Transport trolley for transport of patient support surface and/or operating table column of operating table

申请号 JP2013214604 申请日 2013-10-15 公开(公告)号 JP2014094281A 公开(公告)日 2014-05-22
申请人 MAQUET GmbH; マッケ・ゲゼルシャフトミットベシュレンクターハフトゥング; 发明人 GERNOT EISENMANN;
摘要 PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a transport trolley avoiding, by an easy method, a collision that may occur between a steering roller of the transfer trolley and an operating table column, and capable of easily transporting an operating table column, and to provide an operating table.SOLUTION: The transport trolley for transport of a patient support surface and/or an operating table column of an operating table comprises: at least a limit specification device 558 that specifies a limit of turning movement of at least one caster 510 relative to a turning shaft; a first engagement element 566 that moves a contact element of the limit specification device from a release position that does not specify the limit of the turning movement of the caster to a limit specification position that specifies the limit of the turning movement of the caster, by a contact between the operating table column that is elected on a same surface where the caster is supported and the first engagement element 566; and a second engagement element 604 that can change the location of the first engagement element 566 from the limit specification position to the release position by a contact between the operation table column in which the caster is separated from the support surface and the second engagement element 604.
权利要求
  • 手術台の患者支持器及び/又は手術台支柱を輸送する輸送台車において、
    前記手術台の前記患者支持器及び/又は前記手術台支柱に接続可能な車台を備え、
    前記車台は、第1の縦梁と、前記第1の縦梁から離間して配置された第2の縦梁と、を備え、
    前記第1の縦梁と前記第2の縦梁は、二又状開口を形成し、
    前記二又状開口を形成する前記第1の縦梁と前記第2の縦梁とに旋回軸に対して旋回可能な少なくとも1つの足車が配置され、
    前記輸送台車は、少なくとも1つの前記足車の旋回軸に対する旋回移動の限界を指定する少なくとも1つの限界指定装置を備え、
    前記限界指定装置は、前記二又状開口に配置されると共に前記足車が支持されるのと同じ面に起立する前記手術台支柱と第1の係合要素との接触により、前記限界指定装置が前記足車の前記旋回移動の限界を指定しない解除位置から前記限界指定装置が前記足車の前記旋回移動の限界を指定する限界指定位置に前記限界指定装置の接触要素を移動させる第1の係合要素を備え、
    前記限界指定装置は、前記二又状開口に配置されると共に前記足車が支持される面から離れた前記手術台支柱と第2の係合要素との接触により、前記限界指定位置から前記解除位置への前記第1の係合要素の位置変更を可能とする第2の係合要素を備えることを特徴とする輸送台車。
  • 第1の足車の旋回移動の限界を指定する第1の限界指定装置が、前記第1の縦梁に接続され、
    第2の足車の旋回移動の限界を指定する第2の限界指定装置が、前記第2の縦梁に接続されることを特徴とする請求項1に記載の輸送台車。
  • 前記足車が支持される面からの隔たりを生成するために、前記手術台支柱は、前記輸送台車の前記車台又は前記車台に接続された支持要素に係合し、
    前記輸送台車の昇降装置は、前記手術台の基部を上昇させ、及び/又は駆動装置は、前記手術台支柱の基点と、前記車台と前記手術台支柱との間の係合領域との間の前記手術台支柱の節の長さを短縮することを特徴とする請求項1又は2に記載の輸送台車。
  • 前記解除位置と前記限界指定位置との間の直線は、前記縦梁の長手軸に対して平行であるか、又は前記縦梁の前記長手軸に対して傾斜しており、前記輸送台車の平面投影図では、前記直線と前記長手軸が鋭角をなすことを特徴とする請求項1から3の何れか一項に記載の輸送台車。
  • 前記限界指定位置の前記接触要素は、前記縦梁の前記長手軸が延在する垂直平面、又は前記解除位置よりもむしろ前記輸送台車の垂直中心平面に対してより大きい横距離を有し、前記垂直中心平面は、前記縦梁の間に延在することを特徴とする請求項1から4の何れか一項に記載の輸送台車。
  • 前記限界指定装置は、前記足車の前記旋回移動の限界を指定すべく、前記限界指定位置において、前記足車の走行輪及び/又は前記足車の前記走行輪の側方被覆に側方接触する接触要素を備えることを特徴とする請求項1から5の何れか一項に記載の輸送台車。
  • 前記限界指定装置は、前記解除位置から前記限界指定位置への前記第1の係合要素の移動に際して、前記第1の係合要素又は前記第1の係合要素に係合する更なる要素にリセット力を印加するように変形される弾性変形可能要素を備え、
    前記リセット力は、少なくとも、前記第2の係合要素が、前記二又状開口に配置されると共に前記足車が支持される面から離れた前記手術台支柱と前記第2の係合要素との前記接触によって前記限界指定位置から前記解除位置への前記第1の係合要素の前記位置変更を有効にするとき、前記限界指定位置から前記解除位置への前記第1の係合要素の移動をもたらすことを特徴とする請求項1から6の何れか一項に記載の輸送台車。
  • 前記接触要素は、前記第1の縦梁と前記第2の縦梁の長手軸に沿った前記第1の縦梁と前記第2の縦梁の自由端の方向への前記輸送台車の移動によってもたらされた前記足車の走行輪の配向後に、第1の位置から第2の位置に移動して逸れることを特徴とする請求項1から7の何れか一項に記載の輸送台車。
  • 前記手術台支柱と前記輸送台車との接触に際して、前記限界指定装置の係合要素は、直線に沿って前記接触要素に接続された案内要素の位置をシフトすることを特徴とする請求項1から8の何れか一項に記載の輸送台車。
  • 前記接触要素は、前記足車の走行輪との接触に際して、及び前記走行輪の回転運動に際して、回転運動を行うように回転可能に支持されることを特徴とする請求項1から9の何れか一項に記載の輸送台車。
  • 前記車台及び/又は前記車台に接続された支持要素は、前記縦梁上に離れて配置される前記患者支持器又は前記手術台支柱との接続を選択的に確立する接続要素を備えることを特徴とする請求項1から10の何れか一項に記載の輸送台車。
  • 更なる2つの足車が前記車台に接続され、及び/又は少なくとも1つの降下可能旋回不可能案内輪が前記車台に接続されることを特徴とする請求項1から11の何れか一項に記載の輸送台車。
  • 前記車台に接続された少なくとも2つの足車、又は前記車台に接続された旋回不可能案内輪は、前記足車の走行輪に制動力を印加できる制動装置に結合されることを特徴とする請求項1から12の何れか一項に記載の輸送台車。
  • 前記限界指定装置は、前記限界指定位置において、前記接触要素又は前記接触要素に接続された案内要素に力を印加し、その力により前記接触要素が前記解除位置に移動できる第1の弾性変形可能要素を備えることを特徴とする請求項1から13の何れか一項に記載の輸送台車。
  • 可動性の手術台支柱と、前記手術台支柱に結合可能な患者支持器と、を備える手術台を有し、請求項1から14の何れか一項に記載の輸送台車を有することを特徴とする配置。
  • 说明书全文

    本発明は、手術台の患者支持器(patient support)及び/又は手術台支柱(operating table column)を輸送する輸送台車(transport carriage)に関する。

    輸送台車は、手術台の患者支持器及び/又は手術台支柱に接続可能な車台(chassis)を備えることが知られている。 車台は、第1の縦梁(longitudinal beam)と、第1の縦梁から離間して配置された第2の縦梁と、を備える。 第1の縦梁と第2の縦梁は、二又状開口(fork-shaped opening)を定義する。 旋回軸(swivel axis)に対して旋回する少なくとも1つの操転子(steering roller)は、二又状開口を定義する第1の縦梁と第2の縦梁のそれぞれに配置される。 更に、本発明は、輸送台車だけで無く手術台の患者支持器及び/又は手術台支柱を備える配置(arrangement)に関する。 手術台は、手術台支柱から分離可能な患者支持器と、恐らく、手術台系(operating table system)とも指称される手術台支柱及び/又は患者支持器に結合可能なその他の部品(further component)と、を備える。

    欧州特許第0410349号明細書により、手術台支柱に対する輸送台車の容易な位置調整(simple positioning)を許容(allow)すべく、輸送台車の少なくとも2つの輸送転子(transport roller)が、軸方向への摺動(slidable movement)のために、それらの軸に支持されたことを特徴とする手術台基盤(operating table platform)用の輸送台車が知られている。

    独国特許発明第4140885号明細書により、傾動装置(tilting device)と、機械的に制御される圧制動機構(hydraulic catch mechanism)と、を有する手術台基盤用の輸送台車が知られている。

    独国特許発明第4309663号明細書により、4つの操舵転子と、2つの案内転子(guide roller)と、を有する手術台基盤用の輸送台車が知られている。

    独国実用新案第8815279号明細書により、操舵転子の少なくとも1つが駆動機構(drive)によって駆動可能な手術台を輸送する装置が知られている。

    独国特許出願公開第1158663号明細書により、もたれ面(resting surface)が輸送台車から手術台に容易な方法で移動することができることを特徴とする手術台用の輸送台車が知られている。

    欧州特許第0457247号明細書により、手術台の基盤又は長さが昇降装置(lifting apparatus)によって調整可能な支持支柱が基盤と共に選択的に輸送することができることを特徴とする手術台を輸送する輸送台車が知られている。

    独国特許出願公開第102007043431号明細書により、輸送台車に結合された患者支持器の高さを変更する統合昇降装置(integrated lifting apparatus)を備え、患者支持器の配向(orientation)が高さ調整中に変化しない手術台の患者支持器用の輸送台車が知られている。

    既知の輸送台車は、手術前、手術中、及び手術後に、患者支持器に載置された患者と共に患者支持器を受け入れる役割を果たす。 患者支持器が手術台支柱から輸送台車に、及び再び輸送台車から同一又は他の同等の手術台支柱に移動可能となるように、患者支持器は、1つの装置(unit)として手術台支柱に結合可能とされると共に手術台支柱から分離可能とされる。 輸送台車により、例えば、病院の手術棟における長距離が走破される。 従って、輸送台車が可能な限り容易に操縦可能であり、患者支持器と共に輸送台車を移動させるために必要なが可能な限り小さいことが重要である。 更に、輸送台車が病院における典型的な出入口幅を有する戸口を通じて容易な方法で移動可能となるように、輸送台車の全幅は可能な限り小さくあるべきである。

    特に、可動性の手術台の手術台支柱が幅広基部(wide base)を有する場合、及び操舵転子が輸送台車で使用される場合、手術台支柱を通じて輸送台車を前進させると共にそこから移動させるとき、即ち、輸送台車の車台の縦梁が手術台支柱の直立部分を収容又は包囲するように輸送台車が患者支持器の下に移動されるとき、衝突が発生し、続いて、輸送台車が手術台支柱から逆方向に運び出される。 輸送台車の移動方向の変更により、車台の縦梁に配置された操舵転子が患者支持器の移動後に旋回する。 このような操舵転子は、通常、支持輪(support wheel)を駆動させず、現在の車台の移動方向に対して自動的(autonomously)な配向が可能である。

    大小各種の操舵転子が患者支持器を輸送する輸送台車に関連して知られている。 従来の操舵転子は、垂直旋回軸に対して回転可能となるように、縦梁に接続される1つ又は2つの走行輪(running wheel)を備える。 操舵転子の機能にとって重要なことは、走行輪の回転軸又は走行輪のそれぞれが垂直旋回軸と交差せず、しかし、転子がドラッグ(drag)されるように、それらが足車長さ(castor length)とも指称される規定の相互距離(mutual distance)を有することである。 これにより、旋回軸と回転軸は、ねじれの位置に配置される(skewed)。 この種の操舵転子は、足車とも指称され、例えば、事務所椅子、車椅子、買物車、及び乳母車に使用される。

    手術台支柱と輸送台車の操舵転子との間の衝突を回避すべく、支柱の基部を対応して小さく形成することができる。 しかしながら、これは手術台支柱の安定性を損なう。 更に、操舵転子と手術台支柱の基部との間の衝突を防ぐように対応して幅広の輸送台車を実現することができる。 しかしながら、これは操縦性や戸口と廊下の幅に関する要求にとって不利益である。

    手術台の手術台支柱及び患者支持器用の輸送台車の優れた操縦性のために、輸送台車、輸送台車に接続された患者支持器、及び/又は輸送台車に接続された手術台支柱の横移動でさえ可能となるように、4つの操舵転子を提供することは有利である。 障害の良好な解消だけで無く輸送台車の移動に必要な転がり摩擦(rolling fraction)と推力(thrust force)を低減すべく、可能な限り大きな走行輪径を有する操舵転子が採用される。 しかしながら、大きな走行輪径の採用により、輸送台車の移動方向の反転に際して、操舵転子が内側、即ち、手術台支柱の基部に向かう方向に旋回するとき、輸送台車の縦梁に接続された操舵転子と縦梁間に配置された手術台支柱との衝突と妨害とが生じる。 手術台支柱からの輸送台車の移動は、不可能であるか、又は非常に多くのエネルギの消費によってのみ可能となる。

    本発明は、輸送台車の操舵転子と手術台の手術台支柱との間で起こり得る衝突が容易な方法で回避され、手術台支柱の容易な輸送が可能な輸送台車及び手術台を備える配置だけで無く輸送台車を明示することを目的とする。

    この目的は、請求項1の特徴を有する手術台の患者支持器及び/又は手術台支柱を輸送する輸送台車、及び独立した配置請求項の特徴を有する配置によって解決される。 本発明の有利な発展は、従属項に明示される。

    請求項1に記載の輸送台車は、少なくとも1つの操舵転子の旋回軸に対する旋回移動の限界を指定する少なくとも1つの限界指定装置(delimiting unit)を備える。 限界指定装置は、二又状開口に配置された可動性の手術台支柱と第1の係合要素との接触を介し、足車が支持されるのと同じ面に起立し、限界指定装置が操舵転子の旋回移動の限界を指定しない解除位置から限界指定装置が操舵転子の旋回移動の限界を指定する限界指定位置に限界指定装置の接触要素を移動させる第1の係合要素を備える。 限界指定装置は、操舵転子が支持される面から離れて二又状開口に配置された昇降可能な手術台支柱と第2の係合要素との接触を介し、限界指定位置から解除位置に第1の係合要素の位置をシフトする第2の係合要素を備える。 特に、操舵転子が支持される面は、輸送台車が起立する面、即ち、例えば、手術室の床面である。 本発明による輸送台車によって、第1の係合要素によってもたらされる操舵転子の旋回移動の限界指定が達成されるが、手術台支柱と第2の係合要素との係合に際して、操舵転子の旋回範囲の限界指定が取り消される。 これにより、操舵転子の旋回範囲の限界指定は、手術台支柱の下端の上昇に際して、容易に自動的に取り消すことができ、旋回移動が再び完全に解放されることが可能となる。 第2の係合要素は、特に、手術台支柱の下端、特に、手術台の基部が、操舵転子の360°旋回移動が手術台支柱の上昇された下端又は手術台の基部との衝突を伴わずに可能となるまで大きく上昇されたとき、及び/又は、例えば、接続要素によって輸送台車に対する手術台支柱の位置が固定されたとき、手術台支柱を係合する。 これにより、あらゆる所望方向での手術台支柱及び/又は患者支持器の側方運動、即ち、二又状開口に対する交わり(transverse)さえ可能となる。

    本発明の有利な実施の形態では、第1の操舵転子の旋回移動の限界を指定する第1の限界指定装置が第1の縦梁に接続され、第2の操舵転子の旋回移動の限界を指定する第2の限界指定装置が第2の縦梁に接続される。 これにより、輸送台車の容易な取り扱いが可能となるように、両方の操舵転子の衝突が容易な方法で回避される。

    以下の説明は、1つの限界指定装置のみを備える実施の形態、及び2つの限界指定装置を備える実施の形態の両方に適用し、以下で同様に言及される有利なその他の発展は、第2の限界指定装置に適用する。

    特に、操舵転子が支持された面、例えば、床面からの隔たりを生成する手術台支柱が輸送台車の車台と係合される場合に有利である。 この目的のために、駆動装置は、手術台支柱の下端、特に、手術台支柱の基点又は基板と、車台と手術台支柱との間の係合領域との間の手術台支柱の節の長さを短縮する。 駆動装置は、好ましくは、手術台基部に統合され、手術中に手術台又は手術台の患者支持器を上昇又は降下する役割を果たす。 特に、駆動装置の電源は、手術台支柱に統合された蓄電池によって実現される。 代わりに又は加えて、電源は、輸送台車に配置された少なくとも1つの蓄電池によって実現され、輸送台車と手術台支柱及び/又は患者支持器との間の電気的接続は、好ましくは、機械的な係合要素に統合された電気接点によってもたらされる。

    特に、解除位置と限界指定位置との間の直線が縦梁の長手軸に平行である場合、又はその直線が縦梁の長手軸に対して傾斜している場合に有利である。 輸送台車の平面投影図では、直線と長手軸は鋭をなす。 また、直線は、好ましくは、水平面に延在し、輸送台車の垂直中心平面と鋭角に交差する。 角度は、好ましくは、0.5°から10°の範囲内の角度、特に、1°から7°の範囲内の角度である。 鋭角は、例えば、5°の値を有する。 これにより、限界指定装置との接触に際して、操舵転子が力によって外部に逸らされることが可能となる。 更に、接触要素が、解除位置よりもむしろ限界指定位置において、縦梁の長手軸が延在する垂直平面、又は縦梁の間に延在する垂直中心平面に対してより大きい横距離を有する場合に有利である。 このように、解除位置から限界指定位置への接触要素の移動に際して、傾斜した外部への移動が達成され、二又状開口に対向する縦梁の側面は縦梁の内側として見なされ、内側の反対の側面は縦梁の外側として見なされる。

    更に、限界指定装置が操舵転子の走行輪及び/又は操舵転子の旋回移動の限界を指定する操舵転子の走行輪の側方被覆と側方接触する接触要素を備える場合に有利である。 このように、操舵転子と接触要素との容易で確実な接触が大きな摩擦力を伴わないでもたらされる。

    特に、操舵転子が旋回軸に対して回転するそれらの性能により、輸送台車の移動方向に従って自動的に配向する場合に有利である。 操舵転子の走行輪の回転軸と操舵転子の旋回軸は、相互にねじれの位置に配置される。 走行輪の回転軸と旋回軸との間の水平距離は、足車長さと指称される。 好ましくは、操舵転子は駆動されない。 これは、輸送台車の単純な構造を可能にする。 特に、輸送台車の移動は、輸送台車を押す1人以上の人によってもたらされる。 従って、効率的な費用であり、証明及び試験された技術が使用される。

    更に、縦梁の長手軸に沿った縦梁の自由端の方向への輸送台車の移動によってもたらされた操舵転子の走行輪の配置に続く第1の位置から第2の位置への移動に際して、接触要素が逸れる場合に有利である。 走行輪の回転方向は、好ましくは、0.5°から10°の範囲内、特に、1°から7°の範囲内、例えば、5°の傾斜角度で縦梁の間に延在する輸送台車の垂直中心面と交差することで生じる。 ここで、輸送台車の垂直中心面は、好ましくは、長手軸が延在する垂直面に平行であり、操舵転子の回転軸は、説明された配向において、これらの2つの垂直面に交わる(orthogonal)。 このように、輸送台車の単純な構造が達成される。

    特に、手術台支柱と輸送台車との間の接触に際して、限界指定装置の係合要素が直線に沿って接触要素に接続された案内要素の位置をシフトする場合に有利である。 この直線は、好ましくは、輸送台車の垂直中心平面に対して平行又は傾斜している水平面において、輸送台車の垂直中心平面に対して平行又は傾斜して延在する。 直線が中心面に対して傾斜するとき、0.5°から10°の範囲内の角度、特に、1°から7°の範囲内の角度、例えば、5°の角度で中心面と交わる。

    他の有利な更なる発展では、接触要素は、足車の走行輪との接触に際して、及び走行輪の回転運動に際して、回転運動するようにピボット取付(pivot-mount)される。 これにより、転がり摩擦が走行輪と接触要素との間に僅かにしか生じず、滑り摩擦が走行輪の回転運動に際して、全く生じないか、又は僅かにしか生じないので、走行輪を有する接触要素の接触に際して、制動力がかなり低減される。 このように、輸送台車は、より容易な移動が可能となり、接触要素と走行輪は、より少ない摩損を被る。

    更に、車台が患者支持器と手術台支柱との接続を選択的に確立する接続要素を備える場合に有利である。 接続要素は、車台の縦梁の上に離間して配置される。 好ましくは、車台は、手術台支柱に輸送台車を接続する第1のインタフェースと、患者支持器に輸送台車を接続する第2のインタフェースと、を有する。 ここで、第1のインタフェースと第2のインタフェースは、同時又は交互に使用される。 手術台支柱と患者支持器が存在する手術台は、患者支持器が配置される手術台支柱に輸送台車が接続されるとき、輸送台車の車台と手術台支柱との間の接続によって装置を移動することができる。 このように、輸送台車に関する患者支持器と手術台支柱の容易な操作が可能となる。

    特に、車台が昇降装置、好ましくは、縦梁及び/又は傾斜装置に対する接続要素の距離を変更する水圧昇降装置、好ましくは、特に、患者支持器の傾斜を変更することができるように、接続要素の傾斜を調整する機械的傾斜調整装置を備える場合に有利である。 このように、患者支持器の傾斜は、患者支持器でショック体位に留まる患者をもたせ掛けるために、及び手術台支柱に結合すべく正確に患者支持器を配置するためにも、もたらすことができる。

    更に、輸送台車が車台に接続される更なる2つの足車を有する場合、及び/又は少なくとも1つが降下可能な場合に有利であり、ピボット可能では無い(non pivotable)案内転子が車台に接続される。 これは、輸送台車の容易な操作を可能とする。 4つの旋回足車の提供は、輸送台車が容易に使用されるように、あらゆる所望方向への輸送台車の移動を可能とする。 降下された状態では、輸送台車がより大きい直線距離を超えて容易に移動できるように、少なくとも1つの降下可能な案内転子が十分な方向安定性を与える。 降下されていない場合、輸送台車の移動に影響を与えないように、案内転子は床面と接触しない。 特に、降下可能な場合に有利であり、ピボット可能では無い案内転子は、案内転子に対して離間して配置された2つの足車の間の縦梁の長手軸に沿って配置される。 これは、特に、容易な取り扱い、とりわけ輸送台車の容易な操作を可能とする。 好ましくは、縦梁のそれぞれに配置された1つの案内転子と共に2つの案内転子が提供される。

    特に、少なくとも2つの足車が車台に接続されるか、又は足車の走行輪に印加することができる制動力によって、車台に接続された2つのピボット可能では無い案内転子が制動装置に結合される場合に有利である。 これにより、輸送台車の安全な取り扱いが達成されると共に危険な状況を回避できるように、輸送台車の容易なブレーキング及び/又はブロッキング(blocking)が可能となる。

    更に、限界指定装置が、限界指定位置において、接触要素又は接触要素に接続された案内要素に力を印加する弾性変形可能要素を備える場合に有利である。 その力によって、接触要素は、特に、限界指定位置から解除位置に移動可能となる。 特に、案内要素は、この力によって解除位置に戻される。

    本発明のその他の特徴及び利点は、添付された図に関連する実施の形態を参照してより詳細に本発明について説明する以下の説明からもたらされる。

    第1の実施の形態による手術台支柱及び/又は手術台の患者支持器を輸送する輸送台車の遠近画法による正面図を示す。

    図1による輸送台車の側面図及び輸送台車に手術台の患者支持器を移動する前の手術台を示す。

    輸送位置における図2による輸送台車と手術台を示す。

    輸送台車に患者支持器を移動した後の輸送台車、手術台支柱、及び患者支持器を示す。

    輸送台車及び手術台支柱を下から見た図を示す。

    足車と、足車の旋回移動の限界を指定する限界指定装置と、を有する輸送台車の細部の斜視図を示し、限界指定装置が第1の無効にされた動作状態に示される。

    図6aによる輸送台車の細部を示し、限界指定装置が第2の有効にされた動作状態に示される。

    手術台支柱に対する輸送台車の第1の位置における、手術台支柱の基部、及び手術台支柱からの輸送台車の撤去に際して、衝突の可能性のある領域と旋回領域の概略図を示す。

    手術台支柱に対する輸送台車の第2の位置における、手術台支柱の基部、及び手術台支柱からの輸送台車の撤去に際して、衝突の可能性のある領域と旋回領域の概略図を示す。

    手術台支柱に対する輸送台車の第3の位置における、手術台支柱の基部、及び手術台支柱からの輸送台車の撤去に際して、衝突の可能性のある領域と旋回領域の概略図を示す。

    第1の動作状態に示された限界指定装置を有する輸送台車の2つの縦梁の細部を示し、輸送台車の要素のそれぞれは、限界指定装置のより良い説明のために除去又は削除されている。

    図7による輸送台車の細部、及び縦梁間の二又状開口に配置された手術台支柱の細部を示し、限界指定装置が第2の動作状態の限界指定位置に示される。

    図9による輸送台車及び手術台支柱の細部を示し、手術台支柱を昇降する接続要素は、限界指定装置が第2の動作状態の解除位置にあるように、手術台支柱を昇降する位置に設定される。

    第1の動作状態における限界指定装置の断面図を示す。

    手術台支柱に輸送台車を接続する接続要素を有する輸送台車の手術台支柱を係合しない位置における細部を示す。

    第2の動作状態における図11aによる限界指定装置の断面図を示す。

    手術台支柱に輸送台車を接続する接続要素を有する輸送台車の手術台支柱を係合しない位置における細部を示す。

    第2の動作状態における図11a及び図12aによる限界指定装置の断面図を示し、更に限界指定装置が解除位置に移動される。

    手術台支柱に係合する係合位置における、手術台支柱に輸送台車を接続する接続要素を示し、接続要素と手術台支柱との係合に際して、限界指定装置が限界指定位置から解除位置に移動される。

    第2の実施の形態による手術台支柱及び/又は手術台の患者支持器を輸送する輸送台車の遠近画法による正面図を示す。

    図14による輸送台車、及び輸送台車に手術台の患者支持器を移動する前の手術台の側面図を示す。

    輸送位置における図15による輸送台車及び手術台を示す。

    輸送台車に患者支持器を移動した後の輸送台車、手術台支柱、並びに図15及び図16の患者支持器を示す。

    輸送台車及び手術台支柱を下から見た図を示す。

    足車と、足車の旋回移動の限界を指定する限界指定装置と、を有する輸送台車の細部の斜視図を示し、限界指定装置が第1の無効にされた動作状態に示される。

    図19aによる輸送台車の細部を示し、限界指定装置が第2の有効にされた動作状態に示される。

    第1の動作状態に示された限界指定装置を有する輸送台車の2つの縦梁の細部を示す。

    図20による輸送台車の細部、及び縦梁間の二又状開口に配置された手術台支柱の細部を示し、限界指定装置が第2の動作状態の限界指定位置に示される。

    図21による輸送台車及び手術台支柱の細部を示し、限界指定装置が第2の動作状態に示されると共に手術台支柱の基部を昇降するために限界指定装置が解除位置にある。

    第1の動作状態における限界指定装置の正面図を示す。

    係合要素が手術台支柱に係合しない位置における、足車、限界指定装置、及び限界指定装置を動かす係合要素の平面図を示す。

    図23aによる限界指定装置、及び限界指定位置の第2の動作状態の手術台支柱の正面図を示す。

    第1の係合要素が手術台支柱に係合する位置、及び第2の係合要素が手術台支柱に係合しない位置における、足車、限界指定装置、及び限界指定装置を動かす係合要素の平面図を示す。

    第2の動作状態における図23a及び図24aによる限界指定装置の解除位置における正面図を示す。

    第1の係合要素が手術台支柱に係合しない位置、及び第2の係合要素が手術台支柱に係合する位置における、足車、限界指定装置、及び限界指定装置を動かす係合要素の平面図を示す。

    図1は、第1の実施の形態による手術台支柱及び/又は手術台の患者支持器を輸送する輸送台車100の遠近画法による正面図を示す。 輸送台車100は、概して102によって示され、2つの縦梁104、106と、縦梁104、106の後部を接続する1つの横梁108と、を有する車台を備える。 縦梁104、106の端に、それぞれが縦梁104、106に垂直な旋回軸に対して回転できるように接続する足車110から116が配置される。 足車110から116の走行輪の回転軸は、水平面に横たわり、輸送台車100の移動に際して、その運動方向に従って配向するように、垂直旋回軸のそれぞれから離れて配置される。

    車台102は、下端が縦梁104に固定して接続され、第1の高度調整可能垂直支持器120を備える。 更に、車台102は、下端が第2の縦梁106に固定して接続され、第2の高度調整可能垂直支持器122を備える。 垂直支持器120、122の上端において、接続要素126、128は、ピボット軸124に対してピボットに接続され、輸送台車100を手術台の患者支持器に接続する役割を果たす。 接続要素126、128は、結合要素130を介して相互に固く接続され、患者支持器を傾斜するためにピボット軸124に対してのみ相互に回転できる。 傾斜は、輸送台車100の押棒138の端に提供された回転ハンドル136を介して動かされる機械式トランスミッション132、134によって調整される。 更に、垂直支持器120、122内に、示されない水圧装置が垂直支持器120、122の長さによって配列され、これにより、手術台の患者支持器に輸送台車100を接続するか、又は手術台の手術台支柱に輸送台車100を接続する接続要素126、128の高さは、輸送台車100が起立する床面上の高さに対して調整できる接続要素140、142の高さと共に調整できる。 フットペダル144は、垂直支持器120、122に配置された水圧装置のための水圧ポンプを作動する水圧ポンプに接続される。 更に、フットペダル146は、フットペダル146が動かされるとき、足車110から116が固定又は妨害されるように、足車110、116に統合されたブレーキを作動する役割を果たす。 更に、フットペダル148は、案内輪、又は縦梁104、106に配置されると共に前の足車110と後ろの足車112との間に配置される軌道輪を昇降する役割を果たす。

    縦梁104、106は、水平面に相互に離れて配置され、二又状開口150を定義し、手術台支柱は、患者支持器を伴い又は伴わずに手術台支柱を輸送するのと同様に、患者支持器を収容及び/又は移動するために配置できる。 この目的のために、輸送台車100は、手術台支柱が縦梁104、106に接続された案内要素152、154間に配置されるように手術台の下に移動される。 静的な可動性の手術台支柱に対する輸送台車100の容易な位置調整のために、輸送台車100が4つの足車110から116によってあらゆる所望方向に容易に移動できるように、前述の案内輪は好ましくは、床面から上昇される。 輸送台車の二又状開口150への手術台支柱の挿入は、案内要素152、154によって形成された円錐状開口156によって容易にされる。

    可動性の手術台支柱、即ち、手術室床の台座に固定して取り付けられない手術台支柱は、安定性を保証する大きな基部と共に提供され、患者支持器基盤の移動後に運動方向を反転するに際して、足車110、114が内側、即ち、二又状開口150に向かって回転するとき、それらが手術基部に衝突するかのように、基部は、案内要素152、154の下に延在すると共に足車110、114の旋回可能な範囲に少なくとも部分的に延在する。 このような衝突により、手術台支柱からの輸送台車100の撤去は、不可能では無いにしても困難となる。 患者がその時点で患者支持器にもたせ掛けている場合、足車110、114が患者と患者支持器の質量の負荷の下で手動で外側に回転されなければならないとき、大きな問題が生じるかもしれない。 足車が内側に旋回するのを防ぐために、本発明によれば、限界指定装置158、160は、前の足車110、114のそれぞれに提供され、縦梁のそれぞれに案内要素152、154を接続する蓋板162、164の下に配置される。 第1の係合要素166及び限界指定装置158の接触要素168は、図1において視認できる。 これらの限界指定装置158、160の構造及び機能は、その他の図2から図16bに関連してより詳細に以下に説明される。

    図2は、図1による輸送台車100の側面図及び輸送台車100への手術台300の患者支持器304の移動前の手術台300を示す。 図2では、昇降可能な案内輪174が視認可能であり、それは第1の縦梁104に配置され、降下されていない状態で示される。 手術台300は、患者支持器及び302によって指示された手術台支柱302を備える。 本実施の形態では、手術台支柱302は、手術台基部306と、伸縮自在支持器308と、患者支持器304全体を傾斜するために提供される頭部モジュール310と、を備える。 患者支持器304の中央部分は316によって指示される。

    上に言及されたように、手術台支柱302から患者支持器304を選択的に分離し、輸送台車100によって輸送台車100にそれを移動すること、また輸送台車100及び患者支持器304と共に手術台支柱302を輸送することができる。 患者支持器304の移動のために、手術台支柱302が輸送台車100の二又状開口150に挿入されるように、輸送台車100は矢印P1の方向に移動され、縦梁104、106は、手術台300の伸縮自在支持器308の側方を包囲する。 この状態は図3に示される。 更に、患者支持器304に提供された接続要素312が輸送台車100の接続要素126、128に確実に接続されるように、患者支持器304は伸縮自在支持器308を短縮することによって図3の下方に移動される。 また、輸送台車100の接続要素126、128が患者支持器304の接続要素312に係合するように、高さ可調整支持器120、122を延長することができる。

    輸送台車100への患者支持器304の移動、及び輸送台車100から手術台支柱302への患者支持器304の移動の際の容易で正確な接続のために、接続要素126、128、312は相互に対して正確に位置合わせされなければならない。 本実施の形態では、患者支持器304の中央部316が水平に配向されるときに適用し、可動子170が垂直支持器120に提供された目印172への接続要素126先端と共に回転するように取り付けられる。 他の実施の形態では、患者支持器304は、移動のための他の傾斜を有する。

    手術台支柱302の伸縮自在支持器308が遠くに降下された後、患者支持器304が輸送台車100に接続され、頭部モジュール310がもはや患者支持器304と接触しなくなるまで更に降下され、輸送台車100を移動させることによって手術台支柱302から患者支持器304を容易に取り外すことができる。

    図4では、輸送台車100への患者支持器304の移動後の輸送台車100、手術台支柱302、及び患者支持器304が示される。 これにより、患者支持器304にもたせ掛ける患者は、患者支持器304にもたせ掛ける間に輸送台車によって容易に輸送できる。 その後、同一形式の他の患者支持器が、手術台支柱302に移動できる。 これは、好ましくは、輸送台車100によって手術台支柱に移動される。

    支持器120、122の高さ調整により、患者が簡単に患者支持器から降りられるように、患者支持器304の高さは設定することができ、彼又は彼女の足により容易に床に届く。 また、患者支持器304は、他の治療台、一例としてX線台への患者の移動のために適切な高さ、又は患者が患者支持器304から移動される予定である患者ベッドの高さに至らせることができる。

    本実施の形態では、輸送台車100は、1つの案内輪174のみを備える。 他の実施の形態では、輸送台車には、縦梁104、106のそれぞれに少なくとも1つの昇降可能な案内輪174が提供される。

    図5は、下からの輸送台車100及び手術台支柱302の図を示す。 この図では、フットペダル144に結合された水圧ポンプ180を見ることができる。 更に、足車110から116を停止する長棒147が示され、輸送台車100の運動方向の反転、前の足車110、114の内側への旋回に際して、衝突の可能性のある領域は、斜線部分110a、114aとして図示される。 更に、係合要素166、167と、伸縮自在棒183、184と、接触要素168、169と、を含む限界指定装置158、160が示される。 輸送台車100の二又状開口150への手術台支柱302の移動に際して、手術台300の伸縮自在支持器308との係合要素166、167の接触のために、係合要素166、167は、それぞれの回転軸181、182に対して回転され、伸縮自在案内棒183、184を押し、係合要素166、167が、伸縮自在棒183、184の後端と接触し、矢印P3及びP4の方向に移動するので、前の足車110、114に向かう方向のバネ185、186のバネ力を打ち消す。 これにより、伸縮自在棒183、184の前端に配置された接触要素168、169は、足車110、114が内側に旋回することができない、即ち、二又状開口150に向かっていないような図示された足車110、114の配向では、足車110、114に隣接する側方に配置される。 代わりに、伸縮自在棒183、184の長手軸は、角度αで縦梁104、106の長手軸を介して延在する垂直面と交差し、これによって、接触要素168、169は、伸縮自在棒183、184が矢印P3及びP4の方向に足車110、114の内側に対して接触要素168、169を傾斜して内部から押し、少なくとも旋回及び/又は回転運動に際して、外側に動く足車110、114に力成分を印加することによって、僅かな外部への傾斜でそれらを配置する。 この僅かな外部への傾斜によって、足車110、114の移動方向の反転、即ち、矢印P2の方向の輸送台車100の移動に際して、足車110、114の旋回軸に対して、好ましくは、0.2°から6°、特に、0.5°から3.5°の範囲内が達成され、手術台基部306との衝突が生じないように、衝突領域110a、114aの内部の代わりに外部に旋回する。

    図6aでは、足車114と、足車114の旋回移動の限界を指定する限界指定装置160と、を含む輸送台車100の細部の斜視図が示され、限界指定装置160は第1の無効にされた動作状態に示される。 第1の動作状態では、係合要素167が足車114に向かう方向に伸縮自在棒184を押さないように、手術台支柱302が輸送台車100の範囲に配置されない。 足車114の旋回範囲は2点鎖線190によって示され、手術台基部306の境界は鎖線192によって示される。 旋回範囲190の重複可能領域及び手術台基部306の基部領域は、斜線の線影114aによって示される。 この領域114aでは、輸送台車の100の運動方向の反転によってもたらされた足車114の内側への旋回に際して、手術台基部306との衝突が生じるだろう。

    図6bでは、図6aによる輸送台車100の細部が第2の有効にされた動作状態に示されている限界指定装置160と共に示される。 輸送台車100が手術台支柱302に向かって矢印P1の方向、即ち、図2に示される位置から図3に示される位置に移動されるとき、第2の動作状態は自動的に有効にされる。 これにより、係合要素167は、手術台支柱302の伸縮自在支持器308との接触のために、伸縮自在棒184が矢印P4の方向に移動されるように、回転軸182に対して回転され、その後、接触要素169は足車114と側方接触し、少なくとも内側に旋回するのを防ぎ、好ましくは、矢印P2の方向の輸送台車100の続く移動に際して外側に逸らし、矢印P2の方向の新しい移動方向による配向のために足車114が外側に旋回する。

    図7aは、足車110、114の旋回範囲と共に手術台支柱302の手術台基部306を下から見た概略図であり、現在位置の足車110、114の旋回範囲が暗くされる。 輸送台車100の運動方向の反転に際して、矢印P2の方向の旋回可能な範囲が鎖線によって描かれる。 限界指定装置158、160によって、図5、図6a及び図6bに関連して上に説明されたように、足車110、114の内側への旋回が防がれ、図7bで示されるように、足車が外部にのみ旋回できる。 これらの足車のために手術台基部306に衝突する危険性が無いので、後ろの足車112、116はあらゆる方向に旋回する。 図7cでは、矢印P2の方向への移動によってもたらされた旋回後の足車110、112、114、116が示され、この位置から始まり、輸送台車100が矢印P2の方向に更に移動されるとき、もはや前の足車110、114の手術台基部306の他の突出する要素との衝突の危険性が無い。 図7bで示されるものとは異なる足車110、114の場合、外側では無く内側に旋回するだろうし、矢印P2の方向の輸送台車100の更なる移動が、大変な労力のみにより可能となるように、旋回範囲190及び手術台基部306の重複領域で手術台基部に衝突するだろう。

    図8は、2つの縦梁104、106と、限界指定装置158、160と、を有する輸送台車100の細部を示し、限界指定装置158、160が第1の無効にされた動作状態に示される。 限界指定装置158、160の説明のために、縦梁104、106と案内要素152、154との間に提供される蓋板162、164は示されず、側方蓋板196は一部を切り取った方法で示される。 この第1の動作状態では、二又状開口150にある手術台支柱302が無いので、係合要素166、167は逸らされない。 限界指定装置158のバネ185のバネ力により、伸縮自在棒183は、第1の動作状態に想定する解除位置に移動される。 これにより、係合要素166は図8に示される初期位置に移動される。 同様に、限界指定装置160の係合要素167は、限界指定装置160の第1の動作状態にそれが想定する解除位置に移動される。 図8に示される限界指定装置158、160の第1の動作状態では、特に、案内転子174が上昇され、床と接触しない場合、輸送台車100があらゆる所望方向に容易に移動可能となるように、足車110、114の自由な旋回移動ができる。

    図9では、図8による輸送台車100、及び二又状開口150に配置された手術台支柱302の細部が示される。 手術台支柱302は、矢印P1の方向に輸送台車100を移動させることによって、二又状開口150に収容され、図2に示される位置から図3に示される位置に矢印P1の方向への輸送台車100の移動に際して、係合要素166、167がそれぞれの回転軸181、182に対して回転されるように、係合要素166、167は手術台支柱302の伸縮自在支持器308と接触する。 これにより、伸縮自在棒183、184の前端に配置された接触要素166、167が足車110、114の内側に対抗して押されるように、伸縮自在棒183、184は矢印P3及びP4の方向にシフトされる。 これにより、足車110、114の内側への旋回は容易な方法で防がれ、足車110、114の外側への旋回は輸送台車100が矢印P2の方向に移動されるときに生じる。

    図10では、輸送台車100及び図9による手術台支柱302の細部が示され、限界指定装置158、160は第2の動作状態に示される。 図9に示される限界指定装置158、160の接触要素166、167の限界指定位置と異なり、接触要素166、167は図10の解除位置に示される。 接触要素166、167は、輸送台車100を手術台支柱302に接続する接続要素140、142の活性化に際して解除位置に自動的にもたらされる。 この目的のために、接続要素140、142のそれぞれは、ボーデンケーブルを介して接続要素140、142のそれぞれに設けられた限界指定装置158、160に接続される。 接続要素140、142が手術台支柱302を係合する係合位置にもたらされる場合、ボーデンケーブルのコアは、接続要素140、142の領域でボーデンケーブルのシースから外へ引き出される。 これは、伸縮自在棒183、184の前部のボーデンワイヤのコアをもたらし、足車110、114の旋回移動が有効にされた第2の動作状態にかかわらず、解除されるように、弦巻バネとして実現され、伸縮自在棒183、184に配置された弾性変形可能要素に対抗して、筒状棒の後部に引き出されるために、伸縮自在棒183、183のそれぞれの前部に結合される。 接続要素140、142の活性化によって、伸縮自在支持器308が短縮されるとき、又は支持器120、122が延長されるとき、手術台支柱は床から上昇される。 このように、足車110、114は、衝突領域110a、114aの外部にある。 これにより、手術台基部306が上昇されたとき、足車110、114の旋回移動の限界を指定する必要は無い。 それどころか、足車110、114の旋回移動が完全に解放されることは有利であり、手術台支柱302に適用可能な場合、手術台支柱及び/又は輸送台車100に接続された患者支持器304は横、即ち、特に、運動方向P1及びP2に対して横に移動される。

    図11aでは、限界指定装置158の断面図が示される。 限界指定装置160は同様に構成されるが、配置される。 伸縮自在棒183は、前部200が延在する筒状開口を有する後部202を備える。 前部200はボーデンケーブルコア204の端に接続され、ボーデンケーブルシース206中の矢印P6の方向にボーデンケーブルコア204が移動されたとき、伸縮自在棒183の前部200はバネ208のバネ力とは対照的に引き寄せられ、図13a及び図13bに関連してより詳細に以下に説明されるように、前端に配置された接触要素168を有する伸縮自在棒183の合計の距離B1と同様に距離A1も縮む。 更に、バネ208は過負荷防止安全装置としての役割を果たし、接触要素168が足車110、114の走行輪の側方に接触しないとき、バネ208は圧縮されるが、走行輪の走行面、又は他の要素によって移動することを妨げられる。 図11aでは、限界指定装置158は第1の動作状態に示され、前部200は、ボーデンケーブルシース206を介して導入された力によって後部202の筒状開口に引き寄せられず、伸縮自在棒183は、矢印P3の方向におけるバネ185のバネ力とは対照的に矢印P2の方向に係合要素166によって移動されない。 この第1の動作状態では、伸縮自在棒183の後端は、C1によって示された長さによって誘導ブロック210から後ろに突出する。

    図11bでは、接続要素140、142が手術台支柱302に係合されていない位置の輸送台車100を手術台支柱302に接続する接続要素140を有する輸送台車100の細部が示される。 従って、バネ208のバネ力とは対照的に後部202に前部200が引き寄せられないように、ボーデンケーブルコア204は接続要素140の領域のボーデンケーブルシース206から外へ引き出されず、図11aに示される位置を想定する。

    図12aでは、第2の動作状態における図11aによる限界指定装置158の断面図が示され、伸縮自在棒183が長さC2によってのみ誘導ブロック210から突き出るように、係合要素166は矢印P3(図10を参照)の方向に伸縮自在棒183をシフトしている。 長さB1及び長さA1は、図11aによる第1の動作位置の長さに対応する。 従って、図12aに示される縦梁104、106の位置は、手術台支柱302に対して輸送台車100を配置した後の限界指定装置158の位置である。

    図12bは、不変状態、即ち、前部200がボーデンケーブルによってバネ208のバネ力とは対照的に後部202にまだ移動されないように、接続要素140、142が手術台支柱302を係合する係合位置に未だにもたらされていない図11bに図示された輸送台車100の細部を示す。

    図13aでは、第2の動作状態における図11a及び図12aによる限界指定装置158の断面図が示され、限界指定装置158の接触要素168は限界指定位置から解除位置にもたらされている。 この目的のために、図13bに示されるように、操作レバー141によって手術台支柱302を係合する係合位置に接続要素140をもたらしている。 この目的のために、手術台支柱302の伸縮自在支持器308が短縮されたとき、又は接続要素140の高さが高度調整可能垂直支持器120、122を介して高くされたとき、接続要素140が手術台支柱302に提供される相補的な係合要素を係合するようにレバー141が動かされる。 そうして、ボーデンケーブルコア204は、ボーデンケーブルシース206から引き出され、図11b及び図12bと比較した図13bから同様に得ることができる。 図12aのように、伸縮自在棒183が誘導ブロック210から後方へ延在する長さが長さC2であるように、限界指定装置158はなお第2の動作状態にある。 伸縮自在案内棒の合計長さは、長さB1から長さB2になり、後部202の開口から前部200が突出することによって、距離は長さA1から長さA1になった。 このように、限界指定装置158が第2の動作状態にあっても、足車110、114の旋回移動の限界の指定は、容易に破棄できる。 これは特に、有意義であり、上昇された状態で足車110、114と手術台基部306との間の衝突の危険性が無いように、手術台支柱基部302が輸送台車100と手術台支柱302との間の接続により上昇される場合にできる。

    図14では、第2の実施の形態による手術台の手術台支柱及び/又は患者支持器を輸送する輸送台車500の遠近画法による正面図が示される。 輸送台車500は、一般に502によって表され、水平面において一方が他方に隣接する相互距離に配置され、二又状開口550を定義する、第1の縦梁504と、第2の縦梁506と、を有する車台を備える。 更に、相互に輸送台車500の後半部の縦梁504、506を接続し、508によって示される2つの横梁が提供される。 足車510から516は、縦梁504、506の前端及び後端に配置される。 足車510、512と足車514、516との間のそれぞれに、降下可能な案内輪574、575が配置される。 輸送台車500は、縦梁504、506の前端に配置され、水圧装置522によるピボット点によって定義されたピボット軸に対してピボットなピボット骨組520を備える。 水圧装置522は、フットレバー524、525によって動かされる水圧ポンプを介してピボットである。 輸送台車500を手術台の患者支持器に接続する接続要素526、528は、ピボット骨組520に提供される。 更なる提供は、輸送台車500を手術台の患者支持器に接続する接続要素526、528、及び輸送台車500を手術台支柱に接続する接続要素540、542の確実な位置合わせのための機構である。 接続要素を位置合わせするこれらの機構は、一般に引用符号530、532によって表される。 接続要素540、542は常に相互に有効にされると共に無効にされるように、接続要素540、542は結合要素を介して相互に接続される。 輸送台車500は、足車510から516に統合された制動装置の活性化のためにフット動作要素538を更に備える。

    縦梁504、506は、二又状開口550の前部領域に円錐形開口(cone-shaped opening)556を形成するように設計された案内要素552、554のそれぞれに接続され、この円錐形開口は、手術台支柱の伸縮自在支持器の周囲の輸送台車500の容易な位置調整を可能とする。

    足車510、514を内側、即ち、二又状開口550に向かって回転するに際して、図1から図13による第1の実施の形態に関連して説明されたように、例えば、手術台の患者支持器の移動後に、輸送台車500の移動を複雑にするか又は妨害する、可動性の手術台の手術台基部との衝突が生じる可能性がある。 これを回避するために、第1の実施の形態による限界指定装置158、160に類似して構成される限界指定装置558、560が提供される。 第1の実施の形態の限界指定装置158、160とは対照的に、限界指定装置558、560の案内棒583、584は、長さ調整可能な伸縮自在棒として形成されず、しかし、調整可能で無い案内棒583、584として形成される。 接触要素568の足車510との接触、又は接触要素569の接触に際して、転がり摩擦のみが生じ、滑り摩擦は生じないように、接触要素568、569のそれぞれは、案内棒583及び584の前端において、案内棒のそれぞれの長手軸に対して回転できるように配置される。 図14では、限界指定装置558は解除位置に示される。 限界指定装置558、560の機能に関するその他の細部は、以下の図に関連して詳細に以下に説明される。

    図15では、図14による輸送台車500及び一般に704によって表される手術台の患者支持器の輸送台車500への移動前の手術台700の側面図が示される。 手術台700は、手術台基部706と、頭部モジュール710を備える伸縮自在支持器708と、を有する手術台支柱702を更に備える。 頭部モジュール710によって、中央部716、及び中央部716に接続された患者支持器704の他の部分は、それらのチルト、カント、及び縦シフトを変更できる。 更に、患者支持器704は、伸縮自在支持器708によって高さ調整できる。 患者支持器704の移動のために、手術台支柱702が輸送台車500の二又状開口550に配置されるように、輸送台車500は矢印P10の方向に移動され、これにより、図16に示されるように、接続要素526、528は、患者支持器704の相補的な接続要素の下に直接的に配置される。 移動のために、その後、輸送台車500の接続要素526、528が患者支持器704の相補的な接続要素を係合するように、手術台700の伸縮自在支持器708が短縮される。 そうして、患者支持器704と手術台頭部710との間の接続が自動的に切断される。 続いて、図17に示されるように、輸送台車は矢印P12の方向に患者支持器704と共に手術台支柱702から取り外される。 輸送台車500から手術台支柱702までの患者支持器704の移動は逆順で達成される。

    輸送台車500は、患者支持器704が輸送台車500に移動されたとき、患者支持器704の傾斜の変更のために少なくとも1つの駆動装置に動力を供給する蓄電池を備える。 特に、患者支持器704にもたせ掛ける患者がショック体位に配置されなければならない場合に必要である。 患者支持器704と輸送台車500との間の電気的接続は、接続要素526、528に統合された電気コンタクトを介して確立される。 患者支持器704の傾斜を変更する駆動装置の制御は、患者支持器704に接続された示されない遠隔制御装置を介して、及び/又は患者支持器704及び/又は輸送台車500に提供される動作制御装置を介して実現される。

    図18は、輸送台車500及び手術台支柱702の図を下から示す。 手術台基部706を有する前の足車514の衝突の可能性がある領域は、510aと514aによって暗くされて明示される。

    図19aは、足車514を含む輸送台車500の細部の透視図を示す。 足車514の旋回範囲は2点鎖線590によって示され、手術台基部706の境界は鎖線592によって示され、斜線部分594は、足車514と手術台基部706との間の衝突の可能性がある領域である。 限界指定装置560は、図19aでは解除位置、及び図19bでは限界指定位置に示される。

    図20は、2つの縦梁502、504を有する輸送台車500の細部を示し、限界指定装置558、560は第1の動作状態にあり、接触要素568、569はそれらが足車510、514の旋回移動の限界を指定しない解除位置にある。

    図21は、図20による輸送台車、及び縦梁504、506間の二又状開口550に配置された手術台支柱702の細部を示す。 限界指定装置558、560は、接触要素568、569が限界指定位置にある第2の動作状態に示され、それらが足車510、514の旋回移動の限界を指定する。 限界指定装置558、560の案内棒583、584は、ピボット軸591、582のそれぞれに対して旋回される。 第1の係合要素566、567の手術台支柱702との接触により、案内棒583、584は、案内棒583、584の前端に提供される接触要素568、569と共に限界指定位置に移される。

    図22では、図21による輸送台車500及び手術台支柱702の細部が示され、限界指定装置558、560は第2の動作状態で示され、手術台支柱702は輸送台車500の二又状開口550に配置され、これにより、足車510、514の旋回移動の限界を指定しない解除位置にある。 手術台支柱基部706を上昇させることによって、投影722、724のそれぞれは、限界指定装置558、560の第2の係合要素604、606と係合し、それによって係合要素604、606は、ピボット軸610に対して旋回され、この旋回移動中に、案内棒583、584のような限界指定装置558、560のそれぞれの第1の係合要素566、567のそれぞれの位置を変更し、足車510、514の旋回移動がもはや手術台支柱基部706の上昇後に限界を指定されないように、限界指定装置558、560のそれぞれの誘導ブロック610に統合されたバネのバネ力により、解除位置に戻される。 このように、輸送台車500は、あらゆる方向に移動できる。

    直線は、足車510、512及び足車514、516の旋回軸が湾曲した縦梁504、506の縦軸として考慮されて、縦梁504、506の断面中心を通じて延在している。 足車512、516の旋回軸だけで無く、足車510、514の旋回軸が垂直中心面に同様な水平距離を有するように、輸送台車500の垂直中心面が定義される。

    図23aは、足車510と共に第1の動作状態における限界指定装置558の正面図を示す。 もはや手術台基部706との係合がなくなるまで、第1の係合要素566がピボット軸611に対して回転するように、手術台支柱702の突起722の係合要素604との係合によって手術台基部706が上昇されるとき、係合要素566及び係合要素604からなる配置は、図23aに図示された位置から移動されるピボット軸611に対してピボットである。 これにより、図24a、図24b、図25a、及び図25bに関連してより詳細に以下に説明されるように、限界指定装置558又はその接触要素568は、手術台支柱基部が上昇されるとき、限界指定位置から解除位置に自動的に至らされる。 図23a及び図23bの説明では、限界指定装置558が第1の動作状態、即ち、接触要素568が足車510の旋回移動の限界を指定しない解除位置にあるように、係合要素566も係合要素604も手術台700に係合していない。

    図24aは、第2の動作状態における限界指定位置の図23aによる配置の正面図を示し、図24bは、第2の動作状態における限界指定位置の足車510及び限界指定装置558の平面図を示す。 第1の係合要素566は、手術台支柱702を係合し、これにより、回転軸581が回転され、それによって接触要素568を旋回範囲590に至らされるように、第1の係合要素566は矢印P13の方向に案内棒583を移動させ、これにより、足車510の旋回移動の限界が指定される。 接触要素568を有する案内棒583の移動に際して、矢印P10の方向への輸送台車500の移動によって配向された足車510は、好ましくは、0.5°から5°の範囲の角度によって、特に、3°によって、矢印P14の方向に逸らされる。

    第1の係合要素566の手術台基部706との接触に際して、係合要素566は矢印P16の方向に回転軸581に対して旋回される。 回転軸610からの第2の係合要素604の図24aに示された距離E1は、図23aによる距離E1に対応する。 図23aによる係合要素566の距離D1は、係合要素566の手術台支柱702との係合によって距離D2に短縮されている。

    図25aでは、解除位置における第2の動作状態の図23a及び図24aによる限界指定装置558の正面図が示される。 手術台700の基部706は、距離F1まで床面から上昇されている。 これは伸縮自在支持器708の短縮によって達成されている。 上昇により、ピボット軸と手術台支柱702に対向する係合要素604の端との間の水平距離が長さE2となるように、係合要素604はピボット軸610に対して旋回されている。 これによってもたらされた第1の係合要素566の旋回によって、案内棒が戻され、回転軸610と係合要素566の接触領域との間の効果的な横長さD1を有するように、係合要素566は、もはや手術台702に係合せず、もはや限界指定位置に案内棒583を押し進めるために必要な案内棒583に力を印加しないことが達成される。

    ピボット軸610に対する係合要素566、604の旋回は、限界指定装置558に統合された戻しバネの効果的なバネ力に基づいて、矢印P18の方向への接触要素568の移動をもたらす。 図25bでは、ピボット軸610に対する係合要素566、604の旋回移動は、矢印P20によって示される。 図25bに示される解除位置における接触要素568の限界指定位置から矢印P18の方向への移動が生じるように、この旋回移動は、ピボット軸581に対する第1の係合要素566の旋回移動をもたらす。

    100 輸送台車102 車台104、106 縦梁108 横梁110から116 足車110a、114a 衝突領域120、122 垂直支持器124 ピボット軸126、128、140、142 接続要素130 結合要素132、134、傾斜装置136 回転ハンドル138 押棒141 操作レバー144、146、148 フットペダル150 二又状開口152、154 案内要素156 円錐形開口158、160 限界指定装置162、164 蓋板166、167 係合要素168、169 接触要素170 可動子172 目印174 案内輪180 水圧ポンプ181、182 回転軸183、184 伸縮自在棒185、186 バネ190 旋回範囲192 手術台基部境界196 側方蓋板200 前部202 後部208 バネ204 ボーデンケーブルコア206 ボーデンケーブルシース210 誘導ブロック300 手術台302 手術台支柱304 患者支持器306 手術台基部308 伸縮自在支持器310 頭部モジュール312 接続要素316 患者支持器中央部500 輸送台車502 車台504、506 縦梁508 横梁510から516 足車510a、514a 衝突領域520 ピボット骨組522 水圧装置526、528、540、542 接続要素530、532 案内装置538、524、525 フット動作要素552、554 案内要素550 二又状収容領域556 円錐形領域558、560 限界指定装置566、567 第1の係合要素568、569 接触要素574、575 案内転子581、582 回転軸583、584 案内棒604、606 第2の係合要素610 誘導ブロック611 ピボット軸700 手術台702 手術台支柱704 患者支持器706 手術台基部708 伸縮自在支持器710 頭部モジュール716 患者支持器中央部722、724 接触領域A1、A2、B1、B2、C1、C2 長さ表示D1、D2、E1、E2 長さ表示P1からP22 方向矢印

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