Medical equipment controller

申请号 JP2000520087 申请日 1998-11-06 公开(公告)号 JP2001522648A 公开(公告)日 2001-11-20
申请人 ヒル−ロム,インコーポレイティド; 发明人 エル. ボーダーズ,リチャード;
摘要 (57)【要約】 制御可能な関節式フレーム(58)とこのフレームに結合されている制御可能な表面(60)とを有する手術台を制御するための医療装置コントローラ(40)が提供される。 上記コントローラが、手持ち式のハウジング(114)と、ディスプレイ(116)と、プロセッサ(106)とを含む。 上記プロセッサが、所望のフレーム形状構成に関節式フレームを動かすためのユーザの命令を表示する標識を上記ディスプレイ上に提供するように、および、関節式フレームにユーザの入 力 に基づいて所望のフレーム形状構成に変化するように命令するように構成されている。 さらに、上記プロセッサが、上記制御可能な表面を所望の表面形状構成に調節するためのユーザの命令を表示する標識を上記ディスプレイ上に提供するように、および、上記表面にユーザ入力に基づいて所望の表面形状構成に調節するように命令するように構成されている。
权利要求 【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 制御可能な関節式フレームと前記フレームに結合されている制御可能な表面とを有する手術台を制御するための医療装置コントローラであって、前記医療装置コントローラが、 手持ち式であるように構成されているハウジングと、 前記ハウジングに結合されているディスプレイと、 前記ディスプレイに結合されているプロセッサ とを含み、 前記プロセッサが、所望のフレーム形状構成に前記関節式フレームを動かすためのユーザの命令を表示する標識を前記ディスプレイ上に提供するように、および、前記関節式フレームにユーザの入力に基づいて前記所望のフレーム形状構成に変化するように命令するように構成されており、さらに、前記プロセッサが、
    所望の表面の形状構成に前記制御可能な表面を調節するためのユーザの命令を表示する標識を前記ディスプレイ上に提供するように、および、前記表面にユーザの入力に基づいて前記所望の表面形状構成に調節するように命令するように構成されている 医療装置コントローラ。
  • 【請求項2】 前記プロセッサが、前記関節式フレームの事前定義済みの形状構成のメニューを前記ディスプレイ上に提供するように構成されており、前記プロセッサが、前記関節式フレームにユーザ入力に基づいて前記事前定義済みの形状構成の中の選択された1つの形状構成に変化するように命令するように構成されており、前記プロセッサが、前記事前定義済みの形状構成の中の1つの形状構成を選択するための前記ユーザ入力を受け入れるためのユーザインタフェースを含む請求項1に記載の医療装置コントローラ。
  • 【請求項3】 前記メニューが、事前定義済みの形状構成に対応する複数の名前付きの位置を含む請求項2に記載の医療装置コントローラ。
  • 【請求項4】 前記プロセッサが、前記関節式フレームを表示するアイコン方式の表現を前記ディスプレイ上に提供するように構成されている請求項1に記載の医療装置コントローラ。
  • 【請求項5】 前記アイコン方式の表現が、前記関節式フレームの調節を表示する表現を含み、入力装置が、前記調節を表示する表現の付近に備えられており、前記プロセッサが、前記調節を表示する表現がディスプレイ上に提供されている時に、前記入力装置に対するユーザ入力に基づいて前記関節式フレームを調節するように構成されている請求項4に記載の医療装置コントローラ。
  • 【請求項6】 さらに、前記プロセッサが、前記関節式フレームの現在の形状構成に基づく事前定義済みの形状構成への前記関節式フレームの自動調節を表示する表現を前記ディスプレイ上に提供するように構成されており、入力装置が、前記自動調節を表示する表現の付近に備えられており、前記プロセッサが、前記自動調節を表示する表現が前記ディスプレイ上に提供されている時に、前記入力装置に対するユーザ入力に基づいて前記事前定義済みの形状構成に前記関節式フレームを調節するように構成されている請求項4に記載の医療装置コントローラ。
  • 【請求項7】 さらに、前記プロセッサが、前記関節式フレームの調節を可能にする追加機能のメニューを前記ディスプレイ上に提供するように、および、
    前記追加機能のメニューからの機能の選択に基づいて前記ディスプレイ上に前記関節式フレームの第2のアイコン方式の表現を提供するように構成されており、
    前記第2のアイコン方式の表現が、前記関節式フレームの調節に関するユーザ入力を表示する表現を含み、入力装置が、前記表示表現の付近に設けられており、
    前記プロセッサが、前記表示表現が前記ディスプレイ上に提供されている時に、
    前記入力装置に対するユーザ入力に基づいて前記関節式フレームを調節するように構成されている請求項4に記載の医療装置コントローラ。
  • 【請求項8】 前記ハウジングが軸線に関して概ね対称である請求項1に記載の医療装置コントローラ。
  • 【請求項9】 前記関節式フレームが手術台フレームであり、前記制御可能な表面が、複数の制御可能な流体チャンバを含むマットレスである請求項1に記載の医療装置コントローラ。
  • 【請求項10】 さらに、前記プロセッサが、温度制御システムを制御するように構成されている請求項1に記載の医療装置コントローラ。
  • 【請求項11】 さらに、前記プロセッサが、照明システムを制御するように構成されている請求項1に記載の医療装置コントローラ。
  • 【請求項12】 前記プロセッサが、ワイヤレス通信プロトコルを使用して通信するように構成されている請求項1に記載の医療装置コントローラ。
  • 【請求項13】 前記プロセッサが、前記プロセッサと基部ユニットとの間の距離が事前定義済みの距離を越える場合に警報を発信するように構成されている請求項12に記載の医療装置コントローラ。
  • 【請求項14】 前記プロセッサが、音声式のユーザ入力信号を受信する音声入力モジュールを含む請求項1に記載の医療装置コントローラ。
  • 【請求項15】 前記プロセッサが、前記関節式フレームの事前定義済みの形状構成のメニューを前記ディスプレイ上に提供し、前記音声入力モジュールからの入力に基づいて前記事前定義済みの形状構成の1つを選択するように構成されている請求項14に記載の医療装置コントローラ。
  • 【請求項16】 前記プロセッサが、前記関節式フレームの調節を表示する表現を含む前記関節式フレームを表示するアイコン方式の表現を前記ディスプレイ上に提供するように構成されており、前記プロセッサが、前記調節を表示する表現が前記ディスプレイ上に提供されている時に、前記音声入力モジュールからの入力に基づいて前記関節式フレームを調節するように構成されている請求項1
    4に記載の医療装置コントローラ。
  • 【請求項17】 さらに、前記プロセッサが、ユーザ入力の選択に基づいて前記ディスプレイ上に医療装置コントローラのチュートリアルメニューを提供するように構成されている請求項1に記載の医療装置コントローラ。
  • 【請求項18】 前記ディスプレイが平面を画定し、さらに、前記プロセッサに結合されているユーザ入力装置を含み、前記入力装置が、前記ディスプレイの平面に対して垂直な位置において前記ディスプレイの付近に備えられている請求項1に記載の医療装置コントローラ。
  • 【請求項19】 前記プロセッサが、前記関節式フレームと前記制御可能な表面との一方に対する命令を表示する表現を前記ユーザ入力装置の付近の前記ディスプレイ上に提供するように構成されており、前記プロセッサが、前記命令を表示する表現が前記ディスプレイ上に提供されている時に、前記ユーザ入力装置に対するユーザ入力に基づいて前記関節式フレームと前記制御可能な表面との一方を制御するように構成されている請求項18に記載の医療装置コントローラ。
  • 【請求項20】 さらに、前記ハウジングを囲むように構成されている滅菌カバーを備えており、前記滅菌カバーが、前記ディスプレイ上の標識をその滅菌カバーを通して視覚的に認知することを可能にするのに十分な半透明である請求項1に記載の医療装置コントローラ。
  • 【請求項21】 医療装置コントローラであって、 手持ち式であるように構成されているハウジングと、 前記ハウジングに結合されているディスプレイと、 前記ハウジングに結合されているユーザ入力装置と、 前記ディスプレイに結合されているプロセッサ とを含み、 前記プロセッサが、制御可能な装置に対する命令を表示する表現を前記ユーザ入力装置の付近の前記ディスプレイ上に提供するように、および、前記ユーザ入力装置に対するユーザ入力に基づいて前記制御可能な装置を制御するように構成されている医療装置コントローラ。
  • 【請求項22】 前記ディスプレイが平面を画定し、前記ユーザ入力装置が、前記ディスプレイの前記平面に対して垂直な位置において前記ディスプレイの付近に備えられているスイッチであり、ユーザ入力を表示する前記ディスプレイ上の前記表現が前記スイッチの付近に提供されている請求項21に記載の医療装置コントローラ。
  • 【請求項23】 前記ユーザ入力装置が、前記ディスプレイの側部に設けられているスイッチであり、ユーザ入力を表示する前記ディスプレイ上の前記表現が、スイッチのそばの前記ディスプレイの前記側部の付近に表示されている請求項21に記載の医療装置コントローラ。
  • 【請求項24】 前記ユーザ入力装置が前記ディスプレイのタッチスクリーン入力である請求項21に記載の医療装置コントローラ。
  • 【請求項25】 さらに、前記プロセッサが、前記制御可能な装置の事前定義済みの形状構成のメニューを前記ディスプレイ上に提供するように、および、
    前記入力装置に対するユーザ入力に基づいて前記事前定義済みの形状構成の1つに前記制御可能な装置を制御するように構成されている請求項21に記載の医療装置コントローラ。
  • 【請求項26】 前記メニューが、事前定義済みの形状構成に対応する複数の名前付きの位置を含む請求項25に記載の医療装置コントローラ。
  • 【請求項27】 さらに、前記プロセッサが、前記制御可能な装置の調節を表示する表現を前記ユーザ入力装置の付近に含む前記制御可能な装置を表示するアイコン方式の表現を前記ディスプレイ上に提供するように構成されており、かつ、前記プロセッサが、前記調節を表示する表現が前記ディスプレイ上に提供されている時に、前記ユーザ入力装置に対するユーザ入力に基づいて前記制御可能な装置を調節するように構成されている請求項21に記載の医療装置コントローラ。
  • 【請求項28】 さらに、前記プロセッサが、前記制御可能な装置の現在の形状構成に基づいた事前定義済みの形状構成への前記制御可能な装置の自動調節を表示する表現を、前記ディスプレイ上に提供するように構成されており、かつ、前記プロセッサが、前記自動調節を表示する表現が前記ディスプレイ上に提供されている時に、前記入力装置に対するユーザ入力に基づいて前記制御可能な装置を前記事前定義済みの形状構成に調節するように構成されている請求項27に記載の医療装置コントローラ。
  • 【請求項29】 さらに、前記プロセッサが、前記制御可能な装置の調節を可能にする追加機能のメニューを前記ディスプレイ上に提供するように、および、前記追加機能のメニューからの機能の選択に基づいて前記ディスプレイ上に前記制御可能な装置の第2のアイコン方式の表現を提供するように構成されており、前記第2のアイコン方式の表現が、前記制御可能な装置の調節に関するユーザ入力を表示する表現を含み、前記プロセッサが、前記表示表現が前記ディスプレイ上に提供されている時に、前記入力装置に対するユーザ入力に基づいて前記制御可能な装置を調節するように構成されている請求項27に記載の医療装置コントローラ。
  • 【請求項30】 前記ハウジングが軸線に関して概ね対称である請求項21
    に記載の医療装置コントローラ。
  • 【請求項31】 前記制御可能な装置が関節式の手術台である請求項21に記載の医療装置コントローラ。
  • 【請求項32】 さらに、前記プロセッサが、複数の制御可能な流体チャンバを含む別々に制御可能な表面を制御するように構成されている請求項31に記載の医療装置コントローラ。
  • 【請求項33】 さらに、前記プロセッサが、患者温度調整システムを制御するように構成されている請求項21に記載の医療装置コントローラ。
  • 【請求項34】 さらに、前記プロセッサが、照明システムを制御するように構成されている請求項21に記載の医療装置コントローラ。
  • 【請求項35】 前記プロセッサが、ワイヤレス通信プロトコルを使用して通信するように構成されている請求項21に記載の医療装置コントローラ。
  • 【請求項36】 前記プロセッサが、前記プロセッサと基部ユニットとの間の距離が事前定義済みの距離を越える場合に警報を発信するように構成されている請求項21に記載の医療装置コントローラ。
  • 【請求項37】 前記プロセッサが、音声式のユーザ入力信号を受信する音声入力モジュールに結合されている請求項21に記載の医療装置コントローラ。
  • 【請求項38】 前記プロセッサが、前記関節式フレームの事前定義済みの形状構成のメニューを前記ディスプレイ上に提供するように構成されており、前記プロセッサが、前記関節式フレームに、ユーザ入力に基づいて前記事前定義済みの形状構成の選択された1つの形状構成へと動くように命令するように構成されており、かつ、前記プロセッサが、前記音声入力モジュールからの入力に基づいて前記事前定義済みの形状構成の1つを選択するように構成されている請求項37に記載の医療装置コントローラ。
  • 【請求項39】 前記プロセッサが、前記関節式フレームの調節を表示する表現を含む前記関節式フレームを表示するアイコン方式の表現を前記ディスプレイ上に提供するように構成されており、かつ、前記プロセッサが、前記調節を表示する表現が前記ディスプレイ上に提供されている時に、前記音声入力モジュールからの入力に基づいて前記関節式フレームを調節するように構成されている請求項38に記載の医療装置コントローラ。
  • 【請求項40】 さらに、前記プロセッサが、ユーザ入力の選択に基づいて前記ディスプレイ上に医療装置コントローラのチュートリアルメニューを提供するように構成されている請求項21に記載の医療装置コントローラ。
  • 【請求項41】 前記ディスプレイが平面を画定し、さらに、前記ディスプレイの前記平面に対して垂直な位置において前記ディスプレイの付近に、前記プロセッサに結合されているユーザ入力装置を備える請求項21に記載の医療装置コントローラ。
  • 【請求項42】 前記プロセッサが、前記関節式フレームと前記制御可能な表面との一方に対する命令を表示する表現を、スイッチの付近において前記ディスプレイ上に提供するように構成されており、前記プロセッサが、前記命令を表示する表現が前記ディスプレイ上に提供されている時に、前記ユーザ入力装置に対するユーザ入力に基づいて前記関節式フレームと前記制御可能な表面との一方を制御するように構成されている請求項41に記載の医療装置コントローラ。
  • 【請求項43】 さらに、前記ハウジングを囲むように構成されている滅菌カバーを備えており、前記滅菌カバーが、前記ディスプレイ上の標識をその滅菌カバーを通して視覚的に認知することを可能にするのに十分な半透明である請求項21に記載の医療装置コントローラ。
  • 【請求項44】 医療装置コントローラであって、 手持ち式であるように構成されているハウジングと、 前記ハウジングに結合されているディスプレイと、 前記ハウジングに結合されているユーザ入力装置と、 前記ディスプレイに結合されているプロセッサ とを含み、 前記プロセッサが、制御可能な医療装置を制御するように、前記制御可能な装置のアイコン方式の表現を前記ディスプレイ上に提供するように、前記制御可能な装置に対する命令を表示する表現を前記ユーザ入力装置の付近において前記ディスプレイ上に提供するように、および、前記ユーザ入力装置に対するユーザ入力に基づいて前記制御可能な装置を制御するように構成されている医療装置コントローラ。
  • 【請求項45】 医療装置コントローラであって、 手持ち式であるように構成されているハウジングと、 前記ハウジングに結合されているディスプレイと、 前記ハウジングに結合されているユーザ入力装置と、 前記ディスプレイに結合されているプロセッサ とを含み、 前記プロセッサが、制御可能な医療装置を制御するように、前記制御可能な装置の事前定義済みの形状構成のメニューを前記ディスプレイ上に提供するように、および、前記ユーザ入力装置に対するユーザ入力に基づいて前記メニューからの事前定義済みの形状構成に前記制御可能な装置を制御するように構成されている医療装置コントローラ。
  • 【請求項46】 前記制御可能な装置が関節式の手術台である請求項45に記載の医療装置コントローラ。
  • 【請求項47】 前記制御可能な医療装置が、さらに、複数の制御可能な流体チャンバを含む制御可能な表面を含む請求項46に記載の医療装置コントローラ。
  • 【請求項48】 医療装置コントローラであって、 前面と後面とを有し、かつ軸線に関して概ね対称である、手持ち式であるように構成されているハウジングと、 前記ハウジングの前面に結合されているディスプレイと、 前記ハウジングに結合されているユーザ入力装置と、 前記ディスプレイに結合されているプロセッサ とを含み、 前記プロセッサが、制御可能な医療装置を制御するように、前記制御可能な装置の事前定義済みの形状構成のメニューを前記ディスプレイ上に提供するように、および、前記ユーザ入力装置に対するユーザ入力に基づいて前記メニューからの事前定義済みの形状構成に前記制御可能な装置を制御するように構成されている医療装置コントローラ。
  • 【請求項49】 相補形ソケットを有する装置に前記ハウジングが着脱自在に結合されることが可能であるように、前記ハウジングが、前記相補形のソケットによって保持されるように構成されている前記後面に結合されている付属物を含む請求項48に記載の医療装置コントローラ。
  • 【請求項50】 前記付属物が概ね円筒形のハンドルを含む請求項49に記載の医療装置コントローラ。
  • 【請求項51】 医療装置コントローラであって、 手持ち式であるように構成されているハウジングと、 前記ハウジングに結合されているディスプレイと、 前記ディスプレイと前記ハウジングとの一方に結合されているユーザ入力装置と、 前記ハウジングと前記ディスプレイとに結合されているプロセッサ とを含み、 前記プロセッサが、制御可能な医療装置を制御するように、基部ユニットからの事前定義済みの距離が越えられているかどうかを判定するように、および、前記基部ユニットからの事前定義済みの距離が越えられていると前記プロセッサが判定する場合に警報を発信するように構成されている医療装置コントローラ。
  • 【請求項52】 前記警報が音声警報である請求項51に記載の医療装置コントローラ。
  • 【請求項53】 医療装置コントローラであって、 手持ち式であるように構成されているハウジングと、 前記ハウジングに結合されているディスプレイと、 前記ディスプレイと前記ハウジングとの一方に結合されているユーザ入力装置と、 前記ディスプレイに結合されているプロセッサ とを含み、 前記プロセッサが、前記ユーザ入力装置に対するユーザ入力に基づいて制御可能な医療装置を制御するように、および、前記制御可能な医療装置の操作のためのチュートリアルガイドを提供するように構成されている医療装置コントローラ。
  • 【請求項54】 さらに、前記プロセッサが、前記制御可能な医療装置の保守点検のための指示メニューを提供するように構成されている請求項53に記載の医療装置コントローラ。
  • 【請求項55】 手術室台システムであって、 複数のセグメントを有する関節式フレームと、 前記セグメントの少なくとも1つを動かすように、前記フレームに結合されているフレームコントローラと、 少なくとも1つのチャンバを有するマットレスと、 前記少なくとも1つのチャンバ内の流体の量を制御するように、前記マットレスに結合されているマットレスコントローラと、 前記フレームコントローラと前記マットレスコントローラとに制御信号を送るように構成されているユーザインタフェースコントローラと、 を含む手術室台システム。
  • 【請求項56】 手術室台システムであって、 複数のセグメントを有する関節式の台と、 前記セグメントの少なくとも1つを動かすように、前記台に結合されている台コントローラと、 少なくとも1つの電灯ヘッドを有する照明システムと、 前記少なくとも1つの電灯ヘッドからの光の強さを制御するように、前記照明システムに結合されている照明コントローラと、 前記台コントローラと前記照明コントローラとに制御信号を送るように構成されているユーザインタフェースコントローラと、 を含む手術室台システム。
  • 【請求項57】 手術室台システムであって、 複数のセグメントを有する関節式の台と、 前記セグメントの少なくとも1つを動かすように、前記台に結合されている台コントローラと、 患者温度調整システムと、 前記温度調整システムに結合されている温度調整コントローラと、 前記台コントローラと前記温度調整コントローラとに制御信号を送るように構成されているユーザインタフェースコントローラと、 を含む手術室台システム。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】 発明の背景と概要 本出願は、1997年11月7日付で出願された米国仮出願第60/064,
    709号の利益(benefit) を請求する。

    【0002】 本発明は一般的には、装置コントローラに関し、特に、1つ以上の医療機器の遠隔制御のための装置コントローラに関する。 さらに特に、本発明は、関節式手術台とこの手術台に結合されている制御可能なマットレス等のような手術室用機器の制御のための医療装置コントローラに関する。

    【0003】 所望の形状構成の形に支持表面を調節するためにモータを使用する関節式支持表面を有する手術台のような、様々な医療機器が制御可能である。 他の事例は、
    多数の流体チャンバと流体チャンバ内の流体圧を調節するためのシステムとを有するマットレス、または、患者に対してマットレス表面を適合させるための真空ビーズ(vacuum beads)を有するマットレスを含む。 同様に、手術用照明システムは、光源の強さと方向とを変化させるために制御可能である場合が多い。 さらに、患者支持システムまたは患者処置装置が、電気抵抗式マットレスカバー(res
    istive mattress cover)、または、流体を基部とするマットレスシステム(fluid
    -base mattress system)内の流体の温度を制御するための機構等のような、制御可能な温度サブシステムを含むことも可能である。 各々の制御可能なシステムは、多数のボタンとプログラミングモードとディスプレイ構成とを有するそのシステム自体の独立したコントローラを含むことが一般的である。 これらの制御可能システムの各々を制御しようとする操作者または医療担当者は、関連のコントローラの全てに関するインタフェース方式を理解し操作しなければならない。

    【0004】 本発明によって、手術台を制御するための医療装置コントローラが提供される。 この手術台は、制御可能な関節式フレームと、このフレームに結合されている制御可能な表面とを有する。 この医療装置コントローラは、手持ち式であるように構成されているハウジングと、ハウジングに結合されているディスプレイと、
    ディスプレイに結合されているプロセッサとを含む。 このプロセッサは、所望のフレーム形状構成の形に関節式フレームを変化させるためのユーザの命令を表示する標識を上記ディスプレイ上に提供するように構成されている。 さらに、上記プロセッサは、関節式フレームにユーザの入力に基づいて所望のフレーム形状構成の形に変化するように命令するように構成されている。 さらに、上記プロセッサは、所望の表面形状構成に上記制御可能な表面を調節するための、および、ユーザの入力に基づいて所望の表面形状構成に調節するように上記表面を制御するための、ユーザの命令を表示する標識を上記ディスプレイ上に提供するように構成されている。

    【0005】 例示のための実施様態では、上記プロセッサが、関節式フレームの事前定義済みの形状構成のメニューをディスプレイ上に提供するように、および、関節式フレームにユーザの入力に基づいて上記事前定義済みの形状構成の中の選択された1つの形状構成に動くように命令するように構成されている。 上記プロセッサは、事前定義済みの形状構成の中の1つの形状構成を選択するためのユーザ入力を受け入れるユーザインタフェースを含む。

    【0006】 さらに例を示すと、上記メニューが、事前定義済みの形状構成に対応する複数の名前付きの位置を含む。 上記プロセッサが、関節式フレームを表示するアイコン方式の表現をディスプレイ上に提供するように構成されている。 このアイコン方式の表現が、関節式フレームの調節を表示する表現を含む。 この調節を表示する表現の付近に入力装置が備えられており、調節を表示する表現がディスプレイ上に提供されている時に、入力装置に対するユーザ入力に基づいて関節式フレームを調節するようにプロセッサが構成されている。

    【0007】 別の例示のための実施様態では、上記プロセッサが、さらに、関節式フレームの現在の形状構成に基づいて事前定義済みの形状構成への関節式フレームの自動調節を表示する表現をディスプレイ上に提供するように構成されている。 入力装置が、自動調節を表示する表現の付近に設けられている。 上記プロセッサが、自動調節を表示する表現がディスプレイ上に提供されている時に、入力装置に対するユーザ入力に基づいて事前定義済みの形状構成に関節式フレームを調節するように構成されている。

    【0008】 さらに例を示すと、上記プロセッサが、関節式フレームの調節を可能にする追加機能のメニューをディスプレイ上に提供するように、および、その追加機能メニューからの機能の選択に基づいて関節式フレームの第2のアイコン方式の表現をディスプレイ上に提供するように構成されている。 この第2のアイコン方式の表現が、関節式フレームの調節に関するユーザ入力を表示する表現を含む。 入力装置が、この表示表現の付近に提供される。 上記プロセッサが、この表示表現がディスプレイ上に示される時に入力装置に対するユーザ入力に基づいて関節式フレームを調節するように構成されている。

    【0009】 例示のためのさらに別の実施様態では、装置コントローラハウジングが軸線に関して概ね対称である。 関節式フレームが手術台フレームであり、制御可能な表面が、複数の制御可能な流体チャンバを含むマットレスである。 上記プロセッサが、さらに、温度制御システムおよび/または照明システムを制御するように構成されることも可能である。 上記プロセッサが、ワイヤレス通信プロトコルを使用して通信するように構成されることが可能である。 上記プロセッサが、そのプロセッサと基部ユニットとの間の距離が事前定義済みの距離を超える場合に警報信号を送るように構成されることが可能である。

    【0010】 さらに例を示すと、上記プロセッサが、音声式のユーザ入力信号を受け取る音声入力モジュールを含む。 上記プロセッサが、関節式フレームの事前定義済みの形状構成のメニューをディスプレイ上に提供し、音声入力モジュールからの入力に基づいて事前定義済み形状構成の1つを選択するように構成されている。 上記プロセッサが、関節式フレームの調節を表示する表現を含む関節式フレームを表示するアイコン方式の表現をディスプレイ上に提供するように構成されている。
    上記プロセッサが、上記調節を表示する表現がディスプレイ上に提供されている時に、上記音声入力モジュールからの入力に基づいて関節式フレームを調節するように構成されている。

    【0011】 さらに別の例示のための実施様態では、上記プロセッサが、ユーザ入力の選択に基づいてディスプレイ上に医療装置コントローラのチュートリアルメニュー(t
    utorial menu) を提供するように構成されている。 ディスプレイが平面を画定し、上記プロセッサに結合されているユーザ入力装置が、そのディスプレイの平面に対して垂直の位置においてディスプレイに隣接して備えられる。 ディスプレイ上の標識をその滅菌カバーを通して視覚的に認知することを可能にするのに十分な半透明である、上記ハウジングを囲む形で構成されている滅菌カバーも備えられている。

    【0012】 本発明の他の側面では、手持ち式に構成されているハウジングと、このハウジングに結合されているディスプレイとを有する、医療装置コントローラが提供される。 ユーザ入力装置がハウジングに結合されている。 プロセッサがディスプレイに結合されており、制御可能な装置に対する命令を表示する表現を、ユーザ入力装置の付近においてディスプレイ上に提供するように構成されている。 上記プロセッサが、ユーザ入力装置に対するユーザ入力に基づいて上記制御可能な装置を制御する。

    【0013】 例示のための実施様態では、ディスプレイの側部にスイッチが備えられ、ユーザ入力を表示するディスプレイ上の表現が、ディスプレイの側部付近に表示される。 あるいは、ユーザ入力装置が、ディスプレイのタッチスクリーン入力である。 例えば、制御可能な装置が関節式の手術台である。 上記プロセッサが、さらに、複数の制御可能な流体チャンバを有する個別的に制御可能な表面を制御するように構成されている。 上記プロセッサがさらに、患者温度調整システム(patient
    thermal regulation system) および/または照明システムを制御するように構成されている。

    【0014】 さらに別の例を示すと、上記プロセッサが、音声式ユーザ入力信号を受け取る音声入力モジュールに結合される。 上記プロセッサが、関節式フレームの事前定義済みの形状構成のメニューをディスプレイ上に提供するように、および、関節式フレームにユーザ入力に基づいて事前定義済みの形状構成の中の選択された1
    つの形状構成に変化するように命令するように構成されている。 上記プロセッサが、音声入力モジュールからの入力に基づいて事前定義済みの形状構成の1つを選択するように構成されている。

    【0015】 本発明のさらに他の側面では、医療装置コントローラが、手持ち式であるように構成されているハウジングと、ハウジングに結合されているディスプレイと、
    ハウジングに結合されているユーザ入力装置と、ディスプレイに結合されているプロセッサとを含む。 このプロセッサが、制御可能な医療装置を制御し、上記制御可能な装置のアイコン方式の表現を上記ディスプレイ上に提供し、上記制御可能な装置に対する命令を表示する表現をユーザ入力装置付近においてディスプレイ上に提供し、ユーザ入力装置に対するユーザ入力に基づいて上記制御可能な装置を制御するように構成されている。

    【0016】 本発明のさらに他の側面では、医療装置コントローラが、手持ち式であるように構成されているハウジングと、ハウジングに結合されているディスプレイと、
    ハウジングに結合されているユーザ入力装置と、ディスプレイに結合されているプロセッサとを含む。 このプロセッサが、制御可能な医療装置を制御し、上記制御可能な装置の事前定義済みの形状構成のメニューを上記ディスプレイ上に提供し、上記制御可能な装置をユーザ入力装置に対するユーザ入力に基づいて上記メニューからの事前定義済みの形状構成に制御するように構成されている。

    【0017】 本発明のさらに別の側面では、医療装置コントローラが、手持ち式であるように構成されているハウジングを含む。 このハウジングが前面と後面とを有し、軸線に関して概ね対称である。 ディスプレイがハウジングの前面に結合されており、ユーザ入力装置がハウジングに結合されている。 プロセッサがディスプレイに結合されている。 プロセッサが、制御可能な医療装置を制御し、上記制御可能な装置の事前定義済みの形状構成のメニューを上記ディスプレイ上に提供し、上記制御可能な装置を上記ユーザ入力装置に対するユーザ入力に基づいて上記メニューからの事前定義済みの形状構成に制御するように構成されている。

    【0018】 例示のための実施様態では、上記ハウジングが、そのハウジングが相補形ソケットを有する機器に着脱自在に結合されることが可能であるように、相補形ソケットによって保持されるように構成されている、後面に結合されている付属物を含む。 さらに一例としては、上記付属物が概ね円筒形のハンドルを含む。

    【0019】 本発明の別の側面では、医療装置コントローラが、手持ち式であるように構成されているハウジングと、ハウジングに結合されているディスプレイと、ディスプレイとハウジングの一方に結合されているユーザ入力装置とを含む。 プロセッサがハウジングとディスプレイとに結合されている。 プロセッサが、制御可能な医療装置を制御し、基部ユニットからの予め決められた距離が超えられているかどうかを判定し、プロセッサが基部ユニットからの予め決められた距離が越えられたと判定する場合には警報信号を送るように構成されている。 一例としては、
    この警報が音声警報である。

    【0020】 さらに別の本発明の側面では、医療装置コントローラが、手持ち式であるように構成されているハウジングと、ハウジングに結合されているディスプレイと、
    ディスプレイとハウジングの一方に結合されているユーザ入力装置とを含む。 プロセッサがディスプレイに結合されている。 プロセッサが、ユーザ入力装置に対するユーザ入力に基づいて制御可能な医療装置を制御するように、および、制御可能な医療装置の操作のためのチュートリアルガイドを提供するように構成されている。

    【0021】 本発明のさらに別の側面では、手術室台システムが、複数のセグメントを有する関節式フレームを含む。 上記セグメントの少なくとも1つを動かすためにフレームコントローラが上記フレームに結合されている。 少なくとも1つのチャンバを有するマットレスが備えられている。 上記少なくとも1つのチャンバ内の流体の量を制御するために、マットレスコントローラが上記マットレスに結合されている。 ユーザインタフェースコントローラが、上記フレームコントローラと上記マットレスコントローラとに制御信号を送るように構成されている。

    【0022】 本発明のさらに別の側面では、手術室台システムが、複数のセグメントを有する関節式の台を含む。 上記セグメントの少なくとも1つを動かすために台コントローラが上記台に結合されている。 少なくとも1つの電灯ヘッドを有する照明システムが備えられている。 上記少なくとも1つの電灯ヘッドからの光の強さを制御するために、照明コントローラが上記照明システムに結合されている。 台コントローラと照明コントローラとに制御信号を送るように、ユーザインタフェースコントローラが構成されている。 照明システムの代わりに、または、照明システムに加えて、患者温度調整システムが備えられている。 温度調整コントローラが患者温度調整システムに結合されている。 ユーザインタフェースコントローラが、台コントローラと温度調整コントローラとに制御信号を送るように構成されている。

    【0023】 本発明を実行するために最善であると現時点で考えられている本発明の形態に関する下記の詳細の説明を考察することによって、本発明のさらに別の特徴が当業者に明らかになるだろう。

    【0024】 下記の詳細な説明は、特に次の添付図面を参照している。

    【0025】 図面の詳細な説明 本発明による医療装置コントローラ40が、図1に示されている通りに、手術台42と手術用照明システム44と制御ステーション46と点滴スタンド(IV st
    and)48とを含む手術室環境の中に統合化されている。 典型的には、外科医50
    と1人以上の助手52とが患者54に対して処置を行い、一方、麻酔医または看護婦のような別の医療担当者(care giver)56が制御ステーション46から手術室機器を制御および監視する。 手術台42と照明システム44とが、より詳細に後述するように、様々な制御可能な機能を提供する。 コントローラ40が、手術台42と照明システム44等のような医療装置を医療担当者56が制御するための単一の統合されたユーザフレンドリなインタフェースを提供する。

    【0026】 コントローラ40は手持ち式の装置であり、様々な通信インタフェースを介して医療装置を制御するように構成されることが可能である。 例えば、図1に示されるように、照明システム44が、別々の関節式アーム66によって電灯ヘッド62に結合されている基部ユニット64を含む。 コントローラ40が、伸縮式アーム(telescoping arm) 68によって基部ユニット64に直接結合されることが可能である。 伸縮式アーム68は、平ピボット70と垂直ピボット72とによって基部ユニット64に結合されており、かつ、遠位のピボット74を含み、それによって手術室環境全体にわたってのコントローラ40の融通性の高い移動が実現されている。 この構成では、コントローラ40と電灯ヘッド62との間の信号が、アーム66、68と基部ユニット64とを経由した結線によって伝送されることが可能である。

    【0027】 コントローラ40は、制御可能な装置に直接結線されているか、または、好ましくは、無線周波数(RF)通信リンクまたは赤外(IR)通信リンクのようなワイヤレスリンクを使用して、制御可能な装置に信号を送信するように構成されている。 ワイヤレス通信リンクは当業者に公知である。 従って、制御可能な装置に信号を送るために当業者に公知である任意の手段をコントローラ40が使用することは、本発明の範囲内に含まれる。

    【0028】 ワイヤレス通信プロトコルを使用することによって、例えば図1に点線で示されているように、医療担当者56によって便利にコントローラ40が手術室環境内のあちこちに移動させられる。 薄いラテックスゴムのような適度に可撓性のある透明材料で作られている滅菌カバー(図示されていない)が、滅菌環境を汚染することなしに手術室内のあらゆる箇所でコントローラ40が安全に使用されることが可能であるように、コントローラ40をカプセル封入するために提供される。 複数の手術室装置の制御を統合化する単一のコントローラ40を提供することと、手術室環境内のあらゆる場所にコントローラ40が自由に移動させられることを可能にすることとによって、本発明が手術室内での作業効率を向上させる。

    【0029】 図1から図6に示されている一例としての手術台42のような現在の手術台は、様々な制御可能な機能を提供する。 手術台42は、関節式の手術台フレーム5
    8と、マットレス60と、垂直支柱76と、基部78とを含む。 基部78が、垂直支柱76とマットレス60と関節式手術台フレーム58とを調節するための複数の制御ボタン82を有する足踏み式制御パネル80を含む。 図2に示されているように、ケーブル(tether)83によってフレーム58に結合されている吊り下げ形コントローラ81が、同様に、複数の制御ボタン85とディスプレイ87とを含む。 任意の都合のよい位置で手術台42に結合可能である吊り下げ形コントローラ81が、同様に、フレーム58とマットレス60と支柱76とを調節可能である。

    【0030】 関節式手術台フレーム58が、頭部セクション84と、上背部セクション86
    と、下背部セクション88と、臀部セクション90と、1対の上脚部セクション92と、1対の下脚部セクション94とを含む。 モータ(図示されていない)または当業者に公知の他の適切なアクチュエータによって、互いに隣接するセクションが互いに対して旋回させられることが可能であるように、手術台フレーム5
    8の各セクションが、縦方向に隣接するセクションに対してピボットによって結合されている。 支柱76が同様にモータまたはアクチュエータ(図示されていない)によって垂直方向に調節可能である。 関節式手術台フレームの各セクション84、86、88、90、92、94及び垂直支柱76の調節が、ボタン82によって、または、より詳細に後述する通りにコントローラ40によって制御されることが可能である。

    【0031】 マットレス60が、例えば、外側頭部セクション96と、内側頭部セクション98と、胴部セクション100と、1対の脚部セクション102とを含む。 胴部セクション100と脚部セクション102とが、例えば、別々に制御可能な複数のチャンバ(図示されていない)を含む。 マットレス60が、任意のタイプの制御可能なマットレス表面、例えば、空気マットレスまたは真空ビーズマットレスのような何らかのタイプの流体マットレスであることが可能である。 下記の通りの本発明の実施様態に関しては、マットレス60が、例示的に、マットレスセクション96、98、100、102が多数のチャンバを含むことが可能であり、
    かつ、これらのセクションのどれかの中のどれかのチャンバ内の圧力または真空の量を選択的に制御することを可能にするために圧力システムおよび真空システムに結合されている、真空ビーズエアマットレスシステムである。 マットレス6
    0が、さらに、マットレスセクションのいずれかのチャンバ内の圧力を測定することを可能にするために複数の圧力センサ(図示されていない)も含む。 一例としての制御可能なマットレスが、「手術台のための表面パッドシステム(Sur
    face Pad System for a Surgical Table
    )」と題する出願、第08/691,573号に開示されており、この文献の記載は本明細書の一部をなすものとする。

    【0032】 手術台42が、例えば図3から図6に示されているように、様々な医療処置または外科処置に対応するような構成にされることが可能である。 より詳細に後述するように、コントローラ40が、図3から図6に示されている形状構成のような所望の事前定義済みの形状構成の形に手術台42を自動的に設定することを可能にし、又、それぞれの医師50または患者54にとって必要とされる変形に対応するように、必要に応じて手術台フレーム58とマットレス60とを増分的に調節することを可能にする。

    【0033】 手術台フレーム42のような制御可能な台の特徴が、その全てが本発明と同時に出願されかつ全てが本明細書の一部をなすものとする同時係属中の出願、第_
    _______号(代理人書類番号(docket)7175−29816、標題「外科用位置決め表面(Surgical Positioning Surface
    )」)と、第________号(代理人書類番号7175−60104、標題「患者温度調整システム( Patient Thermal Regulati
    on System)」)と、第________号(代理人書類番号7175
    −61841、標題「手術台機器(Surgical Table Appra
    tus)」)とに説明されており、詳細に示されている。

    【0034】 図7のブロック線図によって例示されているように、コントローラ40が、手術台42の関節式手術台フレーム58またはマットレス60の機能と、マットレス60と統合化されることが可能である照明システム44または温度制御サブシステム104のような他の制御可能なシステムの機能とを制御するための、医療担当者56のような操作者のための単一の機構を提供する。 図8に示されているように、コントローラ40のための基本的アーキテクチャは、入出力(I/O)
    サブシステム108と記憶装置110と通信インタフェース112とに結合されているプロセッサ106であることが可能である。 プロセッサ106は例えばマイクロプロセッサまたはマイクロコントローラである(後者は内蔵された記憶装置を含み、別個の記憶装置110の必要性を小さくすることが可能である)。 記憶装置110を有するプロセッサに基づくアーキテクチャを提供することによって、新たなまたは異なる被制御医療装置の制御、ユーザインタフェースの要求、
    または、外部インタフェースの要件を実現するように、コントローラ40が必要に応じて再構成または再プログラムされることが可能である。 被制御装置が、コントローラ40と共に提供される通信インタフェース112に適合していることだけが必要である。

    【0035】 コントローラ40のI/Oサブシステム108は、例えば、背面照明型液晶ディスプレイ116を提供するタッチスクリーンディスプレイシステムである。 タッチスクリーン入力信号は、例えば、ディスプレイ116上に配置されている半透明膜タイプのスイッチのマトリックス(図示されていない)によって供給されるが、Apple Newton(商標)またはPalmPilot(商標)装置のようなパーソナルディジタルアシスタント装置によって提供されるタッチスクリーン入力のような、当業者に公知である任意のタッチスクリーン技術が使用可能である。 さらに、I/Oサブシステム108に関してはタッチスクリーンディスプレイが好ましいが、ディスプレイ画面の付近に配置されたボタンまたはスイッチを有するディスプレイも想定されている。

    【0036】 通信インタフェース112は、例えば、パルス赤外通信システムであり、この方式は当業界で公知である。 手術台42が、受信したIR命令信号に基づいてフレーム58とマットレス60とを制御するためにコントローラ40からのIR信号を受信することを可能にするIR受信機システム(図示されていない)に結合されている。 上記のように、結線による通信リンクが使用されることが可能であり、または、RFに基づいたシステム(RF-based system) 、もしくは、超音波システム、もしくは、他の任意のタイプのワイヤレス方式のような、他のワイヤレス通信システムが使用可能である。 通信インタフェース112は、例えば1つの被制御サブシステムをサポートする結線接続と他の被制御サブシステムをサポートする赤外接続とを含むことによって、複数の通信プロトコルまたはインタフェースをサポートするように構成されることも可能である。

    【0037】 次に図9を参照すると、コントローラ40が、ハウジング114と、電源ボタン115と、タッチスクリーンディスプレイ116とを含む。 コントローラ40
    は、IRまたはFR通信リンク112を介して、図1から図6に示されているような手術台システムを制御するために、および、図9から図21に示されているようなユーザインタフェースディスプレイを実現するためにプログラムされた、
    マイクロプロセッサまたはマイクロコントローラ110を含む手持ち式ユニットである。 電源ボタン115を押し下げることによってコントローラ40が電源投入されると、図9に示されている導入ディスプレイが提供され、この画面は、手術台調節、自動台調節、マットレス調節、または、ヘルプ情報に対するアクセスのためのさらに別のディスプレイインタフェースに対する操作者のアクセスを指定するための4つのタッチスクリーン選択標識118、120、122、124
    を含む。 選択標識118、120、122、124が、メンブランスイッチ( 図示されていない)のようなタッチスクリーンディスプレイ116内に含まれているタッチスクリーン入力スイッチの上方に備えられているが、この場合も同様に、他のタッチスクリーン方式が使用可能であり、または、選択標識118、12
    0、122、124が、ディスプレイ116の端縁に沿って備えられているボタンもしくはスイッチの付近に配置されることが可能である。

    【0038】 コントローラ40が、図9のディスプレイからの選択標識124を介したヘルプ情報へのアクセスにより図10のヘルプ情報画面の表示が得られるようにプログラムされたソフトウェアを含む。 ヘルプ情報標識124が取り除かれ、より詳細なヘルプ関連選択標識126、128、130が、導入画面、製品操作画面、
    および、保守点検情報画面に対するアクセスを指定するために表示される。 これらの詳細なヘルプ画面がオンライン情報を操作者に提供し、従って、こうしたヘルプ情報を得るために操作者が印刷物マニュアルを参照することを不要にする。

    【0039】 選択標識126を介してアクセスされる導入画面が、コントローラ40の使用と機能とに関する情報を提供し、一方、選択標識128を介してアクセスされる製品操作画面が、手術台42のような被制御システムの使用と機能とに関するチュートリアル情報(tutorial information)を表示する。 選択標識130を介してアクセスされる保守点検情報画面が手動の保守点検/診断機能と自動の保守点検/診断機能の両方を提供する。 自動化された機能は、コントローラ40の内部診断と、手術台42のような被制御システムから取得可能なあらゆる診断情報または保守点検情報の報告とを含む。 コントローラ40は、被制御システムを作動させ、適正な動作を自動的に検証するかまたは操作者に検証を行うように指示する「組込み試験」画面を提供することが可能である。 コントローラ40は、上記情報を報告することが可能である任意の被制御装置から得られる必要な保守点検情報を自動的に認識し、それに従って操作者に勧告を行うことが可能である。 コントローラ40の動作および保守の諸側面に関してメニューに基づいたオンライン情報を提供することによって、および、手術台42のような被制御システムに関するオンライン情報を提供することによって、コントローラ40が、効率的でユーザフレンドリな統合化されたインタフェースを医療担当者に提供する。

    【0040】 コントローラ40は、図9のディスプレイからの自動台調節選択標識120を介した選択により図11に示されているような自動手術台調節のディスプレイが得られるようにプログラムされたソフトウェアを含む。 自動台調節選択標識12
    4が取り除かれ、手術台42の様々な事前定義済みの形状構成を選択するための記述的メニュー132が提供される。 メニュー132は、例えば、名前付きの手術台形状構成134、. . . 、156のマトリックスを表示し、このマトリックス内に各手術台形状構成が、ボタン記号に隣接して配置される外科処置または外科的カテゴリーを記述するテキストを含む。

    【0041】 タッチスクリーン入力スイッチの上方のタッチスクリーンディスプレイ116
    上に配置されている隣接したボタン記号を押すことによって、操作者が形状構成を選択する。 上記の記述テキスト自体が、そのテキストの上を操作者が直接押すことによってその機能を得るように、1つ以上のスイッチ上に配置されることが可能である。 あるいは、記述テキストが、ディスプレイ116の端縁に沿ってハウジングに結合されるボタンの付近に表示されることも可能である。 別の自動手術台調節メニュー232が図21に示されており、この図では、ディスプレイ1
    16が、医療用の形状構成または手術用の形状構成を記述し、場合によっては医師名を記述するテキストを有する5つの名前付きの手術台位置を各カラムが含む2つのカラムの形に区分されている。 5つの名前付き手術台位置を各カラムが含む2つのカラムが示されているが、本発明は、複数のディスプレイ上に表示されることが可能であるかまたはスクロール機能によって表示されることが可能である任意の個数のメニュー項目を想定している。 別のメニュー232が、コントローラ40のディスプレイとプロセッサに基づくアーキテクチャとがどのようにユーザインタフェースの変更を容易化するかを例示している。

    【0042】 次に図12を参照すると、この図には、図11または図21に示されているようなメニュー132、232からの形状構成134、234の選択に基づいたディスプレイ116上の画面が示されている。 胆嚢手術に適した手術台42の事前定義済み形状構成のアイコン方式表現(iconographic representation) またはピクトグラム(pictogram) 158が、調節入力標識160と共に提供されている。
    手術台調節ディスプレイに対するアクセスを指示するための選択標識118、自動手術台調節ディスプレイに対するアクセスを指示するための選択標識120、
    および、マットレス調節ディスプレイに対するアクセスを指示するための選択標識122もそれぞれ提供されている。

    【0043】 アイコン方式表現158が、患者54、マットレス60、関節式手術台フレーム58の各セクション86、88、90、92、94、垂直支柱76、および、
    基部78を含む、胆嚢手術用に形状構成されている場合の手術台42の輪郭形状を図形表示の形で表示する。 アイコン方式表現158で示されている通りの胆嚢手術用の形状構成に手術台42を自動的に調節することを操作者が望む場合には、操作者は、調節入力標識160の上方のタッチスクリーン116を単純に押す。 コントローラ40内のソフトウェアは、タッチ入力が調節入力標識160上に提供されている最中にだけ事前定義済みの形状構成に移行するように手術台42
    を制御するように構成されている。 この「プレスアンドホールド(press
    and hold)」機能により、積極的なユーザ入力が与えられている最中にだけ手術台42が動くので、安全なインタロック(safety interlock)が実現される。 このことが、さらに、手術台42が事前定義済み形状構成に到達する前に調節入力標識160上のタッチ入力を中止することによって、操作者が中間的な形状構成を選択することを可能にする。

    【0044】 例えば図9から図12に示されているような選択標識118を介した、手術台調節機能の選択により、図13Aのディスプレイが表示される。 通常位置で示されている手術台フレーム58とマットレス60の各要素が、上昇/下降調節入力標識162、164、166、168、170、172、174、176と、自動水平化入力標識178と、自動平坦化入力標識180と、ブレーキ入力標識1
    82と共にアイコン方式表現158で提供されている。 トップスライド(top
    slide)調節表示ディスプレイ、側方傾斜調節表示ディスプレイ、および、トレンデレンブルグ体位調節表示ディスプレイにアクセスするための選択標識184、186、188が、自動手術台調節とマットレス調節のための選択標識120、122と同様に、ディスプレイ116の最下部に沿って備えられている。

    【0045】 上昇/下降調節入力標識162、164、166、168、170、172、
    174、176が、図形表示とアイコン方式表現158に対するこれらの標識の配置とによって示される関節式手術台フレーム58の各指定セクションの「プレスアンドホールド」調節を可能にする。 上昇/下降入力標識162、164が下脚部セクション94の制御を表し、標識166、168が下背部セクション88
    の制御を表し、標識170、172が上背部セクション86の制御を表し、標識174、176が垂直支柱76の制御を表す。 各指定セクションの上昇/下降調節が、あらゆる事前定義済みの形状構成からのフレーム58の形状構成の微調整を可能にする。

    【0046】 自動水平化入力標識178が、フレーム58の全ての関節式セクションを自動的に動かして同高の(水平な)形状構成を得ることを可能にする。 上記の調節入力標識160と同様に、自動水平化入力標識178は、「プレスアンドホールド」機能によって中間的な形状構成を得るために使用されることが可能である。 同様に、自動平坦化入力標識180が、フレーム58の全ての関節式セクションを自動的に動かして(地面に対するフレーム58の既存の縦方向の傾きを維持しながら)平坦な形状構成を得ることを可能にする。 ブレーキ入力標識182が、地面に沿って手術台42が移動することを防止するために手術台42の基部78上に備えられている1つ以上の車輪またはキャスター(図示されていない)をロックまたはロック解除することを可能にする。

    【0047】 図13Aと幾分か類似している別の手術台調節ディスプレイが図13Bに示されており、同じ機能を果たす入力標識が、同じ参照番号で示されている。 図13
    Bの手術台調節ディスプレイは、自動手術台調節とマットレス調節とヘルプ情報とのための「高レベル」選択標識120、122、124だけをディスプレイ1
    16の最下部に沿って表示する。 手術台スライドのための選択標識184と、トレンデレンブルグ傾斜のための選択標識188と、側方傾斜のための選択標識1
    86とが、自動平坦化入力標識180と、ブレーキ入力標識182と、遅速調節入力標識183との付近に表示されている。 図13Bは、コントローラ40のアーキテクチャがどのように再プログラミングにより所望のユーザインタフェースを提供することを可能にするかを例示している。

    【0048】 図14に示されている通りに、選択標識184を介してアクセス可能なトップスライドディスプレイが、手術台フレームセクション84、86、88、90、
    92、94を、垂直支柱76に対して縦方向に動かすために提供されている。 アイコン方式表現158が、水平の形状構成で示されているフレーム58を伴って表示されているが、関節式セクション84、86、88、90、92、94の現在の形状構成を示す表現が表示されることが可能である。 垂直支柱76に対して縦方向にフレーム58をスライドさせるための頭部末端スライド入力標識192
    と脚部末端スライド入力標識190が、図13Aの上昇/下降入力標識に関して上述したような「プレスアンドホールド」機能を提供する。 垂直上昇入力標識1
    74と垂直下降入力標識176もディスプレイ116上に提供され、同様に、手術台調節選択標識118、側方傾斜選択標識186、トレンデレンブルグ調節選択標識188、自動手術台調節選択標識120、マットレス調節選択標識122
    とがディスプレイ116上に提供されている。

    【0049】 図15に示されている通りに、選択標識186を介してアクセス可能である側方傾斜ディスプレイが、垂直支柱76に対して横方向に手術台フレームセクション84、86、88、90、92、94を傾斜させるために提供される。 手術台42上の患者の端面図を示すアイコン方式表現258が提供されている。 垂直支柱76に対して横方向に座面フレーム58とマットレス60とを傾斜させるための左傾斜入力標識190と右傾斜標識192とが、上記の通りの「プレスアンドホールド」機能を提供する。 垂直上昇入力標識174と垂直下降入力標識176
    もディスプレイ116上に提供され、同様に、手術台調節選択標識118、トップスライド選択標識184、トレンデレンブルグ調節選択標識188、自動手術台調節選択標識120、マットレス調節選択標識122とがディスプレイ116
    上に提供されている。

    【0050】 図16に示されている通りに、選択標識188を介してアクセス可能であるトレンデレンブルグディスプレイが、垂直支柱76に対して縦方向に手術台フレームセクション84、86、88、90、92、94を一体的に傾斜させるために提供されている。 アイコン方式表現158が、フレーム58を水平の形状構成の形で示して提供されているが、図14のディスプレイの場合と同様に、関節式セクション84、86、88、90、92、94の現在の形状構成を示す表現が提供されることが可能である。 垂直支柱76に対して縦方向にフレーム58を傾斜させるための脚部末端下降入力標識198と頭部末端下降入力標識200とが、
    上記の通りの「プレスアンドホールド」機能を提供する。 垂直上昇入力標識17
    4と垂直下降入力標識176もディスプレイ116上に提供され、同様に、手術台調節ディスプレイ選択標識118、トップスライドディスプレイ選択標識18
    6、側方傾斜ディスプレイ選択標識188、自動手術台調節ディスプレイ選択標識120、マットレス調節ディスプレイ選択標識122とがディスプレイ116
    上に提供されている。

    【0051】 図17に示されている通りに、選択標識122を介してアクセス可能であるマットレス調節ディスプレイが、マットレス60の機能を制御するために提供されている。 ピクトグラムまたはアイコン方式表現202が、脚部マットレスセクション、胴部マットレスセクション、頭部マットレスセクションと共に個々のチャンバを示しているマットレス60上の患者54の平面図を示している。 選択標識204、206、208が、マットレス60の脚部セクション102、胴部セクション100、頭部セクション96、98を制御するための別の画面を選択するために提供されている。 自動手術台調節ディスプレイ選択標識118、手術台調節ディスプレイ選択標識120、マットレス温度調節ディスプレイ選択標識21
    0、自動マットレス調節ディスプレイ選択標識212がディスプレイ116の最下部付近に提供されている。

    【0052】 図18に示されている通りに、胴部選択標識204を介してアクセス可能な胴部マットレス調節ディスプレイが、マットレス60の胴部セクション100を制御するために提供される。 図17に示されている通りに、アイコン方式の表現2
    02と脚部マットレスセクション選択標識204と頭部マットレスセクション選択標識208とが提供されている。 胴部マットレスセクションチャンバ選択標識214、216、218、220、222、224、226が、対応を示す直線と共に、アイコン方式表現202上のその対応位置付近に提供されている。 1つ以上のマットレスセクションチャンバが、その標識を押すことによって選択可能であり、その標識の明暗反転ビデオ表示(reverse video display) によって当該チャンバの選択が表示される。 膨張増大入力標識228と膨張減少入力標識23
    0とが、上記の通りの「プレスアンドホールド」方式を使用して1つ以上の選択されたマットレスセクション内の圧力を増減させるために提供されている。

    【0053】 安定化入力標識231と均等化入力標識233とが、膨張増大入力標識228
    と膨張減少入力標識230の付近に提供されている。 安定化機能は、1つまたは複数の選択されたセクションから流体を排除するために対応する1つまたは複数のチャンバ内に真空を生じさせることによって、真空ビーズマットレス60の1
    つ以上の選択されたマットレスセクションを硬化させる。 均等化機能は、新たな患者または新たな処置に備えるために、対応するチャンバ内の圧力を基準線レベル(baseline level)に設定することによって、選択されたマットレスセクションを基準線レベルに調節する。 胴部マットレス調節ディスプレイは、ディスプレイ116の最下部に沿って表示される自動手術台調節選択標識120、手術台調節選択標識118、マットレス温度調節選択標識210、自動マットレス調節選択標識212も含む。 同様の表示画面(図示されていない)が、マットレス60の脚部セクション102と頭部セクション96、98とを制御するために提供される。

    【0054】 図19に示されているように、自動マットレス調節選択標識212を介してアクセス可能な自動マットレス調節ディスプレイが、アイコン方式表現202、脚部マットレスセクション選択標識204、胴部マットレスセクション選択標識2
    06、頭部マットレスセクション選択標識208、全マットレスセクション選択標識235、安定化入力標識231、均等化入力標識233、および、自動調節入力標識237を含む。 全マットレスセクション選択標識235が、全セクションを選択するためのショートカット機構を提供する。 安定化機能と均等化機能は、選択されたマットレスセクション内の全チャンバが個々の選択されたマットレスセクションに関して自動的に指定されることを除いて、図18に関して上述したように作用する。 自動調節入力標識237の選択により、マットレス60に結合された各チャンバまたはセル(図示されていない)内の圧力センサが使用され、検出された圧力に基づいて各チャンバに対する圧力を変化させることによって患者身体に対してマットレス60を自動的に適合させる。 図18と同様に、自動手術台調節選択標識120、手術台調節選択標識118、マットレス温度調節選択標識210、自動マットレス調節選択標識212が、ディスプレイ116の最下部に沿って表示されている。

    【0055】 マットレス温度調節選択標識210を介してアクセス可能であるマットレス温度調節ディスプレイが、アイコン方式表現202と、温度制御サブシステムを使用可能化または使用不能化するための温度サブシステムON/OFFボタン23
    9、241と、目標温度増減入力標識243、245と、目標温度表示値247
    とを含む。 このディスプレイは、例えば、マットレスに対する温度制御された流体の供給や、マットレスの熱抵抗式カバー等を使用すること等によって、マットレス全体の温度を特定の目標値に制御する随意の温度制御サブシステム(図示されていない)の制御を例示している。 個々のマットレス領域またはセクションに関する別々の温度制御、マットレス表面の実際温度の表示、様々な時間期間と範囲において温度を循環的に変化させるための設備等のような、さらに別の温度制御機能が提供可能であることを、当業者は理解するだろう。 このことは、単一のインタフェースの形に追加機能または被制御サブシステムを統合化することを容易にする、コントローラ40のアーキテクチャの基本的な利点を明らかに示している。

    【0056】 コントローラ40は、さらに、自動調節メニュー132から後で再呼出しを行うために、手術台フレーム58とマットレス60の所望の形状構成をプログラムし記憶することを可能にする。 図13Aと図13Bの手術台調節画面のような適切な表示画面で提供される「形状構成記憶(save config)」入力標識(図示されていない)が、ディスプレイ116上に提供されるアルファベット式キーパッドを使用して形状構成の名称を入力するようにユーザに指示する「名前付きの形状構成記憶」画面(図示されていない)に対するアクセスを実現する。 さらに、記憶された形状構成を操作するための管理機能が、記憶された形状構成の削除、再命名、再順序付け等を可能にする。

    【0057】 次に図22から図24を参照すると、これらの図では、コントローラ40が、
    左利きまたは右利きの操作者によるコントローラの使用をサポートするように設計されている。 コントローラ40の縦軸線261に関して概ね対称であるハウジング114とディスプレイ116とによって、実質的に「両手利きの」装置が提供される。 ハウジング114は、丸みのある側部端縁253と底部端縁263と頂部端縁265によって結合された、比較的平らな前面249と後面251とを有する。 ディスプレイ116と電源ボタン115とが前面249に結合されている。 図23と図24とに最も明瞭に示されているように、ディスプレイ116がハウジング114の前面249の大部分を占めており、従って、視認性の高い大型のタッチスクリーンボタンを有する比較的大きいディスプレイが携帯用の手持ち式ユニットに提供されている。

    【0058】 ハウジング114が、後面251に結合されたハンドル255を含む。 ハンドル255が、把持と保持を容易にするように幾分か楕円形の断面を有する円筒形の形状に構成されている。 ハンドル255が、コントローラ40に電力を供給する再充電可能な電池(図示されていない)を保持するように構成されている。 ハンドル255の円筒形形状が、さらに、一時的な格納または永久的な格納のために、保持ソケット(図示されていない)にコントローラ40を結合することを容易にする。 保持ソケットは、点滴ポール(IV pole) 、機器ブラケット、壁、または、手術室環境内のあらゆる場所に備えられることが可能であり、直接的な電圧結合によってまたは間接的な磁界充電システム(indirect magnetic field charg
    ing system) によって電池を再充電することを可能にするように構成されている。 ハンドル255は、さらに、手術台または他の表面上にコントローラ底部表面263を置くことによってコントローラ40を直立した形で置くことを可能にする支持体を提供する。 概ね円筒形のハンドル255が示されているが、当業者は、コントローラ40を保持することを容易にするように別の形のハンドルを構成するために、および、コントローラ40の一時的な格納または永久的な格納を容易にするように、手術室のような作業環境内のあちこちに存在する物品にコントローラ40を結合するために、上記ハンドルの様々な変形物を想定するであろう。

    【0059】 次に図25から図27を参照すると、これらの図には、非対称形のハウジング314内に取り付けられておりかつ側部に取り付けられた電源ボタン315を有する、コントローラ40と同じディスプレイ116を含む別の実施様態のコントローラ340が示されている。 コントローラ340は、医療担当者の右手でタッチスクリーンボタンの操作が行われるように左手用の把持表面317を含む。 しかし、コントローラ340は、全画面が「上下反対」に表示されるようにプログラムされ得るので、コントローラ340を右手用の構成から左手用の構成に変換することが可能である。 このことが、本発明のプログラム可能なアーキテクチャの有用性を示している。

    【0060】 別の実施様態のコントローラ440が図28から図33に示されている。 コントローラ440が、凹んだ電源ボタン415と、上昇ボタン402と、下降ボタン404と、半円形の調節及び選択ボタン406、408と、ディスプレイ41
    6と、制御ケーブル419とに結合されている先細形のハウジング414を含む。 コントローラ40と同様に、ハウジング414とディスプレイ416とが、右利きまたは左利きの操作者による等しく容易な使用を可能にするように、縦軸線に関して概ね対称である。 タッチスクリーンディスプレイを使用するのではなく、コントローラ440は、4つの入力ボタン402、404、406、408だけを使用し、ディスプレイ416上で提示され選択される情報に基づいて、これらのボタンによって行われる機能を変化させる。

    【0061】 コントローラ440は、例えばある一つの制御可能な機能、あるいは被制御システムのある一つの事前定義済みの全体形状構成、または、別のコントローラ選択肢のような、一つの項目の一つの選択についてディスプレイ416上に表示する。 コントローラ440は、選択ボタン408に対するユーザ入力に基づいて、
    被選択項目の表示を他の選択可能な項目に変えることが可能である。 図30から図33に例示されている手術台の形状構成の1つのような事前定義済みの全体形状構成が表示されている時に調節ボタン406を押すことにより、コントローラ440が被制御システムにその事前定義済みの形状構成をとるように命令する。
    コントローラ40と同様に、調節ボタン406が「プレスアンドホールド」機能を提供することが可能である。 制御可能な機能が表示されている時に調節ボタン406を押すことにより、例えば、関節式表面の特定のセクションの動き、または、制御可能なマットレスの一部分の圧力の制御等の表示された機能を制御するために、上昇ボタン402と下降ボタン404とを使用することが可能になる。
    別のコントローラ選択肢が表示されている時に調節ボタン406を押すと、コントローラ440は、選択可能な項目を伴う別の表示画面を表示するであろう。

    【0062】 さらに別の実施様態のコントローラ540が図34から図38に示されている。 コントローラ540は、凹んだ電源ボタン415と、上昇ボタン402と、下降ボタン404と、パイ形状(pie-shaped)の調節、選択、機器ボタン506、5
    08、510と、ディスプレイ516と、制御ケーブル519とに結合されている先細形のハウジング514を含む。 コントローラ40、440と同様に、ハウジング514とディスプレイ516とが、左利きまたは右利きの操作者による等しく容易な使用を可能にするように、縦軸線に関して概ね対称である。 コントローラ540のディスプレイ516はディスプレイ416と同様であり、コントローラ540は、同様に、制御可能な機能と他の選択可能なコントローラメニュー選択肢を表示する他の標識と共に、アイコン方式表現558のような情報を、ディスプレイ516上に表示するようにプログラムされている。 アイコン方式表現558が、図36に示されているような様式化された電灯ヘッドと、図37に示されているような温度ディスプレイと、図37に示されているような手術台とを表示することによって、被制御システムを表示するように変化する。 光強度インジケータバー560が、図36に示されているように設けられており、このインジケータバーが、反転ビデオ表現の形で表示された量を変化させ、電灯ヘッドによって現時点で出力されている光強度のパーセンテージを表す。 同様に、図37
    の温度ディスプレイが、実際の制御温度値を表示するために更新され、図38のアイコン方式の手術台表現が、現在の手術台の形状構成に対応する形で提供される。

    【0063】 コントローラ540の動作は、コントローラ540が、異なった被制御システムの間での切り換えのために使用される機器ボタン510を含むということを除いて、コントローラ440と同じである。 従って、被制御システム間での切り換えのために表示項目を選択するのではなくて、コントローラ540が、操作者が機器ボタン510を押す毎に被制御システムの間での自動的な切り換えを行う。
    このことが、ボタンを単に押すことによって、図36の照明システム、図37の温度制御システム、図38の手術台システム等のような所望のシステムに迅速に切り替えるための利便性の高い機構を提供する。

    【0064】 さらに別の実施様態のコントローラ640は、図39と図40とに示されているように、手持ち式ハウジング614と、ディスプレイ616と、8対のボタン650、. . . 、680と、電源ボタン682とを含む。 両手利きの使用を容易にするために、ボタン650、. . . 、682を含むコントローラ640が縦軸線661に関して対称である。 ボタン650、. . . 、680は、その個々の手術台制御機能を表現する標識を含み、上記の通りの「プレスアンドホールド」制御を提供する。 ボタン650、652が手術台高/低機能を提供し、ボタン65
    4、656がトレンデレンブルグ/逆トレンデレンブルグ機能を提供し、ボタン658、660が側方傾斜左/右機能を提供し、ボタン662、664が背部上昇/下降機能を提供し、ボタン666、668が上背部上昇/下降機能を提供し、ボタン670、672が脚部上昇/下降機能を提供し、ボタン674、676
    がスライド上げ/下げ機能(slide lower/upper function)を提供し、ボタン67
    8が自動平坦化機能を提供し、ボタン680が、別のボタン650、. . . 、6
    78と同時に押し下げられる時に手術台の速度を増加させるための高速ボタンを提供する。 コントローラ640は、耐久性があり、清浄化が容易であり、かつ、
    滅菌環境内での使用に適している密封ハウジングを実現する。 ボタン650、.
    . . 、680は、使用の容易さを向上させるために背面照明され、かつ、ディスプレイ616が、上記のコントローラ40、340、440、540と同様のグラフィック機能を提供する。 コントローラ640は、図2のコントローラ81と同様に手術台42に繋がれている吊り下げ式コントローラであることが可能であり、または、ワイヤレスコントローラとして構成されることが可能である。

    【0065】 従って、本発明によるコントローラは、手術台とマットレスシステムの両方のような複数の医療装置を操作することが可能である、単一の手持ち式制御ユニットを提供する。 このコントローラは、ワイヤレス動作と従来通りのケーブルシステムの両方を可能にする。 目視と理解が容易な比較的大型で背面照明されたディスプレイのようなディスプレイが備えられ、小型のボタンを使用しない操作し易いユーザインタフェースを提供する。 タッチスクリーンディスプレイ116は、
    平面で、清浄化し易く、耐久性があることが好ましい。 このコントローラが、被制御システムの任意の特定の調節のために必要な情報をユーザに効果的に表示するメニュー選択式のシステム(menu driven system)を提供し、被制御システムの使用の容易性と効率とを最適化する。 自動調節メニュー132、232における手術台42の場合等の名前付きの事前定義済み形状構成の使用により、医療担当者を個人化すること及び処置名称を使用することが可能になり、さらに、複雑なシステムの「ボタンを一押しするだけでのセットアップ(single but
    ton set−up)」が可能になる。 統合化されたヘルプディスプレイと、
    操作ディスプレイと、保守点検ディスプレイとが、本発明によるコントローラの使用容易性と有用性とをさらに向上させる。

    【0066】 上記では特定の好ましい実施様態に関連させて本発明を詳細に説明したが、添付の特許請求の範囲で言及され定義されている本発明の範囲と思想との範囲内において、様々な変形例と改良例とが存在する。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】 図1は、関節式フレームとマットレスとを含む手術台の上に置かれている患者と、基部ユニットと、この基部ユニットに関節式アームによって別々に結合されている2つの電灯ヘッドとを有する照明システムと、患者に結合されている1対の点滴バッグ(IV bags) を有する点滴スタンドと、手術台に対するコンピュータシステムインタフェースを有する制御ステーションと、手術室環境と一体でありかつ伸縮自在の旋回アームによって照明システムの基部ユニットに結合されている第1の医療装置コントローラと、手術室環境と一体でありかつワイヤレス通信リンクを使用する、点線で示されている第2の医療装置コントローラとを示す、
    手術室環境の斜視図である。

    【図2】 図2は、足踏み式制御装置を有する基部と、基部に結合されている垂直方向に調整可能な支柱と、支柱に結合されている関節式フレームと、関節式フレームによって支持されている分節形マットレスシステムと、手術台機能の制御のための吊り下げ形リモートコントローラとを含む、図1に示されているタイプの制御可能な手術台の斜視図である。

    【図3】 図3は、様々な医療処置または外科処置のために患者を横臥位の姿勢に支持するように構成されている、調節可能な支柱と関節式フレームとを示す、図2の制御可能な手術台の側面図である。

    【図4】 図4は、様々な医療処置または外科処置のために患者を座位の姿勢に支持するように構成されている、調節可能な支柱と関節式フレームとを示す、図2の制御可能な手術台の側面図である。

    【図5】 図5は、様々な医療処置または外科処置のために患者を肛門科的体位の姿勢に支持するように構成されている、調節可能な支柱と関節式フレームとを示す、図2の制御可能な手術台の側面図である。

    【図6】 図6は、様々な医療処置または外科処置のために患者を砕石位の姿勢に支持するように構成されている、調節可能な支柱と関節式フレームとを示す、図2の制御可能な手術台の側面図である。

    【図7】 図7は、本発明による医療装置コントローラと、手術台と、マットレス表面と、加熱サブシステムと、照明システムとの間のインタフェースを示すブロック線図である。

    【図8】 図8は、ディスプレイとユーザ入力と装置通信サブシステムとに結合されているプロセッサを示す、図7の医療装置コントローラのアーキテクチャを示すブロック線図である。

    【図9】 図9は、電源ボタンと、手術台を調節するために、または手術台を事前定義済みの形状構成に自動的に調節するために、またはマットレスを調節するために、
    またはオンライン情報ガイドからヘルプを得るためにコントローラ機能にアクセスするための選択標識を伴う導入メニューを表示するタッチスクリーンディスプレイとを示す、本発明による医療装置コントローラの正面図である。

    【図10】 図10は、導入ヘルプ情報と、制御可能な装置に関する操作説明と、保守点検情報とを得るために提供される選択標識を伴う、ヘルプの選択によってアクセスされるディスプレイを示す、図9の医療装置コントローラの正面図である。

    【図11】 図11は、外科処置によって記述されている手術台形状構成を選択するために提供される選択標識を有する、自動調節の選択によってアクセスされるメニューディスプレイを示す、図9の医療装置コントローラの正面図である。

    【図12】 図12は、図11によって示されているようなメニュー選択からアクセスされる自動形状構成画面を示し、この画面が、外科的記述に適合する形で形状構成されたマットレス表面および関節式手術台フレーム上の患者の側面図のアイコン方式の表現と、このアイコン方式表現に対応する形状構成に上記手術台を自動的に設定するための操作者用の選択標識とを含む、図9から図11のディスプレイと同様の医療装置コントローラのディスプレイの正面図である。

    【図13A】 図13Aは、関節式手術台フレームの各セクションと垂直方向に調節可能な支柱とを調節するための入力標識と、上記手術台を自動的に水平にするための入力標識と、上記手術台の表面を自動的に平坦化するための入力標識と、床ブレーキを掛けるための入力標識と、別の調節画面にアクセスするためのディスプレイの最下部に沿った選択標識とを有する、マットレス表面および関節式手術台フレーム上の患者のアイコン方式の表現を含む、手術台を調節するための手術台調節画面を示す、図12と同様の手術台位置調節画面の正面図である。

    【図13B】 図13Bは、自動平坦化入力標識と、ブレーキ入力標識と、遅速調節入力標識との付近に配置されているトレンデレンブルグ体位選択標識と、側方傾斜選択標識と、スライド選択標識と、ディスプレイの最下部に沿った、自動手術台調節選択標識と、マットレス調節選択標識と、ヘルプ情報選択標識とを有する、図13
    Aにある程度類似している手術台調節画面を示す、図9の医療装置コントローラの正面図である。

    【図14】 図14は、手術台表面を支柱に対して端から端までスライドさせるための、および、垂直支柱を調節するための入力標識を示す、図12と同様のトップスライド画面の正面図である。

    【図15】 図15は、縦軸線を軸として手術台を傾斜させるためのおよび垂直支柱を調節するための入力標識を示す、図12と同様の側方傾斜画面の正面図である。

    【図16】 図16は、横軸線を軸として手術台を傾斜させるためのおよび垂直支柱を調節するための入力標識を示す、図12と同様のトレンデレンブルグ調節画面の正面図である。

    【図17】 図17は、脚部調節機能と胴部調節機能と頭部調節機能を選択するための選択標識を有し、マットレス温度調節画面と自動マットレス表面調節画面とにアクセスするためのディスプレイの最下部に沿った選択標識を含む、マットレス上の患者の平面図のアイコン方式の表現を含む、マットレス表面調節画面の正面図である。

    【図18】 図18は、調節のためにマットレスの胴部セクションの各領域を選択するための選択標識と、選択された領域内の圧力を増減するための入力標識と、マットレス表面の安定化のためのまたはマットレスの圧力の均等化のための入力標識とを含む、マットレスの胴部セクションが調節のために選択されている、図17と同様のマットレス表面調節画面の正面図である。

    【図19】 図19は、調節のためにマットレスの一部または全部の箇所を選択するための選択標識と、各マットレス領域の圧力を検出し患者の身体に対してマットレスを適合させるように各領域を制御することによってマットレス全体を安定化させ、
    均等化させ、または、自動調節するための入力標識とを含む、図17と同様の自動マットレス表面調節画面の正面図である。

    【図20】 図20は、温度ディスプレイと、温度制御を使用可能または使用不能にするための、および表示温度を増減させるための入力標識とを含む、図17と同様のマットレス温度調節画面の正面図である。

    【図21】 図21は、医師名および/または外科処置によって記述される事前定義済みの手術台形状構成を選択するために提供されている選択標識を伴う、図11と同様のメニューディスプレイの別の実施様態の正面図である。

    【図22】 図22は、縦軸線に関して対称である比較的薄いハウジング側方輪郭と、コントローラの格納と両手利きの使用とを容易にするための、ハウジングの後面の中央部分に取り付けられている概ね円筒形のハンドルとを示す、図9から図11の実施様態と同様の医療装置コントローラの実施様態の上面図である。

    【図23】 図23は、電源ボタンとディスプレイとを示す、図22のコントローラの正面図である。

    【図24】 図24は、一方の手でコントローラを保持し、他方の手でタッチスクリーン上に命令を入力するユーザを示す、図22のコントローラの斜視図である。

    【図25】 図25は、電源ボタンを備えており、左手で保持するように形状構成されているハウジング側方輪郭を示す、図9から図11の実施様態と同様の医療装置コントローラの別の実施様態の上面図である。

    【図26】 図26は、把持表面とディスプレイとを示す、図22のコントローラの正面図である。

    【図27】 図27は、右利き用のユーザインタフェースを示す、図22のコントローラの斜視図である。

    【図28】 図28は、グラフィックディスプレイと、半円形の調節ボタンおよび選択ボタンと、1対の上昇/下降ボタンと、凹んだ電源ボタンとを有し、コントローラの両手利きの使用を容易にするためにこれらのボタンがハウジングの中央垂直軸線に沿って一直線上に配置されている先細形のハウジングを示す、医療装置コントローラの別の実施様態の正面図である。

    【図29】 図29は、図28のコントローラの斜視図であり、このコントローラの左手による使用を示す。

    【図30】 図30は、図3から図6の形状構成と類似した自動形状構成選択ディスプレイを示す、図28のコントローラのディスプレイと選択ボタンと調節ボタンとの正面図である。

    【図31】 図31は、図3から図6の形状構成と類似した自動形状構成選択ディスプレイを示す、図28のコントローラのディスプレイと選択ボタンと調節ボタンとの正面図である。

    【図32】 図32は、図3から図6の形状構成と類似した自動形状構成選択ディスプレイを示す、図28のコントローラのディスプレイと選択ボタンと調節ボタンとの正面図である。

    【図33】 図33は、図3から図6の形状構成と類似した自動形状構成選択ディスプレイを示す、図28のコントローラのディスプレイと選択ボタンと調節ボタンとの正面図である。

    【図34】 図34は、グラフィックディスプレイと、3つのパイ形状の選択ボタンと、1
    対の上昇/下降ボタンと、凹んだ電源ボタンとを備えた先細形のハウジングを示す、図28の医療装置コントローラと同様の医療装置コントローラの別の実施様態の正面図である。

    【図35】 図35は、図24のコントローラの斜視図であり、このコントローラの左手による使用を示す。

    【図36】 図36は、照明システムを制御するためのグラフィカルインタフェースを示す、図28のコントローラのディスプレイと選択ボタンの正面図である。

    【図37】 図37は、温度制御システムを制御するためのグラフィカルインタフェースを示す、図28のコントローラのディスプレイと選択ボタンの正面図である。

    【図38】 図38は、手術台を制御するためのグラフィカルインタフェースを示す、図2
    8のコントローラのディスプレイと選択ボタンの正面図である。

    【図39】 図39は、手持ち式ハウジングと、ディスプレイと、コントローラの両手利きの使用を容易にするためにハウジングの中央垂直軸線に沿って一直線上に配置されている幾つかの対の制御ボタンとを示す、医療装置コントローラのさらに別の実施様態の正面図である。

    【図40】 図40は、図39のコントローラの斜視図であり、このコントローラの左手による使用を示す。

    ───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM ,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM) ,AL,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG, BR,BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,D K,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM ,HR,HU,ID,IL,IS,JP,KE,KG, KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,L U,LV,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO ,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG, SI,SK,SL,TJ,TM,TR,TT,UA,U G,UZ,VN,YU,ZW

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