Overlay of the therapeutic mattress that conforms to the human body

申请号 JP50192095 申请日 1994-06-02 公开(公告)号 JPH08511447A 公开(公告)日 1996-12-03
申请人 エル. ファーリー、デビッド; 发明人 エル. ファーリー、デビッド;
摘要 (57)【要約】 人体の突出した領域から離間する方向へ体重を再分散し、横臥している人体のうちの下肢等の選択された解剖学的人体部分を支持すべく横臥している人体を支持する治療用マットレス上敷きは、頂面(12)、底面(14)、第1縁部(16)及び第2縁部(18)を含むほぼ平坦な弾性部材(10)を有する。 強化材(19)は平坦な弾性部材の第1縁部(16)付近から第2縁部(18)付近まで延びている。 この結果、第2縁部(18)へ向けた患者の回動を形成すべく弾性部材の第1縁部(16)付近に 位置 する強化材(19)を把持し、さらに第1縁部(16)を持ち上げることにより患者を回動し得る。 強化材(19)は第1縁部持ち上げ時における弾性部材に対する損傷を防止する。 パッドは人体のうちの突出部分(5)に対応した更に抵抗が小さい少なくとも1つの領域を有する。
权利要求
  • 【特許請求の範囲】 1. a)頂面、底面、第1縁部及び第2縁部を有するほぼ平坦な弾性部材と、 b)前記第1縁部付近から第2縁部付近まで延びる強化材と、 c)前記強化材は第2縁部へ向けた患者の回動を形成すべく人が弾性部材の第1縁部付近に位置する強化材を把持し、かつ第1縁部を持ち上げることを許容することにより患者の回動を促進し、さらに前記強化手段は第1縁部持ち上げ時における弾性部材に対する損傷を防止することを含むパッド。 2. 前記弾性部材は発泡材料からなる請求項1に記載のパッド。 3. 前記強化材は布材料からなる請求項1に記載のパッド。 4. 前記強化材は弾性部材の底面に対して層状に並置された布材料からなる請求項1に記載のパッド。 5. 前記弾性部材を貫通して延びる切抜きと、これに対応して前記強化部材を貫通して延びる切抜きとを有し、前記弾性部材内に形成された切抜き及び強化材内に形成された切抜きは弾性部材の第1縁部を把持可能にする手掛けを形成すべく互いに協働する請求項1に記載のパッド。 6. 前記平坦な弾性部材は、 a)第1層と、 b)パッドの使用時に第1層に対する層状の並置を常には維持する分離可能な第2層と、前記第2層は解剖学的人体部分を支持すべく厚さの増加した領域を提供するために折り重ねが可能なことと、 c)前記第2層に対して常には層状に並置されるとともに、同第2層に取付けられた第3層と、 d)前記第1層、第2層及び第3層は弾性材料の共通小片を構成する複数の部分であることを含む請求項1に記載のパッド。 7. a)前記第1層は約1〜3インチ(約2.5〜7.5cm)の厚さを備えていることと、 b)前記第2層は約1/2〜2インチ(約1.3〜5.0cm)の厚さを備えていることと、 c)前記第3層は約1/2〜2インチ(約1.3〜5.0cm)の厚さを備えていることを含む請求項6に記載のパッド。 8. a)前記第1層は約2インチ(約5.0cm)の厚さを備えていることと、 b)前記第2層は約1インチ(約2.5cm)の厚さを備えていることと、 c)前記第3層は約1インチ(約2.5cm)の厚さを備えていることを含む請求項6に記載のパッド。 9. 前記弾性部材は重量に対して同弾性部材の他の領域より更に小さな抵抗を提供する少なくとも1つの領域を含む請求項1に記載のパッド。 10. 前記領域は人体の突出部分に対応して他より更に小さな抵抗を提供する請求項9に記載のパッド。 11. 前記弾性部材は、 a)頭部領域と、 b)前記頭部領域より更に高い弾性を備えた肩胛骨領域と、 c)前記頭部領域より更に堅い腰部領域と、 d)前記頭部領域より更に高い弾性を備えた仙骨領域と、 e)前記頭部領域より更に堅い上部大腿領域と、 f)前記頭部領域とほぼ同等の弾性を備える下部大腿/脹ら脛領域と、 g)前記頭部領域より更に高い弾性を備えた足/足首領域とを含む請求項1に記載のパッド。 12. a)前記頭部領域は1インチ(約2.5cm)の深さの谷部を有することと、 b)前記肩胛骨領域は3インチ(約7.5cm)の深さの谷部を有することと、 c)前記腰部領域は谷部を有していないことと、 d)前記仙骨領域は3インチ(約7.5cm)の深さの谷部を有することと、 e)前記上部大腿領域は谷部を有していないことと、 f)前記下部大腿/脹ら脛領域は1インチ(約2.5cm)の深さの谷部を有することと、 g)前記足/足首領域は3インチ(約7.5cm)の深さの谷部を有することを含む請求項11に記載のパッド。 13. a)前記肩胛骨領域は複数の谷部の中間に形成された頂部を有することと、 b)前記肩胛骨領域内に形成された第1領域は互いに隣接する頂部の中間に形成された帯状部分を有することと、 c)前記肩胛骨領域内に形成された第2領域は互いに隣接する頂部の中間に形成された帯状部分を有していないことと、 d)前記仙骨領域は複数の谷部の中間に形成された頂部を有することと、 e)前記仙骨領域内に形成された第1領域は互いに隣接する頂部の中間に形成された帯状部分を有することと、 f)前記仙骨領域内に形成された第2領域は互いに隣接する頂部の中間に形成された帯状部分を有していないことを含む請求項11に記載のパッド。 14. 前記頭部領域、肩胛骨領域、仙骨領域、下部大腿/脹ら脛領域、及び足/ 足首領域は谷部によって分離された複数の頂部を含み、各頂部はほぼ平坦な頂部を含む請求項11に記載のパッド。 15. 前記ほぼ平坦な頂部は全て共通の平面を形成する請求項14に記載のパッド。 16. ほぼ平坦な弾性部材によって形成されたパッドであって、前記弾性部材は、 a)頭部領域と、 b)前記頭部領域より更に高い弾性を備えた肩胛骨領域と、 c)前記頭部領域より更に堅い腰部領域と、 d)前記頭部領域より更に高い弾性を備えた仙骨領域と、 e)前記頭部領域より更に堅い上部大腿領域と、 f)前記頭部領域とほぼ同等の弾性を備える下部大腿/脹ら脛領域と、 g)前記頭部領域より更に高い弾性を備えた足/足首領域とを含むパッド。 17. a)前記頭部領域は1インチ(約2.5cm)の深さの谷部を有することと、 b)前記肩胛骨領域は3インチ(約7.5cm)の深さの谷部を有することと、 c)前記腰部領域は谷部を有していないことと、 d)前記仙骨領域は3インチ(約7.5cm)の深さの谷部を有することと、 e)前記上部大腿領域は谷部を有していないことと、 f)前記下部大腿/脹ら脛領域は1インチ(約2.5cm)の深さの谷部を有することと、 g)前記足/足首領域は3インチ(約7.5cm)の深さの谷部を有することを含む請求項16に記載のパッド。 18. a)前記肩胛骨領域は複数の谷部の中間に形成された頂部を有することと、 b)前記肩胛骨領域内に形成された第1領域は互いに隣接する頂部の中間に形成された帯状部分を有することと、 c)前記肩胛骨領域内に形成された第2領域は互いに隣接する頂部の中間に形成された帯状部分を有していないことと、 d)前記仙骨領域は複数の谷部の中間に形成された頂部を有することと、 e)前記仙骨領域内に形成された第1領域は互いに隣接する頂部の中間に形成された帯状部分を有することと、 f)前記仙骨領域内に形成された第2領域は互いに隣接する頂部の中間に形成された帯状部分を有していないことを含む請求項16に記載のパッド。 19. 前記頭部領域、肩胛骨領域、仙骨領域、下部大腿/脹ら脛領域、及び足/ 足首領域は谷部によって分離された複数の頂部を含み、各頂部はほぼ平坦な頂部を含む請求項16に記載のパッド。 20. 前記ほぼ平坦な頂部は全て共通の平面を形成する請求項18に記載のパッド。 21. 前記弾性部材は約80インチ(約203.2cm)の長さと、約34インチ(約86.4cm)の幅と、約3インチ(約7.5cm)の厚さとを備える請求項16に記載のパッド。 22. 前記弾性部材は1〜3ポンド毎立法フィート(約16.0〜48.0kg /m 3 )の密度を備えたポリウレタン・フォームを含む請求項16に記載のパッド。 23. 前記弾性部材の第1縁部及び第2縁部のうちの少なくとも一方のうえに形成された印を含み、前記印が弾性部材上の患者の位置を表示する請求項16に記載のパッド。 24. パッドの製造方法であって、 a)頂面、底面、第1縁部及び第2縁部を有するほぼ平坦な弾性部材を形成する工程と、 b)前記強化材が第1縁部付近から第2縁部付近まで延びるように同強化材を弾性部材に取付ける工程と、 c)前記強化材は第2縁部へ向けた患者の回動を形成すべく人が弾性部材の第1縁部付近に位置する強化材を把持し、かつ第1縁部を持ち上げることを許容することにより患者の回動を促進し、さらに前記強化材は第1縁部持ち上げ時における弾性部材に対する損傷を防止することとを含む方法。 25. ほぼ平坦な弾性部材を形成する工程は、発泡材料からなる弾性部材を形成することを含む請求項24に記載の方法。 26. 前記強化材を弾性部材に取付ける工程は、布材料からなる強化材を弾性部材に取付けることを含む請求項24に記載の方法。 27. 前記強化材を弾性部材に取付ける工程は、布材料からなる弾性手段を弾性部材の底面に取付けることを含む請求項24に記載の方法。 28. 前記強化材を弾性部材に取付ける工程は、強化材を接着剤により弾性部材へ接着することを含む請求項26に記載の方法。 29. 前記弾性部材を貫通して延びる切抜きを形成し、更に、これに対応して前記強化手段を貫通して延びる切抜きを形成する工程と、前記弾性部材内に形成された切抜き及び強化手段内に形成された切抜きは弾性部材の第1縁部を把持可能にする手掛けを形成すべく互いに協働することを含む請求項24に記載の方法。 30. 前記弾性部材内に第1層、第2層及び第3層を形成する工程と、前記第1 層、第2層及び第3層は互いに層状に並置され、これにより第1層、第2層及び第3層の部分は共通の単一層を形成し、さらに第2層の部分が解剖学的人体部分を支持する厚みを増した領域を提供すべく形成可能なことを含む請求項24に記載の方法。 31. 前記第1層内に他よりも更に抵抗が小さい少なくとも1つの領域を形成する工程と、前記更に抵抗が小さい領域は人体の突出部分に対応することを含む請求項30に記載の方法。 32. 人体の解剖学的構造の突出部分に対応し、かつ他よりも更に抵抗が小さい少なくとも1つの領域を含む異なる弾性を備えた複数の領域を有するほぼ平坦な部材を形成すべく互いに接着された複数の独立した発泡材料小片を含むパッド。 33. 互いに離間するほぼ平行な2つの細長い発泡材料小片を更に有し、同発泡材料小片間には前記複数の独立した小片が取付けられ、前記2つの細長い小片が複数の独立した発泡材料小片より一般的に更に堅い請求項32に記載のパッド。 34. 前記複数の独立した小片は、 a)頭部小片と、 b)前記頭部小片より更に高い弾性を備えた肩胛骨小片と、 c)前記頭部小片より更に堅い腰部小片と、 d)前記頭部小片より更に高い弾性を備えた仙骨小片と、 e)前記頭部小片より更に堅い上部大腿小片と、 f)前記頭部小片とほぼ同等の弾性を備える下部大腿/脹ら脛小片と、 g)前記頭部小片より更に高い弾性を備えた足/足首小片とを含む請求項32に記載のパッド。 35. 前記複数の独立した発泡材料小片は複数の異なる密度を有する複数の独立した発泡材料小片を含む請求項32に記載のパッド。 36. 前記複数の独立した発泡材料小片は複数の異なる渦巻き形状を有する複数の独立した発泡材料小片を含む請求項32に記載のパッド。 37. 前記複数の独立した発泡材料小片は接着板を介して互いに接着されている請求項32に記載のパッド。 38. パッドの製造方法であって、 人体の解剖学的構造の突出部分に対応し、かつ他よりも更に抵抗が小さい少なくとも1つの領域を含む異なる弾性を備えた複数の領域を有するほぼ平坦な部材を形成すべく複数の発泡材料小片を互いに接着する工程を含む方法。 39.2つの細長い発泡材料小片を互いにほぼ平行に離間させ、同発泡材料小片間には前記複数の独立した発泡材料小片を取付けるように前記2つの細長い発泡材料小片を前記複数の独立した発泡材料小片に取付ける工程と、前記2つの細長い発泡材料小片が複数の独立した発泡材料小片より一般的に更に堅いことを含む請求項38に記載の方法。 40. 前記複数の発泡材料小片を互いに接着する工程は、 a)頭部領域が任意の抵抗を有し、 b)肩胛骨領域が前記頭部領域より更に高い弾性を有し、 c)腰部領域が前記頭部領域より更に堅く、 d)仙骨領域が前記頭部領域より更に高い弾性を有し、 e)上部大腿領域が前記頭部領域より更に堅く、 f)下部大腿/脹ら脛領域が前記頭部領域とほぼ同じ弾性を有し、 g)足/足首領域が前記頭部領域より更に高い弾性を有するよう発泡材料小片を互いに接着することを含む請求項38に記載の方法。 41. 前記複数の発泡材料小片を互いに接着する工程は、複数の異なる密度を有する複数の発泡材料小片を互いに接着することを含む請求項38に記載の方法。 42. 前記複数の発泡材料小片を互いに接着する工程は、複数の異なる渦巻き形状を有する複数の発泡材料小片を互いに接着することを含む請求項38に記載の方法。 43. 前記複数の独立した発泡材料小片を互いに接着する工程は、独立した発泡材料小片を接着剤により互いに接着することを含む請求項38に記載の方法。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】 人体に適合した治療用マットレスの上敷き発明の分野本発明は、治療用支持パッドに関し、特には横臥している人を支持する人体に適合した治療用マットレスの上敷きに関する。 本発明のマットレスの上敷きは、 圧迫潰瘍が最も生じやすい箇所である人体の突起部位から体重を離間させて再配分させるとともに、特定の人体部、例えば横臥している人の下肢を支持する。 従って、人体の特定部位から体重を再配分させることにより、それらの箇所での圧迫潰瘍の形成が防止され、外傷及び/または病状に起因する疾患の治癒が促進される。 発明の背景圧迫(褥瘡性)潰瘍の起きる二つの主な原因は圧分にある。 圧力は支持面が人体の重力に対抗することにより生じる。 マットレスにおいて、この圧力は普通、肩(肩甲骨)と尾部(仙骨及び転子)との間において最も高い。 一般的にこの部位が最も大きく、最も突起している。 実質的に圧力が作用する他の部位としては足首、踵、足の一部が含まれる。 これらの高圧部位において、人体に作用する圧力は毛細管及びリンパ管を閉塞し得るものであり、皮膚への酸素及び栄養分の循環が妨げられる。 また、マットレスとの緊密な接触によってこれらの皮膚部位への空気流が通常妨げられるため、熱及び排泄物を発散させる大量の水分が放出される。 一定時間が経過することにより、高い圧力と水分との組み合わせは圧迫潰瘍を生じさせる。 患者の圧迫潰瘍形成を防ぐため、病院では重体患者用に何種類かのベッド・パッドを使用する。 これらの製品には、静的空気支持パッド、水支持パッド、発泡支持パッドが含まれる。 これらのパッドは体重に対するマットレスの抵抗を全面にわたり減少させることができないものの、負荷を再配分してより大きいパッド領域で人体を支持することにより、圧力が最も高い領域の圧力を小さくすることができる。 各種のパッドはそれぞれ異なった長所と短所を有する。 一般的に、静的空気支持パッド及び水支持パッドは骨が突起している領域において優れた高圧力減少能力を備えるものの、空気流及び熱発散を制限している。 また、静的空気支持パッド及び水支持パッドは充填を必要とし、漏出が生じやすく、“底逃げ”"bottom out"(つまり、使用者が空気または水のクッションよりもむしろマットレスに支持されるに至るまで使用者の体重がパッドの中の空気または水を変位させること)する傾向がある。 また、静的水支持パッドは搬送するには重く扱いにくいことから好ましくない。 時間の経過とともに静的空気パッドまたは水パッドの圧力抵抗を変えるためにポンプやバルブを利用することができるものの、これらの特徴によりパッドが高価になるとともに、据え付け及び搬送が困難となる。 反対に回旋状の発泡パッドは普通、比較的安価で搬送が容易であるとともに、 優れた空気流の潜在能力及び水分減少能力を提供している。 残念ながら、かなりの研究と努力にも関わらず、静的空気支持パッドまたは水支持パッドと同等な圧力減少特性を提供することが可能な容易に製造できる回旋状発泡パッドの開発は極めて困難であることが判明した。 回旋状パッドの製造は今も米国特許第3,431,802号に開示された方法にほぼ準じている。 パッドは、それぞれ波状の表面を有する2つの協働する平行なシリンダーの間へ発泡ブロックを供給することにより形成される。 各シリンダーは互いに接近する方向へ回転するとともに、シリンダー間に挿入された発泡ブロックがシリンダー間において圧縮されるとともに半分に切断する刃先に押し当てられるようシリンダー間に空間が設けられる。 各半片は通常チェッカー盤状に交互に配置された頂部及び谷部を有する。 この結果得られる各半片は完全に合致し、互いに重ねられた時に一方の半片の頂部の頂が他方の半片の谷部の底に載置され、固いブロックが形成される。 また、互いのミラー・イメージ、つまり反射でないパッドの製造が可能であるものの、これは使用可能な半片が一つ製造されるのみで、材料費が大幅に増えるため希にしか行われない。 現在使用されている回旋状発泡パッドの一種が米国特許第4,686,724 号に開示されている。 このパッドはチェッカー盤状に交互に配置された頂部および谷部を有する。 谷部の底からパッドの下面にかけて空気通路が圧断、プレス切断、もしくはレーザー切断され、取り外し可能なプラグにより通気量及びパッドが許容する体熱発散量を選択的に制御する。 一つの実施形態において、パッドの頂部は破断した平面を形成するため“上端の除去”("topped off")が行われ、各谷部間に介在される。 各谷部の底とパッドの下面との間の距離は一定である。 各谷部内には谷部の底からパッドの平坦な下面へ延びる通路が設けられている。 この特許では直径1.25インチ(約3. 2センチ)またはそれ以下の皮膚領域は、例えその領域における空気循環がなくても隣接箇所の空気循環によりその領域自身を維持することができる。 従って、 この特許によれば、各頂部の頂の直径を1.25インチ(約3.2センチ)またはそれ以下にすることにより、圧迫潰瘍の形成は事実上回避される。 残念ながら、取り外し可能なプラグを有するこの均一パッドは殆ど使われていない。 その理由としては、各プラグの取り外し、取り付けが比較的困難であり、時間を要することが考えられる。 第2の回旋状発泡パッドが米国特許第4,620,337号に開示されている。 パッドは人体に作用する圧力の値を小さくすることにより、褥瘡性潰瘍の形成を防止するように形成されている。 パッドは回旋状の頭部支持領域、リブ状の胴部支持領域、回旋状の足及び脚支持領域の3つの別個の領域を有する。 均一な厚さのブロックから製造される殆どの発泡パッドと同様に、パッドの下面から何れかの頂部の頂までの距離(“頂部高さ”)とパッドの下面から何れかの谷部の底までの距離(“基準高さ”または“谷底高さ”)の距離の合計は一定である。 これは対のシリンダーの波状面の高さがその長手方向に沿って変化するものの、対向する波状面の高さが等しいことに起因する。 パッドは、身体の重量部がパッドの基準比率よりも低い頂部を備えた部分によって支持された場合に、身体の重量部が圧迫潰瘍を発達させることがないよう、 また、身体の軽量部がパッドの基準比率よりも高い頂部を備えた部分によって支持された場合に、身体の軽量部が圧迫潰瘍を発達させることがないことを前提にしてデザインされている。 したがって、胴体支持部位のリブは、頭部、あるいは、脚部支持部位の頂部の平均高さよりも短く、また、胴体支持部位の谷部の底は、頭部、あるいは、脚部支持部位の谷部の平均高さよりも高い。 しかしながら、 不都合なことに、このパッドの圧迫低減能力は、静的な空気、あるいは、水によって支持されるパッドの圧迫低減能力よりも大幅に低い。 トラウマ及び/又は病状に起因する疾患は、治癒を促進するために、しばしば人体の患部から重量を再分配することを要求する。 重量の再分配は、一般的に枕及び/又はパッドで周辺領域を支持することによって達成される。 たとえば、足首の傷害の治療には、傷害を受けた足首によっては、わずかな重量が支えられるよう、あるいは、全く重量が支えられることのないように患者の脚を支持することも含まれるであろう。 しかしながら、そのような方法は、いくつかの欠点をもたらす。 枕及び/又はパッドは、要求された支持を提供するために適切に配置されなければならず、また、そのような位置に長時間とどめなければならない。 複数の枕及び/又はパッドの位置決めは、常には簡単な作業でなく、また、所望の結果を達成するためにいくつかの層の積み重ねを引き起こすであろう。 一旦、適切に位置決めされた、 そのような枕及び/又はパッドは、患者や他の者によって移動させられることがよくあり、それらは、もはや所望の機能を発揮しない。 さらに、枕及び/又はパッドの使用は、必要なときに入手可能な十分な量の特定の型の枕及び/又はパッドを必要とする。 適当な枕及び/又はパッドを配置することは、しばしば困難であり、また、時間を費やす作業となる。 さらにまた、重量を再分配するために枕及び/又はパッドを用いることは、枕及び/又はパッドが患者と接触する領域における圧迫の増大をもたらし、接触側における圧迫潰瘍の形成をもたらす可能性がある。 たとえば、傷害を受けた足首から重量を取り除くために枕をふくらはぎの下に置くことは、ふくらはぎにおいて望ましくない圧迫の増加をもたらす。 また、最適な利益を得るために、人体の胴体部位の支持に用いられた枕を、再配置すること及び/又はふわりとふくらませることがしばしば必要となる。 一般的に枕は、そのような使用の間に凝縮され、または、圧縮される傾向にあり、その結果、それらの効果の程度が低下する。 凝縮され、あるいは、圧縮された枕は、支持された人体の胴体部位の安定を可能にし、したがって、望ましくない方法でそれがマットレスと接触することを許容し、そして、それらは、所望する圧力よりも大きな圧力を支持された人体部位に与える。 枕をふわりと膨らませることは、それらが再配置されるときに必要不可欠である。 したがって、傷害及び/又は病状に起因する疾患の治癒を促進するために、人体の胴体部位を支持する際に枕を用いることは、頻繁な個人の管理的配慮を要求する。 このように、従来技術の欠点を考慮し、人体の突出した部位から体重を再分配することにより人体を支持する人体に適合した治療用マットレスの上敷きを提供することを目的とする。 また、患部領域から重量が再分配されるように、トラウマ及び/又は病状に起因する疾患が生じないように人体の胴体部位を支持するための手段を提供することが望まれている。 ここで、支持された人体の胴体部位は、治癒していない圧迫潰瘍を増加させることはない。 発明の概要 本発明は特に、上述した従来技術の欠点に取り組み、軽減するものである。 より詳しくは、本発明は、骨張った突出した領域から体重を再分配するように横たわった人体を支持し、また、傷害及び/又は治癒を促進するため、それに起因する不調な領域から重量を再分配するために横たわった人体を支持するための治療用マットレスの上敷きを備える。 本発明に係る第1の発明の実施の形態では、治療用マットレスの上敷きは、実質的に平らな弾性発泡部材、頂面、底面、及び第1、及び第2縁部を有する実質的に平らな弾性パッド、あるいは、発泡部材を備えている。 補強手段は、患者の回転を容易にするために、平らな弾性部材の第1エッジ近傍から第2エッジ近傍へ延び、人が弾性部材の第1縁部近傍の補強手段をつかみ、かつその第1縁部を持ち上げることを許容することにより、患者が第2縁部に向かって転がるようにされる。 補強手段は第1エッジを持ち上げる際に弾性部材が損傷することを防止する。 補強手段は、弾性部材の底面に層状に並置された繊維材料を備えていることが好ましい。 弾性部材を貫通して延びる切り抜き、及びこれに対して補強手段を貫通して延びる切り抜きは、弾性部材の第1縁部を把持可能にする取手を形成すべく互いに協働する。 人体の胴体部位、たとえば、横たわった人間の低い手足の支持を達成するために、圧迫潰瘍の形成を防止するために重量は所望の領域から再分配されるように、平坦な弾性部材は、第1層と、パッドの使用時に第1層に対する層状並置を常には維持する分離可能な第2層と、同第2層が解剖学的人体部分を支持すべく厚さの増加した領域を提供するために折り重ねが可能なことと、第2層に対して常には層状並置されるとともに、同第2層に取付けられた第3層とを有する。 第1 層、第2層及び第3層は、弾性材料の共通小片を構成する複数の部分であることが好ましい。 第1層は、約1インチ(2.5cm)から3インチ(7.5cm) の厚さを有しており、約2インチ(5.0cm)の厚さであることが好ましい。 第2層は、約1/2インチ(1.3cm)から2インチ(5.0cm)の厚さを有しており、約1インチ(2.5cm)の厚さであることが好ましい。 第3層は、約3/8インチ(0.9cm)から1・1/2インチ(3.8cm)の厚さを有しており、約3/4インチ(1.9cm)の厚さであることが好ましい。 したがって、治療用マットレスの上敷きは、第1層、及び第1層の下方に層状に配置された第2層を備えている。 それにより、第2層は人体の胴体部位を支持するために増加された厚みの領域を提供するよう配置されるであろう。 第1層に形成された渦巻きは、人体の凸部に適応する抵抗の低い領域を提供する。 弾性部材は、人体の骨張った凸部から体重を再分配するように横たわった人間を支持するために、パッドの他の領域よりも重量に対する抵抗の少ない領域を少なくとも1つ備える。 パッドは好ましくは頭部領域と、頭部領域よりも弾力性に富んだ肩胛骨領域と、頭部領域よりも硬い腰部領域と、頭部領域よりも弾力性に富んだ仙骨領域と、 頭部領域よりも弾力性に富んだ上部大腿領域と、ほぼ頭部領域と同じ弾力性に富んだ下部大腿/ふくらはぎ領域と、頭部領域よりも弾力性に富んだ足/足首領域とを備えた弾力性に富んだ部材からなる。 本発明の好ましい実施形態において、頭部領域は深さが1インチ(2.5cm )谷部を備え、肩胛骨領域は深さが3インチ(7.5cm)の谷部を備え、腰部領域は谷部を備えず、仙骨領域は深さが3インチ(7.5cm)の谷部を備え、 上部大腿領域は谷部を備えず、下部大腿/ふくらはぎ領域は深さが1インチ(2 .5cm)の谷部を備え、足/足首領域は深さが3インチ(7.5cm)の谷部を備えている。 肩胛骨領域は谷間の中間に頂部を備えることが好ましい。 そして、第1の領域は互いに近接する頂部の中間に形成される網目(帯状部分)を備えた肩胛骨領域内に形成され、第2の領域は互いに近接する頂部の中間に形成される網目が少ない肩胛骨領域内に形成されている。 一般的に、第2の領域は第1の領域に囲まれるため、肩胛骨領域の硬度(堅固さ)はその中心部で減少している。 仙骨領域は谷部の中間に頂部を備えることが好ましい。 そして、第1の領域は互いに近接する頂部の中間に形成される網目を備えた仙骨領域内に形成され、第2の領域は互いに近接する頂部の中間に形成される網目が少ない仙骨領域内に形成されている。 この場合も、一般的に第2の領域は第1の領域に囲まれるため、 仙骨領域の硬度はその中心部で減少している。 頭部領域、肩胛骨領域、仙骨領域、下部大腿/ふくらはぎ領域及び足/足首領域は谷部によって互いに離間した複数の頂部を備え、各頂部はその上面がほぼ平らであることが好ましい。 各頂部のほぼ平らな上面は、共通の平面を形成するように配置されることが好ましい。 患者の好ましい位置を表示するために、弾力のある治療用マットレスの上敷の第1及び/又は第2の縁部に付随的に印が付されてもよい。 そのような印はグラフ又は曲線のような表示を選択的に含み、マットレスの上敷の様々な部分の弾力性及び/又は硬度を表示する。 例えば、曲線がマットレスの上敷の第1及び/第2の縁部上に描かれてもよく、その曲線の凸部がより硬い部分を表示し、曲線の凹部がより弾力に富んだ部分を表示する。 このように、上記のような印を使用することにより、本発明の治療用マットレスの上敷の上に患者は人体に適合するように配置される。 この方法により治療的効果を最大限にできる。 マットレスの上敷の汚れを防ぐための防水保護層を提供するために、マットレスの上敷を覆うプラスチックのスリップカバーが使用されてもよい。 そのようなプラスチックのスリップカバーとしては、現在の治療用マットレスの上敷に使用されているプラスチックのカバーが適している。 マットレスの上敷の汚れを防ぐために、本発明の治療用マットレスの上敷を隔離する様々な他の手段が同様に適していることを当業者は認識するであろう。 比較的硬い領域が治療用マットレスの上敷のほぼ周囲に形成されることが好ましい。 これにより、載置された患者が治療用マットレスの上敷の上に維持され、 患者が不注意で治療用マットレスの上敷から転げ落ちる確率が小さくなる。 比較的硬い領域は、患者がマットレスの上敷から転げ落ちるには上り坂を転がって登らなければならないような障壁を形成する。 加えて、比較的弾力性に富んだ領域、即ち仙骨及び肩胛骨領域は患者をベッドの中へ固定する。 これにより、患者がマットレスの上敷から誤って転げ落ちる確率をさらに小さくしている。 ベッド上に横になった患者を支持するための頂部及び谷部を有する渦巻き状のフォームの一例は、ファーレイ(Farley)に対して1991年4月30日に発行された米国特許第5,010,609号に開示されており、その内容をここで参照している。 横になった患者の人体の部位を支持するための治療用マットレスの上敷の一例として、怪我及び/又は症状の治癒を促進させるため、それらに起因する不調によって影響を受ける領域から荷重を分配させることが、発明者ファーレイに19 92年12月22日に発行された米国特許第5,172,439号に開示さており、その内容もここで参照している。 本発明の第2の実施形態において、弾力性又は硬度が異なる複数の領域を定義するために、治療用マットレスの上敷は弾性材料の複数の異なる部分からなる。 即ち、フォーム(発泡材料)が接着剤で互いに固着されることが好ましい。 このように、より硬い領域は頭部、腰部及び上部大腿領域に形成される。 同様に、弾力性がより大きい領域が肩胛骨、下部大腿/ふくらはぎ及び足/足首領域に形成される。 第1の実施形態と同様に、患者による不注意なベッドからの転がりを防ぐために、より硬い発泡部分は治療用マットレスの上敷の外側寄りの縁部又は周縁付近に選択的に配置される。 弾力性又は硬度が異なる様々な部分は、異なる高さの頂部を有する領域と、頂部が相互に連結する網目を有する領域と、頂部が相互に連結する網目が少ない領域と、異なる種類及び/又は密度の発泡部分からなる領域とを含む。 本発明の人体に適合した治療用マットレスの上敷の第2の実施形態において、 荷重に対する抵抗を変化させる領域は、互いに異なる密度及び/又は形状を有する複数の離間した発泡材料の小片を、例えば接着剤を介して固着して形成される。 例えば、より密度が高い発泡材料の小片が、密度が低い発泡材料の小片に近接して固着されてもよい。 より密度が高い発泡材料の小片はより大きな硬度、即ち突出部を有しないことが要求される人体の部位の下に配置され、より密度が低い発泡材料の小片はより大きな弾力性を要求される人体の部分、即ち突出部を有する人体の部位の下に配置される。 治療用マットレスの上敷の外縁に沿って選択的に固着される高い密度の発泡材料からなる部分又は細長い部分は、揺りかご効果を提供する。 それは、外側部又は細長い部分がより硬いため、患者をマットレスの上敷の中央部に維持する傾向にある。 その結果、患者が上敷から転がり落ちるには、即ち上り坂を転がって登らなければいけない。 本発明の第2の実施形態では、人体の部位の支持を容易にするために別個の3 つの層が選択的に形成され、本発明の第1の実施形態と同様に荷重が好ましい領域から分配される。 このように、本発明は人体の部位を支持する手段を提供する。 そのため、荷重が望ましい領域から取り除かれるとともに、支持された人体の部位は、高い確率で発生する神経性の潰瘍から回避される。 本発明の人体に適合した治療用マットレスの上敷の使用により、寝たきりの患者の回転スケジュールを50〜70パーセント減少させる結果となる。 従って、 神経性の潰瘍が生じる確率が減少するだけでなく、そのような患者に適切な看護を施すための労力が軽減される。 本発明の第2の実施形態は補強ストラップと第1の実施形態の切り欠きとを選択的に協働させることによって、患者に痛みを与えることなくマットレスの上敷の一端を持ち上げて、患者の体の向きを容易に変えることができる。 これらに加えて、本発明の他の利点も以下に記載の発明の詳細な説明及び図面から明らかになるであろう。 請求の範囲内において本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、図示及び説明される特定の構造が変更されてもよい。 図面の簡単な説明 図1は本発明の人体に適合した治療用マットレスの上敷きの斜視図であり、その上面を示す。 図2は本発明の人体に適合した治療用マットレスの上敷きの斜視図であり、その下面を示す。 図3は図1の線3における側断面図。 図4は図1の線4における側断面図。 図5は図1の線5における側断面図。 図6は図1の線6における側断面図。 図7は本発明の人体に適合した治療用マットレスの上敷きに人が背中を載せて横たわる状態を示す。 図8は本発明の人体に適合した治療用マットレスの上敷きに人が横向きに横たわる状態を示す。 図9は使用者の足及び足首の少なくともいずれか一方を支持するように本発明の人体に適合した治療用マットレスの上敷きの第2層を巻き上げた状態を示す。 図10は使用者の足及び足首の少なくともいずれか一方を支持するように本発明の人体に適合した治療用マットレスの上敷きの第2層を折り曲げた状態を示す。 図11は使用者の足及び足首の少なくともいずれか一方を支持するために巻き上げられた図9の第2層の使用状態を示す。 図12は本発明の第2実施例における人体に適合した治療用マットレスの上敷きの斜視図であり、各種の弾性/堅固さを備えた発泡材料製の個々の小片が装着された状態を示す。 好適な実施例の詳細な説明 以下に補正図面を参照して述べる詳細な説明は、本発明の好適な実施例の説明を意図するものであり、本発明が構成あるいは利用される形態のみを示すことを意図するものではない。 図示された実施例を参照することにより、本発明の構成及び作用についての機能及び一連の工程について説明する。 しかし、同一あるいは均等な機能及び工程は、本発明の趣旨及び範囲内にあることを意図した異なる実施例によっても達成されることが理解されよう。 図1〜12は本発明の人体に適合した治療用マットレスの上敷きを示し、本発明の2つの好適な実施例を示す。 図1及び2を参照すると、本発明の第1実施例は概略的には、ほぼ平坦な、頂面12及び底面14を備えた弾性部材10からなる。 弾性部材10は好適には1立方フィートあたり1から3ポンド(16.0〜4 8.0kg/m 3 )の密度を有するポリユーロタンからなる。 弾性部材は好ましくは約80インチ(約203.2cm)の長さであり、幅約34インチ(約86.4cm )及び厚さ約3インチ(約7.5cm)である。 特に図2に示すように、弾性部材10上に形成された強化材19は人が弾性部材の第1縁部16近傍の強化材をつかんでその第1縁部16を持ち上げることにより、患者の回動を容易にし、それにより、患者が第2縁部18に向かって転がされる。 強化材19は好ましくは複数の織物ストラップからなり、そのストラップは弾性部材10の底面14に沿って、弾性部材10のほぼ第1縁部16からそのほぼ第2縁部18まで延びている。 強化材19はその第1縁部16の持ち上げ中に弾性部材10に損傷が加わることを防止する。 切り抜き20は弾性部材10を貫通するように形成され、強化材19を貫通するように形成された切り抜き22に対応している。 弾性部材10に形成された切り抜き20は強化材19に形成された切り抜き22と協働して手掛けを形成し、 それにより、第1縁部16(もしくは第2縁部18)が把持可能になり、本発明の人体に適合した治療用マットレスの上敷き上で患者を回動することが容易になる。 本発明の好適な実施例では、弾性部材10は第1層24と、分離可能な第2層26とを備え、第2層は人体に適合した治療用マットレスの上敷きの使用中に、 第1層24に対してほぼ層状に並置された状態に保持され、かつ、患者の足及び足首の少なくともいずれか一方などの人の身体部分を支持するため、厚さが増大した領域を提供するように浅瀬を渡ることが可能である。 第3層28は第2層に対して層状に並置され、かつその第2層に装着されている。 第1、第2及び第3 層は一片の共通の弾性材料の一部分であることが好ましい。 当業者であれば、各種の手段、すなわち、単一の層を切断したり、個々の層を接着結合したりすることによって、適切な弾性部材が形成され、その一部により3つの個別の層が形成されることが理解されるであろう。 第1層は好ましくは約1インチから3インチ(約2.5から7.5cm)の厚さであり、第2層は好ましくは約1/2インチから2インチ(約1.3から5. 0cm)の厚さであり、第3層は好ましくは約1/2インチから2インチ(約1. 3から5.0cm)の厚さである。第1層は好ましくは約2インチ(約5cm)の厚さであり、第2層は好ましくは約1インチ(約2.5cm)の厚さであり、第3層は好ましくは約1インチ(約2.5cm)の厚さである。弾性部材10は好ましくは少なくとも一つの領域を備え、その領域は他の領域よりも重量に対して抵抗が少ない。抵抗の少ない領域は一般的には人体の突出部分に対応する。本発明の好適な実施例において、弾性部材は頭部領域30、頭部領域よりも弾性に富む肩胛骨領域32、頭部領域30よりも固い腰領域34、頭部領域30よりも弾性に富む仙骨領域36、頭部領域30よりも固い上部大腿領域38、頭部領域30とほぼ同様の弾性を有する下部大腿/ふくらはぎ領域40、及び、頭部領域30よりも弾性に富む足/足首領域42を備える。弾性部材10の各部分は各種の高さの頂部及び谷部を備えるように形成され、 それにより、所望の堅固さあるいは弾性が得られる。第1領域31は好ましくは肩胛骨領域内に形成され、そこでは帯状部分が近接する頂部の間に形成され、それにより肩胛骨領域内に形成された第2領域33よりも比較的大きな堅固さを備える。肩胛骨領域は近接する頂部の間に形成される帯状部分を備えてはいない。第2領域33は第1領域31内に配置され、かつ第1領域31によってほぼ囲まれている。従って、第2領域33は肩胛骨領域30内に配置され、それにより、 弾性部材10上に配置される患者の骨の隆起がその肩胛骨領域に対応する。同様に、第1領域35は仙骨領域36内に形成され、その中では帯状部分が近接する頂部の間に形成されている。第2領域37は仙骨領域36内に形成され、 患者の臀部の骨の隆起に対応するように、近接する頂部間に形成される帯状部分を備えてはいない。第2領域37は第1領域35内に配置され、第1領域35によってほぼ囲まれている。頭部領域30、肩胛骨領域32、仙骨領域36、下部大腿/ふくらはぎ領域4 0、及び足/足首領域はそれぞれ谷部によって隔離された複数の頂部を備えている。各頂部は好ましくはほぼ平坦な頂部からなり、すべてのほぼ平坦な頂部は一つの共通の平面を形成している。頭部領域30は好ましくは1インチ(約2.5 cm)の深さの谷部を備え、肩胛骨領域32は好ましくは3インチ(約7.5cm) の深さの谷部を備え、腰領域は好ましくは谷部を備えてはおらず、仙骨領域は好ましくは3インチ(約7.5cm)の深さの谷部を備え、下部大腿/ふくらはぎ領域は好ましくは1インチ(約2.5cm)の深さの谷部を備え、足/足首領域は好ましくは3インチ(約7.5cm)の深さの谷部を備えている。図3を参照すると、頭部領域30を形成する谷部44が断面で示されている。これらの谷部44のそれぞれはほぼ1インチ(約2.5cm)の名目上の深さを有する。当業者であれば、谷部44とは別の各種の深さも同様に、弾性部材10の密度、すなわち弾性及び堅固さに応じて好適であることが理解されよう。図4を参照すると、肩胛骨領域32を形成する谷部46が断面で示されている。各谷部46は約3インチ(約7.5cm)の名目上の深さを有する。当業者であれば、谷部46とは別の各種の深さも同様に、弾性部材10の密度、すなわち弾性及び堅固さに応じて好適であることが理解されよう。図5を参照すると、仙骨領域36を形成する谷部48が断面で示されている。各谷部48は約3インチ(約7.5cm)の名目上の深さを有する。当業者であれば、谷部48とは別の各種の深さも同様に、弾性部材10の密度、すなわち弾性及び堅固さに応じて好適であることが理解されよう。図6を参照すると、下部大腿部/ふくらはぎ領域40を形成する谷部50及び足/足首領域42の谷部51が断面で示されている。下部大腿部/くるぶし領域40の各谷部50は約3インチ(約7.5cm)の名目上の深さを有し、足/足首領域42の各谷部は1インチ(約2.5cm)の名目上の深さを有する。当業者であれば、谷部50、51とは別の各種の深さも同様に、弾性部材10の密度、すなわち弾性及び堅固さに応じて好適であることが理解されよう。本発明の人体に適合した治療用マットレスの上敷きは好ましくは上述した所望の頭部領域30、肩胛骨領域32、腰領域34、仙骨領域36、上部大腿領域3 8、下部大腿/ふくらはぎ領域40、及び足/足首領域42を備えた渦巻き状の発泡パッドを、米国特許第5,010,509号に記載の方法を利用して、まず形成する。その後、強化材すなわち織物ストラップ19が弾性部材10の下面1 4に好ましくは接着によって取り付けられる。当業者であれば、超音波溶着、縫製などの各種の他の手段が同様に、織物ストラップ19を弾性部材10に取り付けるのに適していることが理解されよう。織物ストラップ19が弾性部材10に取り付けられた後、弾性部材10に形成される切り抜き20及び織物ストラップ19に形成される対応する切り抜き22 が好ましくは金型によるカッティングにて形成される。当業者であれば、弾性部材10に形成される切り抜き20及び織物ストラップ19に形成される切り抜き22の形成には各種の他の方法が同様に適していることが理解され、切り抜き2 0及び22のいずれかあるいは両方を、織物ストラップ19の弾性部材10に対する装着前に必要に応じて形成できることも理解されよう。第1、第2及び第3層24,26及び28は単一の層状弾性部材10に切り込みを入れることにより形成可能である。これに代えて、発泡材料からなる3つの個々の層を接着したり、互いに取り付けたりすることにより、3つの個々の層2 4,26及び28を備え、かつ、好ましくは単一の層状部分を備えた弾性部材1 0を形成することができる。弾性部材10の上面12の周辺部52は、特にその第1縁部16及び第2縁部18に沿って、相対的に堅固な領域を形成している。このため、特に年輩者、幼児及び病人といった患者は、堅固さを弱めた領域、即ち頭部領域30、肩胛骨領域32、仙骨領域36、上部大腿/ふくらはぎ領域40及び足/足首領域42を有する弾性部材10の上面12のほぼ中央部から移動することがない。従って、 本発明の人体に適合した治療用マットレスの上敷きに寝かされた患者は、弾性部材10に沈み込むとともに抱かれ、比較的堅固な周辺部52を転がるには十分な力を行使せねばならない。こうして、本発明の人体に適合した治療用マットレスの上敷きから患者が不注意に転がり落ちる可能性が低下している。本発明の人体に適合した治療用マットレスの上敷きの第1の実施形態の構造を説明した後に、その使用方法について簡単に説明することは有益である。 図7及び図8について説明する。患者の骨の隆起が患者54の他の部分より弾性部材1 0に深く沈み込むように、患者は弾性部材10の上面12に横たわっている。例えば、臀部領域56は仙骨領域36において、患者54の上部大腿58又は腰領域60より深く弾性部材10に沈み込んでいる。本発明の人体に適合した治療用マットレスの上敷きの弾性部材10に、患者54の骨の隆起がより深く沈み込むようにし、患者54と弾性部材10との中間面にわたって、患者54は更に均等に支持されている。こうして、圧迫潰瘍を生じさせることが周知である高圧迫接触領域が除かれている。従って、患者を回動する必要性が緩和され、即ちこれらの処置の間の時間間隔が増大し、患者が圧迫潰瘍を生ずる可能性が低減されている。患者54の回動は弾性部材10に形成された切り抜き20、及びこれに応じた織物ストラップ19内に形成された切抜き22に形成された手掛けを設けて簡略化されている。看護人は手掛けを把持し、弾性部材10の一方の縁部、即ち第1 縁部18を持ち上げるだけで、対向縁部、即ち第2縁部に向かって患者を回動する。従って、寝たきりの患者の処置は、本発明の人体に適合した治療用マットレスの上敷きを用いて実質的に簡略化されている。図8〜図11について説明する。下肢、即ち足、足首等の一方又は双方に傷害を有する患者には、弾性部材の引上げ部分62を形成すべく、第2層26を巻き上げ(図9)、或いは折り曲げて(図10)、傷害部位に対する圧迫を更に低減することが可能である。この引上げ部分62は下肢を引き上げ、足、足首及び下肢が弾性部材に付与する圧迫を低減し、如何なる傷害であっても治癒し易くしている。図11について詳述する。患者54の足、足首及び下肢が弾性部材10に付与する圧迫を低減するように、患者54の脚66を持ち上げる支持部64を形成すべく、第2層26は巻き上げられている。次に、図12について説明する。本発明の第2の実施形態では、互いに異なる弾性又は堅固さを有する複数の異なる発泡材料の小片が、例えば接着剤を介して接合されている。身体の突出部分がより弾性に富む、即ちより堅固さに劣る領域にもたれるように、互いに異なる堅固さの複数領域を有する人体に適合した治療用マットレスの上敷きを形成するようにしている。発泡材料の堅固さ又は弾性を変化させるには、互いに異なる密度及び/又は互いに異なる渦巻形状を有する個々の発泡材料片を用いる。当業者は個々の発泡片の堅固さ又は弾性を変化させるための他の種々の手段も好適であると理解されよう。本発明の第2の好ましい実施形態では、肩胛骨領域102は頭部分100より弾性に富む発泡材料片から形成されている。腰領域104は頭部材料100より堅固な材料から形成されている。仙骨領域106は頭部領域100より弾性に富む発泡材料から形成されている。上部大腿領域108は頭部領域100より堅固な発泡材料から形成されている。下部大腿/ふくらはぎ領域110は頭部領域1 00とほぼ同程度の弾性の発泡材料から形成されている。足/足首領域112は頭部領域100より弾性に富む発泡材料から形成されている。従って、本発明の人体に適合した治療用マットレスの上敷きの第2の実施形態の弾性/堅固さは、 第1の実施形態の場合と類似している。本発明の第1の実施形態と同様の寝台を形成すべく、側方部材を有する第1の横棒114及び第2の横棒116が、頭部領域100、肩胛骨領域102、腰部領域104、仙骨領域106、上部大腿部領域108、下部大腿/ふくらはぎ領域110、及び足/足首領域112の側面に取り付けられている。第1の側方部材114及び第2の側方部材116は、頭部領域100、肩胛骨領域102、腰部領域104、仙骨領域106、上部大腿部領域108、下部大腿/ふくらはぎ領域110、及び足/足首領域112より概して堅固な発泡材料から形成されている。従って、本発明の人体に適合した治療用マットレスの上敷きの第2の実施形態に横たわる患者は、この治療用マットレスの上敷きから転がり落ちるには、 より堅固な第1側方部材114及び第2側方部材116の上を越えねばならない。従って、本発明の第1の実施形態と同様に、本発明の人体に適合した治療用マットレスの上敷きから患者が不注意に転がり落ちる可能性が低下している。本発明の人体に適合した治療用マットレスの上敷きの第2の実施形態は、第1 の実施形態と同様に用いられる。本明細書中にて説明し、図示する本発明の人体に適合した治療用マットレスの上敷きの例は、本発明の現時点において好ましい態様のみを表していると理解されたい。実際、本発明の思想及び範囲から逸脱することなく、これらの態様に対して種々の改変及び付加が可能である。例えば、種々の寸法及び形状のマットレスを収容するように、弾性部材10の寸法及び/又は形状を所望のように変更可能である。加えて、第1層24、第2層26及び第3層28を、他の種々の人体部分、即ち頭、首、腕、手等を支持するような形状とすることが可能である。加えて、当業者は弾性部材10として使用するのに発泡材料以外の種々の材料も適しており、ストラップ19として使用するのに織物以外の種々の材料も適していると理解されよう。従って、以上の改変及び他の改変を実行し、本発明を種々の異なる用途に適合させることが可能である。

    【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1995年3月31日【補正内容】 8.0kg/m 3 )の密度を有するポリウレタンからなる。 弾性部材は好ましくは約80インチ(約203.2cm)の長さであり、幅約34インチ(約86.4cm) 及び厚さ約3インチ(約7.5cm)である。 特に図2に示すように、弾性部材10上に形成された強化材19は人が弾性部材の第1縁部16近傍の強化材をつかんでその第1縁部16を持ち上げることにより、患者の回動を容易にし、それにより、患者が第2縁部18に向かって転がされる。 強化材19は好ましくは複数の織物ストラップからなり、そのストラップは弾性部材10の底面14に沿って、弾性部材10のほぼ第1縁部16からそのほぼ第2縁部18まで延びている。 強化材19はその第1縁部16の持ち上げ中に弾性部材10に損傷が加わることを防止する。 切り抜き20は弾性部材10を貫通するように形成され、強化材19を貫通するように形成された切り抜き22に対応している。 弾性部材10に形成された切り抜き20は強化材19に形成された切り抜き22と協働して手掛けを形成し、 それにより、第1縁部16(もしくは第2縁部18)が把持可能になり、本発明の人体に適合した治療用マットレスの上敷き上で患者を回動することが容易になる。 本発明の好適な実施例では、弾性部材10は第1層24と、分離可能な第2層26とを備え、第2層は人体に適合した治療用マットレスの上敷きの使用中に、 第1層24に対してほぼ層状に並置された状態に保持され、かつ、患者の足及び足首の少なくともいずれか一方などの人の身体部分を支持するため、厚さが増大した領域を提供するように折りたたみ可能である。 第3層28は第2層に対して層状に並置され、かつその第2層に装着されている。 第1、第2及び第3層は一片の共通の弾性材料の一部分であることが好ましい。 当業者であれば、各種の手段、すなわち、単一の層を切断したり、個々の層を接着結合したりすることによって、適切な弾性部材が形成され、その一部により3つの個別の層が形成されることが理解されるであろう。 第1層は好ましくは約1インチから3インチ(約2.5から7.5cm)の厚 請求の範囲1. a)頂面、底面、第1縁部及び第2縁部を有するほぼ平坦な弾性部材と、 b)前記第1縁部付近から第2縁部付近まで延びる強化材と、 c)前記強化材は第2縁部へ向けた患者の回動を形成すべく人が弾性部材の第1縁部付近に位置する強化材を把持し、かつ第1縁部を持ち上げることを許容することにより患者の回動を促進し、さらに前記強化手段は第1縁部持ち上げ時における弾性部材に対する損傷を防止することと、 d)前記弾性部材を貫通して延びる切抜きと、これに対応して前記強化部材を貫通して延びる切抜きと、前記弾性部材内に形成された切抜き及び強化材内に形成された切抜きは弾性部材の第1縁部を把持可能にする手掛けを形成すべく互いに協働することを含むパッド。 2. 前記弾性部材は発泡材料からなる請求項1に記載のパッド。 3. 前記強化材は布材料からなる請求項1に記載のパッド。 4. 前記強化材は弾性部材の底面に対して層状に並置された布材料からなる請求項1に記載のパッド。 5. 削除 b)前記肩胛骨領域は3インチ(約7.5cm)の深さの谷部を有することと、 c)前記腰部領域は谷部を有していないことと、 d)前記仙骨領域は3インチ(約7.5cm)の深さの谷部を有することと、 e)前記上部大腿領域は谷部を有していないことと、 f)前記下部大腿/脹ら脛領域は1インチ(約2.5cm)の深さの谷部を有することと、 g)前記足/足首領域は3インチ(約7.5cm)の深さの谷部を有することを含む請求項11に記載のパッド。 13. a)前記肩胛骨領域は複数の谷部の中間に形成された頂部を有することと、 b)前記肩胛骨領域内に形成された第1領域は互いに隣接する頂部の中間に形成された帯状部分を有することと、 c)前記肩胛骨領域内に形成された第2領域は互いに隣接する頂部の中間に形成された帯状部分を有していないことと、 d)前記仙骨領域は複数の谷部の中間に形成された頂部を有することと、 e)前記仙骨領域内に形成された第1領域は互いに隣接する頂部の中間に形成された帯状部分を有することと、 f)前記仙骨領域内に形成された第2領域は互いに隣接する頂部の中間に形成された帯状部分を有していないことを含む請求項11に記載のパッド。 14. 前記頭部領域、肩胛骨領域、仙骨領域、下部大腿/脹ら脛領域、及び足/ 足首領域は谷部によって分離された複数の頂部を含み、各頂部はほぼ平坦な頂部を含む請求項11に記載のパッド。 15. 前記ほぼ平坦な頂部は全て共通の平面を形成する請求項14に記載のパッド。 16. 削除17. 削除20. 削除21. 削除22. 削除23. 削除24. パッドの製造方法であって、 a)頂面、底面、第1縁部及び第2縁部を有するほぼ平坦な弾性部材を形成する工程と、 b)前記強化材が第1縁部付近から第2縁部付近まで延びるように同強化材を弾性部材に取付ける工程と、 c)前記強化材は第2縁部へ向けた患者の回動を形成すべく人が弾性部材の第1縁部付近に位置する強化材を把持し、かつ第1縁部を持ち上げることを許容することにより患者の回動を促進し、さらに前記強化材は第1縁部持ち上げ時における弾性部材に対する損傷を防止することを含む方法。 25. ほぼ平坦な弾性部材を形成する工程は、発泡材料からなる弾性部材を形成することを含む請求項24に記載の方法。 26. 前記強化材を弾性部材に取付ける工程は、布材料からなる強化材を弾性部材に取付けることを含む請求項24に記載の方法。 27. 前記強化材を弾性部材に取付ける工程は、布材料からなる弾性手段を弾性部材の底面に取付けることを含む請求項24に記載の方法。 28. 前記強化材を弾性部材に取付ける工程は、強化材を接着剤により弾性部材へ接着することを含む請求項26に記載の方法。 【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1995年4月5日【補正内容】 d)前記弾性部材を貫通して延びる切抜きを形成し、更に、これに対応して前記強化手段を貫通して延びる切抜きを形成する工程と、前記弾性部材内に形成された切抜き及び強化手段内に形成された切抜きは弾性部材の第1縁部を把持可能にする手掛けを形成すべく互いに協働すること【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1995年6月22日【補正内容】 9. 削除10. 削除11. 前記弾性部材は、 a)頭部領域と、 b)前記頭部領域より更に高い弾性を備えた肩胛骨領域と、 c)前記頭部領域より更に堅い腰部領域と、 d)前記頭部領域より更に高い弾性を備えた仙骨領域と、 e)前記頭部領域より更に堅い上部大腿領域と、 f)前記頭部領域とほぼ同等の弾性を備える下部大腿/脹ら脛領域と、 g)前記頭部領域より更に高い弾性を備えた足/足首領域とを含む請求項1に記載のパッド。 12. a)前記頭部領域は1インチ(約2.5cm)の深さの谷部を有することと、 29. 前記弾性部材を貫通して延びる切抜きを形成し、更に、これに対応して前記強化手段を貫通して延びる切抜きを形成する工程と、前記弾性部材内に形成された切抜き及び強化手段内に形成された切抜きは弾性部材の第1縁部を把持可能にする手掛けを形成すべく互いに協働することを含む請求項24に記載の方法。 30. 前記弾性部材内に第1層、第2層及び第3層を形成する工程と、前記第1 層、第2層及び第3層は互いに層状に並置され、これにより第1層、第2層及び第3層の部分は共通の単一層を形成し、さらに第2層の部分が解剖学的人体部分を支持する厚みを増した領域を提供すべく形成可能なことを含む請求項24に記載の方法。 31. 前記第1層内に他よりも更に抵抗が小さい少なくとも1つの領域を形成する工程と、前記更に抵抗が小さい領域は人体の突出部分に対応することを含む請求項30に記載の方法。 32. 削除33. 削除

    ───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),AU,BB,BG,BR,B Y,CA,CN,CZ,FI,HU,JP,KP,KR ,KZ,LK,LV,MG,MN,MW,NO,NZ, PL,RO,RU,SD,SK,UA,UZ,VN

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