Module adapter

申请号 JP2008515109 申请日 2006-06-02 公开(公告)号 JP2009500050A 公开(公告)日 2009-01-08
申请人 エントホルツナー・ハンス−ペーター; 发明人 ヴェーバー・アルフレッド;
摘要 本発明は、ハウジング構造体に複数のモジュール、特に複数のケースを解放可能にロックするモジュールアダプタに関する。 本発明によれば、複数のモジュール、特に複数のケースの操作性を改善するために、遠隔制御装置が設けられ、モジュールアダプタを備えたモジュールが移送中に迅速に且つ安全に固定され得、しかもそれより前のロック作用に関係なく本質的に把持することで遠隔制御装置によって使用することができる。
【選択図】 図21
权利要求
  • ハウジング構造体に複数のモジュールを解放可能にロックするモジュールアダプタであって、モジュールに又はモジュールに付属して設けられた第1アダプタ構造体と、第1レール組立体と、ハウジング構造体に又はハウジング構造体に付属して設けられた第2アダプタ構造体と、第1レール組立体のレールガイドとを有し、ロック機能のために第1レール組立体に少なくとも一つの第1係合要素を設けて成るモジュールアダプタにおいて、
    第1係合要素によるロック機能を解放できる遠隔制御装置を設けたことを特徴とするモジュールアダプタ。
  • 遠隔制御装置が、手動で操作可能な遠隔制御装置として構成されていることを特徴とする請求項1記載のモジュールアダプタ。
  • 遠隔制御装置が、第1レール組立体に設けられ、長手方向伸張部にわたって作動できることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のモジュールアダプタ。
  • 遠隔制御装置が、第1レール組立体に平行に配置した細長い制御レバーとして構成した作動要素を備えていることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか一項記載のモジュールアダプタ。
  • 制御レバーが、モジュールアダプタのガイド装置に平行にのびる軸線のまわりで傾けることのできるように構成されることを特徴とする請求項4記載のモジュールアダプタ。
  • 制御レバーが、少なくとも一つのばね要素、特に不変的弾性をもつ発泡合成材料から成るばね要素によってロック位置の方向へ予め負荷が掛けられていることを特徴とする請求項5記載のモジュールアダプタ。
  • 第1レール組立体が、モジュールの相対する側部に設けることのできる又は設けられた第1、第2ロック可能なガイドレールを備えていることを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれか一項記載のモジュールアダプタ。
  • 第1レール組立体が、第2アダプタ構造体における相応した受け部材に嵌合するように構成した少なくとも一つの第1ガイドレールを備えていることを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれか一項記載のモジュールアダプタ。
  • 第1係合要素が、少なくとも一つの第1戻り止めラグを備え、第2係合要素に戻り止めラグ受け部材又は戻り止めラグ止め部材が設けられていることを特徴とする請求項1〜請求項8のいずれか一項記載のモジュールアダプタ。
  • 戻り止め受け部材に、少なくとも一つの第1戻り止めラグ部材に対するラッチガイドとして少なくとも一つの第1楔型面が形成されていることを特徴とする請求項9記載のモジュールアダプタ。
  • 戻り止めラグ受け部材に、挿入方向において第1楔型面に対向して第2楔型面が設けられていることを特徴とする請求項10記載のモジュールアダプタ。
  • 少なくとも第1戻り止めラグ部材及び特に複数の戻り止めラグ部材が制御レバーに設けられていることを特徴とする請求項9〜請求項11のいずれか一項記載のモジュールアダプタ。
  • 遠隔制御装置の作動をブロックできるラッチ機構が第2アダプタ構造体に設けられることを特徴とする請求項1〜請求項12のいずれか一項記載のモジュールアダプタ。
  • 複数の第2アダプタ構造体のロック機構に対して継手作動要素が設けられることを特徴とする請求項13記載のモジュールアダプタ。
  • 第1レール組立体が、第2レール組立体によって移送されることになるモジュールに接続されることを特徴とする請求項1〜請求項14のいずれか一項記載のモジュールアダプタ。
  • モジュールアダプタがコンテナーとして構成したモジュールに適応されることを特徴とする請求項1〜請求項15のいずれか一項記載のモジュールアダプタ。
  • コンテナーが、ヒンジ装置によってコンテナーに取り付けられた蓋を備え、ヒンジ装置が、回動及び摺動の両方によりコンテナーのそれぞれの蓋を変移できるように第1レール組立体に連結されていることを特徴とする請求項16記載のモジュールアダプタ。
  • 特に請求項1〜請求項17のいずれか一項に記載のモジュールアダプタであって、第1レール、カップリングレール及びピボットピンを有し、第1レールが変移及びピボットピンの軸線の周りでの回転の両方によってカップリングレールに対して変位できるように、第1レール及びカップリングレールが互いに適応されることを特徴とするモジュールアダプタ。
  • ピボットピンが第1位置に固定され、ピボットピンソケットがカップリングレールに設けられていることを特徴とする請求項18記載のモジュールアダプタ。
  • ピボットピンソケットが、ピボットピン軸線を横断するカップリング・デカップリングトラックをもつことを特徴とする請求項19記載のモジュールアダプタ。
  • カップリングレールに対向して、完全に引き抜くことのできる変位可能に設けた第2レールが設けられることを特徴とする請求項18〜請求項20のいずれか一項記載のモジュールアダプタ。
  • カップリングレールが、結合状態において第1レールのガイドチャンバ内に受けられる支持部を備え、第1レールが摺動によってカップリングレールに対して排他的に変位できるようにしたことを特徴とする請求項18〜請求項21のいずれか一項記載のモジュールアダプタ。
  • 第1、第2支持部が、カップリングレールに設けられ、上記支持部が、カップリングレールの長手方向に互いに離間され、また第1レールにもうけたノッチを介して解放できるように寸法きめされていることを特徴とする請求項22記載のモジュールアダプタ。
  • 回転防止ロック機構が設けられることを特徴とする請求項18〜請求項23のいずれか一項記載のモジュールアダプタ。
  • カップリングレールが、第1レールを回転に対して捩り位置に固定するために変位可能な回転防止ロック機構として構成されることを特徴とする請求項18〜請求項24のいずれか一項記載のモジュールアダプタ。
  • 滑り込み端部ストッパーが設けられることを特徴とする請求項18〜請求項25のいずれか一項記載のモジュールアダプタ。
  • 滑り込み端部ストッパーが、ロックピンの部分に対して当接する止め部材を成していることを特徴とする請求項26記載のモジュールアダプタ。
  • 引き抜き端部ストッパーが設けられることを特徴とする請求項18〜請求項27のいずれか一項記載のモジュールアダプタ。
  • 引き抜き端部ストッパーが、回転防止機構のピンと相互に作用する止め部材を成していることを特徴とする請求項28記載のモジュールアダプタ。
  • 少なくとも一つの第1移送ロック機構が設けられることを特徴とする請求項18〜請求項29のいずれか一項記載のモジュールアダプタ。
  • 開放による打ち勝つべき機械的抵抗が変位よる打ち勝つべき機械的抵抗以下であるように調整されることを特徴とする請求項17〜請求項30のいずれか一項記載のモジュールアダプタ。
  • 往復動的に整列した接触面として構成したシール面がコンテナーおよび蓋に設けられていることを特徴とする請求項17〜請求項31のいずれか一項記載のモジュールアダプタ。
  • 第2ガイド装置が、横から見てコンテナー及び蓋の接触面に重ね合わせていることを特徴とする請求項32記載のモジュールアダプタ。
  • モジュールが、下方シェル及び蓋を備えたケースとして構成されていることを特徴とする請求項1〜請求項33のいずれか一項記載のモジュールアダプタ。
  • ハウジング構造体に対する案内及び解放可能なロック用のアダプタ構造体を備えたケースにおいて、
    ハウジング構造体に対するケースのロックを解放可能にする遠隔制御装置が設けられることを特徴とするケース。
  • 請求項1〜請求項34のいずれか一項に記載のモジュールアダプタが設けられることを特徴とする請求項35に記載のケース。
  • 说明书全文

    本発明は、モジュールアダプタに関するものである。

    現在の産業界や、レジャー施設においては、しばしば、特殊な作業機器、工具、装置及び備品を種々の異なった場所に分けて保管しておく必要がある。 このことは、特に、常時、携帯できる道具箱や救急箱に保管される道具や医療機器に当てはまる。 加えて、備品はまた、今日ではレジャー期間中に比較的頻繁に用いられており、屋内であるか又は屋外であるかにより使用者の家又はその他のいろいろな場所において、単に代表的な例としてデジタルデータ媒体、関連した再生装置及びコンピュータの収集が挙げられる。 工業技術、薬剤及びレジャー活動の分野の他に、科学的分野においても言及でき、そのために殆どのさまざまな場所において利用できる感応装置を設ける大きな必要性がある。 かかる医療及び科学的装置はしばしばモジュールの形態で利用できるようにされている。

    ロック可能なコンテナーはしばしば上記で挙げた品物、特に作業機器、備品及びモジュールを移送するのに用いられ、上記コンテナーは移送中の安全な保管を保証している。 コンテナーの壁は損傷に対して高程度の保護をもたすが、それでも、移送中の保管状態が完全でないため、コンテナー自体が移送中に起る衝撃によって生じる強い加速を受けるので、しばしば損傷が生じ、内容物の損傷に繋がっている。

    別の問題点は、コンテナーが通常の保管場所に保管される場合にかかるコンテナーの内容物に比較的アクセスし難い点にある。 というのは、一般に、コンテナーが上方からアクセスできる状態にある時、即ち例えば棚から引き出される時にコンテナーを開くことができるだけであるからである。

    引き出しキャビネットは特許文献1によって公知であり、このキャビネットの引き出しは開放モジュールと呼ばれている。 引き出しが開放構造であるのために、このような引き出しは別個に使用することができない。 この引き出しキャビネットの別の欠点は、引き出しを取外す操作が難しい点である。

    WO 09/32014号公報

    本発明は、モジュール及び特にケースの使用の容易性を改善することを目的としている。

    この目的は、本発明によれば、請求項1、15、18、35の特徴によって解決される。

    本発明の第1の特徴によれば、モジュールをハウジング構造体に解放可能にロックするためにモジュールアダプタに遠隔制御装置が設けられ、かかる遠隔制御装置によって第1係合要素によるロックを解放させることができる。 遠隔制御装置は、モジュールアダプタを備えたモジュールを移送中確実に且つ迅速に固定することができ、しかも本質的には把持によるそれ以前の固定操作に関係なく用いることができるようにされる。

    このようにしてできる迅速なアクセスの容易さは、モジュールを使用する際だけでなく、モジュールの保管及び移送においても有利である。 即ち迅速なアクセスはまた保管及び移送目的のロックの受け入れを高める。 解放操作の複雑な従来のロック装置の場合には、例えば緊急車両における医療機器に対する迅速なアクセスの必要性又は要求はそれらの使用では普通ではないが、本発明によるモジュールアダプタは使用を助け、その結果保管及び移送の安全性を高めることになる。

    本発明によるモジュールアダプタの好ましい実施形態によれば、遠隔制御装置は、機械的な手動で操作可能な遠隔制御装置として構成される。 従って、その使用は外部動力源、特に電力又は流体力供給源を必要とせず、従って遠隔制御装置の操作可能性は常時保証される。

    遠隔制御装置が、モジュールアダプタの第1レール組立体に設けられ、長手方向伸張部にわたって作動できることによって、使用者にとって高い便利さが得られることになる。 この構成によって、ロック状態にあるものを解錠する必要がある際に、遠隔制御装置を捜し出す必要がない。 解錠操作は大きな領域にわたって実現でき、これによりモジュールアダプタを直感的に容易に使用できる。 これは特に、遠隔制御装置が、第1レール組立体に平行に配置した細長い制御レバーとして構成した作動要素を備えている場合に当てはまる。

    本発明の特に好ましい実施形態によれば、制御レバーは、モジュールアダプタのガイド装置に平行にのびる軸線のまわりで傾けることのできるように構成される。 かかる実施形態により遠隔制御装置を、複雑な機構を必要とせずに非常に大きな領域にわたって確実に機能させることができる。

    移送及び保管中のロック機能に関して、制御レバーは、少なくとも一つのばね要素、特に不変的弾性をもつ発泡合成材料から成るばね要素によってロック位置の方向へ予め負荷が掛けられているのが有利である。 本発明による好ましいキャッチ要素とクランピング要素との両方によって達成できるこの形式の予負荷掛けによって、ロック機能は自動的に保証でき、それにより不注意の解錠による安全でない保管や安全でない移送の危険を防ぐことができる。

    発泡合成材料から成るばね要素によって、有利にはそのばね要素は経済的に製造することができるだけでなく、かかるばね要素の機能は細長くのびた領域にわたってのばすこともでき、これにより特に等しく一様な作用を及ぼす細長い制御レバーで用いるのに適するようできる。

    さらに好ましい実施形態によれば、第1レール組立体は、モジュールの相対する側部に設けられた第1、第2ロック可能なガイドレールを備えている。 特にモジュールにおいて対称的に実現したこの形式の実施形態は、突出した取付け及び従ってそれに伴う屈曲曲げ力を防止する。 この構成は、車両で移送されることになるモジュールにさまざまな加速度が作用し得るので、車両にモジュールアダプタを用いる際に特に有利である。

    原理的には、本発明のモジュールアダプタを単にロック装置として実施することが可能である。 しかし、モジュールアダプタはモジュールをガイドするのに用いるのが好ましく、本発明の好ましい実施形態によれば、第1レール組立体は、第2アダプタ構造体における相応した受け部材に嵌合するように構成した少なくとも一つの第1ガイドレールを備えている。 この形式の実施形態では、本発明によればモジュールアダプタはコンパクトでしかも同時に特に効率的な構成となる。

    考えられるところではロック作用のためにクランピング要素を用いることは全体として本発明の範囲内であるが、少なくとも一つの第1戻り止めラグを備えた第1係合要素を設け、第2係合要素に戻り止めラグ受け部材又は戻り止めラグ止め部材を設けるのが好ましい。 これにより正確なモジュールの位置決めが保証される。

    ロック係合要素を用いる際に使用者の便利さを高めるために、さらに好ましい実施形態によれば、戻り止め受け部材に、少なくとも一つの第1戻り止めラグ部材に対するラッチガイドとして少なくとも一つの第1楔型面が形成される。 この第1楔型面は、モジュールを単に押し込むことによりモジュールを便利固定することができる。

    一つ以上の挿入位置、特に複数の挿入位置又は異なった方向からの挿入を意図する場合には、挿入方向において第1楔型面に対向して第2楔型面に戻り止めラグ受け部材を設けるのが有利である。

    特に製造において経済的でありしかも使用において信頼できる実施形態は、少なくとも第1戻り止めラグ部材及び特に複数の戻り止めラグ部材が制御レバーに設けられる際に実現され、本発明のモジュールアダプタをこの形式の構成とするのに、単に少数の構成要素を必要とするだけである。

    ロック機能の意図しない解錠又は許可されていないアクセスに対してモジュールを保証するために、別の好ましい実施形態では、遠隔制御装置の作動をブロックできる特にロック可能なラッチ機構が第2アダプタ構造体に設けられる。 かかるラッチ機構により、ロック機構の意図しない解錠は 困難となり、そして遠隔制御装置をロック機構から離して、即ち第1アダプタ構造体に設ける場合に特に高い安全性でかかる解錠をできなくなる。 一つの継手作動要素が複数の第2アダプタ構造体のラッチ機構に対して設けられる場合には、本質的に、中央ロック機構が得られる。

    独立して保護を請求している本発明の別の特徴によれば、モジュールアダプタの第1レール組立体が、第2レール組立体によって移送されることになるモジュールに接続される。 これによりモジュールは例えば引き出すことができ、従ってモジュールを必要な時に固定位置において使用できる。

    特に異なった応用では、モジュールアダプタがコンテナーとして構成したモジュールに適応される際の結果を使用する。 このような構成では、モジュールが備えるべき機能及び内容物に関して十分な自由裁量を使用者に与える。

    考えられる使用に関する限り実質的に望ましいものがない一つの実施形態は、ロック機能に関係なく、モジュールがコンテナーとして構成され、そしてヒンジ装置によってコンテナーに取り付けられた蓋を備え、ヒンジ装置が、回動及び摺動の両方によりコンテナーのそれぞれの蓋を変位できるように第1レール組立体に直接連結される場合にもたらされる。 この形式の実施形態は、いわば一方ではモジュールハウジングにおける引き出し、例えば上から内容物を入れるキャビネット、棚又はテーブルのように用いることができ、また他方ではコンテナーに変更や付加を施す必要なしに、ケースとして用いることができるケースを提供する。

    保護を独立して請求する本発明の別の特徴によれば、第1レール、カップリングレール及びピボットピンを有し、第1レールが変位及びピボットピンの軸線の周りでの回転の両方によってカップリングレールに対して変位できるように、第1レール及びカップリングレールが互いに適応されるモジュールアダプタが提供される。 従ってこの形式のモジュールアダプタは、単に数個の構成要素を備えて、外して開けることと、摺動させて開けることの両方ができるモジュールを提供する。 このような操作においては、第1レールはカップリングレールと共に、レールガイド及びケースの実質的な部分又は旋回継手の両方を形成する。 好ましくはラップトップの部分として構成されるかかるモジュールアダプタでは、ラップトップは、機械を携帯して使用する際に例えばデスクトップの下で例えば一体位置に押し込まれ得、或いはドック機能ステーションに押し込まれ得、またキーボードをなお使用し又はラップトップを開いてそれのスクリーンを用いる。

    上記のモジュールアダプタにおけるピボットピンは好ましくは第1レールに固定され、ピボットピンソケットはカップリングレールに設けられる。

    さらに好ましくは、ピボットピンソケットは、ピボットピン軸線を横断するカップリング・デカップリングトラックをもつ。 従って、第1レール及びカップリングレールは、複雑な操作を必要とせずに特に簡単な仕方で相互に変位され得る。

    第1レール及びカップリングレールを備えた上記のモジュールアダプタでは、カップリングレール及び第1レールが接続を保ったままである際に部分的に引き抜きを行うことが可能である。

    さらに好ましい実施形態では、十分な引抜が可能であり、カップリングレールに対向して、変位可能に設けた第2レールが設けられ、それにより、例えば第2レールに固定した下方コンテナーシェルを完全に引き抜くことのでき、さらに、第1レールに固定した上方コンテナーシェルの下方へ摺動させることができる。

    別の好ましい実施形態では、モジュールアダプタは、それの摺動及び回動作用が同時に行われ得ないように構成される。 これにより、例えばハウジング構造体内に保持されたコンテナーは意図しないで開かれることがなく、他方、かかるコンテナーは携帯して使用する際に単に選択的に外して開かれ又は摺動でき、全体として明瞭で制御可能な操作作用が得られる。

    上記の機能は、第1及び第2支持部がカップリングレールに設けられる場合に特に簡単な仕方で実現でき、それによりこれらの支持部は、カップリングレールの長手方向に互いに離間され、また第1レールに設けたノッチを介して解放できるように寸法きめされる。 この形式の実施形態では、第1レールはピボットピンの上方でカップリングレールとヒンジ接続するか又はピボットピンがピボットピンソケットから変位しかつ支持部の往復動整列がノッチに対して変位されるとすぐに、変位を許容する動作接続する。

    コンテナー又はケース取り付けの形式としてモジュールアダプタを用いる際には、有利には、明確な端部位置を特定する滑り込み端部ストッパーが設けられる。 特に簡単な滑り込み端部ストッパー従って経済的に製造できる滑り込み端部ストッパーは、ロックピンの部分に対して当接する止め部材を第2レール又はカップリングレールに設けることによって実現できる。

    同様に有利には、コンテナー、ケース又はラップトップの上方及び下方部分が偶然に落ち込むのを阻止する引き抜き端部ストッパーが設けられる。 かかる引き抜きロック機構はまた止め部材を成し、それによりかかる止め部材は好ましくは回転防止ロック機構のピンと相互に作用する。

    上記のモジュールアダプタが持ち運び把持部を備えたモジュールに設けられる場合には、好ましくは、把持によってモジュールを持ち運ぶ運送者が摺動又は開放するのを確実に阻止する少なくとも第1移送ロック機構が設けられる。

    上記のモジュールアダプタの操作は、特に開放による打ち勝つべき機械的抵抗が変位よる打ち勝つべき機械的抵抗以下であるようにされる場合に特に都合がよい。 そのように場合に、上記の往復動変位及び開放接続は止まり、コンテナーをケースとして用いる際の蓋の作動は、一般に、通常望ましいように、所望であり得るいかなる変位も除外することなしに、開放によって行われる。 引き出しとして固定した状態では、本発明によれば、蓋の下方で容器を引き抜くことが可能である。 これは、特に幾つかのモジュールを上下に重ねて保管する場合又はキャビネット内に又はデスクトップの下側にモジュールを保管する場合に有利である。 しかし、保管に、棚又はラックの形式として構成したハウジング構造体が伴う場合には、必要とする空間のそれぞれの大きさが自由に保たれるとして、最上方コンテナーは、外して開くことにより開放され得る。

    長期永続的な密封効果を得るために、本発明の別の好ましい実施形態では、往復動的に整列した接触面として構成したシール面がコンテナー及び蓋に設けられ、それにより長いカウンタ軸受に沿った過剰な磨耗相対的摺動を防止する。

    第2ガイド装置が、横から見てコンテナー及び蓋の接触面に重ね合わされている場合に、興味を引く外観が得られる。

    本発明によるモジュールアダプタの利点は、特にケースとして構成したモジュールと共に使用した際に得られる。 従って、ハウジング構造体に対するケースのロックを解放できる遠隔制御装置を設けることを特徴するハウジング構造体にケースを解放可能にロックするアダプタ構造体を有するケースについて保護が請求される。 さらに、摺動及び回動によって開放できるケースについて及びこうして構成した得に好ましい実施形態について保護が請求される。

    本発明のさらに有利な実施形態及び開発は従属請求項及び添付図面に関連した説明によって得られる。

    図1には、本発明のモジュールアダプタ10の第1実施形態を示し、モジュールアダプタ10は第1実施形態によるケース12に設けられている。

    ケース12は木製の下方シェル14及び同じ材料製の蓋16を備えている。 下方シェル14及び蓋16は共に立方体を画定し、それにより下方シェル14及び蓋16がケース12の閉じた状態で接触する平面は、図1に示す下方シェル14の下方端壁18に対して傾斜しており、それにより下方シェル14の側壁20、22に設けた下方シェル14のシール面24、26及び蓋16の側壁32、34のシール面28、30は接触面を形成する。

    モジュールアダプタ10は図1に示すように、下方シェルを蓋16に対して変位させることができ、或いは図2に示すように蓋16を回動させて開くことができる。 このため、モジュールアダプタ10は、第1レール組立体36及び第2レール組立体38を有し、それにより第2レール組立体38は、下方シェル14の一方の側壁20における第1引き抜きレール40及び下方シェル14の他方の側壁22における第2引き抜きレール42を備え、各引き抜きレール40、42は、それぞれの側壁20、22にボルトで装着される玉軸受ガイド部材のために構成した金属外形である。

    第1レール組立体36は第1ガイドレール44及び第2ガイドレール46を備え、第1ガイドレール44及び第2ガイドレール46には、双方向矢印Aで示すように第2レール組立体38に対して長手方向に低摩擦で第1レール組立体36を動かすために玉軸受が設けられ、それによりケース12の内容物は引き抜かれた引き出しでアクセスすることができる(図1)。

    蓋16を開放できるようにするために、ヒンジ48、50が設けられ、これらヒンジ48、50によって蓋16は共通の回転軸52のまわりで、第1ガイドレール44及び第2ガイドレール46にそれぞれ回動可能に取り付けられる。 ヒンジ48、50は、回転軸52が、開閉の際のシール面24、26、28、30における磨耗を避けるためにケース16の閉じた状態においてシール面24、26、28、30の平面から離間されるようにして配列される。 蓋16の側壁32、34には回動突起部54、56が設けられている。

    ケースが図2に示すように従来の仕方で用いられない場合に、好ましくは図1に示し、ラック58として構成したハウジング構造体に保管される。 このラック58は、本質的に垂直にのびる第1柱状体60及び同様に垂直にのびる第2柱状体62を備え、第1ガイドレール44に対する第1受けトラック64は第1柱状体60に設けられ、また第2ガイドレール46に対する第2受けトラック66は第2柱状体62に設けられている。 第1受けトラック66(64の誤り)及び第2受けトラック64(66の誤り)はほぼ平にのび、それにより受けトラック64及び受けトラック66は、ケース12を動かなくなることなしにトラック64、66へ容易に押し込んだり、押し出したりできるように寸法決めされる。

    第1レール組立体36はラック58に対してロックされ得、それにより別の実施形態に関連して以下に説明するように特殊な構造体が使用され得る。

    図3に示す本発明のケース112の第2の好ましい実施形態は、第1実施形態と同様に、下方シェル114及び蓋116を備え、これら下方シェル114及び蓋116は回動及び摺動の両方ができるように第1実施形態のように互いに接合される。 従って、第1実施形態の対応する説明が形式上参照される。

    二つの実施形態は下方シェル114及び蓋116の外側の幾何学的形状においてのみ異なっており、シール面で画定した平面は下方シェル及び蓋に位置され、二つの側部において第1レール組立体136でカバーされていることが強調されるべきである。

    第2実施形態によるケース112と共に用いられるモジュールアダプタは第1実施形態に関して説明した機能を備えているが、このモジュールアダプタは主として、ケース112をラック158に解放可能にロックする機能を独立してもち、図4には簡潔にするため第1柱状体160のみを示す。 この目的で、第1レール組立体2は、ケース112(モジュール)の中央平面に配列されて 設けた第1、第2鏡面対称ガイドレール144、146を備えており、以下簡潔にするために第1ガイドレール144のみについて説明する。 第2ガイドレール146の詳細は相似である。

    第1ガイドレール144及び第2ガイドレール146は第1アダプタ構造体170を形成し、この第1アダプタ構造体170はレールガイド部材172と共動し、それの第1レールガイド要素174のみを図4に示す。 第1レールガイド要素174に相応した第2レールガイド要素はラックの図示していない第2柱状体に設けられる。 レールガイド部材172は第2アダプタ構造体176を構成している。

    図4に示すように、レールガイド要素174はU字形ガイドトラック178を備え、ケース114をラック158に挿入する際に、ブロック状摺動プロファイル部180を下方に備えた組み合さったガイドレール144がこのU字形ガイドトラック178内を摺動する。 この挿入に関しての詳細の全てを理解するために、本発明の別の実施形態におけるかかる状況を示している図6を参照して説明する。

    ロックするために、第1レール組立体136、レールガイド部材172にそれぞれ第1、第2往復動的に方向決めした係合要素が設けられ、第1、第2、第3戻り止めラグ部材182、184、186は第1レール組立体に第1係合要素として設けられ、レールガイド部材172に設けた戻り止めラグ受け部材188に交互に係合できる。

    第1、第2、第3戻り止めラグ部材182、184、186は、材料の一様な条片に単にノッチを形成することによって細長い制御レバー190に設けられ、制御レバー190は、全体として図3に双方向矢印Cで示すように傾斜できるように取り付けられ、その長手方向伸張部に沿った任意の部位で把持され操作され得る。 従って、制御レバーは三つの戻り止めラグ部材182、184、186の各々に対する遠隔制御装置192であり、この遠隔制御装置によって戻り止めラグ部材182、184、186は戻り止めラグ受け部材188から揺動でき、第1ガイドレール144及び必要に応じて第2ガイドレール146はそれぞれのレールガイド部材172に対して自由に変位できるようになる。

    ケース112をラック158に押し込む際に自動的に確実に係合させるために、制御レバー190はばね要素(図示していない)によって閉じる方向に予め負荷が掛けられている。 第2実施形態で設けたばね要素は本質的に第3実施形態のものに相応し、上記実施形態及び特に図6を参照できる。

    適位置への係合を容易にするために、さらに、第1、第2の傾斜した楔形面194、196がそれぞれのレールガイド要素にそれぞれ設けられ、ケース112がラック内に押し込まれる時に、それぞれの戻り止めラグ部材182、184、186の係合が制御レバー190の作動で抑制されない場合に戻り止めラグ受け部材188がかかる係合を許すまで、これらの戻り止めラグ部材182、184、186の一つが最初にばね張力に抗して引き込む効果を持ち、戻り止めラグ受け部材180(188の誤り)に他の戻り止めラグ部材182、184、186の一つを係合させる。 傾斜した楔形面はそれぞれ好ましくは、接触接線が挿入中の傾斜を変えるので、凸面形状である。

    図5〜図9には、本発明のモジュールアダプタの好ましい第3実施形態を本発明のケース212の第3実施形態と共に示し、図5には、本発明の上記ケース212を異なる使用状態において異なる装飾品を付けて示している。

    図5に示すケース212に共通して、これらのケース212は、相応したモジュールアダプタと相互に作用する第1、第2実施形態の上記機能を備えている。 従って、第3実施形態の説明において、第1/第2実施形態の要素に対応した個々の要素に対して対応した参照番号が用いるが、これらの参照番号には第1/第2実施形態に対して200か又は100を加えている。 従って説明の対応した部分が参照される。

    図5に示すケースに共通して、それらの下方シェル214及びそれらの蓋は炭素繊維を挟んだ材料から成り、それの芯は蜂の巣又は波形構造体である。 従ってケース212は特に軽量であるにもかかわらず、非常に丈夫である。

    またこれらケースに共通して、それらの第1、第2レール組立体はアルミニウムプロファイルであり、第1実施形態の場合のように玉軸受に代えて、プラスチック摺動構成要素245が用いられる。 このプラスチック摺動構成要素245はほぼI字形態に構成され、図6に水平に示され、第1引き抜きレール240及び第1ガイドレール244の両方によってバンド部247、249で把持される。

    図7bには、断面がほぼ円形の軸受溝251は第1ガイドレール144に形成され、軸受溝251内に押し込みできる制御レバー290に相対して設けられた軸受条片293を受けるように機能し、それにより制御レバー290は図6に双方向矢印Cで示すように相応して回転できる。 制御レバー190が作動領域255の長手方向伸張部に沿った任意の部位で、作動領域255に圧力を加えることにより作動されると、図6に示すばね要素257は圧縮され、戻り止めラグ部材282は戻り止めラグ受け部材288から出て回動し、それにより第1ガイドレール244はレールガイド要素274に対して変位できるようになる。

    第1引き抜きレール240、プラスチック摺動構成要素244、及び制御レバーとばね要素257を備えた第1ガイドレールは、ケース240に固定される組立体を形成し、そしてそのケースに留まる。

    これに対して、レールガイド要素274は、例えば受け構造体の関連した柱状体260において、第2アダプタ構造体276の一部に留まる。

    図8に三つの図で示すレールガイド要素274は、動作に遊びが必要である制御レバー290を固定するために、矢印Dの方向にU字形部分に対して戻り止めラグ受け部を変位させる中央ロックに接合され得る。

    本発明のモジュールアダプタ400の図10〜図20に示す好ましい第4実施形態によって、図10及び図11に示すように、回動(図10)によってか又は摺動(図11)によって第2レール402に固定されたコンテナー(図示していない)の下方シェルすなわちケースに対して第1レール401に固定されたコンテナー(図示していない)の上方シェルすなわち蓋を変位させることができる。 この目的で、第1レール401及び第2レール402とは別に、上記モジュールアダプタ400はカップリングレール404を備え、開放及び/又は摺動機能は、カップリングレール404が直接下方シェルに対して固定される場合(図23〜図29参照)に、第1レール401及びカップリングレール404によって実現できる。 しかし、第2レール402によって、いわゆる完全な引き抜きを実現できる。

    第1レール401及び第2レール402は本質的にスロット付きボックスの形態として構成され、それにより、第1レール401は第1ガイドチャンバ406を備え、第2レールは第2ガイドチャンバ408を備えているガイドチャンバ406、408は、カップリングレール404がレールの長手方向に変位できるように、支持部410、412、414に受けられ得るように寸法きめされる。

    支持部410、412、414はカップリングレール404に形成される。 第1支持部410及び第2支持部412はカップリングレール404の上方領域に位置決めされ、また第3支持部414はカップリングレール404の下方領域に位置決めされている。 支持部410、412、414は連続した支柱416に設けられ、この連続した支柱416の幅はxであり、この幅xは、上記支柱が第1レールに設けた第1スロット418及び第2レールに設けた第2スロット420を通って突出できるように寸法決めされ、そして遊びをもってこれらのスロット418、420において案内される。

    カップリングレール404が第1レール401及び第2レール402内に押し込まれると、第1レールの突出部分422、424はカップリングレール404の摺動面426、428に当接し、第1レール401はカップリングレール404を支持している。

    相応した仕方で、第2レールの突出部分430、432、434はカップリングレール404の摺動面436、438に当接し、カップリングレール404は第2レール402を支持している。

    モジュールアダプタ400の変位機能は、上記の突出部分422、424、432、434及び相応した摺動面426、428、436、438によって画定される。

    開放できるようにするために、回動軸442を備えた回動ピン440が設けられ、この回動ピンは長手方向伸長部を横断して第1レール401に設けられ、そして第1レールに対して固定され、ガイドチャンバ406を通ってのびるようにされている。 この回動軸440はカップリングレール404と共動し、回動軸受444は、回動ピン440の軸442にほぼ垂直にのびかつカップリングレール404に対して長手方向にのびる結合・解放トラック446を備えている。

    カップリングレール404に対して軸442のまわりで第1レール401を回動できるようにするために、第1レール401は第1ノッチ448及び第2ノッチ440(450の誤り)を備え、第1レール401の長手方向の長さは、第1支持部410、第2支持部412がそれぞれ、僅かな遊びをもって上記ノッチ448、450を介して解放され得るように寸法決めされる。

    カップリングレール404が第1レール401に対して第1レール401の長手方向に押圧されると、支持部410、412は、軸442のまわりでのあらゆる回転運動を阻止する。

    摺動及び開放機能に関して、図21及び図22に示す本発明のモジュールアダプタ500の第5実施形態は、図10〜図20を参照して上記で説明してきたような第4実施形態に相応している。 従って、同じ要素を示すのに図10〜図20の参照番号に100を加えた参照番号を用いる。 また相応した説明部分が参照される。

    第4実施形態の場合のように、第5実施形態はまた第1レール501、第2レール502及びカップリングレール504を備え、第1レール501及び第2レール502は、第4実施形態の相応したレールと同様に、スロット付きボックス形態のものであり、第1レールにはノッチ(図示されていない)が設けられ、これらのノッチは相応した支持部510と共動する。

    図21及び図22には、ハウジング構造体558に解放可能にロックするかかるモジュールアダプタ500が好ましくはどのように構成されるかを示している。 ハウジング構造体558は、図1における第1実施形態によるハウジング構造体の場合のように、ラックとして構成され得る。

    図22に示すように、第2アダプタ構造体560はハウジング構造体558に固定され、第2アダプタ構造体560は、本質的に断面がU字形のレールガイド部材の形式として構成される。 第1レール組立体562は第2アダプタ構造体560のU字形部分に押し込まれ得、このレール組立体562は本質的にはU字形輪郭部564で形成され、U字形輪郭部564は第1レール501を包囲し、そして上記第1レール501に対して固定される。

    U字形輪郭部564は、機械的な遠隔制御装置570を収容するように機能するチャンバ568がバンド566とレール501との間に形成されるように寸法決めされる。 この遠隔制御装置570は本質的には制御レバーとして構成した作動要素572から成り、作動要素572には等間隔に戻り止めラグ部材574が設けられている。 作動要素572は不変的な弾性をもつ発泡合成材料製のばね要素576によってロック位置に予め負荷が掛けられている。

    戻り止めラグ部材574の一つが圧力を加えることによって作動されると、全ての戻り止めラグ部材574は、制御要素572を介しての接続のためにそれらの解放位置へ回動し、第1レール組立体は第2アダプタ構造体560内へ摺動できる。 戻り止めラグ部材574が解放すると、それらの戻り止めラグ部材574は逆方向に回動し、それらの面578は、第2アダプタ構造体560に対応して構成した受け要素又は第2アダプタ構造体560の対向した面に突き当たることができる。

    図21及び図22に示すモジュールアダプタ500は、この構造が図3及び図4による実施形態の場合より図22の双方向矢印Sの方向に大きな遊びをもたらすという図3及び図4に示すモジュールアダプタに勝る利点を有する。

    図23〜図29に示す第6実施形態の本発明のモジュールアダプタ600は安全な移送に関連した課題に取り組んでいる。 第4、第5実施形態の場合のように、第1レール401、501、カップリングレール404、504にそれぞれ実質的に相応した第1レール601及びカップリングレール604が設けられ、特に第1ガイドチャンバ606が設けられ、このガイドチャンバ606に、支持部610、612及び付加的な支持部613が配列されている。 ガイドチャンバ606と支持部610、612、613との相互作用に関しては、図10〜図20に関連した説明のそれぞれの部分が参照される。

    第4実施形態と第5実施形態との単なる相違点は、図23〜図29に示すモジュールの下方シェル(側壁609のみが示されている)とカップリングレール604の直接接続が有利であるので、第1レール601におけるスロットが非対称構造である点にある。 さらに第4実施形態と違って、支持部は互いに漸次的長さ及び漸次的距離に配列される。

    図29に示すように回転できるようにするために、回動ピン及び回動ピンソケットが設けられ、簡潔にするために回動ピン軸642だけが示されている(図25)。 第6実施形態によって相応して実現されるので、図10〜図20に関連した説明が参照される。

    図23〜図29の実施形態に独特な点は、移送ロック機構として設けたクロージャー部材680に関する。 このクロージャー部材680は、第1レール601におけるばね張力で予め負荷が掛けられ、長手方向に変位でき、上記第1レール601を包囲する摺動要素682を包囲しており、上記摺動要素682は内側部にピンソケット684を備え、このピンソケット684は、把持部のレバーに設けた保持ピンと共動する。 変位作用が働く際に、摺動要素のばね張力と共に傾斜部690はピン686と自動的にロックする(図27)。 ヒンジ作用が働くと、第2傾斜部692は摺動要素682と共動してロック作用する。

    図28及び図29は、摺動要素682を固定するために設けられたリベット694が同時に引き抜き端部ストッパーとして機能する仕方を示している。 この操作において、支持部610、613、612及び傾斜部692には、溝696が設けられ、支持部612に設けられた溝は、引き抜き状態においてリベット694に対する端部止め部材として作用するように長手方向に連続していない。

    第6実施形態によるモジュールアダプタ600に設けられたモジュールの移送把持部が双方向矢印Pで示すように回動可能に装着されると、ピン686のロック作用は回動運動と組み合され得る。 さらに、有利には、レール601が垂直位置に配置される際に摺動及び回動の両方を阻止する重力ロック機構が設けられる。

    図30及び図31は、図23〜図29に示す第6実施形態によるモジュールアダプタ600の基本の概略線図である。 図30から明らかなように、傾斜部690が、ピン686をピンソケット684内へ続いてロックするために、ばね698の力に抗してピン686を変位できる仕方が示されている。 このラッチ位置では、下方シェルに固定されるカップリングレール604及び上方シェルに固定されるレール601は変位しないようにブロックされる。 支持部及びノッチはこの位置においては重ならないので、あらゆるヒンジ開放も阻止される。

    さらに図30及び図31から明らかなように、搬送把持部703の固定されるピン686を支持するレバー702に対する回転軸700の構成により重力ロック機構がどのように構成されるかが示されている。 すなわち、把持部で持ちそして垂直に作用する重力に抗して矢印Fの方向に力を作用させると、ばね698の作用は重力によってサポートされる。

    特に好ましい第1実施形態によるラックに保持されたケース用の本発明のモジュールアダプタの第1の好ましい実施形態を示す概略斜視図である。

    蓋をあけてラックから外した使用状態の位置に図1の本発明のケースを示す概略斜視図である。

    第2実施形態による本発明のモジュールアダプタの第1アダプタ構造体を備えた本発明のケースの第2の好ましい実施形態を示す概略斜視図である。

    第2実施形態による本発明のモジュールアダプタの図3に示す第1アダプタ構造体に対する第2アダプタ構造体の概略斜視図である。

    第3の好ましい実施形態によるモジュールアダプタを有するさらに好ましい実施形態による本発明のケースを示す概観図である。

    図5に示す第3実施形態による本発明のモジュールアダプタの断面図である。

    a、b、cは、図6に示す第3実施形態による本発明のモジュールアダプタの第1アダプタ構造体の細部を示す詳細図である。

    図6に示す第3実施形態によるモジュールアダプタの第2アダプタ構造体の細部を示す詳細図である。

    図6〜図8に示すもののケース及びモジュールアダプタ機能を示す説明図である。

    開らいた状態における本発明のモジュールアダプタの第4の好ましい実施形態を示す説明図である。

    部分的に摺動させて開らいた状態における図10に示す本発明のモジュールアダプタの第4の好ましい実施形態を示す説明図である。

    ロックした状態における図10及び図11に示す本発明のモジュールアダプタの第4の好ましい実施形態を示す説明図である。

    図10〜図12に示すモジュールアダプタの側面図である。

    図13に示す矢印XIVに沿った説明図である。

    図13に示す矢印XVに沿った説明図である。

    図13に示す矢印XVIに沿った説明図である。

    図16に示す矢印XVIIに沿った説明図である。

    図10〜図17に示すモジュールアダプタのカップリングレールの側面図である。

    図18に示す矢印XVIVに沿った断面図である。

    図18に示す矢印XXに沿った断面図である。

    本発明のモジュールアダプタの第5の好ましい実施形態を示す部分断面斜視図である。

    第2アダプタ構造体と共動する図21のモジュールアダプタを示す断面図である。

    本発明のモジュールアダプタの第6実施形態を示す斜め下方から見た正面図である。

    本発明のモジュールアダプタの第6実施形態を示す側面図である。

    摺動させた状態における本発明のモジュールアダプタの第6実施形態を示す下方から見た説明図である。

    摺動させた状態における本発明のモジュールアダプタの第6実施形態を示す斜め上方から見た説明図である。

    摺動させた状態における本発明のモジュールアダプタの第6実施形態を示す外観図である。

    摺動させた状態における本発明のモジュールアダプタの第6実施形態を示す説明図である。

    閉じた状態における本発明のモジュールアダプタの第6実施形態を斜め下方から見た説明図である。

    図23〜図29の本発明の第6実施形態によるモジュールアダプタの移送ロック機構の概略線図である。

    図23〜図29の本発明の第6実施形態によるモジュールアダプタの移送ロック機構の概略線図である。

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