男性用モジュールを含む排泄物処理処置

申请号 JP2017559263 申请日 2015-02-03 公开(公告)号 JP2018503497A 公开(公告)日 2018-02-08
申请人 イ・フンサン; LEE,Hoonsang; 发明人 イ・フンサン;
摘要 本発明による男性用モジュールを含む 排泄物 処理処置は、人体の性器部及び臀部の屈曲に対応する形状を持ち、人体の性器部に対応する小便処理部と、人体の臀部に対応する大便処理部を含み、人体の性器部及び臀部方向に開放されて人体から排出される排泄物を受け取る処理空間が形成された安着部と、人体の脚の間に装着されるように前記安着部と繋がって、内部に収容空間が形成された本体部を含むボディー体、及び前記収容空間に備えられ、前記処理空間と連通されて前記処理空間の排泄物を外部へ排出させる排出流路を含み、前記ボディー体は、内部に前記小便処理部が形成され、男性性器の少なくとも一部の周りを包むように形成された性器挿入ユニットを含む。【選択図】図1
权利要求

人体の性器部及び臀部の屈曲に対応される形状を持ち、人体の性器部に対応する小便処理部と、人体の臀部に対応する大便処理部を含み、人体の性器部及び臀部方向に開放されて人体から排出される排泄物を受け取る処理空間が形成された安着部と、人体の脚の間に装着されるように前記安着部と繋がって、内部に収容空間が形成された本体部を含むボディー体;及び 前記収容空間に備えられ、前記処理空間と連通されて前記処理空間の排泄物を外部へ排出させる排出流路を含み、 前記ボディー体は、 内部に前記小便処理部が形成され、男性性器の少なくとも一部の周りを包むように形成された性器挿入ユニットを含む男性用モジュールを含む排泄物処理処置。前記小便処理部は、前記大便処理部と区切られた請求項1に記載の排泄物処理処置。前記男性用モジュールは、脱着できるように形成された請求項1に記載の排泄物処理処置。前記男性用モジュールは、 前記性器挿入ユニットを前記ボディー体に連結させる連結ユニットを含む請求項3に記載の排泄物処理処置。前記処理空間に露出されて洗浄を噴射する噴射部を含む請求項4に記載の排泄物処理処置。前記収容空間に備えられ、外部から流入された洗浄水を前記噴射部に供給する流路切替部を含む請求項5に記載の排泄物処理処置。前記噴射部は、 前記性器挿入ユニットに備えられ、前記小便処理部に洗浄水を噴射する上部ノズル; 前記連結ユニットに備えられ、前記大便処理部に洗浄水を噴射する補助ノズル;及び 前記大便処理部に露出されて前記大便処理部に洗浄水を噴射する回転ノズル; を含む請求項5に記載の排泄物処理処置。前記流路切替部に収容された洗浄水を前記回転ノズルに流動させる第1供給流路;及び 前記流路切替部に収容された洗浄水を前記男性用モジュールに流動させる第2供給流路; を含む請求項7に記載の排泄物処理処置。前記第2供給流路と繋がって、前記連結ユニットに備えられて洗浄水を前記補助ノズルに流動させる第1分枝流路;及び 前記第2供給流路と繋がって、前記性器挿入ユニットに備えられて洗浄水を前記上部ノズルに流動させる第2分枝流路; を含む請求項8に記載の排泄物処理処置。前記性器挿入ユニットに備えられ、前記小便処理部に収容された小便を前記性器挿入ユニット外部へ排出させる小便排出流路;及び 前記小便排出流路と繋がって小便を前記排出流路に流動させる補助排出流路を含む請求項1に記載の排泄物処理処置。前記性器挿入ユニットは、 長さを調節できるように形成された請求項1に記載の排泄物処理処置。

说明书全文

本発明は、人体から排泄される排泄物を自動処理する排泄物処理処置に係り、より詳細には、男性の身体形態に対応する男性用モジュールを含む排泄物処理処置に関する。

一般に、患者、お年寄りなど、動きが不自由、又は下体を思うまま動かしにくい人々は、自ら排泄物を処理できる能がないので、常に保護者または介護人が周りに居つづけなければならないという不便さがあった。

よって、このような不便さを解消するために、身体に直接接触して排泄物を取る排泄物処理器が研究及び開発されている。このような排泄物処理器は、使用者の排泄物を受け取り、これを吸入して外部へ排出させるように設計され、使用者の周りに保護者または介護人がいなくても自動的に排泄物を処理できるようにする。

ただし、今まで開発された従来の排泄物処理器は、排泄物の処理機能のみに集中することが多くて、使用者の身体を考慮せずに設計されていたため、非常に使用性が低いという問題があった。一般に、排泄物が排泄される臀部、または性器の周りは、屈曲が大きいので排泄物処理器に密着しにくい構造であり、これによって排泄物が人体と排泄物処理器の間から漏れることが多く発生している。

また、患者又はお年寄りなど、排泄物処理器を使う使用者は、ベッドで横になった状態で生活する場合が多く、自ら姿勢を変えられない状況も多々発生している。このような状態が長期間続く場合は、床ずれなどが発生するので、周期的に姿勢を変える必要がある。しかし、排泄物処理器を着用した状態では姿勢を変えることができないので、排泄物処理器をとり除かなければならない煩わしさがあった。

さらに、性別によって身体の形状が大きく異なるので、各性別によって構造を変える必要があるが、従来は各性別に特化した排泄物処理器に対して研究及び開発されたことがなくて不便であった。

したがって、このような問題点を解決するための方法が求められる。

本発明は、前述の従来技術の問題点を解決するために案出された発明であって、使用者が着用した状態で排泄物の漏れを防止し、着用感を向上させられる排泄物処理処置を提供するものである。

また、着用した状態でも動きが制限されない排泄物処理処置を提供するものである。

そして、男性の身体形状によって特化した構造を提供できる排泄物処理処置を提供するものである。

本発明の課題は、以上で言及した課題に制限されず、言及されていない別の課題は以下の記載から当業者が明確に理解することができる。

前記目的を達成するための本発明の男性用モジュールを含む排泄物処理処置は、人体の性器部及び臀部の屈曲に対応する形状を持ち、人体の性器部に対応する小便処理部と、人体の臀部に対応する大便処理部を含み、人体の性器部及び臀部方向に開放されて人体から排出される排泄物を受け取る処理空間が形成された安着部と、人体の脚の間に装着されるように前記安着部と繋がって、内部に収容空間が形成された本体部を含むボディー体、及び前記収容空間に備えられ、前記処理空間と連通されて前記処理空間の排泄物を外部へ排出させる排出流路を含み、前記ボディー体は、内部に前記小便処理部が形成され、男性性器の少なくとも一部の周りを包むように形成された性器挿入ユニットを含む男性用モジュールを含む。

そして、前記小便処理部は前記大便処理部と区切られることができる。

また、前記男性用モジュールは、脱着できるように形成されることができる。

そして、前記男性用モジュールは、前記性器挿入ユニットを前記ボディー体に連結させる連結ユニットを含むことができる。

また、前記処理空間に露出されて洗浄を噴射する噴射部を含むことができる。

そして、前記収容空間に備えられ、外部から流入された洗浄水を前記噴射部に供給する流路切替部を含むことができる。

また、前記噴射部は、前記性器挿入ユニットに備えられ、前記小便処理部に洗浄水を噴射する上部ノズル、前記連結ユニットに備えられ、前記大便処理部に洗浄水を噴射する補助ノズル、及び前記大便処理部に露出されて前記大便処理部に洗浄水を噴射する回転ノズルを含むことができる。

そして、前記流路切替部に収容された洗浄水を前記回転ノズルに流動させる第1供給流路、及び前記流路切替部に収容された洗浄水を前記男性用モジュールに流動させる第2供給流路を含むことができる。

また、前記第2供給流路と繋がって、前記連結ユニットに備えられて洗浄水を前記補助ノズルに流動させる第1分枝流路、及び前記第2供給流路と繋がって、前記性器挿入ユニットに備えられて洗浄水を前記上部ノズルに流動させる第2分枝流路を含むことができる。

そして、前記性器挿入ユニットに備えられて前記小便処理部に収容された小便を前記性器挿入ユニットの外部へ排出させる小便排出流路、及び前記小便排出流路と繋がって小便を前記排出流路に流動させる補助排出流路を含むことができる。

また、前記性器挿入ユニットは、長さを調節できるように形成される。

前記課題を解決するための本発明の男性用モジュールを含む排泄物処理処置は、次のような効果を奏する。

第一、安着部が使用者の性器部及び臀部の屈曲に対応するように形成されて使用者の身体に密着されることができるので、使用者が着用した状態で排泄物の漏れを防止することができる長所がある。

第二、本体部も使用者の脚の間の幅に対応する大きさを持つので、使用者の姿勢を自然に維持することができる長所がある。

第三、これによって使用者の着用感が大きく向上する長所がある。

第四、着用した状態でも使用者の動きが制限されないし、姿勢を自由に変更できる長所がある。

第五、男性の身体構造に特化した男性用モジュールを提供するので、性器の自由度が高い男性の性器を安定的に固定させて排泄物を円滑に処理することができる長所がある。

本発明の効果は以上で言及した効果に制限されないし、言及されなかった別の効果は特許請求範囲の記載から当業者が明確に理解することができる。

本発明の一実施例による排泄物処理処置の全体姿を示す斜視図。

本発明の一実施例による排泄物処理処置を人体に着用した姿を示す側面図。

本発明の一実施例による排泄物処理処置の安着部にパッドを付着させる姿を示す斜視図。

本発明の一実施例による排泄物処理処置を正面から見た姿を示す正面図。

本発明の一実施例による排泄物処理処置において、本体部の内部構造を示す断面図。

本発明の一実施例による排泄物処理処置において、男性用モジュールの分解構造を示す斜視図。

本発明の一実施例による排泄物処理処置において、性器挿入ユニットの姿を示す斜視図。

本発明の一実施例による排泄物処理処置において、連結ユニットの姿を示す斜視図。

本発明の一実施例による排泄物処理処置において、男性用モジュールに備えられた補助ノズルの姿を示す斜視図。

本発明の別の実施例による排泄物処理処置において、洗浄水の分枝構造を示す断面図。

本発明の別の実施例による排泄物処理処置において、小便の排出構造を示す断面図。

本発明の別の実施例による排泄物処理処置において、性器挿入ユニットの長さを可変させる姿を示す断面図。

以下、本発明の目的が具体的に実現できる本発明の望ましい実施例を添付図面を参照にして説明する。本実施例を説明するにあたり、同じ構成に対しては同じ名称及び同じ符号が使われるし、これによる付加的説明は省略する。

図1は、本発明の一実施例による排泄物処理処置1の全体姿を示す斜視図である。

図1に示すように、本発明の一実施例による人体に合わせた排泄物処理処置1は、安着部100と本体部200を含むボディー体と、排出流路210を含む。そして、前記ボディー体は、男性用モジュール300を含むことができる。

安着部100は、人体の性器部及び臀部の屈曲に対応する形状を持ち、人体の性器部及び臀部方向に開放されて人体から排出される排泄物を受け取る処理空間T1、T2が形成される。

ここで人体の性器部とは、男性性器の周りの領域を意味し、臀部は前記性器部と繋がって、肛門の周りの領域を意味する。すなわち、安着部100は、人体の股に安着するように形成され、その屈曲に対応されるように曲線状を持つ。

そして、処理空間T1、T2は、小便及び大便を含む排泄物を受け取るように所定の体積を持つように形成され、本実施例の処理空間T1、T2は人体の性器部に対応する小便処理部T2と、人体の臀部に対応する大便処理部T1を含む。

すなわち、本実施例の場合、処理空間T1、T2が男性用モジュール300によって区切られて小便及び大便を別途処理するように構成される。ただし、本実施例と違って小便処理部と大便処理部が相互区切られず、繋がるように形成されることもできる。

本体部200は、排泄物処理処置1を着用する時、人体の脚の間に装着されるように安着部100と連結される。つまり、使用者は安着部100を性器部及び臀部に密着した状態で、本体部200の両側に脚を伸ばして安定的に排泄物処理処置1を着用することができる。

そして、本図面には示していないが、本体部200の内部には収容空間が備えられ、前記収容空間には各種構成要素が備えられる。これについては後述する。

一方、以下で説明の便宜のために、処理空間T1、T2の開放された方向側を前方と定義し、反対方向を後方と定義する。また、小便処理部T2が備えられた方向を上部、反対方向を下部と定義する。

排出流路210は前記収容空間に備えられ、処理空間T1、T2と連通されて処理空間T1、T2の排泄物を外部へ排出させる構成要素である。特に、本実施例において、本体部200の後方には外部の連結管が前記収容空間の内側に引き込まれるようにする通過穴202が形成される。

前記連結管は、別途の吸入装置を利用して排泄物を吸い込むように連結された排泄物流動管、洗浄水を供給する洗浄水流動管などを含むことができる。つまり、排出流路210は排泄物流動管と繋がって排泄物を外部へ排出させることができるようになる。

図2は、本発明の一実施例による排泄物処理処置1を人体に着用した姿を示す側面図である。

図2に示すように、使用者はベッドなどに横になった状態で安着部100を性器部及び臀部に密着させ、本体部200の両側に脚を伸ばして安定的に排泄物処理処置1を着用することができる。このように、本発明の一実施例による排泄物処理処置1は人体の形状に対応するように形成されるので、使用者が排泄物処理処置1に合わせて姿勢をむりやり変更する必要がなく、自然な姿勢を維持することができる。

しかも、使用者が姿勢を側方など多様に変更する場合も離脱されずに使用者の身体に沿って移動され、使用者が動く場合も脚の間に位置した状態で動きに支障を与えない。

図3は、本発明の一実施例による排泄物処理処置1の安着部100にパッド20を付着させる姿を示す斜視図である。

図3に示すように、本発明の一実施例による人体に合わせた排泄物処理処置1は、前記安着部100の周りを包むよう、脱着できるように備えられるパッド20を含むことができる。パッド20は、布などの材質で形成されて使用者の着用感を向上させることができ、また、排泄物処理処置1を使用者の身体に安定的に固定することができる。

本実施例の場合、パッド20は包み部22と羽部24を含む。包み部22は、安着部100の下部側に付着されて使用者の臀部を包むように形成されるし、羽部24は、安着部100の周りを包むように付着される。一方、パッド20を安着部100に付着させるために、安着部100とパッド20にはベルクロ(登録商標)が備えられることができる。つまり、安着部ベルクロ102とパッド側ベルクロ26が相互対応するように形成されてパッド20を容易に付着することができる。そして、本実施例の場合、各羽部24には固定ベルクロ28がそれぞれ備えられて各羽部24を相互固定することができる。

図4は、本発明の一実施例による排泄物処理処置1を正面から見た姿を示す正面図である。

図4には安着部100の処理空間T1、T2がより詳しく示される。前述したように、本実施例において、処理空間T1、T2は小便処理部T2と大便処理部T1を含み、処理空間T1、T2には排泄物を処理するための様々な構成要素が備えられることができる。

噴射部は、処理空間T1、T2に露出されて洗浄水を噴射する構成要素であって、一つ以上の噴射ノズルを含むことができる。本実施例の場合、前記噴射部は大便処理部T1側に洗浄水を噴射する回転ノズル240と、補助ノズル334と、本図面には示していないが小便処理部T2側に洗浄水を噴射する上部ノズルを含む。

すなわち、回転ノズル240は度を調節することができるように形成されて人体の臀部の周りを洗浄し、補助ノズル334は大便処理部T1の表面を洗浄できるように洗浄水を散布する。また、上部ノズルは性器部及び小便処理部T2の表面を洗浄できるように洗浄水を噴射する。

そして、本実施例において、処理空間T1、T2には乾燥風が流動して噴射される乾燥風噴射口232がさらに形成され、これによって洗浄後水分を速かに乾燥させることができる。

一方、図面に示すように、安着部100と本体部を含むボディー体は前方から見た時上部の幅d1が下部の幅d2より狭く形成される。つまり、人体の大腿部部分の屈曲に対応する形状を持ち、これによって使用者の両脚は排泄物処理処置1のボディー体の両側に安定的に密着することができる。また、ボディー体は使用者の脚の間の幅と対応する幅を持つように形成され、使用者がむりやり股を開くことなく自然な姿勢を取ることができる。

そして、本実施例において、安着部100の周りには使用者の身体に密着される密着部材110が備えられる。密着部材110は、安着部100の周りのラインに沿って帯状に備えられ、着用感を向上させることができる。

図5は、本発明の一実施例による排泄物処理処置1において、本体部200の内部構造を示す断面図である。

図5に示すように、本体部200の内部には収容空間が形成され、前記収容空間には多様な構成要素が備えられることができる。本実施例の場合、前記収容空間には前述の排出流路210を始め、流路切替部220と送風部230が備えられる。

排出流路210は、通過穴202を通じて流入された排泄物流動管H1と繋がって排泄物を外部へ排出させることができる。特に、本実施例の場合、男性用モジュール300側で受け取った小便は、補助排出流路228を通じて排出流路210に流入されるように形成される。

そして、流路切替部220は通過穴202を通じて流入された洗浄水流動管H2と繋がって外部から洗浄水を伝達してもらう構成要素であり、ソレノイドバルブなどを通じて洗浄水を複数の噴射ノズル側に分枝させて供給することができる。具体的に、本実施例の場合、流路切替部220に貯蔵された洗浄水は、第1供給流路224を通じて回転ノズル側に、第2供給流路226を通じて補助ノズル及び上部ノズル側に流動される。

送風部230は、前記処理空間に乾燥風を送る構成要素であって、送風ファンなどで乾燥風を発生させ、前述の乾燥風噴射口を通じて処理空間側に乾燥風を送ることができる。また、乾燥風の昇温のためにヒーターがさらに備えられることもできる。

そして、本実施例において、本体部200の後面には外部の空気を流動させて収容空間の内部を換気することができる空気流入口204が形成される。

以下では、本実施例に備えられる男性用モジュール300についてより詳しく説明する。

図6は、本発明の一実施例による排泄物処理処置において、男性用モジュール300の分解構造を示す斜視図である。

図6に示すように、本実施例における男性用モジュール300は、内部に前記小便処理部T2が形成され、男性性器の少なくとも一部の周りを包むように形成された性器挿入ユニット310と、性器挿入ユニット310を前記ボディー体に連結させる連結ユニット320を含むことができる。そして、本実施例の場合、男性用モジュール300は脱着できるように形成されるが、これに制限されることはなく、ボディー体に一体で形成されることができる。

すなわち、性器挿入ユニット310は男性の性器形状に対応する形状を持ち、男性の性器の少なくとも一部が挿入された状態で小便をもらうように形成される。これによって動きの自由度が高い男性の性器を安定的に固定させることができるので、性器の方向によって小便が無分別に排出されることを防止し、最小限の範囲だけが汚れるようになる。

そして、本実施例の場合、小便処理部T2は男性用モジュール300によって大便処理部T1と区切られるように形成され、小便は前述の補助排出流路を通じて排出流路に流入されることができる。つまり、これによって小便が大便処理部T1に流入されて使用者の臀部を汚染させることを防止することができる。

このように、本実施例では、男性用モジュール300の小便処理部T2は前記大便処理部T1と区切られるように形成されるが、本発明がこれに制限されることはない。すなわち、本実施例と違って、小便処理部T2は大便処理部T1と連通されることもでき、このような場合に補助排出流路が別途備えられないこともある。

以下では、男性用モジュール300が備えられた排泄物処理処置の流路構造についてより詳しく説明する。

図7は、本発明の一実施例による排泄物処理処置において、性器挿入ユニット310の姿を示す斜視図である。

図7に示すように、本実施例の性器挿入ユニット310は、より細かく見ると、連結ユニットに繋がる連結部314と、男性の性器が挿入される挿入部312を含む。そして、性器挿入ユニット310には、前述の第2供給流路から分枝されて洗浄水を前記上部ノズルに流動させる第2分枝流路330と、小便処理部T2に収容された小便を前述の補助排出流路に流動させる小便排出流路322が備えられる。

すなわち、性器挿入ユニット310には洗浄水が引き込まれる経路と、小便が排出される経路が同時に備えられる。

図8は、本発明の一実施例による排泄物処理処置において、連結ユニット320の姿を示す斜視図である。

図8に示すように、本実施例の連結ユニット320は、性器挿入ユニットが結合されることができる結合具が形成されるし、特に、前記第2分枝流路が挿入される第1結合具340と、前記小便排出流路が挿入される第2結合具346が形成される。すなわち、前記第2分枝流路は第1結合具340に挿入されて第2供給流路と繋がるし、前記小便排出流路は第2結合具346に挿入されて補助排出流路と繋がることができる。

一方、連結ユニット320には前述した第2供給流路から分枝されて洗浄水を前記補助ノズルに流動させる第1分枝流路342が備えられる。つまり、第2供給流路に流動された洗浄水は、第1分枝流路342及び第2分枝流路の両方向に分枝されることができる。

図9は、本発明の一実施例による排泄物処理処置において、男性用モジュールに備えられた補助ノズル334の姿を示す斜視図である。

図9に示すように、男性用モジュールには大便処理部T1側に露出されて洗浄水を噴射する補助ノズル334が備えられる。補助ノズル334は大便処理部T1の上部に備えられるので、大便処理部T1の表面を全体的に円滑に洗浄することができる。

この時、補助ノズル334に供給される洗浄水は、前述の第2供給流路から男性用モジュールに流入されて第1分枝流路を通じて分枝され、補助ノズル334側に伝達されることがある。

一方、男性用モジュールの下部には、ボディー体側の密着部材と繋がる補助密着部材332が備えられることができる。補助密着部材332は、男性用モジュールをボディー体に結合した状態でボディー体側の密着部材と接触されるように備えられ、大便処理部T1をシーリングすることができる。

図10は、本発明の別の実施例による排泄物処理処置において、洗浄水の分枝構造を示す断面図である。

図10を参照すれば、前述した洗浄水の分枝構造をより容易に確認することができる。図面に示すように、第2供給流路226を通じて男性用モジュール300側に流入された洗浄水は、それぞれ第1分枝流路342及び第2分枝流路330に分枝され、また、これらはそれぞれ上部ノズル350及び補助ノズル334に噴射される。

すなわち、本発明の一実施例によれば、男性用モジュール300は小便処理部T2と大便処理部T1を区切るようになるので、小便と大便が相互混じないようにしながらも、両方に洗浄水を噴射できるようにして処理空間の清潔を維持することができる。

図11は、本発明の別の実施例による排泄物処理処置において、小便の排出構造を示す断面図である。

図11を参照すれば、前述した小便の排出構造をより容易に確認することができる。図面に示すように、男性用モジュール300の小便処理部T2に収容された小便は、小便排出流路322を通じて補助排出流路228に伝達されるし、その後、補助排出流路228は小便を排出流路210に伝達することができる。

すなわち、本発明の一実施例によれば、男性用モジュール300は小便処理部T2と大便処理部T1を区切ることになるので、用便を足す時、小便と大便が相互混じないようにしながらも、本体部の内部では小便と大便を一つの流路のみで外部へ排出させることができる。

図12は、本発明の別の実施例による排泄物処理処置において、性器挿入ユニットの長さを可変させる姿を示す断面図である。

図12に示すように、本実施例による排泄物処理処置の男性用モジュール300の性器挿入ユニットは、長さを調節できるように形成される。特に、本実施例では挿入部312の前方に摺動部材313が備えられ、摺動部材313は前後移動によって性器挿入ユニットの長さを調節することができる。

これによって、本実施例の排泄物処理処置は、多様な性器の形状に対応することができ、不特定多数に適用可能であるという長所を持つ。

以上のように、本発明による望ましい実施例を察してみたが、前述した実施例の他にも本発明がその趣旨や範疇から脱することなく、別の特定形態で具体化できるという事実は、当該技術分野における通常の知識を有する者には自明なことである。したがって、前述した実施例は制限的なものではなく例示的なものとされるべきであり、これによって、本発明は前述した説明に限定されず、添付の請求項の範疇及びそれと同等な範囲内で変更されてもよい。

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