Smoking article having a controlled flavor release

申请号 JP2010510914 申请日 2008-06-06 公开(公告)号 JP2010528650A 公开(公告)日 2010-08-26
申请人 フィリップ・モーリス・プロダクツ・ソシエテ・アノニム; 发明人 ジェフ アレン; ジョルジオス ディー カールズ; リチャード ジュープ; シューゾン ズアン; ホセ ネポムセノ;
摘要 香味 放出を制御した製品16を有する喫煙物品10を提供する。 香味放出を制御した製品は、第1の徐放性香味料24及び第2の徐放性香味料26を含む。 香味放出を制御した製品は、喫煙物品の下流端14に適用されたフィルム又はリップクリーム型製剤である。
【選択図】図1
权利要求
  • 香味放出を制御した喫煙物品であって、
    タバコロッドと、
    下流端と、
    初回に送出され、かつ第1の機構によってトリガされる第1の徐放性香味料、及び 2回目に送出され、かつ第2の機構によってトリガされる第2の徐放性香味料、
    を含む香味放出を制御した製品と、
    を含み、
    前記香味放出を制御した製品は、喫煙物品の前記下流端と接触する、
    ことを特徴とする喫煙物品。
  • 前記第1の徐放性香味料及び前記第2の徐放性香味料は、水分の追加、pHの変化、温度上昇、及びこれらの組合せから成る群から選択された第1の機構及び第2の機構によって放出されることを特徴とする請求項1に記載の香味放出を制御した喫煙物品。
  • 前記第1の徐放性香味料及び前記第2の徐放性香味料は、少なくとも1つのマイクロカプセル内に組み込まれることを特徴とする請求項1に記載の香味放出を制御した喫煙物品。
  • 前記香味放出を制御した製品は、フィルムであることを特徴とする請求項1に記載の香味放出を制御した喫煙物品。
  • 前記フィルムは、溶解可能、分解可能、又はその両方であることを特徴とする請求項4に記載の香味放出を制御した喫煙物品。
  • 前記香味放出を制御した製品は、リップクリーム型製剤であることを特徴とする請求項1に記載の香味放出を制御した喫煙物品。
  • 前記香味放出を制御した製品は、喫煙物品の前記下流端の外側表面に付加されることを特徴とする請求項1に記載の香味放出を制御した喫煙物品。
  • 前記第1の徐放性香味料及び前記第2の徐放性香味料は、メントール、ミント、チョコレート、甘草、果実香味、タンジェリン、シトラス、チェリー、ガンマオクタラクトン、バニラ、エチルバニリン、気分転換香味、スパイス香味、シナモン、サリチル酸メチル、リナロール、ベルガモット油、ゼラニウム油、レモン油、ジンジャー油、タバコ香味、スムージング又は清涼活性化合物、苦味剤、及びこれらの組合せから成る群から選択されることを特徴とする請求項1に記載の香味放出を制御した喫煙物品。
  • 前記第1の徐放性香味料及び前記第2の徐放性香味料の各々は、同じ香味料を含むことを特徴とする請求項1に記載の香味放出を制御した喫煙物品。
  • 前記第1の徐放性香味料及び前記第2の徐放性香味料の各々は、異なる香味料を含むことを特徴とする請求項1に記載の香味放出を制御した喫煙物品。
  • 前記第1の徐放性香味料及び前記第2の徐放性香味料は、chemesthesis剤を含むことを特徴とする請求項1に記載の香味放出を制御した喫煙物品。
  • 香味放出を制御した喫煙物品を作る方法であって、
    香味放出を制御した製品に喫煙物品の下流端を接触させる段階、
    を含み、
    前記香味放出を制御した製品は、第1の徐放性香味料及び第2の徐放性香味料を含有する、
    ことを特徴とする方法。
  • 前記第1の徐放性香味料は、前記第2の徐放性香味料とは異なる1つ又は複数の香味料を含むことを特徴とする請求項12に記載の方法。
  • 说明书全文

    関連出願への相互参照
    本出願は、本明細書においてその全内容が引用により組み込まれている2007年6月8日出願の米国特許仮出願第60/929、010号から優先権を請求する。

    香味料は、多くの場合に、喫煙物品を含むタバコ製品、又は無煙の噛みタバコ製品に追加され、望ましい官能感覚を達成する。 典型的には、香味は、タバコ材料又はフィルタ成分に追加される。

    米国特許仮出願第60/929、010号

    本明細書に説明される場合、喫煙物品は、長期及び様々な官能感覚を提供する制御された香味放出製品を含む。
    提供するのは、少なくとも1つの第1の徐放性香味料及び第2の徐放性香味料を含む制御香味放出製品である。 付加的な徐放性香味料も含めることができる。
    好ましくは、第1の徐放性香味料及び第2の徐放性香味料は、異なる香味料を含有するが、これらは、同じ香味料を含有することもできる。 実施形態では、第1の徐放性香味料及び第2の徐放性香味料は、同じ香味料を含有する。 同じく好ましくは、第1の徐放性香味料及び第2の徐放性香味料は、喫煙中に異なる時間に放出され、連続的な楽しみ及び様々な香味を提供する。 同じく好ましくは、第2の徐放性香味料の持続放出は、第1の徐放性香味料の放出と重なり合う。

    好ましい実施形態では、第1の徐放性香味料及び第2の徐放性香味料は、制御放出マイクロカプセルに組み込まれる。 マイクロカプセルは、制御香味放出製品を作り出す形式で埋め込むことができる。 各マイクロカプセルは、第1の徐放性香味料、第2の徐放性香味料、又は両方を含有することができる。
    別の実施形態では、マイクロカプセルは、喫煙物品に用いることができる制御香味放出製品を形成する。 好ましくは、制御香味放出製品は、少なくとも第1の徐放性香味料及び第2の徐放性香味料を含む。

    香味料の制御放出に適切なマイクロカプセルは、米国ニュージャージー州デイトン所在の「Salvona LLC」によって開発されたものである(例えば、MultiSal(登録商標)及びNanoSal(登録商標))。
    MultiSal(登録商標)は、ナノ粒子に封入された高濃度の機能性原料を有する自由流動粉体マトリックスである。 NanoSal(登録商標)は、固体の疎性ナノ粒子に封入された液体製剤である。 各マイクロカプセルは、時間と共に制御された送出に対して異なる油性の香味を組み込むことができる。 マイクロカプセルは、香味料が口腔内の粘液に結合して香味の楽しみを長引かせるように、生体接着性の強化をもたらす。 マイクロカプセルはまた、口の特定区域をターゲットにするように設計することもできる。

    好ましい実施形態では、制御香味放出製品は、制御拡散機構を有する。 第1の徐放性香味料及び第2の徐放性香味料は、同じか又は異なる時間に同じか又は異なる機構によって放出することができる。 付加的徐放性香味料を用いることができ、異なる時間に異なる方法によってトリガすることができる。
    一実施形態では、第1の徐放性香味料及び第2の徐放性香味料は、唇又は口からの水分への露出により放出される。 別の実施形態では、喫煙物品を着火することから又はユーザの口からの熱が、第1の徐放性香味料及び第2の徐放性香味料の放出を引き起こすことができる。 更に別の実施形態では、第1の徐放性香味料及び第2の徐放性香味料は、pHの変化によって放出される。 pHの変化は、制御香味放出製品が人の口のような環境内に置かれた時に起こる場合がある。 代替的に、pHを変化させて別のマイクロカプセルの放出を引き起こす物質をマイクロカプセルに追加することができる。

    好ましくは、第1の徐放性香味料及び第2の徐放性香味料は、制御香味放出製品を作り出す形式で組み込まれる。 好ましい実施形態では、制御香味放出製品は、リップクリーム型製剤の形態である。 リップクリーム型製剤は、第1の徐放性香味料及び第2の徐放性香味料が組み込まれたワックスで作ることができる。 別の実施形態では、制御香味放出製品は、第1の徐放性香味料及び第2の徐放性香味料が組み込まれたフィルムの形態である。 フィルムは、当業技術で公知の従来の手段によって形成することができ、溶解可能及び/又は分解可能にすることができる。 好ましくは、フィルムは、喫煙物品の下流端に接着される。

    実施形態では、第1の徐放性香味料は、ユーザが喫煙体験中に少なくとも2つの香味が提供されるように、第2の徐放性香味料とは異なる香味料を含むことができる。 また、第1の徐放性香味料及び第2の徐放性香味料は、別々の時間に放出されるので、官能感覚は長引き、それによってユーザにより長期間にわたってより多くの香味を提供する。
    制御香味放出製品の使用に適切な香味料は、以下に限定されるものではないが、ペパーミント及びスペアミントのようなミント、バニリン、チョコレート、甘草、シトラス、及び他の果実香味、シナモンのようなスパイス香味、サリチル酸メチル、リナロール、ベルガモット油、ゼラニウム油、レモン油、ジンジャー油、タバコ香味、及びタバコ製品に香味及び芳香を与えるのに通常用いる他の薬剤を含む。

    他の適切な香味及び芳香は、酸、アルコール、エステル、アルデヒド、ケトン、ピラジン、及びこれらの組合せ又は配合物などから成る群から選択された香味化合物を含むことができる。 適切な香味化合物は、例えば、フェニル酢酸、ソラノン、メガスチグマトリエノン、2−ヘプタノン、ベンジルアルコール、シス−3−ヘキシルアセテート、吉草酸、吉草酸アルデヒド、エステル、テルペン、セスキテルペン、ヌートカトン、マルトール、及びこれらの組合せなどから成る群から選択することができる。 第1及び第2の香味料は、冷却剤を含有することができる。

    chemesthesis剤のような添加剤も、制御香味放出製品に含めることができる。 適切なchemesthesis剤は、以下に限定されるものではないが、カプサイシン、タンニン、からし油、冬緑油、シナモン油、アリシン、キニーネ、クエン酸、及び塩を含む。
    一実施形態では、相補的香味が、第1の徐放性香味料及び第2の徐放性香味料に選択され、複合香味を提供することができる。 例えば、チェリーバニラ香味は、チェリー香味料を第1の徐放性香味料に、かつバニラ香味料を第2の徐放性香味料に選択することによって提供することができる。 実施形態では、第1の徐放性香味料及び第2の徐放性香味料の放出は、相補的香味料を一緒に楽しむことができるように重なり合うことができる。

    用語「喫煙物品」は、シガレット、パイプ、シガー、及びシガリロを含む。 電気喫煙システムを用いるシガレットのような非従来的なシガレットも、一般的に喫煙物品又はシガレットの定義に含まれる。
    従来的なシガレットは、典型的には、タバコロッドと呼ばれることもあるタバコ含有部分と、濾過ゾーンと呼ばれる場合があるフィルタ部分との2つの区画を含む。 先端紙は、典型的には、フィルタを取り囲み、これは、シガレットの唇側端部を形成する。 先端紙は、フィルタ及びタバコロッドを一緒に保持するためにタバコロッドと重なり合う。 タバコロッドは、タバコが包まれる包装紙と、包装紙のシームを互いに保持する接着剤とを含む。 タバコロッドは、フィルタに一体的に取り付けられた第1の端部と、タバコを喫煙するために着火又は加熱される第2の端部とを有する。 タバコロッドが喫煙するために着火又は加熱される時に、煙は、着火端部から下流にタバコロッドのフィルタ端部まで、及びフィルタを通って更に下流へ移動する。
    フィルタセグメント間の「上流」及び「下流」の相対位置及び他の特徴は、吸煙中に主流煙がタバコロッドから多成分フィルタを通して吸引される時の主流煙の方向に関して説明される。

    好ましい実施形態では、喫煙物品は、シガレットである。 シガレットは、タバコ材料、フィルタ、及び制御香味放出製品を含有することができる。 実施形態では、シガレットはまた、少なくとも1つの吸着剤を含有することができる。
    本明細書で用いられる場合、用語「吸着剤」は、吸着剤、吸収剤、又は吸着剤及び吸収剤の両方として機能することができる物質を意味する。 好ましい吸着剤は、活性炭、ゼオライトのような分子篩、及びこれらの混合物の様々な形態を含む。

    用いることができる適切な種類のタバコ材料の例は、以下に限定されるものではないが、熱風乾燥タバコ、「バーレー」タバコ、「メリーランド」タバコ、「オリエンタル」タバコ、希なタバコ、特殊なタバコ、及びこれらの配合物などを含む。 タバコ材料は、以下に限定されるものではないが、タバコ薄膜、体積膨脹又はパフタバコのような加工タバコ材料、カットロール又はカットパフ茎のような加工タバコ茎、再構成タバコ材料、及びこれらの配合物などを含むあらゆる適切な形態で提供することができる。 タバコ代用品も用いることができる。
    実施形態では、タバコ材料は、タバコ材料にわたって分散したグリセリンのような少なくとも1つの保湿剤、少なくとも1つの甘味剤、又は少なくとも1つの非タバコ香味料、又はこれらの組合せを含むことができる。

    先端紙を被覆するリップクリーム型製剤の形態の制御香味放出製品を含む喫煙物品の図である。

    喫煙物品の端部を被覆するリップクリーム型製剤の形態の制御香味放出製品を含む喫煙物品の図である。

    先端紙を被覆するフィルムの形態の制御香味放出製品を含む喫煙物品の図である。

    喫煙物品の端部を被覆するフィルムの形態の制御香味放出製品を含む喫煙物品の図である。

    制御香味放出製品を含むフィルタなし喫煙物品の図である。

    図1に示すように、喫煙物品10は、上流端12及び下流端14を有する。 喫煙物品10は、下流端14にある濾過ゾーン40を含む。 濾過ゾーン40は、先端紙18の一部分によって囲まれたフィルタ42を含む。 フィルタゾーン40は、タバコロッド20に取り付けられる。 一実施形態では、フィルタ42は、酢酸セルロース繊維で作られる。 喫煙物品10は、好ましくは、制御香味放出製品16を含む。 一実施形態では、制御香味放出製品16は、第1の徐放性香味料24及び第2の徐放性香味料26を含む。

    好ましくは、制御香味放出製品16は、喫煙物品10の下流端14においてフィルタ42を取り囲む先端紙18を被覆する。 同じく好ましくは、制御香味放出製品16は、リップクリーム型製剤15の形態である。 リップクリーム型製剤15は、第1の徐放性香味料24及び第2の徐放性香味料26が組み込まれたワックスで作ることができる。
    別の実施形態では、図2に見られるように、制御香味放出製品16は、喫煙物品10のフィルタ42の端部22を被覆するリップクリーム型製剤15の形態である。 リップクリーム型製剤15は、下流部分14に接触するとユーザの口へ移送される。

    一実施形態では、図3に示すように、喫煙物品10は、上流端12、下流端14、タバコロッド20、先端紙18で覆われたフィルタ42を含む濾過ゾーン40、及び制御香味放出製品16を有する。
    好ましくは、制御香味放出製品16は、フィルム30の形態である。 フィルム30は、当業技術で公知の従来の手段によって形成される。 好ましい実施形態では、フィルム30は、溶解可能又は分解可能である。 好ましくは、第1の徐放性香味料24及び第2の徐放性香味料26は、フィルム30に組み込まれる。 フィルム30が、先端紙18の周囲を包み、かつそれに接着される。

    別の実施形態では、図4に示すように、喫煙物品10は、上流端12、下流端14、タバコロッド20、先端紙18で覆われたフィルタ42を含む濾過ゾーン40、及び制御香味放出製品16を有する。 好ましくは、制御香味放出製品16は、フィルタ42の端部22に添付されたフィルム30の形態である。
    好ましい実施形態では、フィルム30は、あらゆる公知の接着剤によって先端紙18又はフィルタ42の端部22に接着される。 例えば、フィルム30は、先端紙18上に接着することができる。

    一実施形態では、喫煙物品10は、濾過ゾーンを含まない。 図5に見られるように、喫煙物品10は、濾過ゾーンなしのシガー又はフィルタなしシガレットとすることができる。 制御香味放出製品16は、包装紙100の下流端14又は喫煙物品10の端部200を被覆することができる。 実施形態では、制御香味放出製品16は、喫煙物品10の下流端14の周囲を包んだフィルムとすることができる。

    同じく提供するのは、制御香味放出製品を含む喫煙物品を製造する方法である。
    好ましい実施形態では、製造方法は、包装紙を制御香味放出製品に接触させる段階と、包装紙でタバコを取り囲む段階と、喫煙物品を形成するために包装紙を密封する段階とを含む。 本方法はまた、フィルタをロッドに対して密封し、次に、ロッドを指定の長さに切断する段階を含む。
    別の実施形態では、制御香味放出製品を有する喫煙物品を製造する方法は、制御香味放出製品で先端紙を被覆する段階と、先端紙でフィルタを包む段階とを含む。 被覆する段階は、制御香味放出製品を浸漬又はブラッシングすることによって行うことができる。 本方法はまた、フィルタをタバコロッドに装着してシガレットを形成する段階を含むことができる。

    更に別の実施形態では、本方法は、組み込まれた第1の徐放性香味料及び第2の徐放性香味料を有するリップクリーム型製剤でフィルタの端部を被覆する段階を含む。 フィルタは、当業技術で公知の従来の方法によって作られ、タバコロッドに取り付けられて、シガレットを形成することができる。 フィルタの端部は、次に、シガレットの端部に対してリップクリーム型製剤を浸漬、スプレー、又はその他の方法で付加することによって被覆される。
    好ましい実施形態では、本方法は、組み込まれた第1の徐放性香味料及び第2の徐放性香味料を有するフィルムを喫煙物品のフィルタの端部に接着する段階を含む。 フィルムは、適切な大きさに切断されて、フィルタの端部に接着される。

    別の実施形態では、本方法は、組み込まれた第1の徐放性香味料及び第2の徐放性香味料を有するフィルムを喫煙物品の先端紙に接着する段階を含む。 フィルムは、先端紙ほどの大きさに形成されるか又は切断され、かつそれに接着される。
    別の実施形態では、本方法は、組み込まれた第1の徐放性香味料及び第2の徐放性香味料を有するフィルムを喫煙物品の包装紙に接着する段階を含む。
    以上の変形及び修正は、当業者には明らかであろう。 そのような変形及び修正は、本明細書に添付の特許請求の権現及び範囲内であると見なすものとする。

    10 喫煙物品14 喫煙物品の下流端16 制御香味放出製品24 第1の徐放性香味料26 第2の徐放性香味料

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