First aid for a vehicle

申请号 JP2002100991 申请日 2002-04-03 公开(公告)号 JP4160314B2 公开(公告)日 2008-10-01
申请人 アグスタ ソチエタ ペル アツィオニ; 发明人 アリー ピエトロ;
摘要
权利要求
  • 救急用乗物(1)であって、
    積込コンパートメント(2)と、 前記積込コンパートメント(2)を画定する第一 及び第二の横方向壁部(3、4) であって 、少なくとも 第一の前記横方向壁部(3)が、前記積込コンパートメント(2)の長さよりも幅が狭い 積み降ろし用開口部(6)を有し、 前記積込コンパートメント(2)の第一の長手方向端部に隣接して配置される、第一 及び第二の横方向壁部(3、4)と、前記積込コンパートメント(2)内の長手方向の輸送位置に設置され、前記 積み降ろし用開口部(6)を 介して前記積込コンパートメント(2) 及び前記積込コンパートメント(2)から移動可能な少なくとも一つのストレッチャ(15) であって 、前記 積み降ろし用開口部(6)の 幅よりも狭くて長いストレッチャ(15)と、前記輸送位置に前記ストレッチャ(15)を解放可能に固定するための固定手段(22)とを具備し、
    さらに前記固定手段(22)が、前記ストレッチャ(15)の両端部から下方に突出する二つのピン(23、24)と、前記積込コンパートメント(2)内に配置される第一の及び第二の座部(26、27)であって、前記座部(26、27)の各々が、それぞれ前記ピン(23、24)を受容するためのものであり、前記第一の座部(26)が前記第一の長手方向端部に隣接して前記積み降ろし用開口部(6)に対面し、前記第二の座部(27)が前記積み降ろし用開口部(6)に対して後退している第一の及び第二の座部(26、27)と、前記第一の座部(26)内にそれぞれの前記ピン(23)を固定するために前記第一の座部(26)と結合する解放可能なロック手段(28)と、前記第二の座部(27)から延伸していて、前記ピン(24)を横断方向挿入経路に沿って前記第二の座部(27)内に導くための横断方向案内手段(29)とを具備する救急用乗物において、
    前記横断方向案内手段(29)が、前記積込コンパートメント(2)内の固定位置に嵌め込まれる湾曲した案内部材(38)を具備し、前記湾曲した案内部材(38)の凹部が前記第一の座部(26)に対面していることを特徴とする 、救急用乗物。
  • 前記横断方向案内手段(29)が前記第一および第二の座部(26、27)とほぼ同一平面であって、前記第二の座部(27)から前記第二の横方向壁部(4)に向かって延びている、請求項1に記載の救急用乗物。
  • 前記案内部材(38) 、前記二つのピン(23、24)の間の距離よりも小さい曲率半径を 有する 、請求項 に記載の救急用乗物。
  • 前記ロック手段(28)が、前記 積み降ろし用開口部(6)を向いて開放している鉛直方向 に深く横方向 に延びるスロット(31)を有し、前記第一の座部(26)を 画定する固定式顎部(30)と、通常の閉鎖位置から前記第一の座部(26)を開放する開放位置まで鉛直軸線(33) の周りに弾性的に可動な可動式顎部(32)とを具備し、該可動式顎部(32)は前記開放位置から前記閉鎖位置まで跳ね返る、請求項1から のいずれか一項に記載の救急用乗物。
  • 前記ピン(23、24)のそれぞれが略 きのこ形の頭部を有し 、使用時に前記各座部(26、27)の下に係合する張出ヘッド(25)を具備する、請求項1から のいずれか一項に記載の救急用乗物。
  • 前記積込コンパートメント(2)が、 段差を有する第一の及び第二の表面(10、11)を含む底 壁部(9)を具備し、前記第一の表面(10)は前記第二の表面(11)よりも下方に在って前記 積み降ろし用開口部(6)に延びており、さらに、前記積込コンパートメント(2)内に解放可能に固定されるパネル(16)を具備し、該パネル(16)は前記第一の表面(10)よりも上方でかつ前記第二の表面(11)と同一平面に在って前記輸送位置に前記ストレッチャ(15)の少なくとも一部を支持する、請求項1から のいずれか一項に記載の救急用乗物。
  • 前記第二の座部(27)が前記第二の表面(11)に位置しており、前記ロック手段(28)が前記パネル(16)により担持されており、前記横断方向案内手段(29)が前記第二の表面(11)により担持される、請求項 に記載の救急用乗物。
  • 前記乗物自体が、前記積込コンパートメント(2)を 囲うナセルを具備する救急ヘリコプタ(1)である、請求項1から のいずれか一項に記載の救急用乗物。
  • 前記第一の長手方向端部が、前記救急ヘリコプタ(1)の移動方向に関して前記積込コンパートメント(2)の前方端部である、請求項 に記載の救急用乗物。
  • 说明书全文

    【0001】
    【発明の属する技術分野】
    本発明は救急用乗物に関する。
    さらに特別には、本発明は救急用乗物であって、積込コンパートメントと、該積込コンパートメントを形成する第一および第二の横方向壁部(3、4)とを含み、少なくとも一方の前記横方向壁部は、前記積込コンパートメントの長さ部分よりも幅狭であって該積込コンパートメントの第一の長手方向端部に隣接する積み降ろし用開口部を有しており、さらに、前記積込コンパートメント内の長手方向輸送位置に設置されていて前記積込コンパートメントまでおよび該積込コンパートメントから前記積み降ろし用開口部を通って移動可能な少なくとも一つのストレッチャを含み、該ストレッチャは前記積み降ろし用開口部の幅部分よりも幅狭でかつ長くなっており、さらに、前記輸送位置に前記ストレッチャを解放可能に固定するための固定手段を含む救急用乗物に関する。
    【0002】
    【従来の技術】
    本発明は救急ヘリコプタの利益のために使用され、以下の説明は実施例としてのみ純粋に参照される。
    前述した形式の公知の救急ヘリコプタにおいては、後述するように横方向の積み降ろし用開口部がストレッチャの長さ部分よりも幅狭であるので、ストレッチャを積込コンパートメント内に横断方向に挿入することができない。 結果的にストレッチャを積込コンパートメント内の長手方向輸送位置に設置するために、少なくとも二人の運搬人によってストレッチャを持ち上げる必要があり、上昇位置までストレッチャの少なくとも一部分を積み降ろし用開口部に通して長手方向に挿入する必要があり、ストレッチャを積込コンパートメント内の長手方向輸送位置まで回転させて、次いで鉛直方向に下げて座部内の輸送位置に固定する必要がある。
    【0003】
    【発明が解決しようとする課題】
    本発明の目的は、前述した操作を容易に行うようにしたストレッチャおよび積込コンパートメントを提供することである。
    【0004】
    【課題を解決するための手段】
    本発明によれば、救急用乗物であって、積込コンパートメントと、該積込コンパートメントを形成する第一および第二の横方向壁部とを含み、少なくとも一方の前記横方向壁部は、前記積込コンパートメントの長さ部分よりも幅狭であって該積込コンパートメントの第一の長手方向端部に隣接する積み降ろし用開口部を有しており、さらに、前記積込コンパートメント内の長手方向輸送位置に設置されていて前記積込コンパートメントまでおよび該積込コンパートメントから前記積み降ろし用開口部を通って移動可能な少なくとも一つのストレッチャを含み、該ストレッチャは前記積み降ろし用開口部の幅部分よりも幅狭でかつ長くなっており、さらに、前記輸送位置に前記ストレッチャを解放可能に固定するための固定手段を含む救急用乗物において、前記固定手段が、前記ストレッチャの両端部から下方に突出する二つのピンと、前記積込コンパートメント内に位置していてそれぞれが前記各ピンを受容する第一および第二の座部とを具備し、前記第一の座部は前記第一の長手方向軸線に隣接していて前記積み降ろし用開口部に対面しており、前記第二の座部は前記積み降ろし用開口部に対して後退しており、さらに、解放可能に係合できるロック手段を具備し、該ロック手段は前記第一の座部に関連づけられていて前記ピンを前記第一の座部内にロックし、さらに、前記第二の座部から延びていて前記ピンを横断方向挿入経路に沿って前記第二の座部まで案内するための横断方向案内手段を具備する救急用乗物が提供される。
    【0005】
    【発明の実施の形態】
    添付図面を参照することにより本発明の制限されることのない実施形態を実施例として説明する。
    図1において救急ヘリコプタ1は略鉛直方向を向いた二つの横方向壁部3、4により形成される積込コンパートメント2を具備している。 これら横方向壁部3、4は救急ヘリコプタ1の長手方向軸線5に対して平行になっていて、 積み降ろし用開口部6、7をそれぞれ有している。 これら積み降ろし用開口部6、7のそれぞれは積込コンパートメント2の前方端に隣接していて、積込コンパートメント2の長手方向寸法の長さ部分よりも幅狭であって、公知の摺動式ドア(図示しない)により閉鎖される。
    【0006】
    積込コンパートメント2はまた、長手方向軸線5に交差する略鉛直方向の後方壁部8と、前方床表面10と後方床表面11とを含む底壁部9と、略平の頂方壁部12とにより形成されている。 これら前方床表面10および後方床表面11は略水平であって異なる高さに在り、後方床表面11は前方床表面10よりも高い位置に在る。
    【0007】
    図示される実施例においては、積込コンパートメント2には前方床表面10において調節可能な位置に支持される前方シート13と後方シート14とが備えられている。 後方シート14のシート部分は横方向壁部4に隣接する後方床表面11の端部分により形成されている。 積込コンパートメント2にはさらに、 積み降ろし用開口部6、7の幅部分よりも長いストレッチャ15が備えられている。 ストレッチャ15は輸送位置においては長手方向軸線5に対して平行であって、後方床表面11とパネル16の両方に設置される。 パネル16は積込コンパートメント2の内部において積込コンパートメント2の前方に着脱可能に取り付けられていて、後方床表面11と同一表面になっている。
    【0008】
    パネル16はほぼ矩形であって、積込コンパートメント2内において積み降ろし用開口部6に隣接すると共に積み降ろし用開口部6に対面するよう配置されている。 パネル16の長手方向軸線は長手方向軸線5に対してほぼ平行であり、パネル16の後方縁部17は公知の方法(図示しない)で後方床表面11の前方縁部に連結されている。 パネル16の前方端は直立部18が介在することによって前方床表面10上に設置されている。 直立部18は、前方床表面10に取り付けられた公知の固定機構部(図示しない)に解放可能に係合するきのこ形の頭部 19により底端部に取り付けられている。 後方縁部17における積み降ろし用開口部7に対面する側部においては、パネル16は割出部20を含んでおり、この割出部20の役割を後述する。 割出部20は略三形であり、頂点が後方縁部17を向いており底辺が後方縁部17に整列されている。
    【0009】
    ストレッチャ15の下方には複数のキャスタ21が取り付けられている。 パネル16と後方床表面11とにより形成される平坦な支持表面に沿ってストレッチャ15はこれらキャスタ21により摺動できてこの支持表面上に設置される。 ストレッチャ15は、二つのきのこ形の頭部ピン23、24を含む固定部材22によって前記輸送位置に固定される。 これらきのこ形の頭部ピン23、24はストレッチャ15の前方端および後方端から下方に突出していて、ストレッチャ15の中心長手方向軸線に沿って位置していて、それぞれが張出ヘッド25(一つのみを示す)を有している。 固定部材22もまた、パネル16および後方床表面11上にそれぞれ形成されていてピン23、24をそれぞれ受容する二つの座部26、27と、座部26と連結しピン23を座部26内に解放可能に固定するロックユニット28と、座部27に関連付けられていてピン24を横断挿入経路に沿って座部27内に案内する横断案内ユニット29とを含んでいる。
    【0010】
    図4に示されるように、パネル16の長手方向軸線に交差して調節可能なロックユニット28は、使用時に積み降ろし用開口部6に対面するよう位置決めされて、公知の把持装置により形成される。 公知の把持装置はパネル16に対して平行であって上昇位置においてパネル16に取り付けられる平坦プレートにより形成された顎部30を含む。 顎部30はパネル16の長手方向軸線に対して交差して延びる横方向スロット31を有しており、この横方向スロット31は積み降ろし用開口部6に向かって開口していて、座部26を形成する内方端部分を含んでいる。 ロックユニット28もパネル16に対して平行な平坦プレートにより形成される可動式顎部32を含んでいる。 この可動式顎部32はパネル16に対する上昇位置において顎部30の下方に位置している。 ピン23を座部26に横断方向に挿入(張出ヘッド25が顎部30、32の下方に位置する)してピン23を座部26に固定できるようにするために、可動式顎部32はパネル16にヒンジ留めされてバネ(図示しない)に抗しつつ(図4において反時計回りに)軸線33回りに回転される。 可動式顎部32はレバー34と一体的に固定されており、レバー34によって可動式顎部32を軸線33回りに前記バネ(図示しない)に抗し手動で回転させて、ピン23を座部26から横断方向に引き出す。
    【0011】
    図3に示されるように、座部27はスロット35の内方端部分により形成されており、スロット35はプレート37の傾斜式前方縁部36に沿って形成されており、このプレート37は横方向壁部3に隣接していて積み降ろし用開口部6に対して後退した上昇位置における後方床表面11に対して平行でこれに固定されている。 スロット35はロックユニット28に向かって開放しており、案内ユニット29は長手方向軸線5に対して交差する後方床表面11に固定される部分38を具備している。 部分38はプレート37から積み降ろし用開口部7に向かって延びていて湾曲した横方向縁部39を有している。 横方向縁部39はロックユニット28に対面する横方向縁部39の凹部により位置決めされており、横方向縁部39の曲率半径はストレッチャ15の長さ部分よりも小さい。 横方向縁部39はプレート37の傾斜式前方縁部36に対してわずかに後退していて、ピン24の張出ヘッド25と協働して、傾斜式前方縁部36とスロット35の入口部とに連結された横断方向経路に沿ってピン24を案内する。
    【0012】
    実際の使用において、最初にストレッチャ15を長手方向軸線5に対して傾斜する方向40に向けて次いで長手方向軸線5と後方壁部8とに向けることによって、ストレッチャ15を積み降ろし用開口部6に通して積込コンパートメント2内に挿入する。 ストレッチャ15の後方端部がパネル16上に載りつつストレッチャ15が積み降ろし用開口部6を通って部分的に挿入される位置A(図1において点線で示される)に達するときに、ストレッチャ15は瞬間鉛直軸線周りに(図1において時計周りに)徐々に回転され、同時にストレッチャ15は後方壁部8に向かって位置Bまで軸線方向に押される。 位置B(図1において点線にで示される)においてはピン24の張出ヘッド25が部分38の横方向縁部39に接触している。 位置Aと位置Bとの間において、ストレッチャ15のキャスタ21は最初にパネル16上に載り、次いでパネル16と後方床表面11との両方に載り、次いで割出部20に沿って延びる経路に沿って摺動する。 この割出部20は位置Aと位置Bとの間におけるストレッチャ15の重量の一部、およびストレッチャ15上のあらゆる負荷を確実に支持する。
    【0013】
    この点においてストレッチャ15はさらに中間の瞬間鉛直軸線回りに(図1において時計回りに)回転され、それによりピン24がプレート37の傾斜式前方縁部36に横方向に接触して傾斜式前方縁部36に沿って座部27内に摺動するまで、ピン24の張出ヘッド25は部分38の横方向縁部39に沿って摺動するようになる。 一旦、この位置になると、ストレッチャ15は座部27の軸線回りに最終的に回転され、それにより、ピン23が可動式顎部32に横方向に接触して、可動式顎部32を軸線33回りに図4において反時計回りに回転させて座部26に係合させて、次いでピン23は元の位置まで跳ね返る可動式顎部32によって座部26内に固定される。
    【0014】
    ストレッチャ15はレバー34により可動式顎部32を回転させることによって引き出されてピン23を解放させ、次いで前述した行程を反対に行う。
    【0015】
    前述した説明より明らかであるように、運搬人がピン24を座部27内に正確に挿入できるので案内ユニット29によってストレッチャ15を装填することを迅速に行うことができ、同時にストレッチャ15をピン24の軸線回りに単に回転させることによりロックユニット28によってストレッチャ15を輸送位置に迅速に係合させられる。
    【0016】
    前述した内容に関連して、必要な場合にストレッチャ15の一部を支持するための着脱可能なパネル16によって積込コンパートメント2を他の用途に迅速に変更することも想定される。
    【図面の簡単な説明】
    【図1】 本発明に基づく乗物、特に救急ヘリコプタの部分的に断面が示された部分平面図である。
    【図2】 図1の乗物の部分的に断面が示された部分側面図である。
    【図3】 図1の第一の詳細部の拡大図である。
    【図4】 図1の追加の詳細部の拡大斜視図である。
    【符号の説明】
    1…救急ヘリコプタ2…積込コンパートメント3、4…横方向壁部5…長手方向軸線6、7… 積み降ろし用開口部8…後方壁部9…底壁部10…前方床表面11…後方床表面12…頂方壁部13…前方シート14…後方シート15…ストレッチャ16…パネル17…後方縁部18…直立部19… きのこ形の頭部
    20…割出部21…キャスタ22…固定部材23… きのこ形の頭部ピン25…張出ヘッド26、27…座部28…ロックユニット29…案内ユニット30…顎部31…横方向スロット32…可動式顎部33…軸線34…レバー35…スロット36…傾斜式前方縁部37…プレート39…横方向縁部

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