Adsorption material

申请号 JP2004531859 申请日 2003-08-05 公开(公告)号 JP4178416B2 公开(公告)日 2008-11-12
申请人 ブリュッヒャー ゲーエムベーハー; 发明人 デ ルイター アーネスト;
摘要
权利要求
  • シート状のキャリア材料、空気 不透過性且つ水蒸気透過性であり、液体、エアゾール、化学毒物及び化学兵器薬剤に対して不透過性若しくはそれらの通過を抑制するバリア層、及び 活性炭からなる材料に基づく吸着層からなる防護製品を製造するための吸着材料において、
    前記バリア層は、前記キャリア材料の上部に位置すると共に、キャリア材料から離れた側にあるバリア層の側面上に装着される吸着層のための接着層としても用いられること、
    前記バリア層は、コア層と、該コア層に接続された2つの外部層からなる三層構造であり、前記コア層が、厚さ1〜100μmのセルロースベースの重合体からなり、且つ前記2つの外部層は、それぞれ厚さ1〜100μmのポリウレタンベースの重合体からなること、及び
    前記バリア層は、キャリア材料の上部に連続してとぎれることなく形成されることを特徴とする吸着材料。
  • 说明书全文

    本願発明は、クレーム1 前段部分において分類されるような吸着材料、特に防護服、防護手袋、(死傷者を輸送するための)防護カバー等のような防護材料、特にNBC配備のための防護材料に関する。

    皮膚によって吸着される且つ重大な身体的危害につながる化学的な実体がある。 例は、糜爛性毒ガスのマスタードガス(ゲルブクロイツ「黄色い十字架」)や神経ガス「サリン」を含む。 そのような毒に接触するような人々は、適切な防護服を着るか、適切な防護物質によってこれらの毒素に対して防護されなければならない。

    原則的には、化学毒を通さないゴム層を備え、熱の蓄積が非常に早く、空気及び蒸気を浸透させない防護服;最も高い着心地の良さを提供する空気及び水蒸気が透過する防護服;そして、上述した毒ではなく水蒸気を通す膜を備えた最終的な防護服;の3つのタイプの防護服がある。

    多種多様な状態の下での長期の使用を意図された化学戦争薬物に対する防護服は、着用者のために、熱蓄積という結果を生んではいけない。 従って、主として、空気の透過性のある材料が用いられる。

    空気の透過性のある浸透性の防護服は、非常に長い間化学的な毒と結合する活性炭からなる吸着層を有しているので、非常に強く汚染された服ですら、着用者にいかなる危険も及ばさない。 このシステムの大きい利点は、活性炭が外側と同様に内部にも影響するので、損傷した箇所又はしっかりとしていない箇所から入り込んだ毒を急速に吸着することができる。 しかしながら、極端な条件の下で、例えば、一滴の濃縮された毒が、外側の材料上の少し開口した場所にかなりの高さから落ち 、前記活性炭を貫通することができる時、炭素層は、その短い期間 、部分的にその仕事をすることができないかもしれない。

    上述された空気の透過性のある浸透性の防護服における吸着層は、ほとんどの場合、平均して約1.0mmまでの活性炭粒子が支持材料にプリントされた粘着性物質に接着されるか、又は「カーボンペイスト」にしみこんだ網目状のPU泡物質(例えば、バインダー+活性炭)が吸着層として使用されるか、いずれかの方法によって製造される。 その場合、吸着層は、一般的に外側、例えばカバー材料によって補われ、且つ着用者に面する内側面は軽量の織物物質によって覆われる。 しかしながら、場合によっては、シート状の活性炭構造、例えば活性炭芯を具備する混合材料でもよいだろう。

    着心地を向上させるために水蒸気を透過させるが、液体、特に有毒な薬品に対してはバリア層として作用する薄膜を備えた防護服もある。 そのような材料は、例えばEP 0 827 451 A2において述べられる。 しかしながら、水蒸気を通すが毒、特に接触毒は通さない薄膜を有する防護服は、しっかりと固定されていない場所に入り込んだ毒が、防護服の内部に留まり、着用者の皮膚を通して吸着されるという欠点を有する。

    EP 0 827 451 A2

    出願人自身のドイツ特許出願 DE 198 29 975 A1は、液体に対してバリア層としても働くポリウレタンベースの水蒸気の透過性のある膜を有し、且つ活性炭ベースの吸着層を有する防護服のための吸着材料を記載する。 しかしながら、そこに記載された材料によって達成される水蒸気の透過性は、必ずしも満足なものであるとは限らず、特に、配置の極端なコンディションの下では満足なものではない。

    本願発明は、上述された不利益を避け、且つ防護服、防護手袋、防護カバー等のNBC保護材料にために使用される吸着又は防護材料を提供することをその目的とする。

    さらに、本願発明は、特に防護服、防護手袋、防護カバー等のような防護材料に用いられ、特に化学戦争の有毒な薬品(例えば接触毒)の透過を少なくとも強に遅らせるか又は阻止する水蒸気の透過層と同様に、活性炭ベースの吸着層を具備する吸着材料の提供を目的とする。 また、吸着材料の一部をある程度軽量化することが望まれる。

    さらにまた、本願発明は、特に防護服、防護手袋、防護カバー等のような防護材料に用いられ、高い着心地性を確保した吸着材料を提供することを目的とする。

    さらに最終的には、本願発明は、出願人自身のドイツ特許出願DE 198 29 975 A1において記載された吸着材料をさらに発展させることを目的とする。

    上述された目的を達成するために、本願発明は、クレーム1による吸着材料を提案する。

    本願発明の吸着材料は、(温度摂氏25度で、ASTM(米国材料試験協会)E96の逆カップ法によって測定された)厚さが50μmの時、一般的に少なくとも24時間あたり20リットル/m 2の極端に高い水蒸気透過速度を有するバリア層を具備する(水蒸気透過速度[WVTR]の測定に関するさらなる詳細は、McCullough(マクカロウ)他「織物の水蒸気透過性に関する標準的な方法の比較」「測定科学技術」14,1402−1408、2003年8月、参照)。 これは、本願発明の吸着材料が、防護服、防護手袋、防護カバー等に使用されるような防護材料において使用されるとき、特に高い着心地の良さを保証する。

    活性炭を含む材料が、吸着層を形成するために吸着材料として使用される場合、既に存在する高い着心地の良さは、活性炭が中間の湿気又は水分の蓄積として作用し、湿気/水分を緩和することができるので、さらに強調される。

    化学的な毒、特に化学戦争薬物に対して、この化学的な毒の通過を防止し又は少なくとも通過を遅らせる透過抵抗を示すバリア層が、前記吸着層のための接着層を構成するという事実は、付加的な接着層が要求されないことから、基本重量において取るに足りない節約でないばかりでなく、別の接着層の付加的な塗布が要求されないので、同様の理由で単純化され、製造作業の経済的な側面を改善させる。

    キャリア材料、吸着層及び任意のカバー材料は、吸着材料の水蒸気透過速度を全体的に少し減少させる(純粋なバリア層と比較して)が、吸着材料の水蒸気透過速度は、(摂氏25度で)バリア層の厚さが50μmでるとき、まだ大変高く、全体として24時間当たり少なくとも10リットル/m 2 、特に24時間当たり少なくとも15リットル/m 2 、好ましくは少なくとも20リットル/m 2に達する。

    一方、本願発明に係る吸着材料のバリア層は、非常に低い水蒸気透過抵抗Retを持っており、 安定した状態の条件下で−1994年2月のDIN EN 31 092:1993(「テキスタイル−安定した状態の条件下における生理学的効果、熱及び水蒸気透過抵抗の測定(発汗保護ホットプレートテスト)」)に基づいて又は一般的に行われている国際標準ISO11092に基づいて測定された−バリア層の水蒸気透過抵抗Retは、一般的に、バリア層の厚さが50μmの時、摂氏35度で、最大25(m 2・パスカル)/ワット、特に最大20(m 2・パスカル)/ワット、且つ好ましくは最大13(m 2・パスカル)/ワットとなる。 前記キャリア材料、吸着層及び任意のカバー材料は、全体として吸着材料の水蒸気透過抵抗Retを−純粋なバリア層と比較して−若干上昇させるが、安定した状態の条件下における吸着材料全体の水蒸気透過抵抗Retは、また大変低く、一般的にバリア層(3)の厚さが50μmの時に、最大30(m 2・パスカル)/ワット、特に最大25(m 2・パスカル)/ワット、且つ好ましくは最大20(m 2・パスカル)/ワットとなる。

    本願発明に係る吸着材料の良好な着用特性は、活性炭に基づく吸着層が使用される時に、活性炭が、湿度/水分の貯蔵又は緩衝として作用するので、活性炭の緩衝作用によって選択的に強調される。 例えば、活性炭小球が、吸着層の吸着性材料として使われるとき、約250g/m 2まで若しくはそれ以上の含浸量が通例であるために、例えば発汗時の場合、約40g/m 2の湿気を貯蔵することができ、且つ前記バリア層によって外部に再び放出することができる。 そのような材料に基づいて作られた防護服は、これによって理論的に約150gの湿気を貯蔵することが可能である。

    その上、緻密な、すなわち非多孔性のもしくは連続的な(不断の)バリア層の水蒸気透過性は、常に親水性セグメントの存在による。 穏やかな膨張のみと連結した良好な湿気の運搬を達成するために、親水性領域は多数であるが、緩やかな水結合能力のみを所有するべきである。

    このように、本願発明によって構想されたバリア層は、高い水蒸気の透過性を有し、且つその毒又は戦争薬品に対する透過性は低い。 このバリア効果は、バリア層によって吸収される湿気によって高められる。 しかし、水における膨張能力は、せいぜい35%であるべきである。

    さらに、本願発明の係る吸着材料は、化学戦争薬物、例えば、マスタードガス、Hd又は黄色い十字架として知られるビス[2−クロロエチレン]硫化物に対する良好な浸透抵抗を示す。 化学戦争薬物、特にビス[2−クロロエチレン]硫化物に対する本願発明に係る吸着材料によって提供される浸透抵抗は、CRDC−SP−84010 方法2.2によって摂氏30度計測された特、バリア層の厚さが50μmである場合に、24時間当たり最大4μg/cm 2 、特に24時間当たり最大3.5μg/cm 2 、好ましくは24時間当たり最大3.0μg/cm 2 、より好ましくは24時間当たり最大2.5μg/cm 2となる。

    本願発明の吸着材料を製造するための加工の典型的な方法は、次の通りである。 本願発明によって構想されたバリア層は、好ましくは、初期重合体のマスクド又はブロックトイソシアネート(例えば、Bayer AG Leverkusen (バイエル社レーバークーゼンからのVPLS2329 IMPRAPERM(商標)))及びイソシアネート反応架橋剤(例えば、バイエル社レーバークーゼンからのVPLS2330 IMPRAFIXR(商標)))からなる水性分散液を使用して製造される。 さらに、本願発明に係る同様に適した分散液は、例えば、EP0784097A1に示され、その全開示内容が、ここに参照によって具体化される。 分散液に関する十分な貯蔵性を確保するために、マスクド又はブロックトイソシアネート属の減じられた反応性は、苦肉の妥協案である。 一方で、親水性セグメントは、その結果生じるバリア層の膨張を、より以上に穏やかな段階に導いてはならない。 そのような分散液は、非常に薄いコートとして利用されることができ、且つ最小限キャリア材料に浸透することができ、それは、好ましくは疎油性である(キャリア材料の疎油性は、第1に、戦争若しくは有害な薬物がすでに製造された吸着材料によって拒絶反応されるか又はより正確に球状になって離れるという利点を有し、第2に、吸着材料の製造の過程で使用される分散液がキャリア材料によって最小限だけ吸収され、もし吸収されてもごくわずかであるという利点を有する)。 このコーティングは、架橋なしで乾燥されるので、非常に粘着性のある連続した層が結果としてキャリア状に生じ、且つ最終的に吸着層を形成する吸着物質を二次的に設けることになる。 この高い初期粘着物のために、吸着物質はそれらが着いたところに付着する。 この接着剤は、続いて例えば約摂氏160〜180度で架橋され、同時に吸着物質が、例えばフラットカレンダーを用いることによって、押しつけられることが有利である。 粘着性の材料の架橋の後で、吸着層は、例えば押印されたホットメルトドット又はホットメルトウェブの助けで接着させるカバー層を選択的に設けられる。 特別な具体例において、接着材料の架橋及びカバー層の積層もまた同時に実行される。 その結果として、ポリウレタン膜(PU膜)に基づくバリア層を有する特許性のある吸着材料を生じる。

    上述した加工方法の代わりになるべきものとして行われ、また乾燥していないもの及びまだ水分を多く含んだ分散層に吸着層を適用し、そして分散層を乾燥させて架橋することが、本願発明に基づいて同じように可能である。

    この発明の特別な具体例において、本願発明に係る吸着部材のバリア層は、複数層の積層物として、又は複数層の複合物として形成され、その積層物及び複合物は、特に少なくとも2つ、好ましくは少なくとも3つの相互に接続された層又は合わせにからなることが望ましい。 これは、各々が異なる特性、特に異なる水蒸気透過速度及び戦争薬物に対する浸透抵抗を有するバリア層材料を相互結合させることを可能にし、これによってバリア層特性の最適化を達成するものである。 例えば、3つの相互接続された層又は合わせからなるバリア層の場合、コア層は、セルロース又はポリウレタンベースの重合体に基づいて形成され、コア層に接続される各々の外部層は、ポリウレタン、ポリエーテルアミド及び/若しくはポリエステルアミドベースの重合体、好ましくはポリウレタンを基礎として形成されることが望ましい。 別の改良点において、前記積層物又は複合物は、例えばポリウレタンベースの重合体に基づくコア層及びコア層に接続される2つの外部層であってポリウレタンベースのものからなり、いわゆる各々がポリウレタンベースの3つの相互に接続された層又は合わせであることが望ましい。 別のさらになる改良点において、前記積層物又は複合物は、例えば、セルロースベースの重合体に基づくコア層及び各々がポリエチレンベースの前記コア層に接続される2つの外部層からなることが望ましい。 本願発明のこの特別な具体例において、本願発明に係る吸着材料のバリア層が複数層の積層物として又は複数層の複合物として形成されているので、前記コア層は、厚さが1〜100μmの層として、特に5〜50μm及び好ましくは10〜20μmの層に形成され、コア層に接続される2つの外部層は、各々が厚さ1〜100μmの層として、特に5〜50μm及び好ましくは10〜20μmの層に形成されることが有利である。

    上述されたように、本願発明に係る吸着材料が、セルロースベースの重合体に基づいたバリア層を具備するところに本願発明の具体例がある。 この具体例の特に好ましい改良点において、上述されたようなバリア層は、各々が少なくとも3つの相互接続された層又は合わせからなる複数層の積層物又は複数層の複合物として形成され、その場合、この具体例においては、コア層は、セルロースベースの重合体を基礎として形成され、コア層に接続される2つの外部層は各々がポリウレタンを基礎として形成されることが望ましい。 前記キャリア材料の上に適用される前記積層物又は複合物の第1の外側のポリウレタンベースの層は、コア層だけでなくキャリア材料にも接着層として働き、コア層の上に適用され且つキャリア層から離れた位置にある第2の外側ポリウレタンベースの層もまた、キャリア層から離れた位置にあるバリア層の側面に適用される吸着層のための接着層として働く。 特にコア材料層として、好ましくは2つのポリウレタンベースの外部層と合成されるバリア層を形成するためのセルロースベースの重合体の使用は、一連の利点を有する。 第1 、セルロース及びセルロース誘導体化学兵器薬剤 (Hd等)のような化学薬品に関して優れたバリア層材料であり、これらの材料によって攻撃されることもないし、溶解されることもない。 そして、第2に、ポリウレタンベースの外部層は、コア層のいかなる可塑剤の存在の移動及び拡散を防止し、さらに保護材料として被覆される過程において生じ、セルロースベースのコア層によるサラサラという音も消す。

    特に同種の均一なバリア層は、いわゆる「転送プロセス」によって、すなわち、バリア層を形成する合成(例えばPU分散)が、離脱可能若しくは可剥可能なリリース層(例えばシリコン処理若しくはワックス処理されたペーパー)に最初に適用され、続いて乾燥され、且つ選択的に架橋され、そしてそれにキャリア材料に付着することのできるさらなる層が加えられる時に、得られる。 リリース層が剥がされた後、リリース層によって最初の覆われていた薄膜の側面(いわゆるキャリア材料から離れた位置にある薄膜の側面)は、続いて加えられる吸着層のための接着層としても働くさらなる層(例えばPU分散)を加えることができる。 吸着層の適用及びカバー材料の適用を有する若しくは無しのバリア層材料の乾燥及び架橋を続いて行い、本願発明に係る吸着部材が、結果として得られる。 本願発明に係る工程の上述した具体例は、このように、特に複合物又は積層物、例えば2つ若しくは3つ、又は3つ以上の相互に接続された又は接着されたポリウレタン層又は合わせからなるバリア層の形成において、複数層のバリア層を形成するために特に有益である。

    吸着層は、好ましくは細粒形状(「顆粒炭」)若しくは球形状(「球形炭」)における活性炭のばらばらの粒子が吸着層を形成するのに使用されるとき、それらは、活性炭粒子に関する中心傾向直径の寸法が0.5mmより小さい寸法を有することが好ましく、0.4mmより小さいことが好ましく、さらに0.3mmより小さいことが好ましく、さらには0.25以下であることが好ましいが、0.1mm以下であってはならない。 更に小さな活性炭粒子は、吸着材料の一部に良好な吸収動態と低い重量を要求するものに関して好ましいと共に、より大きな活性炭は、特に大きい吸着能力が要求される時はいつでも使用される。 吸着層を形成するために比較的小さい活性炭粒子と比較的大きい活性炭粒子を結合させることによって、良好な吸着動態と良好な吸着能力の両方を達成することができる。 同様のことが、前記吸着層を形成するために活性炭球及び活性炭ファイバの結合に関して行われる。

    図1及び図2は、ある種の防護材料(例えば、防護服、防護手袋、防護カバー等)を製造するために特にふさわしい本発明の好ましい効果的な例により吸着材料1を示している。 吸着材料1は、特にシート状のキャリア材料2、少なくとも本質的に空気不透過性且つ水蒸気透過のバリア層3と、吸着層4とを具備し、前記バリア層3は、キャリア層2の上面にあり、キャリア層2から離れた位置にあるバリア層3の側面に配される吸着層4のための接着層としても働く。 図1による具体例では、吸着層4は離散した活性炭小球によって形成され、一方図2による具体例では、縦糸及び横糸を有する織物形状の活性炭構造によって形成される。 前記バリア層3は、どちらの場合においても、厚さ50μmの時に、24時間当たり最大20リットル/m 2の水蒸気浸透速度を有する(摂氏25度の温度に基づき、逆カップ法によって形成された)。 どちらの具体例においても、カバー材料5は、吸着層4の上に加えられた。 更なる詳細については、前述した言説、またさらには、クレームを参照するのがよいと思われる。

    本願発明のさらなる改良、変形及び変種は、本願発明の領域を越えることなしに記載を読んだ後、通常の技術を有するものによって明白となり且つ実現される。

    しかしながら、本願発明は、いかなる点においても本願発明を減縮しない下記する効果的な例によって例証される。

    結合された架橋剤を有するマスクド又はブロックトジイソシアネートの分散液(ジイソシアネート:バイエル社レーバークーゼンからのIMPRAPERM(商標)VPLS2329及び架橋剤:バイエル社レーバークーゼンからのIMPRAFIX(商標)VPLS2330)は、約60g/m 2の量で疎油性の外部構造(キャリア層)にナイフ塗布され、約摂氏100度で乾燥される。 乾燥は、初期重合体のポリウレタンの連続した粘着性の薄膜を形成する。 架橋された後、この薄膜は、有害物質又は戦争薬物の直接的な突破を防止し、またそれらの浸透を強力に遅らせ、そしてそれらを大きな領域に分散させる。

    その後、この粘着性のある薄膜には、吸着層が加えられる。 この吸着層は、織り込まれた活性炭構造若しくは好ましくは50〜100g/m 2の基本重量を有する別の活性炭構造、又は約100g/m 2の量で、中心傾向直径が0.3mm以下の寸法を有する分散した活性炭小球からなることができる。

    前記吸着層は、ホットメルトウェブによって積層される軽量の織物(およそ15〜30g/m 2 )で連続的に覆われる。 この積層の過程において、温度は、ブロックトイソシアネート属が、非ブロック化され、且つ架橋が開始されるようにするために、少なくとも摂氏160度に到達する必要がある。

    この結果として、本質的に空気不透過性で、厚さが50μmで、摂氏25度24時間当たり20リットル/m 2の水蒸気透過速度を有し、キャリア層から遠い位置にあるバリア層の側面に配される吸着層(活性炭構造又は分散活性炭小球)に対して接着材料としても働くPU膜に基づく水蒸気透過性のバリア層を具備する本願発明に係る吸着材料を得ることができる。

    このように作られた吸着材料は、あらゆる種類の保護用の材料を生産するために有益であり、特に防護服、保護用のグローブ、保護用のカバー等の生産するために有益である。

    関連した架橋剤を有するマスクド又はブロックトディイソシアネートの分散液(ディイソシアネート:バイエル社レーバークーゼンからのIMPRAPERM(商標)VPLS2329及び架橋剤:バイエル社レーバークーゼンからのIMPRAFIX(商標)VPLS2330)は、約15g/m 2の量でシリコン処理されたペーパーにナイフ塗布され、薄膜を形成するために約摂氏160度〜約摂氏180度の温度で乾燥され架橋される。 この乾燥され架橋された薄膜には、前述した分散液が約約15g/m 2の量で塗布され、摂氏100度で乾燥される。 乾燥は、初期重合体のポリウレタンの粘着性のある不透過性の薄膜の形成を伴う。 それから、また粘着性のある薄膜は、硬化する前に約摂氏160度と摂氏180度の間の温度に加熱することによって疎油性の外側構造(キャリア材料)に加えられ、その後シリコン処理されたペーパーが取り除かれる。

    最初にシリコン処理されたペーパーによって覆われた最初に生じたポリウレタン薄膜の側面には、吸着層が連続して設けられる初期重合体のポリウレタンの連続した粘着性のある薄膜を形成するために、約摂氏100度で乾燥させる前に、約15g/m 2の量の前述した分散液がナイフ塗布される。 この吸着層は、織物状の活性炭構造若しくは好ましくは50〜100g/m 2の基本重量を有するその他の活性炭構造、又は約100g/m 2の量で中心傾向直径が0.3mm以下の寸法を有する分散した活性炭小球のいずれかからなることができる。 この吸収層には、ホットメルトウェブによって積層された軽量の織物(およそ15〜30g/m 2 )によって覆われている。 この積層の過程において、温度は、ブロックトイソシアネート属が非ブロック化され、架橋が始まるようにするために、少なくとも摂氏160度に到達する必要がある。

    この結果として、本質的に空気不透過性で、厚さが50μmで、摂氏25度24時間当たり20リットル/m 2の水蒸気透過速度を有する3つの相互接続されたPU層に基づくPU混合膜又はPU積層物に基づく水蒸気透過性のバリア層を具備する本願発明に係る吸着材料を得ることができる。

    このように作られた吸着材料は、あらゆる種類の保護用の材料を生産するために有益であり、特に防護服、保護用のグローブ、保護用のカバー等の生産するために有益である。

    同様の方法は、エアナイフシステムを介してシリコン処理されたポリウレタン膜を設けるために使用される。

    シリコン処理されたペーパーには、最初の第1の層(「トップコート」、基本重量:約60〜62g/m 2 )が設けられる。 この第1の層は、ポリウレタン分散液(IMPRAPERM(商標)VPLS2329)100部、架橋剤(IMPRAFIX(商標)VPLS2330)1.8部、アンモニア(25%)0.5部、二酸化チタン(Mirox(商標)AM)2部、Impramnil(商標)DLF(分散液、バイエル社レーバークーゼン)10部、別の二酸化チタン(Acemmat(商標) OK41)2.5部、Baysilon(商標)OL17(バイエル社レーバークーゼン)1部、及び水12部の割合で混合され製造される。 適用の後、全てのものは、第1の層「トップコート」を得るために摂氏100度で乾燥される。

    それから、この第1の層には、吸着層のための接着層(「ボンディングコート」、基本重量約60〜62g/m 2 )としても働く第2の層がナイフ塗布される。 この第2の層は、ポリウレタン分散液(IMPRAPERM(商標)VPLS2329)100部、架橋剤(IMPRAFIX(商標)VPLS2330)1.8部、アンモニア(25%)0.5部、及び二酸化チタン(Mirox(商標)AM)20部の割合で混合され製造される。 適用の後、全てのものは、第1の層「トップコート」及び第2の層「ボンディングコート」からなる2つの層の膜を形成するために摂氏100度で乾燥される。

    第2の層「ボンディングコート」は、100g/m 2の小球体の活性炭(「球形炭」、中心傾向直径の寸法:約0.1〜0.28mm)によって覆われる。 ポリエチレンは、摂氏160度で連続して架橋され、その結果生じる活性炭コートされた2つの層の膜からなるバリア層が、バリア層の能力特性を検査するために、シリコンペーパーから剥がされ、織物キャリア(Nomex(商標)ニット、ヘテロアラミド構造に基づくループを描くように編まれた構造)に固定される。

    −1993(1994年2月)又はISO11092:DIN EN31 092での水蒸気透過抵抗Ret:19.9(m 2・パスカル)/ワット

    −CRDC−SP84010方法2.2で計測されたマスタードガスに対する浸透抵抗:24時間当たり1.12μg/cm 2

    同様の方法が、コットン/PESが50対50の混合構造に対するエアナイフシステムによって1層又は1層のポリエチレン膜に適用されるために使用された。

    最初に、吸着層のための接着層として働くポリウレタン層(基本重量:約36g/cm 2 )が、ポリウレタン分散液(IMPRAPERM(商標)VPLS2329)100部、架橋剤(IMPRAFIX(商標)VPLS2330)4.4部、PPシックナー(NBA)4.4部、及び水30部の割合で混合され、前記構造状に塗布されるか、ナイフ塗布される。 その適用の後、摂氏100度で乾燥される。

    乾燥した層は、その後、50g/m 2の小球の活性炭(「球形炭」、中央傾向直径の寸法:約0.1〜0.28mm)によって覆われる。 そのポリウレタンは、その後、摂氏160度で架橋される。 その材料の特性は、下記するものである。

    −1993(1994年2月)又はISO11092:DIN EN31 092での水蒸気透過抵抗Ret:21(m 2・パスカル)/ワット

    −CRDC−SP84010方法2.2で計測されたマスタードガスに対する浸透抵抗:24時間当たり3.9μg/cm 2

    図1は、吸着層として離散した活性炭小球を具備する本発明の好ましい効果的な例による吸着材料の概略構成図である。

    図2は、吸着層として活性炭構造を具備する本発明の好ましい効果的な例による吸着材料の概略構成図である。

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