op detoxification sponge to act to distinguish

申请号 JP2000613526 申请日 2000-04-26 公开(公告)号 JP2002541997A 公开(公告)日 2002-12-10
申请人 ユーエス アーミー メディカル リサーチ アンド マテリアル コマンド; 发明人 ゴードン,リチャード,ケー; サクスナ,アシマ; ドクトル,ブペンドラ,ピー; フェアスター,ショーン,アール; マックスウェル,ドナルド; ラッセル,アラン,ジェイ; ルジュヌ,キース,イー; レンツ,デヴィッド; ロス,ミッシェル;
摘要 (57)【要約】 OP化合物のような危険化学物質を除去、除外、又は中和するための発泡支持体と複数の酵素からなる物質が開示される。 この物質は皮膚及び他の敏感な膜のような天然、合成又は 生物 学的表面を含む多様な表面に用いられる。 更に、この物質のキットを作成する方法、及び酵素活性を再活性化するための種々の方法及び再活性化装置が開示される。 。
权利要求 【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 危険化合物の除去、除染、解毒化及び/又は中和をするためのポリマースポンジ又は発泡体であって、ポリマー多孔性支持体上に固定化された複数の酵素から成り、前記複数の酵素は、有機リン化合物及び/又は有機硫黄化合物を解毒可能であることを特徴とするポリマースポンジ又は発泡体。
  • 【請求項2】 請求項1記載のポリマースポンジ又は発泡体において、前記複数の酵素はアセチルコリンエステラーゼ(AChE)、ブチリルコリンエステラーゼ(BChE
    )、トリエステラーゼ、プソイドコリンエステラーゼ、有機リン酸ハイドロラーゼ(OPH),フォスフォトリエステラーゼ、パラオキシダーゼ及びOP加水分解酵素からなる群から選ばれた少なくとも1つからなるスポンジ又は発泡体。
  • 【請求項3】 請求項1記載のスポンジ又は発泡体において、前記多孔性支持体はポリウレタンからなるスポンジ又は発泡体。
  • 【請求項4】 請求項1記載のスポンジ又は発泡体において、更に、前記多孔性支持体の表面又は内部に埋め込まれ一体となった炭素を含んでいるスポンジ又は発泡体。
  • 【請求項5】 請求項1記載のスポンジ又は発泡体において、更に前記多孔性支持体上又はその中に再活性化化合物、材料又は装置が埋め込まれ又は集積され、或いは前記多孔性支持体に取り付けられているスポンジ又は発泡体。
  • 【請求項6】 請求項5記載のスポンジ又は発泡体において、前記再活性化化合物、材料又は素子は、H1-6、TMB4、又はモノ−ビスクオータナリ・オキシムであるスポンジ又は発泡体。
  • 【請求項7】 危険化合物の除去、除染、解毒化及び/又は中和をするためのポリマースポンジ又は発泡体の製造方法であって、ポリマー多孔性支持体上に複数の酵素を固定することから成り、前記複数の酵素は、有機リン化合物及び/又は有機硫黄化合物を解毒可能であることを特徴とする方法。
  • 【請求項8】 請求項7記載の方法において、前記複数の酵素はアセチルコリンエステラーゼ(AChE)、ブチリルコリンエステラーゼ(BChE)、トリエステラーゼ、
    プソイドコリンエステラーゼ、有機リン酸ハイドロラーゼ(OPH),フォスフォトリエステラーゼ、パラオキシダーゼ及びOP加水分解酵素からなる群から選ばれた少なくとも1つからなる群の少なくとも1つの酵素を含んでいる方法。
  • 【請求項9】 請求項8記載の方法において、前記固定化の工程は、前記混合物をポリウレタン・プレポリマーと混合する工程を含んでいる方法。
  • 【請求項10】 請求項9記載の方法において、前記ポリウレタン・プレポリマーはジイソシアネートである方法。
  • 【請求項11】 請求項10記載の方法において、前記ジイソシアネートはトリルジイソシアネートである方法。
  • 【請求項12】 請求項9記載の方法において、前記複数の酵素と前記ポリウレタン・プレポリマーの同量が同時に混合されることを特徴とする方法。
  • 【請求項13】 請求項9記載の方法において、前記混合の工程は、第1のチャンバーと第2のチャンバーとを有する装置で行われることを特徴とする方法。
  • 【請求項14】 請求項13記載の方法において、前記第1のチャンバーは前記複数の酵素又は架橋酵素錯体を収容し、前記第2のチャンバーはポリウレタン・プレポリマーを収容することを特徴とする方法。
  • 【請求項15】 請求項14記載の方法において、前記混合の工程は、前記複数の酵素又は架橋酵素錯体と前記ポリウレタン・プレポリマーの同量を静的な混合ステータに通して急速且つ均等に押し出すことを含んでいる方法。
  • 【請求項16】 請求項7乃至15のいずれか記載の方法によって製造された危険化合物の除去、除染、解毒化及び/又は中和をするためのポリマースポンジ又は発泡体。
  • 【請求項17】 請求項1記載のポリマースポンジ又は発泡体を再活性化する方法であって、前記ポリマースポンジ又は発泡体を、H1-6、TMB4、及びモノビスクオタナリオキシムから成る群から選ばれた少なくとも1つの化合物と接触させることを含んでいる方法。
  • 【請求項18】 汚染された表面を処理する方法であって、請求項1記載のスポンジで前記表面を接触して、前記表面に存在する有機リン化合物及び/又は有機硫黄化合物を解毒する方法。
  • 【請求項19】 請求項18記載の方法において、更に、前記スポンジをオキシムと接触させる方法。
  • 【請求項20】 請求項19記載の方法において、前記オキシムはH1-6又は2‐PAMである方法。
  • 【請求項21】 請求項18記載の方法において、前記スポンジは更に活性化炭素及び/又は樹脂を含む方法。
  • 【請求項22】 請求項21記載の方法において、前記スポンジは活性化炭素を含む方法。
  • 【請求項23】 有害な化学物質の除去、除染、解毒及び/又は中和のためのキットであって、
    請求項1記載のポリマースポンジ又は発泡体を具備することを特徴とするキット。
  • 【請求項24】 請求項23記載のキットにおいて、酵素を再活性化する1又は複数の化合物を、共有結合した有機リン化合物を求核攻撃によって酵素活性サイトから置換するのに充分な量、備えたことを特徴とするキット。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】 発明の分野 本発明は、有機リン及び有機イオウ化合物に曝された装置及び/又は人を中和し解毒し又は除染するための材料、化合物、キット、及び方法に関する。

    【0002】 発明の背景 有機リン及び有機イオウ化合物(両方をOPという)、除草剤、殺虫剤などの化学物質を除染し中和し或いは除去する方法は公知である。 しかし、従来の方法で用いられる組成物は、腐食性、引火性、毒性、製造及び貯蔵の困難性、限られた寿命など、不適切な性質を有している。

    【0003】 例えば、標準的な除染剤であるDS2は、重量比で70%のジエチレントリアミンと、28%のエチレングリコールモノメチルエーテルと、2%のNaOHとから成る。 DS2は効果的であるが、空気に曝すと腐食してしまう。 DS2とその使用によって生ずる物質は、有害な材料として分類され規制されている。 その使用後、DS2は、処理した領域を洗いする前に30分間、放置しなければならない。 また、DS2はテラトゲンでもある。

    【0004】 いくつかの除染方法では、腐食性及び毒性があって人間とその眼のような敏感な組織を傷つけるハイポクロライド系を使用している。 他の方法では、汚染された材料を焼却したり、カーボンフィルタを用いて残存化学物質を吸収するようにしている。 更に他の方法では、化学物質を吸収するポリマービーズやマイクロエマルジョンを用いており、これらはすすぎをしなければならない。 これらの方法は、本質的に危険かつ高価であり、有害物を発生する。 更に、これらの組成物や化合物の多くは、水や二酸化炭素に曝されると劣化してしまうので、製造された日に使用しなければならない。

    【0005】 生体内で行われるいくつかの方法では、求核性オキシムの存在下でコリンエステラーゼを用いて、OP化合物を解毒する。 この酵素による生化学的解毒法は、
    小動物や、人間以外の霊長類においては、種々のOP化合物に対して効果的である。 例えば、亜科の胎児漿液アセチルコリンエステラーゼ(FBS−AChE
    )或いは馬の漿液ブチリルコリンエステラーゼ(Eq−BChE)でアカゲザルを前処理すると、毒性の高いOP神経ガスであるソマンの5LD 50まで防御できる。 OP毒物に対し一の前処理薬剤として酵素を用いることは、個々の事象に対しては充分な防御を与えるが、生体内でOP化合物を中和するには、比較的大量(化学式どおり)の酵素を必要とする。 そのため、酵素前処理とオキシム再活性化を組み合わせることにより、OP/酵素化学量論は増大して、OPで阻害されたFBS−AChEの触媒活性は速やかに連続して再保存され、OP化合物は解毒される。

    【0006】 明らかに、OP化合物に曝された材料や装置、人を中和し解毒し又は除染するための、より良い装置と方法が求められている。

    【0007】 最近、従来の技術ではできなかった、安全で効果的かつ便利な解毒と、毒性の高い化合物の量及び質の測定とを可能にする、OP解毒物質と装置及び方法が開発された。 以下、これらの環境に優しい化合物と装置及び方法について説明する。

    【0008】 発明の概要本発明は、OP化合物に曝された装置及び/又は人を中和し解毒し除染し洗浄するための材料、化合物、キット、及び方法を提供する。

    【0009】 1つの実施態様では、本発明は、人間に向けられた物を含むOP化合物の除去、除染及び中和のための、酵素と基質との混合物から成る材料に関する。 用いられる酵素混合物は、コリンエステラーゼ(ChE)及び/又はOPヒドロラーゼ及び、H1-6のようなオキシム、2−PAMのようなモノビスクオタナリオキシム等の、OP反応化合物のような再活性化物質から成る。

    【0010】 上記の材料は、柔軟又は堅牢な多孔性支持体を備える。 多孔性支持体は、ポリウレタン・マトリクス或いはその等価物で構成できる。

    【0011】 例えば、多孔性支持体は、柔軟なスポンジ状の物質或いはこれと同様な物でよく、ここで酵素が固着される。 用いられるポリウレタン・プレポリマーや基質によって変わる柔軟性と多孔性を持つ多孔性支持体が得られる。 多孔性支持体は、
    需要と型の形状に応じて、種々の形状、サイズ及び密度に形成することができる。 例えば、多孔性支持体は、典型的な家庭用スポンジや小タオルの形に形成される。 スポンジの好ましい寸法は、1×2×8(インチ)〜2×4×8(インチ)
    である。 小タオルの好ましい寸法は、4×4×0.25(インチ)〜4×4×0.0312
    5(インチ)〜14×14×0.0625(インチ)である。 しかしながら、大規模な設計のときは、初めの固定化した酵素製造物の寸法を大きくできる。 例えば、約4×
    8フィートのロールを製造し、上記のように適当なサイズにすることができる。

    【0012】 スポンジ状の支持体は、器具、研究室のハードウェア、装置、スキンその他のデリケートな膜などのように、粗く若しくは不規則な表面の除染が望まれるか或いは従来の除染材料が人間の組織には適さない、天然、合成または生物の表面を含む表面上で、使用することが好ましい。 例えば、上記材料は、毒性がなく、固定化した酵素が傷口には浸透しないので、傷口を清浄にして汚れを除くのに使用される。 このため、公共の場でテロリストの攻撃により傷ついた市民を救済するために上記スポンジを使用できるであろう。

    【0013】 中和或いは除染すべき対象及び/又は範囲が、裂け目や割れ目、多孔質又は不均一の表面であるならば、発泡体状の支持体が好適である。 適切なノズルを備えたスプレー式のボトルやスプレー式の缶により、その少量を使用してもよい。 更に、発泡体を感知装置の開口や孔のような対象物のオリフィスに分配できるように選択してもよい。 大きな領域が汚染されたときは、大量の発泡体を分配する装置を使用できる。

    【0014】 発泡体状の支持体は、髭剃りクリームのように一定時間後に消散するか、或いは安定した柔軟性のあるスポンジ状の支持体に付けることができる。 消散する発泡体は、生体に用いられる。 付着させる発泡体は、対象の周りに適用して発泡体の中に汚れを取り込むことができる。

    【0015】 必要時には、上記材料は、堅牢な多孔性支持体で構成できる。 この堅牢な材料は、粉砕してパウダーにして、ローション、石鹸その他の液体に加えることができる。 同様に、柔軟な材料がローション、石鹸その他の液体に使用するのに適するように処理できる。

    【0016】 また、上記材料は、大気のような気体を中和し解毒したり除染するフィルタの形に作られる。 また、この材料は、衣類若しくは衣類の裏地として使用するのに適した形にできる。 更に、この材料を水中に置き、次に水中から取り出すことにより、水の汚れを除去することにも使用できる。

    【0017】 他の実施態様では、上記材料は、中和、解毒又は除染する特定の化学物質に従って色で符号化できる。 色又は色の計画は、酵素濃度、活性又は残りの寿命、或いはその範囲を示すように選択できる。

    【0018】 本発明の材料は、その上でOP化合物の汚染を除去するために容器の中に置いてもよい。

    【0019】 他の実施態様は、OP化合物のような有害物の量や質を測定するために一定の材料を使用する方法も含む。

    【0020】 ここで開示しているように、当業者は、種々の材料とそれらの使用を認識するであろう。 これらの形態の全ては、OP化合物を更に吸収するためにカーボンと適切に組み合わされる。 カーボンは、上記材料の支持体内に埋め込まれるか又は組み込まれる。 或いは、上記材料と共に使用される層、フィルタその他のものでもよい。 更に、HI−6のような再活性化化合物を、ドライカプセル、ペレット、リポゾーム等の、ゆっくり放出する形態で、上記材料の支持体内に埋め込むか又は組み込むようにしてもよい。

    【0021】 本発明の好ましい実施態様は、合成する間、多孔性支持体の上又はその中でA
    ChE及び/又はBChEを同時にOPハイドロラーゼと固定させる材料から成る。 好ましくは、酵素は共有結合によって固定化される。 酵素は、原核生物又は原生物のものでもよい。 これらの酵素は、組換え体でもよい。 酵素は、細胞内又はセルフリーで含有され得る。 他に、OP化合物のような有害な化学物質を加水分解できる酵素を用いることもできる。 同様の方法で、農薬の汚染を除去するためにトリエステラーゼのような酵素を用いることができる。 好適な酵素は、再活性化され又はOP化合物を直接加水分解できるものである。

    【0022】 他の実施態様では、本発明は、OP化合物のような有害な化学物質の除去、除染又は中和するために、多孔性支持体上に固定化された酵素の混合物から成る材料を製造する工程に関する。 この実施態様では、酵素とプレポリマーとの混合物が、バイオタイプ成分の劣化を最小にしながら優しく且つ均一に混合され、それによって得られた固定化酵素が所定量のOP化合物を効果的に除染し中和し又は解毒することができる。 用いた装置は、上記成分を互いに重ねる。 これは、低せん断プロセスである。 従来の方法、例えば混合ドリルで、材料を合成している間、用いた酵素は流体又はせん断応力を受ける。 上記成分を互いに優しく重ねる装置を使用することにより、これらの流体力又はせん断応力を大幅に減少させ、
    ドリルでの混合装置の高いせん断力に敏感な酵素にとって好ましい。 更に、表面活性ポリマー、例えばP−65や、低濃度のグリセノールのような添加剤の使用により、せん断力によって誘発される酵素の変性を防止できる。 この表面活性ポリマーは又、固体の支持体に適切な堅さと吸収性を与える。

    【0023】 上記材料を製造するのに好適な工程では、2室構成の装置が使用される。 第1
    のチャンバーは酵素の混合物を収容し、第2のチャンバーはプレポリマーを収容する。 酵素とプレポリマーは、1:1の比で同時に押し出されて混合される。 好ましくは、酵素とプレポリマーは、酵素とプレポリマーを優しく且つ均一に混合する静的な混合ステータに通して、急速且つ均等に押し出される。 好ましい低せん断装置は、2室シリンジで、且つ粘性のあるポリウレタン又はエポキシ樹脂を混合するのに使用される静的な混合ステータである。 この装置のサイズは、要求に応じて変更できる。 兵士が野外で使用するため、ポケットサイズにできる。 或いは、装置を大規模な製造及び/又は大きい対象又は範囲の除染に適するようにしてもよい。 低せん断装置は、高せん断装置で調整した同じ混合物と比較して、
    AChE又はBChE固定化酵素の活性を2倍以上にする。

    【0024】 更に本発明は、材料の酵素活性を再活性化する種々の材料、方法及び装置に関する。 これらの材料、方法及び装置によれば、固定化された酵素の酵素活性を再活性化するためにいくつかの除染材料を必要とする、いくつかの個別の用途及び/又は単一の継続的な用途のために、人が本発明の除染材料を使用することを可能にする。 また、これらの材料、方法及び装置によれば、多孔性支持体に吸収された過度のOP化合物を完全に除染及び/又は中和することができるが、これによって固定化酵素と反応することはない。 これらの方法と再活性化材料は、基質及び/又はオキシムを用いて、OP阻害固定化酵素の触媒作用を再活性化する。

    【0025】 更に本発明は、裂け目や割れ目のような表面、衣類のような多孔質又は不均一の表面、及びスキンのように有機リン酸や農薬を吸収しやすい生物表面から、有機リン酸を除去、除染する際の助けとなるように上記実施態様に付加される種々の材料及び添加物に関する。 添加物は、スポンジ材料と共に使用され、当該材料の多孔性支持体の中に組み込むことができる。 添加物は、乾燥又は液状でよく、
    また、トリアセチンやテトラグリムのような、有機リン酸を溶融する化合物、或いはオキシムでよく、これらは、除染及び再活性化酵素の助けとなる。

    【0026】 本発明のもう1つの態様は、種々のキットに関する。 これらのキットは、有害な有機リン酸及び/又はイオウ化合物の除染に必要な複数の酵素を含むスポンジを備える。 これには、除染プロセスを実行し又はそのために必要な材料も含まれる。 また、発泡体が変成するならば、キットはポリマー材料と酵素、例えば、有機リン酸及び/又は有機イオウ除染発泡体を製造するためのプレポリマー、安定な酵素混合物、及び低せん断装置をも含む。 更に、これらのキットは、OP化合物の量と質を検出するためのインジケータと、検出結果を中央の収集ポイント、
    例えばコンピュータ、アップリンクのサテライト、無線中継所、携帯型の電池駆動計測装置などへ送信するための手段とを備えている。 例えば、携帯型の電池駆動計測装置を用いてコンピュータに接続し、反応速度を計算して中央の収集ポイントに伝送することにより、OP化合物の量を分析することができる。 このキットには、装置の使用を容易にするアイテム、例えば、指示書、容器、試験管などを備えることができる。

    【0027】 発明の詳細な記述酵素はポリマー合成中にハイポベースのポリウレタンに取りこまれている。 米国特許第4,342,834号参照。 ハイポプレポリマーはポリエーテル(又はポリエステル)ポリオールを架橋剤の存在下にイソシアネートと反応させることにより合成される。 havens, PL, 他、Ind Eng Chem Res (1992) 32:2254-2258 ; 米国特許第4,137,200号;LeJeune, K.El, 他、Biotechnology and B ioengineering (1999) 20; 62(6):659-665を参照。 合成はこのポリウレタンプレ ポリマー中で存在するイソシアネートに水分子を接触させることにより開始され る。

    【0028】 2段工程がこの時点から生ずる。 イソシアネートが水と反応して不安定なカルボン酸が形成し、次にCO2を生成してアミンに分解する。 CO2は多孔性支持体を持ち上げそれが起ち上がるのを可能にする。 このアミンは直ちにイソシアネートと反応して尿素結合が生成する。 酵素はイソシアネートと反応しうるアミン類やハイドロキシル類などの多機能基を有しているので、合成中に酵素は多孔性支持体の一部として一体化する。 かなりの量の酵素がポリマー合成の進行を混乱させることなく多孔性支持体に結合できる。 このポリマー合成中に生ずる反応を以下に示す。

    【0029】

    【化1】

    【0030】 以下のリストの酵素(これらの酵素は種々のソース、例えば、セルフリー、組み換え、その他)及び化学物質はこの発明においての使用に適するものの例である: アセチルコリンエステラーゼ(AChE); ブチリルコリンエステラーゼ(BChE); プソイドコリンエステラーゼ; 有機リン酸ハイドロラーゼ(OPH); 有機リン酸アンハイドロラーゼ(OPAA); リン酸トリエステラーゼ; プソイドモナスヂミヌタバクテリアOPH(パラオキソナーゼ); ラッカーゼ(laccase); プラリドキシムクロライド(2−PAM) 7−(メトキシフォスフィニオキシ)−1−メトキシキノリウムアイオダイド(MEPQ); ジイソプロピルフルオロリン酸(DFP); アセチルチオコリンアイオダイド(ATC); S−ブチリルチオコリンアイオダイド(BTC); 5,5'−ジチオ−ビス(2−ニトロベンゾイックアシッド)(DTNB); N,N'−トリメチレンビス(ピリジニウム−4‐アルドキシム)ジブロマイド(TMB4);及び 1−(2−ヒドロキシイミノメチル−1−(4−カルボキシアミノピリジニウム)−ジメチルエステルハイドロクロライド(HI−6)。

    【0031】 一般に、OP化合物に対する最も単純なバイオセンサはプラスチック、ガラス、布,ナイロン、ラバーなどの担体の上にしっかり固定された多孔性支持体の表面又は内部に固定化されたChE類を有する物質からなる。 OP化合物の検出は色により定性測定され得る。 OP化合物をテストするために、バイオセンサはテストされるべき試料に曝される。 OP化合物による固定化ChEの阻害が定性的に溶液形態で観察される阻害と同様であるので、試料への暴露はほんの短時間でよい。

    【0032】 以下の実施例は本発明を説明するものであって制限するものではない。 実施例1 可能な酵素妨害の測定トリルジイソシアネート(TDI)から誘導されたポリエーテルプレポリマーは非常によくこのChE類(又は全てのたんぱく質)の表面に存在するリジンやアルギニンのような遊離アリファチックアミンと反応してこの物質の永久架橋部になるので、この物質のコンピュータ企画分子モデルは、各酵素の表面で手に入るアミノ基に的を絞って遂行され、多孔性支持体にこれらの基をカップリングさせることが酵素の機能を妨害するか否か測定された。 これはその結晶構造が既に知られている全ての酵素又はホモロジーによりモデル化され得る酵素について行われ得る。

    【0033】 図1Aはアセチルコリンエステラーゼ、ブチルコリンエステラーゼ及びフォスフォトリエステラーゼのモデル化表面を説明し、このプレポリマーにカップリングする為に入手できるChE類の表面のリジン及びアルギニン残基を示す。 これは、Biosym Technologiesによる分子モデル作成ソフトウエアであるInsight II
    により生成された。 この分子モデルに基きこの多孔性支持体にカップルするFB
    S−AChEの表面に少なくとも1個のリジンと29個のアルギニンの水に影響されやすい残基があり、一方、エキン−BChEには26個のリジンと26個のアルギニン残基がモデル化された。 大抵のリジン及びアルギニン残基はこのCh
    E類の後ろ側で発見され、ほんの少しが酵素の触媒作用位置の谷間が位置する側に見出された。 AChE及びBChEの両方の縁及び触媒作用位置の谷間の開口は必然的にリジンとアルギニンを欠いていると思われた。 従ってこの多孔性支持体にこれらの酵素をカップリングすることは基質、OP類などの阻害剤、又はモノジスクオタナリオキシムを含むオキシム類などの再活性剤の入り込み、触媒生成物の活性位置へ及びからの放出及び酵素の動的速度に及ぼす影響が最小となるはずである。 同様に、ラッカーゼの表面のモデル(図1B)はこのプレポリマーに共有結合できる残基を示している。 実施例2 酵素結合ポリウレタン物質の合成この物質の典型的合成は、1%(最終濃度)の界面活性剤を含むリン酸バッファ中で酵素をプレポリマーと混合することからなる。 トリルジイソシアネート(
    TDI)から誘導されたポリエーテルプレポリマー、ハイポールプレポリマーT
    DI3000(Hampshire Chemical, Lxington, MA),及びプルロニックP−65
    界面活性剤(BASF Specialty Chemicals, Parsippany, NJ)が用いられた。 この2層システムは混合され、適切な型に注がれ、硬化のため放置された。 図2は、
    スポンジ状多孔性支持体からなる硬化した物質を示す。 図12は固定化されたA
    ChEを含む小さな物質を示す。

    【0034】 図3は、プレポリマーと酵素の特異反応を説明する図である。 合成はH2O分子がポリウレタンプレポリマー中に存在するイソシアネート基と反応するとき開始する。 イソシアネートは水と反応して不安定なカルボン酸を生成し、これはC
    O2を生成しながらアミンに分解する。 このCO2はこのポリマーを膨らませ多孔性にする。 同時に、このアミンは直ちにイソシアネート基と反応して尿素結合を生成する。

    【0035】 ChEはその表面にアミンを有し、イソシアネートと反応することができるので、合成中にポリウレタン支持体の一部になり一体化できる。 この物質にはシクロデキストリンで見られるような酵素の深刻な罠又は活性化炭素に見られるような酵素の物理的吸着はない。 Pluronic P-65のような界面活性剤を約1%最終濃度で含ませることはこの物質の最終構造及び吸着ポテンシャルを制御する。

    【0036】 多孔性ポリウレタン支持体からなる物質を製造する為に、P−65界面活性剤バッファを含みpH8.0の50mMリン酸バッファ約30mLを600mLのプラスチックビーカに入れた。 精製FBS−AChE(7500単位)又は精製Eq−BChE(5000単位)の3から5mLを加え、次にハイポ3000プレポリマー(トリルジイソシアネート)を加えた。 この2層システムは混合され、10分間膨らむままにされ、容器から押し出された。 この物質はpH8.0の50mMリン酸バッファ約50mLで十分に洗浄され、乾燥され、将来の使用の為にジッパー付きバッグ中に保存された。 実施例3 合成された物質の特性約20−90%の酵素が遊離のアミノ基又は水酸基により多孔性支持体と共有結合していた。 これはこの物質の第1洗浄液及び第2洗浄液中の酵素の惣菜により測定された。

    【0037】 これらの酵素は多くのいちで結合され得るので、架橋したポリマー支持体の一部となっている。 この架橋したポリマー支持体は結合酵素に対して大きな安定性を与える。 大量の酵素が小さなポリウレタン支持体中に取り込まれているので、
    架橋ポリマー支持体はOP化合物の検出のための高安定且つ高感度物質になっている。

    【0038】 A. 酵素活性 1から40mgの重量範囲のFBS‐AChEを含む物質の5つの試料とEq
    −BChEを含む物質の5つの試料がpH8.0の50mMリン酸バッファ2.
    8mL中に懸濁され、エルマン法で分析された。 Ellman,GL他(1961)Biochm
    Phamacol.7:88-95参照。 FBS‐AChEの固定化及びEq−BChEの固定化の両方において、スポンジの重量と酵素活性の間には直線関係が見出された。 図16AおよびB参照。 スポンジの重量と酵素活性の間には直線関係は、物質全体に渡って均一なFBS‐AChE又はEq−BChEの固定化を示す。

    【0039】 この物質は50mMリン酸バッファ、蒸留水,又は基質の加水分解に影響を与えない10mMアンモニウムビカーボネートで洗浄された。 従って、プレポリマー、界面活性剤及び酵素をそのままで22°Cで混合することで溶液ChEの初期活性の約50%を保持する有用な効果のある物質が得られた。

    【0040】 B. 蛋白質積込み許容量この物質はAChE又はBChEなどのChE類のためのかなり高い積込み許容量を有する。 この物質に固定化されたBChEの最終活性は合成中の酵素の量をより高くすることにより増大されうる。 図4参照。 非特異性蛋白質(うし血清アルブミン、BSA)に精製AChEを一定量加えたが、ChE活性は減少しなかった。 図5参照。 このように、より高い効果のある物質を蛋白質、酵素類、他のChE類を追加して合成することができる。 加えて、多種の酵素又は複数の酵素の組合せにより、多種類のOP化合物の組合せを検出するのに効果のある物質を速やかに合成できる。

    【0041】 C. 酵素の安定性図6で示されるように固定化ChE及びOPハイドロラーゼは4°Cで3年より長い間、25°C及び45°Cでそれぞれ12ヶ月より長い間、酵素安定性を維持した。 この物質が液体窒素で凍結されたなら、殆どの初期活性を保持する。
    TDIは固定化ChEに顕著な安定性を与える。 即ち、固定化AChEno初期活性の約50%及び固定化BChEの活性の20%が、溶液酵素では活性が示されない80°Cで16時間後にも維持された。 このChE物質は22°Cで徹底的に真空乾燥されることができ、その後、再水和されても酵素活性の損失がない。 AChE又はBChE物質が徹底的に洗浄され、活性の分析が行われたとき、
    洗浄、分析サイクルは3日にわたって20回より多く繰りかえらせたが、活性の減少は生じなかった。 図7参照。 これはこの物質が繰返し使用され得ることを示している。

    【0042】 これらの結果はChE類が多孔性支持体中に共有架橋結合し手いること及びC
    hE類が皮膚、水又は装置にしみ出てこないことを示している。 従って、固定化された酵素がOP化合物と結合すると、そのOP化合物をその表面から除去するには脱不純物処理を必要とする。

    【0043】 D. 運動常数

    【0044】

    【表1】

    【0045】 この物質は、固定化酵素はしみ出ず、OP化合物は固定化酵素と不可逆的に結合しているので、妨害を引き起こす化合物や組成物を除去する為に洗浄され、絞られ、又は他の方法で綺麗にされても良い。 基質がこの多孔性支持体の上又は中に埋め込まれ、又は試料に曝された後にこの物質にあてがわれても良い。 この物質においてその基質は溶液のままであり、可動性を維持している。 適切なバッファがこの物質にあてがわれても良い。 物質の色又は発色の変化はOP化合物の存在を示す。

    【0046】 これらのバイオセンサは1回の使用後に処分され又は再使用されてもよい。 このバイオセンサを再使用することにより、この物質はそのOP化合物を蓄積し、
    それにより、定義された時間を超えてOP化合物の集積量を示す。 このバイオセンサは、このOP化合物を取り除く試薬、例えばフルオライド塩を使用して再生されても良い。 このバイオセンサの精度は使用に先立って再度キャリブレートされるならば確かめられる。

    【0047】 OP化合物の存在の為のこれらの定性テストは外部のエネルギー源又は他の装置を必要としない。 しかし、このバイオセンサは、H2O2により表示されるようなコリンエステラーゼ活性を測定することによりOP化合物の検出の為の炭素電極を具備する。 この実施態様において、ChEがその表面又は内部に固定化される物質は炭素電極にしっかり固定される。 本発明において、このバイオセンサは極端な温度で長期間保存されて良い。 また、何度も繰返し使用されても良い。

    【0048】 バイオセンサの幾つかのれいはテストストリップ、バッジ及びパッチを含む。

    【0049】 固定化又は溶液ChE類はいずれも活性位置の数が有機リン化合物MEPQ,
    7−(メチルエトキシフォスフィニルオキシ)−1−メチルキノリニウムアイオダイドを用いた滴定により測定された。 このAChE物質及びBChE物質とそれぞれの溶液酵素の25°CにおけるMEPQによる阻害の2分子速度常数は溶液酵素と共有結合した酵素の間には大きな差が無いことを示した。 表1参照。 これらの結果はChE類の固定化形態と溶液形態は同じようにOP化合物と相互作用することを示している。 従って、通常入手し得る業界公知の酵素活性分析法が用いられうる。

    【0050】 改良エルマン分析を用いた初期速度法は固定化及び溶液AChE及びBChE
    のパラメータKm、kcat,及びkcat/Kmを決定する為に用いられた。
    結合又は溶液ChE類の活性位置の数はMEPQでの滴定により測定された。 表12及びAChEのための図8に示すように、固定化ChE類のKm値は対応する溶液酵素より約10倍であった。 kcat値は劇的に影響されより低くかった。 基質の親和性とkcatの組み合わされた効果はアセチル化(kcat/Km)
    における約20から50倍の減少をもたらした。 興味深いことに、溶液BChE
    は基質阻害を欠いたが、固定化BChEは基質阻害を生じた。 これらの結果はC
    hE類の表面の残基の多孔性支持体への共有結合が結合酵素の活性位置領域の何らかの性質を直接的又は間接的に変えたことを示唆する。

    【0051】

    【表2】

    【0052】 固定化及び溶液コリンオキシダーゼのKm決定:コリンオキシダーゼの溶液形態及び固定化形態(スポンジ)のKmは図Bに示されるように基質カーブに殆どシフトがないことから同じであると観察された。
    この基質カーブはこの酵素が固定化に非常に適しているばかりでなく、コリンエステラーゼとの共固定化に非常に適していることご示している。 溶液及びスポンジの観察されたKmはそれぞれ2.5mM及び6.7mMである。 図19B参照。

    【0053】 E. 溶液及び固定化酵素のpH固定化および溶液AChEのpH曲線は同一であり、これらの酵素は広いpH
    範囲7−8.5で活性を示す。 溶液コリンエステラーゼ、コリンオキシダーゼ,
    及びOPハイドロラーゼのpH曲線がこの同じpH範囲で至適活性を有するので、多孔性支持体の表面又は内部に固定化されたこれら多種類の酵素の複数個を用いてこの物質を至適化及び多様化することができる。

    【0054】 更に支持する証拠としての溶液及び固定化酵素のpH図19A:溶液及び固定化コリンオキシダーゼのpH曲線。 図9の溶液及び固定化アセチルコリンエステラーゼのpH曲線と比較してください。 F. 溶液コリンエステラーゼとセンサ(固定化)コリンエステラーゼの温度依存 活性固定化AChE及びBChEを含むセンサは、それらの溶液相補体と比較して殆ど同一の温度依存活性を示した。 しかし、図6に示すように、固定化酵素は長時間、高温での変性条件に更に耐性があるが、溶液酵素は耐性がない。 固定化酵素は液体窒素中での凍結にも耐性がある。 これらのグラフは低温において、このセンサが反応速度を増す為に体温又は外部の熱源により暖められうることを示す。 実施例4 多種類の酵素の複数個の固定化 ChE類がバクテリアルOPハイドラーゼ(OPHB)及び/又は兎血清ハイドロラーゼ(OPHR)と一緒に共固定化された。 独自に固定化された各酵素の酵素活性と比較して、OPHと共固定化されたAChE又はBChEの酵素活性に低下は無かった。 図10参照。 更に、共固定化されたOPHの酵素活性においても低下はなかった。 従って、複数個の酵素であって、それらが種々のOP化合物と異なって反応する酵素を選択して広い範囲のOP化合物に対して効果的な不純物除去物質を生成するために1つの物質中に利用することもできる。 最後に、相互検出図解(図13A)に必要な多種類酵素の例も又図10に示される。 コリンオキシダーゼのAChE又はBChEとの共固定化は独自に固定化された酵素と比較して固定化プロセス又は酵素の活性を変更しない。 実施例5 高速混合合成接着剤工業(CPA,Greenville, RI02828から改良された合成方法を用いることにより、酵素活性を低下させるせん断力が減少される。図11参照。個の方法において、酵素は幾つかの固定化技術において要求されるような有機バッファ中にはない。これは空気誘導せん断の減少をもたらし、酵素活性が維持される。
    この方法は操作が簡単で,素早く且つ再現性もある。 この低せん断混合装置は結果として生ずる固定化AChE及び/又はBChEの酵素活性を、混合ドリルなどの高せん断装置で調製された同一混合物と比較して2倍以上にする。 表3参照。

    【0055】

    【表3】

    【0056】

    【表4】

    【0057】

    【表5】

    【0058】

    【表6】

    【0059】

    【表7】

    【0060】

    【表8】

    【0061】

    【表9】

    【0062】

    【表10】

    【0063】

    【表11】

    【0064】 実施例6 酵素活性の測定図13は本発明のバイオセンサと用いられる色々な検出方法を説明している。
    OP化合物の定性検出は、目に見える発色及び/又は化学蛍光発色を用いて視覚的に遂行される。 定量検出は手に持てる装置を用いて行うことができ、蛍光、化学蛍光又は発色の値を測定する。 加えて、使い捨て炭素マイクロ電極からなる電子バイオセンサはH2O2生成からの電気化学信号を検出するために用いることができる。

    【0065】 この物質のChE活性は改良エルマン法を用いて、AChEの為には基質としてアセチルチオコリンを含有する、BChEの為には基質としてブチリルチオコリンを含有する水性リン酸バッファ環境中で評価された。 黄色を生成するこれらの反応は分光光度分析で412nmで監視された。 エルマン分析の最終反応性生物はChEを欠く物質に吸着しなかった。 生成された生成物は時間と共に線状であった。 それにより反応性生物の水性環境中への放出は速度制限が無いことを示している。 OPハイドロラーゼ活性の測定のために、用いられた基質はp−ニトロヘニルフォスフェートであり、反応は500nmで監視された。

    【0066】 このエルマン分析とOPハイドロラーゼ分析は、その酵素が阻害されないなら、黄色色素を生成する。 酵素が阻害するなら無色である。 又、コリンエステラーゼのためには、2,6−ジクロロインドフェニルアセテート(赤色)、ChEにより加水分解で青(2,6‐ジクロロインドフェニレート)に変わる。 再度、青色の存在しないことはOPによるChE阻害を示す。

    【0067】 ChE阻害の蛍光検出の為に、基質は1−メチル−7−アセトキシキノリニウムアイオダイド、又は蛍光マレイミド、n-(4−(7−ジメチルアミノ−コウマリン−3−イル)フェニル)−マレイミドでよい。 1−メチル−7−アセトキシキノリニウムアイオダイドは、加水分解で高い蛍光物質である1−メチル−7−
    ハイドロキシ生成する。 蛍光マレイミド、n-(4−(7−ジメチルアミノ−コウマリン−3−イル)フェニル)−マレイミドはChE類によるでアセチル又はブチリルチオコリンの加水分解で形成されるチオールと縮合する。 即ち、390nm
    /ex 473nm発光。

    【0068】 化学発光検出は、ChEと基質(ACh又はベンゾイルクロライン)を追加して、コリンオキシダーゼとパーオキシダーゼがルミノールの含む混合物に追加される。 この化学発色方法に於いて、光源は必要でない。 従って、より小型のよりエネルギー効率の高い検出器にすることができる。 更に、化学発光は暗さに慣れた目での検出をできるようにする。 Amplex Red(Molecular Probes,Inc.)とH2
    O2の反応生成物であるこのインジケータレゾルフィンは、感度を増大できる蛍光 と可視赤色色素の両方であるという利点を有する。 (図13参照)。

    【0069】 代表的エルマン比色分析のために、標準装置によるOP化合物の検出の下限は凡そOPの35フェムトグラムである。 この限界はChEが固定化された物質の1cm2で得ることができる。 この量はこの物質の合成中に大きくすることも小さくすることもできる。 このように、この物質に共有結合するOP神経剤の最大累積量は約100pgである。

    【0070】 マイクロ電極はChE活性を検出するのに用いることができる。 このように、
    前記共有結合設計は、例えば、ChE類、コリンオキシダーゼ、及びパーオキシダーゼの多酵素で用いられ得る。 この混合物は炭素電極の周りにスポットされ、
    硬化される。 図14参照。 この酵素−炭素電極は酵素の損失なしに水のような流れる液体を連続的に分析するために用いることができる。

    【0071】 光学分析及びUV−可視分光光度計、蛍光計、及び電気化学検出器などの通常の研究室の装置は定量的バイオセンサに発展させるのために用いることができる。

    【0072】 同様に、上記基質及びインジケータは小さなパケット、リポゾームなどのに入れられいてもよく、多孔性支持体に詰め込まれ、取込まれていても良い。 その物質が圧搾され、押さ付けられ、他の方法で操作されるとき、基質とインジケータは放出され、結果として生ずる色の変化でOP化合物の存在を示す。

    【0073】 酵素活性の測定固定化コリンオキシダーゼと固定化AChEを含むスポンジ10mgが基質(アセチルコリン)、インジケータ(Molecular Probes,Inc.のAmplex Red)及び西洋わさびパーオキシダーゼを含むバッファ2.5mLの入ったキュベット中でインキュベートされた。 1つのスポンジは25°Cで5分間MEPQに曝され、水ですすがれ、次いで同じバッファの第2キュベット中に入れられた。 別のキュベットは上記と同じバッファだけが入れられ、バイオセンサスポンジは入れられなかった。

    【0074】 25°Cで5分間インキュベート後、試料が560nmにおいて視覚的に分光光度計で観察された。 蛍光分析では560nm励起、580nm発光である。 白紙に対する可視鑑定で、左の試料(ラベルA)はセンサがアクティブで基質と反応するとき、強い色(赤)を示す。 中央の試料(ラベルB)はOP MEPQに曝された後のセンサの状態を示す。 これは毒されもはや発色しない。 実に、右の試料、ラベルCではバッファのみでセンサを含まないものは、識別できない。

    【0075】 同じ試料は蛍光計で監視され、又は手で持てる分光光度計で可視範囲で監視され得る。 蛍光分析の利点は可視スペクトルでの分析にわたって感度が非常に強化されることである。 実験室の分光光度計を用ると、蛍光測定されたときキュべット中で信号及び感度が4000倍強化された。

    【0076】 AChEとコリンオキシダーゼのセンサは、エネルギー源のない完全な暗闇中で有機リン酸塩の不存在及び存在の基で表示するために用いることができる。 A
    ChE/コリンオキシダーゼ固定化センサは基質(アセチルコリン)、ルミノール(5−アミノ−2,3‐ジヒドロ−1,4−フターラジンジオン)、10ug/m
    Lの西洋わさびパーオキシダーゼを含むバッファ2.5mL中でインキュベートされた。 蛍光は蛍光計で定量された。 励起もなく(光源がない)、放出も0のオーダーでなっかった(毒されていないセンサの反応により生成する光を測定するための広い開口)。 AChEは基質を加水分解し、コリンオキシダーゼは生成物(
    図13の図解参照)に作用する。 その結果は、化学蛍光である。 化学蛍光は、暗さに慣れた人の目のしきい値以上で4分間以上観察された(水平な点線で示されている)。 実施例7 DFPでの固定化FBS―AChEの阻害固定化FBS―AChEの試料100mgが色々な濃度のDFPで、pH8.0
    の50mMリン酸バッファ2mL中で25°Cで1時間インキュベートされた。
    試料中の残留DFPが、新しい1U/mL溶液の0.5mLへ反応混合物の0.5mL
    づつを加えて1時間インキュベートし、エルマン分析で用いる10μlを分析することにより、測定された。 この結果は図17に示されている。

    【0077】 DFPでの固定化FBS―AChEの阻害はバッファ中に懸濁された発泡体へ加えられたDFP理論量と比例した。 実施例8 DFPでの固定化Eq―BChEの阻害固定化Eq―BChEの試料50mgが色々な濃度のDFPで、pH8.0の5
    0mMリン酸バッファ2mL中で25°Cで18時間インキュベートされた。 試料中の残留DFPが、新しい1U/mLEq―BChE溶液の0.5mLへ反応混合物の0.5mLづつを加えて1時間インキュベートし、エルマン分析で用いる10
    μlを分析することにより、測定された。 この結果は図18に示されている。 実施例9 多固定化酵素からなる区別バイオセンサコリンエステラーゼ、OPハイドロラーゼ、及びOP以外を加水分解する酵素類からなる物質は多孔性支持体の表面又は内部に共有結合で固定化されると,区別バイオセンサを生成することができる。 区別バイオセンサは、多孔性支持体の表面又は内部に固定された種々のChE類、OPハイドロラーゼ類、及び/又はラッカーゼ類から作ることができ、各ChE類、OPハイドロラーゼ類、及び/
    又はラッカーゼ類は、プラスチック片のような担体上に独自に且つ別々に固定されている。 例えば、ラビットからの血清OPハイドロラーゼは、サリンに高い活性を示すが、ソーマンには示さない。 従って、固定化OPHrを有する物質とラッビットの血清以外のソースからのOPハイドロラーゼを有する物質を1枚のプラスチック片に固定するとサリンとソマンを識別するバイオセンサとして作用できる。

    【0078】 更に、幾つかの種類の好ハロゲンバクテリア及びアルテロモナスバクテリアからの酵素は、有機リン化合物に対する酵素活性に大きな違いを有しているので、
    これらの酵素が多孔性支持体の表面又は内部に共有結合で固定化されている複数の物質は区別作用バイオセンサとして用いるために1つの担体に別々に固定することができる。 例えば、A.undiからのOPHはサリンやタバンに対してよりもソマンに対して高い酵素活性を示すので、A.undiからのOPHと他のソースからのOPHとで、サリンやタバンを越えてソマンを区別して検出するバイオセンサとして作用できる。 更に,種々のOPハイドロラーゼ、ChE類、ラッカーゼ、ラッカーゼのメディエイタ、及びそれらの変異物は、複数のOP化合物に対して異なる特性及び/又は活性を示すようにスクリーニングしたり、発展させたりすることができる。

    【0079】 表4は幾つかの酵素の概略を示し、与えられたOP化合物の速やかな定量および定性同定に用いられる。

    【0080】 担体は各OPに対して異なる特性を示す異なる固定化酵素のスポットを含む幾つかの区分に分けられ得る。 例えば、1つのOP薬がテストされる試料に存在するなら、AChE及び/又はBChE阻害があるだろう。 即ちAChE及び/又はBChE中で色の変化がない。 もしOP薬がサリンなら、ラビットOPハイドロラーゼはサリンを加水分解して、その結果ラビットOPハイドロラーゼの区分で色が変化するはずである。 更に,A.undinaを含む区分は、サリンは基質のほんの一部であるので与えられた基質を控えめに阻害するだけなので、控えめな色の変化があるだろう。 VXが存在するなら、ラッカーゼを含む区分の色はラッカーゼがVXを加水分解するので変化するだろう。

    【0081】

    【表12】

    【0082】 このように、表5に示すような固定化酵素からなる物質は独自に担体に固定されうる。 これらの物質を具備する担体がテストされる試料に曝されて後、特定のOP薬の存在は適切な基質の存在で与えられた物質の色の変化を観察することにより測定され得る。

    【0083】

    【表13】

    【0084】

    【表14】

    【0085】 実施例11 OP化合物の遠隔定量及び定性分析 OP被阻害酵素は、直ぐには元に戻らず控訴は固定化されているので、この物質は、テストの場所から、与えられたOP化合物の存在及び量を分析する別の場所へ移送されてもよい。 更に、この物質は所定の時間OP化合物を監視する場所において置かれても良い。 このOP被阻害酵素は直ぐには元に戻らないので、阻害化合物及び組成物はテストの場所,又は、異なる場所でこの物質から除去されてもよい。 更に,この分析は、サンプリング後、直ちに又は間もなく行われる必要はない。

    【0086】 A. フッ素化合物で誘導されるOPの放出高濃度のF−はこの物質に固定され且つ阻害されたChEに結合したOP化合物の放出を引き起こす。 図15参照。 これにより可溶性のフォスフォフルオリデートが生成し、これは存在するOP化合物に特異的である。 このフォスフォフルオリデートはガスクロマトグラフィーで同定及び定量され得る。 更に,元のOP
    化合物を決定する為にマススペクとロメトリーで確認できる。 特に、阻害されたChEを含むが洗浄された有毒物質を含まない物質をpH4まで酸性にし、2M
    弗化カリウムでインキュベートした。 この溶液は、次にC18SipPak(Waters Assoc
    iates, Milford, Mass.)で抽出される。 このOP化合物は遊離され、ガスクロマトグラフィー及びマススペクとロメトリーで同定される。 関心のある殆どのOP
    試薬が同定できる。 OP除草剤からも識別される。 この実施例において、この物質は機械的ストレス、厳しい化学的条件、及び極端な及び変化する温度に非常に抵抗性があるので、後日OP化合物をテストするために、試料を凍結する必要はない。

    【0087】 B. 酵素の消化他の工程として、OP化合物の暴露後の同定の為に酵素の消化が用いられても良い。 このOP化合物は多孔性支持体かに固定された酵素から放出され、pH1
    0の1Mトリスバッファとアルカリ性フォスファタ−ゼで消化されても良い。 その後、高分子生成物が濃縮され、ピリジンととトリメチルシリル化試薬の溶液に溶かされる。 このサンプルは次にガスクロマトグラフィー及びマススペクとロメトリーで分析される。

    【0088】

    【表15】

    【0089】 実施例12 実施例13 フェイルスポジティブに対する抵抗性このセンサはフェイルスポジティブに対する抵抗性を有することが好ましい。
    この定義においてOPのフェイルスポジティブは酵素を変成させる全ての化合物である。 有機化合物は溶液状態の多くの蛋白質及び項をを阻害し変成させることが知られているので、このAChEセンサを標準ガソリン(図21A)及びジーゼル排気ガス(図21B)に曝して活性を評価した。 連続して2−3時間曝した後にも初期活性の80%以上を保持していた。 ポリマーマトリックスも破壊されていなかった。 これらの結果は、このマトリックスが固定化されたアセチルコリンエステラーゼを有機燃料の蒸気などの変成条件に対して安定化し、フェイルスポジティブ応答を減少させたことを示している。 実施例14 実施例15 水性環境での有機リン酸塩に対する長期感度固定化酵素の最大の利点はそれらがポリウレタンマトリックスのな化で永久的に共有結合で固定されていることである。 このことは以下の溶液状態の酵素又は紙、チケット、又は指示Sとリップに共有結合ではなく付与される酵素にはない特性をセンサに与える。

    【0090】 A. 異なるpHで25°Cで連続インキュベートごの活性保存能力 25°CでpH4.0から10.5のバッファ中で2ヶ月後の固定化AChE
    とBChE酵素の活性が図21Aと21Bにそれぞれ示される。

    【0091】 B. 自然水源において環境温度25°Cで連続インキュベートごの活性保存能 環境中で長期間計か語にもAChEセンサが活性を保っている更なる証拠が図21C及び図21Dに観察されている。

    【0092】 C. 上記A及びBでM272チケットの比較 M272チケットは水溶液中で有機リン酸塩に感度があるものとして最近出まわっている。 このチケットは非共有結合したEelコリンエステラーゼを含む。 固定化したAChE及びBChEセンサが1−2ヶ月後にも活性を保持しているのに対し、M272チケットは、湾の水中で(図21E)及びバッファ中で(図2
    1F)5分後に、80%以上の活性を失った。 実施例16 この物質の形成に先立つ酵素カップリングこれらの酵素は当業界で知られている手段でこの物質を形成するに先だってカップリングさせ、架橋結合した酵素錯体を形成することができる。 Hashida, S.,
    Imagawa, M,. Inoue, S., Ruan, K.-h, 及びIshikawa, E(1984)J.Applied Bio
    chem 6, 56-63及びSamaoszuk,M>K>, Petersen,A., Lo-Hsueh, M., 及びRietveld
    , C.(1989)(A peroxide-generating immunocongugate directed to eosinophil
    peroxidase is cytotooxic to Hodgkin's disease cells in vitro.).Antibody
    Immunocon..Radiopharm.2(1), 37-46を参照。

    【0093】 例えば、AChEは公知の方法で架橋剤を用いてコリンオキシダーゼと結合させることができる。 従って、AChEとコリンオキシダーゼは近接して存在し、A
    ChEの加水分解物であるコリンは次にコリンオキシダーゼによりH2O2wo
    生成する。 このタイプの酵素のカスケードは更に効果的な酵素のカップリングを提供し、より速いより感度のよいものを提供する。 加えて、コリンオキシダーゼの近接により、コリンオキシダーゼのAChEに対する割合を減少できる。 2種以上の異なった酵素が用いられてよい。 実施例17 農薬(ジクロロフォス)及び有機リン酸(ソマン,GD)に対する溶液且つ固 定化マンマリアンAChEの感度 AChEセンサと溶液AChEを、50mLのフォスフォレートバッファに2.5
    mLのジクロロフォス希釈液に5分間曝した後、溶液状の酵素と固定化したセンサの活性を測定した。 図23Aに示すように、溶液状の酵素と固定化したセンサの感度は非常に近いEC 50の値を示したが、スポンジに関する傾斜は、溶液酵素よりも約20%緩かった。 これらの結果は、農薬の阻害に対して、AChEスポンジは溶液状のマンマリアン酵素よりも少し感度が低いことを示している。

    【0094】 AChEセンサ(酵素を固定)とアセチルコリンエステラーゼ溶液の阻害についても、同様な結果が観察された。 図23Bは、酵素をソマンに5分間曝して酵素の阻害を測定した時、ソマンへの曝しによる酵素活性の喪失を表わす曲線が意味のある程変化していないことを示している。 ソマンなしでは、色発展と酵素活性(100%レベル)があるのに対し、30pgのソマンでは、殆ど色反応がなく、活性は制御レベルの20%低い。 表5における参考文献

    【0095】

    【表16】

    【0096】

    【表17】

    【0097】

    【表18】

    【0098】 以上、本発明について説明したが、上述の刊行物及び特許文献は、本発明の理解と開示に必要な限り、この明細書の開示に含まれる。

    【図面の簡単な説明】

    【図1A】 アセチルコリンエステラーゼ、ブチリルコリンエステラーゼ及び有機リン酸トリエステラーゼのモデル化した表面を示す図。

    【図1B】 ラッカーゼのモデル化した表面を示す図。

    【図2】 硬化した材料を示す図。

    【図3】 酵素とプレポリマーの特別反応を概略的に示す図。

    【図4】 材料の合成中に付加されたBChEの量と最終材料におけるBChEの量との間の直線関係を示す図。

    【図5】 合成中に一定量のAChE及びTDIポリマーに付加されたBSAの増加量を示す図。

    【図6】 図6A及び図6Bは本発明による材料が、25℃及び45℃で12ヶ月以上、及び4
    ℃で3年以上、酵素の安定を維持したことを示す図。

    【図7】 本発明による材料が洗浄後に酵素の活性を維持したことを示す図。

    【図8】 可溶性のポリウレタン結合AChEの基質濃度依存曲線を示す図。

    【図9】 可溶性の固定化AChEのpHの範囲を示す図。

    【図10】 共に固定化されたChEとOPHの相対的活性を示す図。

    【図11】 図11A及びBは、手動式の混合ガン及び処分可能な混合ステータの外観図。

    【図12】 ChE活性を検出するための変更可能な手順を示す図。

    【図13】 図13Aは、固定化されたFBS−AChEの酵素活性を示し、図13Bは、
    固定化されたEq−BChEの酵素活性を示す。

    【図14】 発泡体で固定化されたFBS−AChEのDFPによる阻害とH1−6による再活性化を示す図。

    【図15】 発泡体で固定化されたEq−BChEのDFPによる阻害とTMB4による再活性化を示す図。

    【図16】 有機リン酸の比が非常に高いところ(1000重合モル過剰)でのみ拘束、再活性化及び解毒が完了していないことを示す図。 しかしながら、新しいHI−6により再度当初の活性が殆ど回復できる。

    【図17】 図17Aは、テトラグリムを添加したスポンジによって与えられた保護を示し、図17Bは、HI−6を添加したスポンジによって与えられた保護を示し、図17Cは、2−PAMを添加したスポンジによって与えられた保護を示す。

    【図18】 生成されたカーボンスポンジがメチレンブルー(活性炭に対する色計測インジケータ)を結合する能力を示す図。

    【図19】 オキシムの比活性

    ───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ, BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,C R,CU,CZ,DE,DK,DM,EE,ES,FI ,GB,GD,GE,GH,GM,HR,HU,ID, IL,IN,IS,JP,KE,KG,KP,KR,K Z,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MA ,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ, PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,S K,SL,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG ,US,UZ,VN,YU,ZA,ZW (72)発明者 ドクトル,ブペンドラ,ピー アメリカ合衆国,メリーランド州 20854, ポトマック,10613 グレート アーバー ドライブ (72)発明者 サクスナ,アシマ アメリカ合衆国,ヴァージニア州 22030, フェアファックス,4220 トローブリッジ ストリート (72)発明者 フェアスター,ショーン,アール アメリカ合衆国,メリーランド州 20872, ダマスカス,10530 トラリー テラス (72)発明者 マックスウェル,ドナルド アメリカ合衆国,メリーランド州,ボルチ モア (72)発明者 ロス,ミッシェル アメリカ合衆国,メリーランド州,エッジ ウッド (72)発明者 レンツ,デヴィッド アメリカ合衆国,メリーランド州,ベル エアー (72)発明者 ルジュヌ,キース,イー アメリカ合衆国,ペンシルバニア州 15212−5848,ピッツバーグ,100 アンダ ーソン ストリート (72)発明者 ラッセル,アラン,ジェイ アメリカ合衆国,ペンシルバニア州 15090−7100,ウェックスフォード,113 フォックスウッドドライブ Fターム(参考) 2E191 BA11 BD20 4B033 NA02 NA23 NA26 NB34 NB68 NC01 ND04 NE01 NE02 4J034 BA03 DA01 DA03 DB01 DC50 DG01 HA01 HA07 HC12 HC22 HC46 HC52 HC61 HC71 JA42 NA03 QB16 QB17 QC01 RA02

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