荷台位置合わせシステム及びその積み降ろし方法

申请号 JP2016562774 申请日 2015-04-15 公开(公告)号 JP2017517291A 公开(公告)日 2017-06-29
申请人 ファーノ−ワシントン・インコーポレーテッド; 发明人 カルレッティ,エンリコ;
摘要 緊急輸送車両(100)へと、及び緊急輸送車両(100)から車輪付き担架(106)を積み降ろしするために荷台(104)を自動 水 平化及び/または自動中央 位置 合わせする方法及び位置合わせシステムが開示される。位置合わせシステムのコントローラ(114)は、荷台を前記緊急車両から引き出すための指示を受信し、かつ緊急輸送車両からの動 力 で荷台を引き出す。コントローラは、荷台と車輪付き担架の積載車輪(130)間のあらゆる位置合わせ問題を自動的に補正するために、接近する車輪付き担架を認識し、かつ荷台を接近する車輪付き担架の先端と自動的に位置合わせする。【選択図】図1
权利要求
  • 車輪付き担架を緊急輸送車両に設けられた荷台へ積載する方法であり、
    位置合わせシステムのコントローラにより前記位置合わせシステムの荷台を前記緊急車両から引き出すための指示を受信すること及び前記緊急輸送車両からの動力で前記緊急輸送車両から前記荷台を引き出すこと、
    前記位置合わせシステムの前記コントローラを介して接近する車輪付き担架を認識すること、
    前記緊急輸送車両からの動力で前記荷台を前記接近する車輪付き担架の前記積載端へ自動水平化及び/または自動中央位置合わせする前記位置合わせシステムを介して、前記荷台を前記接近する車輪付き担架の前記先端と一直線に並べること、
    を含む前記方法。
  • 前記車輪付き担架を前記荷台に積載することをさらに含み、前記自動位置合わせが、前記荷台の端部面部分に水平化及び/または中央位置合わせされた前記車輪付き担架の積載車輪を着地させる、請求項1に記載の前記方法。
  • 前記荷台を前記接近する車輪付き担架の積載端に自動的に位置合わせする前に、前記位置合わせシステムの前記コントローラを介して、前記荷台の上部支持面が前記緊急輸送車両の先端を超えて引き出されたかどうかを自動的に判断すること、をさらに含む、請求項1に記載の前記方法。
  • 前記接近する車輪付き担架の前記位置合わせシステムの前記コントローラを介した前記認識が、前記位置合わせシステムのカメラを介して、前記位置合わせシステムの自動追跡ウィンドウ内で前記車輪付き担架に設けられた1つ以上のターゲットの画像を取得することで実行される、請求項1に記載の前記方法。
  • 前記1つ以上のターゲットの前記画像を取得した後、前記位置合わせシステムの前記コントローラを介して、前記自動追跡ウィンドウ内の参照線の高さ及び方向と前記自動追跡ウィンドウ内で取得された前記画像における前記1つ以上のターゲットの高さ及び方向の間の差を自動的に計算すること、
    前記荷台の端部に対応する前記参照線が前記1つ以上のターゲットと水平になるように、及び/または前記1つ以上のターゲットが前記自動追跡ウィンドウの中心にくるように前記荷台を自動的に上下動し、傾け、上昇及び/または下降すること、
    をさらに含む、請求項4に記載の前記方法。
  • 前記車輪付き担架が前記荷台に接すると、前記自動位置合わせを自動的に停止すること、
    をさらに含む、請求項1に記載の前記方法。
  • 前記車輪付き担架と前記荷台間に接触があった後、前記位置合わせシステムの前記コントローラを介して、前記緊急輸送車両からの動力で、前記荷台の端部を自動的に持ち上げること、をさらに含む、請求項6に記載の前記方法。
  • 前記位置合わせシステムの前記コントローラにより前記荷台を前記緊急車両内へ引き入れるための指示を受信すること、
    前記緊急車両からの動力で前記緊急車両へと前記荷台を引き入れること、
    をさらに含む、請求項1に記載の前記方法。
  • 前記位置合わせシステムの前記コントローラにより前記荷台を前記緊急車両内から引き出すための他の指示を受信すること、
    前記緊急車両からの動力で前記緊急車両から前記荷台を引き出すこと、
    前記荷台から前記車輪付き担架を降ろすこと、
    をさらに含む、請求項8に記載の前記方法。
  • 前記荷台の上部支持面が前記緊急輸送車両から引き出される時、前記位置合わせシステムの前記コントローラを介して、前記荷台を降ろす際に前記車輪付き担架の脚が完全に開かれかつ前記地面と水平になるような高さ及び方向に自動的に調節すること、
    をさらに含む、請求項9に記載の前記方法。
  • 緊急輸送車両内へと車輪付き担架を積載するための位置合わせシステムであり、
    前記緊急輸送車両の動力で動くことができ、かつ前記緊急輸送車両内に供給可能な、移動可能な荷台と、
    プログラム指示を含むメモリと、
    前記メモリに通信可能に接続されたコントローラと、を含む前記位置合わせシステムであり、
    前記荷台が前記コントローラの前記制御下で移動可能であり、前記プログラム指示がメモリから読み込まれ、かつ前記コントローラにより実行される時、前記コントローラに前記荷台を引き出させ、かつ前記荷台の高さ及び/または方向を前記車輪付き担架に設けられた1つ以上のターゲットに自動的に位置合わせさせる、前記位置合わせシステム。
  • 前記荷台が前記コントローラの前記制御下にあるアクチュエータを介して移動可能になり、地面上の前記荷台の高さを検知するために、前記コントローラに通信可能に接続され、かつ前記荷台の端部に隣接して設けられる高さ検知センサをさらに含む、請求項11に記載の前記位置合わせシステム。
  • 前記荷台を引き出すかまたは引き入れるよう前記コントローラに指示を送るために、前記荷台、前記車輪付き担架、及び前記緊急輸送車両のうちの少なくとも1つに供給されるオペレータ入力と、
    接触した時に前記荷台と前記車輪付き担架に設けられる前記1つ以上のターゲットとの前記高さ及び/または方向における前記自動位置合わせを停止する接触センサと、
    さらに含む、請求項11に記載の前記位置合わせシステム。
  • 自動追跡ウィンドウ内の前記ターゲットの画像を取得するためのカメラをさらに含み、前記画像を受信し、前記自動追跡ウィンドウ内の参照線の高さ及び方向と前記1つ以上のターゲットの前記画像の高さ及び方向との間の差を判断するために、かつ前記荷台の端部に対応する前記参照線を前記1つ以上のターゲットと並べるよう、及び/または前記自動追跡ウィンドウ内の前記1つ以上のターゲットを中央位置合わせするよう前記荷台を自動的に上下動し、傾き、上昇及び/または下降するために、前記コントローラが前記カメラに通信可能に接続される、請求項11に記載の前記位置合わせシステム。
  • プロセッサにより読み込まれかつ実行される時、前記プロセッサに荷台を引き出すこと、アクチュエータを介して、前記荷台の高さ及び/または方向を車輪付き担架に設けられるターゲットに位置合わせすること、を引き起こすプログラム指示を含む、非一時的なコンピュータ読み取り可能な媒体。
  • 说明书全文

    関連出願の相互参照 本出願は、2014年4月24日に出願された、US仮特許出願第61/983,508、「荷台位置合わせシステム及びその積み降ろし方法」の優先権を主張するものであり、参照によりその全体を本明細書に包含する。

    本開示は、概して支持台に関し、特に緊急輸送車両から車輪付き担架を積み降ろしするための荷台位置合わせシステムに関する。

    車輪付き担架の積載は救急車、ヘリコプター、またはスプリンターバンといったような緊急輸送車両へと患者を搬入することであり、現場の緊急対応要員及び/または医療関係者にとって時に困難なものとなり得る。 積載の間、車輪付き担架は、車輪付き担架が置かれる輸送車両の輸送面と一直線になっていない場合がある。 例えば、輸送面は荷台とは異なる斜面にある場合があり、及び/または荷台よりも低い場合がある。 荷台及び輸送面が一直線にない場合、荷台の積載には、荷台が適切な位置にあり、輸送車両の内部に固定されていることを確認するためのさらなる労及び時間がかかる可能性がある。 オペレータは輸送車両内で荷台が中央に位置するよう荷台を押すためのさらなる力を必要とし得る。 この押すことが、オペレータに危険な体勢を取らすことになり得、オペレータに腰痛や脊椎に問題を与え得る。 さらに、オペレータは荷台がしっかりと中央に位置しているか確認しなければならない場合がある。 オペレータはさらに、背中の損傷または脊椎の問題のリスクに置かれ得る。 さらに、降ろす間に一直線になっていない場合、車輪付き担架の1つ以上の脚は、完全に展開していない/開いていない可能性があり、それにより担架を倒す可能性があり、及び/または担架を直立位置で支持するために全ての脚が完全に展開したか/正しく開いたかを確認するために付添人が担架を持ち上げる必要がある。

    前述の背景に対して、本発明に従う実施形態は、前述の問題を解決する自動調整荷台を有する位置合わせシステムを供給する。 例えば、1つの実施形態では、緊急輸送車両へと、及び緊急輸送車両から、車輪付き担架を積み降ろしするための自動平化及び/または自動中央位置合わせする位置合わせシステムが開示される。 他の開示された実施形態では、位置合わせシステムは、車輪付き担架の接近を認識してもよく、その後荷台を担架の積載端と自動的に位置合わせしてもよい。 この自動位置合わせは、荷台の端面部に水平化及び/または中央位置合わせして着地するように担架の積載車輪の位置をプロセッサ制御しながら、荷台への担架の移動をより簡素化する。 荷台と積載車輪間におけるあらゆる位置合わせの問題のために位置合わせシステムが自動的に補正しており、もし補正できなければ、輸送車両内へ担架を積載することが、現場の緊急対応要員及び/または医療関係者にとって時に困難なものとなり得るということが明らかである。 一度担架が荷台に積載されると、位置合わせシステムは輸送車両内の移送位置へ荷台を移行するよう指示されてもよい。 位置合わせシステムは、その後車両から担架を降ろすために同様に用いられてもよい。 位置合わせシステムが輸送車両から荷台を伸張位置まで引き出すよう指示した後、位置合わせシステムは、担架の脚が正しく完全に展開し、地面に対して水平に着地できるよう自動的に正しい高さ及び方向になるよう台を調整し、それにより起伏のある面に担架を降ろす時に、担架を直立位置で支持するために全ての脚が完全に展開したか/正しく開いたかを確認するために付添人が担架を持ち上げる必要をなくす。

    他の実施形態では、車輪付き担架を緊急輸送車両に設けられた荷台へ積載する方法が開示される。 方法は、位置合わせシステムのコントローラにより、緊急車両から位置合わせシステムの荷台を引き出すための指示を受けること、緊急輸送車両からの動力で緊急輸送車両から荷台を引き出すこと、位置合わせシステムのコントローラを介して車輪付き担架の接近を認識すること、及び緊急輸送車両からの動力で、接近する車輪付き担架の先端へ、自動水平化及び/または自動中央位置合わせ化する位置合わせシステムのコントローラを介して、荷台を接近する車輪付き担架の先端に自動位置合わせすること、を含んでもよい。 方法はさらに、荷台へと車輪付き担架を積載することを含んでもよく、自動位置合わせは荷台の端面部と水平化及び/または中央位置合わせされた車輪付き担架の積載車輪を着地させる。 方法はさらに、荷台を接近する車輪付き担架の先端に自動中央位置合わせする前に、位置合わせシステムのコントローラを介して、荷台の上部支持面が緊急輸送車両の先端を超えて引き出されたかどうかを判断することを含む。 接近する車輪付き担架の位置合わせシステムのコントローラを介した認識は、位置合わせシステムのカメラで位置合わせシステムの自動追跡ウィンドウ内で車輪付き担架に設けられた1つ以上のターゲットの画像を取得することにより実行されてもよい。 1つ以上のターゲットの画像を取得した後、方法はさらに、位置合わせシステムのコントローラを介して自動的に自動追跡ウィンドウ内の参照線の高さ及び方向と自動追跡ウィンドウ内で取得された画像における1つ以上のターゲットの高さ及び方向の間の差を計算すること、かつ荷台の端部に対応する参照線が1つ以上のターゲットと水平になるように、及び/または1つ以上のターゲットが自動追跡ウィンドウの中心にくるように荷台を自動的に上下動し、傾け、上昇及び/または下降することを含んでもよい。 方法はさらに、車輪付き担架が荷台に接すると共に自動位置合わせを自動的に停止することを含んでもよい。 車輪付き担架と荷台間に接触があった後、方法はさらに、位置合わせシステムのコントローラを介して自動的に緊急輸送車両からの動力で荷台の端部を持ち上げることを含んでもよい。 方法はさらに、位置合わせシステムのコントローラにより荷台を緊急車両内へ引き入れるための指示を受信すること及び緊急車両からの動力で緊急車両へと荷台を引き入れることを含んでもよい。 方法はさらに、位置合わせシステムのコントローラにより荷台を緊急車両内から引き出すための他の指示を受信すること、緊急車両からの動力で緊急車両から荷台を引き出すこと、及び荷台から車輪付き担架を降ろすことを含んでもよい。 荷台の上部支持面が緊急輸送車両から引き出される時、方法はさらに、位置合わせシステムのコントローラを介して、荷台が降ろす際に車輪付き担架の脚が完全に開かれかつ地面と水平になるような高さ及び方向に自動的に調節することを含んでもよい。

    さらに他の実施形態では、緊急輸送車両へと車輪付き担架を積載するための位置合わせシステムが開示される。 位置合わせシステムは、緊急輸送車両からの動力で移動可能であり、かつ緊急輸送車両内に供給可能な荷台と、プログラム指示を含むメモリと、メモリに通信可能に接続されたコントローラと、を含み、荷台はコントローラの制御下で移動可能であり、プログラム指示はメモリから読み込まれ、かつコントローラにより実行される時、コントローラに荷台を引き出させ、かつ自動的に荷台の高さ及び/または方向を車輪付き担架に設けられた1つ以上のターゲットと、を備える。 荷台は、コントローラの制御下にあるアクチュエータを介して移動できるようにされてもよい。 方法はさらに、地面上の荷台の高さを検知するために、コントローラに通信可能に接続され、かつ荷台の端部に隣接して設けられた高さ検知センサを含んでもよい。 位置合わせシステムはさらに、荷台を引き出すかまたは引き入れるようコントローラに指示を送るために、荷台、車輪付き担架、及び緊急輸送車両のうちの少なくとも1つ以上に供給されるオペレータ入力、及び接触した時に荷台と車輪付き担架に設けられた1つ以上のターゲットとの高さ及び/または方向における自動位置合わせを停止する接触センサ、を含んでもよい。 位置合わせシステムはさらに、自動追跡ウィンドウ内のターゲットの画像を取得するためのカメラを備えてもよい。 コントローラは、画像を受信しかつ自動追跡ウィンドウ内の参照線の高さ及び方向と1つ以上のターゲットの画像の高さ及び方向との間の差を判断するために、かつ荷台の端部に対応する参照線を1つ以上のターゲットと並べるよう、及び/または自動追跡ウィンドウ内の1つ以上のターゲットを中央位置合わせするよう荷台を自動的に上下動し、傾き、上昇及び/または下降するために、カメラに通信可能に接続されてもよい。

    さらに他の実施形態では、上の方法は、プロセッサにより読み込まれかつ実行される時にプロセッサに荷台を引き出すこと及びアクチュエータを介して、荷台の高さ及び/または方向を車輪付き担架に設けられたターゲットと合わせることを引き起こすプログラム指示を含む非一時的なコンピュータ読み取り可能な媒体に具現化されてもよい。

    本発明の様々な実施形態におけるこれらの、及び他の特徴及び利点は、以下の詳細な記述及び付属の図面から明らかとなる。

    車輪付き担架を積み降ろしするための緊急輸送車両内で用いられる荷台との位置合わせシステムを示す図である。

    輸送車両から担架を積み降ろしするために用いられる図1の位置合わせシステムの他の側面を示し、かつ、さらに輸送車両のバンパーによりできた垂直面を超えて荷台を引き出せることを示す図である。

    図1及び2の位置合わせシステムが、平行でない面において荷台と車輪付き担架を位置合わせできることを示す図である。

    例えば車輪付き担架に設けられる、認識/制御装置と通信して車輪付き担架のための高さ及び/また方向に荷台を自動的に位置する、図1〜3に従う位置合わせシステムの系統図である。

    図5A〜5Cは、図1〜3に従う、荷台の引き出し及び引き入れを手動で指示する位置合わせシステムのユーザインターフェースの描写であり、図5Aが接近図であり、図5B〜5Cは、図1により描写される位置合わせシステムの荷台を丁寧に引き出しかつ引き入れする指示を示す図である。

    フレーム部材に関連して積載車輪の方向/位置を決定するために車輪付き担架のフレーム部材に設けられ、かつ図1〜3に従う位置合わせシステムに用いられる2つのアクティブターゲットの図である。

    車輪付き担架のフレーム部材に設けられたターゲットを検知するために、図1〜3に従う位置合わせシステムに用いられるカメラの視野図である。

    図8A、8B及び8Cは、積み降ろし時に車輪付き担架の前部脚が図1〜3に描写される位置合わせシステムのセンサに接触する状態を示す図である。

    図1〜3の位置合わせシステムと本発明の他の実施形態に従う車輪付き担架間の通信形態図である。

    荷台の中央位置合わせ及び水平化を手動かつ無線で制御/指示するのに用いることができ、車輪付き担架に設けられる遠隔ユーザインターフェース、すなわち図1〜3に従う位置合わせシステムの認識/制御装置の接近図である。

    緊急輸送車両に用いられる荷台に対して自動で高さ/方向を制御する方法を述べるフロー図である。

    緊急輸送車両へ、かつ緊急輸送車両から車輪付き担架を積み降ろしする方法を描写する。

    様々な図における同種の参照記号は、同種の構成要素を示す。

    図1〜3を参照して、車輪付き担架106の積み降ろしを容易にするために荷台104を配置及び方向付けする位置合わせシステム102と共に供給される緊急輸送車両100を開示する。 説明される実施形態では、緊急輸送車両100が救急車またはスプリンターバンといったような車輪付き輸送機関として描写されるが、位置合わせシステム102は、さらに飛行機またはヘリコプターといったような航空機に車輪付き担架106を一様に積み降ろし可能であってもよい。 座標軸X、Y及び/またはZは、議論の便宜上これらの図に同様に描写される。 一般的に、荷台104は、6自由度、すなわちX軸に沿う平行移動(前/後)、Y軸に沿う横方向(左右)、Z軸に沿う垂直方向(上/下)で移動してもよく、同様にX−、Y−、及びZ−軸での回転、すなわち全てが基部108に対してそれぞれ回転、上下動、かつ左右揺れしてもよい。

    説明されるように、位置合わせシステム102は、荷台104及び基部108を含む。 荷台104は、金属、プラスチック、木、複合材料またはそれらの任意の組み合わせで作られてもよく、車輪付き担架106の支持車輪の全てが、折り畳まれた/縮められた位置にある時、輸送車両100の輸送室105内に完全に収容できるような寸法であってもよい。 1つの実施形態では、荷台104の寸法は、長さ210cm±10cm、幅64cm±10cm、及び高さ(厚さ)22cm±10cmである。 説明される車輪付き担架106がyフレーム担架として描写されるが、例えばx−、z−、h−フレーム構造、ロールイン型簡易ベッド等の、荷台104上に運び込むことができるあらゆる市販の医療用担架が、位置合わせシステム102と共に都合よく用いられてもよい。 好適な車輪付き担架/救急車用簡易ベッドが、例えば米国特許第4,037,871、4,192,541、4,767,148、4,921,295、6,701,545、6,735,794、7,409,734、7,631,373、及び7,996,939に開示され、これらの開示は参照により本明細書に完全に包含される。

    さらに、担架106は、荷台104へ担架106を固定するあらゆる方法で台と結合してもよい。 例えば、荷台104は、輸送のために荷台に車輪付き担架を固定する従来の固定装置(図示せず)と共に設けられてもよい。 好適な固定装置は、米国特許第5,205,601、5,913,559及び8,308,212に開示され、これらの開示は参照により本明細書に完全に包含される。 荷台104は、輸送車両100における患者の快適な移送を提供するためのクッションシステムを含んでもよい。 荷台104の実施形態は、荷台104の使用に関連する情報を格納するためのデータ格納システムを含んでもよい。 この情報は、稼働時間及び稼働統計、さらに位置合わせに関するあらゆる問題を含んでもよい。

    1つの実施形態では、位置合わせシステム102は荷台104及び基部108と共に、例えばアフターマーケットアクセサリーとして単一のユニットで提供され、基部108は、輸送車両100の輸送室105内の輸送面110に取り付け可能かつあらゆる従来の方式、例えばボルト締め、リベット打ち、溶接等で固定できる。 他の実施形態(図示せず)では、位置合わせシステム102の基部108は、製造過程の一部として輸送車両100に欠かすことなく設けられてもよく、例えば組込基部108といった輸送車両の統合システムの構成要素を構成してもよく、荷台104は輸送室105の可動部である。

    図2及び4を特に参照すると、荷台104に6自由度を供給するために、複数のアクチュエータ112は荷台104を基部108に接続する。 アクチュエータ112は、電気式、空気圧式、及び/または油圧式ベースのリニアアクチュエータ及び/またはロータリーアクチュエータであってもよく、それぞれが位置合わせシステム102に同梱のコントローラ114により一緒に制御される。 1つの実施形態におけるコントローラ114は、汎用コンピュータまたはプログラム可能でアクチュエータ112の制御を統合する論理コントローラ(PLC)であってもよく、かつ一般的にマイクロプロセッサ、メモリ132、及び後に記述される複数の単独入力/出力(I/O)モジュールを有する。 コントローラ114及びそのメモリ132はさらに、前述のデータ格納システムを形成してもよいことがわかる。

    1つの実施形態では、コントローラ114は、荷台104の下に配置された4つのアクチュエータを制御する。 ロータリー及びリニアエンコーダ、スイッチ、リレー、レーザー、マグネット等といった配置及び/または方向付けフィードバック装置113は、荷台104の基部108に対する配置及び方向付けがコントローラ114に常に識別されるように、各アクチュエータ112のコントローラ114に正確な配置情報を提供するために用いられる。 位置合わせシステム102のアクチュエータ112及びコントローラ114への動力は、同梱の再充電可能な電力供給装置(すなわちバッテリー)を介してもよく、またはヒューズパネルへの配線を介して、または輸送室105に設けられたコンセントに接続されたプラグを介して、といったように輸送車両100の電気システムから引き出されてもよい。 本発明に従う位置合わせシステム102のコントローラ114により提供されるさらなる機能は、後のセクションにて後述される。

    図1に最適に描写されるように、荷台104は、上部支持面116及び下部支持面118を含み、上部支持面116はスライド可能に接続される。 この方法では、上部支持面116は、下部支持面118に対して、コントローラ114の制御下にあるアクチュエータ(図示せず)によりX軸に沿って前/後に平行移動してもよい。 この方法では、上部支持面116の端部120は、例えば後部バンパー124といった最も遠い先端122(図2)を超えて輸送室105から外側に伸びてもよく、必要に応じて逆の場合も同様である。 上部支持面116はX軸に沿って平行移動できるが、下部支持面118は基部108に対してX軸に沿って前または後に移動しないことがわかる。 下部支持面118はしかしながら、基部108に対してY−及びZ−軸での荷台移動を司り、さらにはX−、Y−、及びZ−軸で上下動、回転及び左右揺れを司る関連アクチュエータ112により作動される。

    図2〜4を同様に参照して、上部支持面116の一部が輸送車両100の最も遠い先端122(図2)を超えて引き出された後、位置合わせシステム102は上部支持面116の高さ調節を開始する。 高さ調節は、地面126上の高さhに上部支持面116の端部120を位置付けるようコントローラ114により自動的に行われる。 1つの実施形態では、例えば超音波振動子といった高さ検知器128は、端部120に隣接する上部支持面116に設けられ、それによりその下の地面126がはっきりと見える。 1つの実施形態では、高さ検知器128として設けられる超音波振動子は、上部支持面116の中心線上またはその辺りに設けられる。 そういった実施形態では、既知の通り、超音波振動子は、超音波パルス放出と例えば地面126からのエコーリターン検知間の経過時間を計測することで距離を計測する。 計測は飛行時間型(ToF)と呼ばれ、超音波振動子はコントローラ114にToF信号を供給する。 コントローラ114はその後、地面126上の端部120の検知された高さh を計算するためにToF信号を使用する。 コントローラ114はその後、検知された高さh が高さhと等しくなるよう端部120を調節するために必要なアクチュエータ112を起動する。 他の実施形態では、飛行時間型カメラ、レーザー測距器、レーダーまたは可聴式振動子は、検知された高さh を判断するために超音波振動子の代わりに高さ検知器128として使用されてもよい。

    高さhは、担架106の積載車輪130下の荷台104の端部120に位置する地面126上の高さであることがわかる。 好適な積載車輪は、1999年7月14日に出願された同一出願人米国特許第6,203,085、「救急車への担架車台の積載を容易にするための装置」に開示され、参照により本明細書にその全記述が包含される。 他の実施形態では積載車輪130は電動式であってもよいことがわかる。 好適な電動式積載車輪は、2006年12月15日に出願された同一出願人米国特許第8,096,005、「担架の積載を補助するための装置」に開示され、参照により本明細書にその全記述が包含される。

    1つの実施形態では、高さhは、0.4m(約15インチ)から1m(約39インチ)の範囲から選択された値でコントローラ114のメモリ132(図4)にセットされたような既定の高さである。 高さhの範囲は、従来の担架/簡易ベッドに設けられた積載車輪が、完全な直立位置で運び込まれた地面126上に達する高さをカバーするようなものであることがわかる。

    代替的実施形態では、位置合わせシステム102は、荷台104と担架106の積載車輪130との自動位置合わせを開始する。 コントローラ114は、光学的検知を通じて担架106の積載車輪130の位置を判断する。 一度位置合わせシステム102のコントローラ114が積載車輪130の位置を判断すると、コントローラ114はその後、図3に最適に描写されるように、上部支持面116の前端部120を担架106の積載車輪130と水平化及び/または中央位置合わせするために、荷台104を複数の方向及び度において自動的に動かしてもよい。 この方法では、例えば起伏のある地面126(図3)にあるか異なる斜面上に、及び/または担架まで異なる高さで輸送面110が置かれたかのどちらかまたは両方のせいで、車輪付き担架106が輸送車両100の輸送面110(図1)と位置が合っていない場合でも、そういった積載状況のせいで担架が正しく配置され、かつ輸送車両内に固定されたことを確認するためのさらなる労力または時間を必要としない。 さらに、オペレータは、担架を正しく中央位置合わせするためにさらなる力を込めたりまたは体を捻らなければならないといったことはもはや必要ではない。

    この代替的実施形態では、位置合わせシステム102のコントローラ114は、カメラ134により積載車輪130の位置を判断する。 1つの実施形態では、カメラ134は、上部支持面116のターゲット136の検知した高さh への自動高さ調節を可能にするために、上部支持面116の端部120に隣接して設けられる(図5Aに最適に示される)。 図6では、車輪付き担架106は、担架106の車輪付き脚の下端部に対応して担架106上の位置に設けられる視覚的アクティブターゲット136を含む。 カメラ134は、ターゲット136の画像を取得し、コントローラ114へ画像を送信する。 コントローラ114は、カメラ134からの画像を分析し、車輪付き担架106上のターゲット136のそれぞれの高さ、すなわちカメラ134により視覚的に検知された高さh と同じになるよう上部支持面116の高さhを調節する。 代替的実施形態では、カメラ134は、カメラに担架106のターゲット136のはっきりとした視野を供給する、例えばバンパー124または緊急車両100の屋根138(図1)といったあらゆる構造部品上の輸送室105に取り付けられてもよい。 類似の処理は担架106の中央位置合わせに用いられてもよい。 カメラ134は、ターゲット136を撮像する。 コントローラ114は、カメラ134からの画像を分析し、担架106を正しく中央位置合わせするためにY軸上で位置合わせシステム104の位置を調節する。

    位置合わせシステム102の様々な構成要素を描写するシステム図は、図4によりブロック図で説明される。 コントローラ114は、プログラム指示(メモリ132からの読み込むといった)の実行において、高さ検知器128からの入力、カメラ134からの画像データ、及び前述の配置フィードバック装置113からの入力を解析することに基づいて、台アクチュエータ112を通じて荷台104の端部120の高さ及び方向を調節するマイクロプロセッサを含む。 一般的に、高さ検知センサ128(複数可)は、端部120及び/または上部支持面116の高さ制御のための入力として地面126上の高さを計測する。 荷台アクチュエータ112は、荷台104の端部120(及びそれに対応する上部支持面116)の高さ及び方向を調節する。 カメラ134は、荷台104の端部120の高さ及び方向制御のための入力として担架106に設けられたターゲット136の画像を取得する。 例えば、オペレータに台の引き出し及び引き入れを指示することを許可するオペレータ入力、及び調整及び安全のために無線でペアリングしかつ通信する位置合わせシステム及び担架のトランシーバー、といったような追加的システム構成要素は、同様に他の図を参照して後述される。

    図7は、説明されたカメラ134の視野140、さらにはコントローラ114に高さhの可視表示を供給するための自動追跡ウィンドウ142及び高さ参照線144を描写する。 車輪付き担架106が地面126に沿って上部支持面116の端部120(図6)の約0.5から2m以内の位置に運び込まれると、自動追跡ウィンドウ142内のターゲットの画像を取得するように、ターゲット136はカメラ134の視野140内で十分に検知される。 ターゲットの画像が取得された後、コントローラ114(図2)は、カメラから画像を受信し、その後、取得された画像から、高さ参照線144の位置及び方向と自動追跡ウィンドウ142内のターゲット136の位置及び方向との検知されたそれぞれの差を計算し、さらに、検知したターゲット136における差がもしあれば、自動追跡ウィンドウ内の端から端までの中央になるよう計算する。 コントローラ114はその後、上部支持面116の位置及び方向を調節するためにシステムへ必要な補正を自動的に信号送信し、それにより高さ参照線144はターゲット136と高さを合わせ(例えばh=h )、かつ例えばターゲット136の下部、中間部または上部における縦方向の長さに沿って、ターゲット136と平行にする。 さらに、荷台104は、ターゲット136が自動追跡ウィンドウ142の端から端までの中心になるようコントローラ114により自動的に調節される。 一度位置合わせされると、コントローラ114は、この位置合わせを担架106の前部脚/積載脚146が荷台104の前端部120に触れるまで継続的に更新する。 1つの実施形態では、1つまたは両方の前部脚146が、例えば図8Aに描写されるような、荷台104の1つ以上のタッチプレート、プレッシャープレート、接触スイッチ、磁気スイッチ、リードスイッチ、光ビーム、カメラ等といったような、1つ以上の接触センサ148により検知され、かつコントローラ114に信号送信することがわかる。 他の実施形態では、コントローラ114は、例えば左右、幅または上部から下部の高さ、といったようなターゲット136のいくつかの態様が、自動追跡ウィンドウ142の視覚的外側に(すなわちより大きく)外れるまで、上部支持面116を継続的に調節する。

    コントローラ114が、参照線144の位置及び方向の両方を、検知されたターゲット136のいくつかの態様に自動的に並べ、かつさらにターゲット136を、ターゲット追跡ウィンドウ142の端から端までの中央に置くので、それに応じて、上部支持面116の高さ及び方向において、担架106を並べるために付添人が持ち上げる必要なく容易に上部支持面116上に運び込むことができるような位置及び方向で担架の積載車輪130を同様に並べられるようになる。 言い換えると、担架106の積載車輪130の方向を決定した後、ターゲット検知を介して、コントローラ114は、前部端120の上部が積載車輪130の下部面と同じ面に来るように荷台104を自動的に配置する。 さらに、参照線144がターゲット136と水平になるように、かつターゲット追跡ウィンドウ142の中でターゲットが中央に来るように、コントローラ114が荷台104の位置合わせの調節をすることによって、積載車輪130が対応して上部支持面116と正しく整列し、その結果、後のセクションにて説明されるように担架106がその後荷台104上へと移動されてもよく、緊急輸送車両100内へと移行されてもよいことがわかる。 最後に、自動追跡ウィンドウ142、参照線144、及び少なくともターゲット136の画像が所望によりオペレータのディスプレイ150(図4)上に示される場合があることがわかる。 他の実施形態では、カメラ134は、アクティブターゲット136を認識し、かつ担架の端から端までの中央になるよう位置合わせシステムを作動するだけであることがわかる。 台の高さは、超音波装置及びカメラの両方で確認される。 この実施形態で台ができる動きは、引き出し/引き入れ、高さ調節、横方向調節(端から端までの中央位置合わせ)、及び自動位置水平化するためのZ軸での傾斜化である。 この実施形態での他の動きまたは調節は実施されていない。

    図8A〜8Cを参照して、コントローラ114により実行され得る2つの特定動作が、後に議論される。 これらの動作の1つは、上の実施形態において説明されるように担架106の前部脚を受けるために荷台104を傾ける及び/中央位置合わせするためのものである。 他の実施形態では、付添人が担架106を荷台104上へと押す時に、荷台104上への担架106の実際の積載中に他の動作が発生する。 担架106の前部脚146が荷台104の前端部120に触れる時、荷台104の1つ以上の接触センサ148は、荷台の自動調節を停止するようコントローラ114に示すために、前部脚146と荷台104との接触を検知してもよい。 さらに他の実施形態では、追加的に、または代替的に、荷台104は、担架106が荷台104の上に積載され、かつ前部脚146が担架106に対して内側に折り畳まれたことを検知してもよい。 この検知は、前部脚146が担架106に対して内側に折り畳まれ、かつ積載車輪130が荷台104上で支持されることを示すために、荷台上の既定位置において積載車輪130または担架106の任意の他の適切な部分/場所を検知する1つ以上のタッチプレート、プレッシャープレート、接触スイッチ、磁気スイッチ、リードスイッチ、光ビーム、カメラ等といったような、他の接触センサ152を介して達成してもよい。 センサ152はさらに、脚146が引き出されたかまたは折り畳まれたかどうかを検知してもよい。 いくつかの実施形態では、センサ152は、脚が完全に閉じられた/折り畳まれたか、またはそうでないかを確認するために担架106に取り付けられてもよい。 コントローラ114が、1つ以上の接触センサ152からの前部脚146の存在の表示(信号)及び/または図8Bに描写されるように前部脚146が担架106に対して内側に折り畳まれたことを示す既定の位置に積載車輪130があることを示す接触センサ(複数可)からの信号を受信することで、コントローラ114は、担架106の積載がさらなる高さ調節をすることなく完了できるように荷台104の現在の高さを維持し、その後荷台104は後に述べられるように、輸送車両100内へと自動的に完全に引き入れ戻されるよう指示されてもよい。 接触センサ152は、脚146が完全に展開する時に使用可能であってもよい。 接触センサ152が閉じられる時(荷台104の積載時に脚が折り畳まれる段階へと入る)、コントローラ114は信号を受信し、かつ積載過程を促進するために、荷台104を作動する。 コントローラ114は、脚146の折り畳みを促進するために担架106を持ち上げるよう荷台104を上げる。 脚146が部分的に折り畳まれる時、荷台104は、オペレータがさらなる力を込める必要なく担架106の積載を促進するために降下してもよい。 降ろす間に担架106が荷台104上にあり、かつ接触センサ152が完全に閉じられている時、コントローラ114は、地面126からの距離に従って荷台104の高さを調節してもよく、かつ脚146が地面126に接することなく完全に開き得るように荷台104の端部120を配置する。 接触センサ152は、降ろす際に患者及びオペレータの両方を危険にさらさないように、脚146が結果的に完全に開かなかった場合、オペレータに警告してもよい。

    担架106が荷台104の上に移動された後、荷台104はその後最終位置へと移動してもよい。 実施形態では、この最終位置は、患者に付き添う医療関係者にスペースを与えるために一般的に輸送車両100内の片側または中央に設けられる。 他の実施形態では、最終位置は、輸送車両100内の荷台104の本来の位置である。

    前述のように、荷台104は動作中、輸送車両100のバンパー124を超えて、すなわち先端122(図2)を超えて引き出されてもよい。 バンパー124を超えて引き出すというこの機能は、輸送車両100内への担架106の積載中に担架106の後部脚/従動脚154(図2)を開いたままにし、かつ地面126に接したままにさせる。

    図5Aを再度参照すると、荷台104は、例えば荷台104の片側または両側に設けられた押しボタン組み合わせ、それぞれが押下機能を持つジョイスティック、それらの組み合わせ、等といった多機能ボタン158、160でもって、といったように、オペレータによるオペレータ入力156を介して手動で動くよう指示されてもよい。 荷台104は、例えばそういった指示(図5Aの各ボタン158、160を囲む破線により説明される)を供給できるボタン158、160を介してといったような、視覚的または音響的指示を含んでもよく、それによりコントローラ114は、位置合わせまたは積載のいずれかに関する問題を引き起こすエラーをオペレータに信号送信することができる。 例えば、問題を引き起こすエラーは、規定時間を過ぎても担架と正しく一直線に並べることができないということ、フィードバック装置を介してアクチュエータの1つにおいて検知された失敗/無反応、要求された動作を実行するのに不十分な動力を含んでもよい。

    図5Bに描写されるように、オペレータ入力156の1つを実行すること、すなわちボタン158は、荷台104を輸送室105から引き出させ、かつ任意的にコントローラ114の制御下で最初の開始位置から最初の積載位置へと自動で上昇/降下、上下動、及び/または傾けさせる。 同様に、図5Cに描写されるように、他のオペレータ入力156を実行すること、すなわちボタン160は、荷台104を輸送室105へと引き入れ/戻し、かつコントローラ114の制御下で例えば輸送室105の片側または中央へといったような最初の開始位置から、任意的に上昇/降下、上下動、及び/または後に傾けさせる。

    荷台104の引き出しまたは引き入れがオペレータの意図する動作であることを確認するために、オペレータ入力156のそれぞれ1つが例えば押されるといったように継続的に作動されるその間に、荷台104が引き出すかまたは引き入れることがわかる。 さらに、後のセクションで説明されるように、1つの実施形態における最初の積載位置は、荷台104の方向及び高さの自動調節を始めるためにコントローラ114に信号を送信する位置であることがわかる。 オペレータ入力156のそれぞれ1つを介して引き出す、または引き入れるためのこの手動指示はさらに、自動位置合わせが失敗した場合にオペレータにより使用されてもよい。 荷台104はさらに、荷台104が担架及び/または患者と共に積載された後に患者により良く配慮するよう、オペレータ入力156を介して、または輸送車両100内に設けられたコントローラパネル(図示せず)といったような他のユーザインターフェースを介して輸送車両100内で医療専門家により持ち上げる、傾ける、平行移動する、またはその他の動きをされるよう構成されてもよい。

    最初の積載位置と最初の開始位置の位置及び方向は、事前プログラムされたか(すなわち出荷時設定)またはプログラム済み(すなわちオペレータにより)のいずれかであってもよく、オペレータ入力156のそれぞれ1つ動作において実行するためにコントローラ114によってメモリ132から読み込むことができる。 例えば、所望の引き出し位置で荷台104を配置し方向付けし、その後ボタン158及び160の両方を同時に、例えば7秒といった規定時間以上長押しするといったようなプログラム順序へ続き、その後オペレータ入力156のうち対応する1つを押すこと、すなわちメモリ132における現在の位置及び方向にセットするためにボタン158を押すことによって、最初の積載位置はメモリ132にプログラムされてもよい。

    ここで図9及び10を参照すると、荷台104と担架106間の通信は、担架106に設けられた認識/制御装置162を介して1つの実施形態に設けられてもよい。 認識/制御装置162は、同様に担架106に設けられた通信装置/トランシーバー166を制御するプロセッサ164(図12)を有する。 制御装置162のプロセッサ164は、通信装置166を介して位置合わせシステム102のコントローラ114に設けられ、コントローラ114から荷台104上に設けられたトランシーバー168を介して通信信号170を受信する。 実施形態では、トランシーバー166、168は、赤外線、ブルートゥース、Wi−Fi(IEEE802.11a、b、g、n等)、ジグビー(IEEE802.15.4)、ウルトラワイドバンド、等を介するといったような短距離無線通信を実装する。 他の実施形態では、コントローラ114及びプロセッサ164は、トランシーバー166、168を介して固有識別子を用いてペアリングする。 他の実施形態では、固有識別子を含む信号170の送信が発信源と受信側の間で、またはその逆において担架106の方向を配向しかつ阻害されないように、ペアリングはWi−Fiを介して行われる。 実施形態では、ペアリングは繰り返されるかまたは断続的であってもよく、位置合わせシステム102と認識/制御装置162間の通信はさらに暗号化されるかまたは機密であってもよい。

    認識/制御装置162はさらに、積載過程の状態を示すための多色光、及び例えば積載が完了するまでオペレータがボタンまたはスイッチを起動/オンにしたままにしなければならないというオフ状態であるといったような片側に偏向したボタンまたはスイッチといった指示入力174等の可視表示器172を供給してもよい。 可視表示器172は、任意の色、持続時間、頻度、または明度の光信号を供給してもよい。 例えば、担架106が輸送車両100内に積載されていない最初の状態では、オペレータは、指示入力174に例えば装置162のスタートボタンを押したまま保持するかまたはスイッチを開始位置に保持するといったような刺激を与えることで積載過程を開始する指示を出してもよい。 一度積載過程の開始が指示されると、制御装置162のプロセッサ164は、通信装置166を介して「引き出す」通信信号170を位置合わせシステム102のコントローラ114へ供給し(1つの実施形態ではペアリングの後に)、これはトランシーバー168を介して受信される。 位置合わせシステム102のコントローラ114はその後、前述のように荷台104を最初の積載位置へと引き出すことを開始し、装置162のプロセッサ164へそれらを通信する。 積載過程におけるこのポイントは、コントローラ114からのさらなる通信に基づき、信号170を介して、例えば荷台104が現在輸送車両100から引き出され、担架106と方向を合わせていることを緑色で表示する、といったようにプロセッサ164は表示器172を介して表示する。 ユーザが指示入力174から刺激を取り除くと、プロセッサ164は、コントローラ114へのそういった通信及び返答の受信の後に、例えば荷台104が最初の積載位置に移動していないかまたはコントローラ114がカメラ134からの入力を介して担架106に設けられたターゲット136を可視的確認していないことを赤色点滅で表示する、といったように表示器172を介して表示してもよい。 ユーザは、指示入力174に再度刺激を与えることで、または前のセクションで記載したように必要に応じターゲット136が位置合わせシステム102によって検知されるように担架106の配置することで、積載過程を継続してもよい。 さらに、または代替的に、可視表示器172は、オペレータが有益かつ理解可能に確認し得るような色、持続時間、可視表示の順序の任意の他のシステムを供給してもよい。

    本発明の1つの実施形態では、認識/制御装置162は取り外し可能である。 他の実施形態では、認識/制御装置162は担架200に内蔵される。 システムの他の実施形態では、認識/制御装置162のプロセッサ164は、担架106に設けられた高さ検知器176から受信して、例えば積載車輪130、検知された地面126上の高さを調節し、地面126の位置におけるあらゆる段差を信号送信するために、かつ位置合わせの目的で、そういった及び/または対応する積載車輪130の高さをコントローラ114に通信する。 高さ検知器176は、高さ検知器128のために用いられる好適な装置の任意の1つであってもよいことがわかる。

    図11は、記号1100を一般的に基準とする、緊急輸送車両に用いられる荷台のために自動で高さ/方向を制御する方法を述べるフロー図である。 処理工程1105では、コントローラ114は、上部支持面116が輸送車両100の先端122を超えて引き出されているかどうかを自動的に判断する。 1つの実施形態では、この判断を行うためのコントローラ114への入力は、上部支持面116へ取り付けられたラインエンコーダーを介してもよく、及び/または例えば後部バンパー124よりも高い高さを示す高さ検知器128からの入力であってもよい。 処理工程1107では、コントローラ114は、指示入力174の作動を介してオペレータが担架106の積載を指示していることを示す認識/制御装置162から信号170が受信されたかどうかを判断する。 指示入力174が作動すると(刺激を与えられると)、その後処理工程1110では、カメラ134が自動追跡ウィンドウ142内のターゲット136を撮像するか、あるいはコントローラ114は認識/制御装置162からのそういった信号を待ち続ける。 例えば不鮮明である、障害物がある、小さすぎる、等といったように、工程1113におけるコントローラによる処理に必要なあらゆる方法において十分なターゲット136が撮像されない場合、その後処理工程1113はカメラ134によりターゲット136の好適な画像が取得されるまで処理工程1105を繰り返す。 カメラ134によりコントローラ114による処理に必要なターゲット136の好適な画像が取得された後、その後処理工程1115では、コントローラ114は、参照線144の高さ及び方向と自動追跡ウィンドウ142で検知されたターゲット136の高さ及び方向の間にもし差があれば、自動的に計算する。 次に、工程1120では、コントローラ114は、上下動、傾き、上昇及び/または下降するよう台アクチュエータ112の調節を指示することを介して、荷台104の端部120/上部支持面116を自動的に調節し、それにより前のセクションで前述のように参照線144がターゲット136と水平になる。 次に、コントローラ114は、工程1125において担架/簡易ベッドの脚146が接触センサ148(及び/またはセンサ152)に係合したか、及び/または接触が行われたことを示す信号が認識/制御装置162から受信されたかどうかを確認するために検査を実行する。 コントローラ114が、荷台104と担架106間に接触があったことの入力を接触センサ225及び/または検知器176から受信した場合、その後コントローラ114は、後に説明されるような実施形態における自動調節方法を終了し、処理工程1130において荷台を持ち上げる。 あるいは、これらの処理過程は、センサ148及び/または152により示されるように再度担架が積載され、処理工程1135において確認されるまで及び/または指示入力174の解放及び/または戻し/引き入れボタン160の押下を介して、緊急輸送100の室105へと荷台が処理工程1140において引き入れ戻されるまで、処理過程1105をループバックし、かつ繰り返す。

    これより先は図12をさらに参照して、車輪付き担架を救急車と言ったような荷台を備え、かつ本発明の実施形態に従う位置合わせシステム102からオペレータの補助により実行される、緊急輸送車両への積載及び緊急輸送車両から降ろす方法1200が開示される。

    工程1201は荷台の引き出しについてである。

    前述の方法を実行する前の最初の状態は、緊急輸送車両100の後部ドアが開いており、かつ荷台104が「静止」状態であることがわかる。 「静止状態」という用語は、荷台が積載または降ろされる工程にないということであり、よって荷台104のオペレータ入力156は緑色を表示している。 本明細書に説明されるような指示を供給するために、オペレータ入力156に加え、あるいは、代わりに個別の可視または可聴表示器が設けられてもよいことがわかる。

    積載段階を開始するために、オペレータは「引き出し」ボタン158を押し下げ、押したまま保持する。 荷台104に供給された光信号は、オペレータに荷台の最初の配置が完了するまで「引き出し」ボタンを押し続けなければいけないことを示す、例えば黄色といった第1色を点滅する。 さらに、可聴信号は台が動いていることを示してもよい。 オペレータが「引き出し」ボタン158を離した場合、荷台104は即座に停止し、可聴信号(動きを示すために供給される)は停止し、かつ光信号は動作が完了していないことを示すために第1色を点滅し続ける。 オペレータはその後、「引き出し」ボタン158を再度押すことで動作を継続してもよく、または台が救急車内の最初の位置へと戻るよう、「戻る」ボタン160を押すことで「引き出し」動作をキャンセルしてもよい。

    例えば最初の積載位置へ到達するといったように荷台104の最初の配置が完了すると、荷台104の信号の光は例えば黄色に固定するといったような固定色として再度第1色を表示することとなる。 最初の配置中に荷台104が車両100の外側に引き出される一方で、荷台104はその基部108に対して中央にあることが理解され、必要に応じて地面126に対する荷台104の積載端120が、前述のように高さ検知器128により検知されたような既定の高さに留まるよう垂直に上昇または下降する。

    工程1202は担架積載についてである。

    積載の動作が開示される。 始めに、最初の状態として、担架106の表示器172による光信号は供給されていない。 オペレータが例えばボタンを押すことを介してといったように指示入力174に刺激を与えると、制御装置162のプロセッサ164は、ペアリング動作を実行する。 この動作は、制御装置/担架とコントローラ/荷台の間に通信リンクを確立させ、無線システムのそばでは他からの影響を受けない。 ペアリングは、担架106の制御装置162が、通信信号170を介して位置合わせシステム102に固有識別子IDを送信するというようにして確立される。 通信の機密性は、ペアリング時に取得したIDにより保証される。 1つの実施形態では、通信は、荷台の方向に向けられたビームである信号170の送信を介して最初に確立され、それによりペアリングは担架106の積載車輪130及び荷台104の端部120が互いに向き合っている間だけ確立される。 そういったペアリングは、例えばWi−Fiを介してといったような、直接視線方法を介して実行されてもよい。 ペアリングの後、位置合わせシステムのコントローラ114と制御装置162のプロセッサ164間に残る通信は、RF、Wi−Fi、ジグビー、ブルートゥース、またはウルトラワイドバンド通信を介して促進されてもよい。 さらに、そういった通信は、同じチャネルでの他の通信を許可しながら一時的にチャネルを占有してデータ交換する方法であるタイムシェアリングであってもよい。

    一度ペアリングすると、制御装置162の可視表示器172は、黄色を点滅する。 この黄色点滅は、積載段階が完了するまで指示入力174への刺激を続けるべきであることをオペレータに示す。 担架106の積載をコントローラ114に信号送信し続けることをプロセッサ164に示す指示入力174により、先のセクションで前述のようにコントローラ114は積載車輪130に対して荷台104の端部120を配置しかつ方向付ける。 述べられたように、荷台104の動きへの同意は、例えばボタン/スイッチの押下/保持を継続することといったように、指示入力174に加えられる連続的刺激を介するオペレータの制御下にある。 オペレータが指示入力174に刺激を加え続けない場合、荷台104の動きは即座に停止することとなる。 このポイントにおいて、または位置合わせシステム102のコントローラ114がそのセンサ/フィードバック装置のうち1つからの入力を介して、ターゲット136に対する正しい荷台の配置及び/または方向付けが阻害されるという特定条件を検知する場合、可視表示器172(コントローラ114からプロセッサ164への通信信号でもって)は、オペレータにそういった状態を示すために例えば赤色といったような第2色を表示することとなる。

    担架106の前部脚146(先頭/積載端)が荷台104のセンサ(複数可)148に接し、かつ積載車輪130が荷台上にある時、コントローラ114は、荷台104をその現在の位置に維持し、または代替的実施形態では図4Aから図4Bに提起される脚の移動により描写されるように、前部脚146を閉じ、かつ積載し始めるために、荷台104をおおよそ5cm(1.97インチ)持ち上げる。 そういった代替的実施形態では、接触センサ(複数可)148及び/または前部脚146が垂直を超えたことを示す追加的センサ152を介して、コントローラ114が荷台104の積載車輪130の少なくとも1つの圧力を検知することで、コントローラ114はその後、前部脚146を閉じるのを手助けし荷台104上へ担架106の積載を完了するために、荷台104を前の位置まで戻るよう下降する。

    さらに他の実施形態では、脚検知器178は、コントローラ114(前述のようにスタンドアロントランスミッタまたはトランシーバー164を介して)またはトランシーバー164及び/またはプロセッサ164へ前部脚146の垂直位置が検知されたことを示すために、担架106に設けられてもよい。 例えば、検知は、前部脚が閉じることに関連し、例えば脚スライドのための閉じ機構キャリア上のガイドといったような、前部脚146が垂直位置へ達した時に担架106上に配置された脚検知器178に接触する担架106の移動構成要素により実行されてもよい。 1つの実施形態において脚検知器178はマイクロスイッチであり、他の実施形態においては前部脚に関連した担架の移動構成要素に設けられた磁石に関連するリードスイッチ、前部脚が垂直に達する時に読み取ることができる光またはレーザービーム、及び担架106の移動構成要素が適所にある時、荷台104上に積載する間折り畳まれている時に垂直にあるかまたは垂直を少し超えた(<+5°)前部脚に対応する前の位置から開始する、他の検知器であってもよい。 実施形態では、担架106の積載車輪130が電動式である時、プロセッサ164は、脚検知器178からの前部脚146が垂直に達したことの表示を受信することで積載を容易にするために、積載車輪のモータ(図示せず)を自動的に作動する。 そういった実施形態では、プロセッサ164は、例えば押下及び/または同じ(または類似した第2の)脚検知器が折り畳まれた位置にある後部脚154(図1)を検知することで、といったように認識/制御装置162の指示入力174が刺激される間、電動式積載車輪130のモータを作動し続ける。 このポイントでは、担架106が荷台104上に完全に積載されることで、可視表示器172は、荷台上への担架の積載動作が今完了したので例えばボタンを押すといったように指示入力174に刺激を与え続ける必要がないことをオペレータに示すために、点滅を停止し、例えば黄色といった固定色を残す。

    工程1203は車両内へ荷台を戻すことである。

    実施形態において、荷台が輸送車両100内の最初の開始位置に引き入れられ/戻された後まで、例えば黄色といった可視表示器172により示された色は残される。 前述のように、オペレータは、図5Bに描写されるように輸送車両100内に荷台104を戻すために「戻る」ボタン160を押す。 荷台104の引き入れ/戻す動作が完全に完了した時、可視表示器172は、荷台を最初の開始位置に引き入れ/戻すことが完了したことを(位置フィードバック装置113により検知され示されるようにコントローラ114からの信号として)示すために例えば緑といった第2色になる。

    工程1204は担架を降ろすことである。

    担架106を荷台104から降ろすために、オペレータは工程1「荷台の引き出し」に関する前述の処理を繰り返す。 荷台104が、前述のように地面126の検知に基づきその高さ調節を完了した後、担架106をそこから降ろす間、説明される実施形態では、後部脚154(図1)が最初に開き、その後前部脚(先頭〜末端)が展開する。 従って、実施形態では、荷台の調節は前述のような方法の逆で同様に機能してもよい。 例えば、前部脚146が垂直を超えた時(図8C参照)、すなわち検知器176及び/または接触センサ148からの指示に基づき、前部脚146の完全な開放を手助けし、担架106を正しく降ろすために荷台104はその後下降する。 荷台104の下降が完了した時、荷台104の可視表示器172(図8)は、点滅を停止し、動作が完了していないことを示すために例えば黄色といった固定色になる。 このポイントでは、オペレータは、担架106に再度積載するために引き出された位置にある荷台104をそのままにするか、または引き入れ/戻すボタン160を介して救急車内に荷台を戻すかのいずれかを決めることができる。

    本明細書の様々な方法によって記述される特定の処理/機能は、メモリに格納されたプログラム指示により実装され、その後コントローラ114及びプロセッサ164により読み取られ実行されることがわかる。 さらに、本明細書に書かれた記述及びフロー図に基づくプログラム指示(すなわちコンピュータプログラム)は、経験豊かな開発者の技術の範囲内であることがわかる。 本出願に記述される様々なソフトウェア構成要素、機能、プログラム及び/またはプログラムモジュールは、当業者に既知のあらゆる技術を用いて作られてもよく、または既存のソフトウェアに関連して設計されてもよく、かつ例えば好適なコンピュータ言語を用いるコントローラ114及びプロセッサ164といったように、プロセッサにより実行されるソフトウェアコードとして実行される。 例えば、コンピュータ実行可能/プログラム指示は、様々なプログラミング言語及び/または技術を用いて作られたコンピュータプログラムに蓄積され、または解釈されてもよく、限定はされないが、ジャバ(登録商標)、C、C++、ビジュアルベーシック、ジャバスクリプト、パール等を単独または組み合わせで含む。 ソフトウェアコードは、コンピュータ読み取り可能な媒体(同様にプロセッサ読み取り可能な媒体とも呼ばれる)に一連の指示または命令として格納されてもよく、コンピュータにより(例えばコンピュータのプロセッサにより)読み取り得る供給データ(例えば指示)に関与するあらゆる持続性(例えば有形の)媒体を含む。 そういった媒体は、限定はされないが不揮発性メディア及び揮発性メディアを含む多くの形式を取っていてもよい。 不揮発性メディアは、例えば光または磁気ディスク及び他の持続性メモリを含んでもよい。 揮発性メディアは、例えば一般的にメインメモリを構成するダイナミックランダムアクセスメモリ(DRAM)を含んでもよい。 そういった指示は、センサ113、128、148、152、134、ユーザインターフェース/入力150、156、及び位置合わせシステム102の通信/トランシーバー168といったような、プロセッサ、メモリ、及び様々な入力及び出力に伝達的接続されるシステムバス/ネットワークを含む同軸ケーブル、銅線及び光ファイバーを含む1つ以上の伝送メディアにより送信されてもよい。 非一時的なコンピュータ読み取り可能な媒体におけるいくつかの形式は、例えばフロッピーディスク、フレキシブルディスク、ハードディスク、磁気テープ、あらゆる他の磁気媒体、CD−ROM、DVD、あらゆる他の光媒体、RAM、PROM、EPROM、フラッシュEEPROM、あらゆる他のメモリチップまたはカートリッジ、またはプロセッサ/コントローラで読み取ることのできるあらゆる他の非一時的な媒体を含む。 同様に、本明細書で生成されかつ記述されるあらゆるデータは、前述のうちの1つといったようなコンピュータオペレーティングシステムを採用するコンピューティング装置を介して、ファイルシステム、専用フォーマットでのアプリケーションデータベース、関連データベース管理システム(RDBMS)、等を用いる位置合わせシステムのメモリに格納され、アクセスされ、かつ引き出されてもよく、かつ既知の様々な方法のいずれか1つ以上で位置合わせシステム102のメモリにアクセスされてもよい。 ファイルシステムは、コンピュータオペレーティングシステムからアクセス可能であってもよく、かつ様々なフォーマットで格納されたファイルを含んでもよい。 RDBMSは一般的に構造化照会言語(SQL)、さらにはPL/SQL言語といったような格納手順を作成、格納、編集、及び実行するための言語を採用する。

    本明細書に記述される処理、システム、方法、発見等に関して、そういった処理等の工程が特定の順序に従っておこわなれたように記述されているが、そういった処理は本明細書に記述される順序以外の順序で実行された記述工程で行うことができることが理解されるべきである。 さらに、特定の工程は同時に実行できたが、他の工程を付け加えることができ、または本明細書に記述された特定の工程は省略できる点も理解されるべきである。 言い換えると、本明細書の処理の記述は、特定の実施形態を説明する目的のために提供されており、特許請求された本発明に限定するためのものとして解釈されるべきではない。

    従って、上の記述は、説明のためのものであり、制限されるものではないことがわかる。 提供された実施例以外にも多くの実施形態及び適用が、上の記述を読むことで明らかとなる。 本発明の範囲は、上の記述に関連して決定されるべきではなく、そういった特許請求が権利を与えられる均等物の範囲に完全に沿って、附随の特許請求に関して代わりに決定されるべきである。 本明細書に述べられた技術において将来的な発展が起こり、かつ開示のシステム及び方法がそういった将来的な実施形態へと包含されることとなると予測され、かつ意図されている。 まとめると、本発明は修正及び変形が可能であるということが理解されるべきである。

    本特許請求に用いられる全ての用語は、本明細書に別段の明白な指示がなくとも本明細書に記述される技術において知識を有する者に理解されるような、それらの幅広い合理的構成及びそれら本来の意味を付加する意図がある。 特に、「a」、「the」、「said(前記)」といったような単数冠詞の使用は、特許請求において反対の明白な限定を列挙することなく、1つ以上の指示された要素を列挙することを理解されるべきである。

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