人体対向開口部が形成された男性用モジュールを含む排泄物処理装置

申请号 JP2017528990 申请日 2015-07-27 公开(公告)号 JP2017536188A 公开(公告)日 2017-12-07
申请人 キュラコ・インコーポレイテッドCURACO,Inc.; 发明人 イ・フンサン; チェ・ソンピル; イ・ドンフン; イ・ビョンウン;
摘要 本発明による人体対向開口部が形成された男性用モジュールを含む 排泄物 処理装置は、人体の臀部方向に開放されて人体から排出される大便を受ける第1処理空間が形成され、内部に収容空間が形成された本体、内部には人体から排出される小便を受ける第2処理空間が形成され、前記第2処理空間の一側には使用者の身体に対向するように開放された開口部が形成されて男性性器の少なくとも一部が挿入できるように形成され、前記本体に備えられる男性用モジュール及び前記収容空間に備えられ、前記第1処理空間及び前記第2処理空間の中で少なくともいずれか一つと連通されて排泄物を前記本体の外部へ排出させる吸入口を含む。
权利要求

人体の臀部方向に開放され、人体から排出される大便を受ける第1処理空間が形成され、内部に収容空間が形成された本体; 内部には人体から排出される小便を受ける第2処理空間が形成され、前記第2処理空間の一側には使用者の身体に対向するように開放された開口部が形成されて男性性器の少なくとも一部が挿入できるように形成され、前記本体に備えられる男性用モジュール;及び 前記収容空間に備えられ、前記第1処理空間及び前記第2処理空間のうち、少なくともいずれか一つと連通されて排泄物を前記本体の外部へ排出させる吸入口; を含む排泄物処理装置。前記男性用モジュールは、 内面の少なくとも一部が下向きに傾いた曲線状に形成された、請求項1に記載の排泄物処理装置。前記男性用モジュールは、 少なくとも一部が上下回転できるように形成された、請求項1に記載の排泄物処理装置。前記男性用モジュールは、 前記本体に結合される結合ユニット;及び 前記結合ユニットと連結され、前記第2処理空間が形成された性器挿入ユニット; を含む、請求項1に記載の排泄物処理装置。前記性器挿入ユニットは、前記結合ユニットに対して上下回転できるように連結される、請求項4に記載の排泄物処理装置。前記性器挿入ユニットは、 前記結合ユニットに連結される連結部;及び 前記連結部の前方に備えられ、前記開口部が形成された挿入部; を含む、請求項4に記載の排泄物処理装置。前記挿入部は、前記連結部に着脱できるように形成された、請求項6に記載の排泄物処理装置。前記挿入部は、前記連結部に対して線形移動できるように形成され、前記性器挿入ユニットの長さが調節できるように形成された、請求項6に記載の排泄物処理装置。前記挿入部の後端には、所定の長さに形成され、前記連結部の内側に挿入される延長部が形成され、 前記連結部には、前記延長部を固定させる固定部材が備えられた、請求項8に記載の排泄物処理装置。前記挿入部の後端には、前記挿入部の長手方向に沿って複数の係止溝が形成され、 前記連結部には、前記複数の係止溝のうち、いずれか一つに選択的に結合される係止部材が備えられた、請求項8に記載の排泄物処理装置。前記挿入部の後端の周りには、ねじ山が形成され、 前記連結部には、前記挿入部のねじ山に噛合されるねじ山が形成され、回転によって前記挿入部を前後移動させる回転部材が備えられた、請求項8に記載の排泄物処理装置。前記結合ユニットは、前記本体に着脱できるように形成された、請求項4に記載の排泄物処理装置。前記結合ユニットは、 所定の長さに突出されて前記本体に挿入される結合部を含む、請求項12に記載の排泄物処理装置。前記本体と前記結合部との結合の深さが調節できるように形成された、請求項13に記載の排泄物処理装置。前記結合部の全体の長さの中で一部の長さの周りを包むように一つ以上備えられ、個数の加減によって前記本体と前記結合部との結合の深さを調節する結合調節部材をさらに含む、請求項14に記載の排泄物処理装置。前記男性用モジュールは、 前記第2処理空間に露出され、前記第2処理空間に挿入された男性性器を圧搾固定する性器固定部を含む、請求項1に記載の排泄物処理装置。前記性器固定部は、前記第2処理空間に露出された長さが調節できるように形成された、請求項16に記載の排泄物処理装置。前記性器固定部は、 一側が前記第2処理空間に露出され、他側が前記男性用モジュールの外側に露出され、外部の操作によって前記第2処理空間に露出される長さが調節できるように形成された調節部材;及び 前記調節部材の一側に備えられ、男性性器を圧搾固定する圧搾部材; を含む、請求項17に記載の排泄物処理装置。前記男性用モジュールの少なくとも一部は、 前記第2処理空間が外部に露出されるように周りの一部が開放された複数の開放領域と、前記複数の開放領域の間に設けられた非開放領域とを含む、請求項1に記載の排泄物処理装置。前記男性用モジュールの周りを包むように形成され、前記開放領域を遮蔽するスキンをさらに含む、請求項19に記載の排泄物処理装置。

说明书全文

本発明は、人体から排泄される排泄物を自動的に処理する排泄物処理装置に関し、より詳細には、男性の身体形態に対応する男性用モジュールを含み、前記男性用モジュールの開口部が人体に対向するように形成された排泄物処理装置に関するものである。

一般に、患者、お年寄りなど、挙動が不自由、又は下体を思う通りに挙動することの困難な人々は、自ら排泄物を処理する能がないので、常に保護者または介護人が継続的に周りに居なければならないという不便さがあった。

よって、このような不便さを解消するために、身体に直接接触して排泄物を収去する排泄物処理器が研究及び開発されている。このような排泄物処理器は、使用者の排泄物を受け、その排泄物を吸入して処理器の外側に排出させるように設計され、使用者の周りに保護者または介護人がいなくても自動的に排泄物を処理できるようにする。

ただし、今まで開発された従来の排泄物処理器は、排泄物の処理機能のみに集中する場合が多くて、使用者の身体を考慮せずに設計されたため、非常に使用性が低い問題がある。一般的に、排泄物が排泄される臀部、または性器の周りは、屈曲が大きいので、排泄物処理器を密着させにくい構造を有する。これによって排泄物が人体と排泄物処理器との間から漏れる場合が多く発生している。

また、患者またはお年寄りなど、排泄物処理器を使う使用者は、ベッドに横になった状態で生活する場合が多くて、自ら姿勢を変えることができない状況も多く発生している。このような状態が長期間続く場合は、床ずれなどが発生するので、周期的に姿勢を変える必要がある。しかし、排泄物処理器を着用した状態では姿勢を変えることができないので、排泄物処理器をとり除かなければならない煩わしさがあった。

さらに、性別によって身体が異なるように形成されるので、性別によって排泄物処理器の構造を変える必要があるが、従来は性別に特化した排泄物処理器に対して研究及び開発されたことがなく、不便であった。

したがって、このような問題点を解決するための方法が求められている。

本発明は、上述した従来技術の問題点を解決するために案出された発明であって、使用者が着用した状態で排泄物の漏れを防止し、着用感を向上させることができる排泄物処理装置を提供するためのものである。

また、着用した状態でも挙動が制限されない排泄物処理装置を提供するためである。

そして、男性の身体形態に特化された構造を提供することができる排泄物処理装置を提供するためである。

本発明の課題は以上で言及した課題に限定されない、言及されていない他の課題は、以下の記載により当業者が明確に理解することができる。

前記目的を達成するための本発明の人体対向開口部が形成された男性用モジュールを含む排泄物処理装置は、人体の臀部方向に開放され、人体から排出される大便を受ける第1処理空間が形成され、内部に収容空間が形成された本体、内部には人体から排出される小便を受ける第2処理空間が形成され、前記第2処理空間の一側には使用者の身体に対向するように開放された開口部が形成されて男性性器の少なくとも一部が挿入できるように形成され、前記本体に備えられる男性用モジュール、及び前記収容空間に備えられ、前記第1処理空間及び前記第2処理空間のうち、少なくともいずれか一つと連通されて排泄物を前記本体の外部へ排出させる吸入口を含む。

そして、前記男性用モジュールは、内面の少なくとも一部が下向きに傾いた曲線状に形成されてもよい。

また、前記男性用モジュールは、少なくとも一部が上下回転できるように形成されてもよい。

そして、前記男性用モジュールは、前記本体に結合される結合ユニット、及び前記結合ユニットと連結され、前記第2処理空間が形成された性器挿入ユニットを含んでもよい。

また、前記性器挿入ユニットは、前記結合ユニットに対して上下回転できるように連結されてもよい。

そして、前記性器挿入ユニットは、前記結合ユニットに連結される連結部、及び前記連結部の前方に備えられ、前記開口部が形成された挿入部を含んでもよい。

また、前記挿入部は、前記連結部に着脱できるように形成されてもよい。

そして、前記挿入部は、前記連結部に対して線形移動できるように形成され、前記性器挿入ユニットの長さが調節できるように形成されてもよい。

また、前記挿入部の後端には、所定の長さに形成され、前記連結部の内側に挿入される延長部が形成され、前記連結部には、前記延長部を固定させる固定部材が備えられてもよい。

そして、前記挿入部の後端には、前記挿入部の長手方向に沿って複数の係止溝が形成され、前記連結部には、前記複数の係止溝のうち、いずれか一つに選択的に結合される係止部材が備えられてもよい。

また、前記挿入部の後端の周りには、ねじ山が形成され、前記連結部には、前記挿入部のねじ山に噛合されるねじ山が形成され、回転によって前記挿入部を前後移動させる回転部材が備えられてもよい。

そして、前記結合ユニットは、前記本体に着脱できるように形成されてもよい。

また、前記結合ユニットは、所定の長さに突出されて前記本体に挿入される結合部を含んでもよい。

そして、前記本体と前記結合部との結合の深さが調節できるように形成されてもよい。

また、前記結合部の全体の長さの中で一部の長さの周りを包むように一つ以上備えられ、個数の加減によって前記本体と前記結合部との結合の深さを調節する結合調節部材をさらに含んでもよい。

そして、前記男性用モジュールは、前記第2処理空間に露出され、前記第2処理空間に挿入された男性性器を圧搾固定する性器固定部を含んでもよい。

また、前記性器固定部は、前記第2処理空間に露出された長さが調節できるように形成されてもよい。

そして、前記性器固定部は、一側が前記第2処理空間に露出され、他側が前記男性用モジュールの外側に露出され、外部での操作によって前記第2処理空間に露出される長さが調節できるように形成された調節部材、及び前記調節部材の一側に備えられ、男性性器を圧搾固定する圧搾部材を含んでもよい。

また、前記男性用モジュールの少なくとも一部は、前記第2処理空間が外部に露出されるように周りの一部が開放された複数の開放領域と、前記複数の開放領域の間に設けられた非開放領域とを含んでもよい。

そして、前記男性用モジュールの周りを包むように形成され、前記開放領域を遮蔽するスキンをさらに含んでもよい。

前記課題を解決するための本発明の人体対向開口部が形成された男性用モジュールを含む排泄物処理装置は、次のような効果がある。

第一、臀部に対応する本体と、男性性器に対応する男性用モジュールを含むので安楽な着用感を提供し、着用した状態でも使用者は、動きが制限されることなく、姿勢を自由に変更できる利点がある。

第二、男性の身体構造に特化した男性用モジュールを提供するので、動きの自由度が高い男性の性器を安定的に固定させ、排泄物を円滑に処理することができる利点がある。

第三、男性の性器方向に対応するように開口部が下向きの形態であるため、使用者が着用する際に、異物感なく性器を自然に位置させることができ、他人による着用が行われる場合にも容易に着用できるという利点がある。

第四、男性用モジュールが男性性器の位置及び体位に応じて回転できるように形成されるので、使用者が着用する際に異物感なく性器を自然に位置させることができ、他人によって着用される場合にも容易に着用できるという利点がある。

本発明の効果は、以上で言及した効果に限定されない、言及されていない別の効果は、請求範囲の記載によって当業者に明確に理解される。

本発明の第1実施例による排泄物処理装置の全体を示す斜視図。

本発明の第1実施例による排泄物処理装置において、本体の内部構造を示す側面図。

本発明の第1実施例による排泄物処理装置を使用者が着用した状態を示す側面図。

本発明の第1実施例による排泄物処理装置において、男性用モジュールを詳しく示す斜視図。

本発明の第1実施例による排泄物処理装置において、男性用モジュールを別の方向から示す側面図。

本発明の第1実施例による排泄物処理装置において、男性用モジュールが本体に結合された状態を示す斜視図。

本発明の第1実施例による排泄物処理装置において、男性用モジュールの性器挿入ユニットが上下方向に回転される様子を示す斜視図。

本発明の第1実施例による排泄物処理装置において、性器挿入ユニットの連結部と挿入部とが分離された状態を示す斜視図。

本発明の第1実施例による排泄物処理装置において、性器挿入ユニットの内部構造を示す断面図。

本発明の第1実施例による排泄物処理装置において、伸縮アダプダーが男性用モジュールに結合される様子を示す斜視図。

本発明の第1実施例による排泄物処理装置において、男性用モジュールと本体との間に結合調節部材が備えられる様子を示す側面図。

本発明の第2実施例による排泄物処理装置において、性器挿入ユニットの連結部と挿入部とが分離された状態を示す斜視図。

本発明の第3実施例による排泄物処理装置において、性器挿入ユニットを示す斜視図。

本発明の第4実施例による排泄物処理装置において、性器挿入ユニットを示す斜視図。

本発明の第5実施例による排泄物処理装置において、性器挿入ユニットを示す斜視図。

以下に、本発明の目的が具体的に実現され得る本発明の望ましい実施例について添付の図面を参照して説明する。本実施例を説明するにあたり、同じ構成に対しては同じ名称及び同じ符号が使われ、これによる付加的な説明は省略する。

図1は、本発明の第1実施例による排泄物処理装置の全体を示す斜視図であって、図2は、本発明の第1実施例による排泄物処理装置において、本体10の内部構造を示す側面図である。

図1及び図2に図示されたように、本発明の第1実施例による排泄物処理装置は、本体10と、男性用モジュール100と、吸入口35を含む。

前記本体10は、人体の臀部方向に開放され、人体から排出される大便を受ける第1処理空間30が形成され、内部に収容空間が形成される。

本実施例において、前記本体10は、使用者の脚の間に対応する幅を有し、また使用者のそけい部に対応する高さを有する。

一方、以下での説明の便宜のために、前記第1処理空間30の開放された方向を前方と定義し、反対方向を後方と定義する。また、男性用モジュール100が備えられた方向を上部、反対方向を下部と定義する。

すなわち、使用者は本体10の両側に脚を伸ばした状態で、臀部を第1処理空間30側に安着させて安定的に排泄物処理装置1を着用することができる。

本実施例において、前記第1処理空間30の周りには、使用者のそけい部及び臀部に対応する曲線を有する安着部15を備え、着用感を増大させるようにした。そして、第1処理空間30の下部の前方には、使用者の臀部を支える支持部20が備えられる。前記支持部20は、ナチュラルな曲線を有するように前記安着部15に連結され、使用者の身体を楽に支えることができる。

また、前記第1処理空間30の内側には、前記第1処理空間30の排泄物を感知する感知センサー32が備えられる。感知センサー32が前記第1処理空間30の排泄物を感知した場合、吸入口35を通じて、別途の吸入装置に前記第1処理空間30の排泄物を吸入させることができる。

吸入口35は、前記本体10の収容空間に備えられた排泄物流動管37の内側に形成され、前記第1処理空間30と連通されて前記第1処理空間30の排泄物を前記本体10の外部へ排出させる構成要素である。このように本体10の外部へ排出された排泄物は、所定の貯蔵所に貯蔵されることもでき、または貯蔵されずに排出されてもよい。

特に、本実施例において、本体10の後方には別途の吸入装置に連結された外部の連結管が前記収容空間の内側に引き込まれるようにする貫通部40が形成される。

一方、本実施例の場合、前記吸入口35は、前記第1処理空間30と連通されるものとしたが、これと異なり、前記吸入口35は、後述する男性用モジュール100の第2処理空間(S、図9参照)に直接連結されてもよい。これについては後述する。

また、前記本体10の収容空間には、様々な構成要素が備えられてもよい。本実施例において、前記収容空間内には、前述した吸入口35が形成された排泄物流動管37をはじめ、流路転換部50と送風部70とが備えられる。

前記流路転換部50は、貫通部40を通じて流入された洗浄流動管56に連結され、外部より洗浄水を伝達する構成要素であり、ソレノイドバルブなどを通じて洗浄水を前記第1処理空間30及び後述する第2処理空間(S、図9参照)のうち、少なくともいずれか一側に供給することができる。

具体的に、本実施例の場合、流路転換部50に貯蔵された洗浄水は、第1供給管52を通じて第1処理空間30側へ、第2供給管54を通じて第2処理空間(S、図9参照)側へ流れる。そして、前記第1処理空間30側に流れた洗浄水は、第1噴射部60によって前記第1処理空間30に噴射され、第2処理空間(S、図9参照)側に流動された洗浄水は、後述する噴射ノズル(135、図9参照)を通じて第2処理空間(S、図9参照)に噴射される。

送風部70は、前記第1処理空間30に乾燥風を送る構成要素であって、送風ファンなどで乾燥風を発生させ、前記第1処理空間30に露出された乾燥風噴射口を通じて第1処理空間30側へ乾燥風を送ることができる。また、乾燥風の昇温のためにヒーターがさらに備えられてもよい。

そして、本実施例において、本体10の後面には外部の空気を流動させて収容空間の内部を換気することができる空気流入口12が形成される。

以上のような本体10の構成は、一実施例であって、前記収容空間内に備えられる構成要素は、多様な形態に変更されたり、加減されたりすることができる。

図3は、本発明の第1実施例による排泄物処理装置を使用者が着用した状態を示す側面図である。

図3に図示されたように、使用者は、ベッドなどに横になった状態で本体10の安着部15をそけい部及び臀部に密着させ、本体10の両側に脚を伸ばした状態になる。そして、このような状態で、本体10の上部に備えられた男性用モジュール100の内側に性器を挿入することで安定的に排泄物処理装置を着用することができる。

このように本発明の一実施例による排泄物処理装置は、人体の形態に対応するように形成されるので、使用者が排泄物処理装置に合わせて姿勢を無理に変更する必要がなく、自然な姿勢を維持することができる。

さらに、使用者が姿勢を側方などに多様に変更する場合にも、排泄物処理装置は、離脱することなく、使用者の身体に沿って移動するので、使用者が動く場合にも脚の間に位置する状態で、動きに支障を与えない。

以下には、前記男性用モジュール100についてより詳しく説明する。

図4は、本発明の第1実施例による排泄物処理装置において、男性用モジュール100を詳細に示す斜視図であって、図5は本発明の第1実施例による排泄物処理装置において、男性用モジュール100を別の方向から示す側面図である。

図4及び図5に図示されたように、男性用モジュール100は、その内部に人体から排出される小便を受ける第2処理空間(S、図9参照)が形成され、前記第2処理空間(S、図9参照)は、一側に使用者の人体に対向するように開放された開口部122が形成されることによって前記開口部122を通じて男性性器の少なくとも一部を挿入できるように形成される。

そして、本実施例において、前記開口部122は、使用者の性器部に対向するように下向きに開口された形態を有する。

このように本発明による男性用モジュール100は、開口部122が使用者の身体に対向するように形成されるので、使用者が、本体(10、図1参照)が安着された状態で性器を自然に男性用モジュール100の内側に挿入することができ、姿勢の変化または性器の位置変化による制約を最小化することができる。

本実施例の場合、前記男性用モジュール100は、前記本体(10、図1参照)に結合される結合ユニット150、及び前記結合ユニット150に連結される性器挿入ユニット110を含む。

また、前記性器挿入ユニット110は、前記結合ユニット150に連結される連結部130、及び前記連結部130の前方に備えられ、前記開口部122が形成された挿入部120を含む。

前記結合ユニット150と前記性器挿入ユニット110、そして前記連結部130と前記挿入部120の間の連結関係については後述する。

そして、本実施例において、前記結合ユニット150は、本体(10、図1参照)と結合される結合部170を含み、前記結合部170は、所定の長さに突出されて前記本体(10、図1参照)に挿入されてもよい。

一方、本実施例の場合、前記結合部170の後方に補助結合部180がさらに備えられ、前記補助結合部180も所定の長さで突出されて前記本体(10、図1参照)に挿入される。このとき、前記補助結合部180は、前述した第2供給管(54、図2参照)に連結されて洗浄水を噴射ノズル135側に伝達するように形成される。すなわち、前記補助結合部180は、男性用モジュール100の結合時の結合を補助する一方、洗浄水の流動経路を形成する。

また、本実施例における性器挿入ユニット110の連結部130の下部には、前記第2処理空間(S、図9参照)を前記第1処理空間(30、図1参照)と連通させる排泄物伝達部140が形成される。前記排泄物伝達部140の内側には、連通流路142が形成され、前記第2処理空間(S、図9参照)に収容された小便または洗浄水を前記第1処理空間(10、図1参照)側へ伝達する。

このように、本実施例では前記第2処理空間(S、図9参照)と前記第1処理空間(10、図1参照)とを互いに連通されるものにしたが、これと異なり、相互独立的に分離された状態に形成することもできる。このような場合、前述したように、吸入口(35、図1参照)が分枝されて前記第2処理空間(S、図9参照)と前記第1処理空間(30、図1参照)とのそれぞれに連結されてもよい。

図6は、本発明の第1実施例による排泄物処理装置において、本体10に男性用モジュール100が結合された状態を示す斜視図である。

図6に図示されたように、本実施例で前記男性用モジュール100は、本体10に着脱できるように形成される。このとき、前記本体10と前記結合ユニット150との結合の深さを調節することもでき、これについては後述する。

そして、本実施例と異なり、前記男性用モジュール100は、前記本体10と一体に形成されてもよい。

図7は、本発明の第1実施例による排泄物処理装置において、男性用モジュールの性器挿入ユニット110が上下方向に回転される様子を示す斜視図である。

図7に図示されたように、本実施例で前記性器挿入ユニット110は、前記結合ユニット150に対して上下方向に回転できるように結合される。

具体的に、前記性器挿入ユニット100の連結部130の両側には、回転軸を形成する軸突起132が突出して形成されて、前記結合ユニット150には前記軸突起132が挿入される挿入溝が形成される。したがって、前記性器挿入ユニット100は、全体的に上下方向に回転されることができ、これによって使用者が前記性器挿入ユニット100に性器を挿入した状態で体位を変化させる場合にも、前記性器挿入ユニット100は、性器の動きに対応するように回転され、異物感が生じないようにすることができる。

さらに、最初に性器を前記性器挿入ユニット100に挿入する場合にも、前記性器挿入ユニット100を適宜回転させて容易に着用できる利点がある。

一方、本実施例の場合、前記性器挿入ユニット100を最初の位置へ戻す復元部材138がさらに備えられる。前記復元部材138は、前記性器挿入ユニット100が回転された場合、これを最初の位置へ戻すために弾性力を提供し、本実施例における前記復元部材138は、トーションスプリングの形態に形成されて前記軸突起132に接するように備えられる。

図8は、本発明の第1実施例による排泄物処理装置において、性器挿入ユニット110の連結部130と挿入部120とが分離された状態を示す斜視図であって、図9は、本発明の第1実施例による排泄物処理装置において、性器挿入ユニット110の内部構造を示す断面図である。

図8及び図9に図示されたように、本実施例において性器挿入ユニット110の連結部130と挿入部120とは、互いに着脱できるように形成される。そして、前記挿入部120は、前記連結部130に対して線形移動できるように形成され、前記性器挿入ユニット110の長さが調節できるように形成される。

すなわち、前記挿入部120を前記連結部130から前後に移動させることで使用者の身体のサイズに対応するように前記性器挿入ユニット110の長さを調節することができ、このような長さ調節方式は多様な方法で具現されてもよい。

本実施例の場合、前記挿入部120の後端には、所定の長さに形成されて前記連結部130の内側に挿入される延長部121が形成され、前記連結部130には、前記延長部121を固定させる固定部材136が備えられる。

具体的に、本実施例において、前記連結部130には、前記固定部材136が貫く第1貫通孔137が形成され、前記第1貫通孔137には、前記固定部材136の周りに形成されたねじ山と噛合されるねじ山が形成され、前記固定部材136の回転によって前記延長部121の押圧度合を調節することができる。

ただし、前記固定部材136が前記延長部121を固定させる方式はこれに限定されることなく、多様な方法で具現されてもよい。例えば、前記延長部121に複数の貫通孔が順次に形成され、前記固定部材136は、前記第1貫通孔137と、前記延長部121における貫通孔の一つとに同時に挿入される方式で延長部121を固定させてもよい。

また、連結部130から前記挿入部120が完全に分離された場合、使用者の性器を前記挿入部120に予め挿入した状態で前記連結部130に結合させ、より容易に性器を男性用モジュールの内側に挿入することもできる。このような場合、使用者の性器を前記挿入部120に挿入した状態で、反対側から尿道の開口方向を確認して正確な位置に性器を位置させ、前記連結部130に結合することができるので、より容易に使用することができる。

一方、本実施例における前記男性用モジュールは、前記第2処理空間Sに露出され、前記第2処理空間Sに挿入された男性性器を圧搾固定する性器固定部190を含む。

特に、本実施例における前記性器固定部190は、前記挿入部120側に形成されて、前記第2処理空間Sに露出された長さが調節できるように形成される。

より具体的に、前記性器固定部190は、一側が前記第2処理空間Sに露出され、他側が前記男性用モジュールの外側に露出されて、外部での操作によって前記第2処理空間Sに露出された長さが調節できるように形成された調節部材192と、前記調節部材192の一側に備えられて、男性性器を圧搾固定する圧搾部材194を含む。

このとき、前記挿入部120には、第2貫通孔124が形成され、前記第2貫通孔124には、前記調節部材192の周りに形成されたねじ山と噛合されるねじ山が形成され、前記調節部材192の回転によって前記圧搾部材194が移動される。

すなわち、前記性器固定部190は、性器の位置または大きさが状況によって変化する場合にも性器が定位置から離脱しないように固定することができる。このとき、使用者の痛みを最小化するために前記圧搾部材194の少なくとも一部は、伸縮性を有するように形成されてもよい。

そして、前述したように、本実施例において前記連結部130には、洗浄水を噴射する噴射ノズル135が形成される。このとき、洗浄水は、第2供給管(54、図2参照)と、補助結合部(180、図6参照)とを通じて前記連結部130の後方に形成された流入管134に流入し、前記噴射ノズル135を通じて噴射される。

一方、本発明による男性用モジュールは、前述したように、開口部122が人体に対向するように形成され、このときの前記男性用モジュールは、内面の少なくとも一部が下向きに傾いた曲線状に形成されてもよい。すなわち、前記男性用モジュールの内面が下向きに傾いた曲線状に形成されることにより、前記性器の曲率に対応し、これによってより快適な着用感を提供することができる。

本実施例の場合、前記挿入部120の内面が下向きに傾いた曲線状に形成されるようにしたが、これと異なり、前記性器挿入ユニット110の内面全体が曲線状に形成されてもよく、または別の一部領域が曲線状に形成されてもよい。

図10は、本発明の第1実施例による排泄物処理装置において、伸縮アダプダー145が男性用モジュールに結合される様子を示す斜視図である。

図10に図示されたように、本実施例の場合、前記男性用モジュールの開口部の周りに着脱できるように備えられ、少なくとも人体に接触される領域が伸縮性を有するように形成された伸縮アダプダー145をさらに含んでもよい。

すなわち、前記伸縮アダプダー145は、使用者の着用感をより向上させることができ、使用者が性器を前記男性用モジュールに挿入するとき、開口部の周りによって性器に傷つくことを防止する。

本実施例における前記伸縮アダプダー145は、前記男性用モジュールの開口部に対応する形状に形成されて前記開口部に結合される締結部148と、前記締結部148の側面及び下部を包むように形成され、伸縮性を有する材質で形成された緩衝部147とを含む形態を有する。

図11は、本発明の第1実施例による排泄物処理装置において、男性用モジュール100と本体10との間に結合調節部材195が備えられる様子を示す側面図である。

前述したように、前記男性用モジュール100は、前記本体10との結合の深さを調節するように形成され、これは多様な方法で具現されてもよい。

本実施例の場合、前記結合部170の全体の長さの中で一部の長さの周りを包むように一つ以上が備えられ、個数の加減によって前記本体10と前記結合部170との結合の深さを調節する結合調節部材195を含む。

すなわち、前記結合調節部材195は、前記男性用モジュール100と前記本体10との間に一つ以上備えられてもよく、前記結合部170が前記本体10内に完全に挿入されないように所定の距離を離間する役割を果たす。

このとき、前記結合調節部材195は複数個が備えられてもよく、個数が増加することによって前記男性用モジュール100の高さをより高く形成することができる。したがって、使用者の身体のサイズによって前記結合調節部材195の個数を加減して使用することができる。

そして、本実施例のような方式の他にも、前記男性用モジュール100の結合の深さを調節する方法は様々である。例えば、前記男性用モジュール100の結合部170及び補助結合部180は、段階的スライディング方式で前記本体10に挿入されることで結合の深さを調節することもできる。

図12は、本発明の第2実施例による排泄物処理装置において、性器挿入ユニット210の連結部230と挿入部220が分離された状態を示す斜視図である。

図12に図示された本発明の第2実施例の場合、男性用モジュール200の全ての構成要素が前述した第1実施例と同様に形成されるが、連結部230と挿入部220との結合方式が異なるように形成される。

具体的に、本実施例の場合、前記挿入部210の後端には、前記挿入部210の長手方向に沿って複数の係止溝227が形成され、前記連結部230には、前記複数の係止溝227の中でいずれか一つに選択的に結合される係止部材237が備えられる。

すなわち、前記係止部材237が前記複数の係止溝227の中で、どの係止溝227に結合されるかによって前記性器挿入ユニット210の長さを決めることができる。

そして、本実施例において、前記係止部材237は、ヒンジ方式で備えられた弾性部材238によって前記係止溝227を押圧する形態を有し、この時の使用性を向上させるために前記係止部材237の後方には、使用者が前記係止部材237を操作できるように押え部236が形成される。

図13は、本発明の第3実施例による排泄物処理装置において、性器挿入ユニットを示す斜視図である。

図13に図示された本発明の第3実施例の場合、男性用モジュール200の全ての構成要素が前述した第1実施例及び第2実施例と同様に形成されるが、前記性器挿入ユニット310の形態がやや異なるように形成される。

具体的に、本実施例において前記男性用モジュール300の少なくとも一部は、内側の第2処理空間が外部へ露出されるように周りの一部が開放された複数の開放領域320bと、前記複数の開放領域320bの間に備えられた非開放領域320aとを含む。すなわち、本実施例の場合、前記男性用モジュール300の少なくとも一部は、前記第2処理空間が外部に露出されるように骨格の形態を有する。

このとき、本実施例の場合、挿入部320に前記開放領域320bが形成されるものにしたが、これと異なり、連結部330も前記開放領域320bを有するように形成されることができる。

そして、図示はしていないが、このような場合、前記男性用モジュール300の周りを包むように形成されて前記開放領域320bを遮蔽するスキンが備えられてもよい。前記スキンはゴム、布などの柔軟性を有する材質で形成され、前記男性用モジュール300に被せたり、男性用モジュール300から外したりすることができる。前記スキンを入れ替えて使用することで、より衛生的に排泄物処理装置を使うことができる利点がある。

図14は、本発明の第4実施例による排泄物処理装置において、性器挿入ユニット410を示す斜視図である。

図14に図示された本発明の第4実施例の場合、男性用モジュール400の全ての構成要素が前述した第1実施例と同様に形成されるが、連結部430と挿入部420との結合方式が異なるように形成される。

具体的に、本実施例において、前記挿入部420の後端の周りには、ねじ山427が形成される。そして、前記連結部430には、前記挿入部420のねじ山427に噛合されるねじ山が形成され、回転によって前記挿入部420を前後移動させる回転部材440が備えられる。

すなわち、本実施例の場合、前記回転部材440は、前記連結部430の前端に回転できるように結合され、このような状態で前記挿入部420は、前記回転部材440によって固定される。そして、前記回転部材440が回転する際、前記挿入部420のねじ山427と回転部材440のねじ山によって、前記挿入部420は前後方向にスライディングされる。

このように、前記挿入部420の線形移動方式が多様に具現されることを確認できる。

図15は、本発明の第5実施例による排泄物処理装置において、性器挿入ユニット510を示す斜視図である。

図15に図示された本発明の第5実施例の場合、前記男性用モジュール510は、男性性器の下部に対応する領域に陷沒された前立腺保護溝524が形成される。

すなわち、本実施例の場合、第2処理空間523の下部が陷沒された形態に形成され、これによって使用者が性器を前記男性用モジュール510に挿入した状態で、前立腺部位が男性用モジュール510によって圧迫されることを防止することができる。

本実施例では、挿入部520の下部の全体の長さにわたって前立腺保護溝524が形成されることにしたが、前記前立腺保護溝524は、前記挿入部520下部の一部の長さのみに形成された形態であってもよい。

また、前記前立腺保護溝524は、図示されていない連結部側に形成されてもよい。

以上のように、本発明に係る望ましい実施例を説明したが、前述した実施例の他にも本発明の趣旨や範疇から脱することなく、別の特定形態で具体化できるという事実は、当該技術に通常の知識を有する者には自明なことである。したがって、上述した実施例は限定的なものではなく例示的なものとされるべきであり、これによって、本発明は上述した説明に限定されず、添付の請求項の範疇及びそれと同等な範囲内で変更されてもよい。

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