Clasp of the band or belt for watches

申请号 JP2012269029 申请日 2012-12-10 公开(公告)号 JP5580390B2 公开(公告)日 2014-08-27
申请人 オメガ・エス アー; 发明人 セドリック・カルテンリーダー; ロッコ・カタネーゼ;
摘要
权利要求
  • 第一の側面で第一のバンドストランド(6)またはベルトストランドに接続し、第二の側面で第二のバンドストランド(10)またはベルトストランドに接続したカバー(2)を備えた腕時計用バンドもしくはストラップまたはベルトの留め金であって、 前記第二のバンドストランド(10)またはベルトストランドと、前記カバー(2)との間に折りたたみシステム(4)が挿入され、
    前記折りたたみシステム(4)は、第一のリンクおよび第二のリンク(12、14)を備え、前記第一のリンク(12)は 第一の端部により第二のバンドストランド(10)またはベルトストランドにヒンジで連結され、第二の端部により前記第二のリンク(14)にヒンジで連結され、前記第二のリンク(14)はさらに留め金(1)の前記カバー(2)にヒンジで連結され、前記折りたたみシステム(4)は、前記第一および第二のリンク(12、14)が留め金(1)のカバー(2)の内部で重なりあっている第一の位置と、前記第一および第二のリンク(12、14)が広がっている第二の位置との間で移動可能であり、
    前記折りたたみシステム(4)の前記第一の位置において、前記第一のリンク(12)が前記第二のリンク(14)の上に折りたたまれて保持されるために、前記第一のリンク(12)は、前記第一のリンクを前記留め金(1)の前記カバー(2)の内部に固定するための第一および第二の弾性ロッキングポイント(22、24)を備え 、該第一の弾性ロッキングポイント(22)は前記第一のリンク(12)の前記第二の端部側にあってこの第1の弾性ロッキングポイントによって該第一のリンクが第二のリンクにヒンジで連結され、前記第二の弾性ロッキングポイント(24)は前記第一のリンク(12)の前記第一の端部側にあってこの第2の弾性ロッキングポイントによって該第一のリンクが第二のバンドストランド(10)またはベルトストランドにヒンジで連結されることを特徴とする留め金。
  • 前記第一および第二のロッキングポイント(22、24)は同一の弾性手段によって制御されることを特徴とする、請求項1に記載の留め金。
  • 前記 弾性手段は少なくとも一つのバネ(34)を備えることを特徴とする、請求項2に記載の留め金。
  • 前記第一のリンク(12)は、その前記第二の端部の側面に爪(26)を備え、前記爪(26)は前記バンドまたはベルトの長さに添って、前記爪がバネ(34)によって保持される休止位置と、前記爪が前記休止位置から前記バネ(34)の弾性戻り力に対抗して移動して前記留め金(1)の前記カバー(2)内に設けられたロッキングピン(42)と噛合する活動位置との間で移動可能であることを特徴とする、請求項3に記載の留め金。
  • 前記第一のリンクの前記第二の端部の側面上に、前記第一のリンク(12)は、前記爪(26)と前記第一のリンク(12)との間に前記バネ(34)が挿入された状態で、その中に前記爪(26)が係合される刻み目(32)を有し、前記爪(26)は、それを介して前記第一のリンク(12)が前記第二のリンク(14)に結合する第二のヒンジピン(18)により前記第一のリンク(12)に連結され、前記爪(26)は、前記第二のヒンジピン(18)を貫通させるための楕円孔(40)を有することを特徴とする、請求項4に記載の留め金。
  • 前記第一のリンク(12)は、それを介して前記第一のリンク(12)が前記第二のリンク(14)と結合する第二のヒンジピン(18)を貫通させるための第二の楕円孔(44)を有することを特徴とする、請求項2から5のいずれか一項に記載の留め金。
  • 前記第一のリンク(12)は、その前記第一の端部の側面上に、それを介して前記リンクが、前記留め金(1)の前記カバー(2)に固定される管(48)と噛合するノッチ(46)を備えることを特徴とする、請求項6に記載の留め金。
  • 前記管(48)は、それを介して前記第二のリンク(14)が、前記留め金(1)の前記カバー(2)と結合する第三のヒンジピン(20)用の案内要素として作動することを特徴とする、請求項7に記載の留め金。
  • 前記第二のリンク(14)は、その間に前記折りたたみシステム(4)の前記第一の位置に前記第一のリンク(12)が収納される二つのアーム(50)を備えたストレッチャー状の枠の形状を呈することを特徴とする、請求項1乃至8に記載の留め金。
  • 说明书全文

    本発明は腕時計用バンドもしくはストラップ、またはベルトの留め金に関する。 さらに詳細には、本発明はそれぞれの位置に応じて、第一の短調整寸法と第二の長調整寸法との間でバンドまたはベルトの長さを変更可能な第一および第二のリンクから形成された留め金に関する。 したがって、このバンドは使用者が腕時計を自分の手首に装着できる「着脱寸法」から、留め金がかかった「着用寸法」にまで変更可能である。 同様に、本発明による留め金は、使用者が潜服の厚さに合わせてバンドの長さを延長できる潜水延長としての機能することが可能である。

    潜水服はダイバーを水の冷たさから守るために比較的厚い。 このため、ダイバーは、潜水服を着るときに、潜水服の上から手首に装着できるように潜水腕時計用バンドの長さを延長できることが必要となる。

    この目的のために、このようなダイビングウォッチのバンドの長さを延長するための「ダイバーの延長(エクステンション)」として知られる装置と嵌合する潜水腕時計用バンドが知られている。 従来、この延長は、バンドと交差するように延長する第一および第二の平行ヒンジピンと嵌合する第一の調整リンクを備える。 第一の調整リンクは第一のヒンジピンによって複数のバンドのストランドのうち一つのストランドのリンクに接続する。 第一の調整リンクは第二のヒンジピンによって 第二の調整リンクと結合する。 第二の調整リンクは第三のヒンジピンによってさらに留め金のカバーに接続する。 第一および第二の調整リンクの各々の位置によって、バンドの長さは、第一および第二のリンクが留め金カバーで重なりあう第一の短調整寸法と、第一および第二の調整リンクが広がる第二の長調整寸法との間で変更する。

    ダイバー延長装置は、短バンド長調整位置において、第一および第二の調整リンクをロックする手段を備える。 既知の実施形態において、このロック手段は第一の調整リンク上に設けられ、第一にピンを、第二に一対のボール留め金を備える。 より具体的には、このピンは第一の調整リンクの延長に設けられ、ここで第一の調整リンクは第二の調整リンクにヒンジで連結され、一方でボール留め金は、ダイバー延長装置がヒンジで連結されるバンドストランドの端リンクに第一の調整リンクが接続される場所に近接して、第一の調整リンク側に設けられる。 ピンは、留め金カバー内に設けられるハウジングに係合するように配置される。 この係合の動きを可能にするために、第二の調整リンクは留め金カバー内で折りたたまれていなければならず、第一の調整リンクは第二の調整リンク上で折りたたまれる前に留め金カバーの平面に対してほぼ直交していなければならない。 第一の調整リンクが留め金カバーの平面に対して直交している場合、ピンはカバー内に設けられたハウジングに相対しており、その後、第一の調整リンクが第二の調整リンク上で折りたたまれるにつれて徐々にハウジング内に係合する。 第二の調整リンクはストレッチャー状の枠の形状を呈し、そのアーム間に第一の調整リンクは収納される。 第一の調整リンクが第二の調整リンク上にほぼ折りたたまれると、第一の調整リンクの側面に設けられたボール留め金が微妙に後退するため、第一の調整リンクは第二の調整リンクとの摩擦により確実に保持される。

    前記ロック手段には3つの短所がある。 まず、第一の調整リンクは明確に定義された位置に置く必要がある。 このように置かれた場合、第一の調整リンクは留め金カバーの平面にほぼ直交するため、ピンは対応するハウジング内に適切に係合する。 この状態が満たされない場合、ダイバーの延長は適切に閉じないためバンドが不注意に開くことがあり、腕時計の紛失につながる。 次に、二つのロック手段、すなわちピンと二つのボール留め金が動作する順番は変えられない。 ピンはまず、ハウジングに係合しなければならず、その後、第二の調整リンクの上で第一の調整リンクをロックできるのはボール留め金だけとなる。 その逆は不可能である。 したがって使用者はこのダイバーの延長システムの使用法を習得しなければならず、延長を取り扱う場合には細心の注意を払う必要がある。 最後に、ボール留め金は、汚れやすくあまり信頼性が高くないシステムであると言える。

    本発明の目的は、上述の欠点および他の欠点を克服するために、より信頼できより直感的に理解して操作できる留め金を提供することにある。

    したがって本発明は、折りたたみシステムが第二のバンドストランドまたはベルトストランドと留め金のカバーとの間に挿入された状態で、第一の側面で第一のバンドストランドまたはベルトストランドに接続し、第二の側面で第二のバンドストランドまたはベルトストランドに接続したカバーを備えた腕時計用バンドもしくはストラップまたはベルトの留め金であって、この折りたたみシステムは、第一のリンクおよび第二のリンクを備え、第一のリンクは第一の端部を介して第二のバンドストランドまたはベルトストランドにヒンジで連結され、第二の端部を介して第二のリンクにヒンジで連結され、第二のリンクはさらに留め金のカバーにヒンジで連結され、折りたたみシステムは、第一および第二のリンクが留め金のカバーの内部で重なりあっている第一の位置と、第一および第二のリンクが広がっている第二の位置との間で移動可能であり、折りたたみシステムの第一の位置において、第一のリンクが第二のリンクの上に折りたたまれて保持されるために、第一のリンクは、第一のリンクを留め金のカバーの内部に固定するための第一および第二のロッキングポイントを備えることを特徴とする留め金に関する。

    これらの特徴により、本発明は、折りたたみシステムを非常に直感的な方法でロックできる腕時計用バンドまたはベルトの留め金を提供する。 実際に必要なのは第二のリンク上に第一のリンクを折りたたみ、その後、アセンブリを留め金カバーに係合することだけである。 第一のリンク上に単に圧を加えることで、第一および第二のロッキングポイントを留め金カバーに自発的に固着させ、折りたたみシステムを確実にロックする。 したがって使用者は、第一のリンクが留め金カバーに関してどのように置かれるかに注意を払う必要がある。 さらに、第一のロッキングポイントが第二のロッキングポイントの前後に使用されたかどうかは全く問題ではない。 最後に、第一および第二のロッキングポイントは弾性の原理に従い動作する。 実行される手段は簡易でかつ信頼性が高い。

    本発明の意義の範疇において、折りたたみシステムは、留め金をロックするためか、バンドまたはベルトの長さを調整するためかのどちらかに使用されることに留意されたい。

    本発明の補助的な特徴によれば、第一および第二のロッキングポイントは同一の弾性手段によって制御される。

    第一および第二のロッキングポイントが同一の弾性手段により制御されることで本発明による留め金の製造が簡易に行われるようになる。 そのため、本発明による留め金は高い信頼性を伴って動作する。

    本発明の他の特徴および利点は、本発明による留め金の実施の形態に関する以下の説明からより明らかになる。 この実施例は、添付の図面を参照して、非限定的な説明の目的のみに提供される。

    本発明による留め金の分解図である。

    開放位置における留め金の透視図である。

    閉鎖位置における留め金の透視図である。

    バンドの長さに沿った留め金の断面図である。

    本発明による留め金に係合するベルトの部分透視図である。

    本発明は、折りたたみシステムが留め金カバーにロックされる第一の着用寸法と、折りたたみシステムが開放される第二の着脱寸法との間でバンドまたはベルトの長さを変更する、あるいは使用者が潜水服の厚さに合わせてバンドの長さを延長できる折りたたみシステムに、腕時計用バンドまたはベルトの留め金を係合させる一般的な発明力のあるアイデアから進展したものである。 本発明によると、折りたたみシステムは、第一の端部でバンドまたはベルトストランドにヒンジで連結される第一のリンクを備える。 さらにこの第一のリンクは、第二の端部で、留め金カバーにヒンジで連結されている第二のリンクとヒンジで連結される。 この折りたたみシステムは、第一および第二のリンクが留め金カバーの内部で重なりあっている第一の位置から、第一および第二のリンクが広がっている第二の位置まで変化する。 折りたたみシステムを留め金カバーにロックするために、第一のリンクは、それを介して第一のリンクが自発的に留め金カバーに係合して折りたたみシステムを確実にロックさせる第一および第二の弾性ロッキングポイントを有する。 このロッキングシステムはこのように、非常に直感的に使用できる。 折りたたみシステムをロックするために、第一のリンクを所定の位置にある第一のリンクに置く必要はない。 折りたたみシステム全体を留め金カバーの内部に自発的にロックさせるために、使用者は単に、第一のリンクを第二のリンク上で折りたたみ、第一のリンクに弱い圧力を加えるのみでよい。 さらに、第一および第二のロッキングポイントが作動する順番は特に重要ではない。 最後に、ロッキングポイントは弾性の原理に従い動作する。 よってロッキングポイントは簡易で信頼性が高くなる。

    本発明を腕時計用バンドに関して説明する。 この実施例は純粋に非限定的な説明をする目的のみに提供され、本発明による留め金はベルトにも用いることができることは言うまでもない。

    図1は本発明による腕時計の留め金の分解斜視図である。 本明細書を通して参照番号1で表されるこの留め金は基本的にカバー2と折りたたみシステム4を備える。 カバー2は、第一の側面で第一のバンドストランド6に接続する。 図面では、折りたたみバックルロッキングシステム8が挿入されているため、バンドストランド6のリンクは一つしか見えない。 この構造は既知であるため、ここではこれ以上、説明しない。 折りたたみバックルロッキングシステム8は省略してもよく、カバー2は第一のバンドストランド6に直接、接続してもよいことに留意されたい。 カバー2は、第二のバンドストランド10の第二の側面に接続する。 図面では、本発明による折りたたみシステム4が挿入されているため、バンドストランド10のリンクは一つしか見えない。

    本発明による折りたたみシステム4は、第一のリンク12および第二のリンク14から形成される。 第一のリンク12は第一の端部により第二のバンドストランド10にヒンジで連結され、また第二の端部により、カバー2にヒンジで連結されている第二のリンク14にヒンジで連結される。 さらに具体的には、第一のリンク12は第一および第二のヒンジピン16および18と嵌合する。 これらのヒンジピン16および18は互いに平行に設けられ、バンドストランド6および10に対して互いに平行である。 折りたたみシステム4の第一のリンク12は、第一のヒンジピン16によって第二のバンドストランド10に接続する。 第一のリンク12は、第二のヒンジピン18によって第二のリンク14と結合する。 第二のリンク14はさらに、第三のヒンジピン20によって留め金1のカバー2に接続する。

    折りたたみシステム4は、第一および第二のリンク12および14が留め金1のカバー2内で重なりあう第一のロック位置 (図2B)と、第一および第二のリンク12および14が開いている第二の開放位置(図2A)との間で移動可能である。 したがって折りたたみシステム4は、腕時計用バンドの長さを、折りたたみシステム4が留め金1のカバー2内でロックされるため使用者が腕時計を紛失しない第一の着用寸法と、折りたたみシステムが開放されるため使用者が腕時計を腕に装着できる第二の着脱寸法との間で変更させることが可能である。 本発明の折りたたみシステム4の役割を別の方法で考えると、開いた位置で、折りたたみシステム4がバンドの長さを伸ばすことにより、使用者は潜水服の厚さに合わせてバンドの長さを延長できるようになる。 この場合、折りたたみシステム4は既知の用語である「ダイバーの延長(エクステンション)」と指定することが可能であった。

    折りたたみシステム4において第一および第二のリンク12および14が留め金1のカバー2の内部で折りたたまれている状態にあるとき、バンドが使用者の手首を滑って腕時計が地面に落ちないようにするために、第一および第二のリンク12および14を確実に保持する必要がある。 したがって第一のリンク12は第二のリンク14の上で折りたたまれた状態で保持され、前記リンク12を留め金1のカバー2の内部に固定するために、第一および第二の弾性ロッキングポイント22および24をそれぞれ有している。

    第一の弾性ロッキングポイント22は爪26を備える。 この爪26の一般的な形状はV字に類似した形状を呈し、くちばし30により互いに接続する二つのアーム28を有する。 この爪26は、この目的のために第一のリンク12に設けられた刻み目32に係合され、少なくとも一つ、好適には2つのバネ34が第一のリンク12および爪26との間に挿入される。 第一のリンク12の側面において2つのバネ34はリンク12に設けられた2つのハウジング36内に係合してそこから突出する。 爪26の側面で2つのバネ34は溝38の底部で終端する。 バネ34が爪26と第一のリンク12との間で圧縮された状態で組み立てられていることに留意されたい。 爪26が第二のヒンジピン18により第一のリンク12に連結し、この爪26を介して、第一のリンク12は第二のリンク14に結合する。 したがって爪26は第二のヒンジピン18を貫通させる第一の楕円孔40を有する。 このように、第二のヒンジピン18は楕円孔40を貫通するため、爪26は、それがバネ34によって保持される休止位置と、それが休止位置からバネ34の弾性戻り力に対抗して移動して留め金1のカバー2内に設けられたロッキングピン42と噛合する活動位置との間で、バンドの長さに添って移動可能であることは明らかであろう。

    さらに第一のリンク12は第二のヒンジピン18を貫通させるための第二の楕円孔44を有し、それを介して第一のリンク12は第二のリンク14と結合する。 最後に第一のリンク12は、第一の端部に第二の弾性ロッキングポイント24を備える。 この第二の弾性ロッキングポイント24は、それを介して第一のリンク12が留め金1のカバー2に固着する管48と噛合するノッチ46から構成される。 管48はまた、それを介して第二のリンク14が留め金1のカバー2と結合する第三のヒンジピン20用の案内要素として機能する。

    最後に、第二のリンク14が2つのアーム50を有するストレッチャー状の枠の形状を呈し、これら2つのアーム間で第一のリンク12が折りたたみシステム14の第一の位置に収納されることに留意されたい。

    本発明による折りたたみシステム4は以下のように動作する。 折りたたみシステム4が、第一および第二のリンク12および14が開いている第二の位置から、第一および第二のリンク12および14が留め金1のカバー2の内部で重なり合う第一の位置まで変化するとき、第一のリンク12は第二のリンク14のアーム50の間で徐々に折りたたまれ、第一および第二のリンク12および14によって形成されたアセンブリはカバー2の内部に収納される。 その後、第一のリンク12を第一および第二の弾性ロッキングポイント22および24を介して留め金1のカバー2の内部に固定させるためには、第一および第二の重なりあったリンク12および14のアセンブリの上に単に圧力を加えるだけでよい。 この圧力を与えた結果、爪26は活動位置に移動する。 より具体的には、爪26は、くちばし30を介して留め金1のカバー2に固定されたロッキングピン42で終端し、第一のリンク12に向かってバンドの長さに添って軸方向に移動する。 この動作中、爪26は、圧縮されているバネ34の弾性戻り力に対抗している。 第一のリンク12が留め金1のカバー2の内部で完全に折りたたまれている場合、爪26のくちばし30は、ロッキングピン42の下に滑りこむ。 爪26はもはや保持されていないため、バネ34は下降して爪26のくちばし30をロッキングピン42の下に強制的に動かす。 この動作中、爪26は第一のリンク12から再度、移動して休止位置に戻る。 第一のリンク12が留め金1のカバー2の内部の第二のリンク14まで下降する間、第一のリンク12もまた、ノッチ46を介して管48と噛合する。 この動作は、第二の楕円孔44を介して第一のリンク12を貫通する第二のヒンジピン18によって、第一のリンク12が第二のリンク14にヒンジで連結されることにより促進される。 このアセンブリは、第一のリンク12を、留め金1のカバー2に向かってバンドの長さに添って移動させる。 この動作中、第一のリンク12は、停止している爪26の2つのアーム28により画定される溝38の底部に対してバネ34を圧縮する。 リンク12が管48上で捕らえられた時点で、バネ34は休止位置に戻る。 この段階で、本発明による折りたたみシステム4は、第一および第二の弾性ロッキングポイント22および24によって留め金1のカバー2上にロックされる。

    折りたたみシステム4の閉鎖動作中に第一および第二のロッキングポイント22および24が作動する順番は重要ではない。 すなわち、第一のリンク12は、最初に、爪26を介して留め金1のカバー2の上にロックされ、次にノッチ46により前記カバー2の上にロックされてもよいし、その逆でもよい。

    折りたたみシステム4を開くために、第一のリンク12は、それを介して第二のバンドストランド10にヒンジで連結される第一の端部によって起こされなければならない。 こうすることにより、第一のリンク12は、バネ34を静止している爪26に対して圧縮しながら、留め金1のカバー2に向かって微妙に移動する。 これによりノッチ46は、管48との噛合が解かれる。 第一のリンク12が引っ張られ続けている場合、爪26は、バネ34を圧縮しながら、第一のリンク12の方向に弾性的に移動する。 これにより、爪26のくちばし30とロッキンピン42との連結を解くことができる。

    本発明は上述の実施形態に限定されず、本特許出願に添付された請求の範囲の範囲であれば、当業者により種々の単純な修正および変更が予測可能であることは言うまでもない。 特に、管48は第三のヒンジピン20に限らず、留め金1のカバー2上の他の場所に設けられてもよい。

    同様に、図4に示されるように、本発明の留め金はまた、衣服として着用するベルト用に用いられてもよいことは言うまでもない。 この場合、ベルト54の第一の端部52が留め金のカバー2に直接、接続している一方で、ベルト54の第二の端部56は、第一および第二のリンク12および14を含む本発明の折りたたみシステム4を挿入した状態で留め金のカバー2に接続する。

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