排尿バッグ用ロックアウト機能を有する患者支持装置

申请号 JP2017241666 申请日 2017-12-18 公开(公告)号 JP2018108356A 公开(公告)日 2018-07-12
申请人 ヒル−ロム サービシズ,インコーポレイテッド; 发明人 ザーヒューセン,ロバート マーク; ハイムブロック,リチャード ヘンリー; シューマン,シニア,リチャード ジョセフ; マッコイ,ダニエル;
摘要 【課題】排尿バッグの床 接触 を防止する排尿バッグ支持構造を有する患者支持装置を提供する。 【解決手段】患者支持装置10は、ベースフレーム20に対して昇降可能な上側フレーム24を備える。マットレス支持デッキ28、30,32、34はフットデッキ部34を有し、上側フレームに連結される。フットデッキ部は、マットレス支持デッキの残りの部分に対して昇降可動に動作する。排尿バッグ支持体92は、フットデッキ部に連結されて、排尿バッグを支持するように構成されている。制御回路は、上側フレームおよびフットデッキ部の動きを制御する。制御回路は、ロックアウトモードにて上側フレームおよびフットデッキ部の変位を制限することによって、排尿バッグが床に接触するのを防ぐ。 【選択図】図1
权利要求

第1の部分と第2の部分とを有するフレームであって、前記第1の部分が前記第2の部分に対して昇降可能なフレームと、 前記フレームの前記第1の部分に連結されて、該第一の部分とともに変位する排尿バッグ支持体と、 前記フレームの前記第1の部分の動きを制御する制御回路であって、排尿バッグが前記排尿バッグ支持体に取り付けられている場合に、前記第1の部分が変位して前記排尿バッグが望ましくない位置に配置されないように、前記フレームの前記第1の部分の前記第2の部分に対する変位を防止するロックアウトモードを有する、制御回路と、 を含む、患者支持装置。前記フレームが、フットデッキ部を有するマットレス支持デッキを含み、前記フットデッキ部が、前記フレームの前記第1の部分を含む、請求項1に記載の患者支持装置。前記制御回路は、前記ロックアウトモードで動作中、前記フットデッキ部が前記フレームの前記第2の部分に対して所定の度を超える角度に位置した場合に、前記フットデッキ部の下降を防ぐ、請求項2に記載の患者支持装置。前記制御回路は、前記ロックアウトモードで動作中、前記フットデッキ部が前記所定の角度未満の角度に位置した場合には、前記フットデッキ部の下降を可能にし、前記所定の角度と合致する角度である場合には、前記フットデッキ部の下降を防ぐ、請求項3に記載の患者支持装置。前記フットデッキ部が、第1のフットデッキ部分と、前記第1のフットデッキ部分に対して伸縮可能な第2のフットデッキ部分とを備え、前記排尿バッグ支持体が前記第2のフットデッキ部分に連結される、請求項2に記載の患者支持装置。前記フレームが上側フレームとベースフレームとを含み、前記上側フレームが前記フレームの前記第1の部分を含み、前記ベースフレームが前記フレームの前記第2の部分を含む、請求項1に記載の患者支持装置。前記制御回路は、ロックアウトモードで動作中、前記ベースフレームに対する前記上側フレームの上昇を可能にし、且つ前記ベースフレームに対する前記上側フレームの下降を防ぐ、請求項6に記載の患者支持装置。前記制御回路に電気的に接続し、前記制御回路がロックアウトモードで動作しているかどうかを示すインジケータを表示するインターフェイスをさらに含む、請求項1に記載の患者支持装置。前記制御回路がロックアウトモードで動作しているときに、ユーザーが前記制御回路を操作して前記フレームの前記第1の部分を下降させようとすると、前記インターフェイスは、前記フレームの前記第1の部分の動きがロックされているという警告をさらに表示する、請求項8に記載の患者支持装置。前記制御回路がロックアウトモードで動作していないときに、ユーザーが前記制御回路を操作して前記フレームの前記第1の部分を下降させようとすると、前記インターフェイスは、前記フレームの前記第1の部分の動きに起因して前記排尿バッグが前記望ましくない位置に変位するおそれがあるという警告をさらに表示する、請求項8に記載の患者支持装置。前記排尿バッグが前記排尿バッグ支持体に取り付けられているかどうかを検知するセンサーをさらに備え、前記排尿バッグの前記排尿バッグ支持体への取付を当該センサーが検知すると、該検知に応答して前記制御回路が自動的に前記ロックアウトモードとなる、請求項1に記載の患者支持装置。前記排尿バッグが前記排尿バッグ支持体に取り付けられているかどうかを検知するセンサーをさらに備え、前記排尿バッグの前記排尿バッグ支持体への取付を当該センサーが検知すると、該検知に応答して、前記制御回路が、ユーザーに対し、前記制御回路を前記ロックアウトモードにするよう指示する動作を行う、請求項1に記載の患者支持装置。前記排尿バッグの前記望ましくない位置が、床に接触する前記排尿バッグを含む、請求項1に記載の患者支持装置。ユーザーが順次操作してロックアウトモードのオン/オフ切替を行うユーザー入部が可動部分に連結されている、請求項1に記載の患者支持装置。ベースフレームと、前記ベースフレームより上方で支持されている上側フレームとを備えるフレームであって、前記上側フレームが前記ベースフレームに対して昇降可能なフレームと、 前記上側フレームに対して昇降可能なフットデッキ部を有し、前記上側フレームに連結されるマットレス支持デッキと、 前記フットデッキ部に連結され、排尿バッグを支持するよう構成された排尿バッグ支持体と、 前記上側フレームおよび前記フットデッキ部の動きを制御する制御回路であって、排尿バッグが前記排尿バッグ支持体に取り付けられている場合に、前記上側フレームおよびフットデッキ部が変位して前記排尿バッグが望ましくない位置に配置されないように、前記上側フレームの前記ベースフレームに対する動きと前記フットデッキ部の動きを制限するロックアウトモードを有する、制御回路と、を含む、患者支持装置前記制御回路は、ロックアウトモードで動作中、前記フットデッキ部が前記上側フレームに対して12度を超える角度に位置した場合に前記フットデッキ部の下降を防ぐ、請求項15に記載の患者支持装置。前記制御回路は、前記ロックアウトモードで動作中、前記ベースフレームに対する前記上側フレームの上昇を可能にし、且つ前記ベースフレームに対する前記上昇フレームの下降を防ぐ、請求項15に記載の患者支持装置。前記制御回路に電気的に接続し、前記制御回路が前記ロックアウトモードで動作しているかどうかを示すインジケータを表示するインターフェイスをさらに含む、請求項15に記載の患者支持装置。ユーザーが前記制御回路を操作して、前記ロックアウトモードで制限された方法で前記上側フレームまたは前記フットデッキ部を下降させようとすると、前記インターフェイスは、前記制御回路が前記ロックアウトモードで動作しているという警告をさらに表示する、請求項18に記載の患者支持装置。前記制御回路が前記ロックアウトモードで動作していないときに、ユーザーが前記制御回路を操作して前記上側フレームまたは前記フットデッキ部を下降させようとすると、前記インターフェイスは、前記上側フレームの動きまたは前記フットデッキ部の動きに起因して前記排尿バッグが前記望ましくない位置に変位するおそれがあるという警告をさらに表示する、請求項18に記載の患者支持装置。前記排尿バッグが前記排尿バッグ支持体に取り付けられているかどうかを検知するセンサーをさらに備え、前記排尿バッグの前記排尿バッグ支持体への取付を当該センサーが検知すると、該検知に応答して前記制御回路が自動的に前記ロックアウトモードとなる、請求項15に記載の患者支持装置。前記排尿バッグが前記排尿バッグ支持体に取り付けられているかどうかを検知するセンサーをさらに備え、前記排尿バッグの前記排尿バッグ支持体への取付を当該センサーが検知すると、該検知に応答して、前記制御回路が、ユーザーに対し、前記制御回路を前記ロックアウトモードにするよう指示する動作を行う、請求項15に記載の患者支持装置。前記排尿バッグの前記望ましくない位置が、床に接触する前記排尿バッグを含む、請求項15に記載の患者支持装置。ユーザーが順次操作して前記ロックアウトモードのオン/オフ切替を行うユーザー入力部が可動部分に連結されている、請求項15に記載の患者支持装置。

说明书全文

(関連出願の相互参照) 本出願は、2017年1月3日に出願された「PATIENT SUPPORT APPARATUS HAVING URINARY DRAINAGE BAG LOCKOUT FEATURE」と題する米国仮特許出願第62/441、706号の利益を主張するものであり、該出願の本文および図面は、その全体が参照により本願明細書に援用される。

本開示は、患者支持装置に関し、特に、排尿バッグを支持する構造を有する患者支持装置に関する。

病院ベッドのような患者支持装置には、患者に挿入されたカテーテルから尿を受け取るための排尿バッグ(フォーリーバッグと称することもある)用の支持体を有するものがある。排尿バッグは、例えば、病院ベッドのフレームに取り付けることができる。病院ベッドは、排尿バッグを備えることに加えて、他のさまざまな特徴を備え、例えば、ベッドおよび/またはベッドの一部を制御して動かすことができる。病院ベッドによっては、患者がベッドから出ることを支援するためにベッドのフットエンドを下げたり、ベッドを逆トレンデレンブルグ位にしたり、または患者を着座姿勢にする機能を有するものもある。

しかしながら、ベッドのフットエンドを下げると、排尿バッグが床に接触する場合があり、結果として、排尿バッグが床上の汚染物質に曝露されることにもなりかねない。そのような汚染物質が原因で、患者がカテーテル関連尿路感染症(CAUTI)を発症するおそれもある。汚染物質が排尿バッグの中に侵入してカテーテル部位を汚染することによって、CAUTIが発症することもある。あるいは、汚染物質が排尿バッグから、ヘルスケア提供者(すなわち、ヘルスケア提供者の手袋)に感染することもあり、ここのヘルスケア提供者が後で、カテーテルの挿入・取り外しを行ったり、維持管理を行ったりする。CAUTIは、主要なヘルスケア関連症のひとつであり、多大なコストがかかる病である。現行のCAUTIプロトコルでは、排尿バッグの床接触防止が求められている。

本開示は、添付の特許請求の範囲に記載されている特徴、および/または単独もしくは任意の組み合わせにおいて特許可能な主題を含みうる下記の特徴のうちの1つ以上を含む。

本開示の第1の態様によれば、患者支持装置は、第1の部分と第2の部分とを有するフレームを具備する。第1の部分は第2の部分に対して相対的に昇降可能である。フレームの第1の部分には排尿バッグ支持体が取り付けられ、ともに変位する。フレームの第1の部分の動きを制御する制御回路も設けられている。制御回路は、排尿バッグが排尿バッグ支持体に取り付けられている場合に、フレームの第1の部分が変位して排尿バッグが望ましくない位置に配置されないように、フレームの第1の部分の第2の部分に対する動きを防ぐロックアウトモードを有する。

フレームは、フットデッキ部を有するマットレス支持デッキを備えてもよい。この場合、フレームの第1の部分はフットデッキ部に含まれる。制御回路はロックアウトモードで動作中、フットデッキ部がフレームの第2の部分に対して所定の度を超える角度に位置した場合に、フットデッキ部が下降するのを防ぐことができる。あるいは、またはさらに、制御回路はロックアウトモードで動作中、フットデッキ部が所定の角度未満の角度に位置した場合には、フットデッキ部の下降を可能にし、所定の角度と合致する角度である場合には、フットデッキ部の下降を防ぐことができる。フットデッキ部が、第1のフットデッキ部分と、この第1のフットデッキ部分に対して伸縮可能な第2のフットデッキ部分とを備えてもいてもよい。第2のフットデッキ部分には、排尿バッグ支持体を連結することができる。

フレームは、上側フレームとベースフレームとを備えてもよい。その場合、上側フレームにフレームの第1の部分が含まれ、ベースフレームにフレームの第2の部分が含まれる。制御回路は、ロックアウトモードで動作中、上側フレームのベースフレームに対する上昇を可能にするとともに、ベースフレームに対する上側フレームの下降を防ぐよう構成されてもよい。

患者支持装置は、必要に応じて制御回路に電気的に接続したインターフェイスをさらに備えることができる。このインターフェイスには、制御回路がロックアウトモードで動作しているかどうかを示すインジケータを表示する。制御回路がロックアウトモードで動作しているときに、ユーザーが制御回路を操作してフレームの第1の部分を下降させようとすると、インターフェイスは、フレームの第1の部分の動きがロックされているという警告をさらに表示してもよい。あるいは、またはさらに、制御回路がロックアウトモードで動作していないときに、ユーザーが制御回路を操作してフレームの第1の部分を下降させようとすると、インターフェイスは、フレームの第1の部分の動きに起因して排尿バッグが望ましくない位置に変位するおそれがあるという警告をさらに表示してもよい。

患者支持装置は、排尿バッグが排尿バッグ支持体に取付られているかどうかを検知するセンサーをさらに備えてもよい。その場合、センサーが排尿バッグ支持体に排尿バッグが取り付けられていることを検知すると、それに応答して、制御回路が自動的にロックアウトモードとなる。あるいは、またはさらに、センサーが、排尿バッグ支持体に排尿バッグが取り付けられていることを検知すると、それに応答して、制御回路は、ユーザーに制御回路をロックアウトモードにするよう指示する動作をしてもよい。

排尿バッグの望ましくない位置には、床に接触する排尿バッグが含まれ得る。患者支持装置はユーザーが順次操作してロックアウトモードのオン/オフ切替を行うユーザー入部が可動部に連結される形態であってもよい。

本開示の別の態様によると、患者支持装置は、ベースフレームと、このベースフレームより上方で支持されている上側フレームとを有するフレームを備える。上側フレームはベースフレームに対する昇降が可能である。上側フレームにはマットレス支持デッキが連結している。マットレス支持デッキは、上側フレームに対して昇降可能なフットデッキ部を有する。フットデッキ部には排尿バッグを支持する排尿バッグ支持体が連結する。患者支持装置は、上側フレームおよびフットデッキ部の動きを制御する制御回路も備える。制御回路は、排尿バッグが排尿バッグ支持体に取り付けられている場合に、上側フレームおよびフットデッキ部が変位して、排尿バッグが望ましくない位置に配置されないように、上側フレームのベースフレームに対する動きとフットデッキ部の動きを制限するロックアウトモードを有する。

制御回路はロックアウトモードで動作中、フットデッキ部が上側フレームに対して12度を超える角度に位置した場合にフットデッキ部の下降を防ぐよう構成されてもよい。あるいは、またはさらに、制御回路はロックアウトモードで動作中、上側フレームのベースフレームに対する上昇を可能にし、ベースフレームに対する下降を防ぐよう構成されてもよい。

患者支持装置は、制御回路に電気的に接続するインターフェイスをさらに備えてもよい。このインターフェイスは、制御回路がロックアウトモードで動作しているかどうかを示すインジケータを表示する。ユーザーが制御回路を操作して、ロックアウトモードで制限する方法で上側フレームまたはフットデッキ部を下降させようとすると、インターフェイスは、制御回路がロックアウトモードで動作しているという警告をさらに表示してもよい。あるいは、またはさらに、制御回路がロックアウトモードで動作していないときに、ユーザーが制御回路を操作して上側フレームまたはフットデッキ部を下降させようとすると、インターフェイスは、上側フレームの動きまたはフットデッキ部の動きに起因して排尿バッグが望ましくない位置に変位するおそれがあるという警告を表示してもよい。

患者支持装置は、必要に応じてさらに、排尿バッグが排尿バッグ支持体に取り付けられているかどうかを検知するセンサーを備え得る。その場合、センサーが排尿バッグ支持体に排尿バッグが取り付けられていることが検知すると、それに応答して、制御回路が自動的にロックアウトモードになる。あるいは、またはさらに、センサーが、排尿バッグ支持体に排尿バッグが取り付けられていることを検知すると、それに応答して、制御回路は、ユーザーに制御回路をロックアウトモードにするように指示する動作をしてもよい。

本開示の第1の態様と同様に第2の態様においても、排尿バッグの望ましくない位置には、床に接触している排尿バッグが含まれ得る。また、本開示の第2の態様では、ユーザーが順次操作してロックアウトモードのオン/オフ切替を行うユーザー入力部を可動部分に連結してもよい。

本開示に係るさらに別の態様によると、患者支持装置の制御方法は、排尿バッグが患者支持装置のフレームの可動部分に連結しているかどうかを判定する工程と、患者支持装置の制御回路をロックアウトモードにする工程と、制御回路がロックアウトモード状態で排尿バッグの床への接触を防止している場合は、フレームの可動部分の下降を防ぐ工程と、を含む。

本方法は可動部分がフレームの第2の部分に対して所定の角度を超える角度に位置した場合に、フレームの可動部分の変位を防ぐ工程をさらに含み得る。本方法には、ユーザーが制御回路への入力を行って可動部分を下降させようとすると、可動部分の動きがロックされているという警告を表示する工程を、さらに含み得る。必要に応じて、可動部分に排尿バッグが取り付けられているかどうかをセンサーで検知する工程もさらに含み得る。

ロックアウトモードはグラフィカルユーザーインターフェイスを介して制御してもよい。このインターフェイスは、介護者を、ロックアウトモードをアクティブ化および非アクティブ化するための操作パネルとともにロックアウトモードの説明を提供する設定メニューに誘導することができる。さらに、ロックアウトモードがオフの場合には排尿バッグが床に接触するおそれがあるという警告を介護者に表示してもよい。また、ロックアウトモードがオンになっているときに支持装置の特定の関節連接を可能にする機能を備えてもよい。そのような関節連接は、支持装置の動作中に排尿バッグが床に接触するのを禁ずるように制御される。ロックアウトモードをアクティブまたは非アクティブにするボタンを、排尿バッグ支持体に隣接して設けてもよい。排尿バッグ支持体に取り付けたセンサーが、排尿バッグを検知してロックアウトモードをアクティブにするような構成であってもよい。

単独、または上記の特徴および/または特許請求の範囲に記載されている特徴などの他の特徴と組み合わせられるその他の特徴は、特許可能な主題を含み得る。また、現在認識されている実施形態を実施する最良の形態を例示す種々の実施形態についての下記の詳細な説明を考慮すれば、当業者には、そうしたその他の特徴が明らかになるであろう。

詳細な説明では、特に、以下の添付の図面を参照する。

病院ベッドとして例証的に具体化された患者支持装置の斜視図であって、点線枠Aに示すようにベッドのフットエンドに隣接して排尿支持体またはホルダーを有するベッドを示す図である。

排尿バッグ支持体が連結されているフットデッキ部が実質的に平であるときに第1の姿勢をとる、図1の枠A部を拡大して示す排尿バッグ支持体の側面図である。

フットデッキ部を降下させたときに第2の姿勢をとる、図1の枠A部を拡大してします排尿バッグ支持体の側面図である。

病院ベッドの上側フレームに連結されている排尿バッグ支持体またはホルダーの別の実施形態の斜視図である。

図4の排尿バッグ支持体の分解図である。

図1に示す病院ベッドの、ナースコールステーションまたはコンピュータと通信する電気回路を示すブロック図である。

排尿バッグ用ロックアウトモードをはじめとするさまざまなベッド機能を制御するグラフィカルユーザーインターフェイスを装備した、患者支持装置サイドレールの側面図である。

画面の右下隅に[設定/初期設定]ボタンを有するグラフィカルユーザーインターフェイスのホーム画面のスクリーンショットである。

画面の左手側に[フォーリーロック]ボタンを有するグラフィカルユーザーインターフェイスの設定/初期設定画面のスクリーンショットである。

[フォーリーロック]画面を示すグラフィカルユーザーインターフェイスのスクリーンショットであって、[切]ボタンの強調表示が、[承諾]ボタンを選択して排尿バッグ用ロックアウトモードを非アクティブにすることを指示している図である。

グラフィカルユーザーインターフェイスの[フォーリーロック]画面の別のスクリーンショットであって、[入]ボタンの強調表示が、[承諾]ボタンを選択して排尿バッグ用ロックアウトモードをアクティブにすることを指示している以外は図10と同様の図である。

グラフィカルユーザーインターフェイスの[フォーリーロック]画面のさらに別のスクリーンョットであって、ベッドフレームの一部分が下降したことに応答してグラフィカルユーザーインターフェイス上に現れた警告メッセージと、[切]ボタンをハイライト表示して、排尿バッグ用ロックアウトモードが非アクティブであることを示している、図10および11と同様の図である。

排尿バッグ用ロックアウトモードをアクティブにするには事前にベッドのフットデッキ部を上げる必要があることを示すグラフィカルユーザーインターフェイスの警告画面のスクリーンショットである。

排尿バッグ用ロックアウトモードをアクティブにするには事前にベッドの上側フレームを水平にする必要があることを示すグラフィカルユーザーインターフェイスの別の警告画面のスクリーンショットである。

排尿バッグ用ロックアウトモードがアクティブの状態で、動きがロックされているベッドの一部分をユーザーが動かそうとしたときに表示される、グラフィカルユーザーインターフェイスのさらに別の警告画面のスクリーンショットである。

フォーリーロックがアクティブになっていないことを示す、グラフィカルユーザーインターフェイスの別の警告画面のスクリーンショットである。

図1の患者支持装置のフットエンドの斜視図であって、排尿バッグを排尿バッグ支持体に取り付ける際に、ユーザーにロックアウトモードをアクティブにすることを想起させるために、点線楕円部Bに示すように、排尿バッグ支持体に隣接して設けられた警告ラベルを示す図である。

図17の楕円部Bを拡大した警告ラベルの側面図である。

ロックアウトモードがアクティブの場合に患者支持装置の特定のフレームの動きを禁止するロックアウトモードを有する、図1および図4に示すような患者支持装置を操作する方法のフローチャートである。

図1は、本開示の患者支持装置を病院ベッド10に適用した例を示す。本開示は、病院ベッドについて記載するが、フォーリーバッグと呼ばれることもある排尿バッグを組み込んだ任意の支持装置に適用し得ることは理解されよう。以下の説明では、病院ベッド10上に仰臥位で支持されている患者の姿勢を基本に、病院ベッド10について論ずる。そのため、病院ベッド10のフットエンド12とは、病院ベッド10上に支持された患者が仰臥位にあるときに、患者の足に最も近い端を指す。病院ベッド10は、フットエンド12とは反対側にヘッドエンド14を有する。左側16とは、病院ベッド10に横たわっている患者が仰臥位にあるときに、患者の左側を意味する。右側18とは、患者の右側である。病院ベッド10の縦方向の長さについて言及する場合、病院ベッド10のヘッドエンド14とフットエンド12との間に概ね伸長する線で表される方向を指す。同様に、病院ベッド10の横幅とは、ベッド10の左側16と右側18との間に概ね伸長する線で表される方向を指す。

病院ベッド10は、昇降装置22を支持するベースフレーム 20を備える。昇降装置22は、ベースフレーム20より上方にある上側フレーム24を支持する。リフトシステム22を操作することによって、上側フレーム24をベースフレーム20に対して昇降および傾斜させることができる。昇降装置22は、ヘッドエンド連結部27とフットエンド連結部29とを備える。連結部27、29はそれぞれ独立に操作可能であり、これらの連結部を操作することによって、病院ベッド10を傾斜位(例えば、上側フレーム24のヘッドエンド14が上側フレーム24のフットエンド12より下方に位置するトレンデレンブルグ位)に変位することができる。同様に、病院ベッド10を逆傾斜位(例えば、上側フレーム24のフットエンド12が上側フレーム24のヘッドエンド14より下方に位置する逆トレンデレンブルグ位)に変えることもできる。

上側フレーム24は、載荷フレーム26を備える。載荷フレーム26は、載荷フレーム26に対して可動なヘッドデッキ部28を支持する。同様に載荷フレーム26に対して相対的に移動可能な連結式大腿デッキ部 30と、固定シートデッキ部32も支持する。また、大腿デッキ部30に対して可動な連結式のフットデッキ部34も、載荷フレーム26で支持されている。以下、さらに詳述するように、ベッド10は、電気モーターと、伸縮可能な出力シャフトとを有する線形アクチュエータなどのアクチュエータを備える。アクチュエータを操作することによって、デッキ部28、30、 34を上側フレーム24に対して回転可能に昇降させることができる。ベッド10のマットレス支持デッキは、デッキ部28、30、32、 34により形成される。デッキ部28、30、32、34に支持されるマットレスは、図1では省略されているが、図6に表面131として線図で示している。

フットデッキ部34が、大腿デッキ部30に関節連接された第1の部分36と、この第1の部分36に対して伸縮してフットデッキ部34の縦方向の長さを変える第2の部分38とを有する実施形態であってもよい。このように、第2の部分38は、第1の部分36に対して相対的に略縦方向に移動して足デッキ34の縦方向の長さを変えることのよって病院ベッド10の縦方向の長さを変える。ベッド10が、モーターまたはアクチュエータを有し、このモーターまたはアクチュエータを操作することによって、第2の部分38を第1の部分に対して移動することができるような実施形態であってもよい。あるいは、第2の部分38を第1の部分36に対して手動で移動してもよい。さらに別の実施形態では、フットデッキ部34を固定長として、第1の部分36に対して伸縮可能な第2の部分38を設けなくてもよい。

図に示す実施形態において、ベッド10は、フットデッキ部 34の第2の部分38のフットエンド12に対し取り外し可能に連結されているフットボード40を有する。フットボード40は、第2の部分38の上側面42を基準にして上方向に伸長して、病院ベッド10のフットエンド 12にバリアを形成する。ベースフレーム20の直立構造体46にはヘッドボード44が取り外し可能に連結され、上方向に伸長して病院ベッド10のヘッドエンド14にバリアを形成している。左頭部サイドレール48は、ヘッドデッキ部28に連結され、上昇位置と下降位置との間を移動できるようになっている。同様に、右頭部サイドレール50も、ヘッドデッキ部に連結され、上昇位置と下降位置との間を移動できるようになっている。上昇位置では、それぞれのサイドレール48、50が、ヘッドデッキ部28の上面52の上方に延在する。下降位置では、それぞれのサイドレール48、50の上縁部56が、上面52の下方に位置する。

病院ベッド10はまた、左脚サイドレール58と右脚サイドレール60とを備え、それぞれ、載荷フレーム26から直接支持されている。サイドレール48、50、58および60の各々は、上面52より下方に下降させることができる。なお、頭部デッキ28を変位させると、頭部サイドレール48および50も頭部デッキ28とともに変位するため、これらの患者に対する相対的な位置は変わらない。これは、頭部サイドレール48および50が両方とも、頭部デッキ28で支持されるからである。

左頭部サイドレール48には、図7に示すような制御パネル 64およびグラフィカルユーザーインターフェイス66を含むユーザーインターフェイス62が設けられている。以下にユーザーインターフェイス 62についてさらに詳述するが、制御パネル64が、病院ベッド10の特定の機能の状態をユーザーに表示するだけでなく、ハードボタンやメンブレンスイッチなどの固定入力デバイスも備えていることは言うまでもない。グラフィカルユーザーインターフェイス66は、タッチスクリーンディスプレイを備え、ユーザーに情報を表示するとともに、アイコンまたはグラフィカルボタンなどのソフト入力を使用して、病院ベッド10の特定機能をメニュー形式で柔軟に操作することを可能にしている。また、右頭部サイドレール 50には、制御パネル70を備えるユーザーインターフェイス68が装備されている。必要に応じて、右頭部サイドレール50にグラフィカルユーザーインターフェイス66と同一の第2のグラフィカルユーザーインターフェイスを設ける実施形態も可能である。

病院ベッド10は、必要に応じて、患者が病院ベッド10の特定機能を制御する際に使用する患者ペンダントをさらに備えていてもよい図に示す実施形態では、必要に応じてインジケータパネル74が設けられ、これを介して、付加情報が介護者に提供される。インジケータパネル74は、病院ベッド10のさまざまな状態を、病院ベッド10のフットエンド12にグラフィカルに表示する。インジケータパネル74は、介護者がベッドの状態を、廊下や患者の部屋のドアなど、遠くからから即座に確認できるような位置に設けられる。ベッドの状態はさらに、病院ベッド10からフットエンド12の下の床に投影することによって、介護者がいっそう判別しやすい大きな画像を床に表示してもよい。同様に、図示した実施形態の左頭部サイドレール48には、照明付きグリップ76が設けられている。照明付きグリップ76は、異なる色が選択的に点灯することによって、病院ベッド10の1つ以上の機能の状態を介護者に表示する。同様に、右頭部サイドレール50も照明付きグリップ76と同一の照明付きグリップ78を備える。

病院ベッド10は患者補助器80を備える。この患者補助器は、ベースフレーム20に取り外し可能に連結されている。患者補助器80は、ベースフレーム20に固定した湾曲アーム82と、湾曲アーム82から伸長する支持アーム84とを備える。支持アーム84は、支持アーム84に固定するクランプ86が回転しないように、六角形断面を有するように形成されている。クランプ86にはるチェーン88が下方向に掛けられている。チェーン88は、病院ベッド10上で仰臥位の患者が患者補助器80を使用して体位を変えることができるように、患者が把持可能なグリップ90を支持している。

また、図示した病院ベッド10は、ベースフレーム20のフットエンド12に設けられた予備コンセント110を備える。予備コンセント110は、病院ベッド10の電気系統から独立した回路を提供し、例えば、病院ベッド10のフットエンド12に設けられる付属機器に電力を供給するのに使用することができる。

図1〜図3に示すように、ベッド10は、フットエンド12に隣接したフットデッキ部34の側面に連結されている排尿バッグ支持体(またはホルダー)92を備える。図1〜図3に示す排尿バッグ支持体92は、ベッド10の左側16に位置するが、フットデッキ部34のベッド10右側に、別の排尿バッグ支持体92が連結される実施形態であってもよいことは理解できよう。図示した実施形態では、排尿バッグ支持体92は、フットデッキ部34の第2の部分38に連結されている。図2および図3示すように、排尿バッグ94が、排尿バッグ支持体92に対し取り外し可能に取り付けられている。患者の尿道カテーテルが排尿バッグ94に通じ、排尿バッグ94が患者の尿採取容器の役目を果たす。

図示した実施形態では、排尿バッグ支持体92は、ワイヤー形構造体であり、第1および第2の直立バー95、97と、第1の横木96と、第2の横木98とを備える。直立バー95、97の下端は、フットデッキ部34の底部より下方に伸長する伸長部を有する。これらの伸長部は、ネジ、ボルト、鋲などのような締結具を用いてフットデッキ部34の下面に取り付けられるように構成されている。直立バーの上端95、97には、横木96が連結されている。直立バー95は直立バー97より長く、フットデッキ部34が図2に示すように略水平になった場合に、横木96が、フットデッキ部34の上面に対して傾斜した状態となるようになっている。横木98は略L形状であり、横木96より下方に設けられている。横木98の一端は横木96に連結し、他端は直立バー95に連結している。

図2に示すように、フットデッキ部34が略水平姿勢をとる場合は、図示した排尿バッグ94の第1および第2の連結器91、93(フックまたはストラップなど)は、典型的には、各々の横木96、98に取り付けられる。図3に示すように、フットデッキ部34のフットエンド12が下がっている場合は、必要に応じて、排尿バッグ94のホルダー92への取り付け方を変えて、連結器91、93の両方を第1の横木96に取り付けられるようにすることができる。横木96がフットデッキ部34の上面に対する傾斜角は、上側フレーム24が実質的に水平であるときに、フットデッキ部34を上側フレーム24に対して完全に下降させると横木96が略水平になるような角度である。

図2および図3に示すように、一部の実施形態では、排尿バッグ支持体92に隣接したフットデッキ部の側部に、ボタン106が設けてある。このような実施形態では、介護者がボタン106を押して、後で詳述するように、排尿バッグ94が排尿バッグ支持体92に取り付けられていることをベッド10の制御回路140に示すことができる。ボタン106を押すと、回路140がロックアウトモードになり、ベッド10の特定部分の動きが制限されるか、または完全に妨げられる。例えば、ロックアウトモードがアクティブになっているときに、上側フレーム24がベースフレーム20に対して下降しないようにロックアウトされる実施形態であってもよいし、あるいはまたは加えて、回路140がロックアウトモードになっているときは、フットデッキ部34が下降しないようにロックアウトしてもよい。回路140がロックアウトモードになっているときに、上側フレーム24および/またはフットデッキ部34の降下量を制限する位置閾値あるいは制限値を設けるような実施形態であってもよい。したがって、このような実施形態では、上側フレーム24および/またはフットデッキ部34を位置閾値または制限値に達するまで降下させることができる。

排尿バッグ94を排尿バッグ支持体92から取り出す際には、再びボタン106を押して回路140のロックアウトモードを非アクティブにする(すなわち、オフに切り替える)ことができる。したがって、ボタン106を押すごとに、回路140のロックアウトモードのアクティブ化(すなわち、オンへの切り替え)、および非アクティブ化(すなわち、オフへの切り替え)が行われる。図示した実施形態では、回路140のロックアウトモードがアクティブか非アクティブかを指示するライト108、または他の適切なインジケータが設けられる。例えば、排尿バッグ94が排尿バッグ支持体92上に位置している場合に、ボタン106を押すと、ライト108が点灯し、制御回路140が、排尿バッグ94が存在するという通知を受け、ロックアウトモードになったことが表示される。排尿バッグ94を排尿バッグ支持体92から取り外したときには、再びボタン106を押して、ライト108を消してロックアウトモードが非アクティブになったことを表示させることもできる。

図4〜図5を参照すると、排尿バッグ支持体100が、ベッド 10の上側フレーム24に連結されている。排尿バッグ支持体100は、センサー104と連携するバーまたは横木102を具備する。排尿バッグ94が横木102上に掛けられると、センサーは排尿バッグ94が存在することを検知する。排尿バッグ支持体100およびセンサー104は、2015年3月6日に出願された「Caregiver Universal Remote Cart For Patient Bed Control」と題する米国特許第9,463,126号の、図150および151に関して詳細に記載されており、その内容は参照により本明細書に援用される。センサー104として、力センサー、近接センサー、圧電センサーなど、横木102の動きおよび/または横木102上に排尿バッグ94が存在していることを検知する適当なセンサーを用いる実施形態が可能である。なお、図4〜図5の実施形態には、図2〜図3に図示されているライト108を具備させることも可能である。

図6に線図で示すように、ベッド10は、ヘッドデッキ部28に連結されるヘッドモーターまたはアクチュエータ120、連結式大腿デッキ部30に連結される大腿モーターまたはアクチュエータ122、フットデッキ部34に連結されるフットモーターまたはアクチュエータ124、およびフットデッキ部34の第2の部分38に連結されフット伸縮モーターまたはアクチュエータ126を備える。モーター120、122、124、126は、例えば、線形アクチュエータの電動モーターを備えることができる。ヘッドモーター120は、ヘッドデッキ部28を昇降させることができる。大腿モーター122は、大腿デッキ部30を固定シートデッキ部32に対して関節運動させることができる。フットモーター124は、フットデッキ部34を大腿デッキ部30に対して昇降させることができる。フット伸縮モーター126は、フットデッキ部34の第2の部分38をフットデッキ部34の第1の部分36に対して伸縮させることができる。ベッド10にフットデッキ伸縮モーター126を設けない実施形態も可能である。そのような実施形態では、フットデッキ部34の第2の部分38を、フットデッキ部34の第1の部分36に対して手動で伸縮させてもよい。あるいは、フットデッキ部34に、第1の部分36に対して可動の第2の部分38を設けず、フットデッキ部が伸縮しないような形態であってもよい。

図示したベッド10は、ヘッドデッキ部28に連結して上側フレーム24に対するヘッドデッキ部28の角度を監視するヘッド部角度センサー155も具備する。また、フットデッキ部34に連結して上側フレーム24に対するフットデッキ部34の角度を監視するフット部角度センサー157も具備する。後で詳述するように、フット部角度センサー157が、フットデッキ部34が前記所定の角度未満にあるかどうかを判定するような実施形態であってもよい。角度センサー155、157の一方または両方は、速度計や傾斜計などの重力ベースのセンサーであってもよい。あるいは、角度センサー155、157の一方または両方が、線形アクチュエータに含まれていてもよく、角度センサー155の場合は、ヘッドモーター120に関連付けられる線形アクチュエータに、角度センサー157の場合はフットモーター124に関連付けられる線形アクチュエータに含まれる。このような実施形態では、角度センサー155、157は、例えば、ロータリーエンコーダー、ホール効果センサー、ロータリーポテンショメータなどを備えていてもよい。

ベッド10が、マットレスすなわち表面131のさまざまな空気袋あるいは空気セルの膨張および収縮を制御する空気圧システム130を備える実施形態も可能である。図6では、空気圧システム130が単一のブロックとして表されているが、ブロック130は、マットレスの空気袋を膨張および収縮させるための空気圧システムに一般的に含まれる、1つ以上の空気供給源(例えば、ファン、送風機、コンプレッサー)および付随するバルブ、マニホールド、通気道、空気管、圧力センサーなどのほか、付随する電気回路を表している。マットレス131上の患者の体重を監視する計量装置153を設けてもよい。

ベッド10の昇降装置は、1つ以上の昇降装置用モーターまたはアクチュエータ134を備える。いくつかの実施形態では、この昇降装置用モーターまたはアクチュエータが、電動モーター付きの線形アクチュエータを備えていてもよい。したがって、本明細書ではアクチュエータ134をモーター134と称することもある。本開示によって想到される代替のアクチュエータまたはモーターは、例えば、油圧シリンダーと空気圧シリンダーとを備える。昇降装置のモーター134は、上側フレーム24をベースフレーム20に対して昇降および傾斜させることができる。図示した実施形態において、モーター134の一方はヘッドエンド連結部27に連結され、このヘッドエンド連結部に作用し、他方のモーター134はフットエンド連結部29に連結され、このフットエンド連結部に作用することで、ベースフレーム20に対する上側フレーム24の上昇、下降および傾斜機能が遂行される。実施形態によっては、モーター134が、ベースフレーム20、水平方向、または垂直方向に対する上側フレーム24の上昇量や傾斜量を測定するセンサーを具備してもよい。

図6に線図で示すように、ベッド10は、モーター120、122、124、126、および昇降装置のモーター134に電気的に接続した制御回路140を備える。図6には、制御回路140が単一のブロック140として線図で表されているが、電気的にかつ通信可能に相互接続されたさまざまな回路基板やエレクトロニクスモジュールなどを含む制御回路140としてもよい。制御回路140は、本明細書中に記載されているさまざまな制御機能およびアルゴリズムを実行するソフトウェアを実行する1つ以上のマイクロプロセッサ142またはマイクロコントローラを備える。したがって、当該技術分野において周知であるように、回路140はまた、ソフトウェア、変数、計算値などを格納するメモリー144を備える。

また、図6に線図で示すように、ユーザー入力部ブロック151は、制御パネル66のボタンなどのさまざまなユーザー入力部を表す。図7の示す実施形態においては、この入力部ブロックには、メンブレンスイッチを有するメンブレンスイッチアセンブリ150が含まれる。介護者または患者はこのメンブランスイッチを使用して、入力信号をベッド10の制御回路140に伝達することによって、ベッド10のさまざまなモーター120、122、124、126、134を動作させるほか、ベッド10の他の機能を実行する。図1および図7に示すように、ベッド10は、サイドレール48に連結されている少なくとも1つのグラフィカルユーザー入力部またはディスプレイ画面66を備える。図6に線図で示すように、ディスプレイ画面66は、制御回路140に接続されている。2つのグラフィカルユーザーインターフェイス66が装備され、それぞれサイドレール48、50に接続される実施形態であってもよい。あるいはまたは加えて、1つ以上のグラフィカルユーザーインターフェイスを、サイドレール48、50、ならびに/あるいは、ヘッドボード44およびフットボード40の少なくとも一方に接続してもよい。制御回路140は、グラフィカルディスプレイ画面66からユーザー入力コマンドを受け取る。実施形態によっては、センサー104および/またはボタン106から信号を受信してもよい。

本開示によれば、ベッド10の制御回路140は図6に線図で示すように、ベッド10が配置されているヘルスケア施設のイーサネット(登録商標)などの通信インフラ178、および通信リンク177、179を介して、リモートコンピュータデバイス176と通信することが可能である。本明細書において、コンピュータデバイス176は、単に「コンピュータ」と称することもある。リモートコンピュータ176は、ナースステーションを含んでもよく、あるいは本開示のナースコールシステムの一部であってもよい。リモートコンピュータ176が、電子医療記録(EMR)システムの一部となっている実施形態も可能である。また、実施形態によっては、ベッド10の回路140が、医師オーダリングシステムや入院/退院/移送(ADT)システムなど、ヘルスケア施設内で使用されるなんらかのシステムに含まれる他のコンピュータと通信することは、本開示の範囲内である。図6のイーサネット(登録商標)178は概略的に図示したものであり、ヘルスケア施設のネットワークを含むすべてのハードウェアおよびソフトウェアを表している。

図示した実施形態では、ベッド10は、通信インターフェイスまたはポート180を有し、リンク177を介して通信インフラ178と双方向通信を行い、さらに、通信インフラ178が、リンク179を介してコンピュータ176と双方向通信を行う。通信リンク179は有線リンクであってもよく、無線リンクであってもよい。したがって、実施形態によっては、通信リンク179が、ベッド10をベッドインターフェイスユニット(BIU)またはネットワークインターフェイスユニット(NIU)に含まれる壁取付けジャックに接続するケーブルを含んでいてもよい。BIUおよびNIUは米国特許第7,538,659号および同第7,319,386号、ならびに米国特許出願公開第2009/0217080(A1)号、同第2009/0212925(A1)号および同第2009/0212926(A1)号に図示および記載されているようなものであり、これらの特許文献は参照により本明細書に明確に援用される。あるいは、通信リンク179は、ベッド10と米国特許出願公開第2007/0210917(A1)号において図示および記載されているような無線インターフェイスユニットとの間に送信される無線信号を含んでもよく、該特許文献は参照により本明細書に明確に援用される。本開示によれば、通信リンク177は、1つ以上の有線リンクおよび/または無線リンクも含む。

図7を参照すると、一実施形態において、制御パネル64は、介護者が病院ベッド10のいくつかの標準機能にアクセスするのに使用する、メンブレンスイッチアセンブリ150とグラフィカルユーザーインターフェイス66を装備する。インターフェイス66は、介護者に情報を提供し、介護者が病院ベッド10の機能をアクティブにするためのソフトキーとして働くいくつかのアイコンを有するものとして示されている。グラフィカルユーザーインターフェイス66の上位メニュー構成を図8に示す。介護者または患者は[ベッド動作]ソフトキー230を使用して、患者支持装置の動作を制御することができる。通常の操作条件下では、グラフィカルユーザーインターフェイス66には、例えば5分間でタイムアウトになってスリープ画面に置き換わるようなホーム画面が表示される。

ユーザーは、必要に応じて[ホーム画面]ソフトキー232を使用してホーム画面に戻すことができる。メニュー式操作パネルは[表面制御]ソフトキー234を具備する。このソフトキーを使用することで、ユーザーは患者支持装置10上に置かれたマットレス131のコントロールと対話することができる。[アラート]ソフトキー236は、ユーザーをベッド10の患者位置監視機能や離椅子(chair exiting)機能に接続する。[計量]ソフトキー238は、介護者が、新規の患者用に病院ベッド10の計量目盛りをゼロにするなどのゼロ調整に使用する計量装置153の操作にアクセスするためのキーである。[計量]ソフトキー238を使用して、ユーザーが[体重測定]メニュー構成にアクセスすることもできる。[設定]ソフトキー240は、介護者が図9に示す設定メニューから患者支持装置10の設定変更を行う際に使用する。

メンブレンスイッチアセンブリ150および/またはインターフェイス66の[ベッド動作]ソフトキー230は、ユーザーが患者支持装置10またはその一部分(例えば、フットデッキ部34や上側フレーム24など)を降下させる際に使用するものであってもよい。実施形態によっては、フットデッキ部34は、患者支持装置のフットエンド12が下がるような角度で降下してもよい。患者支持装置10またはその一部分を降下させて、患者を着座姿勢にし、かつ/あるいは患者が患者支持装置10のフットエンド12から退去できるような実施形態であってもよい。排尿バッグ94は、患者支持装置10のフットエンド12付近の排尿バッグホルダー90に取り付けられているとき、床に接触してしまうような望ましくない位置に移動して、例えば、汚染されたり、患者がカテーテル関連尿路感染症(CAUTI)に罹患するおそれが生じたりする。制御回路140によって、フォーリーロックモードすなわちロックアウトモードをアクティブにして、完全におよび/または所定の範囲内で、患者支持装置10、または上側フレーム24および/もしくはフットデッキ部34の変位を防ぐような実施形態であってもよい。

図19を参照すると、工程302で、排尿バッグ94が検出されたかどうかの判定が行われる。介護者が排尿バッグ94の検出を手動で行うような実施形態であってもよい。この場合は、介護者が排尿バッグ94を排尿バッグ支持体92上に置くので、介護者は排尿バッグ94がベッド10に取り付けられていることを把握している。あるいは、介護者が、ボタン106を押して、対し、排尿バッグ94が排尿バッグ支持体92上に取り付けられていることを制御回路140に示してもよい。ボタン106を押してロックアウトモードをアクティブにすると、制御回路140に排尿バッグ94の存在を通知する視覚的インジケータとしてライト108をアクティブにしてもよい。センサー104が排尿バッグ94を検出し、制御回路140に信号を送信してロックアウトモードをアクティブにするような実施形態も可能である。このような実施形態では、上述のように、ライトなどの適当なインジケータを点灯させてもよい。リモートコンピュータ176から送られたり、インターフェイス66上で入力された、患者が排尿バッグ94を必要としていることを示す情報に基づいて該当患者のベッド10を自動的にロックアウトモードにするような実施形態も可能である。

排尿バッグ94が検出されない場合には、工程304で、インターフェイス66が、介護者に排尿バッグの存在を確認するように警告を出すことができる。そのような場合は、介護者が工程306で、排尿バッグ94の存在を手動で確認することができる。排尿バッグ94が存在することを確認したら、介護者は、ボタン106および/またはインターフェイス66を操作して、排尿バッグ94が存在していることを証明する。排尿バッグ94の検出を行わない実施形態では、工程308で、介護者が患者のカルテを調べて、排尿バッグ94が必要であるかどうかを確認し、かつ/またはベッド10操作を通常どおりに進める。

介護者が排尿バッグ94の存在を検出および/または確認する場合、制御回路140は、工程310で、ベッドに対してロックアウトモードの設定またはアクティブ化を行う。ロックアウトモードのときにベッド動作機能の操作を防止または制限するように制御回路をプログムする実施形態も可能である。あるいは、または加えて、ロックアウトモードのときに、機械的ロックによって、ベッド10の部分的な変位を物理的に防止または制限してもよい。ロックアウトモードの場合、上側フレーム24がベースフレーム20に対して変位するのを防止または制限することができる。ロックアウトモードによって、上側フレーム24の下降が防止される実施形態であってもよい。あるいは、ロックアウトモードでは、上側フレーム24の下降はできないが、上昇はできるような形態であってもよい。ロックアウトモードによって、上側フレーム24が傾斜して上側フレーム24のフットエンド12が上側フレームのヘッドエンド14より低くなる(例えば、逆トレンデレンブルグ位まで、またはその方向に変位する)のを防止する実施形態も可能である。

また、ロックアウトモードによって、フットデッキ部34、すなわち、フットデッキ部34のフットエンド12の変位を防ぐこともできる。ロックアウトモードが、上側フレーム24に対して所定の角度を超えるようなフットデッキ部34の下降を禁止する実施形態も可能である。あるいは、ロックアウトモードでは、フットデッキ部34の下降はできないが、上昇はできるような形態であってもよい。ロックアウトモードでは、フットデッキ部34を所定の角度まで降下させることはできるが所定の角度より低くはできない形態であってもよい。いくつかの実施形態では、フットデッキ部34と上側フレーム24との所定の角度を約12度と定めるかもしれない。

ロックアウトモードをアクティブにするには、複数の方法が考えられる。後で詳述するように、例えば、介護者が手動でロックアウトモードに設定してもよい。インターフェイス66上の警告、および/または排尿バッグ支持体92近傍に設けた図17および図18に示すような警告91を介して、ロックアウトモードに設定することを介護者が思い出せるようにしてもよい。センサー104が排尿バッグ支持体92上に排尿バッグ94が存在することを検出する場合は、センサー104が、ロックアウトモードをアクティブにするよう制御回路140に通知してもよい。介護者がボタン106を操作する場合は、このボタン106によって信号を制御回路140に送信して、ロックアウトモードをアクティブにしてもよい。

ロックアウトモードを手動でアクティブにする場合は、介護者が図8に示すグラフィカルユーザーインターフェイス66の上位メニュー構成の[設定]ソフトキー240を選択することによって、インターフェイス66を使用する。ソフトボタン240が選択されると、それに応答して、図9の設定画面がインターフェイス66上に表示される。図9の設定画面は、ベッド10の設定を調整するさまざまなソフトキーを含む設定メニューを有する。[フォーリーロック]ソフトキー400を選択すると、図10および図11に示すような[フォーリーロック]画面になる。この画面で、ユーザーは、ロックアウトモードをユーザーの裁量によって手動でアクティブにすることも非アクティブにすることもできる。図10および図11に、[フォーリーロック]画面401、403の例を示す。画面401、403はそれぞれ、[入]ソフトキー402、[切]ソフトキー404、および[承諾]キー407を備える。[入]ソフトキー402を選択してから[承諾]キー407を選択して、ロックアウトモードを手動でアクティブにすると、排尿バッグ94が、床に接触する望ましくない位置に変位するのを防げる。逆に、[切]ソフトキー404を選択してから[承諾]キー407を選択して、ロックアウトモードを非アクティブにすると、通常の操作に従ってベッドを変位させることが可能となる。ロックアウトモードが非アクティブの場合にユーザーがベッド10の上側フレーム24および/またはベッド10のフットデッキ部34を降下させようとすると、図12に示すような警告画面405をインターフェイス66上に表示して、ロックアウトモードがアクティブ化されていないことを介護者に知らせる。図示した例では、警告画面405は、ユーザーが所望によりロックアウトモードをアクティブにすることができるキー402、404、407を備えている。

ここで図13を参照する。フットデッキ部34が所定の角度より下方(すなわち、フットデッキ部34がロッククアウトモードの使用許容範囲外)にあるときに、介護者がロックアウトモードをアクティブにしようとすると、警告画面420がインターフェイス66上に表示される。警告画面420は介護者に、ロックアウトモードを設定する前に、フットデッキ部34を適切な角度まで上げる(すなわち、所定の角度より高くする)よう指示する。なお、警告画面420には、ベッド10に設置した何らかの排尿バッグ94がすでに床に接触している可能性のあることを介護者に想起させる役割もあることに留意されたい。排尿バッグ支持体92に排尿バッグ94を取り付ける前に、介護者がロックアウトモードに設定する実施形態であってもよい。警告画面420によって、排尿バッグ94が床に接触することのないようにフットデッキ部34が適切に位置決めされる。

図14に示す警告画面430は、上側フレーム24が下降位または非水平位にあるときに、介護者がロックアウトモードをアクティブにしようとした場合にインターフェイス66上に表示される画面であり、介護者に、上側フレーム24を水平し、上げてからロックアウトモードをアクティブにするよう指図している。なお、警告画面430には、ベッド10に設置した何らかの排尿バッグ94がすでに床に接触している可能性のあることを介護者に想起させる役割もあることに留意されたい。排尿バッグ支持体92に排尿バッグ94を取り付ける前に、介護者がロックアウトモードに設定する実施形態であってもよい。警告画面430によって、排尿バッグ94が床に接触することのないように上側フレーム24が適切に位置決めされる。

インターフェイス66上で警告画面420、430を受信する条件が満たされた場合に、介護者は、警告画面420、430の両方を受信することもある。ベッド10がすでに適切に位置決めされてロックアウトモードをアクティブにすることができる状態にある場合には、介護者は警告画面420、430のいずれも受信しない。ベッド10の状態をコンピュータデバイス176に送信する実施形態も可能である。その場合、ベッドの状態を監視し記録してもよい。例えば、ベッド10のセットアップ中に受信した警告画面420、430をコンピュータデバイス176に通知してもよい。また、ロックアウトモードの状態(すなわち、ロックアウトモードがアクティブになっているか非アクティブになっているか)、ならびにアクティブ化および非アクティブ化されている時間をコンピュータデバイス176に通知してもよい。したがって、介護者などコンピュータデバイス176近傍の所にいる人はベッド10の状態を監視することができる。いくつかの実施形態では、警告画面420、430をソフトキー421の選択によって閉じてもよい。

再び図19を参照すると、介護者は、工程312でコマンドを入力してベッド10またはその一部分を動かすことができる。ロックアウトモードが設定されている場合、制御回路140は工程314で、ロックアウトモードにより規定され上述した上側フレームの変位制限に反して、上側フレーム24を動かすようコマンドよって指図されているかどうかを判定する。上側フレームの動きが上側フレーム24の変位制限に反している場合、制御回路は、工程316でベッド10の動作を終了させる。ベッドの動きが、上側フレーム24の変位制限に反していない場合、制御回路140は、工程318でベッド10の動きがフットデッキ部34の変位制限に反しているかどうかを判定する。ベッド10の動きが、フットデッキ部34の変位制限に反している場合、制御回路140は、工程316でベッドの動作を終了させる。

ベッド10の動きが、フットデッキ部34の変位制限に反していない場合、制御回路は、工程320でベッド10を動かせるようにする。なお、工程314、318はどのような順序で行ってもよく、また同時に行ってもよい。さらに、ロックアウトモードが設定されているときに、制御回路は、フットデッキ部34および上側フレーム24の一方の動きを制限し、もう一方を動作可能とする実施形態であってもよい。例えば、制御回路140は、上側フレーム24の動きを禁止し、フットデッキ部34を動作可能としてもよい。同様に、フットデッキ部34の動きを禁止し、上側フレーム24を動作可能としてもよい。

工程312で、ベッド10を動かすコマンドを入力すると、介護者はロックアウトモードの状態に関する警告を受信することができる。図15を参照すると、ロックアウトモードがアクティブになっている場合には、インターフェイス66上に警告画面440を表示して、ベッド10の動きが制限また限定されていることを知らせることができる。介護者は、警告画面440を受信した後、排尿バッグ94を外してから[切]ソフトキー442を選択することによって、ロックアウトモードをオフにすることができる。いくつかの実施形態では、介護者が[閉じる]ソフトキー444を選択して警告画面440を閉じてもよい。介護者は、ロックアウトモードが設定されている場合、ベッド10を動かさない選択をすることもできる。あるいは、ロックアウトモードによって提供されるパラメータの範囲内で、ベッド10を動かす選択をすることもできる。例えば、上側フレーム24をさげることなく、かつ/またはフットデッキ部34を所定の角度より下げることなく、引き続きベッド10を動かすことができる。

図16を参照すると、ロックアウトモードがアクティブでない場合は、インターフェイス66上に警告画面450を表示して、ロックアウトモードがアクティブでないことを知らせることができる。介護者は[閉じる]ソフトキー452を選択して、警告を閉じることができる。介護者は警告画面450を受信したら、排尿バッグ94が存在するかどうかを確認することができる。排尿バッグ94が存在しない場合は、介護者は予定どおりにベッド10の操作を続行することができる。排尿バッグ94が存在する場合は、排尿バッグ94を外してからベッド10の操作を行うこともできるし、インターフェイス66を使用するなど、記載されているロックアウトモード設定方法を使用してロックアウトモードの設定を行うこともできる。いくつかの実施形態では、その後、ユーザーがロックアウトモードの制約範囲内でベッド10を操作することもできる。

なお、実施形態によっては、ベッド10の操作、ロックアウトモードの使用、ロックアウトモードのアクティブ状態への変更、インターフェイス66の使用、およびベッド10の他の関連する構成要素の使用などについて、ベッド10がコンピュータデバイス176に報告し、ベッド10の操作をコンピュータデバイス176で監視し、かつ/またはベッド10の操作に関するデータをコンピュータデバイス176のメモリーに格納することができることに留意されたい。

本開示は、特定の実施形態について説明しているが、当業者であれば、添付の特許請求の範囲において規定する主題を逸脱することなく、形態および詳細に関してさまざまな変更がなされ得ることを理解するであろう。

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