【発明の詳細な説明】 発明の背景および概要 本発明は病室のヘッドウオール装置に関する。 病室用の従来ヘッドウオール設計は病室へ空気、酸素または真空を供給するための電気出口、および固定もしくは可動のガス出口(outlets)を含む。 従来ヘッドウオール設計において、可動ガス出口はヘッドウオール上に形成されたトラック上を摺動する。 これらの従来トラックは典型的にはヘッドウオールに対するガス出口の摺動を可能にする開口部もしくは間隙を有する。 これらの可動ガス出口は便利であるが、ヘッドウオール内の開口部もしくは間隙は塵埃、飛散流体、または他の物のヘッドウオールの内部への侵入を可能にする。 更に、病室内の人はトラック開口部へ物を投棄することができる。 これらの物はヘッドウオールの内部へ落下する。 本発明のヘッドウオールは可動ガスを支持するための改良された形態を提供する。 細長いシールドが上方へ延在しかつ調整自在ガス出口(outlets)もしくはガスブロック(即ちガス閉塞部)を受けためのトラック(即ち軌道)を提供する。 このシールドはヘッドウオールの長手に沿って延在して塵、流体、または他の物のヘッドウオールの内部への侵入を遮断する。 好適には、一対の細長いシールドがヘッドウオール上に設けられる。 一方のシールドはヘッドウオールの上部近くに位置し、他方のシールドはヘッドウオールの底部近くに位置して上下調整自在ガストラックとして作用する。 本発明のガスブロックは、ガスブロックが上シールドトラックまたは下シールドトラックの何れかの上に使用できるように自在継ぎ手を含む。 本発明のヘッドウオールは、更に、ヘッドウオールの上ブロック近くに位置する貯蔵域を含む。 ヘッドウオールの主体はヘッドウオールの上端部近くに位置する凹面を含む。 枢軸旋回自在のカバーがその凹部上方でヘッドウオールの主体へ連結されている。 枢軸旋回自在カバーは貯蔵域を露出するために上方へ枢軸旋回する。 ヘッドウオールの上端部は凹面により閉鎖されて貯蔵域内の物のヘッドウオールの内部への落下を阻止する。 付属品が、取付トラックを形成するヘッドウオール本体の上縁部へ連結できる。 前記ヘッドウオールの取付トラックと係合する複数の取付ブラケットが設けられている。 これらの取付ブラケットは物品を相互に上方へ積重ねることができるように構成されている。 換言すれば、 それらの付属品は前記ヘッドウオール上の空間を節約するために垂直方向に積重ね自在もしくは重合自在である。 例えば、棚は前記ヘッドウオールの上トラックへ取付けることができる。 バスケットまたは他の付属品は本発明の取付ブラケットを使用して前記棚上に垂直に取付けることができる。 本発明のヘッドウオールの1実施形態は上下コンシールカバーもしくはパネルを含む。 この上下の両カバーは前記ヘッドウオールに対して枢軸旋回自在であって前記ヘッドウオールの内部へのアクセスを可能にする。 本発明のヘッドウオールは、また、病室内のガス出口を増加する必要がある場合に、前記ヘッドウオールに連結されるガス出口の数量および位置についてのグレードアップを促進する。 前記ヘッドウオールの初期設置は最低コストで最小サービスにより提供できる。 この初期設置は、代表例として、ガス入口連結部材へ連結された可撓性ホースにより病室へ空気、真空(減圧)、および酸素を送るための固定された出口を含む。 従来ヘッドウオールの設計は銅製入口ラインと鑞付けにより接合された銅製マニホールドを含む。 鑞付けによる接合は、マニホールドと特定ガス出口ブロックのコネクタ間でも行われる。 本発明において、チエックバルブが各銅製入口ラインの端部に連結される。 初期設置において、可撓性ホースがチエックバルブとガス出口ブロックとを連結する。 病院が更に付加的なガスおよび真空出口ブロックを必要とする場合には、当初のホースは入口ラインのチエックバルブから分離される。 そしてマニホールド組立体が各入口ラインへ連結される。 マニホールド組立体は、好適には、マニホールドをその入口ラインのチエックバルブへ連結するためにねじ切りしたカップリング、および少なくとも2つのガスブロックの各入口ラインへの連結を可能にするためにマニホールドから延在する少なくとも2 つのチエックバルブを含む。 そこで、ガス出口は、適宜のガス専用ねじ切りカップリングを装備した可撓性ホースによりマニホールドのチエックバルブへ連結される。 病院がガスおよび真空の追加を必要とする場合には、 モジュラマニホールドが使用できる。 この場合、入口チエックバルブへの初期の単一の可撓性ホース連結は最初に分離される。 次に、個別カップリングラインおよびマニホールドブロックが組立てられ、そして必要により入口ラインチエックバルブへ連結される。 各マニホールドブロックは内部チエックバルブを含む。 このマニホールドブロックは入口チエックバルブ、または他のマニホールドブロックへ各端部にガス専用ねじ切りカップリングを有する可撓性ホースにより連結できる。 少なくとも2 つのT形コネクタマニホールドブロックが入口ラインへ連結されて、付加的ガス出口もしくは真空出口の前記ヘッドウオールへの迅速かつ廉価な設置を可能にする。 本発明の他の課題、特徴、および利点は、現在考えられる本発明を実施する最良のモードを具体化した好適実施形態に関する続く詳細な説明を考察することにより当業者に明らかとなろう。 図面の簡単な説明 詳細な説明は特に添付図面を参照する。 図1は調整自在の可動ガス出口ブロックを受けるための上下トラックを形成する上下シールドを含む本発明のヘッドウオール装置の1形態の斜視図である。 図2は細長い上下シールドのそれぞれの上に位置する上下摺動する調整自在のガスブロックの詳細を更に図解する図1のヘッドウオールを切った断面図である。 図3は前カバーパネル、上シールド、および上ガスブロックがヘッドウオールから外方へ枢軸旋回してヘッドウオールの内部へのアクセスを可能にする図2に類似の断面図である。 図4は上貯蔵室、および付属品のヘッドウオールの上トラックへの連結を可能にする枢軸旋回自在のカバーを含む本発明の他の形態を切った断面図である。 図5は上カバーおよび貯蔵室を含み、かつヘッドウオール本体に対して枢軸旋回自在の上下の前コンシールカバーを図解する本発明の他の形態の断面である。 図6は付属品をヘッドウオールのトラックへ連結するための取付ブラケットの斜視図である。 図7はヘッドウオールの上トラックへ連結される垂直方向に積重ね可能な付属品、ヘッドウオールのトラックへ連結される付加的取付ブラケットを有するワイヤバスケット、およびワイヤバスケットまたはヘッドウオールの上トラックへ連結されるワイヤフレームチャートホルダを示す部分図である。 図8は図7に示されたヘッドウオールの上トラックへ連結される垂直方向に積重ね可能な付属品を示す前面図である。 図9はヘッドウオールへの導入口、および各入口ライン上のチエックバルブへ連結される1端部ならびにガスブロックへ連結される他端部を有する単一可撓性ホースを含む初期ヘッドウオール装置を示す斜視図である。 図10は入口ラインのチエックバルブへ連結されるグレードアップしたマニホールドを含む本発明のヘッドウオールの他の形態を示す斜視図であり、このマニホールドは各入口ラインを複数のガスブロックへ連結するためのチエックバルブを有する複数のT形連結部材を含む。 図11は、複数のガス出口ブロックを各入口ラインへ連結するために所望数のモジュラマニホールドブロックを入口ラインへ連結できるように、分離したT形連結部材マニホールドブロックが可撓性ホースカプラにより入口ラインのチエックバルブへ連結された、ヘッドウオール用モジュラマニホールドのグレードアップを示す斜視図である。 図12は上シールドおよび調整自在の摺動ガスブロックの他の構成を有するヘッドウオールの他の実施形態の部分断面図である。 図13はガスブロックが上シールド上に設置されかつ前ホースパネルが通常使用位置へ枢軸旋回した後の図12の形態の断面図である。 図面の詳細な説明 次に図面を参照すると、図1は病室の壁12へ取付けることのできる構成のヘッドウオール10を示す。 ヘッドウオール10は端キャップ14、従来法により病室の電線へ接続された複数の電気アウトレット18を有する上配線管カバー16を含む。 枢軸旋回自在のコンシールカバー20が後述するようにヘッドウオール10の上端部に沿って設置される。 ヘッドウオール10は更に前コンシールカバー22および上下シールド24および26をそれぞれ含む。 シールド24および26はヘッドウオール10の長手に沿って延在する細長い遮蔽物である。 シールド24および26は各々可動、調整自在のガスブロック28用のトラックを具備する。 シールド24および26はヘッドウオール内の開口部を閉塞もしくは閉鎖し、かつガスブロック28用のトラックを形成する。 従って、シールド24および26は塵もしくは流体、または廃物等の他の物のヘッドウオール10の内部74への侵入を阻止する。 ヘッドウオール10の構成は図2および3に最良に図示されている。 ヘッドウオール10は適宜ファスナ(図示せず)により壁12へ連結された後支持ブラケット34を含む。 後支持ブラケット34は、また、ファスナ38により上部36へ連結されている。 L形ブラケット40はブラケット 34へ連結されている。 取付クリップ42はL形ブラケット 40へ連結されている。 上シールド24は前パネル22の上端部へ連結されている。 上シールド24は前パネル22の上端部上に位置するU形チャンネル46を含む。 シールド24は更にガスブロック28を受けるトラックを形成する湾曲して上方に延びた部材48を含む。 ガスブロック28は、シールド24のトラック部材48の上端部を受ける溝52を介在させるために形成された本体部 50を含む。 本体部50はガス流を可撓性ホース56から出口 58へ送る内通路54を含む。 ホース56は自在継ぎ手60によりガスブロック28へ連結されている。 ガスブロック28のガス入口62は水平に延びかつガス出口58上方に設けられてシールド24の上方に角度を付けたトラック部材48を収容する。 取付ブラケット64は適宜ファスナ66により前パネル44 の内側壁へ連結されている。 取付ブラケット64の端部68 は前パネル22、シールド24、およびガス出口28を枢軸旋回自在に取付ブラケット42へ連結するためにブラケット 42のチャンネル70内に設置されるように構成される。 従って、前パネル22、シールド24、およびガス出口28は矢印72の方向において図3に示された外方位置へ枢軸旋回する。 これはヘッドウオール10の内部74へのアクセスを可能にする。 上フリップドア80が適宜ファスナ82により上部材36へ連結される。 このフリップドア80は機械的蝶番を有するかまたは可撓性押出成形材により形成されてよい。 フリップドア80は図3に示された外方位置へ枢軸旋回自在であり、前パネル44、シールド24、およびガスブロック28 の図3の外方位置への枢軸旋回を可能にしてヘッドウオール10の内部74へのアクセスを可能にする。 下シールド26は後パネル34へ連結された水平部76、およびそのシールドを提供しかつ下ガス出口28のトラックを形成する上方もしくは垂直方向に延在する湾曲部材78 を含む。 シールド26は同様にヘッドウオール10の下キャップを提供する。 好適には、シールド24および26は押出成形プラスチックまたはアルミニウム材料から形成される。 シールド24 および26はヘッドウオール10の内部74への開口部を遮断する。 これは塵埃、流体、もしくは廃物、または他の物のヘッドウオール10の内部74への侵入を阻止する。 下ガスブロック28は上シールド24上の上ガスブロック 28との関係で上述したようにトラック26に沿って摺動する。 ガスブロック28は自在継ぎ手60を図2に示されたように、下方または上方へ向かうように調整することにより上位置または下位置に使用できる。 自在継ぎ手60はガスブロック28に対して360゜回転できる。 シールドおよびガスブロックの他の形態は図12および13を参照して後述する。 図4は上配線管16および本発明のコンシールカバー20 の1実施形態を示す。 上配線管部16は壁12へ連結される構成の押出成形部材36を含む。 押出成形部材36は後壁86 と前壁88間に延在する上凹面84を含む。 カバー20は蝶番 90により支持部材36へ枢軸旋回自在に連結される。 カバー20は後壁86と係合してカバー20の枢軸旋回運動を制限するストップアーム92を含む。 上貯蔵室94は上凹面84とカバー20間に形成される。 上凹面84は配線管16の内部96への物の落下を阻止する。 支持部材36は前壁88に隣接する上トラック98含む。 トラック98は付属品のヘッドウオール10への連結を可能にする。 付属品をヘッドウオール10へ連結するために、カバー20は図4の点線位置上方へ旋回する。 適宜取付ブラケット100はトラック98と係合する第1U形部102、第2U形部 104、傾斜部106、および上水平部108を含む。 付属品は詳細に後述するように水平部108上に取付けることができる。 図5は上下の前コンシールカバー138および142を具備する本発明の上コンシールカバーの他の実施形態を示す。 図5の形態において、上面110は凹部112を含む。 上コンシールカバー114は蝶番118により後壁116へ枢軸旋回自在に連結されている。 他の蝶番120は上コンシールカバー114の第1部122および第2部124を共に連結する。 物をヘッドウオール10へ連結することが望まれる場合、上コンシールカバー114は図5に示された重合位置まで内方へ旋回する。 ヘッドウオール110は、同様に、 下支持面126を含む。 取付ブラケット128はファスナ130 により下支持面126へ連結されている。 第1蝶番132および第2蝶番134は、同様に、枢軸136 を中心とする運動のために下支持面126へ連結される。 蝶番132はファスナ140により枢軸旋回自在の上コンシールカバー138へ連結される。 蝶番134は適宜ファスナ144 により下コンシールカバー142へ連結される。 上カバー1 38は矢印146による下方向において回転軸136を中心に図5に示され点線位置へ旋回して上配線管117を露出する。 下カバー142は矢印148による上方向において回転軸 136を中心に点線位置142へ旋回する。 下係止脚150はヘッドウオール110上の所定位置にカバー142を保持するために下カバー142内に形成された切欠き153と係合する頭部152を含む。 係止頭部152は矢印154 の方向へのばね付勢によりカバー142を所定位置に保持する。 カバー142を移動させるために、作動部156は内方へ押されて頭部152をコンシールカバー142から解放し、 かつ矢印148の方向への枢軸運動を可能にする。 C形部158の一部は取付部127と一体成形されている。 付属品(図示せず)はC形部158へ連結できる。 図6は本発明のヘッドウオールへ付属品を連結するための取付ブラケットの他の実施形態を示す。 この形態において、取付ブラケット162はヘッドウオール10の上トラック98と係合するU形チャンネル164、および付属品へ取付ブラケット162を固定するための取付部166を含む。 取付ブラケット162は、回転自在であって取付ブラケット162を上トラック98へ固定する係止ハンドル168を含む。 ハンドル168の回転により係止部材とトラック98 の一部が係合してトラック98上での取付ブラケット162 の運動を阻止する。 いずれの所望付属品も本発明の取付方法を用いてヘッドウオール10上に取付けることができる。 図7および8 はヘッドウオール10へ連結できる物品を示す。 図7において、大きい万能棚170は一対の間隔をおいた取付ブラケット172を含む。 取付ブラケット172の各々はヘッドウオール10の上トラック98と係合する構成のU形上部174 を含む。 同様に、図7および8において、他の付属品、図示されたワイヤフレームバスケット176が図4に開示されたような取付ブラケット100を用いて棚170の上方でヘッドウオール10へ固定される。 バスケット176は取付ブラケット100の水平部108へ固定される。 図8に示されたように、取付ブラケット100は取付ブラケット172に対してヘッドウオール10上の異なる水平位置に設けられる。 これはヘッドウオール10のトラック 98上への付属品の垂直方向の積重ねまたは重合を可能にする。 図示されたように、棚170およびバスケット176はヘッドウオール10上で垂直方向に積重ねられる。 換言すれば、付属品170および176は重合可能であってヘッドウオール10上の空間を節約する。 図示されたように、ワイヤバスケット176は、同様に、取付クリップ178を含み、 所望によりバスケット176のヘッドウオール10の上トラック98への直接的取付けを可能にする。 第3付属品、図示例においてワイヤフレームチャートホルダ180は第2付属品、図示例においてワイヤバスケット176へ連結される。 更に、第3付属品180は適宜形態の取付ブラケットを用いてヘッドウオールトラック98へ直接連結できる。 従って、本発明は数個の付属品の垂直積重ねもしくは重合せを可能にしてヘッドウオール10に沿った空間を節約する。 本発明の他の特徴は図9〜11に示されている。 この特徴は、付加的ガス出口28が必要な場合に、病室のグレードアップを促進する。 ヘッドウオール210の初期設置は図9に示されている。 ヘッドウオール210は後パネル214 内に形成された孔212を含み、主供給入口ライン216、21 8および220の病院の壁からヘッドウオール210への侵入を可能にする。 入口ライン216、218および220は空気、 真空、および酸素をヘッドウオール210へ供給する。 チエックバルブ222は各入口ライン216、218、220の端部へ連結されている。 取付けられた出口(outlets)224、22 6および228はヘッドウオール210へ連結されている。 出口224、226および228の各々は可撓性ホース230およびガス用ねじ切りカップリング232によりそれぞれの入口ライン216、218および220へ接続される。 病院が病室に更にガスもしくは真空出口ブロックの設置を必要とする場合には、当初のコネクタ232およびホース230を入口ラインのチエックバルブ222から除去する。 そこで、グレードアップしたマニホールド組立体23 4をチエックバルブ222の各々へ連結する。 マニホールド組立体は離隔したT形カプラ238を有する主管236を含む。 各カプラ238はチエックバルブ240を含む。 そこで、 付加的ガス出口を設置して付加的チエックバルブ240へ連結する。 この改良されたマニホールド234はヘッドウオール210上に使用できるガスおよび真空出口の数の迅速かつ安価なグレードアップを促進する。 マニホールド 234はグレードアップのために迅速に追加できる。 従来装置において、付加的出口が必要な場合には付加的銅管は導入口ライン216、218および220に鑞付けされる。 本発明において、各新出口はガス専用ねじ切りカプラによりチエックバルブ240へ連結される。 図11はヘッドウオール10上に利用できるガスもしくは真空の数をグレードアップするための他の実施形態を示す。 この形態において、初期ホース230およびカプラ232 は入口ライン126、218、および222から分離している。 そこで、両端部に設置されたカプラ246を有する個別カップリングライン244はチエックバルブ222へ連結される。 そこで、T形コネクタマニホールドブロック248はコネクタ246へ連結される。 各マニホールドブロック248 は内部チエックバルブを含む。 新ガス出口、即ち、アウトレット250は適宜カプラ254およびホース256によりマニホールドブロック248の出口252へ連結される。 図11のモジュラマニホールドはヘッドウオール210への付加的ガスおよび真空出口ブロックの追加を促進する。 本発明の他の実施形態は図12および13に示されている。 図1〜3と同一参照番号により説明される要素は同一もしくは類似の機能を達成する。 図12および13の形態は前ホースパネル22の上端部上に位置するU形チャンネル262を有するマニホールドシールド260を含む。 このシールドは同様に湾曲した本体部264および上トラック部材266を含む。 トラック部材266は湾曲スロット268を提供するために形成される。 図示されたように、上シールド260は押出成形アルミニウム材から形成される。 ガスブロック270は内通路272を含む。 自在継ぎ手274 はガスブロック270の背面276へ回転自在に連結される。 自在継ぎ手274はガス供給ホース278のガスブロック270 の入口端部への連結を可能にする。 ガスブロック270は概ねS形の湾曲した後フランジもしくはリップ280を介在させるために形成される。 リップ280のカーブはトラック部材266のスロット268の形態に適合する。 図示されたように、ガスブロック270は押出成形アルミニウム材から形成される。 ガスブロック270をシールド260上へ設置するために、 前ホースパネル22は図12に示された外方位置へ旋回する。 リップ280の端部が矢印282の方向でスロット268へ侵入できるように、ガスブロック270は図12に示されたようにシールド260に対して所定角度で整列する。 ガスブロック270が一旦設置されると、前ホースパネル22は図13に示された使用時位置まで矢印284の方向へ枢軸旋回する。 ガスブロック270はトラック部材266内でヘッドウオール10に沿って所望位置へ自由に摺動する。 ガスブロック 270とシールド260間の摺動自在の連結はガスブロック27 0の図13の矢印286の方向への枢枢軸旋回もしくは運動を可能にし、他方でシールド260のトラック部材266との係合を維持する。 従って、物がガスブロック270と接触する場合に、シールド260からガスブロック自体を離脱することなくその物を上方へ移動させることが自由にできる。 本発明を一定の好適形態を参照して詳細に説明したが、続く請求の範囲に規定かつ記載されるように本発明の範囲および精神の範囲内で種々の変更および改変が可能である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ノッブ,デール エー. アメリカ合衆国,インディアナ 47036, オールデンバーグ,ノース ハンバーグ ロード 5232 (72)発明者 マレスリジラー,アレス アメリカ合衆国,オハイオ 45255,シ ンシナティ,ウェックスウッド レーン 1720 (72)発明者 ブッシエーリ,マイケル アメリカ合衆国,インディアナ 46140, グリーンフィールド,イースト 1200 ノース 1309 (56)参考文献 米国特許4905433(US,A) 米国特許4646211(US,A) 仏国特許出願公開2189605(FR,A 1) 欧州特許出願公開683553(EP,A 1) 国際公開89/007357(WO,A1) (58)調査した分野(Int.Cl. 7 ,DB名) A61G 12/00 A61G 10/00 A61G 10/02 |