Auxiliary equipment for the use of the mattress

申请号 JP50235389 申请日 1989-01-11 公开(公告)号 JP2688375B2 公开(公告)日 1997-12-10
申请人 カウフマン,イレネ; 发明人 カウフマン,イレネ;
摘要
权利要求 (57)【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】主に身体障害者のためのマットレスの用をする補助装置であり、該装置の能動部分、つまり使用中患者(16)が横になる表面を形成する部分が、いくつかの個別的かつ自由に選択的に充填及び排気が可能で柔軟性があり主にマットレス(1)の長手方向に伸長しさらにマットレス基部(8)に固定されたセル体(4)を有し、該セル体によって、その上面で、患者(16)を支持すると共にマットレスに横になっている患者の姿勢を隣接するセル体の膨脹状態を変えることにより変化させ得るようにした補助装置において、 前記セル体は、セル体間の間隙を埋める柔軟な布材(7)により互いに横方向に連結され、かつ同じく柔軟な布材(9)により前記マットレス基部(8)にも連結されており、それによって、前記セル体は前記マットレス基部への固定位置に対して横方向で互いに同じ方向へのみならず横方向で互いに近づく方向へも移動自在であり、かつ、並置されたセル体は一定の距離を超えて互いに離れないように規制されており、マットレス上の患者の動きに一定の範囲で適応可能であることを特徴とするマットレスの用をする補助装置。
  • 【請求項2】セル体をマットレス基部に連結させる前記布材(9)は、前記セル体の下面の中心付近に固定されていることを特徴とする請求項1記載の補助装置。
  • 【請求項3】奇数個、好ましくは3つの並置されたセル体を有し、少なくとも中央のセル体はこの横方向に互いに離れて固定されそれを前記マットレス基部(8)に連結させる少なくとも2枚の布片(9b′、9b″)を有することを特徴とする請求項2記載の補助装置。
  • 【請求項4】前記セル体の外面と、セル体どうし及びセル体とマットレス基部(8)を互いに連結させる前記布片(7)とは空気受け空間(15)を形成し、セル体を互いに連結させる前記布片(7)はマットレスに横になっている患者(16)の身体各部に向かうエアや身体各部からのエアを通過させる為に通気性を有することを特徴とする前記請求項のいずれか一つに記載の補助装置。
  • 【請求項5】前記セル体は、これを互いに連結させると共にマットレス基部に連結させる布部分(7;9)に連なる布材(6)によって包まれていることを特徴とする前記請求項のいずれか一つに記載の補助装置。
  • 【請求項6】前記マットレス基部(8)もまたマットレスのような支持構造体(10)を包み得る布材で形成されていることを特徴とする請求項5記載の補助装置。
  • 【請求項7】各セル体(4)は吸引/圧力管(3)を介して、コントロール装置(24)によって操作されるバルブ(23)を介して吸い込み/吹き出し動作を行う運転ユニット(2)に接続されており、前記コントロール装置の動作にかかる前記各バルブの開閉状態によってそれぞれのセル体の充填/排気の程度が決定されることを特徴とする前記請求項のいずれか一つに記載の補助装置。
  • 【請求項8】前記運転ユニット(2)は、電動ファン(18)が取り付けられた通路を介して互いに連通する圧力室と吸引室を有し、それぞれ別個のセルたる各セル体空間は吸引側と圧力側のそれぞれの側に設けられた別々のバルブ(23)を介して前記運転ユニットの吸引側と圧力側の双方に接続されていることを特徴とする請求項7
    記載の補助装置。
  • 【請求項9】マットレスの頭部、好ましくはその頭部の下に配置されたクッションのような持上げセル体(4d)
    を有し、該持上げセル体は他のセル体と同じく充填及び排気が可能で、マットレスに横になっている患者(16)
    が横臥姿勢から着座姿勢に変わりたいときにマットレスの頭部を持ち上げたり下げたりできることを特徴とする前記請求項のいずれか一つに記載の補助装置。
  • 【請求項10】前記持上げセル体(4d)は二つに折られてマットレスの長手方向に伸長するV字形の垂直断面を有し、該V字の両足はV字の頂点で互いに連通する空気室で形成され、また前記V字の開放端はマットレスの頭部端に位置されていることを特徴とする請求項9記載の補助装置。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】 本発明は、主に身体障害者のためのマットレスの用をする補助装置であり、該装置の能動部分、つまり使用中患者が横になる表面を形成する部分が、いくつかの個別的かつ自由に選択的に充填及び排気が可能で柔軟性があり主にマットレスの長手方向に伸長しさらにマットレス基部に固定されたセル体を有し、該セル体によって、その上面で、患者を支持すると共にマットレスに横になっている患者の姿勢を隣接するセル体の膨脹状態を変えることにより変化させ得るようにした補助装置に関する。

    この種の補助装置は、本出願人によるスウェーデン特許明細書第7704380−0(409,653)号に記載されている。

    本発明の主な目的は、前記タイプの装置で、前記膨脹収縮自在のセルが極めて高い横移動性を有するのみならず、マットレスに横になっている患者がその姿勢を変える為に個々のセルの充填度を変えるとき相互にすぐれた自己適合性を有する装置を提供することである。 この装置は、特にかなり重度の身体障害を持つ人々に有益で、
    かかる身体障害者が他人の助なしに自分自身で姿勢を変え得るようなものでなければならない。

    本発明によれば、前記目的は以下のような本質的特徴を有する補助装置によって達成される。 すなわち、この補助装置は、前記セル体がセル体間の間隙を埋める柔軟な布材により互いに横方向に連結され、かつ同じく柔軟な布材によりマットレス基部にも連結されており、それによって、各セル体はマットレス基部への固定位置に対して横方向で互いに同じ方向へのみならず横方向で互いに近づく方向へも移動自在であり、かつ、並置されたセル体は一定の距離を超えて互いに離れないように規制されており、マットレス上の患者の動きに一定の範囲で適応可能であることを特徴とする。

    好ましくは、セル体をマットレス基部に連結させる前記布材は、各セル体の下面の中心付近に固定されている。 このようにすれば、各セル体は、その巾に対して高さが最大になり、そしてマットレス基部に対して横移動度が最大になる。

    好ましくは、このマットレスは奇数個、好ましくは3
    つの並置されたセル体を有し、少なくとも中央のセル体はこの横方向に互いに離れて固定されそれを前記マットレス基部に連結させる少なくとも2枚の布片を有する。
    これによって中央のセル体の横移動に対する安定性が向上する。 すなわち、他のセル体の膨脹度にかかわりなく、中央のセル体は一番膨脹してない隣接セルに向かって傾く際にも比較的しっかりとその中央位置に維持されることになる。

    セルの外面と、セルどうし及びセルとマットレス基部を互いに連結させる前記布片との間には空気受け空間が形成され、セルどうしを互いに連結させる布片は、好ましくは、マットレスに横になっている患者の身体各部に向かうエアや身体各部からのエアを通過させる為に通気性を有する。 これによって、患者の身体各部の冷却、及び/又は、乾燥のみならず、効率的な身体各部の通気性が確保される。

    好ましくは、前記エアセルは、セルを互いに連結させると共にマットレス基部に連結させる布部分に連なる布材によって包まれている。 また、セルが固定される前記マットレス基部も、好ましくは、マットレスのような支持構造体を包み得る布材で形成されている。

    さらに、各セルは、好ましくは、吸引/圧力管を介して、コントロール装置によって操作されるバルブを介して吸い込み/吹き出し動作を行う運転ユニットに接続されており、コントロール装置の動作にかかる各バルブの開閉状態によってそれぞれのセルの充填/排気の程度が決定される。

    前記運転ユニットは、好ましくは、電動ファンが取り付けられた通路を介して互いに連通する圧力室と吸引室を有し、それぞれ別個の空気室たる各セル空間は吸引側と圧力側のそれぞれの側に設けられた別々のバルブを介して運転ユニットの吸引側と圧力側の双方に接続されている。 このアレンジメントによれば、比較的大きな寸法の連通管と組み合わせることで、別々のセルの膨脹状態を効率的かつ迅速に制御することが可能になる。

    好ましくは、本補助装置はさらに、そのマットレスの頭部、好ましくは頭部の下に配置されたクッションのような持上げセルを有し、該持上げセルは他のセルと同じく充填及び排気が可能で、マットレスに横になっている患者が横臥姿勢から着座姿勢に変わりたいときにマットレスの頭部を持ち上げたり下げたりすることができる。
    このようにすれば、患者は、付添人の助けを借りずに体の姿勢を横臥姿勢と着座姿勢との間で容易に変えることができ、これは患者がほとんど全身麻痺状態にある場合でも同様である。

    好ましくは、前記持上げセルは二つに折られてマットレスの長手方向に伸長するV字形の垂直断面を有し、該V字の両足はV字の頂点で互いに連通する空気室で形成され、またV字の開放端はマットレスの頭部端に位置されている。 このようにすれば、マットレスの頭部端に最も近い部分が一番高く持ち上げられ、そこから遠ざかるに従って持ち上げられる距離が減少し、その結果、マットレスの下面に沿って患者に優しい圧力分布が得られる装置が達成される。

    以下、添付した図面を参照して本発明による補助装置の一実施例を説明する。 ここで、 図1は、運転システムが結合された本発明による補助装置の斜視図である。

    図2は、内部構造を示すため一部が切り取られたマットレスそれ自体の対応斜視図であり、マットレスが平面状態にある場合を示している。

    図3は、内部構造を示すため一部が切り取られ、また頭部が少し持ち上げられた同一マットレスの対応斜視図である。

    図4及び図5は、布で包まれたエアセルを2つの全く反対の側から見た斜視図である。

    図6及び図7は、中央セル及び両側セルが異なる膨脹状態にあるときのマットレスの概略断面図である。

    図8及び図9は、各セルの膨脹状態を制御する運転ユニットの主要部分を2つの全く反対の側から見た斜視図である。

    図10は、外部ケーシングが取り外された同一運転ユニットの斜視図である。

    図11は、図10の運転ユニットの内部を概略的に示す一部切欠図である。

    図12は、患者が仰向けに横になっているマットレスの概略断面図である。

    図13は、患者が少し横に傾いた仰向け姿勢にあるときの同一マットレスの概略断面図である。

    図13A〜Cは、それぞれのセルとマットレス基部との間の連結部分を示す概略図である。

    図14は、マットレスの外側セルの横移動を示す概略斜視図である。

    図1において、照合番号1はマットレスの用をする装置の一部を示し、番号2は、いくつかの管3a、3b、3c、
    3dを介してマットレスに含まれるそれぞれのセル4a、4
    b、4c、4dと連通する運転ユニットを示している。 この運転ユニット2は各セル4を所望の膨脹度に膨らませるためのもので、詳しくは後述する。 図示された本実施例では、マットレスは3つのセルを備えている。 この3つというセルの個数は最も好ましい個数であるが、本発明の範囲から逸脱しない限りマットレスをより多数のセルで構成し得ることは勿論である。 各セルは、内側のチューブのような膨脹収縮自在の気密手段5a〜5cを、好ましくは布で作られた外側のカバー6a〜6cの中に入れて成っている。 これらのカバー6a〜6cは、カバー間の間隙を埋めるストリップ状の布部分7によって隣どうし互いに連結されている。 また、各カバー6a〜6cは、同じくストリップ状の布部分9a、9b′、9b″、9cによってマットレス基部8と連結されている。図中、このマットレス基部8
    は、図3に示すように選択的に堅い受け板11、12の上に載置されるマットレスのようなスラブ板10の縁部で折られている。 マットレスの頭端部の下に配置されたセル4d
    は、図1と図3に最も良く示されているようにV字形に折られ、そのV字の両足はV字の頂点13からマットレスの頭部端に向かって伸長している。 つまり、セル4dを膨脹させるとマットレスの頭部端に近い部分ほど高く持ち上げられることになる。 また、チューブ5a〜5cがカバー
    4a〜4cの外に出るのを防止するため、各カバーの入口端はストリップ片14で閉じられている。 図1〜図4にも示されているが図6と図7にも最も良く示されているように、両側のセルはそれぞれの下中央部に設けられた一片の布9a、9cによってマットレス基部8と連結され、中央のセルはこの下の中央付近に互いに離れて配置された二片の布9b′、9b″によってマットレス基部8と連結されている。そして、セルの外面と、セルどうし及びセルとマットレス基部を互いに連結させる布ストリップ片との間にはチャネル15の形をした空間が形成されている。このチャネル形空間は、好ましくは、セルどうしを連結させる適当な通気性の布で作られた布ストリップ片7によって、マットレスに横になっている患者の身体各部を冷却、通気、及び/又は、乾燥させる為にエアを導入したり排気したりするのに利用される。

    図6において、白矢印は、横に並んだ3つのセルのうち2つのセル内の圧力を維持しつつ残り1つのセルの排気を行ったときのマットレスの上側部分の動きを示している。 同じく図7の白矢印は、両側のセルを膨脹状態に維持しつつ中央のセルを排気したときのマットレスの別の部分の動きを示している。 これら横方向の動きは、各セルをマットレス基部に連結する布ストリップ片9によって効率的にもたらされる。

    図12は、患者16がマットレスに横になっている点を除いて図2に対応するものである。 よって図12は、患者が平に仰向けに横になっているところを示している。 同様に図6に対応する図13は、患者が少し横に傾いて仰向けになっているところを示している。 図13Aは図13中の左側に位置するセルのマットレス基部に対する連結部分を示し、図13Bは中央のセルのマットレス基部に対する連結部分を示し、図13Cは右側に位置するセルのマットレス基部に対する連結部分を示している。 図13において、中央のセルは患者の動きに応じて少しだけ時計方向に回転している。 このことは、右側のセルが当該動きに関与している間、中央のセルの左側にある連結布ストリップ片7は左側のセルを右方向に引っ張っていることを意味する。 そしてこのことは、患者16は、その回転運動にかかわらず、常に、身体の動きに穏やかに順応する全セルにより適切に支持されることを意味する。

    各セルの膨脹度を調節する運転ユニット2は、図11に最も良く示されているように、隔壁19にはめ込まれた電動ファン18を収容する箱型ハウジング17を有し、このハウジング17は、隔壁19によって隔壁19の一方の側の排気空間と反対側の圧力空間とに仕切られている。 運転ユニットの外部ケーシング20に設けられた接続ニップル21を介して、マットレスの各セルに通じる各管3のそれぞれは、分岐管22と閉止弁23により排気空間と圧力空間の双方又はいずれか一方に各閉止弁23のポジションに応じて接続される。 これら閉止弁23のポジションは、マットレスに横になっている患者にとって容易に手の届く範囲内に適当に位置されたコントロール装置24によって決定される。 この装置24又は弁コントロール用の類似装置の基本部分は、本発明の範囲内において患者の身体障害に適合するよう任意の適当に変更可能である。 コントロール装置24は、接続ケーブル25を運転ユニット2のソケット
    26につなぐことによって運転ユニット2に接続される。
    閉止弁23は好ましくはコントロール装置24により電気的に制御されるソレノイド弁である。 しかし電気的に制御されるもの以外のどのようなタイプの弁装置を使用しても本発明の範囲内に入る。 閉止弁の制御方式は患者の身体障害の種類に依存する。 例えば、ある場合には、コントロール装置24に代えて、使用者が例えばエアをそれぞれのマウスピースに吹き込むことで作動するエア制御弁を用いるのが好ましい場合があろう。 好ましくは各管3
    は比較的大きな寸法を有し、そのため比較的小さな圧力差の場合にも各セルの充填度を迅速に変えることが可能となる。 適切な弁の開閉によって一つのセルを排気する一方で他のセルを充填することができる。 選択的に、全てのセルを同時に作動させることができる。 一つのセルが排気され他のセルが充填中の時、エアは運転ユニット2を介して一つのセルから他のセルに移動する。 充填だけの場合エアは周囲の大気中から取り込まれ、排気だけの場合にはエアは大気中に放出される。 このため、運転ユニットには、その内部と大気を連通させる適当な手段が設けられている。

    以上の実施例は、本発明を制限するためのものではなく、単に本発明の適用例を示すためのものにすぎない。
    従って、本発明は、その詳細について、添付したクレームの範囲内において本発明の基本思想から逸脱しない限り変更可能である。 それ故、図示した3つのセルと異なる個数のセルを使用したとしても本発明の範囲内に入る。 また、単一壁のセルを使用しそれら各気密壁を直接隣どうし及びマットレス基部と連結させることも本発明の範囲内である。 このアレンジメントはカバーがない場合に適用可能である。 本マットレスは、床のような平面であれベットであれ任意の所望の場所に置くことができる。 また、患者の必要に応じて装置の使用方法をいろいろに変えることができる。 たぶん別々に動作可能な弁23
    を使用するのが好ましいと思われるが、弁の開閉動作について弁間に一定の相互関係を持たせるのが適当な場合もあり得る。 選択的に、同一の分岐管に配置された弁を、ファンの運転中関係セルの膨脹時にこれと同時に各弁が開かないように制御するのも良い。

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