Lateral rotation therapy mattress apparatus and method of treatment

申请号 JP51135394 申请日 1993-10-29 公开(公告)号 JPH08502910A 公开(公告)日 1996-04-02
申请人 ジオマリーン システムズ インコーポレイテッド; 发明人 ウィルカーソン、ジャック; エイチ ジュニア ボーディン、オリヴィア;
摘要 (57)【要約】 好ましい実施例において、患者(44)用の側方回転治療マットレス装置(10)は、並べられた長い複数の空気セル1(12,14,16,18)と、患者の支持のために空気セルと相互作用をすべく空気セルに隣接して空気セルの下に横たわる1つの空気チャンバ(20)と、加圧空気を空気セル及び空気チャナバに供給し、空気チャンバ内の空気圧を制御するとともに、空気セル内の空気圧を個々に又はグループ毎に制御する装置とを含む。 これにより、低被害空気ベットとして機能する利点を有する。
权利要求
  • 【特許請求の範囲】 1. (a)並べられた長い複数の空気セルと、(b)該空気セルに隣接して該空気セルの下に横たわる空気チャンバであって患者を支持すべく該空気セルと相互作用をする空気チャンバと、(c)加圧空気を前記空気セル及び前記空気チャンバに供給しかつ前記空気チャンバ及び前記空気セルのグループ並びに個々の1 つの圧カレベルを制御する手段とを含み、(d)いくつかの前記空気チャンバと前記空気セルの上面とは、患者が前記空気セル上に横たわるように患者身体の形により同時に柔軟に変形され、患者身体の一部が前記空気ヤンバの上面の未変形部分の下に伸びる、患者用側方回転治療マットレス装置。 下側空気ヤンバの上面の未変形部分の下を伸びる患者身体の部分でもって(2)前記空気セルは、上下面を有する矩形のハニカム構成に形成されており、 前記空気セルを分離すする垂直遮断壁が前記空気セルの間に配置されている、請求の範囲1に記載の装置。 (3)前記ハニカム構成の上面は、空気透過性の布で形成されている、請求の範囲3に記載の装置。 (4)前記遮断壁と前記下面とは、柔軟な材料で形成されている、請求の範囲2 に記載の装置。 (5)前記空気セル及び前記空気チャンバの高さは、ほぼ5〜6インチである、 請求の範囲1に記載の装置。 (6)前記空気セルは並べられた第1及び第2のグループに分けられており、装置は、さらに、患者を前記第2のグループの方向へ回転させるべく第2のグループ内の加圧空気の圧力を下げる制御手段を含む、請求の範囲1に記載の装置。 (7)前記制御手段は、前記空気セル内の加圧空気の圧力を水柱でほぼ2〜18 インチの範囲に選択的に維持するとともに、前記空気チャンバ内の加圧空気の圧力を水柱でほぼ5〜12インチの範囲に選択的に維持する、請求の範囲6に記載の装置。 (8)前記遮断壁は、前記遮断壁の高さが患者の胴より患者の足側で低くなるように、患者の尻のほぼ下の点から前記遮断壁の足側端部まで下方に傾斜されている、請求の範囲2に記載の装置。 (9)前記空気セルは上部補助セルと下部補助セルとに分割されており、前記加圧空気を供給する手段は上下の補助セルに異なる圧力の空気供給すべく選択的に作用可能である、請求の範囲1に記載の装置。 (10)各空気セルは上部補助セルと下部補助セルとに分割されており、前記空気セルは第1及び第2のグループに分けられおり、装置は、さらに、患者を第2 のグループの方向へ部分的に回転させるべく前記第2のグループの上部補助セル内の加圧空気の圧力を下げる手段を含む、請求の範囲1に記載の装置。 (11)患者の肺の合併症と床ずれとを防止する方法であって、(a)並べられた複数の空気セルを提供すること、(b)患者の支持のために該空気セルと相互作用をすべく該空気セルに隣接して該空気セルの下に横たわる空気チャンバを提供すること、(c)患者の回転位置を変更するように、前記空気セルの第1及び第2の並ベられたグループの一方の空気圧を周期的に下げるとともに、前記空気セルの第1及び第2の並べられたグループの他方の空気圧を維持又は高め、患者身体の一部を前記空気チャンバの上面の未変形部より下へ伸ばすことを含む、患者の肺の合併症と床ずれとを防止する方法。 (12)さらに、患者が一方の側に回転されるように前記空気チャンバ内の空気圧を高めることを含む、請求の範囲11に記載の方法。 (13)さらに、前記空気セル内の加圧空気の圧力を水柱でほぼ2〜18インチの範囲に維持し、前記空気チャンバ内の加圧空気の圧力を水柱でほぼ5〜12インチの範囲に維持することを含む、請求の範囲11に記載の方法。 (14)さらに、各空気セルを上部補助セルと下部補助セルとに分割すること、 及び前記空気セルを第1及び第2のグループに分けることを含み、前記第1及び第2の並べられたグルーブの一方の空気圧を周期的に減じるステップは患者の回転位置を部分的に変更するように前記第1及び第2の並べられたグループの一方の上部補助セルだけの空気圧を減じることを含む、請求の範囲11に記載の方法。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】 発明の名称側方回転治療マットレス装置及び治療方法技術分野本発明は、患者を横方向すなわち側方へ回転させて治療する装置及び方法に関し、特に制限されないが、製作コストが安く、通常の側方回転マットレス装置を越える作用を提供する新規な側方回転治療マットレス装置とそれを用いる治療方法に関する。 背景技術健康ケア施設における主たる問題は、介助なしに寝返りや回転ができない患者についてである。 患者が比較的度々寝返りや回転をすることができないと、患者の身体の骨の突起部分に血流の制限が起こり、そのために潰瘍化、圧迫、痛みが生じる。 そのような痛みは治癒に非常に長い期間がかかり、慢性又は末期の患者にはよく起こることである。 数年前の病院向け産業筋によると、単一の床ずれを治療するのに、平均40,000ドルの負担が社会にかかり、多くの患者が床ずれで死亡するという。 特に頭部に損傷がある患者の場合、患者をベッドの中で定期的に動かすことができないと、炎のような肺の合併症を起こすこともある。 床ずれや肺の合併症を防ぐための標準的な処置は、看護人に動けない患者各自を2時間毎に寝返りさせることである。 これは看護職員が常に利用できる病院環境では何とかなるが、そのような介助が頻繁に得られないような養護ホームや個人の家のような施設では、不十分な場合がある。 養護ホームでは、人員不足のため規定通り患者を寝返らせられない場合、特に問題になる。 親族が、年配又は下肢麻痺の障害者を起こして2時間毎に寝返りさせなければならない個人の家の環境では、実質的に耐え難いものとなる。 そうでない場合、家族は単に障害者を寝返りさせるために健康管理人員をかかえるための出費に直面する。 2時間毎に患者を手で寝返りさせることの主な問題は、患者が安眠を妨害されることである。 非常に重症な患者には特に問題である。 最近、床ずれの治療と防止のために「低被害空気ベッド」が開発されている。 そのようなベッドでは、標準マットレスの代わりに、ベッドの頭部から足部までベッドの長手方向に垂直に複数の空気袋が配置されている。 空気袋の形状は、局部的に不当に圧迫が広がらないように患者の身体の輪郭に沿って変形される。 複数の小気流が蒸気浸透性シートで覆われた空気袋の上面から流れる。 気流はシートから浸透する湿気を乾燥させるので、別の床ずれの原因を除き、寝具の取り替え頻度を減らすことができる。 上に一般的に記述したが、この種の空気ベッド装置は、1993年6月8日発行米国特許第5,216,768号、発明の名称「ベッド装置」に開示されている。 低被害空気ベッドは動けない患者のケアを大幅に改善し、床ずれの治療と予防及び肺の合併症の予防のための側方回転治療ベッド及びマットレス上敷きの開発により近年更に改善されてきた。 そのようなベッド又はマットレス上敷きによって、患者は睡眠中に起こされない程度に定期的に横から横へ、やさしく転がされる。 このため、骨の突起部分の血液の循環を促進し、床ずれが広がる傾向を減少し、患者が肺の合併症を起こしやすい傾向を大いに減少する。 そのようなベッドとマットレス上敷きのこれまでの主要な欠陥は、それらが比較的複雑で、高価で、製造がむずかしい場合もあることである。 該ベッドは特殊な用途向けである。 多くの場合、ベッドとマットレス上敷きは、患者を満足には支えない。 マットレス上敷きは、支持をベッドのマットレスに頼らなければならない。 またベッドのマットレスは固すぎたり柔らかすぎたりして、患者を支えることに向かないことが多い。 中には患者が転がり落ちないようにする手段を持たないものもある。 患者をベッドの上に横向きに適切に位置させておけないものが大部分である。 患者をベッドの安全手すりより高く持ち上げるようにして、不安定な状態にするものもある。 いずれも、静止状態の低被害空気ベッドとしては機能しない。 本発明の主たる目的は、設置が簡単で経済的であり、しかも患者を適度に支えることができる側方回転治療マットレス装置及び治療方法を提供することにある。 本発明の他の目的は、通常のベッドで使用することができる側方回転治療マットレス装置及び方法を提供することにある。 本発明の他の目的は、患者がベッドの安全レールより高く上がることを防止した側方回転治療マットレス装置及び方法を提供することにある。 本発明の他の目的は、回転治療に使用しないとき低損失空気ベットとして作用する側方回転治療マットレス装置を提供することにある。 本発明の他の目的は、電故障の場合に患者を浮揚させることができる側方回転治療マットレス装置及び方法を提供することにある。 本発明の他の目的は、成人及び小児のいずれにも適用可能の側方回転治療マットレス装置を提供することにある。 本発明の他の目的は、患者を完全な横向きの位置に維持することができる側方回転治療マットレス装置及び方法を提供することにある。 本発明の他の目的は、容易にかつ経済的に制作し維持することができる側方回転治療マットレス装置を提供することにある。 本発明の他の目的は、本発明の他の、特徴、要素及び利点とともに、図面と関連する以下の説明から明らかになろう。 発明の開示本発明は、患者用の側方回転治療マットレス装置は、並べられた長い複数の空気セルと、患者の支持のために空気セルと相互作用をすべく空気セルに隣接して空気セルの下に横たわる1つの空気チャンバと、加圧空気を空気セル及び空気チャナバに供給し、空気チャンバ内の空気圧を制御するとともに、空気セル内の空気圧を個々に又はグループ毎に制御する装置とを含む、患者用の側方回転治療マットレス装置を提供することにより、上記目的を達成する。 マッ卜レスは、低被害空気ベットとしても作用する。 図面の簡単な説明 第1図は、本発明に従って構成された側方回転治療マットレスのベット端を示す不完全な斜視図である。 第2図は、回転位置にある患者とともに第1図のマットレスを示す斜視図である。 第3図は、第1図及び第2図のマットレス用の本発明に従う空気制御器の一実施例を示す図である。 第4図は、第3図に示す空気制御器のコントローラ用制御パネルの正面図である。 第5図は、第1図のマットレスの遮断壁の側面図である。 第6図は、本発明に従う他の実施例を示す断面端面図である。 第7図は、本発明に従う第6図の他の実施例用の空気制御器の一実施例を示す図である。 発明を実施するための最良の形態次に図面を参照するに当たり、各種図面を通して同様あるいは同一の要素には同一符号を付した。 第1図は、本発明の側方回転治療マットレス装置に使用する空気式支持構造体10を示す。 空気式支持構造体10は、通常の病院又は他の別途(図示せず)のスプリング上に直接的に配置される。 空気式支持構造体10は、そのベット端から明らかなように、左外側空気セル12と、3つの左内側空気セル14と、3つの右内側空気セル16と、右外側空気セル18と、1つの下側空気チャンバ20 とを含む。 空気セル12,14,16,18は、空気式支持構造体10の頂部を横切って形成された直線的なハニカム構成に並べて配置されており、単一の下側空気チャンバ20はハニカム構成の下側に直線的に配置されている。 空気セル1 2,14,16,18は、柔軟なビニール又はウレタンを充満したナイロン材料から構成することができる。 空気セル12,14,16,18は、ハニカム構成に配置されないとき円筒形であるが、ハニカム構成に配置されると、ハニカム構成による直線的形状に変形される。 空気式支持構造体10は、側壁30,32と、これらが取り付けられた底部3 4とを含み、これらは鉤裂き又はパンクの可能性を減ずるべく厚い布で構成されている。 空気式支持構造体10の頂部はゴーテックス(Gortex)又はオープン・ウエーブ・ナイロン布(open weave Nylon fabric)のような空気透過性布から構成されており、平仕切り38と、隣り合う空気セル間の各垂直遮断壁40とは布又はプラスチックシート材料から構成されている。 空気透過性布36と遮断壁4 0とは、空気式支持構造体10が使用されるとき、柔軟性のため及び材料の隆起(bunching)を最小にすべくそれぞれの材料から構成されている。 空気透過性布3 6は、また、空気セル12,14,16,18がその表面にオリフィスを有するか又は空気透過性であるとき、空気がそれらを通って流れることを許し、それにより空気式支持構造体10は、上記出願において記載した種類の低損失空気ベットとして作用する。 空気式支持構造体10を、上記出願において記載したような通風可能のカバーにより覆ってもよい。 ハニカム構成と下側空気チャンバ20の深さは、それぞれほぼ5〜6インチ( ほぼ127〜152.4mm)のオーダである。 ひも42は、空気式支持構造体10をマットレス台又は他のベット構造体(第1図には図示しない)に取り外し可能に取り付けることを提供する。 空気式支持構造体10の要素は、人体を支持しかつ回転させ、さらに回転作用の間人体を制御しかつ揺するに十分な強さの堅固な組立体に制作される空間的に膨張された布構成体を形成する。 第2図は、ベッド48のマットレス台46に組み付けられた空気式支持構造体10とその上の患者44とを示す。 患者44は、頭から見ることができるように、約30〜45度好ましくは約40度右に横向きに回転されている。 これは、複数の空気セル16の圧力を滅少させ、複数の空気セル14の圧力を維持する又はわずかに高め、それにより複数の空気セル16への空気流の減少に起因してシステムの圧力が全体的に高まることにより、達成される。 下側空気チャンバ20の圧力は、初期設定時に患者44の体重に応じて予め設定されており、また空気セル14,16が加圧され減圧されることに起因するシステムの圧力の全体的なわずかな変化を除いて、ほぼ一定に維持されている。 本発明の重要な特徴は、空気セル16と下側空気チャンバ20とが共同する又は干渉するように、下側空気チャンバ20の圧力レベルが選択され、それにより、下側空気チャンバ20が、第2図に示すように、下側空気チャンバ20の上面の下方への変形位置を下へ伸びる患者の右肩のような患者身体部分でもって患者身体の支持及び位置を補助すべく柔順に変形されて患者の身体を適応させる、ということにある。 この相互作用は、空気セル14,16により必要な持ち上げ高さを減じ、皮膚に作用する圧力を大きく滅じる。 他の点では、持ち上げ高さは、 患者が回転位置にあるとき、患者の頭が支持されないレベルである、ほぼ11〜 12インチ(ほぼ279.4〜304.8mm)であることが好ましい。 空気セル14,16の低い持ち上げは、選択された患者の背及び又は足でもって患者を快適に回転させ、患者44をベッド48の安全レール48に関して低く維持することを許す。 空気セル16と下側空気チャンバ20との相互作用は、患者44を空気式支持構造体10上の適した位置に維持する補助的手段を提供する。 患者をあおむけに戻すことを希望するときは、空気セル16内の圧力が空気セル14内の圧カレベルまで徐々に高められる。 患者を左に回転させることを希望するときは、システムの全休的な圧力変化のために、空気セル16内と下側空気チャンバ20内の圧力が維持されつつ又はわずかに高められつつ、空気セル14 内の圧力が減じられる。 回転速度は、非常に遅く、患者が目覚めないように優しい。 ほぼ40度の完全な左回転位置からほぼ40度の完全な右回転位置までの回転時間は、2〜10分であるか、又はそれより長く、好ましくはほぼ4〜5分である。 第3図は、空気式支持構造体10用の圧力制御器50を示す。 圧力制御器50 は、加圧空気を主マニホールド54に供給する送風機52を含む。 主マニホールド54に供給された空気は、圧力調整器56を介して空気セル12,18に、圧力調整器58を介して空気セル14に、圧力調整器60を介して空気セル16に、並びに圧力調整器62及び常開電磁弁74を介して下側空気チャンバ20に、 それぞれ供給される。 主マニホールド54内の圧力は、圧力調整器64により調整される。 高レベルの圧力を減じる目的で、オリフィス66,68,70及び7 2がそれぞれ圧力調整器56,58,60及び62の下流側に配置されている。 ベッド装置が上記出願に記載されたような低被害空気ベッドとして構成されるとき、オリフィス66,68,70及び72の機能は、空気セル14,16において、空気セル面オリフィス又は空気透過性材料に置換される。 操作において、第2図に関連して説明したように、患者があおむけ位置にあるとき、圧力P2,P3,P4は、患者が比較的大きな面範囲で支持されるので、 患者の最適な快適さのために比較的低レベルに維持される。 圧力P1は、患者が正しい横位置に維持されることを確実にすべく比較的高レベルに維持される。 患者が第2図に示す位置になるように圧力P3が下げられて空気セル16が部分的に収縮されると、患者が比較的狭い範囲で支持されるから、圧力P1,P2が患者のための付加的な支持を提供すべく高められる。 これは、患者が安全レール4 9に関して正しい高さにあることを確実にする。 患者の体重に応じて、空気セル14,16内の圧力は水柱でほぼ2〜16インチ(ほぼ50.8〜406.4mm)、下側空気チャンバ20内の圧力は水柱でほぼ5〜15インチ(ほぼ127〜381mm)とそれぞれ非常に低く、空気セル12,18内の圧力は比較的高い。 たとえば、あおむき状態においてほぼ150ポンド(ほぼ68.04kg)の患者の場合、空気セル14,1 6内及び下側空気チャンバ20内の圧力は水柱でほぼ5インチ(ほぼ127mm )、空気セル12、18内の圧力は水柱でほぼ15インチ(ほぼ381mm)とすることができる。 患者が約30〜45度好ましくは40度回転されたとき、空気セル14内の圧力は水柱でほぼ10インチ(ほぼ254mm)、空気セル16 内の圧力は水柱で約2インチ(ほぼ50.8mm)、空気セル12,18内の圧力は水柱でほぼ20インチ(ほぼ508mm)、下側空気チャンバ20内の圧力は水柱でほぼ8インチ(ほぼ203.2mm)とすることができる。 第3図の圧力制御器の要素はコントローラに接続されており、空気式支持構造体10の制御は手動的に又は完全な自動的に行なわれる。 第4図は、コントローラの制御パネルとその機能を示す。 患者位置は、手動で固定されるか、又は所定の選択位置間で回転させるべく設定される。 位置維持時間と推移時間とは、選択可能である。 コントローラは、患者の体重のために校正可能である。 心臓及び肺の蘇生(CPR)手順が必要な場合、”CPR OFF”スイッチを入れると、図3に示す送風機52が停止され、第3図に示す常閉電磁弁120,122,124,126 が開放されることにより、全ての加圧要素の空気抜きが高速で行なわれる。 電力が故障しているときは、第3図の常開電磁弁74が閉じられ、下側空気チャンバ20が同じ快適な状態を患者に与えるべく膨張された状態に保たれる。 ”MAX INFLATE”(最大膨張)スイッチは、下側空気チャンバ20内の圧力を検出し、着替え等のために患者を手で容易に回転させることを許す最大圧力まで下側空気チャンバ20を加圧する。 この機能は、患者がいずれの位置にあるときにも作用させることができ、また心臓及び肺の蘇生(CPR)を必要とするときに使用可能である。 幼い又は高齢の患者のように小さい体の患者を取り扱うときは、空気式支持構造体10は、外側の空気セル12とその隣りの1つの内側空気セル14とが空気圧的に相互に連通されて高圧に維持され、外側空気セル18とその隣りの1つの内側空気セル16とが空気圧的に相互に連通されて高圧に維持され、残りの2対の内側空気セル14,14,16,16を側方への回転に使用するように、配置することができる。 第5図は、遮断壁40の好ましい形状を示す。 遮断壁40は比較的高く、遮断壁40の高さは、頭部側の端90でほぼ5インチ(ほぼ127mm)あり、その位置から患者の尻の下にほぼ対応する点92まで一定であり、さらにその位置から足部側の端94までほぼ2〜3インチ(ほぼ50.8〜76.2mm)に徐々に低くなる。 この配置及び形状は、患者の脚及び身体を同じ面上に維持し、同じ水平軸線上での回転を許す。 図6は、本発明の他の実施例を示す図であり、この図では単一の空気セル14 'だけを示す。 他の実施例は、患者を部分的に回転させることに利用される。 部分的な回転は、たとえば、患者を回転治療に適応させることを決定するために患者を優しく部分的に回転させることが必要な重い外傷の場合に好ましい。 空気セル14'は、空気セルの長さ範囲にわたって伸びる上部補助セル200及び下部補助セル202を含み、下部補助セル202の高さは空気セル14'の全高さの約3分の1である。 上部補助セル200は圧力P6の空気を供給され、下部補助セル202は圧力P2(図3)の空気を供給される。 両補助セル200,20 2は、空気セル14'の長さ範囲にわたって伸びる水平隔壁204により区画されており、ハニカム構成体に挿入された独立の空気セルを形成する。 患者を左に完全に回転させることが必要なときは、第3図に関して説明したように、両補助セル200,202内の圧力は、P2=P6でもって減じられる。 しかし、患者を部分的に回転させることを望むときは、P2は通常のレベルに維持されるか高められ、P6は下げられる。 結果として生じる変形深さが単一の空気セルの場合より低いから、第2図の空気セル16のように、患者は部分的に回転されるだけである。 第7図は、他の実施例のための制御システム50'を示す。 制御システム50 'の各要素は、第3図の制御システムの対応する各要素の符号にプライム符号' を付して示す。 これら共通の要素は、加圧された空気をすでに述べた手法で、空気セル12'及び18'、空気セル14'及び16'の下部補助セル202とに供給する。 さらに、システム50'は、マニホールド54'の延長部を含む。 この延長部には、加圧空気を空気セル14'の上部補助セル200に圧力P6で供給するために、圧力調整器300と、その下流の側のオリフィス302とが組み付けられている。 また、延長部には、加圧空気を空気セル16'の上部補助セル200に圧力P7で供給するために、圧力調整器310と、その下流の側のオリフィス3 12とが組み付けられている。 電磁弁320,322 は、患者を手動で回転させること又はCPRが必要なとき、空気セル14',1 6'の上部補助セル200空空気を速やかに放出させる手段を提供する。 上記のように、患者44を完全に回転させることを希望するときは、その間、 圧力P2が圧力P6と等しい値にされ、圧力P3が圧力P7に等しい値にされる。 患者44を部分的に回転させることを希望するときは、圧力P2は患者を左に回転させるときに圧力P7より低い値にされ、圧力P3は患者を右に回転させるときに圧力P7より低い値にされる。 スイッチは、”FULL”(全)又は”PARTIA L”(部分的)のいずれかを選択するように、第4図に示すパネル100に備えられる。 第1図〜台4図に示す空気式支持構造体を部分的回転モードに操作すように修正することができるが、操作人員の一部の配置と付加的なトレーニングとを必要とする。 上記の他の実施例は、単一のスイッチング装置により作動される。 空気式支持構造体20,10'は容易に構成することができ、その個々の加圧要素は必要ならば個々に容易に交換可能である。 また、空気式支持構造体20, 10'は、これを柔軟な材料で形成することができ、それを小さいロールに容易に巻くことができ、それを箱に挿入することができ、その結果容易に運搬することができる。 本発明の上記目的は、それに続く実施例の説明から十分に達成されること明らかであろう。 上記実施例は、単なる好ましい実施例であり、本発明は、上記実施例に限定されず、種々変更することができる。

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