Footwear with a cleat equipment, including a corner cleat

申请号 JP2014509434 申请日 2012-05-03 公开(公告)号 JP2014512924A 公开(公告)日 2014-05-29
申请人 ナイキ インターナショナル リミテッド; 发明人 ジム バウコム; ジョー ハウリー; モルガン スタウファー;
摘要 複数のクリートが配置された履物が開示される。 本発明の複数のクリートの配置を有することで、短距離走で一歩目を踏み出す際、急な方向転換をする際およびバックステップを踏む(後退する)際における静止 摩擦 力 を高めることができる。 複数のクリートは、ベースプレート上に配置されていて、使用者の第一趾と整列した第1の 角 のあるクリートと、ベースプレートの後側コバに近接して配置された第2の角のあるクリートと、を含み得る。 第1の角のあるクリートと2つの平坦なクリートとが、ベースプレートの前足領域において円の周縁に沿うように並べられているとよい。
【選択図】 図2
权利要求
  • 履物であって、
    前足領域、踵領域、上記前足領域と上記踵領域を貫くように延びている長手方向軸、前側コバ、および後側コバを含むベースプレートと、
    上記ベースプレートの前足領域において上記前側コバと該履物の内側とに近接して配置された第1のクリートであって、角を形成する少なくとも2つの真直ぐなセグメントを含む第1のクリートと、
    上記ベースプレートの踵領域において上記後側コバと上記ベースプレートの長手方向軸とに近接して配置された第2のクリートであって、角を形成する少なくとも2つの真直ぐなセグメントを含む第2のクリートと、
    を備える履物。
  • 第1のクリートの複数の真直ぐなセグメントは、第1の点で互いに接続し、この第1の点における角が上記前側コバと該履物の内側との間の一方向を指し示すように、第1のクリートが配向されていることを特徴とする請求項1に記載の履物。
  • 第2のクリートの複数の真直ぐなセグメントは、第2の点で互いに接続し、この第2の点における角が該履物の後側端部の方向を指し示すように、第2のクリートが配向されていることを特徴とする請求項2に記載の履物。
  • 共に上記前足領域に配置された第3のクリートおよび第4のクリートをさらに備え、
    第1のクリート、第3のクリートおよび第4のクリートは、上記前足領域の一部を画定し得る円の周縁に沿うように並べられていることを特徴とする請求項1に記載の履物。
  • 第3のクリートおよび第4のクリートは、平坦なクリートを含むことを特徴とする請求項4に記載の履物。
  • 上記円の周縁内の前足領域に配置された第5のクリートをさらに含むことを特徴とする請求項4に記載の履物。
  • 第3のクリートは、平坦なクリートからなり、上記ベースプレートの長手方向軸との間で角をなすように配向されていることを特徴とする請求項4に記載の履物。
  • 履物であって、
    前足領域、踵領域、上記前足領域と上記踵領域を貫くように延びている長手方向軸、前側コバ、および後側コバを含むベースプレートと、
    上記ベースプレートの前足領域において上記前側コバと該履物の内側とに近接して配置された第1のクリートであって、角を形成する少なくとも2つの真直ぐなセグメントを含む第1のクリートと、
    上記前足領域に配置された第2のクリートと、
    上記前足領域に配置された第3のクリートと、
    を備え、
    第1のクリート、第2のクリートおよび第3のクリートは、上記前足領域の一部を画定する円の周縁に沿うように並べられていることを特徴とする履物。
  • 第1のクリートの複数の真直ぐなセグメントは、第1の点で互いに接続し、この第1の点における角が上記前側コバと該履物の内側との間の一方向を指し示すように、第1のクリートが配向されていることを特徴とする請求項8に記載の履物。
  • 上記円の周縁内の前足領域に配置された第4のクリートをさらに含むことを特徴とする請求項9に記載の履物。
  • 第4のクリートは、平坦なクリートからなり、上記ベースプレートの長手方向軸との間で角をなすように配向されていることを特徴とする請求項10に記載の履物。
  • 上記前足領域の底部において該履物の内側に近接して配置された第5のクリートと、
    上記前足領域の底部において該履物の外側に近接して配置された第6のクリートと、
    をさらに備える請求項11に記載の履物。
  • 第2のクリートは、平坦なクリートからなり、上記ベースプレートの長手方向軸と平行に配向されていることを特徴とする請求項8に記載の履物。
  • 第3のクリートは、平坦なクリートからなり、上記ベースプレートの長手方向軸との間で角をなすように配向されていることを特徴とする請求項13に記載の履物。
  • 履物であって、
    前足領域、踵領域、上記前足領域と上記踵領域を貫くように延びている長手方向軸、前側コバ、および後側コバを含むベースプレートと、
    上記ベースプレートの前足領域において上記前側コバと該履物の内側とに近接して配置された第1のクリートであって、角を形成する少なくとも2つの真直ぐなセグメントを含む第1のクリートと、
    上記ベースプレートの踵領域において上記後側コバと上記ベースプレートの長手方向軸とに近接して配置された第2のクリートであって、角を形成する少なくとも2つの真直ぐなセグメントを含む第2のクリートと、
    上記ベースプレートの踵領域において上記後側コバと対極的な位置で該履物の内側に近接して配置された第3のクリートと、
    上記ベースプレートの踵領域において上記後側コバと対極的な位置で該履物の外側に近接して配置された第4のクリートと、
    を備える履物。
  • 第2のクリートの複数の真直ぐなセグメントは、第2の点で互いに接続し、この第2の点における角が該履物の後側端部の方向を指し示すように、第2のクリートが配向されていることを特徴とする請求項15に記載の履物。
  • 第3のクリートは、平坦なクリートからなり、上記ベースプレートの長手方向軸との間で角をなすように配向されていることを特徴とする請求項15に記載の履物。
  • 第4のクリートは、平坦なクリートからなり、第3のクリートとの間で約90°の角をなすように配向されていることを特徴とする請求項17に記載の履物。
  • 上記前足領域に配置された第5のクリートと、
    上記前足領域に配置された第6のクリートと、
    をさらに備え、
    第1のクリート、第5のクリートおよび第6のクリートは、上記前足領域の一部を画定する円の周縁に沿うように並べられていることを特徴とする請求項18に記載の履物。
  • 上記前足領域の底部において該履物の内側に近接して配置された第7のクリートと、
    上記前足領域の底部において該履物の外側に近接して配置された第8のクリートと、
    をさらに備える請求項19に記載の履物。
  • 说明书全文

    本発明は、履物に関し、詳しくは、複数のクリート(滑り止め具)を有するスポーツシューズ(運動靴)に関する。

    クリート付きの履物については、これまでにも提案されている。 従来のクリートは、概して、スポーツシューズが地面を掴むことを容易にするものであるが、従来のクリートは、短距離走で一歩目を踏み出す際や着用者がバックステップを踏む(後退する)ときにおける静止摩擦を必ずしも最適にできるものではない。 また、従来のクリートは、急な方向転換をする際に必ずしも最適な静止摩擦力を提供できるものではない。

    スポーツシューズが、短距離走で一歩目を踏み出す際、バックステップを踏む際および急な方向転換をする際における静止摩擦力を最適にすることができるクリートを備えることができれば有利となる。

    複数のクリートが装備された履物が開示される。 一態様においては、履物が、前足領域、踵領域、上記前足領域と上記踵領域を貫くように延びている長手方向軸、前側コバ、および後側コバを含むベースプレートと、上記ベースプレートの前足領域において上記前側コバと該履物の内側とに近接して配置された第1のクリートであって、を形成する少なくとも2つの真直ぐなセグメントを含む第1のクリートと、上記ベースプレートの踵領域において上記後側コバと上記ベースプレートの長手方向軸とに近接して配置された第2のクリートであって、角を形成する少なくとも2つの真直ぐなセグメントを含む第2のクリートと、を備える。

    第1のクリートの複数の真直ぐなセグメントは、第1の点で互いに接続し、この第1の点における角が上記前側コバと該履物の内側との間の一方向を指し示すように、第1のクリートが配向されている。

    第2のクリートの複数の真直ぐなセグメントは、第2の点で互いに接続し、この第2の点における角が該履物の後側端部の方向を指し示すように、第2のクリートが配向されている。

    共に上記前足領域に配置された第3のクリートおよび第4のクリートをさらに備え、第1のクリート、第3のクリートおよび第4のクリートは、上記前足領域の一部を画定し得る円の周縁に沿うように並べられている。 第3のクリートおよび第4のクリートは、平坦なクリートを含む。 上記円の周縁に囲まれた前足領域に配置された第5のクリートをさらに含む。 第3のクリートは、平坦なクリートからなり、上記ベースプレートの長手方向軸との間で角をなすように配向されている。

    一態様においては、履物が、前足領域、踵領域、上記前足領域と上記踵領域を貫くように延びている長手方向軸、前側コバ、および後側コバを含むベースプレートと、上記ベースプレートの前足領域において上記前側コバと該履物の内側とに近接して配置された第1のクリートであって、角を形成する少なくとも2つの真直ぐなセグメントを含む第1のクリートと、上記前足領域に配置された第2のクリートと、上記前足領域に配置された第3のクリートと、を備え、第1のクリート、第2のクリートおよび第3のクリートは、上記前足領域の一部を画定する円の周縁に沿うように並べられていることを特徴とする。

    第1のクリートの複数の真直ぐなセグメントは、第1の点で互いに接続し、この第1の点における角が上記前側コバと該履物の内側との間の一方向を指し示すように、第1のクリートが配向されている。 上記円の周縁内の前足領域に配置された第4のクリートをさらに含む。 第4のクリートは、平坦なクリートからなり、上記ベースプレートの長手方向軸との間で角をなすように配向されている。 上記前足領域の底部(靴底)において該履物の内側に近接して配置された第5のクリートと、上記前足領域の底部において該履物の外側に近接して配置された第6のクリートと、をさらに備える。

    第2のクリートは、平坦なクリートからなり、上記ベースプレートの長手方向軸と平行に配向されている。 第3のクリートは、平坦なクリートからなり、上記ベースプレートの長手方向軸との間で角をなすように配向されている。

    一態様においては、履物が、前足領域、踵領域、上記前足領域と上記踵領域を貫くように延びている長手方向軸、前側コバ、および後側コバを含むベースプレートと、上記ベースプレートの前足領域において上記前側コバと該履物の内側に近接して配置された第1のクリートであって、角を形成する少なくとも2つの真直ぐなセグメントを含む第1のクリートと、上記ベースプレートの踵領域において上記後側コバと上記ベースプレートの長手方向軸とに近接して配置された第2のクリートであって、角を形成する少なくとも2つの真直ぐなセグメントを含む第2のクリートと、上記ベースプレートの踵領域において上記後側コバと対極的な位置で該履物の内側に近接して配置された第3のクリートと、上記ベースプレートの踵領域において上記後側コバと対極的な位置で該履物の外側に近接して配置された第4のクリートと、を備える。

    第2のクリートの真直ぐなセグメントは、第2の点で互いに接続し、この第2の点における角が該履物の後側端部の方向を指し示すように、第2のクリートが配向されている。 第3のクリートは、平坦なクリートからなり、上記ベースプレートの長手方向軸との間で角をなすように配向されている。 第4のクリートは、平坦なクリートからなり、第3のクリートとの間で約90°の角をなすように配向されている。

    上記前足領域に配置された第5のクリートと、上記前足領域に配置された第6のクリートと、をさらに備え、第1のクリート、第5のクリートおよび第6のクリートは、上記前足領域の一部を画定する円の周縁に沿うように並べられている。 上記前足領域の底部において該履物の内側に近接して配置された第7のクリートと、上記前足領域の底部において該履物の外側に近接して配置された第8のクリートと、をさらに備える。

    本発明の他のシステム、方法、特徴および利点は、以下の詳細な説明および添付の図面を参照することにより当業者に明らかとなろう。 そのような追加のシステム、方法、特徴および利点のすべてが、以下の詳細な説明および概要に含まれることが意図され、また、本発明の範囲に含まれ、添付の特許請求の範囲によって保護されることが意図されている。

    添付の図面を参照しながら読むことにより、上記の概要と以下の詳細な説明がさらによく理解されよう。 なお、各図における構成要素は、同じ縮尺で寸法を示すものとは限らず、本発明の原則を示すことを主眼としている。 また、各図に亘って示されている同様の参照番号は、互いに対応する部分(部品)を指し示している。

    クリート付きベースプレートを有する履物の一実施例を示す等角投影図。

    図1のベースプレートの平面図。

    外側から見たベースプレートを示す側面図。

    内側から見たベースプレートを示す側面図。

    図1の履物を着用している野球選手であって、バックステップを踏んで捕球しようとしている野球選手を示す図。

    図5の履物の一部を拡大して示す図。

    一実施例の履物を着用している野球選手であって、打撃後に走り出そうとしている野球選手を示す図。

    図7の履物の一部を拡大して示す図。

    複数のクリートが装備された履物が開示される。 図1〜図4は、ベースプレート102の一実施例を示す。 ベースプレート102は、履物100に関連し得る。 以下の詳細な説明は、野球シューズの形態の一実施例に関して検討するが、本発明の考え方は、サッカーシューズ、ラグビーシューズおよびフットボールシューズ(これらの履物に限定しない)を含む種々の履物に関連し得ることに留意されたい。 図1〜図4に示されている履物100は、右足用の履物として意図されているが、本発明の詳細な説明は、履物100を鏡写しにした左足用の履物にも適用され得ることを理解されたい。

    いくつかの実施例においては、ベースプレート102は、アッパー104に関連し得る。 アッパー104は、種々の周知の機構または方法によってベースプレート102にくっ付いている。 例えば、アッパー104は、ベースプレート102に縫い付けられているかベースプレート102に糊付けされている。 アッパー104は、足を受けるように構成され得る。 この実施例においては、アッパー104の一般的なデザイン(設計)が示されている。 いくつかの実施例においては、アッパー104は、他の種類のデザインにされる。

    ベースプレート102およびアッパー104は、履物の製造に使用される当技術分野で周知の材料からつくられ得る。 例えば、ベースプレート102は、エラストマ、シロキサン、天然ゴム、合成ゴム、アルミニウム、スチール(鋼鉄)、天然皮革、合成皮革、プラスチックまたは熱可塑性物質からつくられる。 他の例においては、アッパー104は、ナイロン、天然皮革、合成皮革、天然ゴムまたは合成ゴムからつくられる。

    簡潔に示すために、ベースプレート102は、図2〜図4において、他から独立して示されている。 ベースプレート102は、上面106と底面108を含み得る。 ベースプレート102は、アッパー104にくっ付いているように構成され得る。 また、ベースプレート102は、履物のミッドソールまたはインソールにくっ付いているように構成され得る。 上面106は、ミッドソールまたはインソールと接触しているように構成され得る。 ベースプレート102は、着用者の前足付近に位置する前足領域130を含み得る。 ベースプレート102は、前足領域130の反対側で着用者の踵付近に位置する踵領域132を含み得る。 ベースプレート102は、前足領域130と踵領域132との間に位置する中足領域を含み得る。 ベースプレート102は、内側140と、内側140の反対側にある外側144と、を含み得る。 ベースプレート102は、前側コバ134と、前側コバ134の反対側に位置する後側コバ142と、を含み得る。

    底面108は、地面と接触するように構成され得る。 例えば、底面108は、草、人工芝、土または砂と接触するように構成されている。 ベースプレート102は、これらの地面との静止摩擦力を増大させる装備を有し得る。 そのような装備としては、例えば、複数のクリートがある。 ベースプレート102は、クリート受容部材110,146,152を含み得る。 いくつかの実施例においては、クリート受容部材110,146,152は、取り外し可能なクリートを受けるように構成されている。 他の実施例においては、ベースプレート102は、型成形されたクリートに関連している。 例えば、ベースプレート102は、型成形されたクリートを受けるように構成されている。 他の実施例においては、ベースプレート102は、型成形によってベースプレート102に一体に形成されたクリートを含む。 図1〜図4に示されるように、クリート受容部材110,146,152は、ベースプレート102よりも高い位置にされ得る。 他の実施例においては、クリート受容部材110,146,152は、ベースプレート102と面一に配置されている。

    いくつかの実施例においては、クリート受容部材は、ベースプレート102の前足領域130に配置されている。 他の実施例においては、クリート受容部材は、ベースプレート102の踵領域132に配置されている。 いくつかの実施例においては、クリート受容部材は、ベースプレート102の中足領域に配置されている。 さらに他の実施例においては、クリート受容部材は、ベースプレートの前足領域130と踵領域132の両方に配置されている。

    第1のクリート112、第2のクリート114、第3のクリート116、第4のクリート118、第5のクリート120および第6のクリート122は、ベースプレート102の前足領域130に配置され得る。 第7のクリート124、第8のクリート126および第9のクリート128は、ベースプレート102の踵領域132に配置され得る。 クリートのこの配置を有することで、着用者が斜め方向に走り、振り向き、止まり、加速し、およびバックステップを踏むときの静止摩擦力が増大し得る。 クリートは、履物を製造するための当技術分野で周知の材料から製造され得る。 例えば、クリートは、エラストマ、シロキサン、天然ゴム、合成ゴム、アルミニウム、スチール(鋼鉄)、天然皮革、合成皮革、プラスチックまたは熱可塑性物質からつくられる。 いくつかの実施例においては、複数のクリートは、同じ材料から製造される。 他の実施例においては、複数のクリートは、様々な材料から製造される。 例えば、第1のクリート112がアルミニウムから製造される一方で、第2のクリート114が熱可塑性材料から製造される。 いくつかの実施例においては、複数のクリートは、同じ形状を有する。 他の実施例においては、クリートは、互いに異なる形状を有する。 例えば、図1〜図4に示されている実施例は、互いに異なる形状を有する複数のクリートを示している。 いくつかの実施例においては、複数のクリートは、同じ高さ、幅および/または厚さを有する。 他の実施例においては、複数のクリートは、互いに異なる高さ、互いに異なる幅および/または互いに異なる厚さを有する。

    クリート受容部材110,146,152は、様々な形状や寸法のクリートまたはスタッドを受けるように構成され得る。 例えば、図1〜図4の実施例に示されているように、クリート受容部材110は、第1のクリート112、第2のクリート114および第7のクリート124を受けるように構成されている。 いくつかの実施例においては、クリート受容部材は、複数のクリートを受けるように構成されている。 例えば、図1〜図4の実施例に示されているように、クリート受容部材146は、第4のクリート118を受けるように構成されたクリート受け部148と、第3のクリート116を受けるように構成されたクリート受け部150と、を含む。 クリート受容部材152は、第5のクリート120を受けるように構成されたクリート受け部156と、第6のクリート122を受けるように構成されたクリート受け部154と、第8のクリート126を受けるように構成されたクリート受け部158と、第9のクリート128を受けるように構成されたクリート受け部160と、を含み得る。

    ベースプレート102は、クリート以外にも、地面と接触して静止摩擦力を増大させる構成要素を含み得る。 いくつかの実施例においては、ベースプレート102は、クリートまたはスタッドよりも小さい静止摩擦エレメントを含む。 ベースプレート102上の静止摩擦エレメントは、地面と係合することによって、着用者が地上で前進するときのコントロール性を高めることができる。 加えて、静止摩擦エレメントは、着用者が地面を掘るようにして横へ動くときの安定性を高めることができる。 いくつかの実施例においては、静止摩擦エレメントは、ベースプレート102内に型成形されている。 いくつかの実施例においては、ベースプレート102は、取り外し可能な静止摩擦エレメントを受けるように構成されている。

    いくつかの実施例においては、第1のクリート112は、種々の周知の形状を有する。 例えば、図1〜図4に示されているように、第1のクリート112は、角のある形状(折れ曲った形状)を有する。 角のある形状を有することで、着用者は、第1のクリート112を軸として枢動し易くなり、つまり急な方向転換をする際に支援を受けることができる。 換言すると、角のある形状を有することによって、前足領域130を軸として枢動することを実質的に妨げることなく、静止摩擦力を増大させることができる。 いくつかの実施例においては、第1のクリート112は、点136において角を形成するように互いに接続している2つの真直ぐなセグメント138を含む。 いくつかの実施例においては、複数の真直ぐなセグメント138が一体に形成されている。 点136に形成される角は、様々な大きさにされ得る。 例えば、いくつかの実施例においては、点136に形成される角の大きさは、約120°〜約140°の範囲内にある。 いくつかの実施例においては、点136に形成される角の大きさは、約125°〜約134°の範囲内にある。 いくつかの実施例においては、点136に形成される角の大きさは、約134°〜約138°の範囲内にある。

    真直ぐなセグメント138の幅は、様々な寸法にされ得る。 例えば、いくつかの実施例においては、真直ぐなセグメント138は、約4mm〜約20mmの範囲内の幅を有する。 いくつかの実施例においては、真直ぐなセグメントは、約7mm〜約12mmの範囲内の幅を有する。 いくつかの実施例においては、真直ぐなセグメントは、約6mm〜約8mmの範囲内の幅を有する。 いくつかの実施例においては、複数の真直ぐなセグメント138は、ほぼ同じ幅を有する。 いくつかの実施例においては、複数の真直ぐなセグメント138は、互いに異なる幅を有する。 例えば、いくつかの実施例においては、真直ぐなセグメントの片方が4mmの幅を有する一方で、真直ぐなセグメント138のもう片方が6mmの幅を有する。

    真直ぐなセグメント138の高さは、様々な寸法にされ得る。 例えば、いくつかの実施例においては、真直ぐなセグメント138は、約4mm〜約20mmの範囲内の高さを有する。 いくつかの実施例においては、真直ぐなセグメントは、約6mm〜約13mmの範囲内の高さを有する。 いくつかの実施例においては、真直ぐなセグメント138は、約10mm〜約12.5mmの範囲内の高さを有する。 いくつかの実施例においては、複数の真直ぐなセグメント138は、ほぼ同じ高さを有する。 いくつかの実施例においては、複数の真直ぐなセグメント138は、互いに異なる高さを有する。 例えば、いくつかの実施例においては、真直ぐなセグメント138の片方が10mmの高さを有する一方で、真直ぐなセグメント138のもう片方が12mmの高さを有する。

    真直ぐなセグメント138の厚さは、様々な寸法にされ得る。 例えば、いくつかの実施例においては、真直ぐなセグメント138は、約0.5mm〜約3mmの範囲内の厚さを有する。 いくつかの実施例においては、真直ぐなセグメント138は、約1mm〜約2mmの範囲内の厚さを有する。 いくつかの実施例においては、真直ぐなセグメント138は、約1.7mm〜約1.9mmの範囲内の厚さを有する。 いくつかの実施例においては、複数の真直ぐなセグメント138は、ほぼ同じ厚さを有する。 いくつかの実施例においては、複数の真直ぐなセグメント138は、互いに異なる厚さを有する。 例えば、いくつかの実施例においては、真直ぐなセグメント138の片方が1.7mmの厚さを有する一方で、真直ぐなセグメント138のもう片方が1.9mmの厚さを有する。

    いくつかの実施例においては、第1のクリート112は、ベースプレート102に第1のクリート112を接続するためのコネクタベース(破線で示されている)を含む。 いくつかの実施例においては、コネクタベースは、クリート受容部材よりも低い位置に配置されている。 いくつかの実施例においては、コネクタベースは、クリート受容部材よりも高い位置に配置されている。 いくつかの実施例においては、コネクタベースは、ネジなどの取外し可能な機構によってベースプレート102に接続されている。 いくつかの実施例においては、コネクタベースは、第1のクリート112と一体に形成されている。

    いくつかの実施例においては、第1のクリート112は、ベースプレート102の前側コバ134付近に配置されている。 いくつかの実施例においては、第1のクリート112は、内側140付近に配置されている。 いくつかの実施例においては、第1のクリート112は、ベースプレート102の長手方向軸からずれている。 線3−3は、第1のクリート112がベースプレート102の長手方向軸からどの程度ずれているかを示している。 線3−3は、ベースプレート102の後側コバ142からベースプレート102の前足領域130上の点136までの間で、ベースプレート102の長手方向軸と重なっている。 線3−3は、点136から折れ曲がって、ベースプレート102の内側140へ少し向かうように延びている。 いくつかの実施例においては、第1のクリート112は、線3−3の折れ曲がった部分と整列している。 いくつかの実施例においては、点136は、前側コバ134と内側140との間の一方向を指し示している。 第1のクリート112は、前側コバ134付近にある着用者の第一趾(親指)と整列し得る。 いくつかの実施例においては、第1のクリート112の点136が線3−3の折れ曲がってからの部分と同じ方向を指し示すように、第1のクリート112が配向されている。 図7および図8を参照して以下に詳述するように、着用者の第一趾付近に第1のクリート112が配置されていることで、短距離走の一歩目を踏み出す際や種々の他の動きの際に、第一趾よりも低い位置における静止摩擦力により増大した静止摩擦力を第一趾よりも低い位置にもたらすことができる。 またクリート112が角のある形状を有することで、方向転換を容易にすることができる。

    第1のクリート112、第2のクリート114および第3のクリート116は、前足領域130の一部を画定し得る円162の周縁に実質的に沿うように配置され得る。 この配置を有することで、着用者が様々な方向に枢動して重心移動をすることを容易にしつつ、静止摩擦力を維持することができる。

    いくつかの実施例においては、第2のクリート114は、種々の周知の形状を有し得る。 例えば、図1〜図4に示されているように、第2のクリート114は、単一のセグメントによって形成された平坦な形状を有する。 いくつかの実施例においては、第2のクリート114は、ベースプレート102に第2のクリート114を接続するためのコネクタベース(破線で示されている)を含む。 いくつかの実施例においては、コネクタベースは、クリート受容部材よりも低い位置に配置されている。 いくつかの実施例においては、コネクタベースは、クリート受容部材よりも高い位置に配置されている。 いくつかの実施例においては、コネクタベースは、ネジなどの取外し可能な機構によってベースプレート102に接続されている。 いくつかの実施例においては、コネクタベースは、第2のクリート114と一体に形成されている。

    第2のクリート114の幅は、様々な寸法にされ得る。 例えば、いくつかの実施例においては、第2のクリート114は、約4mm〜約20mmの範囲内の幅を有する。 いくつかの実施例においては、第2のクリート114は、約7mm〜約15mmの範囲内の幅を有する。 いくつかの実施例においては、第2のクリート114は、約10mm〜約13.5mmの範囲内の幅を有する。 第2のクリート114の高さは、様々な寸法にされ得る。 例えば、いくつかの実施例においては、第2のクリート114は、約4mm〜約20mmの範囲内の高さを有する。 いくつかの実施例においては、第2のクリート114は、約6mm〜約13mmの範囲内の高さを有する。 いくつかの実施例においては、第2のクリート114は、約10mm〜約12.5mmの範囲内の高さを有する。 第2のクリート114の厚さは、様々な寸法にされ得る。 例えば、いくつかの実施例においては、第2のクリート114は、0.5mm〜3mmの範囲内の厚さを有する。 いくつかの実施例においては、第2のクリート114は、約1mm〜約2mmの範囲内の厚さを有する。 いくつかの実施例においては、第2のクリート114は、約1.7mm〜約1.9mmの範囲内の厚さを有する。

    いくつかの実施例においては、第2のクリート114は、ベースプレート102の内側140付近に配置されている。 第2のクリート114は、第1のクリート112の位置と比較して、前側コバ134から遠い位置に配置されている。 第2のクリート114は、ベースプレート102の長手方向軸とほぼ平行に配置され得る。 第2のクリート114のこの配置を有することで、着用者が第2のクリート114と垂直な方向に地面を蹴るとき或いは重心移動をするときの横方向へ動く際における静止摩擦力を高めることができる。

    いくつかの実施例においては、第3のクリート116は、種々の周知の形状を有する。 例えば、図1〜図4に示されているように、第3のクリート116は、単一のセグメントによって形成された平坦な形状を有する。 いくつかの実施例においては、第3のクリート116は、ベースプレート102に第3のクリート116を接続するためのコネクタベース(破線で示されている)を含む。 いくつかの実施例においては、コネクタベースは、クリート受容部材よりも低い位置に配置されている。 いくつかの実施例においては、コネクタベースは、クリート受容部材よりも高い位置に配置されている。 いくつかの実施例においては、コネクタベースは、ネジなどの取外し可能な機構によってベースプレート102に接続されている。 いくつかの実施例においては、コネクタベースは、第3のクリート116と一体に形成されている。

    第3のクリート116の幅は、様々な寸法にされ得る。 例えば、いくつかの実施例においては、第3のクリート116は、約4mm〜約20mmの範囲内の幅を有する。 いくつかの実施例においては、第3のクリート116は、約7mm〜約15mmの範囲内の幅を有する。 いくつかの実施例においては、第3のクリート116は、約10mm〜約13.5mmの範囲内の幅を有する。 第3のクリート116の高さは、様々な寸法にされ得る。 例えば、いくつかの実施例においては、第3のクリート116は、約4mm〜約20mmの範囲内の高さを有する。 いくつかの実施例においては、第3のクリート116は、約6mm〜約13mmの範囲内の高さを有する。 いくつかの実施例においては、第3のクリート116は、約10mm〜約12.5mmの範囲内の高さを有する。 第3のクリート116の厚さは、様々な寸法にされ得る。 例えば、いくつかの実施例においては、第3のクリート116は、約0.5mm〜3mmの範囲内の厚さを有する。 いくつかの実施例においては、第3のクリート116は、約1mm〜約2mmの範囲内の厚さを有する。 いくつかの実施例においては、第3のクリート116は、約1.7mm〜約1.9mmの範囲内の厚さを有する。

    いくつかの実施例においては、第3のクリート116は、ベースプレート102の外側144付近に配置されている。 第3のクリート116は、第1のクリート112および第2のクリート114の位置と比較して、前側コバ134から遠い位置に配置され得る。 第3のクリート116は、ベースプレート102の長手方向軸との間で角をなすように配置されている。 例えば、いくつかの実施例においては、第3のクリート116は、ベースプレート102の長手方向軸との間で約30°〜約50°の範囲内の角をなしている。 いくつかの実施例においては、第3のクリート116は、ベースプレート102の長手方向軸との間で約35°〜約45°の範囲内の角をなしている。 いくつかの実施例においては、第3のクリート116は、ベースプレート102の長手方向軸との間で約40°〜約50°の範囲内の角をなしている。 第3のクリート116のこの配置を有することで、着用者が第3のクリート116と垂直な方向に地面を蹴るとき或いは重心移動をするときの横方向へ動く際における静止摩擦力を高めることができる。

    いくつかの実施例においては、第4のクリート118は、周知の種々の形状を有し得る。 例えば、図1〜図4に示されているように、第4のクリート118は、単一のセグメントによって形成された平坦な形状を有する。 いくつかの実施例においては、第4のクリート118は、ベースプレート102に第4のクリート118を接続するためのコネクタベース(破線で示されている)を含む。 いくつかの実施例においては、コネクタベースは、クリート受容部材よりも低い位置に配置されている。 いくつかの実施例においては、コネクタベースは、クリート受容部材よりも高い位置に配置されている。 いくつかの実施例においては、コネクタベースは、ネジなどの取外し可能な機構によってベースプレート102に接続されている。 いくつかの実施例においては、コネクタベースは、第4のクリート118と一体に形成されている。

    第4のクリート118の幅は、様々な寸法にされ得る。 例えば、いくつかの実施例においては、第4のクリート118は、約4mm〜約20mmの範囲内の幅を有する。 いくつかの実施例においては、第4のクリート118は、約7mm〜約15mmの範囲内の幅を有する。 いくつかの実施例においては、第4のクリート118は、約10mm〜約13.5mmの範囲内の幅を有する。 第4のクリート118の高さは、様々な寸法にされ得る。 例えば、いくつかの実施例においては、第4のクリート118は、約4mm〜約20mmの範囲内の高さを有する。 いくつかの実施例においては、第4のクリート118は、約6mm〜約13mmの範囲内の高さを有する。 いくつかの実施例においては、第4のクリート118は、約10mm〜約12.5mmの範囲内の高さを有する。 第4のクリート118の厚さは、様々な寸法にされ得る。 例えば、いくつかの実施例においては、第4のクリート118は、約0.5mm〜約3mmの範囲内の厚さを有する。 いくつかの実施例においては、第4のクリート118は、約1mm〜約2mmの範囲内の厚さを有する。 いくつかの実施例においては、第4のクリート118は、約1.7mm〜約1.9mmの範囲内の厚さを有する。

    いくつかの実施例においては、第4のクリート118は、外側144付近に配置されている。 第4のクリート118は、第3のクリート116と前側コバ134との間に配置され得る。 第4のクリート118は、第1のクリート112の位置と比較すると前側コバ134から遠い位置に配置されているが、第2のクリート114の位置と比較すると前側コバ134に近い位置に配置され得る。 第4のクリート118は、第3のクリート116との間で角をなすように配置され得る。 例えば、いくつかの実施例においては、第4のクリート118は、第3のクリート116との間で約80°の角をなしている。 いくつかの実施例においては、第4のクリート118は、第3のクリート116との間で約80°〜約100°の範囲内の角をなしている。 いくつかの実施例においては、第4のクリート118は、第3のクリート116との間で約85°〜約95°の範囲内の角をなしている。 第4のクリート118のこの配置を有することで、着用者が第4のクリート118と垂直な方向に地面を蹴るとき或いは重心移動をするときの様々な方向へ動く際における静止摩擦力を高めることができる。 第3のクリート116と第4のクリート118とが互いに近接していること及びこれらの間になす角を有することで、着用者が第2のクリート114に垂直な方向に地面を蹴るとき或いは重心移動をするときの横方向へ動く際における静止摩擦力を高めることができる。 そのような動きの際、地面を蹴ること或いは重心移動をすることに起因する力は、第3のクリート116および第4のクリート118の両方に分配され得る。

    いくつかの実施例においては、第5のクリート120は、種々の周知の形状を有する。 例えば、図1〜図4に示されているように、第5のクリート120は、単一のセグメントによって形成された平坦な形状を含む。 いくつかの実施例においては、第5のクリート120は、ベースプレート102に第5のクリート120を接続するためのコネクタベース(破線で示されている)を含む。 いくつかの実施例においては、コネクタベースは、クリート受容部材よりも低い位置に配置されている。 いくつかの実施例においては、コネクタベースは、クリート受容部材よりも高い位置に配置されている。 いくつかの実施例においては、コネクタベースは、ネジなどの取外し可能な機構によってベースプレート102に接続されている。 いくつかの実施例においては、コネクタベースは、第5のクリート120と一体に形成されている。

    第5のクリート120の幅は、様々な寸法にされ得る。 例えば、いくつかの実施例においては、第5のクリート120は、約4mm〜約20mmの範囲内の幅を有する。 いくつかの実施例においては、第5のクリート120は、約7mm〜約15mmの範囲内の幅を有する。 いくつかの実施例においては、第5のクリート120は、約10mm〜約13.5mmの範囲内の幅を有する。 第5のクリート120の高さは、様々な寸法にされ得る。 例えば、いくつかの実施例においては、第5のクリート120は、約4mm〜約20mmの範囲内の高さを有する。 いくつかの実施例においては、第5のクリート120は、約6mm〜約13mmの範囲内の高さを有する。 いくつかの実施例においては、第5のクリート120は、約10mm〜約12.5mmの範囲内の高さを有する。 第5のクリート120の厚さは、様々な寸法にされ得る。 例えば、いくつかの実施例においては、第5のクリート120は、約0.5mm〜約3mmの範囲内の厚さを有する。 いくつかの実施例においては、第5のクリート120は、約1mm〜約2mmの範囲内の厚さを有する。 いくつかの実施例においては、第5のクリート120は、約1.7mm〜約1.9mmの範囲内の厚さを有する。

    いくつかの実施例においては、第5のクリート120は、第4のクリート118の位置と比較して、前側コバ134から遠い位置に配置されている。 第5のクリート120は、内側140付近に配置され得る。 第5のクリート120は、ベースプレート102の前足領域130の底部付近に配置され得る。 第5のクリート120は、ベースプレート102の長手方向軸との間で角をなすように配置されている。 例えば、いくつかの実施例においては、第5のクリート120は、ベースプレート102の長手方向軸との間で約30°〜約50°の範囲内の角をなしている。 いくつかの実施例においては、第5のクリート120は、ベースプレート102の長手方向軸との間で約40°〜約45°の範囲内の角をなしている。 いくつかの実施例においては、第5のクリート120は、ベースプレート102の長手方向軸との間で約45°〜約50°の範囲内の角をなしている。 第5のクリート120のこの配置を有することで、着用者が第5のクリート120と垂直な方向に地面を蹴るとき或いは重心移動をするときの横方向へ動く際における静止摩擦力を高めることができる。 いくつかの実施例においては、第5のクリート120は、第4のクリート118とほぼ平行に配置されている。 第5のクリート120のこの配置を有することで、第5のクリート120および第4のクリート118と垂直な方向の静止摩擦力をさらに高めることができる。 この配置を有することで、第5のクリート120から第4のクリート118まで(この逆も然り)重心移動をする際における静止摩擦力を高めることもできる。

    いくつかの実施例においては、第6のクリート122は、種々の周知の形状を有する。 例えば、図1〜図4に示されているように、第6のクリート122は、単一のセグメントによって形成された平坦な形状を有する。 いくつかの実施例においては、第6のクリート122は、ベースプレート102に第6のクリート122を接続するためのコネクタベース(破線で示されている)を含む。 いくつかの実施例においては、コネクタベースは、クリート受容部材よりも低い位置に配置されている。 いくつかの実施例においては、コネクタベースは、クリート受容部材よりも高い位置に配置されている。 いくつかの実施例においては、コネクタベースは、ネジなどの取り外し可能な機構によってベースプレート102に接続されている。 いくつかの実施例においては、コネクタベースは、第6のクリート122と一体に形成されている。

    第6のクリート122の幅は、様々な寸法にされ得る。 例えば、いくつかの実施例においては、第6のクリート122は、約4mm〜約20mmの範囲内の幅を有する。 いくつかの実施例においては、第6のクリート122は、約7mm〜約15mmの範囲内の幅を有する。 いくつかの実施例においては、第6のクリート122は、約10mm〜約13.5mmの範囲内の幅を有する。 第6のクリート122の高さは、様々な寸法にされ得る。 例えば、いくつかの実施例においては、第6のクリート122は、約4mm〜約20mmの範囲内の高さを有する。 いくつかの実施例においては、第6のクリート122は、約6mm〜約13mmの範囲内の高さを有する。 いくつかの実施例においては、第6のクリート122は、約10mm〜約12.5mmの範囲内の高さを有する。 第6のクリート122の厚さは、様々な寸法にされ得る。 例えば、いくつかの実施例においては、第6のクリート122は、約0.5mm〜約3mmの範囲内の厚さを有する。 いくつかの実施例においては、第6のクリート122は、約1mm〜約2mmの範囲内の厚さを有する。 いくつかの実施例においては、第6のクリート122は、約1.7mm〜約1.9mmの範囲内の厚さを有する。

    いくつかの実施例においては、第6のクリート122は、第4のクリート118の位置と比較して、前側コバ134から遠い位置に配置されている。 いくつかの実施例においては、第6のクリート122は、第5のクリート120の位置と比較して、前側コバ134から実質的に遠い位置に配置されている。 第6のクリート122は、外側144付近に配置され得る。 第6のクリート122は、ベースプレート102の前足領域130の底部付近に配置され得る。 第6のクリート122は、ベースプレート102の長手方向軸との間で角をなすように配置され得る。 例えば、いくつかの実施例においては、第6のクリート122は、ベースプレート102の長手方向軸との間で約30°〜約50°の範囲内の角をなしている。 いくつかの実施例においては、第6のクリート122は、ベースプレート102の長手方向軸との間で約40°〜約45°の範囲内の角をなしている。 いくつかの実施例においては、第6のクリート122は、ベースプレート102の長手方向軸との間で約45°〜約50°の範囲内の角をなしている。 第6のクリート122のこの配置を有することで、着用者が第6のクリート122と垂直な方向に地面を蹴るとき或いは重心移動をするときの横方向に動く際における静止摩擦を高めることができる。

    いくつかの実施例においては、第6のクリート122は、第3のクリート116とほぼ平行に配置されている。 第6のクリート122のこの配置を有することで、第6のクリート122および第3のクリート116と垂直な方向の静止摩擦力をさらに高めることができる。 この配置を有することで、第6のクリート122から第3のクリート116まで(この逆も然り)重心移動をするときの静止摩擦力を高めることもできる。 いくつかの実施例においては、第6のクリート122は、第5のクリート120とほぼ垂直に配置されている。 いくつかの実施例においては、第6のクリート122は、第5のクリート120とほぼ対極的な位置に配置されている。 第6のクリート122と第5のクリート120とが互いに近接していること及びこれらの間になす角を有することにより、着用者が前側コバ134とほぼ反対側の方向に地面を蹴るとき或いは重心移動をするときの前進する際における静止摩擦力を高めることができる。 そのような動きの際に、地面を蹴ること或いは重心移動をすることに起因する力は、第6のクリート122と第5のクリート120の両方に分配され得る。 第6のクリート122と第5のクリート120とが互いに近接していること及びこれらの間になす角を有することで、前足領域130を軸として枢動することを妨げることなく、静止摩擦力を提供することができる。

    いくつかの実施例においては、第7のクリート124は、種々の周知の形状を有する。 例えば、図1〜図4に示されている実施例においては、第7のクリート124は、単一のセグメントによって形成された平坦な形状を有する。 いくつかの実施例においては、第5のクリート120は、ベースプレート102に第5のクリート120を接続するためのコネクタベース(破線で示されている)を含む。 いくつかの実施例においては、コネクタベースは、クリート受容部材よりも低い位置に配置されている。 いくつかの実施例においては、コネクタベースは、クリート受容部材よりも高い位置に配置されている。 いくつかの実施例においては、コネクタベースは、ネジなどの取り外し可能な機構によってベースプレート102に接続されている。 いくつかの実施例においては、コネクタベースは、第5のクリート120と一体に形成されている。

    第7のクリート124の幅は、様々な寸法にされ得る。 例えば、いくつかの実施例においては、第7のクリート124は、約4mm〜約20mmの範囲内の幅を有する。 いくつかの実施例においては、第7のクリート124は、約7mm〜約15mmの範囲内の幅を有する。 いくつかの実施例においては、第7のクリート124は、約10mm〜13.5mmの範囲内の幅を有する。 第7のクリート124の高さは、様々な寸法にされ得る。 例えば、いくつかの実施例においては、第7のクリート124は、約4mm〜約20mmの範囲内の高さを有する。 いくつかの実施例においては、第7のクリート124は、約6mm〜約13mmの範囲内の高さを有する。 いくつかの実施例においては、第7のクリート124は、約10mm〜約12.5mmの範囲内の高さを有する。 第7のクリート124の厚さは、様々な寸法にされ得る。 例えば、いくつかの実施例においては、第7のクリート124は、約0.5mm〜約3mmの範囲内の厚さを有する。 いくつかの実施例においては、第7のクリート124は、約1mm〜約2mmの範囲内の厚さを有する。 いくつかの実施例においては、第7のクリート124は、約1.7mm〜約1.9mmの範囲内の厚さを有する。

    いくつかの実施例においては、第7のクリート124は、ベースプレート102の踵領域132に配置されている。 第7のクリート124は、ベースプレート102の踵領域132において後側コバ142とほぼ対極的な位置に配置され得る。 第7のクリート124は、内側140付近に配置され得る。 第7のクリート124は、ベースプレート102の長手方向軸との間で角をなすように配置され得る。 例えば、いくつかの実施例においては、第7のクリート124は、ベースプレート102の長手方向軸との間で約30°〜約50°の範囲内の角をなしている。 いくつかの実施例においては、第7のクリート124は、ベースプレート102の長手方向軸との間で約40°〜約45°の範囲内の角をなしている。 いくつかの実施例においては、第7のクリート124は、ベースプレート102の長手方向軸との間で約45°〜約50°の範囲内の角をなしている。 第7のクリート124のこの配置を有することで、着用者が第7のクリート124と垂直な方向に地面を蹴るとき或いは重心移動をするときの横方向へ動く際における静止摩擦力を高めることができる。

    いくつかの実施例においては、第8のクリート126は、ベースプレート102の踵領域132に配置されている。 第8のクリート126は、ベースプレート102の踵領域132において後側コバ142とほぼ対極的な位置に配置され得る。 第8のクリート126は、外側144付近に配置され得る。 いくつかの実施例においては、第8のクリート126は、種々の周知の形状を有する。 例えば、図1〜図4に示されているように、第8のクリート126は、単一のセグメントによって形成された平坦な形状を有する。 第8のクリート126は、ベースプレート102の長手方向軸との間で角をなすように配置され得る。 例えば、いくつかの実施例においては、第8のクリート126は、ベースプレート102の長手方向軸との間で30°〜約50°の範囲内の角をなしている。 いくつかの実施例においては、第8のクリート126は、ベースプレート102の長手方向軸と間で約40°〜約45°の範囲内の角をなしている。 いくつかの実施例においては、第8のクリート126は、ベースプレート102の長手方向軸と間で約45°〜約50°の範囲内の角をなしている。 第8のクリート126のこの配置を有することで、着用者が第8のクリート126と垂直な方向に地面を蹴るとき或いは重心移動をするときの横方向へ動く際における静止摩擦力を高めることができる。

    いくつかの実施例においては、第8のクリート126は、第7のクリート124に対してほぼ平行に配置されている。 いくつかの実施例においては、第8のクリート126は、第7のクリート124とほぼ対極的な位置に配置されている。 第8のクリート126と第7のクリート124とが近接していること及びこれらの間になす角を有することにより、着用者が後側コバ142とほぼ反対側の方向に地面を蹴るとき或いは重心移動をするときのバックステップを踏む(後退する)際における静止摩擦力を高めることができる。 そのような動きの際に、地面を蹴ること或いは重心移動をすることに起因する力は、第8のクリート126と第7のクリート124の両方に分配され得る。 第8のクリート126と第7のクリート124とが互いに近接していること及びこれらの間になす角を有することにより、踵領域132を軸として枢動することを妨げることなく、静止摩擦力を提供することができる。

    いくつかの実施例においては、第8のクリート126は、ベースプレート102に第8のクリート126を接続するためのコネクタベース(破線で示されている)を含む。 いくつかの実施例においては、コネクタベースは、クリート受容部材よりも低い位置に配置されている。 いくつかの実施例においては、コネクタベースは、クリート受容部材よりも高い位置に配置されている。 いくつかの実施例においては、コネクタベースは、ネジなどの取り外し可能な機構によってベースプレート102に接続されている。 いくつかの実施例においては、コネクタベースは、第8のクリート126と一体に形成されている。

    第8のクリート126の幅は、様々な寸法にされ得る。 例えば、いくつかの実施例においては、第8のクリート126は、約4mm〜約20mmの範囲内の幅を有する。 いくつかの実施例においては、第8のクリート126は、約7mm〜約15mmの範囲内の幅を有する。 いくつかの実施例においては、第8のクリート126は、約10mm〜約13.5mmの範囲内の幅を有する。 第8のクリート126の高さは、様々な寸法にされ得る。 例えば、いくつかの実施例においては、第8のクリート126は、約4mm〜約20mmの範囲内の高さを有する。 いくつかの実施例においては、第8のクリート126は、約6mm〜約13mmの範囲内の高さを有する。 いくつかの実施例においては、第8のクリート126は、約10mm〜約12.5mmの範囲内の高さを有する。 第8のクリート126の厚さは、様々な寸法にされ得る。 例えば、いくつかの実施例においては、第8のクリート126は、約0.5mm〜約3mmの範囲内の厚さを有する。 いくつかの実施例においては、第8のクリート126は、約1mm〜約2mmの範囲内の厚さを有する。 いくつかの実施例においては、第8のクリート126は、約1.7mm〜約1.9mmの範囲内の厚さを有する。

    いくつかの実施例においては、第9のクリート128は、種々の周知の形状を有する。 例えば、図1〜図4に示されているように、第9のクリート128は、角のある形状を有する。 角のある形状を有することで、着用者は、第9のクリート128を軸として枢動し易くなり、つまり急な方向転換をする際に支援を受けることができる。 換言すると、角のある形状を有することによって、踵領域132を軸として枢動することを実質的に妨げることなく、静止摩擦力を高めることができる。 いくつかの実施例においては、第9のクリート128は、点170において角を形成する2つの真直ぐなセグメント172を含む。 いくつかの実施例においては、複数の真直ぐなセグメント172が一体に形成されている。 点170に形成される角は、様々な大きさにされ得る。 例えば、いくつかの実施例においては、点170に形成される角の大きさは、約120°〜約140°の範囲内にある。 いくつかの実施例においては、点170に形成される角の大きさは、約125°〜約134°の範囲内にある。 いくつかの実施例においては、点170に形成される角の大きさは、約134°〜約138°の範囲内にある。

    真直ぐなセグメント172の幅は、様々な寸法にされ得る。 例えば、いくつかの実施例においては、真直ぐなセグメント172は、約4mm〜約20mmの範囲内の幅を有する。 いくつかの実施例においては、真直ぐなセグメント172は、約7mm〜約12mmの範囲内の幅を有する。 いくつかの実施例においては、真直ぐなセグメント172は、約6mm〜約8mmの範囲内の幅を有する。 いくつかの実施例においては、複数の真直ぐなセグメント172は、ほぼ同じ幅を有する。 いくつかの実施例においては、複数の真直ぐなセグメント172は、互いに異なる幅を有する。 例えば、いくつかの実施例においては、真直ぐなセグメント172の片方が4mmの幅を有する一方で、真直ぐなセグメント172のもう片方が6mmの幅を有する。

    真直ぐなセグメント172の高さは、様々な寸法にされ得る。 例えば、いくつかの実施例においては、真直ぐなセグメント172は、約4mm〜約20mmの範囲内の高さを有する。 いくつかの実施例においては、真直ぐなセグメント172は、約6mm〜約13mmの範囲内の高さを有する。 いくつかの実施例においては、真直ぐなセグメント172は、約10mm〜約12.5mmの範囲内の高さを有する。 いくつかの実施例においては、複数の真直ぐなセグメント172は、ほぼ同じ高さを有する。 いくつかの実施例においては、複数の真直ぐなセグメント172は、互いに異なる高さを有する。 例えば、いくつかの実施例においては、真直ぐなセグメント172の片方が10mmの高さを有する一方で、真直ぐなセグメント172のもう片方が12mmの高さを有する。

    真直ぐなセグメント172の厚さは、様々な寸法にされ得る。 例えば、いくつかの実施例においては、真直ぐなセグメント172は、約0.5mm〜約3mmの範囲内の厚さを有する。 いくつかの実施例においては、真直ぐなセグメント172は、約1mm〜約2mmの範囲内の厚さを有する。 いくつかの実施例においては、真直ぐなセグメント172は、約1.7mm〜約1.9mmの範囲内の厚さを有する。 いくつかの実施例においては、複数の真直ぐなセグメント172は、ほぼ同じ厚さを有する。 いくつかの実施例においては、複数の真直ぐなセグメント172は、互いに異なる厚さを有する。 例えば、いくつかの実施例においては、真直ぐなセグメント172の片方が1.7mmの厚さを有する一方で、真直ぐなセグメント172のもう片方が1.9mmの厚さを有する。

    いくつかの実施例においては、第1の第9のクリート128が、ベースプレート102に第9のクリート128を接続するためのコネクタベース(破線で示されている)を含む。 いくつかの実施例においては、コネクタベースは、クリート受容部材よりも低い位置に配置されている。 いくつかの実施例においては、コネクタベースは、クリート受容部材よりも高い位置に配置されている。 いくつかの実施例においては、コネクタベースは、ネジなどの取外し可能な機構によってベースプレート102に接続されている。 いくつかの実施例においては、コネクタベースは、第9のクリート128と一体に形成されている。

    いくつかの実施例においては、第9のクリート128は、後側コバ142付近に配置されている。 第9のクリート128は、点170がベースプレートの長手方向軸に近接するように、配置され得る。 そして、第9のクリート128は、点170における角がベースプレート102の長手方向軸から少しずれて外側144を指し示すように、配置され得る。 また、第9のクリート128は、点170における角が後側コバ142を指し示すように配置され得る。 図6および図7を参照して以下に詳細に説明するように、この配置を有することで、バックステップを踏むとき或いは着用者が踵へ重心移動をするときにおける静止摩擦力を高めることができる。

    第7のクリート124、第8のクリート126および第9のクリート128が踵領域132に配置されていることで、これらのクリートは協働して、着用者が枢動して様々な方向に重心移動をすることを容易にしつつ、静止摩擦力を維持することができる。

    図5は、履物100を着用している野球選手500であって、バックステップを踏んで捕球しようとしている野球選手500を示している。 野球選手500が後退するとき、この選手の重心は、踵に移されよう。 この野球選手500が後退して重心を踵に移すとき、第7のクリート124、第8のクリート126および第9のクリート128が地面を掘るようにして静止摩擦力を高める。 図6は、図5の履物100の一部を拡大して示す図である。 図6は、第7のクリート124と第9のクリート128が地面を掘るときの内側140を示している。 破線は、第7のクリート124と第9のクリート128のうち地面よりも低い位置にある部分を示している。 静止摩擦力が高められていることにより、野球選手500に優れた安定性をもたらすとともに、野球選手500が後退するときに滑らないようにすることができる。

    図7は、履物700を着用している野球選手790であって、打撃後にホームプレート付近から走り出そうとして一歩目を踏み出している野球選手790を示している。 履物700は、履物100を鏡写しにした左足用の履物であり得る。 履物700は、前側コバ734、内側740、第1のクリート134と同様の第1のクリート734、第2のクリート114と同様の第2のクリート714、および第5のクリート120と同様の第3のクリート720を有するベースプレート702を含み得る。 野球選手790は、前進するとき、履物700を履いている足をしっかり立ててから地面を蹴る。 このとき、野球選手790の重心は前足へ移され得る。 野球選手790が重心を前足へ移して前進しようとするとき、第1のクリート734、第2のクリート714および第3のクリート720が地面を掘ることで静止摩擦力を高めることができる。 図8は、図7における履物700の一部を拡大して示す図である。 図8は、地面を掘っている第1のクリート734、第2のクリート714および第3のクリート720を示す。 破線は、第1のクリート734、第2のクリート714および第3のクリート720のうち地面よりも低い位置にある部分を示している。 静止摩擦力が高められていることにより、野球選手790に優れた安定性をもたらすとともに、この野球選手790が履物700を履いている足で地面を蹴るときに滑らないようにすることができる。

    本発明の様々な実施形態について説明したが、この説明は、例示するためのものであり、発明の範囲を制限するためのものではない。 当業者であれば、本発明の範囲を逸脱することなく、さらに多くの実施形態や適用例があり得ることを理解されよう。 従って、本発明は、添付の特許請求の範囲およびこれの均等物に照らすこと以外によって限定されるものではない。 すなわち、添付の特許請求の範囲内において、様々な変形や変更がなされ得る。

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