【0001】 【発明の属する技術分野】 本発明は、スポーツ用手袋に関し、より特定的には、各種スポーツの中で球状体や棒状体を把持する競技で用いられるスポーツ用手袋に関する。 【0002】 【従来の技術】 球状体や棒状体を把持する競技で用いられるスポーツ用手袋では、一般に、手の保護のために手掌側部分の素材を比較的厚くしている。 この手掌側部分の素材は通常伸縮性が低いので、スポーツ用手袋全体をかかる素材で構成すると、手に対するフィット感が著しく悪化する。 そのため、スポーツ用手袋の手甲部に、伸縮性に優れた素材(以下、単に「伸縮性素材」と称する)を配する等の工夫がなされている。 【0003】 手甲部に伸縮性素材を配したスポーツ用手袋の一例が、たとえば特開平11−57107号公報に記載されている。 この文献に記載のスポーツ用手袋は、一枚の伸縮性素材に複数の非伸縮性素材を縫着して作成された手甲部と、手掌部とを結合することにより作製される。 【0004】 このように手甲部に伸縮性素材を配することにより、スポーツ用手袋を装着してたとえばバットのグリップを握った時に手甲部の伸縮性素材が伸びるので、手に対するフィット感が向上する。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】 しかしながら、実際競技において対象物を把持した時には手甲部が必要以上に伸び、手掌部で弛みや皺が発生することがある。 手掌部で弛みや皺が発生すると、競技に支障を来たし、競技能力が低下する。 【0006】 また、対象物が想像通りに握れないため、対象物を握るのに通常よりも大きな力が必要となり、不必要な部分にまで力が入り、微妙で繊細な運動を行なうことが困難となる。 【0007】 本発明は、上記の課題を解決するためになされたものである。 本発明の目的は、対象物を把持した時に手掌部で弛みや皺が発生するのを抑制して手に対するフィット感を向上しながら、対象物を把持した時に適度な締り感も得られ、無駄な力を使うことなくリラックスした状態で対象物を把持することができるスポーツ用手袋を提供することにある。 【0008】 【課題を解決するための手段】 本発明に係るスポーツ用手袋は、1つの局面では、手の甲側を覆う手甲部を備え、対象物を把持する際に装着するものであり、手甲部上に、 天然皮革、合成皮革または人工皮革で構成され、小指、薬指および中指の少なくとも1つの指の基節骨に沿うように、小指、薬指および中指をそれぞれ受け入れる小指部、薬指部および中指部の少なくとも1つに対して個別に、その長手方向に延在する帯を取付けている。 【0009】 このような帯を設けることにより、対象物を把持したときに、該帯により小指、薬指および中指の少なくとも1つの指を締め付けたような状態になる。 それにより、親指や人指し指よりも、小指、薬指および中指でしっかりと対象物を把持することができる。 また、上記帯を設けることにより、手掌部で弛みや皺が発生するのを抑制することもできる。 【0010】 上記小指部、薬指部および中指部の長手方向と直交する方向の帯の幅を、該帯が取付けられた小指部、薬指部および中指部の長手方向と直交する方向の幅よりも細くすることが好ましい。 【0012】 帯は、好ましくは、小指、薬指および中指の基節骨から人指し指の中手骨に向かう方向に延在する。 【0014】 本発明に係るスポーツ用手袋は、他の局面では、手甲部に、小指、薬指および中指の少なくとも1つの指の曲げ抵抗を人差し指の曲げ抵抗よりも高める曲げ抵抗部を設けることにより、手掌全体による対象物の把持力に対する小指、薬指および中指による対象物の把持力の割合を高めている。 【0015】 このように曲げ抵抗部を設けることにより、小指、薬指および中指の少なくとも1つの指の曲げ抵抗を人差し指の曲げ抵抗よりも高めることができ、結果として対象物を把持したときに、小指、薬指および中指の少なくとも1つの指に適度な締付け力を付与することができる。 それにより、親指や人指し指よりも、小指、薬指および中指でしっかりと対象物を把持することができ、手掌全体による対象物の把持力を低減しながら小指、薬指および中指による対象物の把持力を維持することができる。 その結果、手掌全体による対象物の把持力に対する小指、薬指および中指による対象物の把持力の割合を高めることができる。 また、上記曲げ抵抗部を設けることにより、手掌部で弛みや皺が発生するのを抑制することもできる。 【0016】 上記曲げ抵抗部を、小指、薬指および中指の少なくとも1つの指の基節骨を覆う部分に、該基節骨の長手方向に沿うように設ける。 【0017】 手甲部は、伸縮性生地で構成される伸縮性部を有し、この伸縮性部と重なるように曲げ抵抗部を設けてもよい。 【0018】 また、曲げ抵抗部を、小指、薬指および中指の少なくとも1つの指の中手指節関節を覆う部分に設けてもよく、小指、薬指および中指の少なくとも1つの指の第2指節間関節から人差し指の中手骨に向かう方向に延在するように設けてもよく、小指、薬指および中指の少なくとも1つの指の中節骨から人差し指の中手骨に向かう方向に延在するように設けてもよく、小指、薬指および中指の少なくとも1つの指の末節骨から人差し指の中手骨に向かう方向に延在するように設けてもよい。 【0019】 上記のいずれの場合にも、対象物を把持したときに、小指、薬指および中指の少なくとも1つの指に適度な締付け力を付与することができ、親指や人指し指よりも、小指、薬指および中指でしっかりと対象物を把持することができる。 【0021】 曲げ抵抗部は、好ましくは、手甲部に縫着、接着、熱圧着あるいは熱融着される。 また、曲げ抵抗部を、帯や樹脂部で構成してもよい。 【0022】 上記のスポーツ用手袋は、好ましくは、野球用の手袋である。 より具体的には、当該手袋は、バッティング時に装着される手袋である。 【0023】 【発明の実施の形態】 以下、図1〜図9を用いて、本発明の実施の形態について説明する。 【0024】 (実施の形態1) 図1は、本発明の実施の形態1におけるスポーツ用手袋1を手甲側から見た図である。 このスポーツ用手袋1は、野球用の手袋であり、バッティング時に装着される。 【0025】 図1に示すように、スポーツ用手袋1は、手の甲側を覆う手甲部2と、手掌側を覆う手掌部3と、ベルト7とを備える。 【0026】 そして、手甲部2に、図7に示す小指(第5指)、薬指(第4指)および中指(第3指)の基節骨10から、親指(第1指)あるいは人指し指(第2指)の中手骨11に向かう方向に延在する帯4を縫着している。 つまり、手甲部2の小指部、薬指部および中指部と、親指部の付根近傍とを接続するように帯4を設けている。 【0027】 このように帯4を設けることにより、対象物を把持(たとえばグリップ)した後に、該帯4により小指、薬指および中指が締め付けられたような状態になる。 つまり、小指、薬指および中指が屈曲した状態のまま対象物に固定されることとなる。 それにより、親指や人指し指よりも、小指、薬指および中指でしっかりと対象物を把持することができる。 【0028】 また、上記帯4を設けることにより、手掌部3で弛みや皺が発生するのを抑制することもできるので、対象物を想像通りに握ることができ、微妙で繊細な運動を行なうことも可能となる。 【0029】 手甲部2における小指部、薬指部および中指部は、好ましくは、第1伸縮性を有する第1素材部5と、第1伸縮性よりも高い第2伸縮性を有する第2素材部6とを含む。 【0030】 第1素材部5の材質としては、たとえば天然皮革、第2素材部6の材質としては、たとえばニット素材であるツーウェイトリコット生地等を挙げることができる。 【0031】 帯4を、第1伸縮性よりも高く第2伸縮性よりも低い第3伸縮性を有する材質で構成してもよく、第1素材や第2素材で構成してもよい。 【0032】 帯4の材質としては、たとえば天然皮革、合成皮革、人工皮革、ニット素材、ウレタン、シリコンラバー、ゴムを挙げることができる。 このように帯4の材質を適切に選択することにより、帯4によって小指、薬指および中指に適度な締付け力を付与することができる。 【0033】 ここで、各種材料の伸縮性の指標となる伸び強度について述べる。 図11に、各種材料の伸び強度を示す。 【0034】 図11に示すように、天然皮革、合成皮革A,Bおよびニット素材(ツーウェイトリコット生地)の順に伸び強度が小さくなっているのがわかる。 つまり、天然皮革、合成皮革A,Bおよびニット素材(ツーウェイトリコット生地等)の順に伸縮性が高くなる。 このように伸縮性が異なる素材を、たとえば第1素材部5、第2素材部6、帯4の材質として適切に選択する。 【0035】 また、帯4は、第2素材部6と重なるように手甲部2に縫着され、図8に示す小指、薬指および中指の中手指節関節12から湾曲しながら親指あるいは人差し指の中手骨11に向かって延在する。 【0036】 上記帯4を手甲部2に取付けることにより、小指、薬指および中指の少なくとも1つの指の曲げ抵抗が、人差し指の曲げ抵抗よりも高くなる。 つまり、帯4は、曲げ抵抗部となる。 【0037】 本願発明者は、かかる曲げ抵抗部である帯4を設けることによる効果を確認すべく、次のような実験を行なったので、その結果について説明する。 【0038】 本実験では、ニッタ株式会社のグローブスキャンシステムを利用し、感圧センサを手袋に貼り、被験者にティ打撃のゴムを目指して野球用バットのスイングを行なわせ、手への衝撃圧を測定した。 被験者は右打者であり、左手にスポーツ用手袋1を装着して実験を行なった。 【0039】 図9および図10に、本発明品と従来品についての実験結果を示す。 まず、これらの図の見方を説明する。 両図とも左手のデータを表わしており、図の右から左に親指、人差し指、中指、薬指および小指のデータを表わし、図の下から上に手掌から指先にいたる各指のデータを示している。 【0040】 より詳しくは、各図において、上下方向に並ぶ5列の複数の四角形により各指の先端から根元にかかる力が表されている。 すなわち、5列の複数の四角形が、手掌を下に向けた時の左手の各指に対応すると考えればよい。 そして、各指の腹部にかかる力が色の濃淡と線の種類とで示されている。 色が濃くなるほどかかっている力が大きく、細い横線はかかっている力が小さい。 【0041】 図9と図10を比較すると、従来品よりも本発明品の方が、小指に大きな力がかかっていることがわかる。 また、従来品よりも本発明品の方が、人差し指にかかる力が減少していることもわかる。 【0042】 下記の表1に、今回の実験で得られた数値データを示す。 表1には、複数の被験者から得られたデータの平均値を示している。 【0043】 【表1】
【0044】 表1に示すように、手掌全体では発明品の方が従来品よりもかかる力は小さくなっているものの、バッティング時に重要とされる中指、薬指および小指(主要3本)にかかる力は同等である。 したがって、手掌全体にかかる力に対する主要3本にかかる力の割合は、発明品の方が従来品よりも高くなっている。
【0045】
このことから、発明品を使用することにより、「力み」につながる親指および人差し指の力が抜け、中指、薬指および小指に意識を集中することができるものと考えられる。
【0046】
なお、上記帯4は、手甲部2における小指部、薬指部および中指部の少なくとも1つに取付けられてもよい。 また、帯4を、小指、薬指および中指の少なくとも1つの指の第2指節間関節12から親指または人差し指の中手骨11に向かう方向に延在するように設けてもよく、小指、薬指および中指の少なくとも1つの指の中節骨14から親指または人差し指の中手骨11に向かう方向に延在するように設けてもよく、小指、薬指および中指の少なくとも1つの指の末節骨15から親指または人差し指の中手骨11に向かう方向に延在するように設けてもよい。
【0047】
(実施の形態2)
次に、図2を用いて、本発明の実施の形態2について説明する。 図2は、本発明の実施の形態2におけるスポーツ用手袋1を手甲側から見た図である。
【0048】
図2に示すように、本実施の形態では、相対的に伸縮性の低い第1素材部5の割合を少なくし、相対的に伸縮性の高い第2素材部6の割合を大きくしている。 そして、曲げ抵抗部として機能する樹脂部8を設けている。
【0049】
樹脂部8は、小指、薬指および中指の基節骨10から中手指節関節12を覆う手甲部2に取付けられ、中手指節関節12近傍上一体化され、小指から親指に向かう方向に延在し、人差し指の中手骨11に沿って手首側に延び、これからさらに枝別れして親指の中手骨11に向かって延びる複数の部分を有している。
【0050】
樹脂部8は、たとえばウレタン、シリコンラバー、ゴム等で構成され、手甲部2に接着、熱圧着あるいは熱融着される。
【0051】
上記のような樹脂部8を設けた場合にも、該樹脂部8によって、結果的に手甲部2の小指部、薬指部および中指部を親指部の付根近傍に位置する部分と接続することができるので、実施の形態1の場合と同様の効果を期待できる。
【0052】
(実施の形態3)
次に、図3を用いて、本発明の実施の形態3について説明する。 図3は、本発明の実施の形態3におけるスポーツ用手袋1を手甲側から見た図である。
【0053】
本実施の形態では、本発明をゴルフ用手袋に適用している。 図3に示すように、手甲部2の小指部、薬指部および中指部の指先から親指部の付根近傍に向かって延在するように帯4を手甲部2に縫着している。
【0054】
このように帯4を手甲部2に取付けることにより、ゴルフクラブのグリップを把持したときに、手の小指、薬指および中指に締付力を付与することができる。 それにより、実施の形態1の場合と同様の効果を期待できる。
【0055】
また、小指部の付根下から人差し指部と親指部の間に向かって延在し、手の甲の上で帯4と交差するように第1素材部5を延在させている。 それにより、スポーツ用手袋1の手掌部における皺や弛み等の発生を抑制することができる。
【0056】
なお、本実施の形態では、帯4は、たとえば合成皮革、人工皮革等で構成され、第1素材部5は、たとえば天然皮革、合成皮革、人工皮革等で構成され、第2素材部6は、たとえば合成皮革、ニット素材等で構成される。
【0057】
(実施の形態4)
次に、図4を用いて、本発明の実施の形態4について説明する。 図4は、本発明の実施の形態4におけるスポーツ用手袋1を手甲側から見た図である。
【0058】
本実施の形態のスポーツ用手袋1も、ゴルフ用手袋である。 本実施の形態では、図4に示すように、帯4を、薬指部および中指部の指先から人差し指の中手骨に向けて延在させ、さらに人差し指部と親指部との間に延在させている。 小指部に縫着される帯4を、手首側に向かって延在させ、ベルト7を介して親指部の付根に接続している。
【0059】
それにより、対象物を把持した際に小指、薬指および中指に適度な締付け力を付与しながら、手掌部における皺や弛み等の発生をも抑制することができる。
【0060】
(実施の形態5)
次に、図5を用いて、本発明の実施の形態5について説明する。 図5は、本発明の実施の形態5におけるスポーツ用手袋1を手甲側から見た図である。
【0061】
本実施の形態以降の実施の形態では、帯4(曲げ抵抗部)の形状の変形例について説明する。
【0062】
本実施の形態では、帯4を、小指、薬指および中指の少なくとも1つの指の基節骨を覆う部分に設ける。 図5に示す例では、帯4を、小指、薬指および中指の基節骨10を覆う部分に設けている。
【0063】
図5に示すように各帯4の一端は互いに接続され、この接続部は図示しない親指部の付根近傍と接続される。 手甲部2の小指部、薬指部および中指部は、各帯4および上記接続部を介して、スポーツ用手袋1の親指部の付根近傍と接続される。 この場合にも、対象物を把持した際に小指、薬指および中指に適度な締付け力を付与することができるものと考えられる。
【0064】
(実施の形態6)
次に、図6を用いて、本発明の実施の形態6について説明する。 図6は、本発明の実施の形態6におけるスポーツ用手袋1を手甲側から見た図である。
【0065】
本実施の形態では帯4を、小指、薬指および中指の少なくとも1つの指の中手指節関節12を覆う部分に設ける。 図6に示す例では、小指、薬指および中指の中手指節関節12を覆う部分に帯4を縫着している。
【0066】
図6に示すように各帯4の一端は互いに接続され、この接続部は親指部の付根近傍と接続される。 したがって、手甲部2の小指部、薬指部および中指部は、実施の形態5の場合と同様に、各帯4および上記接続部を介してスポーツ用手袋1の親指部の付根近傍と接続される。
【0067】
本実施の形態6の場合にも、実施の形態5の場合と同様に、対象物を把持した際に小指、薬指および中指に適度な締付け力を付与することができるものと考えられる。
【0068】
(実施の形態7)
次に、図7を用いて、本発明の実施の形態7について説明する。 図7は、本発明の実施の形態7におけるスポーツ用手袋1を手甲側から見た図である。
【0069】
本実施の形態では樹脂部8を、小指、薬指および中指の少なくとも1つの指の第2指節間関節12近傍から各指の中手骨11を覆う部分に設ける。 図7に示す例では、小指、薬指および中指の第2指節間関節12近傍から各指の中手骨11を覆う部分に樹脂部8を設けている。 樹脂部8は、手甲部2に、縫着、接着、熱圧着あるいは熱融着される。
【0070】
この場合にも、樹脂部8によって、対象物を把持した際に小指、薬指および中指に適度な締付け力を付与することができるものと考えられる。
【0071】
なお、上述の各実施の形態では、主に野球用およびゴルフ用の手袋について説明したが、球状体や棒状体等の対象物を把持する際に用いるものであれば上記以外のスポーツで用いられる手袋に本発明を適用してもよい。
【0072】
以上のように、この発明の実施の形態について説明を行ったが、今回開示した実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。 本発明の範囲は、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
【0073】
【発明の効果】
本発明によれば、親指や人指し指よりも、小指、薬指および中指でしっかりと対象物を把持することができ、対象物を把持した時に小指、薬指および中指に意識を集中することができる。 それにより、無駄な力を使うことなくリラックスした状態で対象物を把持することができ、手掌全体による把持力に対する小指、薬指および中指による把持力の割合を高めることができる。 その結果、素手の時や一般的な手袋を使用した場合よりも競技能力を向上することができる。
【0074】
また、手掌部で弛みや皺が発生するのを抑制することもできるので、手に対するフィット感が向上し、対象物を想像通りに握ることができ、微妙で繊細な運動を行なうことも可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1におけるスポーツ用手袋を手甲側から見た図である。
【図2】 本発明の実施の形態2におけるスポーツ用手袋を手甲側から見た図である。
【図3】 本発明の実施の形態3におけるスポーツ用手袋を手甲側から見た図である。
【図4】 本発明の実施の形態4におけるスポーツ用手袋を手甲側から見た図である。
【図5】 本発明の実施の形態5におけるスポーツ用手袋を手甲側から見た図である。
【図6】 本発明の実施の形態6におけるスポーツ用手袋を手甲側から見た図である。
【図7】 本発明の実施の形態7におけるスポーツ用手袋を手甲側から見た図である。
【図8】 手の骨格図である。
【図9】 発明品の実験結果を示す図である。
【図10】 従来品の実験結果を示す図である。
【図11】 各種材料の伸び強度を示す図である。
【符号の説明】
1 スポーツ用手袋、2 手甲部、3 手掌部、4 帯、5 第1素材部、6第2素材部、7 ベルト、8 樹脂部、10 基節骨、11 中手骨、12 中手指節関節、13 第2指節間関節、14 中節骨、15 末節骨。
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