Auxiliary car unit

申请号 JP2008554744 申请日 2007-02-08 公开(公告)号 JP4887380B2 公开(公告)日 2012-02-29
申请人 テンテ・ゲーエムベーハー・ウント・ツェーオー・カーゲー; 发明人 ブロック、ヴォルフガング; ホフリッヒター、ギィンター;
摘要 The bed has a chassis, four rollers arranged on the chassis, and a selectively drivable auxiliary roller (1) that is brought into contact with a floor contact. The auxiliary roller is mounted on a rigid frame (5). A drive motor (9) e.g. electric motor, is fastened to the frame, and is additionally provided for the auxiliary roller. A separate pivot drive (23) is provided for raising and lowering the auxiliary roller together with the frame relative to the chassis. The pivot drive is entirely fastened to the frame and pivots with the frame.
权利要求
  • 4つの走行ローラ(4)を有する 病院用ベッドのシャーシ(2)に取り付けるための補助車ユニットであって、持ち上げた状態と床に接触した状態の間で昇降可能な少なくとも1つの補助車(1)と、前記補助車(1)を軸支するフレーム(5)と、前記補助車(1)を駆動するべく前記フレーム(5)に固定された駆動モータ(9)と、前記補助車(1)を昇降させるための回動駆動機構(23)と、を具備し、前記補助車(1)は前記フレーム(5)と一体に前記シャーシに対して回動することにより昇降可能である、前記補助車ユニットにおいて、
    前記回動駆動機構(23)が、 全体的に前記フレーム(5)に固定されておりかつ前記フレーム(5)と一体に回動することを特徴とする補助車ユニット。
  • 前記回動駆動機構(23)がカム(20)を介して 前記フレーム(5)を 前記シャーシ(2)に対して 回動させ、 前記カム(20)も 前記フレーム(5)により支持されている とを特徴とする請求項1に記載の 補助車ユニット
  • 前記カム(20)がバネ(27)と共に作用し、 前記バネ (27)の他端が 前記シャーシ(2)を支持する とを特徴とする請求項 に記載の 補助車ユニット
  • 前記バネ(27)が、 前記フレーム(5)を降ろした状態 とするように作動する伸縮バネである とを特徴とする請求項 に記載の 補助車ユニット
  • 前記フレーム(5)の回動の軸(11)が前記シャーシ(2)に固定されており、前記回動の軸(11)に連結された押下レバー(25)を介して 前記バネ(27)が前記カム(20)に作用する とを特徴とする請求項 3又は4に記載の 補助車ユニット
  • 前記カム(20)の 前記シャーシ(2)への支持が、 前記シャーシ(2)に固定された支持アーム(18)を介して実現されている とを特徴とする請求項 乃至請求項5のいずれか1項に記載の 補助車ユニット
  • 前記支持アーム(18)が、 前記フレーム(5)の内側に突き出ている とを特徴とする請求項 に記載の 補助車ユニット
  • 組立てプレート(10)が前記シャーシ(2)に固定されており、 前記フレーム(5)が前記組立てプレート(10)に回動可能に連結されていることを特徴とする請求項 6又は7に記載の 補助車ユニット
  • 前記支持アーム(18)が、 前記組立てプレート(10)の一部である、ことを特徴とする請求項 に記載の 補助車ユニット
  • 前記フレーム(5)の回動の軸(11)が、前記組立てプレート(10)と 前記フレーム(5)とを連結する とを特徴とする請求項 8又は9に記載の 補助車ユニット
  • 前記フレーム(5)が2つの平行なフレーム側壁(6、6')を有し、 前記補助車(1)のハブ(7 及び 前記カム(20) のハブ(21)がその長手方向に順次配列されている、ことを特徴とする請求項 乃至請求項10のいずれか1項に記載の 補助車ユニット
  • 前記フレーム側壁(6、6')が、 前記ハブ(7、21)を介して及び/又は付加的な直交連結部材(12、13)を介して 相互に連結されている とを特徴とする請求項 11に記載の 補助車ユニット
  • 前記フレーム(5)が 、回動の軸(11)を介して 前記シャーシ(2)に連結されている とを特徴とする請求項1乃至請求項12のいずれか1項に記載の 補助車ユニット
  • 前記回動駆動機構(23)が、 前記フレーム側壁(6、6')の間に配置されている とを特徴とする請求項 11又は12に記載の 補助車ユニット
  • 前記駆動モータ(9)及び その動力を前記補助車(1)に伝達する動力伝達機構(8)が、前記フレーム側壁(6') の外側に設けられている とを特徴とする請求項 11又は12に記載の 補助車ユニット
  • 说明书全文

    本発明は、シャーシと、シャーシに設けられた4つの走行ローラと、床に接触するように切り替え可能な少なくとも1つの別個の補助車とを備え、補助車が、丈夫なフレームに軸支され回動を介してシャーシに対してフレームと一体に昇降可能であり、さらに、フレームに固定された駆動モータが補助車用に設けられていて、別個の回動駆動機構が補助車の昇降のために設けられている、病院用ベッドに関する。

    この種の病院用ベッドは、特許文献1から知られている。 補助車がフレーム内に収容され、フレームがシャーシに回動可能に連結されている。 フレームの開放端に別個の回動駆動部が作用し、これ(後者)がシャーシに回動可能に連結されている。

    さらに、特許文献2からこの種の病院用ベッドが知られている。 補助車と駆動モータはフレームによって収容され、フレームは板バネの端部に固定されている。 板バネの他の端部は、シャーシに連結されている。 板バネは、補助車を床方向に押さえ付ける。 補助車を床から持ち上げるため、フレームに突き出た板バネの端部に作用してバネを働かせる機構が設けられている。 この機構は、シャーシに固定されている。 この機構が板バネを放したとき、補助車は床方向に動く。

    さらに、同様の病院用ベッドについて、特許文献3〜9を参照されたい。 特許文献10からは、車椅子用のモータ駆動可能な補助車が知られている。

    加国公開第2457182A1号公報

    米国公開第6772850B1号公報

    加国公開第2010543A号公報

    ドイツ国公開第10120316C1号公報

    仏国公開第2735019A1号公報

    米国公開第5083625A号公報

    米国公開第6725956B1号公報

    米国公開第6752224B2号公報

    WO/2001/019313号公報

    米国公開第5135063A号公報

    上記の技術の現状に鑑み、本発明の技術的課題は、上記のことを前提としてこの種の病院用ベッドを好ましく構成することにある。

    この課題は、先ずそして根本的に請求項1に記載の特徴を有する病院用ベッドによって解決される、そこでは、別個の回動駆動機構が全体的にフレームに固定されていてこれ(後者)と共に回動することが提案されている。

    このような構成の結果、回動駆動機構、補助車及び駆動モータがフレームと共にユニットをなす。 フレームは、もって、回動駆動機構の重量を十分に受け止める。 原則的には、フレームがシャーシに相対的に回動するように連結されていることだけが必要とされる。 このユニットは、全体的に、もっとも簡易な態様で病院用ベッドのシャーシに取り付けられている。 これは、以下に更に詳細に記載されるように、補助車に対して回動駆動機構特にカムを、事前組立ての工程において事前に組み立てることを可能とする。 フレーム、駆動モータ及び補助車からなるユニットは、また、そのような補助車を有する既存の病院用ベッドの操作性向上に関しても、好ましい。 これとは別に又は補完するように、コンパクトな構成が実現され好ましい。 さらに、重量的な集中が生じる状況も、好ましい。 これは、病院用ベッドに更に安定性をもたらす。

    他の請求項に記載の対象は、以下、請求項1の対象に従属して説明されているが、その独立の態様においても重要である。

    回動駆動機構がカムを介してカムをも支持するフレームをシャーシに対して相対的に動かすことは、利点として生ずる。 これは、シャーシに関する限りは、言及する連動のみを必要とするが、例えばヒンジ状の連結を全く必要としない。 これ(連動)は、更に詳細に記載されているように、むしろこれから独立に実現可能である。 さらに、好ましくも、動く部分が削減される。 カムは、ハブ上に固定的に設けられたカム板を介して実現可能である。 カムの回転移動は、回動駆動機構によって実現される。 回動駆動機構とカムとの軸が交差する構成が提案されている場合は、回動駆動機構からカムに駆動を伝達するために、動力伝達機構が必要である。 しかしながら、この限りでは、軸又はハブが平行であること又は平行に推移することは好ましい。 更に、好ましくも、回動駆動機構の駆動ハブは、上記のカムを直接支持可能である。

    カムがシャーシを支持している限り又は間は、補助車は床に接触した状態に(継続的に)保持されている。 この限りでは、補助車とシャーシとの間の(補助車が押される方向の)強固な連動は、この種の病院用ベッドにおける通常のローラに関するものと、匹敵する。 他方、補助車を病院用ベッドのシャーシに対してカム(のみ)で支持することは、床に接触した状態でカムがシャーシに直接ではなく、むしろ均等化部材を介して載るように使用されることも可能とする。 そのような均等化部材は、更に好ましくも、一方がシャーシを支持し他方が補助車又は特にカムを支持するバネであってもよい。 その限りでは、フレームを(全体的に)降ろした状態で作動する伸縮バネが適している。 この伸縮バネは、降ろされて床に接触した状態にある補助車において、衝撃吸収体として作用する。 補助車と床との接触は、早い移動及び凹凸面においても確保されている。

    その結果同時に、床の凹凸が、動力伝達機構を介したカム又は均等化部材の調整などを要することなく、バネで均等化される。

    更に好ましくは、いわゆる伸縮バネがシャーシに固定された軸に連結された押下レバーを介してカムに作用するように、提案される。 押下レバーは、この軸の周りに補助車のようにも回動可能である。 これ(レバー)は、原則、フレームをシャーシに回動可能に保持する軸でもある。

    押下レバーを介して、カムとの直接的な連動が実現可能である。 バネが直接カム上に載ることは、必要とされない。 更に、押下レバーとカムとの間に必要とされる相対的な移動に関して機能を適切に実現するために、ベアリングが例えばボールベアリングとして押下レバー又は必要に応じてカムに設けられるのでもよい。 そして、移動における適切な軸受けが実現する。

    カムは、しかしながら、バネのみを介してシャーシと連動しない。 そして、これのみでフレームが継続的に降ろされた状態であれば好ましいのだが。 昇降のために、むしろ付加的に、少なくとも降ろしハブ又は持上げハブの所定部分に関して、カムのシャーシに対する強固な支持が必要である。 このために支持アームが設けられ、これ(アーム)と、−(押下レバーが設けられているとき)上記の押下レバーとカムとの連動がカムの外周を介してもたらされ−カムが同様に連動する。 この支持アームに関してはまた、押下レバーとの関連で既に記載したボールベアリング状の構成を介した軸受けの形成が推奨される。

    支持アームは、既に記載したカムの保持を実現する。

    さらに、好ましくも、フレームと回動可能に連結された組立てプレートが設けられている、ここにおいて、−まず−組立てプレートが病院用ベッドのシャーシに固定されている。 上記の支持アームはまた、好ましくも組立てプレートの一部である。 カムの軸支(回動ベアリング)又は支持は、必要に応じてまた上記の伸縮バネを介しても、補助車と回動駆動機構を有するフレーム内でそのまま関連付け可能な部分に対してのみ生ずる。 組立てプレートのみは、シャーシに固定されて取り付けられることとなる。 フレームは、組立てプレートに回動可能に−のに−連結されている。

    その結果、病院用ベッドと補助車との組立ては、組立てプレートを介してさらに決定的に簡素化される。 病院用ベッドのシャーシに、例えば組立てプレートを固定するための開口部の形成が必要となるのみである。

    フレームそれ自身に関しては、好ましくも、それが2つの平行に伸びたフレーム側壁を有し、その長手方向に、補助車とカムのシャフトが順に軸支されているように提案されている。 さらに、フレーム側壁が、上記のシャフトによる連結に加え、補強のみに役立つ直交連結部材を介しても、相互に連結されるように提案されるのでもよい。 フレーム側壁の間に、補助車、カム、回動駆動機構、バネを有する押下レバー及び支持アームが収容されてい 。 フレーム側壁を介して、これらの構造部品は、その側からの作用のために、好ましく支持されている。

    付加的な直交連結部材は、好ましくも、記載したように、補助車がある(降りた)位置を確認可能とする測定を達成するように、提案されている。 このために、例えば、この補強部材から支持アームまでの距離を検知する誘導型の接近検出スイッチが、支持アームに設けられているのでもよい。 支持アームは固定され、その一方、直交連結部材は設置又は持上げのときにフレームと共に移動する。 直交連結部材はこの目的のために例えば単なる平板からなるのでもよい、何故ならば、力を前方から受けないからである。

    また、カム用の回動駆動機構は、好ましくは、完全にフレーム側壁に配置されている。 それに対し、補助車用の駆動モータ及び/又は動力伝達機構は、フレーム側壁に外側から取り付けられている。 ここで、駆動モータが直接触れられるときは、バランスにおいて好ましい。 さらに、いずれにしても補助車用の駆動モータは回動駆動機構用の駆動モータ等よりも根本的に大きいため、これによって、フレーム側壁間の貴重な空間が生ずる。

    補助車は、その走行面が比較的軟らかく(例えば、良好な牽引力を達成するため、軟質ゴムからなる)構成されているキャスターであってもよい。 補助車の直径は、好ましくは、病院用ベッドのシャーシに取り付けられた他の通常の走行ローラの直径と同等か、これより小さい。 好ましくも、補助車用の駆動モータと補助車との間に設けられた動力伝達部は、更に好ましくは自己停止せず可能な限り少ない摩擦を有するように形成される。 これは、好ましくも、モータが故障したとき又は短距離用のモータが万一切り替わらないときに、病院用ベッドの簡単な移動が補助車を下げた状態でも適切にできる。 補助車はこの意味で自由走行する。

    駆動モータ及び回動駆動機構への給電のために、好ましくも、病院用ベッド内の通常設けられている既存のバッテリーに連結されることが提案されている。 ベッドの先端及び/又は基部の移動等のために、基本的に、バッテリーを介して給電可能な電動駆動部が病院用ベッドに提供されている。 制御、即ち特に補助車を駆動及び停止、又は、補助車の昇降のために、さらに対応するスイッチと制御装置が好ましくも設けられている。 スイッチがプレスボタンであり、補助車による支持が好ましいとされる全時間にわたってプレスボタンの操作が必要とされる。 これは確実な操作をもたらし、好ましい。 さらに、プレスボタンの操作により、ひとつには回動駆動機構を介して補助車を持ち上げた状態から床に接触した状態に切り替え可能であり、さらには電動モータを介して補助車を作動させることができる。

    上記のこれらの切り替えは、例えば制御装置の制御部に書き込まれているのでもよい。 さらに、特に補強的に、制御装置を介して走行方向への加速が実現されるように、補助車の駆動が制御されるのも、好ましい。 これによって、病院用ベッドの急始動急停止が防止される。 制御装置の更に好ましい構成においては、補助車の駆動モータが、バッテリーの残留エネルギー量が所定量を下回ったときに自動的に切り替わるようにも、提案されている。 これは、特に、残留エネルギーが、回動駆動部を介した補助車の持上げ状態への切り替えの達成を確実にするためでもある。 補助車の位置の検出のために、対応する検出機構が設けられている。 例えば、病院用ベッドのシャーシに対する補助車の位置を検出する誘導型の接近検出スイッチが、好ましい。 具体的な構成において、さらに、この種の接近検出スイッチが、病院用ベッドのシャーシの下側からフレーム壁間につきだす支持アームに設けられることが、提案可能である。 そして、フレームが降ろされたとき、支持アームに設けられた接近検出スイッチが、フレームと共に回動する部分の接近検出スイッチからの距離を検出して補助ローラの位置を制御する。

    以下、本発明は、1つの実施例のみが図示された付随の図面を参照してより明らかにされる。 図1は、シャーシ2とこれに取り付けられた補助車1とを有する病院用ベッド3の斜視図を示す、ここにおいて、しかしながら、バッテリー及び幾つかの駆動部材は図示されていない。 補助車1は、病院用ベッド3の基端又は先端の走行ローラ4間に取り付けられるのでもよい。 しかしながら、補助車1がシャーシ2の4隅に取り付けられた走行ローラ4の中央に、シャーシ2に固定されているのでもよい。 補助車1は、好ましくは、その回転していく方向が病院用ベッド3の長手方向に平行となるように向けられている。

    補助車1は、フレーム5に収容され、これ5は2つのフレーム側壁6、6'を有する。 補助車1はフレーム側壁6、6'の間に取り付けられている。 図2から明瞭に分かるように、補助車1は中心を外して、即ちフレーム側壁6'寄りに取り付けられている。 もって、未記載の機構が好ましく作動する。 補助車1の走行方向は、フレーム側壁6、6'に平行である。 補助車1のハブ7は、フレーム側壁6によって軸支されこれを貫通せず、フレーム側壁6'を貫通している、ここにおいて、これで軸受もまた実現されている。 ハブ7は、補助車1に固定されている。 フレーム側壁6'から突き出るハブ7の端部は動力伝達機構8に連結され、この動力伝達機構8を介して駆動モータ9が補助車1を駆動する。 動力伝達機構8及び駆動モータ9は、フレーム側壁6'に外側から固定されている。 駆動モータ9は、電動モータである。 動力伝達機構8は、自己停止せずかつ内在する摩擦ができるだけ小さくなるように構成されている。 これによって、自由走行が達成されている。 駆動モータ9に電力を供給するために、動力伝達機構8に差込みプラグ35が設けられている。

    フレーム側壁6、6'には、付加的に組立てプレート10が設けられている。 実施例において、組立てプレート10は、フレーム側壁6、6'の間に配置され、病院用ベッドのシャーシの下側の対向する部分に取り付けられている。 フレーム5は、軸11を介して、組立て状態で病院用ベッドのシャーシに固定された組立てプレート10と回動可能に連結されている。 軸11は、実施例においてフレーム側壁6、6'にネジ止めされている。 フレーム側壁6、6'は、軸11のみならず補助車1のハブ7によっても連結されている。 フレーム5には、更に、直交連結部材12、13も形成されている。 直交連結部材12は補助車1の近傍に取り付けられ、直交連結部材13は軸11の近傍に補助板状に取り付けられている。 直交連結部材12には、縮小径部分14を有するボルトが形成されている。 ボルトはまた、同様に、フレーム側壁6、6'の間の補強ともなる。 縮小径部分14は、補助車1に面している。 直交連結部材13は、実施例においては、フレーム側壁6、6'の先端側の面にネジを介して連結されている。

    組立てプレート10を病院用ベッド3のシャーシ2に固定するために、組立てプレート10内に(実施例において)シリンダヘッドネジ16が貫通する開口部15が形成されている。 シリンダヘッドネジ16は、シャーシ2に対応して設けられた雌ネジ17にネジ固定されている。

    図4及び図6は、シリンダヘッドネジ15が貫通した開口部16の断面を示す。 図2及び図4には、組立てプレート10に、端部側欠部36が軸11の方向に形成されていることが特に明らかになっている。 組立てプレート10は、端部側欠部36部分で薄くなっていき斜めに広がる天井37をなす。 この天井37は、端部側欠部36部分のみで高くなっている。 端部側欠部36は、この端部において組立てプレート10を完全に貫く。 天井37は、病院用ベッド3の取付け面に対して約20°の度をなす。 端部側欠部36は、組立てプレート10の中程に設けられ、半分位のびほぼ全幅に亘って形成されている(図2参照。)。

    端部側欠部36内に、支持アーム18の端部38が差し込まれている。 端部38は、端部側欠部36の幅に形状的に適合している。 支持アーム18の基部の幅は、端部側欠部36の幅よりも広くて支持アーム18の側部側の肩39をなし、これら39が組立てプレート10上にのる。 支持アーム18は、軸11を介して組立てプレート10に固定されている。 肩39は、支持アーム18が組立てプレート10に強固に連結されるようにするため、設けられている。 支持アーム18は、組立てプレート10に対してほぼ直角をなし、両方のフレーム側壁6、6'の間の空間に突き出ている。 支持アーム18には、その開放端に環状エレメント19が設けられ、これ19がボールベアリングの外側リングと適合しボール上で回転可能となっている。 このために、ボールと環状エレメント19とを収容する軸の軸受けが、一体に2つの脚40の間に設けられている。

    特に図2から理解されるように、カム20は環状エレメント19と連動する。 環状エレメント19は、カム20に対して回転して離れることができる。 カム20は、本実施例において、フレーム側壁6、6'間のハブ21上に設けられている。

    図2において、さらに、ハブ端部がフレーム側壁6に割り当てられ、動力伝達機構22の一部をなすことが理解される。 動力伝達機構22を介して、回動駆動機構23がハブ21を回転可能となっている。 回動駆動機構23と動力伝達機構22とは、フレーム側壁6の内面に関して固定され、補助車1の切替えのために連携して機能する。 回動駆動機構23は、ケーブル24で2値制御装置を介して電源と接続されている。 更に図2から理解されるように、回動駆動機構23は、側面が補助車1に沿って伸びている。 回動駆動機構23と補助車1が並行する構成によって、フレーム5が適切な大きさで実現されている。

    図2及び図5から更に理解されるように、回動駆動機構23と駆動モータ9との両方の対象な軸は相互に略平行に伸びている。 ハブ7、21の対称軸は、補助車1とカム20から相互に直角をなして伸びている(図2参照。)。

    支持アーム18に加えて、押下レバー25が設けられている。 押下レバー25は、フレーム5が切り替えられたとき、カム20の切替軌道上又はハブ21の狭い芯上に直接載る。 軸11の周りで回動可能な押下レバー25は、バネ27によって支持されている。 これ27は、一端が病院用ベッドのシャーシ上又は実施例においては特に組立てプレート10上にあり、他端が(押下レバー25を介して)カム20に載っている。 押下レバー25は、実施例において更に支持アーム18に伸びている。 このために、支持アーム18はシャーシ側に欠部41を有し、軸11は押下レバー25を基部側で貫通する。 また、支持アーム18に関して既に明確になっているように、押下レバー25は、また端部側に環状エレメント26を有する。 その結果、環状エレメント26も図示しないボールによって、押下レバー25の端部上のボールベアリングに同時に軸支されている。 詳細には、これ26は、再び押下レバー25の2つの脚42の間の軸を介して軸支されている。

    押下レバー25は、バネ27によって、図4及び図6に示された反時計方向に押さえ付けられている。 もって、押下レバー25が常にカム20に載ることは明らかであるが、これは、支持アーム18のためには必ずしも必要ない(図6参照。)。 この限りでは、押下レバー25は、衝撃吸収機構的にバネ27と一体に作用する。 補助車1の床上及び降ろした状態における移動は、これでもって、均一化及び吸収が可能である(垂直方向の移動に関して)。

    更に詳細には、伸縮バネ27の端部は、押下レバー25の受け欠部28内に収容されている。 バネ27の他の端部は、組立てプレート10の端部側欠部36における天井37の受け欠部29内に挿入されている。

    図2及び図3から理解されるように、支持アーム18の側面にセンサ30が取り付けられている。 センサ30に関しては、例えば誘導型の接近検出スイッチであってもよい。 センサ30に不可欠な接続ケーブル31は、補助車1の側面上でセンサ30に接続されている。 この接続ケーブル31は、基本的には組立てプレート10に平行に伸びる孔32を通して導かれる。 センサ30は、直交連結部材13の高さに取り付けられている(図4及び図6を参照。)。

    同様に、図2及び図3において良好に理解されるように、打当てピン33がフレーム側壁6'から両方のフレーム側壁6、6'の間の空間に突き出している。 図4において、打当てピン33が、フレーム5の時計方向の更なる回動を回避していることが良好に理解される。 打当てピン33は、持ち上げ状態においてその被服面が組立てプレート10の表面に突き当たり、もってフレーム5の回動を制限する。

    好ましくは、ハブ7、21は、図示されていないボールベアリングによって軸支されている。 ボールベアリングは、ここにおいて、フレーム5のフレーム側壁6、6'内の収容孔内に挿入されている。

    以下に、本発明による補助車1の作用について詳細に記載する。 図1〜図4において、補助車は持ち上げられた状態にある。 補助車1は、組立てプレート10に突き立てられた打当てピン33によって持ち上げ方向において制限をうける。 補助車1は、床34から離れている。

    補助車1の支持が必要とされるとき、方向スイッチを介して補助車1の回動方向が選択可能であり、続いてプレスボタンを介して補助車1が床に接触した状態(図6)に移動可能である。 プレスボタンの操作を介して回動駆動部23は作動され、その結果、カムが図4に示す位置から図6に示す位置に移動される。 図4(持上げ状態)において、カム20の離心距離(カム板の外周からカムの軸までの距離)が最大の部分が、支持アーム18の環状エレメント19に載っている。 押下レバー25の環状エレメント26は、カム20に載っていて、同時に環状エレメント19よりもハブ21の対称軸までの実質的に短い距離を有し、それも、カムの軸に対する距離が最小又はその近傍となる周辺部分に位置する。 図5は、途中の状態を示す。 図6において、カム20は回動駆動機構23を介して反時計方向に回される。 この位置(床に接触した状態)においては、カム20の最大の離心距離の部分が、押下レバー25の環状エレメント26に載っている。 今度は、ハブ21は、環状エレメント19に対して実質的により短い距離を有する、ここにおいて、カム20と環状エレメント19とは好ましくは接触しない。 そこ(同様に図示された)に形成された、カム20と環状エレメント19との間の距離は、床の凹凸において補助車1の「弾性的な遊び」を可能とする。 床と接触した状態では、バネ27は、持ち上げられた状態よりも一層圧縮されている。 もって、補助車1と床34との間により強い押付力が達成されている。 強い押付力は、摩擦の少ない床、例えば掃除後の床上において良好な補助車1の推進力を可能にする。 バネ27と押下レバー25とを介して、フレーム5は、図4及び図6から分かるように、補助車1もろとも軸11の周りに反時計方向に移動される。 図6において、補助車1は、バネ27の力によって床34上に押さえ付けられる。 床と接触したこの状態において、カム20は、支持アーム18の環状エレメント19に対して所定の間隔を有する。 もって、補助車1の「弾性的な遊び」が達成され、床34の凹凸に遭遇したときにバネ27が補助車1の更なる反時計方向の移動を可能とし、その結果、補助車1は床と常に接触していることとなる。 バネ27は、床34の凸凹を均等化する。 補助車1が図6に示す位置に移動された後、制御装置が補助車1用の駆動モータ9を作動させ、もってこれが補助車1を長手方向に移動させる。 今度は、病院用ベッド3を移動させる人は、この人がプレスボタンを押している時間等に亘って、移動時に補助車1によって補助される。 プレスボタンが放されたとき、駆動モータ9による付加的な駆動が外れ、回動駆動機構がカム20を図4に図示された状態に移動させる。 ここにおいて、カム20は環状エレメント19に載っていき環状エレメント19の軸とハブ21の軸との間の距離が拡大する。 フレーム5は軸11の周りで持上げ状態方向に移動される。

    バッテリーの所定のエネルギーレベルが達成されている間のみに亘って、補助車1による支持がなされることは、また好ましい。 このエネルギーレベルが達成されているとき、制御装置は補助車1用の駆動モータ9に切り替える。 このエネルギーレベルは、しかしながら、回動駆動機構23を介して補助車1をその持上げ状態に再び移動させるためにも足りるものである。 例えば、病院用ベッド3の重要な機能が保持され続けるものである。

    図4及び図6において理解されるように、補助車1の異なる位置毎に、直交連結部材13と接触検知機構30が取り付けられる支持アーム18との距離が異なる。 異なる距離を介して、制御装置は、接触検知機構30の補助を得て補助車1の位置を推定可能である。 直交連結部材13は、補助車1の回動量に比例して移動する。

    開示された全ての特徴は、(それ自体が)発明の要部をなす。 これでもってまた、同封/添付の優先権の基礎書面(先の出願のコピー)の公開内容は本願の開示内に十分取り込まれ、また、この書面の目的及び特徴に関しても、先の出願の特許請求の範囲内に含まれている。

    シャーシに補助車が搭載されている病院用ベッドの斜視図であり、補助車が持ち上げられた状態である。

    図1の見る方向IIにおける補助車の底面図である。

    補助車の底面斜視図である。

    図2のIV-IV線での断面図である。

    図2の見る方向Vに関して中間状態にある補助車の側面図である。

    図4に対応する断面図であるが、ここでは補助車は床と接触した状態にある。

    符号の説明

    1 補助車 2 シャーシ 3 病院用ベッド 4 走行ローラ 5 フレーム 6、6' フレーム側壁 7、21 ハブ 8、22 動力伝達機構 9 駆動モータ 10 組立てプレート 11 軸 12、13 直交連結部材 14 縮小径部分 15 開口部 16 シリンダヘッドネジ 17 雌ネジ 18 支持アーム 19 環状エレメント 20 カム 23 回動駆動機構 24 ケーブル 25 押下レバー 26 環状エレメント 27 バネ 28、29 受け欠部 30 センサ 31 接続ケーブル 32 孔 33 打当てピン 34 床 35 差込みプラグ 36 端部側欠部 37 天井 38 端部 39 肩 40、42 脚 41 欠部

    QQ群二维码
    意见反馈