Glove

申请号 JP2001147103 申请日 2001-04-10 公开(公告)号 JP2002309420A 公开(公告)日 2002-10-23
申请人 Katsuo Takahashi; 活生 高橋; 发明人 TAKAHASHI KATSUO;
摘要 PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a glove which can make it possible to accurately carry out fine works such as the operation of a small machine or a cell phone or the putting-in or out of coins from a purse. SOLUTION: Finger bags (3a), (3b) for receiving fingertips (2A), (2B) are first made at the back tips of side thumb finger bag (1a) and forefinger bag (1b) of this glove (1). Cores (U) are attached to the edges of the finger bags (3a), (3b), and edges (F), (G) are disposed using a material (N) having the cores (U) therein, and cloths are attached from the root portions of the finger bags (1a), (1b) to the back tips of the finger bags. The cloths are attached to both the side edges of the finger bags (3a), (3b) so that the finger bags (3a), (3b) are put in or out from the finger tips (2A), (2B) and so that cloths (A), (B) form the upper portions of the finger bags (3a), (3b) in tunnel shapes, respectively, when the finger tips (2A), (2B) are forward put out from holes formed between the edges (F), (G) and the cloths. The fingertips (2A), (2B) can be exposed from the back tip portions of the finger bags (3a), (3b) in a glove-worn state.
权利要求 【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】手袋の手の平側に対し、甲の側の親指用指袋及び、人差し指用指袋になる先端に先ず指先が収まる指袋を作り、その指袋の縁に芯になる素材による縁取りを設け、指袋の付け根部分より指袋の甲の先端部分に布地を取り付け、先端に作った指袋の上部より指先が出し入れ出来るようにその布地の先端部分を指袋の上部分をトンネル状にして指袋の両脇の縁に布地を取り付け指袋内の指先を移動させ縁取りと布地の間に出来た孔より指先を先端方向に出す事により手袋をしたままで指先を露出させる事が出来る手袋。
  • 【請求項2】手袋の親指用指袋、及び人差指用指袋の甲の先端部分の指袋に横幅の切り口を設け、その切り口の指先方向の切り口の縁に芯になる縁取りを設け、切り口手前より指先の先端方向へ向けて布地を取り付け、先端の指袋に位置する指先を移動させ、切り口の孔より指先を差し入れて先端より出し入れ出来る様先端の布地をその指袋の上部でトンネル状になるよう指袋の両脇の縁に布地を取り付け手袋をしたままで指先を露出させる事が出来る手袋。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【発明に属する技術分野】この発明は携帯電話、小銭などを扱う時に、手袋の親指用指袋及び、人差指指袋の先端より指先を出すことが出来、手袋をしたままで先端より指先を出し細かい作業が正確で簡単に出来る手袋に関するものである。

    【0002】

    【従来の技術】従来の手袋は5本の指がそれぞれ分けられた型のものと、親指以外の4本の指がまとめられた型の2種類に大きく分けられているが、それぞれ手袋をしたままで細かな指の動きを必要とする作業等に対しては大変不便なものであった。

    【0003】

    【発明により解決すべき課題】小さな携帯電話の機械は屋外で使用する時が非常に多く、寒さが厳しい中で手袋をはずしその対応は北国は勿論の事、広い地域のおいて長時間の使用は大変に厳しく辛いものであった。

    【0004】外での仕事、特に工事現場などで軍手を一年中はめて仕事をしている人等にとって突然の携帯電話の対応は大変やっかいなものである。

    【0005】携帯電話のIモードを使う時、その操作は時間がかかり、手が冷たくなる寒い外での使用をあきらめて、暖かな場所にわざわざ移動してから使用する場合が多かった。

    【0006】や雨降りで傘などを持っている時に突然携帯電話がかかって来る時等、その対応にわざわざ手袋をとり、携帯電話を取り扱う事は大変面倒な事である。

    【0007】自転車に乗っていて突然かかってくる携帯電話の取り扱いは手袋が邪魔なめ、しばしば対応が出来なかった。 。

    【0008】分厚い暖かな手袋は全く携帯電話の使用には不向きなもので、携帯電話を良く使用する厳しい寒さの地域に住む人たちには,その様な理由から使用しずらいものである。

    【0009】手袋をしたままで財布から小銭を取り出す時に,こぼれ落ちたり、正確に小銭を掴む事が出来ず、
    わざわざ手袋をはずさなければならなかった。

    【0010】屋外や電車の中などで、本や新聞等を読む時、又工事の現場で伝票のサイン等書きものをする時等は手袋が非常に邪魔になっていた。

    【0011】電車やバス等を乗り降りする時、定期券や切符等を出し入れする時等も手袋の不便さを感じるもので、本発明はそれらの多くの問題点を解決する事を目的としたのである。

    【0012】

    【課題を解決するための手段】上記課題を解決するために本発明は、手袋(1)の親指用指袋(1a)の先端部分に先ず指先(2A)が収まる指袋(3a)又、人差指用指袋(1b)の先端部分も同様に指先(2B)が収まる指袋(3b)を設け、その先端の指袋(3a)、(3
    b)の甲の部分の布地の縁(H)および(I)に芯(U)になるアクリル等の極薄い素材を取り付け、その上部分に布地、皮、合成繊維等の素材を使用し、その素材(N)を二つ折りにして上下に挟んで取り付けた縁取り(F)及び縁取り(G)に対し、指袋の付け根部分から親指用指袋(1a)の両縁(5a),又人差指用指袋(1b)の両縁(5b)の指の甲に布地を取り付け、指袋内の指先(2A)、(2B)を移動させて縁取り(F)及び縁取り(G)と甲に取り付けた布地の間に出来た孔より指先(2A)、(2B)を差し込んで先端方向へ出すことにより先端指袋(3a)、(3b)が指先(2A)、(2B)の土台となって指先(2A)、(2
    B)が出し入れ出来る様に先端布地(A)及び(B)を先端指袋(3a)、(3b)の上部をトンネル状にしてその指袋(3a)、(3b)の両脇の縁に布地(A)及び(B)を取り付けたものである。

    【0013】請求項(2)に記載した如く、手袋(1)
    の親指用指袋(1a),及び人差し指用指袋(1b)の甲の先端部分に指袋の横幅の切り口、親指用指袋(1
    a)の先端切り口(H),及び人差し指用指袋(1b)
    の先端切り口(I)を設け、その(H)と(I)に芯(U)になるアクリル等の極薄い素材を取り付け、その上部分に、布地、皮、合成繊維等の素材を使用し、その素材(N)を二つ折りにして切り口の縁(H)と(I)
    を上下に挟んで取り付けた切り口の縁取り(F)及び切り口の縁取り(G)を設け、その手前より指先の先端方向へ向けて布地を取り付け、指先(2A),(2B)を切り口(J)及び(K)の孔に差し込んで先端方向へ移動させる事により、先端部分の指袋(3a)及び(3
    b)が指先(2A)、(2B)の土台となって、指先(2A)、(2B)が露出出来る様に布地(A)及び(B)を先端指袋(3a)、(3b)の上部をトンネル状にしてその指袋(3a)、(3b)の両脇の縁に布地(A)及び(B)を取り付けたものである。

    【0014】この様な手袋(1)において突然親指指先(2A)を必要とする場合に親指用指袋(1a)の先端指袋(3a)を他方の手の指で平から下方向へ向けて引っ張る事により親指用指袋(1a)に取り付けた芯(U)の入った縁取り(F)が指先方向へ移動し、親指の指先(2A)を縁取り(F)と布地の間に出来た孔及び切り口の孔(J)より差し込んで先端指袋(3a)が指先(2A)の土台となり、先端布地(A)がトンネル状となって指先(2A)を露出させることが出来たのである。

    【0015】そして又親指用指袋(1a)の先端部分の布地(A)の外にでた指先(2A)に対し、親指用指袋(1a)を他方の手で指袋の付け根方向へ移動させる事により一層指先(2A)が外に露出され、又その後に再度先端指袋(3a)を下に引っ張る事により親指用指袋(1a)に取り付けた芯(U)の入った縁取り(F)が外に露出した指先(2A)の表面に確りと固定され、それにより指先が一層スムーズに動かす事ができるのである。 この様に人差し指用指袋(1b)も親指用指袋(1
    a)と同様の操作をすることにより指先(2B)を手袋(1)の人差し指用指袋(1b)の先端部分の布地(B)より指先(2B)を露出させ、スムーズに動かする事が出来るのである。

    【0016】

    【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態について説明する。 手袋(1)は親指用指指袋(1a)、人差し指用指袋(1b),中指用指袋(1c)、薬指用指袋(1d)、小指用指袋(1e)で形成されている手袋(1)の手の平側の布地に対し、手の甲の部分(Y)の布地から親指用指袋(1a)及び人差指用指袋(1b)
    を残し、その他の指袋は通常通り手の平側と甲側の縁を互いに縫い合わせておき、親指用指袋(1a)と人差指用指袋(1b)の甲の先端部分の構造及び素材を取り付けてから親指用指袋(1a)の甲の先端部分へ布地を取り付け、又人差指用指袋(1b)の甲の先端部分へ布地を取り付けて、先端より指先(2A)及び(2B)を露出させる事が出来る様にしたものである。

    【0017】この手袋(1)は親指用指袋(1a)の先端部分に指先(2A)が収まる指袋(3a)を設け、又人差指用指袋(1b)の先端部分に指先(2B)が収まる指袋(3b)を設ける。

    【0018】この様な親指用指袋(1a)先端指袋(3
    a)の甲の縁(H)及び人差指用指袋(1b)の先端指袋(3b)の甲の縁(I)に手袋(1)の柔らかな素材に対し、アクリル等の極薄い素材を取り付けて芯(U)
    を設け、その上部より指袋の幅に合わせた布地、皮、合成樹脂等の素材(N)を使用して二つ折りにして芯(U)を取り付けた部分の上下を挟んで素材(N)を取り付けた縁取り(F)又人差指用指袋(1b)の先端指袋(3b)の甲の縁(I)にも同様なものを取り付けたものが縁取り(G)である。

    【0019】こう様にして親指用手袋(1a)先端の指袋(3a)の縁取り(F)及び人差指用指袋(1b)の先端指袋(3b)に縁取り(G)を取り付けたものに対し、親指用指袋(1a)の甲の布地を指袋の付け根部分より指袋の両脇の縁(5a)又人差指用指袋(1b)の甲の布地を同様に指袋の両脇の縁(5b)の上部を指先先端方向へ向け取り付け、指先(2A)、(2B)を指袋(3a),(3b)の先端より露出させるため、縁取り(F)及び縁取り(G)と布地の間に出来た孔より指先(2A)、(2B)を差し込んで、先端方向へ出す事により先端指袋(3a)及び(3b)が指先(2A)、
    (2B)の土台となって指先(2A)、(2B)が出し入れ出来る様に先端の布地(A)及び(B)を指袋(3
    a)、(3b)の上部をトンネル状になる様にその指袋(3a)及び(3b)の両脇の縁に布地(A)及び(B)を取り付けた手袋である。

    【0020】上記と異なる方法で手袋(1)の親指用指袋(1a)及び人差指用指袋(1b)の甲の先端部分に親指用指袋(1a)の切り口(J)また人差指用指袋(1b)の切り口(K)を設け、切り口の指先側の切り口(J)の縁(H)及び切り口(K)の指先側の縁(I)に芯(U)になるアクリル等の極薄い素材を取り付け、その上部に、布地、皮、合成繊維等の素材を使用し,素材(N)を二つ折りにして、切り口の縁(H)及び縁(I)に対し、上下に挟んで取り付けた親指用指袋(1a)の切り口の縁(H)の縁取り(F)又人差指用指袋(1b)の切り口の縁(I)に縁取り(G)を取り付け、甲に設けた切り口の手前より甲の上部指先の先端方向に向けて布地を取り付け、切り口の孔(J),
    (K)より指先(2A),(2B)を先端方向へ出す時に指袋(3a)、(3b)が土台となって指先(2
    A)、(2B)が出し入れ出来る様に先端の布地(A)
    及び(B)を先端指袋(3a)、(3b)の上部をトンネル状にしてその指袋(3a)、(3b)の両脇の縁に布地(A)及び(B)を取り付けた手袋である。

    【0021】これらの手袋(1)において突然親指の指先(2A)の先端よりの露出を必要とする場合、親指様指袋(1a)の先端指袋(3a)を他方の手の指で水平から下方向に向けて引っ張る事により親指用指袋(1
    a)に取り付けた芯入り縁取り(F)が指先の先端方向へ移動し、親指の指先(2A)を縁取り(F)と布地の間に出来た孔及び切り口の孔(J)に差し入れて先端方向へ指先(2A)が向かう時親指用指袋(1a)の先端指袋(3a)が指先(2A)の土台になって親指用指袋(1a)の先端布地(A)の外に指先(2A)を露出する事が出来るのである。

    【0022】そして尚親指用指袋(1a)の先端布地(A)の外に出た指先(2A)に対し、親指用指袋(1
    a)を他方の手で指袋の付け根方向へ移動させる事によりいっそう指先(2A)が外に露出され、又その後に再度親指用指袋(1a)の先端指袋(3a)を下方向に引っ張る事により親指用指袋(1a)に取り付けた芯入り縁取り(F)が外に露出した指先(2A)表面に確りと固定され、それと同時に先端指袋(3a)も指先(2
    A)の表面より離れた所で固定され指先(2A)をスムーズに動かす事が出来るのである。 この様にして人差指用指袋(1b)も同様の操作をする事により指先(2
    B)を手袋(1)の人差指用指袋(1b)の先端布地(B)より露出させ指先(2B)をスムーズに動かす事が出来るのである。 ・

    【0023】この時指先(2A)及び(2B)は上記に述べた如く手袋(1)の先端布地(A)及び(B)の外側にあり、他のものが全く邪魔にならず容易に物を挟んだり、掴んだり、小さなボタンを押したり、又服のボタンをかける等細かな作業が円滑に行う事が出来るのである。

    【0024】この手袋(1)は親指用指袋(1a)の甲の先端及び人差指用指袋(1b)の甲の先端の構造及び素材等を取り付けたもので、従来の手袋と比べ全く使用上違和感がなく、手の平側においても手を加えたものでないために、作業に使う軍手など激しい仕事にも何らマイナスになる事もなく、又防寒用に仕様する手袋においても直接外気が手袋内に入る構造ではないもので通常の手袋と何ら変わりない。 又、指袋の甲の先端に取り付ける布地(7A)及び(7B)に若者が喜ぶデザイン等を取り付けたり、又その表面部分に布ファスナー等を使用して表面の図柄を取り換えられる事も出来、手袋の指袋の先端を一つのファッションとした手袋にすることも出来るのである。

    【0025】上記に述べた如く手袋(1)は直接外気が手袋(1)内に入る構造でないために防寒上はもとより、外部より小さなゴミなども手袋内に入る事もない優れた手袋で、又、先端に露出した指先(2A)及び(2
    B)を手袋内の指袋(3a),(3b)に戻す時は指袋(3a),(3b)の先端を他方の手の指で引っ張ると同時に指先(2A),(2B)を手袋内の指袋(3
    a),(3b)に移動させ、引っ張っていた他方の手の指を指袋(3a),(3b)より放す事により簡単に元に戻す事が出来るのである。

    【0026】

    【実施例】以下、図示の実施例によって本発明を説明する。 図(1)は本発明の手袋本体指袋の解体平面図である。 図(2)は図(1)の指袋の甲の布地を手袋本体に取り付けた平面図である。 手袋(1)の親指用指袋(1
    a)及び人差指用指袋(1b)の先端に指先(2A)及び(2B)が収まる指袋(3a),(3b)を設け、その指袋(3a),(3b)の指袋の縁(H)と(I)に芯(U)になるアクリル等の極薄い素材を取り付け、その上部に布地、皮、合成繊維等の素材(N)を図(7)
    の如く二つ折りにして図(8)の縁(H)と(I)に上下に挟んで図(9)の如く取り付けたものが親指用指袋(1a)の先端指袋(3a)の縁取り(F)及び人差指用指袋(1b)の先端指袋(3b)に縁取り(G)を設けたものである。

    【0027】この様に手袋(1)の親指用指袋(1a)
    先端の縁どり(F)及び人差指用指袋(1b)先端の縁取り(G)を取り付けたものに対し、親指用指袋(1
    a)、人差指用指袋(1b)の指袋の両脇の縁(5a)
    及び(5b)に指袋の付け根部分から甲の部分の指先方向に布地を取り付け、縁取り(F)と布地の間に出来た孔に指先(2A)及び(2B)を差し入れて先端方向へ出す時に指袋(3a),(3b)が土台となって指先(2A)、(2B)が出し入れ出来る様に先端布地(A)、(B)を先端指袋(3a)、(3b)の上部をトンネル状にして指袋(3a),(3b)の両脇の縁に布地(A)及び(B)を取り付けた手袋である。

    【0028】上記と異なる方法による手袋(1)の本発明の説明をする。 図(3)は手袋(1)の親指用指袋(1a)先端及び人差指用指袋(1b)の甲の先端に切り口(J)及び切り口(K)を設けた手袋(1)の平面図である図(4)は図(3)の親指用指袋(1a)、人差指用指袋(1b)の甲の先端の切り口の指先側切り口縁(H)及び(I)の縁に芯(U)を取り付けその上部分に素材(N)を取り付けた縁取り(F)及び(G)の手袋(1)の平面図である。 図(5)は図(4)の親指用指袋(1a)の甲の先端の切り口(J)の上に取り付けた布地(7A)及び人差指用指袋(1b)の甲の先端の切り口(K)の上部分に取り付けた布地(7B)の手袋(1)の平面図である。

    【0029】図(3)、図(4)、図(5)の手袋(1)は親指用指袋(1a)の甲の先端部分に指先指袋(3a)の切り口(J)の縁(H)にアクリル等の極薄い芯(U)を取り付け、その上部に布地、皮、合成繊維等の素材による指袋の幅の大きさに合わせた素材(N)
    を二つ折りにして切り口(J)の縁(H)に上下に挟んで取り付けた図(4)の縁取り(F)で、その切り口(J)の孔より指先(2A)を出すことの出来る様に親指用指袋(1a)の甲の先端部分に布地(7A)を親指用指袋(1a)の先端(3a)の両脇の縁に先端布地(A)をトンネル状にして取り付け指先(2A)を布地(A)より露出させる時、先端指袋(3a)が指先(2
    A)の土台となって先端布地(A)より指先(2A)を露出させる事が出来る様にした手袋である。 又人差指用指袋(1b)の先端布地(B)より指先(2B)を露出させる方法も上記に述べた親指用指袋(1a)と同様に行うものである。

    【0030】これらの手袋(1)において、突然親指用指袋(1a)より指先(2A)を露出する場合、親指用指袋(1a)の先端指袋(3a)を他方の手の指で水平から下方向に引っ張る事により、親指用指袋(1a)に取り付けた芯入り縁取り(F)が指先方向へ移動し指袋内の親指の指先(2A)を縁取り(F)と布地の間に出来た孔及び切り口の孔(J)に差し込んで容易に親指用指袋(1a)の先端指袋(3a)方向に指先(2A)を移動させ、先端の指袋(3a)が指先(2A)の土台となって先端布地(A)の外に指先(2A)を露出させる事ができる。 また人差し指用指袋(1b)も同様の方法で先端布地(B)より指先(2B)を露出させることが出来るのである。

    【0031】親指用指袋(1a)の先端の布地(A)の外に露出した指先(2A)に対し親指用指袋(1a)を他方の手の指で指袋をその付け根方向へ移動させる事により一層指先(2A)が外に露出され、又再度親指用指袋(1a)の先端指袋(3a)を下方向に引っ張る事により親指用指袋(1a)に取り付けた芯(U)の入った縁取り(F)が外に露出した指先(2A)の表面に確りと固定され指先(2A)がスムーズに動かす事ができるのである。 この様にして人差指用指袋(1b)も同様の操作をすることにより、指先(2B)を手袋(1)の人差指用指袋(1b)の先端布地(B)より指先(2B)
    を露出させ、芯(U)の入った縁取り(G)が指先(2
    B)の表面に確りと固定され、指先(2B)もスムーズに動かす事が出来るのである。

    【0032】上記で述べた中で、この手袋の大変重要な部分の一つとして親指用指袋(1a)及び人差指用指袋(1b)の甲に取り付けた芯(U)の入った縁取り(F)及び縁取り(G)で、この手袋(1)には、この縁取り(F)及び縁取り(G)が必要不可欠なものなのである。

    【0033】その理由として手袋(1)の親指用指袋(1a)及び人差指用指袋(1b)の先端部分の指袋(3a)、(3b)の縁に芯(U)を取り付けた縁取り(F)及び縁取り(G)は、手袋内に指先(2A)及び(2B)が通常通り先端指袋(3a)及び(3b)に収まっている時、外に露出させる二方向の分岐点に位置する部分に取り付けたものでこの部分が手袋の素材の柔らかなものであると指先(2A)及び(2B)がその必要時に移動すべき方向へスムーズに移動させる事ができず、芯(U)を取り付けた縁取り(F)及び(G)をその部分に取り付けた事により指先(2A)、(2B)の移動する方向を簡単に案内する事ができるからである。

    【0034】そして又この縁取り(F)及び(G)は指先(2A)、(2B)が露出された時にそれを先端布地(A)および(B)と縁取り(F)及び(G)が上下から挟む事により指先(2A)及び(2B)に確りと固定され、それ故に指先(2A)、(2B)をスムーズに動かす事が出来るからである。 その縁取り(F)及び縁取り(G)は芯(U)としてアクリルを使用したが、素材としてアクリルにこだわるものではなく、手袋をはめた時に違和感を感じさせぬ、軽くて型くずれせず、又外に露出した指先の表面に確りと固定する弾性をもった素材であれば他の材料を使用する事も出来る。 又毛糸等の手袋はその芯の部分を硬い紐などで編み込んで芯の役目とする事もできる。 又芯(U)の大きさは指袋の巾3分の2位いで厚さはアクリル製で0.2mm程度、横幅3
    mmから4mm程度のもので、手袋の大きさでその違いはあるが目安としてのサイズである。 又取り付け方法はアクリルの場合、指袋の切り口の縁(H)及び(I)の中心部分より指袋の横幅方向に向けて接着剤等で取り付けるものである。 又芯として仕様するものは固形素材に限るものではなく、合成樹脂、ゴム類等の液体資材を塗ってから固まるものでも、手袋の素材によって芯の役目として使用する事が出来、特に布地素材の手袋にはより効果的なものである。

    【0035】この様な手袋(1)は布地、毛糸、天然皮革、人工皮革、ゴム類、ウレタン、合成繊維等を使用して作られた手袋で親指用指袋(1a)及び人差し指用指袋(1b)の先端より指先(2A)及び(2B)を露出させる事を目的とした手袋(1)であるが、その他の指袋(1c)(1d)(1e)からも同様の構造及び素材を使用してそれらの指先を指袋の先端からその使用目的に応じ出し入れ出来る手袋を作る事も可能である。

    【0036】上記素材による手袋(1)は手の平側の部分又甲の側の部分(Y)を中心にして親指用指袋(1
    a)、人差指用指袋(1b)、中指用指袋(1c)薬指用指袋(1d)小指用指袋(1e)で形成されており、
    それらの中で手袋(1)の親指用指袋(1a)の先端布地(A)及び人差指用指袋(1b)の先端布地(B)より指先(2A)及び(2B)を露出させることによりその指先(2A)、(2B)で小さな物を掴んだり、摘んだり、挟んだり、押したり、物を書いたり、細かな作業が正確に行う事ができるのである。

    【0037】前記に述べた如く手袋(1)は親指用指袋(1a)及び人差指用指袋(1b)の甲の先端部分に構造及び素材等取り付けたもので使用上通常の手袋と同様に何ら違和感を全く感じさせないもので、又防寒上及び外部から小さなゴミなども手袋内に入ることが無く大変優れた手袋なのである。

    【0038】更に請求項2に記載した如く親指用指袋(1a)及び人差指用指袋(1b)の甲の切り口(J)
    及び(K)の手前より指袋先端方向に取り付ける布地(7A)及び(7B)を手袋の同一の素材、又は柄ものを使用し、使用する人の美的感覚に合ういろいろな素材、柄ものの組み合わせによる使用も出来るのである。
    又その形においても人それぞれの好みにあわせた形、例えばハート型、四形、逆三角形、三日月型のものから可愛いらしいもの、人気キャラクターもの、デザインの優れたいろいろな形を取り付ける事ができ、この手袋の欠点と思われる指袋の甲に取り付ける布地の不自然さを逆利用して手袋のデザインのポイントの一つとして生かすことも出来るのである。

    【0039】更に親指用指袋(1a)及び人差指用指袋(1b)の先端の指先(2A)及び(2B)が露出される部分のトンネル状になる先端の布地(A)及び(B)
    をゴム類などの伸び縮みする素材を使用する事により露出された指先(2A),(2B)に布地が大変良くフィットしてより一層指先をスムーズに動かす事が出来、又指先(2A),(2B)が指袋(3a),(3b)内にある時も布地(A)及び(B)が先端指袋(3a),
    (3b)の上部に確りと取り付いて、指先の形のくずれを防ぐ役目を果たす事が出来るのである。

    【0040】図(13)は手袋(3)、親指用指袋(4
    a)とその他の指をまとめた指袋(4t)の形で形成されているミント型の手袋(3)で本発明の親指用指袋(4a)の先端に手袋(1)の親指用指袋(1a)先端と同様の構造と素材を使用して親指用指袋(4a)より先端布地(R)から親指の指先(2A)を露出させる事により親指先端の指先(2A)で操作が出来る携帯電話の機械などの対応に適応することができるのである。

    【0041】

    【発明の効果】従来の手袋に対して本発明の形態による手袋の実施により以下の記載による効果をうむことができたのである。

    【0042】従来の手袋を手にはめると防寒上の効果はあるものの指先の細かな作業に対しては大変に不便さを感じることが数多くあったが、本発明により指袋の先端より指先を出すことが出来、細かな機械や小銭入れの小銭の出し入れ、又ペンなどで物を書いたり本や新聞のページめくりなど、寒さの中、又忙しい時にわざわざ手袋をはずす事無くそれらの操作が出来る事により暖まった手を冷たくする事無く携帯電話の対応、電車、バスの乗り降りに出す定期券やバス代金等、手袋より素早く親指、人差指の指先を出してそれらの対応が正確に、又簡単に出来、通常の手袋と同様に使用中の違和感もなく、
    又防寒上においても、構造上から直接外気にふれる事がないために従来の手袋と変わらない優れた効果を得る事ができたのである。 又今後一層携帯電話がいろいろなものに幅広く活用されてゆく中でそれらを操作する上で益々貴重な手袋となるのである。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】は本発明の手袋本体と指袋の解体図の平面図である。

    【図2】は図1の指袋を手袋本体に取り付けた手袋(1)の平面図である。

    【図3】は親指用指袋(1a)及び人差し指用指袋(1
    b)の甲の先端に指袋の幅の切り口(J)及び(K)を設けた手袋(1)の平面図である。

    【図4】は図3の切り口の縁(H)及び(I)に芯(U)を取り付けた縁取り(F)及び縁取り(G)を取り付けた手袋(1)の平面図である。

    【図5】は図4の縁取り(F)及び縁取り(G)の上部より指手袋(3a),(3b)の上部に布地(7A)、
    及び(7B)を取り付けた手袋(1)の平面図である。

    【図6】は縁取り素材(N)及びアクリルの芯(U)素材の側面図である。

    【図7】は図6の素材を二つ折りにした側面図である。

    【図8】は親指用指袋(1a)及び人差し指用指袋(1
    b)の先端切り口の縁(H)と(I)に縁取り素材(N)を取り付ける指先の解体図の平面図である。

    【図9】は親指用指袋(1a)、人差し指用指袋(1
    b)の先端に素材(N)により縁取り(F)、(G)を取り付けた指先解体図の平面図である。

    【図10】は本発明の手袋(1)の平面図である。

    【図11】は本発明の手袋(1)の実施例平面図である。

    【図12】は本発明の手袋(1)の斜視図である。

    【図13】は本発明の手袋(1)の実施例の斜視図である。

    【図14】は本発明の手袋(3)の平面図である。

    【図15】は本発明の手袋(3)の実施例の平面図である。

    【図16】は本発明の手袋(1)の実施例の側面図である。

    【図17】は本発明の手袋(1)の断面図である。

    【符号の説明】

    1、3 手袋 2 腕 1a,1b,1c,1d,1e、4a,4t, 指袋 2a,2b, 親指用指袋、人差し指用指袋の先端 3a,3b,6a 親指用指袋、人差し指用指袋、ミント型の親指用指袋の先端部分の指袋 A,B,R 親指用指袋、人差し指用指袋の甲の布地の先端部分 H,I 親指用指袋、及び人差し指用指袋の甲の部分の切り口の縁 5a,5b,5c,5d,5e 指袋内の各、両縁部分 Y 手の甲の部分 6 手袋挿入口カバー J,K 切り口及び孔 F,G 先端指袋の縁取り N 縁取り素材 M 素材の中心部分 7A,7B 指袋の甲の先端部分に取り付けた布地 U アクリルの芯

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