例に係るアスレチックパラメータ測定デバイス207について説明したが、発明の様々な実施形態において所望の種別のアスレチックパラメータ測定デバイス207が用いられうる。例えば、発明の幾つかの実施形態においては、アスレチックパラメータ測定デバイス207は、心拍数モニタ、血中酸素量モニタ、衛星測位デバイス(全地球測位衛星(GPS)ナビゲーションデバイスなど)などの位置判断システム、ユーザの電気的活動を測定するデバイス(EKGモニタなど)などの少なくとも一つのユーザの身体的パラメータを測定するデバイスでありうる。さらに、アスレチックパラメータ測定デバイス207は、ユーザにより操作されているデバイスにおける少なくとも一つの動作パラメータを測定できる。動作パラメータの例としては、自転車の速度と走行距離の少なくとも一方、トレッドミル、ローイングマシン、エリプティカルマシン、サイクリングマシンにおける速度と行なわれた運動量の少なくとも一方、ユーザに履かれたスキー(上または上)、スケート(ローラまたはアイス)、またはスノーシューズの速度と走行距離の少なくとも一方が挙げられる。

また、上記のアスレチックパラメータ測定デバイス207は、デジタル音楽プレイヤ203などのアスレチックパラメータ測定デバイス207から信号を受信する携帯電子デバイスと独立しているが、発明の幾つかの実施形態においては、アスレチックパラメータ測定デバイス207は、デジタル音楽プレイヤ203などの携帯電子デバイスに内蔵されうる。例えば、発明の幾つかの実施形態は、加速度計、衛星測位デバイスなどのアスレチック活動を測定する所望のデバイスを内蔵する音楽プレイヤ、携帯電話、時計、パーソナルデジタルアシスタンス(PDA)などを用いうる。また、発明の幾つかの実施形態は、複数のアスレチックパラメータ測定デバイス207を用いうる。これらのアスレチックパラメータ測定デバイス207は、デジタル音楽プレイヤ203などの携帯電子デバイスに内蔵されてもよいし、独立して設けられてもよいし、両者の組合せであってもよい。

アスレチック収集および表示ツール 図5は、アスレチック情報収集表示デバイス501の一例を示している。アスレチック情報収集表示デバイス501は、発明の様々な実施形態に係るアスレチックデータの収集と表示の少なくとも一方を行なうために用いられうる。後に詳しく説明するが、アスレチック情報収集表示デバイス501は、アスレチックデータの収集と表示の双方を行ないうる。アスレチック情報収集表示デバイス501は、前述した演算デバイス101を適宜に変更して用いることにより実現されうる。しかしながら、場合によっては、アスレチック情報収集表示デバイス501は、例えばマイクロソフトウインドウズオペレーションシステム(ワシントン州レッドモンドのマイクロソフト社より入手可能)、アップルマッキントッシュオペレーティングシステム(カリフォルニア州クパティーノのアップル社より入手可能)、あるいは複数のベンダーより入手可能なユニックスあるいはリナックスオペレーションシステムを使用する市販のデスクトップやラップトップコンピュータを用いて実現されうる。

図5に示されるように、アスレチック情報収集表示デバイス501は、アスレチック情報モニタリングデバイス201からデータを受信するためのインターフェース503を備えている。インターフェース503は、例えば電気コンポーネント、ソフトウェアコンポーネント(アプリケーションプログラムインターフェースなど)、あるいはこれらの組合せを用いて実現されうる。アスレチック情報収集表示デバイス501は、アスレチックデータ収集モジュール505も備えている。発明の様々な例において、アスレチックデータ収集モジュール505は、少なくとも一つのアスレチックデータセットを保存しているデジタル音楽プレイヤ203などの携帯電子デバイスがインターフェース503を介してアスレチック情報収集表示デバイス501に接続された時点を検出し、当該少なくとも一つのアスレチックデータセットを読み出すためにデジタル音楽プレイヤ203などの携帯電子デバイスと通信セッションを開始できる。発明の幾つかの実施形態においては、アスレチックデータ収集モジュール505は、アスレチックデータを読みだした後、当該アスレチックデータセットをデジタル音楽プレイヤ203などの携帯電子デバイスから削除できる。

発明の幾つかの例において、アスレチックデータ収集モジュール505は、デジタル音楽プレイヤ203などの携帯電子デバイスから読みだしたアスレチックデータセットに対してさらなる動作を行ないうる。例えば、複数のユーザからアスレチック情報を収集するためにアスレチック情報モニタリングデバイス201が用いられる場合、アスレチックデータ収集モジュール505は、ユーザに自身を判断するように促しうる(その情報がアスレチック情報収集表示デバイス501によって以前に取得されていない場合)。この判断情報は、読み出されたアスレチックデータセットに含まれうる。

先に説明したように、アスレチック情報収集表示デバイス501は、少なくとも一つのアスレチックパラメータ測定デバイス207によって測定された情報からアスレチックデータセットを生成することが一般的である。しかしながら、発明の幾つかの実施形態においては、アスレチック情報収集表示デバイス501は、アスレチックパラメータ測定デバイス207により提供された生情報を保存してもよい。この場合、アスレチックデータ収集モジュール505は、デジタル音楽プレイヤ203などの携帯電子デバイスから生情報を読み出し、当該生情報自体からアスレチックデータセットを生成できる。発明の別例として、アスレチックパラメータ測定デバイス207により測定された生情報からのアスレチックデータの生成に関する機能を、必要に応じてアスレチックデータ収集モジュール505とデジタル音楽プレイヤ203などの携帯電子デバイスとの間で分担できる。

アスレチックデータ収集モジュール505は、例えば、演算デバイス101の演算ユニット113により実行されるソフトウェア命令により実現されうる。発明の幾つかの例において、アスレチックデータ収集モジュール505は、ブラウザのような周知のソフトウェアツールにより実現されうる。あるいは、アスレチックデータ収集モジュール505は、判断用途向けのソフトウェアツールやアスレチックデータ収集機能の実行に特化した周知のソフトウェアツールにより実現されうる。例えば、アスレチックデータ収集モジュール505は、様々な機能を発揮する周知のブラウザを内蔵するソフトウェアツールにより実現されうる。そのような機能の例としては、デジタル音楽プレイヤ203などの携帯電子デバイスからのアスレチックデータの収集に加え、音楽や映像コンテンツの選択、購入、およびダウンロードが挙げられる。

アスレチックデータ収集モジュール505がアスレチック情報モニタリングデバイス201により提供された処理済み信号を収集すると、アスレチックデータ収集モジュール505は、アスレチックデータセットを、インターフェースモジュール507を介してアスレチックデータ表示設定デバイス601へ送信する。アスレチック情報収集表示デバイス501は、周知のネットワーク(インターネットなど)を介してアスレチックデータ表示設定デバイス601と通信できる。この場合、インターフェースモジュール507は、従来種のネットワークインターフェース(ネットワークカードなど)を用いて実現されうる。あるいは、収集されたアスレチックデータをアスレチックデータ収集モジュール505によりアスレチックデータ表示設定デバイス601へ送信可能にするために、所望の種別のハードウェアやソフトウェアの組合せが使用されうることは勿論である。発明の幾つかの実施形態においては、アスレチックデータ収集モジュール505は、収集されたアスレチックデータを、アスレチックデータ表示設定デバイス601へ自動的に転送できる。アスレチックデータ収集モジュール505による収集されたアスレチックデータのアスレチックデータ表示設定デバイス601への転送は、例えば、収集の直後に行なわれてもよいし、所定の時間間隔をおいて行なわれてもよいし、アスレチックデータ表示設定デバイス601へのネットワーク接続が検出された時点で行なわれてもよいし、それらの組合せであってもよい。これに加えてあるいは代えて、アスレチックデータ収集モジュール505は、収集されたアスレチックデータがアスレチックデータ表示設定デバイス601へ送信される時点を判断するようユーザを促しうる。

図6は、発明の様々な例において用いられうるアスレチックデータ表示設定デバイス601の一例を示している。同図に示されるように、アスレチックデータ表示設定デバイス601は、アスレチック情報収集表示デバイス501と通信するためのインターフェースモジュール603を備えている。前述のように、アスレチック情報収集表示デバイス501は、インターネットのような周知のネットワークを通じてアスレチックデータ表示設定デバイス601と通信できる。この場合、インターフェースモジュール603は、ネットワークカードのような従来種のネットワークインターフェースを用いて実現されうる。アスレチックデータ表示設定デバイス601がアスレチック情報収集表示デバイス501と通信できるようにするために、上記に代えて任意のハードウェアやソフトウェアの組合せが使用されうることは勿論である。

アスレチックデータ表示設定デバイス601は、アスレチックデータ表示設定モジュール605とアスレチックデータストレージ607も備えている。アスレチックデータ表示設定デバイス601のインターフェースモジュール603がアスレチック情報収集表示デバイス501からアスレチックデータを受信すると、インターフェースモジュール603は、受信したアスレチックデータをアスレチックデータ表示設定モジュール605へ提供する。アスレチックデータ表示設定モジュール605は、当該アスレチックデータを、将来の使用に備えてアスレチックデータストレージ607に保存できる。後により詳しく説明するが、アスレチックデータ表示設定モジュール605は、アスレチックデータストレージ607からアスレチックデータを読み出し、少なくとも一つのユーザインターフェースを通じてユーザとって有意な手法で表示するために、当該アスレチックデータを設定する。

図5に示されるように、ユーザが自身の(あるいは詳しく後述するように他者の)アスレチック活動に係る情報を確認したいとき、当該ユーザは、アスレチック情報収集表示デバイス501に要求を出す。より具体的には、当該ユーザは、周知の入出力デバイス(キーボード、マウス、ディスプレイなど)を用いうる。この確認要求は、周知の入出力インターフェース511を介してアスレチックデータ表示モジュール509に提供される。周知のように、入出力インターフェース511は、入力デバイスからの入力を検出および処理し、出力デバイスへのデータ出力や制御を行なうために、任意のハードウェアやソフトウェアの組合せ(周知のアプリケーションプログラムインターフェースなど)を用いて実現されうる。

発明の幾つかの例において、アスレチックデータ表示モジュール509は、データの表示を要求および制御する要求を受信し、要求された方法でデータを表示するための周知のツールを用いて実現されうる。例えば、アスレチックデータ表示モジュール509は、演算ユニット103上で動作する周知のブラウザプログラム(マイクロソフトインターネットエクスプローラ、モジラファイヤフォックス、オペラなど)を用いて実現されうる。発明の別実施形態においては、アスレチックデータ表示モジュール509は、少なくとも一つのディスプレイツールにより強化された周知のブラウザプログラムを用いて実現されうる。ディスプレイツールの例としては、アクティブXプラグイン、ジャバスクリプト、マイクロメディアフラッシュプレイヤ、アドビフラッシュプレイヤ(カリフォルニア州サンホセのアドビシステムズ社より入手可能)などが挙げられる。発明のさらに別実施形態においては、アスレチックデータ表示モジュール509は、例えば、アスレチックデータを表示する判断用途向けのソフトウェアツールにより実現されうる。

より詳しく後述するが、ユーザがアスレチックデータ表示モジュール509を起動すると、どの収集されたアスレチックデータの確認を希望するか、確認を希望するアスレチックデータのフォーマットなどの選択を当該ユーザに促すユーザインターフェースが提供される。このユーザインターフェースは、アスレチックデータ表示モジュール509、アスレチックデータ表示設定モジュール605、あるいはそれらの組合せにより生成されうる。アスレチックデータの確認要求を入力するためにユーザが提供されたユーザインターフェースを使用すると、アスレチックデータ表示モジュール509は、当該要求をアスレチックデータ表示設定モジュール605に中継する。これに応じて、アスレチックデータ表示設定モジュール605は、要求されたアスレチックデータを、アスレチックデータ表示モジュール509による表示用に設定する。例えば、より詳しく後述するが、ユーザは、一日に自身が走った距離の合計の確認を要求できる。これに応じて、アスレチックデータ表示設定モジュール605は、関連する距離データをアスレチックデータストレージ607から読み出す。アスレチックデータ表示設定モジュール605は、読み出された距離データを、所望の画像(棒グラフなど)を通じて表示されるように設定し、設定されたアスレチックデータを、ユーザへの表示のためにアスレチックデータ表示モジュール509に提供する。

なお、発明の幾つかの実施形態においては、データ表示設定機能は、アスレチックデータ表示モジュール509とアスレチックデータ表示設定モジュール605の間で分担されうる。例えば、アスレチックデータ表示モジュール509は、単純なブラウザにより実現されうる。そして、アスレチックデータ表示モジュール509は、アスレチックデータ表示設定モジュール605の「シンクライアント」として機能しうる。すなわち、データ表示設定機能の全ては、アスレチックデータ表示設定モジュール605により実行されうる。その場合、アスレチックデータ表示モジュール509は、単に提供されたアスレチックデータを表示する。あるいは、アスレチックデータ表示モジュール509は、判断用途向けのソフトウェアツールにより実現され、データ表示設定機能の大半あるいは全ては、アスレチックデータ表示モジュール509により実行されうる。この場合、アスレチックデータ表示設定モジュール605は、単にアスレチックデータストレージ607に対するアスレチックデータの保存と読み出しを行なうために使用されうる。

GPS対応のモバイルデバイスを用いるアスレチック活動のモニタリング 上記のように、アスレチック活動を監視し、係る情報を個人に提供するために、様々なソフトウェア(図5のアスレチックデータ表示モジュール509など)とハードウェア(図2のデジタル音楽プレイヤ203や図5のアスレチック情報収集表示デバイス501など)が使用されうる。一例として、ソフトウェアとハードウェアの少なくとも一方は、モバイル通信デバイスやモバイル演算デバイスのようなモバイルデバイスに内蔵されうる。アスレチック情報の検出、収集、処理、および表示にモバイルデバイスを使用することにより、様々な環境でアスレチック活動情報をアスリートに提供できる。例えば、処理済みあるいは収集済みのアスレチック活動情報を確認するために、アスリートは、据置き型の演算システムの代わりに、自身のモバイルデバイスを使用できる。このようなモバイルデバイスの例としては、スマートフォン、携帯電話、パーソナルデジタルアシスタンス(PDA)、ラップトップ演算デバイス、デジタル音楽プレイヤ、タブレットコンピュータ、手首に装着するデバイスなどが挙げられる。ソフトウェアアプリケーションやアプレットの形態の命令群を実行可能なコンピュータは、モバイルデバイスに内蔵されうる。これにより、当該モバイルデバイスが様々なアスレチック活動の監視機能を実行可能になる。例えば、モバイルデバイスは、個人のアスレチック能力に応じてフィードバック、チャレンジ、提案、励まし、データなどを提供できる。一例として、演算デバイスは、前回のワークアウトセッションよりも激しく困難なワークアウトを実行させうる。これにより、当該個人の能力の向上とより高い目標の達成を助ける。進歩の実感がより強く得られることにより、エクササイズを習慣的に継続する個人のモチベーションがより高められうる。別例として、モバイルデバイスは、個人の能力と他者から受信したコメントや励ましの少なくとも一方に基づいて、当該個人を励ますように構成されうる。

図7は、アスレチック活動情報を監視し、個人に様々な種別のフィードバックを提供するために使用されうるモバイルデバイスの一例を示すブロック図である。一具体例において、モバイルデバイスは、図2のデジタル音楽プレイヤ203のようなデジタル音楽プレイヤに対応しうる。モバイルデバイス700は、プロセッサ701、RAM703、ROM705、データベース707、無線トランシーバ709、ネットワークアダプタ711、全地球測位システム(GPS)デバイス713、加速度計715、および入出力アダプタ717を備えている。RAM703とROM705のようなコンピュータによる読み取りが可能な媒体は、コンピュータによる読み取りが可能な命令群を記憶するように構成されうる。当該命令群が実行されると、ここに記載された機能の少なくとも一つをモバイルデバイス700のようなデバイスに実行させる。プロセッサ701は、様々な計算を行ない、RAM703とRO705に記憶された命令群を実行するように構成されうる。データベース707は、データの保管場所を提供しうる。当該データの例としては、ユーザ情報、電話番号、ネットワークアドレス、電子メールアドレス、ソフトウェア、画像、ドキュメントなどが挙げられる。入出力アダプタ717は、少なくとも一つの入出力デバイスとの間でのデータの入出力を容易にするように構成されうる。当該入出力デバイスの例としては、タッチスクリーンディスプレイ、スピーカ、音声ジャック、フィジカルキーボード、マイクロフォンなどが挙げられる。

GPSデバイス713と加速度計715が単一のモバイルデバイス700に内蔵されることにより、当該モバイルデバイス700がアスレチック活動データを複数のワークアウト設定で記録可能になる。例えば、個人がトレッドミルで走る場合、GPS713は、十分なエクササイズデータの検出あるいは提供ができない。当該個人は同じ位置からほぼ動かず、GPS衛星信号が入手できないからである。この場合、モバイルデバイスは、代わりに加速度計を使用して当該個人の歩数、速度や加速度(ペース)などを判断できる。他方、当該個人が屋外を走ってある場所から別の場所へ移動する場合、GPSデバイス713、あるいは当該GPSデバイス713からのデータの記録(GPSデバイス713が常時稼働し、記録動作がオンオフされる場合がある)が起動および使用されうる。少なくとも一つの構成例において、モバイルデバイス700は、GPSデバイス713が使用されるべきか、加速度計715が使用されるべきか(あるいは、GPSデバイス713または加速度計715からのデータを記録すべきか)を自動的に検出できる。例えば、個人の位置が変化していないとモバイルデバイス700が判断すると、加速度計715あるいは加速度計715からのデータ記録が起動および使用されうる(加速度計715が常時稼働し、記録動作がオンオフされる場合がある)。幾つかの構成例において、より細かなデータを提供したり、データの精度を向上させたりするために、GPSデバイス713と加速度計715の双方が協働するように使用されうる。別種の活動データを提供するために、心拍数モニタリングデバイスなどの別のセンサが、モバイルデバイス700に内蔵されてもよい。また、GPSが利用できない場合は、セルラ三測量法を用いて位置が判断されうる。

少なくとも一つの構成例において、モバイルデバイス700は、加速度計設定を伴わないGPSデバイスと、GPS設定を伴わない加速度計と、GPS設定と加速度計設定の組合せ(場合によっては、加速度計モードにおけるセルラ三角測量)とを自動的に切替えうる。使用するモードの切替えと決定は、検出された動き、GPS信号強度と利用可能性、ユーザの好み、場所などの様々な要因に依存しうる。例えば、GPS信号が弱い場合(強度50%未満、30%未満、10%未満など)、モバイルデバイス700は、GPSデバイス713と加速度計715の双方を動作させうる(あるいは両者からのデータを記録できる)。これにより、加速度計715は、生じうるGPS情報の欠落あるいは不正確性を補完できる。これに加えてあるいは代えて、GPSデータと加速度計データは、ユーザにより行なわれたアスレチック活動量を判断するために、平均あるいは組み合わされうる。別例として、モバイルデバイス700は、信号強度が所定値(50%、70%、90%など)を上回る場合に、加速度計715からのデータを使用あるいは記録することなく、GPSデバイス713からのデータを使用あるいは記録できる。さらに別の例において、モバイルデバイス700が加速度計715を介して動きを検出できるものの、GPSデバイス713を用いて位置の変化を検出できない場合、モバイルデバイス700は、そのワークアウトに対してはGPSデバイス713を使用せずに加速度計715を使用できる。また、モバイルデバイス700がGPS信号の検出を開始すると、モバイルデバイス700は、GPSモードあるいはGPSと加速度計の組合せモードへの切替えができる。別例として、GPS信号が利用できない場合やユーザの居場所が屋内である場合、GPSデバイス713は使用されずに加速度計715が使用されうる。ユーザの居場所は、GPS(位置や信号強度など)を用いて、あるいは手入力に基づいて自動的に判断されうる。

少なくとも一つの構成例において、モバイルデバイス700は、所定ペースの歩行の検出、アスレチック活動が開始されたことを示すユーザからの受信、(心拍数センサなどを通じての)心拍数の上昇の検出などにより、居場所を変えないアスレチック活動を行なっていることを判断できる。一例として、モバイルデバイス700は、加速度計715からのデータを用いて閾値ペースを超える歩行を検出できる。歩行が検出されると、モバイルデバイス700は、GPSデバイス713からのGPSデータが利用できるか、GPSデータが居場所の変化を占め示しているかを判断できる。例えばGPS信号が得られない場合や居場所に変化がない場合、モバイルデバイス700は、ユーザが居場所を変えないアスレチック活動を行なっていると判断できる。また、モバイルデバイス700は、この判断をユーザに確認できる。これに加えてあるいは代えて、モバイルデバイス700は、心拍数の上昇が検出されたかも判断できる。

別例として、追加あるいは代替の活動情報を提供するために、位置判断システムと協働する他のセンサが使用されうる。例えば、位置判断システムがユーザの物理的位置の変化(あるいは所定の閾値距離や高度を超える変化)を検出しない場合、ユーザがアスレチック活動を行なっているかを判断するために、心拍数センサが使用されうる。これに加えてあるいは代えて、GPSデバイス713と加速度計715の少なくとも一方は、モバイルデバイス700とは物理的に独立したデバイスでありうる。例えば、加速度計715は、手首装着型あるいは靴一体型のセンサでありうる。GPSデバイス713は、例えば、手首装着型のデバイスに内蔵されうる。モバイルデバイス700は、ブルートゥース、ワイファイ、赤外線などの様々な無線あるいは有線通信システムを用いて、これら独立したデバイスとデータを通信できる。

モバイルデバイス700などの演算システムは、ワークアウトを設定するための様々な機能とオプションを提供できる。例えば、当該システムは、ランを最初から開始するか、前回遂行したランよりもレベルを上げるかのオプションをユーザに提供できる。このようにしてランはカスタマイズされうる。そして励ましとステータス情報の少なくとも一方が、ランの間と後で個人に提供されうる。

ランの設定(概括) 図7のモバイルデバイス700のようなアスレチック活動モニタリングデバイスを用いることにより、ユーザは、アスレチック活動セッションを登録し、データを記録できる。アスレチック活動セッションの登録内容は、活動種別の設定、活動の継続時間、提供される音声、映像、あるいは触覚フィードバックなどを含む。この情報は、モバイルデバイス700上で実行される少なくとも一つのアプリケーションを通じて入力されうる。したがって、ユーザは、アスレチック活動セッションを開始する直前に、モバイル環境下で、当該アスレチック活動セッションを設定できる。

図8は、図7のモバイルデバイス700などの健康モニタリングデバイスを用いてユーザがランを設定できる処理の例を示すフローチャートである。ステップ800において、システムは、ワークアウトを開始するコマンドに対応するユーザ入力を受け付けうる。例えば、当該ユーザ入力は、当該システムにおいて利用可能なアプリケーションや機能のメニューからのワークアウトオプションの選択を含みうる。ブロック805においては、当該システムは、当該コマンドへの応答として、複数のワークアウトオプションをユーザに順次提供できる。例えば、当該システムは、複数のオプションを提供できる。当該複数のオプションの例としては、最新ランの繰返し、基本ランの開始、過去ランの強化、少なくとも一つの検知デバイスの較正、ワークアウト履歴の確認、目標設定が挙げられる。当該複数のオプションは、分類され、ユーザインターフェースにおける複数のセクションやスクリーンに表示されうる。例えば、ホームスクリーンは、最新ランの繰返しオプション、向上オプション、基本ランオプションを含みうる。ワークアウトスクリーンは、基本ランオプション、強化オプション、目標設定オプション、履歴オプション、および構成オプションを含みうる。

ユーザが最新ランの繰返しオプションを選択すると、ステップ810において、当該ユーザの直近のランがデータベースから読み出されうる。このデータベースは、当該システムにおけるローカルなものであってもよいし、遠隔サーバに常駐されていてもよい。当該システムは、ステップ815において、ランが行なわれる場所(屋外か屋内かなど)についての判断を行ないうる。ランが行なわれる場所は、活動の監視にどのセンサが使用されるかの判断に繋がりうるからである。例えば、先のランが屋外で行なわれた場合、当該システムは、ステップ820において、ランの監視にGPSデバイスの使用を開始しうる。他方、先のランが屋内で行なわれた場合、当該システムは、ステップ825において、ランの監視に加速度計システムの使用を開始しうる。ランの開始時には、関連するファームウェア、ハードウェア、およびソフトウェアの少なくとも一つの起動、ワークアウトパラメータの設定(屋内の場合における目標燃焼カロリーの設定、屋外の場合における目標距離の設定など)、ワークアウトインターフェース(屋内ランの場合におけるジム画像、屋外ランの場合における風景画像など)の生成などが行なわれうる。幾つかの構成例において、ワークアウトがGPSの使用を許し、かつ非GPSデバイスのみが屋内ワークアウトに使用されうる場合、様々なワークアウト統計を管理するために、加速度計とGPSシステムの双方が使用されうる。デバイスの使用例としては、当該デバイスからのデータの記録や、特定時点において(あるいは連続的に)データ通信を行なうよう当該デバイスへ指示することが挙げられる。最新ランを繰り返す場合、過去ランと同じ音楽プレイリストなどの音声コンテンツが再生されうる。これに加えてあるいは代えて、ユーザは、現在のランについて音声コンテンツをカスタマイズする機会が与えられうる。

ユーザがワークアウト能力の強化を選択した場合、ブロック830において、第二のオプションセットが当該ユーザに提示されうる。当該オプションが提供しうる様々な強化法の例としては、特定ルートを走ること、より速く走ること、より長時間走ること、より長距離を走ること、特定の距離(1kmや5kmなど)についての自己ベストタイムの設定、自己ベスト走行距離の設定などが挙げられる。特定ルートを走破するオプションをユーザが選択すると、ブロック835において、ルートリストが当該ユーザに提示されうる。ルートリストは、ユーザが過去に走ったり保存したりしたルート、リモートのネットワークサイトからダウンロードしたルート、友人や知人が走ったルートなどが挙げられる。幾つかの構成例において、ユーザの過去のアスレチック活動(過去に走ったルートの種別など)に基づいて、当該ユーザにルートが推奨されうる。例えば、ユーザが過去にほぼ平地を3マイル走った場合、モバイルデバイスなどのシステムは、同様の地形を有する同等距離のルートを特定しうる。幾つかの構成例において、推奨されるルートは、ユーザにチャレンジを促すルートを含みうる。例えば、推奨されるルートは、3.5マイルあるいは4マイルのルートや、より高低差のあるルートなどを含みうることにより、ユーザの強化を助ける。

他方、ユーザが別のオプションを選択した場合、ブロック840において、当該ユーザは、対応する強化量を入力するように求められうる。そしてシステムは、ブロック845において、当該ユーザの入力に基づいてワークアウトの目標を設定しうる。ユーザが望む自身の能力の強化量は、パーセンテージや絶対値により特定されうる。例えば、ユーザがより長い距離を走ることを希望する場合、当該ユーザは、加えたいマイル数あるいはマイル数の増加率を設定できる。すると、直近のランに基づいて、あるいは選択された強化種別に係る自己ベストに基づいて、総マイル数が計算されうる。一例として、ユーザがより長い距離を走るオプションを選択すると、当該ユーザの最新ランに基づいて、強化された目標が設定されうる。しかしながら、ユーザが距離ランにおける自己ベストを設定するオプションを選択すると、当該距離における過去または現在の自己ベストに基づいて、強化された目標が、自動的、半自動的、あるいは手入力で設定されうる。例えば、システムは、当該距離に係る当該ユーザの自己ベストを特定の割合(5%など)だけ上回る自動的に目標を設定できる。これに加えてあるいは代えて、過去に記録された全てのワークアウトからユーザが強化を希望するものを選択するオプションが、当該ユーザに提示されうる。

ユーザがワークアウトメニューから目標設定オプションを選択すると、当該ユーザは、ブロック850において、設定を希望する目標の種別を選択するよう求められうる。目標は、距離、時間、カロリーなどの様々な種別を含みうる。ペース、心拍数、坂道ランの割合など、別種の目標も設定されうる。少なくとも一つの構成例において、ユーザは、複数の目標種を選択でき、ランに係る複数のパラメータを設定できる。目標種の選択に際し、システムは、ブロック855において、目標のリストをユーザに表示しうる。当該目標のリストは、予め設定された目標と自動的に設定された目標の少なくとも一方を、少なくとも一つ含みうる。当該目標の例としては、マラソンラン、特定時間(30分間など)のラン、特定カロリー量(300カロリーなど)の消費、などが挙げられる。当該目標のリストは、目標のカスタマイズというオプションもユーザに提供できる。例えば、10マイルのランについて予め定められた目標がない場合、ユーザは、当該10マイルのランについてカスタマイズされた目標を設定できる。別例としては、ユーザが500カロリーの燃焼を望んでいるものの、予め定められた目標が200カロリー刻みである場合、当該ユーザは、400カロリーまたは600カロリーの選択を強いられるのではなく、カスタマイズされた500カロリーの目標を設定できる。

ワークアウト種と当該ワークアウト種について定められた目標の少なくとも一方をユーザが選択すると、システムは、ブロック860において、ワークアウト中に聴きたい音楽の種別を選択するように、ユーザを促しうる。選択肢の例としては、所定のプレイリスト(ユーザやシステムにより作成されたもの)、シャッフル(曲のランダムな選択、ランダムな曲順など)、音楽なしなどが挙げられる。ブロック865において、システムは、ユーザがソーシャルネットワーキングサイト(フェイスブックなど)へのワークアウト情報の公開を希望するかを判断する。これに加えてあるいは代えて、システムは、ユーザがアスレチック活動モニタリングサービスへのワークアウトデータの同期を希望するかを判断する。希望する場合、ユーザは、様々な情報やログイン情報の入力を促されうる。これにより、システムは、ユーザアカウントへ自動的にアクセスし、情報の同期やポストを行ないうる。また、ユーザは、公開や同期に係るオプションの入力を促されうる。当該オプションの例としては、情報を一般公開するか、友人やユーザのグループの選択、全てのデータを同期するか、特定のデータ種(カロリー、距離ラン、経路など)のみを同期するかなどが挙げられる。

ユーザがデータの公開や同期を希望しない場合、あるいはブロック870においてユーザが同期や公開に係る情報の入力を完了した場合、システムは、ブロック875において、ワークアウトが行なわれる環境の設定をユーザに許可しうる。例えば、ユーザは、屋外ワークアウトと屋内ワークアウトのいずれかを選択できる。幾つかの構成例において、ユーザは、特定の場所や設備の種別も選択できる。例えば、ユーザは、トレッドミルでのランやエリプティカルマシンの使用の意志を示しうる。設定された環境に基づき、システムは、ブロック820と825を参照して説明したワークアウトの結果を検出するために、適切なデバイスやセンサを特定、選択、および起動できる。幾つかの構成例において、場所や環境が選択されることにより、特定の環境に対するセンサやデバイスのより正確な較正が可能とされうる。複数のワークアウトについて、複数のワークアウト種について、および複数の環境について、複数の較正データセットが保存されうる。

この処理においては、別のアスレチック活動設定オプションも提供されうる。例えば、当該設定は、パフォーマンス情報をソーシャルネットワーキングサイトやニュースフィードに投稿するか否か、アスレチック活動パフォーマンスモニタリングサービスへのデータの同期または送信を行なうか否かなどを、ユーザが指定できるようにしうる。

図9は、ユーザにワークアウトの設定と開始を可能にする処理フローの別例を示している。図9の処理フローは、図8に記載されたものと同様であるが、別のオプションと特徴を含んでいる。例えば、図9の処理フローは、強化オプションを含みうる。強化オプションは、ブロック901〜905において、強化しようとする過去のランをユーザが選択可能にする。ユーザが強化しようとするワークアウトパラメータをシステムが自動的に選択してもよいし、当該ユーザが強化したいパラメータを選択してもよい。あるいは、ユーザは、ワークアウトを通じて強化しようとする複数のパラメータ(カロリー、距離など)、あるいはそのようなパラメータの全てを選択できる。さらに、当該処理フローは、ブロック907において音声プションを含みうる。音声プションは、周囲音に重ねる様々な環境音をユーザが選択可能にする。環境音の例としては、都市の音(車のクラクションや走行音、パトカーのサイレン、遊ぶ子供たちの声など)、田舎の音(クリケットをする音、風の音、牧場の動物の声など)などが挙げられる。環境音の選択肢は、都市、場所、環境の少なくとも一つについてのリストとしてユーザに提供されうる。例えば、当該リストは、ニューヨーク、ワシントンDC、ボストン、ロサンゼルス、シカゴなどの都市や、バー、クラブ、公園、海辺などの場所を含みうる。

当該処理フローは、ブロック909において、ワークアウト中にそのワークアウトのさらなる強化の促し(プロンプト)を受けることを希望するかをユーザが選択可能にする別のオプションを含みうる。例えば、ワークアウトの途中で、システムは、ランの時間をあと5分延ばすか、燃焼カロリーをあと50カロリー増やすかなどをユーザに問い合わせるプロンプトを自動的に生成および表示しうる。強化あるいは追加に係る量は、元の目標やワークアウトに対する割合、あるアスレチック活動の尺度についての自己ベストを更新するために増やされるワークアウトの量などに対応しうる。ユーザがそのような促しや通知を受け取りたくない場合、当該ワークアウトについてのプロンプトは無効にされうる。あるいは、ユーザがプロンプトを受け取るオプションを選択する場合、当該ユーザは、いつどのような状況で当該プロンプトを受け取るかの設定が可能とされうる。例えば、ユーザは、1時間のランの後半30分においてのみプロンプトを受け取るように、あるいは心拍数が所定値を下回った場合のみプロンプトを受け取るように指定できる。別例としては、ユーザは、このままのペースで行くと距離に係る目標を上回る場合や、要されたペースよりも速く走っている場合にプロンプトを受け取るように設定できる。また、様々な種別のパラメータや条件が、個人のワークアウトパフォーマンスの向上を得るためのプロンプトのトリガとして用いられうる。

少なくとも一つの構成例において、ユーザは、二種のワークアウト強化オプションを提供されうる。第一のワークアウト強化オプションは、先のワークアウトに対する標準的な強化量(誰に対しても5%の強化)に基づいて生成されたワークアウト強化の選択肢を提供するように構成されうる。第二のワークアウト強化オプションは、ユーザの属性と過去のワークアウト統計の少なくとも一方に基づいて強化されたワークアウトを生成するように構成されうる。一例として、第二のワークアウト強化オプションにおける強化ワークアウトに盛り込まれる強化量は、ユーザの過去の傾向に基づいて動的に決定されうる。これに加えてあるいは代えて、第二のワークアウト強化オプションにおける強化ワークアウトについて設定される強化量は、ユーザの体重、身長、性別の少なくとも一つが考慮されうる。例えば、特定の期間(1か月など)を通じてのユーザの進歩が遅い傾向を示す場合、少ない強化量(割合)が設定されうる。逆に当該期間を通じてのユーザの進歩が速い傾向を示す場合、大きな強化量が設定されうる。ランやワークアウトの強化の推奨は、特定経路の推奨、ワークアウト実施時刻の推奨、ワークアウト実施日の推奨を含みうる。一例として、推奨は、GPSのような位置特定システムによって特定された場所についての天気予報に基づきうる。

ワークアウトセッションをユーザがより容易に設定可能にするために、様々な種別のユーザインターフェースが生成されうる。例えば、ワークアウト種別の選択と設定、音声選択などは、視覚的に提示されうる。活動セッションの設定に際してユーザをより論理的かつ効率的にガイドするために、一連のユーザインターフェースが設定されうる。

図10Aから図10Gは、個人が最初のランを開始するときに生成および表示されうる一連のユーザインターフェースを示している。最初のランは、過去に記録されたワークアウト履歴を有しない個人にとっての新規ランでありうる。ユーザが最初のランを作成する場合、当該ユーザは、まず図10Aに示されるウェルカムインターフェース1000の提示を受けうる。インターフェース1000は、ユーザとワークアウト情報を表示しうる。ワークアウト情報は、過去ランの回数1001(ここでは、過去に記録されたランがないため、0とされている)、平均ペース1003、継続時間1005、および燃焼カロリー1007を含んでいる。継続時間1005と燃焼カロリー1007の各測定値は、行なわれた全てのランについての合計値であってもよいし、平均値であってもよい。インターフェース1000は、複数のオプションをさらに表示しうる。複数のオプションは、新規ランの開始オプション1009、およびワークアウトアプリケーションの紹介ツアーオプション1011を含んでいる。これに加えてあるいは代えて、インターフェース1000は、ワークアウトアプリケーションの別内容にアクセスするオプションを含みうる。当該オプションは、過去に記録されたワークアウトのリストを表示する履歴オプション1013、および設定オプション1015を含んでいる。設定オプション1015を選択すると、プロフィール設定・編集インターフェースが表示されうる。一構成例において、ユーザが新規ランの開始オプション1009を選択し、当該ユーザが過去のラン履歴を有していない場合、プロフィール設定・編集インターフェースが表示されうる。

一例として、過去にランが一つも記録されていない場合、履歴インターフェースは空でありうる。図10Gは、履歴インターフェースを示している(例えば図10Aにおいて履歴オプション1013が選ばれた場合に表示される)。履歴インターフェースは、保存されたランが存在しない旨のメッセージ1051を表示している。当該インターフェースは、ユーザに最初のランへの参加を促すラン設定・開始オプション1053をさらに含みうる。

図10Bは、プロフィール設定・編集インターフェース1020を示している。ユーザは、プロフィール設定・編集インターフェース1020を通じて様々なワークアウトやワークアウト記録パラメータを設定できる。例えば、インターフェース1020は、使用する測定値の単位の設定、およびユーザの身長、体重、性別の設定を当該ユーザができるようにしうる。ユーザが新規ランセッションの開始オプション(図10Aに図示)とユーザ選択設定オプション1015(図10Aに図示)の少なくとも一方を選択すると、プロフィール設定・編集インターフェース1020が表示されうる。インターフェース1020を通じてパラメータの追加や置換がなされうる。ユーザは、プロフィール設定・編集機能をスキップするオプション1021を提供されうる。ユーザがプロフィール設定の完了を選ぶと、当該ユーザは、オプション1023を用いてプロフィール情報を保存できる。ユーザは、ホームナビゲーションオプション1005を選択することにより、ホーム画面1000(図10Aに図示)などの他のインターフェースや画面に移動できる。

ユーザが自身のプロフィールの設定を完了すると、あるいはプロフィール設定メニューのスキップを選択すると、当該ユーザは、図10Cに示されるラン設定インターフェース1030の提示を受けうる。ラン設定インターフェース1030は、ユーザが新規ランのワークアウトパラメータを設定できるように構成されうる。例えば、ユーザは、ラン種別、ワークアウト中に再生される音楽、および場所を設定できる。これらの詳細については後述する。これらのパラメータが設定されると、ユーザは、オプション1031を用いてランを開始できる。

図10Dは、ランニング中インターフェース1035を示している。当該インターフェースにおいては、現在の距離ラン1037が、ペース1038およびワークアウトに費やした時間1040とともに表示される。ユーザは、音声コンテンツの再生を制御するオプション1039、再生される音声コンテンツの変更オプション1041、およびワークアウトの終了オプション1043も提供されうる。

図10Eは、ランの完了または終了に際して表示されるワークアウトのサマリインターフェース1045を示している。例えば、サマリインターフェース1045は、総走行距離1051、ペース1052、走行時間1053、および燃焼カロリー1055を含んでいる。インターフェース1045は、ランがGPSデバイスを用いて記録された場合に、ユーザが走った経路を表示するオプション1054をさらに含んでいる。他には、ランにユーザの感情や精神状態(気分など)をタグ付けするオプション1056、およびアスレチック活動サービスプロバイダのサイトを訪れるオプション1057を含みうる。タグ付けは、メタデータ、属性、あるいは活動データにおける少なくとも一つのパラメータや尺度に関連する他の情報の保存を伴いうる。別のタグとして、ワークアウト中に使用されるアスレチック装備(靴など)を特定するタグや、ワークアウト中の天候を特定するタグも使用されうる。使用したアスレチック装備をワークアウトにタグ付けすることにより、システムは、当該アスレチック装備の装着を管理し、装着・使用量(当該アスレチック装備を用いて行なったアスレチック活動の量)が所定値に達すると交換を推奨できる。一例として、装着や行なわれたアスレチック活動の量は、アスレチック装備が靴を含む場合、距離ランによって測定されうる。別例として、行なわれたアスレチック活動の量は、燃焼カロリーとペースの少なくとも一方に基づいて判断されうる。アスレチック装備のタグ付けは、どこでどのように製品が使用されるか、製品寿命の予想、人気などについての識見も提供できる。したがって、アスレチック活動モニタリングサービスあるいは製品のプロバイダは、よりよいターゲット設定や製品の開発・改良のために当該情報を使用できる。アスレチック活動サービスプロバイダのサイトを訪れることにより、ユーザは、当該ユーザのために当該サービスプロバイダが収集した別のワークアウト情報を確認可能とされうる。これにより、モバイルデバイス内に必要とされる記憶容量を最小限にでき、代わりにワークアウトデータは、サービスプロバイダのサイトに保存される。

ユーザが自身の最初のランを終えると、図10Fのインターフェース1070のような履歴インターフェースは、当該最初のランに対応するエントリ1075を含みうる。ワークアウトのエントリ1075は、インターフェース1070において、少なくとも一つのワークアウト統計(走行距離など)により特定されうる。これに加えてあるいは代えて、エントリ1075に関して利用可能な情報の種別を示すために、アイコン1073のような様々なアイコンやタグがエントリ1075に対応して表示されうる。例えば、アイコン1073は、ワークアウトについてGPS経路が記録されたことを示しうる。エントリ1075を選択することにより、ユーザは、当該記録されたGPS経路を、ワークアウトの詳細(燃焼カロリー、ワークアウトの継続時間、ワークアウト後のユーザの気分)とともに確認可能とされうる。

これに加えてあるいは代えて、図10Aのインターフェース1000のようなウェルカムあるいはホームインターフェースは、フィードバックオプションをさらに含みうる。当該オプションは、ユーザが自身のワークアウトのフィードバックを有効あるいは無効にできるようにする。フィードバックは、音声、映像、あるいは触覚のフィードバックを含みうる。フィードバックは、他のアスリート、友人、有名人、家族、サービスプロバイダ(アスレチックトレーニングモニタリングサービスなど)などからなされてもよい。幾つかの例において、フィードバックは、ワークアウト中においてユーザが特定の目標を達成した場合や、特定の閾値に達した場合に提供されるように構成された音声、映像、あるいは触覚のフィードバックでありうる。ユーザが特定の目標を達成した場合や特定の閾値に達した場合、フィードバックは、ワークアウト後に提供されてもよい。別例として、フィードバックは、他のトリガイベントに基づいて提供されうる。トリガイベントの例としては、ソーシャルネットワーキングアウトレット(フェイスブックやツイッターなど)を通じて他者から受け取ったコメントの数が挙げられる。フィードバックオプションは、ワークアウト中に希望するフィードバックのソースと希望しないフィードバックのソースをユーザが選択できるように、様々なレベルの詳細設定を含みうる。他には、ワークアウト中に再生されている音声をフィードバック中に停止するかのフィードバックオプションを含みうる。

フィードバックは、称賛、励まし、意欲を高めるものでありうる。例えば、ユーザが特定の目標を達成すると、フィードバックメッセージは、それを讃えるものでありうる。幾つかの例において、ユーザが目標に届きそうもない場合、メッセージは、意欲を高め、励ますものでありうる。フィードバックは、強化の提案を含みうる。したがって、ユーザに提供されるメッセージの種別は、ユーザのワークアウトの結果や現状に依存しうる。モニタリングデバイスあるいはシステムは、ワークアウトの結果や状態に応じて適切な種別のメッセージを自動的に選択するように構成されうる。

少なくとも一つの例において、ワークアウトの設定は、希望するコーチングの追加や設定を含みうる。コーチングは、指示を与え、訓練志向であり、系統的であることを意図した類のメッセージでありうる。コーチングは、ワークアウト前、ワークアウト中、あるいはワークアウト後に提供されうる。コーチングは、イベントとユーザの少なくとも一方に固有のものでありうる。例えば、ユーザがワークアウトイベントの種別としてマラソンを選択した場合、コーチングは、マラソンに固有の指示を提供しうる。別例として、コーチングは、インターバルトレーニング(ラン、第一のペースに減速、第二のペースに加速、クールダウン、ウォームアップなど)に固有の指示を提供しうる。インターバルは、ユーザ属性(身長、体重、性別、ワークアウト履歴など)に基づいて設定されうる。したがって、指示は、ユーザに固有のインターバルやイベントに固有の動作に基づいて、時間ベースあるいは距離ベースで出されうる。適切なコーチング(指示など)は、ユーザが所望のラン(ラン種別、距離、ペースなど)を設定する際に選択されうる。コーチングは、ワークアウト前、ワークアウト中、あるいはワークアウト後にユーザに提供されるヒントや助言をさらに含みうる。当該コーチングは、音声、映像、触覚の少なくとも一つを通じて提供されうる。例えば、振動、視覚標識、音のトーン、音声指示などを通じて指示が出されうる。

コーチングは、特定の場所や時刻に固有のものでありうる。例えば、そこが坂道の多い場所(サンフランシスコなど)である場合、コーチングは、坂道ランの強化の推奨を含みうる。別例として、コーチングは、朝早くや夜遅くの場合、代謝サイクル、ユーザの好み、食事の時間などに応じて、ハードでないワークアウトを推奨しうる。さらに別の例において、コーチングは、様々な種別の地形と気候条件の少なくとも一方に応じて、どのくらい速く走るか(ペース)についての推奨を提供しうる。

ユーザが最初のランを完了すると、アプリケーションは、記録されたワークアウト履歴を反映する別のユーザインターフェースを提供しうる。例えば、図11Aから11Fは、一連のインターフェースを示している。当該インターフェースは、ユーザが最初のランとその記録を終えた後に生成・表示されうる。図11Aは、次のランやワークアウトのために表示されうるホームインターフェース1100を示している。ツアーオプション(図10Aの1011)を表示する代わりに、ホームインターフェース1100は、オプション1101を表示しうる。オプション1101は、過去のワークアウトを強化したワークアウトをユーザが行なえるようにする。過去のワークアウトは、ユーザにより選択されてもよいし、自動的に選択されてもよい。一例として、選択された過去のワークアウトは、直近に記録されたワークアウトでありうる。また、図10Aのインターフェース1000に表示された画像とは異なり、記録された全てのワークアウトについて総距離1103などの尺度がインターフェース1100に表示されうる。

図11Bは、ユーザに選択されうる様々なワークアウト1111を表示するインターフェース1110を示している。複数のワークアウト1111の各々は、過去のワークアウトを所定量だけ強化する目標を設定することにより生成されうる。例えば、インターフェース1110において、複数のワークアウト1111は、過去のワークアウトにおける少なくとも一つのパラメータを5%などの割合だけ、あるいは所定量だけ増加させることにより、自動的に生成されうる。したがって、ユーザは、より長距離のラン、より長時間のラン、より速いランに取り組むことができる。少なくとも一つの構成例において、ユーザは、提案されるワークアウト1111を設定するために、過去のワークアウト結果からの強化量を選択できる。提案される各ワークアウト1111は、過去のワークアウトについて記録された値1113を、現在のワークアウトについて提案する値あるいは目標値1115とともに表示しうる。これにより、ユーザは、提案されるワークアウトの選択を通じて達成される強化量を決定できる。

強化ワークアウトの選択に係る別例として、図11Cに示されるインターフェース1120を通じて、ユーザは、過去のワークアウトに基づかないランの設定を選択できる。図10Cに示されたインターフェース1030と同様に、インターフェース1120は、ユーザが様々なパラメータを設定できるようにしうる。パラメータの例としては、ラン種別、ワークアウト中に再生される音声、および場所が挙げられる。

少なくとも一つの構成例において、ユーザが強化ランを完了すると、ワークアウトサマリは、別の情報を含みうる。例えば、図11Dに示されるサマリインターフェース1130は、ユーザが強化ランを完了したことを称賛するメダルなどの標識やメッセージ1131を含んでいる。音声アイコン1133は、ユーザに対する音声メッセージがあることを示しうる。例えば、音声メッセージは、励ましの言葉(有名人や友人からの言葉、既定音声など)を含みうる。応援や称賛のメッセージについては後に詳述する。アイコン1133を選択することにより、メッセージが再生されうる。標識やメッセージ1131は、他の所定の目標が達成された際にも表示されうる。当該目標の例としては、50回のワークアウトの実施、合計100マイルの走破(例えば全てのワークアウトを通じて)、一度のセッションで10マイルの走破、一度のセッションで26.2マイルの走破、一度のセッションで走った時間が30分に到達、全てのセッションを通じて走った時間が100時間に到達などが挙げられる。到達度、目標、報奨は、ユーザによって設定されてもよいし、アスレチックトレーニングサービスプロバイダやアスレチックモニタリングサービスプロバイダによって設定されてもよいし、友人、家族、知人によって設定されてもよい。例えば、ユーザが5日間で10マイルを走破した場合、友人は、当該ユーザにクーポンを贈呈してもよい。

図11Eは、別例に係る履歴インターフェース1140を示している。当該インターフェースは、複数の過去に記録されたワークアウトのリストを含んでいる。当該リストにおける各エントリ1141は、ラン種別ラベル1151により特定されうる。例えば、ラン種別ラベル1151は、そのランがタイムラン、強化ラン、距離ラン、基本ランの少なくとも一つであることを示しうる。リストは、経路標識1143に加えて、エントリ1141ごとに対応するワークアウトの様々な属性を示しうる他の標識を含みうる。例えば、アイコン1145のような顔アイコンは、そのワークアウトにタグ付けされた気分に係る情報を示しうる。加えて、道アイコン1147は、そのワークアウトが屋外で行なわれたことを示しうる。メダルアイコン1149は、そのワークアウト中に目標が達成されたことを示しうる。そのワークアウト中に使用されたアスレチック装備の種別を特定するアスレチック装備標識や、そのワークアウト中の天候を特定する天候表示などの標識も使用されうる。履歴インターフェース1140は、デバイスに保存された全てのワークアウトのリストを表示できるが、直近に記録された所定数のワークアウトのみが表示されてもよい。

図12Aと図12Bは、生成・表示されうるホーム画面インターフェースの別例を示している。

ラン前、ラン中、あるいはラン後にユーザへ提供されるメッセージは、ユーザのアスレチック活動度に基づいて選択されうる。したがって、ユーザが所定の期間にわたって高いレベルのアスレチック活動を行なった場合(所定値を上回る平均ペースで走った場合、特定値を上回る平均距離を走った場合など)、当該ユーザは、第一アスレチック活動度に分類されうる。ユーザが普通レベルのアスレチック活動を行なった場合(平均ペースや平均距離に係る二つの閾値の間である場合など)、当該ユーザは、第二アスレチック活動度に分類されうる。ユーザが低いレベルのアスレチック活動を行なった場合(所定の閾値を下回った場合など)、当該ユーザは、第三アスレチック活動度に分類されうる。これに加えてあるいは代えて、活動度の数は必要に応じて設定されうる。そして、メッセージ、ヒント、情報、コーチング、アドバイスなどは、ユーザのアスレチック活動度分類に応じて選択されうる。例えば、ユーザが低いアスレチック活動度に分類されている場合、より指導的なメッセージが当該ユーザに提供されうる。加えて、デバイスは、当該ユーザに製品を推奨するように構成されうる。

他方、ユーザが高いアスレチック活動度に分類されている場合、ユーザは、低アスレチック活動度のユーザほどには指導的なメッセージが提供されないようにできる。例えば、装備アラート(製品の推奨は伴わない)が高いアスレチック活動度のユーザに提供されるのに対し、低いアスレチック活動度のユーザには、特定製品の推奨を伴う装備アラートおよび装備した製品の危険性を説明する情報が提供されうる。中アスレチック活動度のユーザには、高アスレチック活動度のユーザと低アスレチック活動度のユーザに提供されるものの中間レベルの情報が提供されうる。一例として、中アスレチック活動度のユーザには、製品の推奨を伴う装備アラートが説明情報を伴わずに提供されうる。

メッセージは、ユーザの活動度に応じて、トーン、言葉遣い、期待度などが異なってもよい。例えば、高い活動度のユーザは、特定の目標への到達や設定された目標を上回ることをより強く求めるメッセージを受け取りうる。より低い活動度のユーザには、メッセージは要求よりも励ましの度合いが強いものでありうる。例えば、ユーザが特定の目標に到達できそうになくても、メッセージは、励ましの言葉を提供しうる。別例として、メッセージは、ユーザが到達する次の活動度や、次のレベルに到達するために必要なアスレチック活動量を特定しうる。したがって、これらのメッセージは、活動度とユーザに固有のものでありうる。ユーザの活動度の変化に基づいて、別種の変化がメッセージに適用されてもよい。

幾つかの態様においては、複数のホーム画面がユーザに提供されうる。そして、当該ユーザは、指によるディスプレイのスワイプや、ユーザインターフェース間を移動するための他の周知の方法により、各ホーム画面間を移動できる。そのような実施形態においては、複数のホーム画面の各々は、他のホーム画面に対する優先度が付与されうる。この場合、どのような順番で各ホーム画面がユーザに提示されるか(どのホーム画面がまずユーザに見られ、第一のホーム画面から移動した場合にどのホーム画面が次にユーザに見られるか)は、付与された優先度に対応する。さらに、ホーム画面に付与された優先度は、活動(ランなど)に依存しうる。この場合、各ホーム画面間の相対的な優先度は、例えばユーザが何回ランを完走したかに依存しうる。

上記の事項は、例を参照することによってより容易に理解されうる。図84は、ロジックチャート8400の一実施形態を示している。当該ロジックチャートは、本明細書に記載されたシステムの一実施形態によって、複数のホーム画面をユーザに提示するために使用されうる。ロジックチャートは、優先度軸8404、ラン軸8402、行き先コラム8406、および複数のプロット8408を含んでいる。優先度軸8404は、列挙されたホーム画面(「Levels」、「Add your height, weight, and gender」、「Games」など)間の相対優先度を示している。これらは、ラン軸8402により示されるユーザにより完走されたランの回数に依存しうる。したがって、ラン軸8402に沿う各ランにおいて、あるホーム画面に対応するプロット8408の相対位置は、他のホーム画面に対する優先度を示している。よって、図示の例において、五回のランを完走したユーザの場合、「Levels」ホーム画面が最高の優先度を有し、「Levels」、「Friends Leaderboard」、「Last run bar」、「Run Reminder」、「Add a photo (if applicable)」、「Connect to Facebook (if applicable)」、「Add friends」が続く。よって、ユーザが五回のランを完走した後で本明細書に記載のシステムのユーザインターフェースにアクセスすると、当該ユーザは、まず「Levels」ホーム画面を提示される。当該ユーザがディスプレイを指でスワイプするなどして当該ホーム画面から移動すると、当該ユーザは「Games」などのホーム画面を提示される。

幾つかの実施形態においては、ホーム画面は、ユーザが選択できるアイコン、リンクなどを含みうる。例えばディスプレイの一部のタップすることにより(あるいは他の周知の手法により)当該アイコンやリンクを有効にすると、システムは少なくとも一つの行き先へ移動できる。特定のホーム画面についての行き先は、行き先コラム8406に列挙されている。例えば、ユーザが4回のランを完走すると、当該ユーザは、まず「Levels」ホーム画面を提示されうる。当該ユーザがこのホーム画面から移動すると、次に「Games」ホーム画面を提示されうる。当該ユーザがさらにこのホーム画面から移動すると、次に「Run reminder」ホーム画面を提示されうる。この「Run reminder」ホーム画面に提示されたリンクやアイコンを当該ユーザが選択すると、「Run reminder」のプロット8408が示すように、行き先コラム8406における「Run reminder setup」メニューへ移動されうる。当該メニューにおいては、ランリマインダの設定などがなされる。

ランの設定 ラン種別の選択 図10Cに示されるように、ラン設定インターフェースは、ラン種別の設定をユーザができるようにしうる。例えば、ユーザは、距離ラン(目的が特定距離の到達)、タイムラン(目標が特定の時間走ること)、基本ラン(目標が設定されない)の少なくとも一つの実施を希望できる。ユーザが少なくとも最初のランを完了・記録すると、当該ユーザは、強化ラン(目標が過去のワークアウトから少なくとも一つの値を強化すること)の種別を選択できる。このオプションは、過去のランが完了・記録された場合にのみ表示され、利用可能とされうる。

図13Aは、ユーザが過去ラン履歴を有していない場合に表示されるラン種別選択インターフェース1300を示している。図13Bは、ユーザがラン履歴を記録した場合に表示されるラン種別選択インターフェース1350を示している。インターフェース1300と1350は、図13Bのインターフェース1350が「Do More」または強化ランオプション1353を含む以外は同様でありうる。現在選択されたラン種別は、チェックマーク1303のような標識によって識別されうる。

図14Aから図14Gは、タイムランを設定するための一連のユーザインターフェースを示している。図14Aにおいては、ユーザはタイムオプションを選択している。したがって、タイムランは、他の選択可能なランと相違して表示されうる。続いて、ユーザは、図14Bのタイム選択インターフェース1400を提示されうる。タイム選択インターフェース1400は、複数の所定のタイム(5分、15分、30分、45分、60分など)とカスタムタイムオプションを含みうる。現在選択されているタイム(30分)は、選択マーク1403により識別されうる。ユーザがタイムを選択すると、当該ユーザは、ラン種別選択インターフェースに戻されうる。当該インターフェースにおいては、選択されたランタイムがタイムランオプションとともに表示される。図14Cは、ユーザがタイムランを選択し、図14Bのインターフェース1400を通じるなどして対応するタイムの長さを選択した場合にラン種別インターフェース1430を示している。

図14Dは、ユーザがカスタムタイムオプションを選択したインターフェース1440を示している。図14Eにおいては、ユーザは、ランタイムの長さを手入力で設定できるインターフェース1450を提示されうる。例えば、スクロールホイール1453、1455が、それぞれ時間数と分数をユーザが設定できるように提供されうる。現在選択されているタイムは、領域1457に表示されうる。図14Cと同様に、図14Fは、選択されたタイムが選択されたラン種別とともに表示されうるインターフェース1460の例を示している。別例として、図14Gは、ラン設定メインメニューを示している。当該メニューは、ラン種別が30分間のランであることを示している。ランを「30分間」のタグで識別することにより、アプリケーションおよびデバイスは、現在設定されているラン種別がタイムランであり、現在設定されているランタイムが30分間であることをユーザに示しうる。

図15Aから図15Fは、ユーザが距離ランを選択する際に表示されうる一連のユーザインターフェースを示している。タイム選択と同様に、ユーザは、図15Aのインターフェース1510において距離オプションを選択できる。続いて、図15Bのインターフェース1520においてラン距離オプションのリストが提示されうる。例えば、当該リストは、1kmラン、5マイルラン、5kmラン、10kmラン、ハーフマラソン、マラソン、およびカスタム距離を含みうる。例えば、所定の距離の一つとして5kmランが選択されると、5kmランの箇所に選択標識を含ませうる。あるいは、図15Cと図15Dに示されるように、ユーザは、図15Cのインターフェース1530においてカスタム距離を選択し、次いで図15Dのインターフェース1540においてカスタム距離を手入力で設定できる。距離が設定されると、図15Eと図15Fに示されるように、ユーザは、距離オプションが選択標識とともに表示されたラン種別選択インターフェースに戻されうる。選択された距離も、距離ランオプションとともに表示されうる。例えば、図15Eのインターフェース1550においては、「5K」が距離ランオプションの箇所に表示されうる。これにより、当該ランの目標として5kmの距離が設定されたことが示される。別例として、図15Fは、カスタムランの距離が4.25マイルであることを表示しているインターフェース1560を示している。

ユーザは、ラン種別とラン種別設定が正しいかを確認し、オプション1563を用いてメイン設定インターフェースに戻りうる。ラン設定メインメニューに戻ると、当該ユーザは、現在設定されているランパラメータを見ることができる。例えば、図15Gは、ラン種別パラメータとともに12.3マイルの距離を表示しているインターフェース1570を示している。時間ではなく距離を表示することにより、当該ランがタイムランではなく距離ランであることを知らせうる。

図16Aから図16Fは、ユーザが強化ランを選択する際に表示されうる一連のユーザインターフェースを示している。図16Aに示されるように、タイムラン、基本ラン、および距離ランとは別の選択肢として、「Do More」あるいは強化ランがインターフェース1600に表示されうる。図16Bと図16Cは、領域1610と1620に強化オプションリスト・選択インターフェース1605を示している。例えば、領域1610において、ユーザは、ラストランオプション(過去のランにおける少なくとも一つの値を上回る)、最長距離ラン、最長時間ラン、最速1kmランを選択できる。領域1620は、最速10kmラン、最速ハーフマラソン、最速マラソン、および履歴選択オプションを含みうる。強化ランの目標は、過去のラン(最長距離ラン、最長時間ラン、最速1kmランなど)を所定量だけ上回るように自動的に設定されうる。一例として、目標は、過去のワークアウトを5%だけ上回りうる。強化量は、図16Bの領域1607に示されうる。強化量は、ユーザによって設定されてもよいし、デバイスやアプリケーションによって設定されてもよいし、アスレチック活動モニタリングサービスプロバイダなどによって設定されてもよい。

例えば図16Cの領域1620から履歴オプションが選択されると、ユーザは、記録されたランのリストを提示されうる。図16Dは、記録された過去のランのリストを表示している履歴インターフェース1630を示している。そして、ユーザは、過去に記録されたランから強化するものを選択できる。例えば、ユーザは、過去の14.7マイルランを5%だけ強化することを選択できる。過去に記録された14.7マイルランを選択すると、ユーザは、図16Eのインターフェース1640を提示されうる。当該インターフェースにおいて、当該ユーザは、当該14.7マイルランにおいて記録された統計値から強化するものを選択できる。システムおよびアプリケーションは、強化量が付加された目標を自動的に計算できる。例えば、ユーザは、より長距離を走るオプション、より長時間走るオプション、より速いペースで走るオプションを選択できる。

所望の強化が選択および設定されると、ユーザは、図16Fのインターフェース1650のようなラン設定メニューに戻されうる。当該インターフェースにおいては、選択された目標がラン種別とともに表示される。

少なくとも一つの構成例において、所望のラン種別が設定されると、デバイスは、設定されたランパラメータに基づいて、さらにコーチングを生成できる。一例として、コーチングは、意図するランが比較的短い場合(3マイルなど)ではなく比較的長い場合(10マイルなど)ユーザにより長い時間のウォームアップを行なうようにアドバイスしうる。これに加えてあるいは代えて、所望のペースや距離に応じて、別のウォームアップ活動が推奨されうる。コーチングは、アスリートや有名人からの音声として提供されうる。具体例として、ユーザは、有名人や有名なコーチを選択できる。トレーニング難度と積極性に応じて異なるコーチが対応しうる。例えば、あるコーチは、設定した目標を10%上回ることをユーザに求めうる(ワークアウト中に平均ペースよりも速く走るように指示を出すなど)。別のコーチは、設定した目標を30%上回ることをユーザに求めうる(ワークアウト中に何度も平均ペースよりも速く走るように、あるいはより長時間平均ペースよりも速く走るように指示を出すなど)。ワークアウト種別ごとにコーチが異なってもよい。例えば、あるコーチはインターバルトレーニング志向であり、別のコーチは、長距離や長時間のランよりもスプリント志向でありうる。

また、ユーザに提供されるヒントや助言は、アスレチック装備、サービス、製品などの推奨を含みうる。例えば、ユーザが新規のワークアウトを計画していると判断すると、デバイスは、現在のユーザの靴が閾値装着状態に達している場合に新しい靴の購入を推奨しうる。当該デバイスは、様々な衣料も推奨しうる。衣料の例としては、着圧靴下、レギンス、Tシャツ、ショーツ、パンツ、風の強い地域の場合はウインドブレーカ、寒冷地の場合は温感下着、暑い気候の場合はヘッドバンドやスウェットバンドなどが挙げられる。少なくとも一つの態様においては、製品の推奨は、ユーザ情報や過去のワークアウトに基づいて生成されうる。例えば、ワークアウトが疲れるものであった場合、デバイスは、次のワークアウトの開始前にスポーツドリンクの購入を推奨しうる。別例として、過去の少なくとも一つのワークアウトで特定された天候や地形が、推奨される製品の種別に影響を与えうる。例えば、ロードランニングにはある種の靴が推奨され、トラックランニングには別種の靴が推奨されうる。さらに別の例として、温暖な気候の場合は吸湿性衣料が推奨され、寒冷な気候の場合は温感衣料が推奨されうる。

本明細書に記載の態様と連携して、様々な類の推奨や推奨因子が使用されうる。例えば、推奨される製品は、デジタルやサービス関連でありうる。具体的には、デバイスは、ランの完了に際してルートマッピングアプリケーションやサービスを利用し、ランの様々な属性を経路地図上に可視化することを推奨しうる。別例として、コーチングなどのヒントや情報は、場所に固有のアドバイスを含みうる。ユーザが特定の経路に足を踏み入れようとしていることをモバイルデバイスが検出すると、当該デバイスは、当該経路に沿う様々な地形に関するアドバイスを提供しうる。具体例として、デバイスは、場所に固有の情報や属性(地形、天候、坂道、標高など)に基づいて、コーチング(どのくらい速く走るか、速度を上げ下げすべき場所、当該経路の特定の部分においてどのくらいのエネルギーを消費するか、など)を提供できる。場所は、GPSデバイスを用いて、あるいは座標、郵便番号、エリアコード、都市名の少なくとも一つを用いて場所を手入力で特定することにより、検出されうる。他の場所情報の例としては、特定のエリア(地域、世界、特定の経路、都市、州、郵便番号、エリアコードなど)内で走っているユーザの数が挙げられる。場所に固有の情報は、あるエリアの所定距離内にユーザが到達あるいは進入すると、ワークアウト中にも提供されうる。

ランの設定 トレーニング音声および環境の選択 ラン種別の選択と連携して、ユーザは、ワークアウト中に再生される音声コンテンツを選択できる。ユーザは、ワークアウト中に音声コンテンツを再生しないことも選択できる。図17は、インターフェース1700からユーザが音楽オプションを選択している状態を示している。音楽オプションは、現在選択されている音声オプションの表示を含みうる。例えば、いずれの音声コンテンツも選択されていない場合、「None」という語が選択ボタン内に表示されうる。あるいは、選択されたプレイリスト名や選択アルゴリズムまたはパラメータ(ランダム、音楽カテゴリなど)が表示されうる。

図18Aから図18Eは、音声コンテンツ設定オプションを選択すると生成・表示されうる一連の音声コンテンツ選択インターフェースを示している。例えば、図18Aにおいて、インターフェース1800は、所定の音声コンテンツオプションを複数含みうる。当該オプションの例としては、プレイリスト選択オプション、シャッフルオプション、再生中オプション、音楽なしオプションが挙げられる。シャッフルオプションは、利用可能な全ての楽曲からユーザがランダムに楽曲を選択できるようにしうる。幾つかの構成例において、シャッフルオプションは、音声コンテンツをランダムな順序で再生しうる(音声コンテンツが保存されている順番や、利用可能な全ての楽曲のデータベースにリストされている順番に準じる必要はない)。再生中オプションを選択すると、現在のプレイリストや音声コンテンツカテゴリ、アーティスト、アルバムなどが選択可能とされうる。現在再生中の音声がない場合、再生中オプションは、直近に再生あるいは選択された音声コンテンツを選択しうる。図18Bは、ラン設定インターフェース1810を示している。当該インターフェースにおいては、再生中オプションにおけるユーザの選択結果が音楽選択オプションに反映されている。

他方、例えば図18Cに示されるように、ユーザがプレイリストオプションを選択すると、当該ユーザは、プレイリスト選択インターフェースを提示されうる。図18Dは、プレイリスト選択インターフェース1830の例を示している。当該インターフェースにおいては、ユーザが新規のプレイリストを作成し、お気に入りのランミックスプレイリスト、購入済みの全ての楽曲を含むプレイリスト、再生回数がトップ25の音声アイテムを含むプレイリストなどを選択できる。お気に入りのランミックスプレイリストは、ワークアウト中に再生される音声コンテンツまたは音声コンテンツプレイリストの頻度に基づき、デバイスによって自動的に生成されうる。したがって、お気に入りのランミックスプレイリストは、再生回数がトップ25の音声アイテムとは相違しうる。再生回数がトップ25の音声アイテムは、ワークアウト中および非ワークアウト時を通じての総頻度に基づいて決定されうるのに対し、お気に入りのランミックスプレイリストは、ワークアウト中に再生された音声コンテンツのみに基づいて生成されうる。

プレイリスト作成オプションを選択することにより、ユーザは、図18Eの楽曲選択インターフェース1840における音声コンテンツリスト1841を提示されうる。ユーザは、オプション1843を用いて音声コンテンツアイテムのリストを分類可能である。例えば、ユーザは、プレイリストメンバーシップ、アーティスト、楽曲、ビデオによるリストを分類あるいは確認できる。ユーザは、所望の各アイテムをリストから選択することにより、音声コンテンツアイテムをプレイリストに追加できる。追加/削除の標識1845は、対応する音声コンテンツアイテムが作成されたプレイリスト中に現在含まれているか否かによって外観を変えうる。例えば、当該音声コンテンツアイテムが当該プレイリストに含まれていない場合、標識1845は、プラス記号として表示されうる。当該音声コンテンツアイテムが当該プレイリストに含まれている場合、標識1845は、マイナス記号として表示されうる。ユーザが音声コンテンツのプレイリストへの追加を完了すると、当該ユーザは、ラン設定を継続するためにオプション1847を選択しうる。あるいは、キャンセルオプション1849を選択することにより、当該ユーザは、プレイリストの作成をキャンセルできる。少なくとも一つの構成例において、音声コンテンツアイテムの再生中におけるユーザの過去のワークアウトパフォーマンスに基づき、音声コンテンツが当該ユーザに提案または推奨されうる。例えば、特定の音声コンテンツアイテムの演奏中にユーザが平均ペースあるいは平均距離を上回って走った場合、デバイスは、当該音声コンテンツアイテムをプレイリストに追加するよう提案しうる。提案されるプレイリストを自動的に生成するために、同じ処理が用いられうる。例えば、再生中にユーザが最高のワークアウトパフォーマンス(燃焼カロリー、距離、ペースなどの特定の統計値や尺度の少なくとも一つにより定義されうる)を残した25、30、40、あるいは50といった曲数の楽曲を選択することによって、プレイリストが生成されうる。

少なくとも一つの構成例において、モバイルデバイスおよびワークアウトモニタリングアプリケーションは、ワークアウトの継続時間に基づいて音声の選択と再生の少なくとも一方を行ないうる。ワークアウトの継続時間は、ユーザにより設定されてもよいし、過去における同じ長さや種別のワークアウトに基づいて見積もられてもよい。例えば、ユーザが過去に5マイルを45分で走った場合、モバイルデバイスあるいはトレーニングアプリケーションは、次の5マイルランワークアウトにおいて継続時間を見積もりうる。継続時間が決定されると、当該モバイルデバイスは、予想される継続時間に基づいて次のワークアウトで再生される少なくとも一つの音声コンテンツアイテム(音楽、オーディオブック、コメディショー、インターネットラジオなど)を選択しうる。したがって、上記の例において、当該モバイルデバイスは、継続時間が45分のランに見合うコンテンツを選択しうる。幾つかの構成例において、当該モバイルデバイスは、選択された各コンテンツの間に所定のインターバル(1秒、2秒、3秒、5秒、10秒など)を加えうる。当該インターバルは、再生される音声コンテンツ全体の継続時間に基づいて組み入れられうる。映像コンテンツや映像コンテンツと音声コンテンツのミックスも同様にして選択されうる。

ユーザは、提案されたプレイリストを承諾または拒否でき、あるいは当該プレイリストを望むように編集できる。当該プレイリストは、総再生時間とともに表示されうる(コンテンツアイテム間に挿入されたインターバルは総再生時間に含めても含めなくてもよい)。したがって、ユーザが当該プレイリストを編集すると、総再生時間はリアルタイムに更新されうる。また、簡単に見て比較できるように、コンテンツの総再生時間は、ワークアウトの継続時間に対して表示されうる。例えば、ワークアウトの継続時間は第一のバーとして表示され、コンテンツの総再生時間は第一のバーに重なる第二のバーとして表示されうる。他の表示法も用いられうる(円グラフなど)。

音楽の選択とラン種別の設定に加え、ユーザは、ワークアウトの場所も設定できる。図19Aから図19Cは、一連の場所設定インターフェースを示している。ユーザが場所設定オプションを選択すると、当該ユーザは、図19Bのインターフェース1900において複数の利用可能な所定の場所1901を提示されうる。複数の場所1901は、屋外ワークアウト環境と屋内ワークアウト環境を含みうる。他の場所や場所の種別も設定されうる。その例として、都市、ランドマーク、公園などの場所カテゴリが挙げられる。なお、特定の場所や場所の種別の選択は、アスレチック活動のモニタリングに用いられうるセンサやデバイスの種別に影響を与えうる。これに加えてあるいは代えて、アスレチック活動を測定するために用いられるアルゴリズムも、選択された場所に影響されうる。

図20Aから図20Z、および図21Aから図21Dは、ランを設定するために表示されうるインターフェースの別例を示している。例えば、図20Nは、ユーザが過去のランを繰り返しできるようにする(同じ目的、経路、装備、音楽など)インターフェースを示している。図20P、図20Q、図20S、および図20Tは、ユーザが手入力で強化ランの目標を設定できるユーザインターフェースの例を示している。ユーザは、ランにおいて達成すべきペースを、自身が望むように修正できる。当該インターフェースは、選択されたペースが反映された強化量の表示を提供しうる。例えば、8分/マイルは、過去最速ペースである8分15秒/マイルに対し、3%の強化を表しうる。別例として、3.5マイルは、過去最長距離ランである3.2マイルに対し、10%の強化を表しうる。さらに別例として、16マイルの目標設定は、過去最長距離ランである14.7マイルに対し、9%の強化を表しうる。

図20Xと図20Yは、ユーザが経路ランを選択すると表示されうるインターフェースを示している。経路ランは、ユーザが特定の経路を選びたい場合のランを含みうる。図20Yに示されるように、複数の経路が、対応する経路情報(当該経路における過去ランのタイム、当該経路の距離など)とともに列挙されうる。ランのタイムは、当該経路における最速タイムであってもよいし、直近のタイムであってもよい。経路情報の例としては、当該経路で使用されたアスレチック装備の特定、当該経路における平均ペース、最低ペース、最高ペースの少なくとも一つ、当該経路を走ったユーザの数なども挙げられる。

ラン中 図22Aから図22Dは、ユーザのワークアウト中に当該ユーザに対して表示されうる様々なインターフェースの例を示している。例えば、図22Aと図22Bは、横表示モードにおけるラン中インターフェースを示しており、図22Cと図22Dは、縦表示モードにおけるラン中インターフェースを示している。図22Aと図22Cにおいて、インターフェース2200は、音声コンテンツ再生の一時停止中、現在のワークアウトの進捗2203(距離、タイム、ペースなど)、現在再生中の音声コンテンツ2205、およびラン種別2207を表示する。インターフェース2200は、再生オプション2209(音声コンテンツの再生開始または再開)も含みうる。音声再生の一時停止中、インターフェース2200は、音楽を変更するオプション2211とワークアウトを終了するオプション2213を提供しうる。インターフェース2200は、GPS情報やデータが利用可能であることを示すGPS標識2215、デバイスが入力ロック(不慮の入力防止)状態であることを示すロック標識2217などの標識も含みうる。少なくとも一つの構成例において、インターフェース2200における少なくとも一つの表示要素の特性(背景色など)は、現在のペース、距離、目標に対する進捗などに基づいて変化しうる。一例として、色などの表示特性は、ユーザが目標を上回りそうであるか、目標に到達しそうであるか、目標に届かなそうであるかなどによって変化しうる。例えば、緑色の背景は、ユーザが特定の量だけ目標を上回りそうであることを示しうる。黄色の背景は、ユーザが目標に到達しそうである(目標には到達するが、目標を上回ることはない)ことを示しうる。赤色の背景は、ユーザが目標に届かなそうであることを示しうる。

図22Bと図22Dにおけるインターフェース2250は、音声コンテンツの再生中に進捗情報を表示する。インターフェース2250は、図22Aと図22Cのインターフェース2200に表示されているものと同様の情報を含みうるが、インターフェース2250は、音楽変更オプションとワークアウト終了オプションの代わりにパワーソングオプション2251を含みうる。パワーソングオプション2251は、自身がやる気の出る楽曲をユーザが再生できるようにする。よって、ユーザが自身のペースが落ちていると感じた場合、あるいは非常にエネルギッシュである場合、当該ユーザは、ワークアウトの一部におけるパフォーマンスを最大限にするためにパワーソングを再生しうる。少なくとも一つの構成例において、インターフェース2250は、不慮の入力を防ぐためにインターフェースをどのようにロックするかをユーザに知らせる指示メッセージを含みうる。当該メッセージは、例えば、ロック標識2253の操作(タッピングなど)を含みうる。

幾つかの構成例において、パワーソングが選択あるいは利用可能とされていなくてもよい。したがって、インターフェースは、パワーソングオプションを提供しなくともよい。図23Aと図23Bは、パワーソングオプションを含まないワークアウト情報を表示しているラン中インターフェースの例を示している。

図24Aから図24Fは、ユーザがインターフェースをロックしている(入力を防止している)際に、あるいはユーザからの入力のない状態が検出されて一定時間が経過した際に表示されうるロックインターフェースの例を示している。例えば、図24Aから図24Cは、ロックシンボル2401を左位置から右位置へ動かすことによりユーザがインターフェースのロックを解除できることを示している。ロック解除の進捗は、シンボル2401の位置だけでなく、画像2403のように線で囲まれた画像を塗りつぶすことにより示されうる。すなわち、画像2403が完全に塗りつぶされる入力の受信をもって、デバイスのロックが解除されうる。画像2403の塗りつぶしは、シンボル2401を左位置から右位置へ動かすことによりなされうる。様々な他の動き、パターン、画像がデバイスのロック解除に使用されうる。例えば、図24Dから図24Fは、ロック解除シンボルがプラス記号2413により表されているインターフェース2410を示している。この場合、ユーザは、シンボル2413をカーブしたチェックマーク形状の経路2415に沿って動かすことを要する。移動経路は、画像(例えば画像2417)の形状や外観あるいはその一部に対応しうる。

幾つかの構成例において、ロックアイコンまたは画像は、予め設定されうるか、ロックアイコンまたは画像のメニューから選択可能でありうる。例えば、入手可能なロックアイコンおよび画像は、オンラインサイトからダウンロードされうる。したがって、ユーザは、ワークアウトトレーニングアプリケーションにおいて使用されるロックアイコンまたは画像をカスタマイズできる。また、幾つかの例において、トレーニングアプリケーションに使用されるロックアイコンまたは画像は、当該アプリケーションがデバイス上で使用されていないときのロックアイコンまたは画像と相違しうる。

図25Aから図25Eは、GPSの利用可能性および状態を知らせるために使用されうる様々なユーザインターフェースの例を示している。例えば、図25Aは、信号サーチモードのGPS標識2501を示している。図25Bは、信号が利用不能あるいは検出されなかった場合のGPS標識2501を示している。具体的には、GPS標識2501における外側の輪は、第一状態(輪郭のみ、またはほぼ透明)で表示されうる。図25Cは、弱い信号を表す第二状態のGPS標識2501を示している。図25Dは、強い信号を表す第三状態のGPS標識2501を示している。信号強度は、表示2501の様々な態様によって表されうる。当該態様は、透明度(信号が弱いほど透明度が高い)、色、パターン、アニメーション(回転、点滅、フェードインまたはフェードアウトなど)の少なくとも一つを含む。

少なくとも一つの構成例において、GPS信号が弱い場合、当該事実をユーザに通知するメッセージが表示されうる。例えば、図25Eのインターフェース2520は、GPS信号が弱いこと、およびランのタイムと距離が引き続き記録されていることを示すメッセージ2521を表示している。例えば、GPSデータが利用不能である場合、デバイスは、GPSデータを使用する代わりに、加速度データの記録を開始しうる。少なくとも一つの構成例において、加速度計などのセンサ(セルラ三角法など)の使用がインターフェース上において視覚的に示されうる(アイコン、単語などを使用)。

図85は、弱いGPS信号を示すために用いられうる、別実施形態に係るインターフェース8500を示している。図示の例において、インターフェース8500内に提供される地図は、ユーザがランなどの間に移動した場所を示している。例えば、インターフェース8500は、ユーザがランを完了した後で当該ユーザに提示されうる。これにより、当該ユーザは、自身が走った場所とランに係るパフォーマンスの少なくとも一方を確認できる。しかしながら、本例において、ユーザにより用いられるシステムの実施形態は、ランの途中でGPS信号に接続できたりできなかったりし、あるいはGPS信号への弱い接続しかできなかったりする。よって、ユーザは、線が途切れた領域8502、8503を提示されうる。領域8502は、ランの途中でGPS信号が弱かったことを示しており、領域8503は、ランの途中でGPS信号を失ったことを示している。

また、ユーザは、ユーザの現在位置を特定する地図を確認するために、図25Aから図25DのGPS標識2501を選択できる。ユーザが地図コードにアクセスできるようにするために、他のオプションや標識も示されうる。図25Fは、標識2533により特定されたユーザの居場所とともにマップ2530を示している。

ランの途中で様々なイベントを検出すると、ユーザは、様々なアラートを提供されうる。例えば、図26Aのインターフェース2600において、ユーザは、ランが中断されたことを示すメッセージを提供されうる。当該メッセージは、どのようにワークアウトを再開するかの指示(タップして再開など)も含みうる。別例として、図26Bのインターフェース2650は、バッテリが切れそうであることを検出すると、メッセージを表示しうる。当該メッセージは、特定の時間(5分、10分、15分、30分など)でバッテリが切れそうである場合に表示されうる。

図27Aから図27Hは、ユーザがランに取り組んでいる間に表示されうる別のユーザインターフェースを示している。例えば、図27Cは、ボタンを無効にし、ジェスチャーコマンドを有効にする指示を提供する通知メッセージを表示しているインターフェースを示している。ジェスチャーは、様々なコマンドに対応するタッチセンサ的な動きを含みうる。例えば、ユーザの指による右方へのスワイプは、前の音声コンテンツアイテムに移動するために使用され、左方へのスワイプは、次の音声コンテンツアイテムに移動するために使用されうる。別例として、ユーザは、ボイスフィードバックを受け取るためにフリックあるいは下方(デバイスの向きに対して)へのスワイプを行ないうる。ボイスフィードバックは、現在の進捗量(現在の走行距離、タイム、ペース、燃焼カロリーなど)を音声化したものを含みうる。また、一度のタップは、ランと音声コンテンツの少なくとも一方の中断に対応しうる。二度のタップは、パワーソングの自動的再生に対応しうる。したがって、ユーザは、デバイスを制御するためにディスプレイを見なくてもよい。また、アプリケーションやデバイスの機能を適切に調節するために、視覚的なオプションやボタンを含む情報が表示されなくてもよい。

図27Gにおいては、ユーザがボイスコールを受信した場合のインターフェースが表示されている。当該インターフェースは、図27Cおよび図27Dにおいて表示されているラン中ワークアウトインターフェースの代わりに、自動的に表示されうる。ユーザがボイスコールに応えると、ワークアウトおよび音声コンテンツの再生が自動的に一時停止されうる。あるいは、ユーザがコールを拒否すると、ワークアウトは中断されることなく自動的に継続されうる(図27Cおよび図27Dのインターフェースが再び表示されうる)。

選択された音声コンテンツの再生に加え、フィットネスモニタリングデバイスやアプリケーションは、ユーザに特定のイベントや状況を盛り上げたり通知したりする他の音声コンテンツを再生できる。例えば、ユーザが特定の節目や目標(マイル毎、1km走破、特定の距離について新たな最速ペースを設定など)に到達すると、様々な音(トランペット、拍手、花火などの盛り上げる音)が再生されうる。別例として、ユーザは、励ましや指導的なメッセージを提供されうる。当該メッセージの例としては、「目標ペースから5秒遅れています。スピードを上げて下さい。」、「目標ペースを20秒上回っています。その調子です。」などが挙げられる。「目標まであと半分です。目標ペースを上回って(下回って)います。」や、「もう少しで終了です。あと一曲分だけ長く走れますか?大丈夫ならダブルタップして下さい!」といったメッセージも含まれうる。後者の例において、ユーザは、ランの最中に当該ランをさらに強化することを求められうる。ユーザは当該要求を承諾しうる。その場合、ワークアウトは、当該要求に応じて自動的に延長されうる(一曲分だけランを延長するなど)。

図28Aと図28Bは、テキストベースであり、対応する音声メッセージが伴いうる別のアラートを示している。例えば、図28Aのインターフェースにおいて、ユーザは、特定の経路(以前に走ったことがある経路)について自己最高記録を破るように求めるアラートを提示されうる。図28Bのインターフェースにおいては、ユーザは、経路ベストタイムを達成するために現在のペースを維持するよう求めるアラートを提供されうる。いずれの場合も、当該要求を承諾するために、様々なジェスチャーや操作が使用されうる。当該操作の例としては、デバイスのスクリーンをタップすること、ジェスチャーをとること、音声コマンドを口にすること、デバイスの物理的ボタンを押すことなどが挙げられる。

音声メッセージは、アドバイスや警告も提供しうる。例えば、メッセージは、その経路の先に上り坂がある(25分以内、5マイル以内など)ことを知らせうる。

また、デバイスは、ユーザが特定の目標を達成することを手助けするために、ラン中にヒントを提供できる。ヒントや情報の例としては、ユーザが所定の時間だけ遅れ始めていることを知らせ、所望の、あるいは目標のペースに戻すために第二の時間だけペースを上げるようにアドバイスすることが挙げられる。上述のように、ヒントや助言は、現実のアスリートやフィットネス有名人によって提供されうる。幾つかの構成例において、ヒントと助言は、場所に固有のものでありうる。例えば、モバイルデバイスは、GPS情報に基づいてその経路上を走っている他のユーザを検出し、当該他のユーザに対してどのように関わるかを示す表示を提供できる。別例として、モバイルデバイスは、ランドマーク、地形、天候、坂道などについての情報を提供できる。具体例として、ユーザは、経路の一部に到達する所定時間前に、当該経路の一部についてのアドバイスを提供されうる。システムは、現在のペースと距離に基づいて、当該経路の一部に到達するまでの時間を計算できる。

別例において、ユーザは、ランの最中に場所に固有の情報を提供されうる。例えば、GPSなどの位置特定システムの信号に基づいて、アスレチックモニタリングデバイスは、ランドマークや興味を惹く地点を通過しようとしていることを判断できる。当該デバイスは、当該ランドマークや地点に関連する音声または映像情報を取得し、ランの最中に(場合によってはユーザが当該地点を通過すると)当該情報をユーザへ提供できる。例えば、音声や映像の情報を再生するタイミングは、検出されたユーザの現在のペースと当該地点からの距離に基づいて決定されうる。

ラン後 ユーザがランを完了すると、当該ユーザは、ワークアウトサマリを提示されうる。また、デバイスは、ユーザが目標や節目に達したことを称える言葉や表示の選択、生成、および表示の少なくとも一つを行ないうる。例えば、ユーザが自身にとっての最長ラン(距離あるいは時間)や最速ラン(1km、10kmなどの所定距離について)を記録すると、称賛や励ましのメッセージを受け取りうる。当該メッセージは、テキストベースでもよいし、音声出力を含んでもよいし、触覚フィードバックを提供してもよいし、それらの組合せでもよい。ワークアウトサマリは、ワークアウトの場所(屋内か屋外かなど)に応じて異なる情報やオプションを含みうる。例えば、屋内ワークアウトのワークアウトサマリは、記録されるデータの正確性を保証するための較正機能を含みうる。他方、屋外ワークアウトのワークアウトサマリは、較正機能を含まなくてもよい。ワークアウトサマリ機能の差異は、距離やペースを管理できるGPSデバイスの正確性に依存しうる。

図29は、屋内ランのワークアウトサマリを示している。走行距離、ペース、タイム、燃焼カロリーなどのラン統計値に加えて、インターフェース2900は、ラン較正オプション2901、気分タグ付けオプション2903、およびサービスプロバイダオプション2905を含んでいる。ラン較正オプション2901を選択すると、記録されたラン統計値が正確であることをユーザが保証できるようにしうる。例えば、ユーザが4マイル走ったとデバイスが判断したものの、当該ユーザが実際には4.25マイルを走った場合、当該ユーザは、較正オプション2901を通じて値を調節できる。

図30Aから図30Cは、ユーザが距離ランを較正できる一連のユーザインターフェースを示している。例えば、図30Aのインターフェース3001において、ワークアウトサマリは、ユーザが4.03マイル走ったことをデバイスが検出した旨を示している。その値が正確でない場合、ユーザは、較正オプション3003を選択しうる。図30Bは、較正インターフェース3010を示している。当該インターフェースにおいて、ユーザは、スクロールホイール3011、3013を用いて正確な走行マイル数を選択できる。ユーザが較正を完了すると、当該ユーザは、図30Cのインターフェース3020のようなワークアウトサマリインターフェースに戻りうる。このとき、インターフェース3020は、デバイスにより検出された元の距離に代えて較正された距離を含みうる。

図31Aから図31Cは、ユーザが加速度計あるいはGPS非使用ランを較正できるインターフェースの別例を示している。

図32Aから図32Dは、ユーザが様々な情報やパラメータ(場所に固有の属性を含む)をランにタグ付けできるユーザインターフェースの例を示している。例えば、図32Bのインターフェース3201において、ユーザは、気分標識3203を選ぶことによってラン後の自身の気持ちを特定し、天候オプション3205を選ぶことによってラン中の天候条件を特定し、地形オプション3207を選ぶことによって地形の種別を特定し、メモセクション3209にメモを記入できる。天候は、例えばGPS機能を用いて自動的にタグ付けされうる。すなわち、モバイルデバイスは、GPSデバイスを用いて検出された場所の天候を自動的に取得し、当該取得された天候データを用いてワークアウトをタグ付けできる。地形オプション3207は、エクササイズ設備(トレッドミルなど)、屋外の地形(直線道路、未舗装路、曲路など)を含みうる。地形も、受信したGPS情報に基づいて自動的に登録されうる。場合によっては、ユーザはタグの入力を全く求められなくてもよい。タグの幾つかは、自動的に登録あるいは入力されうる。他方、ユーザは、エントリの編集を可能とされうる。よって、ユーザは、タグ付けオプション3207〜3209の少なくとも一つを、自身が望むように選択できる。

別のタグや、ユーザ自身がカスタマイズしたタグも使用されうる。例えば、図32Cにおいて、ユーザは、ワークアウト中に使用または装着されたアスレチック装備の種別を示すために、アスレチック装備タグの選択を可能とされうる。具体例として、ユーザは、ラン中に履いたシューズの種別を特定できる。特定のシューズは、ユーザにより設定され、デバイスまたはリモートシステムに保存されうる。アスレチック装備のタグ付けは、アプリケーション、デバイス、あるいはリモートシステムがアスレチック装備の装着または使用(実施されたアスレチック活動の量など)の管理できるようにしうる。装着が特定の閾値(マイル数やワークアウトの回数)に到達すると、デバイスは、交換を勧めるアラートを発しうる。デバイスは、ユーザの現在のアスレチック装備(シューズなど)の種別、身長、体重、性別、シューズサイズ、歩行特性などに基づいて、代わりの装備も推奨しうる。推奨が行なわれるのはいつでもよく、交換の条件に限定されない。例えば、システムは、現在または過去のアスレチック装備、実施された活動、ユーザがよく走る地形、当地で一般的な気候条件などに基づいて当該ユーザに合うと判断された新製品が発売された際に、推奨を提供してもよい。

これに加えてあるいは代えて、ユーザは、セッション中に使用される少なくとも一つのデバイス(センサ、音楽デバイス、アスレチック活動データ収集デバイスなど)を用いてワークアウトにタグ付けできる。例えば、ユーザは、GPSデバイス、心拍数センサ、加速度計の少なくとも一つが使用されたことを特定できる。幾つかの構成例において、ワークアウト中に使用されたデバイスは、自動的にタグ付けメニューに登録されうる。そして、ユーザは、自動的に用意された複数のデバイスを、必要に応じて好きなように編集できる。

モニタリングアプリケーションやトレーニングアプリケーションは、ワークアウトに関わった友人などの個人をタグ付けあるいは登録できる。例えば、ユーザが友人とランを行なった場合、当該ユーザは、ランに当該友人の情報をタグ付けできる。具体例において、ユーザは、友人に対応付けられたユーザ名などの識別子を、アプリケーションのタグ付けメニューから選択できる。ユーザ名や識別子は、アスレチック管理サービス、ソーシャルネットワーキングサイト、電話番号、ユーザの電話帳にて特定されるニックネームなどに対応しうる。複数の友人やワークアウトパートナーが、必要に応じて一つのワークアウトセッションにタグ付けされうる。幾つかの構成例において、デバイスは、同時に同経路を走っている知人を、ワークアウトセッションに自動的にタグ付けできる。デバイスは、ユーザとの関係が確認された個人のみをワークアウトセッションにタグ付けしうる。例えば、相互に関係を確認し合った個人同士が、互いのワークアウトセッションにおいてタグ付けされうる。

タグの使用に際し、ユーザは、少なくとも一つのタグ付けパラメータによる分類が可能とされうる。このとき、ユーザは、ワークアウト履歴などのワークアウト関連情報の表示を、少なくとも一つのフィルタリングパラメータに基づいて所望のセットに制限できる。当該パラメータの例としては、天候、使用したデバイスの種別、ワークアウトパートナー、使用した設備などが挙げられる。

ユーザが所望のタグの入力を済ませると、デバイスは、当該ユーザをワークアウトサマリインターフェースへ戻しうる。図32Dは、ユーザによって設定されたタグをワークアウトサマリ中に表示しているサマリインターフェース3210を示している。具体的には、タグアイコン(いい気分に対して笑顔、雨天に対して傘など)がタグオプション領域3213に表示されうる。タグ付けが完了する前に、先に表示されたテキストがタグアイコンにより置き換えられうる(図32Aに示されたインターフェース)。少なくとも一つの構成例において、タグアイコンに対する選択、ホバーオーバーなどの操作は、詳細な情報の表示を可能にできる(吹き出し内に表示されるなど)。

図33Aから図33Cは、屋外ランのワークアウトサマリを示している。図33Aは、基本ラン(目的や目標を伴わないラン)のワークアウトサマリを示している。図33Bは、距離ランのワークアウトサマリを示している。図33Cは、タイムランのワークアウトサマリを示している。ランの種別は、アイコン3301によって特定されうる。前述のように、屋外ワークアウトサマリは、較正機能を含んでいなくてもよい。屋内ワークアウトの判断に使用されるセンサ(加速度計など)よりもGPSの方が信頼性と正確性が高いからである。したがって、図33Aから図33Cに示される各インターフェースは、経路情報オプションを含みうる。当該オプションは、ラン中にユーザが通った経路を表示する。例えば、経路情報オプションを選択すると、ユーザは、通った経路を特定する線が付された地図を提示されうる。

図34は、ユーザの走行経路を表す線3403とともに地図3401を表示している経路情報インターフェースを示している。ランに係る様々なマイレージポイントを特定するために、マイルマーカ3405も線3403上に表示されうる。また、開始地点標識3407と終了地点標識3409が、インターフェース上に提供されうる。さらに、ユーザのペースが最も速かった地点がマーカ3411により特定され、ユーザのペースが最も遅かった地点がマーカ3413により特定されうる。ユーザの好みに基づいて、他の情報もユーザに表示されうる。例えば、ユーザは、タイムマーカ(1分毎、5分毎、10分毎、1時間毎など)の表示を要求できる。マーカ3405〜3413に対する選択、ホバーオーバーなどの操作は、詳細な情報の追加表示を可能にできる。当該情報の例としては、マーカにより特定された地点において再生された楽曲、ペース、距離、タイム、ユーザの心拍数などが挙げられる。標高などを示す他のマークも地図3401上に追加されうる。例えば、ある経路における最高標高地点と最低標高地点が地図3401上で特定されうる。別例として、50フィート毎の標高変化が地図3401上に示されうる。標高マーカは、ユーザが最高ペースと最低ペースを記録した地点にも配置されうる。

これに加えてあるいは代えて、ユーザは、GPSにより検出された場所に基づいてタグを入力できる。例えば、ユーザは、経路に沿う特定の地点において疲れを感じたことを示すメモの記録を望むことができる。このとき、当該メモは、特定のGPS座標とともに自動的に記録されうる。当該GPS座標は、当該メモが入力された場所に対応している。あるいは、メモはランの後に入力され、場所はユーザによってGPS座標を用いて手入力されうる。有名なランドマークなどの場所に固有の説明といった他の情報も、GPSにより検出された場所に基づいて自動的に記録されうる。

図35Aから図35Cは、経路サマリインターフェースの例を示している。当該インターフェースにおいては、ランがGPSなどの位置特定システムを用いて記録された場合に地図が表示されうる。GPSを用いずに記録されたランは、地図を含まなくてもよい。例えば、図35Aにおいて、地図3501は、ユーザがラン中に通った経路を表す線3503とともに表示されうる。当該経路に名前を付けることにより、ユーザは、以降のワークアウトにおいて経路をより容易に特定および選択できる。少なくとも一つの構成例において、当該インターフェースは、通知3509とオプション3511を含みうる。通知3509は、ユーザがメッセージ、称賛や励ましのアイテムを受信したことを示す。オプション3511は、当該メッセージ、称賛や励ましのアイテムにアクセスするためのものである。一例として、メッセージや励ましのアイテムは、ユーザのアスレチック活動モニタリングデバイスやアカウントにリンクされたソーシャルネットワーキングサイトを通じて提供されうる。

図36は、経路名付けインターフェースの例を示している。幾つかの例において、経路名付けインターフェースは、当該ユーザのワークアウト経路がGPS情報を使って記録された場合にのみ提供されうる。さもなければ、名前を付けられた経路の識別には情報不足であろう。あるいは、ユーザは、全ての経路に名前を付けることができる。例えば、GPS情報が付加されていない場合、ユーザは、手入力で地図上の経路を特定できる。これに加えてあるいは代えて、ユーザは、GPSを用いて自動的に検出された経路を、必要に応じて好きなように修正できる。ユーザが走った経路に名前を付けて保存することにより、システムは、以降のワークアウトにおいて、ある経路が過去に保存された経路と一致するかを識別できる。このとき、当該システムは、当該ワークアウトを、識別された経路に関連付けて自動的に保存できる。

図35Cは、一部のみがGPSデバイスを用いて記録されたランの経路サマリを含む地図3521を示している。したがって、経路3523の一部は、当該箇所のラン中におけるGPSデータの不足により失われている。これに加えてあるいは代えて、経路やワークアウトに係る情報は、少なくとも一人の他のユーザや友人、あるいはソーシャルネットワーキングサイトと共有されうる。例えば、情報を共有するために、共有オプション3525が表示され、ユーザによって選択されうる。ワークアウトや経路に係る情報、成果などの共有については詳しく後述する。少なくとも一つの構成においては、GPSが利用できない場合、モバイルデバイスは、現在位置を特定するためにセルラ三角測量信号への切替えを行ないうる。この情報は、加速度計データとともに、GPS信号の欠落を埋める代替ワークアウト情報を提供しうる。例えば、セルラ三角測量は、所定のスケジュールに基づいて(連続的、30分毎、5秒毎、15秒毎など)ランナーの場所を提供できる。他方、加速度計は、三角測量データを用いて特定されたユーザの場所を補足するために、ペースおよび距離情報を提供できる。セルラ三角測量と加速度計システムを用いて測定された経路(経路3523など)の一部は、GPSデータを用いて記録された経路の一部とは異なる態様(色、パターンなど)で表示されうる。

ユーザが強化ランを完了すると、当該ユーザは、ワークアウトサマリ中に別の情報を提示されうる。例えば、強化ランについて設定した目的をユーザが果たすと、当該ユーザは、メダルなどの達成標識を提供されうる。図37Aにおいては、サマリインターフェース3700は、距離の新記録を設定するためのマイレージメダルを表示している。当該メダルは、ワークアウト履歴におけるワークアウトエントリ用の標識やタグとして追加されうる。

しかしながら、ユーザが強化ランの目的や目標を達成していない場合、デバイスは、当該強化ラン(目的や目標が同じ)に再挑戦することをユーザに促す図37Bのインターフェース3710を表示しうる。例えば、インターフェース3710は、強化ランに再挑戦する期間(3日、1週間、2週間など)を設定するようユーザに求める選択メニューを提供しうる。

ユーザが強化ランを完了したか否かに依らず、リマインダが当該ユーザに提供されうる。当該リマインダは、当該ユーザを別の強化に取り組む気にさせるため、あるいは過去の挑戦において達成できなかった強化ランへの再挑戦を当該ユーザに思い出させるために用いられうる。図37Cは、リマインダインターフェースの例を示している。インターフェース3720において、ユーザは、ランを開始すること、ランの予定を立てること、あるいはリマインダを無視することを選択できる。

図38Aと図38Bは、ユーザに表示されうるアラートあるいはリマインダメッセージの別例を示している。アラートあるいはリマインダメッセージは、モバイルデバイスにより起動あるいは生成されてもよいし、リモートネットワークサーバから受信されてもよい。例えば、モバイルデバイスは、リモートフィットネスモニタリングサービスプロバイダからプッシュ通知を受信しうる。通知は、他のユーザ、友人、システム管理者、コーチなどからのメッセージを含みうる。

前述のように、ユーザは、ワークアウトデータをアスレチック活動モニタリングサービスプロバイダと同期できる。ユーザが最初のランを完了すると、デバイスは、ワークアウトサマリとともに様々なインターフェースを表示しうる。当該インターフェースは、ユーザが自身のデータをサービスプロバイダと同期できるようにする。図39Aは、ユーザがフィットネスモニタリングサービスプロバイダにより提供されるサービスのメンバーである場合に表示されうるインターフェース3901を示している。他方、図39Bは、ワークアウトサマリインターフェース3903を示している。当該インターフェースは、当該サービスプロバイダへの登録オプション3905を含んでいる。

ワークアウトデータは、ワークアウトサマリフェーズやワークアウト履歴の確認中に同期されうる。図40Aから図40Cは、サービスプロバイダとのデータの同期が行なわれうる一連のインターフェースを示している。例えば、図40Aのインターフェースは、同期が進行中である旨のメッセージを示しうる。図40Bのインターフェースは、同期成功メッセージを示している。別例として、図40Cのインターフェースは、同期失敗メッセージを同期再試行オプション4001とともに示している。

同期は、図41Aから図41Cに示されるような経路サマリ画面においても行なわれうる。例えば、各経路サマリインターフェースには、半透明のメッセージが上重ねされうる。当該メッセージは、データが同期中であること、データが同期済みであること、あるいは通信不能であることを示す。

これに加えてあるいは代えて、図42Aに示されるように、同期メッセージは、ユーザに登録またはログインの問い掛けを含みうる。続いてユーザは、図42Bのインターフェースを通じてログインでき、図42Cのインターフェースを通じてアカウントを作成できる。

少なくとも一つの態様においては、ランを完了することなく時間切れになると、ユーザは、その旨を通知するアラートメッセージを提供されうる。図43は、そのようなメッセージを伴うインターフェースの例を示している。特定の時間アスレチック活動が検出されないと、ランは時間切れとなりうる。例えば、ユーザが5分間、10分間、あるいは30分間など連続して何もアスレチック活動を行なわないと、デバイスは、自動的にランを終了し、時間切れ状態を知らせるアラートメッセージを伴うワークアウトサマリを生成しうる。少なくとも一つの態様においては、ランがGPSなどの位置特定システムを用いて記録された場合、当該ランが時間切れとなった地点が地図上に表示されうる。位置特定システムは、セルラ信号を用いた三角測量、Wi−Fi(Wi−Fiサービスプロバイダの場所がユーザの場所とみなされる)、ネットワークサービスプロバイダの場所特定などを他に含みうる。

ユーザに提供されうるラン後のメッセージは、他にコーチングを含む。少なくとも一つの例において、ラン後のメッセージは、新たに終えたランにおける少なくとも一つの値を次のワークアウトセッションにおいて上回ることをユーザに求めるように生成されうる。当該メッセージは、到達が求められる距離、ペース、タイムも示しうる。これに加えてあるいは代えて、当該メッセージは、完了したワークアウトにおけるユーザのパフォーマンスに基づいて生成される強化のための助言を提供しうる。例えば、坂道においてユーザのペースが非常に遅かった場合(平均ペースの30%未満など)、デバイスは、坂道におけるパフォーマンスを強化するための助言を提供しうる。別例として、3マイル走ったユーザのペースの低下が急である場合(10%、20%、30%、40%、50%、60%、あるいはそれ以上)、デバイスは、3マイルまでのペースを維持するように、あるいはワークアウトを通じて一定のペースを保つように助言を提供しうる。

ランの完了時においては、視覚的なメッセージ(テキストやグラフィックのメッセージ)に加え、音声メッセージも提供されうる。例えば、ユーザは、最長のワークアウト(距離あるいは時間)を終えたことを称賛されうる。他にも、ラン中の要求を受け入れるメッセージが提供されうる。音声メッセージは、人工音声によって提供されてもよいし、有名人や友人によって提供されてもよい。

履歴 履歴リスト表示においては、ユーザは、過去に行なわれ記録されたワークアウトの詳細やサマリを確認できる。これに加えてあるいは代えて、履歴表示においてサービスプロバイダとデータが同期されうる。図44Aから図44Cは、同期処理を示す一連のインターフェースを示している。同期は自動的であってもよいし、ユーザの指令によって開始されてもよい。同期が失敗すると、当該同期が再試行されうる。再試行は、ユーザの指令によって行なわれてもよいし、所定の再試行スケジュールに基づいて自動的に行なわれてもよい。同期は、履歴表示がロードされる度に行なわれてもよいし、過去の同期後に新たなワークアウトが追加されたときに行なわれてもよい。同期の履歴は、以後の同期のスケジューリングを容易にするために保存されうる。

ユーザは、不要なワークアウト記録を削除するために、履歴リストをさらに編集することもできる。例えば、図45Aのインターフェース4500において、ユーザは、編集オプション4501を選択できる。編集オプション4501が選択されると、インターフェース4500は、削除オプションを提供すべく変化しうる。図45Bは、ユーザが少なくとも一つのエントリを削除できる削除インターフェース4503を示している。ユーザは、削除を希望するエントリを選択するためにオプション4505を使用できる。当該ユーザは、続いて第二の削除オプション4507を選択することにより、削除の確認を求められうる。あるいは、ユーザは、削除されるエントリをマークするためにオプション4505を選択できる。完了あるいは確認オプション4509を選択すると、マークされたエントリが自動的に削除されうる。いずれの例においても、ユーザは削除の確認を求められうる。

図46Aから図46Cは、履歴情報をユーザに伝えるために表示されうるインターフェースの別例を示している。例えば、図46Bと図46Cにおいて、インターフェースは、サービスプロバイダと同期されていないラン情報があるかを特定する標識やメッセージを表示しうる。そのようなラン情報があれば、当該インターフェースは、図46Cに示されるように、ユーザが直ちにデータの同期を行なえるようにする同期オプションを提供しうる。これに加えてあるいは代えて、ユーザは、同期を行なう将来の日付や時間を指定できる。

設定 ユーザは、ワークアウトのモニタリング、データの記録、およびデータの同期に影響を与えうる様々な設定を行ないうる。図47Aと図47Bは、様々な設定インターフェースの一部の例を示している。図47Aは、距離の値(マイル、フィート、メータなど)、フィードバックの頻度、画面をロックするか、較正オプション、およびサービスプロバイダアカウント情報(データ同期を可能にする)の設定をユーザができるようにするオプションを含んでいる。図47Aにおいては、ユーザは、まだサービスプロバイダの設定や登録を終えていない。したがって、ユーザ登録に伴い当該サービスプロバイダにより提供される特長やサービスをユーザが確認できるようにするツアーオプションが含まれうる。

ツアーオプションを選択すると、内蔵アプリケーションやデバイスの健康管理・増進機能についての別情報がユーザに提供されうる。例えば、図48Aから図48Fは、利用可能な特徴や機能を説明する詳細な情報を提供するツアーインターフェースを示している。

図47Bは、サービスプロバイダアカウント情報がユーザに提供されると表示されうる設定インターフェース部を示している。サービスプロバイダアカウント情報を設定することにより、ユーザは、同期が自動的に実行されるかを設定するための、さらなるオプションを提供されうる。図47Aに含まれるツアーオプションは、図47Bのインターフェースには含まれなくてもよい。ユーザは、サービスプロバイダをサインアウトするためのオプションも提供されうる。サインアウトすることにより、当該インターフェースは、図47Aに示されるインターフェースに変化しうる。あるいは、サービスプロバイダアカウント情報が保存されうる。また、サインアウトオプションがサインインオプションに置き換えられうる。

図49Aから図49Eは、ユーザがサービスプロバイダに登録できる一連のインターフェースを示している。ユーザ名、Eメール、パスワード、誕生日などの情報が必要であってもなくてもよい。

ユーザは、パワーソングの選択を求められるか、可能とされうる。パワーソングは、ユーザが特にやる気の出る音声コンテンツに対応しうる。図50Aと図50Bは、ユーザがまずパワーソングオプションを選択し、次いで楽曲リストから楽曲を選択する一連のインターフェースを示している。楽曲リストは、ユーザによって既に所有されている楽曲のリストでもよいし、音声コンテンツプロバイダを通じて入手可能な楽曲を含んでもよい。図50Aにおいて、パワーソングが選択されない場合、パワーソングオプションは選択ボタンの一部にその旨を表示しうる。これに対してパワーソングが選択されると、当該パワーソングの名前が選択ボタンの一部として表示されうる。

図51Aは、ユーザが距離の値を設定できるようにするインターフェースを示している。図51Bは、ユーザがフィードバック頻度を設定できるようにするインターフェースを示している。図51Cは、ユーザが画面ロックの向きを設定できるようにするインターフェースを示している。例えば、図51Aは、ユーザが測定単位としてマイルかキロメートルを選択できるインターフェースを示している。図51Bは、フィードバック(音声または映像)を提供する頻度をユーザが設定できるようにするインターフェースを示している。頻度は、距離ベースでもよいし、時間ベースでもよい。図51Cは、インターフェースをロックする向きをユーザが設定できるようにするインターフェースを示している。例えば、ユーザは、縦向きか横向きかを選択できる。当該選択は、ユーザの好みとラン中のデバイスの向きの少なくとも一方に基づいてなされうる。

図52Aから図52Hは、アスレチック活動統計値のより正確なモニタリングとトラッキングを可能としうる様々なユーザ属性や好みを設定するための較正インターフェースを示している。例えば図52Bに示される較正メニューを通じて、ユーザは、測定単位、自身の身長、体重、性別を選択できる。例えば、測定単位は、英国式とメートル式を含む選択肢から選ばれうる。身長と体重は、スクロールホイールなどのスクロール方式を用いて設定されうる。身長と体重は、選択された測定単位における値からの設定が可能とされうる。デバイスは、ユーザのアスレチック活動の結果をより良く判断するために、このデータを使用しうる。例えば、加速度計により得られた値は、ユーザの身長、体重、および性別を用いて、燃焼カロリーや走行距離に変換されうる。

図53Aから図53Vは、モバイル健康モニタリングデバイスを通じて生成・表示されうる設定インターフェースの別例を示している。少なくとも一つの例において、図53Aから図53Cのインターフェースは初心者ユーザ用に構成され、図53Dから図53Fのインターフェースは、より上級者ユーザあるいはパワーユーザ用に構成されうる。上級ユーザあるいはパワーユーザは、健康モニタリングサービスプロバイダに登録済みのユーザを含みうる。したがって、図53Eは、非登録ユーザに対しては表示されなくてもよいアカウント情報やモニタリング設定情報を別に含みうる。また、ユーザは、図53Fのインターフェースにおいて、プライバシー設定を選択できる。ユーザがプライバシー設定を選択すると、他のユーザは、当該ユーザを見つけて当該ユーザの情報を確認できなくなる。他方、パブリック設定が選択されると、他のユーザは、当該ユーザを公にサーチ可能であり、当該ユーザについての様々な情報を確認できる。パブリック設定は、ソーシャルネットワークサイトやニュースフィードのような他のサイトと情報の共有を可能としうる。

別態様においては、ユーザは、情報共有設定を行なえる。例えば、図53Sから図53Vは、情報アカウントと共有設定を構成するために使用されうる様々な設定インターフェースを示している。図53Sは、ユーザがニュースフィードサービスにログインするとニュースフィードへ直接的かつ自動的に送信されうるワークアウト情報を示している。ニュースフィードサービスへのログインは、自動共有機能の承諾に対応しうる。

他方、図53Vのインターフェースは、ソーシャルネットワークサイト(フェイスブックなど)のようなネットワークサイト上での情報共有に係る様々な設定をユーザができるようにしうる。具体的には、ユーザは、アクティビティブロードキャストを有効または無効にできる。アクティビティブロードキャストは、達成されたラン、目標、チャレンジの自動的共有を含みうる。これに加えてあるいは代えて、ユーザは、ランなどのワークアウト中はいつでも、他のユーザに通知する機能(ユーザのネットワークサイトページへの投稿やステータス更新など)を有効または無効にできる。これにより、他のユーザは、励ましのメッセージを投稿し、ラン中のユーザの進捗を管理できるようにされうる。ワークアウトデータも、ラン中にリアルタイムでソーシャルネットワークサイトやソーシャルネットワーキングフィードへ投稿されうる。他にも情報を共有するための様々な特徴や機能が、ユーザによって設定されうる。

別の態様においては、ユーザは、システムの少なくとも一つの態様を評価する評価インターフェースを提供されうる。例えば、幾つかの実施形態においては、システムは、ユーザのモバイルデバイスなどにインストールされるコンパニオンアプリケーションを備えている。幾つかの実施形態においては、このコンパニオンアプリケーションは、モバイルデバイスによってアクセス可能なデポシトリ(オンラインアプリケーションストアなど)を通じて、複数ユーザのモバイルデバイスにダウンロードされて利用可能とされうる。そのような実施形態においては、ユーザがオンラインアプリケーションストアなどを訪れると、当該ユーザは、コンパニオンアプリケーションのダウンロードを希望するかを判断するために、当該アプリケーションに係る情報を提供されうる。当該情報の例としては、当該アプリケーションを過去にダウンロードした少なくとも一人の他のユーザによるレビューや評価が挙げられる。

幾つかの態様においては、ユーザは、オンラインアプリケーションストアなどで提供されるコンパニオンアプリケーションなどのレビューや評価を促される(あるいは、インターフェースが提供される)。例えば、幾つかの実施形態において、ユーザは、図86Aに示される評価インターフェース8602によって促されうる。評価インターフェースは、少なくとも一つのユーザインターフェース上に重畳表示されうる。評価インターフェースは、ユーザがコンパニオンアプリケーションをレビューや評価できるようにする少なくとも一つのアイコンとリンクの少なくとも一方を備えうる。例えば、図示のように、評価インターフェース8602は、「rate now」オプションと「no thanks」オプションを備えうる。各オプションが選択可能でありうる。各オプションはリンクでもよい。例えば、ユーザが「no thanks」ボタンを選択すると、重畳表示されている評価インターフェース8602は、閉じられうる。そして、当該ユーザは、別のインターフェースなどに戻される。しかしながら、ユーザが「rate now」ボタンを選択すると、当該ユーザは、評価メニューに導かれうる。評価メニューにおいて、ユーザは、レビュー、評価、フィードバックなどを行ないうる。これらは、最終的にオンラインアプリケーションストアなどにおいて、当該コンパニオンアプリケーションの潜在的な他ユーザによりアクセス可能とされうる。

図86Bから図86Dは、幾つかの態様において提供されうる別例としての評価インターフェース8604〜8608を示している。例えば、評価インターフェース8604は、設定メニュー8610などにおいて提供されうる。この場合、ユーザは、設定メニュー8610へ移動し、評価インターフェース8604のアイコンやリンクを選択することにより、コンパニオンアプリケーションなどをいつでも(図86Aに示されるように促されることなく)評価できる。別実施形態においては、ユーザは、所定回数のワークアウト(ランなど)後や、所定量のパフォーマンス(距離ランなど)後に、コンパニオンアプリケーションなどの評価を促されうる。例えば、図86Cに示されるように、ユーザは、所定量の活動(図示の実施形態においては走行距離50km)を実施した後に、評価インターフェース8606によって、コンパニオンアプリケーションなどのレビューや評価を促されうる。これに加えてあるいは代えて、図86Dに示されるように、ユーザは、所定回数の活動(図示の実施形態においては10回のラン)を実施した後に、評価インターフェース8608によって、コンパニオンアプリケーションなどのレビューや評価を促されうる。さらに少なくとも一つの評価インターフェースが、例えば定期的にユーザに対して提供されうる。例えば、ユーザがさらに50kmを走破する度、ユーザがさらに10回のランを終える度などにおいて、当該ユーザは、評価インターフェースを提供されうる。これに加えてあるいは代えて、ユーザは、コンパニオンアプリケーションを更新するなどのためにオンラインアプリケーションストアに接続する度に、評価インターフェースを提供されうる。

ワークアウトの共有 ユーザは、ワークアウトの情報やその一部を少なくとも一人の他のユーザや友人と、あるいはソーシャルネットワーキングサイトを通じて共有することを選びうる。図54Aから図54Cは、ユーザがワークアウト情報をソーシャルネットワーキングサイトやニュースフィード上で共有できるインターフェースの例を示している。図54Aにおいては、ユーザは、共有メニュー5401を提示されうる。当該メニューは、複数の共有先(フェイスブック、ツイッターなど)を含んでいる。メニュー5401は、ワークアウト情報を健康モニタリングサービスプロバイダと同期するオプションも含みうる。

フェイスブックなどのソーシャルネットワーキングサイトを通じたワークアウトデータの共有をユーザが選択すると、図54Bに示されるインターフェース5410のようなインターフェースが表示されうる。インターフェース5410は、自動的に生成されたワークアウト更新メッセージ5413を含みうる。インターフェース5410は、ユーザが追加情報やメモをフォーム5415に記入できるようにしうる。当該メッセージが承認されると、ユーザは、公開オプション5417を選択することにより、データをソーシャルネットワーキングサイトに公開できる。

ツイッターのようなニュースフィードサービスを通じたワークアウトデータの共有は、図54Cに示されるインターフェース5420のようなインターフェースを通じて行なわれうる。具体的には、インターフェース5420は、当該ニュースフィードサービスへ自動的にアクセスするために、ユーザのログイン情報およびパスワード情報を要求しうる。ニュースフィードメッセージは、ワークアウト情報と経路情報の少なくとも一方を含む自動的に生成されたメッセージでありうる。例えば、メッセージは、少なくとも一つの記録された値、行なわれたワークアウトの種別、アスレチック活動が行なわれた場所の少なくとも一つに基づいて、自動的に生成されうる。ユーザは、当該メッセージの編集と、自身によるメッセージの作成の少なくとも一方を許容されうる。

図83は、ツイッターメッセージ作成インターフェースの例を示している。

図55Aと図55Bは、ワークアウトやランの情報を共有するインターフェースの別例を示している。図55Bのインターフェース5501は、例えば、ユーザがソーシャルネットワーキングサイトなどの情報アウトレットへのログイン情報の入力を可能にする。当該ログイン情報は、当該情報アウトレットにデータを同期および公開するために、健康モニタリングサービスプロバイダと関連付けて保存および使用されうる。ユーザがログインすると、システムは、当該情報アウトレットを通じて自動的にラン情報を共有しうる。幾つかの構成例において、ユーザの命令や確認を受け付けた場合のみ情報が共有されてもよい。

ワークアウト情報は、健康モニタリングサービスプロバイダのサイト、個人のホームページなどの他のチャンネルを通じて共有されうる。幾つかの構成例において、ユーザは、単一の共有インターフェースを通じて、ワークアウト情報を複数のサイトやサービスへ公開できる。公開は同時であっても非同時であってもよい。

図56は、ワークアウト情報が投稿および配信されるソーシャルネットワーキングサイトインターフェースの例を示している。インターフェース5600は、ユーザの個人ページに対応しうる。インターフェース5600は、ユーザが走ろうとしていることを示し、他のユーザに応援コメントの提供を促すステータスメッセージ5601を含んでいる。

図57は、友人などの他のユーザが励ましのメッセージをテキストエントリフォーム5701に入力できるようにするメッセージエントリインターフェース5700の例を示している。ユーザは、所定の音声リスト5703から音声コンテンツを選択することもできる。

図58は、図57のインターフェース5700を通じて送られ、ユーザのモバイルデバイスに表示されたメッセージを示している。

少なくとも一つの構成例において、ユーザは、リモートの健康モニタリングサービスプロバイダにもアクセスし、モバイル健康モニタリングデバイスを通じてデータを受信できる。例えば、リモートの健康モニタリングサービスプロバイダからネットワークを通じて受信したデータに基づき、モバイル健康モニタリングデバイスによってインターフェースが生成されうる。ユーザは、図59に示されるインターフェース5900のようなインターフェースを通じて、リモートの健康モニタリングサービスにログインと登録の少なくとも一方を行なうことができる。

ユーザがユーザ情報とログイン情報の少なくとも一方を入力すると、当該ユーザは、ユーザのアスレチック活動記録、成果、スケジュール、進捗などを表示する様々なユーザインターフェース間を移動できる。図60Aから図60Dは、リモートの健康モニタリングサイトから少なくとも一部が受信されうるワークアウト情報を確認するために用いられうるインターフェースの例を示している。図60Aにおいては、ユーザは、リモートサイトと未同期であるランやワークアウトの数が知らされうる。デバイスは、同期が必要なランやワークアウトを特定するために、当該デバイスと当該リモートサイトのデータベースの間でデータの照合を行ないうる。同期メッセージは、ユーザが獲得した賞や賞品の数のサマリの一部として表示されうる。ランの同期は、自動的に開始されてもよいし、コマンドの手入力により開始されてもよい。

図60Bにおいては、インターフェース6010は、様々なワークアウトとユーザデータのサマリを含みうる。当該サマリは、友人招待6013、日単位の進捗標識6015、および目標標識6017、6019を含んでいる。友人招待6013は、アスレチック活動モニタリングサイトのユーザ達が相互に交流できるようにしうる。友人は、そうでない者に対して異なるレベルの特権を与えられうる。例えば、友人は、写真、ワークアウトデータの詳細などのユーザに関する個人データを見ることができる。これに対し、友人でない者は、一般的なプロフィールデータ(名前、性別、一般的な活動度など)を見ることしかできない。したがって、ユーザは、友人リクエストを確認あるいは承認することにより、誰が友人に分類されるのかをコントロールできる。日単位の進捗標識6015は、日単位目標6019などの日単位目標を達成するためにさらに必要とされるアスレチック活動の量(マイル数など)を特定する。日単位目標6019に加え、目標6017が設定されうる。目標6017は、ユーザが達成を希望する別の成果に対応しうる。これに加えてあるいは代えて、目標6017は、所定の健康レベルの向上や、複数のフィットネスユーザ間におけるユーザランキングの上昇に対応しうる。

図60Cは、ワークアウトサマリの別例を表示しているインターフェース6020を示している。当該ワークアウトサマリの少なくとも一部は、リモートの健康モニタリングサービスから受信されたものでありうる。これに加えてあるいは代えて、当該ワークアウトサマリの少なくとも一部は、リモートの健康モニタリングサービスにより生成されたものでありうる。例えば、サマリ6021は、招待した友人の数、友人からのフィードの更新数、アワード確認オプションに加え、最新ランのサマリ(走行マイル数など)を含みうる。これに加えてあるいは代えて、サマリ6021は、これまでに走った総マイル数、およびアスレチック活動の実施に費やした総時間を含みうる。友人フィード標識は、ユーザの友人に投稿された更新の数を特定しうる。例えば、友人が新規のランを終え、当該友人のプロフィールが当該情報により更新されると、友人フィード標識は、当該更新を反映しうる。フィードは、自動的な更新と投稿に加え、手入力による投稿(ユーザのコメントやメッセージ)を含みうる。ユーザは、ユーザがラン履歴において蓄積した賞賛、パフォーマンス、成果、および目標を確認するために、アワード確認オプションを使用できる。リモートの健康モニタリングサイトからデータにアクセスすることにより、ユーザは、過去にモバイルモニタリングデバイスに保存されなかったワークアウトの情報と履歴を確認できる。したがって、ユーザは、そのときにモバイルデバイスに保存されているものだけでなく、ワークアウト履歴の全てを確認できる。

ワークアウトの共有は、経路と当該経路の地図の少なくとも一方の共有も含みうる。当該経路は、ユーザが現在使用しているものでもよいし、使用を終えたものでもよいし、今後の活動のために作成されたものでもよい。経路や地図の情報は、様々なアウトレットと共有されうる。当該アウトレットは、アスレチック活動のトラッキングおよびモニタリングサービスやコミュニティ、フェイスブックやツイッターなどのソーシャルネットワークアウトレットなどを含む。ユーザのモバイルデバイス(活動モニタリングデバイスなど)上で実行される活動モニタリングアプリケーションは、ワークアウト情報(地図や経路情報を含む)の当該サービスやアウトレットとの同期設定を含みうる。

図77は、特定種別の情報を自動的に共有するためにユーザがアプリケーションを設定できる同期設定インターフェースの例を示している。オプション7701は、ワークアウト情報の一般的な自動共有と同期が行なわれるかを示している。オプション7703、7705は、ユーザが地図情報やペースデータなどの特定種別の情報の共有を自身で設定できるようにする。その他の種別の情報も個別共有制御の対象とされうる。そのような情報の例としては、日付、ワークアウトの長さ、心拍数情報、目標情報、スピード情報などが挙げられる。例えば、自動共有オプション7701がオフにされると、情報特定オプション7703、7705も自動的にオフにされる。同様に、自動共有オプション7701がオンにされると、これに応じて情報特定オプション7703、7705が自動的にオンにされる。自動共有オプションの設定を可能にすることにより、ユーザは各ワークアウトを手入力で指定することなく情報を共有することができるだけでなく、共有される情報や特徴をカスタマイズすることができる。

ユーザは、共有情報の様々な条件およびパラメータも設定できる。例えば、ユーザは、共有が許可される時間と、共有が禁止される時間を設定できる。別例として、条件は、ワークアウトの計量値範囲(走行距離の範囲、ワークアウト継続時間の範囲、平均ペースの範囲など)、共有の頻度(一週間に三つのワークアウトのみ共有するなど)、ワークアウトが独りで行なわれたか他の人々と行なわれたか、目標が達成されたか、の少なくとも一つを含みうる。具体例として、ワークアウトの計量値の少なくとも一つが自己ベストを上回った場合のみ、当該ワークアウトが共有されうる。共有条件とパラメータは、共有全体について特定されてもよいし、一群の情報種別について特定されてもよいし、情報種別ごとに特定されてもよいし、それらの組合せでもよい。例えば、第一種別の情報は、少なくとも一つの第一共有条件セットに対応付けられうる。第二種別の活動情報は、少なくとも一つの第二共有条件セットに対応付けられうる。したがって、システムは、全体の共有条件が満足されているかをまず判断し、満足されていれば、情報種別ベースあるいは情報種別グループベースの各条件が満足されているかを判断しうる。全体の共有条件が満足されていなければ、個別の情報種別あるいは情報グループの条件が満足されていても、あらゆる種別の情報共有は禁止されうる。

図78Aから図78Cは、共有されるワークアウトデータと制御情報の入力と同期をユーザが行なえるワークアウトサマリインターフェースの例を示している。例えば、図78Aにおいては、インターフェースは、ワークアウトの計量値サマリセクション7801とコメントエントリフィールド7803を含みうる。ユーザは、ワークアウトに係るコメントやメモを入力できる。当該コメントやメモは、当該サマリの投稿時における他ユーザへのメッセージを含みうる。ユーザは、所定のワークアウト属性タグ7805を選択するオプションも提供されうる。当該タグは、気分、天候条件、地形種別などを含んでいる。これに加えてあるいは代えて、タグ7805は、自動的に用意され、ユーザによる編集が可能とされうる。

オプション7807は、コミュニティやソーシャルネットワーク内の友人や他ユーザをワークアウトに関連付けるオプションをユーザに提供する。ユーザのタグ付けは、ワークアウトに参加したユーザを特定すること、当該コミュニティやソーシャルネットワークへのワークアウトエントリをタグ付けされたユーザの活動フィードやタイムラインに挿入すること、ワークアウトエントリを他ユーザの活動フィード、プロフィール、タイムラインなどに投稿することの少なくとも一つを含みうる。一態様においては、ユーザのワークアウトに他ユーザがタグ付けされると、共有される当該タグ付けされたユーザのワークアウト情報が読み出されうる。一例として、タグ付けされたユーザのパフォーマンスデータが、ソーシャルネットワーキングシステムやアスレチック活動モニタリングシステムにおける当該タグ付けされたユーザのアカウントや、当該タグ付けされたユーザのアスレチック活動モニタリングデバイスから読み出されうる。共有される当該タグ付けされたユーザのパフォーマンスデータは、タグ付けをしたユーザのワークアウトエントリと関連付けられて(その一部として)投稿されうる。一例として、ワークアウトエントリは、そのワークアウトに参加した複数のユーザのパフォーマンス情報を列挙しうる。したがって、システムは、活動モニタリングサイトやソーシャルネットワーク上の識別子などにより、タグ付けされたユーザを特定し、ユーザがタグ付けされたワークアウトに係る情報が利用可能であるかを判断しうる。利用可能であれば、当該タグ付けされたユーザのワークアウト情報は、読み出されて当該タグ付けされたユーザのパフォーマンス情報とともにワークアウトエントリまたは投稿に含まれうる。

別態様においては、あるワークアウトに複数のユーザがタグ付けされると、ソーシャルネットワークサイトやコミュニティ上の対応するワークアウト投稿やエントリへのコメントやフィードバックは、タグ付けされた全てのユーザへのフィードバック(称賛メッセージなど)を生じうる。あるいは、当該フィードバックは、投稿元のユーザにのみ提供されてもよい。

少なくとも一つのネットワークサイトやシステムにデータが同期あるいは送信されると、「Sync Complete」などのメッセージが情報バー7809に表示されうる。加えて、情報バー7809は、情報が送信あるいは同期されたサービス、システム、あるいはサイトを特定しうる。例えば、アイコン、識別文字、画像などが、同期が行なわれたサービス、システム、あるいはサイトの識別子として使用され、情報バー7809に表示されうる。当該識別子は、各システムやサービスとの同期が成功したか否かに応じて外見が異なりうる。一例として、特定のシステムやサービスとの同期が失敗した場合、当該アイコン、識別文字、画像などは、カラー表示や塗りつぶし表示に代えて、グレースケール表示や輪郭のみ表示とされうる。これにより、ユーザは、自身のコミュニティ、アカウント、システム、サービスなどの各々について同期ステータスを容易に判断可能となりうる。

図78Bは、ワークアウトの投稿やエントリにおいて地図や経路の情報を共有するかをユーザが切り替えできる別の同期オプション7811を示している。地図や経路の情報共有が有効にされると、経路を説明する活動経路の地図などの情報がワークアウトサマリの投稿に含まれうる。一例として、地図や経路の情報は、ワークアウト情報が投稿されたソーシャルネットワークなどのソーシャルアウトレットとは異なるシステム(グーグルマップ、マップクエストなど)によって提供される地図や経路を図示するインターフェースへのリンクに対応しうる。一例として、当該リンクは、活動モニタリングアプリケーションによって生成されうる。地図や経路の情報共有が有効にされていない場合、地図などの経路情報は、投稿において共有されない。地図や経路の情報共有の切り替えは、投稿が行なわれ、ネットワークサイトに入力された後でも行なわれうる。例えば、ワークアウトエントリが投稿された後、あるいはワークアウト情報がネットワークサイトに送信(投稿)された後でユーザが地図や経路の情報共有オプション7811を切り替えると、アプリケーションは、過去に投稿されたエントリを置き換えあるいは修正するために、編集されたバージョンのワークアウトエントリを送信しうる。あるいは、当該アプリケーションは、切り替えの対象である情報を削除する要求を送信しうる。具体例として、当該アプリケーションは、地図や経路のリンクの投稿やエントリからの削除を要求しうる。

図78Cは、地図や経路の情報共有オプションが無効とされているワークアウトサマリインターフェースを示している。

図79Aと図79Bは、ソーシャルネットワークなどのネットワークサイトへのワークアウトの投稿またはエントリの例を示している。図79Aにおいては、メッセージ7901(Click to check out my route and stats.)により通知されているように、地図や経路の情報がネットワークサイトに投稿されている。幾つかの構成例において、地図や経路の情報の投稿は、アイコン、選択可能なリンク、色、フォントサイズ、特定のメッセージなどの少なくとも一つを含む標識により特定されうる。例えば、アイコン7903は、地図や経路の情報が投稿されて利用可能であるかに応じて変化しうる。別例として、テキスト(Click to check out my route and stats.)は、当該ネットワークサイトからリモートかつ異なる地図インターフェースやシステムへのリンクを含みうる。図78Aに示されるフィールド7803などのコメントフィールドに入力されたコメントは、ワークアウトエントリタイトル7903の一部として(Just crushed another run with Abc+ GPS. Click to check out my route and stats.)、エントリ内のメッセージ7905として(Map your runs, track your progress and get the motivation you need to go even further with Abc+ GPS.)、あるいはユーザのコメント7907(エントリに関するものではあるが、独立したもの)として投稿されうる。例えば、ユーザのコメント79007は、ネットワークサイトによって作成されたエントリを説明する件名に対応しうる。

図79Bは、地図や経路の情報が利用できない場合のワークアウトエントリの例を示している。例えば、標識メッセージやリンク(Click to check out my route and stats.)は、本例のエントリには提供されていない。

図80は、他ユーザのワークアウトエントリの別例を示している。例えば、第一ユーザは、自身のソーシャルネットワークページ8001を確認できるとともに、他ユーザ(友人など)のメッセージ、イベント、活動などを示す活動フィード8003の提供を受けうる。フィード8003におけるエントリ8005は、他ユーザのワークアウトエントリを提供している。エントリ8005を選択すると、より詳細な内容を示すためにポップアップ情報表示8007が提示されうる。ポップアップディスプレイ8007は、活動場所の地図や経路(そのような情報が共有されている場合)だけでなく、計量値やサマリ情報を含みうる。地図は、より詳細に後述するように、経路の特定(緯度経度座標、三角測量座標など)、ペース情報、目標の特定などの様々な情報を含みうる。地図は、ユーザがウインドウ8009内で地図上を移動できるように、インタラクティブでありうる。例えば、ユーザは、地形、道路、地勢、ランドマークなどを、必要に応じて東西南北方向に移動して確認できる。ウインドウ8009は、ユーザが地形を同時かつより詳細に見られるように、拡大可能でありうる。ワークアウトエントリは、ワークアウトに係る別の詳細を有する他のインターフェース、ページ、あるいはサイトへのリンクも含みうる。

ネットワークサイトやページへのエントリは、データオブジェクトや構造により特定されうる。当該データオブジェクトや構造は、分類、分析、および保存を容易にするために予め設定されうる。ネットワークサイトへのワークアウトサマリのエントリの場合、行動オブジェクト(ユーザがとった行動)、行動モニタリングオブジェクト(とられた行動の監視や記録に用いられるデバイスやソフトウェア)などのオブジェクトは、ソーシャルネットワーキングサイトなどのネットワークシステムにとって既知のオブジェクトとして予め設定されうる。一例として、当該オブジェクトは、様々なAPIとインターフェースを使用して当該ソーシャルネットワーキングサイトなどのネットワークシステム内において動作するように構成されたアプリケーションやアプレットの一部として設定されうる。当該アプリケーションやアプレットは、活動データの受信、ワークアウトエントリの生成または作成、活動データの解析、分析、サマライズの少なくとも一つ、当該活動データからの計量値の生成、活動データの体系化の少なくとも一つを行なうために、当該ソーシャルネットワーキングサイトとは異なるアスレチックモニタリングサイト、システム、あるいはデバイスと接続するようにも構成されうる。

当該アプリケーションやアプレットは、当該アスレチックモニタリングサイト、システム、あるいはデバイスから受信した座標情報や経路データに基づいて、図像、オンライン地図生成システムやサイトへのリンクを含む地図情報を生成するようにも構成されうる。一例として、当該アプリケーションやアプレットは、開始座標と終了座標を使用しうる。経路の地図を生成するために、少なくとも一つの中間座標を使用してもよいし(経路を辿るためにグーグルマップに接続するなど)、内部マッピング機能を使用してもよい。別例として、アスレチックモニタリングサイト、システム、あるいはデバイスから受信した活動データは、地図画像やインタラクティブな地図オブジェクトを含みうる。活動データは、前述したワークアウトを共有している、あるいはタグ付けされている他のユーザも特定しうる。

ワークアウトエントリを生成するとき、ソーシャルネットワークシステムや当該システム上で動作するアプリケーションは、まず地図や経路の情報が利用可能であるかを特定しうる。利用可能性は、活動モニタリングサイト、システム、あるいはデバイスから受信した活動データにそのような情報が含まれているかによって設定されてもよいし、そのような情報の要求に対する応答(活動モニタリングサイト、システム、あるいはデバイスへ送信される)によって設定されてもよい。地図や経路の情報が利用できない場合、ワークアウトエントリは、場所志向でないサマリインターフェースへのリンクとともに生成されうる。当該サマリインターフェースの例としては、パフォーマンスグラフ表示(ランなどのアスレチック活動についての時間対ペースや時間対心拍数の線グラフ)、文字や画像によるワークアウトの表現などが挙げられる。地図や経路の情報が利用できる場合、ワークアウトエントリは、場所志向でないサマリリンクに加えてあるいは代えて、地図や経路の視覚的表示へのリンクとともに生成されうる。幾つかの構成例において、エントリを生成するシステム、アプリケーション、あるいはデバイスは、ユーザのワークアウト情報が非公開に設定されているかも判断できる。非公開に設定されているのであれば、マーケティングページ(アスレチック活動モニタリングサービスについてのページ、ユーザのアスレチック活動のモニタに使用されるデバイスについてのページなど)や公的ページへのリンクがエントリに含まれうる。

図80のポップアップ情報表示8007に示されるように、ワークアウトエントリは、ランアクション8011とモニタリングデバイスオブジェクト8013に関してワークアウトを設定できる。これらのオブジェクトは、ソーシャルネットワーキングサイトや当該サイト上で動作するアプリケーションにより自動的に特定されうる。一例として、アプリケーションは、当該アプリケーションは、受信した活動データに対応する活動の種別を判断し、対応するアクション記述子オブジェクトを特定できる。各アクション記述子オブジェクトは、単一の活動種別を特定するものでありうる。よって、活動種別がランニングである場合、アクション記述子「run」が使用されうる。活動種別がウォーキングである場合、アクション記述子「walk」が使用されうる。別例として、アクション記述子は、ウェイトリフティングを示す「lift」、スイミングを示す「swam」、スキーを示す「skied」などを含みうる。パフォーマンス尺度の値に応じて、異なるアクション記述子が使用されうる。例えば、ユーザのペースが毎時4.0〜6.5マイルである場合、選択されるアクション記述子は「jogged」でありうる。ユーザのペースが毎時6.5マイルを上回る場合、選択されるアクション記述子は「ran」でありうる。よって、同じ活動種別が異なるアクション記述子を有しうる。

また、アプリケーションやシステムは、活動記録デバイスやアプリケーションを自動的に特定し、対応するモニタリングデバイスやアプリケーション記述子オブジェクトをワークアウトエントリに対応付けうる。したがって、ユーザがGPSシステムを有するデバイスを使用した場合、対応する記述子オブジェクトは「GPS device」でありうる。別例として、GPSベースのアプリケーションを使用して活動が記録された場合、対応する記述子オブジェクトは「GPS application」でありうる。デバイス記述子は、特定のオブジェクト(ブランドやモデル)に固有のものでありうる。これに加えてあるいは代えて、デバイス記述子は、機能(含まれる技術の種別や検出対象に設定する活動種別など)に基づいて設定されうる。使用されるデバイスの種別は、名称や識別子(製造番号、型番号、ブランド名、ユーザに指定されたデバイス名など)、機能情報(加速度計、GPS、ジャイロスコープなど)などの少なくとも一つを含む。同様に、アプリケーション記述子は、特定のアプリケーション種別、アプリケーション機能のカテゴリ、特定のアプリケーションなどに固有のものでありうる。

上記の情報を用い、ソーシャルネットワークシステムやコミュニティのサイト(あるいは当該サイト上で動作するアプリケーション)は、<デバイス/アプリケーション>を使用する<ユーザ>、<アクション>、<メトリック>といったイベントを構成できる。<ユーザ>は、活動を行なうユーザを特定する。<アクション>は、アクション記述子オブジェクトに対応する。<メトリック>は、パフォーマンス値(走ったマイル数、泳いだ距離、持ち上げた重量など)を提供する。<デバイス/アプリケーション>は、モニタリングデバイスやアプリケーション識別子オブジェクトに対応する。これにより、ワークアウトは、上記の記述子オブジェクトとパラメータを用いて、体系化、検索、分類、解析の少なくとも一つが行なわれうる。例えば、全てのランは、「ran」や「run」というアクション記述子オブジェクトを有する全てのワークアウトエントリを特定することにより、グループ化および分析されうる。これにより、平均値(走行距離、ペースなど)が特定される。別例として、特定のモニタリングデバイスやアプリケーションを用いたワークアウトエントリが特定され、当該特定のモニタリングデバイスやアプリケーションに対応するワークアウトのグループに基づいて、様々な統計値やワークアウト情報が生成されうる。

図81は、活動サマリプロフィールページの例を示している。アクティビティサマリプロフィールページ8101は、ソーシャルネットワーキングサイトやコミュニティサーバ上で動作する活動モニタリングアプリケーションやアプレットに固有のものでありうる。これに加えてあるいは代えて、アクティビティサマリプロフィールページ8101は、ソーシャルネットワーキングサイトやコミュニティサーバ上で動作する活動モニタリングアプリケーションやアプレットにより提供されうる。プロフィールページは、サマリデータを生成するために、ワークアウトエントリにおいて所定の記述子オブジェクトを使用しうる。当該サマリデータは、最長ラン、最長活動継続時間、平均ペース、直近のラン、最短ラン、最速ラン、最速ペースなどを含む。ページ8101においては、最長ランが、その継続時間、平均ペース、および通った経路の地図により特定されている。プロフィールページ8101は、ユーザセクション8103において、ユーザがともにランを行なった友人などの他ユーザも特定しうる。

幾つかの構成例において、所定数のユーザのみがセクション8103に表示されうる。これらのユーザは、数、継続時間、距離などの当該ユーザが行なった活動に係る計量値に基づいて選択されうる。例えば、セクション8103は、トップ3ユーザを列挙するように設定されうる。当該ユーザは、頻度(実施された活動セッションの数、週、月、年といった特定期間内に実施された活動セッションの数など)に基づいて特定されうる。別例として、セクション8103は、トップ5ユーザを列挙するように設定されうる。当該ユーザは、実施された活動の総量(継続時間、距離、試合数、ゴルフのホール数など)に基づいて特定されうる。さらに別の例として、セクション8103は、ユーザの平均パフォーマンスに基づいて一定数のトップユーザを列挙しうる。例えば、当該トップユーザは、ワークアウトを通じて最速の平均ペースで走ったユーザとして特定されうる。あるいは、当該トップユーザは、ワークアウトごとに最長距離を走ったユーザとして特定されうる。

ページ8101は、都市のリストも含んでいる。国、州、郵便番号、エリアコードといった別種の場所も列挙されうる。セクション8103と同様に、場所セクション8105は、その場所で活動が行なわれた量、その場所におけるワークアウトの頻度、ユーザによるその場所の評価、その場所におけるワークアウトの平均計量値などに基づいて、トップXの場所を特定しうる。ページ8101は、距離、継続時間、得点、バスケット数、ゴール数などの累積計量値もセクション8107に表示しうる。複数の計量値が累積的に表示されうる。計量値と表示される計量値の数は、ユーザによって選択されてもよいし、ユーザによって最も頻繁に行なわれた活動や活動種別に基づいて、あるいはユーザのパフォーマンスが最も良かった活動(タイムや距離に関して)に基づいて、自動的に設定されてもよい。

これに加えてあるいは代えて、プロフィールページ8101は、最大使用回数や最高パフォーマンスに基づくトップデバイスも含みうる。プロフィールページ8101は、ユーザによって少なくとも一つのデバイスに、あるいは活動モニタリングサイトを通じて記録された活動データの全てのサブセットあるいは選択されたサブセット生成されうる。活動データは、投稿されたワークアウトエントリにおいて提供されたワークアウトデータに限定される必要はない。幾つかの構成例において、プロフィールページ8101において提供されるデータは、ソーシャルネットワークやコミュニティサイトのエントリに投稿されたワークアウトデータのみを反映しうる。

図82は、共有パラメータを修正し、共有許可設定を確認するために使用されうるアプリケーション設定インターフェース8201の例を示している。インターフェース8201は、アプリケーション(Eメール情報アクセスなど)によってアクセスされる許可設定やデータ、プロフィール情報(年齢、氏名、住所、電話番号)などを特定しうる。インターフェース8201は、同じアプリケーションを使用している他ユーザも特定しうる。セクション8203は、当該アプリケーションによって生成された情報が提供あるいは共有されるエントリをユーザが制御できるようにするために含まれうる。セクション8203には複数のオプションが用意されうる。当該オプションは、公開(ソーシャルネットワーキングサイトやコミュニティシステム上の全員)、友人の友人、友人とソーシャルネットワーキングシステム、および友人を含む。情報をソーシャルネットワーキングシステムで共有し、かつ公開しない場合、ソーシャルネットワーキングシステムに統計値(当該アプリケーションがどのくらいの頻度で使用されているか、ユーザが実施している活動の種別など)を特定するためのデータの使用を許容しうる。ソーシャルネットワーキングシステムは、各ユーザから取得した特定のデータを公開しないようにできるが、特定された統計値などの集積情報を、内部使用あるいは外部使用のために利用できる。幾つかの構成例において、セクション8203は、ユーザにより設定されたグループやエントリを含みうる。例えば、ユーザは、自身のグループを設定し、他ユーザ(友人など)を当該グループに分類できる。このとき、ユーザは、当該ユーザ設定されたグループに基づいて、共有許可設定やパラメータを選択できる。

目標 ユーザは、目前のランの目標を設定するために強化ランを設定できるが、ユーザは、複数のランにわたる長期目標の選択も可能とされうる。図61Aから図61Cは、目標設定インターフェースの例を示している。図61Aにおいて、ユーザは、強化オプションを選択しできる。続いて図61Bにおいて、ユーザは、ランを希望する距離と当該距離を走破する時間を選択することにより、距離強化目標を設定できる。ユーザは、設定された目標を達成するためにランの実施を希望する日付も選択できる。様々なパラメータが設定されると、ユーザは、目標を設定あるいは有効化できる。他種の目標についても同様のインターフェースあるいはオプションが設定されうる。そのような目標の例としては、タイムの目標、ペースの目標、カロリーの目標などが挙げられる。ユーザは、日単位の目標を設定できる。例えば、ユーザは、全体目標(4週間で40マイル走破など)を日単位でどのように達成するかを特定できる。したがって、ユーザは、毎週月曜日に3マイル走り、毎週水曜日に5マイル走るというように特定できる。また、目標は組み合わせられうる。例えば、ユーザは、4週間で40マイルを走り、毎時8.5マイルのペースを達成するという指定をできる。

少なくとも一つの目標に対する進捗は、様々な手法で管理されうる。例えば、図60Dは、目標のリストを進捗と関連付けて表示する目標管理インターフェースを示している。例えば、月単位の目標は、その1か月にあと6回のランが残っていることを示している。距離目標は、あと30マイル残っていることを示している。カロリー目標は、目標の達成までにユーザがあと2766カロリーの燃焼を要することを示している。

図60Eと図60Fは、目標管理インターフェースの別例を示している。例えば、図60Eにおいては、進捗バーは、目標種別あるいは目標が選択されるまで、あるいはユーザがその必要を感じるまで、表示されないようにできる。図60Fにおいて、インターフェースは、目標の詳細と目標への進捗を表示しうる。例えば、インターフェース6030は、ユーザが目標を達成するまでにあと26.3マイルであり、当該目標が12月1日までに40マイル走ることであることを示している。加えて、ユーザは、次のワークアウトに直接進むためのオプション6033(2.2マイル走る)を提示されうる。

ユーザは、様々なインターフェースを通じて目標と当該目標を達成するためのワークアウトを再認識させられうる。図62Aと図62Bは、そのような再認識を目的としたインターフェースの例を示している。図62Aにおいて、インターフェース6200は、所定の目標を達成するためにユーザが2.2マイル走る必要があることの通知を提供している。図62Bにおいて、インターフェース6210は、ラン中に様々な音声通知を提供できる。音声通知は、ユーザに目標への進捗を示しうる。例えば、ユーザは、現在のところ目標通りであり、全体目標に向かって進んでいることを示すメッセージを提供されうる。これに加えてあるいは代えて、当該メッセージは、文字ベースでありうる。当該メッセージは、例えば「次のランは、日曜日に3マイルです。」「目標を達成するには、2.2マイルのランがあと5回必要です。」といった再確認情報も含みうる。

モチベーション(称賛と応援) ユーザが目標を達成したり、節目に到達したり、目的を完遂したり、強化ランを完走したりすると、当該ユーザは、励ましや称賛のメッセージを提供されうる。これに加えてあるいは代えて、応援や励ましの言葉などのメッセージが、ラン前やラン中に提供されうる。当該メッセージは、音声、映像、画像、動画像、触覚フィードバック(振動など)などを含みうる。少なくとも一つの構成例において、称賛のメッセージは、有名なアスリートなどの有名人からの音声メッセージと映像メッセージの少なくとも一方を含みうる。ユーザは、そのようなメッセージがいつ自身に提供されるのかを設定できるようにされうる。例えば、ユーザがラン中に称賛のメッセージを欲しくない場合、当該ユーザは、全てのメッセージはワークアウト後かワークアウトを行なっていないときに再生されるように希望を示しうる。したがって、ユーザは、いつメッセージが提供されないかについても同様に指定できる。これに加えてあるいは代えて、称賛のメッセージは、音響効果を含みうる。音響効果の例としては、群衆の歓声、拡声器、鈴の音、ブブゼラの響き、花火の爆発、スロットマシンのジャックポットサウンドなどが挙げられる。

図63Aから図63Cは、少なくとも一つの称賛や励ましのメッセージがリスト中に表示されうる称賛インターフェースの例を示している。メッセージは、モバイル装置によって生成されてもよいし、他のユーザから受信されてもよい。少なくとも一つの例において、当該メッセージは、テキスト音声変換システムを用いて変換され、音声出力デバイスを通じて再生されうる。これに加えてあるいは代えて、他ユーザは、音声メッセージと映像メッセージの少なくとも一方を送信できる。メッセージの送信者は、当該メッセージがユーザに届けられる契機となるイベントを指定できる。例えば、送信者は、ユーザが単一のワークアウト中に5マイルの節目に到達したときに、当該ユーザに対してメッセージが表示あるいは再生されるように指定できる。

幾つかの例において、ユーザは、有名人によって称賛されうる。図64Aから図64Eは、有名人のメッセージを含む称賛インターフェースの例を示している。当該メッセージは、音声と映像の少なくとも一方を含みうる。当該メッセージは、様々な達成に際して提供されうる。達成の例としては、強化ランの完走、節目への到達(一週間に25マイルなど)最速ペースの設定、最長距離、最速タイムなどが挙げられる。少なくとも一つの構成例において、達成は、異なるフィットネスレベルへの到達を含みうる。例えば、一週間に5マイル以下走ることは、第一フィットネスレベルと見なされうる。一週間に5マイルよりも多く10マイル未満走ることは、第二フィットネスレベルと見なされうる。さらなるフィットネスレベルが設定され、様々な褒賞や特権がそれに関連付けられうる。例えば、ユーザは、別のワークアウトへのアクセス権の授与、様々な褒賞(音楽、製品、サービスなど)の授与、様々な公的チャンネル(健康モニタリングサイトのメインページ)を通じての周知の獲得などを得られる。

幾つかの態様において、ユーザへの称賛メッセージの提供法(送信、可視化、再生など)は、リモートのソーシャルネットワーキングサイトなどのオンラインコミュニティを通じて他ユーザから受け取ったアクション(コメントなど)の数に基づいて選択されうる。例えば、他ユーザは、ワークアウトセッションの前あるいは途中にユーザによって投稿されたワークアウトの通知に対してコメントしたり、「いいね」を示したりできる。他ユーザは、当該ワークアウトの通知に対して、別の手法で関わることもできる。当該手法の例としては、当該通知の他者への転送、他のサイトから当該通知へのリンク貼りつけ、当該通知へのタグ(顔文字など)貼りつけなどが挙げられる。このとき、アスレチック活動モニタリングアプリケーションやサービスは、当該通知と関連してソーシャルネットワーキングサイトを通じて受信したアクションの数を判断できる。このとき、当該判断された数に応じて異なる称賛メッセージ(別の音響効果や別カテゴリのメッセージなど)が選択およびトリガされうる。例えば、当該アクションの数に応じて、より音の大きな、より派手な、あるいはより目立つ音響効果が選択およびトリガされうる。幾つかの構成例において、他ユーザからのポジティブなアクションのみがカウントされうる。よって、ユーザのワークアウト通知に対する「よくないね」や不支持の表現は、称賛メッセージの選択やトリガに使用されるアクション数として集計されないようにできる。

幾つかの例において、各音響効果や称賛メッセージは、フィードバック量とフィードバックコンテンツの少なくとも一方の範囲に対応しうる。例えば、一番目から三番目のコメントなどのフィードバックは、第一メッセージをトリガしうる。四番目から七番目のコメントは、第二メッセージをトリガしうる。異なる閾値、トリガ、および範囲がメッセージごとに設定されうる。任意の数の範囲が必要に応じて設定されうる。幾つかの構成例において、ユーザのワークアウトにフィードバックを提供するユーザらは、当該ユーザに提供する励ましや称賛のコンテンツを選択できる。システムは、ユーザらに選択された内容の少なくとも一つを多数決ベースで選択できる。例えば、6人がコンテンツAを選択し、2人がコンテンツBを選択した場合、コンテンツAがワークアウトの実施者に示されうる。別例として、全ての選択されたコンテンツが当該実施者に示されてもよい。

ネガティブなフィードバックを受信すると、コーチングや励ましといった他のメッセージがユーザに送信されうる。例えば、ワークアウトの投稿に対してユーザがソーシャルネットワーキングサイト上で「よくないね」やネガティブなコメントを受信すると、アスレチックパフォーマンスモニタリングデバイスは、当該ユーザを励ましてパフォーマンスを向上させるために、励ましのメッセージの受信と実行の少なくとも一方を行ないうる。称賛メッセージと同様に、受信したネガティブなフィードバックの数に応じて、異なる種別、レベル、強さの動機づけ、コーチング、励ましのメッセージがユーザに提供されうる。コーチングや励ましのメッセージは、パフォーマンスを向上させるための提案的指示を含みうる。

図65Aは、ユーザのソーシャルネットワーキングサイトなどのオンラインコミュニティに投稿あるいは提供され、ワークアウト前、ワークアウト中、あるいはワークアウト後にソーシャルネットワーキングサービス(ツイッターなど)を通じて配信されうるワークアウトセッション通知の例を示している。通知6500は、ユーザが取り組んでいるワークアウトの種別(マラソントレーニングランなど)と他ユーザ(友人や家族など)にコメントや支持の表明を促すメッセージを示しうる。当該通知に対するコメントの数6501や支持の標識6503も表示されうる。幾つかの構成例において、複数種のフィードバックと複数の異なるオンラインコミュニティやリモートネットワークサイト(ソーシャルネットワーキングサービスなど)からのフィードバックの少なくとも一方が、受信したフィードバック数を判断するために集約されうる。例えば、コメント数は、受信した支持数の標識に加えられうる。別の構成例において、各種のフィードバックは、独立して集計されうる。これに加えてあるいは代えて、ポジティブなフィードバックや少なくとも一つの所定の規則やパラメータ(コンテンツの種別、フィードバック内で使用される単語、文字、記号、コメント筆者の身元など)に合致するフィードバックのみが、フィードバック数として集計されうる。さらに別の例において、配信のために選択されるコンテンツやメッセージの種別は、フィードバック数に加えてあるいは代えて、少なくとも一つの所定のパラメータや規則に対する合致に基づきうる。例えば、当該パラメータや規則は、コンテンツの種別(映像、音声、文字など)、フィードバック内で使用される単語、文字、記号など、コメント筆者の身元などを含みうる。

受信したフィードバック量の判断に際しては、オンラインコミュニティ(ソーシャルネットワーキングサイトなど)からコメントを受信し、受信したフィードバックの量(コメント数など)を計数しうる。別例において、受信したフィードバック量の判断に際しては、投稿されたワークアウト情報への応答として受信したコメントやフィードバックの数を示すものを受信しうる。別例において、フィードバック量の判断は、別デバイスによって行なわれうる。このとき、当該別デバイスは、フィードバック量の判断結果をアスレチックモニタリングシステムに提供しうる。当該別デバイスは、ユーザに提供されるコンテンツ(音響効果、映像、テキスト、触覚フィードバックなど)を選択するようにも構成されうる。フィードバック量の判断結果は、デバイス(アスレチックパフォーマンスモニタリングデバイスなど)のソフトウェアモジュールあるいはハードウェアモジュールから、同デバイスにおける別のソフトウェアモジュールあるいはハードウェアモジュールへも提供されうる。フィードバック量の判断結果の提供は、当該フィードバック量の判断結果のメモリへの保存を含みうる。

幾つかの構成例において、フィードバック量の判断とコンテンツの選択とは、異なるデバイス(アスレチックパフォーマンスモニタリングサービスとアスレチックパフォーマンスモニタリングデバイスなど)によって行なわれうる。あるいは、当該判断と当該コンテンツ選択は、同じデバイスによって行なわれうる。さらに別の構成例において、フィードバック量の判断とコンテンツの選択の少なくとも一方は、オンラインコミュニティ(ソーシャルネットワーキングシステム)によって行なわれうる。

図65Bと図65Cは、ユーザがワークアウトを完了した後に表示されうるワークアウト通知の例を示している。図示の例に係るワークアウト通知は、完了されたワークアウトに関する統計値と計量値を提供しうる。例えば、走行距離、走行タイム、ペース(平均ペース、最速ペース、最遅ペースなど)の少なくとも一つが、ワークアウト通知中に表示されうる。他のユーザは、当該通知に対してコメントを可能とされうる。また、上述のように称賛のメッセージがユーザに提供されうる。

図65Dは、友人や他ユーザのフィードバックに関連するワークアウト通知の別例を示している。ワークアウト通知に対する文字ベースのコメントと支持標識の少なくとも一方に加えてあるいは代えて、友人や他ユーザは、ユーザに対して再生される音声メッセージと映像メッセージの少なくとも一方を記録することもできる。例えば、通知6511においては、友人が通知6511に対する音声メッセージ6513を記録している。音声メッセージ6513は、直ちにユーザに再生されてもよいし、音声メッセージ6513の作成者によって選択されたトリガ(ワークアウトの完了、特定距離、タイム、ペースへの到達、特定数のコメントなどのフィードバックの受信など)に基づいて再生されてもよい。これに加えてあるいは代えて、ワークアウトを行なうユーザは、友人などの他者によって残された音声メッセージを受け取るトリガイベントを選択できる。

音響効果は、長い音声や映像のメッセージを視聴することなく特定量のポジティブなフィードバックを受信したことをユーザに知らせる上で効率的な手法で使用されうる。

アスレチック活動データの表示 アスレチック活動情報と当該情報から生成された情報(統計、傾向、推奨など)は、前述のように、少なくとも一つのインターフェースに表示されうる。一構成例において、ユーザは、アスレチック活動モニタリングサービスに登録したユーザに対してアスレチック活動情報を生成および表示するリモートのネットワークサイトにアクセスできる。少なくとも一つの構成例において、情報表示やインターフェースは、モバイルデバイスと当該デバイス上で動作する健康モニタリングアプリケーションの少なくとも一方を通じてアクセスされうる。あるいは、ユーザは、別の演算デバイスを通じて情報表示にアクセスできる。幾つかの構成例においては、情報表示はリモートの健康モニタリングサーバによって生成および提供されるため、ユーザは、データの同期や転送を必要とすることなく、様々な場所やデバイスからワークアウト情報にアクセスできる。

図66Aと図66Bは、ワークアウトレビューを含むインターフェースの例を示している。ワークアウトレビューは、選択されたランについて全距離にわたるユーザのペースを示すグラフ6601を含みうる。ユーザは、リスト6605のようなワークアウトリストから確認のために別のランを選択できる。リスト6605は、所定数の直近ワークアウト含みうる。グラフ6601は、ランにおける1マイル、1km、半マイルなどの距離ごとに対応する点を示す標識やマーク6607を含みうる。ワークアウトレビューインターフェースは、GPS標識6609のようなワークアウト属性標識も含みうる。GPS標識6609は、ワークアウトがGPS情報とともに記録されていることを知らせうる。したがって、ユーザの経路は、ワークアウト情報の一部として記録されていると言える。また、ユーザは、属性やパラメータをさらに加えうる。例えば、ユーザは、ラン後における自身の気分を入力するために、気分選択オプション6611を選択できる。気分は、ワークアウトの完了後に感情と身体の少なくとも一方についての感想を含みうる。ワークアウトレビューには、他の情報も含まれうる。当該情報の例としては、ニュースやメッセージのフィード、最新ランの簡単なサマリ、目標に対する進捗(あるいは目標達成までに残された量)、チャレンジの進捗などが挙げられる。

図66Cと図66Dは、ランやワークアウトの属性を入力するためのインターフェースを示している。例えば、図66Cにおいて、インターフェース6620は、ユーザの気分、気候条件、地形の少なくとも一つを特定するための入力ウインドウ6623を含んでいる。ウインドウ6623は、ユーザのワークアウトに対する追加コメントを受け付けるためのテキスト入力フォームも提供しうる。少なくとも一つの構成例において、ウインドウ6623は、GPSデバイスのような位置特定システムを用いてワークアウトが記録された場合、標識6625を表示しうる。

図66Eと図66Fは、複数のワークアウトについてのワークアウトサマリにおけるカレンダーやタイムラインビューを示している。それぞれの日は、その日の走行距離を示す棒グラフを含みうる(時間、週、月などの別の時間単位でもよい)。各棒グラフに対してホバーオーバーなどの操作をすると、図66Eにおけるウインドウ6631のような詳細ウインドウが、ランについての追加情報とともに表示されうる。例えば、ウインドウ6631は、ラン後におけるユーザの気分、天候条件、地形、およびワークアウトが場所と経路情報を含んでいるかを示しうる。ユーザが独自のメモを手入力すると、対応するランの棒グラフとともにメモアイコン6635が表示されうる。現在表示されているタイムフレームにおける全てのワークアウトについての時間、距離、燃焼カロリーの合計を示すためのサマリデータ6637も表示されうる。

確認や分析のために特定のワークアウトを選択すると、ユーザは、選択されたワークアウトの詳細を提供するインターフェースを提示されうる。図66Gと図66Hは、ランについて記録された統計値のサマリを提供するラン詳細ページの例を示している。図66Gに示される例において、ユーザは、編集オプション6641を用いてワークアウトについて保存された様々なパラメータを編集できるようにされうる。幾つかの構成例において、パラメータ(走行距離、走行タイム、燃焼カロリーの少なくとも一つなど)は、変更不能とされうる。ランがGPSデバイスなどの位置特定システムを用いて記録された場合、ラン詳細インターフェースは、GPS標識6643を表示しうる。また、当該インターフェースは、ランが位置情報とともに記録された場合、経路確認オプション6645表示しうる。経路と経路情報については、より詳細に後述する。

図66Iと図66Jは、記録されたワークアウト情報における少なくとも一つのパラメータを修正するための編集インターフェースを示している。例えば、ユーザは、ラン後におけるユーザの気分、天候条件、地形、メモの少なくとも一つを修正するオプションを提供されうる。ユーザの好みやサービスプロバイダの条件と規則などに応じて、他のパラメータも修正されうる。

図66Kは、ワークアウトセッションに係る統計値を表示しているワークアウトデータインターフェース6660の例を示している。インターフェース6660は、タイム対距離、距離対ペース、タイム対ペースなどの様々な組合せに対応しているラン曲線6661を含みうる。幾つかの構成例において、ラン曲線6661は、ワークアウトの計量値を表すために少なくとも一つの視覚的特徴を含みうる。例えば、ワークアウトを通じてユーザが示した異なるペースを表すために、異なる色が使用されうる。別例において、異なる心拍数を表すために、異なるパターンや透明度がラン曲線に使用されうる。インターフェース6660は、スプリットタイムやペース、インターバルタイムやペースを含むさらに詳細なワークアウトデータも提供できる。幾つかの構成例において、この追加情報は、ユーザがワークアウトの記録やワークアウトデータの確認のために特定のモードを選択した場合のみ提供あるいは記録されうる。別の構成例において、この追加情報は、ワークアウト記録モードによらず利用可能でありうる。

ワークアウトデータ表示の別例は、平均ペース曲線に対する現在の走行ペース曲線の表示を含みうる。平均ペースは、全てのラン、特定期間における全てのラン、同一経路における全てのランなど、複数のランに対して取得される。これに加えてあるいは代えて、ラン曲線などのワークアウトデータ表示は、ワークアウト中に使用された音楽プレイリストとともに表示されうる。

経路のトラッキング、表示、および作成 前述のように、幾つかの構成例においては、ユーザのワークアウトは、位置特定システムを用いて記録されうる。したがって、ユーザの経路は、ワークアウトデータの一部として記録および保存されうる。当該ワークアウトデータの読み出しに際して、当該経路は、ユーザによる確認のために表示されうる。

図67Aから図67Gは、経路情報が表示されうる一連の経路詳細インターフェースを示している。例えば、図67Aのインターフェース6700において、ユーザの経路6701は、地図上にアニメーション的に描かれうる。ユーザを表すアイコン6703は、ランの経路に応じて動き、移動しうる。当該経路は、一次経路ライン6705によって示されうる。一次経路ライン6705は、アイコン6703が当該経路の一部を通過すると、二次経路ライン6707によって置き換えられる。アイコン6703は、当該経路に沿うユーザの速度に応じて動きうる。例えば、ユーザが比較的遅いペースで走った経路6701の部分においては、アイコン6703は比較的遅く動きうる。ユーザが比較的速いペースで走った経路6701の部分においては、アイコン6703は比較的速く動きうる。アニメーションの動きは、ユーザのペースに比例しうる。アニメーションの動きは、ユーザのペースに基づいたアルゴリズム(毎時マイル数が毎秒ピクセル数に変換されるなど)を用いて計算されうる。インターフェース6700は、距離の刻み(1マイル、1km、半マイルなど)を特定するために、経路に沿って複数の距離マーカ6709をさらに含みうる。ユーザが最速ペースと最遅ペースを示した経路上の点を示すために、複数のペースマーカ6711も含まれうる。より標高の高い地点や最も標高の高い地点を特定するために、複数の標高マーカ6713を用いた標高情報も提供されうる。

インターフェース6700は、ユーザのペースおよび標高の時間変化を示すグラフ6717を領域6715に含みうる。ライン6719、6721は、アイコン6703のアニメーションを用いるユーザのランが進捗するにつれて外見を変えうる。例えば、ライン6719の一部6723は、経路におけるその部分をアニメーションが通過したことを示すように太くなりうる。マーカ6725は、当該経路におけるアニメーションの現在位置を示している。当該位置に係る詳細情報(距離、タイム、ペース、標高など)も提供されうる。レプレイオプション6727は、アニメーションをリプレイするために選択されうる。少なくとも一つの構成例において、リプレイは、アニメーションを最初の再生時よりも遅い速度で経路の詳細とともに再生しうる。凡例6729は、各マーカ6709、6711、6713の説明を対応するワークアウトデータとともに提供しうる。例えば、ベストペースとワーストペースのマイル数が表示されうる一方、最速ペース情報と最遅ペース情報も提供されうる。最高標高マーカ6713に対応する標高データも表示されうる。ユーザは、ランやワークアウトにおける特定の場所をパフォーマンス統計値に関連付けるために、手入力で自身のマーカを作成できる。

複数のマーカ6709、6711、6713の少なくとも一つを操作することにより、ユーザのワークアウトにおける特定地点に対応するワークアウトデータを表示させうる。図67Cは、ユーザがマーカ6713を選択した場合のインターフェースの例を示している。当該選択に応じて、対応するデータを表示するためにグラフ6717が修正されうる。少なくとも一つの構成例において、ユーザのアイコン(図67Aのアイコン6703など)は、選択された場所へ直ちに移動されうる。これに加えてあるいは代えて、ユーザのアイコンの位置を反映するために、表示された経路も修正されうる(選択された地点までの経路の一部が変更を反映するように変更されうる)。マークされていない部分もワークアウトデータを確認するために選択可能でありうる。マーカや経路上の他の地点を選択すると、凡例6729も更新されうる。

少なくとも一つの別態様において、地図ドロップダウンメニューオプション6731(図67A)は、現在の地図に関する様々なオプションを表示しうる。例えば、ユーザは、衛星画像、コンピュータにより生成された表現(図67Aに示したものなど)、地形画像、衛星画像と地形画像を組み合わせたハイグリッド画像の少なくとも一つを表示するように、マップの外観を変更できる。図67Fは、衛星画像モードにおける地図上の経路を示している。

これに加えてあるいは代えて、様々な種別の経路やワークアウトの特性が視覚属性を用いて視覚的に提供されうる。例えば、経路は、ラン中にユーザが示した異なる速度やペース、心拍数などを示す複数の色を含みうる。具体例として、ユーザが第一閾値を上回るペースを示した経路ラインの一部は、緑色で表示されうる。ユーザが第二閾値を下回るペースを示した経路ラインの別の一部は、赤色で表示されうる。ユーザが第一閾値と第二閾値の間のペースを示した経路ラインのさらに別の一部は、黄色で表示されうる。ペース、速度、心拍数、標高、地形、天候などを表すために、様々な色のグラデーションや特徴づけが使用されうる。様々なワークアウト属性を示すために、他の視覚的属性(パターン、透明度、陰影、点刻など)も用いられうる。

図67Gは、心拍数情報が利用可能である場合に心拍数タブ6751が表示される経路情報インターフェース6750を示している。心拍数タブ6751の領域は、心拍数の時間、距離、あるいはペースに対する変化を示すグラフを表示させうる。心拍数情報が利用可能であれば、経路情報とその詳細も、当該データに補足されうる。例えば、最高心拍数マーカと最低心拍数マーカが経路上に表示されうる。

図68Aは、経路詳細インターフェース6800の別例を示している。インターフェース6800は、ランに係る洞察や提案のような情報も含みうる。例えば、提案6801は、その経路におけるタイムの新記録を出すために最後の0.25マイルでパワーソングを再生することを勧めている。当該提案は、様々なアルゴリズムとパラメータに基づいて生成されうる。一例において、ユーザが最遅ペースを示したランの一部を特定し、ペースを上げるために気持ちを高める楽曲の再生を提案する。別例において、ユーザがランや経路の最初の部分において顕著な頑張りを示したとみなされた(心拍数情報に基づくなど)場合、システムは、経路の残りの部分で疲れてしまわないように、当該最初の部分よりも遅いペースで走るようにユーザに提案しうる。

少なくとも一つの構成例において、経路情報は、公開オプション6803を選択することによって公開されうる。ユーザは、情報を様々なアウトレット(フェイスブックやツイッターなどのソーシャルネットワーキングサイトやニュースフィードサービス)へ公開できる。アカウント情報を特定するメニュー(不図示)と複数の公開オプションは、公開オプション6803を選択すると表示されうる。

インターフェース6800は、同一または同様の経路に係る過去ワークアウトのリスト6805も含みうる。リスト6805は、少なくとも一つのエントリと、ワークアウト詳細の簡単なサマリ(走行タイム、何らかの達成が記録されたか、など)も含みうる。例えば、ユーザが1月21日にその経路を最速タイムで走った場合、エントリは、達成や意義の標識としてのトロフィーアイコン6807を含みうる。さらに、インターフェース6800は、領域6809において強化ランの提案を提供しうる。具体的には、インターフェース6800は、現在の経路を所定量の距離だけ強化した他の経路を表示しうる。経路の提案は、ユーザが過去に走ったことのある経路や、他ユーザが走ったことのある経路に基づいて生成されうる。

図68Bは、ユーザが経路を保存し、経路の詳細を追加できるインターフェースを示している。インターフェース6810は、キーワードや説明加えて経路名が特定されうるプロンプト6811を含んでいる。キーワードは、検索語として使用されうる少なくとも一つの語を含みうる。これにより、ユーザや他ユーザは、経路データベースからその経路をより簡単に検索できる。説明は、経路についてのより長い説明(風景、地形、難度、天候、交通、騒音など)を含みうる。ユーザは、オプション6813を用いて経路のプライバシーの選択もできる。例えば、経路をプライベートに設定すると、他ユーザは、その経路を検索や確認することができない。プライバシーに係る他のパラメータや設定も提供されうる。例えば、その経路の検索と確認の少なくとも一方を許容された特定の個人や個人の集まりを選択するオプションが含まれる。他のオプションとしては、各個人や個人の集まりについてどのような確認およびアクセス権限が許容されるのかの設定が含まれる。

図69Aは、ユーザが走行、作成、保存の少なくとも一つを行なったことのある様々な経路を列挙する保存経路インターフェースを示している。例えば、経路リスト6901は、ユーザによって保存された四つの異なる経路を含んでいる。経路6903のようにGPSを用いて作成や記録が行なわれた経路は、経路6915のようにGPSを使わずに作成された経路とは外観が異なる少なくとも一つの標識を含みうる。保存経路リスト6901は、地図を背景に重畳表示されうる。地図は、経路の場所を特定する少なくとも一つのマーカを含みうる。リスト6901中の経路は、番号が付与されるか、マーカに対応するように特定されうる。経路は、その経路を走ったことのあるユーザや他ユーザによって評価されうる。評価は、例えば評価標識6907によって反映されうる。インターフェースにおけるタブは、経路のデータベースやリストを検索するための検索タブ6909と、経路を作成するための作成タブ6911を含みうる。加えて、クイック検索バー6913がキーワード検索に使用されうる。検索タブ6909は、距離、地形、天候などの詳細サーチオプションを提供しうる。

図69Bは、ユーザが経路(図69Aの経路6905など)を経路リスト(図69Aの経路リスト6901など)から選択する際に表示されうる経路インターフェース6920を示している。経路の選択に際し、経路リスト6921は、選択された経路のみを表示し、複数の経路を含む経路リスト(図69Aの経路リスト6901など)に表示されたものよりもさらに詳細な内容を提供しうる。詳細な内容の例としては、経路とその説明に関連づけて保存されたキーワードを含みうる。当該情報は、経路の作成者も示しうる。現在の地図6923は、経路の各部が識別可能なスケールに表示を変更することもできる。一例として、地図6923は、経路の境界よりも所定量だけ大きな範囲を表示しうる。例えば、地図6923の表示範囲は、表示される領域の60%、75%、90%などの割合を経路が占めるように設定されうる。

図70Aは、ユーザが新規の経路を設定できる経路作成インターフェースを示している。新規の経路を作成するために、ユーザは、フォーム7001を通じて開始地点を設定できる。あるいは、ユーザは、記録されたGPS経路に基づいて経路を作成できる。ユーザは、名称、キーワード(検索用など)、説明、およびそのルートを共有するかをさらに特定できる。開始場所を選択すると、終了場所フォーム(不図示)が表示されうる。開始場所と終了場所は、地図7003を操作するかアドレスを入力することにより選択されうる。少なくとも一つの構成例において、ユーザは、ユーザがラン中に通過したい中間地点をさらに特定できる。ユーザは、自身が走りたい距離と、経路管理を行なうかをさらに特定できる。これらのパラメータに基づいて、システムとインターフェースは、提案経路を生成し、当該経路を地図7003上に表示しうる。ユーザは、地図7003上に表示された経路ラインを操作することにより、経路を修正(中間地点の追加、距離の調節、開始地点と終了地点の修正など)できる。ユーザは、最終ステップを削除するオプション7005の使用もできる。例えば、作成インターフェースがアクティブの間にユーザがランニングあるいはウォーキングを行なうことによって経路を作成しているときに道を間違えた場合、当該ユーザは、当該経路の最終部分を削除するためにランを一時中断できる。

あるいは、ユーザは、過去に記録されたGPS経路をデータベースから読み出すことにより、経路を作成できる。例えば、ユーザは、GPS経路を読み出すために、オプション7007を選択できる。図70Bは、複数の過去に記録された経路がリスト7011に表示された選択メニュー7010を示している。ミニ地図7013は、経路の形状と場所の概観を提供するために表示されうる。リスト7011は、逆時系列順、アルファベット順、距離順などで表示されうる。

ユーザが過去に記録されたGPS経路を選択すると、経路作成インターフェースに様々なフィールドが自動的に準備されうる。例えば、図70Cにおいて、作成インターフェース7050は、開始アドレス、距離、および経路名を事前準備している。選択された経路についてキーワードや説明が保存されていれば、係るフィールドも自動的に事前準備されうる。経路がGPSデバイスを用いて生成された場合、最終ステップと経路管理に係るオプションは無効とされうる。あるいは、GPSデバイスを用いて記録された経路をユーザが修正できるように、これらのオプションは有効とされたままでもよい。

図71Aと図71Bは、経路情報を確認するインターフェースのさらに別の例を示している。図71Aにおいて、経路情報表示7100は、友人タブ7101を含みうる。友人タブ7101は、同一あるいは同様の経路を走っている、あるいは走ったことのある友人のリストを確認可能にする。図71Bは、友人リスト7110を示している。友人リスト7110においては、その経路に関するチャレンジにおける順位を示すように複数の友人が表示されている。例えば、その経路についてペースチャレンジが設定されうる。このとき、リスト表示7110は、ペースの速い順に複数の友人を列挙しうる。ペースデータを伴わない者は、リストの最下部においてアルファベット順に列挙されうる。複数の友人は、他の順序(アルファベット順、年齢順、その経路を走った回数、ペースなど)にしたがって列挙されうる。

図72Aから図72Fは、経路管理・確認インターフェースの別例を示している。少なくとも一つの構成例において、経路管理は、個人情報、自動的に判断された情報、ユーザ入力された情報の少なくとも一つの経路へのタグ付けを含みうる。例えば、ユーザは、その経路でのエクササイズ中に自身がどのように感じたのか、経路の名前、経路の評価(その経路をどの程度楽しんだか、風景の評価、騒音の評価、地形の評価など)、音楽の提案、天候、地形、その経路上のランドマークや興味を惹く場所などを、その経路にタグ付けできる。この場合、当該情報は、その経路を利用しようとしている他人と共有されうる。別ユーザもその経路にタグ付けができる。これにより、その経路は、複数のタグとともに表示されうる。

ユーザの経路を管理・保存することにより、アスレチック活動をモニタ・管理するシステムは、その経路におけるユーザのパフォーマンスを、同じ経路を走った他ユーザのパフォーマンスに対して評価しうる。したがって、当該システムは、他ユーザに対するユーザのパフォーマンスに基づいて、様々な成果を設定しうる。成果の例としては、所定期間内に最も多くその経路を走ったことに対する表彰、所定期間内に最も速くその経路を走ったことに対する表彰などが挙げられる。所定期間は、全期間、特定数の直近の週、月、年などに対応しうる。

図73は、特定の経路について順位表7301、7303が表示されるインターフェース7300の例を示している。経路は、地図7305上に表示されうる。順位表7301は、その経路を走ったことがあるユーザを、その経路を走った回数に基づいて列挙する。幾つかの構成例においては、順位表7301は、ユーザを経路走行回数とともに表示することにより、ユーザ同士による比較を可能にできる。順位表7303は、その経路を走ったことがあるユーザを、ペースが速かった順に列挙する。幾つかの構成例においては、7303は、ユーザをペースとともに表示することにより、ユーザ同士による比較を可能にできる。ユーザが順位表における特定の位置(1位、2位、3位、トップ10、トップ10%、トップ20%など)に到達すると、当該ユーザに通知が提供されうる。一例において、当該通知は、ユーザの携帯デバイスに配信されるプッシュ通知でありうる。これにより、当該ユーザは、達成感を直ちに得ることができる。別例において、当該通知は、Eメール、テキストメッセージ、マルチメディアメッセージ、ボイスメール、電話などを通じて提供されうる。

幾つかの例においては、図73に示されるように、システムは、道やトラックにおける様々な距離ランを管理しうる。例えば、順位表7301は、特定された距離を走った回数が最も多いユーザを示している。これらの類の順位表は、特定の距離ランを可能にする複数の距離マーカが設けられたトラックにおける競技にも使用されうる。

経路は、ユーザが自身のワークアウト実施場所を可視化するのを助けるため、地図上において表示あるいは特定されうる。ユーザのワークアウトの特定に加え、地図は、他人(友人など)のワークアウト場所も特定しうる。幾つかの構成例において、地図は、現在あるいは直近において記録されたユーザの友人のワークアウトのみを表示しうる。別の構成例において、地図は、特定の期間(全期間、特定数の月、日、週、年、時間など)にわたって記録された全てのユーザの友人のワークアウトを表示しうる。さらに別の構成例において、ユーザは、地図上にワークアウトを表示するためのフィルタを特定できる。これらのフィルタは、複数のパラメータを含みうる。パラメータの例としては、距離、ペース、標高、斜度、天候、地理的地域(州、国、大陸、半球、タイムゾーン、郵便番号など)などが挙げられる。別ユーザの経路標識を選択することにより、ユーザは、経路の詳細、当該経路における他ユーザのワークアウトセッションなどを確認できる。

GPSなどの位置特定システムの使用は、アスレチック活動を管理・モニタするためのより細やかな追加的機能を提供しうる。また、場所の検出は、他ユーザとパフォーマンスの比較を行ない、ランを実施しうる他の場所を特定することを可能にできる。本明細書に記載された態様を用いることにより、他の様々な利点、位置特定と経路管理の機能が得られる。

ライブチャレンジ 上記に加えてあるいは代えて、少なくとも一つの態様において、モニタリングデバイスとモニタリングサービスプロバイダの少なくとも一方は、ライブチャレンジ環境におけるユーザと対戦相手とのマッチングを容易にできる。図74は、ライブチャレンジを生成および処理する方法の例を示している。例えば、ステップ7400において、ユーザは、ワークアウトを選択できる(1kmランなど)。当該ワークアウトは、デバイス(モバイル健康モニタリングデバイスなど)を通じて設定および開始されうる。ユーザは、所定のラン種別や構成を選択してもよいし、自身のランをカスタマイズしてもよい。続いて、ステップ7405において、ユーザは、少なくとも一人の他ユーザと1kmランのチャレンジを開始しうる。ステップ7410において、チャレンジマッチングシステムは、ユーザが特定のユーザをチャレンジの相手として指定したかを判断しうる。例えば、ユーザは、友人をチャレンジの相手として選択できる。指定されていた場合、当該マッチングシステムは、ステップ7415において、選択されたユーザが当該システムに関連付けられたアスレチック活動サービスにオンライン中であるかを判断しうる。例えば、ユーザが当該サービスにサインオンしていない場合、当該ユーザは、オフラインと判断されうる。少なくとも一つの構成例において、オンラインであるとは、ユーザのデータ通信接続がアクティブである場合を含みうる。よって、選択されたユーザに対してアクティブなデータ通信が利用できない場合、当該ユーザは、オフラインであるとみなされうる。選択されたユーザがオフラインであると判断されると、当該システムは、ステップ7420において、選択されたユーザが不在であることを示すメッセージを送信しうる。続いて、当該システムは、ステップ7425において、ユーザが別のユーザにチャレンジするか、直接ランに進むことを可能にするインターフェースを表示しうる。ユーザが別のユーザとのチャレンジを選択すると、当該システムは、ステップ7410に戻りうる。あるいは、当該システムは、ステップ7430に進みうる。この場合、チャレンジ要素なしにランが開始されうる。

ユーザが特定のユーザをチャレンジの相手として選択しなかった場合、当該システムは、少なくとも一人のユーザを自動的に特定および選択しうる。例えば、ステップ7435において、当該システムは、ランを開始しようとしている当ユーザの少なくとも一つの属性を特定しうる。当該属性は、年齢、体重、身長、フィットネスレベル、安静時の心拍数などを含みうる。ステップ7440において、当該システムは、当ユーザと同様の閾値を有しうるオンラインユーザを検索しうる。続いて、当該システムは、ステップ7445において、条件に合致した各オンラインユーザにチャレンジへの招待を送信しうる。幾つかの構成例において、当該マッチングシステムは、現在アスレチック活動を行なっているユーザを除外しうる(当該ユーザの邪魔をしないために)。別の構成例においては、当該マッチングシステムは、同じ道や経路、あるいは同様の経路(同様の距離など)の近くにいるユーザを特定しうる。チャレンジする他ユーザを探すために、他の様々なマッチングパラメータとアルゴリズムが使用されうる。例えば、検索範囲は、サービス上の全ユーザではなく、ユーザの友人リストに限定されうる。

ステップ7450において、当該マッチングシステムは、招待されたユーザがチャレンジを承諾したかを判断しうる。承諾がなければ、当該システムは、ステップ7455において、ユーザによるチャレンジの招待が断られたことを当該ユーザに通知しうる。この場合、当該システムは、ステップ7425において生成および表示されたようなメニューを表示しうる。招待されたユーザの少なくとも一人がチャレンジを承諾した場合、ステップ7460において、ユーザは、承諾がなされたことの通知を受けうる。この場合、ステップ7430において、承諾した参加者との間でチャレンジとしてのワークアウトが開始されうる。

少なくとも一つの構成例において、参加者は、チャレンジ中に(例えば、ランの途中で)目標値(距離、燃焼カロリー、ペースなど)を引き上げるオプションを選択することにより、チャレンジを強化できる。この場合、チャレンジの変更に同意するかを尋ねる通知が、他の参加者に送信されうる。所定数の参加者が同意すれば、当該チャレンジは、自動的かつ直ちに、オンザフライで変更されうる。例えば、参加者の過半数が同意した場合、参加者の75%が同意した場合、あるいは参加者の全員が同意した場合などの閾値や規則に合致した場合にのみ、チャレンジが変更されうる。別例において、チャレンジは、同意した参加者に対しては変更され、同意しなかった参加者に対しては変更されないようにできる。そのような場合、二つの独立したチャレンジが、ランの途中で作成されうる。一方は本来の目標やチャレンジに対応し、他方は変更された目標やチャレンジに対応する。変更後の目標やチャレンジが本来のそれよりも高いものである場合、変更された目標やチャレンジへの参加者は、本来の目標やチャレンジへの参加者であり続けてもよい。

チャレンジが終了すると、ユーザ同士の結果が比較され、勝者が発表されうる。幾つかの構成例において、サービスプロバイダは、表彰、ビジュアルメダル、ビジュアル通貨などの褒章を当該勝者に授与しうる。これに加えてあるいは代えて、当該システムは、参加者たちがさらなるアスレチック活動に取り組む気になるように、別の機会に別のランを行なうことを当該参加者たちに促しうる。

ワークアウト前のチャレンジとワークアウト後のチャレンジ ユーザたちをさらなるアスレチック活動に取り組む気にさせ、興味を維持させるために、トレーニングアプリケーションおよびデバイスは、ワークアウトの前とワークアウトの後の少なくとも一方においてさらなるチャレンジを提供しうる。例えば、トレーニングアプリケーションは、新規のラン(タイムラン、距離ラン、基本ランなど)を設定するために当該アプリケーションの使用が許可される前に、あるいは設定されたワークアウトの開始が許可される前に、ワークアウト前のチャレンジを完遂するようユーザに要求しうる。

図75は、ワークアウトセッションに取り組む前にウォームアップワークアウトの完遂をユーザに要求するように設定されたインターフェースの例を示している。インターフェース7500は、所定のウォームアップ活動が複数列挙された回転ホイール7501のようなインタラクティブ選択機構を備えうる。所定のウォームアップ活動が予め列挙された選択機構7501は、適切かつ有効なウォームアップルーティンをユーザに対して教示あるいは助言しうる。ユーザは、インターフェース画面を指でスワイプするか、「回す」ボタン(不図示)を押すなどして、ホイール7501を操作(ホイールを回すなど)できる。デバイスは、ホイール7501に列挙された複数のウォームアップ活動から一つをランダムあるいは疑似ランダムに選ぶアルゴリズムを有しうる。ポインタ7503は、回転を視覚的に示し、選ばれたウォームアップ活動を特定するために使用されうる。幾つかの構成例において、当該デバイスとアプリケーションは、ユーザにワークアウトセッションの開始を許可する前に、選ばれたウォームアップ活動を完遂するよう要求しうる。例えば、アプリケーションは、ウォームアップ活動が完了するまでインターフェースをロックしうる。完了は、デバイスによって検出されてもよいし(GPSや加速度計アルゴリズムを用いるなど)、自己申告されてもよい。幾つかの構成例において、ホイール7501には、ウォームアップ活動のデータベースから選ばれた複数のウォームアップ活動が列挙されうる。したがって、ホイール7501には、機会ごとに(例えばワークアウトセッションごとに)異なるウォームアップ活動が列挙されうる。

図75に記載されたワークアウト前のウォームアップ活動を選択する機構と同様に、アスレチックトレーニングアプリケーションは、クールダウン活動を選択する機構も提供しうる。例えば、図76は、ワークアウトの完了後にクールダウン活動を選ぶクールダウン活動選択インターフェースを示している。当該アプリケーションは、ワークアウト後のクールダウンの重要性、およびそれを有効に行なう方法をユーザに伝えるために、このインターフェースを提供しうる。インターフェース7600の選択機構7601は、図75のホイール選択機構7501と同様に動作しうる。具体的には、ホイール7601は、任意の数(1、2、5、10、15、20など)のクールダウン活動とともに用意されうる。ホイール7601は、回転を描写し、選ばれたタスクを特定するためのポインタ7603を含みうる。幾つかの環境において、ホイール7601は、少なくとも二つのクールダウン活動とともに用意されうる。クールダウンタスクは、痛みの除去を助け、柔軟性を増すためのストレッチ、ウォーキング、スロージョギングなどを含みうる。幾つかの例において、クールダウンが行なわれない場合、対応するワークアウトは記録やクレジットがされないようにできる。例えば、ワークアウトは、仮想通貨やパフォーマンス値を獲得するために用いられうる。ユーザがクールダウンを行なわないと、当該ユーザは、対応する量の仮想通貨や仮想アスレチックパフォーマンス値を獲得できない。

図75と図76のホイール選択機構に加えてあるいは代えて、他の選択機構も用いられうる。例えば、実行されるウォームアップ活動やクールダウン活動を特定するアームをユーザが引くスロットマシン選択機構が提供されうる。別例において、アプリケーションは、少なくとも一つのダイス転がしを模しうる。ダイスの各面には、異なるウォームアップ活動やクールダウン活動が記されている。

その他の機能 上述のアスレチックトレーニングアプリケーション、デバイス、およびシステムの一部として、さらなる機能が含まれうる。例えば、アスレチックトレーニングアプリケーションやシステムは、ユーザがワークアウトセッション中に競いうる仮想の競争相手を生成しうる。仮想の競争相手は、さらなるモチベーションをユーザに与えうる。一例において、ユーザは、仮想の競争相手について所望の平均ペース、所望のワークアウトの距離や継続時間を特定できる。この場合、当該アプリケーションやシステムは、特定された平均ペースに基づいて仮想の競争相手の進捗をシミュレートし、当該シミュレートされた進捗を、ユーザの実際の進捗と比較しうる。そして、比較結果がユーザに提供されうる。一例において、「スピードを上げてください!相手に追い抜かれそうです!」や「ペースを保ってください。あなたが先行しています。」などの音声メッセージが、相対パフォーマンスを示すためにユーザに提供されうる。別例において、ユーザの進捗に対する仮想の競争相手の進捗が経路地図上に視覚的に表示されうる。さらに別の例において、仮想の競争相手のパフォーマンスを示す数値が、ユーザのパフォーマンスに対して表示されうる。別種の相対パフォーマンス標識も使用されうる。

その他の活動モニタリング 幾つかの実施形態において、上記のシステムは、ユーザの活動を記録するために、少なくとも一つのウェアラブルデバイスを備えうる。例えば、幾つかの実施形態において、当該システムは、ユーザの手首に巻かれるバンドを備えうる。当該バンドは、上記のものに加え、データの検知と記録の少なくとも一方を行ないうる。ウェアラブルデバイスは、周知のデータ送信技術(ワイファイ、セルラ、USBなど)を用いて、記録されたデータの少なくとも一つの他コンポーネントへの通信が可能でありうる。当該ウェアラブルデバイスは、データ収集のためにユーザの活動度を検知可能な少なくとも一つのセンサ(三次元加速度計など)をさらに備えうる。

図87Aは、幾つかの態様に係るインターフェース8702を示している。インターフェース8702は、少なくとも一つのウェアラブルデバイスと接続するために用いられる。インターフェース8702は、ユーザの活動を検知するためにシステムと協調して使用されるウェアラブルデバイスの一例としての、ウェアラブルデバイス8704のイラストを含んでいる。描かれたウェアラブルデバイス8704は、ユーザに装着されうる。例えば、ウェアラブルデバイス8704は、ユーザの手首に装着されうる。したがって、ユーザが一日を通じて活動すると(座る、立つ、歩く、走る、自転車に乗るなど)、ウェアラブルデバイス8704に搭載された三次元加速度計などが、ユーザの活動度を示す加速度を記録しうる。例えば、低い加速度は、低い活動度を示しうる。これに対し、高い加速度は、高い活動度を示しうる。システムは、この検知されたデータ(幾つかの実施形態においては加速度)を、少なくとも一つのパフォーマンス値に変換しうる。よって、行なわれる活動(座る、立つ、歩く、走る、自転車に乗るなど)に依らず、各活動についてパフォーマンス値を比較することにより、ユーザの相対活動度が他ユーザと比較されうる。特定のユーザについて例を挙げると、1マイルの水泳は、5マイルのランと同等の活動度(同じ値)をもたらしうる。したがって、ウェアラブルデバイス8704などを使用することにより、少なくとも一人のユーザは、異なる活動の活動度同士を比較可能でありうる。

幾つかの実施形態において、システムは、インターフェース8702などを通じてのウェアラブルデバイス8704との接続とウェアラブルデバイス8704からのデータ受信の少なくとも一方を容易にできる。前述のように、インターフェース8702は、ウェアラブルデバイス8704のイラストを含みうる。幾つかの実施形態においては、インターフェース8702は、活動グラフ8708も含みうる。活動グラフ8708は、ある期間(一日など)にわたるユーザの活動度の表示を含みうる。例えば、図示された活動グラフ8708は、グラフの開始部分に星アイコン(例えば早朝を表す)を、グラフの途中部分に日の出アイコン(例えば午前中を表す)を、およびグラフの終了に近い部分に月アイコン(例えば夜を表す)を含みうる。活動グラフ8708の振幅は、一日の当該時点におけるユーザが装着しているウェアラブルデバイス8704などの相対活動度を示しうる。よって、図示の実施形態の場合、早朝と夜においてはユーザの活動度が比較的低かったことが振幅の小さい活動グラフ8708によって示されている。しかしながら、活動グラフ8708の三分の二に相当する途中期間は、当該ユーザが比較的活動的であったと言える。

また、活動グラフ8708は、少なくとも一つの活動アイコンを含みうる。活動アイコンは、例えば活動グラフ8708上の活動度を上げるために行なわれる活動の種別などを示している。例えば、活動グラフ8708は、ランニングセクション8710を含んでいる。幾つかの実施形態において、ランニングセクション8710は、表示された日におけるユーザのランに対応しうる。本実施形態において、ユーザは、ランニングセクション8710においてランニングアイコンを提供されうる。これにより、当該ユーザは、当該時点において何が活動度を上げることになるかを目にすることができる。よって、幾つかの実施形態において、ユーザは、例えばインターフェース8702において提示されうる複数の異なる活動について自身の活動度を管理できる。インターフェース8702は、一日を通じてのユーザの相対活動度と、どのような活動が相対活動度に貢献するかを示している。

ユーザがウェアラブルデバイスを上記のシステムに関連付けていない場合、当該ユーザは、インターフェース8712を提供されうる。インターフェース8702と同様に、インターフェース8712は、活動グラフ8714とランニングセクション8716を含んでいる。ランニングセクション8716は、その時点でユーザが走っていたことを示すアイコンを含んでいる。しかしながら、図87Aの場合とは異なり、ユーザがウェアラブルデバイスをシステムに関連付けていないため、活動グラフ8714は、その日におけるそれ以外の時間帯におけるユーザの相対活動度を含んでいない。代わりに、検出された活動(図87Bの図示の例においてはランニング)についてのユーザの活動度が、不特定グラフ上に重ねられうる。例えば、図示の例においては、活動グラフ8714上にクエスチョンマークを含むアイコンが示されている。このような実施形態において、ユーザは、自身がウェアラブルデバイスをシステムに関連付けていれば何が取得可能であったのかを目にすることができる。例えば、ユーザは、活動グラフ8714で一日を通じて自身の相対活動レベルを管理することの恩恵を目にすることができる。

図87Cに示されるインターフェース8718は、ウェアラブルデバイスから取得したデータの取り扱いを容易にできるインターフェースのさらに別の実施形態を示している。インターフェース8718は、ユーザの活動度に係るデータを取得するために用いられうるウェアラブルデバイスの別例としての、ウェアラブルデバイス8720のイラストを含んでいる。幾つかの実施形態において、インターフェース8718は、少なくとも一つの活動ログ(日単位の活動ログ8722や週単位の活動ログ8724など)を含みうる。日単位の活動ログ8722は、一日を通じてのユーザの活動度を示す少なくとも一つのアイコンを含みうる。週単位の活動ログ8724は、一週間を通じてのユーザの活動度を示す少なくとも一つのアイコンを含みうる。例えば、幾つかの実施形態において、日単位の活動ログ8722は、三つのアイコンを含みうる。一つ目は朝におけるユーザの活動度を示し、二つ目は日中におけるユーザの活動度を示し、三つめは、夜におけるユーザの活動度を示す。また、週単位の活動ログ8724は、それぞれが一週間の各曜日を示す七つのアイコンを含みうる。活動グラフ8714と同様に、ユーザがウェアラブルデバイスをシステムに関連付けていない場合、少なくとも一つの活動ログは、当該時点においてシステムがデータを受け取っていないことを示すクエスチョンマークアイコンを含みうる。例えば、週単位の活動ログ8724は、月曜日と火曜日のデータを含んでいる。当該データは、ユーザが走るなどしたときに、少なくとも一つのモニタリングデバイスなどから受信したものである。しかしながら、週単位の活動ログ8724は、クエスチョンマークで指示されているように、その他の曜日のデータを含んでいない。これは、ユーザがウェアラブルデバイスをシステムに関連付けていないことを示している。よって、幾つかの実施形態において、ユーザは、何が不足しているか(ウェアラブルデバイス8720がシステムに関連付けられていた場合にどのようなデータが表示可能であったのか)を目にすることができる。

幾つかの実施形態において、インターフェース8718は、順位表8726を含みうる。順位表8726は、他ユーザの活動度に対するユーザの活動度の比較を含みうる。例えば、順位表8726は、ユーザの一日、一週間、一年、全過去などを通じてのパフォーマンス値の累積を、少なくとも一人の他ユーザの同期間を通じてのパフォーマンス値の累積と比較できる。前述のように、パフォーマンス値は、広範囲の異なる活動にわたるユーザの活動度を示すものでありうる。よって、システムは、順位表8726を通じて、他者と比べたユーザ自身の活動を視覚的に提示しうる。

順位表は、ユーザが活動度の比較を行ないたいユーザのグループを含みうる。例えば、幾つかの実施形態において、順位表は、前述したシステムの様々な実施形態における全てのユーザを含みうる。別実施形態において、順位表は、全てのユーザのサブグループを含みうる。サブグループにおいて、全ユーザは、特定の層(同じ年齢、同性など)に絞られる。さらに別の実施形態において、順位表8726は、ユーザにより構成あるいは設定されたものであってもよいし、少なくとも一つのソーシャルアウトレットを通じての知人を含んでもよい(実施形態に係るシステムを使用しているソーシャルネットワーキングサイトの友人など)。

幾つかの実施形態において、インターフェース8718は、購入リンク8728も備えうる。購入リンク8728は、ユーザが少なくとも一つのウェアラブルデバイス8720を購入できるウェブサイトなどへのリンクでありうる。例えば、幾つかの実施形態において、購入リンク8728は、ユーザが選択可能なリンクでありうる。当該リンクは、選択されると、ユーザが少なくとも一つのウェアラブルデバイス8720を購入できるウェブサイトなどに当該ユーザを転送するリンクでありうる。

ゲーム 幾つかの実施形態において、モニタリングデバイスとモニタリングサービスプロバイダの少なくとも一方は、ユーザによる少なくとも一つのゲームを手助けできる。ゲームは、上述のシステムを使用する複数ユーザ間の競争でありうる。このような実施形態において、システムは、ユーザが現況を確認し、他ユーザなどとやり取りできるようにする少なくとも一つのインターフェースを備えうる。一例において、ゲームは、レースでありうる。この場合、システムは、ユーザによるレース開始を手助けし(レースに参加する他者の検索や連絡、レースの距離や時間の選択、レースの開催場所の選択など)、当該ユーザに当該レースの進捗(当該レースに参加している他者に対するユーザの相対順位など)に係るフィードバックを提供しうる。別実施形態において、ゲームは、所望の活動を含む競争でありうる。この場合、ゲームの結果を決定するにあたって、少なくとも一つの活動について少なくとも一人のユーザの活動度を取得し、少なくとも一人のユーザのパフォーマンス値を比較するために、少なくとも一つのウェアラブルデバイス(図87Aから図87Cを参照して説明したもの)が使用されうる。

図88Aは、ユーザが過去に参加したことのない少なくとも一つのゲーム開始を手助け可能なインターフェース8802の例を示している。図88Aに示されるように、インターフェース8802は、情報8804を含みうる。情報8804は、ユーザが利用可能な少なくとも一つのゲームを示す少なくとも一つのアイコンと、当該ユーザがゲームに観酸化であることを示すメッセージを含みうる。当該ゲームの例としては、他ユーザとの勝負、複数ユーザによる競争、一つのゲームに複数の活動が含まれる「十種競技」型のイベントなどが挙げられる。図示の例において、情報8804は、ユーザがゲームを始めるように促すためのメッセージ(You can’t finish first if you never start)を含みうる。また、インターフェース8802と情報8804の少なくとも一方は、ユーザ選択可能でありうる。具体的には、インターフェース8802と情報8804の少なくとも一方は、選択されることにより別のインターフェースなどへ移動するリンクなどを含みうる。例えば、図84に示されるように、ユーザが情報8804を選択すると、当該ユーザは、行き先欄8406に示される「Game/Game home screen」へ移動されうる。

別実施形態において、ユーザが過去にゲームに参加したことはあるものの、現在はいずれのゲームにも参加していない場合がある。そのような場合、当該ユーザは、インターフェース8806を提示されうる。インターフェース8806は、情報8808(少なくとも一つのアイコンと少なくとも一つのメッセージの少なくとも一方)、プレイ済みアイコン8810、および勝利アイコン8812を含みうる。プレイ済みアイコン8810と勝利アイコン8812は、ユーザの過去のゲームに係る情報を含みうる。例えば、図示の実施形態において、プレイ済みアイコン8810は、ユーザが過去に13個のゲームに参加したことを示している。他方、勝利アイコン8812は、ユーザが過去に8回勝利したことを示している。また、情報8808は、ユーザに新しいゲームの開始を促すためのメッセージを提供しうる。例えば、図示のように、情報8808は、ユーザに新しいゲームを開始し、勝利するように促しうる。

幾つかの実施形態において、ユーザは少なくとも一人の他ユーザによってゲームへの参加を招待されうる。そのような実施形態においては、図88Cから図88Eに示されるインターフェース8814、8818、8822などが提供されうる。例えば、インターフェース8814は、ユーザが対戦(ユーザと他ユーザによるレースなどの競争活動)に招かれたことを示す情報8816を備えている。そのような実施形態においては、図88Cに示されるように、情報8816は、ユーザが招待されたゲームの種別(対戦など)を示すアイコン、参加者を示すアイコン(各ユーザのアップロードされた写真、アバター、デフォルトアイコンなど)、およびゲームやチャレンジの種別を示すメッセージを含みうる。別例として、図88Dに示されるインターフェース8818は、ユーザがレース(複数のユーザが参加するランや、ユーザと他ユーザの間で行なわれる競争的活動など)に招待されていることを示す情報8820を含んでいる。このような実施形態において、情報8820は、図88Dに示されるように、招待されたゲームの種別(レースなど)を示すアイコン、参加者を示すアイコン(各ユーザのアップロードされた写真、アバター、デフォルトアイコンなど)、およびゲームやチャレンジの種別を示すメッセージを含みうる。いずれの実施形態についても、図88Dに示されるように、ユーザは、ゲームの開始時刻を提供されうる。例えば、ユーザは、情報8820において、12時間以内にゲームが開始することを示すメッセージを提供されうる。

さらに別の例として、図88Eに示されるインターフェース8822は、ユーザが複数のゲーム(ユーザと少なくとも一人の他ユーザの間で行なわれる複数の対戦、レース、他の競争的活動の少なくとも一つ)に招待されていることを示す情報8824を備えうる。そのような実施形態において、情報8824は、図88Eに示されるように、ユーザが招待されているゲームの種別(レース、対戦、他の競争的活動など)を示すアイコン、少なくとも一つのゲームへの参加者を示すアイコン(各ユーザのアップロードされた写真、アバター、デフォルトアイコンなど)、およびユーザが複数のゲームに招待されていることを示すメッセージを含みうる。幾つかの実施形態においては、ユーザが複数のゲームに招待されていると、情報8824は、複数のゲームのいずれが最も早く開始されるかを示しうる。例えば、複数のゲームのうち最初に始まるのが対戦である場合、情報8824は、対戦を示すアイコン、当該対戦の参加者を示すアイコン(各ユーザのアップロードされた写真、アバター、デフォルトアイコンなど)、およびいつ対戦が始まるかを示すメッセージ(図示の例では12時間以内)を含みうる。インターフェース8814、8818、8822と情報8816、8820、8824の少なくとも一つは、前述の通り「Game/Game home screen」へ移動されうるように、ユーザ選択可能でありうる。

図88Fに示されるインターフェース8826は、本開示における少なくとも一つの態様に係るユーザインターフェースの一実施形態を示している。インターフェース8826は、ゲームを開始したものの活動を未記録である(ランのログをとっていないなど)ユーザに提示されうる。そのような実施形態において、情報8828は、どのような種別のゲームがユーザによって開始されたかを示す少なくとも一つのアイコン、少なくとも一つのゲームのステータスの詳細を記述するメッセージ、および当該ゲームの参加者を示す少なくとも一つのアイコンを含みうる。このようなユーザインターフェースは、自身のゲームにユーザの注意を向けたり、より活動的であることを促したりできる。

幾つかの実施形態において、ユーザは、ゲーム中に図88Gに示されるインターフェース8830のようなインターフェースを提供されうる。このような実施形態において、ユーザの現況(順位など)が提供されうる。これにより、当該ユーザは、他の参加者に対する自身の位置づけを知りうる。例えば、インターフェース8830は、ユーザが取り組んでいるゲームの種別を示すアイコン(図示の実施形態においては対戦、他の実施形態においては、レースや十種競技型のイベントなど)、当該ゲームにおけるユーザの現況の簡単なサマリなどを提供するメッセージ(図示の実施形態においては、当該ユーザはTim Aに対してやや遅れをとっている、他の実施形態においては、他の参加者と競り合っている、あるいはリードしているなど)、および当該ユーザの順位を示す少なくとも一つのアイコンを含みうる。例えば、インターフェース8830は、ゲームの各参加者を表すアイコン(写真、アバター、参加者に対応するデフォルトの記号などを含む)を含み、各アイコンの配置によって当該ゲームにおける参加者の順位を示しうる。よって、図示の実施形態においては、ユーザを表す右側のアイコンの一部にTim Aを表すアイコンが重なっている。これは、当該ゲームにおいて当該ユーザがTim Aの後を追っていることを示している。なお、他の実施形態として、任意の数の参加者が一つのゲームにおいて競い合い、複数の参加者を表す複数のアイコンが情報8832に含まれうることは明らかである。また、情報8832において当該ユーザがTim Aの後を追っていることを示す図示の手法は、あくまで例証に過ぎず、本開示の主旨から逸脱しなければ、任意の手法が採用されうることも明らかである。さらに、幾つかの実施形態においては、ユーザに対応するアイコンは、他の参加者に対応するアイコンと外観を異にされうる(拡大表示、強調表示、異なる色で表示など)。これにより、当該ユーザは、他の参加者に対する自身の順位を容易に視認することができる。

幾つかの実施形態において、ユーザは、ゲームの終了が近いことの表示を提供されうる。これにより、当該ユーザは、勝利などのために一段と頑張ることができる。例えば、幾つかの実施形態において、ユーザは、図88Hに示されるインターフェース8834を提供されうる。インターフェース8834は、情報8836を含みうる。情報8836は、ゲームの種別を示す少なくとも一つのアイコン、ユーザの順位や位置づけなどを示す少なくとも一つのアイコン、および当該ゲームのステータスに係るメッセージの少なくとも一つを含みうる。この実施形態において、情報8836に含まれるメッセージは、ユーザのゲームの終了が近いことを示している。例えば、当該ゲームがランニング活動を含む場合、当該メッセージは、ゲーム終了までに残された距離を示しうる(レースの残りマイル数など)。

上記のゲームは、ランニングゲームに限られず、他の実施形態においては所望のゲームでありうることは明らかである。例えば、図87Aから図87Cを参照して説明したように、システムは、ユーザの活動度に係るデータを収集するように構成された少なくとも一つのウェアラブルデバイスを備えうる(幾つかの実施形態において、当該データは、複数の活動にわたって比較可能なパフォーマンス値に変換されうる)。したがって、幾つかの実施形態において、ゲームは、ウェアラブルデバイス8720などを用いて測定された活動を含みうる。そのような実施形態において、当該ゲームは、ランニングではない活動(ローイング、スイミング、バイキングなど)を含んでもよく、複数の活動を含んでもよい。例えば、幾つかの実勢形態において、一つのゲームは、複数の活動(十種競技型のゲーム等)を含みうる。そのような実施形態において、ユーザは、広範囲の活動を通じて競い合うことができ、累積パフォーマンス値を用いて結果を比較できる。

例えば、ユーザは、ランニング、スイミング、およびバイキングを含むゲーム(いわゆるトライアスロン)に参加できる。このような実施形態において、少なくとも一つのモニタリングデバイスやウェアラブルデバイスは、当該ランニング、スイミング、およびバイキング中におけるユーザの活動度を管理できる。幾つかの実施形態において、この活動度は、パフォーマンス値に変換されうる。これにより、上述の通り、複数の活動にわたる当該ユーザの活動度が比較されうる。また、少なくとも一つの上記のインターフェースは、当該ゲーム(トライアスロンなど)における他の参加者とのやり取りを手助けしうる。これにより、当該ユーザは、自身の活動度が他の参加者と比較してどうであるかのフィードバックを提供されうる。幾つかの実施形態において、システム(ローカルなシステム、またはコンパニオンウェブサイトなどと接続されたシステム)は、様々な活動にわたるユーザの活動度を管理し続け、ユーザのフィットネスプロフィールを用意し、当該ユーザの標準的な運動能力値(SPARQ評価など)などを判断しうる。

レベル 幾つかの態様に係るシステムによれば、ユーザは、異なるレベルの目標を提供され、次の目標レベルに近づいていること、次の目標レベルを獲得したことなどを知らされうる。例えば、幾つかの実施形態において、当該システムは、独立した複数の目標レベル(ここでは「カラーレベル」と称する)を備えうる。各カラーレベルは、さらに細かな独立した複数の目標レベルを備えている(ここでは「マイルストーン」と称する)。よって、当該システムを用いることにより、ユーザは、異なる複数のマイルストーンに、最終的には異なる複数のカラーレベルに取り組むことができる。そのような実施形態において、ユーザは、新たなマイルストーンやカラーレベルに到達するためにさらなる活動を行なうことを促されうる。

図89Aに示されるインターフェース8902は、マイルストーンに近づいているユーザに提示されうるインターフェースの一実施形態を示している。図示の例において、ユーザは、250kmというカラーレベルに取り組んでいるところである。当該カラーレベルは、五つの独立した50kmのマイルストーンを有している。図示の例において、ユーザは、次のマイルストーンにわずかに及んでいない。例えば、当該ユーザは、50kmのマイルストーンに3.24マイル不足している。このような実施形態において、インターフェース8902は、次のマイルストーンに近づいていることを知らせるために、ユーザに提示されうる。例えば、ユーザは、インターフェース8902上において情報8904を提示されうる。情報8904は、ユーザのパフォーマンスを示すアイコン(250kmのカラーレベルと50kmごとの五つのマイルストーンを示す五つのボックスを有するアイコン)と、当該ユーザが次のマイルストーンにどのくらい近づいているかを示すメッセージを含んでいる。図示の例において、情報8904として提供されているアイコンの第一のボックスは、ユーザが第一のマイルストーンに近づいていることを示している(第一のボックスの大半に陰影が付けられている)。また、情報8904として提供されているメッセージは、次のマイルストーンに3.24マイル不足していることをユーザに示している。よって、このようなインターフェースは、ユーザの現在のパフォーマンスに係るフィードバックを提供し、当該ユーザに次のマイルストーンの達成を促しうる。

幾つかの実施形態において、インターフェース8902は、ユーザが次のマイルストーンに近づいているとき、当該ユーザの過去のパフォーマンスなどに基づいて、当該ユーザに提供されうる。例えば、幾つかの実施形態によれば、システムは、ユーザの平均走行距離をまず判断し、次いで当該ユーザが所定の距離に近づいている場合(次のマイルストーンまであと僅かの距離である場合)などにおいて、当該ユーザにインターフェース8902を提供しうる。例えば、幾つかの実施形態において、次のマイルストーンに到達するまでの距離がユーザの平均走行距離プラス1マイルである場合、当該ユーザは、インターフェース8902を提供されうる。別の実施形態においては、ユーザが次のマイルストーンに到達するまで他の所定距離である場合、当該ユーザにインターフェース8902が提供されうる。例えば、過去に記録された最長走行距離である場合、あるいは特定の日数、週数、季節、場所などについてユーザの典型的な走行距離(過去のランニング傾向に基づく)である場合、当該ユーザにインターフェース8902が提供されうる。さらに別の実施形態においては、トレーニングプログラムの現況、ゲームの現況、他の活動などに対応する距離内にユーザがいる場合、当該ユーザにインターフェース8902が提供されうる。

幾つかの実施形態において、インターフェース8902と情報8904の少なくとも一方は、選択されるとユーザをインターフェース8906へ移動させるユーザ選択可能なリンクなどを含みうる。インターフェース8906は、次のマイルストーンに到達するためのユーザの設定を手助けするランスケジューラを含みうる。例えば、インターフェース8906は、次のマイルストーンに到達するために必要な走行距離設定8908を自動的に用意しうる。図示の例において、自動的に用意された距離設定8908は、3.24マイル(次のマイルストーンに到達するために必要な距離)である。

幾つかの実施形態において、前述したものと同様のインターフェースが、次のカラーレベルを目標にしているユーザの手助けをするために使用されうる。例えば、図89Cに示されるように、インターフェース8910は、ユーザが次のカラーレベル(250kmなど)に近づいているときに使用されうる。そのような実施形態においては、上述のように、ユーザは、インターフェース8912を提供されうる。インターフェース8912は、参加者らが次のカバーレベルに到達しようとしていることを示すアイコンとメッセージの少なくとも一方を備えうる。このインターフェース8910は、次のカラーレベルまでユーザの平均走行距離プラス1マイルである場合、次のカラーレベルまで過去に記録された最長走行距離である場合、特定の日数、週数、季節、場所などについてユーザの典型的な走行距離(過去のランニング傾向に基づく)である場合、ユーザのプログラムにおける次のランにおいて次のカラーレベルに到達できる距離である場合などにおいて、当該ユーザに提示されうる。なお、インターフェース8910と情報8912の少なくとも一方が選択されると、ユーザは、インターフェース8914へ移動されうる。インターフェース8914は、次のカラーレベルに到達するために適切な距離(図示の例においては3.24マイル)を示す距離設定8916を含んでいる。

幾つかの実施形態において、ユーザが新たなマイルストーンとカラーレベルの少なくとも一方に到達すると、当該ユーザは、それぞれのパフォーマンスレベルに達したことを示すフィードバックを提供されうる。例えば、ユーザは、新たなカラーレベルに到達すると(図示の例では、1000kmがカラーレベル「Blue」に対応している)、図89Eに示される通知8918を受信しうる。また、幾つかの実施形態において、次のカラーレベル(図89Eに示される「Blue」など)に到達すると、上述したメニューとインターフェースの少なくとも一方の外見が変更されうる。例えば、幾つかの実施形態においては、「Blue」カラーレベルに到達すると、システムにおける少なくとも一つのインターフェースが変更される。これにより、背景、インターフェース内のアイコンなどの特徴の少なくとも一つが、現在のユーザのパフォーマンスレベル(カラーレベルなど)を示すために青色に変化する。一例において、ランニング中などにユーザに提示されるユーザインターフェースの背景は、当該ユーザがブルーカラーレベルに到達した後に青色になり、オレンジカラーレベルに到達した後にオレンジ色になり、パープルカラーレベルに到達した後に紫色になる。よって、幾つかの態様によれば、少なくとも一人のユーザは、どの目標レベルに到達しているか(どのカラーレベルに到達したか)を、少なくとも一つのインターフェースなどの外見だけから容易に判断できる。

おわりに 上述した特徴の少なくとも一つを有する活動モニタリングシステムおよび環境を提供することにより、アスレチック活動への取り組みを促し、健康を増進するために夢中になれる体験をユーザに対して提供する。これから行なわれるランにおいて過去の統計値を上回る設定を行なうことをユーザに促すことにより、当該ユーザは、得られる自身の能力向上によって意欲を与えられうる。また、ユーザは、屋内と屋外のワークアウトに対して単一のデバイスを使用でき、ワークアウトデータを当該単一のデバイス上に集積できる。さらに、ユーザは、他ユーザとのライブチャレンジを設定できることにより、エクササイズを行なう意欲を与えられうる。したがって、各ユーザが個別に走っていながらも、当該ユーザは、あたかも当該他ユーザとともにワークアウトを行なっているかのような実感を得ることができる。

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