Apparatus and system for twisting the spun tobacco leaves wrapped

申请号 JP2010507793 申请日 2008-05-16 公开(公告)号 JP5323056B2 公开(公告)日 2013-10-23
申请人 ハウス・オブ・オリバー・ツイスト・アクティーゼルスカブHouse of Oliver Twist A/S; 发明人 ヨルゲン・プルプ・クヌセン;
摘要 This invention relates to an apparatus (5) for twisting a first string (10) of wrapped and spun tobacco leaves, provided to said apparatus (5) into a second string (20) of twisted tobacco leaves, said apparatus (5) defining a first axis (30) extending substantially in the direction of said first string, said apparatus (5) comprising a set of rollers (40, 50, 60) each defining a respective circumferential twisting surface (41, 51, 61) for contacting said first string, said circumferential twisting surfaces (41, 51, 61) being arranged so as to substantially confine said first string (10) therebetween and for rotating said first string (10) and causing said first string (10) to rotate and be twisted by means of said twisting surfaces (41, 51, 61) and simultaneously causing said second string (20) to be conveyed along said first axis (30) and out of said apparatus (5).
权利要求
  • タバコ葉の全体,半分または一部を巻いて紡いでなり、装置に供給されるタバコ葉の第1の紐(10)を捩って、捩られたタバコ葉の第2の紐(20)にする装置(5)において、
    上記装置(5)は、上記第1の紐の方向に延びる第1軸(30)を有するとともに、
    各ローラが上記第1の紐に接触する外周の捩り面(41,51,61)および夫々の回転軸を有する一組のローラ(40.50.60)を備え、
    上記一組のローラ(40.50.60)の回転軸は、互いに斜め、かつ、上記第1軸に対して斜めに配置され、
    上記外周の捩り面(41,51,61)は、それらの間に上記第1の紐(10)を実質上閉じ込めて、第1の紐(10)を上記第1の軸(30)の周りに回転させるように配置され、
    上記装置は、上記一組のローラ(40,50,60)を回転させるモータ(70)を更に備え、上記外周の捩り面(41,51,61)によって上記第1の紐(10)を回転させて捩り、同時に、上記第2の紐(20)を上記第1の軸(30)に沿って上記装置(5)から送り出す装置。
  • 請求項1に記載の装置(5)において、上記一組のローラは、3つのローラ(40,50,60)からなる装置。
  • 請求項2に記載の装置(5)において、上記3つのローラ(40,50,60)は、上記第1軸(30)に直交する第1平面内の上記第1軸を中心とする円の外周に、上記第1軸に直交する第2平面への3つのローラの投影が実質上正三角形をなす装置。
  • 請求項1乃至3のいずれか1つに記載の装置(5)において、上記外周の捩り面(41,51,61)は、摩擦を増加させる効果をもつ砂時計形に形成されている装置。
  • 請求項1乃至4のいずれかに1つに記載の装置(5)において、上記一組のローラ(40,50,60)は、同じ速度および方向に回転できる装置。
  • 捩られたタバコ葉の紐を作る方法において、この方法は、
    (i) 2枚以上のタバコ葉を部分的に重ねて載置するステップと、
    (ii) 隙間 に2枚以上のタバコ葉を通して、上記 2枚以上のタバコ葉を捕らえて、巻かれて紡がれたタバコ葉の第1の紐(10)に巻くステップと、
    (iii) 斜めに配置された一組のローラの各外周の捩り面の間に上記第1の紐(10)を閉じ込めて、第1の紐を回転させつつ捩って第2の紐(20)にすると同時に、第2の紐(20)をその長手方向軸に沿って送るステップを備えた方法。
  • 請求項 に記載の捩られたタバコ葉の紐(20)を作る方法において、この方法は、最初に、
    タバコ葉の全体,半分または一部などの2枚以上のタバコ葉からなるスプールを供給するステップと、
    このスプールから2枚以上のタバコ葉を解くステップからなる方法。
  • 说明书全文

    本発明は、供給されるタバコ葉の全体,半分または一部および均質化されたタバコ製品またはタバコ葉に由来する他のタバコ製品などのタバコ製品の巻かれて紡がれた紐を捩られたタバコ葉の紐に捩るための装置に関する。 また、本発明は、重ねられたタバコ葉を巻いて巻かれて紡がれたタバコ葉の紐にする装置の2つの変形例に関する。 さらに、本発明は、捩られたタバコ葉の紐を作るシステムおよび方法に関する。

    紡がれて捩られたタバコ葉の製造は、伝統的な古い職人の技能に基本的に基づいており、タバコの小片は、幾つかの地方で1805年の頃のように未だに手作業で捩られている。 最終製品は、喫煙への衝動を和らげる天然のニコチン含有量を持つ例えばタバコの小さく分離したミニロールやタバコ玉である。 ミニロールは、1年の貯蔵寿命を保証するため、主として真空パックされて箱詰めで配達される。

    無煙タバコとしての捩りタバコは、伝統的な有煙タバコの代用になるので、積極的な環境効果を有する。 捩りタバコの味とニコチンの放出は、少なくとも1時間続くので、一日あたりのタバコ玉の消費量がシガレット喫煙に比べて遙かに少ない。

    「無煙タバコ」という言葉は、他の有煙タバコ製品とは反対に消費されない,従って結果が無煙という共通の特徴をもつタバコ製品に国際的に広く用いられ、無煙タバコを、公的機関の規制強化によって喫煙が禁止されている場所で使える環境に優しいものとしている。

    欧州に由来する無煙タバコの最も普通の形態の1つは、紡がれて捩られた噛みタバコである。 噛みタバコは、タバコ葉の全体または半分を撚り線状に捩り、撚り線を小片に切断して作られる。 他の形態は、タバコ葉を乾燥し,粉状にして鼻に入れて吸う嗅ぎタバコである。 湿り嗅ぎタバコは、粉化したタバコにを混ぜ、口内でも用いられる。 これと択一的なポーションパック嗅ぎタバコは、湿り嗅ぎタバコに似るが、ティーバッグのような多孔質の小さいバッグに詰められて口内で用いられる。 上述の小さく分離したミニロールは、例えば1×0.5cmであり、喫煙への衝動を和らげる天然のニコチン含有量を有する。 ミニロールは、頬と顎の間に入れられる。 ミニロールタバコは、味とニコチンを少なくとも1時間放出し、使用後は、飲み込まずに、チューインガムのように吐き出される。

    1905年に遡るドイツ国特許第173122号には、タバコ葉を机上に置き、ゴムローラの間に手で供給する方法が開示されている。 この方法による製品は、不均質に捩られたタバコの紐で、例えばミニロールタバコに切断またはスライスするなどの更なる工程に適していない。

    1924年に特許された英国特許第226,026号には、捩られ,あるいは巻かれた形態のタバコ葉を作る方法が開示されている。 この製造機械は、供給ローラ,カム,歯車などの機械部品を複雑に組み立ててなり、手で操作される。

    米国特許第5,632,287号は、再構成したタバコのシートを手または機械で折り畳んで平坦な条片状のタバコにした喫煙製品を作る方法を開示するが、タバコ葉を捩って紐にしたものは作れない。

    ドイツ国特許第173122号

    英国特許第226,026号

    米国特許第5,632,287号

    スライスまたは切断など分離する前の特に紐状の捩ったタバコを例えばミニロールに加工する技術は、最初に述べたように伝統的な古い職人の手作業による技能に基づいている。 このことは、上記英国特許第226,026号および上記ドイツ国特許第173122号にも反映されている。 従って、捩られたタバコ葉の紐を迅速かつ効率的に作ることができる調整可能で信頼できる装置,システム,方法が、無煙タバコの工業に必要とされる。

    本発明の目的は、捩られたタバコ葉の紐を自動的に作る方法を提供することである。 さらに、本発明の目的は、捩られたタバコ葉の紐を作る方法を支援し,自動化する設備およびシステムを提供することである。

    さらに、本発明の目的は、調整でき,タバコ葉に適合できる設備およびシステムを提供することである。

    また、本発明の目的は、捩られたタバコ葉の紐を供給する工程を提供することである。

    上記目的,利点,特徴は、幾多の他の目的,利点,特徴と共に、後に述べる本発明の詳細な説明から明らかになるように、本発明の第1の態様によって得られる。 即ち、本発明の第1の態様は、タバコ葉の全体,半分または一部を巻いて紡いでなり、装置に供給されるタバコ葉の第1の紐を捩って、捩られたタバコ葉の第2の紐にする装置において、上記装置は、上記第1の紐の方向に延びる第1軸を有するとともに、各ローラが上記第1の紐に接触する外周の捩り面および夫々の回転軸を有する一組のローラを備え、上記一組のローラの回転軸は、互いに斜め、かつ、上記第1軸に対して斜めに配置され、上記外周の捩り面は、それらの間に上記第1の紐を実質上閉じ込めて、第1の紐を上記第1の軸の周りに回転させるように配置され、上記装置は、上記一組のローラを回転させるモータを更に備え、上記外周の捩り面によって上記第1の紐を回転させて捩り、同時に、上記第2の紐を上記第1の軸に沿って上記装置から送り出す装置である。 本発明の第1の態様による一実施態様では、一組のローラは、2つのローラからなる。 本発明の第1の態様による他の実施態様では、一組のローラは、3つのローラからなる。

    本発明の第1の態様による一実施形態では、3つのローラの軸は、互いに斜めに配置され、一般的に第1軸に対して30〜60°の間隔のピッチ度で配置される。 ローラは、一般的に例えば200〜1000rpmなど100〜10000rpm、好ましくは略400〜450rpmなど300〜500rpmで回転し、3m/min〜15m/min, 5〜8m/minなど1.5m/min〜1500m/minの速度で紐を輸送する。

    本発明の一実施形態では、上記角度は、35〜45°,37〜42°,45〜60°,47〜58°または50〜54°である。 本発明の一実施形態では、上記角度は、30,32,34,36,38,40,42,44,46,
    48,50,52,54,56,58または60°である。 本発明の一実施形態では、上記角度は、31,33,35,
    37,39,41,43,45,47,49,51,53,55,57または59°である。

    本発明の第1の態様による一実施形態では、3つのローラの軸の3つの位置は、上述の角度が調整できるように、上記第1軸に対して任意の上記個別の角度に互いに傾くように調整できる。

    本発明の第1の態様による一実施形態では、上記3つのローラは、上記第1軸に直交する第1平面内の円の外周に配置され、この円は、上記第1軸を中心とし、上記第1軸に直交する第2平面への3つのローラの投影が略正三角形をなすように配置される。 本発明の第1の態様による他の実施形態では、一組のローラは、4つ以上のローラからなる。 本発明の第1の態様による一実施形態では、上記4つのローラは、上記第1軸に直交する第3平面内の四角形の各辺に配置され、上記第1軸に直交する第4平面への4つのローラの投影が略正方形をなすように配置される。 本発明の第1の態様による一実施形態では、ローラの捩りのための外周面は、砂時計状に形成され、部分的に各ローラの表面に延びている。 本発明の第1の態様による一実施形態では、一組のローラは、同じ速度で同じ方向に駆動される。

    上記目的,利点,特徴は、幾多の他の目的,利点,特徴と共に、後に述べる本発明の詳細な説明から明らかになるように、本発明の第2の態様の第1変形例によって得られる。 即ち、本発明の第1変形例の装置は、装置に供給される重ねられたタバコ葉を巻かれて紡がれたタバコ葉の第1の紐に巻くための装置において、上記装置は、上記重ねられたタバコ葉を捕らえて巻くローラと、このローラに平行に延び、巻く際に上記重ねられたタバコ葉を案内し、上記重ねられたタバコ葉の送り方向に対して鋭角をなす隙間と、上記ローラを回転させるモータを備えた装置である。 本発明の第2の態様による第1変形例、即ち、ローラに平行に延びる軸を更に備えた重ねられたタバコ葉を巻くための装置は、上記軸が装置を動作位置と例えば点検,メンテナンス,清掃のための開かれた非動作位置との間で旋回させる。

    上記目的,利点,特徴は、幾多の他の目的,利点,特徴と共に、後に述べる本発明の詳細な説明から明らかになるように、本発明の第2の態様の第2変形例によって得られる。 即ち、本発明の第2変形例の装置は、装置に供給される重ねられたタバコ葉を巻かれて紡がれたタバコ葉の第1の紐に巻くための装置において、上記装置は、上記装置に平行に延び、巻く際に上記重ねられたタバコ葉を案内し、上記重ねられたタバコ葉の送り方向に対して鋭角をなす隙間を備えた装置である。 本発明の第2の態様による第2変形例、即ち、隙間に平行に延びる軸を更に備えた重ねられたタバコ葉を巻くための装置は、上記軸が装置を動作位置と例えば点検,メンテナンス,清掃のための開かれた非動作位置との間で旋回させる。

    上記目的,利点,特徴は、幾多の他の目的,利点,特徴と共に、後に述べる本発明の詳細な説明から明らかになるように、本発明の第3の態様よって得られる。 即ち、本発明の第3の態様によるシステムは、本発明の第1の態様による捩り装置と、本発明の第2の態様の第1または第2変形例による巻き装置と、重ねられたタバコ葉を供給し,実質上互いに平行な両側部をもつ供給コンベアを備え、重ねられたタバコ葉を巻く上記装置は、この装置の隙間が、上記供給コンベアの平行な両側面に対して鋭角をなして、装置が、供給コンベアからの重ねられたタバコ葉を捕らえ、巻かれて紡がれたタバコ葉の第1の紐を上記捩り装置に送ることができるようになっている装置である。 本発明の好ましい実施形態において実現される鋭角は、48°である。 本発明の他の実施形態では、上記鋭角は、10〜85°,15〜82°,20〜80°,25〜75°,30〜70°,35〜65°,40〜60°,45〜50°の間で調整できる。 本発明の更なる実施形態では、上記鋭角は、10〜50°,15〜45°,20〜40°,25〜35°,50〜90°,55〜85°,60〜80°,65〜75°の間で調整できる。

    上記目的,利点,特徴は、幾多の他の目的,利点,特徴と共に、後に述べる本発明の詳細な説明から明らかになるように、本発明の第4の態様よって得られる。 即ち、本発明の第4の態様による方法は、捩られたタバコ葉の紐を作る方法において、この方法は、(i) 2枚以上のタバコ葉を部分的に重ねて載置するステップと、(ii) 隙間および随意的にローラによって2枚以上のタバコ葉を捕らえて、巻かれて紡がれたタバコ葉の第1の紐に巻くステップと、(iii) 斜めに配置された一組のローラの各外周の捩り面の間に上記第1の紐を閉じ込めて、第1の紐を回転させつつ捩って第2の紐にすると同時に、第2の紐をその長手方向軸に沿って送るステップを備えた方法である。 さらに、この方法は、第2紐を例えばボビンの周りに巻くステップを含む。

    本発明の4つの態様は、本発明の有利な実施形態について図面を参照して次に詳しく説明される。

    図1は、本発明の第3の態様による好ましい第1実施形態の概観を示す図である。

    図2は、本発明の第1の態様による巻かれて紡がれたタバコ葉を捩るための装置の一実施形態および本発明の第2の態様による供給コンベアと重ねられたタバコ葉を巻くための装置の一実施形態の斜視図である。

    図3は、上記供給コンベアの斜視図である。

    図4は、本発明の第2の態様による重ねられたタバコ葉を巻くための装置の一実施形態を示す側面図である。

    図5は、本発明の第1の態様による第1実施形態である巻かれて紡がれたタバコ葉の紐を捩られたタバコ葉の紐に捩るための第1の試作装置の斜視図である。

    図5aは、本発明の第1の態様による巻かれて紡がれたタバコ葉の紐を捩られたタバコ葉の紐に捩るための装置の好ましい第2実施形態の斜視図である。

    図5bは、ローラの調整を案内する装置の斜視図である。

    図6は、タバコ葉の供給元であるスプールユニットを示す側面図である。

    以下の説明および図面を通して、異なる図にある同じ部材または要素は、同じ参照番号を付し、異なるが基本的に同じ機能を果たす部材または要素は、同じ参照番号を付すとともに、幾何学的相違を示す記号を追加した。

    図1は、本発明の第3の態様によるシステムの概観を示している。 最初はばらばらのタバコ葉から捩られたタバコ葉を作る工程は、図中の右側の解き装置300から始まる。 スプール310,320,330を解いた結果として、ばらばらのタバコ葉340が得られる。 解き装置300のより詳しい説明は、図6を参照して後述する。 ばらばらのタバコ葉340は、解き装置300の左側の供給コンベア200上に人手によって載せられる。 コンベア200については、図1,2,3も参照されたい。 図1に示すように、2枚のばらばらのタバコ葉341,342(実際の適用では2枚以上のタバコ葉)は、コンベア200上に互いに部分的に重ねられた状態で載せられる。 タバコ葉341,342は、よりばらばらのタバコ葉が、互いに通常部分的に重なった状態でコンベア200またはベルト上に連続して載せられるという基本的原理を図解している。 タバコ葉341,342を適切に取り扱って位置決めするには、熟練した作業員が必要である。 しかし、タバコ葉を自動的に供給することも可能である。 タバコ葉の一部を折り畳むのが適切な場合があり、折り畳みためにコンベア200上に案内板345が設けられる。 折り畳むべきタバコ葉341は、供給コンベア200の端部に近づくと、コンベア200の移動に伴って、案内板345によって自動的に自身に重なるように折り畳まれる。

    ばらばらだったタバコ葉は、今や重なったタバコ葉341,342になって、供給コンベア200によって図1,2,5に示す装置100に送られ、この装置100は、重なったタバコ葉を巻く。 重なったタバコ葉を巻く装置100は、巻かれて紡がれたタバコ葉の紐10を製造する。 巻かれて紡がれたタバコ葉の紐10は、図3,4に示すように、装置100の場合によっては(詳細を図4に示す)ローラ110と相俟った隙間120によって作られる。 巻かれて紡がれたタバコ葉の紐10は、装置100を出ると、捩り装置5に供給される。

    捩り装置5は、巻かれて紡がれたタバコ葉の紐10を受け取って捩り、捩られたタバコ葉の別の紐20にする役割を果たす。 装置5の更なる説明は、図2,5を参照して後述する。

    捩られたタバコ葉の紐20は、捩り装置5で行われる工程の結果物である。 紐20は、捩り装置5を出ると、図1に示す紡ぎ車95に供給される。 紡ぎ車は、捩られたタバコ葉の紐20を外周に巻き付ける(図示しない)ボビンを有する。 捩り装置5、紡ぎ車95および供給コンベア200は、例えばPLC(プログラマブル・ロジック・コントローラ),マイクロコンピュータ,パーソナルコンピュータなどの同じコントローラによって制御される。 プログラマブル・コントローラは、ハウジング80に収納されている。 このコントローラは、カメラと適切なプロセッサによって装置に入る前の重なったタバコ葉の映像を捕らえる画像システムで補完することができる。 その場合、コントローラは、例えば装置に入るタバコ葉の量の測定値の変化に応動して、砂時計形の捩り面のピッチ角度および装置のピッチ角度を変更する補正動作を行う。 ピッチ角度の変更は、ローラに連結されたアクチュエータまたは図1,2,4に示す装置100に連結したアクチュエータを起動して行われる。

    図2は、巻かれて紡がれたタバコ葉の紐を捩って捩られたタバコ葉の紐を作る本発明の第1の態様による装置と本発明の第2の態様によるシステムを示す斜視図である。 巻かれて紡がれたタバコ葉の紐を捩って捩られたタバコ葉の紐を作る装置は、参照番号5で、供給コンベアは、参照番号200で、重なったタバコ葉を巻く装置は、参照番号100で夫々示されている。 重なったタバコ葉を巻く装置100は、装置100の隙間120,従って装置100自体が、コンベア200の互いに平行な側部に対して例えば鋭角202の角度をなすように位置決めされて、装置100が、供給コンベア200から例えばタバコ葉341,342などの重なったタバコ葉を捕らえて拾い上げることができるようになっている。 従って、装置100は、巻かれて紡がれたタバコ葉の紐10を、次いでこの紐10を捩って紐20にする装置5に送ることができる。 捩り装置5と巻き装置100は、1つのユニットとして機械的に連結されており、このユニットは、供給コンベアの中心線と巻き装置100の隙間に沿って延びる軸の交点に位置する旋回点の周りに旋回できる。 捩り装置5と巻き装置100からなる上記ユニットの旋回は、鋭角202を変化させるべくこのユニットに連結された駆動アクチュエータによって行われる。

    図3は、供給コンベアの斜視図である。 供給コンベア200は、案内板345を有する。 例えばタバコ葉341が長手方向に幅が広すぎるなどの場合、タバコ葉342の一部をこのタバコ葉自身の上に折り畳む必要がある。 コンベア200が左へ移動していて、折り畳むべきタバコ葉が供給コンベア200の端部に近づくと、タバコ葉341は、案内板345によってそれ自身の上に自動的に折り畳まれる。 一実施形態では、供給コンベア200は、空気を吸引するための複数の穴を有する。 これらの穴は、コンベア上に位置決めされたタバコ葉が、実質上平坦に横たわるように強制する。

    図4は、本発明の第2の態様による重ねられたタバコ葉を巻くための装置の側面図である。 ばらばらだったタバコ葉342は、今や重なったタバコ葉341,342(図2参照)の形態になって、供給コンベア200によって巻き装置100に送られる。 巻き装置100は、巻かれて紡がれたタバコ葉の紐10を作る。 巻かれて紡がれたタバコ葉の紐10は、図3にも示されるが、図3では、通常,紐10の上に位置する巻き装置100は、供給コンベア200から除かれている。 巻かれて紡がれたタバコ葉の紐10(図4参照)は、共に第1変形例の装置100の部材である隙間120と相俟ったローラ110によって作られる。 ローラ110は、装置100の右手側の供給コンベア200から供給される重なったタバコ葉を捕らえて巻くなどして受け取る。 供給されるタバコ葉をローラ110が拾い上げ得る条件は、ローラ速度,つまりローラの周速度が供給コンベア200の輸送速度より速いことである。 これによって、タバコ葉の外側層は、タバコ葉の紐の周りにきつく巻かれる。 モータ140(図2参照)は、ローラを回転させる。 ローラ110は、モータ140に連結された歯付ベルトによって駆動される。 タバコ葉の巻きを支援するため、ローラ110または装置100自身に平行に延びる隙間120が、装置の一部になっている。 隙間120は、巻き工程の際に重なったタバコ葉を案内し、タバコ葉のための対向ホルダの役割を果たす。

    装置100の第2の変形例における択一的な(図示しない)実施形態では、ローラ110とモータが省略されており、紐10は、隙間120のみによって案内される。

    重なったタバコ葉を巻く装置100は、ローラ110とモータを有するおよび有しない両変形例において軸130を有する。 軸130は、ローラ110に平行,または装置100自身に平行に延びている。 軸130は、装置100が動作位置,つまり図4に示す位置に位置することを可能にする。 さらに、軸130は、装置100が逆に(図示しない)開位置に切り換わることを可能にする。 開位置,つまり装置100が非動作に切り換わる位置は、例えば装置100,ローラ110,隙間120を点検,メンテナンス,清掃するために用いられる。 装置100の開位置において、ばらばらまたは固着したタバコ葉が、ローラ110,隙間120から除去され、ローラ110および隙間120が更に清掃される。

    図5は、本発明の第1の態様による第1実施形態である巻かれて紡がれたタバコ葉の紐を捩られたタバコ葉の紐に捩るための第1の試作装置の斜視図である。 装置5は、装置100から供給される巻かれて紡がれたタバコ葉の紐10を、捩られたタバコ葉の紐20に変形させる役割を果たす。 装置5は、軸30(図2も参照)を明示し、この軸30は、巻かれて紡がれたタバコ葉の紐10の方向に概ね延びている。 本発明の第1実施形態である図5の装置5は、3つのローラ40,50,60からなる一組のローラを有する。 これらの各ローラは、外周に捩り面41,51,61を備える。 外周の捩り面41,51,16は、巻き装置100から装置5に供給される巻かれて紡がれたタバコ葉の紐10に例えばこの紐を締め付け,回転させるために接触するように配置されている。 外周の捩り面41,51,61は、例えば砂時計状に形成され、部分的に各ローラ40,50,60の面まで延びている。

    各ローラ40,50,60は、対応する回転軸を明示する。 一組のローラ40,50,60の回転軸は、互いにおよび軸30に対して斜めに配置されている。 3つのローラ40,50,60は、軸30に直交する第1平面内の上記軸30に中心をもつ円の外周に、軸30に直交する第2平面への3つのローラ40,50,60またはこれらの対応する3つの回転軸の投影が略正三角形をなすように配置されている。 ローラ40,50,60の外周の捩り面41,51,61は、ローラの数に関係なく、これらの捩り面41,51,61が、巻かれて紡がれたタバコ葉の紐10を実質上閉じ込めて、紐10が軸30,つまり紐10自身の軸の周りに回転させられるように配置されている。

    図5,図5aの試作装置5,5'は、モータ70(図2参照)を更に備える。 モータ70(図1,2参照)は、プログラマブル・コントローラによってそのように制御されると、ローラ40,50,60を回転させる。 モータ70に連結された歯付ベルトは、これらのローラを同時に駆動する。 この例を示す図5では、輪43が歯付ベルトに連結でき、輪43は、ローラ50を駆動する継手52を駆動する。 これと択一的に、チェーンでローラを駆動することもできる。 従って、モータは、ローラ40,50,60を同時に回転駆動し、巻かれて紡がれたタバコ葉の紐10を紐自身の軸の周りに回転させて、紐を各ローラ40,50,60の捩り面41,51,61によって捩る。 さらに、捩り面41,51,61は、同時に捩られたタバコ葉の紐20をその軸,従って軸30に沿って図中左側へ移動させ、装置5から送り出す。 既述のように、(装置5から出る)捩られたタバコ葉の紐20は、図1の紡ぎ車95に供給される。

    図5aは、本発明の第1の態様による巻かれて紡がれたタバコ葉の紐を捩られたタバコ葉の紐に捩るための装置の好ましい第2実施形態の斜視図である。 この第2実施形態,つまり装置5'は、装置100から供給される巻かれて紡がれたタバコ葉の紐10を、3つのローラ(そのうちのローラ60'のみが明瞭に示されている)によって捩られたタバコ葉の紐20に変形させる役割を果たす。 外周の捩り面41',51',61'は、先の図で述べたように、紐10を閉じ込め、同時に回転駆動されると、紐10を回転させて捩られたタバコ葉の紐20'にし、この紐20'を装置5'から送り出す。 装置5'は、図2にも示される載置板82に垂直に搭載されている。 装置5'の着脱を容易にするべく、支持板80に3つの支柱(そのうちの支柱84のみを示す)を設けている。 さらに、支持板80にロッド77を設けている。 他のロッド85が、上記ロッドに直交するようにガイドアイ75を通って設けられ、このロッドの他端にばね76が介装されている。 このばね76は、一組の3つのレバー71,72,73に装着される。

    3つのレバー71,72,73は、3つのローラ系に互いに連結され、そのうちの1つ,つまりローラ系47が、図5bに示されている。 ローラ系47は、図示しないベアリングを有して支持板80に固定されるベアリング・ハウジング56を備え、ローラの軸40'は、ベアリング・ハウジング56を貫いて延び、図示しないベアリングを介してベアリング・ブロック46を搭載し、軸端に継手42aを備えている。 ガイドプレート49は、2つのボルト50(そのうちの1つのみが示された)によって、ベアリング・ブロック46に連結されている。 他のベアリング・ブロック58は、2つのボルト52,53によってガイドプレート49に連結され、軸40'と同心のねじ穴を有する。 図5aの3つのボルト87,88,89は、図示しない軸をベアリング・ブロック58に連結し、この軸は、支持リング66内のベアリングによって支承される。 1つはベアリング・ブロック46内,もう1つは支持リング66内の2つのベアリングに支承されて、ガイドプレート49は、軸40'の周りに自由に回転できる。

    ガイドプレート49は、砂時計状の捩り面41'と一致する点まで延び、ベアリングの中心は、砂時計状の捩り面41'最小直径に一致する。 サポートプレート48は、ガイドプレート49の端部に回転可能に支持され、ブッシュ54を介して弓形の凹部に案内されるとともに、頂部の穴90に固定することによって支持される。 ベアリング・ハウジング55は、4つのボルト51によってサポートプレート48に取り付けられる。 砂時計形の捩り面41'をもつローラ42bは、ベアリング・ハウジング55内のベアリングに回転可能に取り付けられ、継手43bに連結される。 2つの継手42a,43aは、矩形断面をもつ軸によって連結されて、継手の軸の周りに動くことができる。

    ローラ系47の機能は、プーリ43'によって回転できるように砂時計形の捩り面41'を支持し、サポートプレート48を昇降させることによって第1軸に対する角度を調整し、捩るべき紐10'に接近,離隔するように砂時計形の捩り面41'を動かすことである。

    3つのローラ系(そのうちのローラ系47のみを示す)に連結されるレバー71,72,73の機能は、ばね76および巻かれて紡がれたタバコ葉の紐10'の影響を3つのローラ系が受けるとき、この3つのローラ系を相互に,かつ,捩られるべき紐10'に対して同じように動かすことである。

    3つのレバー71,72,73の配置、ばね76、および3つの各ローラに取り付けられた3つのベアリング・ブロック46によって、巻かれて紡がれたタバコ葉の紐10'に対する捩り面41',51',61'の適合した接触が自動的に行われる。

    載置板82に垂直に搭載された装置5'は、図2にも示されている。 装置5'の着脱を容易にするため、3つの支柱(そのうち1つの支柱84のみを示す)を取り付けた支持板80が設けられている。

    フロントプラットフォーム97は、楕円穴91,92,93を通る3つのボルトによって支持リング66に回転可能に取り付けられる。 フロントプラットフォーム97を支持リング66から緩めると、フロントプラットフォーム97は、夫々両端に球ベアリングをもつ図示しない3つのレバーによって図5bの穴90の位置で、3つの捩り面の角度(例えば図5bの角度57参照)を同じ値だけ増加または減少できるようになっている。

    図6は、タバコ葉の供給元のスプールユニットの側面図である。 装置300は、基本的に、ばらばらのタバコ葉の供給元であるスプール310、上スプール320および下スプール330の3つの制御されたスプールからなる。 ばらばらのタバコ葉は、スプール310に巻かれた2枚の織布の間に挟まれて供給される。 2枚の織布は、スプール310から解かれて上スプール320と下スプール330に夫々巻き取られる。 スプール310,320,330の動作により、ばらばらのタバコ葉が生じる。 装置300は、織布を制御する「ドクターナイフ」360を備える。 装置300,従ってスプール310,320,330は、工業環境での使用に適した例えばPLC,マイクロコンピュータ,パーソナルコンピュータなどのプログラマブル・コントローラによって制御される。 プログラマブル・コントローラは、装置300のハウジングに収容されている。 プログラマブル・コントローラは、本発明の一実施形態では、スプールの回転を制御すべく、スピンドル,モータ,軸などを制御する。

    上述の本発明の第1,第2,第3の態様から、本発明の第4の態様によって方法が提供されることは、当業者に明白であろう。 捩られたタバコ葉の紐を作る方法は、一般化した態様で、次の各ステップからなる。 即ち、この方法は、
    (i) 2枚以上のタバコ葉を部分的に重ねた状態で例えばコンベア200上に載置するステップと、
    (ii) 次いで、2枚以上のタバコ葉を、重なったタバコ葉を巻くための装置100の隙間および随意的に上記隙間に平行なローラの支援によって捕らえて、巻かれて紡がれたタバコ葉の第1の紐に巻くステップと、
    (iii) 最後に、巻かれて紡がれたタバコ葉の第1の紐を巻き,捩って、捩られたタバコ葉の第2の紐を作るステップであって、巻きと捩りを、装置5,つまり斜めに配置された一組のローラの各外周の捩り面の間に上記第1の紐が閉じ込められるとともに、ローラの回転と捩りによって捩られたタバコ葉の第2の紐が、その長手方向の軸に沿って送られて、装置5,5'から出て行くことによって行うステップとからなる。

    本発明は、発明の有利で好ましい上記4つの態様を参照して説明されたが、装置,システム,方法について数々の変形例や変更が導き出せ、このような変形例や変更は、当業者が本発明の一部であると理解できるものであるから、本発明の一部と解され、本発明の保護請求範囲は、添付の請求の範囲に基づいて解釈されるべきである。

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