System and method for transporting the bed

申请号 JP2009506699 申请日 2007-04-13 公开(公告)号 JP2009533201A 公开(公告)日 2009-09-17
申请人 ケーシーアイ ライセンシング インコーポレイテッド; 发明人 アルバレス,ジョー; アレン,ブルース; サブラン,ジョセ; ストロー,グレン; セプルベダ,ロバート; トムソン,マルコム; ニーダークロム,クリス; ノウルズ,ケネス; ベンデル,ケヴィン; ロドリゲス,マーティン;
摘要 ベッドの搬送のためのシステム及び方法。 本システムは、ベッドフレームに取り付けるよう構成された駆動システムを有しており、ベッドフレームの動 力 移動を与える。 また、本システムは、略鉛直な制御アーム及び制御アームに取り付けられた制御ハンドルを有している。 また、本システムは制御ハンドルにスイッチを具えており、駆動システムの機能を制御するようスイッチを構成してもよい。
【選択図】図1
权利要求
  • ベッドフレームを具えるベッドを搬送するためのシステムであって、
    当該システムが、前記ベッドフレームに結合され前記ベッドフレームの動力移動を与えるよう構成された駆動システムと、
    前記ベッドフレームに結合されるよう構成された第1の制御アームと、
    前記制御アームに結合される第1の制御操作部と、
    前記第1の制御操作部に設けられて前記駆動システムの機能を制御するよう構成された第1のスイッチと、
    を具えることを特徴とするシステム。
  • 前記第1の制御アームが、左方、右方、前方、及び逆方向への前記ベッドの手動による移動を与えるよう構成されていることを特徴とする請求項1に記載のシステム。
  • 前記駆動システムが、前方及び逆方向への動力移動を与えるよう構成されていることを特徴とする請求項1に記載のシステム。
  • 前記駆動システムが、駆動モータ及び駆動輪を具えていることを特徴とする請求項1に記載のシステム。
  • 前記第1のスイッチが、前記駆動モータの速さを制御することを特徴とする請求項4に記載のシステム。
  • 前記第1のスイッチが、前記駆動システムを上昇及び下降させることを特徴とする請求項1に記載のシステム。
  • 前記第1の制御アームが、略鉛直であることを特徴とする請求項1に記載のシステム。
  • 前記第1の制御操作部が、略鉛直であることを特徴とする請求項1に記載のシステム。
  • さらに、前記ベッドフレームに結合されるよう構成された第2の制御アームと、
    前記第1の制御アームに結合される第2の制御操作部と、
    を具えていることを特徴とする請求項1に記載のシステム。
  • 前記第2の制御操作部が、第2のスイッチを具えており、
    前記第1のスイッチが、前記駆動システムの速さを制御するよう構成されており、
    前記第2のスイッチが、前記駆動システムへの電力の供給を制御するよう構成されていることを特徴とする請求項9に記載のシステム。
  • 前記第2の制御操作部が略鉛直であり、
    前記第2の制御操作部が第3のスイッチを具えており、
    前記第3のスイッチが前記駆動システムを上昇及び下降させるよう構成されていることを特徴とする請求項10に記載のシステム。
  • さらに、前記ベッドの動力移動の方向を制御するよう構成された方向スイッチを具えていることを特徴とする請求項1に記載のシステム。
  • さらに、前記フレームに結合されるよう構成されたキャスター輪を具えていることを特徴とする請求項1に記載のシステム。
  • さらに、前記第1の制御アームに保護スイッチを具えており、
    前記保護スイッチが、前記第1の制御操作部に対して遠位に配置されていることを特徴とする請求項1に記載のシステム。
  • 第1の端部、第2の端部、及び前記第1の端部及び第2の端部間を延びる1対の長手方向の側部を具えるベッドフレームと、
    前記ベッドフレームに結合された動力駆動システムと、
    前記第1の端部の近位で前記ベッドフレームに結合された第1の略鉛直な制御アームと、
    前記第1の端部の近位で前記ベッドフレームに結合された第2の略鉛直な制御アームと、
    前記第1の略鉛直な制御アームに結合された第1の制御操作部と、
    前記第1の略鉛直な制御アームに結合された第2の制御操作部と、
    前記第1の略鉛直な制御アームに設けられた第1のスイッチであって、前記動力駆動システムへの電力の供給を制御するよう構成された第1のスイッチと、
    を具えることを特徴とする患者搬送システム。
  • さらに、前記第1又は第2の制御操作部に設けられた第2のスイッチであって、前記動力駆動システムへの電力の供給を制御するよう構成された第2のスイッチを具えていることを特徴とする請求項15に記載の患者搬送システム。
  • さらに、前記第1又は第2の制御操作部に設けられた第3のスイッチを具えており、
    前記第1のスイッチ又は前記第2のスイッチが、前記動力駆動システムの速さを制御するよう構成されていることを特徴とする請求項15に記載の患者搬送システム。
  • さらに、前記第1又は第2の略鉛直な制御アームのいずれかに保護スイッチを具えていることを特徴とする請求項15に記載の患者搬送システム。
  • さらに、前記第1又は第2の制御操作部のいずれかに第2のスイッチを具えており、
    前記第2のスイッチが前記動力駆動システムを上昇及び下降させるよう構成されていることを特徴とする請求項15に記載の患者搬送システム。
  • 前記第1の制御操作部及び前記第2の制御操作部が、略鉛直であることを特徴とする請求項15に記載の患者搬送システム。
  • 患者の支持面を搬送するための方法であって、
    患者の支持面を用意するステップと、
    前記患者の支持面を支持するためのフレームを用意するステップと、
    前記フレームに結合される駆動システムを用意するステップと、
    前記フレームに第1の略鉛直な制御アーム及び第2の略鉛直な制御アームを結合させるステップと、
    前記第1の略鉛直な制御アームに第1の制御操作部を結合させるステップと、
    前記第2の略鉛直な制御アームに第2の制御操作部を結合させるステップと、
    前記第1又は第2の制御操作部のいずれかに第1のスイッチを設けるステップと、
    前記フレームの下方の床に前記駆動システムを付けるステップと、
    前記第1のスイッチを操作することによって前記駆動システムに電力を供給するステップと、
    前記駆動システムを作動させて前記フレームを搬送するステップと、
    を具えることを特徴とする方法。
  • さらに、前記第1の制御操作部又は前記第2の制御操作部に力を加えて前記ベッドフレームを操縦するステップを具えていることを特徴とする請求項21に記載の方法。
  • さらに、前記第1のスイッチを操作することによって、前記患者の搬送面が搬送される速さを調整するステップを具えていることを特徴とする請求項22に記載の方法。
  • さらに、前記第1の略鉛直な制御アーム又は前記第2の略鉛直な制御アームに第2のスイッチを設けるステップを具えており、
    前記第2のスイッチが前記駆動システムへの電力の供給を制御するよう構成されているいることを特徴とする請求項23に記載の方法。
  • 说明书全文

    関連出願の相互参照 本出願は、2006年4月17日に出願され権利の放棄なしに参照することにより本書に盛り込まれている米国仮特許出願番号第60/792,998号の優先権を主張するものである。

    本発明の典型的な実施例は、患者のために使用されるベッドに関し、特に、典型的な実施例は、ある場所から別の場所へのベッドの動移動のために使用する制御及び駆動システムに関する。

    様々な異なる搬送システムが、医療施設において患者のベッドの移動のために利用可能である。 これらのシステムは、患者を上に載せた状態で又は患者を上に載せていない状態でベッドの動力移動をし得る基本的な作業を行う場合には、これらのシステムは問題が無い。

    患者のベッドの搬送システムの第1の例が、「Zoom」という名称の下でStryker Corporationによって、及び「Intellidrive」という名称の下でHill−Rom Companyによって提案されている。 これらのシステムはいずれも、2つのプッシュプル式の制御部を使用する。 患者のベッドの縁の側面のプッシュプル式の制御部は、横方向に向いたハンドグリップを具える可動式操作部を有している。 横方向に向いたハンドグリップは、患者のベッドの動力移動のために押されるか又は引かれる。 Stryker Corporation又はthe Hill−Rom Companyによって提案された患者のベッドの使用においては、特に医療施設の混んでいる廊下を抜けて廊下の隅で操縦する場合に、ベッドを操縦しようとする際にベッドの移動の速さを制御するのが困難である。 さらに、医療関係者が、Stryker Corporation又はthe Hill−Rom Companyによって提案された患者のベッドを後ろへ動かす場合に、制御操作部を引き戻しながら不注意につまずき又は転ぶと、ベッドが移動し続けて医療関係者を負傷させる可能性がある。

    患者のベッドの搬送システムの第2の例として、「TriFlex」という名称の下でBurke,Inc. によって提案されている肥満用のベッドがある。 Burke,Inc. によって提案されている肥満用のベッドは、ジョイスティックアッセンブリを使用してベッドの移動の方向及び速さを制御する。 医療関係者は、Burke,Inc. によって提案されている肥満用のベッドの移動の方向及び速さの制御が、訓練及び熟練を要することが分かっている。 不都合なことに、医療施設の危機的な状況により、患者のベッドを動力移動させる前に訓練及び熟練に必要な時間を必ずしも提供するとは限らない。

    従って、手頃な価格で設置、提供及び保守が簡単である一方、特に、訓練及び熟練をほとんど又は全く必要とせず取り扱うのに簡単且つ安全な方法で、患者のサポートのための動力移動の性能の提供を改良する器具及び方法の必要性が、当技術分野において依然として残っている。

    本発明の典型的な実施例が、ベッドフレームを具えたベッドを搬送するためのシステムを具えている。 ある典型的な実施例では、システムが、ベッドフレームに結合するよう構成されベッドフレームの動力移動を与える駆動システムと、ベッドフレームに結合されるよう構成された第1の制御アームと、制御アームに結合される第1の制御操作部と、第1の制御操作部に設けられて駆動システムの機能を制御するよう構成された第1のスイッチと、を具えている。 ある典型的な実施例では、第1の制御アームが、左方、右方、前方、及び逆方向へのベッドの手動による移動を与えるよう構成されている。 ある典型的な実施例では、駆動システムが、前方及び逆方向への動力移動を与えるよう構成されている。 ある典型的な実施例では、駆動システムが駆動モータ及び駆動輪を具えており、第1のスイッチが駆動モータの速さを制御する。 ある典型的な実施例では、第1のスイッチが駆動システムを上昇及び下降させ、第1の制御アームが略鉛直であり、第1の制御操作部が略鉛直である。

    ある典型的な実施例では、第2の制御アームがベッドフレームに結合するよう構成されてベッドの手動による移動を与え、第2の制御操作部が第1の制御アームに結合されている。 ある典型的な実施例では、第2の制御操作部が第2のスイッチを具えており、第1のスイッチが駆動システムの速さを制御するよう構成されている一方で、第2のスイッチが駆動システムへの電力の供給を制御するよう構成されている。 ある典型的な実施例では、第2の制御操作部が略鉛直であり、第2の制御操作部が第3のスイッチを具えており、第3のスイッチが駆動システムを上昇及び下降させるよう構成されている。 ある典型的な実施例が、ベッドの動力移動の方向を制御するよう構成された方向スイッチと、フレームに結合されるよう構成されたキャスター輪とを具えている。 ある典型的な実施例が、第1の制御アームに保護スイッチを具えており、保護スイッチが第1の制御操作部に対して遠位に配置されている。

    ある典型的な実施例が、第1の端部、第2の端部、及び第1の端部及び第2の端部間を延びる1対の長手方向の側部を具えるベッドフレームと、ベッドフレームに結合された動力駆動システムと、第1の端部の近位でベッドフレームに結合された第1の略鉛直な制御アームと、第1の端部の近位でベッドフレームに結合された第2の略鉛直な制御アームと、第1の略鉛直な制御アームに結合された第1の制御操作部と、第1の略鉛直な制御アームに結合された第2の制御操作部と、第1の略鉛直な制御アームに設けられた第1のスイッチであって、動力駆動システムへの電力の供給を制御するよう構成された第1のスイッチと、を具えている。 また、ある典型的な実施例が、第1又は第2の制御操作部に設けられた第2のスイッチであって、動力駆動システムへの電力の供給を制御するよう構成された第2のスイッチを具えている。 他の典型的な実施例では、第1又は第2のスイッチが動力駆動システムの速さを制御するよう構成されている。 さらに他の典型的な実施例が、第1又は第2の略鉛直な制御アームのいずれかに保護スイッチを具えている。 また、ある典型的な実施例が第1又は第2の制御操作部のいずれかにスイッチを具えており、このスイッチは駆動システムを上昇又は下降させるよう構成されている。 他の典型的な実施例では、第1の制御操作部及び第2の制御操作部が略鉛直である。

    ある典型的な実施例が患者の支持面を搬送するための方法を具えており、この方法は、患者の支持面を用意するステップと、患者の支持面を支持するためのフレームを用意するステップと、フレームに結合される駆動システムを用意するステップと、フレームに第1の略鉛直な制御アーム及び第2の略鉛直な制御アームを結合させるステップと、第1の略鉛直な制御アームに第1の制御操作部を結合させるステップと、第2の略鉛直な制御アームに第2の制御操作部を結合させるステップと、第1又は第2の制御操作部のいずれかに第1のスイッチを設けるステップと、フレームの下方の床に駆動システムを付けるステップと、第1のスイッチを操作することによって駆動システムに電力を供給するステップと、駆動システムを作動させて前記フレームを搬送するステップと、を具えている。 他の実施例が、第1の制御操作部又は第2の制御操作部に力を加えてベッドフレームを操縦し、第1のスイッチを操作することによって患者の搬送面が搬送される速さを調整するステップを具えている。 さらに他の実施例が、第1の略鉛直な制御アーム又は第2の略鉛直な制御アームに第2のスイッチを設けるステップを具えており、第2のスイッチが駆動システムへの電力の供給を制御するよう構成されている。

    本発明の範囲は特定の実施例よりもかなり広いが、典型的な実施例の詳細な説明が、説明図とともに以下のようになっており、同じ符号は同じ部品について言及している。

    図1及び図1Aに示すように、本発明に係る典型的な実施例が、ベッドフレーム120に取り付けられ全体的にベッド100のキャスタ130セットの間にある駆動システム110が設けられた医療用ベッド100を具えている。 図1及び1Aでは、ベッドフレーム120及び駆動システム110の態様が目に見えるように、マットレス又は他の患者支持体が図示されていない。 典型的な実施例ではこのようなマットレス又は他の患者支持体を含んでもよいことは、当業者によって理解される。 また、ベッド100は、左側制御アーム140及び右側制御アーム160を具えている。 KCI USA's(San Antonio,Texas)commercial BariMaxx(登録商標)II又はBariAir(登録商標)モデルを含む、多くのベッドが本発明の典型的な実施例とともに使用するのに適している。 図1及び図1Aに示す典型的な実施例では、駆動システム110が、駆動輪112と、モータ114と、バッテリ116と、当業者にとって明らかなように駆動輪112に電力を供給するための関連する回路とを具えている。 また、ベッド100は、バッテリ166の充電用の電気エネルギを供給するための接続箱119と、使用しない場合に電気コードを格納するためのコード巻付け具111と、を具えている。

    ある典型的な実施例では、モータ114が駆動輪112に結合された3相のACモータであり、電気回路が24ボルトのAC電気エネルギー供給部とバッテリ充電回路とを具えている。 バッテリ充電回路により、ベッド100の接続箱119を電力供給源に接続すると、必要とする電気エネルギをバッテリ116に蓄えることができる。 充電後に、搬送の際に駆動システム110に電力を供給するようバッテリ116を使用可能であり、接続箱119での電気的な接続を保持せずに駆動システム110がベッド100を動力移動させることができる。 また、ベッド100に120ボルトのAC線又は他の電気エネルギ源を差し込んだ場合にモータ114が作動しないように、電気回路の中に保護回路が含まれている。

    図示する典型的な実施例では、ベッドフレーム120に取り付けられベッドフレーム120の中央部とともに移動する駆動システム110を示す。 キャスタ輪130を取り付けられたベッドフレーム120の外縁が鉛直方向の位置に相対的に静止したままで、ベッド制御によってベッドフレーム120の中央部を上げ下げすることが可能である(以下に詳細に説明する)。 駆動システム110は、駆動輪112がベッド100が置かれている床に接触するよう位置決めすることが可能である。 駆動輪112の床とのこのような接触により必要な摩擦力を与えて駆動輪112の回転に応じてベッド100が移動でき、駆動システム110がベッド100の動力移動を与えることができる。 また、駆動輪112に回転力が加わると、キャスタ輪130がベッドフレーム120の周縁のための回転支持を与える。

    図1に示す典型的な実施例では、左側制御アーム140及び右側制御アーム160が、ベッドフレーム120及びベッド100の一端から略鉛直に延びている。 右側及び左側制御アーム140及び160は、医療関係者がそれらの間を動いて必要に応じて患者に近付けるように、十分大きく間隔を空けていてもよい。 当業者は、左及び右側制御アーム140及び160が様々な制御のための便利な位置を与えるだけではなく、必要に応じて手動でベッド100を移動するのを助けるよう使用されるのを理解するであろう。

    図2及び図2Aに示すように、左側制御アーム140は、1対の電気接続部141と、保護スイッチ142と、電源スイッチ143とを具えている。 電気接続部141を、駆動システム110又は他の装置に左側制御アーム140を電気的に接続するよう使用してもよい。 また、左側制御アーム140は、1対のブラケット(図示せず)又は他の取付機構でベッドフレーム120に左側制御アーム140を取り付けることができる1対のフランジ144を具えている。 また、鉛直に向いた左側制御ハンドル145が、左側制御アーム140上端部に取り付けられている。 左側制御ハンドル145は、走行スイッチ146及び上昇/下降スイッチ148を具えている。

    図3、図3A、及び図3Bに示すように、右側制御アーム160は、1対の電気接続部161と、方向制御スイッチ163を具えたパネル169と、一連の方向/速さ表示器164と、バッテリの充電状態を表示するバッテリレベル表示器166と、を具えている。 駆動システム110又は他の装置に右側制御アーム160を接続するように、電気接続部161を使用してもよい。 パネル169の詳細図を図3Bに示す。 鉛直方向に向いた右側制御ハンドル165は、スロットルトリガ167と、ブザー又はホーンボタン168とを具えており、右側制御アーム160の上端部に取り付けられている。 また、右側制御アーム160は、1対のブラケット(図示せず)又は他の取付機構でベッドフレーム120に右側制御アーム160を取り付けることができる1対のフランジ164を具えている。

    駆動システム110の動作及び制御について説明した手順は、必ずしも本説明に記載された順序で実行しなくてもよいことを、当業者は理解するであろう。 他の実施例では、特定の手順の順序を変えてもよく、特定の手順をある手順と組み合わせてもよい。

    典型的な実施例では、ベッド100の移動及び駆動システム110の作動を準備するために、医療関係者が搬送のためのベッド110に患者を固定する。 例えば、医療関係者は、サイドレールを上昇させてベッド100の移動と干渉する可能性のある延びた部分(extenders)を格納させる。 そして、酸素ボンベ、固定された点滴システム、又は固定された監視システムといった移動できないようにする取付部から患者を外すことによって、患者の移動の準備ができる。

    そして、医療関係者は、電源コードのプラグを抜いてケーブル格納スプール111の周りに弛んだ電気コード(図示せず)を巻き付ける。 全てのキャスター130が解除されたことを確認した後、医療関係者はベッド100を手動で移動させて壁又は他の障害物から離し、所定の通路に移動させることができる。 所望の移動方向に右側及び左側制御アーム140及び160(又は右側及び左側制御ハンドル145及び165)に手で力を加えることによって、このような非動力式の移動を行うことができる。

    図示する典型的な実施例では、駆動システム110の作動及びベッド100の動力移動に先立って、保護スイッチ142を解除位置に切り替えて電源スイッチ143をオン位置にする。 前後の移動方向を方向制御スイッチ163の位置によって設定できる。 ある実施例では、方向制御スイッチ163が、駆動システム110がベッド100を動かす速さのマクロ制御のために複数の設定を具えてもよい。 例えば、方向制御スイッチ163が、1つの逆走速さの位置とともに、ゆっくりとした前進速さ及び速い前進速さのための位置を具えてもよい。

    そして、医療関係者は又は他のベッドの操作者は、左手を左側制御ハンドル145の上に置き、右手を右側制御ハンドル165の上に置く。 操作者は、駆動システム110を取り付けたベッドフレーム120の部分を下げるよう親指で上昇/下降スイッチ147を動かすことができ、駆動輪112が床に付く。 図示する典型的な実施例の構造的な形状により、ベッドフレーム120が完全に降下する場合にいつでも駆動輪が平らな床と接触することが本質的に確実であるが、床の接触を確実にするためのアラーム、アクチュエータ及び他の機構を他の典型的な実施例で設けることができる。 左手で左側制御ハンドル145を掴むことによって走行スイッチ146を押し下げることができ、右側制御ハンドル165のスロットルトリガ167を捻ることによってベッド100の移動を開始できる。

    ある実施例では、駆動システム110がベッド100を搬送する速さを、スロットルトリガ167を押し下げる量によって制御できる。 例えば、スロットルトリガ167をわずかな量だけ押し下げた場合、駆動システム110が比較的低速で駆動輪112を回転させ、ベッド100が比較的低速で走行する。 しかしながら、スロットルトリガ167をいっぱいに押し下げた場合、駆動システム110が比較的高速で駆動輪112を回転させ、ベッド100が比較的高速で走行する。 上記のように、方向制御スイッチ163の位置によって搬送スピードのマクロ制御を制御できる。 方向/速さ表示器164は、方向制御スイッチ163の位置の使用者が目に見えるフィードバックを与えることができる。

    図示する典型的な実施例では、駆動システム110及び駆動輪112がベッド100の前進又は後進移動を与える。 操作者は、左側制御アーム140及び/又は右側制御アーム160に力を加えることによって、ベッド100の左方又は右方移動を制御できる。 図示する典型的な実施例では、操作者は左側制御ハンドル145を介して左側制御アーム140に力を加えることができる。 同様に、操作者は右側制御ハンドル165を介して右側制御アーム160に力を加えることができる。 左側制御アーム140及び右側制御アーム160がベッドフレーム120に取り付けられていることで、左側制御アーム140及び右側制御アーム160からベッドフレーム120に、操作者によって加えられた力を伝えることができる。 このように、左側制御ハンドル145及び右側制御ハンドル165に力を加えることによって、操作者はベッドフレーム120の手動の非動力式の移動を与えることができる。 前述のように、走行スイッチ146が左側制御ハンドル145に設置され、スロットルトリガ167が右側制御ハンドル165に設置されている。 このため、操作者は左側制御ハンドル145及び右側制御ハンドル165に手を置きながら、操作者は、ベッド100の動力による前進/後進及び手動による左方/右方移動を制御できる。 また、駆動システム110がベッドフレーム120の動力移動を与えない場合、所望に応じて、操作者は手動によるベッドフレーム120の前進又は後進移動を与えることができる。

    図示する典型的な実施例は、複数の安全形態又は態様を盛り込んでいる。 例えば、操作者が左側制御ハンドル145(及び走行スイッチ146)又は右側制御ハンドル165(及びスロットルトリガ167)のいずれかを緩めると、モータ114への電力が遮断されて駆動輪112が回転を停止する。 この結果、駆動システム110は、ベッド100の動力移動をこれ以上与えなくなる。 上述のように、保護スイッチ142及び電源スイッチ143は、駆動システム110が作動し得るよう適切な位置にある必要がある。 図1Aに示すように、ある典型的な実施例では、左側制御ハンドル145及び右側制御ハンドル165から離れたかなり曖昧な又は不明確な所定の位置に、保護スイッチ142を設置できる。 このような位置により、駆動システム110が予期しないで又は許可されていない操作者によって作動する可能性を最小限にする。 さらに、動作中に、右側制御ハンドル165から手を離さずに操作者はホーンボタン168を操作して他の者に警告することができる。

    さらに、ライトシステムといった追加的な態様を付け加えて暗い廊下での操縦を助けてもよい。 また所望に応じて警告ライトを付け加えて、特に緊急事態の場合に、他の者にベッドの移動を警告してもよい。 また、(駆動輪112が床に接触しない場合)患者の体重を重くするためのスケール(scale)システムを設けてもよい。

    当業者は、使用者の好みに応じて左側及び右側制御アーム140及び160及び左側及び右側制御ハンドル145及び165間の制御の配分を変えてもよいことを、理解するであろう。 さらに、本発明の典型的な実施例を包含したままでベッド100自身とともに駆動システム110に多くの代替的な変形等を行ってもよい。

    図1は、典型的な実施例に係る、制御部を具えたベッドフレーム及び駆動システムの第1の斜視図である。

    図1Aは、図1の実施例のベッドフレーム及び駆動システムの斜視図である。

    図2は、図1の実施例の左制御アームの斜視図である。

    図2Aは、図1の実施例の左制御ハンドルの側面図である。

    図3は、図1の実施例の右制御アームの斜視図である。

    図3Aは、図1の実施例の右制御ハンドルの斜視図である。

    図3Bは、図1の実施例の右制御アームの部分斜視図である。

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