機器取付システム

申请号 JP2017523765 申请日 2014-08-08 公开(公告)号 JP2017523366A 公开(公告)日 2017-08-17
申请人 ファーノ−ワシントン・インコーポレーテッド; 发明人 シュローダー,ティモシー・ポール; ウエスト,ジェームズ・シー; チン,ロバート・シー; スモーラン,ペーター; ヴァクラ,ミカル; トゥレク,ラディスラフ;
摘要 機器取付システムは、先細の縁(3611、3612)が表面または構造に結合している、迅速取付トラック(11)を含む。該迅速取付トラックは、下地板(15)と、迅速取付トラックに結合された取付具(50)上に及ぼされるいかなる 力 も、1つ以上の取付点に迅速取付トラックを通して直接伝達されるように 位置 付けられた、1つ以上の取付点と、を含む。該迅速取付トラックは、また、迅速取付トラックと表面との間で封止を創出し、維持する面一な取付表面(3610)を含み、チェイス(3605)は、迅速取付トラック内に配置され、面一な取付表面によって画定される。下地板における複数のダイヤモンド外形をした標的領域(13)及び複数の半ダイヤモンド外形をした領域は、迅速取付トラックに取付具を結合することを援助する。【選択図】図67
权利要求

機器取付システムであって、 先細の縁が表面または構造に結合している、迅速取付トラックであって、 第1の板縁、第2の板縁、複数の係止ピン開口、第1の外側スロット、及び第2の外側スロットを有する下地板であって、前記第1の板縁、前記第2の板縁、前記複数の係止ピン開口、前記第1の外側スロット、及び前記第2の外側スロットのすべてが、互いに実質的に平行であり、前記下地板の長さにわたり、前記第1の板縁が先細になり、前記第2の板縁が先細になり、前記第1の板縁及び前記第2の板縁が、前記下地板の前記長さに沿って、前記下地板の最外部を画定する、下地板と、 前記迅速取付トラックに結合された取付具上に及ぼされるいかなるも、1つ以上の取付点に前記迅速取付トラックを通して直接伝達されるように、前記第1の外側スロット及び前記第2の外側スロット内に位置付けられた、1つ以上の取付点と、 前記第1の板縁及び前記第2の板縁に沿って画定される面一な取付表面であって、前記迅速取付トラックと前記表面との間で封止を創出し、維持する面一な取付表面と、 前記迅速取付トラック内に配置され、前記面一な取付表面によって画定される、チェイスと、 前記第1の外側スロット及び前記第2の外側スロット内で離間配置され、前記複数の係止ピン開口と平整合にある、複数のダイヤモンド外形をした標的領域と、 共通の縁に沿った、複数の半ダイヤモンド外形をした領域であって、前記共通の縁が、前記第1の板縁及び前記第2の板縁に実質的に直交している、複数の半ダイヤモンド外形をした領域と、を備える、迅速取付トラックを備える、機器取付システム。前記表面または構造が、移動物体である、請求項1に記載の機器取付システム。前記移動物体が、救急搬送車両である、請求項2に記載の機器取付システム。前記救急搬送車両が、救急車またはヘリコプタである、請求項3に記載の機器取付システム。前記迅速取付トラックに取り外し可能に結合されたトラッククリップをさらに備え、 基部が、前記迅速取付トラックのスロットと摺動可能に結合すること、及び前記迅速取付トラックに対する前記トラッククリップの移動を最小化することを可能にするように、スロット係合フランジ及び基部幅を有する、基部と、 結合器面に沿って前記基部に結合される結合器であって、前記結合器面が、前記基部上で前記スロット係合フランジの反対側にある、結合器と、 キャリヤ軸に沿って前記基部に結合されるてこ作用機能部であって、前記キャリヤ軸が、前記結合器面に実質的に直交する、てこ作用機能部と、 前記迅速取付トラック上で開放領域と摺動可能に結合するように、開放領域係合インターフェースを有し、かつ第1の延伸部分及び第2の延伸部分を備える、キャリヤであって、前記第1の延伸部分が、前記キャリヤ上の前記第2の延伸部分の反対側にあり、前記キャリヤが、前記キャリヤ軸に沿って前記てこ作用機能部に摺動可能に結合し、かつばねによって係合位置において付勢される、キャリヤと、を備える、請求項1に記載の機器取付システム。前記キャリヤが、前記キャリヤに結合される第1のリップ及び第2のリップをさらに備え、移行力が、前記第1のリップ及び前記第2のリップに加えられ、これによって、前記キャリヤが、前記係合位置から係脱位置までの間を移行し、前記係合位置が、前記迅速取付トラックに前記トラッククリップを留め付け、前記係脱位置が、前記迅速取付トラックから前記トラッククリップを解放する、請求項5に記載の機器取付システム。前記キャリヤが、前記キャリヤに結合されるスナッバパッドをさらに備え、前記トラッククリップが前記係脱位置にあるとき、前記スナッバパッドが前記基部内に引き戻され、前記トラッククリップが前記係合位置にあるとき、前記スナッバパッドが前記基部の基部表面を超えて延伸され、前記スナッバパッドが、前記トラッククリップが前記迅速取付トラックに対して移動するのを防止する一方で、前記トラッククリップが、前記係合位置において前記迅速取付トラックに結合される、請求項6に記載の機器取付システム。前記結合器が、フック、ペグ、留め金、ラッチ、光、またはU字形リングであり、前記基部が、前記トラッククリップと前記迅速取付トラックとの間で干渉嵌めを創出するアンチラトルコーティングにおいて被覆される、請求項5に記載の機器取付システム。前記迅速取付トラックに取り外し可能に結合される壁キャビネットをさらに備え、 格納容量を境界する部分的エンクロージャであって、前記部分的エンクロージャの最後尾の範囲を画定する後部壁を備える、部分的エンクロージャと、 ドアであって、前記部分的エンクロージャの最前部の範囲を画定して、前記部分的エンクロージャに移動可能に結合され、前記格納容量から外側容量を仕切る閉鎖位置、及び前記外側容量から前記格納容量までのアクセスを可能にする開放位置を有し、前記ドアが前記閉鎖位置にあるとき、前記格納容量内の物体が前記外側容量から視認可能であることを可能にするウィンドウを備える、ドアと、 前記部分的エンクロージャに結合されて、前記迅速取付トラックに前記壁キャビネットを留め付けるように構成される、キャビネット取付具であって、 前記格納容量内のキャビネット板と、 前記外側容量内の取付位置であって、1つ以上の締結デバイス及び螺合カラーを備え、前記後部壁が、前記キャビネット板と前記取付具との間で捕捉される、取付位置と、 係止ピンに対して付勢されるピンばねを備える、回転ノブであって、前記回転ノブが、前記螺合カラーと結合するように構成され、これによって、前記キャビネット取付具が前記迅速取付トラックに結合されるとき、前記係止ピンが、前記迅速取付トラックの係止ピン開口に結合されるまで、前記回転ノブが、前記螺合カラー内に挿入及び回転され、前記ピンばねが、前記迅速取付トラックと前記壁キャビネットとの間のいかなる移動も減衰させる、回転ノブと、を備える、キャビネット取付具と、を備える、請求項1に記載の機器取付システム。前記壁キャビネットが、 前記部分的エンクロージャに、かつドアスイッチに結合した1つ以上の発光ダイオード(LED)光を備え、前記1つ以上のLED光が、低光量動作の間は赤色で、日中動作の間は白色で、前記格納容量を照明し、前記ドアが前記開放位置に移行されるとき、前記ドアスイッチが前記1つ以上のLED光を起動させ、 前記部分的エンクロージャが、 底壁であって、前記部分的エンクロージャの下部延伸を画定し、前記ドアが前記開放位置にあるとき、前記物体が、前記格納容量から前記外側容量内に摺動することを妨げるように構成される保持リップを備える、底壁と、 前記部分的エンクロージャの第1の側壁に結合される第1の型枠であって、前記壁キャビネットとの衝撃の力を吸収するように構成され、前記壁キャビネットが、前記迅速取付トラック上で把持され、位置付けられることを可能にする構造をさらに備える、第1の型枠と、 前記部分的エンクロージャの第2の側壁に結合される第2の型枠であって、前記壁キャビネットとの衝撃の力を吸収するように構成され、前記壁キャビネットが、前記迅速取付トラック上で把持され、位置付けられることを可能にするグリップ構造をさらに備える、第2の型枠と、をさらに備える、請求項9に記載の機器取付システム。前記迅速取付トラックに取り外し可能に結合されるラップトップ取付具をさらに備え、 プラットフォームと、 前記プラットフォームの完全な可動域を可能にする関節運動玉継手であって、第1の玉、第2の玉、及び圧縮クランプを備え、前記圧縮クランプが、前記圧縮クランプの第1の端部において前記第1の玉を、第2の端部において前記第2の玉を捕捉し、前記迅速取付トラックに対する前記プラットフォームの移動を凍結または抑制するために使用され、前記第1の玉が、前記プラットフォームに結合される、関節運動玉継手と、 係止位置と解放位置との間で前記ラップトップ取付具を移行させるためのラップトップ係止具であって、前記係止位置が、前記プラットフォームにラップトップを留め付けて、前記解放位置が、前記ラップトップが前記プラットフォームから取り外されることを可能にする、ラップトップ係止具と、を備え、 前記取付具が、前記第2の玉に結合されて、前記迅速取付トラックに前記ラップトップ取付具を取り外し可能に結合するように構成される、請求項1に記載の機器取付システム。前記迅速取付トラックに取り外し可能に結合されるトレイ取付具をさらに備え、 トレイラックと、 前記トレイラックの完全な可動域を可能にする関節運動玉継手であって、第1の玉、第2の玉、及び圧縮クランプを備え、前記圧縮クランプが、前記圧縮クランプの第1の端部において前記第1の玉を、第2の端部において前記第2の玉を捕捉し、前記迅速取付トラックに対する前記トレイラックの移動を凍結または抑制するために使用され、前記第1の玉が、前記トレイラックに結合される、関節運動玉継手と、 1つ以上の回転ポストであって、前記1つ以上の回転ポストが保持位置にあるとき、前記トレイラック内でトレイを捕捉する、1つ以上の回転ポストと、を備え、 前記取付具が、前記関節運動玉継手に結合されて、前記迅速取付トラックに前記トレイ取付具を取り外し可能に結合するように構成される、請求項1に記載の機器取付システム。前記迅速取付トラックに取り外し可能に結合される酸素ボンベ取付具をさらに備え、 1つ以上の酸素ボンベを保持するように構成されるフレームと、 前記フレームに結合されて、位置間で前記酸素ボンベ取付具を移動するために使用される、フレームハンドルと、 前記フレームに結合される1つ以上の保持クランプであって、各々が、酸素ボンベが前記保持クランプに取り外し可能に結合されることを可能にする迅速解放部を有する、1つ以上の保持クランプと、 チューブネットワークによって各酸素ボンベに流体結合して、1つ以上の医療デバイスと流体結合するように構成される、マニホルドと、 前記フレームの後部表面に結合され、前記後部表面上に配設されて、前記迅速取付トラックに前記酸素ボンベ取付具を取り外し可能に結合する、複数の取付スタッドと、 前記フレームに結合され、解放ハンドルと、係止位置において付勢される1つ以上の係止ピンとを有する1つ以上のトラック解放部であって、各係止ピンが、前記迅速取付トラックの係止ピン開口と摺動可能に結合し、前記解放ハンドルが、前記係止ピン開口から係止ピンを引っ張って、前記迅速取付トラックから前記酸素ボンベ取付具を解放するように構成される、1つ以上のトラック解放部と、を備える、請求項1に記載の機器取付システム。前記迅速取付トラックに取り外し可能に結合される除細動器取付具をさらに備え、 上端部及び下端部を有するc−フレームと、 前記c−フレームの前記下端部に結合されて、1つ以上の保持ブロック及び保持リップを有する、基部であって、各保持ブロックが、除細動器と摺動可能に結合されて、前記除細動器を前記基部に留め付けるために使用され、前記保持リップが、側方運動から前記除細動器を抑制するために使用され、前記除細動器取付具内に前記除細動器を設置するとき、ガイドとしての機能を果たす、基部と、 前記上端部に結合されて、前記除細動器のハンドルを捕捉して、保持するように構成される、顎型クランプであって、上顎、下顎、解放ボタン、バー、及びj−ラッチを備える、顎型クランプと、を備え、前記バーが、前記下顎に結合され、前記解放ボタン及び前記j−ラッチが、前記上顎に結合され、前記j−ラッチが、ラッチ位置において前記バーを捕捉して、保持するように構成され、前記解放ボタンが、前記j−ラッチを起動させて、ラッチ解除位置において前記バーを解放するように構成され、 前記取付具が、前記c−フレームに結合されて、前記迅速取付トラックに前記除細動器取付具を取り外し可能に結合するように構成される、請求項1に記載の機器取付システム。前記迅速取付トラックに取り外し可能に結合される圧縮除細動器取付具をさらに備え、 前記圧縮除細動器取付具を補強して、それを衝突時に動作可能にする構造的押さえ材を有するc−フレームと、 前記c−フレームの下端部に結合されて、1つ以上の保持ブロック及び保持リップを有する、基部であって、各保持ブロックが、除細動器と摺動可能に結合されて、前記除細動器を前記基部に留め付けるために使用され、前記保持リップが、側方運動から前記除細動器を抑制するために使用され、除細動器取付具内に前記除細動器を設置するとき、ガイドとしての機能を果たす、基部と、 上端に結合され、起動装置ハンドル及びデバイスインターフェースを備える除細動器ラッチであって、前記起動装置ハンドルが、係止位置と係止解除位置との間で移行し、前記デバイスインターフェースが、除細動器表面の外形を描き、これによって、前記デバイスインターフェースが、前記除細動器上で均一な力を及ぼして、前記除細動器ラッチと前記基部との間で前記除細動器を留め付ける、除細動器ラッチと、を備え、 前記取付具が、前記c−フレームに結合されて、前記迅速取付トラックに前記圧縮除細動器取付具を取り外し可能に結合するように構成される、請求項1に記載の機器取付システム。

说明书全文

関連出願

関連出願の相互参照 本出願は、「Equipment Mounting System」と題された、2014年7月18日に出願の米国仮出願第62/026515号の利益を主張するものである。本出願は、「Equipment Mounting System」と題された、2013年2月11日に出願の米国仮出願第61/763,045号、「Equipment Mounting System」と題された、2014年2月11日に出願のPCT出願第US2,014/015,897号、「Equipment Mounting System」と題された、2014年8月8日に出願の弁理士整理番号第FER0534IA号、及び「A Crash—Ready,Portable Compartmentalization Device」と題された、2014年8月8日に出願の弁理士整理番号第FER0533WO号に関連する。

本明細書は、概して、構造上に、様々な構成において機器を取り付けるための機器取付システムに関し、より具体的には、車両内、及び構造上に機器を取り付けるためのトラック取付システムに関する。

例えば、壁等の構造上に機器及びデバイスを取り付けることは、製造業者が、そのような機器及びデバイスを留め付けるために、それらの構造上に取り付ける位置に依存している。これは、各々1つの機器またはデバイスを、時間を浪費し、かつ大きな労働を要し得るこれらの特定の位置に取り付けるための個々の適合を必要とし得る。さらにその上、該1つの機器またはデバイスが移動されることが所望される場合、新しい位置において該1つの機器またはデバイスを再び取り付けるための時間及び労力の量が増加される。機器及びデバイスを個々の適合するための労力の量は、自動車用途のために増加する。

したがって、例えば、可動用途のために車両の全体を通して及び車両の周囲に、もしくは構造用途のために壁上に、機器またはデバイスを留め付け、ならびに容易に再配置するための代替のアプローチの必要性が存在する。

機器取付システムは、先細の縁が表面または構造に結合している、迅速取付トラックを含む。該迅速取付トラックは、下地板と、迅速取付トラックに結合された取付具上に及ぼされるいかなる力も、1つ以上の取付点に迅速取付トラックを通して直接伝達されるように位置付けられた、1つ以上の取付点と、を含む。該迅速取付トラックは、また、迅速取付トラックと表面との間で封止を創出し、維持する面一な取付表面を含み、チェイスは、迅速取付トラック内に配置され、面一な取付表面によって画定される。下地板における複数のダイヤモンド外形をした標的領域及び複数の半ダイヤモンド外形をした領域は、迅速取付トラックに取付具を結合することを援助する。

図面と連動して、本明細書に記載された実施形態により提供されたこれら及び追加の特徴は、以下の詳細な説明を考慮してより完全に理解されるであろう。

図面中で述べられる実施形態は、性質上例示的で、特許請求の範囲によって定義される主題を限定することを意図されるものではない。以下の図面と連動して解釈されるとき、同様の構造が同様の参照番号で指示さる、例示的な実施形態の以下の詳細な説明は理解され得る。

本明細書に示され、記載される1つ以上の実施形態に従う、トラックの等争いを描写する。

本明細書に示され、記載される1つ以上の実施形態に従う、トラックの断面を描写する。

本明細書に示され、記載される1つ以上の実施形態に従う、取付具の等角背面図を描写する。

本明細書に示され、記載される1つ以上の実施形態に従う、トラック及び取付板の同相構成を描写する。

本明細書に示され、記載される1つ以上の実施形態に従う、トラック及び取付板の異相構成を描写する。

本明細書に示され、記載される1つ以上の実施形態に従う、取付具の別の実施形態の表表面を示す等角正面図を描写する。

本明細書に示され、記載される1つ以上の実施形態に従う、解放機構の内部の仕組みを描写する。

本明細書に示され、記載される1つ以上の実施形態に従う、取付具の別の実施形態を描写する。

本明細書に示され、記載される1つ以上の実施形態に従う、機器インターフェースの一例を描写する。

本明細書に示され、記載される1つ以上の実施形態に従う、万能アダプタを描写する。

本明細書に示され、記載される1つ以上の実施形態に従う、万能アダプタを描写する。

本明細書に示され、記載される1つ以上の実施形態に従う、機器インターフェースの別の実施形態を描写する。

本明細書に示され、記載される1つ以上の実施形態に従う、自動調整取付システムのウェッジ取付具を描写する。

本明細書に示され、記載される1つ以上の実施形態に従う、ウェッジ取付具の第1のカラーを描写する。

本明細書に示され、記載される1つ以上の実施形態に従う、ウェッジ取付具の断面図を描写する。

本明細書に示され、記載される1つ以上の実施形態に従う、ウェッジインターフェースの正面図を描写する。

本明細書に示され、記載される1つ以上の実施形態に従う、ウェッジインターフェースの側面図を描写する。

本明細書に示され、記載される1つ以上の実施形態に従う、ウェッジインターフェースの等角図を描写する。

本明細書に示され、記載される1つ以上の実施形態に従う、ボウルが取り外されたウェッジインターフェースの底面図を描写する。

本明細書に示され、記載される1つ以上の実施形態に従う、使用位置における折畳式トレイを描写する。

本明細書に示され、記載される1つ以上の実施形態に従う、使用位置における折畳式トレイの別の等角を描写する。

本明細書に示され、記載される1つ以上の実施形態に従う、回り継手取付具の等角図を描写する。

本明細書に示され、記載される1つ以上の実施形態に従う、回り継手取付具の別の等角図を描写する。

本明細書に示され、記載される1つ以上の実施形態に従う、使用位置における頭上式IVフックを描写する。

本明細書に示され、記載される1つ以上の実施形態に従う、格納位置における頭上式IVフックを描写する。

本明細書に示され、記載される1つ以上の実施形態に従う、IVバッグVelcro(登録商標)ラップを描写する。

本明細書に示され、記載される1つ以上の実施形態に従う、IVバッグVelcro(登録商標)ラップを描写する。

本明細書に示され、記載される1つ以上の実施形態に従う、機器トラック取付具を描写する。

本明細書に示され、記載される1つ以上の実施形態に従う、保持フックを描写する。

本明細書に示され、記載される1つ以上の実施形態に従う、IVバッグ取付具を描写する。

本明細書に示され、記載される1つ以上の実施形態に従う、複数の標的開口領域及び非標的開口領域を有するトラックを描写する。

本明細書に示され、記載される1つ以上の実施形態に従う、迅速解放トラックを描写する。

本明細書に示され、記載される1つ以上の実施形態に従う、迅速解放トラックを描写する。

本明細書に示され、記載される1つ以上の実施形態に従う、複数の係止穴を有するトラックを描写する。

本明細書に示され、記載される1つ以上の実施形態に従う、中心スロットを有しないトラックを描写する。

本明細書に示され、記載される1つ以上の実施形態に従う、トラックを組み込む壁アセンブリを描写する。

本明細書に示され、記載される1つ以上の実施形態に従う、一緒にチェーンでつながれる複数の壁アセンブリを描写する。

本明細書に示され、記載される1つ以上の実施形態に従う、壁上での使用のためのキャビネットを描写する。

本明細書に示され、記載される1つ以上の実施形態に従う、キャビネットの背面を描写する。

本明細書に示され、記載される1つ以上の実施形態に従う、壁に取り付けられるキャビネットを描写する。

本明細書に示され、記載される1つ以上の実施形態に従う、車両キャブを描写する。

本明細書に示され、記載される1つ以上の実施形態に従う、中心軸を中心に回転する係止ピン解放部を有するウェッジ取付具を描写する。

本明細書に示され、記載される1つ以上の実施形態に従う、万能アダプタの別の実施形態を描写する。

本明細書に示され、記載される1つ以上の実施形態に従う、迅速解放クリップを描写する。

本明細書に示され、記載される1つ以上の実施形態に従う、迅速解放クリップを描写する。

本明細書に示され、記載される1つ以上の実施形態に従う、トラッククリップの側面図である。

本明細書に示され、記載される1つ以上の実施形態に従う、トラッククリップの等角図である。

本明細書に示され、記載される1つ以上の実施形態に従う、トラッククリップアダプタの上面図である。

本明細書に示され、記載される1つ以上の実施形態に従う、係合位置におけるトラッククリップの左側断面図である。

本明細書に示され、記載される1つ以上の実施形態に従う、係脱位置におけるトラッククリップの左側断面図である。

本明細書に示され、記載される1つ以上の実施形態に従う、トラッククリップの左等角図である。

本明細書に示され、記載される1つ以上の実施形態に従う、トラックに結合されるトラッククリップの等角図である。

本明細書に示され、記載される1つ以上の実施形態に従う、壁キャビネットの等角図である。

本明細書に示され、記載される1つ以上の実施形態に従う、壁キャビネットにおける1つ以上の仕切板を図解する。

本明細書に示され、記載される1つ以上の実施形態に従う、仕切板アセンブリの右前部等角図である。

本明細書に示され、記載される1つ以上の実施形態に従う、仕切板アセンブリの右底面等角図である。

本明細書に示され、記載される1つ以上の実施形態に従う、格納位置における仕切板アセンブリを描写する。

本明細書に示され、記載される1つ以上の実施形態に従う、係止ピンを描写する。

本明細書に示され、記載される1つ以上の実施形態に従う、キャビネット取付具の等角図である。

本明細書に示され、記載される1つ以上の実施形態に従う、キャビネット取付具の断面等角図である。

本明細書に示され、記載される1つ以上の実施形態に従う、キャビネット取付具の等角断面図である。

本明細書に示され、記載される1つ以上の実施形態に従う、壁キャビネットの断面図である。

本明細書に示され、記載される1つ以上の実施形態に従う、トラックの別の実施形態を描写する。

本明細書に示され、記載される1つ以上の実施形態に従う、トラックの側面図である。

本明細書に示され、記載される1つ以上の実施形態に従う、トラックキーの等角図である。

本明細書に示され、記載される1つ以上の実施形態に従う、トラックキーによって両端を突合せて結合される2つのトラックの等角図である。

本明細書に示され、記載される1つ以上の実施形態に従う、両端を突合せて結合される2つのトラックの正面図である。

本明細書に示され、記載される1つ以上の実施形態に従う、ウェッジ取付具の別の実施形態の上面図である。

本明細書に示され、記載される1つ以上の実施形態に従う、ラップトップ取付具の正面図である。

本明細書に示され、記載される1つ以上の実施形態に従う、ラップトップ取付具の側面図である。

本明細書に示され、記載される1つ以上の実施形態に従う、ラップトップ取付具の後部等角図である。

本明細書に示され、記載される1つ以上の実施形態に従う、ラップトップ取付具の前部等角図である。

本明細書に示され、記載される1つ以上の実施形態に従う、トレイの正面図である。

本明細書に示され、記載される1つ以上の実施形態に従う、トレイ取付具の等角図である。

本明細書に示され、記載される1つ以上の実施形態に従う、酸素ボンベ取付具の正面図である。

本明細書に示され、記載される1つ以上の実施形態に従う、酸素ボンベ取付具の等角図である。

本明細書に示され、記載される1つ以上の実施形態に従う、酸素ボンベ取付具の背面図である。

本明細書に示され、記載される1つ以上の実施形態に従う、酸素ボンベ取付具の別の実施形態の正面図である。

本明細書に示され、記載される1つ以上の実施形態に従う、除細動器取付具の等角図である。

本明細書に示され、記載される1つ以上の実施形態に従う、除細動器取付具の別の等角図である。

本明細書に示され、記載される1つ以上の実施形態に従う、顎型クランプの等角図である。

本明細書に示され、記載される1つ以上の実施形態に従う、顎型クランプの側面図である。

本明細書に示され、記載される1つ以上の実施形態に従う、圧縮除細動器取付具の等角図である。

本明細書に示され、記載される1つ以上の実施形態に従う、圧縮除細動器取付具の別の等角図である。

本明細書に示され、記載される1つ以上の実施形態に従う、圧縮除細動器取付具の別の等角図である。

本明細書に示され、記載される1つ以上の実施形態に従う、除細動器ラッチの等角図である。

本明細書に示され、記載される1つ以上の実施形態に従う、トラックに結合されて示される除細動器取付具の側面図である。

本明細書に示され、記載される1つ以上の実施形態に従う、除細動器補助トレイの左等角図である。

本明細書に示され、記載される1つ以上の実施形態に従う、除細動器補助トレイの右等角図である。

本明細書に示され、記載される1つ以上の実施形態に従う、除細動器補助トレイ及び1つ以上の補助ポーチの分解図である。

トラックの正面図であり、背面図は図84の鏡像である。

その右側面図であり、左側面図は図85の鏡像である。

その上面図である。

その底面図である。

その前部左等角図である。

その左上等角図である。

その右上等角図である。

開放鍵穴スロット開口の上面図である。

以下の本文は、本開示の多数の異なる実施形態の広範な説明を述べる。説明は、例示的なものとしてのみ解釈されるべきもので、不可能でないとしても、あらゆる可能な実施形態を記載することが実際的でないとされるので、あらゆる可能な実施形態を記載するというわけではなく、本明細書に記載されるいかなる特徴、特性、構成部品、組成、成分、製品、ステップ、または方法論も、全部または一部において、削除され、本明細書に記載されるいかなる他の特性、構成部品、組成、成分、製品、ステップ、または方法論とも、組み合わせられ、または代用され得ることが理解されるだろう。多数の代替の実施形態は、現在の技術、または本特許の出願日後に開発された技術のいずれかを使用して、実装され得、それらはなおも特許請求の範囲の範囲内にあるとされる。

ここから、図1及び2を参照すると、機器取付システムまたは類似のトラックシステムにおいて使用するためのトラック10の一実施形態が図解される。複数のトラックが使用され得る一方、同じ機器取付システムの複数トラックは、同じまたは実質的に同じ特徴を有し得るため、1つのトラック10のみが記載される。さらにその上、トラック10のサイズ、形状、及び/または構成は、装着のための表面、及びトラック10に取り付けられる機器のサイズに従って変動し得る。トラック10は、長尺の矩形形状(または任意の他の好適な形状)を有し得る下地板15、及び下地板15に沿って任意の長さで延伸する3つのスロットを含む。3つのスロットは、第1の外側スロット20、中心スロット25、及び第2の外側スロット30であり得る。スロットは、下地板15の長さ、または実質的に下地板15の長さにわたるT字形開口として、図2において最も良く見られる。3つのスロットは、互いに実質的に平行である。各スロット20、25、及び30は、狭幅領域40に隣接している一連の開放領域35を有し得る。いくつかの実施形態では、開放領域35は、等距離間隔で離間配置され、かつ下地板15の長さに沿った幅方向の列において整合されるように、対称である。例えば、第1の外側スロット20内の2つの開放領域35と、第2の外側スロット30内の2つの開放領域35とは、約127ミリメートル(mm)(5インチ)間隔で離間配置され得る。127mmの離間配置は、スロット(第1の外側スロット20または第2の外側スロット30)内で、任意の数の開放領域35に及び得る。柔軟な離間配置を図解するために、3つおきの開放領域は、127mm間隔の離間配置である。さらに別の例では、4つおきの開放領域35は、127mm間隔で離間配置され得る。127mmの離間配置は、例えば、目的にすぎず、開放領域35のいかなる所望の離間配置も使用され得る。別の例として、スロット20、25、及び30のうちの1つ以上の開放領域35は、すべてが等距離であるというわけではない場合があり、及び/またはその他のスロットのその他の拡大した開放領域との列において整合されない場合がある。

トラック10は、1つ以上の取付穴55a、55b、55c、及び55dを含み得る。取付穴55a、55b、55c、及び55dは、締付デバイスを使用して表面にトラック10を留め付けるために使用され得る。締付デバイスとしては、ねじ、ボタン、スナップボタン、ボルト、リベット、釘、コッターピン、接着剤、Velcro(フック及びループファスナ)、溶接点、エポキシ、または2つ以上の物体を一緒に機械的に接合するか、固着する任意の類似のデバイスが挙げられるが、これらに限定されるものではない。

図3は、取付具50の等角背面図である。取付具50は、多くの異なる形状及びサイズを呈し、図に示されて、以下に説明され得る。取付具50は、1つの機器とトラックとの間のインターフェースである。取付具は、それに固着されて、それに取設された該1つの機器またはデバイスの重量を支持する任意の数の取付スタッド140を有し得る。より多くの取付スタッドは、取付具50の荷重負担能力を増加させるために固着され得る。取付具50は、取付具50の重量を減少させるための開口を含み得る。取付具50は、また、含み得る

取付具50は、取付板135、裏表面165、表表面195、ならびに4つの取付スタッド140a、140b、140c、及び140dを有する。裏表面165は、表表面195からの取付具50の反対側にある。取付具50は、トラック10もしくは固定位置板に取り外し可能に接続され、及び/または取設されるように動作可能である。各取付スタッド140a、140b、140c、及び140dは、それぞれのステム部分145a、145b、145c、及び145d、ならびにそれぞれの拡大したヘッド部分150a、150b、150c、及び150dを含む。係止ピン155は、図1のトラック10に、より具体的には、固定位置板上の対応する係止ピン開口、図9に見出されるような係止ピン開口981、またはトラック10の中心スロット25のうちの1つの開放領域35に係合するための延伸係止位置に向けて外方に、(例えば、ばね、弾性材料、または他の付勢手段によって)付勢され得る。中心スロット25だけに係合する係止ピン155と代替的に、係止ピン155は、第1の外側スロット20、第2の外側スロット25、または両方に係合するように、取付板135上に位置付けられ得る。係止ピン155は、図7の解放機構190に動作可能に接続される右係止ピン解放レバー160bまたは左係止ピン解放レバー160aを個別にまたは組み合わせで使用して、退縮され得る。係止ピン解放係止ピンレバー160a及び/または160bが、他の機器またはデバイスとの障害を回避して、かつさらになおもトラック10から取付具50を解放することを可能にするために、任意の方向に配向され得ることが理解されるべきである。さらにその上、いくつかの実施形態では、2つ以上の解放レバーは、トラック10から取付具50を解放するために起動される必要があり得る。そのような実施形態は、係止ピン解放係止ピン解放レバー160aまたは160bのうちの1つが偶発的に起動されるとき、取付板135の不必要な移動を防止することによって、追加のセキュリティを提供し得る。表表面195は、それに取設された任意のデバイス及び/または機器を有し得る。

取付具50は、干渉嵌め、摩擦嵌め、または開放領域35もしくは図9の係止ピン開口981のどちらかに係合する係止ピン155を使用して、トラック10または固定位置板(図示せず)のどちらかに固着され得る。例えば、取付スタッド140は、固定位置板の鍵穴スロット(図示せず)の狭幅部分の底に載置されて、固定位置板に取付具50を取設し得る。別の例では、係止ピン155は、取付具50とトラック10または固定位置板との間の干渉嵌めのために、トラック10または固定位置板に対して、付勢力を及ぼし得る。さらに別の例では、係止ピン155は、上述のように、係止ピン開口981または開放領域35のどちらかに係合することによって、トラック10または固定位置板のどちらかに対して取付具50を移動不能にするために使用され得る。トラック10及び/または固定位置板が、取付具50を留め付けることの非限定的な例であることが理解されるべきである。

図4を参照すると、トラック10及び取付板135は、トラック10に取付板135を係止するために使用される同相構成を図解する。図4を参照すると、取付スタッド1155a、1155b、1155c、及び1155dの取付板135の拡大したヘッド部分1515a、1515b、1515c、ならびに1515dが、スロット1610及び1620の拡大したヘッド開口部1800a、1800b、1800c、ならびに1800d内に挿入されるとき、係止ピン1500は、狭幅部分1825aとのその整合のために、スロット1615に進入するのを防止される。いくつかの実施形態では、拡大したヘッド部分1515a、1515b、1515c、及び1515dをスロット1610及び1620内に設置することは、係止ピン1500を、その外方に付勢され、かつ延伸した位置から退縮させる。

図5を参照すると、トラック10及び取付板135は、異相構成を図解する。取付スタッド1155a、1155b、1155c、ならびに1155dのステム部分1510(図示せず)が、狭幅部分1825を通して摺動するようにサイズ決定される一方で、拡大したヘッド部分1515a、1515b、1515c、ならびに1515dは、スロット1610及び1620内に留まる。取付板135が矢印1100の方向に下方に(または上方に)移動することは、スロット1610及び1620の、拡大したヘッド部分1515a、1515b、1515c、ならびに1515dを、狭幅領域1825b、1825c、1825d、ならびに1825eと整合させ、かつ係止ピン1500を、スロット1615の拡大したヘッド開口部1800eと整合させる。係止ピン1500の幅は、拡大したヘッド開口部1800eに隣接する狭幅領域1825f及び1825gを通して、上部通路1110及び下部通路1115より大きい場合があり、そのことは、一旦、係止ピン1500が拡大したヘッド開口部1800eを通して及びスロット1615内に通過すると、取付板135のさらなる移動を防止する。係止ピン1500がその延伸位置に向かって付勢される実施形態では、一旦、係止ピン1500が拡大したヘッド開口部1800eと整合されると、係止ピン1500は、自動的にその延伸位置にスナップ嵌合し得る。オペレータは、上述の係止ピン解放部1160/1175のうちのいずれかを起動することによって、スロット1615から係止ピン1500を退縮させ、再度、取付板135を、トラック10に沿って異なる高度に移動させ得る。

図4及び5が、4つの取付スタッド1155a、1155b、1155c、及び1155d、ならびに1つの係止ピン1500を使用してトラック10に留め付けられている取付板135を図解する一方、いずれの他の数のスタッド及び係止ピンも代替的に利用され得ることが理解されるべきである。そのような実施形態は、取付板135とトラック10との間でより多くの接触点を提供することによって、増加した荷重下で確実な接続を可能にし得る。別の実施形態では、取付板135は、取付板135の周りで均一に分配された8つのスタッド1155を組み込み得る。さらに別の実施形態では、いずれの他の数のスタッド1155も、トラック10との解放可能な接続を可能にする取付板125上に配置され得る。拡大したヘッド部分1515が、スロット1610、1615、及び1620の開放領域1625を通して受容されて、スロット1610、1615、1620の狭幅領域1630の後で捕捉されるようにサイズ決定される一方で、ステム部分1510は、スロット610、115、1620の狭幅領域1630のそばを通過するようにサイズ決定される。

固定位置板は、図1のトラック10の代替である。図3の取付具50は、固定位置板に取り外し可能に結合され得る。固定位置板は、表面に留め付けるための任意の好適な取付構造または締付デバイスも含み得る。例示的な本実施形態では、固定位置板は、4つの取付穴を組み込んで、表面に固定位置板を留め付ける。固定位置板は、また、各々が拡大したヘッド開口部及び狭幅部分を有する鍵穴スロットの形態のスロットを含む。鍵穴スロットの拡大したヘッド開口部は、取付スタッドの拡大したヘッド部分を通して受容するようにサイズ決定及び配設され、狭幅部分は、ステム部分がその中で摺動することを可能にするようにサイズ決定され、拡大したヘッド部分は狭幅部分内で捕捉される。拡大したヘッド部分の捕捉は、第1の外側スロット、または中心スロット、または第2の外側スロットの、取付スタッドと狭幅部分との間の干渉嵌めによって達成され得る。係止ピンが係止ピン開口と整合されるとき、係止ピンを受容するようにサイズ決定される係止ピン開口が、提供され得る。鍵穴スロット及び係止ピン開口は、取付具の取付スタッドの鏡像として位置付けられる。

図6は、取付具50の別の実施形態の表表面195を示す等角正面図である。取付板135は、上記の締付デバイスのうちのいずれかによって1つの機器(図示せず)に取付板135を取設させるために使用される機器取付穴170a、170b、170c、及び170dを有する。図6が、4つの機器取付穴170a、170b、170c、及び170dしか描写していないが、任意の量の機器取付穴170が、任意の構成においても、取り付けられることになる機器またはデバイスを収容するために使用され得る。スタッドナット185a、185b、185c、及び185dは、取付板135に取付スタッド140a、140b、140c、及び140dを留め付けるために使用される。スタッドナット185a、185b、185c、及び185dは、任意の留付デバイスであり得、ナットに限定されない。解放機構190は、取付板135に留め付けられ、係止ピン解放部160a及び/もしくは160bの一方または両方が起動されたときに係止ピン(例えば、図7に示される係止ピン155)を引き入れるまたは押し出すためのギヤリングを内部に有する。別の実施形態では、解放機構190は、ばねの付勢に逆らって係止ピン155を起動するためのギヤリングを含み得る。解放機構190がどのように働くかという一例が、図7に見出され得る。1つの機器は、取付板135の表表面195に留め付けられる。

図7は、解放機構190の内部の仕組みの一実施形態を描写する。係止ピン155は、延伸位置において示されて、トラック10の係止ピン開口60内に延伸する。トラック10は、図28aに示される実施形態であり得る。解放機構190は、筐体715内で留め付けられ得る。ばね720は、延伸位置において係止ピン155を延伸するための付勢力を提供する。係止ピン1555は、係止ピン155の中心を通して配置されるリフトピン725を含み得る。リフトピン725は、係止ピン155が傾くまたは筐体715内で動かなくなることなく、係止ピン155を移動させるための機械的中立バランス点を提供するように配置され得る。

係止ピン解放部160は、係止ピン155へばね720の付勢力に逆らって力を及ぼして、係止ピン155を延伸位置から退縮位置まで移行するために使用され得る。退縮位置は、係止ピン155の遠位端710が取付板135の裏表面165と面一である所である。係止ピン解放部160は、係止ピン解放部160が係止ピン155に向かって移行されるとき、上向きの力をリフトピン725上に及ぼして、係止ピン155を退縮するようにする傾斜路区分730を有し得る。言い換えると、係止ピン解放部160が起動されるとき、係止ピン155は退縮位置に移行される。係止ピン解放部160は、係止ピン解放部160を起動後に係止位置に戻すための付勢力を提供する戻しばね735を含み得る。係止位置は、係止ピン解放部160の、取付具50を係止ピン155の係止ピン開口60への係合を介して、所定位置に係止する位置である。

図7は、また、第1の外側スロット20及び第2の外側スロット30との取付スタッド140(すなわち、140a及び140b)の係合を図解する。

概して、図8を参照すると、取付具50は、取付板135の表表面195に結合され、かつ以下に詳細に記載されたアダプタを含み得る アダプタは、1つの機器の機器インターフェースと解放可能に結合する。アダプタは、使用者が、1つの機器の嵩張り及び/または重量が取付具50の留め付けを困難にすることなく、トラックに取付具50を留め付けることを可能にする。言い換えると、取付具50は、1つの機器に直接取り付けられ得、トラック10との取付具50の係合は、該1つの機器のサイズ、形状、重量、または他の要因によって複雑化され得る。アダプタは、取付具50に留め付けられる。以下に説明される機器インターフェースは、アダプタに1つの機器を結合するために使用される。

図8は、取付具50の別の実施形態を描写する。例示的な本実施形態では、アダプタは、取付板135に取設された第2の取付板225である。本実施形態は、アダプタ(以下に説明される)または他の機器が、トラック10に取り付けられることを可能にする。取付板135は、トラック10に取付具50を留め付けることが必要とされる任意の数の取付スタッド140を有し得る。取付具50が重い荷重を留め付けることが必要とされるならば、追加の取付スタッド140は、取付具50の許容荷重を増加させるために加えられ得る。本実施形態では、取付板135は、取付板135に3つの取付スタッド140a、140b、及び140cを留め付けるために使用される3つのスタッドナット185a、185b、ならびに185cを有する。3つの取付スタッド140a、140b、及び140cは、図8に示されるような三角形構成にあり得る。取付スタッド185b及び185cは横軸Hに沿って位置し、取付スタッド185aは縦軸Vに沿って位置する。中間Mは横軸Hに沿った点であって、取付スタッド185bと185cとの間に等距離にある。縦軸は中点Mを通過する。取付スタッド185b及び185cが、トラック10の第2の外側スロット30及び第1の外側スロット20の開放区域35にそれぞれ係合するとき、取付スタッド185aは、中心スロット25の開放区域35に係合するように位置付けられる。解放機構190に関連付けられた係止ピンは、また、中心スロット25の開放区域35に係合し得る。スタッドナット185a、185b、及び185cは、任意の留付デバイスであり得、ナットに限定されない。解放機構190は、取付板135に留め付けられ、係止ピン解放部160aもしくは160bの一方または両方が起動されたときに係止ピン(例えば、図7に示される係止ピン155)を引き入れるまたは押し出すためのギヤリングを内部に有する。第2の取付板225は、機器取付穴170(図示せず)に螺合されるファスナ230を使用して、取付板135の表表面195に留め付けられる。ファスナ230の使用が、第2の取付板225を取付板135に取設させるために使用され得る一種の金物類の非限定的な例であり、本事例ではねじであることが理解されるべきである。ファスナの他の例示的な例としては、締付デバイス、及びいずれの他の締結機構が挙げられるが、これらに限定されるものではない。第2の取付板225は、機器、デバイス、アダプタ、及び/または他の品目を取り付けるために貫通配置される2つの鍵穴220を含み得る。

一実施形態では、第2の取付板225は、第1の表面240及び第2の表面245を有し得、第1の表面240は、第2の表面245の反対側にある。第2の解放機構(図示せず)は、第2の表面245に結合される。第2の解放機構は、動作及び構成が図7の解放機構190と同じである。第2の解放機構は、第2の取付板225を通して配置されて、延伸位置において第1の表面240から外方に延伸する第2の係止ピン(図示せず)を含む。第2の係止付勢ばね(図示せず)は、延伸位置において第2の係止ピン215を付勢し、少なくとも1つの第2の係止ピン解放部(すなわち、210aと210b)は、第2の係止ピン215に動作可能に結合され、起動されるとき、第2の係止ピン215を第2の取付板225に向かって退縮位置へと退縮され、解放されるとき、第2の係止付勢ばねに第2の係止ピン215を延伸位置において付勢させることを可能にする。

図9は、上述のアダプタ(すなわち、第2の取付板225)と結合するために使用される機器インターフェース172の一例を図解する。接続板980は、機器インターフェース172のための支持構造として使用され得る。機器取付開口170a、170b、170c、及び170dは、機器インターフェース172に1つの機器を留め付けるために使用され得る。4つの取付開口が示されるが、任意の数の取付開口は、機器インターフェース172に1つの機器を適切に留め付けるために使用され得る。接続板は、また、接続板を通して配置された係止ピン開口981、及び取付板の裏表面に結合された少なくとも1つの取付スタッドを含み得、少なくとも1つの取付スタッド(すなわち、140a及び140b)の個々の1つは、接続表面982から外方に延伸するステム部分と、それぞれのステム部分の遠位端に配置された拡大したヘッド部分とを含む。1つ以上の取付スタッド140a及び140bは、少なくとも1つの鍵穴スロットのうちの個々の1つ(すなわち、図8の220)と摺動可能に結合して、第2の取付板225に接続板980を留め付ける。係止位置にあるとき、第2の係止ピン215は、係止ピン開口981に係合して、接続板980と第2の取付板225との間の相対運動を制限する。

機器インターフェース172の別の実施形態では、接続板980は、上述のような2つの取付スタッド140a及び140bならびに係止ピン開口981と、複数のつまみねじ(図示せず)とを含み得る。つまみねじは、別々の取付金物類(すなわち、ボルト、ねじ等)の必要性を伴わずに、1つの機器(図示せず)を容易に取設させるために使用され得る。つまみねじは、取り付けられることになる機器によって必要とされるようないずれの構成でもあり得、使用され得る。

機器インターフェース172の別の実施形態では、機器インターフェース172は、2種類のアダプタの間でインターフェースとしての機能を果たし得る。例えば、接続板980は、第1の側に1つ以上の取付スタッド140を、第2の側に係止ピン開口981及びボウルアダプタ(以下に説明)を有し得る。

機器インターフェース172の別の例は、表面取付具(図示せず)である。表面取付具は、トラック10に、直接取付具50を介して、または上述のアダプタを介して留め付けられ得る。表面取付具は、4つのファスナ230を介して取付具50に留め付けられる。表面取付具は、係止ピン解放部が起動されるとき、トラックから表面取付具を取り外すのを援助するハンドルを有する。ハンドル265は、また、IVバッグを懸吊したり、コードを巻き付けたり、または追加の機器を取り付けるたりするために使用され得る。複数の穴が、表面取付具の本体に開けられて、ユニット全体の重量を減少させ、コード及び他のデバイスを、該複数の穴を通して経路決めすることによって、整理して、留め付け得る。非限定的な本実施形態では、複数の穴は、設置及びサイズ決定され、本体の構造を弱めることなく効果的に重量を減少することになる。表面取付具に取り付けられる1つの機器の電源コードを保持するための格納室が含まれる。

別の実施形態では、表面取付具が取付具に直接取り付けられるならば、表面取付具は、機器インターフェースとして機能せず、機器を留め付けるために表面取付具の本体に取り付けられる1つのアダプタを含み得る。該1つの機器は、さねはぎ型インターフェース等の機器インターフェースを組み込み得る。該1つの機器、表面取付具、及び取付具は、1つのユニットとして働く。取付具ファスナは、表面取付具に取付具を取設させる。

機器インターフェースのさらに別の例では、Sequal Eclipse取付具は、1つのSequal Eclipse機器(図示せず)を取り付けるために使用され得る。重量節減穴は、重量と材料を節減するためのSequal Eclipse取付具全体を通して設置するである。拘束タブ及び拘束アームは、Sequal Eclipse機器が移動しないようにして、かつSequal Eclipse取付具にSequal Eclipse機器を留め付けるために使用される。一対の個々の捕縛取付具は、捕縛部に結合されて、Sequal Eclipse取付具内でSequal Eclipse機器を捕捉する。捕縛取付具のうちの1つは、捕縛取付台をSequal Eclipse上方に高架する捕縛マストに取設させられ得る。アクセスウィンドウを有するコードホルダーは、Sequal Eclipse機器が載置されるデッキの下方に位置付けられる。Sequal Eclipse機器からのコードは、カードホルダー内に格納されて、アクセスウィンドウを通してアクセス可能である。Sequal Eclipseファスナが示されており、Sequal Eclipse取付具にSequal Eclipse機器を留め付けるために使用される。例えば、6つのSequal Eclipseファスナが使用され得るが、それらは6つに限定されるものではない。

別の実施形態では、Sequal Eclipse取付具が取付具に直接取り付けられるならば、Sequal Eclipse取付具は機器インターフェースとして機能していない。該1つの機器、Sequal Eclipse取付具、及び取付具は、1つのユニットとして働くことになる。取付具ファスナは、Sequal Eclipse取付具に取付具を取設させる。

機器インターフェースのさらに別の例では、機器ホルダーは、取付具/トラックに取り付けられない携帯型機器を保持するために使用され得る。例えば、携帯型超音波装置、温度計、計算機等は、機器ホルダーによって適所に保持され得る。機器ホルダーは、2つの保持タブ、2つの側壁、及び床を有する本体を備える。床及び側壁は、機器ホルダー内で1つの機器を保持する。重量節減を促進して、コードまたは他のデバイスが本体を通過することを可能にするように、穴が床の中心にある。2つの保持タブは、1つの機器のいかなる上部側方運動も束縛する。

別の実施形態では、機器ホルダーが取付具に直接取り付けられるならば、機器ホルダーは機器インターフェースとして機能していない。該1つの機器、機器ホルダー、取付具は、1つのユニットとして働くことになる。さらに別の実施形態では、取付具ファスナは、取付具の必要性を伴わずに、トラックに直接機器ホルダーを取設させるために使用され得る。この技術の例は、図22に見出され得る。引っ張りピンは、ばね及びオフセットフレームによって保持位置において付勢される。引っ張りピンは、取付スタッドの形状を模倣して、機器ホルダーがトラックに、または固定位置板に留め付けられることを可能にし得るヘッドを有する。オフセットフレームは、ヘッドがトラックに係合されるときにばねによってヘッド上に及ぼされる圧力を打ち消すための圧力表面を提供するために使用され得る。オフセットフレームは、また、圧力が機器ホルダーの本体上に直接及ぼさないように、トラックからオフセットを提供する。

これより取付スタッドに着眼して、別の実施形態は、単一のトラックスタッドを含み得る。単一のトラックスタッドは、構造または車両内に取り付けられる図1のトラック10に1つの機器を取り付けるために使用される。単一のトラックスタッドは、取付ヘッド、保持カラー、及びカラーを備える。取付ヘッドは、円形であり、螺合本体がその中心から延伸する形状である。保持カラー及び摩擦カラーは、螺合本体の上へ回転される。カラーは、カラー係合表面を有する。取付ヘッドは、取付ヘッド係合表面を有する。取付ヘッドがトラック10内に挿入されるとき、カラー係合表面及び取付ヘッド係合表面が、トラック10に圧力を加えて、トラック10上に移動しないように単一のトラックスタッドを留め付けることを可能にするように、カラーは、時計回り方向に回転され得る。

単一のトラックスタッドは、1つの機器上への単一のトラックスタッド位置の様々な構成を可能にする多目的スタッドである。それらの構成への唯一の制限は、単一のトラックスタッド位置が、トラック10上でスロット(すなわち、20、25、30)及び開放領域35と整合しなければならないことである。単一のトラックスタッドが1つの機器に留め付けられるとき、保持カラーは、反時計回りに回転されて、1つの機器に対して圧力を加え、確実に、螺合本体が、使用中に回転して1つの機器から脱することのないようにする。単一のトラックスタッドは、トラック10に対して圧力を加えるために必要な付勢力を提供するばねを含み得る。

図10A及び10B、万能アダプタ990としてのアダプタの別の実施形態を描写する。受信機溝2015は、万能アダプタ990が、受信機溝2015に対応する図10Cのさね2026を有する1つの機器または他の品目と滑動結合することを可能にし得る。受信機溝2015は、複数のガイド992a及び992bによって境界される。複数のガイド992a及び992bは、さね2026と噛み合い式に結合して、さねはぎ結合器を模倣する。受信機器係止具2010は、万能アダプタ990にさね2026を留め付ける。受信機器解放部2005は、矢印2004によって示されるように起動するとき、受信機器係止具2010を無効にし、1つの機器またはさね2026が、万能アダプタ990から摺動可能に結合解除されることを可能にする。受信機係止ピン2020は、関連付けられたトラック10に、よる具体的には、トラック上の対応する係止ピン開口60に係合するための延伸係止位置に向けて外方に、(例えば、ばね、弾性材料、または他の付勢手段によって)付勢され得る。受信機係止ピン2020は、受信機取付解放部2000を使用して退縮され得る。複数の受信機スタッド2025は、万能アダプタ990の一方側から外方に延伸し得る。複数の受信機スタッド2025は、トラック10、固定位置板130、または類似の取付表面に万能アダプタ990を留め付けるために、図7の取付スタッド140と同様に動作し得る。受信機取付解放部2000は、下記のようにスナッバ機能を起動する。スナッバ機能は、矢印2002に沿って起動される。

図10Cは、機器インターフェース172の別の実施形態を描写する。機器取付開口170a、170b、170c、及び170dは、また、機器インターフェース172に1つの機器を留め付けるために使用され得る。さね2026は、図10Aの受信機溝2015と解放可能に結合するように構成される。

図11は、自動調整取付システムのウェッジ取付具47を描写する。ウェッジ取付具は、取付板135、裏表面165、表表面195、ならびに4つの取付スタッド140a、140b、140c、及び140d(図示せず)を含む。裏表面165は、表表面195から取付具50の反対側にある。第1のカラー53は、裏表面に結合されて、ボウル開口54を含む。捕捉板56は、第1のカラー53に結合され、ボウル開口54を部分的に被覆する鍵穴スロット開口57を含む。鍵穴スロット開口57は、幅狭端部75及び幅広端部70を有する。ボウル開口54及び鍵穴スロット開口57は、降着区域58及び捕捉区域59を画定する。降着区域58は、鍵穴スロット開口57とボウル開口54とがほぼ同じサイズである所と定義され、捕捉区域59は、鍵穴スロット開口57がボウル開口54よりも小さい所と定義される。ウェッジ解放部61は、第1のカラー53に結合され、ウェッジ付勢ばね102(図13)は、第1のカラー53とウェッジ解放部61との間に結合され、係止位置においてウェッジ解放部61を付勢する。少なくとも1つの取付スタッド(すなわち、140a、140b、140c、及び140d)は、表表面195に結合され、各取付スタッドは、裏表面168から外方に延伸するステム部分、及びステム部分の遠位端に配置された拡大したヘッド部分を含む。係止ピン解放部160は、取付具50に結合され、図7を参照すると、取付板135を通して配置されて、かつ延伸位置において裏表面165から外方に延伸する係止ピン155を含む。ばね720は、延伸位置において係止ピン160を付勢し、少なくとも1つの被解放係止ピン160は、係止ピン160に動作可能に結合され、起動されるとき、係止ピン160を取付板135の中へ退縮位置へと退縮し、解放されるとき、ばね720に係止ピン160を延伸位置において付勢させることを可能にする。

図11及び12を参照すると、1つ以上の締付デバイス62a、62b、62c、及び62dは、取付板135に捕捉板56及び第1のカラー43を留め付けるために使用され得る。締付デバイス62a、62b、62c、及び62dは、また、取付板135に係止ピン解放部160及び関連部品を留め付けるために使用され得る。4つの締付デバイス62a、62b、62c、及び62dが示されているが、より多いまたはより少ない数の締付デバイスが使用され得ることを理解されるべきである。示されるように、取付具50は、重量削減、ならびにトラック10のスロット(20、25、及び30)に1つ以上の取付スタッド140に係合することを観察する際に援助する「X」形状である。ウェッジ取付具47は、第2の取付板225と関連付けられた構造の代わりに、上述のようにアダプタとして取り付けられ得る。

図12は、ウェッジ取付具47の第1のカラー53を図解する。ウェッジ解放部61は、係合表面66の表面積を増加させるために使用されるブレード64を有する。この増加面積は、ボウル開口54内で、及び捕捉板56の下でウェッジインターフェース72(図14)を保持する際に援助する。ウェッジ解放部61は、枢動点67を中心に回転する。図11を再び参照すると、ウェッジ解放部61は、係止解除位置と係止位置との間でウェッジ解放部61を起動する際に援助するハンドル68を有する。ボウル開口54は、ボウル開口54内に設置されるときにウェッジインターフェース72を中心合わせするために使用される複数のガイド壁63を有する。ガイド壁63は、ボウル開口54を囲んで、ウェッジインターフェース72の中心合わせを促進するように任意の傾斜があり得る。

図13は、断面が、トラック10の図1の中心スロット25の中心の真下に取られる、ウェッジ取付具47の断面図を描写する。ウェッジインターフェース72は、ウェッジ解放部61が係止位置にある状態で、ウェッジ取付具47内に着座していることが示される。被解放ウェッジ61は、ウェッジ付勢ばね102によって係止位置に付勢される。ブレード64は、ウェッジインターフェース72の機器板74において係合トラフ76に係合する。枢動点67は、支点として使用されているピン71と共に示される。ハンドル68は、矢印Tに沿って上向き方向に起動されて、係止位置から係止解除位置までウェッジ解放部61を起動することになる。係止解除位置において、図12を参照すると、ブレードは、ボウル開口54の底表面69と面一である。図12と図13とを比較して、捕捉板56は、保護カバーをウェッジ解放部61の枢動点67に提供する。取付穴55a及び55bは、トラック10の中心スロット25内に示され、係止ピン開口60a及び60bと交互配置されているのが示される。ウェッジインターフェース72は、機器板74内に1つ以上の締付開口73a、73bと、及び73cを有し得る。

図13及び7を参照すると、図13は図7に垂直に見られた図である。係止ピン155は、図13の退縮位置において示される一方、係止ピン155は、図7の延伸位置において示される

図14は、ウェッジインターフェース72の正面図を描写する。ウェッジインターフェース72は、機器板74、ボウル77、複数の捕捉ガイド78a及び78b、ならびにウェッジ79を含み得る。機器板74は、1つの機器(図示せず)にウェッジインターフェース72を留め付けるための取付点を提供する。機器板74は、また、図11に示されるような捕捉板56の鍵穴スロット開口57を捕捉するための2つのバリアのうちの1つを提供する。他方のバリアは、複数の捕捉ガイド78a及び78bである。機器板74と複数の捕捉ガイド78a及び78bとの間の捕捉空間82は、ウェッジインターフェース72が捕捉板56と摺動可能に結合することを許容するが、ウェッジインターフェース72と捕捉板56との間で多くの必要以上の動作を許容しない許容差を有する。ウェッジ79は、機器板74と複数の捕捉案内78a及び78bとの間に位置しており、それらと一緒に結合する。ウェッジ79は、鍵穴スロット開口57に係合し、かつウェッジ取付具47とのウェッジインターフェース72の回転整合において援助するように構成される導入表面83を有する。言い換えると、導入表面83は、確実に、導入表面83が、鍵穴スロット開口57の捕捉区域59に入り得るウェッジインターフェース72の唯一の部であるようにすることによって、ウェッジインターフェース72及びウェッジ取付具47を回転整合するように構成される。ウェッジ79は、また、第1の傾斜表面84及び第2の傾斜表面85を含む。第1の傾斜表面84及び第2の傾斜表面85は、互いの反対側にあって、導入表面83に結合される。

図15は、ウェッジインターフェース72の側面図である。係合トラフ76は、ボウル77上の切欠として示される。出口表面87は、ボウル77の傾斜の同じ角度をなぞる勾配を有する。勾配は、ボウル77が、図11に示されるような降着区域58内でウェッジインターフェース72を中心合わせすることを可能にする。

壁に1つの機器を留め付ける方法は、ウェッジインターフェース72に医療デバイス(図示せず)を留め付けることを含み得る。ウェッジインターフェース72は、機器板74、複数の捕捉ガイド78a及び78bを有するボウル77、ならびに機器板74とボウル77との間に結合されたウェッジ79を含み得る。トラック10、ミニトラック12、または迅速取付トラック11は、壁(図示せず)、または他の表面もしくは構造に結合され得る。トラック10または11へのウェッジ取付具47の取り付けは、ウェッジ取付具47上の1つ以上の取付スタッド140a、140b、140c、及び140dを1つ以上のダイヤモンド外形をした標的領域13と整合させ、係止ピン155が係止ピン開口60に係合する係止位置に、ウェッジ取付具47を摺動可能に結合することによって行われ得る。ウェッジ取付具47は、裏表面165及び表表面195を有する。ウェッジ取付具47は、表表面195に結合される第1のカラー53を含み、ボウル開口54と、第1のカラー53に結合される捕捉板56とを含み、幅広端部70と、ボウル開口54を部分的に被覆する幅狭端部75とを有する鍵穴スロット開口57を含み、鍵穴スロット開口57の幅広端部70及び対応するボウル開口54は、降着区域58を画定し、鍵穴スロット開口57の幅狭端部75及び対応するボウル開口54は、捕捉区域59を画定する。ウェッジ解放部61は、第1のカラー53に結合される。ウェッジ付勢ばね102は、係止位置においてウェッジ解放部61を付勢するために、第1のカラー53とウェッジ解放部61との間に結合される。少なくとも1つの取付スタッド140a、140b、140c、及び140dは、裏表面165に結合され、各取付スタッド140a、140b、140c、及び140dは、裏表面165から外方に延伸するステム部分と、ステム部分の遠位端に配置されている拡大したヘッド部分とを含み得る。ウェッジ取付具47にウェッジインターフェース72を整合させることは、鍵穴スロット開口57の幅広端部70を通して降着区域58内に、そしてボウル開口54内にボウル77を押し入れ、ボウル開口54の複数のガイド壁63がボウル77の複数の勾配を付けられた側に係合することを可能にすることによって、それが、ウェッジインターフェース72にウェッジ取付具47と整合するように強制することによって達成される。ウェッジ取付具47と機器板74を結合することは、捕捉板56が機器板74と複数の捕捉ガイド78との間で留め付けられるまで、鍵穴スロット開口57の幅狭端部75において捕捉区域59内に機器板74のウェッジ79を摺動可能に移動することによって達成される。ウェッジインターフェース72をウェッジ取付具47内に係止することは、ウェッジ付勢ばね102が、係止位置においてウェッジ解放部61を付勢することによって達成される。ウェッジ取付具47からウェッジインターフェース72をロック解除することは、係止解除位置にウェッジ解放部61を起動して、捕捉板56が、鍵穴スロット開口57の幅広端部70内に入るまで、鍵穴スロット開口57の幅狭端部75からウェッジインターフェース72のウェッジ79を摺動可能に移動することによって、ウェッジ取付具47からウェッジインターフェース72を結合解除することによって達成される。ウェッジ取付具47からウェッジインターフェース72延いては1つの機器を取り外すことは、ボウル開口54からボウル77を引っ張ることによって達成される。ボウル77及び降着区域58の整合の目視が必要でないことに留意されたい。ボウル77の勾配を付けられた表面または側は、ウェッジインターフェース72がそれ自身及び1つの機器を降着区域58において中心合わせすることを可能にする。捕捉板56は、また、降着区域58内にボウル77をさらに案内する鍵穴スロット開口57を囲む一組の勾配を付けられた表面を有する。

図16aは、ウェッジインターフェース72の等角図を描写する。1つ以上の締付開口73a、73b、及び73cは、上述の締付デバイスが1つの機器にウェッジインターフェース72を留め付けることを可能にするように、それらの締付開口に対するテーパまたはレッジ89を有し得る。

図16bは、ボウル77が取り外されたウェッジインターフェース72の底面図を描写する。第1の傾斜表面84及び第2の傾斜表面85は、縦軸Vに沿って移動するにつれて、ウェッジ79の厚さを増加または減少させる際に提供する。ウェッジ79の形状は、図11に示されるように、捕捉区域59内の鍵穴スロット開口57の形状とほぼ一致し得る。したがって、ウェッジ79が捕捉区域59内に挿入されるとき、第1の傾斜表面84または第2の傾斜表面85のどちらかは、最初に鍵穴スロット開口57に接触し、ウェッジインターフェース72を回転させて鍵穴スロット開口57の幅狭端部75とウェッジ79を整合させる運動量を提供することになる。ウェッジインターフェース72が着座し、ウェッジ解放部61が係止位置にあるとき、第1の傾斜表面84及び第2の傾斜表面85は、鍵穴スロット開口57の幅狭端部75の両側と接触することになる。接点面81は、ボウル開口54の底69と接触することになる。出口表面87は、導入表面83より幅広であり、鍵穴スロット開口57の幅狭端部75より幅広である。

図17及び18は、折畳式トレイ355の等角図である。折畳式トレイ355は、取付板135に平行な格納位置と取付板135に垂直な使用位置との間で移動され得るトレイ340を組み込む。トレイ340は、例えば、ラップトップコンピュータ等の品目もしくは機器を保持、留め付け、及び/または支持し得る。使用位置にあるとき、トレイ340は、使用者が機器を動作し得るように、機器を位置付け得る。格納位置にあるとき、トレイ340は、機器とそれ自身が取付板135と平行して配向されて、したがってよりコンパクトな位置にあるように位置付けられる。

図17及び18は、使用位置における折畳式トレイ355を描写する。2組の上部アーム305と下部アーム310は、一組のヒンジ300を介して上部サポート345及び下部サポート350に接続される。上部アーム305及び下部アーム310は、一組のヒンジ300を介してトレイ340に接続されて、格納位置と使用位置との両方においてトレイ340を支持するために使用される。左右のスロット325は、トレイ340の上部分360に固着されて、1つの機器370を留め付けるための一対のカム330及び一対の滑り止め付きパッド320と連動して使用される。一対の滑り止め付きパッド320は、一対の滑り止め付きパッド320とスロット325との間で1つの機器370を摩擦嵌めを通して適所に保つために使用され得る。一対の滑り止め付きパッド320は、また、折畳式トレイ355を通して伝送される振動の吸収を可能にする動的弾性率を有する。一組の係止タブ315は、上部アーム305及び下部アーム310が、格納位置から使用位置まで、及びその逆に移動するのを防止するために使用される。ガイド要素335は、トレイ340の下部分365に取設させられる。非限定的な本実施形態では、ガイド要素335は、コードまたは他の品目の挿入を可能にする開放スロット336を有する楕円形の部片である。上部サポート345及び下部サポート350は、4つのファスナ230を介して取付具50の取付板135に留め付けられる。非限定的な本実施形態では、ファスナ230は、取付板135に折畳式トレイ355を留め付けるために使用されるボルトである。上部サポート345及び下部サポート350は、異なる調節穴308にヒンジ300を移動することによって、トレイ340の取付板135に対して垂直とは異なる角度を可能にするように丁重に調整され得る。

取付板135は、図3に示されるような取付スタッド及び係止ピン155だけでなく様々な機器インターフェースを取設させ得る。図18では、ウェッジインターフェース72は、図11に示されるようなウェッジ取付具47と解放可能に結合するために取付板135と結合されていることが示される。

図19及び20は、回り継手取付具420の等角図である。回り継手取付具420は、回り継手本体405及び回り継手フレーム410を備える。回り継手フレーム410は、取付具50の取付板135に取設させられる。回り継手フレーム410は、縦軸に沿って軸方向に整合される2つのヒンジである上部ヒンジ380及び下部ヒンジ385を通して、回り継手本体405に接続する。上部ヒンジ380及び下部ヒンジ385は、回り継手本体405が、回り継手フレーム410内で縦軸周りに360度まで回転することを可能にし得る。回り継手本体405は、係止具本体415を介して回転から係止され得る。係止具本体415は摩擦係止具であり、係止ハンドル390が回転されるとき、下部ヒンジ385に摩擦を加える螺合ロッド(図示せず)を備える。摩擦が下部ヒンジ385に加えられるとき、回り継手本体405は、回り継手フレーム410に対してある角度位置において適所に保持され、回り継手本体405が縦軸の周りのいかなる角度位置でも係止されることを可能にする。4つの回り継手取付穴400は、回り継手本体405内に位置する。回り継手取付穴400は、本明細書に述べたもの等のいかなる締付デバイス430を介しても、回り継手本体405に1つの機器425を留め付けるために使用される。

図21は、使用位置における頭上式IVフック650を描写する。頭上式IVフック650は、2つのIVフック655を有する。それらは、係止ヒンジ665を介して中心シャフト670に接続される。係止ヒンジは、図21Bに示されるように、2つのIVフック655を使用位置か格納位置のどちらかに係止することができる。係止ヒンジは、ヒンジの回転要素において窪みに付勢される玉軸受によって、またはヒンジ中の締り嵌めによって係止して、頭上式IVフック650の現在位置を維持する摩擦を生じる。解放ばね660、カラー615、及び中心シャフト670は、縦軸Vに沿って同軸状に整合させられる。解放ばね660は、係止ヒンジ665とカラー615との間で付勢される。中心シャフト670は、取付ヘッド620に接続される。頭上式IVフック650は、トラック(例えば、図1のトラック10)に対して押圧され、トラック上の取付穴(例えば、図1の取付穴55)のうちの1つと整合させられる。頭上式IVフック650がトラックに対して押圧されるにつれて、カラー615は解放ばね600を圧縮し、取付ヘッド620は取付穴に突出し、頭上式IVフック650は狭幅部(図示せず)の中へ摺動されて下ろされ、解放される。カラー係合表面625及び取付ヘッド係合表面630は、トラックを締め付け、頭上式IVフック650を適所に留め付ける。

図22は、格納位置における頭上式IVフック650を描写し、例えば、IVフック655は、取付板(図示せず)と平行な位置に回転される。係止ヒンジ665は、使用位置(図21)に移動されるまで、格納位置を維持する。別の実施形態では、IVフック655は、ユーティリティフック、捕縛リング、クリート、アイレット、またはフック及びループファスナであり得る。

図23A及び23Bは、ベルト取付具680及びベルト685を有するIVバッグVelcro(登録商標)ラップ675を描写する。ベルト685は、ベルト取付具680にベルト685を取設するために、2つのループ穴800を通して螺合される。ベルト取付具680は、ベルト取付具680を通して配置されるシャフト開口、少なくとも1つのベルトループ開口683、及び互いに実質的に平行な複数の圧力アーム686を含み得る。第2の取付ヘッド620は、第2のシャフト682の遠位端に結合される。タブヘッド621は第2のシャフト682の近端部において結合され、第2のシャフト682はシャフト開口を通って位置している。第2の付勢ばね622は、タブヘッド621とベルト取付具680との間に結合され、第2の付勢ばね622は、ベルト取付具680に対して第2の取付ヘッド620を付勢する。ベルト685は、少なくとも1つのベルトループ開口683を通して結合されて、IVバッグ(図示せず)を留め付けるために使用され、第2の付勢ばね622は、ベルト取付具680に向かってタブヘッド621を起動することによって圧縮され、該ベルト取付具680は、複数の圧力アーム686を過ぎて第2の取付ヘッド620を外へ延伸させ、IVバッグVelcro(登録商標)ラップが、トラック10上でスロット(20、25、及び/または30)を摺動可能に係合することを可能にすることになる。

ベルト685は、皮革、ロープ(天然または合成)、ポリマー等のプラスチック製品、ビニルまたはゴム、及び薄いアルミニウム帯等の金属製品を含む任意の種類の可撓性材料から作られ得る。ベルト685はそれ自体に巻きつけられて、留付条片690を使用して留め付けられる。一実施形態では、留付条片690はフック及びループ(例えば、Velcro(登録商標))であり得、ボタン、スナップ等の他の種類のファスナでもあり得る。IVバッグVelcro(登録商標)ラップ675は、図21及び22中に見出される頭上式IVフックと連動して、または連動せずに使用される。IVバッグVelcro(登録商標)ラップは、IVバッグ(図示せず)をゆるく懸吊しないように留め付けるために使用される。頭上式IVフック650は、図1からのトラック10、図38のミニトラック12、または図28Aからの迅速取付トラック11と、IVバッグVelcro(登録商標)ラップ675と、頭上式IVフック650とを含むキットの一部であり得る。

図24は、トラック側1701及び機器側1702を有するレール1720と、レール1720に結合された複数の取付スタッド140a及び140bとを含む機器トラック取付具1700を描写する。複数の取付スタッド140a及び140bのうちの個々の1つは、トラック側1701から外向きに延伸するステム部分、及びそれぞれのステム部分の遠位端に配置された拡大したヘッド部分を含み得る。1つ以上の螺合ロッド1710a及び1710bは、機器側1702に結合され、係止ピン155は、レール1720を通して配置されて、延伸位置においてトラック側1701から外向きに延伸する。係止付勢ばね(図示せず)は、延伸位置において係止ピン155を付勢するために使用される。制御ノブ1715は、機器側1702に結合されて、係止ピン155に動作可能に結合され、起動されるとき、レール1720の中へ係止ピン155を退縮し、解放されるとき、係止付勢ばねに延伸位置において係止ピン155を付勢させることを可能にする。

機器トラック取付具1700は、様々な機器上で使用され、それらを機器取付システムに留め付け得る万能取付具である。機器トラック取付具1700は、図1のトラック10、図38のミニトラック12、または図28Aの迅速取付トラック11の、第1の外側スロット20及び第2の外側スロット30に係合するようにレール1720上に位置付けられる2つの取付スタッド140a及び140bを有する。代替的に、各取付スタッド140a及び140bは、均等に離間配置され、機器トラック取付具1700が、トラック10、ミニトラック12、または迅速取付トラック11上に垂直にまたは平のどちらかに留め付けられることを可能にする。一実施形態では、スタッド1710は螺合される。取設点1725は、1つの機器(図示せず)の取設が締付デバイスによって達成されるレール1720の区域である。本実施形態では、スタッド1710は、1つの機器がナットによって単一のトラック取付具700に留め付けられることを可能にする螺合スタッドである。

図25は、保持フック760及び機器トラック取付具1700を描写する。支持板750は、ねじ755aと755bによって機器トラック取付具1700取設される。保持フック760、フック770、及び受け座775では、IVバッグ(図示せず)、またはバッグの取っ手もしくはロープ等の紐状の材料の重量を捕捉及び支持する。保持クリップ765は、確実にIVバッグが保持フック760から滑って外れないようにするために使用され、フック770の基部771においてヒンジ式に結合される。保持フック760は、保持フック760の上で滑って、保持クリップ765の下で、かつ受け座775内に嵌合するのに適切なサイズのループを有する任意の品目を懸吊することができる。

別の実施形態では、二重取付板(図示せず)は、機器トラック取付具1700の螺合ロッド1710a及び1710bに結合され得る。二重取付板は、2つ以上の保持フック760を並列に位置付ける板材料であり得る。これは、2つ以上の品目が懸吊されるか、または代替的に、1つの重い品目が、両方のフックを通して紐状の材料を螺合することによって懸吊されることを可能にするだろう。

さらに別の実施形態では、タスク光またはランプアセンブリは、機器トラック取付具1700に留め付けられ、閉鎖された区域中で照明を提供するために使用され得る。タスク光は、クランプと、タスク光またはランプアセンブリの可撓性首部に挿入されるポスト(図示せず)とを介して、ランプアセンブリ取付具に取設される。ランプアセンブリ取付具は、螺合ロッド1710a及び1710b上の2つのナットの使用を介して、機器トラック取付具に取設される。タスク光の実施形態は、光に限定されない。可撓性首部は、光の他にも、例えば、拡大鏡、懐中電灯、鏡、反射器、または別の器具を保持するためのクップもしくは爪等の他の器具の取設を可能にし得る。

図26は、保持フック760をマスト805の最上部に有するIVバッグ取付具780を描写する。マスト805は、図23からのIVバッグVelcro(登録商標)ラップ675のベルト取付具680に取設され得る。マストは、単一のトラック取付具700に取設され得る。IVバッグ(図示せず)は保持フック760から懸吊されて、2つのループ穴800を通して螺合されるベルト685と留付条片690とを介して、マスト805に対して留め付けられる。

図27は、複数の標的開放領域900及び非標的開放領域902を有するトラック10を描写する。第1の外側スロット20と第2の外側スロット30は、図3の取付スタッド140または類似のスタッドを、例えば、図21の取付ヘッド620として収容する標的開放領域900を含み得る。いくつかの実施形態では、標的開放領域900は、1つの機器を取設させた取付具50が、図1の開放領域35との取付スタッド140の視線整合の必要性を伴わずに、トラック10と摺動可能に結合することを可能にする。標的開放領域900は、直径及び/またはサイズが非標的開放領域902より大きく、それは、トラック10に対する取付具50の配向におけるより大きな可変性を可能にし、なおもトラック10と取付具50との間で適切な係合を可能にする。代替の実施形態では(図示せず)、トラック10は非標的開放領域902を含まない場合がある。それは、スロット20及び30に沿ったある特定の数の標的開放領域900、ならびにある特定の数の標的開放領域900の間に走っている狭幅領域のみを含み得る。本実施形態のある例は、図28A及び28Bに見出される。

図28A及び28Bは、迅速取付トラック11を描写する。迅速取付トラック11は、中心スロット25、第1の外側スロット20、及び第2の外側スロット30を有する下地板15を含む。第1の外側スロット20及び第2の外側スロット30は、図3のt形のスタッドまたは取付スタッド140の丸いヘッドが、下地板15に対してある角度で第1の外側スロット20及び第2の外側スロット30に係合することを可能にする複数のダイヤモンド外形をした標的領域13を備える。中心スロット25は、下地板15において複数の係止ピン開口60(例えば、60a及び60b)を有する。係止ピン開口60は、複数のダイヤモンド外形をした標的領域13と水平整合である。複数のダイヤモンド外形をした標的領域13は、図3の取付具50を図1のトラック10の開放領域35に確認しながら、整合させることができないことから起こり得るある程度の非整合があっても、取付具50を迅速取付トラック11に取り付けられることを可能にする。取付具50は、迅速取付トラック11に対して僅かに回転され得、なおも取付スタッド140は、複数のダイヤモンド外形をした標的領域13に係合することになる。取付スタッド140が複数のダイヤモンド外形をした標的領域13に挿入されるにつれて、取付具50は迅速取付トラック11と平行であるように整合することになる。言い換えると、複数のダイヤモンド外形をした標的領域13は、取付具50においていくつかの回転を可能にして、なおも第1の外側スロット20及び第2の外側スロット30の成功裏の係合を可能にする。

さらにその上、複数のダイヤモンド外形をした標的領域13は、取付具50が、下地板15に対してある角度で迅速取付トラック11に挿入されることを可能にする。言い換えると、使用者は、取付スタッド140c及び140dが、第2の外側スロット30に係合するように、取付具50を振動または整合させる前に、最初に取付スタッド140a及び140bを第1の外側スロット20に挿入し得る。この機能性は、使用者が、第2の使用者の手助けを必要とする重いまたは嵩張る1つの機器を取り付けることを可能にし、下地板15に関して取付具50のいくらかの非整合(回転と角度との両方)を可能にする。下地板15は、また、締付デバイス3939(図80)が、表面、壁、または構造に迅速取付トラック11を留め付けることを可能にする複数の取付位置17を有し得る。

図29は、複数の係止穴905を有するトラック10を描写する。図1に示される中心スロット25は、複数の係止穴905と置き換えられて、図3の係止ピン155が、個々の係止穴905を摺動可能に結合して、トラック10に取付具50を留め付けることを可能にし得る。いくつかの実施形態では、第1の外側スロット20及び第2の外側スロット30は、図27に示されるような複数の標的開放領域900を有し得るが、それらは必要ではなく、また、図28A及び28Bに示されるような複数のダイヤモンド外形をした標的領域13である必要もない。

図30は、図1に示されるような中心スロット25を有しないトラック10を描写する。第1の外側スロット20及び第2の外側スロット30は、複数の標的領域900を有し得るが、それらは、図27に示されるようである必要もなければ、図28A及び28Bに示されるような複数のダイヤモンド外形をした標的領域13である必要もない。平坦な表面910は、図7の係止ピン155が、均一な表面に付勢力を加えて、取付スタッド140と、第1の外側スロット20及び第2の外側スロット30の狭幅領域40との間の干渉嵌めを創出することを可能にする。付勢力は、トラック10から取付具50を分離させる力を及ぼす。スロット(20、25、及び30)に対して押圧している取付スタッド140の干渉嵌めまたは摩擦嵌めは、2つの部分が一緒に押されたあと、摩擦によって該2つの部分を締め付ける締付デバイスである。さらにその上、以下に図37に概説されるスナッバ機能は、また、図30のトラック10に取付具50を留め付けるための必要な力を提供し得る。

図31は、図1のトラック10、図38のミニトラック12、または図28の迅速取付トラック11を組み込む壁アセンブリ2050を描写する。トラック10は、複数のタブ2070a及び2070bを含み得る。複数のタブ2070a及び2070bは、トラック10の長さを走っていることが示されるが、複数のタブ2070a及び2070bがトラック10の短い寸法も走り得ることが理解されるべきである。複数のタブ2070a及び2070bは、壁被覆材2055を支持して、壁被覆材2055を下地板15の面表面2078と面一に保ち得る。壁装材2055は、いずれの材料でも作られ得、上述の溶接、接着剤、または締付デバイスを通して複数のタブ2070a及び2070bに締め付けられ得る。外側壁装材2060は、また、いずれの材料でも作られ得、上述の溶接、接着剤、または締付デバイスを通して支持構造2080に締め付けられ得る。支持構造2080は、下地板15に結合され、下地板15、壁被覆材2055、及び外側壁被覆材2060を支持するための強度及び剛性を提供する。支持構造2080は、また、より大きな壁アセンブリ2050のフレームの一部であり得る。第1の外側チャネル2071、中心チャネル2072、及び第2の外側チャネル2073は、支持構造2080の一部であり得、壁アセンブリ2050によって提供され得る電気配線、配管、及び他のサービスに導管を提供し得る。

下地板15は、面表面2078及び裏表面を有し、面表面は、裏表面の反対側にある。下地板15は、複数の開放領域及び該複数の開放領域を接続している複数の狭幅領域を有する第1の外側スロット20、複数の開放領域及び該複数の開放領域を接続している複数の狭幅領域を有する第2の外側スロット30、複数の係止ピン開口が下地板内にある中心スロット25を含み、係止ピン開口は、第1の外側スロット20及び第2の外側スロット25の複数の開放領域と水平整合している。下地板15は、また、下地板15の面表面2078と面一な第1の壁被覆材2055を支持する下地板15の第1の外縁に沿った第1のトリムタブ2070a、及び下地板15の面表面2078と面一な図32の第2の壁被覆材2055bを支持する下地板15の第2の外縁に沿った第2のトリムタブ2070bを含む。支持構造2080は、下地板15の裏表面に結合され、壁アセンブリ2050のための支持を提供し、壁アセンブリ2050は、第1の壁被覆材2055、第2の壁被覆材、及び外側壁被覆材2060を支持するための構造を含む。

図32は、壁2040を描写する。トラック10a、10b、10c、10d、及び10eは、壁2040に取り付けられることになる1つの機器の種類及び数に依存する任意の所望の間隔で、壁2040に沿って離間配置され得る。壁は、一緒に繋げられた複数の壁アセンブリ2050を備える。壁被覆材2055a、2055b、2055c、2055d、2055e、及び2044fは、一緒にトラック10a、10b、10c、10d、及び10eを結合した。壁装材2055a、2055b、2055c、2055d、2055e、及び2044fがトラック10a、10b、10c、10d、及び10eのための構造用支持材を提供し得、それらが、構造用支持材2080a、2080b、2080c、2080d、及び2080eとして、壁2040のための基礎を提供することが必要とされないことに留意されたい。

図33は、図32の壁2040上での使用のためのキャビネット2100を描写する。キャビネット2100は、壁2040に沿って品目を格納するために使用され得る。

図34は、キャビネット2100の背面2105を描写する。複数の鍵穴2108a、2108b、2108c、及び2108dは、図9に関して上述のように単一のトラックスタッドに係合するために使用され得る。単一のトラックスタッドは、それらが、キャビネット2100の背面2105上の複数の鍵穴2108a、2108b、2108c、及び2108dに係合する位置である限り、図32のトラック10a、10b、10c、10d、及び10eに沿ってどこにでも位置付けられ得る。

上述のように、図3の取付具50、図8のアダプタ、または図11のウェッジ取付具47は、図36のキャビネット2100またはケース2110をトラック10に留め付けるために使用され得る。

図35は、図32の壁2040に取り付けられるキャビネット2100を描写する。本実施形態では、トラック10aと10bは、離間配置されて、単一のトラックスタッド等が、図34に示されるようにキャビネット2100の背面2105上で複数の鍵穴2108a、2108b、2108c、及び2108dに係合することを可能にする。壁被覆材2055a、2055b、及び2055cは、壁2040及びキャビネット2100のための面一な表面を提供する。

図36は、車両キャブ2200を描写する。本実施形態では、支持構造2080は車両キャブ2200のためのフレームワークを提供する。横部材2081は、支持構造2080との間で加えられ、車両キャブ2200に補強及び剛性を加える。支持構造は、図31に示されるようにトラック10に結合され、壁被覆材2055は、各トラック10と間の距離に及び、車両キャブ2200のための面一な内部表面を提供する。キャビネット2100、ならびにケース2110が、トラック10に取設されていることが示される。ケースは、また、その背面上で複数の鍵穴も含み、キャビネット2100と同様の様式でトラックに取り付け得る。

車両キャブ2200であるが、任意の壁のあるエンクロージャが図31の壁アセンブリ2050を組み込み得ることが理解されるべきである。さらにその上、トラック10は、車両キャブ2200において垂直に示されるが、それらは、また、水平に走り、支持構造2080の代わりに横部材2081を使用し得る。外側壁被覆材2060は、車両キャブ2200を被覆するために使用され得る。

図3、10B、11、及び37を参照すると、一実施形態では、係止ピン解放部160a及び160bならびにウェッジ解放部61は、スナッバ機能を含み得る。スナッバ機能は、係止ピン解放部160a及び160bならびにウェッジ解放部61が、取付具50とトラック10との間でいずれかのあそびを埋めることを可能にする。取付具50のトラックへの取り付け及び取付具50からの取り付け解除の容易さのために、取付スタッド140とスロット(20、25、及び30)との間の許容差は、緩く、取付スタッド140とスロット(20、25、及び30)との間で移動を可能にし得る。したがって、取付具50は、取り付けられるとき、トラック10、ミニトラック12、または迅速取付トラック11上で、音を立てるか、または振動し得る。スナッバ機能は、受信機係止ピン2020(図10B)を使用して、取付具50とトラック10との間で圧力を加えるか、あるいは、それは、取付板135の中へ取付スタッド140を退縮して、取付具50とトラック10との間の緩い許容差を埋める。

ここから、図37を参照すると、ウェッジ取付具47は、係止ピン解放部160a及び160b(160)を用いて示され、単一ユニットであり、中心軸を中心に回転する。係止ピン解放部160は、係止位置133及び係止解除位置131を有する。係止解除位置131において、係止ピン解放部160は、上述のようにトラック10から取付具50を解放するように、トラック10に向かって、またはそれから離れて起動する自由がある。係止位置133において、止め具128は、係止ピン解放部160の向かう及び離れる移動を防止する。係止ピン解放部160が係止解除位置131から係止位置133まで起動(回転)されるにつれて、カム(図示せず)は、トラック10に対してプランジャー(図示せず)を押圧して、取付具50とトラック10との間の緩い許容差を埋めるか、あるいは、それは、上述のようにスナッバ機能において取付板135の中へ取付スタッドを退縮する。

さらにその上、別の実施形態では、ブレード64は、図12のブレード64とは異なる形状を有し、係合表面66も同様である。図37のブレード64及び係合表面66のより幅狭形状は、ウェッジ解放部61が、壊れることなくより大きな衝撃荷重を吸収し、より幅狭のウェッジインターフェース(図示せず)に適合することを可能にする。

図38は、図10A及び10Bの万能アダプタ990の別の実施形態を描写する。複数の鍵穴スロット開口2012a、2012b、及び2012cが、機器取付具172(図示せず)を受容することが示され、機器取付具172の異なる実施形態は以上に記載されている。受信機器解放部2005は、複数の鍵穴スロット開口2012a、2012b、及び2012cのうちの各空洞内の一組の解放ピン(図示せず)を通して、万能アダプタ990から機器取付具172を解放する。パドルラッチ2011は、プルアウトピン2013を起動して、ミニトラック12から万能アダプタ990を解放する。プルアウトピン2013は、図3の係止ピン155と同様に動作する。

ミニトラック12は、図1のトラック10の別の実施形態である。ミニトラック12は、より小さい荷重が、表面、壁、または構造に取り付けられることを可能にする。

図39A及び39Bは、迅速解放クリップ3000を描写する。迅速解放クリップ3000は、アイレット開口3003を有するアイレット構造3005を有する。アイレット開口3003は、紐状の材料を迅速解放クリップ3000から懸吊することを可能にし、ラッチ、クリップ、ロープ、または類似の材料、カラビナ等を迅速解放クリップ3000と結合することを可能にし得る。足部構造3008は、図3の2つの取付スタッド140の踏み跡を、図1のトラック10の開放領域35に隣接する際に設置されるならば、模倣する。クリップピン3025は、足部構造3008に向けて付勢されて、係止ピン155を模倣する。ハンドル3020は、クリップピン3025を足部構造3008から引き離して、トラック10から迅速解放クリップ3000を解放することを可能にする。複数のインデント3015a及び3015bは、クリップピン3025が、2つの狭幅領域40の間で迅速解放クリップ3000を係止することを可能にする。言い換えると、迅速解放クリップ3000が異相位置(図5を参照のこと)にあるとき、隣接している狭幅領域40は、複数の窪み3015a及び3015bを占める。クリップピン3025は、クリップピン3025a及び3025bの両側、ならびにハンドル3020a及び3020bの両側を含み、それらはすべて1つの部片として一緒に移動する。

迅速解放クリップ3000が同相構成においてトラック10(図1)内に挿入されるとき、クリップピン3025は、トラック10の面表面に接触するが、開放領域35を占めない。迅速解放クリップ3000は異相構成に摺動され、クリップピン3025は付勢されて、開放領域35に延伸され、それによってトラック10に迅速解放クリップ3000を係止する。

本願を通して使用されるとき、取付スタッド140は、さね180と置き換えられて、異なる取付構成がすべての実施形態の間で使用されることを可能にし得ることが理解されるべきである。トラック10(図1)及びモジュール式の板105のサイズならびに配向は、用途に依存して変動し得る。取付スタッド140またはトラックスロット20、25、30の数は、また、用途及び荷重の考慮事項に依存して変動し得る。さらにその上、本明細書に開示されているすべての実施形態は、例えば、トラック10、固定位置板130、及び取付具50を含み、アルミニウム、鋼、プラスチック、ゴム、鋳物、または類似の材料から作られ得る。

機器取付システムは、機器取付システムの多くの構成部品が相互交換可能であり得るモジュール式であり得、そうすれば、組立時間、複雑性、及びコストを減少させ得ることがさらに理解されるであろう。機器取付システムにおけるそのようなモジュール性は、特定の状況に対するより迅速な流体応答を可能にし、それは、いくつかの実例では結果を改善し得る。機器取付システム構成は、様々な異なる車両及び/または他の機器上でのその使用を可能にし、したがって相互交換性及び柔軟性の恩恵を提供する。本明細書に記載されるトラックシステムの別の恩恵は、機器取付システムが触覚感知だけで(すなわち、感触だけで)利用され得るので、使用者が、1つ以上の機器を、ほとんどもしくはまったくない可視性で設置、取り外し、及び/または再構成することを可能にすることである。

図1のトラック10、図38のミニトラック12、または図28A及び56の迅速取付トラック11は、取付スタッドの異なるサイズ及び異なる構成を収容するようにスケール変更可能であり得ることがさらに理解されるだろう。例えば、標準サイズは、25.4mm(1インチ)の中心の上で、19.05mm(3/4インチ)穴(図1の開放領域35)であり得る。トラック10、ミニトラック12、または迅速取付トラック11は、50.8mm(2インチ)の中心の上で、38.1mm(1.5インチ)の穴に増加させられ得る。代替的に、トラック10、ミニトラック12、または迅速取付トラック11は、図38のミニトラック12に対応するとされる12.7mm(1/2インチ)中心の上で、9.5mm(3/8インチ)の穴に減少させられ得る。

いくつかの実施形態では、印刷もしくは塗装された標識及び/または触覚標識(例えば位置インジケータ)は、機器取付システムと共に使用され得る。例えば、位置インジケータは、トラック10のそばに、または上に均等に設置され得る。いくつかの実施形態では、マーカーは、ほとんどもしくはまったくない可視性でアンテナ取付具100の迅速な調節を可能にするように、トラック10上に設置され得る。

機器取付システムは、十分な強度の任意の材料から作られ得る。それは、一片の材料または鋳物から作られ得る。取付板上のスタッド及びトラック上の開口部は、システムの製造において使用される機器及び材料によって必要とされる所望の取付強度に到達するために、必要に応じて増加または減少させられ得る。

本システムが、車両または他の機器に1つの機器を取り付けるための工具を必要としないことが理解されるだろう。前述のように、その使用及び設置の容易さは、日中または夜間の動作のどちらかにおいて1つの機器の取付を可能にすることになる。機器取付システムは、迅速解放部が暗闇の中で見出されるように、かつ1つの機器がほとんどないもしくはゼロの光条件下で移動されまたは取り外され得るように設計される。取り付けている機器は、また、トラックシステムとして公知であり得る。

ここから、図40〜45を参照すると、トラッククリップ3400のある実施形態が示される。トラッククリップ3400は、トラックに係合及び/または着脱可能に接続するように動作可能である、(すなわち、トラッククリップ3400の本開示全体を通して使用されるように、「トラック」は、図1、2、及び27〜31のトラック10、図38に示されるミニトラック12,または図28A〜56に示される迅速取付トラック11を含む)。したがって、ある特定の実施形態におけるトラッククリップ3400は、本明細書に記載される例示的なトラック(例えば、図45A及び45B)の第1の外側スロット20、中心スロット25、及び/もしくは第2の外側スロット30のうちのいずれかの1つ以上に係合ならびに/または着脱可能に接続するように構成される。

図40〜45Bをなおも参照すると、トラッククリップ3400は、縦軸3495を有する基部3405、横断基部3405から基部縦軸まで延伸するスロットフランジ3425、基部3405に着脱可能に接続された結合器3410、縦軸3495を横断するキャリヤ軸3440に沿って基部3405から延伸するガイド3497、キャリヤ3420が係合位置と係脱位置との間で基部3405に対して移動するようにガイド3497の周りに移動可能に配置されたキャリヤ3420、ガイド3497の周りに配置されたばね、ならびにキャリヤ3420に結合され、基部3405内に及びそれを通して延伸するスナッバパッド3470を含み得る。トラッククリップ3400の構成部品は、金属、プラスチック、複合物等を含む、様々な同じ材料、異なる材料、またはそれらの組み合わせから製造され得る。

基部3405は、図42に図解されるような基部幅3444、及び図45Aに図解されるような結合器面3408を含み得る。基部幅3444は、基部3405がトラックのスロット(例えば、第1の外側スロット20、中心スロット25、または第2の外側スロット30のうちの1つ)と摺動可能に結合することを可能にするが、また、スロット内で基部3405の側方移動の量を最小化して、次に、トラックに対してトラッククリップ3400の側方移動の量を最小化するのに十分である。ある実施形態では、基部3405はアンチラトルコーティングにおいて被覆され得る。そのような一実施形態では、アンチラトルコーティングは、トラッククリップ3400がトラックに結合されるとき、トラッククリップ3400とトラックとの間の干渉嵌めを創出する柔軟なコーティングであり得る。柔軟なコーティングは、例えば、プラスチックコーティング、ゴムコーティング、布コーティング、ワックスコーティング、泡コーティング、エラストマーコーティング、またはそれらの任意の組み合わせであり得る。別の実施形態では、アンチラトルコーティングは硬質表面であり得る。トラッククリップ3400がトラックに結合されるとき、硬質表面は摩耗し得、これによって、干渉嵌めがトラッククリップ3400とトラックの間で創出され、トラックに対するトラッククリップ3400の移動を制限する。硬質表面は、例えば、プラスチック表面、セラミックコーティング等であり得る。スロットフランジ3425は、トラックの狭幅領域40と摺動可能に結合され、以下により詳細に記載されるようにトラックにトラッククリップ3400を留め付けるために使用され得る。

前述のように、スロットフランジ3425は、基部縦軸3495を横断する方向に基部幅3444から延伸し得る。スロットフランジ3425は、例えば、成形、注型、機械加工、または他の類似の方法等の形成技術を使用して、基部3405の一体型構成部品として形成される。他の実施形態では、スロットフランジ3425は、任意の数の締付デバイス、溶接部、摩擦嵌め接続、またはそれらの任意の組み合わせ等を使用して、基部3425に固定してまたは着脱可能に接続される別々の構成部品を含み得る。示された実施形態では、ロットフランジ3425は基部3425の一方の端部に配置されて、キャリヤ3420と離間配置される。しかしながら、スロットフランジが、トラッククリップ3400上の様々な位置に配置されて、任意の形状、設計、及び/またはサイズを有するように構成され得ることが理解される。

示された実施形態では、結合器3410が結合器面3408から延伸するように、結合器3410は、1つ以上の締付デバイス3465を使用して基部3405に着脱可能に接続される。他の実施形態では、結合器3410は、溶接部、摩擦嵌め、及び他の類似の方法を使用して、基部34050に固定して接続され得る。結合器3410が、成形、注型、機械加工技法を介して、基部3405の不可欠な部分として形成され得ることも理解される。一実施形態では、結合器3410は、示されるように、U字形リングであり得る。別の実施形態では、結合器3410は、発光ダイオード(LED)等の光であり得る。柔軟な首部は、光と結合器面3408との間に結合され得る。さらに別の実施形態では、結合器3410は、フック、ペグ、留め金、ラッチ等であり得る。

ガイド3497は、本実施形態では、キャリヤ軸3440に沿って基部3405から延伸するポストであり、基部3405から離間配置される近端部及び遠位端を含む。ガイドフランジ3457は遠位端に配置される。てこ作用機能部3415は、ガイドフランジ3457に固定してまたは着脱可能に接続される。てこ作用機能部3415は、任意に、キャリヤ3420の上方に延伸して、使用者が、キャリヤ3420からてこ作用機能部3415を触覚的に特定するのを可能にし得る。てこ作用機能部3415は、また任意に、触覚もしくは把持の特徴またはリッジを含み得、それらは、使用者が、トラッククリップのキャリヤ3420または他の構成部品からてこ作用機能部3415を触覚的に特定することを可能にする。一実施形態では、てこ作用機能部3415は、エラストマー、ゴム、または類似の材料から製造され得る。ある特定の実施形態では、ガイドがてこ作用機能部3415または触覚の特徴を含まない場合があることが理解される。

キャリヤ3420は、キャリヤ本体3449、キャリヤ本体3449内に配置された第1のキャリヤ穿孔3421、第1のキャリヤ穿孔3421に接続され、またキャリヤ本体内に配置された第2のキャリヤ穿孔3422、第2のキャリヤ穿孔内に配置された穿孔止め具3423、及び第1のキャリヤ穿孔3421内に延伸して、ばね3434に係合するばね保持具3458を含み得る。基部3405に近位のキャリヤ本体3449の端部において、キャリヤ本体3449は、該キャリヤが、例えば、図41、43、及び45Bに示されるような係合位置に移動されるとき、一部の基部3405が内部に挿入することを可能にするのに十分幅広な幅を有する本体チャネルを含み得る。

図41に示されるように、キャリヤ本体3449は、第1の延長部分3455及び第2の延長部分3460を含み、それらは、キャリヤ軸3440に沿ってキャリヤ本体3449から延伸して、離間されて、該キャリヤが、例えば、図41、43、及び45Bに示されるような係合位置に移動されるとき、一部の基部3405が内部に挿入することを可能にするのに十分幅広な幅を有する第2のチャネル3461を形成する。第1及び第2の延伸部分は、本実施形態では、形状が部分的に筒状であり、キャリヤ本体3449及び開放領域の直径ならびに/または幅より小さいが、トラックの狭幅領域(例えば、狭幅領域40)の幅より大きい直径を有する。第1の延伸部分3455及び第2の延伸部分3460は、トラッククリップ3400が係合位置にあるとき、トラックの開放領域(例えば、開放領域35)内に挿入して、それに係合するように動作可能であり、トラッククリップ3400がトラックのスロットに沿って移動することを防止する。第1の延伸部分3455及び第2の延伸部分3460が、それぞれ、キャリヤ本体3449の直径または幅より小さい直径または幅を有するので、キャリヤ本体3449は、図41に図解されるように、第1及び第2の延伸部分から、ならびにキャリヤ軸から外向きに延伸する底表面3447を含む。

示されるように、ばね3434は、ガイド3497上に摺動して、その後、キャリヤ3420は、ばね及びガイド上に摺動して、これによって、ばね及びガイドは、それぞれ第1の穿孔3421及び第2の穿孔3422内に配置される。ガイド上及びキャリヤ内に位置するとき、ばねは、ガイドフランジ3457に係合及び接触している一方の端部、ならびにばね保持具3458に係合及び接触している反対側の端部を有する。図に示された実施形態では、ばね3434は、基部3405に向かってキャリヤ軸3440に沿ってキャリヤ3405を付勢する。

キャリヤ3420は、また、キャリヤ軸3440を横断するキャリヤから延伸する第2の穿孔3422に隣接するキャリヤ3420の端部に配置された第1のリップ3445、キャリヤ軸3440を横断するキャリヤから、かつ第1のリップの反対側の方向に延伸する第2の穿孔3422に隣接するキャリヤ3420の端部に配置された第2のリップ3450、及びキャリヤ軸3440を横断するキャリヤから、かつ基部縦軸3495と実質的に平行した方向に延伸する第2の穿孔3422に隣接するキャリヤ3420の端部に配置された中心フランジ3430を含み得る。追加として、キャリヤ3420は、キャリヤ軸3440に沿ったキャリヤ3420の長さの一部または全体に沿って走る中心ガイド3480を含み得る。

ばね3434及びキャリヤ3420が完全にガイド3497を包含するものとして示されるが、他の構成がトラッククリップのために使用され得ることが理解される。1つのそのような例では、ガイドは、基部3405から延伸するビーム、ガイドの一方側に沿って走る線形特性ばね、ならびにガイドが内部に挿入するチャネル及びばねを係合するばね保持具を有するキャリヤを備え得る。ガイドは、ばねの力に逆らって及びそれと共に、キャリヤのチャネル内で及びそれに沿って摺動するように動作可能である。

トラッククリップ3400の動作は、以下に説明される。図44及び45Aは係脱位置におけるトラッククリップ3400を図解し、図40、41、43、及び45Bは、係合位置、または言い換えると、通常付勢または休止位置におけるトラッククリップ3400を図解する。図40、42、及び43を参照すると、例えば、使用者は、第1のリップ3445及び第2のリップ3450の下にそれぞれ2本の指を置き、親指をてこ作用機能部3415の上に置くことによって、キャリヤ3420に移行力を加え、このように、例えば、図44に示されるように、基部3405から離れて、及びキャリヤ軸3440に沿ってキャリヤ3420を移動して、係合位置から係脱位置までばね3434のばね力に逆らって移動し得る。キャリヤ3420が係合位置から係脱位置まで移動されるとき、キャリヤ3420は、また、スナッバパッドの遠位端が図43に示されるような基部3405の底表面から外向きに延伸される位置から、スナッバパッド3470の遠位端が図44に示されるように基部3405の開口内にある位置まで、スナッバパッド3470を移動する。

トラッククリップ3400がこの係脱位置にあるとき、使用者は、その時、スロットフランジ3425を開放領域(例えば、開放領域30)内に、基部3405をトラックのスロット内に挿入して、それから、スロットフランジ3425が狭幅領域(例えば、狭幅領域40)と(例えば、またはその下に)整合されて、第1の延伸部分3455及び第2の延伸部分3460がそれぞれ、トラックのそれぞれの開放領域と整合されるまで、スロット内でトラッククリップ3400を摺動し得る。この時点で、使用者は、第1のリップ3445及び第2のリップ3450から指を、ならびにてこ作用機能部3415から親指をそれぞれ取り外すことによって、移行力を解放し得る。移行力が解放されると、ばね3434は、キャリヤ軸に沿って反対方向に(すなわち、基部3405に向かって)キャリヤ3420を付勢し、これによって、第1の延伸部分3455及び第2の延伸部分3460が、それぞれ、整合された開放領域内に挿入して、それを係合する。本実施形態の第1及び第2の延伸部分は、実質的に筒状形状、及びトラックの開放領域の形状に実質的に適合する形状を有するものとして示される。しかしながら、第1及び第2の延伸部分が、様々な形状、サイズ、及び構成を有し得、そのような形状、サイズ、及び構成が、開放領域の形状、サイズと構成に実質的に適合する必要がなく、同じである必要さえないことが理解される。例示的な形状は、矩形、円形、ダイヤモンド、三角形等を含み得るが、これらに限定されるものではない。いくつかの実施形態では、第1及び第2の延伸部分は、スロット及び/またはトラックに対する側方及び/または縦の移動を部分的にまたは完全に取り外すことを補助する開放領域との干渉嵌めを有し得る。

追加として、キャリヤ3420を移動する際のばね3434のばね力は、また、基部に向かってスナッバパッド3470を移動し、これによって、スナッバパッドの遠位端は、基部3405からスロット内に延伸して、トラックのスロットの底表面を係合する。また、図45Bにも示されるように、下部表面3447はトラックの面表面2078を係合する。トラックカウンターに逆らってスナッバパッド3470及び/または下部表面3447を介してスロットフランジ3425上にばね力によって及ぼされた力は、スロット及び/またはトラックに対する側方及び/または縦の移動を部分的にまたは完全に取り外すことを補助する。トラッククリップ3400は係合位置においてトラックに結合される間、スナッバパッド3470は、トラッククリップ3400が音を立て及び/またはトラックに対して移動することを防止する。

トラッククリップ34は、一旦、トラックに係合及び接続されるならば、様々な物体、デバイス、及び/または機器が、それらの物体、デバイス、及び/または機器を結合器3410に取設または接続することを介して、トラックに取り外し可能に取設及び/または接続されることを可能にする。物体、デバイス、及び/または機器は、例えば光、クリップボード、IVバッグ、フックから懸吊し得る任意の物体(例えば、財布、ラップトップバッグ等)等の1つの機器を含むが、これらに限定されるものではない。トラッククリップ3400は、トラッククリップ3400をトラックに結合するか、トラックから結合解除するための単一の手動作を可能にし得る。

トラッククリップ3400のある特定の実施形態では、トラッククリップ3400は衝突時に動作可能であり得る。全体として使用されるように、「衝突時に動作可能な」は、デバイス、機器、取付具、トラック、締付デバイスまたは構造が、慣性力、衝撃、車両衝突、または突然の車両操作を耐え抜き、その後機能性を保持するように構成され得ることを意味し、デバイス、機器、取付具、トラック、締付デバイス、または構造上に及ぼされた力は、前後方向に約15Gs(すなわち、引力またはg力の単位)を超え、側方向に約17Gsを超え得る。他の実施形態では、デバイス、機器、取付具、トラック、締付デバイス、または構造上に及ぼされた力は、前後方向に約22Gs(すなわち、引力またはg力の単位)を超え、側方向に約26Gsを超え得る。

ここから、図46を参照すると、壁キャビネット3100の等角図が示される。壁キャビネット3100は、例えば、車両、ヘリコプタ、飛行機、移動ホーム、全地形車両(ATV)等の移動物体と共に使用され得る。壁キャビネット3100は、車両、ヘリコプタ、飛行機、移動ホーム、全地形車両(ATV)等の内装に取り外し可能に結合され得るか、または、壁キャビネット3100は、車両、ヘリコプタ、飛行機、移動ホーム、全地形車両(ATV)等の外装に取り外し可能に結合され得る。一実施形態では、壁キャビネット3100は、車両、ヘリコプタ、飛行機、移動ホーム、全地形車両(ATV)等から取り外されて、車両、ヘリコプタ、飛行機、移動ホーム、全地形車両(ATV)等の外で使用するために、地面、テーブル等の上に位置付けられ得る。壁キャビネット3100は、また、構造、建物等の静止物体内またはその上で使用され得る。壁キャビネット3100は、衝突時に動作可能であり得る。

壁キャビネット3100は、上部壁3135、第1の側壁3165、第2の側壁3160、後部壁3505、及び底壁3130によって画定される部分的エンクロージャであり得る。ドア3140は、部分的エンクロージャに結合されて、壁キャビネット3100の内側の格納容量3122を境界して、壁キャビネット3100の外側の外側容量3121から格納容量3122を分離し得る。1つ以上の発光ダイオード(LED)光(図示せず)は、1つ以上の色を用いて、格納容量3122及び/または外側容量3121を照明するために使用され得る。ドア3140が開放位置に移行されるとき、1つ以上のLED光は起動させられ得る。1つ以上のLED光は、格納容量3122内の位置であり、部分的エンクロージャに結合され得る。1つ以上のLED光は、格納容量内に位置付けられ、1つ以上の仕切板3206(図47)の間で部分空間を照明し得る。例えば、一実施形態では、白色光LEDは、白色を発して、日中動作のために使用され得、赤色光LEDは、赤色を発して、低光量動作のために使用され得る。別の実施形態では、白色光LEDは、白色を発して、日中動作のために使用され得、緑色光LEDは、緑色を発して、低光量動作のために使用され得る。すべての実施形態では、クロック回路及び/または光電池は、1つ以上のLED光から発された特定の色光がいつ使用されるべきかを判定するために使用され得る。外部スイッチ(図示せず)は、ドアスイッチから独立しているLED光を有効/無効にするために使用され得る。電源(図示せず)は、1つ以上のLED光に電力を供給するために使用され得る。電源は、1つ以上のバッテリ、AC/DCアダプタ、または車両電気系統であり得る。

第2の側壁3160は、壁キャビネット3100の部分的エンクロージャの最も右の延伸部分であり得る。第1の側壁3165は、壁キャビネット3100の部分的エンクロージャの最も左の延伸部分であり得る。第1の側壁3165が第1の型枠3175を、第2の側壁3160が第2の型枠3170をそれぞれ含み得る。第1の型枠3175及び第2の型枠3170は、可撓性及び/または柔軟な材料から構築され、第1の側壁3165及び第2の側壁3160の隅との任意の接触を軟化するか、それとの衝撃の力を吸収する区域を提供するように構成され得る。第1の型枠3175及び第2の型枠3170は、また、壁キャビネット3100を把持して、使用者が壁キャビネット3100を位置付けて、それを移動または固定物体に留め付けることを可能にするためのグリップ構造を提供し得る。

図46をなおも参照すると、ドア3140は、壁キャビネット3100の部分的エンクロージャの最前部範囲を画定して、部分的エンクロージャにおいて開口部を被覆するように構成され得る。ドア3140は、部分的エンクロージャにヒンジ式に結合され、閉鎖位置及び開放位置を有し得る。他の実施形態では、ドア3140は、閉鎖位置と開放位置との間に他の位置、すなわち、1つ以上の部分的位置を有し得る。リクロージャ3120は、開放位置と閉鎖位置との間でドアを移行するために使用され得る。閉鎖位置では、ドア3140は、外側容量3121から格納容量3122を仕切り得る。ドア3140が閉鎖位置にある間、格納容量の任意の物体は格納容量内に含まれ得る。開放位置では、ドア3140は、部分的エンクロージャ内で外側容量3121から開口部を通って格納容量3122までアクセスすることを可能にする。係止具3127は、ドア3140に結合されて、格納容量3122内への簡単なアクセスを可能にするように構成され得る。係止具3125は、衝突時に動作可能であり得る。係止具3127は、ドア3140が閉鎖位置から開放位置まで移行することを防止して、さらに格納容量内に物体を留め付け得る。係止具の例としては、引っ張りラッチへの型番M1−FlushであるSouthCO(登録商標)ラッチがある。ドア3140は、また、1つ以上のウィンドウ3180を含み得る。ドア3140が閉鎖位置にあるとき、1つ以上のウィンドウ3180は、格納容量3122内の物体が、外側容量3121から視認可能であることを可能にし得る。ドア3140は、また、ハンドル(図示せず)を含み得る。ハンドルは、使用者が、ドア3140を閉鎖位置から開放位置まで、及びその逆に移行することを可能にするために使用され得る。一実施形態では、ハンドルは、使用者が係止位置から係止解除位置まで係止具を起動または移行することを可能にするラッチ機構を含み得る。係止具は、係止具に機械的に結合されるか、係止具に電気的に結合されるかのどちらかで、係止位置と係止解除位置との間で係止具を移行するボタンまたはレバーであり得る。別の実施形態では、別の実施形態では、ドア3140はミルテック(mirteq)樹脂から構築され得る。ミルテック樹脂は、硬化されるときに透明であり、ドア3140及び1つ以上のウィンドウ3180を備え得る。フレーム3488は、ドア3140に接着されて、ドア3140に対する衝撃を吸収する衝撃表面、及び美観を提供し得る。

図47は、壁キャビネット3100の格納容量3122のための1つ以上の仕切板3206を図解する。1つ以上の仕切板3206は、壁キャビネット3100内で使用され得る内部の仕切板の一実施形態にすぎない。代替の実施形態は、図48〜51に関して以下に本明細書に説明される。複数のリッジ3261は、上部壁3135に結合されるか、その上に配置され得る。複数のリッジ3261は、上部壁3135に沿って及び得、第1の側壁3165及び第2の側壁3160と実質的に平行であり得る。複数のチャネル3262は、底壁3130に結合されるか、その内に配置され得る。複数のチャネル3262は、保持リップ3190から後部壁3105まで底壁3130に沿って及び得、第1の側壁3165及び第2の側壁3160と実質的に平行であり得る。各仕切板3206は、各チャネル3262と、及び少なくとも2つのリッジ3261の間で摺動可能に結合するように構成され得る。言い換えると、各仕切板3206は、底壁3130のチャネル3262と上部壁3135との間で摺動可能に結合され得る。上部壁3135に沿った少なくとも2つのリッジ3261は、上部壁3135及び底壁3130に実質的に直交であるように仕切板3206を案内及び整合するために使用され得る。各仕切板3206が、別のチャネル3126に移動されて、各仕切板3206の間で部分空間内に格納容量3122を解析するように、各仕切板3206は、各チャネル3126に取り外し可能に結合され得る。各仕切板3206は、可撓性樹脂材料から構築され得る。

底壁3130は、部分的エンクロージャの下部範囲を画定し、ドア3140が開放位置にあるとき格納容量3122から外側容量3121内に物体が移動することを妨げるように構成される保持リップ3190を備える。

図48は、仕切板アセンブリ3200の別の実施形態の右前部等角図を図解する。図49は、仕切板アセンブリ3200の右底面等角図を図解する。図48及び49を参照すると、仕切板アセンブリ3200は、支持構造3210に結合された1つ以上の仕切板3205を含み得る。各仕切板3205は、ヒンジ式に支持構造3210に結合されて、スペーサ3215によって分離され得る。1つ以上の仕切板3205及びスペーサ3215は、格納容量3122内に各仕切板3205を位置付けるように、支持構造軸3220に沿って移動するか、それと平行であるように構成され得る。1つ以上の仕切板3205は、使用者が、格納容量3122内で異なるサイズ及び/または不均一な物体を収容することを可能にし得る。

図50は、格納位置における仕切板アセンブリ3200を描写する。各仕切板3205は、支持構造3210にヒンジ式に結合される。大きな物体が格納容量3122内に設置されるならば、各仕切板3205または両方は、格納容量3122内に大きな物体を収容するように、格納位置に移行され得る。

一実施形態では、かつ図48〜50を参照すると、仕切板アセンブリ3200は、また、1つ以上の係止ピンアセンブリ3225を含み得る。第1の係止ピン3225aは退縮位置において示され、第2の係止ピン3225bは延伸位置において示される。ここから、図51を参照すると、各係止ピンアセンブリ3225は、係止筐体3230、係止ハンドル3235、及び係止ピン3240を含み得る。係止ハンドル3235は、係止ピン3240に結合される得、延伸位置から退縮位置まで係止ピン3240を移行するために使用され得る。L字形チャネル3245は、延伸位置と退縮位置との間で係止ハンドル3235を案内するために使用され得る。L字形チャネル3245は、また、L字形チャネル3245の上部分3250において退縮位置において係止ハンドル3235を保持するように構成され得る。一実施形態では、係止筐体3230の内側の係止ばね(図示せず)は、係止筐体3230と係止ピン3240との間で捕捉されて、係止軸3255に沿った延伸位置において係止ピン3240を付勢するように構成され得る。係止ピン3240は、図46の底壁3130内で複数の開口と摺動可能に結合され得る。

図52は、キャビネット取付具3500の等角図である。キャビネット板3505は、1つ以上の締付デバイス62を介して取付具50に結合される。キャビネット板3505は、例示的な目的のためにのみ、限定のためではなく、取付具50を見ることの容易さのために、透明であるように図52に図解されている。キャビネット板3505が透明であるように製造され得るが、本実施形態では、キャビネット板3505は鋼から製造され、したがって透明ではない。図53及び54に示されるように、キャビネット板3505及び取付具50は、壁キャビネット3100(図46)の後部壁3105(図46)を捕捉し得る。キャビネット板3505は、格納容量3122(図46)内に位置付けられ得、取付具50は、外側容量3121(図46)内に位置付けられ得る。回転ノブ3510は、トラックに取付具50を係止するための使用であり得る(すなわち、キャビネット取付具3500の本開示を通して使用されるように、「トラック」は、図1、2、及び27〜31のトラック10、図38に示されるミニトラック12、または図28A及び56に示される迅速取付トラック11を含む)。取付具50は、トラックに壁キャビネット3100を留め付けるための上述のような1つ以上のスタッド140を有し得る。

図53は、キャビネット取付具3500の断面図である。1つ以上の締付デバイス62は、キャビネット板3505、壁キャビネット3100(図46)の後部壁3105、及び取付具50を一緒に結合し得る。回転ノブ3510は、取付具50の螺合カラー3525と回転可能に結合し得る。回転ノブ3510は、係止ピン3515、保持クリップ3530、及びピンばね3520を含み得る。ピンばね3520は、回転ノブ3510と係止ピン3515との間でノブチャネル3535内で捕捉され得る。保持クリップ3530は、ピンばね3520の付勢力下の係止ピン3515のための最大量の移動(すなわち、係止ピン3515が延伸位置において取付具50を越えて延伸する最大範囲)を画定する。

図54は、キャビネット取付具3500の等角断面図である。取付具50の螺合カラー3525は、回転ノブ3510が取付具50に螺合可能に結合されることなく示される。取付具50は、トラックに係合されて示される。螺合カラー開口3540は、係合されるとき、トラックの係止ピン開口60(図56)と整合させられる。

図55は、キャビネット取付具3500に結合される図47からの壁キャビネット3100の断面等角図である。壁キャビネット3100は、取付具50が上述のようにトラックを係合するように、持ち上げられ、及び位置付けられ得る。壁キャビネット3100がトラック上の適切な位置に摺動される(すなわち、螺合カラー開口3540がトラックの係止ピン開口60(図56)と整合される)とき、トラックは、壁キャビネット3100とその内容物の全重量を支持する。回転ノブ3510は、格納容量3122(図46)を通して、螺合カラー開口3540内に挿入され得る。係止ピン3515がトラックの係止ピン開口60内に挿入されるまで、回転ノブ3510は回転され得る。係止ピン開口と係止ピン3515を結合することは、壁キャビネットが衝突時に動作可能であるように、トラックに対して壁キャビネット3100との間の側方移動を抑制する。ピンばね3520は、上述のスナッバ機能を提供し、トラックに逆らって係止ピン3515を付勢して、取付具50(及び壁キャビネット3100)とトラックとの間のいかなる移動も減衰させる及び/または取り除く。

図56及び57は、図28A及び28Bに示される迅速取付トラック11の別の実施形態を図解する。迅速取付トラック11は、表面3615に結合される先細の縁を含み得る。表面3615は、迅速取付トラック11及び迅速取付トラック11に結合された機器の重量を支えるために使用され得る、車両壁、車両構造、建物の壁、建物の構造、または他のフレームもしくは支持部材を含み得る。表面3615は、構造または移動物体として以下にさらに定義される。

迅速取付トラック11の下地板15は、1つ以上の取付点3600、チェイス3605、係止ピン開口60、第1のスロット20、第2のスロット30、及び面一な取付表面3610を含み得る。1つ以上の取付点3600は、迅速取付トラック11が表面または構造に留め付けられる位置であり得る。本明細書に開示される取付具50(例えば、図3)の様々な実施形態が迅速取付トラック11に結合されるとき、取付スタッドが直接1つ以上の取付点3600の頂点の上の位置であるように、1つ以上の取付点3600は、第1の外側スロット20及び第2の外側スロット30内に位置付けられ得る。1つ以上の取付点3600の上方に直接取付具50を係止することによって、取付具50上に及ぼされたいかなる力も、1つ以上の取付点3600に直接変換されて、1つ以上の締付デバイス3939を通して表面または構造に直接変換される。言い換えると、取付具50、及び取付具50に結合された機器上に及ぼされたいかなる力のモーメントアームも、表面または構造に向けられて変換される。図60は、取付スタッドを1つ以上の取付点3600の上に位置付けて、取付具50を図解する。取付具50上に及ぼされた任意の力のモーメントアームの低減は、先細の縁を有する迅速取付トラック11が損傷を伴わずに支え、衝突時に動作可能であり得る力の量を増加させる。

図56及び57をなおも参照すると、下地板15は、第1の板縁3611及び第2の板縁3612をさらに含み得る。第1の板縁3611、第2の板縁3612、複数の係止ピン開口60、第1の外側スロット20、第2の外側スロット30はすべて、互いに実質的に平行であり、下地板15のLを長さにわたり得る。第1の板縁3611及び第2の板縁3612は、下地板15の長さLに沿って下地板15の最外部を画定する。迅速取付トラック11は、迅速取付トラック11が図60に示されるように両端を突合せて結合されることを可能にする、迅速取付トラック11の共通の縁3651に沿った、複数の半分の領域3652及び半分の開口3653を有し得る。

図57を参照すると、迅速取付トラック11が表面3615に結合されるとき、面一な取付表面3610は、迅速取付トラック11と表面3615との間で封止を創出し、維持し得る。第1の板縁3611及び第2の板縁3612は、面一な取付表面3610と接合するために先細であり得る。面一な取付表面3610は、第1の板縁3611及び第2の板縁3612に沿って画定される平面であり得る。これは、表面3615が洗浄される状況において有利であり得、汚染物質、生物学的材料等を有して、それが洗浄され得ない場合に迅速取付トラック11の後ろに下がることは所望されない。チェイス3605は、下地板15内に配置され得、面一な取付表面3610及び下地板15によって画定され得る。チェイス3605は、ワイヤ、ケーブル、空気ホース等が、迅速取付トラック11の長さを走って、迅速取付トラック11がさらされ得るいかなる危険からも保護されことを可能にし得る。

図58は、トラックキー3630の等角図である。トラックキー3630は、また、2つのトラック(すなわち、トラックキー3630の本開示を通して使用されるように、「トラック」は、図1、2、及び27〜31のトラック10、図38に示されるミニトラック12、または図28A及び56に示される迅速取付トラック11を含む)を一緒に接合するために使用されて、表面または構造上でトラックの範囲を増加させ得る。トラックキー3630は、トラック内でキー開口3640と摺動可能に結合する。2つのトラックが分離しないように、1つ以上の締付デバイス62は、トラックキー3630にトラックを結合し得る。1つ以上の締付デバイス62は、トラック裏表面3635を通してトラックキー3630に、それらがトラック裏表面3635と面一となるように、結合され得る。いくつかの実施形態では、1つ以上の締付デバイス62は図57のチェイス3605に結合され得る。

図59は、トラックキー3630によって両端を突合せて結合される2つのトラックの等角図である。トラックキー3630は、干渉嵌めを通してトラック内でキー開口3640と摺動可能に結合し得る。キー開口3640との干渉嵌めは、両方のトラックの間で最小の移動を可能にして、衝突時に動作可能であり得る。

図60は、トラックキー3630と両端を突合せて結合される2つのトラックの正面図である。各トラックは、トラックの共通の縁3651に沿って、複数の半分の領域3652及び半分の開口3653を有し得る。共通の縁3651は、第1の板縁3611及び第2の板縁3612に実質的に直交であり得る。2つのトラックが接合されるとき、各半分の領域3652は、開放領域35(例えば、図1)または半分のダイヤモンド外形をした標的領域13(図28A)を画定し得る。保護エンドキャップ3645は、各トラックの各外端3650に結合され得る。保護エンドキャップ3645は、硬質プラスチックまたは軟質ゴムから作られ得る。保護エンドキャップ3645は、トラックの各外端3650を封止して、トラックの鋭い縁を被覆するために使用され得る。保護エンドキャップ3645は、また、洗浄することの容易さを可能にして、汚染物質、生物学的材料等が迅速取付トラック11の構造に進入することを防止し得る。

図61は、図37に示されるウェッジ取付具47の別の実施形態である。ウェッジ取付具47は、図14に示されるウェッジインターフェース72の上に吸引磁気力を提供するように構成され得る1つ以上の磁気区域3670を含み得る。1つ以上の磁気区域3670は、ウェッジインターフェース72がウェッジ取付具47に近接しているとき、ウェッジインターフェース72上で吸引磁気力を及ぼすことによって、ウェッジインターフェース72に結合された品目またはデバイスを取り付けている使用者を援助し得る。これは、ボウル開口54(図11)を視覚的に見つけ得ない使用者が、ウェッジ取付具47にウェッジインターフェース72を結合することをさらに援助し得る。

図62は、ラップトップ取付具3700の正面図である。ラップトップ取付具3700は、プラットフォーム3705、関節運動玉継手3710、ラップトップ係止具3715、及び複数のポスト3720を含み得る。関節運動玉継手3710は、第1の玉3725、第2の玉3730、及び圧縮クランプ3735を含み得る。関節運動玉継手3710は、ウェッジ取付具47(図11及び37)にプラットフォーム3705を結合し得る。第2の玉3730は、ウェッジ取付具47に結合されるが、ラップトップ取付具3700が本明細書に記載される取付具のうちのいずれかに結合されて、トラック(すなわち、ラップトップ取付具3700の本開示を通して使用されるように、「トラック」は、図1、2、及び27〜31のトラック10、図38に示されるミニトラック12、または図28A及び56に示される迅速取付トラック11を含む)にラップトップ取付具3700を取り外し可能に結合し得るということが理解されるべきである。第1の玉3725は、プラットフォーム3705に結合され得る。ラップトップ取付具3700が所望の位置にあるとき、圧縮クランプ3735は、トラックに対するプラットフォームの移動を凍結または抑制するために使用され得る。関節運動玉継手3710は、ラップトップ取付具3700の完全な可動域を可能にし得る。圧縮クランプ3735は、第1のクランプ3755と第2のクランプ3756との間で圧縮力を提供し、第1の玉3725、第1の端部3726、及び第2の玉3730を第2の端部3731において捕捉するためのボルト3745(図63)及び蝶ナット3750を含み得る。第1の玉3725及び第2の玉3730は、第1のクランプ3755と第2のクランプ3756との間に結合され得る。関節運動玉継手3710の例としては、Ram Mounting Systems,Inc.からのホルダー及びアダプタ構成部品がある。ラップトップ係止具3715は、プラットフォーム3705にラップトップ3740を留め付けるために使用され得る。ラップトップ取付具3700は衝突時に動作可能であり得る。

一旦、ラップトップ取付具3700がトラックに取り外し可能に結合されるならば、関節運動玉継手3710は蝶ナット3750を介して緩められ得、ラップトップ取付具3700は、使用のために好適な位置にあるまで操作され得る。蝶ナット3750はその後、プラットフォーム3705が適切な位置に係止されるか、移動しないように留め付けられるように締められ得る。関節運動玉継手3710は、両方のプラットフォーム3705が、第1の玉3725(図62)の周りで360度回転して、トラックによって画定された面に対して半球表面に沿って関節運動を行うことを可能にする。関節運動玉継手3710は衝突時に動作可能である。別の実施形態では、関節運動玉継手3710上に及ぼされた力が、衝突時に動作可能な定格に対する力を超えて、壊れることなくなおもその機能性を保持するならば、関節運動玉継手3710は、衝突時に動作可能なものによって画定されるようにプラットフォーム3705の動作を抑制し得、移動を可能にし得る。これは、ラップトップ取付具3700が固定物体として留まらなかったので、車両の内装内の物体が、衝突時に動作可能な定格よりも大きなg力においてラップトップ取付具3700に衝撃を与えて、最小の損傷または外傷を経験することを可能にし得る。

図63は、ラップトップ取付具3700の側面図である。第2の玉3730は、ウェッジ取付具47に結合され得る。一実施形態では、関節運動玉継手3710は、図14〜16Bに示されるウェッジインターフェース72に結合され得、ウェッジインターフェース72は、ウェッジ取付具47と取り外し可能に結合され得る。ラップトップ係止具3715は、係止起動装置3765に結合されるパドル3760を含み得る。係止起動装置は、係止位置に複数のラッチ3770を回転させ、係止位置と解放位置との間で複数のラッチ3770を移行させる。係止位置において、ラップトップ3740は、プラットフォーム3705に留め付けられる。解放位置において、ラップトップ3740は、プラットフォーム3705から取り外されることを可能にされる。

図64は、ラップトップ取付具3700の後部等角図である。図62〜64を参照すると、ラップトップ3740が、複数のブロック3775の間でプラットフォーム3705上へ下げられるように、ラップトップ係止具3715は開放位置にあり得る。複数のブロック3775及び複数のポスト3720は、プラットフォーム3705上で周りに摺動しないようにラップトップ3740を留め付け得る。一旦、ラップトップ3740がプラットフォーム3705上にあるならば、複数のラッチ3770が解放位置から係止位置まで移行するように、ラップトップ係止具3715上のパドル3760は起動される。図64は、係止位置におけるラップトップ係止具3715を図解する。

図65は、ラップトップ取付具3700の前部等角図である。本実施形態では、ラップトップ取付具3700はx−取付具48に結合される。x—取付具48は、図3に示される取付具50と同様に動作し得る。ラップトップ係止具3715は、本実施形態であり、一組のつまみねじ3780から成る。ラップトップ取付具3700の本実施形態も、衝突時に動作可能であり得る。構成されるように図62〜65がラップトップ取付具3700を図解するが、ラップトップを保持する。ラップトップ取付具3700が、iPad(登録商標)等の電子ノートパッドを保持及び/またはそれに接続するように構成され得ることが理解される。

図66は、トレイ取付具3800の正面図である。トレイ取付具3800は、トレイラック3805、関節運動玉継手3710(図62〜65に示されて、ラップトップ取付具3700に関して上述される)、及び回転ポスト3810を含み得る。トレイラック3805は、関節運動玉継手3710に結合される。圧縮クランプ3735(図62)は、トレイ取付具3800が所望の位置にあるとき、トラック(すなわち、トレイ取付具3800の本開示を通して使用されるように、「トラック」は、図1、2、及び27〜31のトラック10、図38に示されるミニトラック12、または図28A及び56に示される迅速取付トラック11を含む)に対して、トレイラック3805の移動を凍結するか、留め付けるために使用され得る。一実施形態では、関節運動玉継手3710は、上述のように取付具50に結合され得る。別の実施形態では、トレイ取付具3800はウェッジ取付具47に結合され得る。例示的な実施形態では、関節運動玉継手3710は、図14〜16Bに示されるウェッジインターフェース72に結合され得、ウェッジインターフェース72は、ウェッジ取付具47に取り外し可能に結合され得る。トレイ取付具3800が、本明細書に記載される取付具のいずれかに結合され得ることが理解されるべきである。トレイ取付具3800は衝突時に動作可能であり得る。

図67は、トラック、特に、図56に示されるような迅速取付トラック11に結合されるトレイ取付具3800の等角図である。図64及び67を参照すると、図64のラップトップ取付具3700及び図67のトレイ取付具3800は、ラップトップ取付具3700に対して、上述のように関節運動玉継手3710を介して調節可能であり得る。

図66及び67を参照すると、トレイラック3805は、トレイ3815を捕捉するように構成され得る。トレイラック3805は、トレイラック3805内でトレイ3815と摺動可能に結合し、それを捕捉するための複数の捕捉リップ3806を含み得る。回転ポスト3810は、保持位置において示され、トレイ3815は、トレイラック3805と回転ポスト3810との組み合わせによって捕捉される。回転ポスト3810が180度回転するならば、トレイ3815は、トレイラック3805から摺動されて取り外され得る。

図68は、酸素ボンベ取付具3850の正面図である。酸素ボンベ取付具3850は、フレーム3855、1つ以上のビン保持クランプ3860、フレームハンドル3865、マニホルド3866、及び1つ以上のトラック解放部3870を含み得る。フレーム3855は、1つ以上の酸素ボンベ3875を保持するように構成され得る。フレームハンドル3865は、フレーム3855に結合され得、使用者が、位置の間で酸素ボンベ取付具3850を搬送するか、酸素ボンベ取付具3850を操作して、それをトラック(すなわち、酸素ボンベ取付具3850の本開示を通して使用されるように、「トラック」は、図1、2、及び27〜31のトラック10、図38に示されるミニトラック12、または図28A及び56に示される迅速取付トラック11を含む)に取り付けることを可能にし得る。1つ以上のボトル保持クランプ3860は、フレーム3855に結合され得、各酸素ボンベ3875が各ボトル保持クランプ3860に取り外し可能に結合されることを可能にする迅速解放部3880を含み得る。各ボトル保持クランプ3860は、フレーム3855に各酸素ボンベ3875を留め付けるための各酸素ボンベ3875の首部カラー3872を捕捉し得る。

スリーブ壁3859のスリーブ高さHは、1つ以上の酸素ボンベ3875の下半分を留め付け得る。スリーブ高さHは、各酸素ボンベ3875の重量に依存し得る。一実施形態では、フレームハンドル3865は、フレーム3855に取り外し可能に結合され得る。フレームハンドル3865が取り外されたあと、各酸素ボンベ3875がフレーム3855から取り外され得るので、スリーブ高さHは、本実施形態ではより大きい場合がある。別の実施形態では、フレームハンドル3865は、フレーム3855に固定して結合されるかもしれない。スリーブ高さHは、各々の酸素ボンベ3875が、傾いて、取り外され、フレーム3855内に挿入されることを可能にするように下部にあり得る。

ボンベ軸3868は、1つ以上のボトル保持クランプ3860の水平整合を画定し得る。ボンベ取付軸3869は、複数の取付スタッド140(図3)の中心軸を画定して、図70により詳細に示され得る。酸素ボンベ取付具3850の重心がボンベ取付軸3869に沿ってあるように、距離Dは修正され得る。一例では、スペーサは、1つ以上の酸素ボンベ3875の下方に設置されて、ボンベ取付軸3869に向かってよりその重心を上げ得る。本例では、その酸素ボンベのためのボトル保持クランプ3860は、また、上がられる場合もあれば、ボンベ軸3868に沿って位置しない場合もある。これは、酸素ボンベ取付具3850上に及ぼされるいかなる力も、直接トラックに伝達されて、衝突時に動作可能であることを可能にし得る。

図69は、酸素ボンベ取付具3850の等角図である。マニホルド3866はフレーム3855に結合され得る。チューブネットワーク3851(図71)は、マニホルド3866に1つ以上の酸素ボンベ3875の各々を流体結合し得る。マニホルド3866は、減圧弁(図示せず)と、圧力計(図示せず)と、他の医療デバイス(図示せず)が、マニホルドと流体結合して、1つ以上の酸素ボンベ3875内での酸素へのアクセスを有することを可能にする1つ以上のポート3867とを含み得る。

図70は、酸素ボンベ取付具3850の背面図である。フレーム3855は、フレーム3855の後部表面3871、及び後部表面3871上に配設された複数の取付スタッド140(図3)を含み得、これによって、酸素ボンベ取付具3850がトラックに取り外し可能に結合され得る。1つ以上のトラック解放部3870は、フレーム3855に結合されて、係止位置に付勢され得、これによって、酸素ボンベ取付具3850は、トラックに結合されて、適切な位置に摺動されるとき、1つ以上のトラック解放部3870は、トラックの係止ピン開口60(図56)内に係止ピンを付勢する。1つ以上のトラック解放部3870は、係止ピン開口から係止ピンを引っ張って、かつトラックから酸素ボンベ取付具3850を解放するように引っ張られ得る解放ハンドル3885(図68)を含み得る。

図71は、酸素ボンベ取付具3850の別の実施形態の正面図である。図68〜70と図71との違いは、本明細書に強調表示されるものとする。図71をなおも参照すると、本実施形態におけるフレームハンドル3865は後部フレーム壁3852に結合され得る。これは、図68〜70に示される実施形態比較されるとき、後部フレーム壁3852がより短い高さSを有することを可能にし得、各酸素ボンベ3875が、酸素ボンベ3875を傾けることなくフレーム3855から取り外されることを可能にし得る。本実施形態のマニホルド3866は、フレーム3855の内部側3853の上でフレーム3855に結合され得る。マニホルド3866のこの位置は、酸素ボンベ取付具3850の外部の危険からのマニホルド3866及びチューブネットワーク3851の増強された保護を提供し、衝突事象の間、マニホルド3866の生存性を増加させ得る。

図72は、除細動器取付具3900等角図である。除細動器取付具3900は、c−フレーム3905、基部3910、及び顎型クランプ3915を含み得る。c−フレーム3905は、基部3910、顎型クランプ3915、及び取付具に結合され得る。c−フレーム3905は、c−フレームを補強するための構造的押さえ材3962を含み得る。除細動器取付具3900は衝突時に動作可能であり得る。本明細書に記載されるいかなる取付具も、トラック(すなわち、除細動器取付具3900及び圧縮除細動器取付具3901(図76)の本開示を通して使用されるように、「トラック」は、図1、2、及び27〜31のトラック10、図38に示されるミニトラック12、または図28A及び56に示される迅速取付トラック11を含む)に除細動器取付具3900を結合するために使用され得、取付具50(図3)、及びウェッジインターフェース72(図14)とウェッジ取付具47(図11)との組み合わせを含み得ることが理解されるべきである。基部3910は、c−フレーム3905の下端部3911に結合され得、1つ以上の保持ブロック3920及び保持リップ3914を含み得る。1つ以上の保持ブロック3920は、除細動器3925(図73)と摺動可能に結合して、それを基部3910に留め付けるために使用され得る。保持リップ3914は、側方運動から除細動器3925を抑制するために使用され得、以下に説明されるように除細動器取付具3900内に除細動器3925を設置するときガイドとしての機能を果たし得る。1つ以上の保持ブロック3920は、除細動器3925の底でいかなる空洞も塞ぐように形作られ得る。1つ以上の保持ブロックは、前後運動及び側方運動から除細動器3925を留め付けるように構成され得る。

図73は、除細動器3925が除細動器取付具3900によって捕捉された除細動器取付具3900の別の等角図である。顎型クランプ3915は、c−フレーム3905の上端部3912に結合され得る。顎型クランプ3915は、除細動器3925のハンドル3930を捕捉及び保持するように構成され得る。除細動器取付具3900の機能は、以下にさらに詳細に議論される。除細動器取付具3900は衝突時に動作可能であり得る。

図74は、開放位置における顎型クランプ3915の等角図である。顎型クランプ3915は、上顎3916、下顎3917、及び解放ボタン3945を含み得る。解放ボタン3945は、上顎3916及び下顎3917が互いに対して移動することを可能にする。顎型クランプ3915が開放位置にあるとき、除細動器3925は除細動器取付具3900から取り外し可能であり得る。下顎3917は、c−フレーム3905の上端部3912の延伸部分であり得る。別の実施形態では、下顎3917は、上顎3916にヒンジ式に結合され得、上顎3916に対して移動し得る。顎型クランプ3915は衝突時に動作可能であり得る。

図75は、顎型クランプ3915の側面図である。j−ラッチ3935は、上顎3916に結合されて、傾斜面3947を含み得る。示されるように、ばね(図示せず)は、ラッチ位置にj−ラッチ3935を付勢する。ラッチ位置及びラッチ解除位置は、j−ラッチ3935及び顎型クランプ3915に等しく適用可能であり得る。上顎3916に結合された解放ボタン3945(図74)は、ラッチ位置とラッチ解除位置との間で顎型クランプ3915を移行させる。顎型クランプ3915が閉鎖されるにつれて、傾斜面3947は、バー3940と摺動可能に結合し得る。傾斜面3947は、解放ボタン3945の起動なしで、顎型クランプ3915がラッチ解除位置からラッチ位置まで移行することを可能にする。ラッチ位置では、j−ラッチ3935は、バー3940を捕捉して、ラッチ位置において顎型クランプ3915を留め付け得る。ばねは、ラッチ位置においてj−ラッチ3935を付勢及び保持して、それによって図73の除細動器3925を留め付け得る。解放ボタン3945(図71及び72)は、押されて、ラッチ位置からラッチ解除位置までj−ラッチ3935を移行して、顎型クランプ3915が除細動器3925を開放して、解放することを可能にし得る。

使用者は、保持リップ3914内に除細動器3925の前部リップを設置して、1つ以上の保持ブロック3920上で除細動器を振動させることによって、除細動器取付具3900に除細動器3925を結合され得る。除細動器3925が基部3910上に載置されている1つは、除細動器3925のハンドル3930は、顎型クランプ3915内の載置される適切な位置にあることになっている。顎型クランプ3915は、その後、j−ラッチ3935がバー3940を捕捉及び保持するまで、下顎3917に向かって上顎3916を移行することによって、ラッチ位置に移行され得る。一旦、除細動器取付具3900は、ラッチ位置にあると、除細動器3925が衝突時に動作可能であるように、除細動器3925を留め付ける。

図76は、圧縮除細動器取付具3901の等角図である。圧縮除細動器取付具3901は、図72に示される除細動器取付具3900として機能し、それと同じ構造を有し得る。圧縮除細動器取付具3901の実施形態では、顎型クランプ3915は除細動器ラッチ3955に置き換えられ得る。除細動器ラッチ3955は、c−フレーム3905の上端部3912に結合され得る。除細動器ラッチ3955は、どんなに下顎3917を欠いていようとも、機能が顎型クランプ3915(図74)に類似している。除細動器ラッチ3955は、起動装置ハンドル3960及びデバイスインターフェース3961を含み得る。除細動器ラッチ3955は衝突時に動作可能であり得る。

圧縮除細動器取付具3901は、c−フレーム3905、基部3910、及び除細動器ラッチ3955を含み得る。c−フレーム3905は、基部3910、除細動器ラッチ3955、及び取付具に結合され得る。c−フレーム3905は、c−フレームを補強して、圧縮除細動器取付具3901を衝突時に動作可能にするための構造的押さえ材3962も含み得る。本明細書に記載されるいかなる取付具も、トラックに圧縮除細動器取付具3901を結合するために使用され得、取付具50(図3)、及びウェッジインターフェース72(図14)とウェッジ取付具47(図11)との組み合わせを含み得ることが理解されるべきである。基部3910は、c−フレーム3905の下端部3911に結合され得、1つ以上の保持ブロック3920及び保持リップ3914を含み得る。保持リップ3914は、側方運動から除細動器3925を抑制するために使用され得、除細動器取付具3900内に除細動器3925を設置するときガイドとしての機能を果たし得る。1つ以上の保持ブロック3920は、除細動器3925の底でいかなる空洞も塞ぐように形作られ得る。

デバイスインターフェース3961が、除細動器3925上で干渉嵌めを通して均一な力を及ぼして、除細動器ラッチ3955と基部3910との間で除細動器3925を留め付けるように、デバイスインターフェース3961は、除細動器面3961の外形を描き得る。いくつかの実施形態では、除細動器中間物(図示せず)は、除細動器3925にデバイスインターフェース3961を結合するために使用され得る。除細動器中間物の例としては、泡パッド、ゴムパッド、ガスケット、滑り止め材料等が挙げられるが、これらに限定されるものではない。除細動器中間物は、デバイスインターフェース3961と除細動器3925との間の干渉嵌めの力を増加させるために使用され得る。

図77は、圧縮除細動器取付具3901の別の等角図である。本実施形態では、1つ以上の保持ブロック3920は、異なる除細動器3925に適合するために異なる形状において示される。1つ以上の保持ブロック3920は、除細動器3925(図73)と摺動可能に結合して、それを基部3910に留め付けるために使用され得る。除細動器ラッチ3955は閉鎖位置において示される。重量節減開口3921は、c−フレーム3905及び圧縮除細動器取付具3901の構造強さを減少させることなく圧縮除細動器取付具3901の全重量を減少させるように、基部3910及び構造的押さえ材3962内に配置され得る。

図78は、除細動器ラッチ3955が開放位置において示される圧縮除細動器取付具3901の別の等角図である。除細動器ラッチ3955が閉鎖位置にあるとき、一対のラム3965は、基部係止具3970と摺動可能に結合し得る。除細動器ラッチ3955の動作は、以下にさらに詳細に説明される。

図79は、除細動器ラッチ3955の等角図である。図77及び78を参照すると、除細動器ラッチ3955は、起動装置ハンドル3960によって閉鎖位置と開放位置との間で起動される。起動装置ハンドル3960は、基部係止具3970と摺動可能に結合する一対のラム3965に結合される。1つ以上の付勢ばねは、係止位置に起動装置ハンドル3960及び一対のラム3965上で付勢力を及ぼす。除細動器ラッチ3955が開放位置にあるとき、一対のラム3965は基部係止具3970と摺動可能に結合することができない場合がある。除細動器ラッチ3955が閉鎖位置に移行されるとき、一対のラム3965は、基部係止具3970と整合して、係止位置に除細動器ラッチ3955を係止し得る。起動装置ハンドル3960は、1つ以上の付勢ばねの付勢力に逆らって起動されて、係止位置から係止解除位置まで除細動器ラッチ3955を移行し得る。起動装置ハンドル3960の移行は、基部係止具3970から一対のラム3965を引っ張り、このように除細動器ラッチ3955が開放位置に移行することを可能にする。

閉鎖位置では、除細動器ラッチ3955のハンドル開口3928は、図76に示されるように除細動器3925のハンドル3930を捕捉するように構成され得る。スペーサバー3929は、一対のラム3965に起動装置ハンドル3960を結合し得る。これは、除細動器ラッチ3955が、異なる除細動器3925の異なるサイズハンドル3930を収容することを可能にし得る。起動装置開口3927は、除細動器ラッチ3955内に配置されて、起動装置ハンドル3960の起動ストロークTを画定し得る。起動装置ハンドル3960の起動ストロークTは、一対のラム3965が基部係止具3970と摺動可能に結合する深さ(図示せず)に関連があり得る。いくつかの実施形態では、一対のラム3965が基部係止具3970と摺動可能に結合する深さは、除細動器ラッチ3955を衝突時に動作可能であるものとして定義し得る。

図80は、迅速取付トラック11に結合されて示される除細動器取付具3900の側面図である。図28A及び56に示される迅速取付トラック11が、図1、2、及び27〜31のトラック10、または図38に示されるミニトラック12で代用され得ることが理解されるべきである。本明細書に記載されるいかなる取付具もトラックに除細動器取付具3900を結合するために使用され得、ウェッジ取付具47(図11)、及びウェッジインターフェース72(図14)とウェッジ取付具47(図11)との組み合わせを含み得ることも理解されるべきである。この図は、上述の機器及び取付具のいずれかを迅速取付トラック11に結合することの例として使用され得る。例えば、除細動器取付具3900が示されるが、図52に示されるキャビネット取付具3500、図68に示される酸素ボンベ取付具3850、または図62に示されるラップトップ取付具3700は使用され得る。

図80をなおも参照すると、迅速取付トラック11は表面3615(図56)に結合され得る。解放機構190(図7)は、上部機器軸3964の上方に位置付けられ得、これによって、使用者は、解放機構190を視覚的に獲得して、この場合、除細動器取付具3900からの干渉を伴わずに、解放機構190を操作することができ得る。

迅速取付トラック11及びウェッジ取付具47は、衝突時に動作可能であるように構成される。それらは、除細動器取付具上で及ぼされる力によって、垂直、水平、前後方向と、側方向との両方における移動に抵抗し得る。取付スタッド140a、140b、140c、及び140d(図3)は、図57に示されるように1つ以上の締付デバイス3939の真上に位置付けられ得る。迅速取付トラック11は、図80において垂直配向で示される。

図81は、除細動器補助トレイ3320の左等角図である。除細動器補助トレイ3320は、基部トレイ3325、第1の側トレイ3330、及び第2の側トレイ3335を含み得る。基部トレイ3325は、除細動器取付具3900(図72)か圧縮除細動器取付具3901(図76)のどちらかの基部3910と結合し得る。基部3910内に配置された1つ以上の締付デバイス開口3941は、上述のように、基部3910に基部トレイ3325を留め付けるために、1つ以上の締付デバイスによって使用され得る。第1の側トレイ3330及び第2の側トレイ3335は、除細動器補助トレイ3320に1つ以上の補助ポーチ3345(図81)を留め付けるために使用され得る。第1の側トレイ3330及び第2の側トレイ3335は、柔軟なプラスチック、金属、複合物、剛性プラスチック、ゴム、または類似の材料から構築され得る。

図82は、除細動器補助トレイ3320の右等角図である。除細動器補助トレイ3320は、除細動器3925及び1つ以上の補助ポーチ3345を収容するように寸法決めされ得る。各補助ポーチ3345は、除細動器3925のための広範囲にわたる補助物を収容する寸法であり得る。例えば、一対の衝撃パドル、導電性ゲル等は、1つ以上の補助ポーチ3345内に格納され得る。補助ポーチの使用は、除細動器3925のための補助物に限定されず、他の医療デバイス及び補助物、医療品、記録装置のために使用され、電子装置、ペン及び紙、電源(例えば、バッテリ及びA/Cアダプタ)等を含み得る。延伸コード3350は、医療用補助物を除細動器3925に電気的に結合するために使用され得る。延長コード3350は、医療用付属品が除細動器3925と結合するのに便利な位置を提供するように、除細動器補助トレイ3320上に位置付けられ得る。延伸コード3350は、第2の側トレイ3335に結合されることが示されるが、延伸コード3350が、基部トレイ3325、第1の側トレイ3330に、または除細動器取付具3900もしくは圧縮除細動器取付具3901にさえ結合され得ることが理解されるべきである。延伸コード3350は、使用者によって、または除細動器3925の構成のためにアクセスすることの容易さを可能にするいかなる位置にも結合され得る。1つ以上の延伸コード3350が、除細動器補助トレイ3320、除細動器取付具3900、または圧縮除細動器取付具3901に結合され得ることも理解されるべきである。

図83は、除細動器補助トレイ及び1つ以上の補助ポーチ3345の分解図である。基部トレイ3325は、除細動器3925と結合して、除細動器3925を保持するか、留め付けて、衝突時に動作可能であるように構成され得る。基部トレイ3325は、図72に示される1つ以上の保持ブロック3920も含み得る。一実施形態では、第1の側トレイ3330及び第2の側トレイ3335は、1つ以上の補助ポーチ3345なしで除細動器3925に適合するように構成され得る。別の実施形態では、第1の側トレイ3330及び第2の側トレイ3335は、1つ以上の補助ポーチ3345の形状に適合し得る。1つ以上の補助ポーチ3345の外縁3360は、第1の側トレイ3330及び第2の側トレイ3335と摺動可能に結合するように丸くされ得る。外縁3360は、特定の補助物が補助ポーチ3345内に設置されることを可能にするように四角にされ得る。これは、次に、第1の側トレイ3330及び第2の側トレイ3335が四角にされることを必要とし得る。閉鎖機構3355は、補助ポーチ3345内で補助物を完全に囲むために、各補助ポーチ3345に結合され得る。

図84は、図56に対する、上述のような先細の縁を有する迅速取付トラック11の正面図である。迅速取付トラック11の背面図は、図84の鏡像である。

図85は、図56に対する、上述のような先細の縁を有する迅速取付トラック11の右側面図である。迅速取付トラック11の左側面図は、図85の鏡像である。

図86は、図56に対する、上述のような先細の縁を有する迅速取付トラック11の上面図である。

図87は、図56に対する、上述のような先細の縁を有する迅速取付トラック11の底面図である。

図88は、図56に対する、上述のような先細の縁を有する迅速取付トラック11の前部左等角図である。

図89は、図56に対する、上述のような先細の縁を有する迅速取付トラック11の左上等角図である。

図90は、図56に対する、上述のような先細の縁を有する迅速取付トラック11の右上等角図である。

図91は、開放捕捉板8856内の開放鍵穴スロット開口57の上面図である。開放鍵穴スロット開口8857は、開放幅広端部8870及び開放幅狭端部8875を含み得る。開放捕捉板8856は、開放幅広端部8870の開放端部構造を除いて、図11の捕捉板56と同じように機能する。図91を図11と比較して、開放幅広端部8870は、図11の幅広区域70の閉鎖構造と比較されるとき、開放端部構造である。開放幅広端部8857は、図14のウェッジインターフェース72が図11のウェッジ取付具47と摺動可能に結合することを可能にする。開放幅広端部8857は、ウェッジインターフェース72とウェッジ取付具47との間で非整合のより大きな許容差を可能にして、また、ウェッジ取付具47とのウェッジインターフェース72の適当な係合を提供する。開放捕捉板8857は、捕捉板57との直接の置き換えであり得る。

図1に示されるトラック10、図38に示されるミニトラック12、または図28A及び56に示される迅速取付トラック11は、交換可能に使用され得ることが本開示を通して理解されるべきである。例えば、1つの機器または取付具50がトラック10に結合されることが議論される場合、トラック10はミニトラック12または迅速取付トラック11によって代用され得る。取付構成は、トラック(10、11、または12)の異なる種類の間で結合を有効にするための変化である必要があり得るが、取付構成の多目的性及び可変性が本開示によって想定するであることが理解されるべきである。本開示は、この相互交換性が存在し得る区域(すなわち、「トラック」は、トラック10、迅速取付トラック11、またはミニトラック12を意味し得る)を強調表示するが、その強調表示は、強調表示が存在しない本開示の他の部分で相互交換性を排除しない。

全体として、取付具50が、ウェッジインターフェース72(例えば、図14)、任意の数の取付スタッド140(例えば、図3)、機器インターフェース172(例えば、図9)、ウェッジ取付具47(例えば、図11)、キャビネット取付具3500(図52)または機器トラック取付具1700(例えば、図24)と相互交換可能であり得ることも理解されるべきである。取付構成の多目的性及び可変性は、本開示によって想定される。本開示は、この相互交換性が存在し得る区域(すなわち、取付具は、取付具50またはウェッジインターフェース72であり得る)を強調表示するが、その強調表示は、強調表示が存在しない本開示の他の部分で相互交換性を排除しない。

機器取付システムは、添付の図面に示されて、上記に記載される。機器取付システムは、様々なトラック及び様々な取付具を含み得る。機器取付システムは、構造または移動物体に取り外し可能に結合され得る。移動物体は、救急搬送車両、ヘリコプタ、飛行機、移動ホーム、全地形車両(ATV)等の車両を含み得る。救急搬送車両は、救急車、医療ヘリコプタ、医療飛行機等を含み得る。上述の様々な取付具は、各種類の取付具のために構造もしくは車両を修正する必要性なく、これらの異なる構造及び/または車両の間で移動され得る。機器取付システムは、様々な取付具のうちの1つに結合された1つの機器が、車両整備または使用のし易さのために、車両から取り外されて、構造内に運ばれて、構造に取り付けられることを可能にする。該1つの機器は、車両の内部に使用されないとき、車両の外部の部分に結合され得る。例えば、除細動器取付具に結合された除細動器は、救急車から病院まで運ばれ、患者のベッドのそばの壁上のトラックに取り付けられ得、そのため、除細動器は、患者に対して使用され得る。別の例では、患者が医療ヘリコプタから病院内の救急処置室まで輸送されるとき、患者に流体結合されたIVバッグは、患者と共に移動され得る。医療関係者は、トラックからIVバッグに結合された取付具を取り外して、患者と共にIVバッグを移動し、救急室内の壁または天井のトラックに取付具を再結合し得る。機器取付システムは、機器取付システムを使用するとき、広範囲にわたる任意の構成を存在させることを可能にする。

「実質的に」及び「約」という用語が、任意の量的比較、値、測定、または他の表現に起因し得る固有の不確実度を表現するために、本明細書に利用され得ることに留意されたい。これらの用語は、また、程度を表現するために本明細書に利用され、その程度によって、量的表現は、問題になっている主題の基本機能の変化をもたらすことなく、規定の参照から変更し得る。

ある特定の用語は、便宜上のみ本開示において使用され、限定されない。「左」、「右」、「前部」、「後部」、「上部」、「下部」という語は、参照が為される図面中の方向を指定する。その用語は、上記の語、ならびにそれらの派生語及び類似の意味の語を含む。

特定の実施形態が図解されて、本明細書に記載される一方、様々な他の変更及び修正が、特許請求の範囲に記載された主題の趣旨及び範囲から逸脱することなく為され得ることが理解されるべきである。その上、特許請求の範囲に記載された主題の様々な態様が本明細書に記載されたが、そのような態様は組み合わせて利用される必要がない。したがって、添付の特許請求の範囲が、特許請求の範囲に記載された主題の範囲内にあるすべてのそのような変更及び修正を網羅することが意図される。

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