Hospital bed

申请号 JP2001547947 申请日 2000-12-29 公开(公告)号 JP2003524483A 公开(公告)日 2003-08-19
申请人 ヒル−ロム サービシーズ,インコーポレイティド; 发明人 ジュニア ウィルカー,ジャック; アール. ウェリング,ジェフリー; イー. オスボーン,ユージーン; シー. ガナンス,フランシス; エー.ジュニア キンカー,ロバート; エル. クレイマー,ケネス; ダブリュ. コーニグ,ジョン; シー. サットマン,グレン; エル.ザ セカンド ジャック,ウィリアム; イー.ジュニア ディックマン,ブルース; エム. バルバノ,ディーン; ビスカ,マシュー; ケー. フィンドレイ,ジェイムズ; ダブリュ. ブランソン,グレゴリー;
摘要 (57)【要約】 人間用ベッド(1210)が提供される。 ベッド(1210)は、フレーム(1212)、デッキ(1214)、マットレス(1230)、1対のヘッド側サイドレール(1220)、1対のフット側サイドレール(1234)、及びヘッド側及びフット側サイドレールに結合するように構成されたコントローラ(1476)を含む。 デッキ(814)の収縮自在の足部(828)が提供される。 収縮自在の足部(828)の上方に配置される足部を含むマットレス(813)が提供される。 足部(1068)はふくらはぎ支持部(1072)及びかかと圧 力 緩和部(1070)を含む。
权利要求
  • 【特許請求の範囲】 【請求項1】 フレームと、 前記フレームによって支持されるマットレスと、 間隔を置いて配置される第一及び第二レールを含み、患者が前記マットレスから脱出するのを阻止するために配置されるバリアと、 前記第一及び第二レールに沿って摺動するように配置されるコントローラとを含む、患者支持体。 【請求項2】 前記第一及び第二レールが、共働して前記バリアに開口部を形成し、かつ前記コントローラが前記開口部の中に位置する、請求項1に記載の患者支持体。 【請求項3】 前記開口部が曲線である、請求項2に記載の患者支持体。 【請求項4】 前記第一レールが第一面を含み、前記第二レールが第二面を含み、前記第一及び第二面が共働して前記開口部を形成し、かつコントローラが前記第一及び第二レール上を摺動するよう配置されるとき前記第一及び第二面に接触する、請求項2に記載の患者支持体。 【請求項5】 前記レールのうち少なくとも一方が凸面を含み、前記コントローラが前記レールの前記凸面に隣接した位置に凹面を含む、請求項1に記載の患者支持体。 【請求項6】 前記第一レールが第一凸面を含み、前記第二レールが第二凸面を含み、前記コントローラが、前記第一レールの前記第一凸面に隣接した位置に第一凹面、及び前記第二レールの前記第二凸面に隣接した位置に第二凹面を含む、請求項1に記載の患者支持体。 【請求項7】 前記コントローラが前記バリアに取り外し可能に結合された、請求項1に記載の患者支持体。 【請求項8】 前記コントローラが、ハウジング、及び前記ハウジングを前記バリアに取り外し可能に結合するために前記ハウジングに結合された保持器を含む、請求項7に記載の患者支持体。 【請求項9】 前記保持器は、前記コントローラが前記バリアに結合されるとき前記第一及び第二レールの一方と接触する、請求項8に記載の患者支持体。 【請求項10】 前記コントローラが前記第一及び第二レールによって支持された、請求項7に記載の患者支持体。 【請求項11】 フレームと、 前記フレームによって支持されるマットレスと、 開口部を共働して形成する上面及び下面を含み、患者が前記マットレスから脱出するのを阻止するために配置されるバリアと、 前記バリアの前記開口部を形成する前記下面に沿って摺動するように配置されるコントローラとを含む、患者支持体。 【請求項12】 前記コントローラが前記バリアに取り外し可能に結合された、請求項11に記載の患者支持体。 【請求項13】 前記コントローラが、前記バリアの前記開口部を形成する前記上面に沿って摺動するように前記バリアに結合された、請求項11に記載の患者支持体。 【請求項14】 前記上面及び下面が凸状であり、前記コントローラが、前記バリアの前記上面及び下面に対応する凹状の上縁及び下縁を含む、請求項11に記載の患者支持体。 【請求項15】 前記コントローラがハウジング、及び前記ハウジングを前記バリアに結合するように構成された保持器を含む、請求項11に記載の患者支持体。 【請求項16】 前記保持器がラッチである、請求項15に記載の患者支持体。 【請求項17】 前記ラッチが付勢されてバリアと接触している、請求項16
    に記載の患者支持体。 【請求項18】 前記保持器が可撓性タブである、請求項15に記載の患者支持体。 【請求項19】 前記コントローラが、前記バリアの前記開口部を形成する前記上面に前記ハウジングを結合するように構成された別の保持器を含む、請求項18に記載の患者支持体。 【請求項20】 フレームと、 前記フレームによって支持されるマットレスと、 患者が前記マットレスから脱出するのを阻止するために配置され、曲線開口部を含むバリアと、 前記バリアに沿って移動するように前記曲線開口部に配置されるコントローラとを含む、患者支持体。 【請求項21】 前記バリアが、長手方向に延びた第一曲面、及び前記長手方向に延びた第一曲面と共働して前記曲線開口部を形成する間隔を置いて長手方向に延びた第二曲面を含む、請求項20に記載の患者支持体。 【請求項22】 前記第一曲面が第一曲率半径を有し、前記第二曲面が第二曲率半径を有し、かつ前記コントローラが、前記第一曲面の前記第一曲率半径に概ね等しい曲率半径を有する第一曲面、及び前記第二曲面の前記第二曲率半径に概ね等しい曲率半径を有する第二曲面を有する、請求項21に記載の患者支持体。 【請求項23】 前記バリアが前記曲線開口部を共働して形成する第一曲面を含み、かつ前記コントローラが前記バリアの前記第一曲面に隣接する位置に第一曲線チャネルを含む、請求項20に記載の患者支持体。 【請求項24】 前記バリアが前記曲線開口部を共働して形成する前記第一曲面から間隔を置く第二曲面を含み、かつ前記コントローラが、前記バリアの前記第二面に隣接する位置に第二曲線チャネルを含む、請求項23に記載の患者支持体。 【請求項25】 前記バリアが前記曲線開口部を共働して形成する1対のレールを含み、かつ前記レールの少なくとも一方が曲線である、請求項20に記載の患者支持体。 【請求項26】 前記コントローラが、前記曲線レールの一部を受ける寸法の曲線チャネルを含む、請求項25に記載の患者支持体。 【請求項27】 前記コントローラが前記バリアの長さに沿って移動するように構成された、請求項20に記載の患者支持体。 【請求項28】 前記コントローラが前記バリアに沿って摺動するように構成された、請求項20に記載の患者支持体。 【請求項29】 前記コントローラが前記曲線開口部に取り外し自在に受けられた、請求項に記載の患者支持体。 【請求項30】 フレームと、 前記フレームによって支持されるマットレスと、 患者が前記マットレスから脱出するのを阻止するために配置され、かつ開口部を形成した面を含むバリアと、 ハウジング、及び前記ハウジングに結合されかつ前記ハウジングを前記バリアに取り外し可能に結合するために前記バリアの前記面に接触するように構成された保持器を有するコントローラとを含む、患者支持体。 【請求項31】 前記保持器が、前記ハウジングを前記バリアに取り外し可能に結合するために配置されたラッチを含む、請求項30に記載の患者支持体。 【請求項32】 前記ラッチが、前記ハウジングを前記バリアに結合する第一位置と前記バリアからの前記ハウジングの取り外しを可能にする第二位置との間を移動自在である、請求項31に記載の患者支持体。 【請求項33】 前記ラッチが付勢されて前記バリアの前記面と接触している、請求項31に記載の患者支持体。 【請求項34】 前記ハウジングが開口部を含み、かつ前記ラッチが前記開口部へ延びるように配置された、請求項31に記載の患者支持体。 【請求項35】 前記ラッチが前記開口部へ延びる前記ラッチの移動を制限するように構成されたストッパを含む、請求項34に記載の患者支持体。 【請求項36】 前記ラッチが前記ハウジングに枢軸旋回可能に結合された、請求項31に記載の患者支持体。 【請求項37】 前記ラッチが、前記コントローラの前記バリアから取り外し時に前記バリアの前記面に乗るように構成された傾斜部を含む、請求項31に記載の患者支持体。 【請求項38】 前記コントローラがコーナーエッジを含み、かつ前記保持器が前記コーナーエッジに沿って配置された、請求項30に記載の患者支持体。 【請求項39】 前記保持器が前記ハウジングに対して第一位置にあるとき前記保持器及び前記ハウジングが共働して前記コントローラの第一幅を形成し、
    前記保持器が前記ハウジングに対して第二位置にあるとき前記保持器及び前記ハウジングが共働して前記コントローラの第二幅を形成し、前記第一幅が前記開口部の幅より小さく、かつ前記第二幅が前記開口部の幅より大きい、請求項30に記載の患者支持体。 【請求項40】 フレームと、 前記フレームによって支持されるマットレスと、 患者が前記マットレスから脱出するのを阻止するために配置されるバリアと、 前記バリアに取り外し可能に結合されるコントローラとを含み、 前記コントローラが、前記バリアから間隔を置く第一位置から前記バリアに結合される第二位置に移動可能であり、前記コントローラを前記バリアに結合するために前記第一位置から前記第二位置まで水平要素を有する通路に沿って移動可能であり、かつ前記第二位置にあるとき前記バリアに沿って移動可能である、患者支持体。 【請求項41】 前記コントローラが、ハウジング、及び前記ハウジングを前記バリアに取り外し可能に結合するように構成された保持器を含む、請求項40
    に記載の患者支持体。 【請求項42】 前記バリアが開口部を含み、かつ前記コントローラが前記開口部に配置された、請求項41に記載の患者支持体。 【請求項43】 前記コントローラが、前記コントローラを前記開口部に配置するために前記通路の前記水平要素に沿って移動可能である、請求項42に記載の患者支持体。 【請求項44】 前記保持器が前記ハウジングに対して第一位置にあるとき前記ハウジング及び前記保持器が共働して第一幅を形成し、前記保持器が前記ハウジングに対して第二位置にあるとき前記ハウジング及び前記保持器が共働して第二幅を形成し、かつ前記開口部が前記第一幅より大きく前記第二幅より小さい幅を有する、請求項42に記載の患者支持体。 【請求項45】 前記通路が完全に水平である、請求項41に記載の患者支持体。 【請求項46】 前記バリアが実質的垂直面を形成する側を含み、かつ前記コントローラが前記バリアに結合されるとき前記垂直面に挿入される、請求項41
    に記載の患者支持体。 【請求項47】 前記バリアが開口部を含み、かつ前記コントローラが前記開口部に配置された、請求項46に記載の患者支持体。 【請求項48】 前記開口部が前記バリアを貫通している、請求項47に記載の患者支持体。 【請求項49】 フレームと、 前記フレームによって支持され、第一側及び前記第一側から横切る方向に間隔を置く第二側を有するマットレスと、 患者が前記マットレスの前記第一側から脱出するのを阻止するために配置され、第一開口部が形成された第一バリアと、 患者が前記マットレスの前記第二側から脱出するのを阻止するために配置され、第二開口部が形成された第二バリアと、 前記第一バリアの前記第一開口部に取り外し自在に受けられかつ前記第二バリアの前記第二開口部に取り外し自在に受けられるように構成されたコントローラとを含む、患者支持体。 【請求項50】 前記コントローラが、前記第一開口部に受け入れられるときに前記第一バリアに沿って移動するように構成された、請求項49に記載の患者支持体。 【請求項51】 前記コントローラが、前記第二開口部に受け入れられるときに前記第二バリアに沿って移動するように構成された、請求項50に記載の患者支持体。 【請求項52】 前記コントローラが、前記第一あるいは第二開口部に受けられるときに前記第一及び第二サイドレールに摺動可能に結合される、請求項51
    に記載の患者支持体。 【請求項53】 前記第一及び第二開口部が曲線である、請求項49に記載の患者支持体。 【請求項54】 前記コントローラが、前記第一及び第二開口部の曲線に対応する曲線部を有するハウジングを含む、請求項53に記載の患者支持体。 【請求項55】 前記コントローラが、ハウジング、及び前記ハウジングを前記第一及び第二バリアに結合するように構成された保持器を含む、請求項49に記載の患者支持体。 【請求項56】 フレームと、 前記フレームによって支持されるマットレスと、 患者が前記マットレスから脱出するのを阻止するために配置され、長軸を有するバリアと、 コントローラとを含み、 前記バリアが、長手要素及び横切る要素を有する通路において前記バリアに沿って前記コントローラを移動させる構成のガイドを含む、患者支持体。 【請求項57】 前記ガイドが、前記通路に沿って前記コントローラを共働して案内するために離隔して長手方向及び横切る方向に延びる第一及び第二曲面を含む、請求項20に記載の患者支持体。 【請求項58】 前記第一曲面が第一曲率半径を有し、前記第二曲面が第二曲率半径を有し、かつ前記コントローラが、前記第一曲面の前記第一曲率半径に概ね等しい曲率半径を有する第一曲面、及び前記第二曲面の前記第二曲率半径に概ね等しい曲率半径を有する第二曲面を有する、請求項57に記載の患者支持体。 【請求項59】 前記バリアが第一曲面を有し、かつ前記コントローラが、
    前記バリアの前記第一曲面に隣接して配置された第一曲線チャネルを含む、請求項56に記載の患者支持体。 【請求項60】 前記バリアが、前記第一曲面から間隔を置く第二曲面を含み、前記コントローラが、前記バリアの前記第二面に隣接して配置された第二曲線チャネルを含む、請求項59に記載の患者支持体。 【請求項61】 前記ガイドが、前記コントローラを共働して案内する1対のレールを含む、請求項60に記載の患者支持体。 【請求項62】 前記レールの少なくとも一方が曲線である、請求項61に記載の患者支持体。 【請求項63】 前記コントローラが、前記曲線レールの一部を受ける寸法の曲線チャネルを含む、請求項62に記載の患者支持体。 【請求項64】 前記ガイドが開口部を含み、前記コントローラが前記開口部に配置された、請求項56に記載の患者支持体。 【請求項65】 前記コントローラが前記バリアに沿って摺動するように構成された、請求項56に記載の患者支持体。 【請求項66】 前記コントローラが前記ガイドに取り外し可能に結合された、請求項56に記載の患者支持体。 【請求項67】 フレームと、 前記フレームによって支持されるマットレスと、 患者が前記マットレスから脱出するのを阻止するように間隔を置いて配置される1対のバリアと、 前記バリアに取り外し可能に結合され、かつハウジング、前記ハウジングに結合されるコード、及び前記コードに結合される第一コネクタを含むコントローラと、 前記フレームによって支持される第二コネクタと、 前記フレームによって支持される第三コネクタとを含み、 前記第一コネクタは、前記第一コネクタが前記第二コネクタに結合されるとき前記第一及び第二コネクタを介して前記コントローラに通信手段を提供するために前記第二コネクタに結合できる構成であり、かつ 前記第一コネクタは、前記第一コネクタが前記第三コネクタに結合されるとき前記第一及び第三コネクタを介して前記コントローラに通信手段を提供するために前記第三コネクタに結合できる構成である、患者支持体。 【請求項68】 前記第二及び第三コネクタが前記フレームに結合された、
    請求項67に記載の患者支持体。 【請求項69】 前記フレームが、床によって支持される第一フレーム、及び前記第二フレームの上方に支持され前記第一フレームに対して上下動するように構成された第二フレームを含み、前記マットレスが前記第二フレームによって支持され、かつ前記第二及び第三コネクタが前記第二フレームに結合された、請求項67に記載の患者支持体。 【請求項70】 前記第一、第二及び第三コネクタがプラグ・コネクタである、請求項67に記載の患者支持体。 【請求項71】 前記第一コネクタが複数のプラグのうち少なくとも1つ及び複数のソケットを含み、かつ前記第二及び第三コネクタが複数のソケットのうち少なくとも1つ及び複数のプラグを含む、請求項70に記載の患者支持体。 【請求項72】 前記フレームが第一側及び反対の第二側を含み、前記第二コネクタが前記第一側で前記フレームによって支持され、かつ前記第三コネクタが前記第二側で前記フレームによって支持された、請求項67に記載の患者支持体。 【請求項73】 前記第二コネクタが前記フレームの第一側に結合され、かつ前記第三コネクタが前記フレームの前記第二側に結合された、請求項72に記載の患者支持体。 【請求項74】 前記第二コネクタが第一複数のワイヤに結合され、第三コネクタが第二複数のワイヤに結合され、かつ第一及び第二複数のワイヤが接合点に集合した、請求項67に記載の患者支持体。 【請求項75】 ベース・フレーム及び前記ベース・フレームに対して第一位置と第二位置との間を移動するように構成された中間フレームを有する、フレームと、 前記中間フレームに結合されるデッキであって、前記中間フレームに対して第一位置と第二位置との間を移動するように構成された少なくとも1つのデッキ部を含む、デッキと、 前記デッキによって支持されるマットレスと、 前記ベース・フレームに対して前記中間フレームを移動しかつ前記中間フレームに対してデッキ部を移動するために第一位置と第二位置との間を移動するように構成された複数のアクチュエータと、 前記フレームによって支持される複数の電動足操作制御装置であって、その各々が、前記複数のアクチュエータのうち少なくとも1つの前記第一位置への移動を制御するために第一位置に移動可能でありかつ前記複数のアクチュエータのうち少なくとも1つの前記第二位置への移動を制御するために第二位置に移動可能である、複数の電動足操作制御操作とを含む、患者支持体。 【請求項76】 前記複数のアクチュエータが第一及び第二アクチュエータを含み、前記複数の足操作制御装置が第一足操作制御装置を含み、前記第一足操作制御装置の前記第一位置への移動が前記第一及び第二アクチュエータの前記第一位置への移動を制御し、かつ前記第一足操作制御操作の前記第二位置への移動が前記第一及び第二アクチュエータの前記第二位置への移動を制御する、請求項
    75に記載の患者支持体。 【請求項77】 前記複数のアクチュエータが電動である、請求項75に記載の患者支持体。 【請求項78】 前記フレームによって支持されるハウジングを更に含み、
    かつ前記複数の足操作制御装置が前記ハウジングに結合された、請求項75に記載の患者支持体。 【請求項79】 前記ハウジングが複数のキャビティを含み、かつ前記足操作制御装置の各々が前記複数のキャビティの1つに配置された、請求項78に記載の患者支持体。 【請求項80】 前記複数の足操作制御装置の各々が、前記第一位置と第二位置との間を移動するように前記ハウジングに枢軸旋回可能に結合されたペダルを含む、請求項79に記載の患者支持体。 【請求項81】 前記複数の足操作制御装置の各々が、さらに、前記ペダルの移動によって生じる場の変化を検出するために前記ハウジングに結合される磁場センサを含む、請求項80に記載の患者支持体。 【請求項82】 前記複数の足操作制御装置の各々が前記ペダルの各々に結合されるマグネットを更に含み、前記磁場センサの各々が前記ペダルの移動によって生じるマグネットの位置の変化を検出するように構成された、請求項81に記載の患者支持体。 【請求項83】 前記複数の足操作制御装置の各々が、前記ペダルを前記第一位置と第二位置との間の第三位置に付勢するために配置された付勢装置を含む、請求項80に記載の患者支持体。 【請求項84】 前記付勢装置が、前記ペダルと前記ハウジングとの間に隔置された第一及び第二ばねを含み、前記第一ばねが前記ペダルを第一方向に付勢し、かつ前記第二ばねが前記ペダルを反対の第二方向に付勢する、請求項83に記載の患者支持体。 【請求項85】 前記フレームの両側で離隔支持されさ第一及び第二ハウジングを更に含み、前記複数の足操作制御装置のうち少なくとも1つが、前記第一ハウジングに結合され、かつ前記複数の足操作制御装置のうち少なくとも1つが前記第二ハウジングに結合された、請求項75に記載の患者支持体。 【請求項86】 前記アクチュエータが、前記第一位置に移動するとき第一方向に移動しかつ前記第二位置に移動するとき反対の第二方向に移動するように構成された、請求項75に記載の患者支持体。 【請求項87】 フレームと、 前記フレームによって支持されるデッキと、 前記デッキによって支持されるマットレスと、 前記フレームの一部及び前記デッキの一部の少なくとも一方を移動するために第一位置と第二位置との間を移動するように構成されるアクチュエータと、 前記アクチュエータの前記第一位置への移動を起動する第一位置へ移動可能でありかつ前記アクチュエータの前記第二位置への移動を起動する第二位置へ移動可能である電動足操作制御装置とを含む、患者支持体。 【請求項88】 前記アクチュエータが、前記フレームの一部及び前記デッキの一部のうち少なくとも一方を移動させる構成の電気モーターを含む、請求項
    87に記載の患者支持体。 【請求項89】 前記電気モーターが、前記足操作制御装置が前記第一位置に移動するときに第一方向に回り、かつ前記足操作制御装置が前記第二位置に移動するときに反対の第二方向に回る、請求項88に記載の患者支持体。 【請求項90】 前記電動足操作制御装置が、第一位置と第二位置との間を移動可能な制御部材、及び前記制御部材の移動を検出するように構成されたセンサを含む、請求項87に記載の患者支持体。 【請求項91】 前記センサが前記制御部材の移動によって生じる場の変化を検出するように構成され、かつ場の変化の検出が前記アクチュエータの移動を生じる、請求項90に記載の患者支持体。 【請求項92】 前記電動足操作制御装置が、前記制御部材と一緒に移動するために前記制御部材に結合されるマグネットを含み、かつ前記センサが前記マグネットの移動によって生じる磁場の変化を検出するために配置された、請求項
    91に記載の患者支持体。 【請求項93】 前記足操作制御装置が回路盤を含み、かつ前記センサが前記回路盤に結合された、請求項90に記載の患者支持体。 【請求項94】 前記フレームの一部及び前記デッキの一部のうちの少なくとも一方を移動するために第一位置と第二位置との間を移動するように構成された別のアクチュエータを更に含み、前記電動足操作制御装置が、前記第一位置に移動するとき前記アクチュエータの前記第一位置への移動を起動し、かつ前記電動足操作制御装置が、前記第二位置に移動するとき前記アクチュエータの前記第二位置への移動を起動する、請求項87に記載の患者支持体。 【請求項95】 前記アクチュエータが、前記第一位置に移動するとき第一方向に移動しかつ前記第二方向に移動するとき反対の第二方向に移動するように構成された、請求項87に記載の患者支持体。 【請求項96】 フレームと、 前記フレームによって支持されるデッキと、 前記デッキによって支持されるマットレスと、 前記フレームの一部及び前記デッキの一部のうち少なくとも一方を移動するように構成されたアクチュエータと、 前記アクチュエータの移動を制御するように構成された制御装置であって、制御部材、及び前記制御部材の位置の変化に基づいて前記アクチュエータの動作を制御するために前記制御部材の位置の変化によって生じる場の変化を検出するように構成された磁場センサを含む、制御装置とを含む、患者支持体。 【請求項97】 前記磁場センサが、場の磁気特性の変化を検出するように構成された、請求項96に記載の患者支持体。 【請求項98】 前記磁場センサが前記制御部材から間隔を置いた、請求項
    96に記載の患者支持体。 【請求項99】 前記制御装置が、前記制御部材に結合されるマグネットを更に含み、かつ前記磁場センサが、前記制御部材の位置の変化によって生じるマグネットの位置の変化を検出するように構成された、請求項98に記載の患者支持体。 【請求項100】 前記制御部材が人の足によって作用するように配置されるペダルであり、かつ前記ペダルが、ピボット軸を中心に前記第一位置と第二位置との間を旋回するように配置された、請求項99に記載の患者支持体。 【請求項101】 前記ペダルが、人の足によって作用するにように位置決めされたペダル部を含み、かつ前記ピボット軸が前記ペダル部と前記マグネットとの間に配置された、請求項100に記載の患者支持体。 【請求項102】 前記制御装置が、前記フレームによって支持される回路盤を含み、前記磁場センサが前記回路盤に結合された、請求項100に記載の患者支持体。 【請求項103】 前記アクチュエータが、前記第一位置に移動するときに第一方向に移動しかつ前記第二位置に移動するときに反対の第二方向に移動するように構成された、請求項96に記載の患者支持体。 【請求項104】 フレームと、 前記フレームによって支持されるデッキと、 前記デッキによって支持されるマットレスと、 前記フレームの一部及び前記デッキの一部のうち少なくとも一方を移動するために第一位置と第二位置との間を移動するように構成された第一アクチュエータと、 前記フレームの一部及び前記デッキの一部のうち少なくとも一方を移動するために第一位置と第二位置との間を移動するように構成された第二アクチュエータと、 前記第一及び第二アクチュエータの前記第一位置への移動を制御するために第一位置に移動可能でありかつ前記第一及び第二アクチュエータの前記第二位置への移動を制御するために第二位置に移動可能である足操作制御装置とを含む、患者支持体。 【請求項105】 前記第一アクチュエータが、前記フレームの一部を移動するために配置され、かつ前記第二アクチュエータが前記フレームの他の一部の移動と同時に前記フレームの一部を移動するために配置された、請求項104に記載の患者支持体。 【請求項106】 前記フレームが、ベース・フレーム、及び前記ベース・
    フレームによって支持される中間フレームを含み、前記第一及び第二アクチュエータが前記ベース・フレームに対して前記中間フレームを移動するために配置された、請求項105に記載の患者支持体。 【請求項107】 前記フレームが、第一及び第二端を有するベース・フレーム及び第一及び第二端を有する中間フレームを含み、前記第一アクチュエータが、前記足操作制御装置が前記第一位置にあるとき前記ベース・フレームの前記第一端に対して前記中間フレームの前記第一端を移動するために配置され、かつ前記第二アクチュエータが、前記足操作制御装置が前記第一位置にあるとき前記ベース・フレームの前記第二端に対して前記中間フレームの前記第二端を移動するために配置された、請求項104に記載の患者支持体。 【請求項108】 前記第一アクチュエータが、前記足操作制御装置が第二位置にあるとき前記ベース・フレームの前記第一端に対して前記中間フレームの前記第一端を移動するために配置され、かつ前記第二アクチュエータが、前記足操作制御装置が前記第二位置にあるとき前記ベース・フレームの前記第二端に対して前記中間フレームの前記第二端を移動するために配置された、請求項107に記載の患者支持体。 【請求項109】 前記第一アクチュエータが、前記足操作制御装置が前記第一位置にあるときに前記ベース・フレームの前記第一端に向かって前記中間フレームの前記第一端を移動し、かつ前記第二アクチュエータが、前記足操作制御装置が前記第一位置にあるとき前記ベース・フレームの前記第一端に向かって前記中間フレームの前記第二端を移動する、請求項107に記載の患者支持体。 【請求項110】 前記第一及び第二アクチュエータが、前記第一位置に移動するとき第一方向に移動しかつ前記第二位置に移動するとき反対の第二方向に移動するように構成された、請求項104に記載の患者支持体。 【請求項111】 フレームと、 前記フレームを支持しかつ床上での前記フレームの移動を促進にするように構成された複数の車輪と、 前記フレームによって支持されるデッキと、 前記デッキによって支持されるマットレスと、 前記フレームの一部及び前記デッキの一部のうちの少なくとも一方を移動するように構成されたアクチュエータと、 前記アクチュエータの移動を制御するように構成された電動足操作制御装置とを含む、患者支持体。 【請求項112】 前記電動足操作制御装置が前記フレームによって支持された、請求項111に記載の患者支持体。 【請求項113】 前記フレームに結合されるハウジングを更に含み、前記電動足操作制御装置が前記ハウジングに結合された、請求項112に記載の患者支持体。 【請求項114】 前記ハウジングが床から間隔を置く位置で前記フレームによって支持された、請求項113に記載の患者支持体。 【請求項115】 床上に前記電動足操作制御装置を支持するために前記フレームに結合される第一ハウジング、前記アクチュエータの移動を制御するように構成された第二電動足操作制御装置、及び前記第一ハウジングから間隔を置く位置で前記フレームに結合される第二ハウジングを含み、前記第二ハウジングが前記第二電動足操作制御装置を支持している、請求項111に記載の患者支持体。 【請求項116】 前記第一及び第二ハウジングが固定位置で前記フレームに結合された、請求項115に記載の患者支持体。 【請求項117】 前記アクチュエータが第一位置と第二位置との間を移動するように構成され、かつ前記電動足操作制御装置が、前記アクチュエータの前記第一位置への移動を起動する第一位置に移動しかつ前記アクチュエータの前記第二位置への移動を起動する第二位置に移動するように構成された、請求項111
    に記載の患者支持体。 【請求項118】 前記アクチュエータが、前記第一位置に移動するときに第一方向に移動しかつ前記第二位置に移動するときに反対の第二方向に移動するように構成された、請求項117に記載の患者支持体。 【請求項119】 前記電動足操作制御装置が、前記第一位置と第二位置との間の第三位置に移動するように構成され、かつ前記電動足操作制御装置が、前記第三位置にあるとき前記アクチュエータ位置を維持するように構成された、請求項117に記載の患者支持体。 【請求項120】 フレームと、 前記フレームによって支持されるデッキと、 前記デッキによって支持されるマットレスと、 前記フレームの一部及び前記デッキの一部のうちの少なくとも一方を移動するように構成されたアクチュエータと、 前記フレームによって支持され前記アクチュエータの移動を制御するように構成された電動足操作制御装置とを含む、患者支持体。 【請求項121】 前記フレームに結合されるハウジングを更に含み、かつ前記電動足操作制御装置が前記ハウジングに結合された、請求項120に記載の患者支持体。 【請求項122】 前記患者支持体において、前記ハウジングが床から間隔を置く位置で前記フレームによって支持された、請求項121に記載の患者支持体。 【請求項123】 別の電動足操作制御装置を更に含み、前記ハウジングが少なくとも2つのキャビティを含み、かつ前記足操作制御装置の各々が前記キャビティの1つに配置された、請求項121に記載の患者支持体。 【請求項124】 フレーム上に前記電動足操作制御装置を支持するために前記フレームに結合される第一ハウジング、前記アクチュエータの移動を制御するように構成された第二電動足操作制御装置、及び前記第一ハウジングから間隔を置く位置で前記フレームに結合される第二ハウジングを更に含み、前記第二ハウジングが前記第二電動足操作制御装置を支持した、請求項120に記載の患者支持体。 【請求項125】 前記第一及び第二ハウジングが固定位置で前記フレームに結合された、請求項124に記載の患者支持体。 【請求項126】 前記アクチュエータが、第一位置と第二位置との間を移動するように構成され、前記電動足操作制御装置が、前記アクチュエータの前記第一位置への移動を起動する第一位置に移動しかつ前記アクチュエータの前記第二位置への移動を起動する第二位置に移動するように構成された、請求項120に記載の患者支持体。 【請求項127】 前記アクチュエータが、前記第一位置に移動するときに第一方向に移動しかつ前記第二位置に移動するときに反対の第二方向に移動するように構成された、請求項126に記載の患者支持体。 【請求項128】 前記電動足操作制御装置が、前記第一位置と第二位置との間の第三位置に移動するように構成され、かつ前記電動足操作制御装置が、前記アクチュエータ位置を維持するように構成された、請求項126に記載の患者支持体。 【請求項129】 フレームと、 前記フレームによって支持されるデッキと、 前記デッキによって支持されるマットレスと、 前記フレームの一部及び前記デッキの一部のうちの少なくとも一方を移動するために第一位置と第二位置との間を移動するように構成されたアクチュエータと、 前記第一位置と第二位置との間を移動するために前記アクチュエータに動力を供給するように構成された動力源と、 前記アクチュエータを前記第一位置に移動するために前記動力源から前記アクチュエータへの動力の供給を開始する第一位置に移動自在でありかつ前記アクチュエータを前記第二位置に移動するために前記動力源から前記アクチュエータへの動力の供給を開始する第二位置に移動自在である足操作制御装置とを含む、患者支持体。 【請求項130】 前記足操作制御装置が、人の足によって第一位置と第二位置との間を移動するために配置された制御部材、及び前記動力源から前記アクチュエータへの動力の供給を開始するために前記制御部材の位置の変化を検出するように構成されたセンサを含む、請求項129に記載の患者支持体。 【請求項131】 前記センサが前記制御部材から間隔を置いた、請求項13
    0に記載の患者支持体。 【請求項132】 前記アクチュエータがモーターを含み、前記動力源が、
    前記第一位置と第二位置との間でアクチュエータを移動するためにモーターに電力を供給する、請求項129に記載の患者支持体。 【請求項133】 前記モーターが、前記第一位置に前記アクチュエータを移動するために第一方向に移動し、かつ前記第二方向に前記アクチュエータを移動するために反対の第二方向に移動する、請求項132に記載の患者支持体。 【請求項134】 前記アクチュエータが、第一位置と第二位置との間で前記デッキの一部を移動するために前記デッキに結合された、請求項129に記載の患者支持体。 【請求項135】 前記フレームが、前記デッキを支持する中間フレーム及び前記中間フレームを支持するベース・フレームを含み、かつ前記アクチュエータが、前記ベース・フレームに対して前記中間フレームを移動するために配置された、請求項129に記載の患者支持体。 【請求項136】 床上に前記フレームを支持する複数の車輪を更に含む、
    請求項129に記載の患者支持体。 【請求項137】 フレームと、 前記フレームによって支持されるデッキと、 前記デッキによって支持されるマットレスであって、調整自在の長さを有するように構成された収縮自在の足部を含み、前記収縮自在の足部が発泡材部及びかかと圧力緩和部を含むマットレスとを含む、患者支持体。 【請求項138】 前記マットレスの前記収縮自在の足部の前記発泡材部がキャビティを含み、かつ前記かかと圧力緩和部が前記キャビティに配置された、
    請求項137に記載の患者支持体。 【請求項139】 前記マットレスの前記収縮自在の発泡材部が、上面、下面、前記上面に形成されて横切る方向に延びた複数のスロット、及び前記下面に形成されて横切る方向に延びた複数のスロットを含む、請求項137に記載の患者支持体。 【請求項140】 前記かかと圧力緩和部が、エア・ブラダー及び前記エア・ブラダーに結合される空気源を含む、請求項137に記載の患者支持体。 【請求項141】 前記空気源がコンプレッサである、請求項140に記載の患者支持体。 【請求項142】 前記空気源が第一位置と第二位置との間を移動するように構成された弁を含み、前記エア・ブラダーは、前記弁が前記第一位置であるときに第一圧力であり、かつ前記エア・ブラダーは、前記弁が前記第二位置のときにそれより低い第二圧力である、請求項140に記載の患者支持体。 【請求項143】 前記かかと圧力緩和部が前記発泡材部に結合された、請求項137に記載の患者支持体。 【請求項144】 前記マットレスがさらに頭部及び前記頭部及び足部に結合される座部を含み、かつ前記足部が、前記マットレスの前記足部の長さ調整時に前記頭部及び座部に対して移動するように構成された、請求項137に記載の患者支持体。 【請求項145】 患者を支持するように構成されたマットレスであって、 頭部と、 座部と、 収縮自在の足部とを含み、 前記頭部、座部及び足部が共働して患者休息面を形成し、前記収縮自在の足部が調整自在の長さを有し、前記収縮自在の足部が主本体及びかかと圧力緩和部を有し、前記主本体がかかと圧力緩和部を受ける寸法のキャビティを有する、マットレス。 【請求項146】 前記マットレスの前記足部の主本体が発泡材材で作られた、請求項145に記載のマットレス。 【請求項147】 前記主本体が、上面、下面、前記上面に形成されて横切る方向に延びた複数のスロット、及び前記下面に形成されて横切る方向に延びた複数のスロットを含む、請求項145に記載のマットレス。 【請求項148】 前記上面に形成された前記スロットが、前記下面に形成された前記スロットとの間で長手方向に配置された、請求項147に記載のマットレス。 【請求項149】 前記かかと圧力緩和部が、ブラダー及び前記ブラダーに結合される空気源を含む、請求項145に記載のマットレス。 【請求項150】 前記空気源がコンプレッサである、請求項149に記載のマットレス。 【請求項151】 前記空気源が、第一位置と第二位置との間を移動するように構成された弁を含み、前記ブラダーは、前記弁が前記第一位置にあるときに第一圧力であり、かつ前記ブラダーは、前記弁が前記第二位置にあるときにそれより低い第二圧力である、請求項149に記載のマットレス。 【請求項152】 前記足部が、前記足部の長さ調整時に前記頭部及び座部に対して移動するように構成された、請求項145に記載のマットレス。 【請求項153】 患者を支持するように構成されるマットレスであって、 頭部と、 座部と、 調整自在の長さを持つ足部とを含み、 前記頭部、座部及び足部が共働して調整自在の長さを有する患者休息面を形成し、かつ前記足部が調整自在の長さの発泡材部及び前記発泡材部の堅さより小さい堅さのかかと圧力緩和部を含む、マットレス。 【請求項154】 前記発泡材部がキャビティを含み、前記かかと圧力緩和部が前記キャビティに配置された、請求項153に記載のマットレス。 【請求項155】 前記発泡材部が、上面、下面、前記上面に形成されて横切る方向に延びた複数のスロット、及び前記下面に形成されて横切る方向に延びた複数のスロットを含む、請求項153に記載のマットレス。 【請求項156】 前記かかと圧力緩和部が、ブラダー及び前記ブラダーに結合される空気源を含む、請求項153に記載のマットレス。 【請求項157】 前記空気源がコンプレッサである、請求項156に記載のマットレス。 【請求項158】 前記空気源が、第一位置と第二位置との間を移動するように構成された弁を含み、前記ブラダーは、前記弁が前記第一位置にあるときに第一圧力であり、かつ前記ブラダーは、前記弁が前記第二位置にあるときにそれより低い第二圧力である、請求項156に記載のマットレス。 【請求項159】 前記足部が、前記足部の長さ調整時に前記頭部及び前記座部に対して移動するように構成された、請求項153に記載のマットレス。 【請求項160】 患者支持体上で患者を支持するための方法であって、 調整自在の長さ、発泡材によるふくらはぎ支持部及び発泡材によるふくらはぎ支持部より小さい堅さのかかと圧力緩和部を有する患者支持体を提供する工程と、 前記発泡材によるふくらはぎ支持部を患者のふくらはぎの下に配置し、前記かかと圧力緩和部を患者のかかとの下に配置するように前記患者支持体の長さを調整する工程とを含む、方法。 【請求項161】 前記かかと圧力緩和部がブラダーを含み、かつ 前記方法が、前記かかと圧力緩和部の硬度を下げるように前記ブラダーの圧力を調整する工程を更に含む、請求項160に記載の方法。 【請求項162】 前記発泡材によるふくらはぎ支持部が、前記調整工程時に狭くなる、横切る方向に延びた複数のスロットを含む、請求項160に記載の方法。 【請求項163】 前記発泡材ちよるふくらはぎ支持部の全長が前記調整工程時に中変化する、請求項160に記載の方法。 【請求項164】 前記かかと圧力緩和部の全幅が前記調整工程時に実質的一定に保たれる、請求項163に記載の方法。 【請求項165】 フレームと、 前記フレームによって支持されるデッキであって、前記フレームに対して移動するように構成された頭部及び調整自在の長さを有する足部を含む、デッキと、 前記デッキの前記頭部の位置に対応して前記足部の長さを変化させるように構成されたコントローラと、 前記デッキによって支持されるマットレスとを含み、 前記デッキの前記足部がその足部の長さの変化時に実質的水平を保つ、患者支持体。 【請求項166】 前記デッキの前記頭部が上昇位置と下降位置間を移動するように構成され、かつ前記コントローラが、前記足部の長さを前記デッキの前記頭部の位置に対応させるように構成された、請求項165に記載の患者支持体。 【請求項167】 前記コントローラが、前記デッキの前記頭部の上昇時に前記デッキの前記足部の長さを伸張させるように構成された、請求項166に記載の患者支持体。 【請求項168】 前記コントローラが、前記デッキの前記頭部の下降時に前記デッキの前記足部の長さを縮小させるように構成された、請求項166に記載の患者支持体。 【請求項169】 前記コントローラが、前記デッキの前記足部の長さを前記デッキの前記頭部の位置に同時に対応させるように構成された、請求項166に記載の患者支持体。 【請求項170】 前記コントローラが前記デッキの前記頭部の移動を検出するために配置されるセンサを含み、前記センサが、前記頭部の移動を検出すると前記足部の長さの調整を起動する信号を送る、請求項165に記載の患者支持体。 【請求項171】 前記コントローラは、前記頭部が上昇すると自動的に前記足部を伸ばすように構成されている、請求項165に記載の患者支持体。 【請求項172】 前記コントローラは、前記頭部が下降すると自動的に前記足部を収縮するように構成されている、請求項171に記載の患者支持体。 【請求項173】 前記マットレスが、前記デッキの頭部の上方に位置する頭部、及び前記デッキの前記足部の上方に位置する調整自在の長さの足部を含む、請求項165に記載の患者支持体。 【請求項174】 前記マットレスの前記足部が、前記デッキに対して第一位置で患者のかかとを支持するために第一圧力で作動しかつ前記デッキに対して第二位置で前記患者のかかとを支持するためにそれより低い第二圧力で作動するように構成されたかかと圧力緩和ブラダーを含む、請求項173に記載の患者支持体。 【請求項175】 前記マットレスの前記足部が、発泡材部、及び前記発泡材部の硬さより小さい硬さのかかと圧力緩和部を含む、請求項173に記載の患者支持体。 【請求項176】 前記発泡材部が、前記デッキの前記足部の長さと一緒に調整自在の長さを有する、請求項175に記載の患者支持体。 【請求項177】 前記発泡材部が、横方向に延びた複数のスロットを含む、請求項175に記載の患者支持体。 【請求項178】 フレームと、 前記フレームによって支持されるデッキであって、頭部及び足部を含み、前記頭部が前記フレームに対して上下動するように構成された、デッキと、 前記デッキによって支持されるマットレスであって、前記デッキの前記頭部の上方に位置する頭部、及び前記デッキの前記足部の上方に位置する調整自在の長さの足部を有し、前記マットレスの前記足部の長さが、前記デッキの前記頭部の上昇に対応して長さを増大するように構成された、マットレスとを含む、患者支持体。 【請求項179】 前記デッキの前記頭部が上昇するとき前記マットレスの前記足部の長さを増大するように構成されたコントローラを更に含む、請求項17
    8に記載の患者支持体。 【請求項180】 前記コントローラが、前記フレームに対して前記頭部の位置を検出するように構成されたセンサを含む、請求項178に記載の患者支持体。 【請求項181】 前記マットレスの前記足部の長さが、前記頭部の下降に伴い縮小する、請求項178に記載の患者支持体。 【請求項182】 前記マットレスの前記足部の長さが、前記マットレスの前記頭部の位置に同時に対応する、請求項178に記載の患者支持体。 【請求項183】 前記マットレスの前記頭部の移動を検出するために配置されるセンサを更に含み、前記センサが、前記頭部の移動を検出すると前記マットレスの前記足部の長さの調整を起動する信号を送る、請求項178に記載の患者支持体。 【請求項184】 前記マットレスの前記足部が、前記マットレスの前記頭部が上昇すると自動的に伸張する、請求項178に記載の患者支持体。 【請求項185】 前記マットレスの前記足部が、前記マットレスの前記頭部が下降すると自動的に収縮する、請求項184に記載の患者支持体。 【請求項186】 前記マットレスの前記足部が、前記デッキに対して第一位置で患者のかかとを支持するために第一圧力で作動しかつ前記デッキに対して第二位置で患者のかかとを支持するためにそれより低い第二圧力で作動するように構成されたかかと圧力緩和ブラダーを含む、請求項178に記載の患者支持体。 【請求項187】 前記マットレスの前記足部が発泡材部及びブラダーを含む、請求項178に記載の患者支持体。 【請求項188】 前記マットレスの前記足部が横切る方向に延びた複数のスロットを有する発泡材部を含む、請求項178に記載の患者支持体。 【請求項189】 前記発泡材部が、前記発泡材部から患者の足が離れるのを阻止する隆起周縁を含む、請求項188に記載の患者支持体。 【請求項190】 フレームと、 前記フレームによって支持されるデッキであって、頭部、座部及び足部を含み、前記頭部が、前記フレームに対して上下動するように構成されたデッキと、 前記デッキによって支持されるマットレスであって、前記デッキの前記頭部の上方に位置する頭部、及びかかと圧力緩和部を有する足部を有し、前記かかと圧力緩和部位置が前記フレームに対して前記頭部の位置に対応したマットレスとを含む、患者支持体。 【請求項191】 前記かかと圧力緩和部は、前記デッキの前記頭部が上昇するときに前記座部から離れるように移動する、請求項190に記載の患者支持体。 【請求項192】 前記かかと圧力緩和部が、患者のかかとに対する表面圧力を減少する与圧体を含む、請求項190に記載の患者支持体。 【請求項193】 前記与圧体が、前記頭部が上昇するにつれ前記デッキの前記座部から離れるように移動する、請求項192に記載の患者支持体。 【請求項194】 前記与圧体が単一エア・ブラダーによって形成された、
    請求項192に記載の患者支持体。 【請求項195】 患者のかかと圧力除去を維持する方法であって、 フレーム、前記フレームによって支持され足部及び前記フレームに対して第一位置と第二位置との間を移動可能な頭部を有するデッキ、及び前記デッキの前記足部の上方に位置する足部及び前記デッキの前記頭部の上方に位置する頭部を有し、前記足部が患者のかかとに対する表面圧力を減少するように構成されたかかと圧力緩和部を有するマットレスを含む患者支持体を提供する工程と、 前記マットレスの前記かかと圧力緩和部の位置を患者のかかとの下に維持するために、前記かかと圧力緩和部の位置を前記デッキの前記頭部の位置に対応させる工程とを含む、方法。 【請求項196】 前記対応させる工程がコントローラによって実施される、請求項195に記載の方法。 【請求項197】 前記デッキの前記足部が、前記対応する工程時に調整される長さを有する、請求項195に記載の方法。 【請求項198】 前記デッキの前記足部の長さが、前記マットレスの前記かかと圧力緩和部の位置を前記デッキの前記頭部の位置と対応させるために、前記デッキの前記頭部の上昇時に増大する、請求項197に記載の方法。 【請求項199】 前記デッキの前記足部の長さが、前記マットレスの前記かかと圧力緩和部の位置を前記デッキの前記頭部の位置と対応させるために、前記デッキの前記頭部の下降時に減少する、請求項198に記載の方法。 【請求項200】 前記足部の長さが、前記フレームに対して前記頭部の位置の変化に伴い自動的に調整される、請求項197に記載の方法。 【請求項201】 前記かかと圧力緩和部が与圧体を含み、前記与圧体が前記対応する工程時に移動する、請求項195に記載の方法。 【請求項202】 フレームと、 前記フレームの上方に配置されるマットレスと、 人が前記マットレスから脱出するのを阻止するために配置されるバリアであって、非不透明材で作られたバリアとを含む、患者支持体。 【請求項203】 前記バリアを照明するために非不透明材で作られた前記バリアに光を導入するために配置される光源を更に含む、請求項202に記載の患者支持体。 【請求項204】 前記バリアがサイドレールである、請求項202に記載の患者支持体。 【請求項205】 前記バリアがヘッドボードである、請求項202に記載の患者支持体。 【請求項206】 フレームと、 前記フレームの上方に配置されるマットレスと、 第一位置から第二位置に移動するように構成されたレール部材を含むサイドレールとを含み、 レール部材が前記マットレスに対面する内面及び前記マットレスの反対側に対面する外面を有し、前記サイドレールが前記第一位置に前記レール部材を保持するように構成された保持器、及び前記第一位置からの前記サイドレールの移動を可能にするように構成された患者アクセス可能解除装置を含み、前記患者アクセス可能解除装置がマットレス上で通常位置に居る人にアクセス自在である、患者支持体。 【請求項207】 フレームと、 前記フレームの上方に配置されるマットレスと、 第一位置から第二位置に移動するように構成されたレール部材、前記第一位置に前記レール部材を保持するように構成される保持器、前記第一位置からの前記サイドレールの移動を可能にするように構成される解除装置、及び前記第一位置からの前記レール部材の移動を前記解除装置が可能にするのを防止するように構成されたロックを含むサイドレールとを含む、患者支持体。 【請求項208】 フレームと、 前記フレームの上方に配置されるマットレスと、 第一位置から第二位置に移動するように構成されたレール部材、前記第一位置に前記レール部材を保持するように構成された保持器、前記第一位置からの前記サイドレールの移動を可能にするように構成された第一解除装置、及び前記第一位置からの前記サイドレールの移動を可能にするように構成された第二解除装置を含むサイドレールとを含む、患者支持体。 【請求項209】 フレームと、 前記フレームの上方に配置されるマットレスと、 前記マットレス上に居る人が脱出するのを阻止する第一位置から第二位置に移動するように構成されたレール部材、及び前記マットレス上に居る人の腕を支えるために配置されるアームレストを含むサイドレールとを含む、患者支持体。 【請求項210】 フレームと、 前記フレームの上方に配置されるマットレスと、 前記マットレス上に居る人が脱出するのを阻止する第一位置から第二位置に移動するように構成されたレール部材、及び容器を支持するように構成される容器ホルダを含むサイドレールとを含む、患者支持体。 【請求項211】 フレームと、 前記フレームの上方に配置されるマットレスと、 患者が前記マットレスから脱出するのを阻止するために配置されるバリアと、 前記バリアに結合するように構成された無線コントローラであって、前記患者支持体の機能を制御するように構成された無線コントローラとを含む、患者支持体。 【請求項212】 フレームと、 前記フレームの上方に配置されるマットレスと、 患者が前記マットレスから脱出するのを阻止するために配置される第一サイドレールであって、第一端及び前記第一端から間隔を置く第二端を含む第一サイドレールと、 患者が前記マットレスから脱出するのを阻止するために配置される第二サイドレールとを含み、 前記第一サイドレールは前記第二サイドレールに対して第一位置と第二位置との間を移動するように構成され、前記第二サイドレールが、前記第二位置にあるとき前記第一サイドレールの前記第一端を受けることのできる凹部を有する上縁を含む、患者支持体。 【請求項213】 フレームと、 前記フレームの上方に配置されるマットレスであって、前記マットレスが実質的水平面を形成しているマットレスと、 前記マットレスの第一側から患者が脱出するのを阻止するために配置される第一サイドレールであって、前記マットレスに向かって内方に傾斜して前記マットレスによって形成される前記水平面と鋭角を形成するように構成された第一サイドレールと、 前記マットレスの第二側から患者が脱出するのを阻止するために配置される第二サイドレールであって、前記マットレスに向かって内方に傾斜して前記マットレスによって形成される水平面とある角度を形成するように構成された第二サイドレールとを含む、患者支持体。 【請求項214】 フレームと、 前記フレームの上方に配置されるマットレスと、 前記マットレス上に居る患者が脱出するのを阻止するために配置されるバリアと、 患者のCPR治療を促進するために前記マットレス上に居る患者の下に配置可能であるように構成されたCPRパネルと、 前記バリアに隣接する前記CPRパネルの下隅を保持するために配置されるCPRパネル保持部材とを含む、患者支持体。 【請求項215】 フレームと、 前記フレームの上方に配置されるマットレスと、 前記マットレス上に居る患者が脱出するのを阻止するために配置されるバリアとを含み、 前記バリアが、周辺フレーム部材及び前記周辺フレーム部材に結合されるスクリーンを含み、前記周辺フレーム部材が開口部を形成し、前記スクリーンが、前記周辺フレーム部材を摺動可能に受ける寸法の通路を形成する管状スリーブ及び前記周辺フレーム部材によって形成される前記開口部を横切って延びるために前記スリーブに結合されるパネルを含む、患者支持体。 【請求項216】 フレームと、 前記フレームによって支持されるマットレスと、 前記フレームによって支持されるフットボードと、 前記フレームによって支持されるヘッドボードと、 前記ヘッドボードと前記フットボードのうちの少なくとも一方に枢軸旋回可能に結合されるコントローラとを含む、患者支持体。 【請求項217】 フレームと、 前記フレームによって支持されるマットレスと、 前記フレームによって支持されるフットボードと、 前記フレームによって支持されるヘッドボードとを含み、 前記ヘッドボード及びフットボードのうち少なくとも一方が、患者が前記マットレスから脱出するのを阻止する常態では垂直のブロッキング位置及び前記マットレス上方に位置する水平テーブル位置から移動可能である、患者支持体。 【請求項218】 フレームと、 前記フレームによって支持されるマットレスと、 前記フレームによって支持されるフットボードと、 前記フレームによって支持されるヘッドボードと、 前記フレームによって支持されるサイドレールと、 前記フットボード及びヘッドボードのうち少なくとも一方と前記サイドレール間に形成される隙間から患者が脱出するのを阻止するために前記フットボード及びヘッドボードのうちの少なくとも一方に結合される隙間充填材とを含む、患者支持体。 【請求項219】 フレームと、 前記フレームによって支持されるデッキであって、デッキ上部、及び前記デッキの中央に長手方向のくぼみを形成するために前記デッキ上部から間隔を置くように傾斜したデッキ側壁によって前記デッキ上部に結合されるデッキ下部を含み、前記デッキ下部が前記デッキを横切って延びてデッキ下部支持面を提供するデッキと、 前記デッキによって支持されるマットレスとを含む、患者支持体。 【請求項220】 フレームと、 前記フレームによって支持されるデッキであって、足部、前記フレームに対して第一位置と第二位置との間を移動するように前記フレームに枢軸旋回可能に結合される背部、及び第一及び第二位置との間を移動するように前記背部に軸旋回可能に結合される頭部を含むデッキと、 前記背部及び頭部の移動を制御するように構成される機構であって、前記背部が前記第一位置から前記第二位置に移動するときに前記頭部が前記背部と共に実質的水平を保つ第一位置と、前記背部が前記第一位置から前記第二位置に移動するときに前記頭部が前記背部に対して傾斜する第二位置との間を移動するように構成された機構とを含む、患者支持体。 【請求項221】 フレームと、 前記フレームによって支持されるデッキであって、第一位置と第二位置との間を移動するように前記フレームに枢軸旋回可能に結合される座部、及び第一位置と第二位置との間を移動するように前記座部に枢軸旋回可能に結合される足部を含むデッキと、 前記座部に対して足部の移動を制御するように構成された機構であって、前記座部が前記第一位置から前記第二位置に移動するときに前記足部が実質的水平を保つ第一位置と、前記座部が前記第一位置から前記第二位置に移動するときに前記足部が実質的水平から外れる第二位置との間を移動するように構成された機構とを含む、患者支持体。 【請求項222】 フレームと、 前記フレームによって支持され、かつ1対の離隔した側壁、及び前記側壁間に延びる支持部材を含むデッキと、 前記支持部材によって支持されるマットレスとを含み、 前記支持部材が、患者がマットレス上に居るとき撓むるようにするために前記側壁の少なくとも一方に対して移動するように構成された、患者支持体。 【請求項223】 フレームと、 前記フレームによって支持され、ヘッド端及び前記ヘッド端から間隔を置くフット端を含むデッキと、 前記デッキによって支持されるマットレスと、 前記デッキの前記ヘッド端に結合される少なくとも1つのハンドグリップとを含む、患者支持体。 【請求項224】 ベース・フレーム、中間フレーム、及び前記ベース・フレーム上に前記中間フレームを支持するように構成される複数のリフト・アームを含むフレームであって、前記複数のリフト・アームが前記ベース・フレームに配置される複数のローラーによって前記ベース・フレームに摺動可能に結合されるフレームと、 前記ベース・フレームの移動を促進するために前記ベース・フレームに結合される複数の車輪と、 前記複数の車輪の同時制御を促進するために前記ベース・フレームに配置される車輪制御リンクとを含む、患者支持体。 【請求項225】 ベース・フレーム、中間フレーム、及び前記ベース・フレームに対して前記中間フレームを移動するように構成された複数のリフト・アームを含むフレームと、 前記中間フレームによって支持されるデッキと、 前記ベース・フレームに結合されるヘッドボードと、 前記中間フレームによって支持されるフットボードとを含む、患者支持体。 【請求項226】 前記フットボードが前記デッキに結合された、請求項22
    5に記載の患者支持体。 【請求項227】 長軸を有するフレームと、 前記フレームによって支持されるデッキと、 前記デッキによって支持されるマットレスと、 第一長手方向の位置で前記フレームのヘッド端を支持するために配置される第一車輪、 第二長手方向の位置で前記患者支持体のフット端を支持するために配置される第二車輪と、 第三長手方向の位置で前記フレームによって支持されるペダルとを含み、 前記ペダルが、前記第一及び第二車輪のうちの少なくとも一方を制御するように構成され、前記第一長手方向の位置が前記第二長手方向の位置と第三位置との間に位置した、患者支持体。 【請求項228】 ベース・フレーム、中間フレーム、及び前記ベース・フレーム上に前記中間フレームを支持しかつ前記ベース・フレームに対して第一位置と第二位置との間の前記中間フレームの移動を可能にするように構成された複数のリフト・アームを有するフレームと、 前記中間フレームによって支持されるデッキと、 前記ベース・フレームによって支持される囲い板であって、前記中間フレームが前記第一位置と第二位置との間を移動するときに前記患者支持体の少なくとも
    1つの他の構成要素の開口部における移動を可能にするように構成された少なくとも1つの開口部をその中に含む囲い板とを含む、患者支持体。 【請求項229】 フレームと、 前記フレームによって支持されるマットレスと、 前記フレームによって支持されるバリアであって、前記マットレス上に居る患者が脱出するのを阻止する上昇位置と下降位置との間を移動するように構成され、かつ前記上昇位置と下降位置との間を移動するときに長軸に沿って移動するように構成されたバリアとを含む、患者支持体。 【請求項230】 フレームと、 前記フレームによって支持されるマットレスと、 患者が前記マットレスから脱出するのを阻止するために配置される第一バリアであって、その中に第一ポケットが形成された第一バリアと、 患者が前記マットレスから脱出するのを阻止するために配置される第二バリアであって、その中に第二ポケットが形成された第二バリアと、 前記第一バリアの前記第一ポケットに取り外し自在に受けられかつ前記第二バリアの前記第二ポケットに取り外し自在に受けられるように構成されたコントローラとを含む、患者支持体。 【請求項231】 前記患者支持体が、前記第一及び第二ポケットに取り外し自在に受けられるように構成されたコントローラ・マウントを更に含み、 前記コントローラが前記コントローラ・マウントに結合された、請求項230に記載の患者支持体。 【請求項232】 フレームと、 前記フレームによって支持されるマットレスと、 キー制御ボタン及び複数の入力制御ボタンを含むコントローラとを含み、 前記複数の入力制御ボタンの各々が、前記患者支持体の1つの機能を制御するために使用者の指令を受けるように構成され、前記キー制御ボタンが、前記患者支持体の機能を制御するために前記複数の入力制御ボタンを使用可能及び使用不能にするように構成された、患者支持体。 【請求項233】 長軸を有するフレームと、 前記フレームによって支持されるデッキと、 前記デッキによって支持されるマットレスと、 第一長手方向の位置で前記フレームのヘッド端を支持するために配置される第一対の車輪と、 第二長手方向の位置で前記患者支持体のフット端を支持するために配置される第二対の車輪とを含み、 前記第一及び第二対の車輪の各々が、前記第一及び第二車輪の回転または旋回のうちの少なくとも1つを阻止するように構成されたブロッキング装置を含み、
    かつ 前記第一及び第二対の車輪の前記ブロッキング装置の動作を調整するように構成された複数の伝達リンクと、 前記第一及び第二長手方向の位置から長手方向に間隔を置く第三長手方向の位置に配置されるロッドであって、前記複数の伝達リンクのうちの少なくとも2つの間で横切る方向に延びてその移動を調整するロッドとを含む、患者支持体。 【請求項234】 患者支持体に使用するためのマットレスであって、 長軸を有する患者支持面と、 前記患者支持面が実質的平坦である第一位置と、患者支持面においてその長軸にクラウンを形成する第二位置との間を移動するように構成されたクラウン形成ブラダーとを含む、マットレス。 【請求項235】 患者支持体に使用するためのマットレスであって、 患者支持面と、 前記患者支持面に実質的に堅い支持を与えるために、第一堅さを有する第一位置と第一堅さより大きい第二堅さを有する第二位置との間を移動するように構成された複数の気泡を含む堅固化ブラダーとを含む、マットレス。 【請求項236】 患者支持体に使用するためのマットレスであって、 患者支持面及び内部領域を形成するカバーと、 前記患者支持面に振動を与えるために前記カバーに配置される振動モーターとを含む、マットレス。 【請求項237】 患者支持体に使用するためのマットレスであって、 頭部と、 座部と、 足部とを含み、 前記頭部、座部及び足部が共働して患者支持面を形成し、前記頭部、座部及び足部のうちの少なくとも1つが、患者が前記患者支持面から離れるのを阻止するように構成された柵を含む、マットレス。 【請求項238】 内部領域を形成するカバーを更に含み、かつ前記頭部、
    座部及び足部が前記内部領域に位置した、請求項237に記載のマットレス。 【請求項239】 前記足部が前記柵を含む、請求項237に記載のマットレス。 【請求項240】 患者支持体のマットレスに使用するための圧力システムにおいて、 前記マットレスがブラダーを含み、 前記圧力システムが、 圧力源と、 前記マットレスの前記ブラダー内の流体圧力を所定範囲に維持するように構成された圧力調節器と、 前記ブラダー内の流体圧力が所定範囲を下回るとき前記圧力源から前記ブラダーに流体を送りかつ前記流体圧力が所定範囲を上回るとき前記ブラダーから流体を除去するように構成された導管とを含む、圧力システム。 【請求項241】 患者支持体用のフレームであって、 ベース・フレームと、 中間フレームと、 前記ベース・フレーム上に前記中間フレームを支持しかつ前記ベース・フレームに対して第一位置と第二位置との間の前記中間フレームの移動を可能にするように構成された少なくとも3本のリフト・アームとを含み、 前記リフト・アームの各々が、前記ベース・フレームに結合される第一リンク、前記中間フレームに結合される第二リンク、前記第一及び第二リンクに枢軸旋回可能に結合される第三リンク、及び前記第一及び第二リンクに枢軸旋回可能に結合される第四リンクを含む、フレーム。 【請求項242】 患者支持体用のフレームであって、 ベース・フレームと、 中間フレームと、 前記ベース・フレーム上に前記中間フレームを支持しかつ前記ベース・フレームに対して第一位置と第二位置との間の前記中間フレームの移動を可能にするように構成された複数のリフト・アームとを含み、 前記リフト・アームの各々が第一及び第二リンクを含み、前記第一リンクが前記ベース・フレームに枢軸旋回可能に結合されかつ前記中間フレームに枢軸旋回可能に結合され、前記第二リンクが前記第一リンクに枢軸旋回可能に結合されかつ前記ベース・フレーム及び中間フレームのうちの少なくとも一方に枢軸旋回可能に結合された、フレーム。 【請求項243】 患者支持体用のフレームであって、 ベース・フレームと、 中間フレームと、 前記ベース・フレーム上に前記中間フレームを支持しかつ前記ベース・フレームに対して第一位置と第二位置との間の前記中間フレームの移動を可能にするように構成された少なくとも1本のリフト・アームとを含み、 前記ベース・フレーム及び中間フレームのうちの少なくとも一方が、前記ベース・フレーム及び中間フレームのうちの少なくとも一方の他方のフレームに入れ子状に収まるように構成された、フレーム。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】 【0001】 [発明の背景及び要約] 本出願は、1999年12月29日に提出された米国仮出願第60/173,428号、及び1997
    年9月23日に提出された米国仮出願第60/059,772号の優先権を主張する1998年7月
    22日に提出された米国実用新案出願第09/120,125号「収縮自在の足部を有する病院用ベッド」の利益を主張する。 上記3つの出願の開示は、参照により本出願に明白に組み込まれる。 1998年9月23日に提出されたPCT出願第PCT/US98/20002号「
    収縮自在の足部を有する病院用ベッド」(Allenその他)、本出願と一緒に提出された米国実用新案出願番号未知「病院用ベッド」(Osborneその他)、本出願と一緒に提出された米国実用新案出願番号未知「収縮自在の足部を有するマットレス」(Wellingその他)、及び本出願と一緒に提出された米国実用新案出願番号未知「ベッド用の足制御装置」(Osborneその他)の開示は、参照により本出願に明白に組み込まれる。 【0002】 本発明は、病院用ベッドに関するものである。 更に詳細には、本発明は、関節式デッキ、デッキ・リフトシステム及びサイドレールを有する病院ベッドに関する。 【0003】 病院用ベッド及びその他の患者支持体は既知である。 一般に、この種の患者支持体は、患者または治療、回復または休息を求めるその他の者のために支持面を提供するために使用される。 この種の多くの患者支持体は、フレーム、フレームによって支持されるデッキ及びマットレスを含む。 マットレスは、一般に支持面を提供する。 【0004】 本発明に従えば、患者支持体が提供される。 この患者支持体は、フレーム、フレームによって支持されるマットレス、患者がマットレスから脱出するのを阻止するために配置されるバリア、及びコントローラを含む。 バリアは、間隔を置いて配置される第一及び第二レールを含み、コントローラは第一及び第二レールに沿って摺動するように配置される。 【0005】 本発明の別の実施形態に従えば、フレーム、フレームによって支持されるマットレス、患者がマットレスから脱出するのを阻止するために配置されるバリア、
    及びコントローラを含む、患者支持体が提供される。 バリアは、共働して開口部を形成する上面および下面を含む。 コントローラは、バリアに開口部を形成する下面に沿って摺動するように配置される。 【0006】 本発明の別の実施形態に従えば、フレーム、フレームによって支持されるマットレス、患者がマットレスから脱出するのを阻止するために配置されるバリア、
    及びコントローラを含む、患者支持体が提供される。 バリアは曲線開口部を含み、コントローラはバリアに沿って移動するように曲線開口部に配置される。 【0007】 本発明の別の実施形態に従えば、フレーム、フレームによって支持されるマットレス、患者がマットレスから脱出するのを阻止するために配置されるバリア、
    及びコントローラを含む、患者支持体が提供される。 バリアはバリアに開口部を形成する面を含む。 コントローラはハウジング及びハウジングに結合される保持器を含む。 保持器は、ハウジングをバリアに取り外し可能もしくは取り外し自在に結合するためにバリアの表面に接触するように構成される。 【0008】 本発明の別の実施形態に従えば、フレーム、フレームによって支持されるマットレス、患者がマットレスから脱出するのを阻止するために配置されるバリア、
    及びコントローラを含む、患者支持体が提供される。 コントローラはバリアに取り外し可能に結合され、バリアから間隔を置く第一位置からバリアに結合される第二位置に移動可能もしくは移動自在である。 コントローラは、コントローラをバリアに結合するために第一位置から第二位置までの平要素を有する通路に沿って移動可能もしくは移動自在である。 コントローラは、第二位置にあるときにバリアに沿って移動可能である。 【0009】 本発明の別の実施形態に従えば、フレーム及びフレームによって支持されるマットレスを含む患者支持体が提供される。 マットレスは、第一側及び第一側から横切る方向に間隔を置く第二側を有する。 この患者支持体は、さらに、患者がマットレスの第一側から脱出するのを阻止するために配置される第一バリア、患者がマットレスの第二側から脱出するのを阻止するために配置される第二バリア、
    及びコントローラを含む。 第一バリアには第一開口部が形成され、第二バリアには第二開口部が形成される。 コントローラは、第一バリアの第一開口部に取り外し自在に受けられかつ第二バリアの第二開口部に取り外し自在に受けられるように構成される。 【0010】 本発明の別の実施形態に従えば、フレーム、フレームによって支持されるマットレス、患者がマットレスから脱出するのを阻止するために配置されるバリア、
    及びコントローラを含む、患者支持体が提供される。 バリアは長軸を有する。 バリアは、長手要素及び横切る要素を有する通路でバリアに沿ってコントローラを移動させるように構成されるガイドを含む。 【0011】 本発明の別の実施形態に従えば、フレーム、フレームによって支持されるマットレス、患者がマットレスから脱出するのを阻止するために間隔を置いて配置される1対のバリア、及びバリアに取り外し可能に結合されるコントローラを含む、患者支持体が提供される。 コントローラは、ハウジング、ハウジングに結合されるコード及びコードに結合される第一コネクタを含む。 患者支持体は、さらに、フレームによって支持される第二コネクタを含む。 第一コネクタは、第二コネクタに結合するように構成されて、第一コネクタが第二コネクタに結合されるときに第一及び第二コネクタを介してコントローラの通信手段となる。 この患者支持体は、さらに、フレームによって支持される第三コネクタを含む。 第一コネクタは、第三コネクタに結合するように構成されて、第一コネクタが第三コネクタに結合されるときに第一及び第三コネクタを介してコントローラの通信手段となる。 【0012】 本発明の別の実施形態に従えば、ベース・フレーム及びベース・フレームに対して第一位置と第二位置との間を移動するように構成される中間フレームを有するフレーム、中間フレームに結合されるデッキ、及びデッキによって支持されるマットレスを含む、患者支持体が提供される。 デッキは、中間フレームに対して第一位置と第二位置との間を移動するように構成される少なくとも1つのデッキ部を含む。 この患者支持体は、さらに、ベース・フレームに対して中間フレームをまた中間フレームに対してデッキ部を移動するために第一位置と第二位置との間を移動するように構成される複数のアクチュエータ、及びフレームによって支持される複数の電動足操作制御装置を含む。 複数の足操作制御装置の各々は、複数のアクチュエータのうち少なくとも1つの第一位置への移動を制御するために第一位置に移動可能もしくは移動自在であり、かつ複数のアクチュエータのうち少なくとも1つの第二位置への移動を制御するために第二位置に移動可能もしくは移動自在である。 【0013】 本発明の別の実施形態に従えば、フレーム、フレームによって支持されるデッキ、デッキによって支持されるマットレス、及びフレームの一部及びデッキの一部のうち少なくとも一方を移動するために第一位置と第二位置との間を移動するように構成されるアクチュエータを含む、患者支持体が提供される。 この患者支持体は、さらに、アクチュエータの第一位置への移動を起動する第一位置及びアクチュエータの第二位置への移動を起動する第二位置に移動可能である電動足操作制御装置を含む。 【0014】 本発明の別の実施形態に従えば、フレーム、フレームによって支持されるデッキ、デッキによって支持されるマットレス、及びフレームの一部及びデッキの一部のうち少なくとも一方を移動するように構成されるアクチュエータを含む、患者支持体が提供される。 この患者支持体は、さらに、アクチュエータの移動を制御するように構成される制御装置を含む。 制御装置は、制御部材、及び制御部材位置の変化に基づいてアクチュエータの動作を制御するために制御部材の位置の変化によって生じる場の変化を検出するように構成される磁場センサを含む。 【0015】 本発明の別の実施形態に従えば、フレーム、フレームによって支持されるデッキ、デッキによって支持されるマットレス、フレームの一部及びデッキの一部のうち少なくとも一方を移動するために第一位置と第二位置との間を移動するように構成される第一アクチュエータ、及びフレームの一部及びデッキの一部のうち少なくとも一方を移動するために第一位置と第二位置との間を移動するように構成される第二アクチュエータを含む、患者支持体が提供される。 この患者支持体は、さらに、第一及び第二アクチュエータの第一位置への移動を制御するために第一位置に移動可能でありかつ第一及び第二アクチュエータの第二位置への移動を制御するために第二位置に移動可能である足操作制御装置を含む。 【0016】 本発明の別の実施形態に従えば、フレーム、フレームを支持しかつ床上でのフレームの移動を促進するように構成される複数の車輪、フレームによって支持されるデッキ、デッキによって支持されるマットレス、及びフレームの一部及びデッキの一部のうち少なくとも一方を移動するように構成されるアクチュエータを含む、患者支持体が提供される。 この患者支持体は、さらに、アクチュエータの移動を制御するように構成される電動足操作制御装置を含む。 【0017】 本発明の別の実施形態に従えば、フレーム、フレームによって支持されるデッキ、デッキによって支持されるマットレス、及びフレームの一部及びデッキの一部のうち少なくとも一方を移動するように構成されるアクチュエータを含む、患者支持体が提供される。 この患者支持体は、さらに、フレームによって支持されアクチュエータの移動を制御するように構成される電動足操作制御装置を含む。 【0018】 本発明の別の実施形態に従えば、フレーム、フレームによって支持されるデッキ、デッキによって支持されるマットレス、フレームの一部及びデッキの一部のうち少なくとも一方を移動するために第一位置と第二位置との間を移動するように構成されるアクチュエータ、及び第一位置と第二位置との間を移動するためにアクチュエータに電を供給するように構成される動力源を含む、患者支持体が提供される。 この患者支持体は、さらに、アクチュエータを第一位置に移動するために動力源からアクチュエータへの動力供給源を開始する第一位置に移動可能でありかつアクチュエータを第二位置に移動するために動力源からアクチュエータへの動力供給源を開始する第二位置に移動可能である足操作制御装置を含む。 【0019】 本発明の別の実施形態に従えば、フレーム、フレームによって支持されるデッキ、及びデッキによって支持されるマットレスを含む、患者支持体が提供される。 マットレスは、調整自在の長さを持つように構成される収縮自在の足部を含む。 収縮自在の足部は、発泡材部及びかかと圧力緩和部を含む。 【0020】 本発明の別の実施形態に従えば、マットレスが提供される。 このマットレスは、頭部、座部、及び収縮自在の足部を含む。 頭部、座部及び足部は、共働して患者休息面を形成する。 収縮自在の足部は、調整自在の長さ、本体及びかかと圧力緩和部を有する。 本体は、かかと圧力緩和部を受ける寸法のキャビティを有する。 【0021】 本発明の別の実施形態に従えば、マットレスが提供される。 このマットレスは、頭部、座部及び足部を含む。 足部は調整自在の長さを有する。 頭部、座部及び足部は、共働して調整自在の長さを有する患者休息面を形成する。 足部は、調整自在の長さの発泡材部及び発泡材部の硬さより小さい硬さのかかと圧力緩和部を含む。 【0022】 本発明の別の実施形態に従えば、患者を支持するための方法が提供される。 この方法は、患者支持体を提供する工程を含む。 患者支持体は調整自在の長さ、発泡材によるふくらはぎ支持部、及び発泡材によるふくらはぎ支持部の硬さより小さい硬さのかかと圧力緩和部を有する。 この方法は、さらに、発泡材によるふくらはぎ支持部を患者のふくらはぎの下に配置しかつかかと圧力緩和部を患者のかかとの下に配置するように患者支持体の長さを調整する工程を含む。 【0023】 本発明の別の実施形態に従えば、フレーム、フレームによって支持されるデッキ、デッキによって支持されるマットレス、及びコントローラを含む、患者支持体が提供される。 デッキは、フレームに対して移動するように構成される頭部及び調整自在の長さを有する足部を含む。 コントローラは、デッキの頭部の位置に対応するように足部の長さを変化するように構成される。 デッキの足部は、足部の長さが変化する間実質的水平に保たれる。 【0024】 本発明の別の実施形態に従えば、フレーム、フレームによって支持されるデッキ、及びデッキによって支持されるマットレスを含む、患者支持体が提供される。 デッキは頭部及び足部を含む。 頭部はフレームに対して上下動するように構成される。 マットレスはデッキの頭部の上方に位置する頭部、及びデッキの足部の上方に位置する調整自在の長さの足部を有する。 マットレスの足部の長さは、デッキの頭部の上昇に対応して長さを増すように構成される。 【0025】 本発明の別の実施形態に従えば、フレーム、フレームによって支持されるデッキ、及びデッキによって支持されるマットレスを含む、患者支持体が提供される。 デッキは頭部、座部及び足部を含む。 頭部はフレームに対して上下動するように構成される。 マットレスは、デッキの頭部の上方に位置する頭部、及びかかと圧力緩和部を有する足部を有する。 かかと圧力緩和部の位置は、フレームに対する頭部の位置に対応する。 【0026】 本発明の別の実施形態に従えば、患者のかかと圧力緩和を維持する方法が提供される。 この方法は、患者支持体を提供する工程を含む。 患者支持体は、フレーム、フレームによって支持されかつ足部及びフレームに対して第一位置と第二位置との間で移動可能な頭部を有するデッキ、及びデッキの足部の上方に位置する足部及びデッキの頭部の上方に位置する頭部を有するマットレスを含む。 足部は、患者のかかと上への表面圧力を減少するように構成されるかかと圧力緩和部を有する。 この方法は、さらに、かかと圧力緩和部の位置を患者のかかとの下に維持するためにマットレスのかかと圧力緩和部位置をデッキの頭部位置に対応させる工程を含む。 【0027】 本発明の別の実施形態に従えば、別の患者支持体が提供される。 この患者支持体は、フレーム、フレームの上方に配置されるマットレス、及び人がマットレスから脱出するのを阻止するために配置されるバリアを含む。 バリアは非不透明材で作られる。 【0028】 本発明の別の実施形態に従えば、別の患者支持体が提供される。 この患者支持体は、フレーム、フレームの上方に配置されるマットレス、及び人がマットレスから脱出するのを阻止するために配置されるバリアを含む。 バリアは非不透明材で作られる。 この患者支持体は、さらに、バリアを照明するために光を非不透明材で作られるバリアへ透過するように配置される光源を含む。 【0029】 本発明の別の実施形態に従えば、別の患者支持体が提供される。 この患者支持体は、フレーム、フレームの上方に配置されるマットレス、及び人がマットレスから脱出するのを阻止するために配置されるサイドレールを含む。 サイドレールは非不透明材で作られる。 【0030】 本発明の別の実施形態に従えば、別の患者支持体が提供される。 この患者支持体は、フレーム、フレームの上方に配置されるマットレス、及び人がマットレスから脱出するのを阻止するために配置される少なくとも1つのヘッドボード及びフットボードを含む。 この少なくとも1つのヘッドボード及びフットボードは非不透明材で作られる。 【0031】 本発明の別の実施形態に従えば、別の患者支持体が提供される。 この患者支持体は、フレーム、フレームの上方に配置されるマットレス、及びサイドレールを含む。 サイドレールは、第一位置から第二位置に移動するように構成されるレール部材を含む。 レール部材は、マットレスに対面する内側及びマットレスと反対側に対面する外側を有する。 サイドレールは、さらに、レール部材を第一位置に保持するように構成される保持器及び第一位置からのサイドレールの移動を可能にするように構成される患者アクセス可能解除装置を含む。 患者アクセス可能解除装置は、マットレス上の通常位置もしくは正常位置に居る人にアクセス自在である。 【0032】 本発明の別の実施形態に従えば、別の患者支持体が提供される。 この患者支持体は、フレーム、フレームの上方に配置されるマットレス、及びサイドレールを含む。 サイドレールは、第一位置から第二位置に移動するように構成されるレール部材、第一位置でレール部材を保持するように構成される保持器、第一位置からのレール部材の移動を可能にするように構成される解除装置、及び解除装置がレール部材の第一位置からの移動を可能にするのを防止するように構成されるロックを含む。 【0033】 本発明の別の実施形態に従えば、別の患者支持体が提供される。 この患者支持体は、フレーム、フレームの上方に配置されるマットレス、及び第一位置から第二位置に移動するように構成されるレール部材を含むサイドレールを含む。 この患者支持体は、さらに、レール部材を第一位置に保持するように構成される保持器、第一位置からのサイドレールの移動を可能にするように構成される第一解除装置、及び第一位置からのサイドレールの移動を可能にするように構成される第二解除装置を含む。 【0034】 本発明の別の実施形態に従えば、別の患者支持体が提供される。 この患者支持体は、フレーム、フレームの上方に配置されるマットレス、及びサイドレールを含む。 サイドレールは、マットレス上に居る人が脱出するのを阻止する第一位置から第二位置に移動するように構成されるレール部材、及びマットレス上に居る人の腕を支えるために配置されるアームレストを含む。 【0035】 本発明の別の実施形態に従えば、別の患者支持体が提供される。 この患者支持体は、フレーム、フレームの上方に配置されるマットレス、及びサイドレールを含む。 サイドレールは、マットレス上に居る人が脱出するのを阻止する第一位置から第二位置に移動するように構成されるレール部材、及び容器を支持するように構成される容器ホルダを含む。 【0036】 本発明の別の実施形態に従えば、別の患者支持体が提供される。 この患者支持体は、フレーム、フレームの上方に配置されるマットレス、患者がマットレスから脱出するのを阻止するために配置されるバリア、及びバリアに結合するように構成される無線コントローラを含む。 無線コントローラは、患者支持体の機能を制御するように構成される。 【0037】 本発明の別の実施形態に従えば、別の患者支持体が提供される。 この患者支持体は、フレーム、フレームの上方に配置されるマットレス、及び患者がマットレスから脱出するのを阻止するために配置される第一サイドレールを含む。 第一サイドレールは、第一端、及び第一端から間隔を置く第二端を含む。 この患者支持体は、さらに、患者がマットレスから脱出するのを阻止するために配置される第二サイドレールを含む。 第一サイドレールは第二サイドレールに対して第一位置と第二位置との間を移動するように構成される。 第二サイドレールは、第一サイドレールが第二位置にあるとき第一サイドレールの第一端を受けるように配置された凹部を有する上縁を含む。 【0038】 本発明の別の実施形態に従えば、別の患者支持体が提供される。 この患者支持体は、フレーム、フレームの上方に配置されるマットレス、第一サイドレール及び第二サイドレールを含む。 マットレスは実質的水平の面を形成する。 第一サイドレールは、患者がマットレスの第一側から脱出するのを阻止するために配置される。 第一サイドレールは、マットレスに向かって内方に傾動して、マットレスによって形成される水平面と鋭を形成するように構成される。 第二サイドレールは、患者がマットレスの第二側から脱出するのを阻止するために配置される。
    第二サイドレールは、マットレスに向かって内方へ傾動して、マットレスによって形成される水平面とある角度を形成するように構成される。 【0039】 本発明の別の実施形態に従えば、別の患者支持体が提供される。 この患者支持体は、フレーム、フレームの上方に配置されるマットレス、マットレス上に居る患者が脱出するのを阻止するために配置されるバリア、及び患者へのCPR処置を促進するためにマットレス上に居る患者の下に配置できるように構成されるCPR
    パネルを含む。 この患者支持体は、さらに、バリアに隣接するCPRパネルの下隅を保持するために配置されるCPRパネル保持部材を含む。 【0040】 本発明の別の実施形態に従えば、別の患者支持体が提供される。 この患者支持体は、フレーム、フレームの上方に配置されるマットレス、及びマットレス上に居る患者が脱出するのを阻止するために配置されるバリアを含む。 バリアは、周辺フレーム部材及び周辺フレーム部材に結合されるスクリーンを含む。 周辺フレーム部材は開口部を形成する。 スクリーンは、周辺フレーム部材を摺動可能に受ける寸法の通路を形成する管状スリーブ、及び周辺フレーム部材によって形成される開口部を横切って延びるようにスリーブに結合されるパネルを含む。 【0041】 本発明の別の実施形態に従えば、別の患者支持体が提供される。 この患者支持体は、フレーム、フレームによって支持されるマットレス、フレームによって支持されるフットボード、フレームによって支持されるヘッドボード、及びヘッドボード及びフットボードのうち少なくとも一方に枢軸旋回可能に結合されるコントローラを含む。 【0042】 本発明の別の実施形態に従えば、別の患者支持体が提供される。 この患者支持体は、フレーム、フレームによって支持されるマットレス、フレームによって支持されるフットボード、及びフレームによって支持されるヘッドボードを含む。
    ヘッドボード及びフットボードのうち少なくとも一方は、患者がマットレスから脱出するのを阻止する常態では垂直のブロッキング位置及びマットレスの上方に位置する水平テーブル位置から取り外し可能である。 【0043】 本発明の別の実施形態に従えば、別の患者支持体が提供される。 この患者支持体は、フレーム、フレームによって支持されるマットレス、フレームによって支持されるフットボード、及びフレームによって支持されるヘッドボードを含む。
    この患者支持体は、さらに、フットボード及びヘッドボードのうち少なくとも一方とサイドレールとの間に形成される隙間から患者が脱出するのを阻止するために前記フットボード及びヘッドボードのうちの少なくとも一方に結合される隙間充填材を含む。 【0044】 本発明の別の実施形態に従えば、別の患者支持体が提供される。 この患者支持体は、フレーム、フレームによって支持されるデッキ、及びフレームによって支持されるマットレスを含む。 デッキは、デッキ上部、及びデッキ傾斜側壁によってデッキ上部に結合されるデッキ下部を含み、デッキ下部はデッキ上部から間隔を置いて配置されて、デッキ中央に長手方向のくぼみを形成する。 デッキ下部は、デッキを横切って延びてデッキ下部支持面を提供する。 【0045】 本発明の別の実施形態に従えば、別の患者支持体が提供される。 この患者支持体は、フレーム、及びフレームによって支持されるデッキを含む。 デッキは、足部、フレームに対して第一位置と第二位置との間を移動するようにフレームに枢軸旋回可能に結合される背部、及び第一位置と第二位置との間を移動するように背部に枢軸旋回可能に結合される頭部を含む。 この患者支持体は、さらに、背部及び頭部の移動を制御する構成の機構を含む。 この機構は、背部が第一位置から第二位置に移動するとき頭部が背部と共に実質的水平を維持する第一位置と、背部が第一位置から第二位置に移動するとき頭部が背部に対して傾斜する第二位置との間を移動するように構成される。 【0046】 本発明の別の実施形態に従えば、別の患者支持体が提供される。 この患者支持体は、フレーム、及びフレームによって支持されるデッキを含む。 デッキは、第一位置と第二位置との間を移動するようにフレームに枢軸旋回可能に結合される座部、及び第一位置と第二位置との間を移動するように座部に枢軸旋回可能に結合される足部を含む。 この患者支持体は、さらに、座部に対して足部の移動を制御する構成の機構を含む。 この機構は、座部が第一位置から第二位置に移動するときに足部が実質的水平を保つ第一位置と、座部が第一位置から第二位置に移動するときに足部が実質的水平から外れる第二位置との間を移動するように構成される。 【0047】 本発明の別の実施形態に従えば、別の患者支持体が提供される。 この患者支持体は、フレーム、フレームによって支持されるデッキ、及びデッキの支持部材によって支持されるマットレスを含む。 デッキは、間隔を置いて配置される1対の側壁及び側壁間に延びる支持部材を含む。 支持部材は、患者がマットレス上に居るときに側壁を撓ませるように側壁の少なくとも一方に対して移動するように構成される。 【0048】 本発明の別の実施形態に従えば、別の患者支持体が提供される。 この患者支持体は、フレーム、フレームによって支持されるデッキ、及びデッキによって支持されるマットレスを含む。 デッキは、ヘッド端及びヘッド端から間隔を置くフット端を有する。 この患者支持体は、さらに、デッキのヘッド端に結合される少なくとも1つのハンドグリップを含む。 【0049】 本発明の別の実施形態に従えば、別の患者支持体が提供される。 この患者支持体は、フレーム、及びフレームによって支持されるデッキを含む。 デッキは、フレームに対して移動するように構成される複数のデッキ部を含む。 この患者支持体は、さらに、複数のデッキ部のうち少なくとも二つの部の間に形成される隙間に配置されるスピル・ガードを含む。 【0050】 本発明の別の実施形態に従えば、別の患者支持体が提供される。 この患者支持体は、ベース・フレーム、中間フレーム及びベース・フレーム上で中間フレームを支持するように構成される複数のリフト・アームを有するフレームを含む。 複数のリフト・アームは、ベース・フレームに配置される複数のローラーによってベース・フレームに摺動可能に結合される。 この患者支持体は、さらに、ベース・フレームの移動を促進するためにベース・フレームに結合される複数の車輪、
    及び複数の車輪の同時制御を促進するためにベース・フレームに配置される車輪制御リンクを含む。 【0051】 本発明の別の実施形態に従えば、別の患者支持体が提供される。 この患者支持体は、ベース・フレーム、中間フレーム及びベース・フレームに対して中間フレームを移動させるように構成される複数のリフト・アームを有するフレームを含む。 この患者支持体は、さらに、中間フレームによって支持されるデッキ、ベース・フレームに結合されるヘッドボード、及び中間フレームによって支持されるフットボードを含む。 【0052】 本発明の別の実施形態に従えば、別の患者支持体が提供される。 この患者支持体は、ベース・フレーム、中間フレーム及びベース・フレームに対して中間フレームを移動させるように構成される複数のリフト・アームを有するフレームを含む。 この患者支持体は、さらに、中間フレームによって支持されるデッキ、ベース・フレームに結合されるヘッドボード、及びデッキに結合されるフットボードを含む。 【0053】 本発明の別の実施形態に従えば、別の患者支持体が提供される。 この患者支持体は、長軸を有するフレーム、フレームによって支持されるデッキ、デッキによって支持されるマットレス、第一長手方向位置(場所)でフレームのヘッド端を支持するために配置される第一車輪、第二長手方向位置(場所)で患者支持体のフット端を支持するために配置される第二車輪、及び第三長手方向位置(場所)
    でフレームによって支持されるペダルを含む。 ペダルは、第一及び第二車輪の少なくとも一方を制御するように構成される。 第一長手方向位置は、第二長手方向位置と第三長手方向位置との間に位置する。 【0054】 本発明の別の実施形態に従えば、別の患者支持体が提供される。 この患者支持体は、ベース・フレーム、中間フレーム及びベース・フレーム上に中間フレームを支持しかつベース・フレームに対して第一位置と第二位置との間で中間フレームの移動を可能にするように構成される複数のリフト・アームを有するフレーム、及び中間フレームによって支持されるデッキを含む。 この患者支持体は、さらに、ベース・フレームによって支持される囲い板を含む。 囲い板は、中間フレームが第一位置と第二位置との間を移動するときに開口部内での患者支持体の少なくとも1つの他の構成要素の移動を可能にするように構成される少なくとも1つの開口部を含む。 【0055】 本発明の別の実施形態に従えば、別の患者支持体が提供される。 この患者支持体は、フレーム、フレームによって支持されるマットレス、及びフレームによって支持されるバリアを含む。 バリアは、マットレス上に居る人が脱出するのを阻止する起立位置もしくは上昇位置と下降位置との間を移動するように構成される。 バリアは、上昇位置と下降位置の間を移動するとき長軸に沿って移動するように構成される。 【0056】 本発明の別の実施形態に従えば、別の患者支持体が提供される。 この患者支持体は、フレーム、フレームによって支持されるマットレス、患者がマットレスから脱出するのを阻止するために配置される第一バリア、及び患者がマットレスから脱出するのを阻止するために配置される第二バリアを含む。 第一バリアには第一ポケットが形成される。 第二バリアには第二ポケットが形成される。 この患者支持体は、さらに、第一バリアの第二ポケットに取り外し自在に受けられかつ第二バリアの第二ポケットに取り外し自在に受けられるように構成されるコントローラを含む。 【0057】 本発明の別の実施形態に従えば、別の患者支持体が提供される。 この患者支持体は、フレーム、フレームによって支持されるマットレス、患者がマットレスから脱出するのを阻止するために配置される第一バリア、及び患者がマットレスから脱出するのを阻止するために配置される第二バリアを含む。 第一バリアには第一ポケットが形成される。 第二バリアには第二ポケットが形成される。 この患者支持体は、さらに、第一バリアの第一ポケットに取り外し自在に受けられかつ第二バリアの第二ポケットに取り外し自在に受けられるように構成されるコントローラを含む。 この患者支持体は、また、第一及び第二ポケットに取り外し自在に受けられるように構成されるコントローラ・マウントを含み、コントローラはコントローラ・マウントに結合される。 【0058】 本発明の別の実施形態に従えば、別の患者支持体が提供される。 この患者支持体は、フレーム、フレームによって支持されるマットレス、及びコントローラを含む。 コントローラは、キー制御ボタン及び複数の入力制御ボタンを含む。 複数の入力制御ボタンの各々は、患者支持体の1つの機能を制御するために使用者の指令を受けるように構成される。 キー制御ボタンは、患者支持体の機能を制御するために複数の入力制御ボタンを使用可能及び使用不能にするように構成される。 【0059】 本発明の別の実施形態に従えば、別の患者支持体が提供される。 この患者支持体は、長軸を有するフレーム、フレームによって支持されるデッキ、デッキによって支持されるマットレス、第一長手方向の位置(場所)でフレームのヘッド端を支持するために配置される第一対の車輪、及び第二長手方向の位置(場所)で患者支持体のフット端を支持するために配置される第二対の車輪を含む。 第一及び第二対の車輪は各々、第一及び第二車輪の回転または旋回の少なくとも1つを阻止するように構成されるブロッキング装置を含む。 この患者支持体は、さらに、第一及び第二対の車輪のブロッキング装置の動作を調整するように構成される複数の伝達リンク、及び第一及び第二長手方向の位置から長手方向に間隔を置く第三長手方向の位置(場所)に配置されるロッドを含む。 ロッドは、その動きを調整するために複数の伝達リンクのうち少なくとも2つの間で横切る方向に延びる。 【0060】 本発明に従えば、患者支持体に使用するためのマットレスが提供される。 このマットレスは、長軸を有する患者支持面を含む。 このマットレスは、さらに、患者支持面が実質的平坦である第一位置と患者支持面においてその長軸に位置するクラウンを形成する第二位置との間を移動するように構成されるクラウン形成ブラダーを含む。 【0061】 本発明の別の実施形態に従えば、患者支持体に使用するための別のマットレスが提供される。 このマットレスは患者支持面を含む。 このマットレスは、さらに、患者支持面に実質的堅固な支持を与えるために、第一堅さを有する第一位置と第一堅さより大きい第二堅さを有する第二位置との間を移動するように構成される複数の気泡(cells)を含む堅固化ブラダーを含む。 【0062】 本発明の別の実施形態に従えば、患者支持体に使用するための別のマットレスが提供される。 このマットレスは、患者支持面及び内部領域を形成するカバーを含む。 このマットレスは、さらに、患者支持面に振動を与えるためにカバーの中に配置される振動モーターを含む。 【0063】 本発明の別の実施形態に従えば、患者支持体に使用するための別のマットレスが提供される。 このマットレスは頭部、座部及び足部を含む。 これらの頭部、座部及び足部は、共働して患者支持面を形成する。 頭部、座部及び足部のうち少なくとも1つは、患者が患者支持面の外に移動するのを阻止するように構成される柵を含む。 【0064】 本発明の別の実施形態に従えば、患者支持体に使用するための別のマットレスが提供される。 このマットレスは頭部、座部及び足部を含む。 頭部、座部及び足部は共働して患者支持面を形成する。 頭部、座部及び足部のうち少なくとも1つは、患者が患者支持面の外に移動するのを阻止するように構成される柵を含む。
    患者支持体は、さらに、内部領域を形成するカバーを含み、頭部、座部及び足部は内部領域に配置される。 【0065】 本発明の別の実施形態に従えば、患者支持体に使用するための別のマットレスが提供される。 このマットレスは頭部、座部及び足部を含む。 頭部、座部及び足部は共働して患者支持面を形成する。 足部は、患者が患者支持面の外に移動するのを阻止するように構成される柵を含む。 【0066】 本発明の別の実施形態に従えば、患者支持体に使用するための別のマットレスが提供される。 このマットレスはブラダーを含む。 この圧力システムは、圧力源及びマットレスのブラダー内の流体圧力を所定範囲に維持するように構成される圧力調節器を含む。 圧力システムは、さらに、ブラダー内の流体圧力が所定範囲を下回る場合には圧力源からブラダーに流体を送り、流体圧力が所定範囲を上回る場合にはブラダーから流体を取り除くように構成される導管を含む。 【0067】 本発明の別の実施形態に従えば、患者支持体用のフレームが提供される。 このフレームは、ベース・フレーム、中間フレーム、及びベース・フレーム上で中間フレームを支持しかつベース・フレームに対して第一位置と第二位置との間の中間フレームの移動を可能にするように構成される少なくとも3本のリフト・アームを含む。 リフト・アームは各々、ベース・フレームに結合される第一リンク、
    中間フレームに結合される第二リンク、第一及び第二リンクに枢軸旋回可能に結合される第三リンク、及び第一及び第二リンクに枢軸旋回可能に結合される第四リンクを含む。 【0068】 本発明の別の実施形態に従えば、患者支持体用の別のフレームが提供される。
    このフレームは、ベース・フレーム、中間フレーム、及びベース・フレーム上で中間フレームを支持しかつベース・フレームに対して第一位置と第二位置との間の中間フレームの移動を可能にするように構成される複数のリフト・アームを含む。 リフト・アームは各々、第一リンク及び第二リンクを含み、第一リンクはベース・フレームに枢軸旋回可能に結合されかつ中間ベースに枢軸旋回可能に結合される。 第二リンクは第一リンクに枢軸旋回可能に結合されかつベース・フレーム及び中間フレームのうち少なくとも一方に軸旋回可能に結合される。 【0069】 本発明の別の実施形態に従えば、患者支持体用の別のフレームが提供される。
    このフレームは、ベース・フレーム、中間フレーム、及びベース・フレーム上で中間フレームを支持しベース・フレームに対して第一位置と第二位置との間の中間フレームの移動を可能にするように構成される少なくとも1本のリフト・アームを含む。 ベース・フレーム及び中間フレームのうちの少なくとも一方は、ベース・フレーム及び中間フレームのうちの少なくとも一方の他のフレーム中に入れ子状に収まるように構成される。 【0070】 本発明の付加的特徴は、現在本発明を実施するのに最良と思われるモードを例示する以下の望ましい実施形態の詳細な説明を検討すれば当業者には明らかになるだろう。 【0071】 詳細な説明は、特に、添付図面を参照して説明する。 【0072】 図面の詳細な説明図1に示されているように、床の上に位置づけされたフレーム12,フレーム12に結合されたデッキ14,デッキ14上に位置づけされたマットレス13,
    フレーム12に結合されたヘッドボード16,デッキ14に結合されたフットボード18そしてフレーム12に結合された一対の分割サイドレール20,21を含む病院用ベッド10が提供されている。 フレーム12は、床に対してデッキを昇降させ、かつトレンデレンブルグ位置及び逆トレンデレンブルグ位置までデッキ14を移動させるように構成されている。 【0073】 図1に示されているように、ヘッドボードつまり第一バリア16は、フレーム12に結合された湾曲したベース30及びベース30に取外し可能な形で結合された中央パネル34を含む。 ベース30は、介護設備を中心として病院用ベッド10を容易に押して動かすために一対のハンドル48を含む。 【0074】 必要な場合、介護人は中央パネル34をベース30から取り外し、患者にCP
    R治療を行う上で自らの一助となるよう患者の胴体下に中央パネル34を位置づける。 中央パネル34が取外し可能であることから、CPR処置の間、介護人はかかる措置をより容易に行うことができるように病院用ベッド10のヘッド端から患者に近づくこともできる。 【0075】 中央パネル34は、本体部36,本体部36に結合されてその間に開口部42
    を構成しているハンドル部38、及びベース30と嵌合しかつその間で摺動運動を提供するように構成された一対の舌部44を含む。 中央パネル34の好ましい実施形態は、介護人がヘッドボード16を介して病院用ベッド10上に位置づけされた患者を見ることができるようにアクリル又は透明ポリエチレン(PETG
    )で作られている。 本開示の他の実施形態によれば、中央パネルは、可視光が透過できるように透明、半透明又は不透明でない特性をもつ当業者に既知の他の材料で作られる。 本開示のもう1つの他の実施形態によれば、中央パネルの一部又は全体は、不透明材料で作られている。 図2に示されているように、ベース30
    は、中央パネル34がベース30に対し摺動自在に結合されるように、中央パネル34の舌部44を収容すべく構成された一対の溝46を含むように形成されている。 【0076】 図1及び3に示されているように、フレーム12は、矩形の下部フレーム部材又はベース・フレーム32,病院用ベッド10を介護設備を中心にして転がし動かすことができるようにベース・フレーム32に結合された複数のキャスタ50
    ,矩形の上部フレーム又は中間フレーム52,それらの間の相対的運動を可能にするために中間フレーム52とベース・フレーム32に結合されたリンク機構システム54,及びリンク機構システム54を作動させかつベース・フレーム32
    に対して上部部材52を移動させるために動力を供給するアクチュエータシステム56を含む。 リンク機構システム54は、中間フレーム52のヘッド端53に枢軸旋回自在に結合されベース・フレーム32に摺動自在に結合された一対のヘッドリンク58,中間フレーム52のフット端55に枢軸旋回自在に結合されベース・フレーム32に摺動自在に結合された一対のフットリンク60及びそれぞれのフットリンク60に枢軸旋回自在に結合された一対のガイドリンク62及び固定されたピボット点でベース・フレーム32に枢軸旋回自在に結合された一対のガイドリンク62を含む。 【0077】 図3及び4に示されているように、リンク機構システム54はさらに、中空ベース・フレーム32内に載っているローラ59及び、ローラー59をヘッド及びフットリンク58,60の下端部に回転自在に結合するべくベース・フレーム3
    2の内部側壁内に形成された細長いスロット70を介して延びるピン61を含む。 ローラ59は、ベース・フレーム32内のヘッドリンクとフットリンク58,
    60の摺動運動を容易にするためにヘッドリンク及びフットリンク58,60とベース・フレーム32の間に平滑な転がり運動を提供するべくベース・フレーム32の下部壁63の上に載っている。 【0078】 病院用ベッド10はさらに、図4に示されているように、ローラ59に隣接して中空ベース・フレーム32へ延びるキャスターブレーキリンク65を含むキャスタ制動システムを含む。 キャスタ制動システムは各キャスタ50を相互接続してキャスタ50の同時制動を提供する。 キャスタ50を同時に制動するために、
    介護人がフットブレーキペダル63の1つを踏むとキャスタ制動システムはキャスタ50が転がらないようロックする。 本開示のキャスタ制動システムに類似したキャスタ制動システムは、本書に参考として特に含まれる「キャスタ及び制動システム」の名称でMobley 他により1999年3月5日に出願された米国特許出願第09/263,039号の中でさらに詳しく開示されている。 【0079】 ガイドリンク62は、フットリンク60と中間フレーム52との間のピボット点が水平方向に移動することなく垂直方向に移動すべく抑制されるように、フットリンク60の動きを制限している。 この制限により、中間フレーム52の昇降時にベース・フレーム32に対して中間フレーム52が水平方向に移動することが防止される。 この抑制された運動により、中間フレーム52は、上下の位置間を円弧を描いて移動することが妨げられ、そのため片付けに追加の病室を必要とすることなく中間フレーム52を昇降させることができる。 【0080】 ガイドリンク62が制限機能を達成するために、ガイドリンク62のピボット点49,51間の距離はフットリンク60の上端部のピボット点45とローラー59の軸47との間の距離の半分であること、そして、各ガイドリンク62は、
    それぞれのフットリンク60の上端部のピボット点45と付随するローラ59の軸47との間の距離の半分であるピボット点51においてそれぞれのフットリンク60に枢軸旋回自在に結合されていることが理解されるであろう。 かくして、
    各ガイドリンク62の上部ピボット点51と各ガイドリンク62の下部ピボット点49との間の距離は、各フットリンク60の上部ピボット点46と各ガイドリンク62の上部ピボット点51との間の距離に等しい。 このリンク幾何形状の結果として、フットリンク60の上部ピボット点45は、フレーム部材32に対するフレーム部材52の昇降時にガイドリンク62の下部ピボット点49と垂直方向に整列した状態に維持される。 【0081】 アクチュエータシステム56が、中間フレーム52の昇降に必要な力及び動力を提供する。 アクチュエータシステム56は、ヘッドリンク58及び中間フレーム52に結合されたヘッドリンクアクチュエータ64及びフットリンク60及び中間フレーム52に結合されたフットリンクアクチュエータ66を含む。 アクチュエータ64は、各ヘッドリンク58間に延びかつその各々にしっかりと結合されたクロスストラット(図示せず)にしっかりと結合されている伸張リンク75
    を介してヘッドリンク58に結合されている。 同様に、アクチュエータ66は、
    各フットリンク60間に延びその各々にしっかりと結合されたクロスストラット(図示せず)にしっかりと結合されている伸張リンク77を介してフットリンク60に結合されている。 ヘッドリンク58に結合されたクロスストラットは、それらの同時運動を調和させ、一方フットリンク60に結合されたクロスストラットは、それらの同時運動を調和させる。 【0082】 アクチュエータ64,66は、中間フレーム52のヘッド端及びフット端53
    ,55が昇降するように中間フレーム52に対してヘッドリンク及びフットリンク58,60の角位置を調整できる伸張自在な長さをもつ。 各アクチュエータ6
    4,66は好ましくは、シリンダ本体67,シリンダロッド69及び、シリンダ本体67に対してシリンダロッド69を伸張させ引込ませるように作動するモーター71を有する電動リニアアクチュエータである。 シリンダロッド69は各々それぞれの旋回リンク75,77に枢軸旋回自在に結合され、モーター71は各々、例えば図3に示されているように中間フレーム52に含まれるブラケット7
    9に枢軸旋回自在に結合されている。 【0083】 ヘッドリンク及びフットリンクアクチュエータ64,66が同時に作動し、かくして一方のアクチュエータ66,64が引込んでいる間に他方のアクチュエータ64,66が伸張する場合、中間フレーム52は、それが水平方向位置に維持されかつベース・フレーム32に対して外向き又は内方へ「揺動」しないようにベース・フレーム32から離れるように上昇するか又はベース・フレームに向かって下降する。 ヘッドリンクアクチュエータ64が作動しかつフットリンクアクチュエータ66が定常長さに維持される場合、中間フレーム52は、図5に示されているようなトレンデレンブルグ位置まで移動し、かくして中間フレーム52
    のヘッド端53は下降して、中間フレーム52のフット端55はわずかに上昇することになる。 フットリンクアクチュエータ66が起動しかつヘッドリンクアクチュエータ64が定常長に維持される場合、中間フレーム52は、逆トレンデレンブルグ位置まで移動し、かくして中間フレーム52のフット端55は下降し中間フレーム52のヘッド端53は図6に示されているようにわずかに上昇することになる。 【0084】 図3及び5に示されているように、デッキ14は、ヘッドリンク及びフットリンクの両方のアクチュエータ64,66を起動させることによって下降する。 フットリンクアクチュエータ66の長さが増大するにつれて、フットリンク60と中間フレーム52との間の角度は縮小し、中間フレーム52のフット端55は下降する。 ヘッドリンクアクチュエータ64の長さが縮小するにつれて、ヘッドリンク58と中間フレーム52との間の角度は増大し、例えば図5に示されているように、中間フレーム52のヘッド端53は下降する。 フットリンクアクチュエータ66の長さが増大し続けヘッドリンクアクチュエータ64の長さが縮小し続けるにつれて、中間フレーム52は、図5に示されているように(破線)、上方位置から下方位置まで降下し続ける。 ヘッドリンク及びフットリンクアクチュエータ64,66が実質的に同じ割合でその各々の長さを増減することから、中間フレーム52は、図3に示されている上方位置から図5に破線で示されている下方位置(破線)まで移動する間、実質的に水平方向にとどまる。 上部フレーム5
    2を上方位置に戻すには、各アクチュエータ64,66が図3に示されているような当初の長さに戻るまで、リンクアクチュエータ64を伸張すると同時にフットリンクアクチュエータ66を短縮する。 【0085】 リンク機構システム54及びアクチュエータシステム56は同様に共働して、
    図6に示されているようなトレンデレンブルグ位置まで中間フレーム52を移動させる。 中間フレーム52をトレンデレンブルグ位置まで移動させるため、ヘッドリンクアクチュエータ64は、中間フレーム52とヘッドリンク58との間の角度が増大するようにその長さを縮小させる。 中間フレーム52のヘッド端53
    は下降し、フットリンクアクチュエータ66の長さは実質的一定にとどまって中間フレーム52の回転の中心であるピボット点を提供する。 中間フレーム52が回転するにつれて、そのフット端55は図6に示されているようにわずかに上昇する。 中間フレーム52を上部水平方向位置に再度位置づけするためには、ヘッドリンクアクチュエータ64の長さを、その以前の長さに戻るまで増大させる。 【0086】 アクチュエータシステム56及びリンク機構システム54も同様に共働して中間フレーム52を図7に示されているような逆トレンデレンブルグ位置に位置づけする。 中間フレーム52を逆トレンデレンブルグ位置に移動させるには、フットリンク60と中間フレーム52の間の角度が縮小して中間フレーム52のフット端55が下降するようにフットリンクアクチュエータ66の長さを増大させる。 ヘッドリンクアクチュエータ64の全長は中間フレーム52がヘッドリンク5
    8を中心として旋回するように実質的に一定を維持する。 中間フレーム52が旋回するにつれて、中間フレーム52のヘッド端53は、中間フレーム52のフット端55が下降するのでわずかに上昇する。 上部水平位置に上部フレーム52を再度位置づけするためには、フットリンクアクチュエータ66の長さを、その以前の長さに戻るまで縮小させる。 【0087】 病院用ベッド10は、さらに、フットリンク60の下端部と係合するよう、ベース・フレーム32の内部壁に結合された2つのダンパー72を含む。 ダンパー72は、下部及び逆トレンデレンブルグ位置から中間フレーム52及びデッキ1
    4を上昇させる上で一助となる。 中間フレーム52のフット端55の下降中、ダンパー72は、フットリンク60の動きに抵抗し、中間フレーム52のフット端の下降の結果として位置エネルギーを貯える。 例えば、図5に示されているように、フットリンク60がスロット70に沿って移動するにつれて、ダンパー72
    は、位置エネルギーが貯えられるように圧縮される。 中間フレーム52が図5に示されているような下方位置から図3に示されているような上方位置まで移動するにつれて、ダンパー72は、中間フレーム52のフット端55を上方位置まで上昇させる方向にフットリンク60の下端部を押すことにより、中間フレーム5
    2のフット端55を上昇させる上でフットリンクアクチュエータ66を補助する。 ダンパー72が、中間フレーム52のフット端55の下降中に位置エネルギーを貯えることから、フットリンクアクチュエータ66は、中間フレーム52のフット端55を下方位置から上方位置まで上昇させるのにさほど強力である必要はない。 一他の実施形態のフレームによれば、より強力なフットリンクアクチュエータが設けられ、ダンパーを具備しない。 【0088】 一他の実施形態のフレーム612は、図8〜13に示されている。 図8に示されているように、フレーム612は、下部フレーム部材又はベース・フレーム6
    32、介護設備を中心にして病院用ベッドを転がして動かすことができるようにベース・フレーム632に結合された複数のキャスタ50、上部フレーム部材又は中間フレーム652、相互の相対的運動を可能にするために中間フレームとベース・フレーム652,632に結合されたリンク機構システム654、及びリンク機構システム654を作動させかつベース・フレーム632に対して中間フレーム652を移動させるために動力及び力を供給するアクチュエータシステム656を含む。 リンク機構システム654は、中間フレーム652のヘッド端6
    53近くで中間フレーム652に枢軸旋回自在に結合され、ベース・フレーム6
    32にしっかりと結合された一対のヘッドリンクアセンブリ658及び、中間フレーム652のフット端655近くで中間フレーム652に摺動自在に結合されかつベース・フレーム632に対してしっかりと結合された一対のフットリンクアセンブリ660を含む。 【0089】 図8及び9に示されているように、フットリンクアセンブリ660はさらに中空中間フレーム652内に載っているローラ659を含む。 ローラ659は、中間フレーム652に対するフットリンクアセンブリ660の摺動を容易にするために、フットリンクアセンブリ660の上端部に結合されている。 ローラ659
    は、フットリンクアセンブリ660及び中間フレーム652間の円滑な転がり運動を提供するべく中間フレーム652の上部壁663の下に載っている。 【0090】 アクチュエータシステム656が、上部フレームアセンブリ652を昇降させるために必要な動力及び力を提供する。 アクチュエータシステム656は、ヘッドリンクアセンブリ658及びベース・フレーム632に結合されたヘッドリンクアクチュエータ664及びフットリンクアセンブリ660及びベース・フレーム632に結合されたフットリンクアクチュエータ666を含む。 アクチュエータ664,666はアクチュエータ64,66と同様であり、かつ中間フレーム652の頭及びフット端653,655が昇降できるようにベース・フレーム6
    32に対してヘッドリンク及びフットリンクアセンブリ658,660の角位置を調整するために伸張自在の長さを有する。 【0091】 両方のアクチュエータ664,666が伸縮するようにヘッドリンク及びフットリンクアクチュエータ664,666が同時に作動する時点で、中間フレーム652は、中間フレーム652が水平位置に維持されるように、ベース・フレーム632から離れるように上昇するか又はベース・フレーム632に向かって下降する。 ヘッドリンクアクチュエータ664が作動し、フットリンクアクチュエータ666が一定長に維持された場合、中間フレーム652は、図12に示されているようにトレンデレンブルグ位置まで移動し、かくして中間フレーム652
    のヘッド端653は下降し、中間フレーム652のフット端655は上昇することになる。 フットリンクアクチュエータ666が作動し、ヘッドリンクアクチュエータ664が一定長に維持される場合、中間フレーム652は逆トレンデレンブルグ位置まで移動し、かくして、中間フレーム652のフット端655は下降し、中間フレーム652のヘッド端653は図13に示されているように上昇する。 【0092】 図9及び11に示されているように、中間フレーム652は、ヘッドリンク及びフットリンクアクチュエータ664,666の両方を作動させることによって下降する。 フットリンクアクチュエータ666の長さが縮小するにつれて、フットリンクアセンブリ660と中間フレーム652との間の角度は縮小し、中間フレーム652のフット端655は下降する。 ヘッドリンクアクチュエータ664
    の長さが縮小するにつれて、ヘッドリンクアセンブリ658と中間フレーム65
    2との間の角度は縮小し、例えば図11に示されているように、中間フレーム6
    52のヘッド端653は下降する。 フットリンク及びヘッドリンクのアクチュエータ666,664の長さが縮小し続けるにつれて、中間フレーム652は、図11に示されているように上方位置から下方位置まで降下し続ける。 ヘッドリンク及びフットリンクアクチュエータ664,666が実質的に同じ割合でその各々の長さを縮小させることから、中間フレーム652は、図9に示されている上方位置から図11に示されている下方位置(破線)まで移動する間、実質的に水平方向にとどまる。 【0093】 中間フレーム652を上方位置に再び戻すためには、各アクチュエータ664
    ,666がその当初の長さに戻るまで、ヘッドリンク及びフットリンクアクチュエータ664,666を同時に伸張させる。 【0094】 上述のように、リンク機構システム654及びアクチュエータシステム656
    は共働して中間フレーム652を図12に示されているようなトレンデレンブルグ位置まで移動させる。 中間フレーム652を図9に示された位置から図12に示されているトレンデレンブルグ位置まで移動させるには、ヘッドリンクアクチュエータ664の長さを縮小して、中間フレーム652とヘッドリンク658との間の角度が縮小し、かつ中間フレーム652のヘッド端653が下降し、かつフットリンクアクチュエータ666の長さを実質的に一定に維持して、中間フレーム652の回転の中心であるピボット点を提供するようにし、そのようにして中間フレーム652のフット端655がわずかに上昇するようにする。 中間フレーム652を水平方向上方位置に再度位置づけするためには、図9に示されているようなその当初の長さに戻るまでヘッドリンクアクチュエータ664の長さを増大させる。 【0095】 アクチュエータシステム656及びリンク機構システム654は同様に共働して中間フレーム652を図13に示されているような逆トレンデレンブルグ位置に位置づけする。 中間フレーム652を図9に示された位置から図13に示された逆トレンデレンブルグ位置まで移動させるためには、フットリンクアセンブリ660と中間フレーム652との間の角度が縮小して中間フレーム652のフット端655が下降するようにフットリンクアクチュエータ666の長さを縮小させる。 ヘッドリンクアクチュエータ664の全長は中間フレーム652がヘッドリンク658を中心として旋回するように実質的一定を維持する。 中間フレーム652が旋回するにつれて、ヘッド端653は、フット端655が下降する一方でわずかに上昇する。 水平上方位置に中間フレーム652を再度位置づけするには、図9に示されているようにその当初の長さに戻るまでフットリンクアクチュエータ666の長さを拡張する。 【0096】 図9,12,13に示されているように、ヘッドリンク及びフットリンクアセンブリ658,660は、さまざまな位置の間での上部フレーム652の移動中にその上端部の垂直方向の向きを維持するように構成されている。 各々のヘッドリンク及びフットリンクアセンブリ658,660は、前記垂直位置に第三リンク672を維持するべく連動する第一,第二,第三及び第四リンク668,67
    0,672,674を含む。 各々のヘッドリンク及びフットリンクアセンブリ6
    58,660はさらに、それぞれのブロック677及びローラ659とそれぞれ第三のリンク672との間に位置づけされ各々の第三リンク672に加わるそれぞれの重量を測定するロードセル676をさらに含む。 第三のリンク672は垂直にとどまることから、床に対するロードセル676の向きに起因して重量測定を補正するために三角関数計算を行なう必要は全くない。 【0097】 図8に示されているように、第一リンク668は、下部フレーム632に対ししっかりと結合された一連のブラケットを含む。 第二リンク670はC字形であり、ピン669によりそれぞれの第一リンク668に枢軸旋回自在に結合される。 フットリンクアセンブリ660のそれぞれの第二リンク670間にはストラット678が延びていて、その相互間に剛性連結を提供してフットリンクアクチュエータ666による作動時にフットリンクアセンブリ660の同時運動を調和させる。 フットリンクアクチュエータ660により提供された線形の力をフットリンクアセンブリ660の第二リンク670を回転させるためのトルクに変換させるモーメントアームを提供するため、ストラット678には延長部680がしっかりと結合されている。 【0098】 同様に、ヘッドリンクアセンブリ658のそれぞれの第二リンク670間にストラット682が延びてその相互間に剛性連結を提供して、ヘッドリンクアクチュエータ664による起動時にヘッドリンクアセンブリ658の同時運動を調和させる。 ヘッドリンクアクチュエータ664により提供された線形力をヘッドリンクアセンブリ664の第二リンク670を回転させるためのトルクに変換させるモーメントアームを提供するために、ストラット682には延長部684がしっかりと結合されている。 【0099】 第三のリンク672は、ピン671によりそれぞれの第二リンク670に枢軸旋回自在に結合された一連のC字形ブラケットを含む。 フットリンクアクチュエータ666による作動時にフットリンクアセンブリ660の同時運動を調和させるように、相互の剛性連結を提供するべく、フットリンクアセンブリ660のそれぞれの第三のリンク672間にはストラット686が延びている。 同様に、ヘッドリンクアセンブリ658のそれぞれの第三リンク672間にストラット68
    8が延びてその相互間に剛性連結を提供して、ヘッドリンクアクチュエータ66
    4による作動時にヘッドリンクアセンブリ658の同時運動を調和させる。 図8
    に示されているように、それぞれのストラット686,688には、ロードセル676がしっかりと連結されている。 【0100】 第四リンク674は、各々のヘッドリンク及びフットリンクアセンブリ658
    ,660のための完全な4つのバーリング機構を提供すべく、ピン673によってそれぞれの第三リンク672に、又ピン675によって第一リンク668に枢軸旋回自在に結合された平坦で細長いバーを含む。 図10に示されているように、各第四リンク674は、ピンチング(はさみつぶし)を防止するために、第二及び第四のリンク670,674のそれぞれの間への物体の挿入を遮断するべくそれぞれのC字形の第二リンク670の中に部分的に位置づけされている。 図8
    に示されているように、各々の対応する第二リンク670は、各々のフットリンク及びヘッドリンクアセンブリ658,660が下方位置にある間にピン675
    に隙間を提供するように位置づけされた切欠き690を含むように形成されている。 【0101】 図8〜13に示されているように、第三リンク672は、中間フレーム652
    がさまざまな位置を経て運動する間実質的に垂直を維持する。 第二リンク670
    が対応するヘッドリンク及びフットリンクアクチュエータ664,666により回転するときに、第三リンク672は、ピン673がピン671に対して実質的に同じ垂直及び水平位置を維持するように、ピン673の水平方向及び垂直方向の運動を支配する。 この関係を維持することにより、第三リンク672は、中間フレーム652のヘッド端及びフット端653,655の垂直位置とは無関係に、実質的垂直を維持する。 【0102】 第三リンク672が実質的に垂直位置にとどまることから、ロードセル676
    も又実質的に垂直位置を維持し、患者の重量を決定するのに必要な全体的計算を簡略化している。 患者の全重量を決定するためには、ロードセル676によって測定された重量を合計し、ロードセル676により支持される病院用ベッドのコンポーネントの所定の重量をこの合計から差し引き、結果として患者の重量を得る。 ロードセル676から測定した重量は、ロードセル676が垂直配向を維持することから、上部フレーム652の角位置について調整する必要がない。 【0103】 結合ブロック対677は、そのヘッド端653に隣接する中間フレーム652
    に固定され、ヘッドリンクアセンブリ658と連結されたロードセル676は各々、そこから対応するブロック677内に形成されたボア内に横方向に延びる円筒形スタッド679を含む。 中間フレーム652がベース・フレーム632に対して傾動するにつれて、ブロック677はフレーム部材652と共に傾動するが、その一方で付随するロードセル676に対してピボット軸681を中心として円筒形スタッド679上を旋回する。 さらに、中間フレーム652がベース・フレーム632に対して傾動するにつれて、ローラ659は同じく中間フレーム6
    52が傾動する方向に応じてブロック677に向かってか又はブロック677から離れるように転動しながら、連結されたロードセル676に対してピボット軸683を中心に回転する。 【0104】 図14に示されているように、フットボード又は第二バリア18は、病院用ベッド10の自動化された機能を制御するためのモジュール式制御ユニット692
    を含む。 フットボード18はさらに、ベース694を含み、モジュール式制御ユニット692は、ベース694に摺動自在に結合された支持パネル696及び支持パネル696に枢軸旋回自在に結合された制御パネル698を含む。 制御パネル698は、図14に示されているような使用位置と支持パネル696内に形成されたくぼみ699内の保管位置との間で回転自在である。 支持パネル696は同様に、1つの切欠き697を含むように形成されており、この切欠きの中で、
    介護人は制御パネル698の先端部をつかんでそれを使用位置に戻すべく回転させることができる。 【0105】 図1に破線で示されているように、制御ユニット692は、修理又はグレードアップのために制御ユニット692を交換できるようにするため、ベース694
    から取外し可能である。 病院用ベッドの現在好ましい実施形態によれば、様々な構成のモジュール式制御ユニットが製造施設では提供されている。 病院用ベッドの特定の構成に応じて、標準ベース694にそれぞれの制御ユニットをスライドさせることによりそれぞれの病院用ベッドに異なる制御ユニットが提供されることになる。 【0106】 制御パネル698は、病院用ベッド10のさまざまな機能を制御するための一連のボタン710を含む。 デッキ14は、中間フレーム52及び角位置を調整するように構成された幾つかの機構に対して傾動することができる頭部、背部、座部及び足部22,24,26,28を含む。 以下でより詳細に記述するように、
    デッキ14の足部28は伸張自在であり、デッキ14の座部26は中間フレーム52に対して傾動でき、デッキ14の背部24は中間フレーム52に対して傾動でき、デッキ14の頭部22も同様に中間フレーム52に対して傾動可能である。 【0107】 一連のボタン710として、中間フレーム52を昇降させるための第一ボタン対711及び、座部26を昇降させるための第二ボタン対712が含まれる。 一連のボタン710には同様に、中間フレーム52に対して背部24を昇降させるための第三ボタン対714,及び座部及び背部26,24を同時に昇降させるための第四ボタン対716が含まれる。 以下でさらに詳述するように、マットレスのさまざまな機能を制御するためにもう1つのボタンセット718が設けられている。 制御パネル698はさらに、病院用ベッド10のさまざまな機能の状態を監視するための表示装置719を含む。 一他の実施形態によれば、一連のボタンは同様に、トレンデレンブルグ位置と逆トレンデレンブルグ位置との間で中間フレームを移動させるため、デッキの足部を伸張させかつ引込ませるため、及びヘッドのその他の任意の機能のための一対のボタンを含む。 制御パネル698は好ましくは、同様に、ベッド10の出口及び計量システム10と連結された表示装置及びボタンをも含む。 【0108】 一他の実施形態の制御システム750が図15及び16に示されている。 制御システム750は、ベース・フレームに枢軸旋回自在に結合された複数のペダル752を含む。 各ペダル752は、病院用ベッドの特定機能を操作するために、
    このペダル752を中間のニュートラル位置からの上下方向運動により作動する3位置式二接点スイッチと相互作用する。 例えば、第一ペダル754は上方へ旋回することにより中間フレームを上昇させ、かつ踏み込むことにより中間フレームを下降させる。 中間フレーム52に対して背部24を傾動させかつ傾動解除させるために、第二ペダル756が装備されている。 一連のペダル752には同様に、トレンデレンブルグ位置と逆トレンデレンブルグ位置との間で中間フレーム52を移動させるための第三ペダル758及び、中間フレーム52に対して座部26を傾動及び傾動解除させるための第四ペダル760を含む。 一他の実施形態によれば、複数のペダルには同様に、病院用ベッドの足部28を伸張かつ引込めるためのペダルが含まれる。 従って、各々のペダル752は直観的に操作されて病院用ベッドのさまざまな機能を制御する。 すなわち、「ダウン」機能を行なうためにペダル752を踏込み、「アップ」機能を行うためにユーザーの足の上面で上方に持上げられる。 【0109】 前述のように、デッキ14は、中間フレーム52に対して傾動する複数の部2
    2,24,26,28を含む。 頭部22は、ヘッドボード16と隣接して位置づけされ、図17に示されているようにヒンジ78により背部24に対し枢軸旋回自在に結合されている。 背部24は、ヒンジ76により中間フレーム52の上方に延びるフランジ73に枢軸旋回自在に結合されている。 座部26は、図22−
    25に示されているように、ヒンジ116により、中間フレーム52の上方に延びるフランジ73に枢軸旋回自在に結合されている。 足部28はヒンジ118により座部26に対し枢軸旋回自在に結合されている。 フットボード18は足部2
    8に結合されている。 座部及び足部26,28は、図25に示されているように端部25,27を有していて、座部26に対する足部28の傾動時にその間に隙間を形成する。 かくして、全ての部22,24,26,28は、中間フレーム5
    2に対して旋回自在である。 【0110】 病院用ベッド10は、中間フレーム52に対して頭部及び背部22,24を自動的に移動させること(図20及び21参照)及び背部24に対して頭部22を自動的に移動させること(図19及び20参照)を可能にする傾動機構74を含む。 図17及び18に示されているように、傾動機構74は、中間フレーム52
    に結合された傾動アクチュエータ80,傾動アクチュエータ80に枢軸旋回自在に結合された一対の伝達リンク機構82,伝達リンク機構82に結合された伝達シャフト84,頭部22及び伝達シャフト84に対して枢軸旋回自在に結合された頭部傾動リンク機構86,及び伝達シャフト84に対し旋回自在及び摺動自在に結合されかつ背部24にしっかりと結合された背部傾動リンク機構アセンブリ88を含む。 図17に示されているように、背部傾動リンク機構アセンブリ88
    はデッキ14の背部24にしっかりと結合された一対のリンク90を含む。 リンク90は伝達シャフト84を収容できる寸法のスロット92を含む。 【0111】 背部24に対して頭部22を傾動させるために、図18に示されているように、伝達リンク機構82を右に押すように作動し、図19に示されているように頭部傾動リンク機構86を右へ引張って、スロット92内で伝達シャフト84を摺動させる。 リンク90に対する伝達シャフト84のこの相対的移動は、背部24
    に対して頭部22を旋回させる。 頭部傾動リンク機構86は頭部22の右下側コーナーを外向きに押し、かつヒンジ78は連続して背部24に頭部を枢軸旋回自在に結合させることから、頭部22は図19に示されているように背部24に対して傾動する。 【0112】 傾動アクチュエータ80が伝達リンク機構82を右に押し続けるにつれて、伝達シャフト84はスロット92の右端部に到達しリンク90と係合する。 伝達シャフト84は次にリンク90を右に押して、図20に示されているように中間フレーム52に対して背部24を旋回させる。 第一ヒンジ76は背部24を中間フレーム52に枢軸旋回自在に結合し、かつリンク90は背部24の左下側コーナーに結合され傾動アクチュエータ80により右に作動することから、背部24は中間フレーム52に対して傾動する。 その上、傾動アクチュエータ80をさらに作動すると中間フレーム52に対する頭部22の運動が続行して、図20に示されているように、背部24が中間フレーム52に対して傾動するときに頭部22
    と背部24の間の傾動度が維持される。 頭部及び背部22,24を水平位置に戻すには、傾動アクチュエータの長さを、それが当初の長さに達するまで縮小する。 【0113】 背部傾動リンク機構アセンブリ88は、傾動アクチュエータ80が作動している間、頭部と背部22との相対的移動を制限できるように構成されている。 背部傾動リンク機構アセンブリ88は、背部24に対する頭部22の動きを可能にする遮断解除位置(図17参照)と背部24に対する頭部22の動きを抑制する遮断位置(図21参照)との間で移動するようにリンク90に対して枢軸旋回自在に結合された一対の遮断装置94をさらに含む。 遮断解除位置では、伝達シャフト84は、スロット92内を自由に移動し、頭部22が背部24に対して傾動できるように頭部傾動リンク機構86に対するリンク90の動きを可能にする。 【0114】 遮断装置94が図21に示されているような遮断位置まで移動したときに、伝達シャフト84は、傾動アクチュエータ80の初期運動が頭部傾動リンク機構8
    6及び頭部22を移動させるのみならず、背面傾動リンク機構アセンブリ88及び背部24をも移動させるように、スロット92内での移動を阻止される。 こうして頭部22は中間フレーム52に対して傾動しかつ背部24は中間フレーム5
    2に対して同時に傾動し、かくして頭部及び背部22,24は、図21に示されているように互いに実質的に同一平面上に維持される。 【0115】 背部傾動リンク機構アセンブリ88は、さらに、有効長のスロット92を調整するためリンク90内に延びる1対の調整ネジ89,91を含む。 図17に示されているように、ネジ89はリンク90の右端部内に延びている。 ネジ89がさらにリンク90内に回し込まれると、スロット92の右端部の有効長は縮小し、
    スロット92の右端部内の伝達シャフト84の走行範囲は短縮する。 スロット9
    2の右端部の有効長を縮小させることにより、頭部と背部22,24の間の最大傾動度は縮小する。 【0116】 図17に示されているように、ネジ91は、リンク90の右端部内に延びている。 ネジ91がリンク90内に回し込まれるにつれて、スロット92の左端部の有効長は縮小して、スロット92の左端部内の伝達シャフト84の走行範囲は短縮する。 スロット92の左端部の有効長を縮小することにより、頭部と背部22
    ,24との間の最小傾動度は増大する。 【0117】 遮断解除位置と遮断位置との間の遮断装置94の運動を促進するため、背部傾動リンク機構アセンブリ88には、背部24に枢軸旋回自在に結合された遮断装置レバー96,遮断装置レバー96にしっかりと結合されたカム98,遮断装置94にしっかりと結合されたカムフォロワ100,及びリンク90にしっかり結合されたストッパ110が含まれる。 遮断装置レバー96及びカム98は、図1
    7に示されているような係合解除位置と図21に示されているような係合位置との間で移動可能である。 係合解除位置にあるとき、カム98はカムフォロワ10
    0から離隔し、遮断装置94は、伝達シャフト84がスロット92内で移動できるように遮断解除位置にある。 遮断装置レバー96及びカム98が係合位置まで移動すると、遮断装置94はピン112のまわりを旋回し、かくして遮断装置9
    4はスロット92をカバーし、かつ伝達シャフト84はスロット92内での移動を遮断される。 【0118】 遮断装置レバー96を係合位置まで移動するには、ハンドル114をつかみ、
    図17に示されている破線矢印115の方向で反時計回りに回し、かくしてカム98とカムフォロワ100とを係合させる。 カムフォロワ100は遮断装置94
    の長さに対してわずかな角度を成し、かくしてカム98はカムフォロワ100上をせり上って、リンク90に対して遮断装置94を回転させる。 遮断装置94は、遮断装置94が所望の位置を超えて回転するのを阻止するストッパ110と係合するまで、ピン112を中心に回転し続ける。 かくして、傾動機構74は、頭部及び背部22,24がアクチュエータ80によって下降した水平位置から上昇する間に背部24に対して頭部22が自動的に傾動する、遮断装置94が遮断解除位置にある状態に対応する第一構成(形態)を有し、かつ傾動機構74は、頭部及び背部22,24がアクチュエータ80によって下降した水平位置から上昇する間に頭部及び背部22,24が同一平面関係に維持される、遮断装置94が遮断位置にあるに状態に対応する第二構成(携帯)を有する。 【0119】 図22−25に示されている通り、病院用ベッド10はさらに、中間フレーム52に対する足部と背部28,26の、及び座部26に対する足部28の自動的傾動を容易にする傾動機構120を含む。 傾動機構120は、中間フレーム52
    及び座部26に結合された傾動アクチュエータ122及び足部28及び中間フレーム52に枢軸旋回自在に結合された足部傾動リンク機構アセンブリ124を含む。 足部傾動リンク機構アセンブリ124は、図22及び23に示されたロック位置と図24,25に示されたロック解除位置との間を移動でき、座部26と足部28との間で2つの傾動モードを提供する。 【0120】 ロック位置にあるとき、足部傾動リンク機構アセンブリ124は、中間フレーム52と足部28との間に剛性リンクを提供する。 傾動アクチュエータ122が伸張するときに、座部26は、図23及び25に示されているように中間フレーム52に対して旋回する。 足部傾動リンク機構アセンブリ124がロック位置にあり傾動アクチュエータ122が作動した時点で、足部28は実質的水平配向を維持しながら図23に示されているように中間フレーム52に対して上方に移動する。 【0121】 足部傾動リンク機構アセンブリ124が、図24に示されているように「折り曲げられ」、傾動アクチュエータ122が図25に示されているように作動するときに、足部28は、足部28の基端部が上昇し、足部28の先端部が下降するように、中間フレーム52に結合されたローラ126を中心として回転する。 かくして、足部28は、足部傾動リンク機構アセンブリ124がロック位置にあるとき図23に示されているように実質的水平位置を維持し、足部傾動リンク機構アセンブリ124がロック解除位置にあるとき中間フレーム52に対して図25
    に示されているように傾動位置を維持するように、座部26に対して移動自在である。 【0122】 ロック位置とロック解除位置間の運動を容易にするために、足部傾動リンク機構アセンブリ124には、図23及び26に示されているように足部28と枢軸旋回自在に結合されている第一リンク対132及びそれぞれの第一リンク及び中間フレーム52に枢軸旋回自在に結合された第二リンク対134が含まれている。 足部傾動リンク機構アセンブリ124は同様に、それをロック又はロック解除位置のいずれかに位置づけるべく、第一のリンク132に対して第二リンク13
    4の運動を容易にするため、第二リンク134に結合された一対のハンドル13
    6を含む。 【0123】 第二リンク134は、一対の平行な側壁135と底板137をもつU字形に形成されている。 図23に示されているように、第二リンク134に結合された第一リンク132の端部は、第一及び第二リンク132,134が中心を超えないようにするためのロック位置にあるときに、底板137と係合する。 【0124】 図26内に示されているように、足部傾動リンク機構アセンブリ124はさらに、左右の第一リンク132間に延びるコネクタリンク138を含む。 コネクタリンク138は、各リンク対132,134が同時にロック及びロック解除されるように、それぞれのリンク対132,134の動きを調和させる。 【0125】 分割されたサイドレール又は第三及び第四バリア20,21は、フレーム12
    に対し枢軸旋回自在に結合され、図1,28及び30に示されているような上方位置と図31に示されているような下方位置との間を移動するように構成され、
    病院用ベッド10の中へ及びそこから外への患者の出入りを可能にしている。 分割サイドレール20,21は、介護人又は病院用ベッド10に位置づけされた患者が分割サイドレール20,21を解除して動すことにより、上方位置と下方位置間を自在に移動するように構成されている。 その上、分割サイドレールは、以下でさらに詳細に論述するように、病院用ベッド10内に位置づけされた患者がサイドレール20を下降させるのを防ぐロックを具備する。 【0126】 各々のサイドレール20,21は、一対の締結装置140により中間フレーム52に結合されている。 かくして、デッキ14の各部22,24,26,28が前述のように中間フレーム52に対して傾動するときに、サイドレール20,2
    1は、図19〜21,23及び25に示されているように中間フレーム52に対して移動しない。 【0127】 各サイドレール20,21は、図30及び31に示されているように、それぞれの透明レール部材141,143及びレール部材141,143を上方位置と下方位置との間で移動させるために、それぞれの透明レール部材141,143
    と中間フレーム52との間に結合されたリンク機構アセンブリ142を含む。 レール部材141,143の好ましい実施形態は、アクリル又は清澄ポリエチレン(PETG)等の透明プラスチック材料で作られる。 本開示の他の実施形態によれば、レール材料は、可視光が透過できるように透明、半透明、又は不透明でない特性をもつ当業者にとっては既知のその他の材料で作られる。 【0128】 本開示の他の実施形態の透明サイドレールによれば、光は、透明サイドレール部材に照明を提供するべく透明サイドレール部材へ「誘導」(piped)される。 サイドレールが照明されることから、かかる照明は、病室が暗い場合でも病院用ベッドの場所の標示を介護人に提供する。 かかる照明は又、ベッド10上に支持されている患者のための常夜灯としても役立ち得る。 当業者であれば、透明サイドレールがベッド10に隣接する床を照らし出すよう低下させた位置にあるときにのみ照明された状態となり、かくして病室が暗いときに患者がベッドから出入りするのを容易にするように、適切な回路を仕組むことができることを理解するであろう。 光源は、光ファイバー、高輝度LED,白熱電球又はレール部材141
    ,143の全体又は一部を照明すべくそれぞれのレール部材141,143に結合されたIndiglo(商標)ブランドの照明用材料であってよい。 【0129】 透明サイドレールの第一部に第一色の光を誘導し、透明サイドレールの第二部に第二色の光を誘導することも、現在検討されている開示の範囲内に入る。 かかる実施形態において、サイドレールの第一部と第二部との間に光が誘導されるのを防ぐため、それらの間には不透明な分割用材料が使用される。 選択的に、所望により多数の色の光が透明なサイドレールの多数の部を照明することができる。
    他の実施形態によれば、レール部材は着色されかつ/又は半透明であってもよい。 【0130】 リンク機構アセンブリ142は、中間フレーム52にしっかり結合された第一リンク144,第一リンク144に枢軸旋回自在に結合されている一対の湾曲した第二リンク146,第二リンク146に枢軸旋回自在に結合された第三リンク148,及び第三及び第一リンク144,148に対し枢軸旋回自在に結合された湾曲した第四リンク150を含む。 第一リンク144は、図27に示されているように、締結装置140により中間フレーム52に結合されたベース152及びベース152にしっかり結合された4つの上方に延びるフランジ154を含む。 各々の第二リンク146は、図27及び28に示されているようにロッド15
    8によりフランジ154に枢軸旋回自在に結合されたループ状の第一端部156
    及び、図27及び28に示されているようにロッド162により第三リンク14
    8に枢軸旋回自在に結合されているループ状の第二端部160を含む。 【0131】 第三リンク148は、図27に示されているように、ベースプレート164,
    ベースプレート164に結合されて内方へ延びる第一フランジ対166,及び図27に示されているようにベースプレート164に対して同様に結合されて内方へ延びる第二フランジ対168を含む。 ロッド162が、第一および第二フランジ166間で第二リンク146の第二端部160を通って延びて、その間に旋回自在の連結を提供している。 【0132】 図27に示されているように、第四リンク150には、ベース170及びベース170内に形成されたラッチ受けスロット172が含まる。 ベースの第一端部174は、ロッド176により第三リンク148第二フランジ対に枢軸旋回自在に結合されている。 同様にして、ベース170の第二端部177は、ロッド17
    8により第一リンク144のフランジ154の下端部に枢軸旋回自在に結合されている。 かくして、リンク機構アセンブリ142は、サイドレール20,21が上方位置と下方位置間で揺動できるようにする4バーリンク機構を提供する。 【0133】 各々のサイドレール20,21はさらに、サイドレール20,21が上方位置から下方位置へ移動するのを防ぐべく、4バーリンク機構を「拘束する」(bind
    )ように構成された保持器180を含む。 図28に示されているように、保持器180はラッチ受けスロット172内に位置づけされ、図28に示されたラッチ位置と図30に示されているラッチ解除位置との間で移動すべくロッド184により第四リンク150に枢軸旋回自在に結合されたZ形ラッチ部材182,及び第一リンク144に結合されたキャッチロッド186を含む。 ロッド186は、
    図27に示されているように第一リンク144の複数のフランジ154間に延びている。 ラッチ部材182は、キャッチロッド186と係合する第一端部188
    と第二端部190を含む。 患者にはアクセスできない解放装置又はハンドル19
    2が第二端部190に結合されている。 第一端部188は、図28に示されているように、ラッチ位置内にラッチ部材182をしっかり固定するためにキャッチロッド186を受ける構成の切欠き194を含む。 【0134】 第一端部188がキャッチロッド186上にラッチ留めされたときに、3バーリンク機構が、第一リンク144,ラッチ部材182及び第四のリンク150との間に確立される。 このリンク機構の構成により、第一リンク144は第四リンク150に対して拘束され、かくして、リンク機構アセンブリ142も又、サイドレール20,21が下方位置へ揺動しないようにするためにラッチ部材182
    がラッチ位置にある間移動しないよう拘束される。 【0135】 リンク機構アセンブリ142の拘束を解除しかつサイドレール20,21をダウン位置まで揺動させるために、ラッチ部材182を、図30に示されているようにラッチ位置からラッチ解除位置まで移動させなくてはならない。 介護人は、
    図30に示されているように、ハンドル192を下方及び外方へ引張って時計回り方向にラッチ部材182を旋回させることにより、ラッチ部材182をラッチ解除することができる。 この運動がラッチ部材182の第一端部188をキャッチロッド186から離れるように引張ることにより、ラッチ部材182はもはや第一及び第四リンク144,150を拘束しなくなる。 第一及び第四リンク14
    4,150は互いに対して自由に旋回することから、リンク機構アセンブリ14
    2も同様に拘束解除され、自由にサイドレール20,21を上方位置と下方位置間で揺動させることができる。 ラッチ位置に向かってラッチ部材を付勢するために、ラッチ部材182の中央部に結合されたバネマウント197と第四リンク1
    50の中央部との間にバネ196が設けられている。 本開示の他の実施形態によれば、留め金、キャッチ、ロック、その他のラッチ、クランプ、ピン、ボルト、
    バー、掛け金、フック又は当業者にとって既知のその他の保持器といった、その他の保持器が、上方位置内にサイドレールを保持する目的で使用される。 【0136】 ハンドル192は、介護人のみがハンドル192に容易に到達でき、ラッチ部材182の保持を除去してサイドレール20を下降させることができるように、
    マットレス13上に横たわるか座っているか又はその他の形で正常に位置づけされた人物にはアクセス不能となるように位置づけされている。 従って、ハンドル192は、かかる人物がマットレス13上に横たわるか又は座っている間にハンドル192を容易に使用してサイドレール20を下降させることができないように、マットレス13上に位置づけされた人物から遠隔の又は到達不能な位置にある。 【0137】 サイドレール20はさらに、病院用ベッド10上に横たわるか又は座っている患者がラッチ部材182を解除できるようにするための患者によるアクセス可能な解放装置198を含む。 解放装置198は、ピン149により第三リンクに枢軸旋回自在に結合されたハンドル210及び図28に示されているようなラッチ部材182とハンドル210の間に延びる上部及び下部伝達ロッド212,21
    3を含む。 ハンドル210は、上部伝達ロッド212の上端部と係合するように構成されたカム表面214を含む。 ハンドル210が図30に示されているように患者によって内方へ旋回するにつれて、伝達ロッド212の上端部は下方へ押され、下部伝達ロッド213の上端部と係合し下部伝達ロッド213を下方へ押す。 下部伝達ロッド213のこの下方運動は、ラッチ部材182を時計回り方向に回転させて、図30に示されているようにキャッチロッド186からラッチ部材182をラッチ解除する。 かくして、病院用ベッド10内に位置づけされた患者は、サイドレール20のいずれかを下げて病院用ベッド10から離れるために、ハンドル210に到達しラッチ部材182を解除することができる。 【0138】 解放装置198はさらに、上部伝達ロッド212を上方に付勢するために位置づけされたバネ216を含む。 上部伝達ロッド212は図28に示されているような段付き構成であり、レール部材141は上部伝達ロッド212を収容できる寸法のボア217を含むように形成されている。 ボア217の下端部にネジ込まれたプラグ219及び上部伝達ロッド212の段との間には、バネ216が封入されている。 上部伝達ロッド212がハンドル210により下方へ移動するにつれて、バネ216は圧縮される。 ハンドル210が解放された後、この圧縮は、
    上部伝達ロッド212を上方に戻るように強制し、上部伝達ロッド212とハンドル210との係合により、ハンドル210は図27及び28に示されている位置までハンドル210を回転して戻す。 本開示の他の実施形態によれば、アップ位置にサイドレールを保持する状態から保持器を解除する当業者に既知の他の構成の解放装置が使用される。 【0139】 図31に示されているように、サイドレール20がダウン位置まで移動した時に、上部伝達ロッド212が下部伝達ロッド213から離隔して不整列になる。
    かくして、図30に示されているようにサイドレール20がアップ位置にあるときにハンドル210からラッチ部材182まで動きを伝達し、かつ図31に示されているようにサイドレール20が下方位置にあるとき「分断」されるツーピース伝達ロッド212,213が設けられる。 【0140】 患者がアクセスできる解放装置198はさらに、患者がサイドレール20を下降するのを阻止するためにハンドル210を施錠するロック224を含む。 図2
    9に示されているように、ロック224は、第三リンク148に枢軸旋回自在に結合されたロック部材228を含む。 ロック部材228は、コア230とそれに結合されたフィンガ232を含む。 レール部材141にはベースプレート226
    が結合され、このベースプレートはロック部材228のコア230を受けることのできる寸法のコア受け孔234を含むように形成されている。 ハンドル210
    は、ロック部材228のフィンガ232と係合するべく位置づけされた出っ張り236を含む。 コア230は、コイン、ネジまわし又はその他の平坦な物体といったキーを受けることのできる寸法のスロット238を含むように形成される。 【0141】 コア230は、フィンガー232が図28に示されているような直立したロック位置と図30に示されているような下方へ延びるロック解除位置との間で回転できるように、コア受け孔234の中に回転自在に収容される。 ロック位置とロック解除位置の間でフィンガ232を回転させるために、介護人はスロット23
    8の中にコイン、ネジ回し又はその他の平坦な物体をスロット238内に位置づけ、ロック部材228を時計回り方向に回転させて、フィンガ232をロック解除位置からロック位置まで移動させ、反時計回り方向に回転させてフィンガー2
    32をロック解除位置まで移動させる。 ロック位置にある間、フィンガー232
    は、出っ張り236に隣接して位置づけされ、上部伝達ロッド212を下方へ押すことができないようにハンドル210の旋回を妨害する。 ロック解除位置にある間、フィンガー232は、ハンドル210が自由に旋回でき患者がラッチ部材182をロック解除しサイドレール20を下降させることができるように、出っ張り236から離れた位置につく。 【0142】 ロック機構224は、ロック部材228がロック位置又はロック解除位置のいずれにあるかの標示を提供するように構成される。 コア230は、湾曲した側壁240と平坦な側壁242をもつ概ねシリンダ状に形成される。 湾曲した側壁2
    40は、コア230がコア受け孔234内で回転するのを可能にする。 平坦な側壁242及びコア受け孔234を構成するベースプレート226の縁部244は共働してその間に回転ウインドウ246を構成する。 コア230が回転するにつれて、ウインドウ246は、図30に示されているようなコア230の上にある状態から図28に示されているようなコア230の下まで回転する。 第三リンク148は、コア230の後方に位置づけされた部を含む。 この部の上半分248
    は白色に塗装され、下半分250は赤色に塗装される。 【0143】 塗装された上半分及び下半分248,250とウインドウ246は共働して、
    ロック部材228がロック位置か又はロック解除位置かについての標示を提供する。 ロック部材228が図28に示されているようにロック位置にあるとき、下半分250の赤色表面はウインドウ246を介して露呈され、ロック224が患者によるサイドレール20の下降を阻止するためにロックされていることを示す。 コア230が回転することにより、上半分248の白色表面はウインドウ24
    6を介して露呈され、患者がサイドレール20を下降させることができるようにロック224が解除されていることを示す。 【0144】 本開示の他の実施形態によれば、ラッチ、ボルト、ピン、留め金、フック、クランプ、キー付きロック、キー無しロック又は上方位置にサイドレールを保持する状態からの保持器の運動を防止又は回避する当業者にとって既知のその他の装置等、他の構成のロックが使用される。 例えば、本開示の1つの実施形態によれば、ロック構成が第一位置にあるときサイドレール上の保持器の保持を解除するために解放装置が移動し、第二位置にあるとき解放装置は移動するがその運動は「失なわれ滅失し」、かつ保持器はサイドレールを上方位置に保持し続けるように、ロックを構成できる。 【0145】 本開示の他の実施形態によれば、横切る方向かつ水平方向の軸を中心として回転するクロッキングサイドレール,実質的垂直な平面内を移動する降下サイドレール、又は当業者にとって既知のその他のあらゆる構成のサイドレール等、同様に患者がアクセスできる解放装置アセンブリを含むサイドレールのその他の構成が使用される。 本開示の他の実施形態によれば、患者がアクセスできる解放装置アセンブリを伴うレール部材のその他の構成が提供される。 例えば当業者にとって既知の管、バー、中実パネル、開口部付きパネル又はその他のレール部材構成を含むレール部材に、患者アクセス可能なラッチ解除アセンブリが提供される。
    本開示の他の実施形態によれば、アップ位置からダウン位置へのサイドレールの急激な動きを防止するために、機械式ダンパー、ダッシュポット又はガススプリングが設けられる。 かかる装置の付加的な記述は、本書にその開示が参考として特に含まれる、「チェアベッド」の名称のWeismiller et alに対する米国特許第5,715,547号により提供される。 【0146】 図1に示されているように、サイドレール20,21が上方位置にあるとき、
    レール部材141,143は、病院用ベッド10からの患者の脱出を遮断する。
    レール部材141は、リンク機構アセンブリ142の第三リンク148に結合された底面部252,底面部252から延びる傾斜端部254,底面部252から上に延び傾斜端部254から離隔した湾曲端部256,及び傾斜及び湾曲端部2
    54,256に結合されその間に延びる上面レール部258を含む。 レール部材143は、リンク機構アセンブリ142に結合された底面部253,レール部材141の傾斜端部254と相補的な角度で底面部253から延びる傾斜端部25
    5,底面部253から上に延び傾斜端部255から離隔した湾曲端部257,及び傾斜及び湾曲端部255,257に結合されそれらの間に延びる上面レール部259を含む。 かくして、各々のレール部材141,143は、サイドレール2
    0,21が上方位置にあるとき患者が病院用ベッド10から出るのを抑制するように病院用ベッド10内に位置づけられた患者に対するバリアを提供する。 【0147】 各々のサイドレール20はさらに、一対のストラップ212によってレール部材141の上面レール部258に枢軸旋回自在に結合された透明な肘掛け260
    を含む。 肘掛け260は、図32に示されているような保管位置と図33に示されているような使用位置との間で移動自在であり、かくして肘掛け260はレール部材141から片持ち式になっている。 底面部252,上面レール部258,
    傾斜端部254及び湾曲した端部256は、肘掛け260が図32及び34に示されているような保管位置にあるときにそれを収容する1つのポケット264を構成するように共働する。 肘掛け258を使用位置に移動させるためには、患者又は介護人は肘掛けを270°,図33及び35に示されている位置まで回転させる。 使用位置にある間、患者は、肘掛け258上に腕を載せ、コップ又は容器ホルダを構成する肘掛け258内に形成されたくぼみ266の中にコップ265
    を置くことができる。 本開示の他の実施形態によれば、容器ホルダのその他の構成、例えば肘掛けを貫通する開口部、多数のサイズの容器を保持するように構成された調整可能な容器ホルダ又は、当業者にとって既知のその他の容器又はコップホルダ構成が提供される。 【0148】 肘掛け260は、ストラップ262によりサイドレール20のレール部材14
    1に結合されたベース部268及び接着剤によってベース部268に結合されたストッパプレート270を含む。 ストッパプレート270は、使用位置において、ベース部268を停止させるように位置づけされている。 ベース部268は、
    肘掛け260が保管位置にあるとき患者又は介護人がハンドル210にアクセスし、それを旋回させることができるようにハンドル210へのアクセスを可能にする寸法の切欠き272を含むように形成されている。 【0149】 レール部材141の上面レール部258及びストッパプレート270は、使用位置に達した時点で肘掛け260の回転を停止させるように構成されている。 上面レール部258は、図34及び35に示されているようなデュアルローブ横断面をもつ。 上面レール部258は、円形ベースローブ274及びベースローブ2
    74に結合され下方へ延びるストッパローブ276をもつ。 円形ベースローブ2
    74は、ストッパプレート270の内縁部280が外部表面278と係合して、
    保管位置から使用位置まで回転するきいに肘掛け260の回転を妨げることがないように、肘掛け260の回転軸から実質的均等な曲率半径をもつ円形外面27
    8を有する。 ストッパローブ276は、ストッパプレート270の内縁部280
    が270°の回転後にストッパローブ276と係合するように、ベースローブ2
    74の外表278から半径方向外向きに延びている。 かくして、アームレスト即ち肘掛け260の回転は、図35に示されているような使用位置で停止する。 ストッパローブ276そして選択的にはベースローブ274は、ストラップ262
    を収容する溝(図示せず)を含むように形成される。 かかる溝へのストラップ2
    62の収容によって、上面レール部258に対する肘掛け260の回転を可能にしながら、それぞれのレール部材141の上面レール部258に対するアームレスト260の長手方向移動が阻止される。 他の実施形態によれば、ストッパローブと係合する内縁部が、肘掛けのベースに一体的に形成されている。 本開示の他の実施形態によれば、肘掛けは、レール部材に対し摺動可能、取外し可能又はその他の形で結合されている。 【0150】 他の実施形態のサイドレール282は、図36−39に示されている。 サイドレール282には、中間フレーム52に結合されたベース・フレーム284,ベース・フレーム284に枢軸旋回自在に結合されたレール部材286、そして複数の位置の1つにレール部材286を保持するべくレール部材286上に位置づけされた保持器288が含まれる。 図36に示されているように、サイドレール282は、病院用ベッドからの患者の脱出を遮断するための直立した使用位置、
    及び図38に示されているような病院用ベッドから患者が出られるようにする下降した保管位置まで移動可能である。 【0151】 ベース・フレーム284には、中間フレーム52にしっかりと結合された一対のアーム290及び図36に示されているようなアーム290間に延びる管状支持部材292が含まれる。 レール部材286は、ベース部294,ベース部29
    4に結合された上面レール部296,ベース部294に結合された第一支柱対2
    98,ベース部294と管状支持部材292との間の旋回運動を提供すべくそれぞれの支柱298の先端部に結合された一対のカラー310,ベース部294に結合された第二支柱対312及びベース部294と管状支持部材292の間の旋回運動を提供するべく第二の支柱対312の先端部に結合されたカラー314を含む。 カラー310は、管状支持部材292に対してレール部材286の長手方向移動を防ぐためにアーム290と係合している。 【0152】 図37に示されているように、保持器288は、ピン対318,ピン318のまわりに位置づけされたバネ322,及びピン318に結合された保持ピン32
    4を含む。 解放装置319は、レール部材286のベース部294に枢軸旋回自在に結合されている一対の平坦なハンドル316及びピン318にハンドル31
    6を結合するケーブル320を含む。 管状支持部材292は、第一,第二及び第三の孔326,328,330を含むように形成されている。 ピン318は、サイドレール282を内部、垂直又は水平位置のいずれかに保持するために孔32
    6,328,330内を摺動する寸法である。 レール部材286は、支柱312
    に隣接するカラー314に追加された一対の第一の安定器ブロック285及び支柱312に隣接するベース部294に追加された一対の第二安定器ブロック28
    7を含む。 ピン318は、それぞれの安定器ブロック285,287内に形成された整列したボア289,291を通り、カラー314内に形成されたそれぞれのボア293へ延びる。 ボア289,291,293が孔326,328,33
    0の1つと整列するときにピン318は孔326,328,330に選択的に受けられかつハンドル316が解放する。 【0153】 サイドレール282を1つの位置からもう1つの位置まで移動させるには、ハンドル316のどちらかを上方に旋回させ(図37に破線で示されている)、かくしてケーブル320のうちの1本がピン318を対応する孔326,328,
    330から外に引き抜くようにする。 ピン318が孔326,328,330から取り出されたときに、サイドレール282は解放されて管状支持部材292を中心に旋回する。 ピン318は、次のそれぞれの孔326,328,330へ摺動してサイドレール282を次の対応する位置に保持するまで、管状支持部材2
    92上を摺動する。 【0154】 ピン318が第一孔326内に位置づけされたときに、サイドレール282は内部位置にあり、かくしてレール部材286は、病院用ベッドのデッキに向かって内方へ傾斜して患者用の肘掛けとして機能する。 ピン318が第二孔328内に位置づけされたときに、サイドレール282は実質的垂直の上方位置にある。
    ピン318が第三孔330に位置づけされたときに、サイドレール282は、病院用ベッドとそれに隣接して設定されたもう1つの患者−支持装置との間での患者側方移送時に患者をサイドレール282上に支持できるように、実質的水平になる。 【0155】 ピン328が孔326,328,330から取り出されたときに、バネ322
    は、図39に示されているような第二安定器ブロック287と保持ピン324との間で圧縮される。 この圧縮により、ピン328は、孔326,328,330
    の1つの上を摺動するときに保持位置に戻るように付勢される。 ピン328が保持位置まで戻るときに、ケーブル320は、図37に示された保管位置へハンドルをひき戻す。 【0156】 デッキ14は、マットレス13を支持するように構成されている。 図40,4
    2,43及び44に示されているように、デッキ14の各部22,24,26,
    28は、傾斜側壁358を含む。 頭部及び足部22,28は実質的平坦な床又は壁360を有する。 傾斜側壁358は床360との間に約135°の鈍角を形成する。 本開示の他の実施形態によれば、側壁と床との間の鈍角は、90°をわずかに超える角度から180°をわずかに下回る角度の範囲であってよい。 本開示の他の実施形態によれば、角度は直角又は鋭角である。 【0157】 図28,30,及び31に示されているように、傾斜側壁358によって、デッキ14の外周から入り込みかつ前記デッキ14の下の位置で中間フレーム52
    にサイドレール20,21を結合させることができるので、格納式サイドレールを具備しないベッドよりも全体幅の狭い病院用ベッド10を提供する。 サイドレール20,21が下方位置にあるとき、上面レール部258,259はマットレス13の周囲の下側に位置づけされ、かくして、レール20,21はマットレス13の幅から突出しない。 さらに、サイドレール20,21を入り込ませることにより、サイドレール20,21が上方位置と下方位置との間で揺動するのに必要な余地はさらに小さくてすむ。 さらに、サイドレール20,21がその下降位置にあるとき、サイドレール20,21の上面縁部はマットレス13の上面と底面との間で傾斜側壁に隣接して存在し、こうして中間フレーム52及びデッキ1
    4がその下降位置にあるときサイドレール20,21の底面縁部と床との間に存在する隙間量が増大する。 【0158】 デッキ14の背部及び座部24,26は、そうでなければマットレス13内に付加的な発泡材を必要とするであろう、付加的な追従性をベッド10に付与するために、患者の体重に起因よって撓む可撓性底面を有する。 デッキ14の背部及び座部24,26は、傾斜側壁358,傾斜側壁358に結合されたそれぞれの水平方向フランジ416,418及び図43−45に示されているような締結装置422によって水平方向フランジ416,418に結合された可撓性パネル又は支持部材420を含む。 図44に示されているように、可撓性パネル420の各々の各コーナーは、締結装置422の1つを受けるスロット424を含むべく形成されている。 可撓性パネル420上に重さが加わるにつれて、パネルは、図43及び45に破線で示されているように下方へ曲がり、可撓性パネル420の外縁部は、図44に破線で示されているように締結装置422に対してスロット424が移動するにつれて内方へ引っ張られる。 この運動によりパネル420は約2インチ偏向する。 可撓性パネル420は、硬質熱硬化性樹脂によって接着された圧縮成形ガラスメッシュで作られる。 好ましい可撓性パネルは、Premixによって提供されている。 他の実施形態によれば、その他の材料で作られた可撓性パネルが使用される。 【0159】 可撓性パネル420は、病院用ベッド10内に横たわる患者のX線撮影を容易にするためにX線透過性である。 さらに、可撓性パネル420は、デッキ14のふき取り又は清掃を容易にするために実質的平滑な表面を有する。 かくして、病院用ベッド10内に位置づけされた患者をX線撮影できるようにし同様に比較的清掃が容易である可撓性デッキが提供される。 【0160】 デッキ14の足部28は、伸張自在かつ引込み自在である。 足部28の完全な記述は、本書にその開示が参考として特に含まれる、1998年7月22日提出の米国特許出願第09/120,125号に開示されている。 【0161】 図40に示されているように、デッキ14はさらに、デッキ14の頭部22の上端部に結合された一対のグリップハンドル434を含む。 病院用ベッド10内に位置づけされた患者は、自らの体重をもち上げるべくグリップハンドル434
    をつかみ自らを右又は左に移動させるか又は自らを上部フレーム52のヘッド端53により近づくよう引っ張ることにより自らの姿勢を直すことができる。 他の実施形態のグリップハンドル対435が図53に示されている。 グリップハンドル435は、デッキの頭部の上部コーナー上に結合され、デッキ上に適切に位置づけされた状態にマットレスを保つのを補助する。 病院用ベッドの上部本体部が上昇するときに、ベッド上に支持された患者はベッドのフット端に向かって摺動する傾向があることは知られており、従って、背部及び頭部22,24が上昇するときに患者が自らの姿勢を直すためにはグリップハンドル434,435が特に有用である。 【0162】 図40及び42に示されているように、病院用ベッド10は多要素マットレス13を含む。 マットレス13は、堅固発泡材周辺フレーム334,堅固パッド3
    36,堅固パッド336の下に位置づけされた上部柔軟発泡材層338,上部柔軟発泡材層338の下に位置づけされた加熱層340,加熱層340の下に位置づけされたクラウン形成ブラダー342,クラウン形成ブラダー342の下に位置づけされた中央発泡材層346、中央発泡材層346の下に位置づけされた下部発泡材層348,及び図42内に最も良く示されているようにマットレス13
    のその他の構成要素をカバーする皮地(ticking)層347を含む。 【0163】 堅固発泡材周辺フレーム334は、患者をマットレス13の周囲から離れるように付勢する構造をマットレス13に付与するために、柔軟発泡材層338よりも大きい堅さをもつ発泡材料で作られている。 周辺フレーム334は、頭部又は頭部350,頭部350よりも柔軟な発泡材で作られている本体部又は本体セクション352,及び本体部352と等しい堅さをもつ発泡材で作られた座部またはセクション353を含む。 周辺フレーム334の各部350,352,353
    は、傾斜ベース部354及びそれに結合されたフランジ部356を有する。 傾斜ベース部354は、デッキ14に適合し、フランジ部356は、図42に示されているように、デッキ14を超えて外に延びている。 部350,352,353
    の隣接端部は共働してその間にテーパー付き間隙355,357(図41に示されているような)を形成してデッキ14の頭部,背部及び座部22,24,26
    の傾動を促進する。 【0164】 図40に示されているように、堅いパッド336には、横方向に延びる複数のブラダー362が含まれる。 堅いパッド336は、圧縮空気をブラダー362に送る入口管364を含む。 圧縮空気は、図42に示されているように、マットレス13を硬直させるためにブラダー362を膨らませる。 マットレス13を硬直させることで、介護人はCPRの処置をしたり患者を病院用ベッド10から移動させることが容易にできるようになる。 その上、マットレス13を硬直させることにより、患者は、それを硬直させなかった場合に比べて病院用ベッド10にいる間により良く運動を行なうことができる。 病院用ベッド10はさらに、ブラダー362を膨張させるためのデッドヘッドポンプ(図示せず)及びマットレス1
    3をより柔軟な状態に戻すためにブラダー362から圧縮空気を放出するための排気ポート(図示せず)を含む。 【0165】 図41に示されているように、上部柔軟発泡材層338は、頭部及び背部又は背セクション339及び別々の座部又は座セクション341を含む。 図42に示されているように、各々の部は又はセクション339,341は、周辺フレーム334のベース部354と嵌合するように構成された一対のテーパー付き側面又は側壁366,368を含む。 入口管364を受けるために、上部発泡材層33
    8内には1つの孔370が形成されている。 前述のように、上部柔軟発泡材33
    8は、患者が休養できる柔軟な構造を提供するために、より柔軟な発泡材で作られている。 加熱層340は、マットレス13の表面の近くになるように上部柔軟発泡材338の下に位置づけされる。 加熱層340は好ましくは Gorix等の抵抗加熱材料で作られる。 加熱層340及び加熱温度及びタイミングを調節する制御ユニット692の加熱制御部に、ケーブル372が結合されている。 他の実施形態によれば、マットレスの異なる領域を異なる温度又は持続時間で加熱するための複数のゾーンが、加熱層に設けられている。 例えば、本体部がより低い温度で加熱される一方で、足の末端の暖房のためにマットレスのフット端を加熱することができる。 【0166】 クラウン形成ブラダー342は、介護人が患者をマットレス13の側方へ移動させるとき少量の重力補助を提供する傾斜した表面を作り出すことによりベッド10からベッド10に隣接したもう1つの患者支持装置まで容易に患者を側方移送できるようにするため、図43で示されているようなマットレス13が実質的に平坦である収縮位置と、図45に示されているようにマットレスが冠状になった膨張位置との間で移動自在である。 堅固化パッド336とクラウン形成ブラダー342は患者の移動中両方共膨張することが好ましいが、必ずしもその必要はない。 【0167】 図42に示されているように、クラウン形成ブラダー342は、上面層374
    ,上面層374に結合された底面層376及び下面層376に結合された入口管378を含む。 入口管378は、上面層と底面層374,376との間の領域を膨張するため加圧空気を提供するポンプ(図示せず)に結合されている。 圧縮空気を解放してマットレス13を平坦な位置に戻すために、クラウン形成ブラダー342には排気ポート(図示せず)が結合されている。 【0168】 介護人が患者に対して快適さのための振動療法を提供しかつの合併症を防止するため、マットレス13内にはマッサージモーター344が位置づけされている。 各マッサージモーターは、実質的に薄いものである直流「スロット」モーターである。 ケーブル380が各々のマッサージモーター344に結合され、かつ振動のタイミング及び強度を調節する制御ユニット692に結合されている。 各マッサージモーター344は独立又は同時に操作され得る。 【0169】 中間発泡材層346は、上部柔軟発泡材338よりも剛性の高い粘弾性発泡材で作られている。 上部発泡材層338と同様に、中間発泡材層346は、頭及び背部又はセクション345及び別々の座部又は座セクション351を含む。 図4
    2に示されているように、中間発泡材層346の各部は、周辺フレーム334のベース部354と嵌合するように構成されたテーパー付き側壁対382,384
    を含む。 入口管364,378を受けるために、中間発泡材層346の中には一対の孔386,388が形成されている。 【0170】 下部発泡材層348は、中間発泡材層346よりも剛性の高い材料で作られる。 他の実施形態においては、下部発泡材層348は、周辺フレーム334の頭部350又は本体部352のいずれかと一体的に形成され、かつそれと同じ密度をもつ発泡材で構成される。 かくして、ベッド10は、マットレス13の深さと共に剛性が増大する剛性勾配をもつマットレス13を有する。 上部及び中間発泡材層338,346と同様に、下部発泡材層348は、頭部及び背部又は部349
    及び、個別の座部又は座セクション363を含む。 図42に示されているように、下部発泡材層348は、周辺フレーム334のベース部354と嵌合するように構成された一対のテーパー付き側壁390,392を含む。 入口管364,3
    78を受けるために下部発泡材層348内には一対の孔394,396が形成されている。 ケーブル372,380が中間及び下部発泡材層346,348のそれぞれの側壁384,392と右側ベース部354間に位置づけされている。 マットレス13は足部28の動きと共に伸張したり引込んだりする足部又は足セクション426を含む。 図41,46及び47に示されているように、足部426
    は複数の横方向スロット428を含むように形成されている。 デッキ14の足部28が伸張するにつれて、横方向スロット428の各々の幅が広がって、伸張を補償する。 足部28が引込むと、スロット428は狭くなる。 図46に示されているように、足部426は、デッキ14の足部28の傾斜側壁に適合するように構成された一対の傾斜側面又は壁430,432を含む。 【0171】 図42に示されているように、マットレス13のその他のコンポーネントを汚染から保護するために皮地347が設けられている。 皮地347はデッキ14に適合するように構成された上部398及びジッパーにより上部398に結合される下部410を含む。 皮地347の下部410には、マットレス13が摺動するのを防ぐためにデッキ14に「貼り付く」磁石が備わっている。 皮地347には、防火バリアを提供するファイバグラスの糸を有する耐火性アクリルニットが含まれる。 皮地347は同様に、その他のマットレス構成要素の汚染を防ぐための蒸気バリアを提供する。 他の実施形態によれば、上部及び下部は、縫い合わされるか又は1つのスリーブから構成される。 本開示の他の実施形態によれば、皮地とは分離した防火バリア層が設けられる。 【0172】 他の実施形態のマットレス436が図48に示されている。 マットレス436
    は、発泡材コア438及び密封された上部及び下部皮地439,441を含む。
    コア438は、上部及び下部皮地439,441間に位置づけされ、中剛性の発泡材から作られた頭部、背部及び座部又はそれらのセクション440,442,
    444及び、デッキ14の足部28と使用するために伸張したり引込めたりすることのできる粘弾性発泡材で作られた足部又は足セクション446を含む。 頭、
    背部、座部及び足部440,442,444は各々、デッキ14の傾斜壁に適合するように構成された傾斜側壁を含む。 かくしてマットレス436は、マットレス436のコストを最小限におさえながらなおもマットレス436がベッド10
    のデッキ14と連接できるようにししかもデッキ14が長さを伸縮できるようにするワンピースブロックである部又はセクション440,442,444,44
    6を含む。 【0173】 足部446は、足部446を伸張し引込めることができるようにするためにマットレス13のスロット428と類似した上面及び底面を横切るスロット449
    を含むように形成される。 足部446は、患者の足がマットレス436の縁部上を移動するのを防ぐように構成されている。 足部446は、患者の足がマットレス436の外縁部に到達するのを遮断するための境界又はフェンスを提供する隆起した周囲448を含む。 足部446は同様に、患者の足とマットレス436との間の界面圧力レベルを低減させるように構成される。 足部446は、患者のふくらはぎの下にとどまるように位置づけされた隆起したふくらはぎ部450を含む。 ふくらはぎ部450は、そうでなければ患者のかかとによって支持されることになる患者の体重の一部を支持し、かくして、患者のかかととマットレス43
    6との間の全体的界面圧力を低下させる。 好ましい実施形態によれば、ふくらはぎ部450は、足部446の残部よりも剛性の高い発泡材で作られている。 足部446内に形成されたスロット449は中に波形を形成している。 ふくらはぎ部450と連結された波形は足部446にわたって一貫した高さをもち、一方その他の波形の各々は、付随する隆起した周囲448間にあるへこんだ中央部を有する。 【0174】 もう1つの他の実施形態のマットレス452が、図49に提供されている。 マットレス452は上部及び下部密封皮地454,456,発泡材コア458,一対の加熱パッド460,一対のクラウン形成ブラダー464及び一対の振動機構468を含む。 コア458は、上部及び下部皮地454,456間に位置づけされ、周辺フレーム470,足部又は足セクション472,周辺フレーム470内に位置づけされた下部発泡材層474,下部発泡材層474の上に位置づけされた中間発泡材層476及び上部皮地454のすぐ下に位置づけされた上部発泡材層478を含む。 上部発泡材層478は、ろう含浸冷却を含む低ILD発泡材料で作られている。 中間発泡材層476は粘弾性発泡材で作られている。 【0175】 周辺フレーム470は、頭部又は頭セクション480,背部又は背セクション482及び座部又は座セクション484を含む。 頭部480は、高ILD発泡材で作られ、背部482は 中ILD発泡材で作られる。 頭部,背部及び座部48
    0,482,484及び足部472は、デッキ14の傾斜壁に適合するように構成された傾斜側壁を含む。 下部発泡材層474は、選択的に、高ILDの発泡材から頭部480と一体的に形成されてもよいし、或いは又中ILDの発泡材から背部及び座部と一体的に形成されてもよい。 【0176】 足部472は、足部472が伸張し引込むことができるようにするために、マットレス13のスロット428と類似した上面及び底面を横切るスロット486
    を含むように形成されている。 足部472は、患者の足がマットレス452の縁部上を移動するのを防ぐように構成されている。 足部472は、患者の足がマットレス452の外縁部に到達するのを遮断するための境界又はフェンスを提供する隆起した周囲488を含む。 足部472は同様に、患者の足とマットレス45
    2との間の界面圧力レベルを低下させるように構成されている。 足部472は、
    患者のふくらはぎの下にとどまるように位置づけされた隆起したふくらはぎ部4
    90を含む。 好ましい実施形態によれば、ふくらはぎ部490は、そうでなければ患者のかかとによって支持されることになる患者の体重の一部を支持し、かくして、患者のかかととマットレス452との間の全体的界面圧力を低下させる。
    ふくらはぎ部490は、足部472の残部よりも剛性の高い発泡材で作られている。 【0177】 もう1つの他の実施形態のマットレス492が図50に提供されている。 マットレス492は、図49のマットレス452と実質的に類似している。 マットレス492は、並んで結合された複数の横方向シリンダ496を含むエア・ブラダー494を含む。 例示的な横方向シリンダ496は、エア・ブラダー494が1
    つのユニットとして膨張する単一のブラダーゾーンとなるように、相互に流体連絡している。 しかしながら、エア・ブラダー494に代ってマットレス492中に多数のエア・ブラダーゾーンを設けること、そして複数分離ゾーンの各々の膨張レベルを個別に制御することは現在検討している開示の範囲内にある。 【0178】 エア・ブラダー494内の空気圧は、図51に示されている空気システム49
    7によって制御される。 空気システム497は、ポンプ498(好ましくはThom
    as6025SE型空気ポンプ)、第一導管512によりポンプ498に結合された逆上弁510,第二導管516によって逆上弁510にそして第三導管518
    によりエア・ブラダー494に結合された放出弁514に、そして第三導管51
    8によりエア・ブラダー494に結合された逆止弁510,第四導管522により第三導管518に結合されたバルブスイッチ、第四導管522に結合されたポンプスイッチ524,第四導管522内に位置づけされた空気圧抵抗器526,
    及び同じく第四導管520内に位置づけされた空気圧コンデンサ528を含む。
    空気システム497は同様に、ポンプ498及び放出弁514に結合された共通ワイヤ532及びバルブ及びポンプスイッチ520,524に結合されたホットワイヤ534を含む電気プラグ530を含む。 空気システム497はさらに、放出弁514及びバルブスイッチ520に結合された第一ワイヤ536及びポンプ498及びポンプスイッチ524に結合された第二ワイヤ538を含む。 【0179】 ホットワイヤ534は、バルブスイッチ520が通常閉位置にあってポンプ4
    98を作動させる電気回路を完成するように、バルブスイッチ520に結合されている。 バルブスイッチ520は、10インチ(約25.4cm)を越える水の圧力を検知したときに、開放位置に転換して電気回路を開放してポンプ498をオフに切換える。 ホットワイヤ534は、放出弁514が通常閉鎖位置にあり、バルブスイッチ520が通常開位置にあるように、ポンプスイッチ524に結合されている。 ポンプスイッチ524は、12インチ(約31.2cm)を越える水の圧力を検知したときに、閉鎖位置に転換してバルブ514を開放する電気回路を完成する。 各スイッチ520,524は、ポンプ498及び放出弁514が活性化(
    activate)及び非活性化する切換え圧力を調整するための調整ネジ523を含む。 【0180】 空気システム497は、エア・ブラダー494に、所定の上限及び下限間の一定範囲の空気圧を与える(好ましくは0.3〜0.4 psi)。 エア・ブラダー49
    4の圧力が所定の高低レベル間にある場合に、ポンプ494は作動せず、かつ放出弁514は空気を放出するために開放しない。 バルブ及びポンプスイッチ52
    0,524はエア・ブラダー494内の空気圧を監視することによって共働して空気圧レベルを調節し、エア・ブラダー494内の空気圧が所定の下限より低い場合にポンプ498をオンに切換え、エア・ブラダー494内の空気圧が所定の上限よりも高い場合に放出弁514を開放する。 【0181】 エア・ブラダー494を膨張させるには、プラグ530をアウトレット(図示せず)へ挿入するか、又はエアシステム497をオンに切換える。 バルブ及びポンプスイッチ520,524は、第三及び第四導管518,522を介してエア・ブラダー494内の圧力レベルを測定する。 圧力が下限より低くなった場合に、ポンプスイッチ524がホットワイヤ534と第二ワイヤ538との間の回路を閉じる位置まで移動し、ポンプ498に電力を供給してポンプ498を作動させる。 ポンプ498は、第一導管512,放出弁514,第二導管516,逆止弁510及び第三導管518を介してエア・ブラダー494に圧縮空気を圧送することによって応答する。 逆止弁510は、空気が第一導管512を通ってポンプ498から流れることができるようにするが、空気が第一導管512を通ってポンプ498に流れるのを防ぐ。 【0182】 エア・ブラダー494内への空気の漸次的な導入は、その中の圧力を増大させる。 エア・ブラダー494内の圧力が所定の下限を超えるときに、ポンプスイッチ524は通常閉位置から開位置まで移動し、かくしてポンプ498への電気回路は切断されてポンプ498は停止する。 エア・ブラダー494内の圧力レベルが所定の下限より低く降下した場合、ポンプスイッチ524は通常閉位置まで戻り、それによりポンプ498までの電気回路が完成し、かつポンプ498が再び空気をエア・ブラダー494に圧送する。 【0183】 患者がマットレス492を含む病院用ベッドに入ったときに、エア・ブラダー494内の全圧力は増大する。 この圧力が所定の上限を超えて高く上昇すると、
    バルブスイッチ520は、放出弁514が非活性化され閉位置にある状態で、通常開位置から閉位置まで移動する。 こうして、放出弁514までの電気回路は完成され、放出弁514を活性化させて開放する。 放出弁514が開放したときに、空気はエア・ブラダー494から第三導管518へ、そして放出弁514から外に流れる。 空気がエア・ブラダー494から外に放出されるにつれて、エア・
    ブラダー494内の空気圧は、放出弁514が閉鎖する所定の上限より低くなるまで徐々に低下する。 かくして、空気は、単一のポート(第三導管518)を介してエア・ブラダー494から導入及び除去され、空気システム397をエア・
    ブラダー494に接続するのに必要な連結器は少なくなる。 【0184】 空気圧抵抗器526及び空気圧コンデンサ528は共働して、エア・ブラダー圧力内の瞬間的なスパイクがポンプ及びバルブスイッチ524,520に達するのを防ぐ単純でかつ安価な空気圧ダンパーを構成する。 ポンプ及びバルブスイッチ524,520が「集合した」空気圧を減衰することにより、これらは、エア・ブラダーの空気圧のわずかな瞬間的変化についてスイッチをオンやオフに切換えず、かくしてポンプ498及びダンプバルブ514の過度の切換えは起こらない。 エア・ブラダー494の空気圧のこのような瞬間的変化は、病院用ベッド内で患者が移動したとき、又はポンプ498及び放出弁514が活性化したり非活性化するときに発生しうる。 【0185】 空気圧抵抗器526は、第三及び第四導管518,522の内径よりも小さい内径をもつ制約手段である。 空気圧コンデンサ528は、第三及び第四導管51
    8,522の内径よりも大きい内径をもつ管である。 管には発泡材でパッキングが施されている。 現在好まれている実施形態によれば、空気圧抵抗器526の内径は、0.125インチ(約0.32cm)であり、空気圧コンデンサ528の内径は0.5インチ(約1.27cm)である。 かくして、空気システム497
    は、マイクロプロセッサ又はマイクロコントローラといったような高価な電気回路要素を必要とせずに、所定の圧力範囲内にエア・ブラダー494内の膨張レベルを維持する単純で安価な空気システムである。 本開示の他の実施形態によれば、エアシステムは、マイクロプロセッサ及び/又はマイクロコントローラを含む。 【0186】 他の実施形態のフットボード540が図52示されている。 フットボード54
    0は、ベース542,ベース542にしっかりと結合された一対の側面部544
    ,546及びベース542に対し枢軸旋回自在に結合された一対のフラップ54
    8,550を含む。 図52に示されているように、フラップ548,550は、
    サイドレール282に向かって側面部544,546を超えて延びている。 この延長により、サイドレール282とフットボード540との間の間隙は縮小し、
    かくして患者は、前記間隙を通って病院用ベッドから脱出しないようになっている。 図52は破線で示されているように、フラップ548,550は、ベース5
    42に隣接して位置づけされた保管位置まで移動し得る。 各フラップ548,5
    50は、病院用ベッドにより支持された患者がベッドから出ようとして外方へフラップ548,550を押すのを防ぐべく、サイドレール282を超えて外に折り畳まれることがないように構成されている。 【0187】 他の実施形態のフットボードによれば、ベースとフラップ対が提供されている。 ベースは中間フレームに結合され、マットレスの下端部に沿って延び、各フラップは、ベースの外表面に隣接する保管位置まで外向きに揺動するべくベースに枢軸旋回自在に結合されている。 フラップを使用位置まで移動させるには、サイドレールを下降し、フラップをマットレスのそれぞれの側面に隣接する位置まで揺動する。 その後にサイドレールを上昇し、それぞれのフラップを、マットレスのそれぞれの側面とそれぞれのサイドレールとの間に捕捉する。 この捕捉により、ベッド内に位置づけされた患者がベッドから出ようとしてフラップを保管位置へ揺動することを防止する。 かくして、患者がそれを通ってベッドから脱出できるような間隙はサイドレールとベースとの間に存在しない。 【0188】 フットボード540は、病院用ベッドからとり外し可能であり、図53に示されているような内部位置に傾斜したサイドレール282上に位置づけされたときテーブルを形成する。 サイドレール282上に位置づけされている間、ベース5
    42は実質的に水平であり、例えばトレイ、飲み物容器、本又はその他の品物といったさまざまな品物を置くための表面を提供する。 ベース542は、コップ又はその他の物体を保持するためのくぼみを含むように又は物体がベース542から離れて転がらないようにするための縁(lip)を構成するように形成されている。 側部544,546は、フットボード540の横方向の運動を抑制する。 フラップ548,550は、側部544,546より下に延びる位置に維持することもできるし、またフットボード540がテーブルとして使用されている間保管位置にしまい込むこともできる。 【0189】 選択的に取外し可能なヘッドボード552が図54に示されている。 ヘッドボード552は、デッキに取外し可能な形で結合された管状フレーム554及び管状フレーム554に対して摺動自在に結合された布製スクリーン556を含む。
    図55に示されているように、布製スクリーン556は周辺近くで縫い合わされてスリーブ558を形成し、このスリーブ内に管状フレーム554の一部が位置づけされる。 スクリーン556を清掃するか又は病室の装飾(例えばカーテン地、家具用布張り地、キルト掛け、シーツ又は病室内のその他の品物)と「マッチ」する他の布帛パターンと交換するには、管状フレーム554をデッキから上方に引張って取り外す。 スクリーン556は、完全に取り外されるまで管状フレーム554に沿って摺動させる。 次にスクリーン556を洗たくする。 スクリーン556を管状フレーム554に戻すには、管状フレーム556の端部を各スリーブ558内に通し、図54に示されているように管状フレーム556をとり囲むまでスクリーン556を管状フレーム556のまわりに摺動させる。 その後、病院ベッドにヘッドボード552を再度設置するため、管状フレーム556のそれぞれの端部をデッキ内に挿入し戻す。 本開示の他の実施形態によれば、取外し可能な布製スクリーンを有するフットボードが提供される。 【0190】 さらにもう1つの選択的取外し可能なフットボード560が図56に示されている。 フットボード560は、デッキから取外し可能であり、ベース562,一対の側部564,566及びそれぞれの側部564,566に枢軸旋回自在に結合された一対のサイドフラップ568,570を含む。 サイドフラップ568,
    570は、デッキに結合された一対のサイドレール282と係合する側部564
    ,566の延長部として機能する図56に示されているような使用位置と図57
    に示されているような側部564,566の外面内にしまい込まれた保管位置との間で移動自在である。 ロック(図示されていない)が使用位置にサイドフラップ568,570をしっかり固定するために設けられる。 図58に示されているように、他の実施形態のフットボード574によれば、サイドフラップ576,
    578は、側部580,582の内面内にしまい込まれる。 サイドフラップ57
    6,578を使用位置にしっかり固定するためにストッパ(図示せず)が設けられる。 サイドフラップ568,570,576,578は各々、垂直に延びるサイドレール282にそれぞれのベース562をしっかりと固定するために位置づけされた切欠きを含む。 【0191】 さらにもう1つの他の実施形態の取外し可能なフットボード584が、図59
    及び60に示されている。 フットボード584は成形部品であり、上に物体を保持するためのくぼみを含むべく形成されたベース部586及び内方へ傾斜した一対のサイドレール592上に位置づけされた一対の傾斜側部588,590を含む。 【0192】 図61に示されているように、フレーム812,フレーム812に結合されたデッキ814,デッキ814上に位置づけされたマットレス813,フレーム8
    12に結合されたヘッドボード816,デッキ814に結合されたフットボード818,デッキ814に結合された一対のヘッド端サイドレール820及びフレーム812に結合された一対のフット端サイドレール822を含むもう1つの病院ベッド810が提供される。 フレーム812は、床に対してデッキ814を上昇及び下降させ、デッキをトレンデレンブルグ位置及び逆トレンデレンブルグ位置へ移動させるように構成されている。 【0193】 図62に示されているように、ベッド810は、CPR応急ボード830,及び図64に示されているようにボード830を取外し自在に収容できる寸法のポケット832を更に含む。 必要な場合、介護人は、CPR治療を患者に行う上で一助となるように、ポケット832からボード830をとり外し、患者の胴部の下にボード830を位置づけすることができる。 【0194】 ベッド810は、ポケット832を構成するヘッドボード816に結合されたCPRボード保持部材又はストラップ834を含む。 ストラップ834は好ましくは、鋼材又はその他のいずれかの剛性材料で作られており、ボード830の幅842よりもわずかに大きい距離840だけ離隔された第一及び第二側壁836
    ,838を含む。 ストラップ834は同様に、第一及び第二の側壁836,83
    8間に延びかつ、必要なときにボードをポケット832から取外すことができるようにボード830の厚み848よりもわずかに大きい距離846だけヘッドボード816から離隔された第三側壁844を含む。 【0195】 図63に示されているように、ヘッドボード816には、ベース部材852、
    及び介護設備を中心として病院ベッド810を容易に押すことができるようにするためにベース部材852に結合された一対のハンドル854が含まれる。 ヘッドボード816はさらに、ボード810の上縁部より上に位置づけされた複数の制御ボタン856を含む。 図85〜87に示され以下で詳細に記述する推進装置858を制御するために制御ボタン856が装備されている。 【0196】 図65に示した通り、フレーム812は、矩形下部フレーム部材又はベース・
    フレーム860,一対のヘッド端車輪又はキャスター862,病院ベッド810
    を介護設備を中心にして転動するようにベース・フレーム860に結合された一対のフット端車輪又はキャスター863,矩形中間フレーム864,中間及びベース・フレーム864,860に結合されて、その間の相対的運動を可能にするリンク機構システム866,及びリンク機構システム866を作動させ、ベース・フレーム860に対して上部材864を移動させるための動力を提供するアクチュエータシステム(図示せず)を含む。 リンク機構システム866及びアクチュエータシステムは、図8に示され上述されているリンク機構システム654及びアクチュエータシステム656と実質的に類似している。 【0197】 病院ベッド810はさらに、図66及び67に示されているように中空ベース・フレーム860を通って延びるキャスターブレーキリンク870を含むキャスタ制動システム868を含む。 キャスタ制動システム868は、各キャスタ86
    2,863を相互連結して、キャスタ862,863の同時制動を提供する。 キャスタ862,863を同時に制動するために、介護人がフットブレーキペダル872,874の1つを踏むと、キャスタ制動システムはキャスタ862,86
    3を転動しないようにロックする。 【0198】 図66に示されているように、フットブレーキペダル872はキャスタ862
    から長手方向に距離876だけ離隔されている。 フットブレーキペダル872はロッド878によりベース・フレーム860に結合されかつアーム880によりキャスタブレーキリンク870に枢軸旋回自在に結合されている。 好ましい実施形態によれば、ロッド878は丸形である。 他の実施形態によれば、ロッドは六角形である。 【0199】 フットブレーキペダル872が方向884に軸882を中心として回転している間、アーム880はキャスタブレーキリンク870に力を伝達する。 キャスタブレーキリンク870はキャスタブレーキリンク870に枢軸旋回自在に結合されかつキャスタ制動システム868の六角ロッド888にしっかりと結合されたアーム886にこの力を伝達するべく、方向871に移動する。 この回転は方向886に軸890を中心として六角ロッド888を回転させてキャスタ862をロックする。 【0200】 本開示の好ましい実施形態によれば、方向884でのフットブレーキペダル8
    72によるロッド878の反時計回りの回転がキャスタブレーキリンク870を方向871に移動させるように、ロッド878の下にキャスタブレーキリンク8
    70が位置づけされている。 同様にして、時計回り方向869でのロッド878
    の回転は、キャスタブレーキリンク870を方向867に、そして六角ロッド8
    88を時計回り方向865に回転させてキャスタ868のロックを解除する。 本開示の他の実施形態によれば、キャスタブレーキリンクは、方向882へのロッドの回転がキャスタブレーキリンクを方向867に移動させ、方向869へのロッドの運動がキャスタブレーキリンクを方向871に移動させるように、ロッドの上に位置づけされている。 【0201】 本開示のキャスタ制動システムに類似したキャスタ制動システムの付加的な記述は、本書に参考として特に含まれる「キャスター及び制動システム」の名称で
    Mobley他により1999年3月5日に出願された米国特許出願第09/263,
    039号において提供されている。 本開示の他の実施形態によれば、同時ロック機能を伴う又は伴わないキャスタ制動及び/又はステアリングシステムの他の構成が、本開示のフットブレーキペダル及びキャスタブレーキリンクと共に使用する目的で提供される。 【0202】 キャスタブレーキリンク870は同様に、4つのキャスタ862,863全てを同時に制動するために他のキャスタ862,863に連結された他の六角ロッド888,892にフットブレーキペダル872の回転を伝達する。 図67に示されているように、リンク870は、フレーム部材860を通って連続的に延びかつ図67に示されている六角ロッド880との結合と類似の方法で六角ロッド892に結合された部895を含む。 従って、キャスタ862の六角ロッド88
    8が回転軸890を中心に回転するときに、六角ロッド892は軸894を中心として回転する。 キャスタ862,863のロックを解除するには、フットブレーキペダル872を方向884と反対の方向に回転して方向890とは反対の方向890に六角ロッド888を回転させ、キャスタ862のロックを解除する。
    キャスタブレーキリンク870は同様に、他の六角ロッド888,892に回転を伝達して全てのキャスタ862,863を同時に解放する。 【0203】 横方向に延びるロッド(図示せず)は、フット端キャスタ863のうちの1つのキャスタの六角ロッド892の回転をもう1つの六角ロッド892又はその他のフット端キャスタ863に伝達する。 キャスタブレーキリンク870と同一であるもう1つのキャスタブレーキリンク(図示せず)が、ベース・フレーム86
    0の反対側を通って延び、キャスタ862,863の同時ロック及びロック解除を提供するべく4つのキャスタ862,863全てに他のヘッド端ペダル872
    の回転が伝達されるように、六角ロッド888,892とロッド878を結合する。 【0204】 同様にして、キャスタブレーキリンク870は又、4つのキャスタ862,8
    63全てにフットブレーキペダル874の回転を伝達する。 フットブレーキペダル874は、図61に示されているように、六角ロッド892に直接結合され、
    キャスタブレーキリンク870には、アーム886に類似したアーム(図示せず)によって結合されている。 かくして、ブレーキペダル874が回転していずれかのキャスタ863をロック又はロック解除する場合、他のキャスタ862,8
    63も同様にロック又はロック解除される。 【0205】 ブレーキペダル872は、ヘッドボード816の隣接して立った介護人がキャスタ制動システムを操作できるように位置づけされている。 図65に示されているように、ブレーキペダル872はベース・フレーム860のヘッド端に隣接して位置づけされたフィットパッド875を含む。 ヘッドボード816の近くに身をおいた介護人は、ブレーキペダル872にアクセスするためにベッド810の側面まで移動する必要なく、パッド875を踏み込んでキャスタ862,863
    をロックすることができる。 【0206】 図66に示されているように、ブレーキペダル872はキャスタ862から長手方向に離隔していることから、六角ロッド888の回転軸890はロッド87
    8の回転軸882と六角ロッド892の回転軸894との間で長手方向に位置づけされる。 かくして、アーム880,886間に位置づけされたキャスタブレーキリンク870の部は、ペダル872をキャスタ862から長手方向に離隔させることのできる延長部896である。 本開示の一他の実施形態によれば、フット端ブレーキペダルは、ヘッド端ブレーキペダルと類似の方法でフット端キャスタから離隔されている。 【0207】 図61に示されているように、フットボード818は、一対の湾曲端部900
    及びこれらの湾曲端部900との間に位置づけされた実質的平坦な中心部901
    を含む本体部材898を含む。 端部900は、介護設備を中心として病院ベッド10を容易に押すことができるようにするハンドル部902を有する。 ベッド8
    10はさらに、ヒンジ906によって本体部材898の湾曲端部900に枢軸旋回自在に結合された1対の隙間充填材904を含む。 【0208】 隙間充填材904は、患者が病院ベッドから間隙902を通って脱出するのを防ぐように、フット端サイドレール822とフットボード818との間に形成された間隙908への患者の移動を遮断する目的で設けられている。 図70に示されているように、隙間充填材904は、使用位置から保管位置まで各々の隙間充填材904を移動させるために方向914に旋回する。 隙間充填材904を保管位置から使用位置まで移動するために、フット端サイドレール822をダウン保管位置まで下降させなくてはならず、それにより隙間充填材904は方向905
    においてマットレス813に隣接する位置まで自由に移動する。 その後、フット端サイドレール822を上昇して、図61に示されているようにマットレス81
    3とフット端サイドレール822との間に閉じ込める。 【0209】 各々の隙間充填材904は、図61に示されるように、隙間充填材904が保管位置にあるときフットボード818のハンドル部902により形成される開口部931と整列する開口部932を形成するハンドル部930をもつ本体部材9
    28を含む。 各々の本体部材928は、保管位置にあるときフットボード818
    の湾曲端部900及び平坦部901を補完する、湾曲部903及びそれに結合された実質的に平坦な部905を含む。 隙間充填材904を保管位置に移動させるには、サイドレール822を降下させてそれぞれの隙間充填材904を方向91
    4において保管位置まで揺動させる。 保管位置にあるとき、本体部材928の第一表面907は、フットボード818の外面909に隣接して位置づけされる。 【0210】 図69に示されているように、フットボード818はさらに、好ましくはフック−ループ式材料で作られた第一の連結器910を含み、かつ各々の隙間充填材904はフットボード818の外面909に隣接する保管位置内に隙間充填材9
    04を保持するために第一連結器910に整列する、同じく好ましくはフック−
    ループ式材料で作られた第二連結器912を含む。 隙間充填材904が保管位置にあるとき、第二の連結器912は、隙間充填材904の第一の表面906がフットボード818の外面908に隣接する状態で、保管位置に隙間充填材904
    をしっかり固定するように第一連結器910に結合する。 本開示の他の実施形態によれば、保管位置にあるときにフットボードに隙間充填材を結合するために、
    他の連結器が設けられる。 例えば、他の実施形態によれば、スナップ、つなぎ材、タブ、保持器、磁石、締結装置及び当業者にとって既知のその他の連結器が使用される。 【0211】 隙間充填材904を使用位置まで戻すために、フット端サイドレール822をダウン保管位置まで移動し、かつ隙間充填材904の第二連結器912をフットボード818の第一連結器910との結合から解除する。 隙間充填材904はヒンジ906を中心に方向905へ揺動し、それにより図70に示されているようにその先端部916がマットレス813に隣接して位置づけされる。 次に、フット端サイドレール822を、図61及び70に示されているように、それぞれのフット端サイドレール822とマットレス813との間に各々の隙間充填材90
    4を捕捉するように上昇させる。 【0212】 図68に示されているように、ヒンジ906は、第一の垂直軸920を中心として回転するようにピン918によりフットボード818に枢軸旋回自在に結合されている。 ヒンジ906は、中にピン918が延びている1対のフランジ92
    2,924、およびフランジ922,924間に延びる湾曲本体部926を含む。 フットボード818は、第一垂直軸920を中心とする回転時にフランジ92
    2,924が移動するための隙間を提供する一対のスロット923,925を含む。 【0213】 各々の隙間充填材904はさらに、隙間充填材904が第二垂直軸936を中心として回転できるように、それぞれのヒンジ906に各々の隙間充填材904
    を枢軸旋回自在に結合するヒンジプレート934を含む。 ヒンジプレート934
    は、締結装置938により本体部材928に結合されている。 かくして隙間充填材904は、保管位置にあるときにそれぞれの隙間充填材904がフットボード818の外面908に対しぴったりと載るように、2つの離隔した垂直軸920
    ,936を中心に回転する。 【0214】 図71に示されているように、各々のフット端サイドレール822は、複数のリンク機構940によりデッキ814に結合されたレール部材938を含む。 レール部材938は、レール部材938のハンドレール部944の下に位置づけされた開口部942を含む。 レール部材938は、2つの凸状端部部948,95
    0とそれらの間に位置づけされた凹状部952を含む上縁部946を含む。 デッキ及び中間フレームにフット端及びヘッド端ハンドレールを結合するのに適したリンク機構は、本書ならびに、その開示が本書に参考として特に含まれるWeismi
    ller他による1998年1月12日提出された「ベッドサイドレール」の名称の米国特許出願第09/005,639号の中で論述されている。 【0215】 各々のヘッド端サイドレール820は、複数のリンク機構956によってデッキ814に結合されたレール部材954を含む。 レール部材954は、そのハンドレール部858より下に位置づけされた開口部957を含む。 レール部材95
    4は、フット端及びヘッド端サイドレール822,820間に間隙963を構成するべくフット端サイドレール822の端部部948から離隔した凹状側縁部9
    62と上縁部960を含む。 【0216】 図71に示されているように、上縁部946と側縁部962の端部948は各々、デッキ814の頭部又はセクション824の回転軸964に中心をおく実質的に均等な曲率半径965,967を有する。 この構成により、間隙963は、
    図73に示された位置に到達するまで頭部824が回転軸964を中心として時計方向968に回転するにつれて、実質的に一定に維持される。 【0217】 凹状部952は、上縁部946が実質的平坦である場合以上に、頭部824の回転軸964を中心とする回転を可能にする。 凹状部952は、ヘッド端サイドレール820が図73に示された位置に近づくときに、ヘッド端サイドレール8
    20が移動するための隙間を提供する。 かくして、凹状部952を有することにより、頭部824及びヘッド端サイドレール820は、間隙963がその他の形で閉鎖し始める前にさらに回転軸964を中心に回転できるようになる。 現在好適な本開示の実施形態によれば、ヘッド端サイドレール820が図73に示される以上にさらに時計回り方向968に回転することはない。 【0218】 凹状部952は、レール部材954の上縁部960及び側縁部962の接合部によって形成される凸状コーナー953を有する。 ヘッド端サイドレール820
    が図73に示されたようにその最上位置に位置づけれるときに、コーナー953
    は凹状部952から実質的に均等に離れる。 かくして、凹状部952及びコーナー953は、その間に実質的に均等な間隙を維持する上で一助となる相補的な構造を構成する。 【0219】 凹状部952は、一対の傾斜部961,963及びそれらの間に位置づけされた湾曲部965を含む。 本開示の他の実施形態によれば、凹状部は、切欠き入り形状、より浅い形状、より深い形状又は当業者にとっては既知のその他のあらゆる凹状形状である。 本開示のもう1つの他の実施形態によれば、凹状部は、上昇位置にあるときにフット端サイドレールのヘッド端を収容するべくヘッド端サイドレール上に位置づけされる。 【0220】 ベッド810にはさらに、そのさまざまな機能を制御するために構成された制御システムが含まれる。 図74に示されているように、制御システムには、フット端サイドレール822から取り外されベッド810のさまざまな機能を制御するための無線遠隔制御装置としての役目を果たすように、フット端サイドレール822のレール部材938によって取外し自在に収容されるコントローラ970
    が含まれる。 例えば、コントローラ970は、デッキ814の上昇及び下降を制御しかつデッキ814の頭部及び座部824及び826の動きを制御するように構成される。 コントローラ970は同様に、患者に関係する情報を介護人から受取り、患者又はベッドに関するデータを記憶、追跡及び分析のために中央コンピュータに送受信するように構成される。 【0221】 本開示の他の実施形態によれば、コントローラは、マットレスの特長等のベッドの他の特長を制御するべく構成される。 適切な電子部品及びコントローラの他の特長についての付加的な記述は、本書にその開示が参考として特に含まれる1
    998年4月22日提出の「ベッド及びマットレス用手持ち式コントローラ」の名称に係る米国特許第6,008,598号、及び本書にその開示が参考として特に含まれる2000年5月5日提出の「病院ベッド用の遠隔制御装置」の名称に係る米国特許題60/202,284号の中で提供されている。 【0222】 図74に示されているように、コントローラ970は、ハウジング972,スピーカ及びマイクロホン972及びハウジング972の側壁978に結合された一対のボール式移動止め976を含む。 フット端サイドレール822の各レール部材938は、図74及び75に示されているように、ボール式移動止め976
    を受ける構成の一対のくぼみ982及びポケット980を含む。 【0223】 ボール式移動止め976は、くぼみ98へ適合するように外方へバネ付勢される。 コントローラ970をレール部材938から除去するために、ユーザーがコントローラ970を引張ると、くぼみ982を形成する面983がバネ(図示せず)の付勢に対抗してボール式移動止め976を方向977,979において内方へ付勢してポケット980からのコントローラ970の取出しを可能にする。
    コントローラ970をいずれかのフット端サイドレール822に結合するためには、ボール式移動止め976をくぼみ982に整合させてポケット980内に押込み、この移動止めがバネによってくぼみ982へ押し込まれるまでポケット9
    80を形成する表面981,983をバネの付勢に対して方向977,979において内方へボール式移動止め976を付勢する。 【0224】 ボール式移動止め976は同様に、各レール部材938にハウジング972を枢軸旋回自在に結合する。 この結合によりユーザーは、ハウジンク972の下縁部993を上方に傾動させることによってコントローラ970のタッチ式制御スクリーン984を読み、マイクロホン974に向かって話すことがより容易になる。 制御スクリーン984は、情報を表示しかつユーザーからのタッチ指令を受信するように構成されたタッチスクリーンである。 本開示の他の実施形態によれば、ハウジングとレール部材間の連結器の他の構成が提供される。 例えば、当業者にとって既知のフック、フック−ループ式ファスナ、スナップ、着脱自在のヒンジ又はその他の装置が、コントローラをサイドレールに取外し自在かつ/又は枢軸旋回自在に結合するの設けられる。 適切なタッチ制御スクリーンの付加的な説明は、本書にその開示が参考として特に含まれるWeismiller他にに対する「チェアーベッド」の名称に係る米国特許第5,715,548号及びBorders に対する「手術室のテーブル及び表面用コントローラ」の名称に係る米国特許出願第0
    9/187,825号において提供されている。 【0225】 ハウジング972は、コントローラ970がポケット980内に位置づけされたときにコントローラ970及び面981,983が共働して図73に示されているようなハンドホール989,991を形成するように、ポケット980の幅987よりも小さい幅985をもつ。 コントローラを傾動させるか又は取外すために、介護人はその手又は指のいずれかをハンドホール989,991の1つに挿入してコントローラ970をつかむ。 コントローラ970をつかんだならば、
    介護人は次にコントローラ970を上方に傾動させるか又はコントローラ970
    を引張り続け、ボール式移動止め976を押しコントローラ970をポケット9
    80から取外すことができる。 本開示の他の実施形態によれば、無線遠隔制御装置は、ヘッド端サイドレール,ヘッドボード又はフットボード等のベッド上の他のバリアに結合するように構成される。 【0226】 図76−78に示されているように、制御システムはさらに、頭及びフット端サイドレール820,822に取外し自在かつ摺動自在に結合するように構成された有線コントローラ986を含む。 コントローラ986は、ハウジング988
    ,ベッド810のさまざまな機能を制御するための複数の制御ボタン990及びベッド810上に位置づけされた人と介護人の間のコミュニケーションを容易にするためのスピーカー992及びマイクロホン(図示せず)を含む。 【0227】 コントローラ986は、ヘッド端サイドレール820のレール部材954の開口部957又はフット端サイドレール822のレール部材938の開口部942
    のいずれかの中に摺動するように構成されている。 図76に示されているように、コントローラ986は、第一位置(実線で示されている)と第二位置(破線で示されている)を含む無限数の位置間でレール部材954上を摺動するように構成されている。 同様にして、コントローラ986は、第一位置(実線で示されている)と第二位置(破線で示されている)を含む無限数の位置間でレール部材9
    38上を摺動するように構成されている。 【0228】 患者の体格は異なることから、1人の患者は、もう1人の患者に比べ、ヘッド端サイドレール820又はフット端サイドレール822のいずれかの上での利用可能な数多くの位置のうちの1つにコントローラ986を位置づけることがより便利であると思うかもしれない。 かくして、さまざまな患者が、ヘッド端又はフット端サイドレール820,822のいずれかの上の無数の位置のうちのいずれかにコントローラ986を位置づけすることができる。 その上、デッキ814の構成が変更された場合にコントローラ986の位置を調整する判断を患者が下すかもしれない。 例えば、デッキ814の頭部824が上昇すると、患者はコントローラ986を位置づけし直したいと考えるかもしれない。 【0229】 図77に示されているように、コントローラ98のハウジング988は、ヘッド端サイドレール820のレール部材954の凸状面998,1010に対応する一対の離隔した凹状面994,996を含む。 フット端サイドレール822は同様に、凹状面994,996に対応する凸状面1012,1014を含む。 かくして、図77に示されているように、コントローラ986の実質的部は、ベッド810の他の構成要素又は医療機器の他の部品への干渉を避けるためレール部材954内に位置づけされたときにコントローラ986がレール部材954の内面1017に比べて比較的低い断面形状を維持するように、レール部材954の中に位置づけされる。 本開示の他の実施形態によれば、コントローラは、レール部材の内面からほとんど又は全く突出することがないように、レール部材内に形成された開口部の中にさらに位置づけされる。 【0230】 コントローラ986は、コントローラ986をいずれかの開口部954,95
    7内に保持するように構成された4つの離隔されたタブ又は保持器1016(4
    つのタブ1016のうちの2つのみが図77の中に見られる)を更に含む。 各々のタブ1016は、ハウジング988の背面1018の4つのコーナー1015
    のうちの1つの近くに位置づけされ、凸状面998,1010,1012,10
    14のうちの1つと接触する先端部1020を有する。 【0231】 各タブ1016は可撓性であり、従って、患者が方向1022にコントローラ986を引張るときにタブ1016が内方へ撓んで先端部1020が凸状面99
    8,1010,1012,1014の最も内側部の上に載ることができるようにし、かくしてタブ1016はもはやコントローラ986をそれぞれのサイドレール820,822内に保持しなくなる。 コントローラをサイドレール820,8
    22内に再設置するには、患者はコントローラを方向1024に押す。 かくして凸状面998,1010,1012,1014の最も内側部上にタブが載り、タブ1016がコントローラ986をヘッド端及びフット端サイドレール内に保持するようになる。 【0232】 現在好適な本開示の実施形態によれば、タブ1016は、ゴム又はプラスチック材料等の可撓性材料で作られる。 本開示の他の実施形態によれば、タブ又は保持器は、タブの先端部の運動を提供するべくハウジングに枢軸旋回自在に結合されている。 本開示のもう1つの他の実施形態によれば、ヘッド端及びフット端サイドレール内にコントローラを取外し自在に保持するために、図75に示されたようなボール式移動止めが設けられる。 開示の他の実施形態によれば、サイドレール内にコントローラを保持するために、当業者にとっては既知のその他の保持器が使用される。 【0233】 凸状面998,1010,1012,1014のそれぞれの対はレール又はガイドを形成するべく共働し、凹状面994,996及びタブ1016は、ガイドに沿って載るように構成された相補的形態部を形成するように共働する。 本開示の他の実施形態によれば、隆起したレール、チャンネル、スロット又は当業者に既知の他の構成のガイド及び相補的形態部等が提供されている。 【0234】 図77に示されているように、コントローラ986は、コントローラ986に対して電気信号を送受信するコード1032を更に含む。 図82及び84に示されているように、コード1032は、中間フレーム864に結合された2つのコネクタ1036,1038のいずれかに結合するコネクタ1034を含む。 開示の好ましい実施形態によれば、コネクタ1036は図61に示されているようにベッド810の第一側面1037に結合され、かつコネクタ1038は図82及び図84に示されているようにベッド810の反対側の第二側面1039に結合されている。 ベッド810の電気的に制御されたさまざまな装置と通信するべく各コネクタ1036,1038には、複数のワイヤ1040が結合されている。
    好ましくは、各々の側面1037,1039からの複数のワイヤ1040が接合部(図示せず)で合致し、次に電気的に制御されたさまざまな装置まで延びている。 【0235】 2つのコネクタ1036,1038がベッド810の両側面1037,103
    9上に装備されることから、コントローラ986をベッド810のいずれの側面1037,1039にも差し込むことができる。 かくして、患者又は介護人がベッド810の第一側面1037上のヘッド端及びフット端サイドレール820,
    822対の上にコントローラ986を位置づけすることがより便利であると考える場合には、マットレス813上にコード1032を張りめぐらす必要はなくコネクタ1036内にコントローラ986を差し込むことができる。 同様にして、
    患者又は介護人が、ベッド810の第二側面1039上のヘッド端及びフット端サイドレール820,822対の上にコントローラ986を位置づけすることがより便利であると考える場合には、マットレス813上にコード1032を張りめぐらす必要なくコネクタ1036内にコントローラ986を差し込むことができる。 かくして、ベッドのマットレス上にコントローラのコードを張りめぐらす必要なく、ベッドのいずれの側面にでも取外し自在に結合できるコード付きコントローラが提供される。 【0236】 図61に示されているように、ベッド810はさらに、ペダル752に実質的に類似した複数のペダル1044を含む。 ペダル1044は、デッキ814を上昇及び下降させるために及びデッキ814を移動させ、中間フレーム864に対して頭部824を傾動及び傾動解除させ、トレンデレンブルグ位置と逆トレンデレンブルグ位置間で中間フレーム864を移動させ、かつ中間フレーム864に対して座部826を傾動及び傾動解除させるために装備されている。 【0237】 前述のように、デッキ814には、中間フレーム864に対して傾動させることのできる複数の部又はセクション824,828,826が含まれている。 頭部824は、ヘッドボード816に隣接して位置づけされ、図82に示されているように中間フレーム864の上方に延びるフランジ873に枢軸旋回自在に結合されている。 座部826も同様に、中間フレーム864の上方に延びるフランジ873に枢軸旋回自在に結合されている。 足部826は、図79−81に示されているように、そのフット端にフットボード818を伴ってヒンジ1046により座部826に枢軸旋回自在に結合されている。 座部及び足部826,828
    は、テーパーのついた端部825,827をもち、図80に示されているように座部826に対する足部828の傾動時にその間に隙間を提供する。 かくして、
    全ての部822,826,828は、中間フレーム864に対して旋回自在である。 【0238】 病院ベッド810は、中間フレーム864に対する座部及び足部826,82
    8の及び座部826に対する足部828の自動的傾動を容易にする傾動機構10
    48をさらに含む。 傾動機構1048は、中間フレーム864及び座部826に結合された傾動アクチュエータ1050及び足部828に取外し可能な形で結合され中間フレーム864に枢軸旋回自在に結合されたリンク1052を含む。 中間フレーム864は、リンク1032が図79及び81に示されたロック位置と図80に示されたロック解除位置間で移動可能であるように、リンク1052内の切欠き1056に受けられるピン1054を含む。 これらの2つの位置は、座部826と足部828との間の2つの傾動モードを提供する。 【0239】 ロック位置にあるとき、リンク1052は、中間フレーム864と足部828
    との間に剛性リンクを提供する。 傾動アクチュエータ1050が伸びるにつれて、座部826は、図80及び81に示されているように中間フレーム864に対して旋回する。 リンク1052がロック位置にあり、傾動アクチュエータ105
    0が作動するときに、足部828は、図81に示されたように中間フレーム86
    4に対して上方に移動するが、実質的に水平配向を維持する。 本開示の他の実施形態によれば、その他の配向が提供される。 【0240】 図80に示されるように、リンク1052がピン1054から結合解除され、
    傾動アクチュエータ122が作動するときに、足部828は中間フレーム864
    に結合されたローラ1057を中心に回転し、かくして足部828の基端部は上昇し、足部828の先端部は下降する。 かくして、足部828は、リンク105
    2がロック位置にあるときに図81に示されているように実質的水平又はその他の位置を、またリンク1052がロック解除位置にあるとき中間フレーム864
    に対して図81に示されるような傾動した又はその他の位置を維持するように座部826に対して移動可能である。 【0241】 本開示の他の実施形態によれば、上部又は他のフレーム部材に対するデッキの他のセクションの運動時に、デッキの他のセクションに対するデッキの足部又は他のセクションの2つの傾動モードを促進するために、リンク機構システムのその他の構成が提供される。 かかるリンク機構システムは、付加的なリンク、ヒンジ、ケーブル、ブラケット、フランジ又は当業者に既知のその他の部材を含む。 【0242】 デッキ814は、マットレス813を支持するように構成されている。 図82
    に示されているように、セクション824,826,828は、デッキ14の傾斜側壁358に類似した傾斜側面又は側壁1058を含む。 デッキ814の頭部及び座部824,826は、それぞれの傾斜側壁1058に結合された水平フランジ1060,1062を含む。 【0243】 デッキ14の頭部及び座部824,826は、そうでなければマットレス81
    3中に付加的な発泡材を必要とすることになる、患者の体重によって撓む可撓性床又は底面を有していてベッド10に対し付加的順応性を付与している。 各部8
    24,826は、図82及び83に示されているように締結装置1066により水平フランジ1060,1062に結合された可撓性パネル1064に含む。 各々の締結装置1066は、図44に示されているスロット424に類似したスロット1067を通って延びている。 可撓性パネル1064に重量が加わるにつれて、これらのパネルは下方へ曲がり、その外縁部は内方へ引張られる。 この動きによりパネル1064は約2インチ(約50.8cm)撓むことができる。 可撓性パネル1064は、硬質熱硬化性樹脂によって接着された圧縮成形ガラスメッシュで作られている。 好ましい可撓性パネルは、Premixにより提供される。 他の実施形態によれば、その他の材料で作られた可撓性パネルが提供される。 【0244】 可撓性パネル1064は、病院ベッド810内に横たわる患者のX線撮影を容易にするためX線透過性である。 その上、可撓性パネルは、デッキ814のふき取り又は清掃を容易にするために実質的にふき取り可能な面1065を有する。
    かくして、病院ベッド810内に位置づけされた患者をX線撮影できかつ比較的清掃が容易な平滑で可撓性かつX線透過性のデッキが提供される。 本開示の他の実施形態によれば、パネルは剛性で粗いか又はX線不透過性である。 【0245】 図82及び83に示されているように、デッキ814は、頭部と座部824,
    826間に位置づけされたスピルガード1180を含む。 スピルガード1180
    は、頭部又は座部826,824上に集まる体液又はその他の流体を捕捉するべく構成されている。 これらの部824,826の傾動時に、これらの流体はパネル1064を下へ移動させ、下にあるベッド構成要素の汚染を防ぐためスピルガード1180上に集まる。 【0246】 スピルガード1180は、ゴム材料で作られ、U字形本体1182及び図83
    に示されているようにそれに結合された一対のロッド収納スリーブ1184を含む。 一対のロッド1186が、スリーブ1186を通って延び、側壁1058に結合されたサポート1188に結合される。 図82に示されているように、それぞれのパネル1064にスリーブ1184を結合するために、一対のつなぎ材1
    190が設けられている。 【0247】 デッキ814の足部828は、図89及び90に示されているように、第一及び第二長829,831をもつ第一及び第二位置間を移動するように伸張及び引込み可能である。 足部828についての完全な記述は、本書にその開示が参考として特に含まれる1998年7月22日提出の米国特許出願第09/120,1
    25号の中で開示されている。 本開示の他の実施形態によれば、当業者にとっては既知のデッキのその他の構成が提供されている。 【0248】 図88に示されているように、病院ベッド810は、マルチコンポーネントマットレス813を含む。 マットレス813は、足部又は足セクション1068がかかと圧逃がし部1070を含むという点を除いて、図40−42に示されたマットレス13と類似している。 図89−91に示されているように、足部106
    8は、複数の長手方向を交互に横切るスロット1074及び伸張自在部1072
    のフット端に結合された発泡材端部部を含む上方及び下方へ対面する面1075
    ,1077をもつ、調整可能な長さの又は引込み可能な発泡材部1072を含む。 デッキ814の足部828が伸張するにつれて、横切るスロット1074の各々の幅が拡がって伸張を補償する。 足部828が引込まれるにつれて、スロット1074は狭くなる。 【0249】 端部1076は、円筒形かかと圧逃がし部1070を収容できる寸法のキャビティ1078を含むように形成されている。 好ましくは、かかと圧逃がし部10
    70は、キャビティ1078内に位置づけされたエア・ブラダー1059を含む。 バルブ1082を含む空気供給源1080がブラダー1059に結合されている。 本開示の好ましい実施形態によれば、空気供給源1080は、コンプレッサである。 本開示の他の実施形態によれば、空気供給源はブロワ又は当業者にとっては既知のその他の空気供給源である。 【0250】 かかと圧力緩和部1070は、マットレス813上に位置する患者のかかとの下の圧力を緩和するように構成されている。 例えば、使用時に患者のかかとは、
    図89及び90に示されているように部1070上に位置する。 ここで圧力制御弁1082が第一位置から第二位置に移動し、エア・ブラダー1059の圧力降下を活性化して、患者のふくらはぎが下方脚の重量をより多く支えるまで患者のかかとを下降させるようにする。 この移動は患者のかかとにかかる圧力量を軽減し、患者のかかとに床ずれが生ずる可能性を減少させる。 かかと圧力の緩和がもはや必要なくなったならば、弁1082を第一位置に戻し、エア・ブラダー10
    59の圧力を増加し、患者のかかとを正常な位置に持ち上げる。 【0251】 本発明の別の実施形態によれば、かかと圧力緩和部の別の構成が提供される。
    例えば、本発明のある実施形態によると、実質的長方形のエア・ブラダーが提供される。 別の実施形態によると、空洞は空になってかかと圧力緩和部のための凹みを提供する。 本発明の別の実施形態によると、長さを調整できる発泡部よりもILDが小さい発泡部材が空洞に設けられ、患者のかかとのために圧力を緩和する。 【0252】 前述のように、デッキ814の足部828は長さ調整自在であって、第一長1
    071(図89に示されているような)から第二長1072(図90に示されているような)に動かすことができる。 好ましくは、足部828の長さは、マットレス813上に位置する患者の身長に応じて、患者の足がフットボード818に隣接して位置するように調整される。 例えば、図89に示されているように、足部828は、身長の高い患者のかかとがフットボード818に隣接して位置するように伸ばされる。 足部828は、もっと身長が低い患者の場合、かかとがフットボード818に隣接して位置するように、図90に示されているように引っ込められる。 このように、足部1068をマットレス813の他の部に対して動かして、部1070を患者のかかとの下に位置させることができる。 【0253】 患者のかかとはフットボード818に隣接して位置するので、患者のかかとは同様にかかと圧力緩和部1070の上に位置し、必要ならばかかと圧力の緩和が可能である。 すなわち、本発明によると、かかと圧力の緩和が得られるように患者のかかとの下で動かすことができるかかと圧力緩和部が提供される。 【0254】 本発明の好ましい実施形態によると、足部828及びマットレス813の足部1068の長さは頭部824及びマットレス813の頭部の位置に対応している。 例えば、図115に示されているように、頭部824を傾斜位置に上昇させると、デッキ814の足部828は自動的に距離1079だけ伸張する。 頭部82
    4を下げると、足部828は自動的に延びる前の位置へ戻る。 マットレス813
    の足部1068の伸長と後退をデッキ814の頭部824の動きと対応させることによって、患者の足はかかと圧力緩和部1070の上に維持される。 さらに、
    フットボード818を足の支え(foot prop)として用いる場合、頭部824を上げたり下げたりする間、患者の足はフットボード818に対して一定の距離に保たれる。 【0255】 本発明のこの好ましい実施形態によると、距離1079は、患者の身長や体重に係わりなく全ての患者に対して約4.0インチ(10.16cm)である。 本発明の別の実施形態によると、個々の患者の詳細、例えば身長や体重、に応じて足部はこの距離よりも大きく又は小さく伸長する。 【0256】 足部828の動きを頭部824の動きに対応させるコントローラ1081が設けられている。 患者又は介護者が頭部824を上昇させるためにコントローラ1
    081を作動させると、コントローラ1081は足部828を図115に示されている伸長した位置に動かすと同時に頭部824を図115に示されている位置に上昇させる。 患者又は介護者が頭部824を下げるためにコントローラ108
    1を作動させると、コントローラ1081は頭部824を下げると同時に足部8
    28を引っ込める。 別の実施形態によると、足部の運動は、対応する頭部の運動に追従又は先行する。 【0257】 本発明のある好ましい実施形態によると、コントローラ1081は電気的であり、頭部及び足部に連結されたアクチュエータ(電気的、空気圧、油圧、等)の伸張を制御する。 本発明の別の実施形態によると、コントローラは機械的であり、リンク、ケーブル、ベルト、その他の構成要素相互の運動を調整するための当業者には既知の構成要素を含む。 【0258】 本発明の好ましい実施形態によると、コントローラ1081は、頭部824の位置を検出するために構成された頭部センサー1083と、足部828の位置を検出するために構成された足部センサー1089を含む。 コントローラ1081
    はセンサー1083,1089が供給する位置情報を用いて、足部828が頭部824の動きに応答して十分に大きく動く時を決定する。 【0259】 足部828がかかと圧力緩和部1070を患者のかかとの下に位置するように最初に調整されると、コントローラ1081はセンサー1083,1089によって検出された頭部824及び足部828の位置を最初の頭部及び足部基準点として記憶する。 頭部824が上昇又は下降するときに、コントローラ1081は頭部824の運動の程度を最初の頭部基準点から決定し、足部828を足部基準点から比例する量だけ動かす。 本発明の好ましい実施形態によると、センサーはポテンショメータである。 本発明の別の実施形態によると、当業者に既知の他のセンサーが設けられる。 【0260】 好ましくは、足部826の自動的伸張は頭部824の角度の関数である。 頭部824が最初の頭部基準点から高く持ち上げられるほど、足部826は最初の足部基準点から大きく伸ばされ、かかと圧力緩和部は頭部824の動きの全域にわたって連続的に患者のかかとの下に位置する。 頭部824が最初の頭部基準点から低く下げられるほど、足部826は最初の足部基準点から大きく引っ込められ、かかと圧力緩和部1070は頭部824の動きの全域にわたって連続的に患者のかかとの下に位置する。 【0261】 本発明の別の実施形態によると、マットレスの足部の長さを調整できる部の他の構成はかかと圧力緩和エア・ブラダーを設けることも設けないこともあり、例えば、他の構成は、発泡体、エア・ブラダー、流体ブラダー、の組み合わせ、及び当業者に既知のマットレス部の他の構成を含む。 【0262】 次に、図85−87を参照して説明すると、介護者がベッド810を介護施設で動かすのを助ける推進装置858が設けられている。 推進装置828は、ベッドフレーム812のベース・フレーム860に結合された固定フレーム1084
    と、シャフト1085によって固定フレーム1084に回転自在に結合されたU
    字形の回転自在フレーム1086を含む。 固定フレーム1084は、図85に示されているように、間隔をおいた一対のプレート1088,1090と、プレート1088,1090との間に延伸したピボットロッド1092を含む。 【0263】 推進装置858はさらに、図86に示されているように、一対のギアボックス1098,1100によってU字形フレーム1086に結合された一対のモーター1094,1096と、シャフト1114によってU字形フレーム1086に回転可能に結合された車輪1112を含む。 ギアボックス1098,1100はシャフト1114に結合されてモーター1094,1096からの動力をそれに伝達する。 【0264】 図86に示されているように、推進装置858が使用されないときには車輪1
    112は床1116から間隔があいている。 推進装置858は別のピボットロッド1120によってピボットロッド1092及びギアボックス1098,110
    0に結合されたアクチュエータ1118を含む。 車輪1112を動かして床11
    16と接触させるためには、図87に示されているように、アクチュエータ11
    18を伸ばして、ギアボックス1098,1100、U字形フレーム1086及び車輪1112をシャフト1085のまわりで1122の方向に回転させる。 車輪1112が床1116と接触したら、モーター1094,1096を作動させてギアボックス1098,1100を介して車輪1112を駆動する。 【0265】 介護者がベッド810を所望位置に動かした後、アクチュエータ1118が引っ込むことによって車輪1112が上昇する。 図85に示されているように、推進装置858はさらに、U字形フレーム1086及び固定フレーム1084に結合された引張ばね1124を含む。 車輪1112が下降するときに、ばね112
    4は伸びて張力を加える。 この張力が車輪1112が上昇するときにアクチュエータ1118を助ける。 【0266】 図62に示されているように、制御ボタン856は、推進装置858の動作を制御するように構成されたボタンのセット1111,1113,1115,11
    17を含む。 ボタン1111は、推進装置858を可動させる又は不動にするように構成されたオン/オフ・ボタンである。 ボタン1111をオン位置に動かすと、アクチュエータ1118が伸張して車輪1112が下降する。 ボタン111
    1をオフ位置に動かすと、アクチュエータ1118が引っ込んで車輪1112が上昇する。 ボタン1113は、車輪1112が回転する方向を制御する前進/後退ボタンである。 ボタン1113を前進位置に動かすと、車輪1112が可動してベッド810を第一方向、すなわち、前進方向において押す方向へ回転する。
    ボタン1113を後退位置に動かすと、車輪1112は可動してベッド810を第二方向、すなわち、後退方向において押す方向へ回転する。 【0267】 ボタン1115は、車輪1112の回転の速度を調節するために構成された速度制御ボタンである。 ボタン1115が高速位置にあるとき、車輪1112は第一速度、すなわち、高い速度で回転することが可能になる。 ボタン1115が低速位置にあるとき、車輪1112は第二速度、すなわち、低い速度で回転することが可能になる。 本発明の別の実施形態によると、速度制御ボタンは無数の設定が可能であり車輪動作速度に無限の可変性を付与するように構成される。 【0268】 ボタン1117は、車輪1112の回転を可能は不可能にするゴー/ノーゴー(go/no go)ボタンである。 ボタン1117がゴー位置に動かされると、モーター1094,1096に電力が供給されて、車輪1112は指定された方向に指定された速度で回転する。 ボタン1117がノーゴー位置に動かされると、モーター1094,1096から電力が切断される。 ボタン1111がオン位置に動かないと、ボタン1117の位置に関係なくモーター1094,1096に電力は供給されない。 【0269】 本発明の好ましい実施形態によると、ボタン1111,1113,1115,
    1117からヘッドボード816を通って推進装置858まで延びるワイヤが設けられる。 ヘッドボード816の下端に、ヘッドボード816とフレーム812
    の結合と分離を助けるコネクタ(不図示)がワイヤに設けられている。 コネクタは、ヘッドボード816におけるワイヤの部とフレーム812上に位置する残りのワイヤとの間の結合を可能にしてヘッドボード816をフレーム812から外したり結合したりするときにこれらのワイヤの速やかな分離と再結合を容易にする。 適当なコネクタについてのさらに詳しい記述は、Dixon他による1999年3月5日出願の「ベッド用患者位置検出装置」の名称に係るU. S. 特許出願N
    o. 09/264,174に与えられており、その記述は参照によって本明細書に特に取り入れられる。 【0270】 図92に示されているように、別の病院ベッド1210が提供され、病院ベッド1210は、床に位置するフレーム1212と、フレーム1212に結合されたデッキ1214と、デッキ1214上に位置するマットレス1216と、フレーム1212に結合されたヘッドボード121と、デッキ1214と結合したフットボード1218と、デッキ1214に結合された一対のヘッド端サイドレール1220と、フレーム1212に結合された一対のフット端サイドレール12
    34を含む。 フレーム1212はデッキ1214を床に対して昇降し、デッキ1
    214をトレンデレンブルグ位置及び逆トレンデレンブルグ位置へ移動させるように構成されている。 【0271】 図92に示されているように、フレーム1212は、長方形のベース・フレーム1232,上方フレーム部材又は中間フレーム1252,中間フレームとベース・フレーム1252,1232に結合されてその間の相対運動を可能にするリンク機構シテスム1254,及び中間フレームに結合された長方形の検量(weig
    h)フレーム1248を含む。 ベッド1210はさらに、ベース・フレーム12
    32に結合されて病院ベッド1210を介護施設で動かすことを可能にする複数の車輪又はキャスター1250と、リンク機構シテスム1254を作動させて中間フレーム1252と検量フレーム1248をベース・フレーム1232に対して動かすための動力を供給するアクチュエータシステム1256を含む。 【0272】 病院ベッド1210はさらに、病院ベッド810のキャスター制動システム8
    16と実質的に同様なキャスター制動システムを含む。 このキャスター制動システムは、中空ベース・フレーム1232を通って延びる一対のキャスター制動リンク1251を含む。 キャスター制動システムは各キャスター1250を連結してキャスター1250の同時制動を可能にする。 キャスター1250を同時制動するために介護者がフットブレーキペダル1263の一つを踏むと、キャスター制動システムがキャスター1250をロックして回転しないようにする。 【0273】 リンク機構1254は、ベース・フレーム1232のヘッド端1244に枢軸回転自在に結合され中間フレーム1252に摺動自在に結合されたヘッドリンク1258と、それぞれのヘッドリンク1258に枢軸回転自在に結合され固定ピボット点で中間フレーム1252に枢軸回転自在に結合された一対のヘッド端ガイドリンク1236と、ベース・フレーム1232に摺動自在に結合され中間フレーム1252に摺動自在に結合された一対のフットリンク1260と、それぞれのフットリンク1260に枢軸回転自在に結合され固定ピボット点で中間フレーム1252に枢軸回転自在に結合された一対のフット端ガイドリンク1236
    を含む。 【0274】 図94及び95に示されているように、リンク機構1254はさらに、中間フレーム1252に載っているローラー1238と、ローラー1238をヘッドリンク及びフットリンク1258,1260に結合してローラー1238をヘッドリンク及びフットリンク1258,1260に回転可能に結合するピン1261
    を含む。 中間フレーム1252は、ローラー1238を受ける寸法の一対のチャンネル部材1268を含み、ベース・フレーム1230に対する中間フレーム1
    252の昇降時にヘッドリンク及びフットリンク1258,1260の中間フレーム1252に沿った摺動を可能にする。 【0275】 リンク機構1254はまた、図95に示されているように、フット端リンク1
    260のそれぞれの下端に結合されたピン1243を受ける寸法のスロット12
    41を含むプレート1239を含む。 中間フレーム1252のベース・フレーム1232に対する運動時にピン1243はスロット1241内で摺動して、リンク機構1254の拘束を防止するのに役立つ余剰自由度を与える。 【0276】 ヘッド端ガイドリンク1236は、ヘッドリンク1258の動きを制限して、
    ヘッドリンク1258と中間フレーム1252の間のピボット点が水平方向に動かずに垂直方向に動くように拘束する。 この制限は、中間フレーム1252を上げたり下げたりするときに中間フレーム1252のベース・フレーム1232に対する水平運動を妨げる。 この拘束運動によって、中間フレーム1252が、上方及び下方位置間での運動時にアーチを描くことを阻止し、それにより中間フレーム1252は間隙としての付加的病院スペースを必要とすることなく昇降できる。 同様に、フット端ガイドリンク1262は、フットリンク1260の動きを制限して、フットリンク1260と中間フレーム1252との間のピボット点が水平方向に動かずに垂直方向に動くように拘束する。 同様な動きに関するさらに詳しい記述はベッド10のフレーム12に関して上述の説明から知見できる。 【0277】 アクチュエータシステム1256は、中間フレーム1252を上げたり下げたりするのに必要な力と動力を供給する。 アクチュエータシステム1256は、ヘッドリンク1258と中間フレーム1252に結合されたヘッドリンクアクチュエータ1264と、フットリンク1260と中間フレーム1252に結合されたフットリンクアクチュエータ1266を含む。 アクチュエータ1264は、ヘッドリンク1258間に延びてその各々と固く結合された横支柱1259と固く結合した伸長リンク1275によってヘッドリンク1258に結合される。 【0278】 同様に、アクチュエータ1266は、フットリンク1260間に延びてその各々と固く結合された横支柱1257と固く結合した伸長リンク1277によってヘッドリンク1258に結合される。 横支柱1259,1257は、ヘッド及びフットリンク1258,1260のそれぞれの同時的な動きを調整する。 【0279】 ピン1261は、アクチュエータ1264,1266を伸長リンク1275,
    1277に枢軸回転自在に結合するために設けられている。 ローラー1238もピン1261に結合されて、アクチュエータ1264,1266の作動時に伸長リンク1275,1277と横支柱1259,1257、及びヘッド及びフットリンク1258,1260の動きをガイドする。 【0280】 アクチュエータ1264,1266は、中間フレーム1252に対するヘッドリンク及びフットリンク1258,1260の角度位置を調整して中間フレーム1252のヘッド端及びフット端を上げたり下げたりできるようにするための伸張自在長を有する。 アクチュエータ1264,1266の各々は、好ましくは電気的線形アクチュエータであって、それぞれのシリンダー・ボディ1267,シリンダー・ロッド1269,及びシリンダー・ロッド1269をシリンダー・ボディ1267に対して完全に伸張した位置から完全に引っ込んだ位置まで、その間の無数の位置への伸縮のために作動するモーター1271を有する。 シリンダー・ロッド1269は各々それぞれの伸長リンク1275,1277にピン12
    61によって枢軸回転自在に結合され、モーター1271は各々、例えば図94
    に示されているように、中間フレーム1252に含まれる支柱1322,132
    4に枢軸回転自在に結合される。 【0281】 各モーター1271は、ベース・フレーム1232に結合された電源1281
    に電気的に結合される。 電源1281は、電池(不図示)とプラグ(不図示)を含む。 ベッド1210が壁のアウトレットに近い位置にあるときは、プラグを壁のアウトレットに差し込んでモーター1271やその他のベッド1210の機能を作動させたり電池を充電するための電力を得る。 壁のアウトレットから電源のプラグが引き抜かれると、電池がベッド1210に必要な作動電力を供給する。 【0282】 アクチュエータ1264,1266は、Louisville, Kentucky のLINAK
    U. S. Inc. から入手できる。 各アクチュエータ1264は、回転運動とモーター1271のパワーを直線運動とシリンダー・ロッド1269のパワーに変換するパワーねじ(不図示)を含む。 シリンダー・ロッド1269に結合されたねじナット(不図示)が設けられている。 ねじナットはシリンダー・ボディ1
    267に位置しているパワーねじに係合する。 モーター1271は、パワーねじを一方向に回してねじナットをモーター1271から離れる方向に押してシリンダー・ロッド1269を伸ばし、パワーねじを反対方向に回してねじナットをモーター1271の方へ引いてシリンダー・ロッド1269を引っ込める。 本発明の別の実施形態によると、電気的又は空気的な制御装置を備えた空気圧アクチュエータ、電気的又は油圧的な制御装置を備えた油圧アクチュエータ、リンクを備えたモーター、プーリー、又はケーブル、など他の形態のアクチュエータ、又は当業者に既知の他の形態の直線的又は非直線的なアクチュエータ、が設けられる。 【0283】 ヘッド及びフットリンク・アクチュエータ1264,1266が同時に各アクチュエータが伸張するように作動すると、中間フレーム1252はベース・フレーム1232から離れるように上昇する。 ヘッド及びフットリンク・アクチュエータ1264,1266が同時に各アクチュエータが引っ込むように作動すると、中間フレーム1252はベース・フレーム1232の方へ下降する。 アクチュエータ1264,1266の両方がほぼ同じ速度で伸びたり引っ込んだりすると、中間フレーム1252は概ね水平配向を維持し、ベース・フレーム1232
    に対して外方又は内方に“揺動する”ことはない。 【0284】 ヘッドリンク・アクチュエータ1264が作動し、フットリンク・アクチュエータ1266が一定長に維持されているときに、中間フレーム1252は、図5
    にベッド10に関して示されているようなトレンデレンブルグ位置に移動して中間フレーム1252のヘッド端1253は下降し中間フレーム1252のフット端1255は少し上昇する。 フットリンク・アクチュエータ1266が作動し、
    ヘッドリンク・アクチュエータ1264が一定長に維持されているときに、中間フレーム1252は、逆トレンデレンブルグ位置に移動して、中間フレーム12
    52のフット端1255は下降し中間フレーム1252のヘッド端1253は少し上昇する。 【0285】 図95及び96に示されているように、中間フレーム1252はヘッド及びフットリンク・アクチュエータ1264,1266の両方が作動することによって下降する。 フットリンク・アクチュエータ1266の長さが縮小するにつれて、
    フットリンク1260と中間フレーム1252との間の角度が縮小し、中間フレーム1252のフット端1255が下降する。 ヘッドリンク・アクチュエータ1
    264の長さが縮小するにつれて、ヘッドリンク1258と中間フレーム125
    2の間の角度が増加し、中間フレーム1252のヘッド端1253が下降する。 【0286】 ヘッド及びフットリンク・アクチュエータ1264,1266の長さが縮小し続けると、中間フレーム1252は、例えば図96に示されているように、上方位置から下方位置へ下降し続ける。 ヘッドリンク・アクチュエータ及びフットリンク・アクチュエータ1264,1266は、それぞれの長さが実質的に同じ速度で縮小するので、中間フレーム1252は、図95に示されているような上方位置から図96に示されているような下方位置へ移動する間、実質的水平に維持される。 上方フレーム1252を上方位置に戻すために、ヘッドリンク・アクチュエータ及びフットリンク・アクチュエータ1264,1266は同時に、各アクチュエータ1264,1266が図95に示されているような元の長さに戻るまで、伸張している。 【0287】 リンク機構シテスム1254とアクチュエータ・システム1256はまた、共働して中間フレーム1252をトレンデレンブルグ位置へ動かす。 中間フレーム1252をトレンデレンブルグ位置へ動かすには、ヘッドリンク・アクチュエータ1264が長さを縮小して中間フレーム1252とヘッドリンク1258との間の角度が増加するようにする。 中間フレーム1252のヘッド端1253が下降しかつフットリンク・アクチュエータ1266の長手が実質的一定を維持して、中間フレーム1252の回転ピボット点を提供する。 中間フレーム1252が回転するときに、中間フレーム1252のフット端1255は少し上昇する。 中間フレーム1252を上方水平位置に戻すために、ヘッドリンク・アクチュエータ1264の長手は以前の長さに戻るまで伸張する。 【0288】 アクチュエータ・システム1256とリンク機構1254はまた、共働して中間フレーム1252を、図92に示されているような逆トレンデレンブルグ位置へ移動させる。 中間フレーム1252を逆トレンデレンブルグ位置へ移動させるために、フットリンク・アクチュエータ1266の長さが縮小して中間フレーム1252とフットリンク1260との間の角度が増加しかつ中間フレーム125
    2のフット端1252が下降するようにする。 中間フレーム1252がヘッドリンク1258を中心に旋回するようにヘッドリンク・アクチュエータ1264の全長は実質的一定を維持する。 中間フレーム1252が旋回するときに、中間フレーム1252のヘッド端1253は、中間フレーム1252のフット端125
    5が下降するにつれて少し上昇する。 中間フレーム1252を上方水平位置に戻すために、フットリンク・アクチュエータ1266の長さは以前の長さに戻るまで伸張する。 【0289】 図93に示されているように、中間フレーム1252は矩形検量フレーム12
    48によって囲まれている。 矩形フレーム1248は、一対の間隔をあけて長手方向に延びる部材1310,1312と、各々長手方向に延びる部材1310,
    1312と結合している一対の横切る方向に延びる部材1314,1316を含む。 【0290】 中間フレーム1252は、一対の長手方向に延びる部材1318,1320と、各々長手方向に延びる部材1318,1320と結合している一対の横方向に延びる部材1322,1324を含む。 図93に示されているように、ロードセル部材1326,1328,1330,1332が横切る方向に伸びている部材1322,1324それぞれの各端に結合されている。 ロードセル1334,1
    336,1338,1340が各ロードセル部材1326,1328,1330
    ,1332に結合されている。 図93及び95に示されているように、検量フレーム1248の横切る方向に延びる部材1314,1316はそれぞれロードセル1334,1336,1338,1340によって支持されている。 【0291】 検量フレーム1248及び検量フレーム1248によって支持される全てのもの、例えば、デッキ1214,マットレス1230,及び患者、の重量はロードセル1334,1336,1338,1340に伝達される。 この重量は、そこに支えられる全重量を決定するために検出されるロードセル1334,1336
    ,1338,1340の特徴を偏向又は変化させる。 検量フレーム1248、デッキ1214,マットレス1230,及び検量フレーム1248で支持される他のベッド構成要素の既知の重量を差し引くことによって、ベッド1210に位置する患者の重量を決定することができる。 ロードセル及び患者の重量、ベッドにおける位置、その他のロードセルによって得られる標示を決定する方法についてのさらに詳しい記述は、「ロードセル装置」の名称でMobley他により2000年9月26日に出願された米国特許出願No. 09/669,707にあり、その開示は参照によって本明細書に特に組み込まれる。 本発明の別の実施形態によると、患者の重量や患者に関するその他の情報を決定するためにロードセル又は当業者に既知の他の装置を用いる他の構成及び方法が提供される。 【0292】 図93に示されているように、中間フレーム1252はさらにロードセル部材1326,1328,1330,1332に結合した部材1342,1344,
    1346,1348と、それぞれの横切る部材1322,1324及びそれぞれの部材1342,1344,1346,1348に結合されたプレート部材13
    50,1352,1354,1356を含む。 図93に示されているように、ヘッド及びフット・ガイドリンク1236,1262は、それぞれのプレート部材1350,1352,1354,1356に枢軸回転自在に結合されてヘッド及びフット・ガイドリンク1236,1262と中間フレーム1252との間の枢軸回転自在な結合を提供する。 【0293】 図94に示されているように、中間フレーム1252の長手方向に延びる部材1318,1320は、横切る方向に伸びている部材1322,1324の底側及びプレート部材1350,1352,1354,1356の外側に結合されたそれぞれの上方部1358,1360,1362,1364と、それぞれの上方部1358,1360,1362,1364に結合された工程部1366,13
    68,1370,1372と、それぞれの工程部1366,1368,1370
    ,1372に結合された下方部1374,1376を含む。 図94に示されているように、長手方向に延びる部材1318,1320の下方部1374,137
    6は、検量フレーム1248の長手方向に延びる部材1310,1312よりも低い高さに位置している。 【0294】 中間フレーム1252はさらに、下方部1374,1376間で横切る方向に延びる支柱1378と、アクチュエータ1264,1266のシリンダー・ボディ1269上に位置するヨーク1380を含む。 ヨーク1380は、ファスナー1382によって横切る方向に延びる支柱1378に結合されて、アクチュエータ1264,1266のシリンダー・ボディ1269をその間に挟持する。 【0295】 中間フレーム1252はまた、図94に示されているように、横切る方向に延びる部材1322,1324とチャンネル部材1268に結合された部材138
    4,1386を含む。 チャンネル1268は部材1384,1386の底側及び横切る方向に延びる支柱1378の上側に結合されており、チャンネル部材12
    68は検量フレーム1248の長手方向に延びる部材1310,1312よりも低い高さに位置している。 【0296】 図93に示されているように、アクチュエータ1264のモーター1271は横切る方向に延びる部材1322に結合されており、アクチュエータ1266のモーター1271は横切る方向に延びる部材1324に結合されている。 図95
    に示されているように、アクチュエータ1264,1266は検量フレーム12
    48の上面の高さよりも下に位置している。 【0297】 図96に示されているように、中間フレーム1252のある部は中間フレーム1252が最も低い位置にあるときベース・フレーム1232の内部に入る。 図93に示されているように、中間フレーム1252の長手方向に延びている部材1318,1320によって画定される外幅1311は、ベース・フレーム12
    32の長手方向に伸びている部材1315,1317間の内幅1313よりも小さい。 検量フレーム1248は長手方向に延びている部材1310,1312によって画定される外幅1319を有し、それはベース・フレーム1232の外幅1321と実質的に等しい。 長手方向に伸びている部材1318,1320の下方部1374,1376は検量フレーム1248の下に延び、ベース・フレーム1248の長手方向に延びている部材1315,1317よりも接近しているので、中間フレーム1252の下方部1374,1376は、最も低い位置にあるときに、ベース・フレーム1248の内部にある。 【0298】 ベッド1210はさらに、アクチュエータ1264,1266及びベッド12
    10の他の種々の構成要素と機能を制御する制御システムを含む。 図97に示されているように、この制御システムは、フット端サイドレール1234によって脱着可能に受け入れられ、フット端サイドレール1234の一方から取り外してフット端サイドレール1234の他方に結合してベッド1210のいろいろな機能を制御することができるコントローラ1412を含む。 コントローラ1412
    は、デッキ1214の上げ下げを制御し、デッキ1214の他の部又はセクションの動きを制御するように構成される。 コントローラ1412は、また、患者に関連した介護者からの情報を受け取り、患者又はベッドに関するデータを記憶し、追跡し、分析するために中央コンピュータと送受信できる構成である。 【0299】 本発明の別の実施形態によると、コントローラはベッドの他の特徴、例えばマットレスの特徴、を制御するように構成される。 適当なエレクトロニクス及びコントローラの他の特徴についてのさらに詳しい記述は、「チェア・ベッド」の名称で1995年8月4日に出願された米国特許第5,715,548号;「ベッド及びマットレス・アセンブリーのための手持ちコントローラ」の名称で199
    8年4月22日に出願された米国特許第6,008,598号;「病院ベッド通信及び制御装置」の名称で1997年1月1日に出願された米国特許第6,13
    1,868号;及び「病院ベッド用リモート・制御」の名称で2000年5月5
    日に出願された米国暫定出願No. 60/202,284、に見られ、これらの開示は参照によって本明細書に特に取り入れられる。 【0300】 図97に示されているように、ベッド1210は、フット端サイドレール12
    34の一つにコントローラ1412を脱着可能に取り付けるために構成された脱着可能なコントローラ・マウント1414を含む。 ベッド1210はさらに、図99に示されているように、他のフット端サイドレール1234に取り付けられるように構成された脱着可能なカバー1415を含む。 コントローラ1412とカバー1415を含む脱着可能なコントローラ・マウント1414は交換可能である。 例えば、コントローラ1412をベッドの片側から他側へ移すには、コントローラ1412とカバー1415を含む脱着可能なコントローラ・マウント1
    414をそれぞれのフット端サイドレール1234から取り外し、反対側のフット端サイドレール1234との間で入れ換えて、反対側のフット端サイドレール1234に結合して交換を完了する。 したがって、もしも病院やその他の部屋におけるベッド1210の向きがコントローラ1412を利用するのにアクセスが不便な場合、コントローラ1412をベッドの片側から他側に移してアクセスし易くすることができる。 【0301】 コントローラ1412は、ハウジング1416と、複数の制御・ボタン141
    8と、LEDディスプレー1419と、ハウジング1416をコントローラ・マウント1414に結合するロッド1420を含む。 図97と98に示されているように、コントローラ・マウント1414は、コントローラ1412を受けるように構成されたポケット1422を含む。 本発明の別の実施形態によると、ディスプレーはLCD、プラズマ、又は当業者に既知の他のディスプレーである。 【0302】 ロッド1420は、ハウジング1416をコントローラ・マウント1414に枢軸回転自在に結合する。 この結合によって、ユーザーはハウジング1416の下端1424を上方へ傾動することによって制御・ボタン1418を見やすくできる。 本発明の別の実施形態によると、ハウジングとコントローラ・マウントとの結合器の他の形態が提供される。 例えば、フック、フック−ループ型ファスナー、スナップ、脱着可能な蝶番、その他当業者に既知のデバイスがコントローラをサイドレールに枢軸回転自在に又はその他の方法で結合するために提供される。 【0303】 ハウジング1416は、幅がポケット1422の幅より小さく、したがって図97に示されているように、コントローラ1412がポケット1422内にあるとき、コントローラ1412と面1430,1432は共働してハンドホール1
    434,1436を画定する。 コントローラ1412を傾動するには、介護者はその手又は指のいずれかをハンドホール1434,1436の一つに差し込んでコントローラ1412をつかむ。 コントローラ1412をつかんだら、介護者はコントローラ1412を上方に傾動させることができる。 【0304】 図97に示されているように、各フット端サイドレール1234はコントローラ・マウント1414の本体1142を受けることのできる寸法のポケット14
    38を含む。 脱着可能なコントローラ・マウント1414は、ポケット1422
    を画定する周囲フランジ1440と本体1442を含む。 フット端サイドレール1234は、コントローラ・マウント1414がそれぞれのフット端サイドレール1234に結合されてサイドレール1234の外面1417が周囲フランジ4
    40の外面1421と同一面になったときに周囲フランジ1440が載置されるエッジ又はショルダー1444を含む。 【0305】 図98に示されているように、本体1422は上壁1423と、上壁1423
    から離隔した底壁1425と、上壁1423と底壁1425との間で延びた一対の側壁1427,1429と、上壁、底壁、及び側壁1423,1425,14
    27,1429に結合された背壁1431を含む。 上壁、底壁、側壁、及び背壁1423,1425,1427,1429,1431は共働してポケット142
    2を画定する。 周囲フランジ1440は上壁、底壁、及び側壁1423,142
    5,1427,1429に結合される。 【0306】 コントローラ・マウント1414とパネル1415の本体1442とフランジ1440は、二つのフット端サイドレール1234のどちらにも取り付けられるように構成され、上述のように、コントローラ1412を最初は一方のフット端サイドレール1234に取り付け、あとで他方のフット端サイドレール1234
    に移すことができる。 例えば、フランジ1440とパネル1415は、フット端サイドレール1234のどちらかのエッジ1444上に適合するように垂直軸に対して対称的である。 パネル1415がそれぞれのフット端サイドレール123
    4に結合されると、図100に示されているように、フット端サイドレール12
    34の外面1417はパネル1415の外面1433と同一面になる。 【0307】 図100に示されているように、サイドレール1234は上壁1435と、上壁1435から離隔した底壁1437と、上壁1435と底壁1437との間に延びた一対の側壁1439,1441と、上壁、底壁、及び側壁1435,14
    37,1439,1441に結合された背壁1443を含む。 上壁、底壁、側壁、及び背壁1435,1437,1439,1441,1443は共働してポケット1438を画定する。 エッジ1444は上壁、底壁、及び側壁1435,1
    437,1439,1441と隣接して位置する。 【0308】 図98及び100に示されているように、各フット端サイドレール1234は締結具1450を受け入れる構成の一対のねじ切した締結具受け開口部1448
    を含み、締結具1450はコントローラ・マウント1414の本体1442の背壁1431における締結具受け開口部1452へ延びて、コントローラ・マウント1414をそれぞれのフット端サイドレール1234に脱着可能に結合する。
    脱着可能なカバー1415は、同様に、締結具受け開口部1448に延びる締結具1460を受けるカバー1415をどちらかのフット端サイドレール1234
    に脱着可能に結合できるように構成された締結具受け皿穴開口部1458を含む。 本発明の別の実施形態によると、コントローラ・マウントをフット端サイドレールに脱着可能に又はその他の方法で結合するための他の形態の締結具、例えば、スナップ、タブ、ラッチ、フック、フック−ループ型ファスナー、ねじ、ボルト、リベット、接着剤、又はその他の当業者に既知の結合形態が提供される。 【0309】 コントローラ1412及び各サイドレール1234は、コントローラ1412
    をどちらかのサイドレール1234に電気的に結合したり切り離したりするのを容易にするように構成されている。 各フット端サイドレール1234は電気的結合器1454を含み、コントローラ1412もフット端サイドレール1234の個別電気的結合器1454に結合されるように構成された対応する電気的結合器1456を含む。 電気的結合器1454は、コントローラ1412がそれぞれのサイドレール1234に結合されたときにコントローラ・マウント1414の上壁1423とサイドレール1234の上壁1435との間に形成されるスペース1445内に位置する。 【0310】 電気的結合器1454は、好ましくは本体と複数個のプラグを含む雄プラグ・
    コネクタである。 各プラグはフット端サイドレール1234を通って中央のコントローラ又はプロセッサー及びベッド1210のいろいろな電気的構成要素に延びる複数のワイヤ1466の一つに対応する。 同様に、電気的結合器1456は、好ましくは雌プラグ・コネクタであって、本体と複数個のソケットを含み、ソケットはコントローラ・ハウジング1416へ延びそれを通ってボタン1418
    からの指令を受けてディスプレー1419へデータを出力するように構成された回路盤1474へ延びる複数のワイヤ1472の一つに対応する。 結合器145
    6の各ソケットは、対応する結合器1454のプラグを受けてそれぞれのサイドレール1234のワイヤ1466とコントローラ1412のワイヤ1472との間の電気的結合を可能にするような寸法である。 電気的結合器1454,145
    6は、対応するプラグとソケットの正しい配向を保証するように標示されていることが好ましい。 【0311】 コントローラ1412を一方のフット端サイドレール1234から他方へ移すには、コントローラ1412を旋回させて締結具1450にアクセスできるようにする。 次に、締結具1450を取り外して、コントローラ・マウント1414
    そしてコントローラ1412をフット端サイドレール1234から分離する。 コントローラ1412の電気的結合器1456をサイドレール1234の電気的結合器1454から分離することによりコントローラ1412はサイドレール12
    34から電気的に分離する。 同様に、締結具1460が他方のフット端サイドレール1234から取り外され、カバー1415がそれから分離される。 【0312】 次に、コントローラ・マウント1414とコントローラ1412とカバー14
    15は反対側のサイドレール1234に移される。 そして、電気的結合器145
    4がそれぞれのサイドレール1234の電気的結合器1456に結合され、締結具1450が締結具受け開口部1448に螺合されてコントローラ・マウント1
    414とコントローラ1412がサイドレール1234に結合される。 同様に、
    締結具1460がそれぞれのサイドレール1234の締結具受け開口部1448
    に螺合されてカバー1415がサイドレール1234に結合される。 【0313】 本発明の別の実施形態によると、コントローラ・マウントとコントローラはベッド上の他のバリア、例えばヘッド端サイドレール、ヘッドボード、又はフットボード、に結合するように構成される。 本発明の別の実施形態によると、各ベッドに複数のコントローラ・マウントがコントローラと共に設けられる。 【0314】 コントローラ1412はさらに、図101に示されているインターフェース・
    パネル2020を含む。 インターフェース・パネル2020は、複数の入力制御・ボタン膜1418と複数の状態インジケータ2000を含み、これらは回路盤1474に電気的に結合されて、ベッド1210の外にいる人がコントローラ1
    412を用いてベッド1210のいろいろな特徴の動作−デッキ1214の操作、患者秤量機能の動作、患者位置監視システムの可能化、コード付患者ペンダント・コントローラ1476のロックアウト、ナースコール信号の送出、及び/又はテレビジョン、ラジオ等の娯楽装置のロックアウト等を制御することを可能にする。 好ましい実施形態では、状態インジケータ2000はインターフェース・
    パネル2020に電気的に結合されたLED'sである。 本発明の別の実施形態によると、ベッド又は遠隔装置の他の機能がコントローラによって制御される。 【0315】 本発明の好ましい実施形態によると、ボタン1418のいくつかはキー・制御・ボタン2070が最初に押された後でしか作動しない。 これによってベッド1
    210のいくつかの機能が偶発的に活性化されたり不活性化されたりすることが防がれる。 【0316】 図101に示されているように、キー・制御・ボタン2070が最初に押された後でしか作動しない患者位置監視ボタン2090,2092,2094が設けられている。 介護者又は患者がキー・制御・ボタン2070を最初に押さずにボタン2090,2092,2094のいずれかを押した場合、ボタン2090,
    2092,2094は押されたことに対して応答しない。 本発明の別の実施形態によると、他のボタンもキー・制御・ボタン2070が最初に押された後でしか作動しない 。 【0317】 患者監視ボタン2090,2092,2094は、患者がベッド1210に対して位置を変えたときに介護者に通報する患者監視システムの活性化を制御する。 ボタン2090,2092,2094の一つが選択されたとき、それぞれの他のボタン2090,2092,2094は自動的に選択から外される。 【0318】 ボタン2094は、患者がベッド1210から出たときに「脱出」状態を検出する位置監視システムの活性化を制御する。 ボタン2094を押して脱出状態の監視を活性化すると、ボタン2094に隣接するそれぞれインジケータ2000
    が点灯する。 それ以外では、ボタン2094に隣接する個別インジケータ200
    0はオフになっている。 脱出状態が検出されると、目とへのアラームが作動して介護者に患者がベッド1210から脱出したことを通報する。 【0319】 ボタン2092は、患者が主にベッド1210のエッジに体重をかけているとき、例えば患者がベッド1210の縁に座っているときに「脱出直前」状態を検出する位置監視システムの活性化を制御する。 ボタン2092を押して脱出直前状態の監視を活性化すると、ボタン2092に隣接するそれぞれインジケータ2
    000が点灯する。 それ以外では、ボタン2092に隣接する個別インジケータ2000はオフになる。 脱出直前状態が検出されると、目と耳へのアラームが作動して介護者に患者がベッド1210の縁に移動したことを通報する。 さらに、
    脱出状態が検出された場合もアラームは作動する。 【0320】 ボタン2090は、患者の胴体がデッキ1226の頭部1487上の位置からデッキ1226の他部上の位置に移動すると「患者アップ」状態を検出する位置監視システムの活性化を制御する。 ボタン2090を押して患者アップ状態の監視を活性化すると、ボタン2090に隣接するそれぞれインジケータ2000が点灯する。 それ以外では、ボタン2090に隣接する個別インジケータ2000
    はオフになっている。 患者アップ状態が検出されると、目と耳へのアラームが作動して介護者に患者がアップ状態に移動したことを通報する。 さらに、脱出直前及び脱出状態が検出された場合もアラームは作動する。 【0321】 この三つの患者位置検出機能のいずれかをオン又はオフにするには、最初にキー・コントロール・ボタン2070を押さなければならない。 キー・コントロール・ボタン2070が押されると、介護者は所定時間のうちに個別ボタン209
    0.2092,2094を押してそれぞれの患者位置検出機能をオン又はオフにするか又は別の患者位置検出機能を選択しなければならない。 介護者が所定時間内に特定の患者位置検出機能をオン又はオフに転換しないか、または別の患者位置検出機能を選択しない場合には、ボタン2090.2092,2094は作用せず、キー・コントロール・ボタン2070を再び押さなければならない。 介護者が所定の時間内にボタン2090.2092,2094の一つを押すと、そのボタンはオンからオフに、又はオフからオンに切り換わり、それに応じて個別インジケータ2000が点灯するか又は消灯する。 本発明の別の実施形態によると、この所定の時間は10秒である。 【0322】 患者監視システムが上記状態の一つを検出したときに鳴る音声アラームの音量を介護者が制御するためにアラーム・コントロール・ボタン2096,2100
    とボリューム・インジケータ2098が設けられている。 アラーム・ボタン20
    96はアラームの音量を制御する。 ボリューム・インジケータ2098は複数個のLED'sから成り、それらが選択された音量レベルに応じて点灯する、すなわち、選択された音量が大きいほど、多くのLED'sが点灯する。 ユーザーが音量を上げようと思う場合、アラーム・ボタン2096を所望音量に達するまで繰り返し押す。 音量を下げるには、アラーム・ボタン2096をピーク音量に達するまで繰り返し押す。 ピーク音量に達した後、続けてアラーム・ボタン209
    6を押すとアラームの音量は最低の音量に達するまで漸次減少する。 最低の音量に達した後に、続けてアラーム・ボタン2096を押すとアラームの音量は漸次増加する。 アラーム・コントロール・ボタン2100は音声アラームをオフにする。 【0323】 空気圧膨張システムの機能を制御する膨張システム・ボタン2200,220
    2,2204,2206,2208が設けられている。 オン/オフ・ボタン22
    00は、膨張システムをオン又はオフにする。 最大膨張ボタン2202はマットレス・ゾーンを所定空気圧レベルに膨張させてCPR治療を促進する。 かかとゾーン・ボタン2204,2206,2208は、かかと圧力緩和のためにマットレス1230のいろいろなかかとゾーンに対応するエア・ブラダーの膨張又は収縮を可能にする。 かかとゾーン・ボタン2204,2206,2208の一つが選択されると、対応するかかと圧力緩和エア・ブラダーが収縮してかかと圧力が緩和される。 個別ボタン2204,2206,2208が選択から外されると、
    対応するかかと圧力緩和エア・ブラダーが膨張して圧力が正常な動作圧力になる。 各ボタン2204,2206,2208に隣接する個別インジケータ2000
    は現在どのかかと圧力緩和エア・ブラダーが収縮しているかを表示する。 【0324】 フット伸張・後退ボタン2210,2220は足部1590を伸張又は後退させてベッド1210のフットボード1218の位置を患者の足の位置に対して調整することを可能にする。 足部1590を伸張するには、フットボード1218
    が所望位置に達するまで伸張ボタン2210を押す。 足部1590を後退させるには、所望の位置に達するまで後退ボタン2220を押す。 【0325】 チェアー・ボタン2226,2228は、チェアー位置とベッド位置との間でデッキ1226の位置の調整を制御するために設けられている。 ベッド1210
    をチェアー位置の方へ動かすには、所望程度のチェアー位置に達するまでチェアー・ボタン2226を押す。 ベッド1210をベッド位置の方へ動かすには、所望程度のチェアー位置が排除されるまで、又はベッド1210がベッド位置に達するまでチェアー・ボタン2228を押す。 【0326】 TVボタン2224は、テレビジョン又はその他の娯楽システムの制御を可能かつ不可能(ロックアウト)にする。 ナースコール・ボタン2050を押すと、
    患者が注意を必要としていることを表示する信号がナースステーションに、又は直接に所定介護者に送られる。 患者ペンダント・ボタン2230は、コード付患者ペンダント・コントローラ1476の特定機能を有効かつ無効(ロックアウト)にする。 ボタン患者ペンダント・ボタン2230を押すことによって、ヘッド・アップ及びニー・アップ(
    knee up)機能を制御するコントローラ1476の制御機能が有効にされたり無効にされたりする。 ボタン2230を一回押すことによって、コントローラ14
    76のヘッドアップ・コントロールが無効にされ、ニーアップ・コントロールは有効に維持される。 ペンダント1476のヘッドアップ・コントロールが無効になると、文字“HEAD”に隣接する個別インジケータ2000が点灯する。 ボタン2230が二回目に押されると、コントローラ1476のニーアップ・コントロールが無効にされ、ヘッドアップ・コントロールが有効にされる。 ペンダント1476のニーアップ・コントロールが無効になると、文字“KNEE”に隣接する個別インジケータ2000が点灯する。 ボタン2230を三回目に押されると、コントローラ1476のヘッドアップ・コントロールとニーアップ・コントロールが両方共無効にされ、個別インジケータが両方共点灯する。 ボタン22
    30が四回目に押されると、コントローラ1476のヘッドアップ・コントロールとニーアップ・コントロールが両方共有効にされ、個別インジケータがオフになる。 コントローラ1476の制御を有効にしたり無効にしたりすることによって、介護者は、コントローラ1476にアクセスできる患者が偶発的にベッド1
    210を操作することを、そのような操作が望ましくない場合に防ぐことができる。 【0327】 インターフェース・パネル2020の検量システム・パネル2242は、複数のボタンとLEDディスプレー1419を含み、それによって介護者は患者検量機能を用いて患者の重量を計測することができる。 検量システム・パネル224
    2はオン/オフ・ボタン2232によって有効にされたり無効にされたりする。
    単位選択ボタン2234は、介護者が体重測定の単位としてポンドとキログラムのどちらかを選択することを可能にする。 LEDディスプレー1419は、患者の体重と選択された測定単位を表示する。 【0328】 校正ボタン2236、項目変更ボタン2238、項目追加ボタン2240、及び項目削除ボタン2242が、介護者が患者の体重を測定するシステムを校正するために設けられている。 例えば、患者をベッド1210に載せる前に、校正ボタン2236を押して重量の読取値を000.0lbs/kgにセットして、マットレス1230,デッキ1226,及びその他のベッド構成要素、又は医療設備の一部、初期重量を重量読取値から引いておく。 こうして、患者がベッド12
    10上にいるときに患者の体重だけが表示されるようになる。 【0329】 もしも重量読取値に影響があるベッド構成要素、又は医療設備の一部がベッド1210に追加又は除去された場合、項目変更ボタン2238、項目追加ボタン2240、及び項目削除ボタン2242を用いて追加の重量又は削除される重量を考慮に入れる。 例えば、医療設備の一部、例えばIVポール、がベッド121
    0に追加される場合は項目変更ボタン2238と項目追加ボタン2240を押して、その医療設備の一部を追加して検量システムが検出した追加重量を測定された重量から差し引いてIVポールの追加重量がディスプレー1419で表示される重量に現れないようにする。 同様に、医療設備の一部がベッド1210から除去される場合、項目変更ボタン2238と項目削除ボタン2242を押して、その医療設備の一部を除去して検量システムが検出した除去重量を測定された重量に加えて、除去された医療設備による重量減少がディスプレー1419で表示される重量に現れないようにする。 【0330】 モーター・パワー、ベッド・ノット・ダウン(bed not down)、又は必要サービス等の様々なベッド状態機能に関する光LEDインジケータ2080もインターフェース・パネル2020に含まれる。 アクチュエータ1266,1268へのパワーがオフになっているときに、「Motor Power Off」の標示に隣接する個別インジケータ2080が点灯する。 アクチュエータ1266,1
    268へのパワーがオンになっているとき、この個別インジケータ2080はオフになる。 中間フレーム1252が最も低い位置にないとき、「Bed Not
    Down」の標示に隣接する個別インジケータ2080が点灯する。 中間フレーム1252が最も低い位置にあるとき、この個別インジケータ2080はオフになる。 ベッド1210があるコンポーネントを点検する必要があると検出すると、「Service Required」の標示に隣接する個別インジケータ2080が点灯する。 構成要素がサービスを必要とすることをベッド1210が検出しない場合には、この個別インジケータ2080はオフになる。 【0331】 図102に示されているように、制御システムはさらに、ヘッド端サイドレール及びフット端サイドレール1220,1234に脱着自在にかつ摺動自在に結合される、ベッド810のコントローラ986と同様なコード付ペンダント・コントローラ1476を含む。 ペンダント・コントローラ1476は、ハウジング1478と、ベッド1210のいろいろな機能を制御する複数の制御ボタン(不図示)と、ベッド1210上に位置する人と介護者間のコミュニケーションを助けるスピーカーとマイクロホン(不図示)と、回路ボード1486を含む。 【0332】 コントローラ1476は、ヘッド端サイドレール1220の開口1488又はフット端サイドレール1234の開口1490のいずれかで、コントローラ98
    6について図76と78に示されている運動と同様に無数の位置間で摺動するように構成されている。 【0333】 患者の体格は異なるので、ある患者はヘッド端サイドレール1220又はフット端サイドレール1234の多くの利用できる位置のうちで、他の患者と異なる一つの位置にコントローラ1476を配置するのが便利であると思うであろう。
    このように、ベッド1210上に位置する個々の患者の好みによって、いろいろな患者がヘッド端サイドレール1220又はフット端サイドレール1234の無数の位置のどこにでもコントローラ1476を配置できる。 さらに、デッキ12
    14の形態が変化すると患者はコントローラ1476の位置を調整しようとするかもしれない。 例えば、デッキ1214の頭部又は頭セクションが持ち上げられると、患者はコントローラ1476を特定のサイドレール1220,1234に沿って再配置したり、コントローラ1476を取り外して別のサイドレール12
    20,1234に取り付けたりしたいと思うかもしれない。 【0334】 図102に示されているように、コントローラ1476のハウジング1478
    は、ヘッド端サイドレール1220のレール部材1506の凸面1496,14
    98に対応する第一段付凹面1492と第二凹曲面1494を含む。 フット端サイドレール1234は、凹面1492,1494に対応するも凸面1510,1
    512を含む。 図102に示されているように、コントローラ1476の実質的な部がレール部材1506の内部にあるので、コントローラ1476がレール部材1506に位置するときコントローラ1476はレール部材1506の内面1
    514と比較して相当に低い輪郭を維持して、ベッド1210の他の構成要素、
    又は医療設備の他の部に対する干渉を回避する。 本発明の別の実施形態によると、コントローラはレール部材に形成された開口部中にさらに深く配置されるのでコントローラはレール部材の内面からほとんど又は全く突出しない。 【0335】 サイドレール1220,1234の凸面1496,1498,1510,15
    12の各対は共働して、ガイドを形成するトップ・レールとボトム・レールを形成する。 凹面1492,1494と保持器1516は共働してトップ・レール及びボトム・レール/ガイドに沿って動くように構成された相補的形態を形成する。 本発明の別の実施形態によると、レールとガイド及び相補的形態の他の構成が、例えば、高いレール、チャンネル、スロット、その他の当業者に既知のガイド及び相補的形態の構成が提供される。 【0336】 コントローラ1476はさらに、コントローラ1476をどちらかの開口部1
    490,1488に保持して、サイドレール1220,1234に沿ったコントローラ1476の摺動を可能にし、開口部1490,1488からコントローラ1476を取り外すことを可能にする保持器1516を含む。 コントローラ14
    76がフット端サイドレール1234の開口部1490に位置するときに、保持器1516はハウジング1478の凹面1496に隣接した位置にある。 【0337】 保持器1516は、ハウジング1478に形成された孔1520を通るばね付勢された保持器又はラッチ部材1518を含み、患者がコントローラ1476を1522の方向に引くと保持器部材1518が内方へ押され、保持器部材151
    8の先端1524が凸面1496の最も内部の上に載り、保持器1516はもはやコントローラ1476をそれぞれのサイドレール1220,1234に保持しなくなる。 【0338】 コントローラ1476を再びサイドレール1220,1234に取り付けるには、患者は第二凹面1494をヘッド端サイドレール1220のレール部材15
    06の凸面1498に隣接する位置にして、ハウジング1478の最先端149
    5がそれぞれのレール部材1506を捕捉するようにする。 コントローラ147
    6の下端が参照番号1526の方向に押されると、保持器部材1518が凸面1
    496の上に載る。 この時、最先端1495と保持器部材1518は開口部14
    88の幅1499よりも大きな幅1497を形成して、コントローラ1476がヘッド端サイドレール1220に保持されるようにする。 同じ手順に従って、コントローラ1476がフット端サイドレール1234の開口部1490から取り外されかつ取り付けられる。 さらに、コントローラ1476は開口部1488の反対側からレール部材1506に結合することもできる。 本発明の別の実施形態によると、ヘッド及びフット端サイドレールの開口部はサイドレールを貫通していない。 【0339】 図102と103に示されているように、ハウジング1478は一対のマウント1520を含み、保持器部材1518がそれに枢軸回転自在に結合されている。 ハウジング1478はさらに、ばねマウント1522を含み、保持器1516
    はさらに、ばねマウント1522と保持器部材1518との間に位置する付勢器(biaser)又はばね1524を含む。 図102に示されているように、ばね15
    24は保持器部材1518を参照番号1527の方向において凸面1496に向けて付勢する。 本発明の別の実施形態によると、他の付勢器、例えば、ねじりばね、保持器部材が片持ちばりで可撓性のもの、又は当業者に既知の他の形態の付勢器、が提供される。 【0340】 保持器部材1518は、図103に示されているように、マウント1520に枢軸回転自在に結合される本体部1528と,ハウジング1478の孔1520
    を通るように位置決めされた湾曲形ラッチ部1530と、一対のストッパ又はタブ1532を含む。 湾曲形ラッチ部1530は、凸面1496に載る傾斜面15
    34を含む。 タブ1532は、外幅が孔1520の幅よりも大きく保持器部材1
    518が図102と103に示されているより大きく回転するのを防止する。 【0341】 本発明の別の実施形態によると、ヘッド及びフット端サイドレールにコントローラを脱着自在に保持するために、図75に示されているようなボール戻り止め保持器が設けられる。 本発明のさらに別の実施形態によると、コントローラをサイドレールに保持するために当業者に既知の他の保持器、タブ、クラスプ、キャッチ、ロック、他のラッチ、クランプ、ピン、ボルト、バー、掛け金(hasp)、
    フック、又は当業者に既知の他の保持器が設けられる。 【0342】 図104に示されているように、第一及び第二凹面1492,1494は、サイドレール1220,1234の凸面1496,1498,1510,1512
    に適合するインデックスが付けられ、コントローラ1476を上下逆向きに挿入することを防止する。 各面1492,1494は長手方向にカーブして、ヘッド端サイドレール及びフット端サイドレール1220、1234の開口部1488
    ,1490の長手方向の輪郭に実質的に適合するようになっている。 例えば、下面1492は曲率半径1483を有し、これはヘッド及びフット端レール122
    0、1234の下面1496,1510の曲率半径1481に適合する。 同様に、上面1494は曲率半径1489を有し、これはヘッド及びフット端レール1
    220、1234の上面1498,1512の曲率半径1485に適合する。 患者又は介護者がコントローラ1476をどちらかの開口部1488,1490に上下逆向きに挿入しようとすると、コーナー1540,1542がコントローラ1476の開口部1488,1490への挿入を遮断する。 【0343】 サイドレール1220,1234の凸面1496,1498,1510,15
    12の曲率により、開口部1488,1490もカーブしている。 コントローラ1476がこのカーブした面に沿って摺動すると、図104に示されているように、それはサイドレール1220,1234の長手軸に対して長手方向と横方向の両方の要素1539,1541を有する通路に従う。 【0344】 図102に示されているように、コントローラ1476はさらに、電気信号をコントローラ1476へ、かつコントローラ1476から伝達するコード154
    4を含む。 コード1544は、検量フレーム1248の二つのコネクタ1546
    ,1548のいずれかに結合するベッド1210のコネクタ1034と同様なコネクタ(不図示)を含む。 本発明の好ましい実施形態によると、コネクタ154
    8は図92に示されているようにベッド1210の第一側に結合され、コネクタ1546は図109に示されているようにベッド1210の反対の第二側に結合されている。 各コネクタ1546,1548に複数のワイヤ(不図示)が結合されてベッド1210の様々な電気的に制御された装置と通信するようになっている。 これらの複数のワイヤがある接合部、例えば中央のコントローラ又はプロセッサーで集合して、さらに種々の電気的制御装置へ延びることが好ましい。 【0345】 二つのコネクタ1546,1548がベッド1210の反対側に設けられているので、コントローラ1476はベッド1210のどちらの側にでもプラグを差し込むことができる。 したがって、患者又は介護者がコントローラ1476をベッド1210の第一側のヘッド端サイドレール及びフット端サイドレール122
    0、1234の対に配置することがより便利であると判断した場合には、コントローラ1476のプラグをコネクタ1546に差し込むことでコード1544をマットレスの上に張らなくてもよくなる。 同様に、患者又は介護者がコントローラ1476をベッド1210の第二側のヘッド端サイドレール及びフット端サイドレール1220、1234の対に配置することがより便利であると判断した場合、コントローラ1476のプラグをコネクタ1548に差し込むことでコード1544をマットレスの上に張らなくてもよくなる。 このように、ベッドのマットレス上にコントローラのコードを張ることなくベッドのどちら側にも脱着自在に結合できるコード付コントローラが提供される。 【0346】 図105に示されているように、ベッド1210の制御システムはさらに、複数の足操作コントロール1555を含む足操作制御アセンブリ1554を含む。
    足操作コントロール1555は、デッキ1214の上げ下げ、検量フレーム12
    48に対する頭部1487の上げ下げ、及び検量フレーム1248のトレンデレンブルグ位置と逆トレンデレンブルグ位置間での移動を制御するために設けられる。 足操作コントロール1555はまた、ベッド1210をCPRモードにするために設けられる。 CPRモードにあるとき、マットレス1230は所定最大圧力まで膨張してCPRを行うための堅い表面を提供し、デッキ1226の頭部1
    487は上昇している場合にはフラット位置まで下降し、デッキ1226の座部1557は上昇している場合にはフラット位置まで下降する。 【0347】 各足操作コントロール1555は上記機能の一つと関連しており、それぞれの機能について適切にラベル表示されたペダル又は制御部材1556を含む。 足の先端でどれかのペダル1556を踏む、又はどれかのペダル1556を上げることによって、ベッド1210のこれらの機能の一つが活性化する。 ペダル155
    6を放すと、ペダルは自動的に付勢されてニュートラル位置に戻り、その機能は停止する。 【0348】 ペダル1556は、床と間隔をおく関係でベース・フレーム1230に固く結合されたペダル・ハウジング1558に枢軸回転自在に結合されている。 ペダル・ハウジング1558は、ペダル1556を収容するキャビティ1561を共働して形成する複数の壁1559を含む。 壁1559は、図105と106に示されているように共働してベース・フレーム1232を受ける複数の整列した矩形カラー1563,1565,1567,に結合されている。 カラー1565は中央に位置し、囲まれた空間1567を形成する。 カラー1563,1565は、
    複数の締結具1569によってベース・フレーム1232に結合されている。 【0349】 図106に示されているように、各ペダル1556は、第一又はアップ位置(
    破線で示される)、第二又はダウン位置(破線で示される)、及び第三又はニュートラル位置(実線で示される)間で枢軸旋回自在である。 各ペダル1556は段付形態を有し、ペダル部1560,ピボット部1562,及びセンサー部15
    64を含む。 ペダル部1560はペダル・ハウジング1558を超えて延び、介護者がペダル部1560を押し下げること及びペダル部1560を押し上げることができる。 ニュートラル位置にあるとき、ペダル部1560の上面1531は水平から15°の角度にあり、各ペダル部1560上に位置してベッド1210
    のどの機能がその特定ペダル1556によって制御されるかを表示する模様又はインジケータ1566を介護者の視線が観察する際の一助となる。 【0350】 ピボット部1562を通り、ペダル1556がハウジング1558上で旋回するピボット軸1569形成するピン1568が設けられている。 各足操作コントロール1556は、図106に示されているように、ベース・フレーム1232
    とピボット部1562間に位置し時計回り方向1572にペダル1556を付勢する第一ばね1570と、ベース・フレーム1232とピボット部1562との間に位置し逆の反時計回り方向1576にペダル1556を付勢する第二ばね1
    574とを含む付勢器1571を含む。 本発明の好ましい実施形態によると、第一及び第二ばね1570,1574は均衡を保ってペダル1556を図106に実線で示されているニュートラル位置に付勢する。 本発明の別の実施形態によると、ペダル及び/又はベース・フレームはばねを固定するためのばねマウント又はカウンターボアを含む。 本発明のさらに別の実施形態によると、ばねはペダル及び/又はベース・フレームに接着されている。 【0351】 ペダル部1560を押し下げてペダル1556をダウン位置に動かすと、第一ばね1570は圧縮され、第二ばね1574は伸張する。 この圧縮と伸張はアンバランスを生じ、ペダル1556を放したときにそれがペダルをニュートラル位置に付勢する。 同様に、ペダル部1560を押し上げてペダル1556をアップ位置に動かすと、第二ばね1574は圧縮され、第一ばね1572は伸張する。
    この圧縮と伸張はアンバランスを生じ、ペダル1556を放したときにそれがペダルをニュートラル位置に付勢する。 【0352】 各ペダル1556の位置はセンサー1578によって検出される。 センサー1
    578が個別ペダル1556が所定のアップ位置に動いたことを検出すると、ベッド1210の一つの機能が活性化される。 センサー1578が個別ペダル15
    56が所定のダウン位置に動いたことを検出すると、典型的には反対の、別の機能が活性化される。 センサー1578が個別ペダル1556が所定のニュートラル位置にあることを検出すると、その個別機能は停止される。 このように、各足操作コントロール1555は、アップ又はダウン位置に移動するときのベッド1
    210の一機能を活性化するように構成される。 【0353】 センサー1578は回路盤1577に取り付けることが好ましい。 ペダル・ハウジング1558は、回路盤1577の反対側のエッジを受ける寸法のスロット1549,1547を形成する一対の横切る方向に延びるリップ部1551,1
    553を含む。 センサー1578をハウジング1558上に位置決めするには、
    回路盤1577のエッジをスロット1549,1547に差し込み、締結具、例えば、ねじ、接着剤、ロッキング・タブ、又は当業者に既知の他の締結具、で固定する。 センサー1578によって検出されたペダル1556の位置を示す信号を送るためにケーブル1545が各センサー1578に結合される。 ケーブル1
    545は、中央にカラー1565を有する包囲空間1567へ延びている。 各ケーブル1545は、包囲空間1567内の回路盤(不図示)又はその他の接合部に結合され、一つのケーブル1581がいろいろなアクチュエータ及びマットレス構成要素を制御する中央コントローラ又はプロセッサー1579まで延びる。 【0354】 本発明の好ましい実施形態によると、センサー1578は、ペダル1556によって発生する磁界の特性の変化を検出するHall効果磁場センサーである。
    マグネットもしくは磁石1580が各ペダル1556のセンサー部1564にセンサー1578から離隔した位置に配置される。 センサー1578はそれぞれのペダル1556が動くときに磁界の変化を検出することによって磁石1580の位置の変化を検出する。 この磁界の変化に基づいてセンサー1578はそれぞれペダルのアップ、ダウン、及びニュートラル位置を示す信号をコントローラ15
    79に送る。 するとコントローラ1579は、ベッド1210のそれぞれの構成要素の機能を制御しかつ強化するために、電源1281からアクチュエータ12
    64,1266,1612,1660のモーター1271へ電力供給を開始する。 【0355】 本発明の別の実施形態によると、ペダルの位置を検出し、ベッドのそれぞれの機能を制御するために他のセンサーが設けられる。 例えば、他の近接スイッチ、
    三位置機械的スイッチ、他の機械的スイッチ、他の電気的スイッチ、キャパシタンスやインダクタンスの変化による電界の変化を検出する他の場センサー、当業者に既知の他の場センサー、又は当業者に既知の他のセンサーが設けられる。 【0356】 図105に示されているように、四つのペダル1556は、押し上げられたり押し下げられたりするときのベッド1210の種々の機能を制御するために設けられている。 例えば、第一ペダル1582は、上方へ旋回するときに検量フレーム1248を上昇させ、かつ踏まれたときに検量フレーム1248を下降させる。 第二ペダル1584は、上昇したときに検量フレーム1248に対して頭部1
    487を上昇させ、かつ下降したときに検量フレーム1248に対して頭部14
    87を下降させるために設けられる。 一連のペダル1556はまた、検量フレーム1248をトレンデレンブルグ位置と逆トレンデレンブルグ位置間で移動させるための第三ペダル1586を含む。 【0357】 第四ペダル1588は、ベッド1210を速やかにCPRモードにするために設けられている。 ペダル1358を高い又は低い位置に動かすと、マットレス1
    230は所定の最大圧力まで膨張し、デッキ1226の頭部1487は、上昇している場合にはフラット位置まで下降し、座部1557は、上昇している場合にはフラット位置まで下降し、CPR処置を促進する。 本発明の好ましい実施形態によると、CPRモードが開始されてから30分後にマットレス1230は自動的に正常圧力に戻る。 所望により、介護者はコントローラ1412を用いてCP
    Rモードを無視してマットレス1230を正常圧力に戻す。 本発明の別の実施形態によると、CPRペダルは設けられない。 別の実施形態によると、複数のペダルには、また、病院ベッドの足部の伸張および後退させるためのペダル、またはベッドの他の機能を活性化するためのペダルが含まれる。 【0358】 したがって、ペダル1582,1584,1586は病院ベッドのいろいろな機能を制御するために直感的な方法で操作される。 すなわち、ペダル1582,
    1584,1586は、「ダウン」機能を実行するために踏み込まれ、「アップ」機能を実行するためにユーザーの足の甲で上方へ押し上げられる。 【0359】 図92に示されているように、第二ペダル・ハウジング1573と第二セットの足操作コントロール1575がベース・フレーム1232にベッド1210の反対側で支持されている。 ペダル・ハウジング1573はペダル・ハウジング1
    558と同一であり、足操作コントロール1575は足操作コントロール155
    5と同一である。 【0360】 デッキ1214は実質的にベッド810のデッキ814と同様であり、中間フレーム1252に対して傾動できるいくつかの部又はセクション1487,15
    57,1590を含む。 図92に示されているように、頭部1487はヘッドボード1216に隣接して位置し、検量フレーム1248に結合した一対のデッキ・フランジ1592に枢軸回転自在に結合している。 座部1557も検量フレーム1248の上方に延びたフランジ1592に枢軸回転自在に結合している。 足部1590はヒンジ1594によって座部1557に枢軸回転自在に結合し、フットボード1218に隣接して結合している。 【0361】 ベッド10のデッキ14のデッキ・セクション22,24,26,28と同様に、デッキ1214の各部(セクション)1487,1557,1590はアングルの側壁1622を含む。 各部(セクション)1487,1557,1590
    はさらに実質的にフラットで硬い、好ましくはスチール製の底壁1624を含む。 【0362】 デッキ1214の足部1590は伸長させたり収縮させたりすることができる。 伸長・収縮可能な足部についての詳しい記述は、1998年7月22日に出願されたU. S. 特許出願No. 09/120,125に開示されており、この開示は参照によって本明細書に取り入れられる。 【0363】 病院ベッド1210は、頭部1487が検量フレーム1248に対して自動的に動くことを可能にする傾斜アセンブリ1610を含む。 図107に示されているように、傾斜アセンブリ1610は、検量フレーム1248の横方向に延びる支柱1613に結合された傾動アクチュエータ1612と、傾動アクチュエータ1612と頭部1487に枢軸回転自在に結合された伝達リンク1614を含む。 【0364】 頭部1487を持ち上げる又は傾けるには、図107に示されているように、
    アクチュエータ1612のロッド1616を伸ばして伝達リンク1614が頭部1487を時計回りの方向1619に押すようにする。 頭部1487を下げるには、図107に示されているように、アクチュエータ1612のロッド1616
    を引っ込めて伝達リンク1614が頭部1487を反時計回りの方向1620に引くようにする。 【0365】 病院ベッド1210はさらに、足部及び座部1590,1557を検量フレーム1248に対して、また足部1590を座部1557に対して自動的に傾動することを助ける傾動アセンブリ1650を含む。 傾動アセンブリ1650は、ベッド810の傾動アセンブリ1048と実質的に同様である。 傾動アセンブリ1
    650は、検量フレーム1248と座部1557を横切って延びる支柱1652
    に結合された傾動アクチュエータ1660と、足部1590に枢軸回転自在に結合され検量フレーム1248に脱着自在かつ枢軸回転自在に結合されたリンク1
    654を含む。 検量フレーム1248はリンク1654内の切欠きにより受けられるピンを含み、リンク1654はロックされた位置(例えば、ベッド810の傾動アセンブリ1048のリンク1052を示す図79と81を参照)とロック解除された位置(例えば、ベッド810のリンク1052を示す図80を参照)
    との間で移動自在である。 これら二つの位置は座部1557と足部1590との間に二つのモードの傾動を提供する(例えば、ベッド810に関する図79−8
    1を参照)。 【0366】 ロックされた位置にあるとき、リンク1654は検量フレーム1248と足部1590との間の剛性リンクを提供する。 傾動アクチュエータ1660が長くなるにつれて、座部1557は検量フレーム1248に対して旋回する(ベッド8
    10について図80と81に示されているように)。 リンク1654がロックされた位置にありかつ傾動アクチュエータ1660が起動すると、足部1590が検量フレーム1248に対して上方へ移動するが(ベッド810について図81
    に示されているように)、実質的水平配向を維持する。 本発明の別の実施形態によると、他の配向が提供される。 【0367】 リンク1654がピンからロック解除されて傾動アクチュエータ1660が起動すると(ベッド810について図81に示されているように)、足部1590
    は検量フレーム1248に結合したローラーを中心に回転し、それにより足部1
    590の基端が上昇しかつ足部1590の先端が下降する。 このように、足部1
    590は座部1557に対して移動自在であって、リンク1654がロックされた位置にあるときは実質的水平位置又はその他の位置を維持し(ベッド810について図81に示されているように)、かつリンク1654がロック解除された位置にあるときは検量フレーム1248に対して傾動した位置又はその他の位置を維持する(ベッド810について図81に示されているように)。 【0368】 本発明の別の実施形態によると、上フレーム部材又はその他のフレーム部材に対するデッキの他のセクションの運動時に、デッキの他のセクションに対するデッキの足部又は他のセクションの二つのモードの傾動を促進するために他の形態のリンク機構が提供される。 このようなリンク機構は、追加のリンク、ヒンジ、
    ケーブル、ブラケット、フランジ、当業者に既知のその他の部材を含む。 【0369】 分割されたサイドレール1220,1234はデッキ1214の各頭部148
    7及び検量フレーム1248に枢軸回転自在に結合される。 各サイドレール12
    20,1234は、図109に示されているようなアップ位置と、図110に示されているようなダウン位置との間で動くように構成され、患者が病院ベッド1
    210に入ったり、それから出たりすることを可能にする。 各サイドレール12
    20,1234は、それぞれのレール部材1506,1664と、それぞれのレール部材1506,1664とデッキ1214のそれぞれの頭部1487及び検量フレーム1248との間に結合されてレール部材1506,1664が上方位置と下方位置の間で動くことを可能にするリンク機構アセンブリ1666,16
    67とを含む。 【0370】 リンク機構アセンブリ1666は、デッキ1214の各頭部1487及び検量フレーム1248に硬く結合された第一リンク1668と、第一リンク1668
    に枢軸回転自在に結合された一対のカーブした第二リンク1670と、第二リンク1670に枢軸回転自在に結合された第三リンク1672と、第三及び第一リンク1668,1672に枢軸回転自在に結合されたカーブした第四リンク16
    74を含む。 リンク機構アセンブリ1666、1667はベッド10のリンク機構142と実質的に同様である。 【0371】 第一リンク1668は、中間の検量フレーム1248に結合されたベース16
    76と、図111に示されているように、ベース1676に硬く結合された四つの上方に延びたフランジ1680を含む。 各第二リンク1670は、図108に示されているように、ロッド1684によってフランジ1680に枢軸回転自在に結合された第一端1682と、ロッド1688によって第三リンク1672と枢軸回転自在に結合されたループになった第二端1686を含む。 【0372】 第三リンク1672は、図108に示されているように、ベース1690と、
    ベース1690に結合された第一対の内方に延びたフランジ1692と、やはりベース1690に結合された第二対の内方に延びたフランジ1694を含む。 ロッド1688はフランジ1692と第二リンク1670の第二端1686との間に延びてその間に枢軸回転自在の結合を提供する。 【0373】 図108に示されているように、第四リンク1674は、ベース1696と、
    ベース1696に形成されたラッチを受けるスロット1698を含む。 ベースの第一端1710はロッド1712によって第三リンク1672の第二対のフランジ1694に摺動自在かつ枢軸回転自在に結合される。 ベース1696の第二端1714はロッド1716によって第一リンク1668のフランジ1680の下端に枢軸回転自在に結合される。 このように、リンク機構アセンブリ1666は四つのバー・リンケージを提供して、アップ位置とダウン位置との間でサイドレール1220の揺動を可能にする。 【0374】 各サイドレール1220はさらに、四つのバー・リンケージを「拘束」してサイドレール1220がアップ位置からダウン位置へ移動するのを阻止するように構成された保持器1718を含む。 図108に示されているように、保持器17
    18は、ラッチ受けスロット1698内に位置しかつロッド1722によって第四リンク1674に枢軸回転自在に結合されて図108に示されているようなラッチされた位置とラッチされない位置との間で動くZ字形ラッチ部材1720と、一対のフランジ1726によって第一リンク1668に結合されたキャッチ・
    ロッド1724を含む。 ロッド1724は、図112に示されているように、フランジ1726間に延びている。 ラッチ部材1720は、キャッチ・ロッド17
    24と係合する第一端1728と第二端1730を含む。 第二端1730にはハンドル1732が結合されている。 第一端1728は、図108に示されているように、キャッチ・ロッド1724を受けてラッチ部材1720をラッチ位置に固定するように構成された切欠き1734を含む。 【0375】 第一端1728がキャッチ・ロッド1724にラッチされたとき、三つのバー・リンケージが第一リンク1668,ラッチ部材1720,及び第四リンク16
    74の間で確立される。 このリンケージ配置は、第一リンク1668を第四リンク1674に対して拘束し、リンク機構1666もラッチ部材1720がラッチ位置にあるときは動きを拘束されてサイドレール1220の下方位置への揺動を防止する。 【0376】 リンク機構1666の拘束を解いてサイドレール1220が下方位置に揺動させるために、ラッチ部材1720をラッチ位置からラッチ解除位置に移動しなければならない。 介護者は、ラッチ部材1720をハンドル1732を下方及び外方へ引っ張って時計回りの方向に旋回させることによってラッチ部材1720をラッチ解除することができる。 この運動がラッチ部材1720の第一端1728
    をキャッチ・ロッド1724から外し、ラッチ部材1720はもはや第一及び第四リンク1668,1674を拘束しなくなる。 【0377】 図111に示されているように、リンク機構アセンブリ1666はさらに、第一リンク1668と第三リンク1672に結合されたガス・スプリング(ガス封入緩衝装置)又はダッシュポット1669を含む。 サイドレール1220が下降するときにガス・スプリング1669は圧縮されて動きを減衰させレール部材1
    506の急速な下降を防ぐ。 【0378】 第一及び第四リンク1668,1674は相互に対して自由に旋回するので、
    リンク機構アセンブリ1666は同様に拘束されずかつサイドレール1220の上方位置と下方位置との間での揺動を自由にする。 第四リンク1674の中央部とラッチ部材1720の中央部に結合されたばねマウント1738との間にばね1736が設けられて、ラッチ部材1720をラッチ位置に向けて付勢する。 本発明の別の実施形態によると、サイドレールを上方位置に保持するために他の保持器、例えばクラスプ、キャッチ、ロック、他のラッチ、クランプ、ピン、ボルト、バー、掛け金、フック、その他の当業者に既知の保持器、が設けられる。 【0379】 ヘッド端サイドレール1220は、昇降するときに長手方向に動くように構成されている。 下降するとき、ヘッド端サイドレール1220は、図111に示されている第一方向1740で、デッキ1214の頭部1487の方へ参照番号1
    742の距離だけ動く。 上昇するとき、ヘッド端サイドレール1220は、図1
    12に示されている第二方向1744で、頭部1487のフット端の方へ参照番号1742の距離だけ戻る。 【0380】 下降するときにヘッド端サイドレール1220を移動することによって、ヘッド端サイドレール1220とフット端サイドレール1234間に付加的クリアランス(間隙)が得られる。 したがって、デッキ1214の頭部1487が起立位置にあり(図110に示されているような)、フット端サイドレール1234が起立位置にあり(図110に示されているような)、かつヘッド端サイドレール1220がアップ位置から下降するとき、ヘッド端サイドレール1220のレール部材1506は参照番号1742の方向に押され、フット端サイドレール12
    34との接触が避けられる。 【0381】 図111と112に示されているように、ヘッド端サイドレール1220のリンク機構アセンブリ1666は、第一セットのカム1746と第二セットのカム1748を含む。 各セットのカム1746,1748は、第一リンク1668のフランジ1680に硬く結合された一対の固定カム部材1750,1752と、
    第二リンク1670の第一端1682に硬く結合された一対の回転カム部材15
    74,1576を含む。 図111に示されているように、ロッド1684が回転カム部材1574,1576へ延びて第二リンク1670を第一リンク1668
    に枢軸回転自在に結合する。 本発明の別の実施形態によると、単に一セットのカムが設けられる。 図111に示されているように、各固定カム部材1750,1752は、第一実質的平坦端面1758がフランジ1680に結合された切頭シリンダーである。 各固定及び回転カム部材1750,1752,1754,1756はさらに、
    傾斜したカム面1760,1762,1764,1766を含み、これらはロッド1684の回転長軸1768と共働して、それぞれ約45°の角度をその間に形成する。 【0382】 図111に示されているように、固定カム部材1750のカム面1760は、
    ヘッド端サイドレール1220が完全に起立した位置にあるとき、回転カム部材1754のカム面1764と実質的に平行でありかつわずかにそこから離隔する。 固定カム部材1752のカム面1762は、回転カム部材1756のカム面1
    766から離隔しかつその間に略90°の角度を形成する。 【0383】 ハンドル1732を引くと、ヘッド端サイドレール1220は下降位置へ向かって移動する。 図1778に示されているように、この移動時に、レール部材1
    506,第二リンク1670,及び回転カム部材1754は時計回り方向177
    8に回転するので、回転カム部材1754のカム面1764は固定カム部材17
    50のカム面1760と接触するようになる。 図112に示されているように、
    回転カム部材1754を続けて回転させると回転カム部材1754と固定カム部材1750との間に力が生じる。 この力は回転カム部材1754,第二リンク1
    670,及びヘッド端サイドレール1220のレール部材1506を参照番号1
    740の方向に押す。 ヘッド端サイドレール1220が下降位置へ移動するときに、図112に示されているように、レール部材1506は頭部1487のヘッド端の方向へ参照番号1472の距離だけ押しやられる。 【0384】 前述のように、第三リンク1672はロッド1712によって第四リンク16
    74に摺動自在に結合されている。 ヘッド端サイドレール1220のレール部材1506が1740の方向に移動するときに、第四リンク1674は長手方向に動かないので、第三リンク1672とレール部材1506が第四リンク1674
    に対して摺動する。 【0385】 ヘッド端サイドレール1220が最初に起立位置へ向かって移動するときに、
    固定カム部材1752のカム面1762は回転カム部材1756のカム面176
    6から少し離隔する。 固定カム部材1750のカム面1760は回転カム部材1
    754のカム面1764から少し離隔する。 【0386】 ヘッド端サイドレール1220をさらに起立位置へ向けて移動すると、図11
    2に示されているように、レール部材1506、第二リンク1670、及び回転カム部材1754は反時計回り方向1780に回転し、固定カム部材1752のカム面1762は回転カム部材1756のカム面1766に接触するようになる。 回転カム部材1754を続けて回転させると回転カム部材1756と固定カム部材1752との間に力が生じる。 この力は回転カム部材1756,第二リンク1670,及びヘッド端サイドレール1220のレール部材1506を1744
    の方向に押す。 この運動時に、第三のリンク1672とレール部材1506は第四リンク1674に対して1744の方向に摺動する。 【0387】 図111に示されているように、ヘッド端サイドレール1220が完全に起立した位置に戻ると、固定カム部材1750のカム面1760は回転カム部材17
    54のカム面1764と実質的に平行でありかつそこからわずかに離間する。 固定カム部材1752のカム面1762は回転カム部材1756の接触カム面17
    66から離隔して、その間に略90°の角度を形成する。 【0388】 本発明の別の実施形態によると、昇降時に長手方向に移動するサイドレールの他の形態が提供される。 これら別の実施形態は、他の形態のカム、リンク、ベルト、ケーブル、プーリー、その他、ある部材のある方向への運動を同じ又は別の部材の別の方向への運動に基づいて創出するための当業者に既知のメカニズム、
    を含む。 【0389】 フット端サイドレール1234のリンク機構は、ヘッド端サイドレール122
    0のリンク機構アセンブリ1666と実質的に同様である。 しかし、フット端サイドレール1234のリンク機構アセンブリは、昇降位置間で移動するときにレール部材1664を長手方向に移動するように構成されていない。 したがって、
    フット端サイドレール1234のリンク機構アセンブリはカム部材を含まず、第三リンクは第四リンクに対して摺動するように構成されていない。 【0390】 さらに別の実施形態の病院ベッド1810のベース・フレーム1832が図1
    13に示されている。 図113に示されているように、ベッド1810は中空ベース・フレーム1832へ延びるキャスター制動リンク1870を含むキャスター制動システム1868を含む。 キャスター制動システム1868は各キャスター1862,1863を相互連結してキャスター1862,1863の同時制動を可能にする。 キャスター1862,1863を同時に制動するには、介護者がフット・ブレーキ・ペダル1872,1874を踏み、キャスター制動システム1868がキャスター1862をロックして回らないようにする。 キャスター制動システム1868はさらに、キャスター1862,1863からオフセットして横切る方向に延びるロッド1892を含み、それによってベース・フレーム1
    832の反対側にあるキャスター1862,1863のロッキングとアンロッキング(ロックとロック解除)の調整を促進する。 【0391】 図113に示されているように、フット・ブレーキ・ペダル1872は長手方向にキャスター1862と参照番号1876の距離だけ離隔している。 フット・
    ブレーキ・ペダル1872は、ベッド810のロッド878と同様なロッド(不図示)によってベース・フレーム1832に結合され、ベッド810のアーム8
    80と同様なアーム(不図示)によってキャスター制動リンク1870に枢軸回転自在に結合されている。 フット・ブレーキ・ペダル1872が軸1882を中心に参照番号1884の方向に回転する間、アームはキャスター制動リンク18
    70に力を伝達する。 キャスター制動リンク1870は、参照番号1871の方向に移動して、この力をベッド810のアーム886と類似の、キャスター制動リンク1870に枢軸回転自在に結合され、かつキャスター制動システム868
    のベッド810のロッド888と類似の六角形ロッド(不図示)に硬く結合されたアーム(不図示)に伝達する。 この回転により六角形ロッドは軸1890を中心に回転してキャスター1862をロックする。 【0392】 本発明の好ましい実施形態によると、キャスター制動リンク1870はロッド1878の下に位置し、そのようにして参照番号1884の方向のフット・ブレーキ・ペダル1872によるロッド1878の反時計回りの回転がキャスター制動リンク1870の参照番号1871の方向への運動を生じさせる。 同様に、時計回り方向方向1869へのペダル1872の回転はキャスター制動リンク18
    70を1867の方向に移動し、六角形のロッドを時計回り方向方向1865へ回転させてキャスター1862のロックを解除する。 本発明の別の実施形態によると、キャスター制動リンクはロッドの上に位置し、参照番号1884の方向へのペダルの回転はキャスター制動リンクを参照番号1867の方向に動かし、参照番号1869の方向へのペダルの運動はキャスター制動リンクを参照番号18
    71の方向に移動させる。 【0393】 本発明のキャスター制動システムと同様なキャスター制動システムについてのさらに詳しい記述は、Mobley他による1999年3月5日出願の「キャスターと制動システム」の名称に係るUS特許出願No. 09/263,039に与えられており、その開示は参照によって本明細書に取り入れられる。 本発明の別の実施形態によると、本発明のキャスター制動ペダル及びキャスター制動リンクと合わせて用いる、同時ロック機能を含む又は含まない他の形態のキャスター制動及び/又は操縦システムが提供される。 【0394】 キャスター制動リンク1870はまた、四つのキャスター1862,1863
    全部を同時に制動するために、フット・ブレーキ・ペダル1872の回転を他のキャスター1862,1863に連結した、ベッドベッド810の888,89
    2と同様な他の六角形ロッド(不図示)に伝達する。 図113に示されているように、リンク1870はベース・フレーム1832を通過して、図67に示されている六角形ロッドとの結合と同様方法でキャスター1863の六角形ロッドに結合する部1894を含む。 したがって、キャスター1862の六角形ロッドが回転軸1890を中心に回転すると、キャスター1863の六角形ロッドは回転軸1894を中心に回転する。 キャスター1862,1863をロック解除するには、フット・ブレーキ・ペダル1872を反対方向1884に回して、キャスター1863の六角形ロッドを反対方向1890に回してロックを解除する。 キャスター制動リンク1870はまた、回転を他のキャスター1862,1863
    の六角形ロッドに伝えて全てのキャスター1862,1863を同時に解放する。 【0395】 横切る方向に延びるロッド1892は、ペダル1872の回転を他方の六角形ロッドに伝える。 キャスター制動リンク1870と同一の別のキャスター制動リンク1874がベース・フレーム1832の反対側を通過しかつ他方のキャスター1862,1863の六角形ロッドを一緒に結合しているので、他のヘッド端ペダル1872の回転が四つのキャスター1862,1863全部に伝達され、
    キャスター1862,1863の同時ロック及びロック解除が可能になる。 【0396】 同様に、キャスター制動リンク1870、1894はまた、フット制動ペダル1874の回転を四つのキャスター1862,1863全部に伝達する。 フット制動ペダル1874は直接六角形ロッドに結合されかつベッド810のアーム8
    86と同様なアーム(不図示)によってキャスター制動リンク1870に結合されている。 したがって、制動ペダル1874がどれかのキャスター1863をロック又はロック解除するように回転すると、他のキャスター1862,1863
    は同様にロック又はロック解除される。 【0397】 ブレーキ・ペダル1872は、ヘッドボード1816に隣接して立っている介護者がキャスター制動システムを操作できるように配置されている。 図113に示されているように、ブレーキ・ペダル1872はベース・フレーム1832のヘッド端に隣接して位置するフット・パッド1875を含む。 ヘッドボード18
    16の近くに位置する介護者はパッド1816を踏んでキャスター1862,1
    863をロックすることができ、制動ペダル1872にアクセスするためにベッド1810のサイドに移動する必要はない。 【0398】 図113に示されているように、ブレーキ・ペダル1872はキャスター18
    62から長手方向に離隔しているので、六角形ロッドの回転軸1890はロッド1878の回転軸1882と反対側の六角形ロッドの回転軸1894との間で長手方向にある。 したがって、アーム1880,1886間にあるキャスター制動リンク1870の部は伸張部1896であり、伸張部1896はペダル1872
    のキャスター1862から長手方向への離隔を可能にする。 本発明の別の実施形態によると、フット端ブレーキ・ペダルはヘッド端ブレーキ・ペダルと同様にフット端キャスターから離隔している。 【0399】 本発明によって、患者支持体が提供される。 この患者支持体は、フレームと、
    このフレームによって支持されるマットレスと、マットレスから患者が出るのを阻止するように配置されたバリアと、コントローラとを含む。 バリアは、第一及び第二離隔レールを含み、コントローラはこの第一及び第二レールに沿って摺動するように配置されている。 例としては、図76−78、92,及び102−1
    04に示されている好ましい実施形態を参照されたい。 【0400】 本発明の別の実施形態によると、フレームと、このフレームによって支持されるマットレスと、マットレスから患者が出るのを阻止するように配置されたバリアと、コントローラとを含む患者支持体が提供される。 このバリアは、共働して開口部を画定する上面と下面を含む。 コントローラは、バリアの開口部を形成する下面に沿って摺動するように配置されている。 例としては、図76−8、92
    ,及び102−104に示されている好ましい実施形態を参照されたい。 【0401】 本発明の別の実施形態によると、フレームと、このフレームによって支持されるマットレスと、マットレスから患者が出るのを阻止するように配置されたバリアと、コントローラとを含む患者支持体が提供される。 バリアはカーブした開口部を含み、コントローラはバリアに沿って移動するようにこのカーブした開口部に配置されている。 例えば、図76−78、92,及び102−104に示されている好ましい実施形態を参照されたい。 【0402】 本発明の別の実施形態によると、フレームと、このフレームによって支持されるマットレスと、マットレスから患者が出るのを阻止するように配置されたバリアと、コントローラとを含む患者支持体が提供される。 バリアは、バリアの開口部を画定する面を含む。 コントローラは、ハウジングとこのハウジングに結合された保持器を含む。 保持器はバリアの表面と接触してハウジングをバリアに脱着自在に結合できるように構成される。 例えば、図76−78、92,及び102
    −104に示されている好ましい実施形態を参照されたい。 【0403】 本発明の別の実施形態によると、フレームと、このフレームによって支持されるマットレスと、マットレスから患者が出るのを阻止するように配置されたバリアと、コントローラとを含む患者支持体が提供される。 コントローラはバリアに脱着自在に結合され、かつバリアから離隔した第一位置からバリアに結合した第二位置に移動することができる。 コントローラは、コントローラをバリアに結合するために水平要素を有する通路に沿って第一位置から第二位置へ移動自在である。 第二位置にあるとき、コントローラはバリアに沿って移動自在である。 例えば、図76−78、92,及び102−104に示されている好ましい実施形態を参照されたい。 【0404】 本発明の別の実施形態によると、フレームと、そのフレームによって支持されるマットレスを含む患者支持体が提供される。 マットレスは第一側部と、第一側部から横切る方向に離隔した第二側部を有する。 患者支持体はさらに、マットレスの第一側部から患者が脱出するのを阻止するように配置された第一バリアと、
    マットレスの第二側部から患者が脱出するのを阻止するように配置された第二バリアと、コントローラを含む。 第一バリアはそこに形成された第一開口部を含み、第二バリアはそこに形成された第二開口部を含む。 コントローラは、第一開口部に脱着自在に収容され、かつ第二開口部に脱着自在に収容されるように構成される。 例えば、図76−78、92,及び102−104に示されている好ましい実施形態を参照されたい。 【0405】 本発明の別の実施形態によると、フレームと、このフレームによって支持されるマットレスと、マットレスから患者が脱出するのを阻止するように配置されたバリアと、コントローラとを含む患者支持体が提供される。 バリアは長手軸を有する。 バリアは、長手方向および横切る方向の要素(構成要素?)を有する通路においてバリアに沿ったコントローラの移動を誘導できる構成のガイドを含む。
    例えば、図76−78、92,及び102−104に例示されている好ましい実施形態を参照されたい。 【0406】 本発明の別の実施形態によると、フレームと、このフレームによって支持されるマットレスと、マットレスから患者が脱出するのを阻止するように配置された一対の離隔したバリアと、バリアに脱着自在に結合されたコントローラとを含む患者支持体が提供される。 コントローラは、ハウジングと、ハウジングに結合されたコードと、コードに結合された第一コネクタを含む。 患者支持体はさらに、
    フレームによって支持される第二コネクタを含む。 第一コネクタは第二コネクタに結合するように構成され、第一コネクタが第二コネクタに結合されると第一及び第二コネクタを通してコントローラの通信が可能になるように構成される。 患者支持体はさらに、フレームによって支持される第三コネクタを含む。 第一コネクタは第三コネクタに結合するように構成され、第一コネクタが第三コネクタに結合されると第一及び第三コネクタを通してコントローラの通信が可能になるように構成される。 例えば、例えば、図76−78、82,84,92,及び10
    2−104に例示されている好ましい実施形態を参照されたい。 【0407】 本発明の別の実施形態によると、ベース・フレームとベース・フレームに対して第一位置と第二位置間で移動するように構成された中間フレームとを有するフレームと、中間フレームに結合されたデッキと、デッキによって支持されるマットレスを含む患者支持体が提供される。 デッキは、中間フレームに対して第一及び第二位置間で移動するように構成された少なくとも一つのデッキ・セクションを含む。 患者支持体はさらに、第一及び第二位置間で移動して、中間フレームをベース・フレームに対して、かつデッキ・セクションを中間フレームに対して移動させるように構成された複数のアクチュエータと、フレームによって支持される複数の電動足操作制御装置を含む。 複数の電動足操作制御装置の各々は、第一位置に移動して複数のアクチュエータの少なくとも一つの第一位置への移動を制御することができ、第二位置に移動して複数のアクチュエータの少なくとも一つの第二位置への移動を制御することができる。 例えば、図15,16,92,1
    05,及び106に例示されている好ましい実施形態を参照されたい。 【0408】 本発明の別の実施形態によると、フレームと、そのフレームによって支持されるデッキと、そのデッキによって支持されるマットレスと、第一及び第二位置間で移動してフレームの一部及びデッキの一部の少なくとも一方を移動させるように構成されたアクチュエータとを含む患者支持体が提供される。 患者支持体はさらに、第一位置に移動して第一位置へのアクチュエータの移動を活性化でき、第二位置に移動して第二位置へのアクチュエータの移動を活性化できる電動足操作制御装置を含む。 例えば、図15,16,92,105,及び106に例示されている好ましい実施形態を参照されたい。 【0409】 本発明の別の実施形態によると、フレームと、そのフレームによって支持されるデッキと、そのデッキによって支持されるマットレスと、フレームの一部とデッキの一部の少なくとも一方を移動させるように構成されたアクチュエータを含む患者支持体が提供される。 患者支持体はさらに、アクチュエータの運動を制御するように構成されたコントローラを含む。 コントローラは、制御部材と制御部材の位置の変化によって生じた場の変化を検出するように構成された場センサーを含み、制御部材の位置の変化に基づいてアクチュエータの動作を制御する。 例えば、図92,105,及び106に例示されている好ましい実施形態を参照されたい。 【0410】 本発明の別の実施形態によると、フレームと、そのフレームによって支持されるデッキと、そのデッキによって支持されるマットレスと、第一及び第二位置間で移動してフレームの一部とデッキの一部の少なくとも一方を移動させるように構成された第一アクチュエータと、第一及び第二位置間で移動してフレームの一部とデッキの一部の少なくとも一方を移動させるように構成された第二アクチュエータを含む患者支持体が提供される。 患者支持体はさらに、第一位置に移動して第一及び第二アクチュエータの第一位置への移動を制御し、第二位置に移動して第一及び第二アクチュエータの第二位置への移動を制御することができる足操作制御装置を含む。 例えば、図15,16,92,105,及び106に例示されている好ましい実施形態を参照されたい。 【0411】 本発明の別の実施形態によると、フレームと、そのフレームを支持して床上でのフレームの運動を促進する複数の車輪と、フレームによって支持されるデッキと、そのデッキによって支持されるマットレスと、フレームの一部及びデッキの一部の少なくとも一方を移動させるように構成されたアクチュエータとを含む患者支持体が提供される。 患者支持体はさらに、アクチュエータの運動を制御するように構成された電気的足操作制御装置を含む。 例えば、図15,16,92,
    105,及び106に例示されている好ましい実施形態を参照されたい。 【0412】 本発明の別の実施形態によると、フレームと、そのフレームによって支持されるデッキと、そのデッキによって支持されるマットレスと、フレームの一部とデッキの一部の少なくとも一方を移動させるように構成されたアクチュエータを含む患者支持体が提供される。 患者支持体はさらに、フレームによって支持されアクチュエータの運動を制御するように構成された電気的足操作制御装置を含む。
    例えば、図15,16,92,105,及び106に例示されている好ましい実施形態を参照されたい。 【0413】 本発明の別の実施形態によると、フレームと、そのフレームによって支持されるデッキと、そのデッキによって支持されるマットレスと、第一及び第二位置間で動いてフレームの一部とデッキの一部の少なくとも一方を移動させるように構成されたアクチュエータと、第一及び第二位置間で移動させるためにアクチュエータに動力を供給する構成の動力源とを含む患者支持体が提供される。 患者支持体はさらに、アクチュエータを第一位置に移動させるためにアクチュエータに動力源から動力を供給することを開始する第一位置と、アクチュエータを第二位置へ移動させるためにアクチュエータに動力源から動力を供給することを開始する第二位置へ移動自在の足操作制御装置を含む。 例えば、図15,16,92,1
    05,及び106に例示されている好ましい実施形態を参照されたい。 【0414】 本発明の別の実施形態によると、フレームと、そのフレームによって支持されるデッキと、そのデッキによって支持されるマットレスを含む患者支持体が提供される。 マットレスは、調整可能な長さを有するように構成された収縮自在の足部を含む。 収縮自在足部は発泡部とかかと圧力緩和部を含む。 例えば、図88−
    91、114、及び115に例示されている好ましい実施形態を参照されたい。 【0415】 本発明の別の実施形態によると、マットレスが提供される。 マットレスは、頭部、座部、及び収縮自在の足部を含む。 頭部、座部、及び足部は共働して患者休息面を形成する。 収縮自在の足部は調整可能な長さ、本体、及びかかと圧力緩和部を有する。 本体は、かかと圧力緩和部を受ける寸法のキャビティ(キャビティ)を有する。 例えば、図88−91、114、及び115に例示されている好ましい実施形態を参照されたい。 【0416】 本発明の別の実施形態によると、マットレスが提供される。 マットレスは、頭部、座部、及び足部を含む。 足部は調整可能な長さを有する。 頭部、座部、及び足部は共働して、長さが調整できる患者休息面を形成する。 足部は、調整可能な長さの発泡部と、発泡部の硬度よりも小さい硬度のかかと圧力緩和部を含む。 例えば、図88−91、114、及び115に例示されている好ましい実施形態を参照されたい。 【0417】 本発明の別の実施形態によると、患者をサポートする方法が提供される。 この方法は患者支持体を提供する工程を含む。 患者支持体は、調整可能な長さ、発泡体ふくらはぎサポート、及び発泡体ふくらはぎサポートの硬さよりも小さな硬さを有するかかと圧力緩和部を有する。 この方法はさらに、発泡体ふくらはぎサポートを患者のふくらはぎの下に位置させかつかかと圧力緩和部を患者のかかとの下に位置させるために患者支持体の長さを調整する工程を含む。 例えば、図88
    −91、114、及び115に例示されている好ましい実施形態を参照されたい。 【0418】 本発明の別の実施形態によると、フレームと、そのフレームによって支持されるデッキと、そのデッキによって支持されるマットレスと、コントローラとを含む患者支持体が提供される。 デッキは、フレームに対して動くように構成された頭部と、調整可能な長さを有する足部を含む。 コントローラはデッキの頭部の位置に対応して足部の長さを変えるように構成される。 デッキの足部は、足部の長さが変化する間、実質的水平に保たれる。 例えば、図88−91、114、及び115に例示されている好ましい実施形態を参照されたい。 【0419】 本発明の別の実施形態によると、フレームと、そのフレームによって支持されるデッキと、そのデッキによって支持されるマットレスとを含む患者支持体が提供される。 デッキは頭部と足部を含む。 頭部はフレームに対して上下動するように構成されている。 マットレスは、デッキの頭部上に位置する頭部と、デッキの足部上に位置する調整可能な長さの足部を有する。 マットレスの足部の長さはデッキの頭部が起立または上昇するのに対応して長さが増加するように構成される。 例えば、図88−91、114、及び115に例示されている好ましい実施形態を参照されたい。 【0420】 本発明の別の実施形態によると、フレームと、そのフレームによって支持されるデッキと、そのデッキによって支持されるマットレスとを含む患者支持体が提供される。 デッキは頭部、座部、及び足部を含む。 頭部はフレームに対して上下動するように構成されている。 マットレスは、デッキの頭部上に位置する頭部と、かかと圧力緩和部を有する足部を有する。 かかと圧力緩和部の位置はフレームに対する頭部の位置に対応する。 例えば、図88−91、114、及び115に例示されている好ましい実施形態を参照されたい。 【0421】 本発明の別の実施形態によると、患者のかかと圧力緩和を維持する方法が提供される。 この方法は、患者支持体を提供する工程を含む。 患者支持体は、フレームと、そのフレームによって支持され、かつ足部、及びフレームに対して第一及び第二位置間で移動自在の頭部を有するデッキと、デッキの足部上に位置する足部とデッキの頭部上に位置する頭部を有するマットレスを含む。 足部は患者のかかと上への表面圧力を減らすように構成されたかかと圧力緩和部を有する。 この方法はさらに、かかと圧力緩和部の位置を患者のかかとの下に維持するためにマットレスのかかと圧力緩和部の位置をデッキの頭部の位置に対応させる工程を含む。 例えば、図88−91、114、及び115に例示されている好ましい実施形態を参照されたい。 【0422】 本発明の別の実施形態によると、別の患者支持体が提供される。 この患者支持体は、フレームと、フレームの上に位置するマットレスと、マットレスから患者が脱出するのを阻止するように配置されるバリアを含む。 バリアは不透明でない材料により作られる。 例えば、図32に例示されている好ましい実施形態を参照されたい。 【0423】 本発明の別の実施形態によると、別の患者支持体が提供される。 この患者支持体は、フレームと、フレームの上に位置するマットレスと、マットレスから患者が脱出するのを阻止するように配置されるバリアを含む。 バリアは不透明でない材料により作られる。 患者支持体はさらに、バリアを照明するために不透明出ない材料により作られたバリアへ光を導入するように位置決めされた光源を含む。
    例えば、図32に例示されている好ましい実施形態を参照されたい。 【0424】 本発明の別の実施形態によると、別の患者支持体が提供される。 この患者支持体は、フレームと、フレームの上に位置するマットレスと、マットレスから患者が脱出するのを阻止するように配置されるサイドレールを含む。 サイドレールは不透明でない材料で作られる。 例えば、図32に例示されている好ましい実施形態を参照されたい。 【0425】 本発明の別の実施形態によると、別の患者支持体が提供される。 この患者支持体は、フレームと、フレームの上に位置するマットレスと、マットレスから患者が脱出するのを阻止するように配置される少なくとも一つのヘッドボードとフットボードを含む。 少なくとも一つのヘッドボードとフットボードは不透明でない材料で作られる。 例えば、図1に例示されている好ましい実施形態を参照されたい。 【0426】 本発明の別の実施形態によると、別の患者支持体が提供される。 この患者支持体は、フレームと、フレームの上に位置するマットレスと、サイドレールを含む。 サイドレールは第一位置から第二位置へ動くように構成されたレール部材を含む。 レール部材はマットレスに対面する内側とマットレスと反対側に向いた外側を有する。 サイドレールはさらに、レール部材を第一位置に保持するように構成された保持器とサイドレールの第一位置からの移動を可能にするように構成された患者がアクセス可能リリースを含む。 患者がアクセス可能リリースはマットレスに普通に位置する人がアクセスできる。 例えば、図27−33,及び36−3
    9に例示されている好ましい実施形態を参照されたい。 【0427】 本発明の別の実施形態によると、別の患者支持体が提供される。 この患者支持体は、フレームと、フレームの上に位置するマットレスと、サイドレールを含む。 サイドレールは、第一位置から第二位置へ動くように構成されたレール部材と、レール部材を第一位置に保持するように構成された保持器と、レール部材の第一位置からの移動を可能にするように構成されたリリースと、リリースがレール部材の第一位置からの移動を可能にするのを阻止するロックとを含む。 例えば、
    図27−33に例示されている好ましい実施形態を参照されたい。 【0428】 本発明の別の実施形態によると、別の患者支持体が提供される。 この患者支持体は、フレームと、フレームの上に位置するマットレスと、第一位置から第二位置へ動くように構成されたレール部材を含むサイドレールを含む。 患者支持体はさらに、レール部材を第一位置に保持するように構成された保持器と、第一位置からのサイドレールの移動を可能にする第一リリースと、第二位置からのサイドレールの移動を可能にする第二リリースを含む。 例えば、図27−33,及び3
    6−39に例示されている好ましい実施形態を参照されたい。 【0429】 本発明の別の実施形態によると、別の患者支持体が提供される。 この患者支持体は、フレームと、フレームの上に位置するマットレスと、サイドレールを含む。 サイドレールは、マットレス上に位置する患者が脱出するのを阻止する第一位置から第二位置へ移動するように構成されたレール部材と、マットレス上に位置する患者の腕を支持するように配置されたアームレスト(肘掛け)とを含む。 例えば、図32−35に例示されている好ましい実施形態を参照されたい。 【0430】 本発明の別の実施形態によると、別の患者支持体が提供される。 この患者支持体は、フレームと、フレームの上に位置するマットレスと、サイドレールを含む。 サイドレールは、マットレスから患者が脱出するのを阻止する第一位置から第二位置へ移動するように構成されたレール部材と、容器を保持するように構成された容器ホルダーを含む。 例えば、図32−35に例示されている好ましい実施形態を参照されたい。 【0431】 本発明の別の実施形態によると、別の患者支持体が提供される。 この患者支持体は、フレームと、フレームの上に位置するマットレスと、患者がマットレスから脱出するのを阻止するように配置されたバリアと、バリアと結合するように構成された無線コントローラを含む。 無線コントローラは患者支持体の機能を制御するように構成されている。 例えば、図74と75に例示されている好ましい実施形態を参照されたい。 【0432】 本発明の別の実施形態によると、別の患者支持体が提供される。 この患者支持体は、フレームと、フレームの上に位置するマットレスと、患者がマットレスから脱出するのを阻止するように位置決めされた第一サイドレールを含む。 第一サイドレールは第一端部と第一端部から離隔した第二端部を含む。 患者支持体はさらに、患者がマットレスから脱出するのを阻止するように位置決めされた第二サイドレールを含む。 第一サイドレールは第二サイドレールに対して第一位置と第二位置間を移動するように構成される。 第二サイドレールは第一位置にあるときに第一サイドレールの第一端部を受けるように配置された凹部を有する上エッジを含む。 例えば、図71−73に例示されている好ましい実施形態を参照されたい。 【0433】 本発明の別の実施形態によると、別の患者支持体が提供される。 この患者支持体は、フレームと、フレームの上に位置するマットレスと、第一サイドレールと第二サイドレールを含む。 マットレスは、実質的水平な平面を形成する。 第一サイドレールは、マットレスの第一側から患者が脱出するのを阻止するように位置決めされている。 第一サイドレールは、マットレスへ向かって内方へ傾動してマットレスにより形成される水平平面と鋭角を形成すように構成される。 第二サイドレールはマットレスの第二側から患者が脱出するのを阻止するように位置決めさている。 第二サイドレールは、マットレスへ向かって内方へ傾動してマットレスによって形成される水平平面と所定角を形成するように構成される。 例えば、
    図52−53に例示されている好ましい実施形態を参照されたい。 【0434】 本発明の別の実施形態によると、別の患者支持体が提供される。 この患者支持体は、フレームと、フレームの上に位置するマットレスと、マットレス上に位置する患者が脱出するのを阻止するように位置するバリアと、患者にCPR治療を施すことを促進するためにマットレス上に位置する患者の下に配置自在に構成されたPCRパネルを含む。 患者支持体はさらに、バリアに隣接してCPRパネルの下コーナーを保持するように構成されたCPRパネル保持部材を含む。 例えば、図62−64に例示されている好ましい実施形態を参照されたい。 【0435】 本発明の別の実施形態によると、別の患者支持体が提供される。 この患者支持体は、フレームと、フレームの上に位置するマットレスと、マットレス上に位置する患者が脱出するのを阻止するように位置するバリアを含む。 バリアは、周辺フレーム部材と、この周辺フレーム部材と結合したスクリーンを含む。 周辺フレーム部材は開口部を画定する。 スクリーンは、周辺フレーム部材を摺動自在に受ける寸法の通路を画定する管状スリーブと、周辺フレーム部材が画定する開口部に拡がるようにスリーブに結合されたパネルを含む。 例えば、図54及び55に例示されている好ましい実施形態を参照されたい。 【0436】 本発明の別の実施形態によると、別の患者支持体が提供される。 この患者支持体は、フレームと、フレームによって支持されるマットレスと、フレームによって支持されるフットボードと、フレームによって支持されるヘッドボードと、ヘッドボードとフットボードの少なくとも一方に枢軸回転自在に結合されたコントローラを含む。 例えば、図14に例示されている好ましい実施形態を参照されたい。 【0437】 本発明の別の実施形態によると、別の患者支持体が提供される。 この患者支持体は、フレームと、フレームによって支持されるマットレスと、フレームによって支持されるフットボードと、フレームによって支持されるヘッドボードとを含む。 ヘッドボードとフットボードの少なくとも一方は、マットレスから患者が脱出するのを阻止する通常垂直ブロッキング(阻止)位置及びマットレス上に位置する水平テーブル位置から取り外し自在である。 例えば、図52,53、及び5
    6−60に例示されている好ましい実施形態を参照されたい。 【0438】 本発明の別の実施形態によると、別の患者支持体が提供される。 この患者支持体は、フレームと、フレームによって支持されるマットレスと、フレームによって支持されるフットボードと、フレームによって支持されるヘッドボードと、フレームによって支持されるサイドレールを含む。 患者支持体はさらに、フットボードとヘッドボードの少なくとも一方に結合されて前記フットボードとヘッドボードの少なくとも一方とサイドレールとの間に形成される隙間から患者が脱出(
    落下)するのを阻止する隙間充填部(gap filler)を含む。 例えば、図61及び68−70に例示されている好ましい実施形態を参照されたい。 【0439】 本発明の別の実施形態によると、別の患者支持体が提供される。 この患者支持体は、フレームと、フレームによって支持されるデッキと、デッキによって支持されるマットレスを含む。 デッキは、上方デッキ部と、傾斜デッキ側壁によって上方デッキ部と結合した下方デッキ部を含み、下方デッキ部は上方デッキ部から間隔をおいてデッキに中央の長手方向の凹みを形成する。 下方デッキ部はデッキを横切って延びて下方デッキ支持面を提供する。 例えば、図40、42−85、
    及び82に例示されている好ましい実施形態を参照されたい。 【0440】 本発明の別の実施形態によると、別の患者支持体が提供される。 この患者支持体は、フレームとフレームによって支持されるデッキを含む。 デッキは、足部と、フレームに対して第一位置と第二位置間で移動するようにフレームに結合された背部と、第一位置と第二位置間で移動するように背部と枢軸回転自在に結合された頭部を含む。 患者支持体はさらに、背部及び頭部の運動を制御するように構成された機構を含む。 この制御機構は、背部が第一位置から第二位置へ移動するときに頭部が背部と実質的水平に維持される第一位置と、背部が第一位置から第二位置に移動するときに頭部が背部に対して傾動する第二位置との間で動くように構成される。 例えば、図17−21に例示されている好ましい実施形態を参照されたい。 【0441】 本発明の別の実施形態によると、別の患者支持体が提供される。 この患者支持体は、フレームとフレームによって支持されるデッキを含む。 デッキは、第一位置と第二位置間で動くようにフレームに枢軸回転自在に結合された座部と、第一位置と第二位置間で動くように座部に枢軸回転自在に結合された足部を含む。 患者支持体はさらに、座部に対する足部の動きを制御するように構成された機構を含む。 この制御機構は、座部が第一位置から第二位置へ動くときに足部が実質的水平に維持される第一位置と、座部が第一位置から第二位置へ動くときに足部が実質的水平から外れる第二位置との間で動くように構成される。 例えば、図22
    −26,79−81,及び92に例示されている好ましい実施形態を参照されたい。 【0442】 本発明の別の実施形態によると、別の患者支持体が提供される。 この患者支持体は、フレームと、フレームによって支持されるデッキと、デッキの支持部材によって支持されるマットレスを含む。 デッキは、一対の離隔した側壁とこれらの側壁間に延びる支持部材を含む。 支持部材は、患者がマットレス上に位置するときに、側壁の少なくとも一方に対して移動してその偏向を可能にするように構成される。 例えば、図43−45,及び82−83に例示されている好ましい実施形態を参照されたい。 【0443】 本発明の別の実施形態によると、別の患者支持体が提供される。 この患者支持体は、フレームと、フレームによって支持されるデッキと、デッキによって支持されるマットレスを含む。 デッキは、ヘッド端と、ヘッド端から離隔したフット端を含む。 患者支持体はさらに、デッキのヘッド端に結合された少なくとも一つのハンドグリップを含む。 例えば、図40及び53に例示されている好ましい実施形態を参照されたい。 【0444】 本発明の別の実施形態によると、別の患者支持体が提供される。 この患者支持体は、フレームと、フレームによって支持されるデッキを含む。 デッキは、フレームに対して移動するように構成された複数のデッキ部またはセクションを含む。 患者支持体はさらに、複数のデッキ部の少なくとも二つの間に形成される隙間に位置するスピル・ガードを含む。 例えば、図82及び83に例示されている好ましい実施形態を参照されたい。 【0445】 本発明の別の実施形態によると、別の患者支持体が提供される。 この患者支持体は、ベース・フレーム、中間フレーム、及びベース・フレーム上に中間フレームを支持するように構成された複数のリフトアームを含むフレームを含む。 複数のリフトアームはベース・フレームに配置された複数のローラーによって摺動自在にベース・フレームに結合される。 患者支持体はさらに、ベース・フレームに結合されてベース・フームの運動を促進する複数の車輪と、ベース・フームに位置して複数の車輪の同時制御を促進する車輪制御リンクを含む。 例えば、図3及び4に例示されている好ましい実施形態を参照されたい。 【0446】 本発明の別の実施形態によると、別の患者支持体が提供される。 この患者支持体は、ベース・フレーム、中間フレーム、及びベース・フレームに対して中間フレームを動かすように構成された複数のリフトアームを含むフレームを含む。 患者支持体はさらに、中間フレームによって支持されるデッキと、ベース・フレームに結合したヘッドボードと、中間フレームによって支持されるフットボードを含む。 例えば、図1,9,61,及び92に例示されている好ましい実施形態を参照されたい。 【0447】 本発明の別の実施形態によると、別の患者支持体が提供される。 この患者支持体は、ベース・フレーム、中間フレーム、及びベース・フレームに対して中間フレームを動かすように構成された複数のリフトアームを含むフレームを含む。 患者支持体はさらに、中間フレームによって支持されるデッキと、ベース・フレームに結合したヘッドボードと、デッキに結合したフットボードを含む。 例えば、
    図1,9,61,及び92に例示されている好ましい実施形態を参照されたい。 【0448】 本発明の別の実施形態によると、別の患者支持体が提供される。 この患者支持体は、長軸を有するフレームと、そのフレームによって支持されるデッキと、そのデッキによって支持されるマットレスと、フレームのヘッド端を第一長手方向の場所で支持するように位置決めされた第一車輪と、患者支持体のフット端を第二長手方向の場所で支持するように位置決めされた第二車輪と、第三場所でフレームによって支持されるペダルを含む。 ペダルは、第一車輪と第二車輪の少なくとも一方を制御するように構成される。 第一長手方向の場所は、第二及び第三長手方向の場所との間に位置する。 例えば、図61,92,及び113に例示されている好ましい実施形態を参照されたい。 【0449】 本発明の別の実施形態によると、別の患者支持体が提供される。 この患者支持体は、ベース・フレーム、中間フレーム、及びベース・フレーム上に中間フレームを支持しベース・フームに対して第一位置と第二位置との間で中間フレームの移動を可能にするように構成された複数のリフトアームを含むフレームと、中間フレームによって支持されるデッキを含む。 患者支持体はさらに、ベース・フレームによって支持される囲い板(shroud)を含む。 囲い板は、少なくとも一つの開口部を含み、その開口部は、中間フレームが第一位置と第二位置との間で移動するときに患者支持体の少なくとも一つの他の構成要素の開口部内での移動を可能にするように構成される。 例えば、図61と65に例示されている好ましい実施形態を参照されたい。 【0450】 本発明の別の実施形態によると、別の患者支持体が提供される。 この患者支持体は、フレームと、フレームによって支持されるマットレスと、フレームによって支持されるバリアを含む。 バリアは、マットレス上に位置する患者が脱出するのを阻止する上昇位置と下降位置間で移動するように構成されている。 バリアは、上昇位置と下降位置間で移動するときに長軸に沿って移動するように構成されている。 例えば、図109−112に例示されている好ましい実施形態を参照されたい。 【0451】 本発明の別の実施形態によると、別の患者支持体が提供される。 この患者支持体は、フレームと、フレームによって支持されるマットレスと、マットレスから患者が脱出するのを阻止するように位置決めされた第一バリアと、マットレスから患者が脱出するのを阻止するように位置決めされた第二バリアを含む。 第一バリアはそこに形成された第一ポケットを含む。 第二バリアはそこに形成された第二ポケットを含む。 患者支持体はさらに、第一バリアの第一ポケットに脱着可能に収容されるように、かつ第二バリアの第二ポケットに脱着可能に収容されるように構成されたコントローラを含む。 例えば、図74−75及び97−101に例示されている好ましい実施形態を参照されたい。 【0452】 本発明の別の実施形態によると、別の患者支持体が提供される。 この患者支持体は、フレームと、フレームによって支持されるマットレスと、マットレスから患者が脱出するのを阻止するように位置決めされた第一バリアと、マットレスから患者が脱出するのを阻止するように位置決めされた第二バリアを含む。 第一バリアはそこに形成された第一ポケットを含む。 第二バリアはそこに形成された第二ポケットを含む。 患者支持体はさらに、第一バリアの第一ポケットに脱着可能に収容されるように、かつ第二バリアの第二ポケットに脱着可能に収容されるように構成されたコントローラを含む。 患者支持体はさらに、第一及び第二ポケットに収容されるように構成されたコントローラ・マウントを含み、コントローラはこのコントローラ・マウントに結合されている。 例えば、図97−101に例示されている好ましい実施形態を参照されたい。 【0453】 本発明の別の実施形態によると、別の患者支持体が提供される。 この患者支持体は、フレームと、フレームによって支持されるマットレスと、コントローラを含む。 コントローラは、キー制御ボタンと複数の入力ボタンを含む。 複数の入力ボタンの各々は、ユーザーからの命令を受けて患者支持体のある機能を制御するように構成される。 キー制御ボタンは、患者支持体の諸機能を制御するために複数の入力制御ボタンを有効にしたり無効にしたりする。 例えば、図101に例示されている好ましい実施形態を参照されたい。 【0454】 本発明の別の実施形態によると、別の患者支持体が提供される。 この患者支持体は、長軸を有するフレームと、そのフレームによって支持されるデッキと、デッキによって支持されるマットレスと、第一長手方向の場所でフレームのヘッド端を支持するように位置決めされた第一対の車輪と、第二長手方向の場所でフレームのフット端を支持するように位置決めされた第二対の車輪とを含む。 第一及び第二各対の車輪は、第一及び第二車輪の回転又は旋回の少なくとも一方を阻止するように構成されたブロッキング装置を含む。 患者支持体はさらに、第一及び第二対の車輪のブロッキング装置の動作を調整するように構成された複数の伝達リンクと、第一及び第二長手方向の場所から長手方向に間隔をあけた第三長手方向の場所に位置するロッドを含む。 このロッドは複数の伝達リンクの少なくとも二つの間で横切る方向に延びてその運動を調整する。 例えば、図113に例示されている好ましい実施形態を参照されたい。 【0455】 本発明によると、患者支持体に使用されるマットレスが提供される。 このマットレスは、長軸を有する患者支持面を含む。 マットレスはさらに、患者支持面が実質的に平坦である第一位置と患者支持面にその長軸上に位置する冠状部(クラウン)を創出する第二位置との間で動くように構成されたクラウン形成ブラダーを含む。 例えば、図45,49,及び50に例示されている好ましい実施形態を参照されたい。 【0456】 本発明の別の実施形態によると、患者支持体に使用される別のマットレスが提供される。 このマットレスは、患者支持面を含む。 マットレスはさらに、第一堅さを有する第一位置と第一堅さよりも大きい第二堅さを有して患者支持面として実質的に堅い支持を与える第二位置との間で動くように構成された複数のセルを含む堅固化ブラダー(firming bladder)を含む。 例えば、図40,及び42−
    45に例示されている好ましい実施形態を参照されたい。 【0457】 本発明の別の実施形態によると、患者支持体に使用される別のマットレスが提供される。 このマットレスは、患者支持面と内部領域を形成するカバーを含む。
    マットレスはさらに、カバー内に位置して患者支持面に振動を与える振動モーターを含む。 例えば、図42,49,及び50に例示されている好ましい実施形態を参照されたい。 【0458】 本発明の別の実施形態によると、患者支持体に使用される別のマットレスが提供される。 このマットレスは頭部、座部、及び足部を含む。 頭部、座部、及び足部は共働して患者支持面を形成する。 頭部、座部、及び足部の少なくとも一つは患者支持面から離脱する患者の動きを阻止するように構成されたフェンスを含む。 例えば、図48−50に例示されている好ましい実施形態を参照されたい。 【0459】 本発明の別の実施形態によると、患者支持体に使用される別のマットレスが提供される。 このマットレスは頭部、座部、及び足部を含む。 頭部、座部、及び足部は共働して患者支持面を形成する。 頭部、座部、及び足部の少なくとも一つは患者支持面から離脱する患者の動きを阻止するように構成されたフェンスを含む。 患者支持体はさらに、内部領域を形成するカバーを含み、頭部、座部、及び足部はこの内部領域内に位置決めされる。 例えば、図48−50に例示されている好ましい実施形態を参照されたい。 【0460】 本発明の別の実施形態によると、患者支持体に使用される別のマットレスが提供される。 このマットレスは頭部、座部、及び足部を含む。 頭部、座部、及び足部は共働して患者支持面を形成する。 足部は患者支持面から離脱する患者の動きを阻止するように構成されたフェンスを含む。 例えば、図48−50に例示されている好ましい実施形態を参照されたい。 【0461】 本発明によると、患者支持体のマットレスに使用される圧力システムが提供される。 マットレスはブラダー(bladder)を含む。 圧力システムは、圧力源と、
    マットレスのブラダーの中の流体圧力を所定範囲に維持する圧力調節器を含む。
    圧力システムはさらに、ブラダーの中の流体圧力が所定範囲より低くなったときに圧力源から流体をブラダーに送給し、ブラダーの中の流体圧力が所定範囲より高くなったときにブラダーから流体を除去するように構成された導管を含む。 例えば、図51に例示されている好ましい実施形態を参照されたい。 【0462】 本発明によると、患者支持体のためのフレームが提供される。 このフレームは、ベース・フレームと、中間フレームと、中間フレームをベース・フレーム上に支持しベース・フレームに対する第一位置と第二位置との間での中間フレームの移動を可能にするように構成された少なくとも三つのリフト・アームを含む。 リフト・アームの各々は、ベース・フレームに結合された第一リンクと、中間フレームに結合された第二リンクと、第一及び第二リンクと枢軸回転自在に結合された第三リンクと、第一及び第二リンクと枢軸回転自在に結合された第四リンクとを含む。 例えば、図8−13及び65に例示されている好ましい実施形態を参照されたい。 【0463】 本発明の別の実施形態によると、患者支持体のための別のフレームが提供される。 このフレームは、ベース・フレームと、中間フレームと、中間フレームをベース・フレーム上に支持しベース・フレームに対して第一位置と第二位置の間で中間フレームの移動を可能にするように構成された複数のリフト・アームを含む。 リフト・アームの各々は、第一及び第二リンクを含み、第一リンクはベース・
    フレームに枢軸回転自在に結合され、中間フレームに枢軸回転自在に結合される。 第二リンクは、第一リンクに枢軸回転自在に結合され、ベース・フレームと中間フレームの少なくとも一方に枢軸回転自在に結合される。 例えば、図1,2−
    7,及び92−96に例示されている好ましい実施形態を参照されたい。 【0464】 本発明の別の実施形態によると、患者支持体のための別のフレームが提供される。 このフレームは、ベース・フレームと、中間フレームと、中間フレームをベース・フレーム上に支持しベース・フレームに対して第一位置と第二位置との間での中間フレームの移動を可能にするように構成された少なくとも一つのリフト・アームを含む。 ベース・フレームと中間フレームの少なくとも一方は、ベース・フレームと中間フレームの少なくとも一方の他の内部に収まるように構成されている。 例えば、図92−96に例示されている好ましい実施形態を参照されたい。 【0465】 本発明によれば、本発明の種々の実施形態のベッドの、ベッドフレーム、デッキ、マットレス、ヘッドボード、フットボード、サイドレール、コントローラ、
    及びその他の構成要素の様々な特徴は、ここに開示された他のベッド又は当業者に既知のベッドの特徴と交換でき、または組み合わせて使用することができる。 【0466】 本発明の諸特徴をベッドについて記述してきたが、それらは休息、治療、又は回復中の人を支持するための検査テーブル、ストレッチャー、ガーニー(gurney
    s)、車椅子、チェアーベッド、又はその他の患者支持装置で利用できる。 【0467】 本発明をいくつかの例示的な実施形態について説明してきたが、特許請求の範囲に記載されかつ限定される本発明の範囲と精神内で変更や改良が存在する。 【図面の簡単な説明】 【図1】 フレーム、フレームに結合されフレームの上に位置づけされたデッキ、フレームに結合されたヘッドボード、デッキに結合されたフットボードそしてフレームに結合された2対の分割サイドレールを含む病院用ベッドを示す、病院用ベッドの斜視図である。 【図2】 ベース及びベースに滑動可能な形で結合されたセンターパネルを含むヘッドボードを示す、図1の線2−2に沿って切り取った断面図である。 【図3】 上部位置にあるデッキを支持する上部位置にあるフレームを示す、病院用ベッドの側面立面図である。 【図4】 中空ベース・フレーム内に位置づけされたローラー及びキャスター−ブレーキリンク機構を示す、図3の線4−4に沿って切り取った断面図である。 【図5】 中間位置にデッキを支持する中間位置にあるフレームを示し、かつ下部位置にあるデッキを支持する下部位置にあるフレーム(破線)を示す、図3に類似した病院用ベッドの側面立面図である。 【図6】 デッキの頭部がその足部よりも低いところに位置づけされた状態でデッキを支持するトレンデレンブルグ位置にあるフレームを示す、図3に類似した病院用ベッドの側面立面図である。 【図7】 デッキの頭部がその足部よりも高いところに位置づけされた状態でデッキを支持する逆トレンデレンブルグ(Trendelenburg)位置にあるフレームを示す、図3
    に類似した病院用ベッドの側面立面図である。 【図8】 中間フレームとデッキ(破線)を支持する4つのリンク機構アセンブリをもつ1変形実施形態の病院用ベッドフレームの斜視図である。 【図9】 中間フレームとデッキを上部位置に支持する、上部位置にあるフレームを示す図8の病院用ベッドの側面立面図である。 【図10】 C形リンク及びその中に部分的に位置づけされた矩形のリンクを含むリンク機構アセンブリの1つを示す、図9の線10−10に沿って切り取られた断面図である。 【図11】 下部位置にデッキを支持する下部位置にあるフレームを示す、図9と類似の病院用ベッドの側面立面図である。 【図12】 デッキの頭部がその足部よりも低いところに位置づけされた状態でデッキを支持するトレンデレンブルグ位置にあるフレームを示す、図9に類似した病院用ベッドの側面立面図である。 【図13】 デッキの頭部がその足部よりも高いところに位置づけされた状態でデッキを支持する逆トレンデレンブルグ位置にあるフレームを示す、図9に類似した病院用ベッドの側面立面図である。 【図14】 病院用ベッドのさまざまな機能を操作するための複数の制御ボタンを含む、フットボードに旋回可能な形で結合された制御パネルの斜視図である。 【図15】 病院用ベッドのさまざまな機能を制御するように構成された4本のフットペダルを含む、1変形実施形態の制御システムの斜視図である。 【図16】 病院用ベッドの背面部を降下させるためのフットベダルの1つを押す介護人を示す、図15の制御システムの斜視図である; 【図17】 頭部(部分的に破線)、頭部に旋回可能な形で結合されている背面部(部分的に破線)及びフレームの中間フレーム、デッキの背面部及びその頭部に結合されている傾動機構を含むデッキを示す、切取り部分(部分的に破線)を伴う図1の病院用ベッドのヘッド端の側面立面図である。 【図18】 図17の線18−18に沿って切取った傾動機構の上面図である。 【図19】 デッキの背面部との関係においてその頭部を傾動させる機構を示す、図17に類似した側面立面図である。 【図20】 背面部との関係において頭部を傾動させ、中間フレームとの関係において背面部を傾動させる傾動機構を示す、図17と類似の側面立面図である。 【図21】 頭部と背面部の間の共面関係を維持する一方で中間フレームとの関係においてデッキの頭部及び背面部を傾動させる傾動機構を示す、図17に類似した側面立面図である。 【図22】 結合されたフットボードを伴う足部及び足部と中間フレームに旋回可能な形で結合された座部を含むデッキ及び、デッキの足部及び座部と中間フレームとの間に位置づけされた傾動機構を示す、病院用ベッドのフット端の側面立面図である。 【図23】 デッキの座部を上部位置まで持ち上げるアクチュエータ及び座部の運動に応答してデッキの足部を上昇させるロック位置にある一対のリンクを含む傾動機構を示す、図22と類似の側面立面図である。 【図24】 引込み位置にあるアクチュエータ及びロック解除位置にある傾動機構のリンクを示す、図22に類似した側面立面図である。 【図25】 デッキの座部を持上げるアクチュエータ,ロック解除位置にあるリンク、及びアクチュエータが座部を持上げるにつれて座部に対して傾動するデッキの足部を示す側面立面図である。 【図26】 ロック位置にあるリンク及び、左右のリンクを相互連結しその間で同時運動させるコネクタリンクをさらに含む傾動機構を示す、デッキの足部及び座部の下側の斜視図である。 【図27】 リンク機構アセンブリに結合された、中間フレーム及び透明レール部材に結合されたリンク機構アセンブリを含むサイドレールの1つの、一部透視図を含む斜視図である。 【図28】 キャッチロッドに結合されたZ字形ラッチを含むリテーナ、Z字形ラッチに結合された下部解除ハンドル及び一対の垂直トランスファロッドを通してZ字形ラッチと相互作用する患者によるアクセス可能な上部解除ハンドルを含むリンク機構アセンブリを示す、図27の線28−28に沿って切り取られた断面図である。 【図29】 患者がアクセスできる上部解除ハンドルの運動を阻止するように構成されているロックアウト機構の側面図である。 【図30】 Z字形ラッチがキャッチロッドから離れるように回転して、サイドレールが降下できるようにする形で垂直トランスファロッドを下向きに押すため、内向きに旋回させられる患者がアクセスできる上部解除ハンドルを示す、図28と類似の断面図である。 【図31】 中間下部位置にあるサイドレールを示す図28と類似の断面図である。 【図32】 リンク機構アセンブリに結合された透明レール部材及び保管位置にある透明レール部材に旋回可能な形で結合された透明肘掛けを示すサイドレールの斜視図である。 【図33】 使用位置にあり、中にコップを支持する容器/コップホルダを有する肘掛けを示す、図32に類似の図である。 【図34】 保管位置にある肘掛け、肘掛けに結合されたストッパプレート、実質的に円形のローブとそれに結合された下向きに延びるローブを有するレール部材の上面レール部分を示す、図32の線34−34に沿って切取られた断面図である。 【図35】 使用位置にある肘掛け及び、肘掛けのさらなる時計回り回転を防ぐように下向きに延びるローブと係合するストッパプレートを示す、図34と類似の断面図である。 【図36】 上部位置にあるサイドレールを示す、変形実施形態のサイドレールの斜視図である。 【図37】 管状支持部材を中心にして旋回可能な形で結合された垂直レール部材、この垂直レール部材に旋回可能な形で結合された一対のハンドル、管状支持部材の中に形成された孔と係合する垂直ピンを含むリテーナ、及びハンドルに対し垂直ピンを結合する一対のケーブルを含む図36のサイドレールを示し、ここで起動位置にある前記ハンドル(破線)の1つが、管状支持部材との関係において反時計回り(破線)又は時計回り(破線)方向にレール部材が旋回できるようにするべく管状支持部材とのロック係合から垂直ピンを引き出している、図36の線37−
    37に沿って切取られた断面図である。 【図38】 下部位置にあるサイドレールを示す、図36と類似の斜視図である。 【図39】 管状支持部材の中に形成された孔からピンが係合解除された状態での、下部位置にあるサイドレールを示す、図37と類似する断面図である。 【図40】 デッキ上に位置づけされた、デッキ及びマットレスを示す、一部透視図を含む図1の病院用ベッドの斜視図である。 【図41】 図40のマットレス(皮地の外側層が取外された状態の)の斜視図である。 【図42】 マットレスの上面近くに位置づけされた堅牢化パッド、この堅牢化パッドの下に位置づけされた上部発泡材層、上部発泡材層の下に位置づけされた頂冠ブラダー、頂冠の下に位置づけされたマッサージモーター及び同じく頂冠ブラダーの下に位置づけされた一対の付加的発泡材層を含むマットレスを示す、図40の線4
    2−42に沿って切取られた図40のマットレスの断面図である。 【図43】 空気抜き位置にあるもう1つの頂冠ブラダーを含むマットレス及び非屈曲位置及び屈曲位置(破線)にある可撓性デッキパネルを含むデッキを示す。 図40の線43−43に沿って切取られた断面図である。 【図44】 細長いスロット及び、重みが加わった時点で可撓性パネルが下向きに反ることができるように(破線)締結装置との関係において可撓性パネルが滑動できるよう細長いスロット内に位置づけされた締結装置を含む可撓性パネルの1部を示す、図43の線44−44に沿って切取られた、一部透視図を含む断面図である。 【図45】 マットレス内に頂冠を作り出すべく膨張した位置にある頂冠ブラダーを示す、
    図43に類似した断面図である。 【図46】 図46は、デッキと適合するよう傾斜した側面を含むように形成されたマットレスの足部を示す、図41のマットレスの足部の端面図である。 【図47】 足部が伸び縮みできるようにするスロットを含むべく形成された足部を示す図41のマットレスの足部の側面立面図である。 【図48】 一変形実施形態のマットレスの分解立体図である。 【図49】 もう1つの変形実施形態のマットレスの分解立体図である。 【図50】 複数のシリンダを有するエアブラダーを含むさらにもう1つの変形実施形態のマットレスの分解立体図である。 【図51】 図50のエアブラダー内の圧力レベルを制御するためのエアシステムの斜視図である。 【図52】 デッキからフットボードを取外しサイドレール上に位置づけて患者用テーブル(破線)を提供できるようにデッキに解除可能な形で結合された1変形実施形態のフットボードの斜視図である。 【図53】 テーブル位置にあり、サイドレール対の上に位置づけされた図52のフットボードを示す断面図である。 【図54】 デッキに取外し可能な形で結合された管状フレーム及び管状フレームに結合された布製スクリーンを含むヘッドボードを示す、代替的ヘッドボードの斜視図である。 【図55】 管状フレームに結合された布製スクリーンを示す図54の線55−55に沿って切取られた断面図である。 【図56】 デッキから取外され、ベース及びベースに対して旋回可能な形で結合されベースを支持するべくサイドレール上に位置づけされた一対のサイドフラップを有するさらにもう1つの変形実施形態のフットボードの断面図である。 【図57】 ベースの外側の保管位置にあるサイドブラダーを示す、図56と類似した図である。 【図58】 ベース及びベースの内側で保管位置に位置づけされた一対のサイドブラダーをもつもう1つの変形フットボードを示す、図57と類似した図である。 【図59】 テーブルを提供するべく1対のサイドレール上に位置づけされたさらにもう1
    つの変形実施形態の取外し可能なフットボードの斜視図である。 【図60】 内向きに傾斜しているサイドレール上に位置づけされたフットボードを示す、
    図59のフットボードの断面図である。 【図61】 フレーム、頭部がフレームの中間フレームに対して傾動した状態でフレームに結合されたフレームより上に位置づけされたデッキ,デッキにより支持されたマットレス、フレームに結合されたヘッドボード,デッキに結合されたフットボード,デッキの頭部に結合された一対のヘッド端サイドレール及び、フットボードに結合され、フット端サイドレールまで延びる一対の間隙充填物を含む病院用ベッドを示すもう1つの変形実施形態の病院用ベッドの斜視図である。 【図62】 中間フレームの一部に結合されたヘッドボードを示し、このベッドが、ポケット及びヘッドボードから離隔しヘッドボードのポケットに適合するように整列したパネルを含む、図61のヘッドボードの斜視図である。 【図63】 ヘッドボードから離隔されたパネルを示す図61のヘッドボードの端面図である。 【図64】 ヘッドボードのポケット内に位置づけされたパネルを示す、図63と類似した図である。 【図65】 中間フレーム,ベース・フレームをカバーする側板及びこの側板の上で中間フレームを支持する4つのリンク機構アセンブリを含むフレームを示す、デッキ,
    マットレス、サイドレール及びヘッドボードを取外した状態の図61のヘッドの斜視図である。 【図66】 ベース・フレームに結合され、このベース・フレームに結合されたキャスタから離隔されたキャスタブレーキペダルを示すベース・フレームの一部の斜視図である。 【図67】 六角ロッドを含むキャスタ制動機構のアームまでキャスタブレーキペダルのアームから延びているリンクを示す、図66の線67−67に沿って切取られた断面図である。 【図68】 フットボードに対し図61の間隙充填物の1つを結合するヒンジを示す斜視図である。 【図69】 第1の締結装置を含むフットボード及びフットボードと結合するように第1の締結装置と整列した第2の締結装置を含む間隙充填物を示す。 図61の間隙充填物の1つとフットボードの側面立面図である。 【図70】 間隙充填物が、フット端サイドレールとマットレスとの間に位置づけされていることを示す、図61のフットボード、フット端サイドレールの1つ及び間隙充填物の1つの上面図である。 【図71】 デッキの頭部がデッキの座部と同一平面にある状態で、ベッド位置にあるデッキを示す図61のベッドの側面立面図である。 【図72】 デッキの座部に対して傾動したデッキの頭部を示す図71と類似の図である。 【図73】 ベッドの座部に対して傾動したデッキの頭部、及びフット端サイドレール内に形成された切欠きに隣接して位置づけされたヘッド端サイドレールのフット端を示す、図71に類似した図である; 【図74】 ポケットをもつレール部材を含むフット端サイドレール(ベッドにはさらにポケット内に挿入するように位置づけされたコントローラが含まれている)を示す、図61のフット端サイドレールの1つの部分斜視図である。 【図75】 一対のくぼみを含むレール部材、及びフット端サイドレールのポケット内にコントローラを取外し可能な形でしっかり固定すべくレール部材のくぼみ内に適合するように整列した一対のボール式移動止めを含むコントローラを示す、図74
    の線7〜75に沿って切取った断面図である。 【図76】 長手方向スロットを含むヘッド端サイドレールを示す(ベッドにはさらにその長さに沿って滑動するため該スロット内に位置づけされたコントローラが含まれている)、ヘッド端サイドレールの1つの側面立面図である。 【図77】 ヘッド端サイドレールにコントローラを取外し可能な形及び滑動可能な形で結合すべく構成された一対のタブを含むコントローラを示す、図76の線77−7
    7に沿って切取った断面図である。 【図78】 長手方向スロットを含むフット端サイドレール及び、その長さに沿って滑動するよう該スロット内に位置づけされた図76のコントローラを示す、フット端サイドレールの1つの側面立面図である。 【図79】 中間フレームに旋回可能な形で結合された座部及び座部に旋回可能な形で結合された足部及び足部及び中間フレームに結合されたリンクを含んで成るデッキを示す病院用ベッド(ベッドにはさらに中間フレームと座部に結合されたアクチュエータが含まれ、足部は中間フレームに結合されたローラー上に載っている)のフット端の側面立面図である。 【図80】 デッキの足部がローラ上で転がり同時に傾動した位置をとるような形でデッキの座部を傾動させる伸張位置にあるアクチュエータを示す、図79と類似の図である。 【図81】 伸張位置にあるアクチュエータ及び傾動位置にある座部を示し、足部を上昇位置に支持するべくリンクが中間フレームに結合されている、図79と類似の図である。 【図82】 デッキの頭部とデッキの座部の間に位置づけされたスピルガードを示すデッキと中間フレームの、一部透視図を含む斜視図である。 【図83】 デッキの頭部及び座部の間に位置づけされたスピルガードを示す、図82の線83−83に沿って切取った断面図である。 【図84】 中間フレームに結合された雄通信コネクタ及びそれに結合されるべく整列した雌通信コネクタをさらに含むベッドを示す中間フレームの一部分の斜視図である。 【図85】 ベース・フレームに結合された推進装置の斜視図である。 【図86】 ホイール及びホイールを床から離隔した位置に支持する引込み位置にあるアクチュエータを含む推進装置を示す、図85の線86−86に沿って切取られた断面図である。 【図87】 ホイールが床と接触するように伸張位置にあるアクチュエータを示す、図86
    と類似の図である。 【図88】 引込み可能な発泡材部を含む足部及び引込み可能な足部内に形成されたキャビティ内に位置づけされたかかと圧逃がしブラダーを含むマットレスを示す、保護カバーが取外された状態にある、図61のマットレスの斜視図である。 【図89】 かかとがかかと圧逃がしブラダー上に位置づけされた状態で伸張位置にあるデッキの足部及びマットレスの上に位置づけされた背の高い人を示す、デッキ及びマットレスの側面立面図である。 【図90】 かかとがかかと圧逃がしブラダー上に位置づけされた状態で引込んだ位置にある足部及びマットレスの上に位置づけされた背の低い人を示す、図89と類似の図である。 【図91】 引込み可能な発泡材部の中に形成されたキャビティ内に位置づけされたかかと圧逃がしブラダーを示す、図90の線91−91に沿って切取られた断面図である。 【図92】 複数のキャスタによって支持されたベース・フレーム、検重フレーム及び検重フレームとベース・フレームの間に位置づけされた支持アーム対をもつフレーム,ベース・フレームに結合されたヘッドボード,デッキに結合されたフットボード及びベース・フレームに結合された4つのフットペダル制御機構を含む病院用ベッドを示す、もう1つの変形実施形態の病院用ベッドの斜視図である。 【図93】 矩形検重フレーム及びその周囲に結合されその内部に位置づけされた中間フレームをさらに含むフレームの上面図である。 【図94】 検重フレーム及び中間フレームの斜視図である。 【図95】 上昇位置にあるリフトアームにより支持された中間フレームと検重フレームを示す図93の線95−95に沿って切取られた図92の病院用ベッドの側面立面図である。 【図96】 降下位置に検重フレームを支持するリフトアームを示す、図95と類似した図である。 【図97】 レール部材及び一対のネジでレール部材に結合するように整列した取外し可能なコントローラマウントを含む第1のフット端サイドレールを示す(取外し可能なコントローラマウントは1つのポケットを有し、ベッドはさらに、取外し可能なコントローラマウントのポケット内に位置づけされたコントローラを含む)フット端サイドレール対のうちの第1のサイドレールの部分斜視図である。 【図98】 図97の線98−98に沿って切取った断面図である。 【図99】 レール部材及びレール部材に結合され、実質的に平坦で取外し可能なパネルを含む第2のフット端サイドレールを示す、フット端サイドレール対のうちの第2
    のサイドレールの一部透視図になっている斜視図である。 【図100】 図99の線100−100に沿って切取られた断面図である。 【図101】 図97のコントローラの側面立面図である。 【図102】 コントローラを頭及びフット端サイドレールのうちの1つに対して取外し可能でかつ滑動可能な形で結合するように構成されたラッチを含む、もう1つのコントローラを示す図104の線102−102に沿って切取られた断面図である。 【図103】 図102のラッチ構成の部分斜視図である。 【図104】 サイドレールの輪郭(破線で示された)を補完するべく湾曲したチャンネルを構成する1対の離隔した表面をもつハウジングを含むコントローラを示す、図1
    02のコントローラの背面を示す側面立面図である。 【図105】 ベース・フレームの一部に結合されたペダルハウジング及びペダルハウジングに旋回可能な形で結合された4つのペダルを示す斜視図である。 【図106】 ペダルハウジングに旋回可能な形で結合されたペダル、ペダルを反時計回り方向に付勢するためにベース・フレームとペダルとの間に位置づけされた第1バネ、時計回り方向にペダルを付勢するためにベース・フレームとペダルとの間に位置づけされた第2バネ、ペダルの遠位端部に結合された磁石及び磁石の位置を検出するように配置されたセンサーを含むフットペダルの1つを示す図105の線106−106で切り取った断面図である。 【図107】 検重フレームに対して傾動したデッキの頭部を示す部分斜視図である。 【図108】 図109の線108−108に沿って切取られたヘッド端サイドレールの断面図である。 【図109】 図109は、検重フレームに対して傾動したデッキの頭部及びアップ位置にあるヘッド端サイドレールを示す、図92のべッドの側面立面図である。 【図110】 下降位置にあるヘッド端サイドレールを示す図109と類似の図である。 【図111】 長手方向に延びるロッドに旋回可能な形で結合された一対の離隔したリンクを含むサイドレールを示す(ロッドは2対の円筒形カムを含み、各リンクはロッドの円筒形カムと接触するように位置づけされた一対の離隔した円筒形カムを含む)、上昇位置にあるヘッド端サイドレールの一部の側面立面図である。 【図112】 下降位置にある場合に右に並進運動したサイドレールを示す、図111に類似した図である。 【図113】 ベース・フレームに結合された4つのキャスタ、キャスタのうち2つに結合された第1のフットペダル対、他の2つのキャスタから長手方向に離隔した第2のフットペダル対、第2のフットペダルを合わせて結合する横切る方向リンク及び、4つのキャスタ全てが同時に移動するようにリンクされるように第1及び第2
    のフットペダル対を結合する一対の離隔した長手方向に延びるリンクを示す、もう1つの変形実施形態のベース・フレームの斜視図である。 【図114】 実質的に平坦なベッド位置にあるデッキを示す、図90と同一の図である。 【図115】 傾動位置まで上昇したデッキの頭部及び、デッキの頭部の上昇に応答して伸張したデッキの足部を示す、図90と類似の図である。

    ───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE,TR),OA(BF ,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW, ML,MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,G M,KE,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ, MD,RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM, AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,B Z,CA,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK ,DM,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE, GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,J P,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR ,LS,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK, MN,MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,R O,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG,UZ,VN, YU,ZA,ZW (72)発明者 サットマン,グレン シー. アメリカ合衆国,インディアナ 47006, ベイツビル,サットマン ロード 27033 (72)発明者 ビスカ,マシュー アメリカ合衆国,オハイオ 45014,フェ アフィールド,クラブハウス レーン 42,アパートメント ビー(72)発明者 ウィルカー,ジャック ジュニア アメリカ合衆国,インディアナ 46176, シルビービル,アーロン ドライブ 1418 (72)発明者 ウェリング,ジェフリー アール. アメリカ合衆国,インディアナ 47006, ベイツビル,リン ヘブン ドライブ 27 (72)発明者 ブランソン,グレゴリー ダブリュ. アメリカ合衆国,インディアナ 47006, ベイツビル,ウッドフィールド ドライブ 323 (72)発明者 クレイマー,ケネス エル. アメリカ合衆国,インディアナ 47272, セント ポール,ウエスト ブルーミント ン ストリート 6769 (72)発明者 ディックマン,ブルース イー. ジュニア アメリカ合衆国,インディアナ 47006, ベイツビル,セントラル アベニュ 804 (72)発明者 バルバノ,ディーン エム. アメリカ合衆国,オハイオ 45247,シン シナティ,セダリッジ ドライブ 5796 (72)発明者 キンカー,ロバート エー. ジュニア アメリカ合衆国,インディアナ 47240, グリーンズバーグ,イースト タラ ロー ド 1042 (72)発明者 ジャック,ウィリアム エル. ザ セカン ド アメリカ合衆国,インディアナ 47006, ベイツビル,アーリントン ドライブ 75 (72)発明者 フィンドレイ,ジェイムズ ケー. アメリカ合衆国,インディアナ 46038, フィッシャーズ,ティンバーランド ドラ イブ 7497 (72)発明者 ガナンス,フランシス シー. アメリカ合衆国,インディアナ 47006, ベイツビル,サウス デポット ストリー ト 211 Fターム(参考) 4C040 AA05 BB01 BB03 BB06 DD01 DD03 DD04 EE05 GG09 4C074 AA04 BB05 CC01 DD01 GG02 GG05

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