尿収容袋

申请号 JP2011167810 申请日 2011-07-29 公开(公告)号 JP5865621B2 公开(公告)日 2016-02-17
申请人 ユニ・チャーム株式会社; 发明人 遠藤 浩子; 谷本 圭; 鈴木 未央;
摘要
权利要求

非装着状態及び装着状態において互いに直交する縦方向、横方向、及び厚さ方向を有し、熱可塑性合成樹脂で形成された複数枚のシートで構成し、尿収容空間を内部に備える男性用の尿収容袋において、 前記複数枚の前記シートは、同形同大に形成してあって前記横方向の両側縁及び前記縦方向の両端縁が合致するように積層することでシート積層体を形成するシートと、前記シート積層体を構成する前記複数枚のシートよりも前記横方向の長さ寸法が大きい幅広シートとが含まれ、 前記幅広シートは、前記縦方向において互いに離間対向するシート第2端縁と、シート第3端縁とを有し、 前記幅広シートの表面の全域に接着部を設け、前記幅広シートの前記表面に前記シート積層体を積層して前記幅広シートと前記シート積層体とを接着し、前記シート第2端縁と前記シート第3端縁とが合致するように前記幅広シート及び前記シート積層体を前記横方向へ延びる折曲ラインで折り曲げて前記幅広シートの両側縁どうしを前記接着部で接合することによって前記シート積層体の前記横方向の両側縁の外側に側縁接合部を形成するとともに、前記横方向において、前記側縁接合部の間に前記開口を形成し、前記側縁接合部と前記シート積層体及び前記幅広シートの折り曲げられた部分と前記シート積層体の表面とによって前記開口に通じる前記尿収容空間が形成され、 前記開口は、前記横方向へ延びるものであり、 前記シート積層体は、前記横方向の長さ寸法が一定である直状部と、前記直状部よりも前記横方向の長さ寸法が小さく、互いに近接する凹状の一対の幅狭部とを備え、 前記幅狭部は、前記開口を開くために操作者の指を挿入するための部分であり、 前記装着状態において、前記厚さ方向における一方の表面と、別のもう一方の表面との間に、装着者の性器が位置し、 前記複数枚のシートを熱融着することで高剛性部を形成してあり、 前記高剛性部は、前記厚さ方向において前記一方の表面から前記別のもう一方の表面まで連続するように前記複数枚のシートに形成してあるとともに、前記横方向において一対の前記幅狭部の間に位置するように一対形成してあり、一対の前記高剛性部の間における前記横方向の中央部に剛性の低い部分を有することを特徴とする前記尿収容袋。前記幅狭部の前記横方向の外側において前記幅広シートどうしを前記接着部で接合してある請求項1に記載の尿収容袋。一対の前記幅狭部の間において、前記シート積層体の前記横方向の長さ寸法が最も狭い仮想最短線を通過する位置に前記高剛性部を形成してある請求項1又は2に記載の尿収容袋。前記尿収容空間の内部において前記開口の縁部に弾性反発シートを設けてある請求項1〜3のいずれかに記載の尿収容袋。一対の前記高剛性部は、前記横方向において75mm以上離間して配置してある請求項1〜4のいずれかに記載の尿収容袋。前記幅狭部は、前記縦方向の長さ寸法が5mm以上であって、20mm以下である請求項1〜5のいずれかに記載の尿収容袋。

说明书全文

本発明は、男性用の尿収容袋に関する。

従来、男性のペニス(以下、「性器」と省略する)に装着する尿収容袋は公知である。例えば、特許文献1には、内面シートと、外面シートと、吸収性コアとからなる積層体により袋体が形成された尿収容袋が開示されている。

特許文献1に開示されている尿収容袋では、袋体に開口が形成されている。該開口の周囲には、一対の弾性材が開口を一周するように設けてある。このような尿収容袋では、各弾性材の両端部を、例えば親指と人差し指とで挟み、弾性部材の両端部が互いに接近するように親指と人差し指で尿収容袋を押して開口を開く。

特開2000−201959号公報

この尿収容袋では、一対の弾性材が開口を一周するように設けてあるため、親指および人差し指のの入れ方によっては、例えば一対の弾性材が当接したまま変形して開口が開かず、操作しにくい課題が存在した。

そこで、本発明では、開口を容易に開くことができる尿収容袋の提供を課題とする。

以上に記載した本発明に関する開示は、少なくとも下記事項に要約することができる。

前記課題を解決するために、本発明は、非装着状態及び装着状態において互いに直交する縦方向、横方向、及び厚さ方向を有し、熱可塑性合成樹脂で形成された複数枚のシートで構成し、尿収容空間を内部に備える男性用の尿収容袋を改良することにある。

本発明の特徴は、前記複数枚の前記シートは、同形同大に形成してあって前記横方向の両側縁及び前記縦方向の両端縁が合致するように積層することでシート積層体を形成するシートと、前記シート積層体を構成する前記複数枚のシートよりも前記横方向の長さ寸法が大きい幅広シートとが含まれ、前記幅広シートは、前記縦方向において互いに離間対向するシート第2端縁と、シート第3端縁とを有し、前記幅広シートの表面の全域に接着部を設け、前記幅広シートの前記表面に前記シート積層体を積層して前記幅広シートと前記シート積層体とを接着し、前記シート第2端縁と前記シート第3端縁とが合致するように前記幅広シート及び前記シート積層体を前記横方向へ延びる折曲ラインで折り曲げて前記幅広シートの両側縁どうしを前記接着部で接合することによって前記シート積層体の前記横方向の両側縁の外側に側縁接合部を形成するとともに、前記横方向において、前記側縁接合部の間に前記開口を形成し、前記側縁接合部と前記シート積層体及び前記幅広シートの折り曲げられた部分と前記シート積層体の表面とによって前記開口に通じる前記尿収容空間が形成され、前記開口は、前記横方向へ延びるものであり、前記シート積層体は、前記横方向の長さ寸法が一定である直状部と、前記直状部よりも前記横方向の長さ寸法が小さく、互いに近接する凹状の一対の幅狭部とを備え、前記幅狭部は、前記開口を開くために操作者の指を挿入するための部分であり、前記装着状態において、前記厚さ方向における一方の表面と、別のもう一方の表面との間に、装着者の性器が位置し、前記複数枚のシートを熱融着することで高剛性部を形成してあり、前記高剛性部は、前記厚さ方向において前記一方の表面から前記別のもう一方の表面まで連続するように前記複数枚のシートに形成してあるとともに、前記横方向において一対の前記幅狭部の間に位置するように一対形成してあり、一対の前記高剛性部の間における前記横方向の中央部に剛性の低い部分を有することにある。

上記段落[0008],[0009]に開示した本発明は、少なくとも下記の実施の形態を含むことができる。

(1)幅狭部の横方向の外側において幅広シートどうしを接着部で接合してある。

(2)一対の幅狭部の間において、シート積層体の横方向の長さ寸法が最も狭い仮想最短線を通過する位置に高剛性部を形成してある。

(3)尿収容空間の内部において開口の縁部に弾性反発シートを設けてある。

(4)一対の高剛性部は、横方向において75mm以上離間して配置してある。

(5)幅狭部は、縦方向の長さ寸法が5mm以上であって、20mm以下である。

本発明に係る尿収容袋によれば、複数枚のシートを熱融着することで形成した高剛性部を開口の周縁部の一部であって、シートの横方向における側縁のみに形成してあるため、横方向における中央で剛性が低く、この剛性の低い部分においてシートが折れ曲がる。よって、開口を開く操作を容易にすることができる尿収容袋を提供することができる。

本発明に係る尿収容袋の表面を示し、且つ該尿収容袋を有する尿吸引装置の全体概略図。

尿収容袋の裏面図。

シート積層体およびバックシートの平面図。

尿収容袋の分解斜視図。

尿センサの表面図。

集尿容器の斜視図。

図1のVII−VII線断面図。

尿収容袋を性器に装着したときの図7と同様の断面図。

(a)〜(c)は、尿収容袋の組立工程を示す図。

(a)〜(c)は、尿収容袋の組立工程を示す図。

図1のXI−XI線断面図。

尿収容袋を装着する場合において、開口を開いた状態を示す説明図。

この発明に係る尿収容袋の変形例の一例を示す要部拡大図。

この発明に係る尿収容袋の変形例の別の一例を示す要部拡大図。

この発明に係る尿収容袋の変形例の別の一例を示す要部拡大図。

この発明に係る尿収容袋の変形例の別の一例を示す要部拡大図。

この発明に係る尿収容袋の変形例の別の一例を示す要部拡大図。

この発明に係る尿収容袋の変形例の別の一例を示す要部拡大図。

図1は、本発明に係る尿収容袋を有する尿吸引装置の概略全体図であり、図2は、該尿収容袋の裏面図である。図1および図2において、Xは横方向を示し、Yは横方向Xに直交する縦方向を示している。また、図1および図2において、Pは、尿収容袋11を横方向Xに二等分して縦方向Yに延びる仮想縦中心線であり、Qは、尿収容袋11を縦方向Yに二等分して横方向Xに延びる仮想横中心線である。

図1に示すとおり、尿吸引装置10は、尿収容袋11と、排尿タンク14と、吸引ポンプ15とを含んでいる。

尿収容袋11は、横方向Xの長さ寸法よりも縦方向Yの長さ寸法が大きく、集尿容器13を備えている。尿収容袋11の集尿容器13と排尿タンク14とは、第1吸引管12aとジョイント12cとを介して接続してある。排尿タンク14と吸引ポンプ15とは、第2吸引管12bを介して接続してある。

吸引ポンプ15には、電気配線16を介して制御ユニット17が接続され、制御ユニット17から延出する電気配線18a,18bの一端には、電気コネクタ20を取り付けてある。

電気コネクタ20は、電気配線18aと、尿センサ22の端部22aの第1電極51とを電気的に接続する第1端子(不図示)と、電気配線18bと、尿センサ22の端部22aの第2電極52とを電気的に接続する第2端子(不図示)とを備え、且つこれらの接続を解除することができるように形成してある。

そして、尿吸引装置10では、尿収容袋11の内部の尿収容空間Sに尿が排泄されたことを尿センサ22で検知し、該検知に基づいて制御ユニット17は吸引ポンプ15を作動する。該吸引ポンプ15の作動によって、排尿タンク14の内部の空気が吸引される。排尿タンク14の内部の空気が吸引されることによって、尿収容空間Sの内部に収容してある尿は、集尿容器13の内部へ吸引されて第1吸引管12aを介して排尿タンク14に貯留される。

なお、以下の説明において、尿吸引装置10における尿収容袋11を除いた吸引管12a,12b、ジョイント12c、排尿タンク14、吸引ポンプ15及び制御ユニット17を外部機器と総称することもある。また、本実施形態において、尿収容袋11が外部機器と電気的に接続されている例を説明するが、尿収容袋11を外部機器と電気的に接続しなくてもよい。例えば、電気コネクタ20が小型の発信機を備えるものであって、制御ユニット17に設置された受信機で発信機から送信された信号を受信することによって、吸引ポンプ15を作動させることもできる。もちろん、外部機器を必ず設ける必要はなく、尿収容袋11のみを使用してもよい。

尿収容袋11は、縦方向Yと、縦方向Yに直交する横方向Xと、縦方向Yおよび横方向Xにそれぞれ直交する厚さ方向Zとを有し(図1,2,7参照)、縦方向Yにおいて離間対向する第1端縁11a及び第2端縁11bと、横方向Xにおいて離間対向する両側縁11c,11dとを含んでいる。また、尿収容袋11は、パッド状の尿排泄部24と、尿排泄部24に連続する態様で縦方向Yへ延びる延出フラップ部25とを有している。

尿排泄部24と延出フラップ部25とは、同一の横方向Xの長さ寸法を有している。また、尿排泄部24は、尿収容袋11において縦方向Yの約1/3程度の長さ寸法を有している一方、延出フラップ部25は、尿収容袋11において縦方向Yの約2/3程度の長さ寸法を有している。さらに、尿排泄部24は、図1および図2に示すように、縦方向Yにおいて、当該尿排泄部24と延出フラップ部25との境界に、横方向Xへ延びる開口28を有している。該開口28は、尿収容部24の内部に画定された尿収容空間Sに通じている。

図3に示すとおり、尿収容袋11は、シート積層体29と、バックシート(幅広シート)30とを含んでいる。シート積層体29は、後述するように、実質的に同形同大に形成してある複数枚のシートを積層することで形成してあり、横方向Xの長さ寸法よりも縦方向Yの長さ寸法が大きい。該シート積層体29は、横方向Xに延びる第1端縁29aおよび第2端縁29bと、それら端縁29a,29bの間において縦方向Yへ延びる両側縁29c,29dとを有している。

両側縁29c,29dは、横方向Xの長さ寸法が一定である直状部29eと、該直状部29eよりも横方向Xの長さ寸法が小さい幅狭部29fとを備えている。幅狭部29fは、仮想縦中心線Qを挟むように一対形成してあり、図1および図2に示すように、開口28の近傍に配置してある。個々の幅狭部29fは、弧状にそれぞれ形成してある。該幅狭部29fは、後述するように、開口28を開くために操作者の指を挿入するため部分である。該幅狭部29fは、シート積層体29の一部を例えば切り欠くことによって形成してある。幅狭部29fは、例えば縦方向Yの長さ寸法が約5mm以上であって、20mm以下である。

バックシート30は、シート積層体29を構成するいずれのシートよりも横方向Xの長さ寸法が大きい。該バックシート30は、横方向Xに延びる第1端縁30a及び第2端縁30bと、それら端縁30a,30bの間において縦方向Yへ延びる両側縁30c,30dとを有している。

バックシート30は、図3において、第1端縁30aが、シート積層体29の第1端縁29aよりも下方に位置するように、横方向Xおよび縦方向Yにそれぞれ直交する厚さ方向において、シート積層体29に積層してある。

バックシート30は、不透液性を有する材料で形成してある。バックシート30は、例えば単位面積当たりの質量が約10〜30g/m2の不透液性のSMS繊維不織布、またはスパンボンド繊維不織布、若しくは、ポリエチレン製のプラスチックシートやそれらのラミネートシートから形成してある。この尿収容袋11では、ポリエチレン製のプラスチックフィルム30yと、SMS繊維不織布30x(図11参照)とをラミネートして形成してある。

バックシート30は、縦方向Yにおいて、シート積層体29の第1端縁29aに沿って横方向Xへ延びる第1折曲ライン32と、第1折曲ライン32と第2端縁30bとの間において横方向Xへ延びる第2折曲ライン33とを有している。また、バックシート30は、シート積層体29の横方向Xの外方に両側部34を有している。また、バックシート30には、図4に示すように、略半円形状の露出孔79を形成してある。

尿収容袋11は、図4に示すとおり、シート積層体29と、バックシート30と、尿センサ22と、集尿容器13と、難通気性シート46と、一対の防漏シート48とを備えている。

シート積層体29は、その展開された状態において、図の上方から順に、保護シート39と、透液性のトップシート40と、セカンドシート41と、弾性反発シート42と、クッションシート44と、拡散シート45と、吸引バックシート49とを備えている。これらのシート39、40,41,42,44,45,49は、後述する熱可塑性合成樹脂によって、横方向Xおよび縦方向Yにおいて実質的に同形同大の矩形状に形成してある。また、これらのシート39、40,41,42,44,45,49は、接触するシート39、40,41,42,44,45,49を互いに接合するため、そのシート39、40,41,42,44,45,49の当接面にホットメルト接着剤(不図示)を間欠的に塗布して接合してある。

保護シート39は、トップシート40を保護するものであって熱可塑性合成樹脂によって形成してある。

トップシート40は、透液性を有する熱可塑性合成樹脂の繊維不織布シート、例えば、単位面積当たりの質量が約20〜40g/m2のエアスルー不織布から形成してある。

セカンドシート41は、トップシート40と同様に、透液性を有する熱可塑性合成樹脂の繊維不織布シート、例えば、単位面積当たりの質量が約15〜25g/m2のエアスルー不織布から形成してある。

弾性反発シート42は、弾性反発性を有する熱可塑性合成樹脂によってネット状に形成してあり、該ネット状に形成することによって透液性を有する。弾性反発シート42は、例えば厚さ約0.5〜1.0mmのエチレン酢酸ビニル等で形成してある。弾性反発シート42は、その弾性反発力によって尿排泄部24の開口28からその内部に挿入された性器を締め付けることができ、性器の位置ずれ及び開口28から尿が漏れ出るのを防止することができる。仮に、弾性反発シート42を設けずにセカンドシート41と尿センサ22とを接触させた状態では、尿の吸引後においても尿の一部がセカンドシート41に吸収されたままの湿潤状態となり、かかる湿潤状態にあるセカンドシート41が体圧等の作用を受けて尿センサ22に接触した場合には、尿を誤検知するおそれがある。一方、本実施形態の尿収容袋11では、セカンドシート41と尿センサ22との間に弾性反発シート42が介在されていることによって、かかる誤作動を防止することができる。なお、弾性反発シート42は、クッションシート44に対して、その透液性を阻害しないように間欠的に塗布された接着剤を介して固定されていることが好ましい。

クッションシート44は、熱可塑性合成樹脂で形成したサーマルボンド不織布、SMS不織布等の透液性の不織布シートから形成されている。該クッションシート44は、例えば単位面積当たりの質量が約20〜30g/m2である。クッションシート44は、拡散シート45、吸引バックシート49および難通気性シート46に存在する尿が電極51,52に向かって流れるのを防止している。

拡散シート45は、熱可塑性合成樹脂である例えばレーヨン繊維に、熱可塑性合成樹脂である親性繊維を含み、透液性を有するように形成してある。拡散シート45は、排泄されたときに尿を縦方向Yおよび横方向Xに速やかに拡散させて吸引バックシート49を広い面積に亘って湿潤状態にするために使用するものである。吸引バックシート49が湿潤状態となることによって、集尿容器13の後述する内部空間64が負圧となり、尿がその内部に吸引され易くなる。

吸引バックシート49は、熱可塑性合成樹脂によって形成してある。吸引バックシート49は、例えば単位面積当たりの質量が約70〜80g/m2であり、エアレイド繊維不織布を用いることができる。吸引バックシート49は、例えば難通気性シート46と同様の機能・性能を有し、同様の材料で構成してある。

尿センサ22は、図5に示すように、略矩形状のプラスチックフィルムから形成された絶縁性ベースシート50と、その上面に導電性インクや導電性塗料からなる導電性材料で印刷された第1電極51及び第2電極52とから構成されたものである。絶縁性ベースシート50は、例えばポリエステルをフィルム状に形成したものであり、厚さ方向Zにおける厚さが約50〜100μmである。電極51,52は、導電性を有するように、約3〜7重量%のカーボンブラック、約10〜30重量%のカーボングラファイト等の人造黒鉛などを含むインクで印刷することによって構成してある。絶縁性ベースシート50の中央部には、縦長矩形状の開孔53を形成してある。第1及び第2電極51,52は、開孔53を介して互いに離間対向しかつ縦方向Yへ延び、絶縁性ベースシート50から露出する複数の尿検知部54を有する。かかる構成を有する尿センサ22は、電極51,52の間に電圧を印加し、常態における尿検知部54の電流と、尿収容袋11の尿収容空間Sに尿が排泄された場合における尿検知部54の電流との相違によって、尿が排泄されたことを検知する。

集尿容器13は、図6に示すように、例えば軟質ポリエチレンやシリコンゴム等の軟質弾性で不透液性の熱可塑性合成樹脂を使用することができる。集尿容器13は、縦方向及Y及び横方向Xにおいて湾曲可能な可撓性を有しているが、吸引ポンプ15で尿を吸引するときに作用する負圧による変形に耐えられる程度の剛性を有している。また、集尿容器13は、底部60と、底部60から起立する周壁部61と、周壁部61の頂部に形成した頂部開口62と、周壁部61の頂縁から外側に広がるフランジ部63とを含んでいる。集尿容器13には、底部60および周壁部61と、頂部開口62を覆うように配置した吸引バックシート49とによって内部空間64が画定される。

また、集尿容器13には、横方向Xの略中央部において縦方向Yへ延びる、内部空間64に流入した尿を集めて外部に排出するための管状の吸引部65を形成してある。吸引部65は、集尿容器13の内部空間64に位置する第1開口65aと、内部空間64の外部に位置する第2開口65bとを有している。該第2開口65bには、ジョイント12cを介して第1吸引管12aが取り付けられている(図1参照)。吸引部65の横方向Xの両側には、底部60から起立する複数の凸部66を形成してある。さらに、吸引部65の第1開口65aと対向する周壁部61には、第1開口65aに向かって延びる複数の突起67を形成してある。

集尿容器13は、図7に示すように、第1開口65aから第2開口65bへ向かう尿排出方向Aが、開口28へ向くように尿収容袋に配置してある。

図8は、尿収容袋11の装着状態を示す断面図である。集尿容器13は、図示するように、尿収容袋11を装着する装着者が仰臥位の状態における尿収容袋11の非肌対向面に配置してある。

再び、図4を参照すると、難通気性シート46の中央部には、集尿容器13の頂部開口62に合致する孔57を形成してある。難通気性シート46は、フランジ部63に塗布した接着剤で集尿容器13に接合するものである。難通気性シート46は、透液性であって、かつ、空気を殆ど又は全く通さないものであって、熱可塑性合成樹脂で形成してある。難通気性シート46には、例えばSMS不織布またはそれを界面活性剤で親水化処理したものを使用することができる。難通気性シート46の通気性は、例えば、湿潤状態では0〜100cc/cm2/秒であって、乾燥状態では20〜200cc/cm2/秒であることが好ましい。

防漏シート48は、複数枚の熱可塑性合成樹脂で形成した略矩形状のシートを積層することによって形成してある。防漏シート48は、例えば難透液性を有する単位面積当たりの質量が約30〜40g/m2のエアスルー不織布を4〜8枚厚さ方向Zに積層することによって形成してある。防漏シート48は、開口28の周縁部28aに配置してある。

かかる構成を有する尿収容袋11において、その組立工程を説明する。 まず、図9(a)に示すシート積層体29の所要の箇所をカットする。このカットによって、図9(b)に示すように、シート積層体29の両側縁29c,29dには、縦方向Yの端縁29a,29bの間において、横方向Xの長さ寸法が一定である直状部29eと、直状部29eよりも横方向Xの長さ寸法が小さい幅狭部29fとが形成される。また、シート積層体29には、第1端縁29aの側に、直状部29eよりも横方向Xの長さ寸法が小さい先端部29gが形成される。

幅狭部29fは、後述するように、開口28(図1参照)の近傍に配置してある。該幅狭部29fは、開口28を開くために操作者の指を挿入するための部分である。該幅狭部29fは、7枚のシート39,40,41,42,44,45,49で構成するシート積層体29と、バックシート30との厚さ方向における寸法の相違によって、触感によって尿収容袋11の装着者や介護者が認識することができる。また、バックシート30の全光線透過率が約30〜70%であれば、視覚によって幅狭部29fを装着者や介護者が認識することができる。この尿収容袋11では、例えば全光線透過率が約40%のバックシート30を使用してある。

一方、集尿容器13に難通気性シート46を接着剤で取り付けてから、集尿容器13の第2開口65bが露出孔79から現れるように集尿容器13をバックシート30に配置し、図9(b)に示すように、バックシート30の表面側に塗布したホットメルト接着剤によって難通気性シート46を介して集尿容器13を取り付ける。その後、バックシート30の表面側には、その全域にホットメルト接着剤等の接着剤を塗布することによって接着部30eを設ける。

次に、図9(c)に示すように、バックシート30とシート積層体29とを接着部30eによって接着する。このようにバックシート30とシート積層体29とを積層した状態において、シート積層体30の保護シート39の表面には、一対の防漏シート48をそれぞれ取り付ける。図9(c)中、下方に配置する防漏シート48は、シート積層体29の第1端縁29aの近傍に配置してある一方、上方に配置する防漏シート48は、バックシート30の第2端縁30bの近傍に配置してある。

次いで、下方に配置した防漏シート48を覆うようにバックシート30を第1折曲ライン32で折り曲げ、図10(a)に示すように、接着部30eによって、対向するバックシート30どうしを接着する。第1折曲ライン32でバックシート30を折り曲げた状態では、バックシート30の下端部が第3端縁30fとなり、第2折曲ライン33は、縦方向Yにおける第2端縁30bと第3端縁30fとの二等分線に合致する。

次に、バックシート30の第2折曲ライン33でシート積層体29およびバックシート30を折り曲げる。より具体的には、第2折曲ライン33で保護シート39が互いに対向し、且つ接触するように折り曲げることによって、図10(b)に示すように、バックシート30の第3端縁30fと第2端縁30bとを合致させる。バックシート30では、自身の側縁30c,30dどうしを接着部30eによって接合することによって横方向Xの両側には、側縁接合部30gがそれぞれ形成され、厚さ方向Zにおいて、第3端縁30fと第2端縁30bとの間に開口が形成され、該開口28に通じる尿収容空間Sが尿排泄部24の内部に形成される。また、第2折曲ライン33が、尿収容袋11の第2端縁11bとなる。

次いで、バックシート30の四隅をカットしてから、シート39,40,41,42,44,45,49を厚さ方向において熱融着して高剛性部80を形成し、図10(c)に示すように尿収容袋11を得る。

高剛性部80は、図11に示すように、熱可塑性合成樹脂のシート39,40,41,42,44,45,49を厚さ方向Zにおいて熱融着で一体にしてあり、尿収容袋11の厚さ方向Zにおける一方の表面から別のもう一方の表面まで連続するように形成してある。この高剛性部80によって、シート39,40,41,42,44,45,49が一体となるため、高剛性部80は、他の部位よりも相対的に剛性が相対的に高くなる。

高剛性部80は、図2に示すように、例えば一対の幅狭部29fの間におけるシート積層体29の横方向Xの長さ寸法が最も狭い仮想最短線85を通過する位置に形成してある。

高剛性部80は、例えば直径が4mmの円であり、幅狭部29fに接触しないように形成してある。

接着部30eは、バックシート30の表面側の全域に塗布した接着剤によって形成されるため、接着部30eは幅狭部29fの近傍にも設けてあり、幅狭部29fの近傍でバックシート30どうしを接着部30eで接合し、尿排泄部24の横方向Xの両側に、縦方向Yに延びる側縁接合部30gが形成される。

上述した位置に高剛性部80を配置してあるため、側縁接合部30gは、高剛性部80よりも開口28に近接するように縦方向Yに延びる延出部30hを備えている。開口28の横方向Xの長さ寸法L2より、一対の高剛性部80の離間寸法L1が短い(図2参照)。

尿収容袋11を性器に装着する場合、先ず、例えば装着者の親指を一方の幅狭部29fに挿入するとともに、装着者の人差し指を別のもう一方の幅狭部29fに挿入する。

次に、親指と人差し指とが互いに近接するように、これらの指を移動させれば、剛性の低い部分であって、曲げモーメントの高い横方向Xの中央部分でシート39,40,41,42,44,45,49が折れ曲がり、図12に示すように、開口28を容易に開くことができる。

次に、開口28に性器の先端を挿入し、さらに性器の先端を尿排泄部24の奥まで挿入するが、一対の高剛性部80の横方向Xの離間寸法L1(図2参照)は、開口28の横方向Xの長さ寸法L2よりも短く、開口28に対して高剛性部80を尿収容空間Sの内部に配置してあるため、高剛性部80が性器の先端を案内する案内部として機能する。

尿排泄部24の奥まで性器を挿入してから、尿収容袋11から親指および人差し指を離す。すると、弾性反発シート42の弾性反発力によって、開口28が閉じ、図8に示すように、性器Rを手で触れることなく、性器Rに尿収容袋11を装着することができる。

高剛性部80は、横方向Xにおいて、側縁近傍部30gよりも仮想縦中心線Qに近接するように配置してある。よって、接着部30eを設けた部位の内側に高剛性部80を配置してあるため、性器Rを装着する際、陰毛が接着部30eにくっつくことを防止することができる。

尿排泄部24の縦方向Yの長さ寸法L3は、50〜180mmの範囲内にあることが好ましく、80〜130mmの範囲内にあることがより好ましい。

尿排泄部24は、性器Rを挿入し、且つ尿を収容するための部分である。よって、尿排泄部24の縦方向Yの長さ寸法L3は、長い方が好ましいが、あまりにも長い場合、装着者が車椅子等に座った状態において、尿収容袋11の下端部が車椅子に接触するおそれがある。一方、あまりにも短い場合には、性器Rを収容することが困難である。よって、日本人男性の平均的な性器Rの長さを考慮して上記数値の範囲内にあることが好ましい。

一対の高剛性部80の横方向Xにおける離間寸法L1は、尿収容袋11に挿入できる性器Rを実質的に規定する要素である。日本人男性の平均的な性器Rの太さを考慮すれば、離間寸法L1は50mm以上であれば十分である。勃起時を考慮した場合、離間寸法L1は75mm以上であることが好ましい。一方、離間距離L2があまりにも大きい場合、弾性反発シート42の弾性反発力によって開口28を閉じる力が十分でなくなり、尿が開口から漏れるおそれがあるため、130mm以上は適切でない。よって、離間寸法L1は、50〜130mmの範囲であることが好ましく、75〜130mmの範囲であることがより好ましい。

尿排泄部24の横方向Xの長さ寸法L2は、約60〜170mmの範囲内にあることが好ましく、約85〜140mmの範囲内にあることがより好ましい。

尿排泄部24の横方向Xの長さ寸法L2は、尿を収容することを考慮すれば、広い方が好ましい。しかしながら、長さ寸法L2があまりにも広い場合、装着者の脚部の内股に尿収容袋11が接触するおそれがある。一方、あまりにも幅が狭い場合には、性器Rを収容することが困難である。よって、日本人男性の性器Rの太さを考慮して上記数値の範囲内にあることが好ましい。

尿収容袋11の横方向Xの長さ寸法L4は、尿排泄部24の横方向Xの長さ寸法L2と、バックシート30における接着部30eの横方向の長さ寸法L5を2倍したものとの和である。

この尿収容袋11によれば、複数枚のシート39,40,41,42,44,45,49を熱融着することで形成した高剛性部80を開口28の周縁部28aの一部であって、シート39,40,41,42,44,45,49の横方向Xにおける側縁30c,30dのみに形成してあるため、横方向Xにおける中央部の剛性が低く、この剛性の低い部分において、シート39,40,41,42,44,45,49が折れ曲がる。よって、開口28を容易に開く操作を容易にすることができる尿収容袋11を提供することができる。

次に、尿収容袋11及びそれを用いた尿吸引装置10の排尿時の作用を説明する。先ず、尿収容袋11の尿排泄部24の内部に排泄された尿は、尿収容袋11の内部に形成された尿収容空間Sに一時的に収容される。尿収容空間Sに一時的に収容された尿は、トップシート40に浸透して、セカンドシート41と弾性反発シート42とを通過して尿センサ22に接触する。尿センサ22の電極51,52の間に尿が接触すると、尿検知部54によって尿を検知することができる。

制御ユニット17は、尿センサ22の検知に基づき、吸引ポンプ15を作動させる。吸引ポンプ15が作動すると、排尿タンク14が真空状態となり、集尿容器13の内部空間64に溜まった尿は、第1吸引管12aを介して排尿タンク14に吸引され、尿収容空間Sの外部に排出される。やがて、尿センサ22によって尿を検知することができなくなると、尿センサ22の非検知に基づき、制御ユニット17は、吸引ポンプ15の駆動を停止する。

本発明の尿収容袋11の各構成部材には、本明細書に記載されている材料のほかに、この種の物品において通常用いられている各種の公知の材料を制限なく用いることができる、また、本発明の明細書及び特許請求の範囲において、「第1」「第2」および「第3」等の用語は、同様の要素、位置などを単に区別するために用いられている。

また、シート積層体29は、必ずしもシート39,40,41,42,44,45,49のすべてを使用する必要はなく、目的に応じてシート39,40,41,42,44,45,49のいずれかを除いてもよい。もちろん、必要に応じた別途のシートを追加してもよい。

さらに、バックシート30の表面側の全域に接着部30eを設けるもので説明したが、必ずしも全域に設ける必要はなく、適宜の領域にのみ接着部30eを設け、非接着領域を設けてもよい。

また、トップシート40のみを保護する保護シート39を設けるもので説明したが、防漏シート48を保護する保護シートを設けてもよい。

さらに、尿収容袋11は、上述した組立工程以外の組立工程によって形成されていてもよい。

また、高剛性部80は、防漏シート48を熱融着せずに形成したもので説明したが、防漏シート48も熱融着してもよい。防漏シート48を熱融着して高剛性部を設ければ、該高剛性部の剛性を向上することができ、開口28を容易に開くことができる。

さらに、上述した例では、尿センサ22および集尿容器13を備える尿収容袋11で説明したが、本発明に係る尿収容袋11において、尿センサ22および集尿容器13は、必須の構成要素ではない。

次に、本発明に係る第1変形例の尿収容袋110を説明する。なお、重複した説明を省略するため、上述した尿収容袋11と同様の構成のものには、同一の符号を付して説明を省略する。

この尿収容袋110において、図13に示すように、高剛性部111は、シート積層体29の仮想最短線85に対して開口28に近接するように配置してある。高剛性部111は、例えば直径が4mmの円であり、幅狭部29fに接触しないように形成してある。このように高剛性部111を配置すれば、開口28の近傍で装着者の陰毛が接着部30eにくっつくことを確実に防止することができる。

次に、本発明に係る第2変形例の尿収容袋120を説明する。なお、重複した説明を省略するため、上述した尿収容袋11,110と同様の構成のものには、同一の符号を付して説明を省略する。

この尿収容袋120は、図14に示すように、シート積層体29の両側縁30c,30dの近傍に、2つの高剛性部80,111をそれぞれ設けてある。このように2つの高剛性部80,111を配置すれば、装着者の陰毛が接着部30eにくっつくことを確実に防止することができる。

次に、本発明に係る第3変形例の尿収容袋130を説明する。なお、重複した説明を省略するため、上述した尿収容袋11と同様の構成のものには、同一の符号を付して説明を省略する。

この尿収容袋130には、図15に示すように、第1直状部131と第2直状部132とを備える高剛性部133を形成してある。第1直状部131は、仮想最短線85上において、最も幅狭部29fに離間し、図15中、上方に行くに従って幅狭部29fに近接する。第2直状部132は、仮想最短線85上において、最も幅狭部29fに離間し、図15中、下方に行くに従って幅狭部29fに近接する。直状部131,132は、例えば幅1.5mmの線であり、縦方向Yの長さ寸法が20mmである。この高剛性部133は、横方向Xにおいて、幅狭部29fを覆うように形成してある。該高剛性部133によれば、装着者の陰毛が接着部30eにくっつくことを確実に防止することができる。

次に、本発明に係る第4変形例の尿収容袋140を説明する。なお、重複した説明を省略するため、上述した尿収容袋11と同様の構成のものには、同一の符号を付して説明を省略する。

この尿収容袋140には、図16に示すように、幅狭部29fから一定の距離に高剛性部141を複数配置してある。各高剛性部141は、例えば矩形状に形成してあり、横方向Xおよび縦方向Yの長さ寸法がそれぞれ1.5mmである。これら複数の高剛性部141は、横方向Xにおいて、幅狭部29fを覆うように形成してある。該高剛性部141によれば、装着者の陰毛が接着部30eにくっつくことを確実に防止することができる。

次に、本発明に係る第5変形例の尿収容袋150を説明する。なお、重複した説明を省略するため、上述した尿収容袋11と同様の構成のものには、同一の符号を付して説明を省略する。

この尿収容袋150には、図17に示すように、縦方向Yに沿って高剛性部151を複数配置してある。各高剛性部151は、例えば矩形状に形成してあり、横方向Xの長さ寸法が5mmである一方、縦方向Yの長さ寸法が2mmである。これら複数の高剛性部151は、横方向Xにおいて、幅狭部29fを覆うように形成してある。該高剛性部151によれば、装着者の陰毛が接着部30eにくっつくことを確実に防止することができる。

次に、本発明に係る第6変形例の尿収容袋160を説明する。なお、重複した説明を省略するため、上述した尿収容袋11と同様の構成のものには、同一の符号を付して説明を省略する。

この尿収容袋160の高剛性部161は、図18に示すように、シート積層体29の仮想最短線85に対して開口28に離隔するように配置してある。高剛性部161は、例えば直径が4mmの円であり、幅狭部29fに接触しないように形成してある。

なお、上述した変形例において、高剛性部111,133,141,151,161は、図示省略するが、尿収容袋11と同様、尿収容袋110,120,130,140,150,160の厚さ方向における一方の表面から別のもう一方の表面まで連続するように形成してある。

10 尿吸引装置 11 尿収容袋 13 集尿容器 15 吸引ポンプ 22 尿センサ 24 尿排泄部 28 開口 29 シート積層体 29e 直状部 29f 幅狭部 30 バックシート(幅広シート) 30b 第2端縁(シート第2端縁) 30c 側縁 30d 側縁 30e 接着部 30f 第3端縁(シート第3端縁) 30g 側縁接続部 33 第2折曲ライン(折曲ライン) 39 保護シート(シート) 40 トップシート(シート) 41 セカンドシート(シート) 42 弾性反発シート(シート) 44 クッションシート(シート) 45 拡散シート(シート) 49 吸引カバーシート(シート) 80 高剛性部 85 仮想最短ライン 110 尿収容袋 111 高剛性部 120 尿収容袋 130 尿収容袋 133 高剛性部 140 尿収容袋 141 高剛性部 150 尿収容袋 151 高剛性部 160 尿収容袋 161 高剛性部 Q 仮想縦中心線 S 尿収容空間 X 横方向 Y 縦方向 Z 厚さ方向

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