統合型ウエストサスペンションシステム

申请号 JP2013526162 申请日 2011-08-25 公开(公告)号 JP5646059B2 公开(公告)日 2014-12-24
申请人 コロンビア スポーツウエア ノース アメリカ、インコーポレイテッド; コロンビア スポーツウエア ノース アメリカ、インコーポレイテッド; 发明人 秀俊 宇佐見; 秀俊 宇佐見;
摘要
权利要求
  • アウターウェアの衣服であって、
    面開口部と、
    正面 側および左正面 側であって、前記正面開口部が右正面側と左正面側の間にある、右正面側および左正面側と、
    左アームホールと、
    右アームホールと、
    内面と、
    外面と、
    を有するアウターウェアの衣服と、
    記左正面 の内面に結合された左ストラップと 、前記右正面 の内面に結合された右ストラップであって、 ストラップが 一つの自由端を有する、左ストラップおよび右ストラップと、
    記左正面 の内面に位置 し、該左正面側の内面にまたはその中に前記左ストラップの自由端 を結合させる左保持部材と、
    記右正面 の内面に位置 し、該右正面側の内面にまたはその中に前記右ストラップの自由端 を結合させる右保持部材と、
    を備え、
    つの自由端を互いに結合して、ユーザの体の上で前記アウターウェアをぶら下げるサスペンション要素を形成するように構成されることを特徴とするアウターウェアサスペンションシステム。
  • 前記左ストラップおよび右ストラップの少なくとも一方に配置されたストラップ長調節部材をさらに備える請求項 1に記載のアウターウェアサスペンションシステム。
  • 前記左ストラップの自由端と前記右ストラップの自由端とを互いに結合するための相補的な締結部品をそれぞれの自由端上にさらに備えることを特徴とする請求項1 または2に記載のアウターウェアサスペンションシステム。
  • 前記 締結部品が、クリップ、バックル、スナップ、フック、ボタン、タイ、または面ファスナーを含むことを特徴とする請求項 に記載のアウターウェアサスペンションシステム。
  • 前記左ストラップおよび右ストラップの少なくとも一方が弾性材料を含むことを特徴とする請求項1ないし のいずれかに記載のアウターウェアサスペンションシステム。
  • 前記正面開口部が閉じているとき、前記左ストラップおよび右ストラップが衣服の内側に完全に配置されることを特徴とする請求項1ないし のいずれかに記載のアウターウェアサスペンションシステム。
  • 前記ストラップ長調節部材はスライドまたはバックルを含むことを特徴とする請求項 に記載のアウターウェアサスペンションシステム。
  • 前記サスペンション要素が、使用時に実質的に水平方向に存在するように構成されることを特徴とする請求項1ないし のいずれかに記載のアウターウェアサスペンションシステム。
  • 前記サスペンション要素が、使用時に実質的に斜め方向または垂直方向に存在するように構成されることを特徴とする請求項1ないし のいずれかに記載のアウターウェアサスペンションシステム。
  • 说明书全文

    (関連出願の相互参照)
    本出願は、「統合型ウエストサスペンションシステム」と題する2010年8月25日に出願された米国仮特許出願第61/377,062号の優先権を主張し、その開示の全体が参照により本明細書に援用される。

    (技術分野)
    本明細書の実施形態は、一般にアウターウェアの分野に関し、より詳細には、ジャケットおよびコートなどのアウターウェアとともに使用するサスペンションシステムに関し、さらに詳細には、ユーザの体に結合されたまま、濡れたアウトウェアの乾燥を促進するシステムに関する。

    レインコート、パーカ、ウインドブレーカー、およびパフォーマンスアウターウェアなどのアウターウェアは、雨やの中での使用中に濡れることがしばしばある。 加えて、アウターウェアユーザにとって、使用中に、例えば外気温が上昇したとき、運動により体温が上昇したとき、および/または荒れ模様の天気が通過してレインギアや他の保護衣服がもはや必要でないときは、アウターウェアを脱ぐのが普通である。 しかし、そのようなユーザは、アウターウェアを近くに置いておくことを望まないことがある。 特に活動に両手が必要であるときや、アウターウェアが濡れているときには、不要なアウターウェアを携行するのが面倒であることがある。

    不要なアウターウェアを扱うよく使われる手は、ユーザのウエスト周りに衣類の袖を結んでおくことである。 しかしながら、これは衣類を運ぶ確実な手段ではなく、特に活動中に緩んだり落下したりすることがある。 加えて、ウエストの周りに濡れた衣類を結び付けるとユーザの衣服を濡らしてしまうことがあり、また、特に体(例えば腕)の周りにきつく結ばれた部分では、衣類が適切に乾燥しないことがある。

    添付の図面とともに以下の詳細な説明によって、本明細書の実施形態が容易に理解されるだろう。 実施形態は例示として説明されており、添付の図面の形状に限定するものではない。

    図1A、1B、1Cは、着用された状態のジャケットの正面図(図1A)、様々な実施形態に係る統合型ウエストサスペンションシステムによってぶら下げられたジャケットの正面図(図1B)および背面図(図1C)を含む、統合型ウエストサスペンションシステムを持つ使用中のジャケットの一例の様々な図を示す。

    図2A、2B、2C、2Dは、様々な実施形態に係る統合型ウエストベルトサスペンションシステムの実施例の様々な図を示す。

    以下の詳細な説明では、説明の一部を形成するとともに、本開示を実施可能な実施形態を図解する目的で示される添付の図面を参照する。 本開示の範囲から逸脱することなく、他の実施形態も利用可能であり、構造的または論理的な変更をなし得ることを理解すべきである。 したがって、以下の詳細な説明は限定的な意味で捉えられるべきではなく、本開示に係る実施形態の範囲は、添付の特許請求の範囲およびその等価物によって規定される。

    本開示の実施形態の理解に役立つように、様々な動作を複数の個別の動作として説明することがあるが、説明の順序が、これらの動作が順序に依存することを意味するものと解釈されるべきではない。

    上/下、前/後、上部/下部などの遠近法ベースの説明を使用することがある。 このような説明は議論を容易にするために用いられるに過ぎず、実施形態の適用形態を制限することは意図されていない。

    「結合された(coupled)」および「接続された(connected)」という用語が、その派生語とともに使われることがある。 これらの用語が互いに同義語として意図されていないことを理解すべきである。 むしろ、特定の実施形態では、「接続された」が、二つ以上の要素が互いに直接物理的または電気的に接触していることを表すために使用されてもよい。 「結合された」が、二つ以上の要素が直接物理的または電気的に接触していることを意味してもよい。 しかしながら、「結合された」が、二つ以上の要素が互いに直接接触していないが、互いに協働または相互作用することを意味してもよい。

    説明目的のために、”A/B”の形式または”Aおよび/またはB”の形式の表現は、(A)、(B)または(AおよびB)を意味する。 説明目的のために、「A、BおよびCの少なくとも一つ」という形式の表現は、(A)、(B)、(C)、(AおよびB)、(AおよびC)、(BおよびC)または(A、BおよびC)を意味する。 説明目的のために、(A)Bの形式の表現は、(B)または(AB)であること、すなわちAが選択的な要素であることを意味する。

    この説明は、一つ以上の同一のまたは異なる実施形態をそれぞれ指し示す「実施形態(embodiment)」または「実施形態(embodiments)」の用語を使用することがある。 さらに、「含む(comprising)」「備える(including)」「有する(having)」などの用語は、本発明の実施形態に関して使用する場合は同義である。

    本明細書の実施形態は、衣類が必要でないときに、ユーザのウエスト周りで衣類を運ぶことができるようにする統合型サスペンションシステムを有するアウターウェア衣類を対象としている。 このシステムは、ユーザの体に結合したまま衣類を空気乾燥することができるので、例えば悪天候中の使用によりアウターウェアが濡れてしまったときに特に有用である。 特定の実施形態では、本開示の統合型ウエストサスペンションシステムにより、ユーザは、ユーザの体から離れた方向を向く衣類の外面を用いて(または、ユーザの体または他の衣服に少なくとも接触しないで)アウターウェアを容易に運ぶことが可能になる。 これにより、ユーザを湿気から保護する一方、衣類の上方および周囲で空気が循環することが可能になり、空気乾燥を促進する。

    本明細書を通して、「ウエスト」という用語は、統合型サスペンションシステムを使用してアウターウェアをぶら下げる(suspended)ことができるユーザの体の部位を記載するために使用される。 特定のユーザの生体構造、快適さ、またはスタイルが、ぶら下がったアウターウェアのわずかな向きの違いに影響するかもしれないので、「ウエスト」という用語は、ウエスト、ヒップ、またはユーザの体のほぼ中央部を含むように広く解釈されるべきである。 本明細書で使用するとき、「サスペンション」または「ぶら下がった(suspended)」などの用語は、通常の着用構成ではアウターウェアを支持するユーザの腕および肩を用いることなく、ユーザの体からアウターウェアを吊す位置決めのことを指す。 例えば、内側のウエストベルトを使用してユーザのウエストからアウターウェアを吊す一方、アウターウェアがユーザの腕または肩等を覆っていないとき、アウターウェアはユーザから「ぶら下がって」いる。

    様々な実施形態では、アウターウェアの内面と結合される一つまたは複数のストラップが設けられている。 単一のストラップがユーザの体の周りに延びてもよいし、代替的に、アウターウェアに結合される複数のストラップが設けられており、複数のストラップが互いに結合されてストラップを固定してもよい。 様々な実施形態では、一つまたは複数のストラップの端が互いに結合され、衣類が着用されていないときにユーザのウエスト周りにアウターウェアを取り付けるためのウエストベルトを形成してもよい。 例えば天候や体温の変化のためにアウターウェアがもはや必要ではないとき、ユーザは単にアウターウェアを脱いで、ウエストベルトサスペンションシステムを使用して、例えば一つまたは複数のストラップの二つの端部を結合し、ユーザのウエスト周りにベルトを形成することによって、ウエストの周りに衣類を取り付けることができる。 様々な実施形態では、ユーザの体から見て外側を向くアウターウェアの外面を用いて、および/または折り畳まれて互いに向き合うアウターウェアの外面の二つの部分を用いて、ユーザの背中および/または脚の背後にアウターウェアを吊すことが可能になる。 このアウターウェアは、乾燥するのにより良い位置にある一方、アウターウェアをしっかりとかつユーザの邪魔にならないように保持することができる。

    一つまたは複数のストラップは任意の材料で作成することができるが、例えばナイロンまたはポリエステルウェビング、あるいはエチレンビニルアセテート(EVA)などの発泡体のような適度に強く軽量のストラップであると好ましい。 一部の実施形態では、一つまたは複数のストラップが、ナイロン、ポリエステルメッシュ、絹、リネン、竹、麻、または他の自然素材のような通気性材料で作成されてもよい。 他の実施形態では、例えばユーザに快適性を与えるために、材料は弾性があってもよいし、またはスパンデックス(商標)、ライクラ(商標)またはゴムなどの弾性部品を有していてもよい。 一部の実施形態では、一つまたは複数のストラップの一部のみが弾性を有するように、弾性部品はストラップ材料内の弾性インサートであってもよい。

    図1Aないし1Cは、様々な実施形態に係る統合型ウエストサスペンションシステム102を持つジャケット100の一例のいくつかの図である。 図示のジャケット100は外面112と内面114を有している。 様々な実施形態では、ユーザのウエスト周りに締めることができる一つまたは複数のストラップ116に内面114が結合されていてもよい。 様々な実施形態では、複数のストラップが使用されてもよく、典型的には衣類の正面開口部を通してストラップの全てまたは一部にアクセス可能であってもよい。 ストラップ116は、クリップ、バックル、スナップ、フック、ボタン、タイ、ベルクロ(商標)などの面ファスナー(hook and loop fastener)のような締結具118を備えてもよい。 図1Aは、雄端部120と雌端部122とを有するクリップを用いる実施形態を示している。 これらは締結具118の相補的な締結部品であり、互いに結合されてユーザのウエストをほぼ取り囲むベルトを形成することができる。 締結具118は調節部材124を備えてもよい。 例えば、ストラップ116を調節してユーザの体に適合するようにベルトの長さ(円周)を調節することができるスライドまたはバックルを備えてもよい。

    ストラップ(単数または複数)116は、図2Aないし2Dに示すように、様々な方法でアウターウェアに結合することができる。 図2Aは、例えばストラップ116の二つの自由端228を残して、ジャケットの内面114の後の通路232をストラップ116が通過する実施形態である。 通路232はジャケットの内面114に直接形成されてもよいし、別の材料片などの別の要素を内面114に結合して通路232を形成してもよい。 一部の実施形態では、スナップ、フック、ボタン、面ファスナーなどの保持部材、保持ポケット、ループ、あるいは任意の種類の締結具を用いて、ストラップ116の自由端228が不使用時に内面114に結合されてもよいし、内面114内で結合されてもよい、内面114の中で結合されてもよい。 例示の保持部材230が図2Aに示されている。 ストラップ116の不使用時に、自由端228を保持部材230に挿入して所望の位置で自由端228を固定してもよい。 同様に、ストラップ116の自由端228が、アウターウェアの内面114に可逆的に結合されてもよい。 必要なときには、スナップ、ベルクロ(商標)等を解放するなどしてストラップ116の自由端228を内面114から切り離して、ストラップ116を使用しやすくしてもよい。

    図2Bに示す代替的な実施形態では、通路232は、自由端228の短い部分のみを覆われない状態で残して、ストラップ116の大半を包むのに十分な長さであってもよい。 図2Aおよび2Bに示す実施形態では、洗濯のために、または備えられた機能が必要でない場合に、ストラップ116をアウターウェアから取り外すことができる。

    図2Cは、通路232のない別の実施形態を示す。 代わりに、例えばジャケット内面の正面側で、二つの個別の短いストラップ116がジャケット内面114に結合されている。 二つのストラップ116は、アウターウェアの内面114の対向する正面側に結合されている。 「対向する正面側」という語句は、アウターウェアの左正面側および右正面側を指す。 正面開口部が存在する場合、正面開口部は一般にアウターウェアの対向する正面側の間にある。 図示するように、二つの自由端を互いに結合したとき、二つのストラップがユーザの体の周りに延びることはない。 調節可能な端部226は、調節することができるストラップ116の側部を意味する。 図2Dは、ストラップ116が含まれるが、一方の側のみが調節可能である(調節可能な端部226と呼ぶ)、さらに別の代替実施形態を示す。

    一部の実施形態では、ストラップ116の自由端228の一方または両方が、バックル、スライド、ラダーフックなどの一つまたは複数の調節部材124を用いて調節可能であってもよい。 このような調節機能は、広範囲のウエストサイズや搬送時の好みに適合するウエストベルトを作成する役割をする。

    様々な実施形態では、アウターウェア内のストラップ(単数または複数)の位置が図示のものよりも高くても低くてもよい。 例えば、一部の実施形態では、ジャケットのウエストと肩領域の間のほぼ中間にストラップを配置することが望ましい場合もある。 この位置は、ウエストサスペンションシステムの使用時に、アウターウェアの外面のより大きな部分を空気循環にさらしたままにすることができ、(必要であれば)急速に乾燥できるという利点がある。 反対に、他の実施形態では、ジャケットのウエストとヒップ領域の間のほぼ中間にストラップを配置することが望ましい場合もある。 この位置は、ジャケットをジャケット自体の上に折り畳むことが可能であり、特にユーザの身長が低いときに、ユーザの脚からジャケットを離した状態にすることができるという利点がある。

    本明細書で説明した統合型ウエストサスペンションシステムは、ウエストに沿って平方向に配置されたストラップを示しているが、一部の実施形態では、アウターウェアをほぼ斜めに横切るように一つまたは複数のストラップを配置してもよい。 これは、メッセンジャーバッグ型の構成でアウターウェアを運ぶことを可能にする。 この実施形態では、サスペンションシステムの使用時に、ユーザの体を斜めに横切って(例えば一方の肩の上に)ストラップを締結してもよい。 この位置は、体のより高い位置にアウターウェアがあり、ユーザの脚から離してアウターウェアが保持されるだけでなく、様々な活動中にアウターウェアを固定することができる。 様々な他の実施形態では、より垂直の方向に一つまたは複数のストラップが配置されていてもよい。 この場合、ユーザは、バックパックストラップ型の構成でジャケットを着用することができ、着用者の背部でアウターウェアを羽織ることが可能になる。

    様々な実施形態では、例えばテックライト(商標)EVA詰め物などの一つまたは複数層の詰め物をストラップが備えていてもよい。 これは、ユーザの快適性を増大させるために含められる。 一部の実施形態では、例えば通気性を向上し、湿った蒸気を運び出し、および/またはストラップを通してユーザの体から熱を運び出すために、一つまたは複数の詰め物層が、換気領域を形成する一つまたは複数の開口または切欠を備えていてもよい。 一部の実施形態では、これらの換気領域がストラップの重量を減らす役割をしてもよく、これによりユーザの快適性が向上する。 様々な実施形態では、ストラップは、メッシュ材料などの一つまたは複数の結合層を備えてもよい。

    加えて、一つのストラップまたは一組のストラップが図示されているが、実施形態では、サスペンションの選択肢を変更/拡大するために、複数のストラップまたは複数組のストラップが設けられていてもよい。

    特定の実施形態について図解し説明してきたが、当業者であれば、本発明の範囲から逸脱することなく、広範囲の代替実施形態および/または等価の実施形態、あるいは同様の目的を達成するように計算された実装で、図示し説明した実施形態を置換可能であることを理解するであろう。 当業者は、多種多様な方法で本発明に係る実施形態を実装できることを理解するであろう。 この出願は、本明細書で議論された実施形態のあらゆる適用形態および変形形態を包含するように意図されている。 したがって、特許請求の範囲およびその等価物によってのみ本発明に係る実施形態が限定されることが明確に意図されている。

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