Fiber products

申请号 JP2000598026 申请日 2000-02-05 公开(公告)号 JP2002536560A 公开(公告)日 2002-10-29
申请人 レアンダー シュスラー; 发明人 レアンダー シュスラー;
摘要 (57)【要約】 【課題】修繕することが可能で、外観や色彩や素材を断片的に変化することができる繊維製品を得ること。 【解決手段】所定に裁断した複数の単一要素(1),(2)を隣接する区分した部分(3)に固定又は着脱可能に取り付けてある。
权利要求 【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 素材として織物で製した各要素を特定の形状のものとし、隣接する各要素を端部において接続し、その要素(1)に少なくとも切片(3)を取り付けて成る繊維製品であって、前記繊維製品に複数の切片(3)を取り付けて前記隣接する切片(3)を間隔をとって配置し、端部を前記要素(1)に着脱可能に接続したことを特徴とする繊維製品。
  • 【請求項2】 前記切片(3)に裏地を着脱可能又は不可能に取り付けて成る請求項1に記載の繊維製品。
  • 【請求項3】 前記裏地を前記繊維製品とは別個のものとし、前記裏地を前記他の製品から着脱可能又は不可能とする請求項1に記載の繊維製品。
  • 【請求項4】 前記要素(1)の端部をその下端、カフス、バンド等の部分において、分離することができないようにして成る前記請求項1乃至3のいずれかに記載の繊維製品。
  • 【請求項5】 前記切片(3)の形状と寸法、模様及び色彩を、それぞれ別個のものとした前記請求項のいずれかに記載の繊維製品。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】 この発明は複数の要素からなっている繊維製品に関するものである。 その場合個々の要素は、素材そして/または織物から成っていて、それぞれ決まった型をしていて、隣同士の要素は縁のところで互いに接続してある。 また一つから成る要素の上に少なくとも断片的に切片が一枚付いている。

    【0002】 ここで繊維製品とは、すべての織ってあるもの、編んであるもの、および繊維原料から成る製品や生産物とする。 その場合繊維は自然のものそして/または、
    人工のものとすることができる。 この概念は、衣類、毛布、テーブルクロス、絨毯、飾り壁掛けなどを含む。

    【0003】 繊維製品は複数の要素から成るもので、特に例えば袖、襟、折り返し等、表と裏とからできている衣服の上着、外套、シャツ、ブラウスやセーター(下着を除いた外側)を例としてあげることができる。 これらの場合、個々の要素を繊維素材のみではなく、皮革などの製品とすることも可能である。

    【0004】 複数の素材や織物の型または要素の側縁どうしを接続することで、この繊維製品においては、衣類を空間的に形作ることができる。 そのような衣類はボタンやファスナーのような物がついていることもある。 この繊維製品、その他の仕上げ方としては、素材そして/または織物から裁断した切片を毛布とテーブルクロスや飾り壁掛けや絨毯に仕上げることもできる。 この繊維製品の仕上げ方は、形、
    色、模様、裁断用の型紙に関して、実際随意に変化させることができる。

    【0005】 袖やフードがファスナーやスナップで衣服本体に固定されている衣類は知られている。 この衣類の個々の要素が取り外しできることで、その機能性が増す。 なぜなら、それによっていろいろな需要に合わせることができるからである。 アメリカ特許4249268号によると複数の要素からできている衣類は知られている。 個々の要素の上に装飾が平面的に配置してある。

    【0006】 従来の繊維製品の不便な点は、例えば先の尖がった物体によって素材が裂けて繊維製品の一つの要素が損傷された場合、その繊維製品の使用価値は著しく下がる。 損傷した繊維製品はほとんどの場合、縫ったり繕ったりなどして修繕することもできるが、その繊維製品の美しい外見は、しばしば大いに損なわれる。

    【0007】 また、例えば衣類は実際その製造工程の最終段階が終了した時点でしか売りに出されることはない。 そのため購入者や使用者がその衣類の形や外観を変えることは難しい。 また従来の繊維製品では、外観を実際変えることはもうできない。
    そして特に衣類の場合、装飾を付け加えたいならば、縫い付けるかアイロンで写すしか方法はない。

    【0008】 この発明では、どうしたら一つの要素が損傷した後、修繕可能で、その外観が色や素材に関して断片的に変化できて、その上それとおしても繊維製品の機能を損ねることが無いような繊維製品また、どうしたら使用者がそれを仕上げるとき自分で決められるような繊維製品を提供できるかが問題になっている。

    【0009】 この問題を解決するために、複数の切片を付けたり、隣同士の切片を端で補足的に形づくったり、お互いに間隔を持って付けたり、またその切片を端で取り外せるように要素と結び付けたりすることによって解決した。

    【0010】 この発明の主目的は、この繊維製品を形成する一つから成る要素の上に切片を少なくとも断片的に付ける所にある。 隣同士の切片を、他の切片の端部から引き離せるように、一つの要素の上に固定する。 このような要素と、そして切片を互いに接続する方法は、発明上重要ではないが、後で述べるように、縫いあわせるかファスナーによる接続を使って行われる。

    【0011】 もし個々の切片が外部からの影響で損傷された場合、その繊維製品の使用価値を再生するためには、この切片だけを取り替えればよい。 下記で述べるが、一つの部分、例えば表側をいろいろな切片で敷き詰めて、それが交換できて、それをとうして外観が変えられるような衣類も仕立てることができる。 また、そのような繊維製品は、暫時変化する衣服の流行では特に重要なのだが、それが新種のため消費者の購入意欲を著しく促進する。

    【0012】 一つから成る要素の上に切片を固定するのに、取り外しがきく接続と、きかない接続方法がある。 特にマジックテープ(登録商標)を使うことを提案する。 な ぜなら、それは簡単で、実際好きなだけ頻繁に繰り返して切片を取り外すことが できるからだ。

    【0013】 この発明によって繊維製品の上手に仕上げる方法のひとつは、それが衣類の場合、一枚でできた裏地を使うことにある。 衣類では、この裏地は既に完成した衣類の形をしている。 この裏地に個々の切片を固定する。 この場合の固定方法は、
    ここでは発明上あまり重要でほないが、引き離されるようにでも、引き離されないようにも仕上げることができる。 切片を裏地と結びつけたり、隣の切片をお互いに結び付けることで、その衣類は完成した形になる。 そのような裏地を使うことで、個々の切片を構成しやすくする。 なぜなら、その衣類の後の形は裏地によってあらかじめ基準として与えられているからだ。

    【0014】 またこの繊維製品では、それを他種の繊維製品の裏地として仕上げることもできる。 特にここでは部分に分かれていない従来の衣類に、部分に分けられた裏地を付けることが問題になっている。 ここでも裏地は衣類から引き離されるようにでも引き離されないようにも仕立てることができる。 その場合、その接続の仕方に関しては思うがままに仕上げることができる。 この部分に分けられた裏地は、
    例えば子供服に応用できる。 この場合子供自身が衣類にこの裏地を付けるようにする。 衣類として外観が既に定まっているので、その衣類にそれぞれの切片を裏地として付けやすくなる。

    【0015】 個々の切片と要素をお互いに引き離せるように接続するには、いろいろな方法がある。 個々の切片の端にファスナーを付けることも可能である。 その他にはマジックテープや端に付けたスナップも考えられる。 個々の切片が取り外しがきく長所は、個々の切片が例えば損傷された切片が、問題なく代用される所にある。
    またその衣類は、それをとうして、新しい外観を呈することが可能である。 これは特に衣類を販売するため、いつも新作を心がけている服飾業界では、長所になり得る。

    【0016】 またこの繊維製品を切片の端を、少なくとも裾そして/または、ウエストやカフスなどのバンドそして/または縁を、分離させないように仕立てることもできる。 この場合、この要素の一貫した縁は、その縁は隣の要素と接続されるのだが、挿入される切片に形を与える骨組みまたは枠になっている。 衣類の場合、例えばこの要素をお互いに接続している一貫した縁が、この衣類の完成した形をあらかじめ基準として与えている。

    【0017】 この繊維製品をそのそれぞれの切片がいろいろな形、大きさ、模様、色であるように仕上げると、その繊維製品の機能性や美しさを高めることができる。 衣類の場合、特に過度に負担がかかる場所、例えば上着のひじの部分には、負担にたえうる素材を使うことができる。 また特に通気性の良い素材を脇の下の部分に使うこともできる。 思いのままの配色や図柄を使って、実際にその繊維製品をあらゆる望み通りの外観に仕上げることができる。 特に一つの要素の上に付けられた切片の場合、例えば衣類の表側と裏側に、いろいろなモチーフ、例えば漫画の登場人物、ロゴ、クラブの紋章のようなものを取り替えて見せるために、その切片を配色や図柄は異なるが、形状を同じにして、お互いに交換できるようにすることを提案する。

    【0018】 切片を固定するには、切片をそれぞれの端で要素の上に固定するように仕上げる。 つまり、マジックテープが一貫した網状の構造を作り、そして切片は、それ自体お互いに接続しないように仕上げる。 繊維製品、特に衣類の外観を変えるために、例えばいろいろな色の切片を付けることができる。 子供服の揚合、知らないうちに裏側で取り外されたり、盗まれたりすることを妨ぐため、表側だけ切片でうめるのが有利である。

    【0019】 一つの要素に付けられた切片のデザインでは、それら切片を端でお互いに補足的に、つまりパズルのように一義的にお互いに組み込むように付けることを提案する。 切片は、普通特定の方法で一つの要素の上に隙間の無い平面として構成される。 それによって、繊維製品にもう一つの遊びの要素が付け加えられる。 それは、特に子供服の場合有利である。 また考えられるのは、例えば子供達に新式の玩具を提供するために、毛布や絨毯をパズル式の切片で埋めることもできる。

    【0020】 切片はお互いに間隔をもって一つの要素に付けられる。 その場合個々の切片を例えば、切片の端の周りにマジックテープを取り付けて一つの要素に取り外せるように固定する。 個々の切片のモチーフの選択は、思いのままで、いろいろな動物の絵、漫画の登場人物、ロゴ、人物の模写などで選ぶことができる。 最終的にはモザイク風の外観になる。

    【0021】 この発明のその他の詳細、特徴、長所は、以下の記載から理解することができる。 次に、添付図面についてこの発明を詳しく解説する。

    【0022】

    【実施態様】

    図1に示された衣類は、袖のついたセーターの表側が示してある。 この図で、
    どのように個々のセーターの要素が、つまり袖(1)と表側(2)が切断されているのかわかる。 衣類の個々の要素、例えば表側(2)は複数の切片から構成されている。 この図では、すべての切片は、その大きさと形が異なっている。 分解された要素(1、2)は、完成した衣類を構成している。

    【0023】 この仕立て例では、隣同士の切片または要素の間の接続方法は、図を分かりやすく簡単にするため、任意とするが、例えば、個々の切片の端を縫いあわせて互いに接続することもできる。

    【0024】 図2は、衣類の、例えば一着の上着の表側を示す。 この場合切片(3)が、平面の一部だけに、例えば胸の部分に、それも上着の表側の一つの要素(1)に付けてある。 取り外しできる切片の場合、例えば、切片(3)の端の周りにマジックテープでもってこれを取り外せるように固定することができる。 個々の切片(
    3)の配色、造型、素材は、発明上重要ではない。 例えば、湿気防止の機能は、
    切片(3)によっては、あまり影響されない。 それらは、装飾要素でしかない。
    切片、(3)をほかの色のものと交換することで、いろいろなモチーフを衣類の上に描くことができる。

    【0025】 図3では、同じように衣類の、例えば上着の、表側が示されている。 上着は表側の一部分が、お互いに間隔を持って付いている切片(3)で埋められている。
    取り外しできる切片は、その端の周りにマジックテープを付けることで固定できる。 そして個々の切片(3)は、他の切片と開係なく交換することができる。

    【0026】 それぞれの切片(3)は、コーチ付きのフットボールのチームを編成するのに真似て配置することもできる。 その場合は、個々の切片(3)には、それぞれの選手を模写する。 他の側には、クラブの紋章を付けることができる。 音楽のグループ、芸術家のグループの模写、芸術品それら自体を切片(3)に描くことも考えられる。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】 この発明によって、製作された衣類としての製品の一例を示す略図である。

    【図2】 一部を切片で占めている衣類を示す。

    【図3】 それぞれ間隔をとって切片を配して成る衣類を示す。

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