Disposable undergarment

申请号 JP3360893 申请日 1993-06-22 公开(公告)号 JPH0743075U 公开(公告)日 1995-08-18
申请人 ユニ・チャーム株式会社; 发明人 美和子 加地; 芳夫 小野; 正満 山本; 義久 藤岡;
摘要 (57)【要約】 【目的】 アンダーガーメントの脚開口部の外周縁が反り返ったり肌から離反して 排泄物 が漏れるのを防ぐ。 【構成】縦横方向への伸縮弾性を有する繊維不織布を生地1とし、胴開口部6及び脚開口部7を形成した使い捨てアンダーガーメントであって、脚開口部7の周縁部に沿ってその外周縁を残すことなくゴム弾性を有する弾性材を塗布して帯状弾性領域9を設けたもの。
权利要求 【実用新案登録請求の範囲】
  • 【請求項1】少なくとも縦横方向への伸縮弾性を有する繊維不織布の生地から構成するとともに、胴開口部及び一対の脚開口部を形成した使い捨てアンダーガーメントにおいて、前記脚開口部の周縁部に沿って、しかもその外周縁を実質的に残すことなく、硬化状態でゴム弾性を有する弾性材を塗布して帯状弾性領域を設け、前記帯状弾性領域における前記脚開口部の伸長応力をアンダーガーメントにおける他の部位における伸長応力よりも高くしてあることを特徴とする前記アンダーガーメント。
  • 说明书全文

    【考案の詳細な説明】

    【0001】

    【産業上の利用分野】

    この考案は、失禁用おむつ、幼児用おむつ、幼児用トレニングパンツ、生理用 パンツなどの、前後身頃の胴囲りの両側縁部を連結したパンツタイプの使い捨て アンダーガーメントに関する。

    【0002】

    【従来の技術、考案が解決しようとする課題】

    従来、一般に、この種のアンダーガーメントにおいては、非伸縮弾性不織布を その構成生地としているものが多く、脚開口部を着用者の脚囲りに密着させてそ こからの排泄物の漏れを防止するための手段として、一般に、任意本数の糸状又 はテープ状の弾性部材を所定倍率で伸長し、ホットメルトタイプの接着剤を介し て、脚囲り開口部の周縁部に沿って取り付けてある。

    【0003】 しかしながら、前記弾性部材は、アンダーガーメントを高速生産する機械によ っては、脚開口部の外側縁には取り付けることができないので、その外側縁から 内側へ離間した部位に取り付けてある。 従って、その取り付けてある弾性部材か ら脚開口部の外側縁との間には弾性部材が存在しない領域が生じているので、そ の領域の分だけアンダーガーメントの材料の損失となるうえ、着用中に、その領 域が外側へ反り返ったり、着用者の肌から離反したりすることで、着用体裁を悪 くするばかりでなく、その領域と肌との間から排泄物、特に小が漏れるという 問題がある。 また、弾性部材のほかに、それを脚開口部に取り付けるための接着 剤を脚開口部又は弾性部材に塗布しなければならず、それだけ手数、材料費を必 要とするといった問題もある。

    【0004】 この考案の課題は、弾性部材にかえて硬化状態でゴム弾性を有する弾性材を塗 布して帯状弾性領域を設けることで、前記問題を除去することにある。

    【0005】

    【課題を解決するための手段】 この考案は、少なくとも縦横方向への伸縮弾性を有する繊維不織布の生地から 構成するとともに、胴開口部及び一対の脚開口部を形成した使い捨てアンダーガ ーメントを前提とする。

    【0006】 この考案は、前記前提の構成において、前記脚開口部の周縁部に沿って、しか もその外周縁を実質的に残すことなく、硬化状態でゴム弾性を有する弾性材を塗 布して帯状弾性領域を設け、前記帯状弾性領域における前記脚開口部の伸長応 をアンダーガーメントにおける他の部位における伸長応力よりも高くしてあるこ とを特徴とする。

    【0007】

    【作用】

    脚開口部の外側縁が着用者の脚囲りに沿って密着し、着用中に、その外側縁部 が外側へ反り返ったり、肌から離反したりすることがない。

    【0008】

    【実施例】

    図1〜図3において、この考案に係る第1の実施例を示してある。 アンダーガ ーメントは、その生地1としての縦横方向への弾性伸縮性(好ましくは、縦方向 よりも横方向へ強い弾性伸縮性)を有する繊維不織布から裁断し、前後身頃2, 3の各側縁4,5をそれぞれドット状に接合することで、胴開口部6と、一対の 脚開口部7とを形成してある。

    【0009】 前後身頃2,3の生地としては、例えば、熱捲縮性合成繊維のウエブの繊維を 高速流体で交絡処理し、又は該ウエブの繊維をドット状に加圧加熱して融着ボン ディングしたものを好適に使用することができる。

    【0010】 胴開口部6の内周面には、その周り方向へ伸縮するテープ状の弾性部材8を取 り付けてある。 弾性部材8として、前後身頃2,3の生地1の色とは異なる色を 有するものを使用すると、これが該生地から透視され、意匠効果が得られる。

    【0011】 脚開口部7の内周面には、その外周縁を残すことなく、硬化状態でゴム弾性を 有するホットメルトタイプの合成樹脂を帯状に塗布することで、伸長応力50〜 130gの帯状弾性領域9を設けてある。 これにより、帯状弾性領域9における 脚開口部7の部分が他の生地よりも伸長応力を高くしてある。 もとより、その伸 長応力の測定値は、同一寸法に生地1の当該部分を切り取って比較することで得 ることができる。

    【0012】 前記樹脂にかえて、硬化状態でそのまま又は加熱処理でゴム弾性を示す液状又 はゲル状の弾性材であるゴム・エラストマーも使用することができる。

    【0013】 脚開口部7の外周縁を残すことなく、液状弾性材を塗布するには、脚開口部7 を形成するための生地1の当該部分を切除する前に、帯状弾性領域9が比較的広 い範囲で設けられるように樹脂を塗布し、その切除線がその塗布領域内に位置す るようにすればよい。

    【0014】 帯状弾性領域9は、脚開口部7の内周面に設けることで、着用者の肌に不快感 を与えるおそれがある場合には、少なくともその部分に伸縮性繊維不織布を被着 し、又は脚開口部7の外周面に設ければよい。

    【0015】 帯状弾性領域9を設けるための前記樹脂などの弾性材として、前後身頃2,3 の生地の色とは異なる色を有するものを使用すると、これが脚開口部7の縁取り 模様を呈し、前記同様に意匠効果が得られる。

    【0016】 図4〜図6において、この考案に係る第2の実施例を示してある。 このアンダ ーガーメントは、生地1の内面に吸収パッド10を重ね合わせてある。 吸収パッ ド10は、その形状が生地1の輪郭形状とほぼ同じで、かつ、その大きさが生地 1よりも小さく形成してある。 吸収パッド10は、繊維不織布からなる透液性表 裏面シート11,12の間にこれらよりも輪郭形状が小さい吸液性コア13を介 在させるとともに、コア13の外周縁から外側へ延びる両シート部分を接着剤又 は溶着手段で互いに接合してW 1の幅を有するサイドフラップ14を形成してあ る。 裏面シート12は、必要に応じて、防水処理した繊維不織布やプラスチック フィルムなどの不透液性シートを使用してもよい。

    【0017】 コア13は、その外周縁部の近傍からその外周縁へ次第に薄くなるように形成 してあり、このように形成することにより、生地1と吸収パッド10の外側縁部 との間に急激な段差が生ぜず、脚開口部7の近傍領域が着用者の脚囲りにフィッ トするようにしてある。 このように形成するには、コア材料の配分などによりな すことができる。 吸収パッド10は、生地1に接着剤又は溶着手段(図示せず) で間欠的(好ましくはドット状)に接合し、これにより、生地1の伸縮性をあま り阻害しないようにしてある。 サイドフラップ14の内側縁から生地1の外側縁 までの距離(幅)W 2は、吸収パッド10の剛性にもよるが、10mm以上であ ることが、帯状弾性領域9の収縮力を阻害しないようにするうえで好ましい。 ま た、同様な理由や生地1の外側における伸縮範囲を広くするため、吸収パッド1 0の生地1に対する前記接合の領域の最外側縁15がサイドフラップ14の内側 縁よりも内側に位置し、最外側縁15から生地1の外側縁までの距離W 3は、1 5mm以上であることが好ましい。

    【0018】

    【考案の効果】

    この考案に係るアンダーガーメントは、以上の構成を有するから、脚開口部の 外側縁が着用者の脚囲りに沿って密着し、着用中に、その外側縁部が外側へ反り 返ったり、肌から離反することがなく、そうしたことによる問題、即ち、着用体 裁の悪さや排泄物の漏れなどの、既述した従来のアンダーガーメントの欠点を悉 くなくすことができる。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】この考案に係る第1の実施例を示すアンダーガーメントの正面図。

    【図2】図1のX−X線に沿う拡大断面図。

    【図3】図1のY−Y線に沿う拡大断面図。

    【図4】この考案に係る第2の実施例を示すアンダーガーメントの正面図。

    【図5】図3に示すアンダーガーメントであって一部を切除した展開内面図。

    【図6】図5のZ−Z線に沿う拡大断面図。

    【符号の説明】

    1 生地 6 胴開口部 7 脚開口部 9 帯状弾性領域

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