Fruit-shaped molded product

申请号 JP2000086882 申请日 2000-03-27 公开(公告)号 JP2001279512A 公开(公告)日 2001-10-10
申请人 Toppan Printing Co Ltd; 凸版印刷株式会社; 发明人 SHIRAISHI MASA;
摘要 PROBLEM TO BE SOLVED: To enable a fruit-shaped molded product to be safe by attaching a calyx body to the position other than the position for a hole for blowing without forming the hole for blowing whose shape is not constant, into the calyx-attaching part, not forming the calyx body into a wedge shape, making the calyx body not to be removed from a fruit-shaped material by a careless treatment, and facilitating the combination of the calyx body with the fruit material.
SOLUTION: This fruit-shaped molded product has the fruit-shaped article 2 obtained by blow-molding a synthetic resin by using a position facing to the calyx body-attaching part 5 in a protruded shape resembled to that of the fruit, as an opening for blowing, and having an attaching hole 7 for fitting the calyx body-attaching part 5 into the calix body-attaching part 5, and the calyx body 4 made of a synthetic resin and having an imitation leaf 6 is detachably attached so as to cover the calyx body-attaching part 5.
COPYRIGHT: (C)2001,JPO
权利要求 【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】果実を象って突起状のヘタ体取付部と対向する位置を吹き込み口として成形されたブロー成型よりなる合成樹脂製の果実物の前記ヘタ体取付部に、該ヘタ体取付部を嵌め入れできる取付穴を有し模擬葉っぱを備えた合成樹脂製のヘタ体を着脱可能に被せ付けたことを特徴とする果実成形物。
  • 【請求項2】上記ヘタ体取付部に、上記ヘタ体が係脱可能に係止する係止凸部が設けられている請求項1に記載の果実成形物。
  • 【請求項3】上記ヘタ体が、上記果実物より軟質の合成樹脂で成形されている請求項1または2に記載の果実成形物。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【発明の属する技術分野】本発明は果実を象った合成樹脂製の果実成形物に関するものである。

    【0002】

    【発明が解決しようとする課題】従来、この種の果実成形物としては特開平11−348499号公報で示されているように小形の鏡餅のお飾りなどとして利用できるように柑橘類の果実を象ったものがあり、このようなミカンに代表される柑橘類が一般生活において非常に身近になっていることから、柑橘類の果実を象った果実成形物は鏡餅のお飾りに限ることなく、各種のディスプレイに多く利用され、そして、形態をより良く真似るように成形物の上部中央にヘタ体が設けられている。 ところで、鏡餅に用いる上記公報に示された果実成形物においては、合成樹脂製の果実物の上部中央にヘタ体取付部としての取付孔を開口するとともに、別途成形されて模擬葉っぱを備える略楔形状のヘタ体を別途に成形していて、このヘタ体の一端側をヘタ体取付部の孔に差し入れるようにして果実物とヘタ体とを結合させていた。

    【0003】しかしながら、上記果実物は成形の容易さなどの理由からブロー成型にて成形されて、そのブロー孔(空気吹き込み位置の跡)をヘタ体取付部として利用しているため、孔形状が定まり難いものとなっており、
    一度取り付けたヘタ体が緩みによって脱落してしまうことが多い。 そのため、つぎのような問題が発生している。 即ち、お飾りを有する小形の鏡餅商品を生産する過程で、果実物とヘタ体とを予め組み合わせたお飾りを多量に用意し、別工程で製造された容器入りの鏡餅本体に対してお飾りをセットするようにしているが、ヘタ体と果実物と組み合わせた多量のお飾りを一体的に取り扱っていて、お飾り同士がぶつかり合ったり振動などによってヘタ体と果実物とが離れ、鏡餅本体側にセットする際に再びヘタ体と果実物とを組み合わせなければならないという状態が多く生じていた。

    【0004】また、小形鏡餅商品用として果実物が利用される場合はその果実物やヘタ体が小さく、ヘタ体が取付部側に差し入れ易いように果実物より剛度の大きい合成樹脂を用い、しかも差し込む側が尖がったものとなっており、ヘタ体の取り扱いに十分なる注意が必要となっていた。 そして、上述したような小形鏡餅商品用としての小形の果実物では、その商品が購入された後に幼児が取り扱う可能性があることから、ヘタ体自体を先端が尖ったものとしないとともに、ヘタ体と果実物とが簡単には分離しないようにすることが望まれている。 そこで本発明は上記事情に鑑み、形状が定まり難いブロー孔をヘタ体取付部とせずに他の位置でヘタ体を取り付けるようにするとともに、ヘタ体を楔形状とせず、そして、果実物からヘタ体が不用意な取り扱いでは外れ難くすることを課題とし、ヘタ体と果実物との組み合わせを容易にして果実成形物を安全なものにすることを目的とするものである。

    【0005】

    【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を考慮してなされたもので、果実を象って突起状のヘタ体取付部と対向する位置を吹き込み口として成形されたブロー成型よりなる合成樹脂製の果実物の前記ヘタ体取付部に、該ヘタ体取付部を嵌め入れできる取付穴を有し模擬葉っぱを備えた合成樹脂製のヘタ体を着脱可能に被せ付けたことを特徴とする果実成形物を提供して、上記課題を解消するものである。 そして、本発明において、上記ヘタ体取付部に、上記ヘタ体が係脱可能に係止する係止凸部が設けられているものとすることが良好である。 また、本発明において、上記ヘタ体が、上記果実物より軟質の合成樹脂で成形されていることが良好である。

    【0006】

    【発明の実施の形態】つぎに本発明を図1から図3に示す実施の形態に基づいて詳細に説明する。 図中1は果実成形物で、該果実成形物1は柑橘類の果実を象ったブロー成型よりなる合成樹脂製の果実物2と、葉っぱを象った模擬葉っぱ3を備えて射出成形よりなる合成樹脂製のヘタ体4とからなるものである。 前記果実物2においては図3に示すように、上部中央に上方に向けて突出した突起からなるヘタ体取付部5が設けられていて、このヘタ体取付部5には周面を周る凸条からなる係止凸部6が設けられている。 また、ヘタ体取付部5の反対側、即ち底部に成形する際のブロー孔8が設けられている。

    【0007】また、ヘタ体4は上記ヘタ体取付部5を嵌め入れることのできる取付穴7を有して下面開放とした略釣り鐘状に設けられ、ヘタ体取付部5に着脱可能に被せ付けられている。 ヘタ体取付部5の取付穴6の内径とヘタ体取付部5の外径とは対応していて、このヘタ体4
    をヘタ体取付部5に被せ付けるようにして取り付けた後には、果実成形物同士がぶつかり合ったりヘタ体4を摘んで持ち上げる程度の取り扱いをしてもヘタ体4と果実物2とが分離しないように設けられている。 そして、ヘタ体取付部5においてその周囲に位置する係止凸部6
    は、被せ付けたヘタ体4の取付穴7の内周面に当接していて、ヘタ体4がこの係止凸部6に係止するようにしており、ある程度以上のでヘタ体4を引っ張らない限り、ヘタ体4と果実物2とが分離しないように設けられている。 この点は、果実成形物を鏡餅にセットする前にヘタ体4と果実物2とが不用意に分離しないようにし、
    また、幼児がこの果実成形物1で遊ぶことがあっても、
    幼児の力程度ではヘタ体4を果実物2から分離できないようにしているものである。 なお、ヘタ体4をヘタ体取付部5に取り付けるには、図2に示すようにヘタ体4の取付穴7をヘタ体取付部5に対応するようにして押さえ付けるようにすればよく、ヘタ体4の果実物への組み付けは極めて簡単に行なえる。 ここで、ヘタ体4を構成する合成樹脂を、果実物2を構成する合成樹脂より軟質なものを用いることで、ヘタ体4をヘタ体取付部5にピッタリと嵌合することができる。 また軟質の合成樹脂からなるヘタ体4でヘタ体取付部5を覆っているので、指を傷付けたりするおそれがなくなる。

    【0008】

    【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る果実成形物は、果実を象って突起状のヘタ体取付部と対向する位置を吹き込み口として成形されたブロー成型よりなる合成樹脂製の果実物の前記ヘタ体取付部に、該ヘタ体取付部を嵌め入れできる取付穴を有し模擬葉っぱを備えた合成樹脂製のヘタ体を着脱可能に被せ付けたことを特徴とするものである。 このように、形状の定まり難いブロー孔を利用することなくヘタ体用として形成されるヘタ体取付部にヘタ体を取り付けているため、ヘタ体を果実物に確実に取り付けることができ、不用意な取り扱いがなされてもヘタ体と果実物との分離を防止できる。 また、ヘタ体自体は楔形状に設けられずに尖った場所がないため、ヘタ体を単独で取り扱う場合でも指先などを傷付けることがないなど、実用性に優れた効果を奏するものである。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】本発明に係る果実成形物の一例を示す説明図である。

    【図2】一例における果実物にヘタ体を取り付ける状態を示す説明図である。

    【図3】一部を切り欠いた状態で示す説明図である。

    【符号の説明】

    1…果実成形物 2…果実物 3…模擬葉っぱ 4…ヘタ体 5…ヘタ体取付部 6…係止凸部 7…取付穴 8…ブロー孔

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