皮膚伸長テープ及びリラックス方法

申请号 JP2014163692 申请日 2014-08-11 公开(公告)号 JP6372021B2 公开(公告)日 2018-08-15
申请人 有限会社東洋物療研究所; 发明人 藤田 誠;
摘要
权利要求

裏面に粘着剤が塗布された非伸縮性のシートからなる第一シート部と、 一端部の裏面に前記第一シート部が固定される、伸縮性を有する帯状のシートからなり、裏面に粘着剤が塗布された第二シート部であって、長さが前記第一シート部の当該長さ方向の長さの2倍以上に形成される第二シート部と からなる皮膚伸長テープ。前記第一シート部は円形である請求項1に記載の皮膚伸長テープ。前記第二シート部は前記第一シート部の当該第二シート部の長手方向に関する長さの3倍乃至5倍の長さを有する請求項1又は2に記載の皮膚伸長テープ。前記第二シート部は少なくとも前記第一シート部に重なる部分又は前記第一シート部近傍から前記第一シート部が固定されていない他端部に至る幅が前記第一シート部の当該幅方向の長さよりも小さく形成される請求項1から3のいずれか1項に記載の皮膚伸長テープ。前記第二シート部は少なくとも前記第一シート部に重なる部分又は前記第一シート部近傍から前記第一シート部が固定されていない他端部に至る幅が前記第一シート部の当該幅方向の長さの2分の1乃至3分の1に形成される請求項4に記載の皮膚伸長テープ。前記第一シート部及び第二シート部の粘着剤が塗布された部分を覆うように当該粘着剤に剥離可能に貼り付けられるシートからなる剥離シート部を有する請求項1から5のいずれか1項に記載の皮膚伸長テープ。皮膚を押して、痛み又は違和感の強さに基づいて筋肉の緊張の大きい部分を探し出す第一ステップと、 前記第一ステップで探し出された部分の皮膚を押しながら、押している部分を皮膚に対して平行な複数の方向に変え、痛み又は違和感が弱くなる方向を探し出す第二ステップと、 請求項1から6のいずれか1項に記載の皮膚伸長テープの前記第二シート部の前記第一シート部が固定されていない他端側が前記第二ステップで探し出された方向を向くようにして、前記第一シート部の裏面を前記第一ステップで探し出された皮膚の部分に貼り付ける第三ステップと、 前記第二シート部の前記他端部を長手方向に引っ張って伸ばしてから前記第二シート部の裏面を皮膚に貼る第四ステップと からなるリラックス方法。前記第四ステップの後で、前記第一シート部を押さえながら、前記第二シート部を前記一端側から前記他端側へ1回以上摩る第五ステップを有する請求項7に記載のリラックス方法。

说明书全文

本発明は、リラックス方法とこれに用いる皮膚を一方向に伸張するテープに関する。

多くの人々がストレスにさらされる現代において、心身をリラックスさせることは重要である。心身をリラックスさせる方法として、呼吸法、自立訓練法、瞑想、音楽療法、アロマテラピー、その他の民間療法等、種々の方法が存在する。

ところで、種々のリラックス方法において問題になることの一つとして、筋肉の緊張がある。筋肉の緊張が強く意識できるような場合には、痛みやだるさなどが意識されることでリラックス状態になることを妨げられることになり、筋肉の緊張が弱く意識されないような場合でも、身体的な異常を無意識下では認識しているので、無意識にリラックス状態になることが阻害されたりする。 本発明は、このような観点から、リラックスする際に筋肉の緊張を緩和することでリラックス状態を促進できるようにする方法を提供すること、及び、この方法に用いるのに適したテープを提供することを課題とする。

上記課題を解決するために、本発明は次のような構成を有する。 請求項1に記載の発明は、裏面に粘着剤が塗布された非伸縮性のシートからなる第一シート部と、一端部の裏面に前記第一シート部が固定される、伸縮性を有する帯状のシートからなり、裏面に粘着剤が塗布された第二シート部であって、長さが前記第一シート部の当該長さ方向の長さの2倍以上に形成される第二シート部とからなる皮膚伸長テープである。 請求項2に記載の発明は、前記皮膚伸長テープにおいて、前記第一シート部を円形としたものである。 請求項3に記載の発明は、前記皮膚伸長テープにおいて、前記第二シート部は前記第一シート部の当該第二シート部の長手方向に関する長さの3倍乃至5倍の長さを有するものである。 請求項4に記載の発明は、前記皮膚伸長テープにおいて、前記第二シート部は少なくとも前記第一シート部に重なる部分又は前記第一シート部近傍から前記第一シート部が固定されていない他端部に至る幅が前記第一シート部の当該幅方向の長さよりも小さく形成されるものである。 請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の皮膚伸長テープにおいて、前記第二シート部は少なくとも前記第一シート部に重なる部分又は前記第一シート部近傍から前記第一シート部が固定されていない他端部に至る幅が前記第一シート部の当該幅方向の長さの2分の1乃至3分の1に形成されるものである。 請求項6に記載の発明は、前記皮膚伸長テープにおいて、前記第一シート部及び第二シート部の粘着剤が塗布された部分を覆うように当該粘着剤に剥離可能に貼り付けられるシートからなる剥離シート部を有するものである。

請求項7に記載の発明は、皮膚を押して、痛み又は違和感の強さに基づいて筋肉の緊張の大きい部分を探し出す第一ステップと、前記第一ステップで探し出された部分の皮膚を押しながら、押している部分を皮膚に対して平行な複数の方向に変え、痛み又は違和感が弱くなる方向を探し出す第二ステップと、請求項1から6のいずれか1項に記載の皮膚伸長テープの前記第二シート部の前記第一シート部が固定されていない他端側が前記第二ステップで探し出された方向を向くようにして、前記第一シート部の裏面を前記第一ステップで探し出された皮膚の部分に貼り付ける第三ステップと、前記第二シート部の前記他端部を長手方向に引っ張って伸ばしてから前記第二シート部の裏面を皮膚に貼る第四ステップとからなるリラックス方法である。 請求項8に記載の発明は、前記リラックス方法において、前記第四ステップの後で、前記第一シート部を押さえながら、前記第二シート部を前記一端側から前記他端側へ1回以上摩る第五ステップを有するものである。

以上のような構成により本発明は、次のような効果を奏する。 請求項1に記載の発明は、第一シート部を皮膚に貼り付けた後、第二シート部を伸ばしてから皮膚に貼り付けることで、第一シート部が貼り付けられた部分は、第二シート部が延びる方向に引っ張られることとなる。本願発明の発明者が発見したところによると筋肉が緊張している部分の上方の皮膚を、所定方向に引っ張ると筋肉の緊張が緩和する。従って、第一シート部を筋肉の緊張した部分に貼り、第二シート部を筋肉の緊張が緩和する方向に伸ばしてから貼れば、筋肉が緊張した部分の皮膚が緊張が緩和する方向に伸ばされた状態に保持することができる。この際、第一シート部は被伸縮性の材料で形成されているので、第一シート部が貼られている部分は全体として第二シート部に引っ張られるので、偏りなく筋肉が緊張している部分上方の皮膚を引っ張ることができる。 請求項2に記載の発明は、第一シート部を円形とすることで、筋肉が緊張している部分を中心に等距離の範囲を第二シート部により引っ張ることができる。 請求項3に記載の発明は、第二シート部の長さを第一シート部の長さの3倍から5倍とすることで、十分な張が得られ、また扱いやすい。 請求項4、5に記載の発明は、第二シート部の幅を第一シート部の幅よりも小さくすることで、筋肉が緊張した部分の中心側により力をかけることができる。 請求項6に記載の発明は、裏面に剥離シートを貼り付けておくことで持ち運びや保管に際して粘着剤が貼りつくことがなくなり、使用時には剥離シートを剥がして容易に使用することができる。 請求項7に記載の発明は、筋肉の緊張した部分に第一シート部が貼られるとともに、第一シートが貼られた筋肉が緊張した部分が第二シート部により緊張が緩和する方向に伸ばされた状態に保持することができるので、筋肉の緊張によってリラックス状態になることが阻害されることを抑制することができる。 請求項8に記載の発明は、第二シート部を貼り付けた後に擦ることで第二シート部が皮膚に馴染み、しっかりと皮膚に固定することができる。

(a)は本実施形態に係る皮膚伸長テープの裏側からみた斜視図であり、(b)は本実施形態に係る皮膚伸長テープの裏側からみた分解斜視図である。

(a)は本実施形態に係る剥離シートを剥がした皮膚伸長テープの表面図であり、(b)は本実施形態に係る剥離シートを剥がした皮膚伸長テープの裏面図である。

(a)から(b)は、本実施形態に係るリラックス方法の第一ステップから第三ステップの手順を示す説明図である。

(c)から(e)は、本実施形態に係るリラックス方法の第三ステップから第五ステップの手順を示す説明図である。

(a)は第一の変形例に係る剥離シートを剥がした皮膚伸長テープの表面図であり、(b)は第一の変形例に係る剥離シートを剥がした皮膚伸長テープの裏面図である。

(a)は第二の変形例に係る剥離シートを剥がした皮膚伸長テープの表面図であり、(b)は第二の変形例に係る剥離シートを剥がした皮膚伸長テープの裏面図である。

まず、本実施形態に係る皮膚伸長テープについて、図を用いて説明する。図1(a)に本実施形態に係る皮膚伸長テープXの裏面側から見た斜視図を示し、図1(b)に本実施形態に係る皮膚伸長テープXの分解斜視図を示す。また、図2(a)に剥離シートを剥がした皮膚伸長テープXの表面図を示し、図2(b)に剥離シートを剥がした皮膚伸長テープXの裏面図を示す。 皮膚伸長テープXは第一シート部10、第二シート部20、剥離シート部30から構成される。第一シート部10は非伸縮性の薄いプラスチック、金属、布からなる円形のシートであり、裏面に人体に害の無い粘着剤が塗布されている。 第二シート部20は伸張性の布やエラストマーからなる一端が第一シート部10よりも若干直径の大きな円形に拡大した細長い帯状のシートであり、円形に拡大した一端の裏面に第一シート部の表面とが接着固定されている。第一シート部10が存在する範囲以外の、第二シート部20の裏面には人体に害の無い粘着剤が塗布されている。第二シート部20の第一シート部20が設けられていない他端は部はアールが形成されることで鋭角な部分が存在しなように構成される。これにより皮膚に貼り付けたときに剥がれにくくすることができる。第二シート部20の円形の肥大部以外の幅は第一シート部10の直径の約2分の1から4分の3程度に設定され、第二シート部20の長さは第一シート部10の直径の3倍から5倍に設定される。 剥離シート部30は第二シート部20とほぼ同じ表面形状を有する、表面が粘着剤が容易に剥がれるよう滑らかに加工された紙製のシート体であり、第一シート10の裏面及び第二シート20の裏面の粘着剤に貼り付けられて固定される。

次に、以上のような構成を有する皮膚伸長テープXを用いたリラックス方法について説明する。このリラックス方法は、皮膚伸長テープXを用いてリラックスの邪魔になる筋肉の緊張を緩和することでリラックスを促進するものである。 使用者は、まず、第一ステップとして図3(a)に示すように場所を変えながら親指などで皮膚の上を押し、痛みや違和感がある部分探し出す。痛みや違和感がある場所が筋肉の緊張のある場所である。第一ステップで筋肉の緊張のある場所が見つかったら、第二ステップとして、図3(b)に示すように、見つかった筋肉の緊張のある場所を親指などで圧迫しながら、皮膚に平行に種々の方向にずらしてみて、痛みや違和感が消える又は弱くなる方向を探す。見つかった方向が筋肉の緊張が緩和される方向となる。第二ステップで緊張が緩和される方向が見つかったら、第三ステップとして、皮膚伸長テープXから剥離シート部30を剥がし、図3(c)に示すように、第二シート部の他端が緊張が緩和される方向に向くように、第一ステップで見つかった筋肉に緊張のある場所に第一シート部10を貼り付ける。次に、第四ステップとして、図4(d)に示すように第二シート部20の他端部を持って、長手方向、即ち筋肉の緊張が緩和される方向に伸ばし、図4(e)に示すように第二シート部20を皮膚に貼り付ける。なお、第二シート部20を伸ばす際には、第一シート部10も指で押さえておくようにする。最後に、第五ステップとして、図4(f)に示すように、第二シート部20全体をなじませる為に、第一シート部10を押さえながら、第二シート部20を筋肉の緊張が緩和される方向に2、3回擦るようにする。以上で一つの箇所の筋肉の緊張の緩和が完了する。複数の筋肉の緊張がある場合は、それぞれについて、上記の処理を行って筋肉の緊張を緩和させる。その後、瞑想やアロマテラピーなどにより、心身をリラックスさせるとより深いリラックス状態に至ることができる。 このように本実施形態に係るリラックス方法では、皮膚伸長テープを用いることで筋肉の緊張が緩和された状態を保持できるので、より深いリラックス状態を実現することができる。

なお、上記実施形態では、第二シート部20は端部に円形部分を設け、他の部分は細くなるように形成しているが、図5(a)(b)にそれぞれ表面図及び裏面図を示す剥離シート部30を剥がした皮膚伸長テープのように、他の部分の幅も円形部分と同じような幅にしてもよい。また、図6(a)(b)にそれぞれ表面図及び裏面図を示す剥離シート部30を剥がした皮膚伸長テープのように第二シート部20の端部に円形部分を設けることなく、第一シート部10が表面側で表出するような形態にすることもできる。

X 皮膚伸長テープ 10 第一シート部 20 第二シート部 30 剥離シート部

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