リバーシブルプラウのための旋回支持輪

申请号 JP2016522273 申请日 2014-06-27 公开(公告)号 JP6362687B2 公开(公告)日 2018-07-25
申请人 レムケン・ゲゼルシャフト・ミト・ベシュレンクテル・ハフツング・ウント・コンパニー・コマンデイトゲゼルシャフト; 发明人 アイルムブター・ゼバスティアン;
摘要
权利要求

リバーシブルプラウ(1)のための旋回支持輪(2)であって、 この旋回支持輪が、地面に対して少なくともほぼ平行に、かつ進行方向に対して少なくともほぼ垂直に延びている旋回軸(3)を中心にして旋回可能にリバーシブルプラウ(1)のプラウフレーム(4)と接続されており、 リバーシブルプラウ(1)が、そのプラウツール(5)でもって、右にひっくり返す位置から左にひっくり返す位置に調節可能であり、 支持輪(6)が車輪アーム(7)に回転可能に取付けられており、かつこの車輪アームと共に旋回支持輪(2)を形成しており、プラウフレーム(4)に対する旋回支持輪(2)の旋回度が制限されることにより、支持輪(6)が地面との接触によりプラウツール(5)の作業深さを制限している旋回支持輪において、 旋回支持輪(2)が、リバーシブルプラウ(1)が降下する際に、リバーシブルプラウ(1)の持上げられた位置における最も深い位置から作業位置に旋回可能であり、 前記作業位置が一つの可動に配置されたラッチ(8)により設定され、このラッチが一体のあるいは数部分から成る有歯部(9)の凹部内に降下し、従って旋回支持輪(2)の旋回角度を形状嵌合により制限しており、 有歯部(9)がラッチ(8)に対して二つのカバー(10,10’)により一つの有効な領域と有効でない領域に分割されることを特徴とする旋回支持輪。カバー(10,10’)により有歯部(9)を覆う状態が、有歯部(9)に対するカバー(10,10’)の位置の調節により変更可能であることを特徴とする請求項1に記載の旋回支持輪。有歯部(9)がプラウフレーム(4)の一部に割当てられており、ラッチ(8)が旋回支持輪(2)に割当てられていることを特徴とする請求項1に記載の旋回支持輪。ラッチ(8)がプラウフレーム(4)の一部に割当てられており、有歯部(9)が旋回支持輪(2)に割当てられていることを特徴とする請求項1に記載の旋回支持輪。有歯部(9)に対するラッチ(8)の有効な長さあるいはラッチ(8)の有効な間隔が調節可能であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の旋回支持輪。旋回支持輪(2)の旋回速度が減衰装置(11)により制限されることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載の旋回支持輪。ラッチ(8)の運動あるいは有歯部(9)とラッチ(8)の形状嵌合による相互作用が、エネルギー貯蔵装置であるバネ、磁石あるいは他の弾性調整要素によりあるいは切替可能な装置であるトラクタの液圧シリンダ、磁気モータあるいは電動モータ式の装置により補助されることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一つに記載の旋回支持輪。車輪アーム(7)と支持輪(6)が別の旋回装置により車輪アーム(7)の長手方向軸において、ほぼ90°の角度だけ旋回可能に構成されていることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一つに記載の旋回支持輪。

说明书全文

本発明は、請求項1の上位概念によるリバーシブルプラウのための旋回支持輪を提案する。

リバーシブルプラウも、セミインテグラルプラウも、特に直装リバーシブルプラウも一般的に、プラウツールの深さを制限するための旋回支持輪を備えている。対になってプラウフレームに対向するように取付けられるプラウツールは、一方向に地面をひっくり返す。戻る際に、耕すべき耕地にわたり畝の接続部と平らな耕し面を耕地上に保つために耕すべき耕地にわたり越えた後で、リバーシブルプラウは180°だけそのフレーム軸の周囲に方向転換される。このプラウ方向転換過程により、戻る際にもプラウツールの作業深さを制限するために、旋回支持輪は同様にプラウフレームに対して対向している深い位置で旋回する。その際に、作業深さはたいてい支持輪の旋回度により設定される。ここではストッパスピンドル、ボルトストッパ等の形式の機械式制限部材が公知であった。しかし多くの場合、旋回過程の動的特性に基づいたこの解決手段はすぐ作動しなくなり、プラウ作業深さの安全な基準値をいつでも保証することはできない。このような装置は特許文献1に記載されている。プラウを装着する際に支持輪が前方へ旋回するのを防止するために、支持輪の前方への旋回運動はラッチを用いてあるいは支持輪の重心移動を介して阻止される。作業位置での後方への旋回運動は、プラウの深さ調節のための調節可能なストッパにより制限される。同様にして、また別の解決手段が特許文献2において提案され、この特許文献では、支持輪ホルダの垂直位置における支持輪のその車輪軸の周囲での回転性が、制動装置により阻止される。減速された車輪により、支持輪はプラウを前方へ旋回する際に後方へと旋回し、かつ先に記載されたように、プラウの深さ調節のための調節可能なストッパにより制限される。支持輪の旋回角度に関する快適な制限機構も知られている。快適でかつ機能的に確実な解決手段は、例えば特許文献3に記載されている。しかし液圧構成要素が高価なので、この解決手段どちらかと言えば快適さに意識的な操作者に好まれる。

独国実用新案第7538474号明細書

独国特許第2554273号明細書

独国特許出願公開第102006039513号明細書

それに関連して、本発明の課題は、コンパクトに製造され、少ない部品から簡単に組み立てられている、原価が安くかつ機能的に安全な旋回支持輪を用意することである。

この課題は請求項1の特有な部分の特徴により解決される。

旋回ギア軸の周囲で持上げられるリバーシブルプラウの向きを変える際に、旋回支持輪は高い位置から可能な限り低い位置に降下することにより、ラッチはその配設に基づき、有歯部の凹部とカバーの輪郭を越えて端部位置へ滑動する。プラウツールの作業位置までプラウが降下した後に、支持輪は地面に支持され、旋回支持輪は再度フレームの方向の反対の位置に旋回して戻る。その際に、ラッチはカバーの輪郭の端部まで滑動し、かつその自重によりカバーの輪郭の端部の背後にある、第一に可能であり、従って効果的な有歯部の凹部へ降下する。従って、旋回支持輪の引続く旋回運動が制限される。どれくらいカバーが有歯部の一部を覆うかに応じて、ラッチは有歯部の選ばれた凹部へ降下し、かつ別に調節可能な旋回支持輪の旋回角度を、従ってプラウツールの作業深さの容易な調節を可能にする。この覆うことは、有歯部に対するカバーの位置の調節により変えられることができる。

有歯部の覆いが、有歯部に対するカバーの位置の調節により変更可能であることにより、ラッチを対応する凹部へ入ることを可能にするかあるいは阻止することにより、各々の効果的かあるいは効果の無い領域の可変な調節が可能になる。

本発明の特別な構成において、有歯部は プラウフレームの一部に割当てられており、ラッチは旋回支持輪に割当てられている。部材をこのように配設することにより、装置の単純な構造方式が達せられ、この構造方式は、リバーシブルプラウの方向転換過程中に落ちてくる収穫残差と土塊によりその機能を損なう恐れはない。

本発明の別の変形は、ラッチがプラウフレームの一部に割当てられており、有歯部が旋回支持輪に割当てられていることを意図する。この構造方式により、有歯部の上方のカバーのコンパクトな配設が達せられる。

本発明の特別な構成において、有歯部に対するラッチの効果的な長さあるいは有歯部に対するラッチの効果的な間隔は調節可能に形成されている。この調節性により、有歯部の凹部のピッチ角を超える旋回支持輪の旋回角のまた別でかつ一層正確な調節の容易さが可能になる。

旋回支持輪の旋回速度が減衰装置により制限されていることも有利であると考えられる。特にリバーシブルプラウの方向転換過程が迅速な場合、装置の耐久性が改善される。

本発明の特別な構成において、ラッチの運動と、有歯部とラッチの形状嵌合による相互作用とは、エネルギー貯蔵装置によりあるいは外部動源により補助される。例えばバネ、磁石あるいは他の弾性調整要素のようなエネルギー貯蔵部材を使用することにより、装置の機能信頼性は、斜面においてもおよび動的影響がある場合にでもなお良好に保証される。液圧シリンダおよび磁気モータあるいは電動モータ式の装置のような外部動力源を用いた切替可能な装置も考えられる。これらのことは、例えば旋回過程あるいは別の信号に依存して制御装置によっても有効に操作されることができる。

本発明のなおまた別の構成において、車輪アームと支持輪は、また別の旋回装置により、車輪アームの長手方向軸においてほぼ90°の角度だけ旋回可能に構成されている。この配設により、旋回支持輪は搬送輪の役割を果たし、この搬送輪は追走する尾輪として、リバーシブルプラウの中央のロックされた旋回位置で搬送走行時のプラウの重量の一部を担持する。

本発明は特に、ラッチにより有歯部と動作可能な接続状態で、リバーシブルプラウの可変で、精細に調節可能な深さ案内を可能にし、かつ可動なカバーにより快適に調節されることができる、簡単に据付けられるべき、かつ僅かな部材から安い原価で組立てられる旋回支持輪が提供されてことを特徴とする。

本発明による対象のまた別の詳細および長所は、以下の詳細な説明および付属する図から明らかであり、これらにおいて、実施例がこれに必要不可欠な詳細な記述および個々の部材と共に示されている。

その作業幅が調節可能な直装リバーシブルプラウの斜視図である。

直装リバーシブルプラウの側面図である。

旋回支持輪の斜視図である。

進行方向に左側で見た旋回支持輪である。

旋回支持輪の平面図である。

図1は、トラクタの3点式油圧システムに取付けるための作業幅が調節可能なリバーシブルプラウ1を示す。その際に、3点式油圧システムの下側および上側のリンクは取付け台13と接続される。3点式油圧システムを介して、トラクタはプラウ全体を地面の上方に持上げるか、あるいはプラウツール5の作業深さまで沈めることができる。そのプラウツール5を備えたプラウフレーム4は、回転軸線14の周囲に回転可能に取付け台13と接続されている。取付け台13と関節式に接続されており、かつレバーに回転軸14に対して側方で係合する回転シリンダ15は、その部品、プラウツール5及び旋回支持輪2を備えたプラウフレーム4を、左にひっくり返す位置から約180°だけ共通に右ひっくり返す位置に反対に方向転換することができる。プラウフレーム4は、リンク17と調節装置を介して方向転換軸14と接続されている。プラウフレームは回転軸に対して角度をなして液圧シリンダ18により旋回されることができる。これにより、連動桿19により進行方向12に対して平行に案内されるプラウツール5の切り幅が調節されることができる。二つのフレーム板20,20’により、支持輪ホルダ16は平面図では、プラウフレーム4に旋回可能に固定されており、かつ連動桿19を介して同様に進行方向12とプラウツール5に対しておおよそ平行に案内される。旋回支持輪2の車輪アーム7は、再度ジャーナルを介して回転可能に、そのために設けられた支持輪ホルダ16の支承部において旋回軸線3の周りに回転可能に支承されており、かつリバーシブルプラウがその重量に基づき持上るか方向転換する際に、ストッパにより制限されかつ最も低い可能な位置に降下する。車輪アーム7の他方の端部には支持輪6が回転可能に支承されている。

図2は左から側方で見た進行方向12におけるリバーシブルプラウ1の側面図を示す。トラクタの3点式油圧システムに接続するための取付け台13ならびに回転可能な方向転換軸14およびレバーを介して取付け台に係合する回転シリンダ15が示されている。リンク17はプラウフレーム4を方向転換軸14と接続する。プラウフレームには、プラウツール5と旋回支持輪2が支持輪ホルダ16を介して取付けられている。旋回支持輪2はここでは作業位置で示されており、その支持輪6により地面21上で支持され、従って車輪アーム7、有歯部9およびラッチ8と一緒にプラウツール5の作業深さを設定する。

作業深さの調節と旋回支持輪2の旋回角度の制限は、図3に示されている。旋回軸3の周囲で、車輪アーム7は支持輪ホルダ16において回転可能に支承されている。フレーム板20,20’は、図1と2では支持輪ホルダ16をプラウフレーム4と接続する。支持輪6は車輪アーム7の下側端部において回転可能に支承されている。支承軸22は旋回軸3に対して平行に、かつ進行方向12に対してほぼ垂直に整向されている。車輪アーム7と不動にネジ止めされた状態で、有歯部9はその噛合いにより同様に旋回軸3の周囲を同軸に旋回する。二つのカバー10,10’は、旋回軸3の周囲に可動に配置された状態で有歯部9と車輪アーム7の間にある。バネで負荷をかけられた締付けボルト23を介して、カバーは有歯部に対して調節可能に止められ、かつ有歯部の噛合いの部分を覆う。ボルト24により、ラッチ8は支持輪ホルダと容易に回転可能に接続されている。ラッチ8はその配設により旋回力でもって下方に向かって降下する。リバーシブルプラウが持上げられるかあるいは向きを変えられると、旋回支持輪2は下方に向かって降下する。車輪アーム7は有歯部9とカバー10,10’を移動させる。その際に、有歯部9の噛合い部とカバー10’の外側面は、ラチェットの場合のようにラッチ8の重力で負荷をかけられた角隅部のかたわらを滑動する。リバーシブルプラウが再度降下されると、支持輪6は地面との接触を持つようになる。車輪アーム7、有歯部9及びカバー10,10’は、正反対に動く。ラッチはカバー10,10’の一つの上でカバーの端部まで滑動し、次いで確実にかつ形状嵌合により有歯部9の第一に可能な噛合い部の凹部内に降下する。旋回支持輪2は今や上昇移動状態に設定されており、かつリバーシブルプラウの作業深さを再現可能に設定する。リバーシブルプラウの向きを変える際に、過程は各々別のカバー10,10’と鏡対称に行われる。人が手作業でカバー10,10’の締付けボルト23を外した状態で、カバー10,10’は有歯部9に対して調節され、かつラッチ8がまず降下する異なる歯の凹部を使えるようにする。従って、旋回支持輪2の旋回角度、及び同時にリバーシブルプラウの作業深さが調節可能である。

図4は図3の配設の左から見た側面図を示す。ラッチ8がボルト24の周囲でどのように回転可能に支承されており、かつその外側縁部によりカバー10’下側端部の背後で同様に有歯部9内にどのように降下し、有歯部を従って有歯部と接続された車輪アームと支持輪6がさらに上方へ旋回するのをどのように阻止するのかが極めて良好にわかる。

図5は図3と4の同じ配設の平面図を示す。車輪アーム7に対向している支持輪ホルダ16の側面に、減衰装置11が取付けられており、この減衰装置は支持輪ホルダ16に対して支持されており、かつレバー25に係合しており、このレバーは旋回軸3を介して車輪アーム7と回転不能に接続されており、かつリバーシブルプラウ1が向きを変える場合に旋回速度を制限する。

本発明は図示されかつ記載された実施例に限定されるものではない。また別の脚を備えたセミインテグラルプラウならびにその幅が調節可能である剛体のプラウも他の装置の変形において考えられる。

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