転換可能なバッグ

申请号 JP2009600030 申请日 2007-10-08 公开(公告)号 JP3158194U 公开(公告)日 2010-03-25
申请人 李 国▲華▼; 国▲華▼ 李; 发明人 李 国▲華▼; 国▲華▼ 李;
摘要 【課題】衣類へ容易に転換でき、転換ステップが簡単で、機能が実用的であり、且つ美観性及び着心地のよさを有する、転換可能なバッグを提供する。【解決手段】展開状態で衣類を形成するバッグ本体と、バッグ本体の適切な 位置 に縫い合わされており、衣類がバッグ本体に転換される際に、衣類の一部を衣類の他の一部の中に安定的に隠すように、互いに組み合わされる第1の取り付け品と、を備える。カバーと、掛け紐と、インナーバッグとを更に備えてもよい。【選択図】図1
权利要求
  • 転換可能なバッグであって、
    展開状態で衣類を形成するバッグ本体と、
    前記バッグ本体の適切な位置に縫い合わされた第1の取り付け品と、を備え、
    前記衣類が前記バッグ本体に転換される際に、前記衣類の一部を前記衣類の他の一部の中に安定的に隠すように、前記第1の取り付け品が互いに組み合わされることを特徴とする転換可能なバッグ。
  • 前記転換可能なバッグは、ショルダー・バッグ、ハンド・バッグ、トート・バッグ、又はリュックサックのいずれかであることを特徴とする請求項1に記載の転換可能なバッグ。
  • 前記衣類は、ジャケット、チョッキ、シャツ、Tシャツ、セーター、スカート、又はズボンのいずれかであることを特徴とする請求項1に記載の転換可能なバッグ。
  • 前記第1の取り付け品は、ファスナー、バックル、ボタン、マジック・テープ、又はスナップボタンのいずれかであることを特徴とする請求項1に記載の転換可能なバッグ。
  • 前記転換可能なバッグが更にカバーを有することを特徴とする請求項1〜4の何れかに一項に記載の転換可能なバッグ。
  • 前記カバーは、第2の取り付け品を介して、前記バッグ本体と着脱可能に連結することを特徴とする請求項5に記載の転換可能なバッグ。
  • 前記第2の取り付け品は、ファスナー、バックル、ボタン、マジック・テープ、又はスナップボタンのいずれかであることを特徴とする請求項6に記載の転換可能なバッグ。
  • 前記カバーを前記バッグ本体に密着させるように、第3の取り付け品が前記カバー及び前記バッグ本体の対応する位置にそれぞれ配置されることを特徴とする請求項5に記載の転換可能なバッグ。
  • 前記第3の取り付け品は、ファスナー、バックル、ボタン、マジック・テープ、又はスナップボタンのいずれかであることを特徴とする請求項8に記載の転換可能なバッグ。
  • 前記バッグ本体は前記衣類の一部であり、前記カバーは前記衣類の残りの部分であることを特徴とする請求項5に記載の転換可能なバッグ。
  • 前記カバーを前記バッグ本体に密着させるように、第3の取り付け品が前記カバーと前記バッグ本体の対応する位置にそれぞれ配置されたことを特徴とする請求項10に記載の転換可能なバッグ。
  • 前記第3の取り付け品は、ファスナー、バックル、ボタン、マジック・テープ、又はスナップボタンのいずれかであることを特徴とする請求項11に記載の転換可能なバッグ。
  • 第4の取り付け品を介して前記バッグ本体と着脱可能に連結された掛け紐を更に有することを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載の転換可能なバッグ。
  • 前記第4の取り付け品は、ファスナー、バックル、ボタン、マジック・テープ、又はスナップボタンのいずれかであることを特徴とする請求項13に記載の転換可能なバッグ。
  • 前記転換可能なバッグ内にインナーバッグが更に配置されることを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載の転換可能なバッグ。
  • 前記インナーバッグは、第5の取り付け品を介して前記バッグ本体と着脱可能に連結されることを特徴とする請求項15に記載の転換可能なバッグ。
  • 前記第5の取り付け品は、ファスナー、バックル、ボタン、マジック・テープ、又はスナップボタンのいずれかであることを特徴とする請求項16に記載の転換可能なバッグ。
  • 前記衣類は、芯地、又は裏地を備えることを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載の転換可能なバッグ。
  • 说明书全文

    本考案は転換可能なバッグに関し、具体的には、衣類へ容易に転換できるバッグに関する。

    バッグは、出掛けるときなど、品物を収納するのに不可欠なものである。 しかし、従来のバッグは、収納する以外の用途で使用されることが殆どない。 特に旅行に出掛ける際、各種の品物を収納できるように比較的大きなバッグが必要となるが、目的地に到着したら、品物は取り出され、又は廃棄されるため、バッグは邪魔になる場合が多い。 一方、旅行に出掛ける際、気温が急に変化し、又は他の予想外の情況に遭遇する可能性もある。 その場合、着衣の量を増やす、又は着衣を変更する必要があるが、持っている衣類が足りなかったら大変なことになるだろう。 そのとき、バッグを衣類に転換させれば、上記問題を解決することができる。

    また、温度差によっても同じ問題が発生する。 例えば、寒い室外から暖房がついているデパートに入った場合、普通、脱いだ衣類を片手で持たなければならなくなり、もし他の品物を持っていれば、大変不便である。 当該衣類が、転換可能なバッグから転換されたものであれば、それを簡単にバッグに戻すことができ、衣類を片手で持つ必要がなくなるばかりではなく、他の品物を転換可能なバッグの中に収納、又は保存することもできるようになり、ユーザに利便性を提供することができる。

    従って、バッグの形と衣類の形との間で容易に転換できる、転換可能なバッグの需要が大変高まってきた。 現在、市場にある転換可能なバッグ、或いは転換可能な衣類は主として以下のいくつかの課題を含んでいる。
    i 衣類と付属バッグとが繋がっており、衣類がバッグに転換された場合のバッグの主な機能は、他の品物を収納するのではなく、衣類を収納することとなる。 当該転換可能なバッグの主な役割は、他の品物を収納することではなく、自らの衣類を収納することであるため、多くの品物を収納、又は保存できるというバッグの機能を実現してはいない。
    ii ある製品は、転換過程において、転換ステップが比較的複雑であり、ユーザに利便性を提供するという原則に合致しない。
    iii ある製品によれば、バッグは、ただ衣類の中に隠されて、衣類に縫われることで連結されていて、バッグが衣類に連結されているため、ユーザはバッグから転換して形成された衣類を着たら、当然衣類に連結されたバッグの部分を感じるため、着心地が非常に悪い。

    なお、従来の転換可能なバッグの布地については、通常、防材料又は硬質材料が採用され、着心地が非常に悪く、転換後の衣類は大抵が大きく、デザインも単一であり美観性に欠けている。

    本考案が解決しようとする技術的課題は、従来の転換可能なバックにおける、機能が単一、転換ステップが複雑、且つ美観性及び快適さに欠けているなどの問題点に対して、転換ステップが簡単、機能が実用的であり、且つ美観性及び着心地のよさを有する、転換可能なバッグを提供することである。

    本考案において、その技術的課題を解決するために採用される技術案は以下の通りである。 即ち、転換可能なバッグであって、展開状態で衣類を形成するバッグ本体と、前記バッグ本体の適切な位置に縫い合わされた第1の取り付け品とを備え、前記衣類が前記バッグ本体に転換される際、前記衣類の一部を前記衣類の他の一部の中に安定的に隠すように、前記第1の取り付け品が互いに組み合わされる。

    本考案において、前記転換可能なバッグは、ショルダー・バッグ、ハンド・バッグ、トート・バッグ、又はリュックサックのいずれかであってよい。 前記衣類は、ジャケット、チョッキ、シャツ、Tシャツ、セーター、スカート、又はズボンのいずれかであってよい。 前記第1の取り付け品は、ファスナー、バックル、ボタン、マジック・テープ、又はスナップボタンのいずれかであってよい。

    なお、前記転換可能なバッグは、第2の取り付け品を介して前記バッグ本体と着脱可能に連結するカバーを更に有してもよく、前記バッグ本体は前記衣類の一部であり、前記カバーは前記衣類の残りの部分である。 前記カバーを前記バッグ本体に密着させるように、第3の取り付け品を、前記カバー及び前記バッグ本体の対応する位置にそれぞれ配置してもよい。 前記第2の取り付け品及び第3の取り付け品は、ファスナー、バックル、ボタン、マジック・テープ、又はスナップボタンのいずれかであってよい。

    なお、前記転換可能なバッグは、第4の取り付け品を介して前記バッグ本体に着脱可能に連結された掛け紐を更に有してもよい。 前記第4の取り付け品は、ファスナー、バックル、ボタン、マジック・テープ、又はスナップボタンのいずれかであってよい。 また、第5の取り付け品を介して前記バッグ本体に着脱可能に連結されたインナーバッグを、更に前記バッグ本体内に配置してもよい。 前記第5の取り付け品は、ファスナー、バックル、ボタン、マジック・テープ、又はスナップボタンのいずれかであってよい。

    なお、前記転換可能なバッグが展開されて衣類に転換される際、前記カバー、掛け紐、又はインナーバッグを収納するために、前記衣類は芯地又は裏地を備えてもよい。

    本考案にかかる転換可能なバッグは、以下の有益な効果を有する。 即ち、本考案にかかる転換可能なバッグは、転換する前に、従来のバッグと同じように多くの品物を収納できるため、品物を収納、保存するというバッグ本来の機能を発揮できる。 簡単なステップ又は工程を経て、転換可能なバッグを衣類に転換させることができ、転換後の衣類は美観的且つ着心地がよい。 転換後の衣類を、容易にバッグに戻すこともできる。 本考案は、美観的且つ着心地がよいものであり、その使用は簡単且つ容易であり、幅広く適用できる。

    本考案の第1の実施例にかかる転換可能なバッグの概略図である。

    図1に示された実施例1におけるバッグ本体の展開により形成されたジャケットの正面図である。

    図1に示された実施例1におけるバッグ本体の展開により形成されたジャケットの後面図である。

    本考案の実施例1において、バッグをジャケットに転換する各ステップの概略図である。

    本考案の実施例1において、バッグをジャケットに転換する各ステップの概略図である。

    本考案の実施例1において、バッグをジャケットに転換する各ステップの概略図である。

    本考案の実施例1において、バッグをジャケットに転換する各ステップの概略図である。

    本考案の実施例1において、バッグをジャケットに転換する各ステップの概略図である。

    本考案の実施例1において、バッグをジャケットに転換する各ステップの概略図である。

    本考案の実施例1において、バッグをジャケットに転換する各ステップの概略図である。

    本考案の実施例1において、バッグをジャケットに転換する各ステップの概略図である。

    本考案の第2の実施例にかかる転換可能なバッグの概略図である。

    図12に示された実施例2におけるバッグ本体の展開により形成されたジャケットの正面図である。

    図12に示された実施例2におけるバッグ本体の展開により形成されたジャケットの後面図である。

    本考案の実施例2において、バッグをジャケットに転換する各ステップの概略図である。

    本考案の実施例2において、バッグをジャケットに転換する各ステップの概略図である。

    本考案の実施例2において、バッグをジャケットに転換する各ステップの概略図である。

    本考案の実施例2において、バッグをジャケットに転換する各ステップの概略図である。

    本考案の実施例2において、バッグをジャケットに転換する各ステップの概略図である。

    本考案の実施例2において、バッグをジャケットに転換する各ステップの概略図である。

    本考案の実施例2において、バッグをジャケットに転換する各ステップの概略図である。

    本考案の実施例2において、バッグをジャケットに転換する各ステップの概略図である。

    本考案の実施例2において、バッグをジャケットに転換する各ステップの概略図である。

    本考案の第3の実施例にかかる転換可能なバッグの概略図である。

    図24に示された実施例3におけるバッグ本体の展開により形成されたジャケットの正面図である。

    図24に示された実施例3におけるバッグ本体の展開により形成されたジャケットの後面図である。

    本考案の実施例3において、ジャケットに転換する各ステップの概略図である。

    本考案の実施例3において、ジャケットに転換する各ステップの概略図である。

    本考案の実施例3において、ジャケットに転換する各ステップの概略図である。

    本考案の実施例3において、ジャケットに転換する各ステップの概略図である。

    本考案の実施例3において、ジャケットに転換する各ステップの概略図である。

    本考案の実施例3において、ジャケットに転換する各ステップの概略図である。

    本考案の実施例3において、ジャケットに転換する各ステップの概略図である。

    本考案の実施例3において、ジャケットに転換する各ステップの概略図である。

    本考案の第4の実施例にかかる転換可能なバッグの概略図である。

    図35に示された実施例4におけるバッグ本体の展開により形成されたスカートの正面図である。

    図35に示された実施例4におけるバッグ本体の展開により形成されたスカートの後面図である。

    本考案の実施例4において、スカートに転換する各ステップの概略図である。

    本考案の実施例4において、スカートに転換する各ステップの概略図である。

    本考案の実施例4において、スカートに転換する各ステップの概略図である。

    本考案の実施例4において、スカートに転換する各ステップの概略図である。

    本考案の実施例4において、スカートに転換する各ステップの概略図である。

    本考案の実施例4において、スカートに転換する各ステップの概略図である。

    本考案の実施例4において、スカートに転換する各ステップの概略図である。

    本考案の実施例4において、スカートに転換する各ステップの概略図である。

    本考案の第5の実施例にかかる転換可能なバッグの概略図である。

    図46に示された実施例5におけるバッグ本体の展開により形成されたズボンの正面図である。

    図46に示された実施例5におけるバッグ本体の展開により形成されたズボンの後面図である。

    本考案の実施例5において、ズボンに転換する各ステップの概略図である。

    本考案の実施例5において、ズボンに転換する各ステップの概略図である。

    本考案の実施例5において、ズボンに転換する各ステップの概略図である。

    本考案の実施例5において、ズボンに転換する各ステップの概略図である。

    本考案の実施例5において、ズボンに転換する各ステップの概略図である。

    本考案の実施例5において、ズボンに転換する各ステップの概略図である。

    本考案の実施例5において、ズボンに転換する各ステップの概略図である。

    本考案の実施例5において、ズボンに転換する各ステップの概略図である。

    本考案の実施例5において、ズボンに転換する各ステップの概略図である。

    本考案の第6の実施例にかかる転換可能なバッグの概略図である。

    図58に示された実施例6におけるバッグ本体の展開により形成されたジャケットの正面図である。

    図58に示された実施例6におけるバッグ本体の展開により形成されたジャケットの後面図である。

    本考案の実施例6において、ジャケットに転換する各ステップの概略図である。

    本考案の実施例6において、ジャケットに転換する各ステップの概略図である。

    本考案の実施例6において、ジャケットに転換する各ステップの概略図である。

    本考案の実施例6において、ジャケットに転換する各ステップの概略図である。

    本考案の実施例6において、ジャケットに転換する各ステップの概略図である。

    図1〜11は、本考案の第1の実施例にかかる転換可能なバッグの概略図である。 図1に示すように、前記転換可能なバッグはショルダー・バッグであり、バッグ本体1と、カバー2と、掛け紐3とを備える。 前記バッグ本体1は展開状態でジャケットになり、図2と図3はそれぞれ前記ジャケットの正面図及び後面図である。 前記カバー2及びバッグ本体1の対応する位置にそれぞれ配置されたファスナー4(図6を参考)を介して、前記カバー2は前記バッグ本体1に着脱可能に連結されている。 カバー2をバッグ本体1に密着させるように、前記バッグ本体1及びカバー2の対応する位置に、更にそれぞれスナップボタン5、6を配置することができる。 前記掛け紐3はバックル7を介して前記バッグ本体1に着脱可能に連結され、図5は前記バックル7の拡大図である。 前記ファスナー、スナップボタン、及びバックルは互換性を有しており、マジック・テープ、ボタン、又はとめピンなどの他のものを使用してもよい。

    バッグ本体1の底部(前記ジャケットの中間部分に対応)にファスナー8、9が配置されている。 前記バッグ本体1をジャケットからバッグに転換させる過程において、ジャケットの上半部を下半部の中に隠した後、ファスナー8、9を閉め、完全なバッグを形成する。 図6に示すように、バッグ本体底部の長手方向全体に亘って2つのファスナーが配置されているが、1つのファスナーを配置してもよい。 バッグ本体は、展開されて形成されたジャケットが綺麗に見えるように、カバー・シート10にて前記ファスナーを被覆することができる。 それによって、バッグ本体をジャケットに展開した後、前記ファスナーはジャケットの表面に露出することはない。 なお、前記ファスナーの代わりに、スナップボタン、バックル、マジック・テープ、ボタン、又はとめピンなどの他のものを使用してもよい。

    本考案の実施例1において、ジャケットに転換する各ステップの概略図は、図4〜11に示される。 まず、図4及び図5に示すように、バックル7を外して掛け紐3をバッグ本体から取り外す。 次に、図6に示すように、カバー2のスナップボタン5、6を開け、ファスナー4を下ろしてカバー2を取り外す。 そして、図7及び図8に示すように、ファスナー8、9をそれぞれ下ろす。 最後に、図9〜11に示すように、バッグ本体1に隠されたジャケットの上半部を引き出し、バッグからジャケットへの転換が完成する。

    図2或いは図3に示されたジャケットから図1に示されたバッグへの転換は、図4〜11に示された各ステップを、逆手順に従って行なうことで実現できる。 即ち、まず、ジャケットの上半部を下半部内に入れ、ジャケットの上半部分を隠す。 次に、ファスナー8、9を閉め、完全なバッグ本体1を形成する。 そして、ファスナー4によってバッグ本体1にカバー2を取り付け、カバー2のスナップボタン5、6を締める。 最後に、バックル7によって掛け紐3を取り付ける。 こうして、ジャケットを美観的、且つ実用的なバッグに転換できる。

    実施例1において、ジャケットの上半部が転換可能なバッグの内部に収納されたため、物の出し入れが不便となり得る。 それを考慮して、本考案の考案者は、図12〜23に示すように、バッグ本体の中にインナーバッグが付設された実施例2を考案した。

    図12に示すように、本考案の実施例2及び実施例1はほぼ類似であり、両者の相違点は、以下の点である。 即ち、実施例2におけるバッグ本体1の中にインナーバッグ11が更に配置され(図18を参考)、インナーバッグ11及びバッグ本体1の対応する位置にそれぞれ配置されたスナップボタン12を介して、前記インナーバッグ11は前記バッグ本体1に着脱可能に連結できる。 同様に、前記スナップボタンの代わりに、ファスナー、バックル、マジック・テープ、ボタン、又はとめピンなどの他のものを使用してもよい。

    本考案の実施例2において、ジャケットに転換する各ステップの概略図は、図15〜23に示される。 まず、図15、16に示すように、バックル7を外して掛け紐3をバッグ本体から取り外す。 次に、図17に示すように、カバー2のスナップボタン5、6を開け、ファスナー4を下ろしてカバー2を取り外す。 そして、図18及び図19に示すようにスナップボタン12を開け、インナーバッグ11を取り出す。 その後、図20に示すように、ファスナー8、9をそれぞれ下ろす。 最後に、図21〜23に示すように、バッグ本体1に隠されたジャケットの上半部を引き出し、転換可能なバッグからジャケットへの転換が完成する。

    図14に示されたジャケットから図12に示されたバッグへの転換は、図15〜23に示された各ステップを逆手順に従って行なうことで実現できる。

    図24〜34は、本考案の第3の実施例にかかる転換可能なバッグの概略図である。 図24に示すように、当該転換可能なバッグもショルダー・バッグであり、バッグ本体21と、カバー22と、掛け紐23とを備える。 前記バッグ本体21は展開状態でジャケットになり、図25及び図26はそれぞれ前記ジャケットの正面図と後面図である。 前記カバー22及びバッグ本体21の対応する位置にそれぞれ配置されたファスナー24(図28を参考)を介して、前記カバー22は前記バッグ本体21に着脱可能に連結されている。 カバー22をバッグ本体21に密着させるように、前記バッグ本体21及びカバー22の対応する位置に更にそれぞれスナップボタン25、26を配置することができる。 掛け紐23及びバッグ本体21の対応する位置にそれぞれ配置されたファスナー27、28(図31を参考)を介して、前記掛け紐23は前記バッグ本体21に着脱可能に連結されている。 前記ファスナー27は、バッグ本体21の底辺と両側辺に沿い、バッグ本体21の正面、及び掛け紐23の対応するエッジに配置され、前記ファスナー28は、バッグ本体21の底辺及び両側辺に沿い、バッグ本体21の裏面、及び掛け紐23の対応するエッジに配置されている。

    なお、前記バッグ本体21の中にインナーバッグ29を更に配置することもできる(図29を参考)。 インナーバッグ29及びバッグ本体21にそれぞれ合わせて配置されたスナップボタン30により、前記インナーバッグ29は前記バッグ本体21と着脱可能に連結されている。

    そこで、前記ファスナー及びスナップボタンは互換性を有しており、バックル、マジック・テープ、ボタン、又はとめピンなどの他のものを使用してもよい。

    本考案の実施例3において、ジャケットに転換する各ステップの概略図は、図27〜34に示される。 まず、図27、28に示すように、カバー22のスナップボタン25、26を開け、ファスナー24を下ろしてカバー22を取り外す。 次に、図29、30に示すように、スナップボタン30を開け、インナーバッグ29を取り出す。 そして、図31に示すように、ファスナー27、28を下ろして掛け紐を取り外す。 その後、図32に示すように、バッグ本体の中に隠された部分の一部を引き出す。 最後に、図33、34に示すように、バッグ本体の中に隠された部分を全部引き出し、バッグからジャケットへの転換が完成する。

    図25に示されたジャケットから図24に示されたバッグへの転換は、図27〜34に示された各ステップを逆手順に従って行なうことで実現できる。

    図35〜45は、本考案の第4の実施例にかかる転換可能なバッグの概略図である。 図35に示すように、当該転換可能なバッグもショルダー・バッグであり、バッグ本体31と、カバー32と、掛け紐33とを備える。 前記バッグ本体31は展開状態でスカートになり、図36及び図37はそれぞれ前記スカートの正面図及び後面図である。 前記カバー32及びバッグ本体31の対応する位置にそれぞれ配置されたファスナー34(図41を参考)を介して、前記カバー32は前記バッグ本体31と着脱可能に連結されている。 カバー32をバッグ本体31に密着させるように、前記バッグ本体31及びカバー32の対応する位置に更にそれぞれスナップボタン35、36を合わせて配置することができる。 前記掛け紐33はバックル37を介して前記バッグ本体31と着脱可能に連結され、図39は前記バックル37の拡大図である。 前記ファスナー、スナップボタン、及びバックルは互換性を有しており、マジック・テープ、ボタン、又はとめピンなどの他のものを使用してもよい。

    バッグ本体31の両側辺(スカートの両側辺に対応)にそれぞれファスナー381、382が配置されている。 前記バッグ本体31をスカートからバッグへ転換させる過程において、スカートの上半部及び下半部を折り畳んだ後、ファスナー381、382を締めて、完全なバッグを形成する。 前記ファスナーの代わりに、スナップボタン、バックル、マジック・テープ、ボタン、又はとめピンなどの他のものを使用してもよい。

    なお、前記バッグ本体31の中にインナーバッグ39を更に配置することもできる。 インナーバッグ39及びバッグ本体31の対応する位置にそれぞれ配置されたスナップボタン40を介して、前記インナーバッグ39は前記バッグ本体31と着脱可能に連結できる。 前記スナップボタンの代わりに、ファスナー、バックル、マジック・テープ、ボタン、又はとめピンなどの他のものを使用してもよい。

    図38〜45は、本考案の実施例4において、スカートに転換する各ステップの概略図である。 まず、図38に示すように、カバー32のスナップボタン35、36を開ける。 次に、図39、40に示すように、バックル37を外して掛け紐33を取り外し、スナップボタン40を開けてインナーバッグ39を取り出す。 そして、図41に示すように、ファスナー34を下ろしてカバー32を取り外す。 その後、図42に示すように、両側のファスナー381、382をそれぞれ下ろす。 最後に、図43〜45に示すように、ファスナーを完全に下ろし、展開してバッグからスカートへの転換が完成する。

    図36に示されたスカートから図35に示されたバッグへの転換は、図38〜45に示された各ステップを逆手順に従って行なうことで実現できる。

    図46〜57は、本考案の第5の実施例にかかる転換可能なバッグの概略図である。 図46に示すように、当該転換可能なバッグはウェストバッグであり、バッグ本体41と、カバー42と、掛け紐43とを備える。 前記バッグ本体は展開状態で半ズボンになり、図47及び図48はそれぞれ前記半ズボンの正面図及び後面図である。 前記カバー42は前記半ズボンのウエスト部分であり、前記ウエスト部分を半ズボンの他の部分に折り畳むことによって前記カバー42を形成する。 カバー42をバッグ本体41に密着させるように、前記バッグ本体41及びカバー42の対応する位置にそれぞれスナップボタン44が配置されている。 掛け紐43及びバッグ本体41の対応する位置にそれぞれ配置されたバックル45(図51を参考)を介して、前記掛け紐43は前記バッグ本体41と着脱可能に連結されている。 前記スナップボタン、バックルとバックルは互換性を有しており、ファスナー、マジック・テープ、ボタン、又はとめピンなどの他のものを使用してもよい。

    バッグ本体41の両側辺(半ズボンの外側辺と、股及び半ズボンの分岐に近接する部位とに対応)にそれぞれファスナー46、47が配置されており、ファスナー46は半ズボンの外側辺に配置され、ファスナー47は股及び半ズボンの分岐に近接する部位に配置されている。 前記バッグ本体41を半ズボンからバッグへ転換させる過程において、半ズボンの左半分及び右半分を折り畳み、半ズボンのファスナー47の外側の部分を半ズボンの他の部分の中に隠した後、ファスナー46、47を締めて、完全なバッグを形成する。

    なお、前記2本のファスナーの代わりに、より長いファスナー1本を使用することもでき、前記ファスナーの代わりに、スナップボタン、バックル、マジック・テープ、ボタン、又はとめピンなどの他のものを使用してもよい。

    図49〜57は、本考案の実施例5において、半ズボンに転換する各ステップの概略図である。 まず、図49〜52に示すように、バックル45を外して掛け紐43を取り外す。 次に、図53、54に示すように、スナップボタン44を開けてカバー42を展開する。 最後に、図55〜57に示すように、ファスナー46、47を下ろし、半ズボンの隠された部分を引き出し、完全に展開して、半ズボンへの転換が完成する。

    図47に示された半ズボンから図46に示されたバッグへの転換は、図49〜57に示された各ステップを逆手順に従って行なうことで実現できる。

    図58〜65は、本考案の第6の実施例にかかる転換可能なバッグの概略図である。 図58に示すように、当該転換可能なバッグはリュックサックであり、バッグ本体51と、カバー52と、掛け紐53とを備える。 前記バッグ本体は展開状態でジャケットになり、図59及び図60はそれぞれ前記ジャケットの正面図及び後面図である。 前記カバー52は前記ジャケットの襟元部分であり、前記襟元部分をジャケットの他の部分に折り畳むことによって前記カバーを形成する。 カバー52をバッグ本体51に密着させるように、前記バッグ本体51及びカバー52の対応する位置にそれぞれバックル54、55が配置されており、図61はバックル54の拡大図である。 掛け紐53及びバッグ本体51の対応する位置にそれぞれ配置されたバックル56(図51を参考)を介して、前記カバー53は前記バッグ本体51と着脱可能に連結されており、前記バックルの代わりに、スナップボタン、ファスナー、マジック・テープ、ボタン、又はとめピンなどの他のものを使用してもよい。

    バッグ本体51の周辺にファスナー56、57が配置されている。 前記ファスナーはバッグ本体51の軸線に対して対称的に配置されるため、バッグ本体51の周辺全体をカバーしている。 当該転換可能なバッグを展開してジャケットになった状態で、前記ファスナー56、57はジャケットの軸線に対称で、各ファスナーの半分はジャケットの正面にあり、それと噛み合うファスナーの半分はジャケットの裏面にある。 前記バッグ本体51をジャケットからバッグへ転換させる過程において、ジャケットの襟元以外の部分をファスナー56、57に囲まれた領域の中に隠し、ファスナー56、57を締めて、完全なバッグを形成する。 前記ファスナーの代わりに、スナップボタン、バックル、マジック・テープ、ボタン、又はとめピンなどの他のものを使用してもよい。

    図61〜64は、本考案の第6の実施例において、ジャケットに転換する各ステップの概略図である。 まず、図61に示すように、バックル54、55を外し、前記カバー52を展開してジャケットの襟元を形成する。 次に、図62に示すように、バックル56を外して掛け紐53を取り外す。 そして、図63に示すように、ファスナー57、58を下ろし、ファスナーに囲まれた領域の中に隠された部分を引き出す。 最後に、図64に示すように、袖を引き出し、バッグからジャケットへの転換が完成する。 なお、前記転換可能なバッグにインナーバッグ59が更に配置された場合、図65に示す方法に従って、スナップボタン60を開けて、インナーバッグ59を取り出すことができる。

    図59に示されたジャケットから図58に示されたリュックサックへの転換は、図61〜64に示された各ステップを逆手順に従って行なうことで実現できる。 インナーバッグ59を配置する必要がある場合、まず、図65に示すように、インナーバッグ59をジャケットの中に配置し、次に、図61〜64の各ステップの逆手順に従って行えばよい。

    上記実施例に示すように、本考案にかかる転換可能なバッグに、カバー、インナーバッグ、及び/又は掛け紐を加えてもよい。 前記カバーは、バッグの開口部を封ずる機能を実現する一方、美観性向上に寄与する。 インナーバッグは、物の出し入れを容易にし、前記掛け紐はバッグの携帯を容易にするという役割を有している。 転換可能なバッグが衣類として使用される場合、これらの付属品を着脱可能なインナーバッグ内に入れてもよい。 また、転換可能なバッグに芯地、又は裏地を作り、前記付属品を前記芯地の中に入れてもよい。 各付属品の体積が小さいため、転換可能なバッグを衣類に転換した後、これらの付属品を適切に収納すれば、着用の際の快適さに悪影響を与えることは殆どない。

    本考案にかかる転換可能なバッグを転換する前では、普通のバッグと同じように多くの物を収容できるため、物を収容、又は保存するというバッグの本来の機能を発揮できる。 簡単なステップ、又は工程を経て、転換可能なバッグを衣類に転換させることができ、転換後の衣類は美観的且つ着心地がよい。 転換後の衣類を容易にバッグに変えることもできる。 本考案は美観的且つ着心地がよいものであり、その使用は簡単且つ容易であり、幅広く適用できる。

    また、ショルダー・バッグ及びリュックサックを例として本考案を説明したが、本考案にかかる転換可能なバッグは、ハンド・バッグ、トート・バッグなどの他のタイプのバッグであってもよい。 なお、転換可能なバッグからジャケット、スカート、及び半ズボンへの転換だけを説明したが、チョッキ、シャツ、Tシャツ、セーター、又は他のタイプの衣類へ転換可能なバッグを作ることもできる。

    上記実施例は本考案の技術案を説明するものであり、本考案を限定するものではない。 最良な実施形態を参照して本考案を詳細に説明したが、本考案の精神を逸脱しない範囲内において、当業者は本考案に対して各種の改良と変形を行ってもよい。

    1、21、31、41、51 バッグ本体 10 カバー・シート 11、29、39、59 インナーバッグ 2、22、32、42、52 カバー 3、23、33、43、53 掛け紐 4、8、9、24、27、28、34、381、382、46、47、56、57 ファスナー 5、6、12、25、26、30、35、36、40、44 スナップボタン 7、37、45、54、55 バックル

    QQ群二维码
    意见反馈