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Collar core drilling equipment and Erishin storage device as well as their way

申请号 JP2006532975 申请日 2004-05-12 公开(公告)号 JP2007511373A 公开(公告)日 2007-05-10
申请人 ビージー・アンド・ソンズ・エルエルシー; 发明人 ジェイソン・ジェイ・ビーア; ジョシュア・エイ・ガッツテイン;
摘要 本発明は、襟芯の一部を穿孔するための襟芯穿孔装置を提供するものであり、また、穿孔された襟芯を貯蔵するためのデバイスを提供するものである。 襟芯穿孔装置は、パンチ穴と、襟芯の一部を受領し得るガイド通路と、を備えたベース部材を具備している。 ベース部材に対して回転可能に取り付けられた第1レバー部材は、パンチ穴と協働するためのパンチ部材を備えている。 ベース部材に対して回転可能に取り付けられた第2レバー部材は、第1レバー部材を押圧し、パンチ部材によって襟芯を穿孔する。 穿孔された襟芯は、襟芯貯蔵デバイス上に貯蔵することができる。 襟芯貯蔵デバイスは、開放可能なリング部材を具備し、このリング部材は、互いに係合可能なものとされた複数のアームを具備し、アームに対して貫通穴付き襟芯を挿入することができ、これにより、襟芯を整然とかつコンパクトに貯蔵することができる。
权利要求
  • 襟芯を穿孔するための装置であって、
    パンチ穴と、襟芯の一部を受領し得るとともにこの襟芯の一部を前記パンチ穴上へと位置させ得るよう構成されたガイド通路と、を備えたベース部材と;
    このベース部材に対しての第1回転取付部分を備え、さらに、第1表面と、第2表面と、前記第1回転取付部分よりも先端側に位置した先端部と、を備えた第1レバー部材であるとともに、前記第1表面に、前記パンチ穴と協働するためのパンチ部材が設けられているような、第1レバー部材と;
    前記ベース部材に対しての第2回転取付部分を備え、さらに、この第2回転取付部分の近くに位置した当接表面を備えた第2レバー部材であるとともに、前記当接表面の一部が、前記第2レバー部材を前記ベース部材に向けて移動させた際には、前記第1レバー部材の前記先端部上に当接するものとされているような、第2レバー部材と;
    を具備していることを特徴とする装置。
  • 請求項1記載の装置において、
    さらに、前記ベース部材と前記第1レバー部材との間に配置されたスプリングを具備し、
    このスプリングが、前記第1レバー部材の前記先端部を、前記第2レバー部材の前記当接表面に向けて、付勢していることを特徴とする装置。
  • 請求項1記載の装置において、
    前記パンチ部材が、カット表面を備え、
    このカット表面が、前記第1回転取付部分寄りに位置した突出エッジを有していることを特徴とする装置。
  • 請求項1記載の装置において、
    前記パンチ部材が、襟芯に円形の貫通穴を形成するものとされていることを特徴とする装置。
  • 請求項2記載の装置において、
    さらに、前記ベース部材と前記スプリングと前記第1レバー部材とを収容するためのハウジングを具備していることを特徴とする装置。
  • 請求項5記載の装置において、
    前記ハウジングが、解除可能なラッチを備え、
    前記第2レバー部材が、前記装置を閉塞状態に維持し得るよう、前記ラッチに対応したスロットを備えていることを特徴とする装置。
  • 請求項1記載の装置において、
    前記第2レバー部材の前記当接表面が、金属とスチールとナイロンとからなるグループの中から選択された耐摩耗性材料から形成されていることを特徴とする装置。
  • 請求項7記載の装置において、
    前記当接表面が、複数の突出リッジを備えていることを特徴とする装置。
  • 請求項1記載の装置において、
    前記装置の長さが、63.5mm〜88.9mmとされていることを特徴とする装置。
  • 襟芯を穿孔するための方法であって、
    パンチ穴と、このパンチ穴に対して回転可能とされかつ協働可能とされたパンチ部材と、を具備してなる穿孔装置を準備し、この際、前記パンチ穴と前記パンチ部材とを、襟芯の幅および厚さを受領し得るものとし;
    前記パンチ穴上に、襟芯の一部を配置し;
    前記パンチ部材を駆動することによって、襟芯の一部を貫通させつつ前記パンチ穴内へと侵入させ、これにより、襟芯に貫通穴を形成する;
    ことを特徴とする方法。
  • 請求項10記載の方法において、
    襟芯が、尖っている部分と中央部分と端部とを備えたものである場合に、
    これら尖っている部分と中央部分と端部とのいずれかを、前記パンチ穴上に配置することを特徴とする方法。
  • 請求項10記載の方法において、
    前記パンチ部材の前記駆動を、手動で行うことを特徴とする方法。
  • 穿孔された少なくとも1つの襟芯を貯蔵するためのデバイスであって、
    閉ループを形成し得るよう互いに係合可能なものとされ、かつ、少なくとも一方の部材が回転可能とされることによって係合解除可能とされた、第1および第2アーチ形状部材と;
    前記第1および第2アーチ形状部材を回転可能に維持するとともに前記第1および第2アーチ形状部材を突出させているハウジングと;
    前記第1および第2アーチ形状部材の間に配置され、これら第1および第2アーチ形状部材を閉塞状態に向けて付勢するスプリングと;
    前記ハウジング内に配置されかつボディを備えた押しボタンであるとともに、前記ボディの一部が、前記第1および第2アーチ形状部材の間に配置され、これにより、前記押しボタンが押圧されたときには前記第1および第2アーチ形状部材のうちの少なくとも一方を開放状態に向けて付勢し得るものとされているような、押しボタンと;
    を具備していることを特徴とするデバイス。
  • 請求項13記載のデバイスにおいて、
    前記第1および第2アーチ形状部材が、前記ボタンが押圧されていない場合には、閉塞状態とされていることを特徴とするデバイス。
  • 請求項13記載のデバイスにおいて、
    前記ボタンの前記ボディが、楔形状をなす横断面形状を有していることを特徴とするデバイス。
  • 請求項15記載のデバイスにおいて、
    前記押しボタンが、露出表面を備え、
    前記ボタンの前記ボディの幅が、前記露出表面に近いほど大きいものとされていることを特徴とするデバイス。
  • 請求項13記載のデバイスにおいて、
    貫通穴を備えた襟芯を具備し、
    前記アーチ形状部材が、前記貫通穴を通して延在していることを特徴とするデバイス。
  • 襟芯を穿孔しさらに貯蔵するためのデバイスであって、
    襟芯の一端を受領し得るものとされたガイド通路を形成するボディと、このボディに付設されているとともに、前記ガイド通路内に受領された襟芯に穴の形成するためのパンチ部材と、を備えた第1部材と;
    それぞれが穴を有した複数の襟芯を保持するための長尺部材であるとともに、前記穴を通して前記長尺部材上に襟芯を保持し得るような横断面形状を有しているような、長尺部材と;
    を具備していることを特徴とするデバイス。
  • 襟芯を貯蔵するための方法であって、
    襟芯の一端を受領し得るものとされたガイド通路を形成するボディと、このボディに付設されているとともに、前記ガイド通路内に受領された襟芯に穴の形成するためのパンチ部材と、を備えた第1部材を準備し;
    前記ボディの内部に襟芯の一部を配置し;
    前記パンチ部材を駆動することによって、襟芯の一部を貫通させ、これにより、襟芯に貫通穴を形成し;
    開放可能なリング部材を準備し、この際、このリング部材を、閉ループを形成し得るよう互いに係合可能なものとされ、かつ、係合の解除も可能とされた、複数のアーム部材を具備してなるものとし;
    前記アーム部材の係合を解除することによって、これらアーム部材の間にギャップを形成し;
    前記アーム部材に対して、襟芯の前記貫通穴を挿入し;
    前記アーム部材どうしを係合させることによって、閉ループを形成し;
    前記閉ループ内に、前記貫通穴付きの襟芯を保持する;
    ことを特徴とする方法。
  • 襟芯を貯蔵するための方法であって、
    襟芯に貫通穴を形成し;
    開放可能なリング部材を準備し、この際、このリング部材を、閉ループを形成し得るよう互いに係合可能なものとされ、かつ、係合の解除も可能とされた、複数のアーム部材を具備してなるものとし;
    前記アーム部材の係合を解除することによって、これらアーム部材の間にギャップを形成し;
    前記アーム部材に対して、襟芯の前記貫通穴を挿入し;
    前記アーム部材どうしを係合させることによって、閉ループを形成し;
    前記閉ループ内に、前記貫通穴付きの襟芯を保持する;
    ことを特徴とする方法。
  • 说明书全文

    本発明は、襟芯を穿孔する襟芯穿孔装置に関するものであり、また、穿孔された襟芯を貯蔵し得るよう構成された襟芯貯蔵デバイスに関するものである。

    襟芯は、共通の衣服付属品であって、薄くかつ細いプラスチックあるいは金属から形成されており、シャツおよび/またはブラウスの襟の中の縫製スロット内に挿入される。 襟の中に配置された後には、襟芯は、襟に対して追加的な強度を付与し、襟の各所が曲がってしまうことを防止する。 これにより、襟芯によって、人は、こぎれいな外観と良好な身だしなみとを得ることができる。

    襟芯を使用することによってぱりっとした外観がもたらされるという美観的利点にもかかわらず、襟芯自体は、非使用時には、不規則さや混乱を引き起こす傾向がある。 襟芯の本来的性質(つまり、プラスチック製のまたは金属製の、薄くかつ細いストリップであること)のために、非使用時には、襟芯は、変な向きに曲がったり、破損したり、あるいは、不適切な配置となったり、する傾向がある。 また、襟芯は、例えば引出しやクローゼットスペースや化粧用品キットや財布やスーツケースやあるいはドレッサーといったような貯蔵領域内において、最も奥の方にまで移動する傾向を有している。 破損したあるいは散乱した様々な襟芯の中から使用可能な一対の襟芯を見つけて配置することは、特に旅行中であれば、日々の身支度に支障をきたすだけでなく、時間の浪費にもなり、さらに、無用のフラストレーションを生じさせてしまう。

    したがって、秩序だった配置でもって襟芯を維持することができて襟芯を迅速にかつアクセス可能に回収し得るような、襟芯貯蔵デバイスが要望されている。 また、コンパクトなものであって、旅行時に使用可能であるよう携行可能であるような襟芯貯蔵デバイスが要望されている。 なお、本出願人の知る限りにおいては、本出願に関連性を有する先行技術文献は存在しない。

    本発明においては、襟芯を穿孔するための装置と、穿孔された襟芯を貯蔵するためのデバイスとが、提供される。 襟芯穿孔装置は、パンチ穴と、このパンチ穴上に襟芯の一部を受領し得るガイド通路と、を備えたベース部材を具備している。 第1レバー部材が、ベース部材に対して回転可能に取り付けられており、この第1レバー部材は、内表面から突出するパンチ部材を備えている。 第2レバー部材が、ベース部材に対して回転可能に取り付けられており、この第2レバー部材は、内表面をなす当接表面を備えている。 この当接表面は、第2レバー部材がベース部材に向けて駆動されたときには、第1レバー部材の外表面を押圧する。 当接表面は、好ましくは、耐摩耗性材料から形成される。 そのため、第2レバー部材の下向き駆動により、パンチ部材がガイドプレートに向けて駆動され、パンチ部材がパンチ穴と係合して、ガイド通路内に襟芯が挿入されている場合には、襟芯を穿孔する。 パンチ部材は、生成した穿孔物を、ベース部材内のオリフィスから押し出し、これにより、穿孔物を装置から放出する。

    好ましくは、ハウジングが、ベース部材に対して固定され、第1レバー部材を収容する。 ハウジングは、第2レバー部材の回転移動を許容するための開口を備えている。 ハウジングは、ハウジング開口内へと第2レバー部材を収容するためのラッチを備えている。 第2レバー部材の頂壁パネルをハウジングの頂壁表面の一部上へと起立させる構成は、襟芯穿孔装置の閉塞状態をコンパクトなものとする。 ベース部材と第1レバー部材との間に配置された板ばねは、第1レバー部材の外表面を付勢して、第2レバー部材の内表面を押圧させる。 ラッチが解除されたときには、第1レバー部材が第2レバー部材を付勢し、第2レバー部材を、ハウジングの上方へと起立させる。 これにより、装置は、開放状態となる、すなわち、動作可能状態となる。 開放状態においては、上述したように、襟芯をガイド通路内へと容易に挿入することができ、穿孔を行うことができる。

    好ましくは、パンチ部材は、尖鋭なカット表面を備えており、この尖鋭なカット表面は、尖鋭な突出エッジを有している。 突出エッジは、第1レバー部材の回転取付部分の近くにおいて、パンチ部材の一部上に配置される。 このようにして突出エッジを位置決めすることにより、パンチ部材をパンチ穴に対して協働させる際に、付加的なトルクをもたらす。 突出エッジは、さらに、襟芯に初期的穴を形成することにより、穿孔を形成するのに必要なを低減させる。 カット表面の残部は、襟芯に対して徐々に係合し、貫通穴を形成する。 このことは、カット表面全体が襟芯に対して同時的に係合する場合に必要な穿孔力と比較して、穿孔を形成するのに必要な剪断力を低減させる。

    襟芯穿孔装置の2重レバー構成によってもたらされる組合せレバー長さは、第2レバー部材に対しての最小の力の印加によって、襟芯を穿孔するのに適切なトルクをもたらす。 襟芯をガイド通路内に挿入した後に、使用者は、単に親指と人指し指との間にベース部材および第2レバー部材を挟み付け、親指および人指し指を互いに閉じることによって、装置を閉塞することができる。 したがって、平均的な人の手によってもたらされた閉塞力は、典型的には、穿孔装置によって通常の襟芯を穿孔するには適切なもの以上となる。 したがって、襟芯穿孔装置は、プラスチック製や金属製といったような様々な素材からなる襟芯や様々な幅および厚さの襟芯を穿孔するのに適切である。 襟芯穿孔装置は、コンパクトなものであり、耐久性を有したものであり、また、家庭内においても旅行時においても適切なものである。

    本発明の他の見地においては、穿孔された襟芯を貯蔵するためのデバイスが提供される。 本発明による襟芯貯蔵デバイスは、第1および第2アーチ形状部材と、これら第1および第2アーチ形状部材を互いに回転可能に維持するためのハウジングと、を具備している。 ハウジング内には、第1および第2アーチ形状部材の間に、スプリングが配置され、これにより、第1および第2アーチ形状部材を閉塞状態に向けて付勢している。 さらに、ハウジング内には、押しボタンが配置される。 この押しボタンは、第1および第2アーチ形状部材の間に配置されたボディを備えている。 このボディは、ボタンが押された場合には、少なくとも一方のアーチ形状部材を開放状態に向けて付勢する、第1および第2アーチ形状部材は、ハウジングから自由に突出しており、閉ループを形成し得るよう互いに係合可能とされている。 なおかつ、その係合を解除することも可能とされている。 ハウジングの内方へとボタンを押し込むことにより、少なくとも一方のアーチ形状部材を回転させることができ、第1および第2アーチ形状部材の間にギャップを形成することができる。 アーチ形状部材は、貫通穴を有した襟芯を挿し通し得るような横断面形状を有している。 その後、襟芯は、アーチ形状部材を開放状態としたときには、一方のアーチ形状部材上に配置することができる、あるいは、一方のアーチ形状部材から取り外すことができる。 ボタンに対する押圧力を解除することにより、アーチ形状部材どうしを互いに係合させて、閉ループを形成することができる。 閉塞状態においては、襟芯貯蔵デバイスは、穿孔された襟芯を、整然とした配置で保持する。 襟芯貯蔵デバイスのサイズがコンパクトであることにより、襟芯を貯蔵するのに必要なスペースを最小化することができ、これにより、襟芯貯蔵デバイスを、ドレッサーの引出しや、クローゼットスペースや、スーツケースや、化粧用品キットや、衣装袋や、財布や、ポケット、内において使用することを適切なものとする。

    好ましくは、磁石が、貯蔵デバイスのハウジングの外表面に対して取り付けられる。 この場合には、貯蔵デバイスは、好ましくはスチールから形成されたような襟芯穿孔装置のベース部材の外表面に対して磁気的に取り付けることができる。 磁石は、襟芯穿孔装置と襟芯貯蔵デバイスとを一緒に保持することを可能とする。 このことは、襟芯を穿孔した直後に襟芯を貯蔵デバイス上に配置することができ、これにより、襟芯を損傷してしまったりまた襟芯を置き間違えてしまったりすることを防止し得るという点において、有利である。 本発明の他の見地においては、襟芯を穿孔して貯蔵するためのデバイスが提供される。 穿孔デバイスは、襟芯の一端部を受領し得るよう構成されたガイド通路を形成するボディを備えている。 ガイド通路は、パンチ穴を備えている。 ボディに対して付設されたおよび/またはボディに対して回転可能に付設されたパンチ部材は、襟芯をガイド通路内に挿入した状態でボディとパンチ部材とを互いに近接させることによって、襟芯に貫通穴を形成することができる。 穿孔デバイスは、単一レバー構成あるいは2重レバー構成を備えることができる。 穿孔貯蔵デバイスは、さらに、それぞれが貫通穴を有した複数の襟芯を保持し得るような長尺部材を具備している。 この長尺部材は、襟芯に形成された貫通穴を挿し通すことによって長尺部材上に襟芯を保持し得るような横断面形状を有している。 長尺部材は、好ましくは、選択的に解除可能なループあるいはリングとすることができる。 ループあるいはリングは、開閉することができ、貫通穴付き襟芯を、長尺部材に対して、追加したりあるいは取り外したりすることができる。 長尺部材は、好ましくは、互いに回転可能とされた第1および第2アームを備えており、これらアームは、互いに係合することによって閉ループを形成し、かつ、互いの係合を解除することによってこれらアーム間にギャップを形成する。

    本発明の他の見地においては、襟芯を穿孔する方法が提供される。 この方法においては、パンチ部材とこのパンチ部材に対して回転可能とされたパンチ穴とを具備した穿孔装置を準備する。 穿孔装置は、襟芯に適合したものとされ、パンチ部材およびパンチ穴は、互いに協働し得るものとされる。 この方法においては、パンチ穴上に襟芯の一部を配置し、パンチ部材を駆動して、襟芯の一部を貫通させつつパンチ穴内へと侵入させる。 これにより、襟芯に貫通穴を形成する。

    本発明の他の見地においては、襟芯を貯蔵するための方法が提供される。 この方法においては、パンチ部材とこのパンチ部材に対して回転可能とされたパンチ穴とを具備した穿孔装置を準備し、パンチ穴とパンチ部材とを、襟芯の幅および厚さに適合したものとする。 この方法においては、さらに、パンチ穴上に襟芯の一部を配置し、パンチ部材を駆動して、襟芯の一部を貫通させつつパンチ穴内へと侵入させる。 これにより、襟芯に貫通穴を形成する。 この方法においては、さらに、互いに回転可能とされかつ係合可能とされた第1および第2アーチ形状部材を準備する。 これらアーチ形状部材は、係合時には、閉ループを形成する。 この方法においては、ループを開放することによって、アーチ形状部材どうしの間にギャップを形成し、アーチ形状部材に対して襟芯の貫通穴を挿し通し、第1および第2アーチ形状部材を係合させて、閉ループ上に襟芯を保持する。

    本発明の他の見地においては、襟芯を貯蔵するための方法が提供される。 この方法においては、襟芯を穿孔し、閉ループを形成し得るよう互いに係合可能とされたアームを備えた開放可能なリング部材を準備する。 この方法においては、さらに、アームどうしの係合を解除することによって、アームどうしの間にギャップを形成し、アームに対して、襟芯の間を挿し通す。 さらに、アームどうしを係合させて閉ループを形成し、貫通穴付きの襟芯を、閉ループ内に保持する。

    本発明の他の見地においては、襟芯を貯蔵するための方法が提供される。 この方法においては、襟芯の一端を受領し得るものとされたガイド通路を形成するボディと、このボディに付設されているとともに、ガイド通路内に受領された襟芯に穴の形成するためのパンチ部材と、を備えた第1部材を準備する。 この方法においては、さらに、ボディの内部に襟芯の一部を配置し、パンチ部材を駆動することによって、襟芯の一部を貫通させ、これにより、襟芯に貫通穴を形成する。 さらに、開放可能なリング部材を準備し、この際、このリング部材を、閉ループを形成し得るよう互いに係合可能なものとされ、かつ、係合の解除も可能とされた、複数のアーム部材を具備してなるものとする。 この方法においては、さらに、アームの係合を解除することによって、これらアームの間にギャップを形成し、アームに対して、襟芯の貫通穴を挿入し、アームどうしを係合させることによって、閉ループを形成し、閉ループ内に、貫通穴付きの襟芯を保持する。

    [1. 襟芯穿孔装置]
    添付図面においては、同様の構造や部材に関しては、同じ符号が付されている。 特に図1および図2には、襟芯穿孔装置10が図示されている。 襟芯穿孔装置10は、第1レバー部材12と、第2レバー部材14と、ハウジング16と、ガイドスロット18と、を備えている。 ガイドスロット18は、装置10内へと襟芯38を挿入するためのものである。 ハウジング16は、さらに、解除可能なラッチ20を備えている。 矢印Aの方向にラッチ20を移動させることにより、装置10を開くことができる。 矢印Bの方向のラッチ20の移動させることにより、装置10を閉じることができる。 ハウジング16は、開口30を備えている。 この開口30により、第2レバー部材14は、ラッチ20が開放位置へと駆動されたときには、ハウジング16から起立することができる。 図1は、装置10の開放状態を示している。 この開放状態においては、第2レバー部材14は、起立しており、第2レバー部材14の内表面22を露出させている。 第2レバー部材14は、さらに、第1側壁24aと、第2側壁24bと、頂壁パネル26と、を有している。 詳細に後述するように、第1レバー部材12の一部が、内表面22の一部に対して接触しているあるいは係合している。 好ましくは、内表面22は、第1レバー部材12の外表面に対して接触する複数の突出リッジ28を有している。

    第1および第2レバー部材12,14は、ハウジング16内において、回転可能とされている、あるいは、他の態様で移動可能とされている。 ハウジング16は、第1レバー部材12の移動を制限している。 第2側壁24bは、ノッチ32を有している。 ノッチ32は、ラッチ20と協働することにより、図3および図5に示すような閉塞位置に装置10を維持することができる。 装置10が閉塞位置にある場合には、頂壁パネル26が、開口30を閉塞する。 頂壁パネル26は、さらに、延出部分34を有している。 延出部分34は、ラッチ20とノッチ32とが互いに協働することによって装置10を閉塞状態に維持している際には、ハウジング16の上面の一部上へと延在する。 延出部分34は、装置10の使用時における指の配置を補助し得るよう、指用凹所36を有することができる。

    装置10は、さらに、ベース部材40を備えている。 このベース部材は、図3〜図5にに示すように、放出オリフィス42と、パッド44と、を有している。 ベース部材40と第2レバー部材14との間の回転取付部分46が、図4に示されている。 パッド44は、好ましい接着剤を使用することによって、当業者に公知の態様でもって、ベース部材40の外表面に対して取り付けることができる。 好ましくは、パッド44は、ゴムや、ソフトなプラスチックや、同様の材料、から形成されており、これにより、装置10に対して、ソフトなかつ傷が付きにくい底面を付与することができる。

    装置10の内部構成部材は、図6の分解斜視図によって明瞭に示されている。 第1レバー部材12は、ヒンジ部分48を備えている。 このヒンジ部分48は、ベース部材40の第1ヒンジ部分50a,50bに適合している。 ヒンジピン52は、ヒンジ部分48を、第1ヒンジ部分50a,50bに対して固定する。 これにより、ベース部材40と第1レバー部材12との間の回転取付部分53が形成される。 同様に、第2レバー部材14は、ヒンジ部分54a,54bを有している。 これらヒンジ部分54a,54bは、ベース部材40の第2ヒンジ部分56に対して適合している。 ヒンジピン58が、ヒンジ部分54a,54bを、第2ヒンジ部分56に対して固定する。 これにより、ベース部材40と第2レバー部材14との間の回転取付部分46が形成される。 ガイドスロット18に対応するガイドプレート60が、ベース部材40上に配置されていて、ガイドスロット18に対して位置合わせされている。 これにより、ガイド通路61を形成している。 ガイドプレート60は、さらに、パンチ穴64を有した隆起表面62を備えている。 ガイドプレート60は、パンチ穴64が放出オリフィス42に対して位置合わせされるようにして、ベース部材40上に配置されている。 ハウジング16は、隆起表面62の周縁に対応するトラック66a,66bを有している。 トラック66a,66bは、ハウジング16がベース部材40に対して固定されたときには、ガイド通路61とガイドスロット18とを適切に位置合わせするとともに、ベース部材40上にガイドプレート60を固定する。 当業者であれば、ガイドスロット18の幅およびガイド通路60の幅を、様々な幅や様々な厚さを有した襟芯を受領し得るように構成し得ることは、理解されるであろう。

    板ばね68a,68bが、ガイドプレート60上における所定位置に、スプリングクランプ70によって、固定される。 第1レバー部材12は、この第1レバー部材12の内表面が板ばね68a,68bに対して当接しつつ、回転する。 ネジ72a,72bが、それぞれ対応するネジ穴74a,74b内へと挿入され、さらにハウジング16のそれぞれ対応するネジ座(図示せず)内に着座される。 これにより、ハウジング16に対してベース部材40を固定することができる。 好ましくは光沢のある金属から形成されたものといったような、装飾性のインレー76を、頂壁パネル26の外表面に対して、接着によって固定することができる。 パッド44は、ベース部材40の外表面に対して、接着によって固定することができる。 パッド44は、放出オリフィス42を妨害しないようにするための、開口45を有している。 ラッチ20は、突部78を有している。 この突部78は、ワッシャ80を超えて突出し、ハウジング16内のラッチ穴82内へと挿入される。 装置10が閉塞状態にあるときには、突部78は、ノッチ32に対して係合し、これにより、装置10を閉塞状態に維持する。 ラッチ20を矢印A(図1を参照)の方向に移動させることにより、突部78とノッチ32との係合が解除される。 板ばね68a,68bによって第1レバー部材12に対して及ぼされた力は、第1レバー部材12の外表面を付勢して内表面22を押し上げさせる。 これにより、第2レバー部材14が、ハウジング16上へと起立することとなる。

    第2レバー部材14の内表面22は、当接表面94を備えている。 当接表面94は、好ましくは、複数の突出リッジ28を備えている。 これらリッジ28は、当業者に公知であるような任意の耐摩耗性材料から形成することができる。 限定するものではないけれども、例えば、金属や、プラスチックから形成することができ、好ましくは、ガラスが添加されたナイロンから形成することができる。

    好ましくは、ベース部材40と、第1レバー部材12と、ガイドプレート60と、ヒンジピン52,58と、板ばね68a,68bと、スプリングクランプ70とは、硬質の、かつ、耐久性を有した、耐摩耗性材料から形成されている。 これら構成部材として適切な材料は、プラスチックや、あるいは、例えばスチールといったような金属、とすることができる。 板ばね68a,68bおよびスプリングクランプ70として好ましい材料は、冷間圧延されたスプリングスチールである。

    図7および図8においては、襟芯穿孔装置10の動作を明瞭に図示する目的で、ハウジング16の図示が省略されている。 第1レバー部材12は、内表面84および外表面86を有している。 パンチ部材88が、内表面84から突出している。 パンチ部材88は、パンチ穴64と協働し得るように、内表面84上に位置決めされている。 回転取付部分53の反対側には、第1レバー部材12の湾曲部分90が配置されている。 湾曲部分90の内向き湾曲は、外表面86と第2レバー部材14の当接表面94との間の滑らかな接触表面を提供する。

    装置10の使用者は、まず最初に、ハウジング16から第2レバー部材14を起立させて、装置10を開放状態とする。 その後、使用者は、襟芯38の端部を、ガイドスロット18内へと挿入し、ガイド通路61を通して襟芯38をスライドさせる。 これにより、襟芯の一部がパンチ穴64の下に位置するようにする。 その後、使用者は、図7において矢印Cによって示すように、指92によって、ベース部材40に向けて第2レバー部材14を移動させる。 この下方移動により、第2レバー部材14の当接表面94を、第1レバー部材12の湾曲部分90に対して接触させる。 湾曲部分90は、好ましくは、回転取付部分46の近傍において、当接表面94を押圧する。 これにより、装置10の2重レバー構成によりもたらされるトルクを増大させることができる。

    使用者の指92が第2レバー部材14を下向きに移動させた際には、使用者は、まず最初に、板ばね68a,68bからの抵抗力を感じる。 その後、下向き移動をさらに継続させると、使用者は、パンチ部材88がパンチ穴64内へと挿入されこれによりパンチ部材88のカットエッジ96が襟芯38に対して係合した時点で、より大きな抵抗力を感じる。 襟芯38は、当業者に公知であるような任意の材料から形成することができ、限定するものではないけれども、例えば、プラスチックや、紙や、厚紙や、スチールやステンレススチールや真鍮や金や銀やニッケルのような金属、から形成することができる。

    好ましくは、カットエッジ96は、襟芯38を最初に穿孔するための突部98を有している。 カットエッジ96および突部98は、硬質のかつ尖鋭化された表面であって、第1レバー部材12と同じ材料から形成することも、あるいは、異なる材料から形成することも、できる。 好ましくは、カットエッジ96および突部98は、冷間圧延されたスチールから形成される。 突部98は、好ましくは、パンチ部材88上において、回転取付部分53に対して最も近い位置に、配置されている。 これにより、装置10によるトルクをさらに増大させることができる。 使用者の指92に基づく下向き力を使用して、突部98は、使用者の指92からの最小の力でもって襟芯38に初期的孔を穿孔する。 使用者の指92が下向き力を印加し続けた際には、カットエッジ96の残部が、穿孔ポイントにおいて襟芯38と係合し、パンチ穴64の周縁に沿って穿孔を行う。 図8において矢印Dによって示すように、使用者の指92が、第2レバー部材14をさらに継続して下方へと駆動させたときには、パンチ部材88が、パンチ穴64の完全に奥まで侵入し、カットエッジ96の全体が、襟芯38を貫通する。 この時点で、パンチ部材88は、放出オリフィス42を通して、穿孔物100を放出する。 突部98による初期的な孔形成と、これに引き続いてのカットエッジ96による漸次的なカットとは、カットエッジと襟芯38とが同時に全体的に係合することを回避させ、これにより、襟芯38の完全な穿孔に必要な剪断力を低減させることに寄与する。 使用者の指92を第2レバー部材14から離間させたときには、板ばね68a,68bに基づく付勢力によって、第2レバー部材14を、ハウジング16から起立させることができる。 その後、使用者は、ガイド通路61から襟芯38を取り出すことができる。

    装置10の動作態様に関し、当業者であれば、ハウジング16がいくつかの安全機能をもたらしていることを、理解されるであろう。 ハウジング16は、使用者の指または衣類が第1および第2レバー部材の間に挟まれてしまったりあるいは各レバー部材の回転取付部分どうしの間に挟まれてしまったりすることを防止している。 加えて、ハウジング16によって、第1レバー部材12に対する回転移動の印加が、防止されている。 このことは、使用者を、カットエッジ96および突部98の尖鋭表面から、保護している。

    当業者には公知なように、パンチ部材88と、カットエッジ96と、パンチ穴64とは、襟芯38に対して任意の所望の形状の穿孔を行い得るように、構成することができる。 そのような形状としては、限定するものではないけれども、正方形や、三形や、円形や、楕円形、とすることができる。 ガイド通路61から取り出されたときには、襟芯38は、図9に示すように、クリーンカットされた穴102を有している。 好ましくは、穴102は、円形形状とされる。

    当業者であれば、襟芯38のどちらの端部であっても、装置10によって穿孔し得ることは、容易に理解されるであろう。 図9は、貫通穴102が、襟芯38の円形端部104のところに配置されているような一実施形態を示している。 しかしながら、装置10を使用することにより、襟芯38の任意の部分において容易に穿孔を行うことができる。 そのような部分は、襟芯38の中央部分106とすることも、また、尖った端部108とすることも、できる。 また、当業者であれば、装置10を使用することによって、襟芯38に対して複数の穴を形成し得ることは、理解されるであろう。 そのような場合には、ガイド通路61は、襟芯38をガイド通路61を通して挿入させ得るよう、挿入に対する制約をもたらさないものとして構成することができる。 これにより、襟芯38の少なくとも長手方向中間点までをパンチ穴64の下に位置させ得るものとすることができる。 これに代えて、ガイドスロット18およびガイド通路61は、ハウジング16の一端から襟芯38を挿入させることができかつハウジング16の他端から襟芯38を取り出し得るようにして、ハウジング16内に配置することができる。 そのような配置は、襟芯に対して複数の穿孔を迅速に行うことを、容易なものとする。

    装置10の2重レバー構成は、襟芯を穿孔するのに必要な力を大幅に低減させる。 装置10は、親指と人指し指との間に第2レバー部材14とベース部材40とを挟むことによってさらに親指と人指し指とを閉じることによって、容易に手動で操作することができる。 装置10を手動で使用することにより、0.0127mm(0.0005インチ)〜約1.27mm(約0.05インチ)という厚さを有した襟芯を快適に穿孔するのに十分な力をもたらすことができる。 装置10を使用してプラスチック製の襟芯を穿孔する場合に、最良の結果が得られる。 また、本発明を使用することにより、金属製の襟芯を穿孔することができる。

    本発明における2重レバー構成は、また、装置10のコンパクトさに寄与する。 装置10は、約63.5mm(約2.5インチ)〜約88.9mm(約3.5インチ)という長さと、約25.4mm(約1.0インチ)〜約50.8mm(約2.0インチ)という幅と、約25.4mm(約1.0インチ)〜約50.8mm(約2.0インチ)という高さと、を有している。 このことは、引出しやスーツケースや衣装袋等の中で装置10が最小のスペースしか必要としないという点で、有利である。 装置10のコンパクトさは、装置10が財布や旅行道具や化粧用品や身仕度キットやポケットさえの中へと容易に入ることにより、携帯性を促進させる。

    [2. 襟芯貯蔵デバイス]
    装置10を使用した襟芯の穿孔に加えて、図10〜図14に示すように、襟芯貯蔵デバイス200を使用することにより、穿孔された複数の襟芯を貯蔵することができる。 デバイス200は、第1および第2アーチ形状部材202a,202bと、ハウジング204と、カバー部材206と、押しボタン208と、を備えている。 第1および第2アーチ形状部材202a,202bのそれぞれ一部は、それぞれ対応する開口205a,205bを通して、ハウジング204内へと侵入している。 詳細に後述するように、ハウジング204は、第1および第2アーチ形状部材202a,202bを互いに回転可能な状態に維持する。

    図10は、閉塞状態とされたデバイス200を示している。 この閉塞状態においては、第1および第2アーチ形状部材202a,202bは、閉ループを形成するようにして、互いに係合している。 デバイス200は、第1および第2アーチ形状部材202a,202bの各直径が各襟芯内の穿孔の直径よりも小さいことにより、穿孔された襟芯210a,210b,210c,210dの貯蔵に特に適している。 各襟芯210a,210b,210c,210dは、対応する貫通穴212a,212b,212c,212dを有している。 これら貫通穴を通して、第1および第2アーチ形状部材202a,202b内へと、容易に挿入することができる。 したがって、デバイス200は、順序づけられた態様でかつ整然とした態様でかつ容易に使用可能な態様で、複数の襟芯210a〜210dを維持する。

    使用者が、押しボタン208を押すことにより、第1アーチ形状部材202aと第2アーチ形状部材202bとの係合を解除することができる。 これにより、図11に示すように、第1アーチ形状部材202aと第2アーチ形状部材202bとの間に、ギャップが形成される。 この開放状態においては、襟芯内に形成された貫通穴を通して一方のアーチ形状部材内へと挿入することにより、穿孔された襟芯を、貯蔵デバイス200上に配置することができる。 図11は、第2アーチ形状部材202bに対して、襟芯210aの貫通穴212aが挿入されている様子を示している。 好ましくは、アーチ形状部材202a,202bによって形成されたギャップは、いささか小さなものであって、約0.508mm〜約2.54mm(約0.02インチ〜約0.10インチ)である。 これにより、襟芯を追加したりあるいは取り出したりする際に、アーチ形状部材上に既に保持されている襟芯が、デバイス200から不注意にスリップしてしまったり落ちてしまったりすることを、低減することができる。 貫通穴210aを通しての第2アーチ形状部材202b内への挿入後に、使用者は、ボタン208に対する押圧力を解除する。 これにより、図10に示すように、アーチ形状部材202a,202bを互いに係合させて、閉ループを形成することができる。 デバイス200からの襟芯の取外しは、同様である。 すなわち、ボタン208を押すことによって、アーチ形状部材202a,202bの係合を解除し、襟芯をギャップを通してどちらかのアーチ形状部材から抜き出す。 デバイス200は、第1および第2アーチ形状部材202a,202bによって形成された閉ループにより、30個前後の穿孔済み襟芯を貯蔵することができる。

    当業者であれば、第1および第2アーチ形状部材202a,202bの係合によって形成される選択的に解除可能な閉ループあるいはリングを、様々な形状のものとし得ることは、理解されるであろう。 アーチ形状部材どうしが係合することにより、図10、図11および図15に示すように、実質的に円形のループを形成することができる。 これに代えて、アーチ形状部材の形状を変更することによって、閉ループの形状を、当業者に公知であるような任意の所望の形状とすることができる。 限定するものではないけれども、このような形状は、正方形や、長方形や、三角形や、多角形や、楕円形、とすることができる。

    図14に示すように、デバイス200は、さらに、スプリング214と、ピン216a,216bと、磁石218と、を備えている。 第1および第2アーチ形状部材202a,202bは、第1および第2エルボー220a,220bと、第1および第2アームセグメント221a,221bと、第1および第2フラット部分222a,222bと、第1および第2穴224a,224bと、を備えている。 ピン216a,216bは、それぞれ対応するピン座226a,226b内に配置される。 アーチ形状部材202a,202bは、それぞれの穴224a,224bを介して、着座したピン216a,216bの露出部分上に取り付けられる。 これは、各アーチ形状部材に対して、回転性能を付与する。 第1および第2フラット部分222a,222bと、第1および第2アームセグメント222a,222bと、第1および第2エルボー220a,220bとは、ハウジング204内に配置される。 第1および第2アーチ形状部材202a,202bの残部は、それぞれ対応する開口205a,205bから延出され、ハウジング204から自由に突出して、閉ループを形成する。 スプリング214の両端部は、それぞれ対応するエルボー部分220a,220bに対して取り付けられ、これにより、第1および第2アーチ形状部材を互いに閉塞状態へと付勢する。

    ボタン208は、図14に示すように、外表面228と、ボタンボディ230と、を備えている。 ボタンボディ230は、外表面228からハウジング204の内部へと延在しており、ボタンボディ230の一部は、第1および第2アームセグメント221a,221bの間に位置している。 ボタンボディ230の周縁部分には、ボタンボディ230に対して一体的とされたリップ232が配置されており、このリップ232は、外向きに突出している。 リップ232は、デバイス200が閉塞状態にある場合には、カバー部材206に対して当接する。 リップ232は、図12および図13に示すように、ボタン208をハウジング204内に維持する。 カバー部材206は、ボタンの外表面228の形状に対応した開口234を有している。 カバー部材206は、ハウジング204の頂壁に対して取り付けられている。 これにより、デバイス200を閉じているとともに、上述したように、ボタン208と、スプリング214と、ピン216a,216bと、アーチ形状部材の一部と、を維持している。 カバー部材206は、当業者には公知の態様でもって、ハウジング204に対して固定されている。 限定するものではないけれども、リップおよびグルーブを利用した取付や、スナップ方式の取付や、接着剤を利用した取付、を行うことができる。

    ハウジング204は、さらに、ボタン支持体234a,234b,234c,234dを備えている。 これらボタン支持体234a〜234dは、ボタン208に対して内向き圧力が印加されたときには、ボタン208の内向き移動を案内し、デバイス200を開放状態とする。 スプリング214は、ボタン支持体234c,234dの間に配置されており、上述したように、第1および第2エルボー部分220a,220bに対して取り付けられている。 ボタンボディ230の横断面形状は、楔形状またはテーパー形状とされている。 これにより、外表面228の近くにおけるボタンボディ230の幅は、図13に示すように、ボタン側面におけるボタンボディ230の幅よりも、大きなものとされている。 ボタン208がハウジング204内に向けて押圧されたときには、ボタンボディ230の両外側面は、第1および第2アーム221a,221bを押圧する。 ボタン208の内方移動は、ボタンボディ230の徐々に広くなる横断面を、第1および第2アームセグメント221a,221bに対して押し付ける。 これにより、アームセグメントどうしの間の距離が、徐々に増大することとなる。 これにより、少なくとも一方のアーチ形状部材を、ピン216aあるいは216b回りに回転させ、これにより、アーチ形状部材202a,202bの係合を解除させて、これらアーチ形状部材どうしの間にギャップを形成する。

    ハウジング204と、カバー部材206と、ボタン208とは、任意の耐久性材料から形成することができる。 限定するものではないけれども、プラスチックや、ゴムや、金属、から形成することができる。 同様に、ピン216a,216bと、スプリング214と、第1および第2アーチ形状部材202a,202bとは、プラスチックまたは金属といったような耐久性材料から形成され、金属から形成されることが好ましい。

    磁石218は、当業者に公知の態様でもって、例えば接着剤を使用することによって、デバイス200の下面に対して取り付けられている。 これにより、デバイス200を、図15に示すように、襟芯穿孔装置10のベース部材40に対して、磁気的に取り付けることができる。 好ましくは、パッドの開口45の形状は、ハウジング204の外形形状に適合したものとされる。 これにより、磁石218を、ベース部材40の外表面に対して直接的に取り付けることができる。 これは、襟芯穿孔装置10と襟芯貯蔵デバイス200とを互いに一緒に格納し得るという点において、有利である。 したがって、装置10によって襟芯を穿孔した後に、その襟芯が曲がってしまったり破損してしまったり見失ってしまったりする前に、貯蔵デバイス200上に即座に配置することができる。

    デバイス200は、襟芯穿孔装置10と協働して使用することができる。 あるいは、デバイス200は、個別的に使用することができる。 襟芯穿孔装置10の場合と同様に、襟芯貯蔵デバイス200の利点は、コンパクトさと、耐久性と、携帯性と、操作の容易さと、である。 デバイス200は、約38.1mm(約1.5インチ)〜約63.5mm(約2.5インチ)という長さと、約12.7mm(約0.5インチ)〜約38.1mm(約1.5インチ)という幅と、を有している。 デバイス200の高さは、約7.62mm(約0.3インチ)〜約25.4mm(約1.0インチ)である。 このような寸法であることにより、デバイス200は、手軽な衣類アクセサリーであって、ドレッサーの引出しや、スーツケースや、衣装袋や、自動車のグローブボックスや、化粧用品キットや、財布や、ポケットさえ、の中に容易に収容可能なものである。 デバイス200は、装置10に付設されるものであっても、あるいは、単独で使用されるものであっても、良い。 また、操作が容易であることにより、デバイス200を使用することによって、キーや紙クリップや輪ゴムやヘアバンド等といったようなリング状対象物を貯蔵することもできる。

    本発明の他の見地においては、デバイス200は、係合取付システムと一緒に使用することができる。 この実施形態においては、取付部材が、デバイス200の背面(つまり、ハウジング204の外表面のうちの、ボタン側に位置する外表面228とは反対側に位置した外表面)に固定される。 係合取付部材が、デバイス200の取付部材に対して、着脱可能に取付可能なものとして、提供される。 その後、係合取付部材を、デバイス200によって維持されている襟芯に対して容易にアクセスし得るような任意の所望の表面または構造に対して、固定することができる。 例えば、係合取付部材は、シャツおよび/またはブラウスが貯蔵されるクローゼットエリアに隣接しているようなクローゼット壁に対して、固定することができる。 これにより、デバイス200を係合取付部材に対して取り付けることにより、使用者は、着用しようとしたシャツまたはブラウスに適した襟芯を、デバイス200から簡便に取り出すことができる。 係合取付部材は、デバイス200に取って適切な取付プラットホームを提供し得るような任意の表面あるいは構造に対して、固定することができる。 そのような表面あるいは構造は、ドレッサーやスーツケースや衣装袋や化粧用品キットの内壁や、あるいは、バスルームの壁とさえ、することができる。 したがって、デバイス200は、ある係合取付部材(つまり、クローゼット壁に対して固定された係合取付部材)から、他の係合取付部材(つまり、衣装袋の内壁に対して固定された係合取付部材)へと、付け替えることができる。 これにより、デバイス200は、家庭内においてもまた旅行先においても役立つような汎用性を有することができる。 係合取付システムは、当業者に公知であるような任意の着脱可能な取付システムとすることができる。 例えば、限定するものではないけれども、取付部材と係合取付部材との組合せは、磁石と鉄含有金属または鉄含有合金との組合せや、フックとループとの組合せや、リップとグルーブとの組合せや、スナップとクリップとの組合せ、とすることができる。 取付部材は、当業者に公知の態様でもってデバイス200に対して固定することができ、好ましくは、接着剤を使用して固定される。 同様に、係合取付部材は、当業者に公知の態様でもって任意の適切な構造または表面に対して固定することができ、好ましくは、接着剤を使用して固定される。

    ある種の好ましい実施形態に関して本発明について説明したけれども、当業者であれば、本発明においては様々な変更や修正や変形が可能であること、および、そのような様々な変更や修正や変形が、特許請求の範囲に包含されることが意図されていることは、理解されるであろう。

    本発明による襟芯穿孔装置を示す前方から見た斜視図であって、開放状態で示されているとともに、襟芯が延出されている。

    襟芯穿孔装置を示す平面図である。

    襟芯穿孔装置を示す正面図である。

    襟芯穿孔装置を示す底面図である。

    襟芯穿孔装置を示す側面図である。

    襟芯穿孔装置を示す分解斜視図である。

    襟芯穿孔装置を、図1における7−7線に沿って示す矢視断面図であって、襟芯が内部に挿入されているとともに、ハウジングの図示が省略されている。

    襟芯穿孔装置を、図1における7−7線に沿って示す矢視断面図であって、襟芯が内部に挿入されているとともに、ハウジングの図示が省略されている。

    本発明に基づいて穿孔された襟芯を示す平面図である。

    本発明の代替可能な実施形態による襟芯貯蔵デバイスを、閉塞状態でもって、前方から見た斜視図である。

    襟芯貯蔵デバイスを、開放状態でもって、前方から見た斜視図である。

    図10における12−12線に沿って示す矢視断面図である。

    図10における13−13線に沿って示す矢視断面図である。

    襟芯貯蔵デバイスを、背面側から見た分解斜視図である。

    本発明のさらなる見地に基づき、襟芯穿孔装置と、このデバイスの底面に対して取り付けられた襟芯貯蔵デバイスと、を示す斜視図である。

    符号の説明

    10 襟芯穿孔装置 12 第1レバー部材 14 第2レバー部材 16 ハウジング 18 ガイドスロット 20 ラッチ 28 突出リッジ 32 ノッチ 38 襟芯 40 ベース部材 46 回転取付部材 53 回転取付部分 61 ガイド通路 68a 板ばね 68b 板ばね 94 当接表面200 襟芯貯蔵デバイス202a 第1アーチ形状部材202b 第2アーチ形状部材204 ハウジング206 カバー部材208 押しボタン210a 襟芯210b 襟芯210c 襟芯210d 襟芯212a 貫通穴212b 貫通穴212c 貫通穴212d 貫通穴214 スプリング228 外表面(露出面)
    230 ボタンボディ(ボディ)

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