Climbing irons

申请号 JP23599095 申请日 1995-08-23 公开(公告)号 JPH0956847A 公开(公告)日 1997-03-04
申请人 Saburo Mizobuchi; 三郎 溝渕; 发明人 MIZOBUCHI SABURO;
摘要 PROBLEM TO BE SOLVED: To provide climbing irons having features such as being light in weight and hard to slip from shoes. SOLUTION: A main body frame 3 of climbing irons is composed of a left frame 13 and a right frame 11. Both the frames are connected by a connector (such a bolt 65) for adjusting the width of the frame. The respective frames 11 and 13 and pawls are formed by assembling objects, for which punched parts of a flat metal plate are bent, in the shape of a loop. A band is fitted through stays 33 and 35 separated from the frame to the main body frame 3.
权利要求 【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 本体枠と、この本体枠から下方に突出する複数の爪と、本体枠を靴底に固定するバンドと、を備えたアイゼンであって;上記本体枠が、巾方向に分割された左枠と右枠からなり、 両枠は、枠の幅を調整しうる連結具によって連結されており、 各枠と爪は、金属平板の打き抜き品を曲げ加工したものを、上記連結具によって環状に組立てたものであり、 上記バンドは、該枠に対して、該枠とは別体のステーを介して取り付けられていることを特徴とするアイゼン。
  • 【請求項2】 上記本体枠がアルミ合金製である請求項1記載のアイゼン。
  • 【請求項3】 本体枠と、この本体枠から下方に突出する複数の爪と、本体枠を靴底に固定するバンドと、を備えたアイゼンであって;上記本体枠が、巾方向に分割された左枠と右枠からなり、 両枠は、枠の幅を調整しうる連結具によって連結されており、 各枠と爪は、金属平板の打き抜き品を曲げ加工したものを、上記連結具によって環状に組立てたものであり、 該環状本体枠内に防雪板が設けられていることを特徴とするアイゼン。
  • 【請求項4】 上記防雪板が巾方向に分割された一部オーバーラップする2枚の板から構成されており、そのオーバーラップ量を調整することにより防雪板の幅を調整しうる巾調整手段を有する請求項3記載のアイゼン。
  • 【請求項5】 上記防雪板は、上記環状本体枠と前後においてのみ固定されている請求項4記載のアイゼン。
  • 【請求項6】 本体枠と、この本体枠から下方に突出する複数の爪と、本体枠を靴底に固定するバンドと、を備えたアイゼンであって;さらに、上記本体枠の後部を靴のかかとに固定するためのワイヤーと、このワイヤーの長さを使用者に応じた所定の長さに調整固定するためのワイヤー長さ調整手段が設けられていることを特徴とするアイゼン。
  • 【請求項7】 上記ワイヤーが、上記本体枠の側縁に沿って本体枠前部にまで延びるように設けられており、 該ワイヤーの側部には、バンドがスライド可能に取り付けられており、 さらに、該バンドが所定の位置よりも前にスライドすることを防止するストッパーがワイヤーの側部に設けられている請求項6記載のアイゼン。
  • 【請求項8】上記バンド(中バンド)の他に、上記本体枠の前部に第2のバンド(前バンド)が設けられている請求項7記載のアイゼン。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【発明の属する技術分野】本発明は、渓を登る際など登山に用いるアイゼンに関する。 特には、雪の付着を防止するための改良や、登山靴とのズレを防止するための改良の施されたアイゼンに関する。

    【0002】

    【発明が解決しようとする課題】従来のアイゼンでは、
    次のようなことが問題であった。 複雑な形状のものが多かったため、材料歩留りが低く、かつプレスや曲げの工数がかかり、また金型の価格が高くなっていた。 特にこのことは、安価なことを求められる簡易型のアイゼンでは問題となっていた。

    【0003】 より軽量のものが望まれていた。 特に最近は比較的高年齢の登山者が増加しているので、そのニーズが高い。 アイゼンを装着した靴の裏に雪が付くのを防止するための防雪板の形状・取付け構造を改良して、シンプルで取扱い易くかつ効果が高いものが求められていた。 靴に装着し易く、かつ歩いている時にズレにくいアイゼンが求められていた。

    【0004】本発明は、軽量、ズレにくい等の特長を有するアイゼンを提供することを目的とする。

    【0005】

    【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため、本発明のアイゼンは、本体枠と、この本体枠から下方に突出する複数の爪と、本体枠を靴底に固定するバンドと、を備えたアイゼンであって;上記本体枠が、巾方向に分割された左枠と右枠からなり、両枠は、枠の幅を調整しうる連結具によって連結されており、各枠と爪は、金属平板の打き抜き品を曲げ加工したものを、上記連結具によって環状に組立てたものであり、上記バンドは、該枠に対して、該枠とは別体のステーを介して取り付けられていることを特徴とする。

    【0006】本発明の他の一態様のアイゼンは、本体枠と、この本体枠から下方に突出する複数の爪と、本体枠を靴底に固定するバンドと、を備えたアイゼンであって;上記本体枠が、巾方向に分割された左枠と右枠からなり、両枠は、枠の幅を調整しうる連結具によって連結されており、各枠と爪は、金属平板の打き抜き品を曲げ加工したものを、上記連結具によって環状に組立てたものであり、該環状本体枠内に防雪板が設けられていることを特徴とする。

    【0007】本発明の他の一態様のアイゼンは、本体枠と、この本体枠から下方に突出する複数の爪と、本体枠を靴底に固定するバンドと、を備えたアイゼンであって;さらに、上記本体枠の後部を靴のかかとに固定するためのワイヤーと、このワイヤーの長さを使用者に応じた所定の長さに調整固定するためのワイヤー長さ調整手段が設けられていることを特徴とする。

    【0008】

    【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例に係るアイゼンの図を参照しつつ説明する。 図1は本発明の一実施例に係るアイゼンの斜視図である。 図1のアイゼンは、本体枠3、本体枠と一体の爪5、バンド7、ワイヤ9、防雪板15、17等の各部よりなる。

    【0009】図2は、図1のアイゼンの本体枠、防雪板等を示す図である。 (A)は平面図、(B)は側面図である。 本体枠3は、右枠11と左枠13に2分割(巾方向)されている。 各枠11、13は、アルミニウム合金(2017)の厚さ3mmの板を打ち抜いて曲げたものである。 なお、ここで巾方向とは、アイゼンを足に履いたときの足の巾方向(図2(A)の上下方向)をいい、
    前後方向とはその足の前後方向(図2(A)の右が前、
    左が後)をいう。

    【0010】右枠11、左枠13とも、大むね長いコの字状をしており、中央部は、内側に少し湾曲している。
    両枠11、13の下方には、図2(B)に示されているように、爪5が一体的に、下に突出するように設けられている。 なお、爪は左右に3ケずつ計6ケ設けられている。 両枠11、13は、前後においてオーバーラップしており、その部分をネジ65で固定されている。 このネジ65(六穴付ボルトと六角ナット)は、枠11、1
    3に開けられた長穴67(図1参照)に通されている。
    この長穴をズらすことによって、左右の枠11、13の巾をアイゼンの取り付けられる靴の巾に合わせて調整できる。 なお、ネジの座には、2穴付平座金(図示省略)
    が挿まれている。 図2(B)において、前後の爪5
    a',5c'の上に見えているリベット穴69は、後述するステーを取り付けるリベットを打つ穴である。

    【0011】本体枠3の内側には、左右2枚1組の防雪板(防雪板左15及び防雪板右17)がはめ込まれている。 この防雪板15、17は、靴の底すなわちアイゼンの本体枠3の中に雪が付着しにくくするためのものである。 この実施例の場合、防雪板は合成樹脂(ポリプロピレン)で、厚1.5mmの平滑な板である。 このような平滑面には、雪や氷が付きにくく、またついても多少の衝撃ですぐはがれ落ちるので歩き易い。

    【0012】2枚の防雪板15、17は一部オーバーラップしている。 このオーバーラップ量は、両防雪板をつなぐハトメ51とそのハトメの通っている長穴53とをズラすことにより調整できる。 つまり、本体枠3の巾を靴の巾に合わせて調整し、次に本体枠3の巾に合わせて防雪板15、17のオーバーラップ量を調整する。 この調整後には、金属薄片である折り返し片55(防雪板右17にハトメ57で固定されている)を防雪板17上に折り返すことにより、両防雪板のオーバーラップ量を固定することができる。

    【0013】防雪板左15は、前後のリブ61及びハトメ63で、枠11及び13に固定されている。 そして、
    防雪板15、17は、左右方向では枠11及び13には固定されていない。 このようにしたのは、防雪板の、靴の土踏まずに対応する部分に柔軟性を持たせることにより、防雪板や固定金具の破損を防止するためである。 同部に柔軟性がないと、雪を踏む際に防雪板が土踏まずの空間に押し込まれる動作が拘束され、防雪板や固定金具に無理がかかってしまうのである。

    【0014】次に再び図1を参照しつつ本体枠3を靴に固定するための構造を説明する。 なお、靴にアイゼンを固定した状態については図4を参照されたい。 本体枠3
    には、その側面前後端にステー(前ステー35、後ステー31)がリベット止めされている。 両ステー35、3
    1とも、本体枠3に対して回動可能である。 そして、前ステー35にはバンド穴36が開けられており、この穴36に前バンド7aが通されている。 左右のバンド7
    a,7a'を。 図4に示されているように靴2の先の方で締め具10aを用いて締める。

    【0015】後ステー31には、ワイヤー9が通されている。 ワイヤー9は、そのかかと部21を靴のかかとに掛けて後ろ方向に靴がズレないようにする役割を有する。 さらに、このワイヤー9は、その側部23において、後バンド7b,ストッパー25(かしめリング)と共働して、強固にアイゼン1を靴2に固定する役割も果たす。

    【0016】後ステー31には、ワイヤーかかと部21
    の長さを調整するためのワイヤー長さ調整手段33が設けられている。 図3は、図1のアイゼンにおけるワイヤー長さ調整手段33の詳細を示す断面図である。 同調整手段33において、ワイヤー9は、スリーブ43の側面に開けられた穴44を通っている。 このスリーブ43内には小ネジ41がネジ込まれている。 この小ネジ41とワイヤー9とを干渉させる(ネジを押し付ける)と、ワイヤー9とスリーブ43とが固定される。 すると、スリーブ43は、後ろステー31に両側をはさまれているので(後ステー31はスリーブ43をはさむようにめくれている)、ワイヤー9と後ステー31との間も、ほぼ固定される。 一方小ネジ41をゆるめてやれば、スリーブ43の穴44をワイヤー9が通過できるので、ワイヤーかかと部の長さを変化させることができる。

    【0017】後バンド7bは、ワイヤー側部23にスライド可能に接続されており、図4に示されているように、靴2の足首近くのこうの部分を締めるバンドである。 そのため、この後バンド7bが前(足の先)へずれて行かないようストッパー25が設けられている。 図4
    の状態で、後バンド7bが締まっているため、ワイヤーかかと部21が前に引っ張られて、その結果、アイゼン1と靴2は前後方向にしっかりと固定される。 さらに、
    後バンド7bはアイゼンの後部を上方を持ち上げて固定する働きもする。 この点が、本実施例のアイゼンの特長の一つである。 ワイヤー側部23の先端はワイヤー止め具37によって前ステー35に強固に固定されている。

    【0018】本実施例のアイゼン着用方法を再度整理すると、以下のとおりである。 まず、ネジ65と長穴67
    (図1)で左右の枠13、11のオーバーラップ量を調整して、本体枠3の巾を靴に合わせる。 次に、両防雪板15、17のオーバーラップ量を調整して防雪板の巾を本体枠3の巾に合わせる。 次に、ワイヤー長さ調整手段33を調整してワイヤーかかと部21の長さを合わせる(合わせた後はワイヤー長さ調整手段33は固定する)。 次に、靴2をアイゼン1の上にのせ、ワイヤー9
    を靴のかかとに掛ける。 次に前後のバンド7a、7bを締めて装着が完了する。

    【0019】

    【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明のアイゼンは以下の効果を発揮する。 。 構造がシンプルで、材料の歩留りが良くかつプレス工程が少ないので、製造コストを低減できる。 特にステーを本体枠と別体とし、かつ本体枠を板曲げ品とした場合は、その効果は格別である。

    【0020】 構造がシンプルなため、軽量である。
    さらにアルミ合金で作成した場合、きわめて軽量にできる。 防雪板の巾調整が楽にできる。 ワイヤー、バンドストッパー等を採用すれば、アイゼンと靴との固定が格段に強固となる。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】本発明の一実施例に係るアイゼンの斜視図である。

    【図2】図1のアイゼンの本体枠、防雪板等を示す図である。 (A)は平面図、(B)は側面図である。

    【図3】図1のアイゼンにおけるワイヤー長さ調整手段33の詳細を示す断面図である。

    【図4】靴にアイゼンを固定した状態を示す図である。

    【符号の説明】

    1 アイゼン 2 登山靴 3 本体枠 5 爪 7 バンド 9 ワイヤー 10 締め具 11 右枠 13 左枠 15 防雪板左 17 防雪板右 21 ワイヤーかかと部 23 ワイヤー側部 25 ストッパー(かしめリング) 31 後ステー 33 ワイヤー長さ調整手段 35 前ステー 36 バンド穴 37 ワイヤー止め具 41 小ネジ 43 スリーブ 44 穴 51 ハトメ 53 長穴 55 折り返し片 57 ハトメ 61 リブ 63 ハトメ 65 ネジ 67 長穴 69 ステーリベット穴

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