Urine collection device for mobile

申请号 JP2002529929 申请日 2001-09-25 公开(公告)号 JP2004509683A 公开(公告)日 2004-04-02
申请人 レーリグ ヒューストン; 发明人 レーリグ ヒューストン;
摘要 【解決手段】携帯用の採尿装置は、ユーザの尿を貯蔵容器(22)へ導くためのレセプタクル(12)を含む。 貯蔵容器に固定されたコネクタ(30)によって、レセプタクルを着脱可能に容器に結合することができる。
【選択図】図1
权利要求
  • ユーザの尿を集めて貯蔵するための携帯用の採尿装置であって、この装置が、
    尿を集めるためのレセプタクルであって、入口と出口とを有してなる本体部分を含み、入口はユーザの尿生殖器の領域を十分に受けられるサイズになっているような上記レセプタクルと、
    尿を貯蔵するための貯蔵容器であって、レセプタクルから尿を受けるための入口を有しているような上記貯蔵容器と、
    貯蔵容器に取付けられて貯蔵容器の入口を受けると共に、レセプタクルの出口を着脱可能に受けるコネクタであって、レセプタクルを貯蔵容器に着脱可能に結合させて、レセプタクルの出口から貯蔵容器の入口へ尿が流れられるようにする上記コネクタと、
    を備えていることを特徴とする携帯用の採尿装置。
  • レセプタクルの入口は男性のユーザの尿生殖器の領域を受けられるようなサイズになっていることを特徴とする請求項1に記載の携帯用の採尿装置。
  • レセプタクルの入口は女性のユーザの尿生殖器の領域を受けられるようなサイズになっていることを特徴とする請求項1に記載の携帯用の採尿装置。
  • 貯蔵容器は可撓性のバッグを含んでいることを特徴とする請求項1に記載の携帯用の採尿装置。
  • コネクタは貯蔵容器に圧入されていることを特徴とする請求項1に記載の携帯用の採尿装置。
  • コネクタは貯蔵容器に溶着されていることを特徴とする請求項1に記載の携帯用の採尿装置。
  • コネクタは貯蔵容器に接触するための環状フランジを含んでいることを特徴とする請求項6に記載の携帯用の採尿装置。
  • コネクタの遠位端は貯蔵容器の入口に受けられることを特徴とする請求項6に記載の携帯用の採尿装置。
  • レセプタクルの出口は少なくともひとつの突起部を含み、コネクタは突起部を摺動式に受入れるサイズであるような少なくともひとつの溝部を含んでいることを特徴とする請求項1に記載の携帯用の採尿装置。
  • レセプタクルをコネクタに固定するためにレセプタクルをコネクタに対して回転させると、突起部が溝部の端部へ移動することを特徴とする請求項9に記載の携帯用の採尿装置。
  • レセプタクルの出口は貯蔵容器の入口に受けられることを特徴とする請求項1に記載の携帯用の採尿装置。
  • レセプタクルを取外した後の貯蔵容器を密封するために、コネクタに受けられるように適合したキャップをさらに含んでいることを特徴とする請求項1に記載の携帯用の採尿装置。
  • キャップは少なくともひとつの突起部を含み、コネクタは突起部を摺動式に受入れるサイズであるような少なくともひとつの溝部を含んでいることを特徴とする請求項12に記載の携帯用の採尿装置。
  • キャップをコネクタに固定するためにキャップをコネクタに対して回転させると、突起部が溝部の端部へ移動することを特徴とする請求項13に記載の携帯用の採尿装置。
  • キャップの遠位端は貯蔵容器の入口に受けられることを特徴とする請求項12に記載の携帯用の採尿装置。
  • コネクタは、第1のブラケット部材と第2のブラケット部材とを有してなるブラケットと、ブラケットによって取囲まれた漏斗とを含み、漏斗は、レセプタクルの出口と係合するための入口部分と、ブラケットの下方へ突出して貯蔵容器の入口に受けられるように適合してなる出口部分とを有していることを特徴とする請求項1に記載の携帯用の採尿装置。
  • 第1のブラケット部材は突起部を含み、第2のブラケット部材は突起部を受入れて第1及び第2のブラケット部材を互いに固定するようなサイズになっている開口を含んでいることを特徴とする請求項16に記載の携帯用の採尿装置。
  • 第1及び第2のブラケット部材は一組の内部フランジを含んでいて、これらの間に漏斗の入口部分が受入れられて、漏斗のブラケット部材に対する軸線方向の動きが禁止されていることを特徴とする請求項16に記載の携帯用の採尿装置。
  • レセプタクルの本体部分はハンドルを含んでいることを特徴とする請求項1に記載の携帯用の採尿装置。
  • 貯蔵容器は尿を吸収するための粉末物質を内部に収容していることを特徴とする請求項1に記載の携帯用の採尿装置。
  • ユーザの尿を集めて貯蔵するための携帯用の採尿装置であって、この装置が、
    尿を集めるための再使用可能なレセプタクルであって、入口と比較的小さい出口とを有してなる本体部分を含み、入口はユーザの尿生殖器の領域を十分に受けられるサイズになっているような上記レセプタクルと、
    尿を貯蔵するための使い捨ての貯蔵容器であって、レセプタクルから尿を受けるための入口を有しているような上記貯蔵容器と、
    貯蔵容器の入口を受けると共に、レセプタクルの出口を着脱可能に受けるように取付けられて、レセプタクルの出口から貯蔵容器の入口へ尿が流れられるようにするコネクタであって、レセプタクルを貯蔵容器に着脱可能に結合させて、レセプタクルを貯蔵容器から取外し可能にするような上記コネクタと、
    レセプタクルを取外した後の貯蔵容器を密封するために、コネクタに受けられるように適合してなるキャップであって、密封した貯蔵容器を使い捨てにして、別の未使用の貯蔵容器と交換することができるような上記キャップと、
    を備えていることを特徴とする携帯用の採尿装置。
  • レセプタクルの入口は男性のユーザの尿生殖器の領域を受けられるようなサイズになっていることを特徴とする請求項21に記載の携帯用の採尿装置。
  • レセプタクルの入口は女性のユーザの尿生殖器の領域を受けられるようなサイズになっていることを特徴とする請求項21に記載の携帯用の採尿装置。
  • 貯蔵容器は可撓性のバッグを含んでいることを特徴とする請求項21に記載の携帯用の採尿装置。
  • レセプタクルの出口は少なくともひとつの突起部を含み、コネクタは突起部を摺動式に受入れるサイズであるような少なくともひとつの溝部を含んでいて、レセプタクルをコネクタに固定するためにレセプタクルをコネクタに対して回転させると、突起部が溝部の端部へ移動することを特徴とする請求項21に記載の携帯用の採尿装置。
  • キャップは少なくともひとつの突起部を含み、コネクタは突起部を摺動式に受入れるサイズであるような少なくともひとつの溝部を含んでいて、キャップをコネクタに固定するためにキャップをコネクタに対して回転させると、突起部が溝部の端部へ移動することを特徴とする請求項21に記載の携帯用の採尿装置。
  • 尿を集めて貯蔵するための携帯用の採尿装置のキットであって、このキットが、
    女性ユーザの尿を集めるための女性用レセプタクルであって、女性用レセプタクルは入口と比較的小さい出口とを有してなる本体部分を含み、入口は女性ユーザの尿生殖器の領域を十分に受けられるサイズになっているような上記レセプタクルと、
    男性ユーザの尿を集めるための男性用レセプタクルであって、男性用レセプタクルは入口と比較的小さい出口とを有してなる本体部分を含み、入口は男性ユーザの尿生殖器の領域を十分に受けられるサイズになっているような上記レセプタクルと、
    尿を貯蔵するための1又は複数の使い捨ての貯蔵容器であって、それぞれの貯蔵容器は女性用及び男性用のレセプタクルの選択されたひとつから尿を受けるための入口を有しているような上記貯蔵容器と、
    貯蔵容器の入口を受けると共に、選択させたレセプタクルの出口を着脱可能に受けるように取付けられて、選択されたレセプタクルの出口から貯蔵容器の入口へ尿が流れられるようにするコネクタであって、選択されたレセプタクルを貯蔵容器に着脱可能に結合させて、選択されたレセプタクルを貯蔵容器から取外し可能にするような上記コネクタと、
    選択されたレセプタクルを取外した後の貯蔵容器を密封するために、コネクタに受けられるように適合してなるキャップであって、密封した貯蔵容器を使い捨てにして、別の未使用の貯蔵容器と交換することができるような上記キャップと、
    を備えていることを特徴とする携帯用の採尿装置のキット。
  • 1又は複数の貯蔵容器は可撓性のバッグを含んでいることを特徴とする請求項27に記載の携帯用の採尿装置のキット。
  • それぞれのレセプタクルの出口は少なくともひとつの突起部を含み、コネクタは突起部を摺動式に受入れるサイズであるような少なくともひとつの溝部を含んでいて、選択されたレセプタクルをコネクタに固定するために選択されたレセプタクルをコネクタに対して回転させると、突起部が溝部の端部へ移動することを特徴とする請求項27に記載の携帯用の採尿装置のキット。
  • キャップは少なくともひとつの突起部を含み、コネクタは突起部を摺動式に受入れるサイズであるような少なくともひとつの溝部を含んでいて、キャップをコネクタに固定するためにキャップをコネクタに対して回転させると、突起部が溝部の端部へ移動することを特徴とする請求項26に記載の携帯用の採尿装置のキット。
  • コネクタは貯蔵容器に圧入されていて、ブラケットとブラケットによって取囲まれた漏斗とを含んでいて、漏斗は、選択されたレセプタクルの出口と係合するための入口部分と、ブラケットの下方へ突出して貯蔵容器の入口に受けられるように適合してなる出口部分とを有していることを特徴とする請求項27に記載の携帯用の採尿装置のキット。
  • コネクタは貯蔵容器に溶着されていて、貯蔵容器に接触するための環状フランジを含んでおり、コネクタの遠位端は貯蔵容器の入口に受けられるように適合していることを特徴とする請求項27に記載の携帯用の採尿装置のキット。
  • 男性用レセプタクルの本体部分はハンドルを含んでいることを特徴とする請求項27に記載の携帯用の採尿装置のキット。
  • 1又は複数の貯蔵容器は尿を吸収するための粉末物質をそれぞれの内部に収容していることを特徴とする請求項27に記載の携帯用の採尿装置のキット。
  • 1又は複数のクレンジング布をさらに含んでいることを特徴とする請求項27に記載の携帯用の採尿装置のキット。
  • 说明书全文

    【0001】
    【発明の属する技術分野】
    本発明は、ユーザの尿を集めて貯蔵するための携帯用の採尿装置に関する。
    【0002】
    【従来の技術】
    携帯用の採尿装置は、トイレ施設が利用できなかったり付近に無い場合において、排尿のための場所をユーザに提供する。 携帯用の採尿装置が役立つような多くの状況が存在する。 例えば、多くの人々は尿の失禁に悩んでおり、このために彼らは迅速かつ予期せずにトイレ施設に行く必要がある。 他の人々は、一時的に動けなかったり、介助無しにトイレへ行けないというようなその他の医療的な状態のために、携帯用の採尿装置の使用を必要とするだろう。 さらに別の人々は、長い自動車旅行中や、トイレ施設に時間通りに到達できないような交通渋滞中になどの一般的な状況において、携帯用の採尿装置が有用であることを見い出す。 キャンプや、ハイキング、川遊び、または、魚釣りなどのレジャー活動などのレジャー活動においてさえ、携帯用の採尿装置が求められる状況が生じる。
    【0003】
    携帯用の採尿装置には、様々なサイズや構成がある。 ある種の携帯用の採尿装置は完全に再利用できるようにデザインされている。 そうした採尿装置は経済的であって環境にもやさしい。 しかしながら、携帯用の採尿装置を再使用するためには、そのすべての部品を十分に清浄する必要があって、これは時間がかかると共に不愉快な仕事である。 こうした問題を避けるために、完全に使い捨てであるような、他の携帯用の採尿装置がデザインされた。 これらはより便利であるけれども、毎回の使用後に採尿装置の全体を交換するためのコストは高くつく。
    【0004】
    妥協案として、いくつかの携帯用の採尿装置は再使用可能な部分と使い捨ての部分との双方を有するように構成されている。 しかしながら、そうした携帯用の採尿装置はしばしば、使用のためのセットアップが困難であったり、収集した尿を後で廃棄するまで保持するための密封が困難であったりするという不都合に苦労する。
    【0005】
    【発明が解決しようとする課題】
    再使用可能であれ、使い捨てであれ、携帯用の採尿装置は男女の解剖学的な異なった要求に対応できるべきである。 代表的には、採尿装置は一方の性のためだけにデザインされている。 採尿装置を双方の性に用いようとするとき、尿の収集は一方の性か他方の性にとって最適ではない。 さらに、多くの携帯用の採尿装置は大型でかさばって、漏れの防止が困難で、容易に携帯することができない。
    【0006】
    【課題を解決するための手段】
    従って、本発明の目的は、尿を集めるための組立が容易であって、尿の廃棄のための分解が容易であるような、改良された携帯用の採尿装置を提供することである。
    本発明の他の目的は、尿を容易かつ安全に貯蔵して後で廃棄できるような、携帯用の採尿装置を提供することである。
    本発明のさらに別の目的は、男女の双方のユーザに適合することができるような携帯用の採尿装置を提供することである。
    【0007】
    従って、携帯用の採尿装置はユーザの尿を集めて貯蔵するように構成される。 携帯用の採尿装置は、尿を集めるためのレセプタクルを含み、レセプタクルはに含まれる本体部分は、ユーザの尿生殖器の領域を十分に受けられるサイズになっているような入口と、出口とを有する。 携帯用の採尿装置はさらに、尿を貯蔵するための貯蔵容器であって、レセプタクルから尿を受けるための入口を有しているような上記貯蔵容器を含む。 貯蔵容器に取付けられたコネクタは、貯蔵容器の入口を受けると共に、レセプタクルの出口を着脱可能に受けるようになっていて、レセプタクルを貯蔵容器に着脱可能に結合させて、レセプタクルの出口から貯蔵容器の入口へ尿が流れられるようにしている。
    【0008】
    本発明によれば、レセプタクルの入口は男性のユーザの尿生殖器の領域を受けられるようなサイズになっているか、または、女性のユーザの尿生殖器の領域を受けられるようなサイズになっている。 好ましい実施形態においては、レセプタクルは再使用可能にデザインされていて、貯蔵容器は使い捨てにデザインされている。 望ましくは、貯蔵容器は可撓性のバッグを含んでいて、これは尿を吸収するための粉末物質を内部に収容している。 レセプタクルの本体部分は、使いやすさを改良するために、ハンドルが形成されて含まれている。
    【0009】
    コネクタは、貯蔵容器に圧入されるか、または溶着される。 レセプタクルを貯蔵容器に着脱可能に結合させて、レセプタクルを貯蔵容器から取外せるために、レセプタクルの出口は好ましくは少なくともひとつの突起部を含み、コネクタは突起部を摺動式に受入れるようなサイズである少なくともひとつの溝部を含む。 レセプタクルをコネクタに固定するためにレセプタクルをコネクタに対して回転させると、突起部が溝部の端部へ移動する。
    【0010】
    本発明の好ましい実施形態による携帯用の採尿装置は、レセプタクルを取外した後の貯蔵容器を密封するために、コネクタに受けられるように適合したキャップを含んでいる。 密封された貯蔵容器は使い捨てにされて、別の未使用の貯蔵容器と交換することができるレセプタクルの出口と同様に、キャップは好ましくは少なくともひとつの突起部を含み、コネクタは突起部を摺動式に受入れるサイズであるような少なくともひとつの溝部を含んでいる。 キャップをコネクタに固定するためにキャップをコネクタに対して回転させると、突起部は溝部の端部へ移動する。
    【0011】
    本発明のひとつの実施形態では、レセプタクルの出口か、あるいは、キャップの遠位端は貯蔵容器の入口に受けられる。 別の実施形態においては、コネクタは、第1のブラケット部材と第2のブラケット部材とを有してなるブラケットと、ブラケットによって取囲まれた漏斗とを含んでいる。 第1のブラケット部材は突起部を含み、第2のブラケット部材は突起部を受入れて第1及び第2のブラケット部材を互いに固定するようなサイズになっている開口を含んでいる。 漏斗は、レセプタクルの出口と係合するための入口部分と、ブラケットの下方へ突出して貯蔵容器の入口に受けられるように適合してなる出口部分とを有している。 さらに、第1及び第2のブラケット部材は一組の内部フランジを含んでいて、これらの間に漏斗の入口部分が受入れられて、漏斗のブラケット部材に対する軸線方向の動きが禁止されている。
    【0012】
    本発明によればさらに、尿を集めて貯蔵するための携帯用の採尿装置のキットが提供される。 キットは、女性ユーザの尿を集めるための女性用レセプタクルを含み、女性用レセプタクルの本体部分は、女性ユーザの尿生殖器の領域を十分に受けられるサイズになっているような入口と、比較的小さい出口とを有している。 また、キットは、男性ユーザの尿を集めるための男性用レセプタクルを含み、男性用レセプタクルの本体部分は、男性ユーザの尿生殖器の領域を十分に受けられるサイズになっているような入口と、比較的小さい出口とを有している。 さらに、キットは、尿を貯蔵するための1又は複数の使い捨ての貯蔵容器であって、それぞれの貯蔵容器は女性用及び男性用のレセプタクルの選択されたひとつから尿を受けるための入口を有している。 コネクタは貯蔵容器の入口に取付けられて、選択させたレセプタクルの出口を着脱可能に受けるように取付けられて、選択されたレセプタクルの出口から貯蔵容器の入口へ尿が流れられるようにしている。 コネクタは選択されたレセプタクルを貯蔵容器に着脱可能に結合して、選択されたレセプタクルは貯蔵容器から取外すことができる。 最後に、キットは、選択されたレセプタクルを取外した後の貯蔵容器を密封するために、コネクタに受けられるように適合してなるキャップを含む。 こうして、密封された貯蔵容器は使い捨てにして、別の未使用の貯蔵容器と交換することができる。
    【0013】
    本発明の上述の及び他の目的、特徴、及び利点については、添付図面を参照しつつ、本発明を実施するためのベストモードの以下の詳細な説明から容易に明らかになるであろう。
    【0014】
    【発明の実施の形態】
    図1〜図6を参照すると、本発明の第1の実施形態による、ユーザの尿を集めて貯蔵するための携帯用の採尿装置10が示されている。 携帯用の採尿装置10は尿を集めるためのレセプタクル12を含み、レセプタクル12は、入口16と、入口16から間隔を隔てられてなる比較的小さい出口18とを有している。 図1〜図6に示した実施形態では、レセプタクルの入口16と本体部分14とは、尿の流れをレセプタクル12へ導くべく、代表的な男性ユーザの尿生殖器の領域を十分に受けられるようなサイズ及び形状になつている。 図示の如く、男性用レセプタクル12の本体部分14は略円筒形の形状であって、近位側は広がってレセプタクルの入口16を形成し、これはユーザに向かって傾斜が付けられている。 本体部分14の遠位端は、比較的小さい直径であるようなレセプタクルの出口18にて終端している。 レセプタクルの出口18はレセプタクルの入口16に比べて小さいけれども、出口18の直径は、レセプタクル12に尿が滞留しないだけの十分な大きさにはなっている。
    【0015】
    好ましい実施形態においては、レセプタクル12は例えばポリプロピレンやその他の好適な材料などの熱可塑性材料からモールド成形されていて、滑らかで、耐久性があって、再使用可能なように作られている。 携帯用の採尿装置10は、ユーザが立姿勢でも座姿勢でも尿を集められるように配置することが有利である。 図1〜図6に示すように、レセプタクルの本体部分14は、使いやすいように、ハンドル20を形成されて含んでいる。 ハンドル20は、ユーザの尿生殖器の領域に対して適切にレセプタクル12を位置決めするのに必要な手の作業を低減させる。
    【0016】
    本発明による携帯用の採尿装置10は男性と女性の双方のユーザに適合することができる。 図7〜図12を参照すると、第2の実施形態による携帯用の採尿装置10'は女性用のレセプタクル12'を使用している。 図7〜図12において、携帯用の採尿装置10'の参照符号は、図1〜図6の携帯用の採尿装置10(男性用レセプタクル12を有している)の参照符号と対応させて、「'」の記号を付している。 男性用レセプタクル12とは対象的に、女性用レセプタクル12'の入口16'は幅広い楕円形の形状を有していて、代表的な女性ユーザの尿生殖器の領域を十分に受入れるようになっている。 本体部分14'は、入口16'から下方へ傾斜していて、ユーザの方向において小さい出口18'へ向かっている。 男性用レセプタクル12と同様に、女性用レセプタクル12'の出口18'は尿が滞留しないように十分な直径を有している。 後述の如く、男性用レセプタクル12と女性用レセプタクル12'とは、容易に交換することができて、男性と女性の双方のユーザから最適に尿を集めることができる。
    【0017】
    再び図1〜図12を参照すると、携帯用の採尿装置10は、集めた尿を貯蔵するための貯蔵容器22をさらに含んでいる。 図示の好ましい実施形態では、貯蔵容器22は可撓性の貯蔵バッグから構成されていて、これらはプラスチックや、ゴム、又は、その他の人間の尿を内部に収容することができるような好適な材料から構成されている。 使用前には、貯蔵バッグ22はコンパクトに保存できるように巻かれている。 使用後には、貯蔵バッグ22は使い捨てにすべくデザインされている。 貯蔵バッグ22は、漏れを生じないように防に構成されていて、貯蔵バッグ22を簡便に廃棄されるまで尿を貯蔵できるようになっている。 さらなる漏れ防止として、貯蔵バッグ22は好ましくは、尿を吸収するための粉末物質21(図26参照)を内部に含んでいる。 より詳しくは、貯蔵バッグ22のそれぞれは、好ましくは殺菌ゲル化粉末にて予め充填されていて、これは吸収ポリマーと急速脱臭の酵素と尿を濃縮ゲルに固化させる物質を含んでいる。
    【0018】
    貯蔵バッグ22は、中空の内部を備えた下側本体24と、下側本体24から上方へ延在してなり、レセプタクル12及び112から尿を受けるための入口26(図6参照)とを含んでいる。 入口26の両側にて、貯蔵バッグ22は略平坦な継ぎ目領域28を含んでいる。 ひとつの実施形態では、コネクタ30は継ぎ目領域28に圧入されて、図示の如く、貯蔵バッグの入口26を受入れて、例えば図1、図7、及び、図13に示すようになっている。 図17〜図23に示すように、また、図6、図12、及び、図17〜図19の分解斜視図に良く示されているように、コネクタ30は第1のブラケット部材34と第2のブラケット部材36とを有するようなブラケット32を含んでいる。 ブラケット部材34及び36のそれぞれは、組立時に入口26を受けるようなサイズである中央の凹面部分38と、略平坦な外部取付けパネル40と42とをそれぞれ含んでいて、第1のブラケット部材34と第2のブラケット部材36とを互いに固定する。 より詳しくは、第1のブラケット部材34の取付けパネル40は、その内面から内方へ延出してなる突起部44を含み、第2のブラケット部材36の取付けパネル42は、開口46を含んでいて、この開口のサイズは突起部44を受入れるようになっていて、第1のブラケット部材34を第2のブラケット部材36に固定するものである。
    【0019】
    さらに、図6、図12、及び、図17〜図19を参照すると、コネクタはさらに、ブラケット32によって取囲まれて支持されてなる漏斗48を含んでいる。 漏斗48は略円筒形であって、レセプタクルの出口18及び118に都合良く係合するような入口部分50を含んでいる。 漏斗48はさらに出口部分52を含んでいて、これはブラケット32の下方へ突出していて、貯蔵バッグの入口に受けられるように適合している。 従って、貯蔵バッグの入口26はブラケット部材34及び36との間に配置されて、漏斗48は集めた尿を受けるために入口26を開いた状態に維持するように働く。 図示の如く、漏斗の入口部分50は漏斗の出口部分52に比べて大きい直径を有している。 第1のブラケット部材34と第2のブラケット部材36とは一組の内部フランジないしリブ54を含んでいて、これらの間に漏斗の入口部分50が受入れられて、漏斗48がブラケット部材34及び36に対して軸線方向に動くことが禁止されている。
    【0020】
    図24〜図27に示すように、第2の実施形態によるコネクタ130は、振動溶接や超音波溶接、又はその他の適切なプラスチック結合技術によって、貯蔵バッグ22に溶接されるように適合している。 図24〜図27において、コネクタ130の参照符号は、図1〜23のコネクタ30の参照符号に“1”を付加して対応させている。 コネクタ30とは対象的に、コネクタ130は環状の形状に示されてなる、フランジ168を有するような一体的な円筒形部分として形成されているフランジ168は、貯蔵バッグ22の首領域23に接触して、首領域23はフランジ168が溶接される対応するフランジを含んでいる。 コネクタ130の遠位端170は貯蔵バッグの入口26を受入れるように適合されている。
    【0021】
    図28〜図31を参照すると、第3の実施形態によるコネクタ230が示されていて、コネクタ230についての参照符号は、図1〜図23のコネクタ30の参照符号に“2”を付加して対応させている。 コネクタ130と同様に、コネクタ230は、一体的な円筒形の部品として形成されていて、貯蔵バッグ22に溶接されるように適合している。 より詳しくは、コネクタ230の遠位端272は、貯蔵バッグの入口26に受入れられれてからこれに溶接されるように適合している。
    【0022】
    図18〜図23に示すように、ブラケット部材34及び36の凹部38のそれぞれは、略L字形の切込みないし溝部56を形成されて有している。 同様に、図28〜図31のコネクタ230は略L字形の溝部256を含み、図24〜図27のコネクタ130には切込みないし溝部156が形成されていて、コネクタ130の周囲の一部分に略螺旋状に延在している。 それぞれの溝部56、156、及び、256のサイズは、レセプタクルの出口18及び18'に形成された突起部58及び158を摺動式に受入れるようになっている。 組立に際しては、突起部58及び58'を溝部56、156、及び256に整列させて、レセプタクル12及び12'を動かして、コネクタ30、130、230に接触させるようにする。 次に、レセプタクル12及び12'をコネクタ30、130、及び、230に対する第1の方向に回転させて、コネクタ30、130、及び、230に固定して、突起部58及び58'が溝部56、156、及び、256の端部60、160、及び、260へと移動させる。 こうして、コネクタ30、130、及び、230はレセプタクル12及び12'を着脱可能に貯蔵バッグ22に結合することができて、尿は、レセプタクルの出口18及び18'から貯蔵容器の入口26へ流れることができる。 分解するには、レセプタクル12及び12'を貯蔵バッグ22から取外すために、レセプタクル12及び12'をコネクタ30、130、及び、230に対して反対方向に回転させて、突起部58及び58'を溝部の端部60、160、及び、260から遠ざけて、上方向へ持上げる。 従って、レセプタクル12及び12'と貯蔵バッグ22とは、使用時には迅速に組立てられると共に、貯蔵や洗浄や別のレセプタクル12及び12'と交換するためには容易に分解することができる。
    【0023】
    次に、図13〜図23を参照すると、キャップ62はレセプタクル12及び12'を取外した後に貯蔵バッグ22を密封すべく、コネクタ30、130、及び、230に受入れられるように適合していて、爾後に廃棄すべく、尿を容易かつ安全に貯蔵バッグ22の内部に貯蔵することができる。 レセプタクルの出口18及び18'と同様に、キャップ62は突起部64を有していて、これらはコネクタの溝部56、156、及び、256に摺動式に受入れられる。 キャップ62をコネクタ30、130、及び、230に固定するために、キャップの突起部64を溝部56、156、及び、256に整列させて、キャップ62をコネクタ30、130、及び、230に接触させてから、キャップ62をコネクタ30、130、及び、230に対する第1の方向に回転させて、突起部64を溝部の端部60、160、及び、260へと動かして、キャップ62をコネクタ30、130、及び、230の内部にロックさせる。 次に、密封された貯蔵バッグ22を廃棄して、別の未使用の貯蔵容器22をレセプタクル12又は12'に結合して、次の使用に備える。
    【0024】
    特定の形態のレセプタクルの出口18及び118、キャップ62、及び、コネクタ30、130、及び、230について図示して説明したけれども、本発明においては、他の形態であって、迅速かつ容易にかかる要素を組立及び分解できるようなものもその概念に含まれる。 例えば、本発明の別の実施形態として、漏斗48を省略して、レセプタクルの出口18及び118、または、キャップ62の遠位端を延在させて、貯蔵容器の入口26に受入れるようにしても良い。
    【0025】
    さらに、本発明によれば、男性用レセプタクル12と女性用レセプタクル112と複数の貯蔵バッグ22とキャップ62とを含んでいるようなキットを提供することができる。 キットはさらに、ユーザの衛生目的とレセプタクル12及び112の清浄のための使い捨てのクレンジング布(図示せず)を含むことが好ましい。 使用前には貯蔵バッグ22を潰して巻取ることができるので、キットは男性用及び女性用のレセプタクルの大きさに比べて少ないスペース占有で済む。 キットは、例えば自動車の小物入れなどの、小型の空間に保管できるようなキャリーバッグに納めて提供することができる。
    【0026】
    本発明の実施形態について図示して説明したけれども、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではない。 むしろ、明細書に使用した用語は、限定的な意味ではなくて、本発明の精神及び範囲を逸脱すること無く、様々な変更を行なうことができることを理解されたい。
    【図面の簡単な説明】
    【図1】
    図1は、本発明の第1の実施形態による携帯用の採尿装置であって、男性用レセプタクルを使用したものを示した斜視図である。
    【図2】
    図2aは、図1の携帯用の採尿装置を示した前面立面図である。 図2bは、図1の携帯用の採尿装置を示した背面立面図である。
    【図3】
    図3は、図1の携帯用の採尿装置を示した上平面図である。
    【図4】
    図4は、図1の携帯用の採尿装置を示した左側面図である。
    【図5】
    図5は、図1の携帯用の採尿装置を示した右側面図である。
    【図6】
    図6は、図1の携帯用の採尿装置を示した分解斜視図である。
    【図7】
    図7は、本発明の第2の実施形態による携帯用の採尿装置であって、女性用レセプタクルを使用したものを示した斜視図である。
    【図8】
    図8は、図7の携帯用の採尿装置を示した前面立面図である。
    【図9】
    図9は、図7の携帯用の採尿装置を示した上平面図である。
    【図10】
    図10は、図7の携帯用の採尿装置を示した左側面図である。
    【図11】
    図11は、図7の携帯用の採尿装置を示した右側面図である。
    【図12】
    図12は、図7の携帯用の採尿装置を示した分解斜視図である。
    【図13】
    図13は、本発明の第3の実施形態による携帯用の採尿装置であって、貯蔵容器を密封するためのキャップを使用したものを示した斜視図である。
    【図14】
    図14は、図13の携帯用の採尿装置を示した前面立面図である。
    【図15】
    図15は、図13の携帯用の採尿装置を示した上平面図である。
    【図16】
    図16は、図13の携帯用の採尿装置を示した左側面図である。
    【図17】
    図17は、図13の携帯用の採尿装置を示した分解斜視図である。
    【図18】
    図18は、本発明によるコネクタとキャップとを示した分解斜視図である。
    【図19】
    図19は、コネクタとキャップとを示した分解前面図である。
    【図20】
    図20は、コネクタとキャップとを組立てて示した斜視図である。
    【図21】
    図21は、コネクタとキャップとを組立てて示した右側面図である。
    【図22】
    図22は、コネクタとキャップとを組立てて示した左側面図である。
    【図23】
    図23は、コネクタとキャップとを組立てて示した上平面図である。
    【図24】
    図24は、本発明の第2の実施形態によるコネクタを示した斜視図である。
    【図25】
    図25は、男性用レセプタクルと図24のコネクタとを使用してなる携帯用の採尿装置を示した斜視図である。
    【図26】
    図26は、図25の携帯用の採尿装置を示した前面立面図である。
    【図27】
    図27は、図25の携帯用の採尿装置を示した背面立面図である。
    【図28】
    図28は、本発明の第3の実施形態によるコネクタを示した斜視図である。
    【図29】
    図29は、男性用レセプタクルと図28のコネクタとを使用してなる携帯用の採尿装置を示した斜視図である。
    【図30】
    図30は、図29の携帯用の採尿装置を示した前面立面図である。
    【図31】
    図31は、図29の携帯用の採尿装置を示した背面立面図である。

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