Wristband and its disconnect structure |
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申请号 | JP2007107501 | 申请日 | 2007-04-16 | 公开(公告)号 | JP4685057B2 | 公开(公告)日 | 2011-05-18 |
申请人 | 株式会社サトー; | 发明人 | 一幸 小林; | ||||
摘要 | |||||||
权利要求 | その表面側に人体の個人情報を印字可能であるとともに、その裏面をこの人体の四肢の少なくともいずれかひとつに向けてこれに巻き付けるリストバンドを、帯状のバンド基材から切離し用 切断線において カス取り部と切り離して形成可能とする バンド基材の切離し構造であって、 前記バンド基材が少なくともポリエチレンを含む表面層とナイロンからなる中央層とポリエチレンからなるエンボス層とからなり、前記印字状態では、前記リストバンドが前記リストバンド基材から切り離されないような強度を有しつつ、前記リストバンドを前記リストバンド基材から切り離す際には、バリが前記エンボス層から突出しないように、前記エンボス層から前記表面層の所定の深さまで前記切離し用切断線を切り込んでいることを特徴とする バンド基材の切離し構造。 |
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说明书全文 | 本発明はリストバンドの切離し構造にかかるもので、とくに病院や遊園地などで患者や入園者の四肢たとえば手首あるいは足首に環状にゆるく巻き付けて個人情報を表示ないし保持するために用いられるリストバンドおよびその切離し構造に関するものである。 従来から、病院などにおいて患者の診療科、氏名、年齢、血液型などその個人固有の識別データを、必要ならばバーコードや二次元コードも用いてリストバンドに印字して表示した上で、患者の四肢たとえば手首あるいは足首に環状にゆるく巻き付けて、患者の特定を確実にすることが行われている。 従来のリストバンドについて図7ないし図10にもとづき概説する。 リストバンド3は、その表面3A側に人体の個人情報を印字可能な個人情報印字領域5(印字領域)を設けるとともに、その裏面3Bをこの人体の四肢の少なくともいずれかひとつに向けてこれに巻き付ける。 なお、カス取り部4にも、リストバンド3上の個人情報印字領域5と同様に、リストバンド3の使用方法ないし使用上の注意や説明文さらには広告などを表示するために、注意書き印字領域8(印字領域)を設けている。 図8は、個人情報印字領域5あるいは注意書き印字領域8に印字を行うためのサーマルプリンター9の要部側面図であって、その印字部には、サーマルヘッド10およびプラテンローラー11を有するとともに、熱転写リボン12をバンド基材1に重ね合わせて、バンド基材の表面1A側に熱転写方式による印字を行う。 ただし、バンド基材1の製造工程上は、バンド基材1の表面1Aにまず、注意書き印字領域8の印字を行い、平板状あるいはロール状のカット具を用いてダイカットを行うことにより切離し用切断線2を形成し、バンド基材1として製造し、巻き取る。 切離し用切断線2は、バンド基材1からリストバンド3を型抜きするためものである。 従来は、図9に示すように、切離し用切断線2を形成するために、切断刃14をバンド基材1の表面1A側からその裏面1B側に向かって(すなわち、図中、上から下に向かって)切断刃14を操作することとしていた。 本発明は以上のような諸問題にかんがみなされたもので、患者や使用者の皮膚に無用の刺激を与えないようにしたリストバンドおよびその切離し構造を提供することを課題とする。 また本発明は、カス取り部からの切り離しの際に、人体に接触する裏面側にバリが出にくいようにしたリストバンドおよびその切離し構造を提供することを課題とする。 また本発明は、切り離しの際に、人体に接触する裏面側にできる限りバリを少なくかつ小さくすることが可能なリストバンドおよびその切離し構造を提供することを課題とする。 また本発明は、切離し用切断線の切込み方向および切込み深さを調節することにより、皮膚への直接刺激を低減可能としたリストバンドおよびその切離し構造を提供することを課題とする。 すなわち本発明は 、その表面側に人体の個人情報を印字可能であるとともに、その裏面をこの人体の四肢の少なくともいずれかひとつに向けてこれに巻き付けるリストバンドを、帯状のバンド基材から切離し用切断線においてカス取り部と切り離して形成可能とするバンド基材の切離し構造であって、 前記バンド基材が少なくともポリエチレンを含む表面層とナイロンからなる中央層とポリエチレンからなるエンボス層とからなり、前記印字状態では、前記リストバンドが前記リストバンド基材から切り離されないような強度を有しつつ、前記リストバンドを前記リストバンド基材から切り離す際には、バリが前記エンボス層から突出しないように、前記エンボス層から前記表面層の所定の深さまで前記切離し用切断線を切り込んでいることを特徴とするバンド基材の切離し構造である。 本発明によるリストバンドおよびその切離し構造においては、 バンド基材の裏面側から印字面側に向かって切り込んで切離し用切断線を形成しているとともに、切離し用切断線のバンド基材への切込み深さをバンド基材の厚さの40%〜75%としたので、人体に触れる裏面側にバリが形成される程度を最小限として、皮膚への直接刺激を低減し、長時間の装着であっても皮膚への悪影響を最小限に抑えるリストバンドとすることができる。 本発明は、 バンド基材の裏面側から印字面側に向かって切り込んで形成する切離し用切断線のバンド基材への切込み深さをバンド基材の厚さの40%〜75%としたので、皮膚への直接刺激を低減可能なリストバンドおよびその切離し構造を実現した。 つぎに本発明の実施例によるリストバンドおよびその切離し構造を図1ないし図3にもとづき説明する。 ただし、図7ないし図10と同様の部分には同一符号を付し、その詳述はこれを省略する。 図2は、 バンド基材 20の縦断面図であって、 バンド基材 20(すなわち切離し用切断線21内のリストバンド22の部分)は、ナイロンなどによる中央層基材24と、中央層基材24の裏面側のポリエチレンなどによるエンボス層基材25と、中央層基材24の表面側のポリエチレンなどによる表面層基材26と、を有する。 エンボス層基材25には、エンボス加工を施して、使用者の皮膚表面とバンド基材 20の裏面20B(リストバンド22の裏面22B)との間の通気を促進可能としている。 図3は、 バンド基材 20(リストバンド22)の切離し用切断線21を形成する切込み方向についての断面説明図、図4は、型抜きした結果のリストバンド22の概略断面図であって、所定の切込み深さで、上記切断刃14を切り込むように加工する。 図4に示すように、切離し用切断線21の部分を境にリストバンド22とカス取り部23とを切り離した際にバンド基材 20(リストバンド22)の裏面22B側における外周縁部に、前記バリ15が形成されても、このバリ15がリストバンド22の表面22A側に突出することになるため、患者の皮膚に接触し刺激となることはない。 上述の内容を確認するために、四種類のリストバンドのサンプル「イ」、「ロ」、「ハ」、「二」を準備し、温度23℃、湿度50%のもと、リストバンドの裏面3A(エンボス層基材25の裏面すなわちエンボス面)による擦過試験と、リストバンドおよびカス取り部の切離し試験と、を行なった。 図6は、擦過試験および切離し試験の結果を示す図表である。 切離し試験は、リストバンドのカス取り部からの切離し力(剥取り力)を測定する試験である。 すなわち、リストバンドあるいはカス取り部を互いに15mmだけ切り離すために必要な重量(g)で表すもので、図示のように、この切離し力は、大きい順に、サンプル「イ」、「ロ」=「二」、「ハ」の順となったが、互いの間に大きな差異はなかった。 図6に示すように、バンド基材20の裏面20B側から表面20A側に切離し用切断線20を切り込むとしても、サンプル「ロ」のように、その切込み深さがあまり浅いと却ってバリ15の発生が多いことが判明した。 バンド基材 20の平面図である。 バンド基材 20の縦断面図である。 バンド基材 20(リストバンド22)の切離し用 切断線21を形成する切込み方向についての断面説明図である。 切断線2を形成する切込み方向についての断面説明図である。 1 バンド基材(従来、図7) |