Lung therapy device

申请号 JP2002511679 申请日 2001-07-16 公开(公告)号 JP2004517647A 公开(公告)日 2004-06-17
申请人 ヒル−ロム サービシーズ,インコーポレイティド; 发明人 アクトン,トロイ; エル. クラマー,ケネス; エー. コロスキー,ピーター; セリメル,マイケル; ダブリュ. チャンス,リチャード; ピー. ビオンド,ジョン; ダブリュ. ブランソン,グレゴリー; ピー. マークウィック,バリー; ダブリュ. リレー,カール; ルブラン,タティアナ;
摘要 要約書なし。
权利要求
  • ヘッド部、レッグ部及び前記ヘッド部と前記レッグ部との間に位置するボディ部を含み、かつ長手方向に延びた対向対の側縁、及び前記側縁間に延びた患者支持面を更に含むベース、
    前記ヘッド部内に形成されかつ患者の顔を受けることのできる顔面受け開口、
    前記顔面受け開口に対して長手方向に間隔を置いて前記ボディ部内に形成され、かつ患者の顔面が前記顔面受け開口内にあるときにその患者の腹部を露出させることのできる腹部受け開口、
    前記腹部受け開口に対して長手方向に間隔を置いて前記レッグ部内に形成され、かつ患者の顔面が前記顔面受け開口内にあるときに患者の鼠径部を露出させることのできる鼠径部受け開口、
    前記ベースの前記患者支持面に結合される複数の支持体、および前記側縁に隣接して前記ベースによって支持され、かつ前記ベースに隣接してホース及びラインを解除自在に固定できる構成の複数のライン管理装置、を含む腹臥装置。
  • 前記複数のライン管理装置の各々は間隔を置いた上部アーム及び下部アームを含むクリップを含む、請求項1の腹臥装置。
  • 前記上部及び下部アームは相互に対して付勢されている、請求項2の腹臥装置。
  • 前記複数の支持体は前記腹部受け開口と前記鼠径部受け開口との間に位置決めされた少なくとも1つの臀部支持クッションを含む、請求項1の腹臥装置。
  • 前記複数の支持体は前記ベースの前記ヘッド部に結合される少なくとも1つの頭部支持クッション、前記ベースの前記ボディ部に結合される少なくとも1つの肩支持クッション、及び前記ベースの前記レッグ部に結合される少なくとも1つの脚部支持クッションを更に含む、請求項4の腹臥装置。
  • 前記複数の支持体を前記ベースに解除可能に固定するために複数のファスナーを更に含む、請求項1の腹臥装置。
  • 複数のストラップを更に含み、各前記ストラップが一対の端間に中央部を含み、前記端の一方が前記側縁の一方に隣接して前記ベースに結合され、前記中央部が患者と係合できるパッド入りセクションを含む、請求項1の腹臥装置。
  • 前記複数のストラップは、前記ベースの前記ヘッド部に結合される頭部ストラップ、前記ベースの前記レッグ部に結合される脚部ストラップ、及び前記ベースの前記ボディ部に結合される肩ストラップを含む、請求項7の腹臥装置。
  • 前記複数のストラップは前記肩ストラップと前記脚部ストラップとの間で前記ベースの前記ボディ部に結合される臀部ストラップを更に含む、請求項8の腹臥装置。
  • 前記複数のストラップの反対側で前記ベースの側縁に固定される複数のカップラを更に含み、前記複数のカップラが前記複数のストラップと解除自在に固定可能である、請求項7の腹臥装置。
  • ヘッド部、レッグ部、及び前記ヘッド部と前記レッグ部の間に位置するボディ部を含み、かつ長手方向に延びた対向側縁及び前記側縁間に延びた患者支持面を更に含むベース、
    前記ヘッド部内に形成されかつ患者の顔面を受けることのできる顔面受け開口、
    前記顔面受け開口に対して長手方向に間隔を置いて前記ボディ部内に形成されかつ患者の顔面が前記顔面受け開口内にあるときに患者の腹部を露出させることのできる腹部受け開口、
    前記腹部受け開口に対して長手方向に間隔を置いて前記レッグ部内に形成されかつ患者の顔面が前記顔面受け開口内にあるときに患者の鼠径部を露出させることのできる鼠径部受け開口、
    前記顔面受け開口の近傍に前記ベースのヘッド部に結合される少なくとも1つの頭部支持クッション、および前記腹部受け開口と前記鼠径部受け開口との間に配置される少なくとも1つの臀部支持クッション、を含む腹臥装置。
  • 前記顔面受け開口と前記腹部受け開口との間で前記ベースの前記ボディ部に結合される少なくとも1つの肩支持クッションを更に含む、請求項11の腹臥装置。
  • 前記鼠径部受け開口の近傍に前記ベースの前記レッグ部に結合される少なくとも1つの脚部支持クッションを更に含む、請求項11の腹臥装置。
  • 前記複数の支持クッションを前記ベースに解除自在に固定できる複数のファスナーを更に含む、請求項11の腹臥装置。
  • 複数のストラップを更に含み、各前記ストラップが一対の端間に中央部を含み、前記端の一方が前記側縁の一方に隣接して前記ベースに結合され、かつ前記中央部が患者に係合できる構成のパッド入りセクションを含む、請求項11の腹臥装置。
  • 前記複数のストラップは、前記ベースの前記ヘッド部に結合される頭部ストラップ、前記ベースの前記レッグ部に結合される脚部ストラップ、及び前記ベースの前記ボディ部に結合される肩ストラップを含む、請求項15の腹臥装置。
  • 前記複数のストラップは前記肩ストラップと前記脚部ストラップとの間で前記ベースの前記ボディ部に結合される臀部ストラップを更に含む、請求項16の腹臥装置。
  • 前記複数のストラップの反対側で前記ベースの側縁に固定される複数のカップラを更に含み、前記複数のカップラが前記複数のストラップと解除自在に固定可能である、請求項15の腹臥装置。
  • 前記側縁に隣接して前記ベースによって支持される複数のライン管理装置を更に含み、前記固定装置が前記ベースに隣接してホース及びラインを解除自在に固定するように構成されている、請求項11の腹臥装置。
  • ヘッド端及びフット端を含みかつベッドのマットレス上に配置されるように構成された下部支持部、
    前記下部支持部から外方に延びた一対の対向するサイド部、
    前記サイド部の各々において支持される頭部支持ブラダ、
    前記頭部支持ブラダに対して間隔を置いて前記サイド部の各々において支持される少なくとも1つの胸部支持ブラダ、
    前記少なくとも1つの膨張式胸部支持ブラダに対して間隔を置いて前記サイド部の各々において支持される大腿部係合ブラダ、および前記大腿部係合ブラダに対して間隔を置いて前記サイド部の各々において支持される脹脛係合ブラダ、を含む腹臥治療用スリーブ。
  • 前記下部支持部の前記ヘッド端及び前記フット端のうち一方の近傍に支持される少なくとも1つのライン管理装置を更に含み、前記少なくとも1つのライン管理装置が患者まで延びるホース及びラインを解除自在に固定するように構成された、請求項20の腹臥治療用スリーブ。
  • 前記少なくとも1つのライン管理装置は、前記下部支持部の前記ヘッド端の近傍に支持されるヘッド端ライン管理装置、及び前記下部支持部の前記フット端の近傍に支持されるフット端ライン管理装置を含む、請求項21の腹臥スリーブ。
  • 前記対の対向するサイド部の各々に形成された開口を更に含み、前記開口が患者の腕を受けるように構成された、請求項20の腹臥スリーブ。
  • 前記対の対向するサイド部の各々に形成される口を更に含み、前記口が患者の足を受けるように構成された、請求項23の腹臥スリーブ。
  • 前記少なくとも1つのライン管理装置は前記下部支持部によって支持される本体セクションを含み、複数の口が前記本体セクション内に形成されている、請求項21の腹臥スリーブ。
  • 前記サイド部を患者の前面の周りで固定するために前記サイド部の少なくとも一方によって支持された複数のファスナーを更に含む、請求項20の腹臥スリーブ。
  • 前記複数のファスナーの各々は、前記サイド部の一方によって支持される第一部材及び前記サイド部の他方によって支持される第二部材を含む、請求項26の腹臥スリーブ。
  • 患者の回転を容易にするために前記サイド部によって支持される複数のグリップ・ハンドルを更に含む、請求項20の腹臥スリーブ。
  • 外部空気源から前記胸部ブラダへの空気の流れを制御するためのコントローラを更に含む、請求項20の腹臥スリーブ。
  • 前記下部支持部は外部空気源に結合することのできるエア・チェンバーを含む、請求項20の腹臥スリーブ。
  • 前記下部支持部は、外面、及び前記外面内に形成されかつ前記エア・チェンバーと流体連絡する複数の開口を含み、前記複数の開口が前記外面に隣接してエア・ベアリングを形成するように構成された、請求項30の腹臥スリーブ。
  • 前記サイド部は、各々アウター・チェンバー、外面、及び前記外面に形成され前記エア・チェンバーと流体連絡する複数の開口を含み、前記複数の開口は前記外面に隣接してエア・ベアリングを形成するように構成されている、請求項31の腹臥スリーブ。
  • ヘッド端及びフット端を含み、かつベッドのマットレスの上に配置されるように構成された下部支持部、
    前記下部支持部から外方に延びた一対の対向するサイド部、
    頭部支持ブラダに対して間隔を置いて前記サイド部の各々において支持される複数の胸部支持ブラダ、
    前記複数の胸部支持ブラダと流体連絡する空気供給ライン、および前記複数の胸部支持ブラダへの空気の流れを制御するために前記空気供給ラインに作動自在に接続されるコントローラ、を含む腹臥治療用スリーブ。
  • 前記複数の胸部支持ブラダの各々は、前記空気供給ラインによって個別に膨張可能であり、前記コントローラは前記胸部支持ブラダのうち選ばれたものを膨張させる、請求項33の腹臥スリーブ。
  • 前記サイド部の各々において支持される頭部支持ブラダ、
    前記複数の胸部支持ブラダに対して間隔を置いて前記サイド部の各々において支持される大腿部係合ブラダ、および前記大腿部係合ブラダに対して間隔を置いて前記サイド部の各々において支持される脹脛係合ブラダを更に含む、請求項33の腹臥スリーブ。
  • 患者の前面の周りで前記サイド部を固定するために前記サイド部の少なくとも一方によって支持される複数のファスナーを更に含む、請求項33の腹臥スリーブ。
  • 前記複数のファスナーの各々は、前記サイド部の一方によって支持される第一部材及び前記サイド部の他方によって支持される第二部材を含む、請求項36の腹臥スリーブ。
  • 対向する第一及び第二側、外面、エア・チェンバー、及び前記外面内に形成されかつ前記エア・チェンバーと流体連絡する複数の開口を含む下部支持ブラダ、
    第一及び第二端を含みかつ前記下部支持ブラダの前記第一側の近縁から外方に延びた複数のサイド・フラップ、および前記サイド・フラップの前記第二端によって支持されかつ前記下部支持ブラダの前記第二側に解除自在に結合するように構成された複数のファスナー、を含む腹臥装置。
  • 前記サイド・フラップの前記第一端は前記下部支持ブラダの前記第一側の近傍に解除自在に固定されている、請求項38の腹臥装置。
  • 前記複数のサイド・フラップは脚部支持フラップ及び前記脚部支持フラップに対して間隔を置いて配置される臀部支持フラップを含む、請求項38の腹臥装置。
  • 前記複数のサイド・フラップは、前記第一側の近傍で前記下部支持ブラダに結合される第一頭部フラップ、及び前記第二側の近傍で前記下部支持ブラダに結合される第二頭部フラップを含む、請求項38の腹臥装置。
  • 前記第一及び第二頭部フラップの各々に連結される頭部ブラダを更に含む、請求項41の腹臥装置。
  • 前記サイド・フラップは、胸部支持フラップ、及び前記胸部支持フラップによって支持される少なくとも1つの胸部支持ブラダを含む、請求項38の腹臥装置。
  • 選択的に前記下部支持ブラダ及び前記複数のサイド・フラップを支持するように配置される下部腹臥ブラダを更に含む、請求項38の腹臥装置。
  • 前記下部腹臥ブラダは、前記複数のサイド・フラップを支持するとき空気によって膨張するように構成されている、請求項44の腹臥装置。
  • ベース、
    前記ベースによって支持されたインナー・フレーム、
    前記インナー・フレームによって回転可能に支持された複数のローラー、
    長軸及び短軸を形成しかつ前記インナー・フレームに対する長手方向の運動のために前記インナー・フレームによって支持される可動アウター・フレーム、
    前記アウター・フレームによって支持される患者支持面、および前記アウター・フレームを作動駆動するために前記可動アウター・フレームに作動自在に連結された駆動機構、を含む患者支持体。
  • 前記長軸及び前記短軸を中心とする前記アウター・フレームの回転を促進するために前記ベースと前記インナー・フレームとの間にカップリングを更に含む、請求項46の患者支持体。
  • 前記患者支持面に隣接して支持されるマッサージ機構を更に含む、請求項46の患者支持体。
  • 前記マッサージ機構は前記患者支持面に対して垂直に動くように構成された複数のローラーを含む、請求項48の患者支持体。
  • 患者の肺に空気を供給するためにベンチレータと共に使用するための肺治療システムであって、
    複数のエア・ブラダを含みかつ患者の胸部の近傍に支持されるように構成された胸部結合アパレル装置、
    前記複数のエア・ブラダと流体連絡する空気源、
    前記空気源に作動自在に接続されるコントローラ、および患者に供給される空気の圧力を感知しかつそれを表すベンチレータ圧力信号を発するために前記ベンチレータに接続され、かつ前記ベンチレータ圧力信号を前記コントローラに供給するために前記コントローラと通信するベンチレータ圧力センサを含み、
    前記コントローラが前記ベンチレータ圧力信号に応答して前記複数のエア・ブラダへの空気の流れを制御する、肺治療システム。
  • 前記胸部結合アパレル装置によって患者の胸部に加えられる圧力を感知しかつそれを表すアパレル圧力信号を発するために前記胸部結合アパレル装置に結合されるアパレル圧力センサを含み、前記アパレル圧力センサが前記アパレル圧力信号を前記コントローラに供給するために前記コントローラと通信する、請求項50の肺治療システム。
  • 前記アパレル圧力センサは圧力感知布帛を含む、請求項51の肺治療システム。
  • 前記コントローラと通信するディスプレイを更に含む、請求項50の肺治療システム。
  • 空気が前記エア・ブラダに供給される第一作動モードと空気が前記エア・ブラダから排出される第二作動モードとの間を切り替えるために前記空気源に結合される切り替え弁を更に含む、請求項50の肺治療システム。
  • 前記エア・ブラダから排出される空気を大気に排出するために前記切り替え弁に結合される排出ライン、及び前記空気源から前記エア・ブラダに空気を供給するためのブラダ供給ラインを更に含み、前記切り替え弁が前記空気源を前記排出ライン及び前記ブラダ供給ラインに選択的に接続する、請求項54の肺治療システム。
  • 前記胸部結合アパレル装置は、前部、背部、及び前記前部と前記背部との間の頭部受け開口を含むベストを含み、前記複数のエア・ブラダが前記前部によって支持される少なくとも1つの前部ブラダ及び前記背部によって支持される少なくとも1つの背部ブラダを含む、請求項50の肺治療システム。
  • 前記少なくとも1つの前部ブラダ及び背部ブラダの各々が個別に膨張可能な複数のゾーンを含む、請求項56の肺治療システム。
  • 前部、背部及び前記前部と前記背部との間の頭部受け開口を含むベスト、
    前記前部によって支持される少なくとも1つの前部エア・ブラダ、
    前記背部によって支持される少なくとも1つの背部エア・ブラダ、
    前記少なくとも1つの前部エア・ブラダ及び前記少なくとも1つの背部エア・ブラダに結合される空気供給ライン、および前記ベストを患者に固定するために前記前部及び前記背部のうち少なくとも一方に結合される少なくとも1つのファスナー、を含む胸部結合アパレル装置。
  • 前記少なくとも1つの前部エア・ブラダは左前部エア・ブラダ及び右前部エア・ブラダを含む、請求項58の胸部結合アパレル装置。
  • 前記少なくとも1つの背部エア・ブラダは左背部エア・ブラダ及び右背部エア・ブラダを含み、かつコントローラが、患者に側方揺動を与えるために前記左背部エア・ブラダと前記右背部エア・ブラダとを交互に膨張させる、請求項58の胸部結合アパレル装置。
  • 患者の胸部に加えられる圧力を感知するために前記ベストに結合されるアパレル圧力センサを更に含む、請求項58の胸部結合アパレル装置。
  • 前記アパレル圧力センサは圧力感知布帛を含む、請求項61の胸部結合アパレル装置。
  • 前記少なくとも1つのファスナーは前記前部を前記背部に固定する複数の第一及び第二ファスナーを含む、請求項58の胸部結合アパレル装置。
  • 前記前部及び前記背部は実質的剛性のシェルを含む、請求項58の胸部結合アパレル装置。
  • 前記少なくとも1つの前部エア・ブラダ及び前記少なくとも1つの背部エア・ブラダは前記シェルと患者との間で前記シェルの内面によって支持されている、請求項64の胸部結合アパレル装置。
  • 前記少なくとも1つの前部エア・ブラダ及び前記少なくとも1つの背部エア・ブラダは前記シェルの外面によって支持されている、請求項64の胸部結合アパレル装置。
  • 長手回転治療法であって、
    背中セクション、臀部セクション及び脚部セクションを含みかつ長軸及び短軸を含む患者支持面上に患者を支持する工程、
    前記臀部セクションに対して上方に前記背中セクションを位置決めし、患者の胸部が患者の大腿部の上方に置かれる工程、
    前記臀部セクションに対して下方に前記脚部セクションを位置決めし、患者の足が患者の大腿部より下に置かれる工程、
    前記患者支持面を前記短軸を中心に第一方向へ回転させる工程、
    第一限界に達したときに前記患者支持面の回転を停止する工程、
    前記患者支持面を前記短軸を中心に前記第一方向と反対の第二方向へ回転させる工程、
    第二限界に達したときに前記患者支持面の回転を停止する工程、および前記回転及び停止の工程を反復し、それにより前記患者支持面に揺動回転運動を与える工程、を含む長手回転治療法。
  • 前記配置工程が、患者を無重力中立位置にする工程を含む、請求項67の治療法。
  • 前記無重力中立位置が、前記頭部セクションが前記背中セクションに対して実質的に25度に等しい角度を成し、前記背中セクションが前記臀部セクションに対して実質的に128度に等しい角度を成し、かつ前記臀部セクションが前記脚部セクションに対して実質的に133度に等しい角度を成すときに形成される、請求項68の治療法。
  • 前記第一限界が、前記患者支持面がトレンデレンブルグ位置であるとき形成される、請求項68の治療法。
  • 前記第二限界が、前記患者支持面がチェア・エグレス位置にあるとき形成される、請求項70の治療法。
  • 第一及び第二ボディ保持及び位置決めブラダを配備する工程を更に含み、前記第一ブラダが前記背中セクションによって支持され、かつ前記第二ブラダが前記臀部セクションによって支持される、請求項68の治療法。
  • フレーム、
    前記フレームによって支持されかつヘッド端及びフット端を含み、かつ長軸を形成している患者支持体、
    前記ヘッド端の近傍に配置され実質的垂直に延びた第一起立部材、
    前記フット端の近傍に配置され実質的垂直に延びた第二起立部材、
    前記第一及び第二起立部材によって回転可能に支持された可動支持部材、
    前記可動支持部材によって移動するように支持され、かつ準備作動モードのときに患者を受けかつ回転作動モードのときにアクセス口を閉じるように構成されたアクセス口を形成する第一及び第二の長手方向に延びた側縁を含むスリーブ、および前記可動支持部材及び前記スリーブを回転させるために前記可動支持部材に結合された駆動機構、を含む腹臥装置。
  • 前記スリーブは、複数の長手方向に流体を充填したブラダを含むマットレスを含む、請求項73の腹臥装置。
  • 前記マットレスの外面の周りに延びた複数のストラップを更に含み、前記ストラップが前記可動支持部材の外面に係合している、請求項74の腹臥装置。
  • 前記スリーブは前記可動支持部材の外面の周りに延びるシートを含む、請求項73の腹臥装置。
  • 前記第一側縁を前記第二側縁に解除自在に固定し、それにより前記アクセス口を閉じるために複数のファスナーを含む、請求項76の腹臥装置。
  • 前記スリーブは患者と接するための内面及び前記患者支持面と接するための外面を含み、前記内面が第一摩擦係数を有し、前記外面が第二摩擦係数を有し、かつ前記第一摩擦係数が前記第二摩擦係数より大きい、請求項73の腹臥装置。
  • 前記駆動機構は手動クランクを含む、請求項73の腹臥装置。
  • 前記駆動機構は電動モーターを含む、請求項73の腹臥装置。
  • 前記第一及び第二起立部材によって回転可能に支持される複数のフックを更に含む、請求項73の腹臥装置。
  • 前記第一及び第二起立部材に結合される長手方向に延びた付属品支持体を更に含む、請求項73の腹臥装置。
  • 前記付属品支持体によって支持される照明源を更に含む、請求項82の腹臥装置。
  • 前記付属品支持体によって支持されるカメラを更に含む、請求項82の腹臥装置。
  • 前記第一及び第二起立部材に対して移動するように支持されるエンクロージャを更に含む、請求項73の腹臥装置。
  • 前記患者支持面を垂直移動するように駆動するために前記フレームによって支持される調節機構を含む、請求項73の腹臥装置。
  • 対向する第一及び第二側縁間に延び、ヘッド端及びフット端を含み、かつ長軸を形成している患者支持面、
    前記ヘッド端の近傍に配置された第一駆動支持部材、
    前記フット端の近傍に配置された第二駆動支持部材、
    前記第一及び第二駆動支持部材によって支持された駆動機構、
    前記患者支持面の上方での側方運動のために前記駆動機構に結合されたスリーブ支持部材、および前記支持部材によって支持され、かつ患者を収容できる構成の内面及び前記患者支持面と係合するように構成された外面を含むスリーブ、を含む腹臥装置。
  • 前記スリーブの前記外面は、前記患者支持面と接触回転するように構成されている、請求項87の腹臥装置。
  • 前記第一側縁の近傍から上方へ、前記患者支持面上を横切り、そして前記第二側縁の近傍で下方へ前記患者支持面の運動を案内するための案内部材を更に含む、請求項87の腹臥装置。
  • 前記駆動機構は、前記第一及び第二駆動支持部材に結合された第一及び第二チェインを含み、前記第一及び第二チェインが前記支持部材に結合されている、請求項87の腹臥装置。
  • 前記駆動機構は前記第一及び第二チェインに結合される電動モーターを更に含む、請求項90の腹臥装置。
  • 前記駆動機構は前記第一及び第二チェインに結合される手動クランクを更に含む、請求項90の腹臥装置。
  • 前記駆動機構は前記第一及び第二駆動支持部材内に格納式に受けられた第一及び第二アームを含み、前記第一及び第二アームが前記支持部材を支持している、請求項87の腹臥装置。
  • 前記スリーブは第一及び第二長手方向に延びた側縁を含み、かつ複数のファスナーが前記第一側縁を前記第二側縁に解除自在に固定している、請求項87の腹臥装置。
  • 前記ヘッド端の近傍に配置された第一起立部材、前記フット端近傍の第二起立部材、及び前記第一及び第二起立部材間に延びた付属品支持部材を含む、請求項87の腹臥装置。
  • 前記患者支持面の横切る方向の運動を防止するために前記患者支持面の前記第一及び第二側縁の近傍に支持された第一及び第二ブレース部材を更に含む、請求項87の腹臥装置。
  • フレーム、
    前記フレームによって支持され、第一及び第二側間に延び、ヘッド端及びフット端を含み、かつ長軸を形成している患者支持体、
    前記ヘッド端の近傍に配置された第一起立部材、
    前記フット端の近傍に配置された第二起立部材、
    前記第一及び第二起立部材に結合されかつ前記患者支持面の上方に配置された支持部材、
    前記支持部材に固定されたシート、および前記支持部材を移動させ、かつ上方へ前記患者支持面の前記第一側から第二側に前記シートを引っ張るために前記第一及び第二起立部材によって支持された引っ張り装置、を含む腹臥装置。
  • 前記引っ張り装置は前記支持部材を回転させるための駆動機構を含む、請求項97の腹臥装置。
  • 前記第一及び第二起立部材は第一部、及び前記第一部に対して垂直運動のために前記第一部内に格納式に受けられる第二部を含み、かつ前記引っ張り装置は前記第二部を含む、請求項97の腹臥装置。
  • 前記フレームに対する運動のために前記第一及び第二起立部材を支持する複数のキャスタを更に含む、請求項97の腹臥装置。
  • フレーム、
    前記フレームによって支持され対向する第一及び第二側縁間に延び、ヘッド端及びフット端を含み、かつ長軸を形成している患者支持面、
    前記患者支持面を垂直運動するように駆動するために前記フレームによって支持された調節機構、
    前記ヘッド端の近傍に配置された第一起立部材、
    前記フット端の近傍に配置された第二起立部材、
    前記第一及び第二起立部材に結合され、前記患者支持面の上方に垂直方向に位置決めされ、かつ前記第一及び第二側縁の一方の近傍に水平方向に位置決めされた支持部材、
    第一及び第二端、及び前記第一及び第二端間に中央部を含み、かつ前記第一端が前記支持部材によって支持されたスリーブ、および前記スリーブの前記第二端を前記中央部に固定する少なくとも1つのファスナー、を含む腹臥装置。
  • 患者を仰臥位置から腹臥位置に回転させるための方法であって、
    対向する第一及び第二側縁間に延び、ヘッド端及びフット端を含み、かつ長軸を形成する患者支持面を設ける工程、
    外面、第一及び第二端、及び前記第一及び第二端間の中央部を含むスリーブを設ける工程、
    前記患者支持面の上方で垂直方向に、かつ前記長軸から中心をずらして水平方向に前記スリーブの前記第一端を支持する工程、
    患者の周りに前記スリーブを位置決めし、前記外面の一部を前記患者支持面と係合させる工程、
    前記スリーブの前記第二端を前記中央部に締結する工程、
    前記患者支持面を前記スリーブに対して下降し、前記スリーブの前記外面が前記患者支持面に対して間隔を置くようにする工程、
    前記患者支持面を前記スリーブの前記外面の一部と接触するまで上昇し、それにより前記スリーブ上にピボット軸を形成する工程、および前記スリーブを前記ピボット軸を中心に回転させ、それにより前記患者支持面上で患者を腹臥位置にする工程、を含む方法。
  • 対向する第一及び第二長手側縁間に延びた患者支持面、
    前記第一側縁に隣接して支持された第一駆動ローラー、
    前記患者支持面上に支持されたアイドラー・ローラー、
    前記患者支持面によって支持され、かつ患者の胸部に隣接して設置されるように構成された第一スリーブ部、患者の背中に隣接して設置されるように構成された第二スリーブ部、及び前記第一スリーブ部と前記第一駆動ローラーの間に延びた連結部を含むシート、および前記第二スリーブ部を前記第一スリーブ部に解除可能に固定し、それにより患者を受けることのできるスリーブを形成する少なくとも1つのファスナー、を含む腹臥装置。
  • 前記患者支持面の前記第二側縁に隣接して支持される第二駆動ローラーを更に含む、請求項103の腹臥装置。
  • 前記患者支持面の上方で前記第二駆動ローラーと前記シートの前記第二スリーブ部間で支持される第二アイドラー・ローラーを更に含む、請求項103の腹臥装置。
  • 说明书全文

    【0001】
    発明の背景本発明は治療装置に関し、特に、患者に肺治療を提供する胸郭圧迫及び腹臥装置に関する。 さらに、本発明は、腹臥装置、胸郭圧迫または拘束装置、振動運動治療装置、及び長手方向回転治療装置といった構成要素のうち1つかそれ以上を組み込んだ肺治療装置に関する。
    【0002】
    患者にうつ伏せの位置を取らせる(すなわち、顔を下向きにする)と、仰向けの位置(すなわち、顔を上向きにする)と異なって、通常、患者の酸素供給が改善される。 特に、うつ伏せ位置では、急性呼吸窮迫症候群(ARDS)の発生が減少すると考えられている。 ARDSは従来、60パーセントを越える死亡率を有することが多かった。 さらに、病気または虚弱な寝たきり患者は、必ずしも酸素供給の改善を必要としないが、床ずれの形成を避けるため仰向け位置とうつ伏せ位置との間で回転させる必要があることが多い。
    【0003】
    従来、患者の位置の変更や、さらには患者を長軸に沿って回転させることは、かなりの労を伴って達成するしかなかった。 患者を仰向け位置からうつ伏せ位置に回転させるには、少なくとも3人の介護者の補助が必要であることが多い。 さらに、静脈内補給及び換気を含む様々な医学的理由のため、患者の身体には複数のチューブ及び管路が接続されていることが多い。 回転作業は、こうしたチューブまたは管路が混ざり合いまたは絡み合うため、さらに複雑になっていることが多い。
    【0004】
    手短に言えば、うつ伏せはARDS患者の酸素投与を増大する有効な操作であることが判明している。 うつ伏せ位置を達成することが容易になれば、その利用が促進されることは明らかである。 すなわち、肉体労働の必要を減少させ、介護者の効率を向上させ、ライン管理を改善する腹臥位置装置に対する必要が存在している。
    【0005】
    また、胸郭拘束または圧迫は、肺治療、特に肺胞動員の有効な方法であることが判明している。 従来の人工呼吸器を通じて空気を供給されている患者の上部胸郭に力を加えることによる胸郭拘束によって肺上部の過伸展が防止され、換気された空気が肺下部に送り込まれると考えられる。 すなわち、患者は人工呼吸器を通じてより有効な酸素投与を受けるようになる。 従って、肺の遠隔範囲の換気を促進する胸郭拘束装置に対する必要が存在している。
    【0006】
    患者への酸素投与を改善する肺治療のもう1つの方法は振動運動治療、特に長手方向回転治療によるものである。 本質的に、患者を実質的に直立もしくは起立した位置から実質的に平な位置へ定期的に移動させる患者支持面の振動回転運動によって呼吸と、ひいては患者への酸素投与が改善されると考えられる。 さらに、身体を、一般に「無重力」位置と呼ばれる無重量中立身体位置に置くことで、この治療が最適化されると考えられる。 従って、換気及び肺のドレナージの改善を促進する長手方向回転装置に対する必要が存在している。
    【0007】
    発明の概要本発明の例示実施形態では、腹臥装置は、ヘッド部と、レッグ部と、ヘッド部とレッグ部との中間に位置するボディ部とを含むベースを備えている。 ベースにはさらに、対向する一対の長手方向側縁と、その側縁の間に延びる患者支持面と、長軸とが含まれる。 顔面受け開口がヘッド部内に形成され、患者の顔面を受ける。 腹部受け開口は、顔面受け開口に対して長手方向に間隔の置いた関係でボディ部内に形成されるが、この腹部受け開口は、患者の顔面が顔面受け開口内にある時に患者の腹部を露出させる。 鼠径部受け開口は腹部受け開口に対して長手方向に間隔の置いた関係でレッグ部内に形成されるが、その際この鼠径部受け開口は顔面が顔面受け開口内にある時に患者の鼠径部を露出させる。
    【0008】
    複数の支持体がベースの患者支持面に結合されている。 この複数の支持体には、ヘッド部に結合される少なくとも1つの頭部支持クッションと、ボディ部に結合される少なくとも1つの肩支持クッションと、レッグ部に結合される少なくとも1つの脚部支持クッションとが含まれる。 この複数の支持体にはさらに、腹部受け開口と鼠径部受け開口との中間に位置する少なくとも1つの臀部支持クッションが含まれる。 複数のライン管理装置は側縁に隣接するベースによって支持されるが、その際このライン管理装置は、ベースに隣接するホース及びラインを取り外し自在に固定するよう構成されている。 複数のストラップが一方の側縁に隣接するベースに結合されるが、このストラップには各々、患者を拘束するパッド付きセクションが含まれる。
    【0009】
    本発明の別の例示実施形態では、腹臥治療スリーブは、ヘッド端とフット端とを含む下部支持部を備えており、この下部支持部はベッドのマットレス上に位置決めされるように構成されている。 一対の対向するサイド部がこの下部支持部から外方に延びる。 この一対の対向するサイド部の各々に開口が形成される、その際この開口は患者の腕を受けるように構成されている。 頭部支持ブラダが各サイド部中に支持される。 少なくとも1つの膨張式胸部支持ブラダが、この頭部支持ブラダに対して間隔を置いた関係で各サイド部中に支持される。 大腿部係合ブラダが、この少なくとも1つの膨張式胸部支持ブラダに対して間隔を置いた関係で各サイド部中に支持される。 脹脛係合ブラダが、この大腿部係合ブラダに対して間隔を置いた関係で各サイド部中に支持される。
    【0010】
    少なくとも1つのライン管理装置が、下部支持部のヘッド端とフット端との少なくとも1つの近傍に支持されるが、その際この少なくとも1つのライン管理装置は、患者に延びるホース及びラインを取り外し自在に固定するよう構成されている。 複数の第一のファスナが第一サイド部によって支持され、複数の第二ファスナが第二サイド部によって支持されるが、その際この第一及び第二サイド部は患者の前面で折り重ねられ、ファスナは患者の周囲でスリーブを固定するよう結合される。
    【0011】
    これらのブラダは腹臥位置での患者の支持を提供する。 さらに、ブラダは患者に治療を提供するために利用されることもある。 さらに詳しく言うと、人工呼吸器が使用され、人工呼吸器チューブを通じて患者に空気または酸素を供給する場合、この少なくとも1つの胸郭ブラダが膨張して胸郭拘束または圧迫を提供することがある。 人工呼吸器チューブを通じて空気が患者の肺に吹き込まれる際、少なくとも1つの胸郭ブラダが膨張し、空気を患者の肺の中へ下方に送り込む。
    【0012】
    下部支持面には、空気ゾーンを形成し空気供給源に結合される複数の開口が含まれてよい。 空気が空気ゾーンに供給されると、空気は穴を通じて外方に送り込まれ、患者の回転運動を支援する空気パレットまたはベアリングを提供する。 さらに、サイド部には各々、空気供給源に結合される外部ブラダが含まれてよい。 サイド部の外面には複数の開口が含まれるので、空気は外面を通じて外方に流れ、空気パレットまたはベアリングを提供する。 すなわち、スリーブの外周全体は患者の腹臥を容易にする空気ベアリングを提供する。
    【0013】
    本発明の別の例示実施形態では、腹臥装置は、対向する第一及び第二側面と、外面と、空気チャンバーと、外面内に形成され空気チャンバーと流体連絡する複数の開口とを含む下部支持ブラダを備えている。 複数のサイド・フラップには第一側面に近接する下部支持ブラダに結合される第一端部が含まれる。 複数のファスナが、サイド・フラップの第二端部によって支持され、底部支持ブラダの第二側面に近接して取り外し自在に固定される。 複数のサイド・フラップには、第一側面に近接して下部支持ブラダに結合される第一頭部フラップと、第二側面に近接して下部支持ブラダに結合される第二頭部フラップとが含まれる。 頭部ブラダは第一及び第二頭部フラップに接続される。 サイド・フラップにはさらに、複数の胸部支持ブラダを支持する胸郭支持フラップが含まれる。 下部腹臥ブラダは下部支持ブラダと複数のサイド・フラップとを二者択一的に支持するよう配置される。 下部腹臥ブラダは、複数のサイド・フラップを支持する場合に空気で膨張するように構成されている。
    【0014】
    本発明のさらなる例示実施形態では、患者支持体には、ベースと、ベースによって支持される内部フレームと、内部フレームによって回転式に支持される複数のローラと、長軸と短軸とを定義する可動式外部フレームとが含まれる。 外部フレームは内部フレームによって支持され、それに対して長手方向に移動する。 患者支持面は外部フレームによって支持され、駆動機構は外部フレームに機能的に接続され、運動の際、外部フレームを駆動する。 カップリングはベースと内部フレームとの中間に提供され、長軸及び短軸に沿って外部フレームの回転を促進する。 マッサージ機構は患者支持面に隣接して支持される。 このマッサージ機構には、患者支持面に対して垂直に移動するよう構成された複数のローラが含まれる。
    【0015】
    本発明のまた別の例示実施形態では、肺治療装置は、複数の空気ブラダを含み、患者の胸郭に近接して支持されるよう構成された胸郭拘束衣服装置を備えている。 空気供給源は複数の空気ブラダと流体連絡し、制御装置に機能的に接続されている。 人工呼吸器は患者の肺に空気を供給し、人工呼吸器圧力センサに結合されるが、これは患者に供給される空気の圧力を感知し、それを示す人工呼吸器圧力信号を生成するものである。 人工呼吸器圧力センサは制御装置と通信し、それに人工呼吸器圧力信号を供給する。 制御装置は、人工呼吸器圧力信号に応答して複数の空気ブラダへの空気の流れを制御する。 衣服圧力センサは拘束衣服装置に結合されており、拘束衣類装置が患者の胸郭に印加する圧力を感知し、それを示す衣類圧力信号を生成する。 衣類圧力センサは制御装置と通信し、それに衣類圧力信号を供給する。
    【0016】
    切換弁は空気供給源に結合され、空気が空気ブラダに供給される第一モードと、空気が空気ブラダから排出される第二モードとの間で切換を行う。 排気ラインは切換弁に結合され、空気ブラダから排出される空気を大気中に排気する。 ブラダ供給ラインが提供され、空気を空気供給源から空気ブラダに供給する。 切換弁は空気供給源を排気ライン及びブラダ供給ラインに二者択一的に接続する。
    【0017】
    この胸郭拘束衣類装置には、前部部分と、後部部分と、前部部分及び後部部分の中間の頭部受け開口とを有する胴衣が含まれる。 少なくとも1つの前部ブラダが前部部分によって支持され、少なくとも1つの後部空気ブラダが後部部分によって支持される。 前部部分と後部部分とには好適には、ほぼ剛体の外皮が含まれるが、その際、少なくとも1つの前部空気ブラダと少なくとも1つの後部空気ブラダとは、望ましい機能に応じて外皮の内部表面か外皮の外面かの何れかの上に支持される。 この少なくとも1つの前部ブラダと少なくとも1つの後部ブラダには各々複数の独立膨張式圧力ゾーンが含まれる。
    【0018】
    本発明のさらなる例示実施形態では、長手方向回転治療方法は、頭部セクションと、背部セクションと、座席セクションと、脚部セクションとを含む患者支持面上に患者を支持するステップであって、この患者支持面にはさらに長軸と横軸とが含まれるステップを含む。 本方法はさらに、頭部セクションを背部セクションに対して上側に配置するステップと、背部セクションを座席セクションに対して上側に配置するステップと、脚部セクションを座席セクションに対して下側に配置するステップとを含む。 本方法にはさらに、患者支持面を横軸に沿って第一方向に回転させるステップと、第一限度に到達次第患者支持面の回転を停止するステップと、患者支持面を横軸に沿って第一方向と反対の第二方向に回転させるステップと、第二限度に到達次第患者支持面の回転を停止するステップと、回転ステップと停止ステップとを繰り返し、それによって患者支持面に振動回転運動を提供するステップとが含まれる。 配置ステップは、患者を重さのない中立身体、すなわち無重力位置に置くステップを備える。
    【0019】
    本発明の別の例示実施形態では、腹臥装置には、フレームと、フレームによって支持されヘッド端とフット端とを含む患者支持体とが含まれ、その患者支持体は長軸を定義する。 第一直立部分はほぼ垂直に延びてヘッド端に近接して配置され、第二直立部分はほぼ垂直に延びてフット端に近接して配置される。 可動式支持部材は第一と第二直立部分の中間に回転式に支持される。 ラップは可動式支持部材によって移動するよう支持されるが、このラップには、相互間にアクセス開口を定義する第一及び第二長手方向に延びる側縁が含まれ、セットアップ・モードの動作で患者を受け入れ、回転モードの動作でアクセス開口を閉じるよう構成されている。 駆動機構は可動式支持部材に結合され、可動式支持部材とラップとを回転させる。
    【0020】
    本発明のまた別の例示実施形態では、腹臥装置は対向する第一及び第二側縁の間に延びる患者支持面を備えており、この患者支持面はヘッド端とフット端とを含み、長軸を定義する。 第一駆動支持部材はヘッド端に近接して配置され、第二駆動支持部材はフット端に近接して配置される。 駆動機構は第一及び第二駆動支持部材によって支持される。 スリーブ支持部材は駆動機構に結合され患者支持面の上で横方向運動する。 スリーブは支持部材によって支持されるが、このスリーブには患者を収容するよう構成された内部表面と、患者支持面と係合するよう構成された外面とが含まれる。 ガイド部材が提供され、第一側縁近接部からの上方向、患者支持面の上での横方向、及び第二側縁近接部までの下方向に支持部材の運動を案内する。
    【0021】
    本発明のさらなる例示実施形態では、腹臥装置はフレームと、フレームによって支持され第一及び第二側縁の間に延びる患者支持体とを備えており、この患者支持体はヘッド端とフット端とを含み、長軸を定義する。 第一直立部分はヘッド端に近接して配置され、第二直立部分はフット端に近接して配置される。 支持部材は第一及び第二直立部分に結合され患者支持面の上に配置される。 シートは支持部材に固定され、引っ張り装置は第一及び第二直立部分によって支持され、支持部材を移動させて患者支持面の第一側面の近接部から第二側面の近接部への上向き方向にシートを引っ張る。
    【0022】
    本発明のまた別の例示実施形態では、腹臥装置はフレームと、フレームによって支持され対向する第一及び第二側縁の間に延びる患者支持面とを備えており、この患者支持面はヘッド端とフット端とを含み、長軸を定義する。 調整機構はフレームによって支持され、垂直運動の際患者支持面を駆動する。 第一直立部分はヘッド端に近接して配置され、第二直立部分はフット端に近接して配置される。 支持部材は第一及び第二直立部分に結合され患者支持面の上に垂直に配置され、長軸から水平にずらして、第一及び第二側縁の1つに近接して配置される。 第一及び第二端部の中間に配置される中央部分を含むスリーブが、支持部材によって支持される。 少なくとも1つのファスナが提供され、スリーブの第二端部をその中央部分に固定する。
    【0023】
    本発明のさらなる例示実施形態では、患者を仰向け位置から腹臥位置に回転させる方法が提供されるが、本方法は対向する第一及び第二側縁の間に延びる患者支持面を提供するステップを含み、この患者支持面はヘッド端とフット端とを含み、長軸を定義する。 本方法はさらに、外面と、第一及び第二端部と、第一及び第二端部の中間の中央部分とを含むスリーブを提供するステップと、スリーブの第一端部を患者支持面の上に垂直に、長軸から水平に中心をずらして支持するステップとを含む。 本方法はさらに、患者の周囲にスリーブを配置するステップであって、その際外面の一部が患者支持面に係合するステップと、スリーブの第二端部をその中央部分に固定するステップと、スリーブに対して患者支持面を下降させるステップであって、その際スリーブの外面が患者支持面に対して間隔の開いた関係にあるステップと、患者支持面をスリーブの外面の一部と接触するまで上昇させ、それによってスリーブ上に旋回点を定義するステップとを含む。 さらなるステップは、旋回点に沿ってスリーブを転がし、それによって患者を患者支持面上で腹臥位置にするステップを含む。
    【0024】
    本発明の別の例示実施形態では、対向する第一及び第二長手方向側縁の間に延びる患者支持面と、第一側縁に隣接して支持される駆動ローラと、患者支持面の上で支持される遊動ローラとを備える腹臥装置が提供される。 シートは患者支持面によって支持され、患者の胸郭に隣接して配置されるよう構成された第一スリーブ部分と、患者の背部に隣接して配置されるよう構成された第二スリーブ部分と、第一部分と駆動ローラとの間に延びる接続部分とを含む。 少なくとも1つのファスナが第二スリーブ部分を第一スリーブ部分に取り外し式に固定しそれによって患者を受け入れるスリーブを形成する。
    【0025】
    本発明の特徴及び利点は、現在認識される本発明実施の最良の形態の例を示す例示実施形態の以下の詳細な説明を検討すれば当業者に明らかになるだろう。
    【0026】
    図面の詳細な説明ここで図面を参照すると、図1〜図7は、本発明の1つの例示実施形態による腹臥装置10を例示する。 装置10には、長軸13を定義し、ヘッド部14と、ボディ部16と、レッグ部18とを有するユニット式ベース12が含まれる。 ボディ部16は肩セクション19を含み、ヘッド部14とレッグ部18との中間に配置される。 ヘッド部14には、ほぼ長軸13に沿って中心を置き、患者の顔面を受け入れる顔面受け開口20が含まれる。 ボディ部16には、顔面受け開口20に対して間隔の開いた関係にあり、ほぼ長軸13に沿って中心を置く腹部受け開口22が含まれる。 レッグ部18には、腹部受け開口22に対して間隔の開いた関係にあり、ほぼ長軸13に沿って中心を置く鼠径部受け開口24が含まれる。 ベース12上で支持される患者の顔面が顔面受け開口20内に受け入れられる時、腹部受け開口22は患者23の腹部を露出するようになり、鼠径部受け開口24は患者23の鼠径部を露出するようになる。
    【0027】
    調整式支持体、好適には頭部支持クッション26は、顔面受け開口20の反対側で横方向に間隔の開いた関係にあってヘッド部に取り外し式に固定される。 肩支持体、好適にはクッション28は、腹部受け開口22と顔面受け開口20との中間でボディ部16の肩セクション19に取り外し式に固定されている。 臀部支持体、好適にはクッション30も、鼠径部受け開口24と腹部受け開口22との中間でボディ部16に取り外し式に固定される。 脚部支持体、好適にはクッション32は、レッグ部18に取り外し式に固定され、鼠径部受け開口24の反対側で臀部支持クッション30から長手方向に間隔の開いた位置にある。 クッション26、28、30及び32は全て、フック及びループ・ファスナ、スナップ、ストラップ等といった適切なファスナによってベース12に固定される。
    【0028】
    図1及び図2は、クッション26、28、30及び32の調整性を例示している。 例示によれば、フック及びループ・ファスナが、ベース12に結合されたフック部分27及び、支持クッション26、28、30及び32に結合された対になるループ部分29とともに利用される。 調整式ファスナを使用することによって、クッション26、28、30及び32を望ましい場所に配置して、患者に係合しそれを支持することができる。 クッション26、28、30及び32は例示的には、ゲルパック、フォーム、空気ブラダ、ビーズまたは他の減圧充填素材といった減圧素材から形成され、患者23の身体の個別の部分に適用されることによる圧力の集中を低減する。
    【0029】
    頭部ストラップ34はベース12の第一側面35でヘッド部14に結合される。 肩ストラップ36と、臀部ストラップ38と、脚部ストラップ40とはやはりベース12の第一側面35に結合される。 頭部ストラップ34には、患者の頭部裏面と係合する起伏のあるくぼみ43を含む円形パッド付きセクション42が含まれる。 ストラップ36、38及び40にはそれぞれパッド付きセクション44、46及び48が含まれ、患者の身体の各部分と係合する。 パッド付きセクション42、44、46及び48は、それぞれストラップ34、36、38及び40の対向する第一及び第二端部49及び50の中間に配置される。 ストラップ34、36、38及び40の空いた第二端部50は、図1に示されるように、ベース12の反対側の第二端部55に結合されるストラップ54の空き端部52に結合されるよう構成されている。 介護者把握ハンドル56はベース12の対向する側面35及び55に形成され、以下論じられるように患者23が腹臥になるのを容易にする。
    【0030】
    動作中、ストラップ34、36、38及び40は、図5に示されるようにベッド58上に横たわる患者の下に配置される。 介護者60は、図6に示されるように、ハンドル56によってベースを把握し、次に、矢印62によって例示されているように、図6に示される仰向け位置(すなわち、顔が上向き)から図7に示される腹臥位置(すなわち、顔が下方)に患者を回転させることができる。 上記で詳細に述べたように、腹臥は急性呼吸窮迫症候群(ARDS)を患う患者23の酸素化を増大する有効な操作であると考えられている。 腹臥位置にある時、支持クッション26、28,30及び32は、集中的な圧力印加を低減することによって、患者23の皮膚に褥瘡が形成される可能性を減らす助けとなる。
    【0031】
    図2及び4から良く分かる通り、ベース12は各種のホース68及びライン70をベース12に隣接する位置に保持するために、複数のライン管理装置、好ましくはホース及びライン・クリップ66、を含むように形成される。 これらのクリップ66は、ベース12の側縁35及び55に隣接して支持され、上下スプリング・アーム72及び74を含む。 アーム72及び74は、チューブ及びライン78及び80をクリップ66に挿入しかつこの中で保持できるようにするために相互に対し付勢される。 従って、患者64が腹臥しているときにチューブ及びラインを管理するために、チューブ68等の通気チューブ並びに供給ライン、排出ライン及び静脈注射(IV)ライン等その他のラインを、クリップ66へ通すことができる。 図6及び7から良く分かる通り、頭部開口20及びクッション26は、患者23が腹臥しているときに通気チューブ68を患者23へ通すことができるようにする。
    【0032】
    本発明の別の実施形態が、患者23の下に配置される下面または支持部82を有する腹臥治療用スリーブ80を含むものとして、図8−12に示されている。 下部支持部82は、対向するヘッド端及びフット端83及び84を有し、ベッド87の従来の支持面またはマットレス86上に配置されるように構成される。 腹臥治療用スリーブ80は、支持部82の対向側縁89及び91に連結されかつそれから外方に延びる、対向サイド部88及び90を含む。 より具体的には、サイド部88及び90は、患者23の両側に配置されるように構成される。 患者の腕はそれぞれサイド部88及び90に形成される開口96及び98を通り抜ける。 患者23の足を受けるために、フット・クリアランス・ノッチ99及び101がそれぞれサイド部88及び90に形成される。
    【0033】
    サイド部88及び90の各々は、頭部支持ブラダ100及び複数の胸部支持ブラダ102、104、106及び108を含む。 各サイド部88及び90は、また、大腿部係合ブラダ110及び脹脛係合ブラダ112も含む。 患者の頭部は、例として、患者の頭部の両側に配置されるサイド・サポート114によって支持される。
    【0034】
    治療用スリーブ80は、ヘッド端ライン管理装置116及びフット端ライン管理装置118を含む。 各ライン管理装置116及び118は、チューブ及びライン68及び70を受けるように構成される複数のノッチまたはスロット122を有する本体セクション120を含む。 主空気供給ライン124は、例として、ヘッド端ライン管理装置116を従来の外部空気源123に接続する。 複数の弁及びセンサが図に示される通り治療用スリーブ80に配備されるか、または第一及び第二サイド部88及び90に配置される様々なエア・ゾーンに選択的に空気を供給するためにベッド87に接続される制御モジュール125の分離のコントローラに設けられる。
    【0035】
    第一サイド部88は、複数の第一ファスナー部材126を含み、第二サイド部90は第一ファスナー部材126とかみ合うように構成される複数の第二ファスナー部材128を含む。 使用時に、第一及び第二サイド部88及び90は、患者23の前面上に折り曲げられ、図10から良く分かる通り、ファスナー部材126及び128が連結される。 例として、図8の実施形態において従来のバックルがファスナー部材126及び128として示されている。 図10に示される通り、第一及び第二サイド部88及び90を一緒に固定するために、フック&ループ・ファスナー、スナップ、タイ等の他の適宜ファスナーを使用することができることが分かるだろう。
    【0036】
    介護者用グリップ・ハンドル152は、対向する第一及び第二サイド部88及び90の外面によって支持される。 サイド部88及び90が図10に示される通り一緒に固定されると、ハンドル152は治療用スリーブ80の両側に位置して、二重矢印132によって示される通り患者を図11の腹臥位置へまたは腹臥位置から回転させるのを容易にする。
    【0037】
    頭部ブラダ100は半円の凹部134を含み、これが共働して、サイド部88及び90が図10に示される通り患者84の上に折り曲げられるとき顔面受け開口135を形成する。 ブラダ100、102、104、106、108、110及び112は、腹臥位置の患者の支持となる。 さらに、患者に治療を施すためにブラダ100、102、104、106、108、110及び112を使用することができる。 例えば、通気チューブ136を介して患者に空気または酸素を供給するためにベンチレータが使用されるとき、胸部の接合及び圧縮のためにブラダ102を膨張させることができる。 外部空気源から供給される空気が患者の肺に吹き込まれると、ブラダは膨張して、患者の肺の中へ空気を下方に付勢する。
    【0038】
    ブラダ102、104、106及び108は、また、患者に叩打及び振動治療を施すこともできる。 さらに、患者23体内の血液循環を助けるために、ブラダ112、110、108、106、104及び102を順次膨張させることができる。 胸部の接合及び圧縮治療に関する付加的な詳細を下に示す。
    【0039】
    図12に示される本発明の1つの実施形態例において、下部支持部82は、空気源123に連結されるエア・ゾーンまたはチェンバー140を含む。 空気がチャンバー140に供給されると、空気は、矢印144によって示される通り外方に、下部外面142に形成される複数の孔または開口141へ付勢される。 開口141を出た空気は、エア・パレットまたはベアリングを形成し、患者23を収容するスリーブ80の回転運動を助ける。 さらに、サイド部88及び90は、空気源123に接続されるアウター・チェンバー146を含む。 外面148は複数の孔または開口149を含むので、空気は、矢印150によって示される通り外面148を通って外方に流れ、再びエア・ベアリングを形成して、スリーブ10及び患者23の回転を容易にする。 従って、腹臥治療用スリーブ10は、実質的にその外周囲全体にエア・ベアリングを形成する空気を外方へ直接送って、患者23の腹臥を容易にする。
    【0040】
    図13に示される通り、腹臥治療用スリーブ80'は従来の患者支持体に使用することができ、その用途は病院用ベッド87に限定されない。 図13において、スリーブ80'は、患者23の腹臥を容易にするためにスリーブ80の両側に間隔を置いて配置される複数のハンドル152を含む。 スリーブ80'は、また、第一及び第二サイド部88及び90の各々に形成される足受け開口154を含む。
    【0041】
    図14−18は、本発明の別の実施形態を示している。 図14に示される通り、腹臥装置160は、下部支持ブラダ162及び対向する第一及び第二側163及び165を有するベース161含む。 複数のサイド・フラップ164、166、166、170、172及び174は、各々、支持ブラダ162の第一側163に連結される第一端169を含む。 言い換えると、ベース161は、ベッド175上に患者支持面の一部を形成する。 脚部支持クッション176及び178は脚部支持フラップ164に連結される。 ファスナー180は、フラップ164の第二端171によって支持され、ブラダ162の反対側165のファスナー182とかみ合うように構成される。 臀部支持クッション184、186及び188は、臀部支持フラップ166に連結される。 ファスナー190は、フラップ166の第二端171によって支持され、ブラダ162の反対側165のファスナー192に結合されるように構成される。 複数のブラダ194が、胸部支持フラップ168に連結される。 腹臥位置の患者23を支持し患者に胸部接合治療または叩打・振動治療を施すために、ブラダ194は選択的に膨張される。
    【0042】
    胴部支持クッション196、198及び200は、胸部支持フラップ170に結合される。 フラップ170のファスナー202は、ブラダ162の反端側165のファスナー204に結合されるように構成される。 頭部ブラダ206はフラップ172に結合され、別の頭部ブラダ208はフラップ174に結合される。 フラップ172及び174はそれぞれU字型凹部210及び212を含む。 フラップ172及び174が適宜ファスナーによって結合されると、図16からよく分かる通り患者の顔面のための開口214が形成される。
    【0043】
    使用時に、図14−17に示される通り仰臥位置の患者184を支持するためにブラダ162に空気が供給される。 患者84を腹臥させることが望ましい場合、フラップ164、166、168、170、172及び174は、図16に良く示される通り、患者の前面上に折り曲げられて固定される。 本発明の1つの実施形態において、空気はブラダ162の下面から外方に流れてエア・パレットまたはベアリングを形成し、図17に示される仰臥位置から図18に示される腹臥位置に患者84を回転しやすくする。 患者を腹臥位置に回転するときには、空気は、矢印216に示される通り通常は収縮している腹臥ブラダ215に供給されるので、ブラダ215は膨張して、腹臥位置の患者23を支持する。 腹臥位置になると、フラップ164、166、168、170、172及び174のファスナーは分離されて、ブラダ162を患者23から離れるように回転させて、患者の背面を露出させることができる。 支持クッション176、178、184、188、196、200、206及び208は、患者の下に維持され腹臥位置を支持する。
    【0044】
    図19は、図14−18と同様の本発明の腹臥装置160'の別の実施形態を示し、この実施形態において、膨張式エア・ブラダ162は患者23の下に配置される更に薄いシートまたはエア・ブラダ220で置換されいてる。 シート220は従来のマットレスの上に乗っている。 フラップ164、166、170、172及び174は、患者を腹臥させるのが望ましいとき上に説明された通りに操作される。
    【0045】
    図20−25は、本発明の別の実施形態を示している。 この実施形態において、多方向回転プラットフォーム230は、複数のキャスタ234を有するベース232を含む。 ベース232は、複数のローラー238を有するインナー・フレーム236を支持する。 患者支持面246を支持する可動アウター・フレーム240は、二重矢印250の方向へ長手移動するためにインナー・フレーム236に結合される。 可動アウター・フレーム240を選択された速度でインナー・フレーム236に対して二重矢印250の方向へ前後に移動させるために駆動機構が設けられている。 このような往復運動は、患者23に治療を施し、患者23による一酸化窒素の発生を刺激する。 例えば、NIMS, Inc. が所有するPCT国際告示第WO 98/39996号(参照により本出願に組み込まれる)を参照のこと。
    【0046】
    フレーム236及び240は、ボール242およびソケット244など適宜連結機構によってベース232に結合される。 従って、フレーム236及び240によって支持される患者支持面246は、図20及び図24において二重矢印250によって示される通り、長軸248を中心に回転可能である。 さらに、フレーム236及び240及び患者支持面246は、図22から良く分かる通り、トレンデレンブルグ位置と逆トレンデレンブルグ位置との間で横切る軸251を中心に回転可能である。 図21は、長軸248に沿った二重矢印242の方向の往復運動を示している。 ピボット短軸251を中心とする回転運動は、図22において矢印252によって示されている。 例として、患者23はストラップ254及び256によって患者支持面246に固定されている。 図23及び24において示される通り、叩打/振動治療またはその他の治療のために患者を望ましい位置に動かすために、患者支持面246は、長軸248及びそれを横切る短軸251を中心に同時に回転可能である。
    【0047】
    図25に示される通り、複数のローラー262を含むマッサージ機構が患者支持面246内に配置される。 ローラー262は、例として矢印264及び266の方向に上下動して、患者に治療を施す。 ローラー262の運動はマットレス246内の機械的リンケージまたはエア・ブラダによって制御される。
    【0048】
    本発明のさらに別の実施形態は、図26−33において示される通り肺治療システム270を含む。 このシステム270は、患者23の胸部に圧力を加えるために胸部結合アパレル装置280を含む。
    【0049】
    胸部結合アパレル装置280は、例として前部282、背部284及び頭部受け開口286を有するベストである。 この装置280への空気接続は、ブラダ空気供給ライン288によって行なわれる。 かみ合うファスナー290及び292は、図28において示される通り、それぞれ前部及び背部282及び284に連結される。 複数のエア・ブラダ294、296、298及び300が、アパレル装置280の剛性シェル301によって支持される。 例として、ブラダ294及び296は、それぞれ左及び右の前部282に配置され、ブラダ298及び300はそれぞれ左及び右の背部284に配置される。
    【0050】
    ブラダ294、196、198及び300は、各々、例として1つまたはそれ以上の別個に膨張可能なゾーンを含む。 図28を参照すると、各ブラダ294、296、298及び300は、それぞれ294a、294b、296a、296b、298a、298b及び300a、300bとして示される分離した上部及び下部ゾーンを含む。 ベンチレータ302が図26及び30において示される通り通気チューブ304によって患者23に連結されるとき、胸部接合を行なうために選択的にブラダ294、296、298及び300に空気が供給される。 さらに、ブラダ294、296、298及び300は、叩打/振動治療を行なう。
    【0051】
    空気源及び制御モジュール305は、例としてベッド・フレーム306に取り付けられ、ブラダ294、296、298及び300内の様々なゾーンに空気を選択的に供給して、患者23に治療を施す。
    【0052】
    さらに、図26において空気源及び制御モジュール305が図解的に示されている。 空気源及び制御モジュール305は、ベンチレータ圧力センサ308及びアパレル圧力センサ309と通信するコントローラ307を含む。 ベンチレータ圧力センサ308は、患者に供給される空気の圧力を感知しこれを表すベンチレータ圧力信号310を発するために通気チューブ304と連絡する従来の圧力変換器を含んでよい。 アパレル圧力センサ309は、ベスト280によって患者23の胸部に加えられる圧力を感知しこれを表すアパレル圧力信号311を発するために、ベスト280に結合される。 圧力センサ309は、ベスト280と患者23の胸部との間に配置される圧力感知布帛を含んでよい。 空気がエア・ブラダ294、296、298及び300に供給される第一作動モードと空気がエア・ブラダ294、196、298及び300から排出される第二作動モードとの間を切り替えるために、切り替え弁312がエア・ポンプ313など外部空気源に結合される。 ループがブラダ供給ライン288内に形成され、それぞれ第一及び第二逆止め弁314及び315を含む。 第二逆止め弁と直列にニードル弁316が配置され、第二作動モード時に排出される空気の量を制御する。 排出ライン317は切り替え弁312と流体連絡し、かつマフラー318を介して大気319に空気を排出する。 ベンチレータ圧力センサ308及びアパレル圧力センサ309によって検出される情報を表示するために、液晶ディスプレイ等の従来ディスプレイがコントローラ307に接続配備される。
    【0053】
    作動時に、ベンチレータ302は、通気ライン304を通じて患者に空気を供給する。 圧力変換器308は、空気が患者に供給されるときを感知して、ベンチレータ圧力信号310をコントローラ307に送る。 空気が患者23に供給されているとコントローラ307が判定すると、コントローラは、逆止め弁314からベスト280へ通じるライン288に空気を供給する第一作動モードで切り替え弁312を作動するように指示する。 望ましい態様において、上部ブラダ294a、296a、298a及び300aは、周期的サイクル中にのみ活性化すなわち膨張される。 患者23の胸部の上部に圧力を加えるだけで、空気は肺の下部へ下方に付勢されるので、これにより酸素投与を改善する。 介在サイクルにおいて、肺の上部及び下部の両方により均等の圧力を加えるためにブラダ294a、294b、296a、296b、298a、298b、300a及び300bの全てを活性化することができる。 このような循環により、患者の酸素投与がより効果的になるものと思われる。
    【0054】
    患者23に空気が供給されていないと圧力変換器308が判定すると、圧力信号310はそれをコントローラ307に表示す。 コントローラ307は、ポンプ313の作動によりブラダ294、296、298及び300から空気が排出される第二作動モードで作動するように切り替え弁312に命じる。 次に、空気は排出ライン及びマフラー318を通って大気319に出る。
    【0055】
    システム270の作動全体にわたって、圧力センサ309は、ベスト280によって患者23の肺に有効な圧力が加えられているか否かを示す。 さらに、コントローラ307に送信される信号311は、ディスプレイ320に表示される命令であってよい。 例えば、ベストが患者23を締め付ける必要がある場合、このことがディスプレイ320に表示されてよい。
    【0056】
    次に図32及び33を参照すると、患者に連続的側回転治療(CLRT)を施すために胸部結合アパレル装置280を利用できる。 より詳細には、図32に示される通り、剛性シェル301の外部に配置される左背部ブラダ294の収縮及び右背部ブラダ296の膨張の結果として、患者を矢印61の方向に回転させる。 この場合にも剛性シェル301の外部に配置される右背部ブラダ296の収縮及び左背部ブラダ294の膨張は、図32の矢印61の方向と反対の矢印62の方向に患者23を回転させる。 ブラダ294及び296の膨張と収縮を交互に行なうと、患者23の胸部が揺動回転する。 この連続的側回転治療は、患者23の肺内部に含まれる液体を動かす利点を有する。
    【0057】
    本発明の様々な実施形態は図34及び35に示される通り制御モジュール321によって制御できると理解されている。 モジュール321は、ベッド322に結合されるように設計される。 例として、ベッド322は、電気通信網及び空気源を含む。 モジュール321がベッド322に結合される場合、モジュール321内のプロセッサは、ユーザー入力から治療命令を受けるためにベッドの電気通信網に結合される。 モジュール321は、治療を施すために空気源から様々なエア・ゾーンへの空気の流れを制御する。 この種のモジュールは、米国特許第5,630,238号及び6,047,424号において開示されており、これらの特許は参照により本出願に明白に組み込まれる。
    【0058】
    本発明のさらに別の実施形態が図36−44において示されている。 この実施形態において、長手回転プラットフォーム装置323は、複数のキャスタ325を有するベース324を含む。 ベース324は、対向するサイド部材326及び328を含む。 プッシュ・ハンドル330もベース324に結合される。 連接患者支持面332もベース324に結合される。 患者支持面を図36及び37に示されるチェア位置から図40及び43に示されるフラット・ベッド位置にするために適宜駆動機構(図には示されていない)が配備される。
    【0059】
    自然の起立の肺位置は、肺の換気及び排出の改善を容易にする。 本発明は、幅のある治療による適正患者配置、柔軟性のある治療範囲(トレンデレンブルグからチェア出現まで)、内在的一酸化窒素の潜在的解放、床空間使用の減少及び「ベッドらしさ」の少ない外観という心理学的利点をもたらす。
    【0060】
    例として、患者支持面332は、脚部セクション334、臀部セクション336及び背中セクション338を含む。 脚部セクション334及び頭部セクション338は、支持面332をチェア位置からベッド位置へ移動させるために臀部セクション336に対して上下に軸回転可能である。
    【0061】
    次に図38を参照すると、無重力の中立位置すなわちゼロ重力位置の患者23の体が示されている。 この無重力中立位置は、技術上周知であり、患者23の体が無重力環境にあるような位置である。 図38に示される通り、無重力中立位置においては、患者23の頭部339は背中341から約24.5°に位置し、背中341は大腿部343に対して約128°に位置する。 最後に、大腿部343は、脚345に対して約133°に位置する。 無重力中立位置は患者23にとって付加的な心地よさを与えるだけでなく、患者23の酸素投与を改善するとも考えられる。
    【0062】
    図40は、中間傾斜位置の支持面を示している。 図41は、フラット・ベッド位置で、短軸340の周りでトレンデレンブルグ位置に回転した支持面332を示している。
    【0063】
    例として、支持面332は、患者の背中下部341および臀部または大腿部343に隣接して配置されるボディ位置決めおよび保持ブラダ336及び338を含む。 ブラダ336及び338は、図42に示される通り椅子上への患者23の位置決めに役立つ。 ブラダ336は、図44から良く分かる通り、支持面332がトレンデレンブルグ位置のときに患者が支持面332のヘッド端に向かって矢印340の方向に動くのを防ぐのに役立つ。 ブラダ338は、支持面334がチェア位置または逆トレンデレンブルグ位置にあるときに患者が患者支持面332のフット端に向かって矢印342の方向に動くのを防ぐのに役立つ。
    【0064】
    図45及び46は、支持面332を横切る方向のピボット軸を中心に回転させるための駆動機構350を示している。 駆動機構350は、米国特許出願第09/810,376号において開示されるムーバーと同様のものであってよい。 この特許出願は本発明の譲受人に譲渡され、参照により本出願に組み込まれる。 図47は、支持面332に隣接して配置されるサイドレール352及びフット・プロップ354を示している。
    【0065】
    次に図48を参照すると、本発明の腹臥装置400の他の実施形態が、複数のキャスタ404によって支持されるフレーム402を含むものとして示されている。 フレーム402は、上向きの患者支持面408を含む患者プラットフォームまたは患者支持体406を支持する。 患者支持面408は、ヘッド端410及びフット端412を含み、対向する第一及び第二側縁414及び416との間で広がる。 長軸418は、第一側縁414と第二側縁416との中間に延びる。
    【0066】
    付属品フレーム420は、ベッド・フレーム402によって支持され、患者支持面408のヘッド端410の近傍に配置される第一の対の起立部材420a、420b及び患者支持面408のヘッド端410の近傍に配置される第二の対の起立部材422a、422bを含む。 第一クロス部材424は横切る方向に延びかつ第一起立部材420a及び420bの上端を連結する。 同様に、第二クロス部材は患者支持面408に対して横切る方向に延びかつ第二起立部材422a及び422bの上端を連結する。
    【0067】
    複数の付属品フック428が、各起立部材420及び422の内面によって軸回転可能に支持される。 図48に示される通り、フック428は、ほぼJ字型を形成する第一及び第二アーム432及び434を含むことができる。 非作動モードのとき、フック428はそれぞれの起立部材420、422の内面430に形成される凹部436内に受けられる。 フック428は、静脈注射(IV)バッグを含む(ただし、これに限定されない)複数の付属品及び監視設備を受ける構成である。 フック428は、それぞれの起立部材420、422の内面430に実質的に直交して延びる作動位置にフック428をロックするために施錠機構(図には示されていない)を備えてよいことが理解されるべきである。
    【0068】
    さらに図1を参照すると、第一起立部材420a及び420bは、おのおの後縁440の近傍に動力化ハンドル438を支持することができる。 動力化ハンドル438は、装置400を推進するための駆動モーター442に作動可能に接続される。 動力化ハンドル438は、同時係属米国特許出願第09/853,221号において開示されるタイプのものを含むことができる。 前記出願は本発明の譲受人に譲渡され、参照をもって本出願に明白に組み込まれる。
    【0069】
    第一及び第二クロス部材424及び426は、長手方向に延びる付属品支持体444を支持する。 付属品支持体444は、蛍光灯446など照明源及びビデオカメラ448等カメラを含む(ただし、これに限定されない)多数の付属品を支持するために利用することができる。 第一及び第二起立部材420及び422は、第一及び第二クロス部材424及び426と共に、ベッド・エンクロージャ450の支持構造を形成する。 エンクロージャ450は、患者23を装置400内に収容するために、第一及び第二起立部材420及び422に沿って上方へ、かつ第一及び第二クロス部材424及び426に沿って横切る方向へ動くように案内される一対のネット452を含むことができる。 さらに、装置400のヘッド端410及びフット端412の近傍のエリアは、エンクロージャ450を完成するために第一起立部材420及び第一クロス部材424及び第二起立部材422及び第二クロス部材426によって支持されるネット構造を含むことができる。
    【0070】
    可動スリーブ支持部材454は、第一及び第二起立部材420及び422によって回転可能に支持される。 より詳細には、図48に示される通り、スリーブ支持部材454は、第一及び第二クロス部材424及び426によって回転可能に支持され、長手方向において付属品支持体444に対して実質的に平行に延び、患者支持面408の水平軸418の上方に実質的に一直線になる。 スリーブ支持部材454は、患者の位置を仰臥から腹臥位置に変えるのを助けるためにスリーブ456を支持するように構成される。 スリーブ456の支持に関する付加的詳細は、図49−52を参照して下に示す。
    【0071】
    図49を参照すると、腹臥装置500の実施形態が、ベッド501に対して独立して支持される構成として示されている。 図48の実施形態に関して上述した通り、複数のキャスタ404がベッド・フレーム402を支持する。 同様に、患者プラットフォームまたは支持体406はベッド・フレーム402によって支持され、患者支持面408を含む。 上述した通り、患者支持面は、ヘッド端410、フット端412及び対向する第一及び第二側縁414および416を含む。 長軸418は、第一及び第二側縁414及び416の中間に延びる。 患者プラットフォームまたは支持体406は、一般にハイ−ロウ(hi−lo)機構と呼ばれる従来の駆動機構の操作によってベッド・フレーム402に対して相対的に垂直に移動可能である。
    【0072】
    図49の実施形態において、腹臥装置500は、ヘッド端410の近傍に配置される起立部材504及びフット端412の近傍に配置される第二起立部材506を含む。 第一起立部材504は第一ベース部材508に結合され、第二起立部材506は第二ベース部材510に結合される。 従来のベッド501に対する腹臥装置500の運動を促進するために、両方のベース部材508及び510をキャスタ(図には示されていない)で支持することができる。
    【0073】
    強化部材512は、第一起立部材504と第二起立部材506との間で延び、照明及びカメラ等の付属品を支持するために付属品支持体444に関して上述した方法で利用することができる。 スリーブ支持部材454は、強化部材512に対して垂直に間隔を置いて第一及び第二起立部材504及び506によって回転可能に支持される。 スリーブ支持部材454は、患者支持面408の長軸418を横切る方向またはそれと水平の方向においてに実質的に整列する。 スリーブ456は、その間にアクセス口を形成しかつ準備作動モードのとき患者23を受け、かつ回転作動モードのときアクセス口を閉じるように構成される第一及び第二長手方向に延びる側縁514及び516を含む。 図49−51のスリーブ456は、複数の長手方向に延びる流体充填ブラダ520を含むマットレス518を含む。 ブラダ520は結合して、患者を受けかつ患者と係合するための内面522を形成する。
    【0074】
    複数のストラップ524は、マットレスの外面の周り及びスリーブ支持部材454を覆っている。 各ストラップ524は、その両端を解除可能に固定するためのファスナー525を含む。 ストラップ524は、スリーブ支持部材454の運動がストラップ524へかつ続いてマットレス518に伝えられるように、スリーブ支持部材454と摩擦係合する。 スリーブ支持部材454の外面528は、ストラップ524との摩擦係合を容易にするために高い摩擦係数を有する物質で形成することができる。 さらに、マットレス518の外面529は、患者支持面408に対する運動を容易にするために低い摩擦係数の材料を含むんでよく、一方マットレス518の内面522は、患者23とマットレス518との間のスリップを防ぐために高い摩擦係数の材料を含んでよい。
    【0075】
    駆動機構は、スリーブ支持部材454を回転させるためにスリーブ支持部材454に連結される。 図49に示される通り、駆動機構は、介護者による手動操作のためにハンド・クランク530を含むことができる。 選択的に、図48に示される通り、駆動機構は、電動モーター532を含むことができる。
    【0076】
    次に図50及び51を参照すると、患者を仰臥位置から腹臥位置に回転させるための腹臥装置500の動作が示されている。 プロセスは、まず、患者23の背中と患者支持面408との間にマットレス518及びストラップ524を配することから始まる。 次に、アクセス口を閉じるために第一及び第二側縁514及び516が一緒にされ、患者23の周りにスリーブを形成するためにストラップ524の両縁がファスナー525によって結合される。 この時点でストラップ524はスリーブ支持部材454の周りに巻かれる。 次に、患者支持面408がマットレス518の外面529と係合しない位置まで下降される。 次に、スリーブ支持部材454を回転させるためにハンド・クランク530を回転して、これによって図51において矢印533に示される通りにストラップ524及びマットレス518を回転させる。 スリーブ456の運動は同様に患者23の仰臥位置から腹臥位置への回転運動を生じる。 この時点で、患者23の体重が患者支持体406に伝達されるように、患者支持面408は、マットレス518と接する位置へ上昇される。 次に、ストラップ524を分離して、マットレス518を患者23の下から取り除くことができる。
    【0077】
    腹臥装置500'の変形が、可撓性シート540を含むスリーブ456'を含むものとして図52に示されている。 シート540は、マットレス518のストラップ524と同様にスリーブ支持部材454の外面528の周りに広がる。 シート540の第一及び第二側縁514及び516は重なって、シート540の第一側514はその中央部515にファスナー542により固定される。 図52の実施形態において、ファスナー542は従来のバックル546に受けられるストラップ544を含む。
    【0078】
    図52の腹臥装置500'の作動は、マットレス518の作動と実質的に同様である。 患者23の回転後患者支持面408をスリーブ456'と接するように上昇させる前に、頭部クッション548、胸部クッション550及び脚部クッション552等の従来のクッションを患者の前面23と患者支持面との間に位置決めすることができる。
    【0079】
    図53は、スリーブ456''が患者23を支持するための第一部560及び第一部560によって軸回転可能に支持される第二部562を含む実質的に剛性のシェル558として形成される、腹臥装置400''の他の変形を示す。 複数のクッション563、564、565及び566が、シェル558の第二部562の内面によって支持され、腹臥位置の患者23を支持するために使用される。 これらのクッション564は、頭部クッション563、胸部クッション564、大腿部クッション565及び脹脛クッション566を含む。 長軸570を中心とするシェル558の回転のために、複数のローラー568が軸受け面となる。 シェル558は、同時係属米国特許出願第09/810,376号において開示されるムーバーと同様の駆動機構によって駆動できる。 前記出願は本発明の譲受人に譲渡され、参照により本出願に明白に組み込まれる。
    【0080】
    次に図54−57を参照すると、腹臥装置600の他の実施形態が示されている。 ここでも、腹臥装置600は、従来のベッド401と一体的に形成するか、または図54に示される通り従来のベッドに隣接して移動自在に支持することができる。 ベッド401は、上述のものと実質的に同様であり、患者プラットフォームまたは支持体406を支持するためのフレーム402を含む。 患者支持体406は患者支持面408を含む。 第一及び第二起立部材420及び422は、それぞれ第一及び第二駆動支持部材602および604を支持する。 第一及び第二起立部材420及び422は、第一及び第二ベース部材508及び510によって支持される。 ベース部材508及び510は、キャスタ(図には示されていない)によって支持することができ、これによりベッド・フレーム402に対する腹臥装置600の運動を容易にする。 駆動装置606は、第一及び第二駆動支持部材602及び604によって支持される。 強化部材607は、付属品支持体として役立てることができ、第一及び第二起立部材420及び422の上端間に延びる。 同様に、第一及び第二ブレース608及び610が、患者支持面408の両側縁414及び416の直近に隣接して第一及び第二駆動支持部材602及び604間に延びる。
    【0081】
    スリーブ支持部材612は、患者支持面408の上方での側方運動のために駆動機構に連結される。 図54−57の駆動機構は、それぞれ第一及び第二駆動支持部材602及び604に連結される第一及び第二チェイン614及び616を含む。 さらに、各チェインは、第一及び第二駆動支持部材602及び604によって支持される従来のトラック620等のガイド部材によって形成される経路に沿って移動することが望ましい。 スリーブ支持部材612の両端622及び624は、第一及び第二チェイン614及び616の対応するリンクに固定される。 駆動機構606は、さらに図55−57に示される手動クランク530等のドライバを含む。 容易に理解されるように、手動クランク530は、従来電動モーターと置き換えることができる。 クランク530は、患者支持面408の下で長手方向に延びる駆動軸(図示されていない)の両端上に支持される一対のスプロケット等の従来機械的リンケージによって第一及び第二チェイン614及び616に作動自在に連結される。 容易に理解されるように、ハンド・クランク530の作動は、結果として第一及び第二駆動支持部材602及び604の周囲のトラック620を通る第一及び第二チェイン614及び616の対応する運動を生じる。 スリーブ626は、スリーブ支持部材612と共に動くように支持される。 スリーブ626は、図52に関して上述したスリーブ456と実質的に同様である。
    【0082】
    図55−57を参照して、腹臥装置600の作用をさらに詳しく説明する。 最初、図55に示される通り、スリーブ626を患者に巻きつけ、スリーブ支持部材612を患者支持面408の第一側縁414に隣接して患者と事実上水平レベルに位置決めする。 図55に示される通り、この時点で、患者23は仰臥位置である。 次に、矢印628によって示されるように、第一及び第二チェイン614及び616を第一及び第二駆動支持部材602及び604の周りで反時計方向へ駆動するために、駆動機構530を作動させる。 ハンド・クランク530の動きは矢印630によって示される。 スリーブ支持部材612は、患者支持面408に対して垂直に上方へかつ続いて横切る方向へ駆動される。 この時点で、患者23は、基本的にスリーブ626によって形成されるピボット軸を中心に回転する。 チェイン614及び616の反東経方向への連続運動によって、スリーブ支持部材612は患者支持面408の第二側縁416付近の水平または横位置までその運動を続ける。 スリーブ支持部材612は、次に、患者支持面408の第二側縁416に隣接する位置まで下方に移動するので、それにより患者23の長軸を中心とする回転を完了する。 図57に示される通り、患者23はこれで腹臥位置となる。
    【0083】
    図58及び59は、図54−57に関して上述した腹臥装置600と実質的に同様に患者23を仰臥位置から腹臥位置に機能的に回転させる、他の実施形態の腹臥装置600'を示す。 腹臥装置600のチェイン614及び616は、腹臥装置600'においては第一及び第二駆動支持部材を形成する弓形ハウジング内に格納式に受けられるアーム650と置換されている。 ハウジング652は、ベッド401のフレーム402に固定される。 ハウジング652に対してアーム650を動かすために従来の駆動機構を利用することができる。 さらに、駆動機構は、同時係属米国特許出願第09/810,376号において開示されるムーバーと同様とすることができる。 この出願は本発明の譲受人に譲渡され、参照により本出願に明白に組み込まれる。 他の同様の駆動機構が容易にその代用されてよいことは理解されるはずである。
    【0084】
    図60−63は、本発明の腹臥装置700の別の実施形態を示している。 腹臥装置700は、これまでの実施形態に関して上述したものと実質的に同じベッド401を含む。 腹臥装置700は、それぞれ患者支持面408のヘッド端410及びフット端412に隣接して配置される第一及び第二起立部材420及び422を含む。 支持部材454は、第一及び第二起立部材420及び422の上端の近傍に回転可能に支持され、長軸418から側方にオフセットされている。 支持部材454に回転運動を与えるために、駆動機構は、図60に示される通りハンド・クランク530とすることができるが、支持部材454の一端に隣接して設けられている。 対向する第一及び第二端712及び714を含むシート710は支持部材454によって支持される。 さらに、シート710の第一端712は支持部材454に固定され、第二端714は患者支持面408の第一側縁416の近傍に配置される。
    【0085】
    患者23をシート710に付着しやすくしながらシート710と患者支持面408との間の滑りを良くするために下面718よりも高い摩擦係数を有する材料でシート上面716が形成されてよい。
    【0086】
    次に図61−63を参照すると、腹臥装置700の作動がさらに詳しく説明されている。 最初、腹臥装置700は、シート支持体454が患者支持面408の上方に配置され水平方向または側方に長軸418からオフセットされるように、ベッド401に隣接して配置される。 より詳細には、シート支持体454は、患者支持面408の第二側縁416のすぐ上に配置されることが望ましい。 次に、シート710の第二端712は患者支持面408上に支持される患者23の背中の下へ通される。 駆動機構は、典型的にはハンド・クランク530を矢印719の方向に回転させることによって作動する。 このような運動によって、シート710は支持部材454上に巻きつき、その結果としてシートは患者支持面408を横切って横切る方向、そして支持部材454に向かって上方へ移動する。 これにより、患者23は、シート710によって形成されるピボット軸を中心に回転する。 図63に示される通り、患者23は、患者支持面400上で腹臥位置にされる。 その後、患者23の前面の下からシート710を取り除くことができる。
    【0087】
    図64及び65は、腹臥装置700'の他の実施形態を示す。 腹臥装置700'において、支持部材またはシート・ロール454は、第一及び第二起立部材間で回転から固定できる。 第一及び第二起立部材420'及び422'は、第二部即ちアーム732を格納式に受ける第一部即ちハウジング730を含む。 これにより、アーム732によって引っ張り装置が形成され、アーム732の垂直運動の結果としてシート710が患者支持装置408を横切って横切る方向そして上方へ引っ張られる。 このようにして、患者23は、図61−63に関して上述した方法で仰臥位置から腹臥位置に回転される。 ベッド401に対する腹臥装置700'の運動を容易にするために、第一及び第二起立部材420'及び422をキャスタ404で支持することができる。
    【0088】
    次に図66−69を参照すると、ベッド・フレーム402によって支持される患者支持面408を含むベッド401に使用する本発明の腹臥装置800の更に他の実施形態が示されている。 患者支持体408は従来の駆動機構によって垂直運動で駆動できる。
    【0089】
    第一及び第二起立部材420及び422は、第一及び第二ベース部材508及び510に連結されかつ概ねこれに対して垂直に延びる。 支持部材802は、第一及び第二起立部材420及び422間でその上端の近傍に固定される。 このようにして、支持部材802は、垂直方向において患者支持面の上方に、水平方向において患者支持面408の長軸418中心からずれて配置される。 望ましい実施形態において、支持部材802は、水平方向において患者支持面408の第一及び第二側414及び416の一方の近傍に配置される。 スリーブ804は第一及び第二端808及び810、ならびに第一及び第二端808及び810間の中央部812を含むシート806によって形成される。 より詳細には、スリーブ804は、シート806の第二端810をその中央部812に固定する複数のファスナー542によって形成される。 シート806の第一端808は支持部材802に固定される。
    【0090】
    作動時に、図67−69に示される通り、患者23は仰臥位置で置かれ、シート806は患者23の背中と患者支持面408との間に設置される。 次に、シート806の第二端810が患者23の前面に巻かれ、ファスナー542によってその中央部812に固定される。 ファスナー542は、シート806の第二端810に固定されるストラップ544及びシートの中央部812に固定されるバックル542を含むことが望ましい。
    【0091】
    次に、図68に示される通り、患者支持面408が矢印814の方向に下降される。 患者支持面408は、シート806が患者支持面408と接しなくなるまで下降される。 これによって、スリーブ804及び患者23は矢印816の方向に回転する。 次に、患者支持面408を矢印818の方向に上昇させる。 患者23の肩の近傍で再びスリーブ804と患者支持面408が接触し、それによりその間にピボット軸が形成される。 その後、介護者は、矢印820の方向に力を加えることによって、ピボット軸を中心とする患者23の回転を補助することができる。 そこで、患者は図69に示される通りスリーブ804内で腹臥位置となる。 この時点で、ファスナー542を解除し、シートを患者23の胸部の下から取り除くことができる。
    【0092】
    次に図70−73を参照すると、本発明の腹臥装置900の別の実施形態が、患者支持面408の側縁414及び416間に延びるシート902を含むものとして示されている。 さらに、シート902の移動は、一対の駆動ローラー904及び906及び一対のアイドラー・ローラー908及び910によって案内される。 第一駆動ローラー904は、患者支持面408の第一側縁414に隣接して支持され、他方第二駆動ローラー906は患者支持面408の第二側縁416に隣接して支持される。 第一及び第二アイドラー・ローラー908及び910は、患者支持面408の上方で、第一及び第二駆動ローラー904及び906に隣接して水平方向に位置決めされる。 シート902は、患者23の胸部に隣接して配置されるように構成される第一スリーブ部912、患者23の背部に隣接して配置されるように構成される第二スリーブ部914、及び第一スリーブ部912と第一駆動ローラー904との間に延びる連結部916を含む。 第一及び第二スリーブ部912及び914は複数のファスナー542によって解除可能に結合され、それによって患者23を受けるスリーブ920を形成する。
    【0093】
    第一アイドラー・ローラー908は、一対の起立部材922によって回転可能に支持され、第二アイドラー・ローラー910は、第二対の起立部材924によって回転可能に支持される。 第一及び第二対の起立部材922及び924は両方とも、ベッドフレーム402に結合され、第一及び第二駆動ローラー904及び906から上方へ延びる。
    【0094】
    腹臥装置900の作動が図71−73において図解されている。 図71において、シート902は、患者の背中23と患者支持面408との間に設置される。 次に、第一スリーブ部912は、ファスナー542によって第二スリーブ部に固定される。 次に、駆動機構は、矢印925によって示される方向にシートを動かすように運転される。 第一駆動ローラー904は、シート902の連結部916を引っ張り、これにより連結部はスリーブ920を図24において上方かつ右に引っ張って、スリーブ920及び患者23を矢印928の方向へピボット軸926の周りで回転させる。 シート902の連続運動は、図73によって示される通り患者を腹臥位置へ連続的に回転させる。
    【0095】
    上述したように、腹臥はARDS患者の酸素投与を促進するための効果的介入であることを明らかにしている。 腹臥位置にし易くすることはその利用を容易にする。 本発明は、必要な労働力を減少し、介護者の能率を上げ、ライン管理を改善する。 本発明は、さらに、フレームの関節運動を介して1つのシステム解決を提供する。
    【0096】
    さらに、上述したように、胸部接合は、肺胞補強の効果的方法であることを証明するであろう。 本発明は、肺遠位部の換気、可搬性、動的患者の位置決め、及び叩打及び振動を交互に可能にする。
    【0097】
    本発明を望ましい実施形態を参照して詳しく説明したが、変形及び修正は、特許請求の範囲に記載しかつ規定される本発明の範囲及び精神の範囲内にある。
    【図面の簡単な説明】
    【図1】
    本発明の1つの実施形態による腹臥装置の透視図である。
    【図2】
    図1の腹臥装置の部分透視図であり、頭部及びボディ部に隣接してベース上に配置された可動式支持体の詳細を例示する。
    【図3】
    支持体をベースに取り付けた状態の図2と同様の透視図である。
    【図4】
    図3の線4−4についての断面図であり、腹臥装置のベースと一体的に形成されたホース及びラインク・リップを例示する。
    【図5】
    ベッド上に配置された患者に設置された図1の腹臥装置を例示する側面図であり、介護者は患者の片側に隣接した位置にある。
    【図6】
    図1の腹臥装置の端面図であり、患者を腹臥にする準備としてハンドルを把握している介護者を例示する。
    【図7】
    図1の腹臥装置の端面図であり、腹臥位置の患者を例示する。
    【図8】
    本発明の別の実施形態による腹臥治療スリーブの透視図である。
    【図9】
    病院のベッド上で支持される図8の腹臥スリーブの透視図である。
    【図10】
    患者の前部部分の上で折り畳まれ掛け金を掛けられた図8の腹臥スリーブのサイド部を例示する透視図である。
    【図11】
    図10の腹臥スリーブの端面図であり、ベッド上で腹臥位置を取る患者を例示する。
    【図12】
    図11の腹臥治療スリーブの外部ブラダからの外方の空気の流れを例示し、内部圧縮ブラダを例示する概略断面図である。
    【図13】
    本発明の別の実施形態による腹臥治療スリーブの透視図である。
    【図14】
    本発明の別の実施形態による腹臥装置の透視図であり、ベッド上の空気ベアリングプラットフォームと一体的に形成された腹臥表面を含む。
    【図15】
    図14の腹臥装置の平面図である。
    【図16】
    図15と同様の平面図であり、腹臥表面が患者の上に配置されている。
    【図17】
    図16の腹臥装置の端面図であり、ベッド上で仰向け位置を取る患者を例示する。
    【図18】
    図16のベッド及び腹臥装置の端面図であり、ベッド上で腹臥位置を取る患者を例示する。
    【図19】
    本発明の別の実施形態による腹臥装置の透視図であり、ここでは腹臥スリーブがベッドの従来の支持面の上に配置されている。
    【図20】
    本発明の別の実施形態による多方向回転プラットフォームの透視図である。
    【図21】
    図20のプラットフォームの側面図であり、ベースに対する患者支持面の長手方向運動を例示する。
    【図22】
    図21と同様の側面図であり、トレンデレンブルク体位と逆トレンデレンブルク体位との間の横方向旋回軸に沿った患者支持面の旋回運動を例示する。
    【図23】
    図20のプラットフォームの端面図であり、支持面がトレンデレンブルク体位に位置している時の長軸に沿った患者支持面の回転を例示する。
    【図24】
    図23と同様の端面図であり、ここでは支持面は反対方向に回転している。
    【図25】
    図20の線25−25についての部分断面図であり、ベッド上で支持されるマッサージ用マットレスを例示する。
    【図26】
    本発明の肺治療システムを例示する構成図である。
    【図27】
    患者に対する胸郭拘束、軽打及び振動治療を含む肺治療を提供する胴衣を例示する透視図である。
    【図28】
    図27の胴衣の底面図である。
    【図29】
    図26の胴衣の線29−29についての断面図である。
    【図30】
    ベッド上に配置された患者に装着された図27の胴衣を例示する。
    【図31】
    患者に装着された図30の胴衣を例示する端面図であり、胴衣中の少なくとも1つの空気ブラダが膨張して患者に治療を提供している。
    【図32】
    患者に装着された図30の胴衣を例示する端面図であり、右後部空気ブラダが膨張して患者に連続横方向回転治療を提供している。
    【図33】
    患者に装着された図30の胴衣を例示する端面図であり、左後部空気ブラダが膨張して患者に連続横方向回転治療を提供している。
    【図34】
    ベッドに結合して本発明の様々な治療を制御するよう構成された複数の制御モジュールを例示する透視図である。
    【図35】
    図34の制御モジュールの1つを例示する透視図である。
    【図36】
    座った位置と寝た位置との間で移動可能な本発明の別の実施形態による長手方向回転プラットフォームの透視図である。
    【図37】
    図36の長手方向回転プラットフォームの透視図であり、頭部支持セクションと脚部支持セクションとの運動を例示する。
    【図38】
    重さのない中立身体位置に置かれた患者の身体を例示する線図である。
    【図39】
    図36の長手方向回転プラットフォームの側面図である。
    【図40】
    図39と同様の側面図であり、患者をリクライニング位置に移動させる頭部セクションと脚部セクションとの運動を例示する。
    【図41】
    図39と同様の側面図であり、トレンデレンブルク体位への患者の移動を例示する。
    【図42】
    図39と同様の側面図であり、患者を支持面上に配置して保持するブラダを含む患者支持面をさらに詳細に例示する。
    【図43】
    図39と同様の側面図であり、リクライニング位置の患者支持面を例示する。
    【図44】
    図39と同様の側面図であり、患者支持面がトレンデレンブルク体位に位置している場合の患者保持ブラダを例示する。
    【図45】
    図39の患者支持面を旋回させる駆動機構の部分概略透視図である。
    【図46】
    図45の駆動機構の部分概略側面図である。
    【図47】
    図39の患者支持面に隣接して配置される構成要素の透視図である。
    【図48】
    本発明の腹臥装置の実施形態を組み込むよう構成されたベッドの透視図である。
    【図49】
    本発明のさらなる実施形態による腹臥装置の透視図であり、患者支持面の長軸とほぼ同軸に位置合わせされた回転式に設置された支持部材を含む。
    【図50】
    図49の腹臥装置の動作を例示する部分概略端面図である。
    【図51】
    図49の腹臥装置のさらなる動作を例示する部分概略端面図である。
    【図52】
    図49の腹臥装置の代替実施形態の透視図である。
    【図53】
    本発明の別の実施形態による腹臥装置の透視図である。
    【図54】
    本発明のさらなる実施形態による腹臥装置の透視図であり、この腹臥装置には横方向運動支持部材が含まれる。
    【図55】
    図54の腹臥装置の部分概略端面図である。
    【図56】
    図55と同様の端面図であり、腹臥装置の動作を例示する。
    【図57】
    図55と同様の端面図であり、腹臥装置のさらなる動作を例示する。
    【図58】
    図54の腹臥装置の代替実施形態の透視図であり、動作位置にある支持部材を例示する。
    【図59】
    図58と同様の透視図であり、格納位置にある支持部材を例示する。
    【図60】
    患者支持面の長軸から大きく中心をずらして配置される回転式支持部材を含む、本発明のさらなる実施形態による腹臥装置の透視図である。
    【図61】
    図60と同様の端面図であり、腹臥装置を例示する。
    【図62】
    図60と同様の端面図であり、腹臥装置の動作を例示する。
    【図63】
    図60と同様の端面図であり、腹臥装置のさらなる動作を例示する。
    【図64】
    図60の腹臥装置の代替実施形態を例示する、部分切取端面図である。
    【図65】
    図64の腹臥装置の側面図である。
    【図66】
    本発明のさらなる実施形態による腹臥装置の透視図であり、患者支持面の長軸から大きく中心をずらして支持されるラップを含む。
    【図67】
    図66の腹臥装置を例示する、部分概略端面図である。
    【図68】
    図67と同様の端面図であり、腹臥装置の動作を例示する。
    【図69】
    図67と同様の端面図であり、腹臥装置のさらなる動作を例示する。
    【図70】
    本発明のさらなる実施形態による腹臥装置の透視図であり、患者支持面に対して横方向に移動するよう支持されるスリーブを含む。
    【図71】
    図70の腹臥装置を例示する部分概略端面図である。
    【図72】
    図71と同様の端面図であり、腹臥装置の動作を例示する。
    【図73】
    図71と同様の端面図であり、腹臥装置のさらなる動作を例示する。

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