Retro-reflective wear and retro-reflective fabric used therefor

申请号 JP2001118923 申请日 2001-04-17 公开(公告)号 JP2002309416A 公开(公告)日 2002-10-23
申请人 Komatsu Seiren Co Ltd; 小松精練株式会社; 发明人 MIYAMOTO MUTSUKO; SEGAWA SHUTOKU; YASUMOTO MASAHIRO; FUJII TAKUYA; TOMINAGA MAKINO;
摘要 PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a lightweight retro-reflective wear having excellent wearability, and to provide a retro-reflective fabric giving the wear. SOLUTION: This retro-reflective wear 4 uses a retro-reflective fabric 1 prepared by imparting a retro-reflective property comprising a retro-reflective pattern 3 drawn with a retro-reflective ink to a mesh fabric 2.
权利要求 【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】再帰反射性インクにより再帰反射性が付与されたメッシュ地からなる再帰反射性生地を用いてなる再帰反射性衣服。
  • 【請求項2】メッシュ地に再帰反射性インクによる再帰反射性が付与されてなる、再帰反射性生地。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【発明の属する技術分野】本発明は、軽量であり、しかも、着用感にも優れた再帰反射性衣服とこの衣服を作るのに使用する再帰反射性生地に関するものである。

    【0002】さらに詳しく述べるならば,本発明は、少なくとも一部がメッシュ地に再帰反射インクを付与した素材を用いることで、軽量かつコンパクトで、昼間時にはファッション性に富むものでありながら、動き易く、
    着用が容易であり、夜間時に十分な視認性もある、画期的な再帰反射性衣服に関するものである。

    【0003】

    【従来の技術】夜間において、車両運転者等に工事作業者の存在を良好に知らしめるという観点から、作業者に再帰反射性衣服を着用させることが行われている。 この目的で使用されてきた従来の再帰反射性衣服は、たとえば、衣服の前後に帯状の反射材を貼着した縫製したりするようにしていた。

    【0004】しかし、従来の再帰反射性衣服は、再帰反射材の厚みや面積にもよるが、非常に嵩張り、着にくかったり、着用時に腕や脚を動かしづらくなったりすると言う問題があり、夜間の特定された時季、特定された用途以外には実用性に劣るものであった。

    【0005】しかも、上に見たように、衣服本体とは別素材の再帰反射材を添付するため、衣服本体のファッション性を損なうものでもあった。

    【0006】従来の再帰反射性衣服が上述のごとく着用感に劣る理由は、再帰反射性材の添付が原因になっている。 すなわち、従来の再帰反射材は、例えば以下のように構成されていて、剛性の高いものであったからである。 すなわち、ポリエステルなどの透明な基材シートに透明な樹脂をコーティングし、その表面にガラスビーズを均一に散布し、その後プレス加工によりガラスビーズの半分をコーティング樹脂層に埋め込み、その表面には透明な樹脂をコーティングして保護層を形成する。 そして、上記ガラスビーズを埋め込んだ積層シートの反対側に、真空蒸着などにより金属薄膜を形成することで、再帰反射構造を得るようにしている。 別の方法では、基層上に仮接着層を設け、これにガラスビーズを仮接着して基体シートを作製し、この基体シート上にガラスビーズとガラスビーズ仮接着層に接着するガラスビーズ保護層を設け、その上に、上記ガラスビーズ保護層に仮着するとともにガラスビーズにも接着する図柄模様層をガラスビーズ保護層よりもはみ出して設け、かつ図柄模様層全面に粘着性接着剤よりなる接着層を設けるようにしている。 さらに別の方法では、物体表面側からメタリックカラーインクパターン層、非メタリックカラーインクパターン層、光拡散性転写層を設けるようにしているのである。

    【0007】

    【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明の課題は、軽量かつコンパクトであり、しかも、着やすく動きやすいなど着用感に優れるとともに、ファッション性にも優れた再帰反射性衣服とこれを得させる再帰反射性生地を提供することである。

    【0008】

    【課題を解決するための手段】本発明者は、上記課題を解決するため、種々検討した結果、メッシュ地に再帰反射性インクを印刷等により付着させるようにすれば、軽量性、コンパクト性、着用感およびファッション性のいずれをも満足させることを見出し、本発明を完成した。

    【0009】すなわち、本発明にかかる再帰反射性衣服は、上記課題を解決するため、再帰反射性インクにより再帰反射性が付与されたメッシュ地からなる再帰反射性生地を用いてなる。

    【0010】本発明にかかる再帰反射性生地は、上記課題を解決するため、メッシュ地に再帰反射性インクによる再帰反射性が付与されてなるものである。

    【0011】本発明において、メッシュ地に対する再帰反射性の付与は、夜間等における視認性を高めると言う意味では全面であることが好ましいが、ファッション性を高めると言う観点からは部分的である方が好ましい場合が多い。 すなわち、本発明において、再帰反射性はメッシュ地の少なくとも一部に付与されるので良いのである。

    【0012】同様の意味で、本発明にかかる再帰反射性衣服は、夜間等における視認性を高めるために衣服全体を再帰反射性メッシュ地で作製することがあるが、ファッション性を高めると言う観点から再帰反射性メッシュ地を部分的に使用しても良い。

    【0013】ところで、従来の再帰反射性衣服においても、メッシュ地を使用したものが知られている(特開平2001‐73204号公報参照)。 しかし、このものは、衣服本体がメッシュ地で出来ているだけであって、
    やはり、剛性の高い別素材の再帰反射材を添付しており、冒頭で述べた従来の問題点を全て持っている。

    【0014】

    【発明の実施の形態】以下では、好適と考える本発明の実施形態を、その作用効果とともに、説明するが、本発明の範囲は以下の内容に限定されるものではない。

    【0015】本発明においては、衣服の前後左右部分のそれぞれにおいて、少なくとも一部が再帰反射性生地、
    すなわち、再帰反射性インクを付与したメッシュ地が使用されている。 そのため、嵩張ったり、重量のある再帰反射性材を縫い付けるとか、貼り合わせするとかの必要がない。 すなわち、再帰反射性生地は、再帰反射材としての機能を発揮しながら、しかも、衣服の構成部としての機能をも持ち合わせているのである。

    【0016】したがって、本発明にかかる再帰反射性衣服においては、衣服の構成部としての再帰反射性生地の面積が多いほど、軽量かつコンパクトとなり、ポケットやセカンドバックにも簡単に格納することができ、必要なときに取り出してすぐに着用が可能である。 特に、衣服の着用時に、たとえば、腕や脚を動かす等の際には干渉されにくく、これにより腕や脚を動かす際の支障がほとんどないために非常に動き易い。

    【0017】メッシュ地は、一般に、裏地や通気性の必要な箇所、たとえば、脇の下などに使用されることはあったが、本発明では、表地として使用するものであり、
    通気性や速乾性をも発揮できる。

    【0018】本発明においては、再帰反射性インクによる再帰反射性を、メッシュ地の地色と同じ色、柄等で付与すれば、昼間時には無地的衣服でありながら、夜間時には再帰反射性衣服となることができる。

    【0019】本発明においては、再帰反射性インクを、
    メッシュ地に対し多彩な色、柄等で付与するようにすると、意匠性のある衣服など、極めてファッション性に富む衣服に構成することも出来る。

    【0020】本発明において、衣服の前後のみでなく左右にも再帰反射性生地を使用すると、着用者の左右方向から接近する車両のライト光に対しても反射することが出来るが、本発明にかかる再帰反射性衣服は、その素材として再帰反射性生地を使用するため、前後左右に再帰反射性を持たせることが容易となる。

    【0021】本発明において、開口部が多いメッシュ地を用いる場合は、通気性も良好となり、夏でもTシャツ等の上から羽織るなどしても蒸れにくく涼しく着用できる。 メッシュ地は柔軟性に優れるので、冬場などは防寒ジャンパーなどの上からでも着用できる。

    【0022】本発明にかかる再帰反射性衣服は、上記したように、夏は涼しく着用でき、厚着する冬でも容易に着用でき、時季の特定なく、夏冬兼用の再帰反射性衣服となり、昼夜間の特定された時間もない、ファッション性に富むものである。

    【0023】本発明にかかる再帰反射性衣服は、軽量かつコンパクトで、速乾性のある再帰反射性衣服である。

    【0024】本発明にかかる再帰反射性衣服は、ファッション性に富むので、工事作業者、警察官、交通案内人のみの用途に限らず、ジョキング、散歩、通勤通学、アウトドアスポーツなど、従来使用できなかったシーンでも着用できる、幅広い用途の再帰反射性衣服である。

    【0025】以下に、本発明に使用する材料や使用方法などにつき、項を分けて、説明する。 <メッシュ地>メッシュとは網の目または網状の目がかかった糸のことを意味しており、本発明でいうメッシュ地は、たとえば、遠目(30cm以上)であっても容易に複数の開口部があるという認識できる構造により、軽量かつコンパクト化を図ることができる。 本発明の再帰反射性衣服は、その性能上、最外側に着用するが、再帰反射性衣服の下に着用してる生地が、たとえば、濡れた時の不快感を解消するための通気性を確保、ムレを防止するものであって、夜間にはその付与された再帰反射性インキの視認性により、安全性、防犯性、ファション性の確保をすると同時に、その、複数の開口部があると認識できる構造ゆえに、速乾性につながるものであれば、ニット、織物、多孔性布帛等、その種類は限定されない。
    再帰反射性インクが浸透したり強固に付着したりし易い構造であることが必要であり、材料の種類もそうである。

    【0026】たとえば、立体的な構造生地として、二列針床を有するダブルラッセル機、ダブル丸編機等で形成される表裏二層の編地と該二層の編地を連結する連結糸から編成されたものも含まれ、ハニカム状に加工することも好ましい。 使用する素材は特に限定されないが、
    綿、羊毛などの天然繊維およびポリエステル繊維、ポリアミド繊維、ポリアクリロニトリル繊維等などの合成繊維、レーヨン等の再生繊維を状況に応じて各々単独に、
    また、組み合わせて用いられて良い。 速乾性に富んだ合成繊維は、好ましく用いられ、たとえば、洗濯における耐久性を考慮すれば、ポリエステル繊維、ポリアミド繊維が特に好ましい。

    【0027】使用する糸の断面形状としては、丸断面糸のみならず、異形断面糸でもよい。 糸の形態としては、
    フィラメント糸、スパン糸、捲縮加工糸等の何れの形態も任意に採用でき、各種処理加工、編地加工により、通気性や速乾性を向上させてもよい。

    【0028】適度な弾性や反発性を得るために、単糸デニールが15〜2000デニール、好ましくは50〜
    500デニールのモノフィラメントまたはマルチフィラメントが好ましく、特に立体的な構造生地では5cm 2内の糸の本数をN(本/5cm 2 )とし、糸のデニールをD
    (g/9×10cm)、糸の比重をρ(g/ cm 2 )とした時、立体的な構造生地5cm 2の中にある糸の総断面積(N・D/9×10ρ)が0.05〜4.0cm 2 、好ましくは0.1〜2.0cm 2であると、嵩高性、弾力性ならびに通気性、速乾性に優れ、かつ、そのバランスにも優れており、再帰反射性衣服として最適なものとなるが、再帰反射性インクが浸透したり強固に付着したりし易い素材、構造であることが必要である。

    【0029】メッシュ地は、たとえば、被着者の全体を包む衣服である場合には、軽量かつコンパクトという観点と、柔軟性のある素材であるため着用者の身体サイズに応じてある程度は調整変更できるという観点と、から見て優れた素材であると言える。

    【0030】なお、メッシュ地における開口部について述べると、開口部の多いものは、昼間時においてのファッション性や軽量かつコンパクトという観点では好ましい。 他方、再帰反射性という観点からは、開口部は多すぎない方が良い。 開口部の少な過ぎるメッシュ地は、軽量化、着心地良さ、風通し良さなど、メッシュ地が本来持つ着用感の良さを発揮しにくい。 メッシュ地の開口率は、メッシュ地を構成する糸の部分を再帰反射性に染めるだけで良いと言うことでは100%近いものでも良いが、柄物にすると言う観点から見ると、80%以下が好ましい。 <再帰反射性インクとその付与方法>前記再帰反射性インクとしては、限定する訳ではないが、例えば、
    下記構成のものを用いることが出来る。

    【0031】その1は、光を反射させるアルミニウム粒子および/またはマイカ粒子と、光を屈折させるガラスビーズと、透明膜を形成して、これらのビーズや粒子をメッシュ地に強固に付着させるバインダー樹脂を含み、
    所望により顔料や染料などの着色料や溶剤も含む、再帰反射性インクである。 その2は、上記の再帰反射性インクにおいて、カラー性をより一層向上させたものであって、アルミニウム粒子等を着色してなる。

    【0032】このものは、スクリーン印刷などの方法でメッシュ地に塗布したとき、流動性の差により塗布層の表面側にガラスビーズが多く集まり、メッシュ地側にアルミニウム粒子および/またはマイカ粒子が多く集まる。 この再帰反射性インクから得られる図柄(塗膜)に可視光線(波長400〜700nm)が当たると、一部の光はガラスビーズの間を通りアルミニウム粒子および/またはマイカ粒子に達して反射されるが、残る光はガラスビーズを透過しアルミニウム粒子および/またはマイカ粒子で反射される。 ガラスビーズで反射される光もある。 ガラスビーズを経て帰る反射光はガラスビーズで屈折されて帰る。 これら屈折された、また屈折されない多種類の反射光が効果的な再帰反射性を作るのである。

    【0033】上記再帰反射性インクの好ましい具体例を示せば、特開2000−303011号公報に記載されているインク組成物である。 このものは、着色または無着色のアルミニウム粒子および/またはマイカ粒子の粒子径がガラスビーズの粒子径よりも小さく(好ましくは、ガラスビーズの粒子径が20〜300μm、アルミニウム粒子および/またはマイカ粒子の粒子径が1〜1
    50μm。 アルミニウム粒子の粒子径は、より好ましくは80μm以下)、ガラスビーズの屈折率が1.5〜
    2.5であって、必要に応じて色素をも含み、インク組成物全体の固形分100重量部に対する配合割合が好ましくはガラスビーズ30〜85重量部(より好ましくは50〜75重量部)、アルミニウム粒子10重量部以下(より好ましくは3〜6重量部)、マイカ粒子5〜25
    重量部(より好ましくは8〜18重量部)、着色料を含む場合は20重量部以下(より好ましくは15重量部以下)である。 バインダー樹脂は、系、有機溶剤系、水・有機溶剤混合系のいずれでも良く、例えば、アクリル系、ウレタン系、ビニル系、エポキシ系、シリコーン系、ポリエステル系、オレフィン系、ゴム系などが用いられ、その配合割合は好ましくはインク組成物100重量部に対し5〜30重量部(より好ましくは10〜25
    重量部)である。 溶剤としては、水、トルエン、キシレン、アルコール類、ケトン類、エルテル類、ジメチルホルムアルデヒド、ベンゼン等が用いられる。

    【0034】再帰反射性インクは、流動性を有するので、開口部を持つメッシュ地に対しても効率よく付着して再帰反射性を付与することができるとともに、淡色から濃色までの全ての色揃えとファッション性を与える。
    しかも、ガラスビーズとアルミニウム粒子および/またはマイカ粒子をバインダー樹脂の薄い膜でメッシュ地に固定するだけであるので、再帰反射性インクの付着によりメッシュ地が剛性を持つこともない。

    【0035】メッシュ地に再帰反射性インクを付与する方法としては、スクリーンプリント、グラビアプリント、インク噴射などの方法を採用することができる。 また、筆書き、スプレー書きなどの手段を採用することも出来る。 全面付与の場合はメッシュ地を再帰反射性インク中に浸漬するようにしても良い。

    【0036】メッシュ地に対し、上述のようにして再帰反射性インクは、種類によっては、その後、熱処理で乾燥や硬化をさせる。 この熱処理は、例えば、乾燥機、テンターなどを使用して70〜200℃の温度で0.5〜
    5分間行う。 <再帰反射性生地の衣服化>上述のようにして得られた再帰反射性生地は、縫製方法等の公知の方法で衣服とするが、ここで、衣服とは、たとえば、ベスト、パンツ、ジャケット等のあらゆる衣服を指すが、再帰反射性という用途上からは、着用者の最外側に装着するものであることが好ましい。

    【0037】本発明にかかる再帰反射性衣服は、再帰反射性生地以外の生地を組み合せて作っても良く、たとえば、肩口や両側のポケット部分を再帰反射性のない通常の織物やニットなどで作っても良いのである。

    【0038】

    【実施例】図1は本発明にかかる再帰反射性衣服を得させるための再帰反射性生地1を示し、再帰反射性インクを使用して、メッシュ地2の全面に再帰反射性柄3を印刷する等することにより再帰反射性が付与されてなる。
    図中、11はメッシュ地2の開口部を示す。

    【0039】この場合に用いたメッシュ地2は、品番M
    W770、ポリエステル100%からなるものである。
    この場合に用いた再帰反射性インクは、小松プロセス株式会社製の商品名「アートブライトカラー・ホワイト」
    であり、80メッシュのスクリーン紗を使用してスクリーン印刷し、乾燥機を用い175℃の温度で3分間熱処理した。 柄3は、この例ではストライプの集合体からなる斑点状であるが、ストライプの集合体以外の図形、例えば、点状、平行線状、格子状、亀甲状などであっても良く、文字や記号などであっても良い。 柄3は、単色でも良いが、ファッション性の観点からはカラフルであることが好ましい。

    【0040】図2〜5はこの再帰反射性生地1を縫製するなどして作製された再帰反射性衣服の実施例4つを示し、図2はベスト4、図3はパンツ5、図4はジャケット6、図5は別のタイプのジャケット6をそれぞれ示すが、衣服の種類や形状はこれらに限らない。 メッシュ地2にストライプが集合してできた再帰反射性の斑点模様(柄)3が形成されている。

    【0041】図2〜4では、衣服の全体が再帰反射性生地1からなるが、図5では襟と肩および上胸と背中の部分が再帰反射性を有しない生地からなっている。

    【0042】これらの図2〜5の衣服は全て、裏地を使用していないが、本発明にかかる再帰反射性衣服は裏地を使用するものであっても良い。

    【0043】これらの図2〜5の衣服は全て、暗闇で1
    0m離れたところから、懐中電灯の光で照らしたところ、容易に認識できた。 また、暗闇で100m離れたところから自動車のヘッドライトで照らしたときも、容易に認識できた。

    【0044】図6は、再帰反射性衣服が婦人用のベストである例を示しており、この婦人用ベストは、図1とは異なる再帰反射性柄(大きなストライプ模様)が付着されたメッシュ地を用いてなる。 図は、この婦人用ベストを部屋内でハンガーに吊り掛けておき、室内照明を点灯した状態(図の左側写真)と、消灯し10m離れたところから懐中電灯の光で照らした状態(図の右側写真)
    と、をそれぞれ示している。 右側写真から分かるように、暗闇で懐中電灯の光りを離れたところから照射するだけであっても、再帰反射性柄が鮮明に見えているのである。

    【0045】

    【発明の効果】本発明にかかる再帰反射性衣服は、以上のようであるので、軽量かつコンパクトであり、しかも、着やすく動きやすいなど着用感に優れるとともに、
    ファッション性にも優れる。

    【0046】本発明にかかる再帰反射性衣服は、昼間時にはファッション性に富むものであり、他方、夜間時には十分な視認性があり、交通安全や防犯効果もある。

    【0047】本発明にかかる再帰反射性衣服は、夏冬兼用でき、かつ、速乾性もある。

    【0048】したがって、本発明にかかる再帰反射性衣服は、工事作業者、警察官、交通案内人のみでなく、ジョキング、散歩、通勤通学、アウトドアスポーツなどをする人に着用できる、多様性ある便利なものである。

    【0049】本発明にかかる再帰反射性生地は、上記本発明の再帰反射性衣服を容易に得させることが出来る。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】本発明にかかる再帰反射性生地の一実施例を示す部分的平面図である。

    【図2】本発明にかかる再帰反射性衣服がベスト3である場合の実施例を、正面、背面および側面から表す、説明図である。

    【図3】本発明にかかる再帰反射性衣服がパンツ4である場合の実施例を、正面、背面および側面から表す、説明図である。

    【図4】本発明にかかる再帰反射性衣服がジャケット5
    である場合の実施例を、正面、背面および側面から表す、説明図である。

    【図5】本発明にかかる再帰反射性衣服がジャケット5
    である場合の別の実施例を、正面、背面および側面から表す、説明図である。

    【図6】本発明にかかる再帰反射性衣服が婦人用ベストである場合の実施例を示す写真である。

    【符号の説明】

    1 再帰反射性生地 2 メッシュ地 3 再帰反射性の柄 4 ベスト(再帰反射性衣服) 5 パンツ(再帰反射性衣服) 6 ジャケット(再帰反射性衣服)

    ───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl. 7識別記号 FI テーマコート゛(参考) A41D 31/00 A41D 31/00 502Q 502T 502U D06M 11/00 D06M 11/00 D06P 1/44 D06P 1/44 (72)発明者 安本 正博 石川県能美郡根上町浜町ヌ167番地 小松 精練株式会社内 (72)発明者 藤井 拓也 石川県能美郡根上町浜町ヌ167番地 小松 精練株式会社内 (72)発明者 富永 まきの 石川県能美郡根上町浜町ヌ167番地 小松 精練株式会社内 Fターム(参考) 3B011 AA05 AB01 AC12 AC18 3B030 AA01 AA08 AB01 AB10 4H057 AA01 BA13 BA14 DA01 4L031 AB31 BA04 BA22 DA00 DA09

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