手袋

申请号 JP2016530984 申请日 2014-11-07 公开(公告)号 JP2016537519A 公开(公告)日 2016-12-01
申请人 上海金楓裕手套有限公司Shanghai Jin Feng Yu Glove Co.,Ltd.; 上海金楓裕手套有限公司Shanghai Jin Feng Yu Glove Co.,Ltd.; 发明人 文嵐 蔡; 文嵐 蔡; 志斌 李; 志斌 李; 寧 李; 寧 李;
摘要 【課題】構造が簡単で成型が容易なだけでなく、生産効率と手袋の品質を大幅に向上することができ、簡単な粘着方式を利用して手作業による縫製のコストを抑え、またスタッフの学習曲線を短縮し、操作のばらつきを抑えることができる、手袋の提供。【解決手段】第1手袋部材(掌面10)、第2手袋部材(甲面20)を備え、第1手袋部材(掌面10)は相対する第1内側表面(101)と第1外側表面(102)を備え、第2手袋部材(甲面20)は相対する第2内側表面(201)と第2外側表面(202)を備え、そのうち、前記第2内側表面(201)が結合区域27で前記第1外側表面(102)に粘着される。【選択図】図1B
权利要求

手袋であって、少なくとも、 相対する第1内側表面と第1外側表面を備えた第1手袋部材と、 相対する第2内側表面と第2外側表面を備えた第2手袋部材と、 を含み、そのうち、前記第2内側表面が結合区域で前記第1外側表面に粘着されることを特徴とする、手袋。手袋であって、少なくとも、 相対する第1内側表面と第1外側表面を備えた第1手袋部材と、 相対する第2内側表面と第2外側表面を備えた第2手袋部材と、 を含み、そのうち、前記第1内側表面と前記第2内側表面が収容空間を形成し、前記第2内側表面が結合区域で前記第1外側表面に粘着されることを特徴とする、手袋。手袋であって、少なくとも、 相対する第1内側表面と第1外側表面を備えた第1手袋部材と、 相対する第2内側表面と第2外側表面を備えた第2手袋部材と、 第3手袋部材と、 を含み、そのうち、前記第3手袋部材が結合区域で前記第1手袋部材または前記第2手袋部材に粘着されることを特徴とする、手袋。手袋であって、少なくとも、 相対する第1内側表面と第1外側表面を備えた第1手袋部材と、 相対する第2内側表面と第2外側表面を備えた第2手袋部材と、 第3手袋部材と、 を含み、そのうち、前記第1内側表面と前記第2内側表面が収容空間を形成し、前記第3手袋部材が結合区域で前記第1手袋部材または前記第2手袋部材に粘着されることを特徴とする、手袋。前記第1手袋部材と前記第2手袋部材間が連接部を介して一体として連接されることを特徴とする、請求項1または2に記載の手袋。前記第1手袋部材が掌面であり、前記第2手袋部材が甲面である、または、前記第1手袋部材が甲面であり、前記第2手袋部材が掌面であることを特徴とする、請求項1乃至4のいずれかに記載の手袋。前記第1手袋部材が少なくとも1つの裁断片を備える、または、前記第2手袋部材が少なくとも1つの裁断片を備えることを特徴とする、請求項6に記載の手袋。前記甲面が甲部と、前記甲部の一側に位置する第2手指部を備え、前記掌面が掌部と、前記掌部の一側に位置する第1手指部を備えることを特徴とする、請求項6に記載の手袋。前記結合区域に粘着層が設けられたことを特徴とする、請求項1乃至4のいずれかに記載の手袋。前記結合区域が高周波またはプレスで前記第1手袋部材と前記第2手袋部材を結合することを特徴とする、請求項1乃至4のいずれかに記載の手袋。手袋であって、少なくとも、 相対する第1内側表面と第1外側表面、及び前記第1内側表面と前記第1外側表面の間に位置する第1切断面を備えた第1手袋部材と、 相対する第2内側表面と第2外側表面、及び前記第2内側表面と前記第2外側表面の間に位置する第2切断面を備えた第2手袋部材と、 を含み、そのうち、前記第1切断面が結合区域で前記第2切断面に粘着されることを特徴とする、手袋。前記手袋が手袋芯に粘着されることを特徴とする、請求項1、2,3、4または11のいずれかに記載の手袋。手袋であって、少なくとも、 相対する第1内側表面と第1外側表面を備えた第1手袋部材と、 相対する第2内側表面と第2外側表面を備えた第2手袋部材と、 を含み、そのうち、前記第1外側表面が前記第2外側表面に粘着される、または前記第1内側表面が前記第2内側表面に粘着され、かつ前記手袋が手袋芯に粘着されることを特徴とする、手袋。前記手袋の表面に少なくとも1つの装飾部が設置されることを特徴とする、請求項1、2、3、4、11または13のいずれかに記載の手袋。

说明书全文

本発明は手袋に関し、特に、構造が簡単で成型が容易なだけでなく、生産効率と手袋の品質を大幅に向上することができ、簡単な粘着方式を利用して手作業による縫製のコストを抑え、またスタッフの学習曲線を短縮し、操作のばらつきを抑えることができる、手袋に関する。

現有の手袋はその製造方法の違いに基づいて概ね射出成形手袋、縫製手袋等に分けられ、本発明は主にそのうちの縫製手袋に対して改良を加えたものである。

一般に縫製手袋の製作時は、まず複数の手袋裁断片を製作してから、各手袋裁断片を一つ一つ手作業または機械方式で縫製し、手袋が完成される。しかしながら、手作業または機械方式で縫製を行うと作業時間が長くなり、生産効率が低下し、かつ縫製を行うとき往々にして手作業によるミスや操作上のばらつきによって手袋の品質に影響を生じることがあり、手袋の歩留まりが低下する。このため、手作業によるミスや操作のばらつきを減らすために、スタッフの訓練を強化し、スタッフの学習曲線を高めることが必要とされるが、手作業による縫製のコストが増加してしまう。

これに鑑み、本発明の目的は、特に、構造が簡単で成型が容易なだけでなく、生産効率と手袋の品質を大幅に向上することができ、簡単な粘着方式を利用して手作業による縫製のコストを抑え、またスタッフの学習曲線を短縮し、操作のばらつきを抑えることができる、手袋を提供することにある。

上述の目的を達するため、本発明の手袋は第1手袋部材、第2手袋部材を含み、前記第1手袋部材が相対する第1内側表面と第1外側表面を備え、前記第2手袋部材が相対する第2内側表面と第2外側表面を備え、そのうち、前記第2内側表面が結合区域で前記第1外側表面に粘着される。または、前記第1内側表面と前記第2内側表面が収容空間を形成し、前記第2内側表面が結合区域で前記第1外側表面に粘着される。本発明の手袋は構造が簡単で成型が容易なだけでなく、生産効率と手袋の品質を大幅に向上することができ、簡単な粘着方式を利用して手作業による縫製のコストを抑え、またスタッフの学習曲線を短縮し、操作のばらつきを抑えることができる。

上述の技術的特徴に基づき、前記第1手袋部材と前記第2手袋部材間は連接部を介して一体として連接される。

本発明が提供する別の手袋は、少なくとも第1手袋部材、第2手袋部材、第3手袋部材を備え、前記第1手袋部材が相対する第1内側表面と第1外側表面を備え、前記第2手袋部材が相対する第2内側表面と第2外側表面を備え、そのうち、前記第3手袋部材が結合区域で前記第1手袋部材または前記第2手袋部材に粘着される。または、前記第1内側表面と前記第2内側表面が収容空間を形成し、前記第3手袋部材が結合区域で前記第1手袋部材または前記第2手袋部材に粘着される。

上述の技術的特徴に基づき、前記第1手袋部材が掌面であり、前記第2手袋部材が甲面である。または、前記第1手袋部材が甲面であり、前記第2手袋部材が掌面である。

上述の技術的特徴に基づき、前記第1手袋部材は少なくとも1つの裁断片を備える。または、前記第2手袋部材は少なくとも1つの裁断片を備える。

上述の技術的特徴に基づき、前記甲面が甲部と、前記甲部の一側に位置する第2手指部を備え、前記掌面が掌部と、前記掌部の一側に位置する第1手指部を備え、前記結合区域が前記第2手袋部材に位置する。

上述の技術的特徴に基づき、前記結合区域に粘着層が設置される。

上述の技術的特徴に基づき、前記結合区域が高周波またはプレスで前記第1手袋部材と前記第2手袋部材を結合する。

本発明の実施例1を示す手袋の分解平面図である。

本発明の実施例1を示す手袋の斜視図である。

本発明の実施例1を示す手袋の断面図である。

本発明の実施例2を示す手袋の分解平面図である。

本発明の実施例3を示す手袋の分解平面図である。

本発明の実施例4を示す手袋の分解平面図である。

本発明の実施例5を示す手袋の断面図である。

本発明の実施例6を示す手袋の分解平面図である。

本発明の実施例6を示す手袋の断面図である。

本発明の実施例に係る手袋の製造の流れを示す外観図である。

本発明の実施例に係る手袋の製造の流れを示す外観図である。

本発明の実施例に係る手袋の製造の流れを示す斜視図である。

本発明の実施例7を示す手袋の要部断面図である。

本発明の実施例8を示す手袋の要部断面図である。

以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。

図1A、図1Bに本発明の実施例1に係る手袋の構造を示す。 本発明の手袋は第1手袋部材、第2手袋部材を備え、図に示す実施例において、前記第1手袋部材が例えば掌面10であり、前記第2手袋部材が甲面20であり、前記掌面10が掌部11と、前記掌部11の一側に位置する第1手指部を備え、そのうち、前記第1手指部は親指12、人差し指13、中指14、薬指15、小指16を含み、かつ前記掌部11の一側から一体として延伸され、即ち、第1手袋部材は単一の裁断片から構成される。前記甲面20は甲部21と、前記甲部21の一側に位置する第2手指部を備え、そのうち、前記第2手指部は甲側親指22、甲側人差し指23、甲側中指24、甲側薬指25、甲側小指26を含み、かつ前記掌部21の一側から一体として延伸されて成り、即ち、第2手袋部材は単一の裁断片から構成される。本実施例において、前記第1手指部、第2手指部は全指型であるが、当然半指型としてもよい。

そのうち、同時に図1Cに示すように、前記甲面20は前記掌面10の一側に重ねられ、前記第1手袋部材の掌面10は相対する第1内側表面101と第1外側表面102を備え、前記第2手袋部材の甲面20は相対する第2内側表面201と第2外側表面202を備え、かつ前記第1内側表面101と第2内側表面201が収容空間Sを形成する。前記第2内側表面201の少なくとも一部分が結合区域27で前記第1外側表面102に粘着され、そのうち、前記結合区域27は前記第2手袋部材の甲面20の辺縁に位置してもよく、例えば、前記辺縁と前記第2手袋部材の甲面20の端面距離は0cmより大きく、5cm以下である。かつ結合区域27で第1手袋部材の掌面10及び第2手袋部材の甲面20を粘着し、人間工学に則した立体構造を形成する。上述の結合区域には粘着層を設けてもよく(図示しない)、前記粘着層は、ポリウレタン(Polyurethane、略称PU)、ポリアクリレート(acrylate)等の粘着性を持つ材質としてもよく、接着フィルムの貼付または接着糊を塗布する方式で付着でき、前記粘着層が前記甲面20と前記掌面10の粘着固定を構成する。当然、高周波またはホットプレスあるいはコールドプレス方式で粘着固定を構成してもよい。

上述の第1手袋部材は少なくとも1つの裁断片を備える。または、前記第2手袋部材は少なくとも1つの裁断片を備える。図2に示す実施例2のように、前記掌面10は掌部11と、前記掌部11の一側に位置する第1手指部を備え、そのうち、前記第1手指部は親指12、人差し指13、中指14、薬指15、小指16を含み、かつ前記掌部11の一側から一体として延伸されて成り、即ち、前記第1手袋部材は単一の裁断片10aから構成され、前記第2手袋部材は2枚の裁断片20bを備えている。

図3に示す実施例3のように、前記第1手袋部は2枚の裁断片10aから構成され、前記第2手袋部材は2枚の裁断片20bを備えている。

図4に示す実施例4では、前記手袋は第1手袋部材、第2手袋部材を備え、図に示す実施例において、前記第1手袋部材は掌面であり、前記第2手袋部材は甲面である。前記第1手袋部材と第2手袋部材間は連接部28を介して一体として連接され、前記第1手袋部材は単一の裁断片10aから構成され、前記第2手袋部材は単一の裁断片20bから構成され、結合区域により前記甲面と前記掌面が粘着固定され、図1bの手袋100を形成することができる。

図5に示す実施例5では、本発明の手袋は第1手袋部材、第2手袋部材を備え、前記第1手袋部材は例えば掌面10であり、前記第2手袋部材は例えば甲面20である。前記第1手袋部材は相対する第1内側表面101と第1外側表面102、及び前記第1内側表面101と第1外側表面102の間に位置する第1切断面103を備えている。前記第2手袋部材は相対する第2内外側表面201と第2外側表面202、及び前記第2内外側表面201と第2外側表面202の間に位置する第2切断面203を備え、前記第1切断面103は結合区域27で前記第2切断面203に粘着される。上述の結合区域には粘着層を設けてもよく(図示しない)、前記粘着層は、ポリウレタン(Polyurethane、略称PU)、ポリアクリレート(acrylate)等の粘着性を持つ材質としてもよく、接着フィルムの貼付または接着糊を塗布する方式で付着でき、前記粘着層が前記第1手袋部材、第2手袋部材の粘着固定を構成する。当然、高周波またはホットプレスあるいはコールドプレス方式で粘着固定を構成してもよい。

図6Aに示す実施例6では、前記手袋は第1手袋部材、第2手袋部材と、少なくとも1つの第3手袋部材を備え、この例では第3手袋部材は辺縁ストリップ40であり、図に示す実施例において、前記第1手袋部材は掌面10、前記第2手袋部材は甲面20であり、かつ3つの辺縁ストリップ40を備え、前記掌面10及び甲面20の間に配置される。同時に図6Bに示すように、前記第1手袋部材の第1内側表面101と第2手袋部材の第2内側表面201が収容空間Sを形成し、前記少なくとも1つの辺縁ストリップ40の二側がそれぞれ結合区域41で前記第1手袋部材、第2手袋部材に粘着される。例えば、前記辺縁ストリップ40の一側の辺縁が粘着方式で前記掌面10の少なくとも一部分(図では第1外側表面102を例とする)に連接され、前記辺縁ストリップ40の他方の一側の辺縁が粘着方式で前記甲面20の少なくとも一部分(図では第2外側表面202を例とする)に連接される。前記辺縁と前記辺縁ストリップの端面距離は0cmより大きく5cm以下である。当然、前記辺縁ストリップの一側の辺縁は粘着方式で前記掌面の第1内側表面に連接され、前記辺縁ストリップの他方の一側の辺縁は粘着方式で前記甲面の第2内側表面に粘着される。

そのうち、前記第1手指部の親指12、人差し指13、中指14、薬指15、小指16は前記掌部11の一側から一体として延伸され、即ち、第1手袋部材は単一の裁断片10aから構成される。前記甲面20は甲部21と、前記甲部21の一側に位置する第2手指部を備え、そのうち、前記第2手指部は甲側親指22、甲側人差し指23、甲側中指24、甲側薬指25、甲側小指26を含み、かつ前記掌部21の一側から一体として延伸されて成り、即ち、第2手袋部材は単一の裁断片20bから構成される。当然、実施例5において、前記第1手袋部材には少なくとも1つの裁断片を設ける、あるいは前記第2手袋部材には少なくとも1つの裁断片を設けることもできる。

さらに、上述の実施例において、前記第1手袋部材は掌面、前記第2手袋部材は甲面である。また、前記第1手袋部材は甲面、前記第2手袋部材は掌面に変え、前記結合区域も前記掌面に位置してもよく、同様に本発明の目的及び効果を達することができる。

以下では本発明の手袋に用いることができる各種製造方法を提供する。

1つ目の製造方法は、実施例6の手袋の製造を例として、少なくとも次の工程を含む。

(a)少なくとも1つの部材モールド51を用意する。図7Aに示すように、前記部材モールド51は少なくとも1つの第1固定部材(図示しない)が設けられ、前記辺縁ストリップの固定に用いることができ、前記辺縁ストリップの辺縁に粘着性を持つ材料を設置し(例えば接着フィルムの貼付または接着糊を塗布する方式で付着)が設置され、前記部材モールド51に少なくとも第2固定部材511が設けられる。そのうち、前記第1固定部材は磁性吸着部材(例えば磁石)、掛け釘、スライダ、ばねとしてもよい。

(b)掌面10を用意する。図6Aに示すように、前記第1手指部の親指12、人差し指13、中指14、薬指15、小指16は前記掌部11の一側から一体として延伸される。

(c)少なくとも1つの部材ベース52を用意する。図7Bに示すように、前記部材ベース52の一側に前記甲面を収容できる収容部521が設けられ、前記収容部521は前記甲面に対応する外形構造を備えている。そのうち、例えば、前記部材ベースは各辺縁ストリップと甲面の第2手指部をそれぞれ粘着するため、前記収容部はそれぞれ甲側人差し指及び甲側中指の外型、甲側中指及び甲側薬指の外型、甲側薬指及び甲側小指の外型とすることができる。かつ前記収容部521は前記部材ベース52に凹陥した構造体とすることができ、また前記モールドベースから突出した構造体とすることもできる。前記部材ベース52は少なくとも1つの第3固定部材522を備え、前記部材モールドの第2固定部材と相互に対応させることができる。

(d)掌面と各辺縁ストリップを結合し、甲面を前記部材ベース上に置いて、辺縁ストリップを粘着したい部位を収容部の箇所に相対させ、粘着したい辺縁ストリップを固定した部材モールドを前記部材ベース上に置き、プレス方式で前記甲面と辺縁ストリップを相互に結合する。工程dを利用して3つの辺縁ストリップと甲面の粘着固定をそれぞれ完了する。

(e)前記掌面と甲面を結合し、手型モールド53及び手型モールドベース54を提供する。図7Cに示すように、前記手型モールド53は前記甲面に対応する外型を備え、かつ第2手指部に位置するY字部531を備え、前記手型モールドベース54は掌面に対応する外型を備え、上述の完成した甲面を前記手型モールド53の下に置き、前記複数のY字部531から辺縁ストリップの辺縁を直立させ、前記掌面を前記手型モールドベース54上に置き、さらに辺縁ストリップを設置した甲面を前記手型モールドベース54上に重ねて置き、前記Y字部531から前記辺縁ストリップの辺縁を直立させ、前記複数の辺縁ストリップの直立させた部分を前記掌面に粘着固定し、最後に離型すると本発明の手袋が完成する。

2つ目の製造方法の工程は、1つ目の製造方法とほぼ同じであるが、異なるのは、2つ目の製造方法はさらに自動輸送装置を前記あらかじめ成型された掌面及び甲面または辺縁ストリップの輸送に提供する点であり、かつ前記自動輸送装置は第1作業ステーションに設置され、粘着性を持つ材料の設置を行い、例えば接着フィルムの貼付または接着糊を塗布する方式、あるいは設置スプレー式糊付機で糊付けを行って、厚さが0.5〜0.9mm及び幅が2〜8mmの接着剤層を形成する。さらに第1作業ステーションの後に第2作業ステーションを設置し、前記第2作業ステーションでは加熱プロセスを行い、粘着性を持つ材料が設置された複数の手袋部材に対して加熱を行う。そのうち、オーブン方式を利用して加熱を行うことができ、その加熱温度は摂氏50〜70度としてもよく、そのうち摂氏60度が最も好ましい。

さらに、前記第2作業ステーションの後に第3作業ステーションを設置し、前記第3作業ステーションでは上述の工程(d)を実行して掌面と辺縁ストリップを相互に粘着させる。粘着時は簡単なプレスで完了することができ、例えばプレス機で約5〜15秒のプレスを行い、さらに順に上述の工程(e)を実行して甲面を完成し、(f)掌面と甲面を結合させ、最後に離型して本発明の手袋が完成される。

3つ目の製造方法は、実施例1の手袋の製造を例とすると、少なくとも、手型モールドと手型モールドベースを提供する工程を含み、掌面と甲面の外型を備え、掌面を前記手型モールドベースの上に置き、前記甲面を前記手型モールドの下に置いて、甲面の辺縁の結合区域を手型モールドの側面から直立させ、粘着したい部位に粘着性を持つ材料を設置し(例えば接着フィルムの貼付または接着糊を塗布する方式で付着)、プレスを実行して貼り合わせ、掌面と甲面を相互に粘着固定することができる。

このほか、上述の実施例においては、第1手袋部材の第1内側表面と第2手袋部材の第2内側表面が収容空間を形成することを例として、使用者が手を入れることができる収容空間を形成している。当然、本発明を利用して手袋の半製品を製造してもよく、図8に示すように、同様に前記第1手袋部材の第1外側表面102を利用して結合区域27で前記第2手袋部材の第2内側表面201に粘着するが、第1内側表面101と第2内側表面201が収容空間を形成するとは限らない。あるいは、図9に示すように、前記第3手袋部材の辺縁ストリップ40を利用して結合区域27で前記第1手袋部材10または第2手袋部材20に粘着する。

さらに、上述の実施例において、少なくとも1つの第1手袋部材、第2手袋部材を相互に粘着して形成した手袋は、さらに別の結合区域で手袋芯の外に粘着してもよい。当然,前記手袋が包み込む形式で手袋芯の一側から手袋芯の他方の一側まで被覆し、立体的で人間工学に則した構造を形成することができる。また上述の別の結合区域には粘着層を設けてもよく(図示しない)、前記粘着層は、ポリウレタン(Polyurethane、略称PU)、ポリアクリレート(acrylate)等の粘着性を持つ材質としてもよく、接着フィルムの貼付または接着糊を塗布する方式で付着でき、前記粘着層が前記手袋と前記手袋芯の粘着固定を構成する。当然、高周波またはホットプレスあるいはコールドプレス方式で粘着固定を構成してもよい。

このほか、上述の実施例において、前記手袋表面に少なくとも1つの装飾部が設置され、例えば装飾糸を装飾部として手袋表面の少なくとも1つの辺縁箇所に設けてもよく、前記装飾糸が使用者に縫製済みという感覚を与える。

S 収容空間 10 掌面 10a 裁断片 101 第1内側表面 102 第1外側表面 103 第1切断面 11 掌部 12 親指 13 人差し指 14 中指 15 薬指 16 小指 20 甲面 20b 裁断片 201 第2内側表面 202 第2外側表面 203 第2切断面 21 甲部 22 甲側親指 23 甲側人差し指 24 甲側中指 27 結合区域 28 連接部 40 辺縁ストリップ 41 結合区域 51 部材モールド 511 第2固定部材 52 部材ベース 521 収容部 522 第3固定部材 53 手型モールド 531 Y字部 54 手型モールドベース

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