操作機及び仰臥台

申请号 JP2016126486 申请日 2016-06-27 公开(公告)号 JP6064250B2 公开(公告)日 2017-01-25
申请人 パナソニックIPマネジメント株式会社; 发明人 小森 崇稔; 志方 宣之;
摘要
权利要求

背上げ、膝上げ、高さ調整の機能のうちの少なくとも2つの機能を有する仰臥台に用いられる操作機であって、 上記機能を指示するための少なくとも2つの操作部と、 上記仰臥台の状態を表示するための表示部と、 指示された機能に応じた出をすることによって、上記表示部での表示を制御する制御手段と を備え、 上記操作部は、上記操作機の表面で機能別に上下方向に複数並べて設けられ、それぞれの機能を表す文字及び図形の記載表示を有し、機能相互で異なる色が付されており、 上記表示部は、上記操作機の表面の上端部に設けられており、 上記操作部によりいずれかの機能が指示されると、上記制御手段は、上記表示部の背景色を上記指示した操作部に付された色に変化させる ことを特徴とする操作機。上記背景色は、液晶ディスプレーで構成された上記表示部のバックライト色で生成されている ことを特徴とする請求項1に記載の操作機。背上げ、膝上げ、高さ調整の機能のうちの少なくとも2つの機能を有する仰臥台であって、 請求項1又は2に記載の操作機を備えている ことを特徴とする仰臥台。

说明书全文

本発明は、一般に、操作機及び仰臥台に関するものであり、より詳細には、背上げや膝上げ等を行うことができる仰臥台に用いられる操作機および仰臥台に関するものである。

ギャッチベッドと称される仰臥台は、背ボトムを起こすことで利用者の背上げを可能とし、膝ボトムを起こすことで利用者の膝上げを可能とする。この種の仰臥台の利用者は、介護を必要とする者であることが多いため、上記背上げや膝上げの動作を指示するための操作機は、要介護者が操作することを考慮して設計されなければならない。このため、操作機には、操作機を操作したことやその操作による仰臥台の動きを、表示することが望まれている。

ここで、従来、特許文献1にも示されているように、表示部が設けられた操作機を備えた電動式ベッドが存在する。この電動式ベッドは、背上げや膝上げを行った際、ベッドの背上げ度などを数値化して表示部に表示する。

特開平11−290395号公報

しかし、上記表示部には、単色のセグメント型液晶ディスプレーが用いられている。このため、表示部は背上げ角度を数値で表示するほかはなく、利用者は、角度の数値表示のみでは、現在の状態がどういう状態であるのかが分かりにくい。

また、従来の操作機では、利用者がある指示を行った時、その指示が意図していたものであるか、あるいは現在行われている動作が上記指示に従ったものであるかどうかを利用者が判別することは困難である。

本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、指示した操作に応じた動作を適切に且つ的確に表示することで利用者の使用感の向上を図った操作機及び仰臥台を提供することを課題とする。

本発明に係る一実施形態の操作機は、背上げ、膝上げ、高さ調整の機能のうちの少なくとも2つの機能を有する仰臥台に用いられる操作機であって、上記機能を指示するための少なくとも2つの操作部と、上記仰臥台の状態を表示するための表示部と、指示された機能に応じた出をすることによって、上記表示部での表示を制御する制御手段とを備え、上記操作部は、上記操作機の表面で機能別に上下方向に複数並べて設けられ、それぞれの機能を表す文字及び図形の記載表示を有し、機能相互で異なる色が付されており、上記表示部は、上記操作機の表面の上端部に設けられており、上記操作部によりいずれかの機能が指示されると、上記制御手段は、上記表示部の背景色を上記指示した操作部に付された色に変化させることを特徴とする。

本発明に係る一実施形態の仰臥台は、背上げ、膝上げ、高さ調整の機能のうちの少なくとも2つの機能を有する仰臥台であって、上記操作機を備えている。

図1Aは、本実施形態の操作機の正面図である。図1Bは、本実施形態の操作機の左側面図である。図1Cは本実施形態の操作機の右側面図である。

本実施形態の操作機の表示の一例を示す部分正面図である。

図3A,図3Bは本実施形態の操作機の表示の他例を示す部分正面図である。

図4A,図4Bは本実施形態の操作機の表示の他例を示す部分正面図である。

図5A,図5Bは本実施形態の操作機の表示の他例を示す部分正面図である。

図6A,図6B,図6Cは本実施形態の操作機の表示の他例を示す部分正面図である。

本実施形態の操作機の表示の他例を示す部分正面図である。

本実施形態の操作機の表示の他例を示す部分正面図である。

本実施形態の操作機の表示の他例を示す部分正面図である。

図10A,図10Bは本実施形態の操作機の表示の他例を示す部分正面図である。

図11A,図11Bは本実施形態の操作機の表示の他例を示す部分正面図である。

本実施形態の操作機の表示の他例を示す部分正面図である。

本実施形態の操作機の表示の他例を示す部分正面図である。

本実施形態の仰臥台の斜視図である。

本発明に係る一実施形態について説明する。図1は本実施形態の操作機1を示している。この操作機1は、ギャッチベッドと称される仰臥台8に用いられる。この仰臥台8は、背ボトムを起こすことによる背上げ(背上げ機能)と、膝ボトムを起こすことによる利用者の膝上げ(膝上げ機能)と、上下に動かすことによる高さ調整(高さ調整機能)とを行うことができる。なお、上記高さ調整は、頭部側と底部側との高さを異ならせて傾斜を持たせることができるものをここでは対象としている。これら背上げや膝上げや高さ調整の機構については、操作機1の操作によって、例えば電動で上記動きを行わせることができるものであれば、どのような機構であってもよいことから、詳細については説明を省略する。

本実施形態の仰臥台8は、図14に示すように、ボトム板81と、ボトム板81上に設けられたマットレス82と、ボトム板81を駆動させる駆動部83とを備える。ボトム板81は、背ボトム84と、腰ボトム88と、膝ボトム85とを備える。腰ボトム88はフレームに固定されている。背ボトム84と腰ボトム88とは、回動自在に連結される。腰ボトム88と膝ボトム85とは、回転自在に連結される。背ボトム84は、平な状態と、先端に向かうほど上方に位置するように傾斜した状態とに、姿勢を変化させる。利用者は、背ボトム84が傾斜した状態において、背上げを行う。本実施形態の仰臥台8において、この背上げを行う機能を背上げ機能として定義する。

膝ボトム85は、第1の膝ボトム86と第2の膝ボトム87とを備える。第1の膝ボトム86と第2の膝ボトム87とは回転自在に連結される。膝ボトム85は、平坦な状態と、山形に起立した状態とに姿勢を変化させる。利用者は、膝ボトム85が山形に起立した状態において、膝上げを行う。本実施形態の仰臥台8において、この膝上げを行う機能を膝上げ機能として定義する。

駆動部83は、背ボトム84と膝ボトム85とを駆動させる第1の駆動部と、ボトム板を上昇または下降させる第2の駆動部とを備える。第1の駆動部は、背ボトム84を水平な状態と、傾斜した状態との間で駆動させる。第2の駆動部は、ボトム板81の状態を保ったまま上昇または下降するように駆動させる。本実施形態の仰臥台8において、このボトム板81の状態を保ったまま、ボトム板81を上昇または下降させる機能を高さ調整機能と定義する。

なお、本実施形態の仰臥台8は、背上げ機能と、膝上げ機能と、高さ調整機能とを、必ずしも全て備える必要はない。仰臥台8は、背上げ機能と、膝上げ機能と、高さ調整機能とのうちの少なくとも1つの機能を有していればよい。

上記操作機1は、図1に示すように、表面に複数の操作部3,4,5,6が並べられ、上端部に表示部2が設けられている。操作機1は、左側面(第1の側面11)には昇降設定に関する「上限」「下限」「メモリ」及び「リセット」のためのスイッチ71〜74を備えている。また、操作機1は、右側面(第2の側面12)には詳細設定に関する「電源」「速さ」「操作音」等のためのスイッチ75〜78を備えている。なお、第2の側面12は、第1の側面11とは反対側の側面である。

上記操作部3,4,5,6のうち、操作部6は上記高さ調整を指示するためのものである。また、操作部5は、膝上げに関する指示のためのものである。また、操作部4は背上げを指示するためのものである。さらに操作部3は、上記背上げ及び膝上げを行った状態で高さ調整のための機構を利用して前後に揺らす(図3参照)ためのものである。ここでは便宜上、操作部3を揺りかご用操作部、操作部4を頭用操作部、操作部5を足用操作部、操作部6を高さ用操作部として定義する。そして、上記各操作部3〜6には個別の色を夫々付してある。

すなわち、操作部3には第1の色が付され、操作部4には第2の色が付され、操作部5には第3の色が付され、操作部6には第4の色が付されている。第1の色と、第2の色と、第3の色と、第4の色とは、相互に異なる色である。

操作機1の表面上端部に配した表示部2は、ドットマトリクス型ディスプレーの1つであるアクティブマトリクス型カラー液晶ディスプレーデバイスで構成されている。この表示部2は、操作機1に内蔵されており、上記各操作部3〜6及びスイッチ71〜78が接続された制御手段(図示せず)からの出力に応じて表示を行う。制御手段は、1チップマイクロコンピュータで構成される。以下に説明する表示部2での表示は、すべてこの制御手段による出力で行われる。すなわち、表示部2は、制御手段により制御される。

まず、操作部3〜6を操作していない状態では、図2に示すように、制御手段は、表示部2に、背上げの角度、膝上げの角度、高さを夫々数値で表示させ、これと同時に、角度及び高さに応じた図を表示させる。そして、制御手段は、背景色としては白を点灯させる。

橙色に形成された(橙色が付された)揺りかご操作部3を操作している時には、図3に示すように、制御手段は、表示部2に揺りかご操作部3が操作されていることを表示させるだけでなく、その背景色を揺りかご操作部3と同じ色の橙色に変化させる。さらに、制御手段は、操作部3の操作で変更される角度や高さの表示を、変更しないときの表示よりも大きく表示させる。また、このとき、操作部3の操作で変更される角度や高さの数値も変化させ、図表示も連動して変化させる。

青色に形成された(青色が付された)頭操作部4を操作している時には、図4に示すように、制御手段は、その操作内容を文字で表示させると同時に背景色も青色に変化させる。さらに、制御手段は、頭操作部4の操作で変更されている背上げの角度数値を、変更しないときの表示よりも大きく表示された状態で変化させる。また、制御手段は、図表示も背上げの角度数値の変化に連動して変化させる。また、頭操作部4を操作している時には、膝上げに関する角度表示を消してしまうことで、背上げに関する操作中であることをより明確にする。すなわち、制御手段は、背上げの機能が指示されると、膝上げの状態表示を消灯させる。

緑色に形成された(緑色が付された)足操作部5を操作している時には、図5に示すように、制御手段は、その操作内容を文字で表示させると同時に背景色も緑色に変化させる。さらに、制御手段は、足操作部5の操作で変更されている膝上げの角度数値を、変更しないときの表示よりも大きく表示された状態で変化させる。また、図表示も膝上げの角度数値の変化に連動して変化させる。また、足操作部5を操作している時には、背上げに関する角度表示は消してしまうことで、膝上げに関する操作中であることをより明確にする。すなわち、制御手段は、膝上げの機能を指示されると、背上げの状態表示を消灯させる。

朱色に形成された(朱色が付された)高さ操作部6を操作している時には、図6に示すように、制御手段は、その操作内容を文字で表示させると同時に背景色も朱色に変化させる。制御手段は、高さ操作部6の操作で変更されている高さ数値を、変更しないときの表示よりも大きく表示された状態で変化させる。また、制御手段は、図表示も、高さ数値の変化に連動して変化する。また、背上げ及び膝上げに関する角度表示は消してしまうことで、高さに関する操作中であることをより明確にする。すなわち、制御手段は、高さ調整の機能が指示されると、膝上げの状態表示と背上げの状態表示とを消灯させる。

図6Cは高さが所定高さ以下となった時には、「はさみ込み注意」の注記表示を行うことを示している。なお、「はさみこみ注意」の注記表示は、操作部3〜6を操作していない時にも、図7に示すように、白色の背景表示のままで継続する。

なお、表示部2としてカラー液晶を用いていることから、背景色も液晶による色として表示してもよいが、バックライトの色を変更することで背景色を切り替えるようにしてもよい。

図8は電源遮断があった後の復帰時における注意喚起表示を示しており、必要となる操作の内容を赤色背景のもので大きく表示する。

図9は速さのスイッチ76を操作した場合の表示部2の表示を示しており、設定速度にあわせて、速い(または普通)と文字表示を行うと同時に、下部に表示された図表示よりも大きく図表示も行う。表示部2の下部にある常時表示の速度設定についての図も、設定された速度に合わせて変化する。

図10は操作音のスイッチ77を操作した時の表示部2の表示を示しており、オンオフを文字表示すると同時に、オンであるかオフであるかを下部に表示された図表示よりも大きく図表示する。なお、オフ時には表示部2の下部にある操作音表示は消灯する。

高さ調整の上限及び下限の設定用のスイッチ71,72を操作した時には、図11に示すように、上限設定(下限設定)したか、解除したかを大きく文字表示すると同時に、表示部下部の上限・下限設定表示を点灯もしくは消灯する。

背上げの角度や膝上げの角度をメモリするためにスイッチ73を操作した時には、図12に示すように、朱色を背景色とした状態で角度表示を行う。また、下部のメモリ表示は設定中だけ点滅し、設定後は点灯する。

図13は背上げ角度注意表示を行っている状態を示しており、朱色を背景色とした状態でエラー表示(例えば、U20)を表示すると同時に、「頭を下げてください」の表示を行い、さらには操作すべき頭操作部4を表示する。

以上説明したように、本実施形態の操作機1は、以下の第1の特徴を有する。

第1の特徴では、操作機1は、背上げ、膝上げ、高さ調整の機能のうちの少なくとも1つの機能を有する仰臥台8に用いられる。操作機1は、機能を指示するための操作部と、仰臥台8の状態を表示するための表示部2とを備える。表示部2は、ドットマトリクス型ディスプレーを含み、仰臥台8の状態表示を数値及び図で表示する。

また、本実施形態の操作機1は、別の特徴として、以下の第2の特徴を有する。

第2の特徴では、操作機1は、背上げ、膝上げ、高さ調整の機能のうちの少なくとも2つの機能を有する仰臥台8に用いられる。操作機1は、上記機能を指示するための操作部と、仰臥台8の状態を表示するための表示部とを備える。操作機1は、機能別に複数設けられた操作部には色が付されている。表示部2は、操作部が操作されると、その背景色を、操作された上記操作部の色と同色とするよう変化する。

また、本実施形態の操作機1は、以下の第3〜第5の特徴を有していてもよい。なお、第3〜第5の特徴は任意の特徴である。

第3の特徴では、第1の特徴において、背景色は、液晶ディスプレーで構成された上記表示部2のバックライト色で生成されている。

第4の特徴では、第1の特徴において、操作機1は、背上げ及び膝上げの機能を有する仰臥台8に用いられる。操作機1は、背上げの機能を指示すると、膝上げの状態表示を消灯させる。

第5の特徴では、第1の特徴において、操作機1は、背上げ及び膝上げの機能を有する仰臥台8に用いられる。操作機1は、膝上げの機能を指示すると、背上げの状態表示を消灯させる。

また、本実施形態の仰臥台8は、以下の特徴を有する。

仰臥台8は背上げ、膝上げ、高さ調整の機能のうちの少なくとも1つの機能を有する。仰臥台8は、第1の特徴〜第5の特徴のうちのいずれか1つを有する操作機1を備える。

本実施形態の操作機1の表示部2は、液晶ディスプレーではなく、有機ELマトリクスディスプレーを用いてもよいのはもちろんである。表示部2にドットマトリクスデバイスを用いているために、単に数値を表示するだけでなく、必要とする数値を大きく表示したり、操作によって変更している角度や高さを拡大した図で表示したり、目立つ色を付して表示することも任意に行うことができることから、利用者は行っている操作が何に関するものであるかを的確に認識することができる。

なお、ここではカラー液晶を用いた例を示したが、モノクロ液晶であってもよく、この場合、背景色の変更はバックライトの色の変更で行えばよい。また、背景色の変更に関しては、表示部2はセグメント表示デバイスであってもよい。

1 操作機 2 表示部 3,4,5,6 操作部 8 仰臥台

QQ群二维码
意见反馈