Wig for medical use

申请号 JP20333395 申请日 1995-08-09 公开(公告)号 JPH0860421A 公开(公告)日 1996-03-05
申请人 Revlon Consumer Prod Corp; レブロン・コンシューマー・プロダクツ・コーポレーション; 发明人 ARAN MAIKERU SUMIREI; ISAURA GARUSHIA;
摘要 PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a wig for medical use having a remarkable cushioning property between the wig cap and the scalp for imparting the wearing person with comfortable feeling. SOLUTION: This wig is provided with a cap having an inner surface to be placed close to the scalp and an outer surface having a plurality of hairs 11 bonded thereto. At least a part of the cap is made of a cloth 6 having the 1st surface composed of warps and wefts and the 2nd surface composed of protruded piles containing loops 10 made of a synthetic filament material. The cloth is bonded to the inner surface of the cap in a state to contact the scalp with the 2nd surface composed of the loop-containing protruded piles made of a synthetic filament material when the wig is put on the head of the user.
权利要求 【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 頭皮に隣接して配置された内部表面と、
    複数本の髪の毛が接着された外部表面とを備えた帽子を有するかつらにおいて、少なくとも該帽子の一部が緯糸および経糸から成る第1表面と、合成フィラメント状の材料から形成されたループを含んだ凸状のパイルから成る第2表面とを有する布から構成されており、利用者がかつら被った時に、前記合成フィラメント状の材料から形成されたループを含んだ凸状のパイルから成る第2表面が頭皮に隣接されるように該布が前記帽子の前記内部表面に接着されることを特徴とするかつら。
  • 【請求項2】 前記布製の帽子が緯糸および経糸から成る第1表面及び合成フィラメント状の材料から形成されたループを含んだ凸状のパイルから成る第2表面とを有する布と、緯糸及び経糸で形成された第1及び第2表面から成る合成織物との組み合わせから成ることを特徴とする請求項1に記載のかつら。
  • 【請求項3】 前記布製の帽子が細長い布片、布片またはそれらの組み合わせから成ることを特徴とする請求項2に記載のかつら。
  • 【請求項4】 前記布製の帽子が細長い布片と布片との組み合わせから成ることを特徴とする請求項3に記載のかつら。
  • 【請求項5】 緯糸および経糸から成る第1表面と、合成フィラメント状の材料を含んだループで形成された凸状のパイルから成る第2表面とから成る前記布の前記凸状のパイルがループから成っていることを特徴とする請求項4に記載のかつら。
  • 【請求項6】 前記ループが該ループの形状の保持を可能にする合成樹脂で形成されていることを特徴とする請求項5に記載のかつら。
  • 【請求項7】 前記合成樹脂材料がナイロン、ポリエステルまたはそれらの混紡であることを特徴とする請求項6に記載のかつら。
  • 【請求項8】 前記合成樹脂材料がナイロンであることを特徴とする請求項7に記載のかつら。
  • 【請求項9】 緯糸及び経糸から形成された第1及び第2表面から成る合成織物で形成された前記布がナイロン、ポリエステル、綿、ゴム、亜麻布、レーヨン、絹またはそれらの組み合わせであることを特徴とする請求項6に記載のかつら。
  • 【請求項10】 緯糸及び経糸から形成された第1及び第2表面から成る前記合成織物がナイロンであることを特徴とする請求項9に記載のかつら。
  • 【請求項11】 前記ループが切断されていないことを特徴とする請求項10に記載のかつら。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【発明の属する技術分野】本発明は、かつらまたはヘアピースに関する。

    【0002】

    【従来の技術】種々の医療及び遺伝上の状況により髪の毛が完全にまたは部分的に喪失されることがある。 特に、癌の化学療法を受けている患者が髪の毛を完全にまたは部分的に喪失するような悲劇にしばしば見舞われる。 髪の毛を喪失してもかつらにより容易に隠すことができ、実際この目的で様々なかつらが存在している。

    【0003】非医療用のかつらは概ね頭にぴったりと合うようにデザインされた小さな帽子に似たものから成っており、該帽子状のものに人工または天然の髪の毛が接着されている。 該帽子は多孔性の布または様々な間隔に隔置された細長い材料、もしくは、両者を組み合わせたもので形成することができる。 斯かる多孔性の布または細長い材料は伸縮性のレース等の伸縮性のある材料から形成されるのが好適であり、これによりかつらの着脱が容易になる。 伸縮性のあるレースは感覚的に好感が持てるものであり、且つ一般的には自前の天然の髪の毛を喪失していないかつら利用者に不快感を与えることがない。 しかしながら、髪の毛を喪失した人の頭皮はしばしば敏感であり、一般的に伸縮性のある布、特に伸縮性のあるレースはかかる頭皮に炎症を起こす可能性がある。

    【0004】患者により快適なかつらを提供する努がなされてきており、これにより様々な新製品が生まれている。 例えば、市販されている医療用かつらの一つは様々の間隔で隔置された細長い伸縮性のあるレース片で構成された帽子から成っている。 直径が1.27乃至5.
    08センチメートル(0.5乃至2インチ)の2つ以上の柔らかいパッドがかつら帽子の表裏に固定される。 これらのパッドは頭皮と帽子を形成する伸縮性の帯体との間にクッションを画定するのに十分な厚さにされており、これがかつらをより快適なものにしている。

    【0005】別のタイプの医療用かつらは釣り糸に類似した合成糸で織られた帽子を使用している。 この布は非常な多孔性を有しており、頭皮の呼吸が可能であり、且つ、頭皮が合成織糸を通して見えることからかつらであるとわかりにくいと言った利点を付随して有している。

    【0006】医療用かつらをより快適なものにしようとする実験によりベルクロ(Velcro TM )のループ側が例外的に柔らかで、かつら帽子と頭皮との間に卓越したクッションを画定するのに十分な厚さを有していることが分かった。

    【0007】

    【発明の概要】本発明は、頭皮に隣接して配置された内部表面と、複数本の髪の毛が接着された外部表面とを備えた帽子を有するかつらにおいて、少なくとも該帽子の一部が緯糸および経糸から成る第1表面と、合成フィラメント状の材料から形成されたループを含んだ凸状のパイルから成る第2表面とを有する布から構成されており、利用者がかつら被った時に、前記合成フィラメント状の材料から形成されたループを含んだ凸状のパイルから成る第2表面が頭皮に隣接されるように該布が前記帽子の前記内部表面に接着されることを特徴とするかつらを提供することを目的にしている。

    【0008】

    【実施例】ニューヨーク州ニューヨーク市に所在するアメリカン・ベルクロ社(American Velcr
    o Inc. )の製造するベルクロは合成フィラメント状材料から形成されたループを包含した緯糸及び経糸から成っている。 ベルクロファスナーは第1の布片上のループをフックが形成されるように切断して作られる。 第2の布片上のループは非切断状体に維持される。 該2片の布が合体圧接されると、フックがループに係合して、
    2片の布は互い引き剥がされるまで接着している。 この固定装置は今日至るところで使用されている。 ファスナー及びこの性質を有する布は米国特許第3,387,3
    41号、第3,000,384号、第3,009,23
    5号及び第2,717,437号各明細書に開示されており、該特許の全てが本書において参照されている。

    【0009】本発明のかつらは該かつらを形成する布製の帽子内に前記した固定装置の非切断「ループ側」を組み込んでおり、該ループ側が頭皮に隣接するように位置決めされている。

    【0010】図1は従来のかつらの1タイプの布製帽子を示している。 該帽子はかつらの前部及び側部近傍に位置決めされた幾つかの布片1と、該布片に接着されて前記帽子を形成する様々の間隔に隔置された複数の細長い布片2とから構成されている。 複数本の髪の毛3が髪の毛の列を固定する固定手段4により前記帽子の外部表面(図示なし)に接着されている。 該固定手段4はかつらを形成する前記帽子の外部表面上の布片1及び細長い布片2に接着されている。 布片1及び細長い布片2はナイロン、ポリエステル、ダクロン等の様々な合成繊維で形成することが可能である。 斯かる繊維の少なくとも一部には伸縮性のある繊維が使用されて、かつらの着脱を容易にするとともに、確実に頭皮にぴったりと合うようにされている。 また、帽子は様々な頭のサイズ及び形に容易に合うように帽子かつらを様々な異なるサイズに調節するのを可能にする1以上の適合手段を含むことが望ましい。 適切な適合手段は調節自在の弾性帯、ベルクロファスナー等を含む。

    【0011】図2は本発明のかつらの内部を図示したものであり、帽子の内部表面を示す。 該帽子は様々な間隔に隔置された複数の細長い布片6を備えている。 該細長い布片6は一緒に縫い合わされて前記帽子を形成している。 適合手段7は帽子の各側部の底縁に位置決めされて、かつらのサイズの調節を可能にしている。 帽子の後部周辺部は前記適合手段7が接着される細長い布片8を備えており、所望により適合手段を前後に調節してかつらの調節を可能にしている。 図2の帽子は、帽子のほぼ全体が細長い布片で形成されている場合を例示しているが、帽子を図1に示す如く様々なサイズの布片と細長い布片とを組み合わせて形成することも可能であることに留意する必要がある。 前記布は緯糸及び経糸から成る第1及び第2表面を有する織物である。 該布はナイロン、
    ポリエステル、ダクロン等の任意の合成布または綿、ゴム、亜麻布、絹またはそれらの混紡等の天然繊維とすることも可能である。 ベルクロのループ側から成る細長い片が、かつらを被った時に、ベルクロの該側のパイルが頭皮に隣接して位置決めされるように布に様々な間隔で接着されている。 ベルクロのループ側は緯糸及び経糸から成る第1表面と、合成フィラメント状材料から成るループを含む凸状パイルの第2表面とを備えている。 該合成フィラメント状材料は緯糸または経糸のループ形状を形成且つ保持できる任意の材料で良い。 ナイロン、ポリエステル、ダクロン等の合成樹脂が適切な材料に含まれる。 複数本の髪の毛11が髪の毛の列を固定する固定手段12により前記帽子の外部表面(図示なし)に接着されている。 該固定手段12はかつらを形成する前記細長い布片6の外部表面に縫合されている。 本書に例示したかつらでは、細長いベルクロ片10がベルクロのパイル側が頭皮に隣接して位置決めされるように簡単に帽子の布に接着されている。 その他の変形例が可能であり且つ本発明の範囲内にある。 例えば、帽子自体の全体または一部を、合成フィラメント状材料から成るループを含む第2表面が頭皮に隣接し、且つ、緯糸及び経糸から成る第1表面が複数本の髪の毛が接着された帽子の外部表面を形成するように向けられた本書に記載したベルクロの細長い片で形成することが可能である。 ベルクロとその他のタイプの布とを組み合わせたその他の様々な実施例もまた可能である。

    【0012】図4乃至図6はベルクロのループ側に組み合わされるようにされた種々のタイプのパイルを例示している。 これらのタイプのいずれも、ループが切断されず且つベルクロの細長い片のループ/パイル側が頭皮に隣接して配置されるなら本発明に利用するのに適している。 本発明のかつらでは、ループを切断してはならない。 切断されたループはフックを形成し、フックは、頭皮に隣接して配置された時には、心地良いものではない。

    【0013】図3は複数本の髪の毛が接着された状態を示した本発明のかつらの外部表面を例示している。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】布片と様々な間隔に隔置された多数の細長い布片とから成る従来のかつらの1タイプの帽子を図示している。

    【図2】本発明のかつらの帽子を図示している。 該帽子は細長い布片から形成されている。 多数の細長い片はベルクロのループ側から成っている。

    【図3】複数本の髪の毛が接着された本発明のかつらの外部表面を図示している。

    【図4】本発明と一緒に使用するのに適したベルクロのループ側の様々な実施例を図示している。

    【図5】本発明と一緒に使用するのに適したベルクロのループ側の様々な実施例を図示している。

    【図6】本発明と一緒に使用するのに適したベルクロのループ側の様々な実施例を図示している。

    【符号の説明】

    6 布 10 ループ 11 髪の毛

    フロントページの続き (72)発明者 イサウラ・ガルシア アメリカ合衆国フロリダ州33193,マイア ミ,サウス・ウエスト 67 レーン 15032

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